Catch up with 5.0-CURRENT-20021105-JPSNAP
Obtained from: http://www.unixuser.org/%7Eeuske/doc/openssh/jman/openssh-jman-350p1.tar.gz
This commit is contained in:
parent
4da7c133da
commit
31a3d471fe
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=15461
2 changed files with 139 additions and 29 deletions
|
|
@ -34,11 +34,11 @@
|
||||||
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
|
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
|
||||||
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
|
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
|
||||||
.\"
|
.\"
|
||||||
.\" $OpenBSD: ssh_config.5,v 1.1 2002/06/20 19:56:07 stevesk Exp $
|
.\" $OpenBSD: ssh_config.5,v 1.5 2002/08/29 22:54:10 stevesk Exp $
|
||||||
.\" Japanese translation: $Id: ssh_config.5,v 1.1 2002-08-19 02:24:45 horikawa Exp $
|
.\" Japanese translation: $Id: ssh_config.5,v 1.2 2002-12-30 05:47:52 horikawa Exp $
|
||||||
.\" by Yusuke Shinyama <yusuke @ cs . nyu . edu>
|
.\" by Yusuke Shinyama <yusuke @ cs . nyu . edu>
|
||||||
.\"
|
.\"
|
||||||
.\" %FreeBSD: src/crypto/openssh/ssh_config.5,v 1.4.2.2 2002/07/25 16:03:44 fanf Exp %
|
.\" %FreeBSD: /home/ncvs/src/crypto/openssh/ssh_config.5,v 1.7 2002/11/05 17:25:15 des Exp %
|
||||||
.\" $FreeBSD$
|
.\" $FreeBSD$
|
||||||
.Dd September 25, 1999
|
.Dd September 25, 1999
|
||||||
.Dt SSH_CONFIG 5
|
.Dt SSH_CONFIG 5
|
||||||
|
|
@ -54,12 +54,16 @@
|
||||||
.Sh 解説
|
.Sh 解説
|
||||||
.Nm ssh
|
.Nm ssh
|
||||||
は以下のものから (この順序で) 設定情報を取得します:
|
は以下のものから (この順序で) 設定情報を取得します:
|
||||||
コマンドラインオプション、
|
.Bl -enum -offset indent -compact
|
||||||
ユーザの設定ファイル
|
.It
|
||||||
|
コマンドラインオプション
|
||||||
|
.It
|
||||||
|
ユーザごとの設定ファイル
|
||||||
.Pq Pa $HOME/.ssh/config
|
.Pq Pa $HOME/.ssh/config
|
||||||
、そしてシステム全体での設定ファイル
|
.It
|
||||||
|
システム全体にわたる (system-wide) 設定ファイル
|
||||||
.Pq Pa /etc/ssh/ssh_config
|
.Pq Pa /etc/ssh/ssh_config
|
||||||
。
|
.El
|
||||||
.Pp
|
.Pp
|
||||||
各設定項目にはそれそれ最初に見つかったものが使われます。
|
各設定項目にはそれそれ最初に見つかったものが使われます。
|
||||||
設定ファイルはいくつかのセクションに分かれており、これらは
|
設定ファイルはいくつかのセクションに分かれており、これらは
|
||||||
|
|
@ -267,6 +271,14 @@ ssh
|
||||||
でなければならず、デフォルトは
|
でなければならず、デフォルトは
|
||||||
.Dq no (エージェント転送をおこなわない)
|
.Dq no (エージェント転送をおこなわない)
|
||||||
です。
|
です。
|
||||||
|
.Pp
|
||||||
|
認証エージェントの転送には注意が必要です。
|
||||||
|
リモートホスト上で (エージェントの UNIX ドメインソケットに対する)
|
||||||
|
ファイルアクセス権限を無視できてしまうユーザがいる場合は、
|
||||||
|
転送された接続を介してローカル側の
|
||||||
|
認証エージェントにアクセスできてしまうことになります。
|
||||||
|
攻撃側は認証エージェントから鍵そのものを盗むことはできませんが、
|
||||||
|
認証エージェントがもっている鍵に認証をおこなわせることはできます。
|
||||||
.It Cm ForwardX11 (X11 転送)
|
.It Cm ForwardX11 (X11 転送)
|
||||||
X11 接続を自動的に安全な通信路へリダイレクトし、
|
X11 接続を自動的に安全な通信路へリダイレクトし、
|
||||||
.Ev DISPLAY
|
.Ev DISPLAY
|
||||||
|
|
@ -277,6 +289,13 @@ X11
|
||||||
でなければならず、デフォルトは
|
でなければならず、デフォルトは
|
||||||
.Dq no (X11 接続を転送しない)
|
.Dq no (X11 接続を転送しない)
|
||||||
です。
|
です。
|
||||||
|
.Pp
|
||||||
|
X11 の転送には注意が必要です。
|
||||||
|
リモートホスト上で (そのユーザの X 認証のための) ファイルアクセス権限を
|
||||||
|
無視できてしまうユーザがいる場合は、転送された接続を介してローカル側の
|
||||||
|
X11 ディスプレイにアクセスできてしまうことになります。
|
||||||
|
すると攻撃側はキーストロークを盗み見るなどの行為が可能になってしまうかも
|
||||||
|
しれません。
|
||||||
.It Cm GatewayPorts (ポート転送の中継)
|
.It Cm GatewayPorts (ポート転送の中継)
|
||||||
ローカルからリモートへ転送されている (リモート→ローカルのポート転送)
|
ローカルからリモートへ転送されている (リモート→ローカルのポート転送)
|
||||||
ポートに、他ホストからの接続を許すかどうかを指定します。
|
ポートに、他ホストからの接続を許すかどうかを指定します。
|
||||||
|
|
@ -535,7 +554,14 @@ RhostsRSAAuthentication
|
||||||
デフォルトでは
|
デフォルトでは
|
||||||
.Dq no (rhosts 認証をおこなわない)
|
.Dq no (rhosts 認証をおこなわない)
|
||||||
になっています。
|
になっています。
|
||||||
このオプションはプロトコル バージョン 1 のみに適用されます。
|
このオプションはプロトコル バージョン 1 のみに適用され、
|
||||||
|
この機能を使うためには
|
||||||
|
.Nm ssh
|
||||||
|
が setuid root されていて
|
||||||
|
.Cm UsePrivilegedPort
|
||||||
|
が
|
||||||
|
.Dq yes
|
||||||
|
に設定されている必要があります。
|
||||||
.It Cm RhostsRSAAuthentication (rhosts-RSA 認証)
|
.It Cm RhostsRSAAuthentication (rhosts-RSA 認証)
|
||||||
RSA ホスト認証を使った Rhosts ベースの認証を試みるかどうかを
|
RSA ホスト認証を使った Rhosts ベースの認証を試みるかどうかを
|
||||||
指定します。
|
指定します。
|
||||||
|
|
@ -619,6 +645,10 @@ known_hosts
|
||||||
で、デフォルトは
|
で、デフォルトは
|
||||||
.Dq no
|
.Dq no
|
||||||
になっています。
|
になっています。
|
||||||
|
.Dq yes
|
||||||
|
に設定した場合、
|
||||||
|
.Nm ssh
|
||||||
|
は setuid root である必要があります。
|
||||||
注意:
|
注意:
|
||||||
旧式の sshd に対して
|
旧式の sshd に対して
|
||||||
.Cm RhostsAuthentication
|
.Cm RhostsAuthentication
|
||||||
|
|
@ -638,9 +668,12 @@ known_hosts
|
||||||
.It Cm VersionAddendum (バージョンに付加するもの)
|
.It Cm VersionAddendum (バージョンに付加するもの)
|
||||||
OS もしくはサイトに特化した修正を示すために、通常のバージョン文字列に
|
OS もしくはサイトに特化した修正を示すために、通常のバージョン文字列に
|
||||||
付け加える文字列を指定します。
|
付け加える文字列を指定します。
|
||||||
|
デフォルトは
|
||||||
|
.Dq FreeBSD-20021029
|
||||||
|
です。
|
||||||
.It Cm XAuthLocation (xauth の位置)
|
.It Cm XAuthLocation (xauth の位置)
|
||||||
.Xr xauth 1
|
.Xr xauth 1
|
||||||
プログラムの場所を指定します。デフォルトは
|
プログラムのフルパス名を指定します。デフォルトは
|
||||||
.Pa /usr/X11R6/bin/xauth
|
.Pa /usr/X11R6/bin/xauth
|
||||||
です。
|
です。
|
||||||
.El
|
.El
|
||||||
|
|
@ -670,7 +703,7 @@ Theo de Raadt
|
||||||
SSH プロトコル バージョン 1.5 および 2.0 のサポートは
|
SSH プロトコル バージョン 1.5 および 2.0 のサポートは
|
||||||
Markus Friedl の貢献によるものです。
|
Markus Friedl の貢献によるものです。
|
||||||
.Sh 日本語訳
|
.Sh 日本語訳
|
||||||
新山 祐介 (yusuke @ cs . nyu . edu) 2002/6/24 (for 3.3p1)
|
新山 祐介 (yusuke @ cs . nyu . edu) 2002/9/28 (for 3.5p1)
|
||||||
.Pp
|
.Pp
|
||||||
当マニュアルページは氏のご好意により
|
当マニュアルページは氏のご好意により
|
||||||
.Fx
|
.Fx
|
||||||
|
|
|
||||||
|
|
@ -34,11 +34,11 @@
|
||||||
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
|
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
|
||||||
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
|
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
|
||||||
.\"
|
.\"
|
||||||
.\" $OpenBSD: sshd_config.5,v 1.4 2002/06/22 16:45:29 stevesk Exp $
|
.\" $OpenBSD: sshd_config.5,v 1.13 2002/09/16 20:12:11 stevesk Exp $
|
||||||
.\" Japanese translation: $Id: sshd_config.5,v 1.1 2002-08-19 02:24:45 horikawa Exp $
|
.\" Japanese translation: $Id: sshd_config.5,v 1.2 2002-12-30 05:47:52 horikawa Exp $
|
||||||
.\" by Yusuke Shinyama <yusuke @ cs . nyu . edu>
|
.\" by Yusuke Shinyama <yusuke @ cs . nyu . edu>
|
||||||
.\"
|
.\"
|
||||||
.\" %FreeBSD: src/crypto/openssh/sshd_config.5,v 1.5.2.3 2002/07/26 15:18:32 fanf Exp %
|
.\" %FreeBSD: src/crypto/openssh/sshd_config.5,v 1.9 2002/11/06 08:04:56 des Exp %
|
||||||
.\" $FreeBSD$
|
.\" $FreeBSD$
|
||||||
.Dd September 25, 1999
|
.Dd September 25, 1999
|
||||||
.Dt SSHD_CONFIG 5
|
.Dt SSHD_CONFIG 5
|
||||||
|
|
@ -130,6 +130,17 @@ TCP ž
|
||||||
チャレンジ・レスポンス認証を許可するかどうか指定します。
|
チャレンジ・レスポンス認証を許可するかどうか指定します。
|
||||||
.Xr login.conf 5
|
.Xr login.conf 5
|
||||||
に記されているすべての認証形式が使えます。
|
に記されているすべての認証形式が使えます。
|
||||||
|
特に
|
||||||
|
.Fx
|
||||||
|
では、PAM
|
||||||
|
.Xr ( pam 3
|
||||||
|
参照) を認証に使用するかを制御します。
|
||||||
|
これは、
|
||||||
|
.Cm PasswordAuthentication
|
||||||
|
および
|
||||||
|
.Cm PermitRootLogin
|
||||||
|
の効果に影響します。
|
||||||
|
variables.
|
||||||
デフォルトは
|
デフォルトは
|
||||||
.Dq yes
|
.Dq yes
|
||||||
です。
|
です。
|
||||||
|
|
@ -381,7 +392,7 @@ Kerberos TGT
|
||||||
.It Cm LoginGraceTime (ログイン猶予時間)
|
.It Cm LoginGraceTime (ログイン猶予時間)
|
||||||
ユーザがここで指定された時間内にログインできないと、
|
ユーザがここで指定された時間内にログインできないと、
|
||||||
サーバは接続を切ります。この値をゼロにすると、時間制限はなくなります。
|
サーバは接続を切ります。この値をゼロにすると、時間制限はなくなります。
|
||||||
デフォルトの値は 120 (秒) です。
|
デフォルトの値は 120 秒です。
|
||||||
.It Cm LogLevel (ログレベル)
|
.It Cm LogLevel (ログレベル)
|
||||||
.Nm sshd
|
.Nm sshd
|
||||||
が出力するログメッセージの冗長性レベルを指定します。
|
が出力するログメッセージの冗長性レベルを指定します。
|
||||||
|
|
@ -423,10 +434,6 @@ MAC
|
||||||
.Dq full
|
.Dq full
|
||||||
(この例では 60) 個の接続が来るまで線形に増えつづけ、
|
(この例では 60) 個の接続が来るまで線形に増えつづけ、
|
||||||
最大数に達した時点でそれ以降すべての接続を拒否するようになります。
|
最大数に達した時点でそれ以降すべての接続を拒否するようになります。
|
||||||
.It Cm PAMAuthenticationViaKbdInt (キーボード対話を使ったPAM認証)
|
|
||||||
PAM のチャレンジ・レスポンス認証を許可するかどうか指定します。
|
|
||||||
このオプションでほとんどの PAM チャレンジ・レスポンス認証が
|
|
||||||
使えますが、この場合
|
|
||||||
.Cm PasswordAuthentication
|
.Cm PasswordAuthentication
|
||||||
(パスワード認証) が禁止されているかどうかにかかわらず、
|
(パスワード認証) が禁止されているかどうかにかかわらず、
|
||||||
パスワード認証も許可されます。
|
パスワード認証も許可されます。
|
||||||
|
|
@ -437,6 +444,16 @@ PAM
|
||||||
パスワード認証を許可するかどうか指定します。デフォルトでは
|
パスワード認証を許可するかどうか指定します。デフォルトでは
|
||||||
.Dq yes
|
.Dq yes
|
||||||
になっています。
|
になっています。
|
||||||
|
.Cm ChallengeResponseAuthentication
|
||||||
|
が
|
||||||
|
.Dq yes
|
||||||
|
であり、
|
||||||
|
.Nm sshd
|
||||||
|
の PAM 認証ポリシに
|
||||||
|
.Xr pam_unix 8
|
||||||
|
が含まれる場合、
|
||||||
|
.Cm PasswordAuthentication
|
||||||
|
の値に関係なく、チャレンジ・レスポンス機構によるパスワード認証が許可されます。
|
||||||
.It Cm PermitEmptyPasswords (空のパスワードを許可)
|
.It Cm PermitEmptyPasswords (空のパスワードを許可)
|
||||||
パスワード認証が許可されているとき、パスワード文字列が空の
|
パスワード認証が許可されているとき、パスワード文字列が空の
|
||||||
アカウントに対してサーバがログインを許可するかどうか指定します。
|
アカウントに対してサーバがログインを許可するかどうか指定します。
|
||||||
|
|
@ -456,7 +473,16 @@ PAM
|
||||||
のいずれかです。
|
のいずれかです。
|
||||||
のいずれかになります。デフォルトは
|
のいずれかになります。デフォルトは
|
||||||
.Dq no
|
.Dq no
|
||||||
です。このオプションを
|
です。
|
||||||
|
.Cm ChallengeResponseAuthentication
|
||||||
|
が
|
||||||
|
.Dq yes
|
||||||
|
の場合、
|
||||||
|
.Cm PermitRootLogin
|
||||||
|
が
|
||||||
|
.Dq without-password
|
||||||
|
に設定されていたとしても、root ユーザはそのパスワードで許可されます。
|
||||||
|
このオプションを
|
||||||
.Dq without-password
|
.Dq without-password
|
||||||
にすると、root だけパスワード認証ではログインできなくなります。
|
にすると、root だけパスワード認証ではログインできなくなります。
|
||||||
.Pp
|
.Pp
|
||||||
|
|
@ -472,6 +498,22 @@ root
|
||||||
このオプションを
|
このオプションを
|
||||||
.Dq no
|
.Dq no
|
||||||
にすると、root のログインは許可されません。
|
にすると、root のログインは許可されません。
|
||||||
|
.It Cm PermitUserEnvironment (ユーザの環境変数変更を許可する)
|
||||||
|
.Nm sshd
|
||||||
|
が
|
||||||
|
.Pa ~/.ssh/environment
|
||||||
|
ファイルおよび
|
||||||
|
.Pa ~/.ssh/authorized_keys
|
||||||
|
における
|
||||||
|
.Cm environment=
|
||||||
|
オプションを処理すべきかどうかを指定します。
|
||||||
|
デフォルトでは
|
||||||
|
.Dq no
|
||||||
|
です。
|
||||||
|
環境変数の変更は、ユーザに
|
||||||
|
.Ev LD_PRELOAD
|
||||||
|
などの設定を使った
|
||||||
|
ある種のアクセス制限を回避させてしまう可能性があります。
|
||||||
.It Cm PidFile (pid ファイル)
|
.It Cm PidFile (pid ファイル)
|
||||||
.Nm sshd
|
.Nm sshd
|
||||||
デーモンのプロセス ID を格納するファイルを指定します。
|
デーモンのプロセス ID を格納するファイルを指定します。
|
||||||
|
|
@ -509,6 +551,13 @@ root
|
||||||
デフォルトは
|
デフォルトは
|
||||||
.Dq 2,1
|
.Dq 2,1
|
||||||
です。
|
です。
|
||||||
|
ここでのプロトコルの順番は、優先度を指定するものではないことに
|
||||||
|
注意してください。なぜなら複数のプロトコルがサーバで使用可能な場合、
|
||||||
|
選択するのはクライアント側だからです。よって
|
||||||
|
.Dq 2,1
|
||||||
|
という指定は、
|
||||||
|
.Dq 1,2
|
||||||
|
と同じです。
|
||||||
.It Cm PubkeyAuthentication (公開鍵認証)
|
.It Cm PubkeyAuthentication (公開鍵認証)
|
||||||
公開鍵認証を許可するかどうか指定します。
|
公開鍵認証を許可するかどうか指定します。
|
||||||
デフォルトは
|
デフォルトは
|
||||||
|
|
@ -604,7 +653,7 @@ root
|
||||||
root 権限をもたないプロセスのみに限定することによって、
|
root 権限をもたないプロセスのみに限定することによって、
|
||||||
root 権限による被害の拡大を防ぐためです。
|
root 権限による被害の拡大を防ぐためです。
|
||||||
デフォルトでは
|
デフォルトでは
|
||||||
.Dq no (root 権限を分離しない)
|
.Dq yes (root権限を分離する)
|
||||||
になっています。
|
になっています。
|
||||||
.It Cm VerifyReverseMapping (逆引きチェック)
|
.It Cm VerifyReverseMapping (逆引きチェック)
|
||||||
このオプションを
|
このオプションを
|
||||||
|
|
@ -619,6 +668,9 @@ root
|
||||||
.It Cm VersionAddendum (バージョンに付加するもの)
|
.It Cm VersionAddendum (バージョンに付加するもの)
|
||||||
OS もしくはサイトに特化した修正を示すために、通常のバージョン文字列に
|
OS もしくはサイトに特化した修正を示すために、通常のバージョン文字列に
|
||||||
付け加える文字列を指定します。
|
付け加える文字列を指定します。
|
||||||
|
デフォルトは
|
||||||
|
.Dq FreeBSD-20021029
|
||||||
|
です。
|
||||||
.It Cm X11DisplayOffset (X11 ディスプレイ番号のオフセット値)
|
.It Cm X11DisplayOffset (X11 ディスプレイ番号のオフセット値)
|
||||||
.Nm sshd
|
.Nm sshd
|
||||||
が X11 転送をするときに最初に使われるディスプレイ番号を指定します。
|
が X11 転送をするときに最初に使われるディスプレイ番号を指定します。
|
||||||
|
|
@ -628,13 +680,38 @@ OS
|
||||||
本物の X サーバのディスプレイ番号と衝突してしまうのを防ぐためです。
|
本物の X サーバのディスプレイ番号と衝突してしまうのを防ぐためです。
|
||||||
デフォルトの値は 10 です。
|
デフォルトの値は 10 です。
|
||||||
.It Cm X11Forwarding (X11 転送)
|
.It Cm X11Forwarding (X11 転送)
|
||||||
X11 転送を許可するかどうかを指定します。デフォルトは
|
X11 転送を許可するかどうかを指定します。
|
||||||
|
この引数の値は
|
||||||
|
.Dq yes
|
||||||
|
あるいは
|
||||||
.Dq no
|
.Dq no
|
||||||
|
で、デフォルトは
|
||||||
|
.Dq yes
|
||||||
です。
|
です。
|
||||||
X11 転送を禁止してもセキュリティを上げるわけでは全然ないことに
|
.Pp
|
||||||
注意してください。
|
X11 転送が許可されており、転送された
|
||||||
なぜならユーザはいつでも自前の転送プログラムをインストールして
|
.Nm sshd
|
||||||
使うことができるからです。
|
のディスプレイが任意のアドレス (下の
|
||||||
|
.Cm X11UseLocalhost
|
||||||
|
参照) からの接続を受けつけるように設定されていると、
|
||||||
|
サーバやクライアントのディスプレイは余計な危険に
|
||||||
|
さらされることになります。なので、デフォルトではそうなっていません。
|
||||||
|
また、認証におけるなりすまし、認証データの確認や差し替えなどが
|
||||||
|
クライアント側で起こります。X11 転送を使うセキュリティ上のリスクは、
|
||||||
|
ssh クライアントが転送を要求したときに、クライアント上の X11 サーバが
|
||||||
|
攻撃にさらされるかもしれないということです (
|
||||||
|
.Xr ssh_config 5
|
||||||
|
の
|
||||||
|
.Cm ForwardX11
|
||||||
|
注意書きを参照)。
|
||||||
|
システム管理者はクライアントがうっかり X11 を転送して、
|
||||||
|
余計な危険性を増すことのないように、これをかならず
|
||||||
|
.Dq no
|
||||||
|
に設定させるような立場をとることもできます。
|
||||||
|
.Pp
|
||||||
|
注意: X11 転送機能を禁止しても、ユーザが X11 の通信を転送できなくなる
|
||||||
|
というわけではありません。なぜならユーザはいつでも自前の転送プログラムを
|
||||||
|
インストールして使うことができるからです。
|
||||||
.Cm UseLogin
|
.Cm UseLogin
|
||||||
が許可されていると、X11 転送は自動的に禁止されます。
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が許可されていると、X11 転送は自動的に禁止されます。
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.It Cm X11UseLocalhost (X11 で localhost のみを許可)
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.It Cm X11UseLocalhost (X11 で localhost のみを許可)
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@ -666,7 +743,7 @@ bind
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になっています。
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になっています。
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.It Cm XAuthLocation (xauth の位置)
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.It Cm XAuthLocation (xauth の位置)
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.Xr xauth 1
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.Xr xauth 1
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プログラムの位置を指定します。デフォルトでは
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プログラムのフルパス名を指定します。デフォルトでは
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.Pa /usr/X11R6/bin/xauth
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.Pa /usr/X11R6/bin/xauth
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になっています。
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になっています。
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.El
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.El
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@ -676,7 +753,7 @@ bind
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のコマンドライン引数や設定ファイルオプションで
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のコマンドライン引数や設定ファイルオプションで
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時間を指定する場合、次の構文を並べた書式を使うことができます:
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時間を指定する場合、次の構文を並べた書式を使うことができます:
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.Sm off
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.Sm off
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.Ar time Oo Ar qualifier Oc
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.Ar time Op Ar qualifier
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.Sm on
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.Sm on
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.Pp
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.Pp
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ここで
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ここで
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@ -686,7 +763,7 @@ bind
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は次のうちのどれかです:
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は次のうちのどれかです:
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.Pp
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.Pp
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.Bl -tag -width Ds -compact -offset indent
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.Bl -tag -width Ds -compact -offset indent
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.It Cm <none>
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.It Cm <なし>
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seconds (秒)
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seconds (秒)
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.It Cm s | Cm S
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.It Cm s | Cm S
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seconds (秒)
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seconds (秒)
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@ -732,7 +809,7 @@ Markus Friedl
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Niels Provos および Markus Friedl が root特権分離のサポートに
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Niels Provos および Markus Friedl が root特権分離のサポートに
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貢献しました。
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貢献しました。
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.Sh 日本語訳
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.Sh 日本語訳
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新山 祐介 (yusuke @ cs . nyu . edu) 2002/6/24 (for 3.3p1)
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新山 祐介 (yusuke @ cs . nyu . edu) 2002/10/15 (for 3.5p1)
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.Pp
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.Pp
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当マニュアルページは氏のご好意により
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当マニュアルページは氏のご好意により
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.Fx
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.Fx
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