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Hiroki Sato 2003-01-22 21:12:49 +00:00
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Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
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@ -1,402 +1,439 @@
<HTML
><HEAD
><TITLE
>FreeBSD 5.0-RELEASE Errata</TITLE
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NAME="GENERATOR"
CONTENT="Modular DocBook HTML Stylesheet Version 1.73
"><LINK
REL="STYLESHEET"
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><BODY
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><DIV
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><DIV
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><H1
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NAME="AEN2"
>FreeBSD 5.0-RELEASE Errata</A
></H1
><H3
CLASS="CORPAUTHOR"
>FreeBSD プロジェクト</H3
><P
CLASS="COPYRIGHT"
>Copyright &copy; 2000, 2001, 2002, 2003 by FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクト</P
><P
CLASS="PUBDATE"
>$FreeBSD: src/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml,v 1.5.2.1 2003/01/12 18:10:10 hrs Exp $<BR></P
><HR></DIV
><BLOCKQUOTE
CLASS="ABSTRACT"
><DIV
CLASS="ABSTRACT"
><A
NAME="AEN12"
></A
><P
></P
><P
>この文書は FreeBSD 5.0-RELEASE の公開後に
判明した重要な情報が書かれている errata リスト (正誤表) です.
これにはセキュリティ勧告および,
システムの運用・利用に影響を与えるような関連ソフトウェア,
関連文書の更新情報も含まれています.
このバージョンの FreeBSD をインストールする前には必ず,
最新の errata を参照するようにしてください.</P
><P
>この errata 文書は FreeBSD 5.0-RELEASE 用です.
FreeBSD 5.1-RELEASE のリリースまでの期間、保守されます.</P
><P
></P
></DIV
></BLOCKQUOTE
><DIV
CLASS="SECT1"
><HR><H1
CLASS="SECT1"
><A
NAME="INTRO"
>1. はじめに</A
></H1
><P
>この errata 文書には FreeBSD 5.0-RELEASE に関する
``最新の障害情報'' が書かれています.
この文書を読み,
このバージョンのインストール前にリリース公開後に既に発見・修正された問題点について
知っておいてください.</P
><P
>リリースの公開 (たとえば CDROM による配布) には
errata 文書が同梱されていることがあります.
しかし, それは当然ながらその時点のものであり,
最新のものと同じであるとは限りません.
インターネット上に置かれている
このリリースに対応した ``errata 文書の最新版''
を参照するようにしてください.
errata 文書は <A
HREF="http://www.FreeBSD.org/releases/"
TARGET="_top"
>http://www.FreeBSD.org/releases/</A
>
をはじめ, 最新の状態を維持している各ミラーサイトに置かれています.</P
><P
>FreeBSD 5-CURRENT のソーススナップショット,
バイナリスナップショットにも,
(スナップショット作成時の) 最新版の
errata 文書が含まれています.</P
><P
>FreeBSD CERT セキュリティ勧告の全リストは,
<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/security/"
TARGET="_top"
>http://www.FreeBSD.org/security/</A
>
もしくは
<A
HREF="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/"
TARGET="_top"
>ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/</A
>
を参照してください.</P
></DIV
><DIV
CLASS="SECT1"
><HR><H1
CLASS="SECT1"
><A
NAME="SECURITY"
>2. セキュリティ勧告</A
></H1
><P
>セキュリティ勧告は発行されていません。</P
></DIV
><DIV
CLASS="SECT1"
><HR><H1
CLASS="SECT1"
><A
NAME="LATE-NEWS"
>3. 最新情報</A
></H1
><P
>カーネルにある <A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=geom&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>geom</SPAN
>(4)</SPAN
></A
>
ベースのディスクパーティションコードは、
使用中のパーティションの上書きを禁止しています。
たとえば、<TT
CLASS="COMMAND"
>disklabel -B</TT
>
コマンドを使ってディスクの起動ブロックを更新することはできません。
これは、起動ブロックが記録されている領域と
<TT
CLASS="LITERAL"
>a</TT
> パーティションの領域が重なっているためです。
これを回避するには、CDROM や fixit
フロッピなどの他のディスクから起動するとよいでしょう。</P
><P
>512 バイトより大きいセクタ長を持ったディスクメディア (たとえば
<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=gbde&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>gbde</SPAN
>(4)</SPAN
></A
> で暗号化されたディスク) を使っている場合、
<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=dump&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>dump</SPAN
>(8)</SPAN
></A
> プログラムがそのセクタ長を認識しないため、
そのパーティションのダンプをとることができません。
これを回避する法の一つとして、ファイルシステム全体を
raw フォーマットでコピーし、
そのコピーからダンプをとるという方法があります。
たとえば次のようにすると、
ファイルシステムを通常ファイルにダンプすることが可能です。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta name="generator" content="HTML Tidy, see www.w3.org" />
<title>FreeBSD 5.0-RELEASE Errata</title>
<meta name="GENERATOR"
content="Modular DocBook HTML Stylesheet Version 1.73 " />
<link rel="STYLESHEET" type="text/css" href="docbook.css" />
<meta http-equiv="Content-Type"
content="text/html; charset=EUC-JP" />
</head>
<PRE
CLASS="SCREEN"
> <TT
CLASS="PROMPT"
>#</TT
> <TT
CLASS="USERINPUT"
><B
>dd if=/dev/ad0s1d.bde of=/junk/ad0.dd bs=1m</B
></TT
>
<TT
CLASS="PROMPT"
>#</TT
> <TT
CLASS="USERINPUT"
><B
>dump 0f - /junk/ad0.dd | ...</B
></TT
></PRE
>
<body class="ARTICLE" bgcolor="#FFFFFF" text="#000000"
link="#0000FF" vlink="#840084" alink="#0000FF">
<div class="ARTICLE">
<div class="TITLEPAGE">
<h1 class="TITLE"><a id="AEN2" name="AEN2">FreeBSD
5.0-RELEASE Errata</a></h1>
<h3 class="CORPAUTHOR">FreeBSD プロジェクト</h3>
<p class="COPYRIGHT">Copyright &copy; 2000, 2001, 2002,
2003 by FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクト</p>
<p class="PUBDATE">$FreeBSD:
src/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml,v 1.9
2003/01/22 21:05:07 hrs Exp $<br />
</p>
<hr />
</div>
<blockquote class="ABSTRACT">
<div class="ABSTRACT">
<a id="AEN12" name="AEN12"></a>
<p>この文書は FreeBSD 5.0-RELEASE
の公開後に判明した重要な情報が書かれている errata リスト
(正誤表) です. これにはセキュリティ勧告および,
システムの運用・利用に影響を与えるような関連ソフトウェア,
関連文書の更新情報も含まれています. このバージョンの
FreeBSD をインストールする前には必ず, 最新の errata
を参照するようにしてください.</p>
<p>これは FreeBSD 5.0-RELEASE 用の errata
文書です。FreeBSD 5.1-RELEASE
の公開までの間、保守されます。</p>
<p>5-CURRENT ブランチは最新のブランチポイントであり,
ここからはまだリリース版が公開されていません.
そのため現時点の 5.0-CURRENT には, errata がありません.
(最初のリリースは 5.1-RELEASE になる予定です)
このファイルは新たに作成されたブランチ用のひな型として用意されているものです.
(当然ながら, この注意書きは他のブランチにある errata
文書には存在しません)</p>
</div>
</blockquote>
<div class="SECT1">
<hr />
<h1 class="SECT1"><a id="INTRO" name="INTRO">1.
はじめに</a></h1>
<p>この errata 文書には FreeBSD 5.0-RELEASE に関する
``最新の障害情報'' が書かれています. この文書を読み,
このバージョンのインストール前にリリース公開後に既に発見・修正された問題点について
知っておいてください.</p>
<p>リリースの公開 (たとえば CDROM による配布) には errata
文書が同梱されていることがあります. しかし,
それは当然ながらその時点のものであり,
最新のものと同じであるとは限りません.
インターネット上に置かれている このリリースに対応した
``errata 文書の最新版'' を参照するようにしてください.
errata 文書は <a href="http://www.FreeBSD.org/releases/"
target="_top">http://www.FreeBSD.org/releases/</a>
をはじめ,
最新の状態を維持している各ミラーサイトに置かれています.</p>
<p>FreeBSD 5-CURRENT のソーススナップショット,
バイナリスナップショットにも, (スナップショット作成時の)
最新版の errata 文書が含まれています.</p>
<p>FreeBSD CERT セキュリティ勧告の全リストは, <a
href="http://www.FreeBSD.org/security/"
target="_top">http://www.FreeBSD.org/security/</a> もしくは
<a href="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/"
target="_top">ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/</a>
を参照してください.</p>
</div>
<div class="SECT1">
<hr />
<h1 class="SECT1"><a id="SECURITY" name="SECURITY">2.
セキュリティ勧告</a></h1>
<p>現在、セキュリティ勧告は発行されていません。</p>
</div>
<div class="SECT1">
<hr />
<h1 class="SECT1"><a id="LATE-NEWS" name="LATE-NEWS">3.
最新情報</a></h1>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN32"
name="AEN32">GEOM</a></h4>
<p>カーネルにある <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=geom&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">geom</span>(4)</span></a>
ベースのディスクパーティションコードは、
使用中のパーティションの上書きを禁止しています。
たとえば、<tt class="COMMAND">disklabel -B</tt>
コマンドを使ってディスクの起動ブロックを更新することはできません。
これは、起動ブロックが記録されている領域と <tt
class="LITERAL">a</tt>
パーティションの領域が重なっているためです。
これを回避するには、CDROM や fixit
フロッピなどの他のディスクから起動するとよいでしょう。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN39" name="AEN39"><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=dump&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">dump</span>(8)</span></a></a></h4>
<p>512 バイトより大きいセクタ長を持ったディスクメディア
(たとえば <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=gbde&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">gbde</span>(4)</span></a>
で暗号化されたディスク) を使っている場合、 <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=dump&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">dump</span>(8)</span></a>
プログラムがそのセクタ長を認識しないため、
そのパーティションのダンプをとることができません。
これを回避する法の一つとして、ファイルシステム全体を raw
フォーマットでコピーし、
そのコピーからダンプをとるという方法があります。
たとえば次のようにすると、
ファイルシステムを通常ファイルにダンプすることが可能です。</p>
<pre class="SCREEN">
<tt class="PROMPT">#</tt> <tt
class="USERINPUT"><b>dd if=/dev/ad0s1d.bde of=/junk/ad0.dd bs=1m</b></tt>
<tt class="PROMPT">#</tt> <tt
class="USERINPUT"><b>dump 0f - /junk/ad0.dd | ...</b></tt>
</pre>
<br />
<br />
<p>より簡単な方法としては、バックアップに <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=tar&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">tar</span>(1)</span></a> もしくは <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=cpio&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">cpio</span>(1)</span></a>
を使うというのもあげられるでしょう。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN62" name="AEN62"><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=mly&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">mly</span>(4)</span></a></a></h4>
<p>FreeBSD 4.7-RELEASE で正常に動作していた <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=mly&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">mly</span>(4)</span></a> で構成した
RAID アレイに FreeBSD 5.0
スナップショット版をインストールする際、
システムがハングアップするという事例がいくつか報告されています。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN70"
name="AEN70">NETNCP/Netware ファイルシステム対応</a></h4>
<p>NETNCP と nwfs はまだ KSE
に対応していないため、動作しません。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN72" name="AEN72"><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=iir&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">iir</span>(4)</span></a>
コントローラ</a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=iir&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">iir</span>(4)</span></a>
コントローラはインストール時に正常に認識されますが、
ディスクデバイスが認識されないという不具合があります。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN80" name="AEN80"><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">truss</span>(1)</span></a>
の競合状態</a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">truss</span>(1)</span></a>
には、デバッグの開始時に
起動前のデバック対象プロセスに接続できなくなるような競合状態があるようです。
症状は、<a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">truss</span>(1)</span></a>
が「デバッグ対象のプロセスに対応する <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=procfs&sektion=5&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">procfs</span>(5)</span></a> ノードを
open できない」というエラーを表示する、
というものです。また、<a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">truss</span>(1)</span></a> には、 <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=execve&sektion=2&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">execve</span>(2)</span></a><tt
class="LITERAL">ENOENT</tt>
を返す時にハングアップするというバグも確認されています。
さらに、もう一つの競合状態が原因で、<a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">truss</span>(1)</span></a>
の起動時に時々 ``<tt class="ERRORNAME">PIOCWAIT:
Input/output error</tt>'' というエラーが表示されます。
この問題の修正には、プロセスの実行処理を大きく変更する必要があるため、
5.0 の公開以降に行なわれる予定です。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN105"
name="AEN105">インストーラのディスクパーティション設定</a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=sysinstall&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">sysinstall</span>(8)</span></a>
のディスクパーティション設定にいくつかバグが報告されています。
詳細が判明している問題の一つに、i386 版の <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=sysinstall&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">sysinstall</span>(8)</span></a>
FDISK パーティションのパーティションタイプを変更した後、
ディスクの空き領域の再計算がなされないというものがあります。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN113"
name="AEN113">文書化の遅れ</a></h4>
<p>(FAQ やハンドブックなどの) 文書のいくつかは、 FreeBSD
5.0-CURRENT の機能を反映した更新が行なわれていません。
たとえば <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=gbde&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">gbde</span>(8)</span></a> や新しい
``fast IPsec''
実装などについての文書は十分な整備されておらず、
今後の課題となっています。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN119" name="AEN119">SMB
ファイルシステム</a></h4>
<p>smbfs 共有をアンマウントしようとした時に、
そのマウントポイントが使用中でないにもかかわらず、 ``<tt
class="ERRORNAME">Device busy</tt>''
というエラーが出力されることがあります。
これを回避する一つの方法は、成功するまでアンマウントを繰り返すことです。
この問題は 5.0-CURRENT で修正されました。</p>
<p>smbfs 共有を強制アンマウント (<tt class="COMMAND">umount
-f</tt>)
した時に、カーネルがパニックを起こす可能性があります。
この問題は、5.0-CURRENT で修正されました。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN124" name="AEN124"><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=fstat&sektion=2&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">fstat</span>(2)</span></a></a></h4>
<p>connect されたソケットファイル記述子を指定して <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=fstat&sektion=2&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">fstat</span>(2)</span></a>
を呼び出すと、 <tt class="VARNAME">struct stat</tt>
構造体の <tt class="VARNAME">st_size</tt> メンバ変数に、
読み込み可能なバイト数が返されます。 しかし TCP
ソケットでは、 <tt class="VARNAME">st_size</tt> が常に <tt
class="LITERAL">0</tt> を返すというバグがあります。
この問題は、5.0-CURRENT で修正されました。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN136"
name="AEN136">カーネルイベントキュー</a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=kqueue&sektion=2&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">kqueue</span>(2)</span></a> <tt
class="LITERAL">EVFILT_READ</tt> フィルタは、 TCP
ソケットから読み込み可能なバイト数を、実際の値に関わらず
<tt class="LITERAL">0</tt> と報告するバグが含まれています。
<tt class="LITERAL">EVFILT_READ</tt><tt
class="LITERAL">NOTE_LOWAT</tt> フラグも、TCP
ソケットに対する動作に不具合があります。
この問題は、5.0-CURRENT で修正されました。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN145" name="AEN145">POSIX
名前付きセマフォ</a></h4>
<p>FreeBSD 5.0-RELEASE は POSIX
名前付きセマフォに対応していますが、 その実装は、<a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=sem_open&sektion=3&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">sem_open</span>(3)</span></a>
で同じプロセスから同じセマフォを
複数回オープンする処理に致命的なバグを含んでおり、 <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=sem_close&sektion=3&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">sem_close</span>(3)</span></a>
を呼び出したプログラムがクラッシュする可能性があります。
この問題は、5.0-CURRENT で修正されました。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN153" name="AEN153"><tt
class="FILENAME">/dev/tty</tt> の許可属性</a></h4>
<p>FreeBSD 5.0-RELEASE には、 <tt
class="FILENAME">/dev/tty</tt>
の許可属性の処理に小さなバグが含まれています。 <tt
class="USERNAME">root</tt> 以外、<tt
class="GROUPNAME">tty</tt>
グループに含まれていないユーザとしてログインし、その後に <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=su&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">su</span>(1)</span></a> を使って他の
<tt class="USERNAME">root</tt>
以外のユーザに切り替えた場合、 <tt
class="FILENAME">/dev/tty</tt> が開けないため <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=ssh&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">ssh</span>(1)</span></a>
が動作しません。 この問題は、5.0-CURRENT
で修正されました。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN167" name="AEN167"><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=growfs&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">growfs</span>(8)</span></a></a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=growfs&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">growfs</span>(8)</span></a><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=vinum&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">vinum</span>(4)</span></a>
ボリュームでは (おそらく <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=geom&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">geom</span>(4)</span></a>
エンティティでも) 動作しなくなっています。 <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=growfs&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">growfs</span>(8)</span></a>
はディスクラベルを検査するのですが、
これらのサブシステムはそのためのディスクラベルを用意しないからです。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN184"
name="AEN184">IPFW</a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=ipfw&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">ipfw</span>(4)</span></a><tt
class="LITERAL">skipto</tt> ルールは、 <tt
class="LITERAL">log</tt>
キーワードと組み合わせると動作しません。
この問題は、5.0-CURRENT で修正されました。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN191"
name="AEN191">パスワードと <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=adduser&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">adduser</span>(8)</span></a></a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=adduser&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">adduser</span>(8)</span></a> は、
シェルの特殊文字を含むパスワードをユーザに設定する処理を
正しく行なうことができません。 この問題は、5.0-CURRENT
で修正されました。</p>
<h4 class="BRIDGEHEAD"><a id="AEN199" name="AEN199"><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=xl&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">xl</span>(4)</span></a></a></h4>
<p><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=xl&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span
class="REFENTRYTITLE">xl</span>(4)</span></a>
ドライバには、
インタフェースの初期化を行なう際にカーネルパニック
(や、その他の問題) を引き起こす、
タイミングに関連するバグが含まれています。
この問題は、5.0-CURRENT で修正されました。</p>
</div>
</div>
<hr />
<p align="center"><small>このファイルの他、リリース関連の文書は
<a
href="http://snapshots.jp.FreeBSD.org/">http://snapshots.jp.FreeBSD.org/</a>
からダウンロードできます。</small></p>
<p align="center"><small>FreeBSD
に関するお問い合わせは、&#60;<a
href="mailto:questions@FreeBSD.org">questions@FreeBSD.org</a>&#62;
へ質問を投稿する前に<a
href="http://www.FreeBSD.org/docs.html">解説文書</a>をお読みください。</small></p>
<p align="center"><small><small>FreeBSD 5-CURRENT
をお使いの方は、ぜひ &#60;<a
href="mailto:current@FreeBSD.org">current@FreeBSD.org</a>&#62;
メーリングリストに参加ください。</small></small></p>
<p align="center">この文書の原文に関するお問い合わせは &#60;<a
href="mailto:doc@FreeBSD.org">doc@FreeBSD.org</a>&#62;
まで、<br />
日本語訳に関するお問い合わせは、&#60;<a
href="http://www.jp.FreeBSD.org/ml.html#doc-jp">doc-jp@jp.FreeBSD.org</a>&#62;
まで電子メールでお願いします。</p>
<br />
<br />
</body>
</html>
</P
><P
>より簡単な方法としては、バックアップに
<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=tar&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>tar</SPAN
>(1)</SPAN
></A
> もしくは <A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=cpio&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>cpio</SPAN
>(1)</SPAN
></A
> を使うというのもあげられるでしょう。</P
><P
>FreeBSD 4.7-RELEASE で正常に動作していた
<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=mly&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>mly</SPAN
>(4)</SPAN
></A
> で構成した RAID アレイに
FreeBSD 5.0 スナップショット版をインストールする際、
システムがハングアップするという事例がいくつか報告されています。</P
><P
>NETNCP と nwfs はまだ KSE に対応していないため、動作しません。</P
><P
><A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=iir&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>iir</SPAN
>(4)</SPAN
></A
> コントローラはインストール時に正常に認識されますが、
ディスクデバイスが認識されないという不具合があります。</P
><P
><A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>truss</SPAN
>(1)</SPAN
></A
> には、デバッグの開始時に
起動前のデバック対象プロセスに接続できなくなるような競合状態があるようです。
症状は、<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>truss</SPAN
>(1)</SPAN
></A
> が「デバッグ対象のプロセスに対応する
<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=procfs&sektion=5&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>procfs</SPAN
>(5)</SPAN
></A
> ノードを open できない」というエラーを表示する、
というものです。また、<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>truss</SPAN
>(1)</SPAN
></A
> には、
<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=execve&sektion=2&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>execve</SPAN
>(2)</SPAN
></A
> が <TT
CLASS="LITERAL"
>ENOENT</TT
>
を返す時にハングアップするというバグも確認されています。
さらに、もう一つの競合状態が原因で、<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=truss&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>truss</SPAN
>(1)</SPAN
></A
>
の起動時に時々 ``<TT
CLASS="ERRORNAME"
>PIOCWAIT:
Input/output error</TT
>'' というエラーが表示されます。
この問題の修正には、プロセスの実行処理を大きく変更する必要があるため、
5.0 の公開以降に行なわれる予定です。</P
><P
><A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=sysinstall&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>sysinstall</SPAN
>(8)</SPAN
></A
>
のディスクパーティション設定にいくつかバグが報告されています。
詳細が判明している問題の一つに、i386 版の <A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=sysinstall&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>sysinstall</SPAN
>(8)</SPAN
></A
> で
FDISK パーティションのパーティションタイプを変更した後、
ディスクの空き領域の再計算がなされないというものがあります。</P
><P
>(FAQ やハンドブックなどの) 文書のいくつかは、
FreeBSD 5.0-RELEASE の機能を反映した更新が行なわれていません。
たとえば <A
HREF="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=gbde&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.0-RELEASE"
><SPAN
CLASS="CITEREFENTRY"
><SPAN
CLASS="REFENTRYTITLE"
>gbde</SPAN
>(8)</SPAN
></A
> や新しい ``fast IPsec''
実装などについての文書は十分な整備されておらず、
今後の課題となっています。</P
></DIV
></DIV
><hr><p
align="center"
><small
>このファイルの他、リリース関連の文書は <A
HREF="ftp://ftp.FreeBSD.org/"
>ftp://ftp.FreeBSD.org/</A
> からダウンロードできます。</small
></p
><p
align="center"
><small
>FreeBSD に関するお問い合わせは、&#60;<A
HREF="mailto:questions@FreeBSD.org"
>questions@FreeBSD.org</A
>&#62; へ質問を投稿する前に<A
HREF="http://www.FreeBSD.org/docs.html"
>解説文書</A
>をお読みください。<p
align="center"
>この文書の原文に関するお問い合わせは &#60;<A
HREF="mailto:doc@FreeBSD.org"
>doc@FreeBSD.org</A
>&#62; まで、<br>日本語訳に関するお問い合わせは、&#60;<A
HREF="http://www.jp.FreeBSD.org/ml.html#doc-jp"
>doc-jp@jp.FreeBSD.org</A
>&#62; まで電子メールでお願いします。</p
></small
></p
></BODY
></HTML
>