From 14d28ca5be719942c261e51ed0feb267521a084b Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Hiroyuki Hanai Date: Tue, 21 Jul 1998 15:01:56 +0000 Subject: [PATCH] Changes in the English version(1.6 -> 1.7) are merged. Submitted by: Motoyuki Konno , Murata Shuuichirou --- ja/FAQ/install.sgml | 53 ++++++++++++++++++++++++++++++++++-- ja_JP.eucJP/FAQ/install.sgml | 53 ++++++++++++++++++++++++++++++++++-- 2 files changed, 102 insertions(+), 4 deletions(-) diff --git a/ja/FAQ/install.sgml b/ja/FAQ/install.sgml index 4d016541d5..b788a4b072 100644 --- a/ja/FAQ/install.sgml +++ b/ja/FAQ/install.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ - + - + インストール @@ -524,5 +524,54 @@ システムがインストールされた後は, そのドライブを再度接続することができます. うまくいけばこの問題は将来のリリースで解決されるでしょう. + + インストール終了後にシステムをリブートすると, ``panic: cant mount root'' のエラーとなります. + +

このエラーはディスクデバイスについてブートブロックとカーネルの + 認識が混乱しているために起こります. このエラーは通常 2 台の IDE + ディスクがそれぞれ別の IDE コントローラのマスターかシングルデバイス + として接続されているシステムにおいて, FreeBSD がセカンダリ IDE + コントローラに接続されたディスクにインストールされている場合に発生します. + ブートブロックは FreeBSD が wd1 (2 台目の BIOS ディスク) にインストール + されていると認識するのに対し, カーネルは セカンダリ IDE の 1 台目の + ハードディスクである wd2 にインストールされていると認識するのです. + デバイスプローブの後で, カーネルはブートブロックがブートディスクだと + 認識したディスクである wd1 を mount しようとします. 実際には + ブートディスクは wd2 なので失敗してしまうのです. + +

この問題を解決するには, 以下のどれか一つを行ってください: + + + Boot: プロンプトで, + 1:wd(2,a)/kernel と入力してエンターキーを押します. + システムが起動したら, + +echo "1:wd(2,a)/kernel" > /boot.config + + というコマンドを実行してこれをデフォルトのブート文字列とします. + + FreeBSD のディスクをプライマリ IDE コントローラに接続して, + ハードディスクが連続したドライブ番号で認識されるようにします. + + カーネルのコンフィグレーションファイルで wd の行を以下のように + 変更してから を行い, 新しいカーネルをインストールします. + + +controller wdc0 at isa? port "IO_WD1" bio irq 14 vector wdintr +disk wd0 at wdc0 drive 0 +# disk wd1 at wdc0 drive 1 # この行をコメントアウト + +controller wdc1 at isa? port "IO_WD2" bio irq 15 vector wdintr +disk wd1 at wdc1 drive 0 # wd2 から wd1 へ変更 +disk wd2 at wdc1 drive 1 # wd3 から wd2 へ変更 + + + ディスクの接続を変更して元の設定に戻したい場合は, ディスクを + お望みの設定の通りの接続に戻してからリブートします. + システムは正常に起動するはずです. + + + diff --git a/ja_JP.eucJP/FAQ/install.sgml b/ja_JP.eucJP/FAQ/install.sgml index 4d016541d5..b788a4b072 100644 --- a/ja_JP.eucJP/FAQ/install.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/FAQ/install.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ - + - + インストール @@ -524,5 +524,54 @@ システムがインストールされた後は, そのドライブを再度接続することができます. うまくいけばこの問題は将来のリリースで解決されるでしょう. + + インストール終了後にシステムをリブートすると, ``panic: cant mount root'' のエラーとなります. + +

このエラーはディスクデバイスについてブートブロックとカーネルの + 認識が混乱しているために起こります. このエラーは通常 2 台の IDE + ディスクがそれぞれ別の IDE コントローラのマスターかシングルデバイス + として接続されているシステムにおいて, FreeBSD がセカンダリ IDE + コントローラに接続されたディスクにインストールされている場合に発生します. + ブートブロックは FreeBSD が wd1 (2 台目の BIOS ディスク) にインストール + されていると認識するのに対し, カーネルは セカンダリ IDE の 1 台目の + ハードディスクである wd2 にインストールされていると認識するのです. + デバイスプローブの後で, カーネルはブートブロックがブートディスクだと + 認識したディスクである wd1 を mount しようとします. 実際には + ブートディスクは wd2 なので失敗してしまうのです. + +

この問題を解決するには, 以下のどれか一つを行ってください: + + + Boot: プロンプトで, + 1:wd(2,a)/kernel と入力してエンターキーを押します. + システムが起動したら, + +echo "1:wd(2,a)/kernel" > /boot.config + + というコマンドを実行してこれをデフォルトのブート文字列とします. + + FreeBSD のディスクをプライマリ IDE コントローラに接続して, + ハードディスクが連続したドライブ番号で認識されるようにします. + + カーネルのコンフィグレーションファイルで wd の行を以下のように + 変更してから を行い, 新しいカーネルをインストールします. + + +controller wdc0 at isa? port "IO_WD1" bio irq 14 vector wdintr +disk wd0 at wdc0 drive 0 +# disk wd1 at wdc0 drive 1 # この行をコメントアウト + +controller wdc1 at isa? port "IO_WD2" bio irq 15 vector wdintr +disk wd1 at wdc1 drive 0 # wd2 から wd1 へ変更 +disk wd2 at wdc1 drive 1 # wd3 から wd2 へ変更 + + + ディスクの接続を変更して元の設定に戻したい場合は, ディスクを + お望みの設定の通りの接続に戻してからリブートします. + システムは正常に起動するはずです. + + +