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Ryusuke SUZUKI 2012-07-01 13:18:38 +00:00
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Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
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@ -2,7 +2,7 @@
The FreeBSD Documentation Project
The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: r9954
Original revision: r9982
$FreeBSD$
-->
@ -37,8 +37,12 @@
<para>簡単に言ってしまえば、この機能により全ての Linux アプリケーションの
90% が修正なしに FreeBSD 上で起動できます。
この中には Star Office や Linux 版の Netscape、Adobe Acrobat、RealPlayer 5 と 7、
VMWare、Oracle、WordPerfect、Doom、Quake などがあります。
この中には <application>Star Office</application> や Linux 版の
<application>Netscape</application>、<application>Adobe Acrobat</application>、
<application>RealPlayer</application> 5 と 7、
<application>VMWare</application>、<application>Oracle</application>、
<application>WordPerfect</application>、<application>Doom</application>、
<application>Quake</application> などがあります。
また、ある状況においては Linux バイナリを Linux で動かすよりも
FreeBSD で動かすほうが良いパフォーマンスが出るという報告もあります。</para>
<indexterm>
@ -292,10 +296,10 @@ multi on</programlisting>
</sect2>
</sect1>
<sect1 id="linuxemu-mathematica">
<sect1 id="linuxemu-mathematicau">
<title>Mathematica のインストール</title>
<para><emphasis>Mathematica 4.X 用に &a.murray;
<para><emphasis><application>Mathematica</application> 4.X 用に &a.murray;
がアップデートし、Bojan Bistrovic <email>bojanb@physics.odu.edu</email>
がマージしました。</emphasis></para>
<indexterm>
@ -303,23 +307,25 @@ multi on</programlisting>
<secondary><application>Mathematica</application></secondary>
</indexterm>
<para>この章では、Mathematica 4.X Linux 版の FreeBSD
<para>この章では、<application>Mathematica</application> 4.X Linux 版の FreeBSD
へのインストールについて説明します。</para>
<para>Linux 版の Mathematica は FreeBSD においても完璧に動きます。
<para>Linux 版の <application>Mathematica</application> は
FreeBSD においても完璧に動きます。
ただ、実行する際に Linux ABI を用いる必要があることを
FreeBSD に教えるために、Wolfram によって出荷されているバイナリにマーク付け
(branded) をする必要があります。</para>
<para>Mathematica や Mathematica for Students の Linux 版は Wolfram
<para><application>Mathematica</application> や
<application>Mathematica for Students</application> の Linux 版は Wolfram
(<ulink url="http://www.wolfram.com/">http://www.wolfram.com/</ulink>)
から直接注文することができます。</para>
<sect2>
<title>Linux バイナリへのマーク付け (branding)</title>
<para>Linux 用バイナリは Wolfram の Mathematica CD-ROM の
<filename>Unix</filename> ディレクトリにあります。
<para>Linux 用バイナリは Wolfram の <application>Mathematica</application>
CD-ROM の <filename>Unix</filename> ディレクトリにあります。
インストーラーを起動する前にこのディレクトリをローカルディスクにコピーし、
&man.brandelf.1; により Linux バイナリにマークを付けます。</para>
@ -349,7 +355,7 @@ multi on</programlisting>
<sect2>
<title>Mathematica パスワードの取得</title>
<para>Mathematica を起動する前に Wolfram から自分の
<para><application>Mathematica</application> を起動する前に Wolfram から自分の
<quote>マシン ID</quote> に対応したパスワードを取得しなければいけません。</para>
<indexterm>
<primary>イーサネット</primary>
@ -357,7 +363,7 @@ multi on</programlisting>
</indexterm>
<para>一旦 Linux 互換ランタイムライブラリをインストールし、
Mathematica を展開すれば Install ディレクトリにある
<application>Mathematica</application> を展開すれば Install ディレクトリにある
<command>mathinfo</command> プログラムを起動して
<quote>マシン ID</quote> を得ることができます。
このマシン ID は、最初に見つかったイーサネットカードの MAC アドレスをベースに生成されます。</para>
@ -369,20 +375,23 @@ disco.example.com 7115-70839-20412</screen>
<para>電子メールや電話、FAX などで Wolfram に登録する時にはこの
<quote>マシン ID</quote> を渡します。
するといくつかの数字から構成されるパスワードが返されるので、
他の Mathematica プラットホームでするのと全く同じように最初に
Mathematica を立ち上げる時にその情報を入力します。</para>
他の <application>Mathematica</application>
プラットホームでするのと全く同じように最初に
<application>Mathematica</application>
を立ち上げる時にその情報を入力します。</para>
</sect2>
<sect2>
<title>ネットワーク経由での Mathematica フロントエンドの起動</title>
<para>Mathematica は標準フォントセットにない特別な記号
<para><application>Mathematica</application>
は標準フォントセットにない特別な記号
(積分記号、総和記号、ギリシャ文字など)
を表示するために特殊なフォントを使用します。
X プロトコルは、これらのフォントが
<emphasis>ローカルマシンに</emphasis>
インストールされていることを要求します。
これはつまり、ローカルマシンに (CD-ROM や Mathematica
これはつまり、ローカルマシンに (CD-ROM や <application>Mathematica</application>
がインストールされているホストマシンから)
そのフォントをコピーしなければならないということです。
これらのフォントは通常、CD-ROM の
@ -619,7 +628,7 @@ export PATH</programlisting>
と呼ばれるシェルスクリプトに記録されます。
<filename>root.sh</filename> は <filename>orainst</filename>
ディレクトリにあります。次のパッチを root.sh に当てて
正しい場所にある chown コマンドを使うようにするか、
正しい場所にある <command>chown</command> コマンドを使うようにするか、
代わりに Linux ネイティブなシェルのもとでスクリプトを走らせましょう。</para>
<programlisting>*** orainst/root.sh.orig Tue Oct 6 21:57:33 1998
@ -649,7 +658,8 @@ export PATH</programlisting>
<sect3 id="linuxemu-patch-tcl">
<title>genclntsh へのパッチ</title>
<para>genclntsh スクリプトは一つの共有クライアントライブラリを生成するのに用いられます。
<para><command>genclntsh</command>
スクリプトは一つの共有クライアントライブラリを生成するのに用いられます。
これはデモを作る時に使われます。
PATH の定義をコメントアウトするために次のパッチを当ててください。</para>
@ -677,7 +687,7 @@ export PATH</programlisting>
<title>Oracle の起動</title>
<para>インストラクションに従えば、Linux でと同じように
Oracle を起動できるでしょう。</para>
<application>Oracle</application> を起動できるでしょう。</para>
</sect2>
</sect1>
@ -694,17 +704,20 @@ export PATH</programlisting>
<sect2 id="preface">
<title>まえがき</title>
<para>この文書は、SAP R/3 4.6B IDES-System with Oracle 8.0.5 for
<para>この文書は、<application>SAP R/3 4.6B IDES-System</application>
with <application>Oracle 8.0.5</application> for
Linux を FreeBSD 4.3 上にインストールする方法を、FreeBSD
4.3-STABLE と Oracle 8.0.5
4.3-STABLE と <application>Oracle 8.0.5</application>
のインストール方法と一緒に説明しています。</para>
<para>この文書では、重要な手順をすべて詳しく説明しようとしていますが、
Oracle および SAP R/3
<application>Oracle</application> および <application>SAP R/3</application>
のインストールの手引きを置き換えるものではありません。</para>
<para>SAP や Oracle に特有の質問については、SAP R/3 の
Linux 版についてくる文書や Oracle と SAP OSS
<para><application>SAP</application> や <application>Oracle</application>
に特有の質問については、<application>SAP R/3</application> の
Linux 版についてくる文書や <application>Oracle</application> と
<application>SAP OSS</application>
が出している資料をご覧ください。</para>
</sect2>
@ -962,7 +975,7 @@ export PATH</programlisting>
最新のソースコードは楽に手に入ります。それより前のバージョンの
FreeBSD では、/etc/cvsup
に自分で書いたスクリプトを置いていました。FreeBSD 4.3 で
cvsup を設定するのは簡単です。
<application>CVSup</application> を設定するのは簡単です。
<username>root</username> で以下を実行してください。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>cp /etc/defaults/make.conf /etc/make.conf</userinput>
@ -985,7 +998,8 @@ DOCSUPFILE= /usr/share/examples/cvsup/doc-supfile</programlisting>
にある supfile で十分でしょう。
もしもすべてのドキュメントを持ってくるのが嫌なら、
<emphasis>DOCSUPFILE</emphasis>
の項は無効なままにしておいてください。ここまでくれば、cvsup
の項は無効なままにしておいてください。
ここまでくれば、<application>cvsup</application>
を起動して stable
の最新のソースコードを入手するのはたやすいことです。</para>
@ -1007,8 +1021,8 @@ DOCSUPFILE= /usr/share/examples/cvsup/doc-supfile</programlisting>
<para>最後まで実行できたら、
新しいカーネルの作成と設定を行えます。
通常はここでカーネルコンフィグレーションファイルをカスタマイズします。
コンピュータに troubadix という名前をつけているので、
コンフィグレーションファイルを troubadix
コンピュータに <hostid>troubadix</hostid> という名前をつけているので、
コンフィグレーションファイルを <filename>troubadix</filename>
という名称にするのが自然です。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>cd /usr/src/sys/i386/conf</userinput>
@ -1161,9 +1175,11 @@ DOCSUPFILE= /usr/share/examples/cvsup/doc-supfile</programlisting>
<sect3 id="creatingusersanddirectories">
<title>ユーザとディレクトリの作成</title>
<para>SAP R/3 には、2 名のユーザと 3 つのグループが必要です。
ユーザ名は 3 文字からなる SAP システム ID (SID)
に準じています。SID の中には SAP が予約しているものがあります
<para><application>SAP R/3</application> には、
2 名のユーザと 3 つのグループが必要です。
ユーザ名は 3 文字からなる <application>SAP</application> システム ID (SID)
に準じています。SID の中には <application>SAP</application>
が予約しているものがあります
(たとえば <emphasis>SAP</emphasis> や <emphasis>NIX</emphasis>
です。すべて網羅した一覧は SAP のドキュメントをご覧ください)。
IDES のインストールでは、<emphasis>IDS</emphasis> を使いました。
@ -1303,7 +1319,7 @@ Shell: /bin/sh</programlisting>
&prompt.root; <userinput>mkdir saparch sapreorg</userinput>
&prompt.root; <userinput>exit</userinput> </screen>
<para>第三段階では、idsadm (&lt;sid&gt;adm)
<para>第三段階では、<username>idsadm</username> (&lt;sid&gt;adm)
ユーザ権限でディレクトリを作成します。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>su - idsadm</userinput>
@ -1409,8 +1425,11 @@ options SEMUME=100 #number of UNDO keys</programlisting></para>
<programlisting>/oracle/IDS/sapreorg/&lt;cd-name&gt;</programlisting>
<para>ここで、&lt;cd-name&gt; は KERNEL, RDBMS, EXPORT1,
EXPORT2, EXPORT3, EXPORT4, EXPORT5 および EXPORT6
<para>ここで、&lt;cd-name&gt; は <filename>KERNEL</filename>,
<filename>RDBMS</filename>, <filename>EXPORT1</filename>,
<filename>EXPORT2</filename>, <filename>EXPORT3</filename>,
<filename>EXPORT4</filename>, <filename>EXPORT5</filename>
および <filename>EXPORT6</filename>
のいずれかです。すべてのファイル名を大文字にするか、
さもなければ、マウントする際に -g オプションをつけるべきです。
次のコマンドを使ってください。</para>
@ -1740,7 +1759,7 @@ options SEMUME=100 #number of UNDO keys</programlisting></para>
で再リンクしようとします。</para>
<para>時間が限られていたので、私は
Oracle 8.0.5 PreProduction
<application>Oracle 8.0.5 PreProduction</application>
リリースのバイナリを利用することにしました。
最初 RDBMS-CD 収録のバージョンを動かそうとして失敗し、
その時点では正しい RPM
@ -1766,8 +1785,8 @@ options SEMUME=100 #number of UNDO keys</programlisting></para>
<sect2 id="continuewithsapr4installation">
<title>SAP R/3 のインストールの続行</title>
<para>まず、idsamd (&lt;sid&gt;adm) ユーザと
oraids (ora&lt;sid&gt;) ユーザの環境設定を確認してください。
<para>まず、<username>idsamd</username> (&lt;sid&gt;adm) ユーザと
<username>oraids</username> (ora&lt;sid&gt;) ユーザの環境設定を確認してください。
両者とも、<filename>.profile</filename>,
<filename>.login</filename> と <filename>.cshrc</filename>
をもっていて、いずれも <command>hostname</command>
@ -1835,14 +1854,14 @@ options SEMUME=100 #number of UNDO keys</programlisting></para>
</tgroup>
</informaltable>
<para>ここで、dipgntab で少し問題がありました。</para>
<para>ここで、<literal>dipgntab</literal> で少し問題がありました。</para>
</sect3>
<sect3 id="listener">
<title>Listener</title>
<para>次のように、Oracle-Listener を oraids (ora&lt;sid&gt;)
ユーザで起動してください。</para>
<para>次のように、Oracle-Listener を <username>oraids</username>
(ora&lt;sid&gt;) ユーザで起動してください。</para>
<programlisting>umask 0; lsnrctl start</programlisting>
@ -1905,7 +1924,7 @@ LICENSE KEY = &lt;license key, 24 chars&gt;</programlisting>
<sect3 id="configtranssysprofileopermodesetc">
<title>トランスポートシステム、プロファイル、操作モードなどの設定</title>
<para>クライアント 000 内で、ddic と sap*
<para>クライアント 000 内で、<username>ddic</username> と sap*
以外のユーザについて、少なくとも次のことを行ってください。</para>
<informaltable>
@ -1976,8 +1995,9 @@ tape_address_rew = /dev/sa0</programlisting>
32 キロバイト以上を推奨していますので、64 キロバイトに設定する
--block-size=128 を用いました。65535 より多くの
inode 番号があるので、--format=newc が必要になります。
最後のオプション --quiet は、cpio が保存したブロック数を出力すると
brbackup が文句をいうので必要になります。</para>
最後のオプション --quiet は、<command>cpio</command>
が保存したブロック数を出力すると
<command>brbackup</command> が文句をいうので必要になります。</para>
<para><emphasis>cpio_in_flags</emphasis>
は、データをテープから読み込むのに必要となるフラグです。
@ -1991,7 +2011,7 @@ tape_address_rew = /dev/sa0</programlisting>
は実際の値よりもわずかに小さくしています。</para>
<para><emphasis>tape_address</emphasis>
cpio と組み合わせて用いる巻き戻し不可なデバイス。</para>
<command>cpio</command> と組み合わせて用いる巻き戻し不可なデバイス。</para>
<para><emphasis>tape_address_rew</emphasis>
cpio と組み合わせて用いる巻き戻し可能なデバイス。</para>
@ -2054,8 +2074,8 @@ STATUS=OK (had status ERROR)</programlisting>
がこれに関係するエラーを出してもすべて無視して、対応する状態を
ERROR から OK に (CENTRDB.R3S で) 変更して R3SETUP
を再起動していると、SAP システムは正しく設定されず、
システムを起動できたとしても、sapgui
でシステムに接続することはできません。古い Linux 版 sapgui
システムを起動できたとしても、<literal>sapgui</literal>
でシステムに接続することはできません。古い Linux 版 <literal>sapgui</literal>
で接続しようとすると、次のメッセージがでます。</para>
<programlisting>Sat May 5 14:23:14 2001
@ -2104,7 +2124,7 @@ rscp/TCP0B =TCP0B</programlisting>
<title>R3SETUP 中の [DIPGNTAB_IND_IND] エラー</title>
<para>一般的なことは SAP note 0130581 (R3SETUP の
DIPGNTAB 段階での終了) をご覧ください。
<literal>DIPGNTAB</literal> 段階での終了) をご覧ください。
この特定のインストール段階において、
なぜかインストールプロセスは、適切な SAP システム名
"IDS" を使うかわりに、空文字列 "" を使います。
@ -2144,9 +2164,10 @@ drwxrwxr-x 11 idsadm sapsys 512 May 4 14:20 trans </screen>
<para>(ファイル <filename>CENTRDB.R3S</filename> で)
問題の段階の状態 (STATUS) を ERROR から OK に設定して
R3SETUP を再起動してください。
インストール後、レポート RSWBOINS をトランザクション SE38
から実行しなければなりません。
RFCRSWBOINI および RFCRADDBDIF 段階の詳細については
インストール後、レポート <literal>RSWBOINS</literal>
をトランザクション SE38 から実行しなければなりません。
<literal>RFCRSWBOINI</literal> および <literal>RFCRADDBDIF</literal>
段階の詳細については
SAP note 0162266 をご覧ください。</para>
</sect3>
@ -2156,7 +2177,7 @@ drwxrwxr-x 11 idsadm sapsys 512 May 4 14:20 trans </screen>
<para>(ファイル <filename>CENTRDB.R3S</filename> で)
問題の段階の状態 (STATUS) を ERROR から OK に設定して
R3SETUP を再起動してください。
インストール後、レポート RADDBDIF をトランザクション SE38
インストール後、レポート <literal>RADDBDIF</literal> をトランザクション SE38
から実行しなければなりません。詳しくは
SAP note 0162266 をご覧ください。</para>
</sect3>