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Reviewed by:	Japanese Online Manual Project <man-jp@jp.FreeBSD.ORG>
Submitted by:	Kazuo Horikawa <k-horik@yk.rim.or.jp>
This commit is contained in:
Jun Kuriyama 1999-12-12 14:42:26 +00:00
parent ff72d34d54
commit 0db970f85b
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=6148
9 changed files with 151 additions and 128 deletions

View file

@ -33,7 +33,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)cp.1 8.3 (Berkeley) 4/18/94
.\" %FreeBSD: src/bin/cp/cp.1,v 1.11.2.2 1999/08/29 14:11:32 peter Exp %
.\" %FreeBSD: src/bin/cp/cp.1,v 1.11.2.3 1999/12/11 20:33:30 mharo Exp %
.\"
.\" jpman %Id: cp.1,v 1.2 1997/03/26 15:42:56 horikawa Stab %
.Dd April 18, 1994
@ -49,7 +49,7 @@
.Op Fl H | Fl L | Fl P
.Oc
.Op Fl f | i
.Op Fl p
.Op Fl pv
.Ar source_file target_file
.br
.Nm cp
@ -57,7 +57,8 @@
.Fl R
.Op Fl H | Fl L | Fl P
.Oc
.Op Fl fip
.Op Fl f | i
.Op Fl pv
.Ar source_file ... target_directory
.Sh 解説
1 番目の書式の場合、
@ -102,7 +103,7 @@
通常ファイルとしてではなく
.Nm
が特殊ファイルを生成することでコピーします。
作成されるディレクトリの属性はプロセスのumask値の
作成されるディレクトリの属性はプロセスの umask 値の
影響を受けず、対応するコピー元ディレクトリと同じ属性となります。
.It Fl f
コピー先にすでに同名のファイルが存在する場合、そのファイルのパー
@ -128,26 +129,29 @@
.Fl f
オプションは無視されます。)
.It Fl p
ファイルの変更時刻・アクセス時刻・フラグ・モード・ユーザID・グループID
ファイルの変更時刻・アクセス時刻・フラグ・モード・ユーザ ID・グループ ID
などを、パーミッションが許す範囲内で可能な限り保存してコピーするよう
.Nm
に指示します。
.Pp
ユーザIDやグループIDが保存できない場合でも、エラーメッセージは出力されず
ユーザ ID やグループ ID が保存できない場合でも、エラーメッセージは出力されず
戻り値も変化しません。
.Pp
コピー元ファイルにSETUIDビットが立っておりかつそのユーザIDが保存できない
場合、SETUIDビットは保存されません。コピー元ファイルにSETGIDビットが
立っておりかつそのグループIDが保存できない場合、SETGIDビットは保存されません。
コピー元のファイルにSETUIDビットとSETGIDビットが共に
立っておりかつそのユーザIDかグループIDのいずれか一方でも保存できない場合、
コピー元ファイルに SETUID ビットが立っておりかつそのユーザ ID が保存できない
場合、SETUID ビットは保存されません。コピー元ファイルに SETGID ビットが
立っておりかつそのグループIDが保存できない場合、SETGID ビットは保存されません。
コピー元のファイルに SETUID ビットと SETGID ビットが共に
立っておりかつそのユーザ ID かグループ ID のいずれか一方でも保存できない場合、
.Fl p
オプションが指定されていない限り、
SETUIDビットとSETGIDビットの両方が保存されません。
SETUID ビットと SETGID ビットの両方が保存されません。
.It Fl v
.Nm
を冗長にし、コピーする時ファイルを表示させます。
.El
.Pp
すでに存在するコピー先ファイルについては、パーミッションが許せば
内容は上書きされますが、モード・ユーザID・グループIDは変化しません。
内容は上書きされますが、モード・ユーザ ID・グループ ID は変化しません。
.Pp
2 番目の書式では、
.Ar source_file
@ -162,12 +166,12 @@ SETUID
.Pf ( Ic umask ,
.Xr csh 1 を参照 )
を適用したものがコピー先ファイルのモードとして使用されます。
コピー元ファイルのSETUIDビットが立っていても、コピー元ファイルとコピー先
コピー元ファイルの SETUID ビットが立っていても、コピー元ファイルとコピー先
ファイルの所有者が同一でない限り、それは落とされます。
コピー元ファイルのSETGIDビットが立っていても、コピー元ファイルとコピー先
コピー元ファイルの SETGID ビットが立っていても、コピー元ファイルとコピー先
ファイルが同一グループに属しかつコピーを行うユーザがそのグループ
に入っていない限りそれは落とされます。
SETUIDビットとSETGIDビットの両方が立っている場合、上記のすべての
SETUID ビットと SETGID ビットの両方が立っている場合、上記のすべての
条件が満たされない限り、両方のビットが落とされます。
.Pp
ファイルの生成および上書きには、適切なパーミッションがなければなりません。
@ -200,8 +204,11 @@ SETUID
には
.Fl r
オプションがありました。本実装でもこのオプションはサポートされていますが、
特殊ファイル・シンボリックリンク・FIFOなどを正しくコピーできないため、
特殊ファイル・シンボリックリンク・FIFO などを正しくコピーできないため、
これを使用することは奨められません。
.Pp
.Fl v
は標準ではありませんし、スクリプト中での使用はお勧めしません。
.Sh 関連項目
.Xr mv 1 ,
.Xr rcp 1 ,

View file

@ -33,7 +33,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)dd.1 8.2 (Berkeley) 1/13/94
.\" %FreeBSD: src/bin/dd/dd.1,v 1.8.2.2 1999/08/29 14:12:10 peter Exp %
.\" %FreeBSD: src/bin/dd/dd.1,v 1.8.2.3 1999/12/12 01:54:04 green Exp %
.\"
.\" jpman %Id: dd.1,v 1.3 1997/05/16 00:16:21 h-nokubi Stab %
.Dd January 13, 1994
@ -48,7 +48,7 @@
.Sh 解説
.Nm
ユーティリティは、標準入力を標準出力にコピーします。入力データは
ブロック単位 (デフォルトでは512バイト) で読み書きされます。
ブロック単位 (デフォルトでは 512 バイト) で読み書きされます。
入力データのブロック数が短かった場合は、何回か読み込みを行い、
ブロック数単位にまとめて出力します。
終了時に、
@ -268,10 +268,11 @@ newline
.El
.Pp
サイズの指定は 10 進のバイト数が期待されます。
数字の最後に ``b'', ``k'', ``m'', ``w'' をつけた場合は、
それぞれ数字に 512、1024 (1K)、1048576 (1M)、integer (整数) のバイト数が
乗ぜられます。
2つ以上の数字を ``x'' でつないだ物を積の意味で使用できます。
数字の最後に ``b'', ``k'', ``m'', ``g'', ``w'' をつけた場合、
その数字に、
512, 1024 (1K), 1048576 (1M), 1073741824 (1G),
integer (整数) に格納されるバイト数が、それぞれ乗ぜられます。
2 つ以上の数字を ``x'' でつないだ物を積の意味で使用できます。
.Pp
終了時に、
.Nm

View file

@ -35,7 +35,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)mv.1 8.1 (Berkeley) 5/31/93
.\" %FreeBSD: src/bin/mv/mv.1,v 1.11.2.2 1999/08/29 14:12:55 peter Exp %
.\" %FreeBSD: src/bin/mv/mv.1,v 1.11.2.3 1999/12/11 20:33:33 mharo Exp %
.\"
.\" jpman %Id: mv.1,v 1.2 1997/03/29 06:23:50 horikawa Stab %
.Dd May 31, 1993
@ -46,10 +46,12 @@
.Nd ファイルの移動
.Sh 書式
.Nm mv
.Op Fl fi
.Op Fl f | Fl i
.Op Fl v
.Ar source target
.Nm mv
.Op Fl fi
.Op Fl f | Fl i
.Op Fl v
.Ar source ... directory
.Sh 解説
1 番目の書式の場合、
@ -95,6 +97,9 @@
オプションが指定されると、それ以前の
.Fl f
オプションは無視されます。)
.It Fl v
.Nm
を冗長にし、移動後にファイルを表示させます。
.El
.Pp
.Ar source
@ -139,6 +144,9 @@ rm -f destination_path && \e
.Xr cp 1 ,
.Xr rm 1 ,
.Xr symlink 7
.Sh 互換性
.Fl v
は標準ではありませんし、スクリプト中での使用はお勧めしません。
.Sh 規格
.Nm
ユーティリティは

View file

@ -544,7 +544,7 @@ logout
.Tn TELNET
オプションの自動初期化を省略します。
マイナス記号の後にポート番号が指定されている場合は、
初期オプション交渉 (initial option negotiation) が行なわれます。
初期オプションネゴシエーション (initial option negotiation) が行なわれます。
接続した後、ホームディレクトリの
.Pa \&.telnetrc
ファイルが読み込まれます。
@ -1064,7 +1064,7 @@ processes)
参照)。
.It Ic autodecrypt
.Dv TELNET ENCRYPT
オプションが交渉 (negotiate) されている時、デフォルトでは
オプションがネゴシエートされている時、デフォルトでは
データの暗号 (復号) 化は自動的には始まりません。
autoencrypt (autodecrypt) コマンドは
出力 (入力) の暗号化ができるだけ早く有効になるようにします。

View file

@ -457,7 +457,7 @@ RFC 1256
.PP
本オプションは、
ARP プロトコル使用時に、
クライアントがトレイラ使用交渉 (RFC 893 [14]) すべきかを指定します。
クライアントがトレイラ使用ネゴシエート (RFC 893 [14]) すべきかを指定します。
値 0 は、クライアントがトレイラ使用を試みるべきでないと意味します。
値 1 は、クライアントがトレイラ使用を試みるべきであると意味します。
.RE

View file

@ -600,7 +600,8 @@ usrdevicename
に設定されます。
.It Li connectprog
接続が確立してアドレス交渉が完了した後 (すなわち接続を使用可能となった後)、
接続が確立してアドレスネゴシエーションが完了した後
(すなわち接続を使用可能となった後)、
毎回実行するプログラムを指定します。
.Nm isdnd
は、パス

View file

@ -476,7 +476,7 @@ held
.El
.El
.It negotiate
様々な通信パラメータを、表示または交渉します。
様々な通信パラメータを、表示またはネゴシエートします。
コントローラによっては、特定の値の設定や変更をサポートしません。
例えば Adaptec 174x コントローラは、
デバイスの同期レートやオフセットの変更をサポートしません。
@ -491,17 +491,19 @@ held
.Fl v
フラグの意味は後述します。
また、コントローラドライバによっては、
下位のコントローラがある交渉パラメータの変更をサポートしているにもかかわらず、
その交渉パラメータの設定をサポートしません。
下位のコントローラがあるネゴシエーションパラメータの変更を
サポートしているにもかかわらず、
そのネゴシエーションパラメータの設定をサポートしません。
Advansys ワイドコントローラのように、
コントローラの同期交渉の有効と無効をサポートしているにもかかわらず、
同期交渉レートの設定をサポートしないコントローラがあります。
コントローラの同期ネゴシエーションの有効と無効をサポートしているにも
かかわらず、
同期ネゴシエーションレートの設定をサポートしないコントローラがあります。
.Bl -tag -width 01234567890123456
.It Fl a
交渉設定がすぐに効果を持つようにするため、
ネゴシエーション設定がすぐに効果を持つようにするため、
対象デバイスに Test Unit Ready コマンドを送ります。
.It Fl c
現在の交渉設定を、表示または設定します。これがデフォルトです。
現在のネゴシエーション設定を、表示または設定します。これがデフォルトです。
.It Fl D Ar enable|disable
切断 (disconnection) を、有効または無効にします。
.It Fl O Ar offset
@ -520,8 +522,8 @@ Advansys
.It Fl T Ar enable|disable
デバイスのタグ付きキューイングを、有効または無効にします。
.It Fl U
ユーザの交渉設定を、表示または設定します。
デフォルトでは、現在の交渉設定を表示または設定します。
ユーザのネゴシエーション設定を、表示または設定します。
デフォルトでは、現在のネゴシエーション設定を表示または設定します。
.It Fl v
冗長フラグは、
.Sq negotiate
@ -531,7 +533,7 @@ Advansys
は、コントローラデバイスに送った Path Inquiry (XPT_PATH_INQ) CCB の内容を
表示します。
.It Fl W Ar bus_width
デバイスと交渉するバス幅を指定します。
デバイスとネゴシエートするバス幅を指定します。
バス幅はビット数で指定します。
指定可能な値は、8, 16, 32 のいずれかのビット数です。
設定が効果を持つためには、
@ -542,7 +544,7 @@ Advansys
そのデバイスに対してコマンドが送られてからです。
前述の
.Fl a
スイッチは、交渉パラメータが効果をあらわすようにするため、
スイッチは、ネゴシエーションパラメータが効果をあらわすようにするため、
自動的に Test Unit Ready をデバイスに送ります。
.It help
冗長な、使用方法に関する情報を表示します。
@ -644,7 +646,7 @@ da4
camcontrol negotiate -n da -u 3 -R 20.000 -O 15 -a
.Ed
.Pp
同期レート 20MHz とオフセット 15 を、da3 と交渉します。
同期レート 20MHz とオフセット 15 を、da3 とネゴシエートします。
その後 Test Unit Ready コマンドを送り、設定が効果をあらわすようにします。
.Pp
.Bd -literal -offset foobar

View file

@ -2,7 +2,6 @@
.\"
.\" jpman %Id: ppp.8,v 1.4 1997/06/08 18:41:58 saeki Stab %
.\" WORD: expect string 受信待ち文字列 (chat.8)
.\" WORD: negotiation 交渉
.Dd 20 September 1995
.nr XX \w'\fC00'
.Os FreeBSD
@ -207,7 +206,7 @@ auto
.Dq quit all
コマンドを診断ソケットを介して送る必要があります。
.Dv SIGHUP
は LCP の再交渉を強要し、
は LCP の再ネゴシエーションを強要し、
.Dv SIGTERM
は終了を強要します。
.It クライアントコールバックをサポート
@ -342,7 +341,7 @@ Microsoft
.Em PPP
スタックを使用するクライアント (つまり Win95, WinNT) との間で
ネームサーバのアドレスと NetBIOS ネームサーバのアドレスを
交渉することができます。
ネゴシエーションできます。
.It マルチリンク PPP をサポート (rfc 1990)
接続先への複数の物理的な回線をオープンし、すべてのリンクの
帯域幅を合わせてより高いスループットを得ることができます。
@ -604,7 +603,7 @@ PPP ON awfulhak> # IP
.Ed
.\" your end で「あなた側」
.Pp
このようにならない場合、接続先がこちらの開始交渉
このようにならない場合、接続先がこちらのネゴシエーション開始を
待っている可能性があります。
強制的に
.Nm
@ -628,7 +627,7 @@ atdt123456
CONNECT
.Ed
.Pp
ここで再度、交渉開始するように ppp に指定できます:
ここで再度、ネゴシエーションを開始するように ppp に指定できます:
.Bd -literal -offset indent
~p
ppp ON awfulhak> # リンクは確立していません
@ -644,7 +643,7 @@ PPP ON awfulhak> # IP
いくつかだけが大文字になっている場合には、すべての文字が大文字もしくは
小文字になるまで待ってください。もし小文字に戻った場合には、それは
.Nm
が接続先との交渉に成功しなかったことをを意味します。
が接続先とのにネゴシエーションに成功しなかったことをを意味します。
この時点での問題解決の第一歩としては、次のようにし、再挑戦します。
.Bd -literal -offset indent
ppp ON awfulhak> set log local phase lcp ipcp
@ -696,7 +695,7 @@ PPP ON awfulhak> add! default HISADDR
.Pp
を用いることで既存の経路を上書きできます。
このコマンドは、実際に接続を作成する前に実行可能です。
新しい IP アドレスを接続時に交渉する場合、これに従って
新しい IP アドレスを接続時にネゴシエートする場合、これに従って
.Nm
がデフォルト経路を更新します。
.Pp
@ -813,7 +812,8 @@ Ppp
.Nm
がネットワークフェーズに入ったことを示します。PPP プロンプトは
.Nm
がネットワーク層プロトコルの交渉に成功し、使用可能状態にあることを示します。
がネットワーク層プロトコルのネゴシエーションに成功し、
使用可能状態にあることを示します。
.Pp
もし
.Pa /etc/ppp/ppp.linkup
@ -1161,7 +1161,7 @@ ppp:xxxx:66:66:PPP Login User:/home/ppp:/usr/local/bin/ppplogin
.Dq set nbns
コマンドを使うことで
IPCP によるドメインネームサーバと NetBIOS ネームサーバの
交渉を有効にすることが可能です。
ネゴシエーションを有効にすることが可能です。
下記の記述を参照してください。
.El
.Pp
@ -1269,7 +1269,7 @@ ppp
認証に成功したならば、
.Pq 指定時には
.Ar hisaddr
を IP 番号交渉時に使用します。詳細は
を IP 番号ネゴシエーション時に使用します。詳細は
.Dq set ifaddr
コマンドを参照してください。
.Pp
@ -1315,7 +1315,7 @@ TCP
は指定されたマシンの指定されたソケットへの TCP 接続をオープンします。
.Nm
は telnet プロトコルを使用しないこと、
telnet サーバと交渉できないことに注意を払うべきです。
telnet サーバとネゴシエーションできないことに注意を払うべきです。
受信マシン (ui-gate) 上に、
この ppp 接続を受信するポートを設定する必要があります。まず
.Pa /etc/services
@ -1673,7 +1673,7 @@ ppp ON awfulhak> set timeout 0
方向ごとに異ったアルゴリズムを使用することができます。
.Pq 接続相手が両方のプロトコルをサポートしていると仮定しています。
.Pp
デフォルトでは、DEFLATE について交渉するときには
デフォルトでは、DEFLATE についてネゴシエートするときには
.Nm
はウィンドウサイズとして 15 を使います。この動作を変更したい場合には
.Dq set deflate
@ -1681,15 +1681,15 @@ ppp ON awfulhak> set timeout 0
.Pp
デフォルトでは無効にされ受け付けませんが、DEFLATE24 と呼ばれる特殊な
アルゴリズムを使用することもできます。これは CCP ID 24 を
交渉に使う点を除いては DEFLATE と完全に同じものです。
ネゴシエーションに使う点を除いては DEFLATE と完全に同じものです。
これを使用することで
.Nm
.Nm pppd
バージョン 2.3.* と DEFLATE 交渉を成功させることができます。
バージョン 2.3.* と DEFLATE ネゴシエーションを成功させることができます。
.Sh IP アドレスの制御
.Nm
は IP アドレスの交渉のために IPCP を使います。接続の両側は、自分が
は IP アドレスのネゴシエーションのために IPCP を使います。接続の両側は、自分が
使おうとするアドレスを提示し、要求された IP アドレスが受け入れ可能な
ものであれば、相手に ACK (肯定応答) を返します。
受け入れることができなければ、別の IP アドレスの使用を促すために
@ -1736,7 +1736,7 @@ IPCP
.Pp
誤った
.Em PPP
の実装には、接続交渉のために、
の実装には、接続ネゴシエーションのために、
.Sq src_addr
ではなく特別な IP アドレスを使用しなければならないものがあります。
この場合、
@ -2206,7 +2206,7 @@ Local: Command Warning Error Alert
コマンド (set maximum reconstructed receive unit) を用いることで
有効になります。一度マルチリンクが有効になれば、
.Nm
は接続相手とマルチリンク接続の交渉を行います。
は接続相手とマルチリンク接続のネゴシエーションを行います。
.Pp
デフォルトでは
.Po
@ -2320,7 +2320,7 @@ mp:
.Nm
が接続相手と
.Em マルチリンク
モードで交渉をすると、
モードでネゴシエートすると、
.Nm
はローカルドメインソケットを
.Pa /var/run
@ -2339,7 +2339,7 @@ mp:
ケーパビリティを用いて) 実行することが可能となっています。
ひとたび
.Nm
がマルチリンクモードの交渉を行うと、
がマルチリンクモードのネゴシエーションを行うと、
.Nm
は自分がオープンした
リンクをすでに実行されている任意の他のプロセスに渡すことができます。
@ -2358,7 +2358,7 @@ mp:
.Bl -tag -width XX
.It accept|deny|enable|disable Ar option....
これらのディレクティブは
最初の接続においてどのように相手と交渉するかを
最初の接続においてどのように相手とネゴシエートするかを
.Nm
に指示します。各
.Dq option
@ -2382,7 +2382,7 @@ ACFComp
LCP パケット以外は通常、
アドレスフィールド 0xff (全ステーションアドレス) と
制御フィールド 0x03 (番号付けされていない情報コマンド) を持ちます。
このオプションが交渉されると、これらの 2 バイトは単に送信されなくなり、
このオプションがネゴシエートされると、これらの 2 バイトは単に送信されなくなり、
流量が少なくなります。
.Pp
詳細は
@ -2392,7 +2392,7 @@ LCP
デフォルト: disable かつ accept。
CHAP はチャレンジ交換認証プロトコル
(Challenge Handshake Authentication Protocol) を意味します。
CHAP もしくは PAP (後述) のどちらか一方のみ交渉可能です。
CHAP もしくは PAP (後述) のどちらか一方のみネゴシエーション可能です。
CHAP では、認証者は「チャレンジ」メッセージを相手に送ります。
相手は一方向ハッシュ関数を使用して「チャレンジ」を暗号化し、
結果を送り返します。
@ -2436,11 +2436,11 @@ deflate
.Em PPP
の実装 - との
.Ar deflate
能力についての交渉には問題があります。
能力についてのネゴシエーションには問題があります。
.Nm pppd
(バージョン 2.3.1) が
.Ar deflate
圧縮の交渉を行おうとする CCP コンフィギュレーションタイプは、
圧縮のネゴシエーションを行おうとする CCP コンフィギュレーションタイプは、
.Pa rfc1979
に規定されたタイプ
.Em 26
@ -2457,7 +2457,7 @@ deflate
.Nm
.Nm pppd
交渉する能力がありますが、
ネゴシエートする能力がありますが、
.Dq deflate24
.Ar enable
@ -2470,7 +2470,7 @@ deflate
.Ar deflate
のバリエーションで、
.Xr pppd 8
プログラムとの交渉を許可します。
プログラムとのネゴシエーションを許可します。
詳細は上記の
.Ar deflate
セクションを参照してください。
@ -2479,7 +2479,7 @@ deflate
に反するため、デフォルトでは disable となっています。
.It dns
デフォルト: disable かつ deny。
このオプションは DNS 交渉を許可します。
このオプションは DNS ネゴシエーションを許可します。
.Pp
.Dq enable
にすることにより、
@ -2502,7 +2502,7 @@ deflate
から採られます。
.It enddisc
デフォルト: enable かつ accept。
このオプションは、終点選択値を交渉するか否かを制御します。
このオプションは、終点選択値をネゴシエートするか否かを制御します。
.Dq set enddisc
が使用され
.Ar enddisc
@ -2594,7 +2594,7 @@ NT
デフォルト: disable かつ accept。
PAP はパスワード認証プロトコル (Password Authentication Protocol) を
意味します。
CHAP (前述) もしくは PAP のどちらか一方のみ交渉可能です。
CHAP (前述) もしくは PAP のどちらか一方のみネゴシエーション可能です。
PAP では、ID とパスワードが相手に送られ続け、
認証されるか接続が終了されるまでこれが続きます。
これは比較的良くないセキュリティ機構です。
@ -2626,14 +2626,14 @@ Predictor 1
.It protocomp
デフォルト: enable かつ accept。
このオプションは PFC (プロトコルフィールド圧縮)
交渉を行うために使用されます。
ネゴシエートするために使用されます。
この機構により、
プロトコルフィールド数が 2 オクテットから 1 オクテットに減ります。
.It shortseq
デフォルト: enable かつ accept。
このオプションは
.Nm
がマルチリンクモードの交渉時に
がマルチリンクモードのネゴシエーション時に
.Pq 12 ビットの
短いシーケンス番号を要求し、そして受け入れるかどうかを決定します。
これは、当方の MMRU が設定されたときのみ
@ -2644,7 +2644,7 @@ Predictor 1
このオプションは Van Jacobson ヘッダ圧縮を使用するかどうかを決定します。
.El
.Pp
次に示すオプションは、実際には相手と交渉しません。
次に示すオプションは、実際には相手とネゴシエートしません。
それゆえ accept および deny は意味を持ちません。
.Bl -tag -width 20
.It idcheck
@ -3218,7 +3218,7 @@ RFC1918
.Dq \&!
が使用されると、圧縮層はクローズ状態のままとなります。
使用されない場合には、STOPPED 状態へ再度入り、
相手が更なる CCP 交渉を開始するのを待ちます。
相手が更なる CCP ネゴシエーションを開始するのを待ちます。
なにが起きようとも、ユーザを
.Nm
から切り離すことはありませんし、
@ -3334,7 +3334,8 @@ IP
が OPENED 状態または
.Fl auto
モードの場合にこのコマンドを使用すると、
IPCP 交渉されたアドレス以外の全アドレスがインタフェースから削除されます。
IPCP ネゴシエートされたアドレス以外の全アドレスが
インタフェースから削除されます。
.Nm
が OPENED 状態でも
.Fl auto
@ -3422,20 +3423,20 @@ IPCP
.Pp
LCP 層がすでにオープンされているときに
.Dq lcp
引数を指定すると、LCP は再度交渉されます。
引数を指定すると、LCP は再度ネゴシエートされます。
したがって、種々の LCP オプションを変更したあとで
.Dq open lcp
コマンドを用いることで、変更を有効にすることができます。
LCP が再度交渉された後、
LCP が再度ネゴシエートされた後、
同意したあらゆる認証が実行されます。
.Pp
.Dq ccp
引数が用いられると、関連する圧縮層がオープンされます。
すでにオープンされている場合には、再度交渉されます。
すでにオープンされている場合には、再度ネゴシエートされます。
.Pp
.Dq ipcp
引数が用いられると、リンクが通常通り起動されます。すでに IPCP が
オープンされている場合には、IPCP は再度交渉され、
オープンされている場合には、IPCP は再度ネゴシエートされ、
ネットワークインタフェースが再設定されます。
.Pp
このようにして PPP の状態機械を再オープンするのは、
@ -3502,7 +3503,7 @@ ppp
.It set accmap Ar hex-value
ACCMap は非同期制御文字マップ (Asyncronous Control Character Map) を
意味します。
これはいつも相手と交渉され、デフォルト値は 16 進数で 00000000 です。
これはいつも相手とネゴシエートされ、デフォルト値は 16 進数で 00000000 です。
このプロトコルが必要なのは、
(XON/XOFF などの) 特定の文字を終点間で受渡すことに依存するハードウェアを
使用する場合です。
@ -3513,7 +3514,7 @@ XON/XOFF
.It set Op auth Ns Xo
.No key Ar value
.Xc
クライアントモードでの PAP または CHAP の交渉で使用される
クライアントモードでの PAP または CHAP のネゴシエーションで使用される
認証キー (もしくはパスワード) を、指定した値に設定します。
ダイヤルまたはログインスクリプトの
.Sq \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\P
@ -3578,7 +3579,7 @@ CHAP
指定されたチャレンジに対する適切な秘密情報を、
暗号化デバイスまたは Secure ID カードが計算することが求められています。
.It set authname Ar id
クライアントモードでの PAP または CHAP の交渉で使用される
クライアントモードでの PAP または CHAP のネゴシエーションで使用される
認証 ID を設定します。
.Pp
CHAP を enable にして
@ -3682,8 +3683,8 @@ Microsoft
.Pp
クライアントモードで
.Ar cbcp
交渉したい場合でありかつ、
CBCP 交渉時にサーバがコールバック無しを要求することを許したい場合、
ネゴシエートしたい場合でありかつ、
CBCP ネゴシエーション時にサーバがコールバック無しを要求することを許したい場合、
コールバックオプションとして
.Ar cbcp
@ -4095,7 +4096,7 @@ login OK!
コマンドと同様に、特殊語の展開対象となります。
.It set enddisc Op label|IP|MAC|magic|psn value
このコマンドは、ローカル終点の選択値を設定します。
LCP 交渉の前に設定された場合であり、
LCP ネゴシエーションの前に設定された場合であり、
.Dq disable enddisc
コマンドを使用していない場合、
.Nm
@ -4106,7 +4107,7 @@ LCP
現在のラベルが使用されます。
.It Li IP
当方のローカル IP 番号を使用します。
LCP は IPCP より前に交渉されますので、
LCP は IPCP より前にネゴシエートされますので、
IPCP 層が後からこの値を変更することが可能です。
その場合、手動でリセットしない限り、終点の選択値は古い値のままとなります。
.It Li MAC
@ -4220,7 +4221,7 @@ IPCP
.Op Ar triggeraddr
.Oc Oc
.Oc
このコマンドは、IPCP 交渉の間使用される IP アドレスを指定します。
このコマンドは、IPCP ネゴシエーションの間使用される IP アドレスを指定します。
アドレスのフォーマットは次の通りです。
.Pp
.Dl a.b.c.d/nn
@ -4255,7 +4256,8 @@ IPCP
.Pp
.Dq 10.0.0.1
のみをローカル IP 番号として交渉しますが、指定された 10 個の IP 番号から
のみをローカル IP 番号としてネトシエートしますが、
指定された 10 個の IP 番号から
相手に割り当てを行います。
相手がこれらの番号のうちの 1 つを要求し、この番号が未使用な場合には、
.Nm
@ -4270,7 +4272,7 @@ IPCP
.Ar triggeraddr
が指定された場合、この値が
.Ar myaddr
の代りに IPCP 交渉で使用されます。
の代りに IPCP ネゴシエートで使用されます。
ただし、
.Ar myaddr
の範囲のアドレスのみ受け入れられます。
@ -4278,7 +4280,7 @@ IPCP
.Dq 0.0.0.0
を要求しない限り IP アドレスを割り当てようとしない
.Dv PPP
実装と交渉するときです。
実装とネゴシエートするときです。
.Pp
.Fl auto
モードでは設定ファイルの
@ -4286,7 +4288,7 @@ IPCP
行を読んだ直後に
.Nm
がインタフェースを構成することに注意してください。
他のモードではこれらの値は IPCP 交渉で使用され、
他のモードではこれらの値は IPCP ネゴシエーションで使用され、
IPCP 層がアップするまでこれらのインタフェースは構成されません。
.Pp
.Po
@ -4345,8 +4347,8 @@ PAP
認証プロトコルは終了されませんので、
PAP や CHAP に対して指定することは不正です。
.Pp
合意できない相手との交渉を避けるために、
どのような交渉セッションであっても諦めたり層をクローズする前には、
合意できない相手とのネゴシエーションを避けるために、
どのようなネゴシエーションセッションであっても諦めたり層をクローズする前には、
.Nm
は最大で
.Ar reqtries
@ -4404,7 +4406,7 @@ PAP
.It set mrru Op Ar value
このオプションを設定すると、
マルチリンクプロトコルまたは MP としても知られる、
マルチリンク PPP 交渉を有効にします。
マルチリンク PPP ネゴシエーションを有効にします。
MRRU (Maximum Reconstructed Receive Unit) の値にはデフォルトはありません。
引数を指定しないと、マルチリンクモードは無効にされます。
.It set mru Op Ar value
@ -4418,14 +4420,15 @@ MRRU (Maximum Reconstructed Receive Unit)
引数が指定されないと、1500 が仮定されます。
.It set mtu Op Ar value
デフォルトの MTU は 1500 です。
交渉時に、(296 バイト未満でなければ)
ネゴシエーション時に、(296 バイト未満でなければ)
相手が望むいかなる MRU および MRRU も受け付け可能です。
MTU が設定されると、
.Nm
.Ar value
よりも小さい MRU/MRRU の値を受け付けなくなります。
交渉が完了すると、相手がより大きな MRU/MRRU を要求していたとしても、
ネゴシエーションが完了すると、
相手がより大きな MRU/MRRU を要求していたとしても、
インタフェースに対して MTU が割り当てられます。
当方のパケットサイズを制限するのに有用です
(よりよくバンド幅を共有できるようになりますが、
@ -4450,11 +4453,11 @@ Microsoft NetBIOS
この場合、
.Nm
は回線が設定されてから 1 秒が経過したなら
いつでも LCP/IPCP/CCP の交渉を開始します。
相手が交渉を開始するのを待ちたい場合は、値
いつでも LCP/IPCP/CCP のネゴシエーションを開始します。
相手がネゴシエーションを開始するのを待ちたい場合は、値
.Dq passive
を使用します。
直ちにもしくは 1 秒以上待ってから交渉を開始したい場合、
直ちにもしくは 1 秒以上待ってからネゴシエーションを開始したい場合、
.Ar delay
を秒単位で指定します。
.It set parity odd|even|none|mark
@ -4537,7 +4540,8 @@ PAP
.It RAD_FRAMED_IP_NETMASK
tun インタフェースのネットマスクは指定された値に設定されました。
.It RAD_FRAMED_MTU
指定された MTU が LCP 交渉で合意された相手の MRU より小さい場合であり、
指定された MTU が LCP ネゴシエーションで合意された相手の MRU より
小さい場合であり、
*かつ* 設定された MTU のいずれよりも小さい場合 (
.Dq set mru
コマンド参照)、
@ -4547,7 +4551,7 @@ tun
.Dq 1
の場合、
.Dq disable vj
設定コマンドが指定されていたとしても、IPCP 交渉において
設定コマンドが指定されていたとしても、IPCP ネゴシエーションにおいて
.Nm
は VJ 圧縮を要求します。
.It RAD_FRAMED_ROUTE
@ -4827,7 +4831,7 @@ umask
.It set vj slotcomp on|off
このコマンドは
.Nm
に VJ スロット圧縮を交渉するか否かを指示します。
に VJ スロット圧縮をネゴシエートするか否かを指示します。
デフォルトではスロット圧縮は
.Ar on
です。
@ -4837,7 +4841,7 @@ umask
番号を指定します。
.Nm
は VJ 圧縮が enable されている時には、
これを使用して相手と交渉をします (前述の
これを使用して相手とネゴシエートします (前述の
.Sq enable
コマンドを参照してください)。
デフォルト値は 16 です。

View file

@ -116,7 +116,7 @@ pppd
そのままになります。
.TP
.B defaultroute
IPCP 交渉が成功すると、相手側をゲートウェイとする
IPCP ネゴシエーションが成功すると、相手側をゲートウェイとする
デフォルト経路をシステムの経路テーブルに追加します。
このオプションにより追加されたデフォルト経路エントリは、
PPP 接続が切断された際に削除されます。
@ -151,7 +151,7 @@ pppd
UUCP 形式のロックファイルを作成するよう pppd に指示します。
.TP
.B mru \fIn
交渉時の MRU [最大受信単位; Maximum Receive Unit]
ネゴシエーション時の MRU [最大受信単位; Maximum Receive Unit]
値を \fIn\fR に設定します。
pppd
は、通信相手に \fIn\fR バイトを超えるパケットを送信しないよう要求します。
@ -161,7 +161,7 @@ pppd
.TP
.B mtu \fIn
MTU [最大転送単位; Maximum Transmit Unit] 値を \fIn\fR に設定します。
相手が MRU 交渉を通じてこれより小さい値を要求してこない限り、
相手が MRU ネゴシエーションを通じてこれより小さい値を要求してこない限り、
PPP ネットワークインタフェースを通して \fIn\fR バイトを
越えないデータパケットを送ることを、
pppd はカーネルのネットワークコードに要求します。
@ -187,9 +187,8 @@ pppd
オプションで指定されていない場合には相手側から取得されます。
ですから、もっとも単純な指定を行う場合には、このオプションは不必要です。
ローカルまたはリモートの IP アドレスがこのオプションで指定されている場合には、
pppd
は IPCP 交渉で相手側がこの指定と異なるアドレスを送って来た場合
これを拒否します。ただし、
IPCP ネゴシエーションで相手側がこの指定と異なるアドレスを送って来た場合、
pppd はこれを拒否します。ただし、
\fIipcp-accept-local\fR
\fIipcp-accept-remote\fR
@ -230,11 +229,11 @@ CHAP
ファイルに記録することができます (syslog.conf(5) 参照)。
.TP
.B default-asyncmap
asyncmap 交渉を無効にし、
asyncmap ネゴシエーションを無効にし、
送受信両方向にて全制御文字をエスケープさせます。
.TP
.B default-mru
MRU [最大受信単位; Maximum Receive Unit] 交渉を無効にします。
MRU [最大受信単位; Maximum Receive Unit] ネゴシエーションを無効にします。
このオプションを指定すると、送受信両方向において、
pppd はデフォルトの MRU 値 1500 バイトを使用します。
.TP
@ -261,7 +260,7 @@ pppd
pppd は、相手に接続することなく、
まずインタフェースを設定して IP トラフィックに備えます。
トラフィックが現れると、pppd は相手へ接続し、
交渉や認証などを行います。
ネゴシエーションや認証などを行います。
これが完了すると、pppd はリンクを介してデータパケット (すなわち IP パケット)
の授受を開始します。
@ -501,7 +500,7 @@ WINS (Windows Internet Name Services)
インタフェースのネットマスクを \fIn\fR に設定します。
32 ビットのネットマスクを「10 進数ドット」表記で指定します (例: 255.255.255.0)。
このオプションが与えられると、デフォルトのネットマスクと指定したネットマスク
との論理和が値となります。デフォルトのネットマスクは交渉される
との論理和が値となります。デフォルトのネットマスクはネゴシエートされる
リモートの IP アドレスに依存します。
リモート IP アドレスのクラスに適切なネットマスクと、
同一ネットワーク上システムの非 point-to-point ネットワークインターフェース
@ -520,9 +519,10 @@ BSD-Compress
BSD-Compress 方式を使用したパケット圧縮を \fBpppd\fR は要求も賛同もしません。
.TP
.B noccp
CCP (圧縮制御プロトコル; Compression Control Protocol) 交渉を無効にします。
CCP (圧縮制御プロトコル; Compression Control Protocol) ネゴシエーションを
無効にします。
相手にバグがあるために、
CCP 交渉のための pppd からの要求に混乱してしまう場合にのみ、
CCP ネゴシエーションのための pppd からの要求に混乱してしまう場合にのみ、
このオプションが必要です。
.TP
.B nocrtscts
@ -547,15 +547,15 @@ pppd
pppd は fork してバックグラウンドプロセスになります。
.TP
.B noip
IPCP 交渉と IP 通信を無効にします。
IPCP ネゴシエーションと IP 通信を無効にします。
相手にバグがあるために、
IPCP 交渉のための pppd からの要求に混乱してしまう場合にのみ、
IPCP ネゴシエーションのための pppd からの要求に混乱してしまう場合にのみ、
このオプションが必要です。
.TP
.B noipdefault
ローカル IP アドレスが指定されない場合にデフォルトで行われる、
ホスト名から IP アドレスを (可能であれば) 決定する動作を無効にします。
このオプションを指定した場合には、IPCP 交渉時に
このオプションを指定した場合には、IPCP ネゴシエーション時に
相手側がローカルの IP アドレスを指定する必要があります
(明示的にコマンドラインで指定されているか、
オプションファイルで指定されている場合を除きます)。
@ -563,17 +563,17 @@ IPCP
.B noipx
IPXCP および IPX プロトコルを無効にします。
相手にバグがあるために、
IPXCP 交渉のための pppd からの要求に混乱してしまう場合にのみ、
IPXCP ネゴシエーションのための pppd からの要求に混乱してしまう場合にのみ、
このオプションが必要です。
.TP
.B nomagic
magic number 交渉を無効にします。このオプションを指定した場合には、
magic number ネゴシエーションを無効にします。このオプションを指定した場合には、
pppd
はループバック回線を検出することができません。
相手にバグがある場合にのみ必要となります。
.TP
.B nopcomp
送受信方向とも、プロトコルフィールド圧縮交渉を無効にします。
送受信方向とも、プロトコルフィールド圧縮ネゴシエーションを無効にします。
.TP
.B nopersist
接続の確立と切断のたびに終了します。
@ -695,7 +695,7 @@ Van Jacobson
2 から 16 (両端を含む) の範囲にある必要があります。
.TP
.B welcome \fIscript
PPP 交渉開始前かつ、(もしあれば) 接続スクリプトの完了後に、
PPP ネゴシエーション開始前かつ、(もしあれば) 接続スクリプトの完了後に、
\fIscript\fR で指定される実行コマンドもしくはシェルコマンドを実行します。
\fInoauth\fR オプションが使用された場合には、
このオプションは特権オプションとなります。
@ -914,7 +914,7 @@ pap-secrets
ホストにも制限つきのアクセスを許可することができます。
.SH 経路制御
.LP
IPCP 交渉が成功した場合、
IPCP ネゴシエーションが成功した場合、
pppd
はカーネルに、PPP インタフェースで用いるローカル IP アドレスおよび
リモート IP アドレスを通知します。
@ -949,9 +949,9 @@ pppd
\fIdemand\fR オプション使用時は、IPCP 起動時に
インタフェースの IP アドレスは設定済みです。
pppd がインタフェース設定に使用したものと同じアドレスを
交渉できなかった場合には
ネゴシエーションできなかった場合には
(例えば ISP が動的に IP アドレスを割り当てる場合)、
pppd はインタフェースの IP アドレスを交渉されたものに
pppd はインタフェースの IP アドレスをネゴシエートされたものに
変更する必要があります。
この場合既存の接続を破壊するかもしれませんので、
動的 IP 割り当てを行う相手と要求時ダイヤルを行うことは勧められません。
@ -1057,7 +1057,7 @@ pppd
\fIdebug\fR オプションは送受信されるすべての制御パケットの内容が
ログに記録されるようにします。対象となる制御パケットは、
すべての LCP, PAP, CHAP, IPCP パケットです。
この機能は、PPP 交渉がうまくいかない場合や
この機能は、PPP ネゴシエーションがうまくいかない場合や
認証が失敗する場合の原因究明に効果的でしょう。
コンパイル時にデバッギングオプションを有効にしていた場合には、
\fIdebug\fR もまた他のデバッグメッセージを記録するために使われます。
@ -1267,7 +1267,7 @@ pppd
.B SIGUSR2
このシグナルは、
pppd
に圧縮に付いて再び交渉させます。
に圧縮に付いて再びネゴシエートさせます。
これは、致命的な伸長エラーの結果として
圧縮を止めた後で、再び圧縮を有効にするために便利です。
(致命的な伸長エラーは一般にどちらかの実装上の