diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/addr2line.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/addr2line.1 index 0f58adbd5d..3cc38c6494 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/addr2line.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/addr2line.1 @@ -1,5 +1,5 @@ .\" $FreeBSD$ -.\" Automatically generated by Pod::Man v1.3, Pod::Parser v1.13 +.\" Automatically generated by Pod::Man v1.37, Pod::Parser v1.14 .\" .\" Standard preamble: .\" ======================================================================== @@ -22,7 +22,6 @@ .. .de Ve \" End verbatim text .ft R - .fi .. .\" Set up some character translations and predefined strings. \*(-- will @@ -130,8 +129,7 @@ .\" ======================================================================== .\" .IX Title "ADDR2LINE 1" -.TH ADDR2LINE 1 "2002-08-05" "binutils-2.12.91" "GNU Development Tools" -.UC +.TH ADDR2LINE 1 "2004-04-09" "binutils-2.14.91" "GNU Development Tools" .SH 名称 addr2line \- アドレスをファイル名と行番号に変換する .SH 書式 @@ -151,14 +149,15 @@ addr2line [\fB\-b\fR \fIbfdname\fR|\fB\-\-target=\fR\fIbfdname\fR] .PP 使用される実行ファイルは \fB\-e\fR -オプションで指定します。デフォルトは +オプションで指定します。 +デフォルトは \fBa.out\fR です。 .PP \fBaddr2line\fR には 2 つの動作モードがあります。 .PP -1 つ目では、16進数のアドレスをコマンドラインで指定して、 +1 つ目では、16進数のアドレスをコマンド行で指定して、 \fBaddr2line\fR が各アドレスに対応するファイル名と行番号を表示します。 .PP @@ -172,8 +171,9 @@ addr2line [\fB\-b\fR \fIbfdname\fR|\fB\-\-target=\fR\fIbfdname\fR] .PP 出力の形式は \fB\s-1ファイル名:行番号\s0\fR -です。ファイル名と行番号は -各アドレス毎に改行して出力されます。 +です。 +ファイル名と行番号は +各アドレスごとに改行して出力されます。 \fB\-f\fR オプションが指定されると、 \fB\s-1ファイル名:行番号\s0\fR @@ -188,8 +188,8 @@ addr2line [\fB\-b\fR \fIbfdname\fR|\fB\-\-target=\fR\fIbfdname\fR] 行番号が特定できない場合は \fBaddr2line\fR は 0 を表示します。 -.PP .SH オプション +.IX Header "OPTIONS" ここに選択肢として表示されている、 長形式および短形式のオプションは、等価です。 .IP "\fB\-b\fR \fIbfdname\fR" 4 @@ -210,7 +210,7 @@ addr2line [\fB\-b\fR \fIbfdname\fR|\fB\-\-target=\fR\fIbfdname\fR] シンボル名の内部表現をユーザレベルの表現にデコード (\fIdemangle\fR) します。 加えてシステムが付加した先頭のアンダスコアも取り除くので、 これによって \*(C+ の関数名がわかりやすくなります。 -コンパイラ毎に、マングル方法が異なります。 +コンパイラごとに、マングル方法が異なります。 オプションのデマングルスタイル引数を使用することで、 コンパイラにあったデマングルスタイルを選択可能です。 .IP "\fB\-e\fR \fIfilename\fR" 4 @@ -245,18 +245,17 @@ Info の項。 .SH "COPYRIGHT" .IX Header "COPYRIGHT" -Copyright (c) 1991, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 2000, 2001, 2002 Free Software Foundation, Inc. +Copyright (c) 1991, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 2000, +2001, 2002, 2003 Free Software Foundation, Inc. .PP Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the \s-1GNU\s0 Free Documentation License, Version 1.1 or any later version published by the Free Software Foundation; with no Invariant Sections, with no Front-Cover Texts, and with no Back-Cover Texts. A copy of the license is included in the -section entitled \*(L"\s-1GNU\s0 Free Documentation License\*(R". - +section entitled ``\s-1GNU\s0 Free Documentation License''. .SH 日本語訳 野首 寛高(hnokubi@yyy.or.jp): FreeBSD 用に翻訳 - .\" .SH 履歴 .\" 野首 寛高 1998/09/23 FreeBSD 用に翻訳。 .\" 堀川和雄 2001/08/04 binutils 2.11.2 用に修正。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 index a89a7b28f2..f3e21beb88 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 @@ -1,6 +1,6 @@ .\" $FreeBSD$ .\" WORD: truncate (小数で)切り捨てる[POSIX],切り詰める -.\" Automatically generated by Pod::Man v1.3, Pod::Parser v1.13 +.\" Automatically generated by Pod::Man v1.37, Pod::Parser v1.14 .\" .\" Standard preamble: .\" ======================================================================== @@ -23,7 +23,6 @@ .. .de Ve \" End verbatim text .ft R - .fi .. .\" Set up some character translations and predefined strings. \*(-- will @@ -131,8 +130,7 @@ .\" ======================================================================== .\" .IX Title "AR 1" -.TH AR 1 "2002-08-05" "binutils-2.12.91" "GNU Development Tools" -.UC +.TH AR 1 "2004-04-09" "binutils-2.14.91" "GNU Development Tools" .SH 名称 ar \- アーカイブの作成、更新、および、アーカイブからの抽出 .SH 書式 @@ -178,7 +176,8 @@ ar [\fB\-X32_64\fR] [\fB\-\fR]\fIp\fR[\fImod\fR [\fIrelpos\fR] [\fIcount\fR]] \f \fBar\fR がアーカイブの内容を変更するときには必ず更新されます (ただし \fBq\fR -オプション指定時は更新されません)。このようなインデックスを持つ +オプション指定時は更新されません)。 +このようなインデックスを持つ アーカイブを用いることによって、ライブラリのリンクが高速化されたり、 ライブラリ内のルーチンがアーカイブ内の配置にかかわらず、互いを呼び出す ことができるようになります。 @@ -197,32 +196,28 @@ ar [\fB\-X32_64\fR] [\fB\-\fR]\fIp\fR[\fImod\fR [\fIrelpos\fR] [\fIcount\fR]] \f は、別の 2 種類の機構と互換であるようにデザインされています。 Unix システムの \fBar\fR -のようにコマンドラインオプションで動作を制御できますし、 -単一のコマンドラインオプション +のようにコマンド行オプションで動作を制御できますし、 +単一のコマンド行オプション \fB\-M\fR を指定することで、 \s-1MRI\s0 ``librarian'' プログラムのような 標準入力から提供されるスクリプトでも制御できます。 .SH オプション .IX Header "OPTIONS" -\s-1GNU\s0 -\fBar\fR -は最初のコマンドラインオプションとして、オペレーションコード -\fIp\fR -と、修飾子 -\fImod\fR +\&\s-1GNU\s0 \fBar\fR は最初のコマンド行オプションとして、 +オペレーションコード \fIp\fR と、修飾子 \fImod\fR を任意の順序で組み合わせたものを受け付けます。 .PP 最初のオプションの先頭にダッシュ(ハイフン)をつけることもできます。 -キー文字 -\fIp\fR -は、どのオペレーションを実行するかを指定します。キー文字としては -以下のいずれか一つだけを指定することができます。 +.PP +キー文字 \fIp\fR は、どのオペレーションを実行するかを指定します。 +キー文字としては以下のいずれか一つだけを指定することができます。 .IP "\fBd\fR" 4 .IX Item "d" アーカイブからモジュールを \fI削除\fR -します。削除するモジュール名を +します。 +削除するモジュール名を \fImember\fR... として指定して下さい。 ファイル名を指定しなければアーカイブは変更されません。 @@ -263,15 +258,11 @@ Unix .IP "\fBq\fR" 4 .IX Item "q" \fIクイックアペンド\fR。 -歴史的には、\fImember\fR -で指定されたファイルを、重複をチェックせずに -\fIアーカイブ\fR -の末尾に追加します。 -\fBa\fR, -\fBb\fR, -\fBi\fR -修飾子はこのオペレーションには -\fI影響しません\fR。 +歴史的には、\fImember\fR で指定されたファイルを、重複をチェックせずに +\&\fIアーカイブ\fR の末尾に追加します。 +.Sp +\&\fBa\fR, \fBb\fR, \fBi\fR 修飾子はこのオペレーションには +\&\fI影響しません\fR。 新たなメンバは常にアーカイブの末尾に置かれます。 .Sp \fBv\fR @@ -292,9 +283,9 @@ Unix \s-1GNU\s0 ar は -\f(CW\*(C`q\*(C'\fR +\fBq\fR は -\f(CW\*(C`r\*(C'\fR +\fBr\fR と同じ動作をするように実装しています。 .IP "\fBr\fR" 4 .IX Item "r" @@ -351,8 +342,10 @@ ar \fBfie\fR とします) の複数のファイルが存在する場合は、 \fBar t b.a fie\fR -は最初のファイルだけを表示します。同名のファイルをすべて見たい場合 -はすべてのファイルの一覧を表示して下さい。この例では +は最初のファイルだけを表示します。 +同名のファイルをすべて見たい場合 +はすべてのファイルの一覧を表示して下さい。 +この例では \fBar t b.a\fR です。 .IP "\fBx\fR" 4 @@ -396,8 +389,8 @@ ar \fIarchive\fR 引数の前に \fIrelpos\fR -引数として既存のメンバの名前を指定する必要があります。( -\fBi\fR と同じ。) +引数として既存のメンバの名前を指定する必要があります ( +\fBi\fR と同じ)。 .IP "\fBc\fR" 4 .IX Item "c" アーカイブを @@ -416,8 +409,9 @@ ar は任意の長さのファイル名を受け付けます。 このため、いくつかのシステム で使われている従来の -.fBar\fR -と互換性のないアーカイブが作成されることになります。これが問題になる +\fBar\fR +と互換性のないアーカイブが作成されることになります。 +これが問題になる 場合は、 \fBf\fR 修飾子を指定して、ファイルをアーカイブに追加する際にそのファイル名を @@ -427,14 +421,14 @@ ar 新しいファイルを既存のメンバの \fI前\fR に挿入します。 -.\fBi\fR +\fBi\fR 修飾子を用いる時は、 \fIarchive\fR 引数の前に \fIrelpos\fR -引数として既存のメンバ名を指定する必要があります。( +引数として既存のメンバ名を指定する必要があります ( \fBb\fR -と同じ。) +と同じ)。 .IP "\fBl\fR" 4 .IX Item "l" この修飾子は指定可能ですが、使用されません。 @@ -450,7 +444,8 @@ ar .IX Item "o" メンバを抽出する際に \fIオリジナル\fR -の時刻を保存します。この修飾子を指定しないと、アーカイブから抽出 +の時刻を保存します。 +この修飾子を指定しないと、アーカイブから抽出 されたファイルのタイムスタンプは抽出時の時刻になります。 .IP "\fBP\fR" 4 .IX Item "P" @@ -467,8 +462,9 @@ ar .IP "\fBs\fR" 4 .IX Item "s" アーカイブに他の変更がない場合でも、アーカイブにオブジェクトファイルの -インデックスを書き込んだり、既存のインデックスを更新します。この修飾子 -はほかのオペレーションと併用することも、単独で使用することも可能です。 +インデックスを書き込んだり、既存のインデックスを更新します。 +この修飾子は +ほかのオペレーションと併用することも、単独で使用することも可能です。 あるアーカイブに対して \fBar s\fR を実行することは、そのアーカイブに対して @@ -476,7 +472,8 @@ ar を実行することと等価です。 .IP "\fBS\fR" 4 .IX Item "S" -アーカイブのシンボルテーブルを作成しません。これを用いると大きな +アーカイブのシンボルテーブルを作成しません。 +これを用いると大きな ライブラリを何回かに分けて作成する際に時間を短縮することができます。 この結果得られるアーカイブはリンカで使用することはできません。 シンボルテーブルを作成するためには最後に @@ -495,7 +492,6 @@ ar 新しい場合 \fIのみ\fR ファイルを挿入します。 -.Sp \fBu\fR 修飾子は \fBr\fR @@ -532,15 +528,15 @@ ar Info の \fIbinutils\fR の項。 .SH "COPYRIGHT" .IX Header "COPYRIGHT" -Copyright (c) 1991, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 2000, 2001, 2002 Free Software Foundation, Inc. +Copyright (c) 1991, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 2000, +2001, 2002, 2003 Free Software Foundation, Inc. .PP Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the \s-1GNU\s0 Free Documentation License, Version 1.1 or any later version published by the Free Software Foundation; with no Invariant Sections, with no Front-Cover Texts, and with no Back-Cover Texts. A copy of the license is included in the -section entitled \*(L"\s-1GNU\s0 Free Documentation License\*(R". - +section entitled ``\s-1GNU\s0 Free Documentation License''. .\" .SH 履歴 .\" 奥村務 : 1998/09/13 FreeBSD 用に翻訳。 .\" 堀川和雄 : 2001/08/04 binutils 2.11.2 用に修正。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/as.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/as.1 index 76113518f9..3b983adad7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/as.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/as.1 @@ -1,7 +1,7 @@ .\" $FreeBSD$ .\" .\" -.\" Automatically generated by Pod::Man v1.3, Pod::Parser v1.13 +.\" Automatically generated by Pod::Man v1.37, Pod::Parser v1.14 .\" .\" Standard preamble: .\" ======================================================================== @@ -24,7 +24,6 @@ .. .de Ve \" End verbatim text .ft R - .fi .. .\" Set up some character translations and predefined strings. \*(-- will @@ -132,15 +131,14 @@ .\" ======================================================================== .\" .IX Title "AS 1" -.TH AS 1 "2002-08-05" "binutils-2.12.91" "GNU Development Tools" -.UC +.TH AS 1 "2004-05-17" "binutils-2.15" "GNU Development Tools" .SH "名称" -\&\s-1AS\s0 \- ポータブル \s-1GNU\s0 アセンブラ +AS \- ポータブル GNU アセンブラ .SH "書式" .IX Header "書式" as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\fR=\fIval\fR] - [\fB\-f\fR] [\fB\-\-gstabs\fR] [\fB\-\-gdwarf2\fR] [\fB\-\-help\fR] [\fB\-I\fR \fIdir\fR] - [\fB\-J\fR] [\fB\-K\fR] [\fB\-L\fR] + [\fB\-f\fR] [\fB\-\-gstabs\fR] [\fB\-\-gstabs+\fR] [\fB\-\-gdwarf2\fR] [\fB\-\-help\fR] + [\fB\-I\fR \fIdir\fR] [\fB\-J\fR] [\fB\-K\fR] [\fB\-L\fR] [\fB\-\-listing\-lhs\-width\fR=\fI\s-1NUM\s0\fR] [\fB\-\-listing\-lhs\-width2\fR=\fI\s-1NUM\s0\fR] [\fB\-\-listing\-rhs\-width\fR=\fI\s-1NUM\s0\fR] [\fB\-\-listing\-cont\-lines\fR=\fI\s-1NUM\s0\fR] [\fB\-\-keep\-locals\fR] [\fB\-o\fR \fIobjfile\fR] [\fB\-R\fR] [\fB\-\-statistics\fR] [\fB\-v\fR] @@ -161,7 +159,8 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f \&\fIターゲット \s-1ARM\s0 オプション:\fR [\fB\-mcpu\fR=\fIprocessor\fR[+\fIextension\fR...]] [\fB\-march\fR=\fIarchitecture\fR[+\fIextension\fR...]] - [\fB\-mfpu\fR=\fIfloating-point-fromat\fR] + [\fB\-mfpu\fR=\fIfloating-point-format\fR] + [\fB\-mfloat\-abi\fR=\fIabi\fR] [\fB\-mthumb\fR] [\fB\-EB\fR|\fB\-EL\fR] [\fB\-mapcs\-32\fR|\fB\-mapcs\-26\fR|\fB\-mapcs\-float\fR| @@ -180,13 +179,16 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f [\fB\-O\fR|\fB\-n\fR|\fB\-N\fR] .PP \&\fIターゲット i386 オプション:\fR - [\fB\-\-32\fR|\fB\-\-64\fR] + [\fB\-\-32\fR|\fB\-\-64\fR] [\fB\-n\fR] .PP \&\fIターゲット i960 オプション:\fR [\fB\-ACA\fR|\fB\-ACA_A\fR|\fB\-ACB\fR|\fB\-ACC\fR|\fB\-AKA\fR|\fB\-AKB\fR| \fB\-AKC\fR|\fB\-AMC\fR] [\fB\-b\fR] [\fB\-no\-relax\fR] .PP +\&\fIターゲット \s-1IP2K\s0 オプション:\fR + [\fB\-mip2022\fR|\fB\-mip2022ext\fR] +.PP \&\fIターゲット M32R オプション:\fR [\fB\-\-m32rx\fR|\fB\-\-[no\-]warn\-explicit\-parallel\-conflicts\fR| \fB\-\-W[n]p\fR] @@ -195,7 +197,9 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f [\fB\-l\fR] [\fB\-m68000\fR|\fB\-m68010\fR|\fB\-m68020\fR|...] .PP \&\fIターゲット M68HC11 オプション:\fR - [\fB\-m68hc11\fR|\fB\-m68hc12\fR] + [\fB\-m68hc11\fR|\fB\-m68hc12\fR|\fB\-m68hcs12\fR] + [\fB\-mshort\fR|\fB\-mlong\fR] + [\fB\-mshort\-double\fR|\fB\-mlong\-double\fR] [\fB\-\-force\-long\-branchs\fR] [\fB\-\-short\-branchs\fR] [\fB\-\-strict\-direct\-mode\fR] [\fB\-\-print\-insn\-syntax\fR] [\fB\-\-print\-opcodes\fR] [\fB\-\-generate\-example\fR] @@ -205,12 +209,13 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f [\fB\-mcpu=[210|340]\fR] .PP \&\fIターゲット \s-1MIPS\s0 オプション:\fR - [\fB\-nocpp\fR] [\fB\-EL\fR] [\fB\-EB\fR] [\fB\-n\fR] [\fB\-O\fR[\fIoptimization level\fR]] + [\fB\-nocpp\fR] [\fB\-EL\fR] [\fB\-EB\fR] [\fB\-O\fR[\fIoptimization level\fR]] [\fB\-g\fR[\fIdebug level\fR]] [\fB\-G\fR \fInum\fR] [\fB\-KPIC\fR] [\fB\-call_shared\fR] [\fB\-non_shared\fR] [\fB\-xgot\fR] [\fB\-\-membedded\-pic\fR] [\fB\-mabi\fR=\fI\s-1ABI\s0\fR] [\fB\-32\fR] [\fB\-n32\fR] [\fB\-64\fR] [\fB\-mfp32\fR] [\fB\-mgp32\fR] [\fB\-march\fR=\fI\s-1CPU\s0\fR] [\fB\-mtune\fR=\fI\s-1CPU\s0\fR] [\fB\-mips1\fR] [\fB\-mips2\fR] - [\fB\-mips3\fR] [\fB\-mips4\fR] [\fB\-mips5\fR] [\fB\-mips32\fR] [\fB\-mips64\fR] + [\fB\-mips3\fR] [\fB\-mips4\fR] [\fB\-mips5\fR] [\fB\-mips32\fR] [\fB\-mips32r2\fR] + [\fB\-mips64\fR] [\fB\-mips64r2\fR] [\fB\-construct\-floats\fR] [\fB\-no\-construct\-floats\fR] [\fB\-trap\fR] [\fB\-no\-break\fR] [\fB\-break\fR] [\fB\-no\-trap\fR] [\fB\-mfix7000\fR] [\fB\-mno\-fix7000\fR] @@ -218,6 +223,7 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f [\fB\-mips3d\fR] [\fB\-no\-mips3d\fR] [\fB\-mdmx\fR] [\fB\-no\-mdmx\fR] [\fB\-mdebug\fR] [\fB\-no\-mdebug\fR] + [\fB\-mpdr\fR] [\fB\-mno\-pdr\fR] .PP \&\fIターゲット \s-1MMIX\s0 オプション:\fR [\fB\-\-fixed\-special\-register\-names\fR] [\fB\-\-globalize\-symbols\fR] @@ -248,6 +254,15 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f \fB\-Av8plus\fR|\fB\-Av8plusa\fR|\fB\-Av9\fR|\fB\-Av9a\fR] [\fB\-xarch=v8plus\fR|\fB\-xarch=v8plusa\fR] [\fB\-bump\fR] [\fB\-32\fR|\fB\-64\fR] +.PP +\&\fIターゲット \s-1TIC54X\s0 オプション:\fR + [\fB\-mcpu=54[123589]\fR|\fB\-mcpu=54[56]lp\fR] [\fB\-mfar\-mode\fR|\fB\-mf\fR] + [\fB\-merrors\-to\-file\fR \fI\fR|\fB\-me\fR \fI\fR] +.PP +\&\fIターゲット Xtensa オプション:\fR + [\fB\-\-[no\-]density\fR] [\fB\-\-[no\-]relax\fR] [\fB\-\-[no\-]generics\fR] + [\fB\-\-[no\-]text\-section\-literals\fR] + [\fB\-\-[no\-]target\-align\fR] [\fB\-\-[no\-]longcalls\fR] .SH "解説" .IX Header "解説" \s-1GNU\s0 \fBas\fR とは、実は一連のアセンブラのことです。 @@ -259,7 +274,10 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f (\fI疑似命令(pseudo-ops)\fRとも呼ばれます)、アセンブラシンタックスなどです。 .PP \fBas\fR が作られた第一の目的は、\s-1GNU\s0 C コンパイラ -の出力をリンカで使用できるようアセンブルすることです。 +\f(CW\*(C`gcc\*(C'\fR +の出力をリンカ +\&\f(CW\*(C`ld\*(C'\fR +で使用できるようアセンブルすることです。 確かに、\fBas\fR が、 ネイティブアセンブラがアセンブルできるものはすべて 正しくアセンブルできるようにしようとしてきました。 @@ -268,27 +286,26 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f 同一アーキテクチャの他のアセンブラと同じである、 ということを意味するものではありません。 たとえば、680x0 のアセンブラ言語 -のシンタックスには互換性のないバージョンが存在することが知られてい -ます。 +のシンタックスには互換性のないバージョンが存在することが知られています。 .PP \fBas\fR の起動 1 回ごとに、 -ちょうどひとつのソースプログラムだけをアセンブルします。 -ソースプログラムはひとつ以上のファイルから構成されます。 -(標準入力もファイルひとつとみなします。) +ちょうど 1 つのソースプログラムだけをアセンブルします。 +ソースプログラムは 1 つ以上のファイルから構成されます +(標準入力もファイル 1 つとみなします)。 .PP -\fBas\fR に与えるコマンドラインには、 +\fBas\fR に与えるコマンド行には、 0 個以上の入力ファイル名が含まれます。 入力ファイルは (左のファイル名から開始して右へ向って) 読み込まれます。 -特別な意味が無いコマンドライン引数は (どんな位置であっても) +特別な意味が無いコマンド行引数は (どんな位置であっても) 入力ファイル名であるとみなされます。 .PP -もし \fBas\fR にファイル名が指定されなければ、ひとつの入力ファイルが +もし \fBas\fR にファイル名が指定されなければ、1 つの入力ファイルが \fBas\fR の標準入力 (ふつうは端末) から読み出されます。 \fBctl-D\fR をタイプすることで、これ以上アセンブルするプログラムが存在しないこと を \fBas\fR に通知します。 .PP -コマンドライン上で明示的に標準入力を指定する必要のある時は、 +コマンド行上で明示的に標準入力を指定する必要のある時は、 \fB\-\-\fR を使ってください。 .PP ソースが空の場合、\fBas\fR は小さな空のオブジェクトファイルを作成します。 @@ -302,7 +319,7 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f が仮定した内容を報告したものです。 エラーは、アセンブルを続行できない重大な問題を表します。 .PP -\fBas\fR を \s-1GNU\s0 C コンパイラ (バージョン 2) から起動している場合、 +\fBas\fR を \s-1GNU\s0 C コンパイラから起動している場合、 \fB\-Wa\fR オプションを使用してアセンブラへの引数を渡せます。 それぞれのアセンブラ引数 (と \fB\-Wa\fR) は、コンマで区切られます。 例えば次のようになります。 @@ -310,16 +327,17 @@ as [\fB\-a\fR[\fBcdhlns\fR][=\fIfile\fR]] [\fB\-D\fR] [\fB\-\-defsym\fR \fIsym\f .Vb 1 \& gcc -c -g -O -Wa,-alh,-L file.c .Ve +.PP これは 2 個のオプションをアセンブラに渡します: すなわち \fB\-alh\fR (高級言語とアセンブラソースのリストを標準出力へ出力) と \fB\-L\fR (ローカルシンボルをシンボルテーブルに残す) です。 .PP 通常はこの \fB\-Wa\fR の機構を使用する必要はありません。 なぜならば、コンパイラがアセンブラに対し、 -多くのコンパイラコマンドラインオプションを渡すからです。 +多くのコンパイラコマンド行オプションを渡すからです (\s-1GNU\s0 コンパイラドライバを \fB\-v\fR オプション付きで起動することで、 アセンブラを含む各コンパイルのパスに対してどのようなオプションを渡すのか、 -正確に調べることができます。) +正確に調べることができます)。 .SH "オプション" .IX Header "オプション" .IP "\fB\-a[cdhlmns]\fR" 4 @@ -376,22 +394,32 @@ C .IP "\fB\-f\fR" 4 .IX Item "-f" ``高速 (fast)''オプションです\-\-\- -プリプロセシングを行ないません +プリプロセシングを行いません (ソースはコンパイラの出力したものとみなします)。 .IP "\fB\-\-gstabs\fR" 4 .IX Item "--gstabs" 各アセンブリの行に対し、スタブデバッグ情報 (stabs debugging information) を生成します。 デバッガが扱える場合、アセンブリコードのデバッグに役立つかもしれません。 +.IP "\fB\-\-gstabs+\fR" 4 +.IX Item "--gstabs+" +各アセンブリの行に対し、スタブデバッグ情報と、\s-1GNU\s0 拡張とを生成します。 +この拡張はおそらく gdb だけが扱うことができ、他のデバッガは +クラッシュしたり、それを含むプログラムの読み込みを拒否したりする +可能性があります。 +このオプションはアセンブラコードのデバッグにも使えるかもしれません。 +現在のところ、\s-1GNU\s0 拡張は、 +アセンブリ時のカレント作業ディレクトリの場所だけです。 .IP "\fB\-\-gdwarf2\fR" 4 .IX Item "--gdwarf2" 各アセンブリの行に対し、\s-1DAWRF2\s0 デバッグ情報を生成します。 デバッガが扱える場合、アセンブリコードのデバッグに役立つかもしれません。 -注 \- 本オプションはすべてのターゲットでサポートされているわけではなく、 +注 \-\-\- 本オプションはすべてのターゲットで +サポートされているわけではなく、 一部のみでサポートされています。 .IP "\fB\-\-help\fR" 4 .IX Item "--help" -コマンドラインオプションのまとめを表示し、終了します。 +コマンド行オプションのまとめを表示し、終了します。 .IP "\fB\-\-target\-help\fR" 4 .IX Item "--target-help" ターゲット固有のすべてのオプションのまとめを表示し、終了します。 @@ -406,7 +434,8 @@ C 符号付き整数の桁溢れを警告しません。 .IP "\fB\-K\fR" 4 .IX Item "-K" -本オプションは受け付けられますが、\s-1TARGET\s0 ファミリでは効果がありません。 +ロングディスプレースメントのために差分テーブルが変更されたときに +警告を出させるようにします。 .IP "\fB\-L\fR" 4 .IX Item "-L" .PD 0 @@ -499,6 +528,9 @@ Select either big-endian (\-EB) or little-endian (\-EL) output. .IP "\fB\-mfpu=\fR\fIfloating-point-format\fR" 4 .IX Item "-mfpu=floating-point-format" どの浮動小数点数アーキテクチャがターゲットであるかを指定します。 +.IP "\fB\-mfloat\-abi=\fR\fIabi\fR" 4 +.IX Item "-mfloat-abi=abi" +どの浮動小数点数 \s-1ABI\s0 を使用するかを指定します。 .IP "\fB\-mthumb\fR" 4 .IX Item "-mthumb" Thumb 命令のみのデコードを有効にします。 @@ -550,8 +582,19 @@ nop 変更を加えません。 場合によってはエラーが発生します。 .PP -次のオプションは、 -Mitsubishi M32R シリーズ用に設定された場合に使用可能です。 +次のオプションは、as が +Ubicom \s-1IP2K\s0 シリーズ用に設定された場合に使用可能です。 +.IP "\fB\-mip2022ext\fR" 4 +.IX Item "-mip2022ext" +拡張 \s-1IP2022\s0 命令が使用可能であることを指定します。 +.IP "\fB\-mip2022\fR" 4 +.IX Item "-mip2022" +デフォルトの動作に戻します。 +これは基本の \s-1IP2022\s0 にだけ許される +命令の範囲に限定します。 +.PP +次のオプションは、as が +ルネサス M32R (旧三菱 M32R)シリーズ用に設定された場合に使用可能です。 .IP "\fB\-\-m32rx\fR" 4 .IX Item "--m32rx" M32R ファミリのどのプロセッサがターゲットであるかを指定します。 @@ -633,10 +676,22 @@ picoJava 次のオプションは、 Motorola 68HC11 シリーズまたは 68HC12 シリーズ用に 設定された場合に使用可能です。 -.IP "\fB\-m68hc11 | \-m68hc12\fR" 4 -.IX Item "-m68hc11 | -m68hc12" +.IP "\fB\-m68hc11 | \-m68hc12 | \-m68hcs12\fR" 4 +.IX Item "-m68hc11 | -m68hc12 | -m68hcs12" どのプロセッサがターゲットであるかを指定します。 デフォルトは、アセンブラを構築するときの設定オプションで定義されています。 +.IP "\fB\-mshort\fR" 4 +.IX Item "-mshort" +16 ビット整数 \s-1ABI\s0 を使用することを指定します。 +.IP "\fB\-mlong\fR" 4 +.IX Item "-mlong" +32 ビット整数 \s-1ABI\s0 を使用することを指定します。 +.IP "\fB\-mshort\-double\fR" 4 +.IX Item "-mshort-double" +32 ビット倍精度整数 \s-1ABI\s0 を使用することを指定します。 +.IP "\fB\-mlong\-double\fR" 4 +.IX Item "-mlong-double" +64 ビット倍精度整数 \s-1ABI\s0 を使用することを指定します。 .IP "\fB\-\-force\-long\-branchs\fR" 4 .IX Item "--force-long-branchs" 相対分岐が絶対分岐に変換されます。 @@ -685,6 +740,21 @@ Solaris v9 .IX Item "-bump" アセンブラが別のアーキテクチャに変わったときに警告します。 .PP +次のオプションは、as が 'c54x アーキテクチャ用に +設定された場合に使用可能です。 +.IP "\fB\-mfar\-mode\fR" 4 +.IX Item "-mfar-mode" +拡張アドレッシングモードを有効にします。 +すべてのアドレスと再配置情報は +拡張アドレッシング (通常 23 ビット) と仮定されます。 +.IP "\fB\-mcpu=\fR\fI\s-1CPU_VERSION\s0\fR" 4 +.IX Item "-mcpu=CPU_VERSION" +コンパイル対象の \s-1CPU\s0 のバージョンを設定します。 +.IP "\fB\-merrors\-to\-file\fR \fI\s-1FILENAME\s0\fR" 4 +.IX Item "-merrors-to-file FILENAME" +エラー出力をファイルにリダイレクトします。 +シェルがこの動作をサポートしない腐ったシステムのためのものです。 +.PP 次のオプションは、\fBas\fR が \s-1MIPS\s0 シリーズ用に設定された場合に使用可能です。 .IP "\fB\-G\fR \fInum\fR" 4 @@ -713,18 +783,25 @@ Solaris v9 .IX Item "-mips5" .IP "\fB\-mips32\fR" 4 .IX Item "-mips32" +.IP "\fB\-mips32r2\fR" 4 +.IX Item "-mips32r2" .IP "\fB\-mips64\fR" 4 .IX Item "-mips64" +.IP "\fB\-mips64r2\fR" 4 +.IX Item "-mips64r2" .PD 特定の \s-1MIPS\s0 命令セットアーキテクチャ (Instruction Set Architecture) レベル用のコードを生成します。 \fB\-mips1\fR は \fB\-march=r3000\fR の別名、 \fB\-mips2\fR は \fB\-march=r6000\fR の別名、 \fB\-mips3\fR は \fB\-march=r4000\fR の別名、 -\fB\-mips4\fR は \fB\-march=84000\fR の別名です。 -\fB\-mips5\fR, \fB\-mips32\fR, \fB\-mips64\fR は、 +\fB\-mips4\fR は \fB\-march=r8000\fR の別名です。 +\fB\-mips5\fR, \fB\-mips32\fR, \fB\-mips32r2\fR, +\fB\-mips64\fR, \fB\-mips64r2\fR は、 それぞれ、一般の -\fB\s-1MIPS\s0 V\fR, \fB\s-1MIPS32\s0\fR, \fB\s-1MIPS64\s0\fR \s-1ISA\s0 +\&\fB\s-1MIPS\s0 V\fR, \fB\s-1MIPS32\s0\fR, +\&\fB\s-1MIPS32\s0 Release 2\fR, \fB\s-1MIPS64\s0\fR, +\&\fB\s-1MIPS64\s0 Release 2\fR \s-1ISA\s0 に対応します。 .IP "\fB\-march=\fR\fI\s-1CPU\s0\fR" 4 .IX Item "-march=CPU" @@ -749,6 +826,13 @@ mfhi stabs スタイルのデバッグ情報が、 標準の \s-1ELF\s0 .stabs セクションではなく、 ECOFF スタイルの .mdebug セクションへ行くようにします。 +.IP "\fB\-mpdr\fR" 4 +.IX Item "-mpdr" +.PD 0 +.IP "\fB\-mno\-pdr\fR" 4 +.IX Item "-mno-pdr" +.PD +\&\f(CW\*(C`.pdr\*(C'\fR セクションの生成を制御します。 .IP "\fB\-mgp32\fR" 4 .IX Item "-mgp32" .PD 0 @@ -849,7 +933,8 @@ ECOFF \fB\-\-trap\fR または \fB\-\-no\-break\fR (同義語です) はトラップ例外を発生します (命令セットアーキテクチャレベル 2 以上でのみ動作します)。 -\fB\-\-break\fR または \fB\-\-no\-trap\fR (同義語です。デフォルト) +\fB\-\-break\fR または \fB\-\-no\-trap\fR (同義語です。 +デフォルト) はブレーク例外を発生します。 .IP "\fB\-n\fR" 4 .IX Item "-n" @@ -866,7 +951,7 @@ MCore .PD \s-1JSRI\s0 を \s-1BSR\s0 へ変換することを、有効または無効にします。 デフォルトでは、有効です。 -コマンドラインオプション \fB\-nojsri2bsr\fR を使用して、これを無効にできます。 +コマンド行オプション \fB\-nojsri2bsr\fR を使用して、これを無効にできます。 .IP "\fB\-sifilter\fR" 4 .IX Item "-sifilter" .PD 0 @@ -875,7 +960,7 @@ MCore .PD シリコンフィルタの動作を、有効または無効にします。 デフォルトでは、無効です。 -コマンドラインオプション \fB\-sifilter\fR を使用して、 +コマンド行オプション \fB\-sifilter\fR を使用して、 デフォルトに優先させることができます。 .IP "\fB\-relax\fR" 4 .IX Item "-relax" @@ -892,6 +977,45 @@ MCore リトルエンディアンのターゲット用にアセンブルします。 .PP MMIX 固有のオプションの記述は info ページを参照してください。 +.PP +次のオプションは、as が Xtensa プロセッサ用に設定された場合に +使用可能です。 +.IP "\fB\-\-density | \-\-no\-density\fR" 4 +.IX Item "--density | --no-density" +Xtensa コード密度 (code density) オプションからの命令使用を +有効または無効にします。 +デフォルトでは、Xtensa プロセッサがコード密度オプションを +サポートする場合に有効です。 +.IP "\fB\-\-relax | \-\-no\-relax\fR" 4 +.IX Item "--relax | --no-relax" +命令緩和 (instruction relaxsation) を有効または無効にします。 +デフォルトでは有効です。 +注意: 現在の実装では、これらのオプションは、 +アセンブラによる最適化が行われるかどうかも制御します。 +これにより、これらのオプションは、 +\&\fB\-\-generics\fR か \fB\-\-no\-generics\fR と等価になります。 +.IP "\fB\-\-generics | \-\-no\-generics\fR" 4 +.IX Item "--generics | --no-generics" +Xtensa 命令のアセンブラ変換のすべてを有効または無効にします。 +デフォルトは \fB\-\-generics\fR です。 +\&\fB\-\-no\-generics\fR の使用は、命令がアセンブリ言語のソースで +指定されるのと厳密に同じという、まれな場合に限り使用するべきです。 +.IP "\fB\-\-text\-section\-literals | \-\-no\-text\-section\-literals\fR" 4 +.IX Item "--text-section-literals | --no-text-section-literals" +\&\fB\-\-text\-section\-literals\fR の場合、 +リテラルのプールがテキストセグメントの中に散りばめられます。 +デフォルトは \&\fB\-\-no\-text\-section\-literals\fR で、 +この場合リテラルは出力ファイルの別のセクションに配置されます。 +.IP "\fB\-\-target\-align | \-\-no\-target\-align\fR" 4 +.IX Item "--target-align | --no-target-align" +ある程度のコード密度を犠牲にして分岐ペナルティを抑えるように、 +自動的にアラインメントをすることを有効、もしくは無効にします。 +デフォルトは \fB\-\-target\-align\fR です。 +.IP "\fB\-\-longcalls | \-\-no\-longcalls\fR" 4 +.IX Item "--longcalls | --no-longcalls" +広範囲のアドレスをまたいで関数呼び出しができるよう、呼び出し命令を +変換することを有効、もしくは無効にします。 +デフォルトは \&\fB\-\-no\-longcalls\fR です。 .SH "関連項目" .IX Header "関連項目" \&\fIgcc\fR\|(1) と \fIld\fR\|(1) @@ -905,7 +1029,7 @@ under the terms of the \s-1GNU\s0 Free Documentation License, Version 1.1 or any later version published by the Free Software Foundation; with no Invariant Sections, with no Front-Cover Texts, and with no Back-Cover Texts. A copy of the license is included in the -section entitled \*(L"\s-1GNU\s0 Free Documentation License\*(R". +section entitled ``\s-1GNU\s0 Free Documentation License''. .\" .SH 履歴 .\" 堀川和雄 : 2000/07/09 更新。 .\" 堀川和雄 : 2001/08/04 binutils 2.11.2 用に修正。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/colldef.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/colldef.1 index edfa75de31..c85d5f2f45 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/colldef.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/colldef.1 @@ -23,18 +23,18 @@ .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/colldef/colldef.1,v 1.20 2003/09/14 13:41:57 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/colldef/colldef.1,v 1.21 2004/05/19 09:45:46 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" -.Dd January, 27 1995 +.Dd January 27, 1995 .Dt COLLDEF 1 .Os .Sh 名称 .Nm colldef .Nd 照合シークエンスのソース定義を変換する .Sh 書式 -.Nm colldef +.Nm .Op Fl I Ar map_dir .Op Fl o Ar out_file .Op Ar filename @@ -44,7 +44,8 @@ .Fn strxfrm と .Fn strcoll -関数で使えるフォーマットに変換します。すなわち、文字列をソートや照合で +関数で使えるフォーマットに変換します。 +すなわち、文字列をソートや照合で きるようにする様々な方法を定義するために使われます。 .Fn strxfrm 関数は、その第一引数を変換して第二引数の結果に置き換えます。 @@ -82,7 +83,7 @@ filename .Pp 指定ファイルは次の三つのステートメントから成ります: .Ar charmap , -.Ar substitute, +.Ar substitute , .Ar order .Pp この中で @@ -95,12 +96,10 @@ filename なりません。 orderステートメントの後のステートメントは無視されます。 .Pp 指定ファイルの中で -.Em # +.Ql # で始まる行はコメントと扱われ、無視されます。空行も無視されます。 .Pp -.Bd -literal -offset indent -charmap charmapfile -.Ed +.Dl "charmap charmapfile" .Pp .Ar charmap は、文字のマッピングと実際の文字エンコーディングへの照合要素シンボル @@ -139,9 +138,7 @@ substitute "symbol" with "repl_string" .Ar substitute ステートメントはオプション指定です。 .Pp -.Bd -literal -offset indent -order order_list -.Ed +.Dl "order order_list" .Pp .Ar order_list は、セミコロンで区切られた、照合シークエンスを定義する @@ -178,7 +175,8 @@ order .Ar letterA \e023 に対して .Ar -)。文字マップ名が、文字 +)。 +文字マップ名が、文字 .Ar > を持つ場合は、 .Ar /> @@ -208,7 +206,8 @@ order .Ar a;...;z ) 。 .It -コンマ区切りのシンボル、範囲、チェーンは括弧でくくられます。 (例えば +コンマ区切りのシンボル、範囲、チェーンは括弧でくくられます。 +(例えば .Ar \&( .Ar sym1 , .Ar sym2 , @@ -227,7 +226,8 @@ order .Pp バックスラッシュ文字 .Ar \e -は、行の継続に使われます。この場合、バックスラッシュ文字の後には +は、行の継続に使われます。 +この場合、バックスラッシュ文字の後には どんな文字も書かれてはなりません。 .Sh 診断 .Nm diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 index ce62aaa7b9..4902f9aa73 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 @@ -15,7 +15,7 @@ .\" * Paul Vixie uunet!decwrl!vixie!paul .\" */ .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/cron/crontab/crontab.1,v 1.13 2004/03/04 19:12:27 trhodes Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/cron/crontab/crontab.1,v 1.14 2004/06/04 19:23:12 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" @@ -26,10 +26,10 @@ .Nm crontab .Nd 個人用の crontab の編集を行う (V3) .Sh 書式 -.Nm crontab +.Nm .Op Fl u Ar user .Ar file -.Nm crontab +.Nm .Op Fl u Ar user { .Fl l | @@ -42,8 +42,9 @@ Vixie Cron の .Xr cron 8 デーモンが扱うテーブル内のエントリの -追加、削除、およびリスト表示を行います。各ユーザは、自分用の crontab -ファイルを持つことができます。このファイルは +追加、削除、およびリスト表示を行います。 +各ユーザは、自分用の crontab ファイルを持つことができます。 +このファイルは .Pa /var 内にありますが、 これはエディタで直接変更するためのものではありません。 @@ -55,7 +56,8 @@ Vixie Cron が存在した場合、このコマンドを 使うためには、あなたの名前がこの .Pa allow -ファイルになければなりません。また、 +ファイルになければなりません。 +また、 .Pa allow ファイルは存在しないが .Pa deny @@ -70,13 +72,14 @@ Vixie Cron どちらのファイルも存在しない場合、サイト依存の設定パラメータにより スーパユーザだけがこのコマンドを使うことができるか、 すべてのユーザがこのコマンドを使うことができるかが決定されます。 -これらのファイルの書式は、行毎にユーザ名を記述するものであり、 +これらのファイルの書式は、行ごとにユーザ名を記述するものであり、 空白を前にも後にも入れてはなりません。 これに合致しない行は無視されますので、コメントとして使用可能です。 .Pp このコマンドの最初の書式は file から新しい crontab をインストールする -場合に使います。ファイル名として -.Dq - +場合に使います。 +ファイル名として +.Sq Fl が指定された時は、標準入力から読み込みます。 .Pp 以下のオプションを使用可能です: @@ -88,7 +91,8 @@ user このオプションがない場合には、コマンドを実行した人 の crontab ファイルに対しての操作になります。 .Xr su 1 -をしている場合は混乱する可能性がありますから、正確を期するため、この場合には +をしている場合は混乱する可能性がありますから、安全を期するため、 +この場合には .Fl u をつねにつけるようにすべきです。 .It Fl l @@ -96,7 +100,8 @@ user .It Fl r 現在の crontab ファイルを削除します。 .It Fl e -現在の crontab を編集します。環境変数 +現在の crontab を編集します。 +環境変数 .Ev VISUAL もしくは .Ev EDITOR @@ -125,12 +130,12 @@ user に適合しています。 標準入力から読み込むためには、 擬似的なファイル名 -.Dq - +.Sq Fl を指定する必要があります。 この新しい文法は以前の Vixie Cron のものとも 古典的な SVR3 のものとも異なっています。 .Sh 診断 -誤ったコマンドラインを与えて実行した場合、 +誤ったコマンド行を与えて実行した場合、 使用法についてのかなり有益なメッセージが出力されます。 .Sh 作者 .An Paul Vixie Aq paul@vix.com diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/date.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/date.1 index 51f5c3c95c..148d23a7f5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/date.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/date.1 @@ -28,11 +28,11 @@ .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" @(#)date.1 8.2 (Berkeley) 11/17/93 -.\" %FreeBSD: src/bin/date/date.1,v 1.63 2004/04/06 22:03:38 green Exp % +.\" @(#)date.1 8.3 (Berkeley) 4/28/95 +.\" %FreeBSD: src/bin/date/date.1,v 1.68 2004/08/09 13:43:39 yar Exp % .\" .\" $FreeBSD$ -.Dd November 17, 1993 +.Dd August 9, 2004 .Dt DATE 1 .Os .Sh 名称 @@ -59,8 +59,7 @@ .Sm on .Nm .Op Fl jnu -.Fl f -.Ar input_fmt new_date +.Fl f Ar input_fmt new_date .Op Cm + Ns Ar output_fmt .Nm .Op Fl d Ar dst @@ -69,8 +68,10 @@ 引数なしで実行すると、 .Nm ユーティリティは現在の日付と時刻を表示します。 -引数を与えると、日時の設定、 -あるいはユーザが定義したフォーマットに従った日付や時刻の表示を行います。 +引数を与えると、 +.Nm +は、オプションの指定に応じて、日時の設定、 +あるいはユーザが定義した書式に従った日付や時刻の表示を行います。 .Pp .Nm ユーティリティは、カーネルクロックから読み取った日付と時刻を表示します。 @@ -78,28 +79,40 @@ カーネルクロックとハードウェアクロックの両方が更新されます。 .Pp なお、日付と時刻を設定できるのはスーパユーザだけです。 -システムのセキュリティレベル ( -.Xr securelevel 8 +システムのセキュリティレベル +.Ns ( Xr securelevel 8 を参照) が 1 より大きい場合、1 秒を越える時刻修正は許されません。 .Pp オプション: .Bl -tag -width Ds .It Fl d Ar dst -夏時間用のカーネル値を設定します。もし +夏時間用のカーネル値を設定します。 +もし .Ar dst が 0 でなければ、そのあとの .Xr gettimeofday 2 -呼び出しでは -.Ql tz_dsttime +呼び出しで、 +.Fa tz_dsttime に 0 以外の値が返ります。 .It Fl f デフォルトの -.Ar [[[[yy]mm]dd]HH]MM[.ss] -フォーマットの代りに -.Ar fmt -を、時刻をパーズするフォーマットとして使用します。 +.Sm off +.Oo Oo Oo Oo Oo +.Ar cc Oc +.Ar yy Oc +.Ar mm Oc +.Ar dd Oc +.Ar HH +.Oc Ar MM Op Ar .ss +.Sm on +書式の代りに +.Ar input_fmt +を、 +.Ar new_date +をパーズする書式として使用します。 +パーズには、 .Xr strptime 3 -を使用してパーズします。 +を使用します。 .It Fl j 日付の設定を行いません。 本フラグを使用し、 @@ -108,30 +121,36 @@ .Cm + オプションとともに用いることで、日付の書式の変換ができます。 .It Fl n -.Xr timed +.Xr timed 8 が動作している場合、デフォルトでは .Nm -コマンドによりグループ内のすべてのマシンの時刻が変更されます。しかし、 +コマンドによりグループ内のすべてのマシンの時刻が変更されます。 +しかし、 .Fl n オプションを指定した場合には、他のマシンの時刻は変更せず、 このマシンのみで時刻を設定します。 .It Fl r Ar seconds -基準時点 -(1970 年 1 月 1 日 00:00:00; +.Ar seconds +が示す日時を表示します。 +ここで +.Ar seconds +は、基準時点 +(UTC の 1970 年 1 月 1 日 00:00:00; .Xr time 3 参照) -から -.Ar seconds -秒経過した日時を表示します。 +からの秒数であり、 10 進数、8 進数、16 進数のいずれの指定も可能です。 .It Fl t Ar minutes_west カーネルに .Tn GMT -(グリニッジ標準時) からの時差を設定します。このあとに呼ばれる +(グリニッジ標準時) からの時差を設定します。 +.Ar minutes_west +は、 +このあとに呼ばれる .Xr gettimeofday 2 -では、ここで指定された値が -.Ql tz_minuteswest -に入ります。 +で、 +.Fa tz_minuteswest +に返される分の数を指定します。 .It Fl u .Tn UTC (協定世界時) の日付を表示、設定します。 @@ -146,7 +165,7 @@ の前にプラスもしくはマイナスが付いている場合、 時刻はそれに従い前後に修正されます。 そうでない場合は、指定した部分が設定されます。 -必要なら任意個このフラグを指定して時刻を修正することが出来ます。 +このフラグを使用した修正は、必要な数だけ指定できます。 フラグは指定した順序に処理されます。 .Pp (値を修正するのではなく) @@ -170,70 +189,93 @@ 曜日もしくは月は数値の代りに名前で指定可能です。 名前と共にプラス (もしくはマイナス) 記号を使用した場合、 日付は適合する次の (前の) 曜日もしくは月に進みます (戻ります)。 -曜日もしくは月が現在のものと変らない場合、日は修正しません。 +曜日もしくは月が現在のものと変らない場合、日付は修正しません。 .Pp 特定の値に時刻を修正する場合や、単位が 1 時間よりも大きい場合には、 -夏時間の概念は無視されます。 -1 時間以下の単位での修正は、夏時間の概念を持ちます。 +夏時間は考慮に入れられません。 +1 時間以下の単位での修正は、夏時間を考慮します。 現在の時刻を 3 月 26 日 0:30 であり、 -夏時間の修正により 01:00 から 02:00 へ進むと仮定した場合、 +夏時間の修正により 01:00 から 02:00 へ進むとすると、 .Fl v No +1H -は時刻を 3 月 26 日 2:30 へ修正します。 +により時刻を 3 月 26 日 2:30 へ修正します。 同様に、現在の時刻が 10 月 29 日 0:30 であり、 -夏時間の修正により 02:00 から 01:00 へ戻ると仮定した場合、 +夏時間の修正により 02:00 から 01:00 へ戻るとすると、 .Fl v No +3H -とすると時刻は 10 月 29 日 2:30 になります。 +により時刻は 10 月 29 日 2:30 になります。 .Pp -存在しない特定の値 +存在しない値を指定して (例えば、ヨーロッパ/ロンドンのタイムゾーンで 2000 年 3 月 26 日 1:30 BST) -へ時刻を修正する場合、 +時刻を修正する場合、 正当な時刻になるまで、時刻は黙って 1 時間の単位で進められます。 2 回存在する特定の値 (例えば 2000 年 10 月 29 日 1:30) へ時刻を修正する場合、最終的なタイムゾーンは、 2 回の時刻のうち早いものに適合するものとなります。 .Pp +月は、現在の日付により長さが変わる時間単位ですから、 +月単位で日付を調整することは、本質的にあいまいです。 +この種の日付調整は、最も直観的な方法により適用されます。 +まず最初に、 +.Nm +は月中の日付を保存しようとします。 +目標の月が現在の月より短く日付保存が不可能な場合、 +目標月の最終日になります。 +例えば、5 月 31 日に +.Fl v No +1m +を適用すると、日付は 6 月 30 日になります。 +一方、1 月 30 日に +同じオプションを適用すると、日付は 2 月最終日になります。 +このアプローチはシェルスクリプトのおいても最も意味がある方法だと +考えられています。 +それでも、同じだけの月数を前後に移動する場合、 +異なる日付になってしまうかもしれないことには注意してください。 +.Pp 詳細に関しては、下記の例を参照して下さい。 .El .Pp プラス .Pq Sq + -で始まるオプションは、日付と時刻の表示方法を指定する -フォーマット文字列です。フォーマット文字列には、 +で始まるオペランドは、ユーザ定義の書式文字列で、 +日付と時刻の表示方法を指定します。 +書式文字列には、 .Xr strftime 3 -で記述されているような変換文字列と、任意のテキストを含むことができます。 -フォーマット文字列によって指定された文字の後には、つねに改行文字 +マニュアルページに記載される任意の変換指定と、 +任意のテキストを含むことができます。 +書式文字列によって指定された文字の出力の後には、つねに改行文字 .Pq Ql \en が出力されます。 -.Nm -のデフォルトの表示形式は、 -.Bd -literal -offset indent -``+%+'' -.Ed +デフォルトの表示形式は、 +.Dq +%+ +です。 .Pp -としたものと同じです。 -.Pp -もし、引数が ``+'' 記号で始まる文字列でなければ、それはシステムに -日時を設定するための値と解釈されます。日時を設定するための正式な +もし、引数がプラス記号で始まる文字列でなければ、それはシステムに +日時を設定するための値と解釈されます。 +日時を設定するための正式な 表現は以下のとおりです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar cc 世紀 (19 または 20 のいずれか) であり、西暦の省略表現の前に付きます。 .It Ar yy -西暦の省略表現です。西暦の 10 の位と 1 の位です +西暦の省略表現です (1989 年なら 89、06 なら 2006)。 .It Ar mm -月の数字表現です。1 から 12 までの数字です。 +月の数字表現です。 +1 から 12 までの数字です。 .It Ar dd -日です。1 から 31 までの数字です。 +日です。 +1 から 31 までの数字です。 .It Ar HH -時です。0 から 23 までの数字です。 +時です。 +0 から 23 までの数字です。 .It Ar MM -分です。0 から 59 までの数字です。 +分です。 +0 から 59 までの数字です。 .It Ar ss -秒です。0 から 61 までの数字です。 (59 秒 + 2 秒までのうるう秒) +秒です。 +0 から 61 までの数字です +(59 秒 + 2 秒までのうるう秒)。 .El .Pp 分の指定以外はすべて省略可能です。 @@ -244,7 +286,7 @@ .Pp .Dl "date ""+DATE: %Y-%m-%d%nTIME: %H:%M:%S""" .Pp -は、下のような表示を行ないます。 +は、下のような表示を行います。 .Bd -literal -offset indent DATE: 1987-11-21 TIME: 13:36:16 @@ -259,7 +301,9 @@ TIME: 13:36:16 .Pp .Dl "Sun Jan 4 04:15:24 GMT 1998" .Pp -(現在 Mon Aug 4 04:15:24 BST 1997 の場合)。 +(現在 +.Li "Mon Aug 4 04:15:24 BST 1997" +の場合)。 .Pp 以下のコマンド: .Pp @@ -269,6 +313,12 @@ TIME: 13:36:16 .Pp .Dl "Tue Feb 29 03:18:00 GMT 2000" .Pp +以下のコマンドで、これと同じことができます。 +.Pp +.Dl "date -v30d -v3m -v0y -v-1m" +.Pp +これは、2 月 30 日のような日は存在しないからです。 +.Pp 以下のコマンド: .Pp .Dl "date -v1d -v+1m -v-1d -v-fri" @@ -277,7 +327,9 @@ TIME: 13:36:16 .Pp .Dl "Fri Aug 29 04:31:11 BST 1997" .Pp -(現在 Mon Aug 4 04:31:11 BST 1997 の場合)。 +(現在 +.Li "Mon Aug 4 04:31:11 BST 1997" +の場合)。 .Pp 以下のコマンド: .Pp @@ -287,27 +339,40 @@ TIME: 13:36:16 .\" '\ ' 無しでは引数の数が限界を越えるため .Dq Li "1985\ 年\ 6\ 月\ 13\ 日午後\ 4\ 時\ 27\ 分" に日時を設定します。 +.Pp .Dl "date ""+%Y%m%d%H%M.%S""" .Pp -をあるマシンで使用し、別のマシンでの時刻設定に使用可能です。 -(Linux では "+%m%d%H%M%Y.%S" を使うとよいでしょう) +をあるマシンで使用し、別のマシンでの時刻設定に使用可能です +.Ns ( Tn Linux +では +.Qq Li "+%m%d%H%M%Y.%S" +を使うとよいでしょう)。 .Pp 以下のコマンド: .Pp .Dl "date 1432" .Pp -は、日を修正することなく、時だけを +は、日付を修正することなく、時刻だけを .Li "午後 2 時 32 分" に設定します。 +.Pp +最後に、コマンド: +.Pp +.Dl "date -j -f ""%a %b %d %T %Z %Y"" ""`date`"" ""+%s""" +.Pp +は、 +.Nm +の出力の解析を行い、基準時点 (epoch time) 形式で表現します。 .Sh 環境変数 .Nm の実行は以下の環境変数の影響を受けます。 .Bl -tag -width Ds .It Ev TZ 日時を表示する際に用いられるタイムゾーンを設定します。 -通常のフォーマットは +通常の書式は .Pa /usr/share/zoneinfo -からの相対パス名です。例えば、コマンド +からの相対パス名です。 +例えば、コマンド .Dq TZ=America/Los_Angeles date はカリフォルニアの現在の時刻を表示します。 詳しいことは、 @@ -336,11 +401,13 @@ TIME: 13:36:16 .Nm ユーティリティは、 成功した場合は 0 を、日時を設定できなかった場合は 1 を、 -ローカルマシンの設定はできたが、グループのマシン全体の設定に失敗した +ローカルマシンの設定はできたが、グローバルマシン全体の設定に失敗した 場合は 2 を返します。 .Pp -timed が多数のマシンの時計をあわせる場合には、新しい時刻のセットに -数秒かかることがあります。このとき +.Xr timed 8 +が多数のマシンの時計をあわせる場合には、新しい時刻のセットに +数秒かかることがあります。 +このとき .Nm は、 .Ql Network time being set @@ -351,22 +418,6 @@ timed との間で通信に失敗した場合は、 .Ql Communication error with timed が表示されます。 -.Sh バグ -システムは -.Tn VMS -と高い互換性を持つフォーマットで日時を保持しようとしています。しかし、 -.Tn VMS -は -.Tn GMT -ではなくローカルな時刻を使っており、夏時間を理解しません。そのため、 -.Tn UNIX -と -.Tn VMS -を同時に使う場合は、 -.Tn VMS -を -.Tn GMT -で使うべきでしょう。 .Sh 規格 .Nm ユーティリティは diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/dd.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/dd.1 index dde6075285..73e06fcb2a 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/dd.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/dd.1 @@ -29,21 +29,22 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)dd.1 8.2 (Berkeley) 1/13/94 -.\" %FreeBSD: src/bin/dd/dd.1,v 1.23 2004/04/06 20:06:46 markm Exp % +.\" %FreeBSD: src/bin/dd/dd.1,v 1.25 2004/08/15 19:10:05 rwatson Exp % .\" .\" $FreeBSD$ -.Dd January 13, 1994 +.Dd March 5, 2004 .Dt DD 1 .Os .Sh 名称 .Nm dd .Nd ファイルのコンバートおよびコピー .Sh 書式 -.Nm dd +.Nm .Op Ar operands ... .Sh 解説 .Nm -ユーティリティは、標準入力を標準出力にコピーします。入力データは +ユーティリティは、標準入力を標準出力にコピーします。 +入力データは ブロック単位 (デフォルトでは 512 バイト) で読み書きされます。 入力データのブロック数が短かった場合は、何回か読み込みを行い、 ブロック数単位にまとめて出力します。 @@ -51,7 +52,8 @@ .Nm は、入力と出力の各々について、ブロック単位で処理できたブロック数と 最終ブロックを満たさず半端になったブロック数を -標準エラー出力に表示します。ブロック単位の変換で切り捨てられた +標準エラー出力に表示します。 +ブロック単位の変換で切り捨てられた 入力レコードがあった場合には、そのブロック数も表示します。 .Pp 以下のオペランドが利用可能です: @@ -78,8 +80,16 @@ 個のブロックだけをコピーします。 .It Cm files Ns = Ns Ar n .Ar n -個の入力ファイルをコピーします。このオペランドは入力デバイスが +個の入力ファイルをコピーします。 +このオペランドは入力デバイスが テープのときだけ有効です。 +.It Cm fillchar Ns = Ns Ar c +変換モードにおいてブロックの空きを詰めるとき、もしくは +.Cm sync +モードで +.Cm noerror +を使用するとき、空白や nul 文字を使わずに、指定した +ASCII 文字を使用して詰めます。 .It Cm ibs Ns = Ns Ar n 入力ブロックのサイズを、デフォルトの 512 バイトに代えて .Ar n @@ -118,24 +128,30 @@ .It Cm seek Ns = Ns Ar n コピーする前に、出力側ファイルの開始位置を先頭から .Ar n -ブロックだけ進めます。出力がテープデバイスでない場合は、 +ブロックだけ進めます。 +出力がテープデバイスでない場合は、 .Xr lseek 2 -システムコールを使ってシークが実行され -ます。テープデバイスの場合は、既存のブロックを読み捨てる事で指定位置まで -進める処理を実行します。もしユーザがテープデバイスに対し読み込みのアクセス権 +システムコールを使ってシークが実行されます。 +テープデバイスの場合は、既存のブロックを読み捨てる事で指定位置まで +進める処理を実行します。 +もしユーザがテープデバイスに対し読み込みのアクセス権 を持っていないときは、テープデバイスに対する .Xr ioctl 2 -システムコールを使います。シーク処理がファイルの最後を超えて行われる場合は、 +システムコールを使います。 +シーク処理がファイルの最後を超えて行われる場合は、 ファイルの末尾から指定のシーク位置に相当する部分まで .Dv NUL データのブロックを挿入します。 .It Cm skip Ns = Ns Ar n コピーする前に、入力側ファイルの開始位置を先頭から .Ar n -ブロックだけ進めます。入力がシーク機能を持っているなら、 +ブロックだけ進めます。 +入力がシーク機能を持っているなら、 .Xr lseek 2 -システムコールが使用されます。シーク機能がなければ、既存のブロックを -読み捨てる事で指定位置まで進める処理を実行します。入力がパイプから渡される +システムコールが使用されます。 +シーク機能がなければ、既存のブロックを +読み捨てる事で指定位置まで進める処理を実行します。 +入力がパイプから渡される 場合は、正確に指定されたバイト数が読まれます。 それ以外のデバイスでは、読まれたブロックのサイズが指定のブロックサイズに 満たない物や完全な物の区別をせずに、正確に指定されたブロック数が @@ -149,14 +165,15 @@ .Tn EBCDIC から .Tn ASCII -への文字コード変換を行います。そのほかは +への文字コード変換を行います。 +そのほかは .Cm unblock -と同じです。 +と同じです (これらの指定では .Cm cbs も指定されている場合は暗黙の内に .Cm unblock -も指定された事になります。) +も指定された事になります)。 .Tn ASCII 用に 2 つの変換マップがあります。 .Cm ascii @@ -167,18 +184,21 @@ は昔の .At および -.No pre- Ns Bx 4.3 reno -システムで使われていた変換マップです。 +.No Ns Bx 4.3 reno +以前のシステムで使われていた変換マップです。 .It Cm block -入出力のブロック境界に関係なく、入力を newline (改行) もしくは -end-of-file (ファイル末) で区切られる可変長レコード列として -扱います。各入力レコードは +入出力のブロック境界に関係なく、入力を改行文字もしくは +end-of-file 文字で区切られる可変長レコード列として +扱います。 +末尾の改行文字は捨てられます。 +各入力レコードは .Cm cbs で指定する長さの固定長レコードに変換されます。 -変換するレコード・サイズより短い入力レコードは space (空白) で -パディングされます。変換するレコード・サイズより長い入力レコードは -長い部分が切り捨てられます。切り捨てがあった入力レコード数は、 -もしあれば、コピーの終了時に標準エラー出力に表示されます。 +変換レコードサイズより短い入力レコードは空白文字が詰められます。 +変換レコードサイズより長い入力レコードは長い部分が +切り捨てられます。 +切り捨てがあった場合、切り捨てられた入力レコードの数は、 +コピーの終了時に標準エラー出力に表示されます。 .It Cm ebcdic , ibm , oldebcdic , oldibm レコードが変換された後で .Tn ASCII @@ -186,18 +206,18 @@ end-of-file ( .Tn EBCDIC への変換を行う以外は .Cm block -と同じです。 +と同じです (これらの指定では .Cm cbs も指定されている場合は暗黙の内に .Cm block -も指定された事になります。) +も指定された事になります)。 .Tn EBCDIC 用に 4 つの変換マップがあります。 .Cm ebcdic は .At V -互換の お奨め変換マップです。 +互換で、推奨変換マップです。 .Cm ibm は微妙に違う変換マップで、 .At V @@ -210,8 +230,8 @@ end-of-file ( は、昔の .At および -.No pre- Ns Bx 4.3 reno -システムで使われていた変換マップです。 +.No Ns Bx 4.3 reno +以前のシステムで使われていた変換マップです。 .It Cm lcase 英大文字を小文字に変換します。 .It Cm paraven , parnone , parodd , parset @@ -222,33 +242,39 @@ end-of-file ( への変換指定を指定しない限り、 入力のパリティビットは削除されます。 .It Cm noerror -入力にエラーがあっても処理を止めないようにします。入力エラーが -起こったときは、診断メッセージに続けて その時の入力と出力の -ブロック数を、正常動作終了時に表示するメッセージと同じ +入力にエラーがあっても処理を止めないようにします。 +入力エラーが起こったときは、診断メッセージに続けて、 +その時の入力と出力のブロック数を、 +正常動作終了時に表示するメッセージと同じ フォーマットで標準エラー出力に表示します。 -もし .Cm sync -変換も指定されていた場合は、入力データのうち失われた物を +変換も指定されていた場合は、入力データのうち失われたものを .Dv NUL -バイト (ブロック指向の変換のときは space) に置き換えて、 +バイト (ブロック指向の変換のときは空白文字) に置き換えて、 通常の入力バッファとして処理します。 +.Cm fillchar +オプションを指定した場合、自動的に選択される詰め文字の代わりに、 +コマンド行で指定した詰め文字を使用します。 .Cm sync 変換が指定されていなければ、その入力ブロックは出力から削除されます。 -テープかパイプ以外の入力ファイルでは、ファイル・オフセットは +入力ファイルがテープかパイプ以外の場合、 .Xr lseek 2 -を使ってエラーの発生したブロック以降にも設定されます。 +を使い、 +ファイルオフセットをエラーが発生したブロックの次に設定します。 .It Cm notrunc 出力ファイルを切り詰めません。 -これによって出力ファイルのブロックの内で明らかに +これにより、出力ファイルのブロックのうち、 .Nm -によって書き込まれる部分以外は保存されます。 +が明示的に書き込まないものが保存されます。 .Cm notrunc はテープではサポートされません。 .It Cm osync -最後の出力ブロックを出力ブロックサイズを満たすようにパディングします。 +最後の出力ブロックを、出力ブロックサイズいっぱいになるように +パディングします。 もし変換後に入力ファイルが出力ブロックサイズの整数倍でなかった場合に、 -書き込む際に一定サイズのブロックが必要なデバイスで使う時のため、 -最後の出力ブロックが直前のブロックと同じなるようにします。 +最後の出力ブロックのサイズが直前のブロックと同じになるようにします。 +これは、書き込む際に一定サイズのブロックが必要なデバイスに対して +使用するためです。 このオプションは .Cm bs Ns = Ns Ar n によるブロックサイズ指定とは両立しません。 @@ -260,11 +286,13 @@ end-of-file ( で埋める代りに、必要な空間だけ出力ファイルのシークを試みます。 結果として、疎なファイルとなります。 .It Cm swab -入力データを 2 バイトごとのペアとみなし、入れ替えます。入力が奇数 -バイトだった場合、最後のデータはそのままになります。 +入力データを 2 バイトごとのペアとみなし、入れ替えます。 +入力が奇数 +バイトだった場合、最終バイトはそのままになります。 .It Cm sync -各入力ブロックを入力バッファ・サイズになるようにパディングします。 -パディングには、ブロック指向の変換の場合は空白を、そうでなければ +各入力ブロックを入力バッファサイズになるようにパディングします。 +パディングには、ブロック指向の変換の場合は空白文字を、 +そうでなければ .Dv NUL バイトを使います。 .It Cm ucase @@ -274,46 +302,44 @@ end-of-file ( 入力レコードの長さは .Cm cbs オペランドで指定します。 -データの後ろにパディングされている space を除去して -newline をつけます。 +データの後ろの空白文字を除去して、改行文字を追加します。 .El .El .Pp -サイズの指定は 10 進・ 8 進・ 16 進のバイト数が期待されます。 +サイズの指定の際には、バイト単位で 10 進数、8 進数、16 進数を +想定しています。 数字の最後に .Dq Li b , .Dq Li k , .Dq Li m , .Dq Li g , .Dq Li w -をつけた場合、 -その数字に、 +をつけた場合、その数字に、 512, 1024 (1K), 1048576 (1M), 1073741824 (1G), -integer (整数) に格納されるバイト数が、それぞれ乗ぜられます。 +integer (整数) に収まるバイト数が、それぞれ乗ぜられます。 2 つ以上の数字を -.Dq x -でつないだ物を積の意味で使用できます。 +.Dq Li x +でつないだものを積の意味で使用できます。 .Pp 終了時に、 .Nm は、きちんともしくは部分的に入出力を行ったブロックの数、 切り詰められた入力レコードの数、奇数長のバイト入れ換えを行った ブロックの数を標準エラー出力に表示します。 -部分的入力ブロックとは、入力ブロックサイズより少なく読まれた -物のことです。 -部分出力ブロックとは、出力ブロックサイズより少なく書かれた -物のことです。 +部分的入力ブロックとは、入力ブロックサイズより少なく読まれたものです。 +部分出力ブロックとは、出力ブロックサイズより少なく書かれたものです。 テープデバイスで部分出力ブロックが出た場合は致命的なエラーとみなされます。 それ以外の場合は、そのブロックの残りが書かれます。 -キャラクタ・デバイスで部分出力ブロックが出た場合は警告メッセージが出ます。 +キャラクタデバイスで部分出力ブロックが出た場合は警告メッセージが出ます。 切り詰められた入力ブロックとは、可変長レコード指向の変換が 指定され入力行が変換レコードに合わせるには長すぎるか newline で -終っていない場合の物です。 +終っていない場合のものです。 .Pp -通常、入力または変換の もしくは両方の結果のデータは +通常、入力または変換、もしくは両方の結果のデータは 指定されたサイズの出力ブロックに集められます。 入力データが最後に達した場合、残っている出力データはブロックとして -出力されます。これは、最後の出力ブロックのサイズは +出力されます。 +これは、最後の出力ブロックのサイズは 出力ブロックサイズより短くなる可能性がある事を意味します。 .Pp .Nm @@ -322,31 +348,35 @@ integer ( ( .Xr stty 1 の引数 -.Dq status +.Cm status 参照) -シグナルを受けた場合、その時点の入出力ブロック数を標準エラー出力に -通常の処理完了時と同じフォーマットで出力します。 +シグナルを受けた場合、通常の処理完了時と同じフォーマットで、 +その時点の入出力ブロック数を標準エラー出力に出力します。 .Nm が .Dv SIGINT -シグナルを受けた場合、その時点の入出力ブロック数を標準エラー出力に -通常の処理完了時と同じフォーマットで出力して +シグナルを受けた場合、通常の処理完了時と同じフォーマットで、 +その時点の入出力ブロック数を標準エラー出力に出力して .Nm は終了します。 .Sh 使用例 ディスクドライブにバッドブロックが含まれていないことをチェックする。 -.Dl dd if=/dev/ad0 of=/dev/null bs=1m +.Pp +.Dl "dd if=/dev/ad0 of=/dev/null bs=1m" .Pp 現在のところリカバー可能なリードエラーのエラー度合が進んで リカバー不可能になってしまわないように、 ディスクドライブをリフレッシュする。 -.Dl dd if=/dev/ad0 of=/dev/ad0 bs=1m +.Pp +.Dl "dd if=/dev/ad0 of=/dev/ad0 bs=1m" .Pp ファイルからパリティビットを削除する。 -.Dl dd if=file conv=parnone of=file.txt +.Pp +.Dl "dd if=file conv=parnone of=file.txt" .Pp ファイルの (偶数) パリティエラーをチェックする。 -.Dl dd if=file conv=pareven | cmp -x - file +.Pp +.Dl "dd if=file conv=pareven | cmp -x - file" .Sh 診断 .Ex -std .Sh 関連項目 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/df.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/df.1 index b3cfd013f9..b0bb013532 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/df.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/df.1 @@ -26,21 +26,18 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)df.1 8.3 (Berkeley) 5/8/95 -.\" %FreeBSD: src/bin/df/df.1,v 1.32 2004/04/18 20:56:31 obrien Exp % +.\" %FreeBSD: src/bin/df/df.1,v 1.36 2004/07/20 18:24:47 csjp Exp % .\" .\" $FreeBSD$ -.Dd May 8, 1995 +.Dd April 22, 2004 .Dt DF 1 .Os .Sh 名称 .Nm df .Nd ディスクの空き領域等の表示 .Sh 書式 -.Nm df -.Oo -.Fl b | h | H | k | -.Fl m | P -.Oc +.Nm +.Op Fl b | g | H | h | k | m | P .Op Fl aciln .Op Fl t Ar type .Op Ar file | filesystem ... @@ -51,10 +48,10 @@ で指定したファイルシステム、 もしくは .Ar file -で指定したファイルが実際に格納されているファイルシステムの空きディスク容量の -表示を行います。 -ディスク容量は、512 バイトを 1 ブロックとしたブロック数で表示 -します。 +で指定したファイルが実際に格納されているファイルシステムの +ディスクの空き容量に関する情報の表示を行います。 +ディスク容量は、512 バイトを 1 ブロックとしたブロック数で +表示します。 .Nm の引数として、 .Ar file system @@ -85,13 +82,15 @@ MNT_IGNORE 指定に優先することに注意してください。 .It Fl H 「人間が読める」出力です。 -単位サフィックスに、バイト、キロバイト、メガバイト、 -ギガバイト、テラバイト、ペタバイトを使用して数字を 4 桁以下に減らします。 +単位サフィックスに、バイト(B)、キロバイト(K)、メガバイト(M)、 +ギガバイト(G)、テラバイト(T)、ペタバイト(P)を使用して +数字を 4 桁以下に減らします。 大きさの基数は 10 です。 .It Fl h 「人間が読める」出力です。 -単位サフィックスに、バイト、キロバイト、メガバイト、 -ギガバイト、テラバイト、ペタバイトを使用して数字を 4 桁以下に減らします。 +単位サフィックスに、バイト(B)、キロバイト(K)、メガバイト(M)、 +ギガバイト(G)、テラバイト(T)、ペタバイト(P)を使用して +数字を 4 桁以下に減らします。 大きさの基数は 2 です。 .It Fl i フリーな inode の情報も表示します。 @@ -109,16 +108,13 @@ MNT_IGNORE .Ev BLOCKSIZE 指定に優先することに注意してください。 .It Fl n -.Fl n -オプションが指定されると、 +以前にファイルシステムから取得しておいた統計情報を表示します。 +ファイルシステムのうちのいずれかが、統計情報の取り出しに長時間を +要する状態にある場合、このオプションを使用する必要があります。 +このオプションを指定したとき、 .Nm -は、ファイルシステムから以前に得た情報を返します。 -情報の問い合わせに長い時間を要するおそれのあるファイルシステムに対して -用いるオプションです。 -このオプションを指定すると、 -.Nm -はファイルシステムに新しい情報を問い合わせず、 -以前に取得しておいた最新ではない可能性のある情報を表示します。 +ファイルシステムに対して統計情報を要求せず、以前に取得した +最新ではない可能性のある統計情報を返します。 .It Fl P デフォルトの代りに POSIX 準拠の 512 バイトブロックの出力を行います。 これは、環境の @@ -164,6 +160,8 @@ df -t nonfs,nullfs .Fl n オプションは 無効になります。 +また、ユーザがマウントポイントにアクセス可能でない場合、 +ファイルシステム情報取得に遅れが出る可能性があります。 .Sh 関連項目 .Xr lsvfs 1 , .Xr quota 1 , diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/du.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/du.1 index b62cc2c4d8..a087ed8390 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/du.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/du.1 @@ -30,23 +30,23 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)du.1 8.2 (Berkeley) 4/1/94 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/du/du.1,v 1.25 2002/12/12 17:26:00 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/du/du.1,v 1.28 2004/07/02 22:22:23 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" -.Dd April 1, 1994 +.Dd June 2, 2004 .Dt DU 1 .Os .Sh 名称 .Nm du .Nd ディスク使用統計の表示 .Sh 書式 -.Nm du +.Nm .Op Fl H | L | P .Op Fl I Ar mask .Op Fl a | s | d Ar depth .Op Fl c -.Op Fl h | k +.Op Fl h | k | m .Op Fl x .Op Ar .Sh 解説 @@ -56,20 +56,14 @@ 各ディレクトリ内のディスク使用統計をブロック単位で表示します。 引数にファイルが指定されなかった場合には、カレントディレクトリを 根とするファイル階層内のブロック単位の使用統計を表示します。 -.Fl k -フラグを指定した場合、表示は 1024 バイトブロックにて行います。 -指定しなかった場合は、 -.Xr getbsize 3 -が使用され、どのブロックサイズを使用するかを決定します。 -端数となるブロック数は切り上げられます。 .Pp オプションは以下の通りです: .Bl -tag -width indent .It Fl H -コマンドラインに指定されたシンボリックリンクをたどります。 +コマンド行に指定されたシンボリックリンクをたどります。 階層内を調べている途中で見つかったシンボリックリンクはたどりません。 .It Fl L -コマンドラインのシンボリックリンク +コマンド行のシンボリックリンク および階層内を調べている途中で見つかったシンボリックリンクをたどります。 .It Fl I Ar mask 指定した @@ -81,7 +75,8 @@ .It Fl a ファイル階層内の各ファイルの情報も表示します。 .It Fl h -「人間が読める」出力。単位のサフィックス、 +「人間が読める」出力。 +単位のサフィックス、 Byte, Kilobyte, Megabyte, Gigabyte, Terabyte and Petabyte を付けます。 .It Fl r 読めないディレクトリやオープンできないファイルといったメッセージを生成します。 @@ -90,9 +85,9 @@ Byte, Kilobyte, Megabyte, Gigabyte, Terabyte and Petabyte .St -xpg4 準拠のためだけにあります。 .It Fl s -指定したファイルのエントリを表示します。( +指定したファイルのエントリを表示します ( .Fl d Li 0 -と等価です) +と等価です)。 .It Fl d Ar depth 深さ .Ar depth @@ -101,6 +96,8 @@ Byte, Kilobyte, Megabyte, Gigabyte, Terabyte and Petabyte 総計を表示します。 .It Fl k 1024 バイト (1 キロバイト) ブロックとして報告します。 +.It Fl m +1048576 バイト (1 メガバイト) ブロックとして報告します。 .It Fl x ファイルシステムマウントポイントはたどりません。 .El diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 index ef3bd591f8..3f503c3a48 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 @@ -4,11 +4,11 @@ .\" Since enigma itself is distributed in the Public Domain, this file .\" is also. .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/enigma/enigma.1,v 1.7 2002/04/19 23:33:23 charnier Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/enigma/enigma.1,v 1.10 2004/07/02 22:22:23 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" " -.Dd October 30, 1998 +.Dd May 14, 2004 .Os .Dt ENIGMA 1 .Sh 名称 @@ -33,10 +33,12 @@ をベースとする .Em 非常に 単純な暗号化プログラムです。 -これはフィルタとして働きます。つまり、標準入力からの一連のデータを暗号化 -または復号化し、その結果を標準出力に出力します。 -入力データがすでに暗号化されているかどうかを自動的に検出し、すでに -暗号化されている場合は復号モードに切り替わります。 +これはフィルタとして働きます。 +つまり、標準入力からの一連のデータを +暗号化または復号化し、その結果を標準出力に出力します。 +動作は完全に対称なので、 (同じ秘密鍵を用いて) 暗号化された +データストリームを再度入力としてエンジンに与えると、 +それが復号化されます。 .Pp 秘密鍵をプログラムに渡す方法はいくつかあります。 デフォルトでは、制御端末上で @@ -44,13 +46,13 @@ を用いて、ユーザに鍵を入力するよう促します。 これが安全に鍵を渡す唯一の方法です。 .Pp -別の方法としては、プログラム起動時に、単独のコマンドライン引数 +別の方法としては、プログラム起動時に、単独のコマンド行引数 .Ar password によって鍵を渡すこともできます。 明らかなことですが、この方法を用いると、 .Xr ps 1 を実行している他のユーザが、簡単に鍵を見破ることができます。 -さらにもう一つの方法としては、コマンドライン引数として +さらにもう 1 つの方法としては、コマンド行引数として .Fl k オプションを与えると、 .Nm @@ -58,11 +60,12 @@ .Ev CrYpTkEy から鍵を取得します。 この方法は、一見前述の他の方法よりも安全なように見えますが、 -実際はそうではありません。というのは、環境変数もまた +実際はそうではありません。 +というのは、環境変数もまた .Xr ps 1 で調べることができるからです。 従って、このオプションは、主に他の実装の -.Nm enigma +.Nm との互換性のために存在します。 .Pp .Fl s @@ -73,14 +76,18 @@ .Pp .Ss 警告 .Nm -は暗号化の手法としてはほとんど価値がありません。このプログラムは、この -実装を持つ他のオペレーティングシステムとの互換性を保つためだけのもの -です。 -本当の暗号化については、 -.Xr bdes 1 -(DES配布パッケージに含まれます)、または、 -.Xr pgp 1 -(ports コレクションに含まれます) を参照してください。 +の暗号化手法としての価値はかなり小さいです。 +このプログラムは、 +この手の実装 (通常、 +.Xr crypt 1 +という名前のもの) を持つ他のオペレーティングシステムとの +互換性を保つためだけのものです。 +本格的な暗号化については、 +.Xr bdes 1 , +.Xr openssl 1 , +.Xr pgp 1 , +.Xr gpg 1 +を参照してください。 しかしながら、いくつかの国ではこのようなツールの輸出、輸入、使用に対する 制限が存在するかもしれないので、これらの強力なツールは、デフォルトでは オペレーティングシステムと一緒には配布されていません。 @@ -106,12 +113,14 @@ enigma XXX < encrypted 前の例で作成されたファイルを端末上に表示します。 .Sh 関連項目 .Xr bdes 1 , +.Xr gpg 1 , +.Xr openssl 1 , .Xr pgp 1 , .Xr ps 1 , .Xr getpass 3 .Sh 歴史 .Nm crypt -の実装方法は +の実装は .Ux オペレーティングシステムの間では非常にありふれたものです。 本プログラムの実装は、パブリックドメインの diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/env.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/env.1 index e575e72692..a6168f3e44 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/env.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/env.1 @@ -33,7 +33,7 @@ .\" .\" From @(#)printenv.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 .\" From FreeBSD: src/usr.bin/printenv/printenv.1,v 1.17 2002/11/26 17:33:35 ru Exp -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/env/env.1,v 1.3 2004/02/29 12:52:21 schweikh Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/env/env.1,v 1.4 2004/05/19 10:44:24 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" @@ -50,7 +50,8 @@ .Op Ar utility Op Ar argument ... .Sh 解説 .Nm -ユーティリティは、コマンドラインで指定された環境変数の値を変更してから +ユーティリティは、コマンド行で指定された環境変数の値を変更してから、 +別のユーティリティ .Ar utility を実行します。 引数で @@ -68,25 +69,24 @@ .Ar utility を実行します。 .Nm -から継承した環境変数は無視します。 +から継承した環境は無視します。 .El .Pp -.Ar command +.Ar utility を指定しないで実行した場合、 .Nm -は すべての環境変数について -``name=value'' の形で環境変数の名前と値を表示 -します。 +は、環境中の環境変数の名前と値を、 +1 行につき名前 / 値の組 1 個の割合で表示します。 .Pp .Nm -ユーティリティが有用なのは、 -.Dq Li #! -構造とともに使用する場合です ( +ユーティリティは、 +.Ql #! +構造とともに使用すると役に立つ場合があります ( .Xr execve 2 を参照してください)。 .Dq Li #!/usr/local/bin/foo と -.Dq Li "#!/usr/bin/env\ /usr/local/bin/foo" +.Dq Li "#!/usr/bin/env /usr/local/bin/foo" の唯一の違いは、 .Pa /usr/local/bin/foo 自身が解釈される場合でも後者は動作するという点です。 @@ -129,12 +129,9 @@ ユーティリティは .St -p1003.1-2001 に適合しています。 -.\" .Sh 歴史 -.\" .Nm -.\" コマンドは -.\" .Bx 3.0 -.\" から登場しました。 .Sh バグ -理由は明白ですが、 +当たり前ですが、 .Nm -ユーティリティは、イコール (``='') 記号が入ったユーティリティを実行できません。 +ユーティリティは、名前にイコール記号 +.Pq Ql = +を含むユーティリティ引数をちゃんと扱えません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/fetch.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/fetch.1 index ef589dff29..64603a576e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/fetch.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/fetch.1 @@ -27,7 +27,7 @@ .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/fetch/fetch.1,v 1.60 2004/02/27 10:27:01 des Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/fetch/fetch.1,v 1.62 2004/07/30 08:43:16 cperciva Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .Dd March 11, 2003 @@ -137,18 +137,24 @@ 引数として .Sq Li \&- を与えると、結果は標準出力に出力されます。 +.Ar file +引数がディレクトリである場合、取得したファイルはそのディレクトリに +置かれます。 +ファイル名はデフォルトの動作の場合と同じように +選択されます。 .It Fl P .It Fl p .Tn FTP プロトコルをパッシブモードで使います。 これは、入力接続をブロックするファイアウォール (firewall) の背後に -いる場合に有用です。FTP URL を取得するときに +いる場合に有用です。 +FTP URL を取得するときに .Nm がハングするように見える場合に使用してみてください。 .It Fl q 沈黙モード。 .It Fl R -与えられたファイル名は大事にされ、どんな状況下でもファイル名は消去されません。 +出力ファイルは大事にされ、どんな状況下でもファイルは消去されません。 それは、転送が失敗もしくは不完全であった時でさえ、あてはまります。 .It Fl r 以前に中断された転送を再開します。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/find.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/find.1 index e593e63734..89ff30cc05 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/find.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/find.1 @@ -32,17 +32,17 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)find.1 8.7 (Berkeley) 5/9/95 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/find/find.1,v 1.59 2004/04/21 00:42:55 des Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/find/find.1,v 1.70 2004/07/29 03:24:30 tjr Exp % .\" .\" $FreeBSD$ -.Dd April 06, 2004 +.Dd July 29, 2004 .Dt FIND 1 .Os .Sh 名称 .Nm find .Nd ディレクトリツリーを再帰的に下ってファイルを捜す .Sh 書式 -.Nm find +.Nm .Op Fl H | Fl L | Fl P .Op Fl EXdsx .Op Fl f Ar pathname @@ -73,57 +73,53 @@ .Xr re_format 7 マニュアルページは、両方のフォーマットを完全に解説しています。 .It Fl H -.Ar file -で指定したファイルがシンボリックリンクファイルだった場合、シンボリックリンク -自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ ( -.Xr stat 2 -参照) を使って -.Ar expression -の処理をするように指定します。 -もしリンク先のファイルがなければ、 -シンボリックリンク自体を処理の対象とします。 -コマンドラインからの -.Ar file -で直接指定されたのではなく、 -ディレクトリツリー上で見つかったシンボリックリンクファイルに関しては、 -シンボリックリンク自体を処理の対象とします。 -.It Fl L -.Ar file -で指定したファイルがシンボリックリンクファイルだった場合、シンボリックリンク -自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ ( -.Xr stat 2 -参照) を使って -.Ar expression -の処理をするように指定します。もしリンク先のファイルがな -ければ、シンボリックリンク自体を処理の対象とします。 -.Pp -このオプションは、廃止された -.Ic -follow -プライマリと同等のものです。 -.It Fl P -シンボリックリンク自体に関して +コマンド行で指定したシンボリックリンクそれぞれに対する ファイル情報とファイルタイプ ( .Xr stat 2 -参照) を使って -.Ar expression -の処理をするように指定します。 +参照) は、シンボリックリンク自体ではなく、 +リンク先のファイルのものとなるようにします。 +もしリンク先のファイルがなければ、 +シンボリックリンク自体のものを使用します。 +コマンド行で直接指定されたのではない +シンボリックリンクのファイル情報は、 +シンボリックリンク自体のものを使用します。 +.It Fl L +シンボリックリンクそれぞれに対する +ファイル情報とファイルタイプ ( +.Xr stat 2 +参照) は、シンボリックリンク自体ではなく、 +リンク先のファイルのものとなるようにします。 +もしリンク先のファイルがなければ、 +シンボリックリンク自体のものを使用します。 +.Pp +このオプションは、もはや推奨されない +.Ic -follow +プライマリと等価です。 +.It Fl P +シンボリックリンクそれぞれに対する +ファイル情報とファイルタイプ ( +.Xr stat 2 +参照) は、シンボリックリンク自体のものとなるようにします。 これがデフォルトです。 .It Fl X .Xr xargs 1 -と組み合わせて使うときのため、より安全に動作するようにします。もし +と組み合わせた際に +.Nm +を安全に使えるようにします。 .Xr xargs 1 -によりデリミタ文字 (シングルクォート +がデリミタ文字として扱う文字がファイル名に含まれる場合、 +診断メッセージを標準エラー出力に表示して、 +そのファイルをスキップします。 +デリミタ文字は、 +クォート .Pq Dq Li " ' " 、ダブルクォート .Pq Dq Li " \*q " 、バックスラッシュ .Pq Dq Li \e -、スペース、タブ、改行) -が含まれるファイル名 -が使われた場合、診断メッセージを標準エラー出力に表示して、 -そのファイル名をスキップします。 +、スペース、タブ、改行文字があります。 .Pp -ちゃんと動作する代案として、 +効果的な代案として、 .Fl print0 プライマリを .Dq Nm xargs Fl 0 @@ -133,36 +129,46 @@ すなわち、ディレクトリ自体に 対する処理を行う前に、ディレクトリ内の個々のファイルに対して処理を 実行します。デフォルトでは、ディレクトリは最初に処理されます。 -(デフォルトの方式は幅優先探索方式では +デフォルトの方式は幅優先探索方式では .Em ない -です。) +ことに注意して下さい。 .Pp -このオプションは、廃止された +このオプションは +.St -p1003.1-2001 +の .Ic -depth -プライマリと同等のものです。 -.It Fl f Ar file -明示的にファイルを指定します。ファイル名の先頭が -.Dq \- -で始まっていたり、 -あとで述べる -.Ar expression -の指定と混同してしまうようなファイル名を指定したりするときに使用します。 -(ファイルはオプション直後のオペランドとしても指定可能です。) -.It Fl s -辞書編集上の順に、 -すなわち各ディレクトリ内においてアルファベット順に、 -ファイル階層を +プライマリと等価です。 +.Fl d +は、 .Nm -に辿らせます。 +を +.Xr cpio 1 +とともに使用する場合、 +.Xr cpio 1 +が通常でないパーミッションを持つディレクトリに存在する +ファイルを処理する際に有益です。 +このオプションにより、ファイルをディレクトリに置いている間は +書き込み許可が保持され、その後、最後にディレクトリのパーミッションが +設定されることが保証されます。 +.It Fl f +.Nm +が探索するファイル階層を指定します。 +ファイル階層は、本オプションの直後にオペランドとして続けて +指定することもできます。 +.It Fl s +.Nm +がファイル階層を探索する際に、 +辞書編集上の順に、すなわち各ディレクトリ内においてアルファベット順に、 +辿らせるようにします。 注: .Ql find -s と .Ql "find | sort" -は異なった結果となる場合があります。 +とは異なった結果となる場合があります。 .It Fl x -ディレクトリツリーを下って行くとき、最初に file のあったファイルシステムとは -異なるファイルシステム上のファイルに対する処理になる場合は、実行しないように -します。 +ディレクトリツリーを下って行くとき、下り始めのファイルが存在する +デバイスのデバイス番号と異なるデバイス番号を持つディレクトリには +下らないようにします。 .Pp このオプションは、廃止された .Ic -xdev @@ -171,9 +177,9 @@ .Sh プライマリ .Bl -tag -width indent .It Ic -acl -おそらく他のオプションと組み合わせて使われ、 +他のオプションと組み合わせて、 拡張 ACL 属性を持つファイルの場所を示します。 -さらなる情報は +これ以上の情報については .Xr acl 3 を参照してください。 .It Ic -amin Ar n @@ -238,6 +244,7 @@ を起動した時刻の差 (24 時間単位で切り上げます) が .Ar n 日であれば、真とします。 +.Pp 単位を指定する場合、最後にファイルのステータスが変更された時刻と、 .Nm を起動した時刻との差が正確に @@ -257,21 +264,18 @@ .Dq Pa / 文字を含むファイル名のファイルを 消去しようとはしません。 -このオプションにより暗示的に深さ優先の処理が指定されます。 +このオプションにより暗黙のうちに深さ優先の処理が指定されます。 .It Ic -depth 常に真です。 .Fl d オプションと同じです。 -.Nm -を -.Xr cpio 1 -と共に使用する場合、 -普通ではないパーミッションのディレクトリ中のファイルを処理するために、 -.Ic -depth -が有用です。 +.It Ic -depth Ar n +探索の出発点からの深さが +.Ar n +である場合、真となります。 .It Ic -empty 現在のファイルまたはディレクトリが空の場合、真となります。 -.It Ic -exec Ar utility Oo Ar argument ... Oc Li \&; +.It Ic -exec Ar utility Oo Ar argument ... Oc Li \&; .Ar utility で指定した名前のプログラムを実行し、終了コードが 0 の場合、真とします。 @@ -289,7 +293,8 @@ utility .Dq Li {} が使われていた場合は、その部分が、現在 .Nm -が対象としているファイルのパス名に置き換えられます。ただし、 +が対象としているファイルのパス名に置き換えられます。 +ただし、 .Ar utility が実行されるときのカレントディレクトリは、 .Nm @@ -319,13 +324,13 @@ utility .Dq Li {} に対して置換されるファイル名は適切ではありません。 .It Ic -flags Oo Cm - Ns | Ns Cm + Oc Ns Ar flags , Ns Ar notflags -フラグは、シンボル名 ( -.Xr chflags 1 +フラグは、シンボル名 +.Ns ( Xr chflags 1 参照) で指定します。 フラグの前に .Qq Li no -を付けると ( -.Qq Li nodump +を付けると +.Ns ( Qq Li nodump は除きます)、 .Ar notflags と呼ばれます。 @@ -403,14 +408,16 @@ utility .Ar n なら、真になります。 .It Ic -ls -このプライマリは常に真になります。対象となっているファイルの情報を -標準出力に出力します。出力する内容は inode 番号、 +このプライマリは常に真になります。 +対象となっているファイルの情報を標準出力に出力します。 +出力する内容は inode 番号、 512 バイトブロックでのファイルの大きさ、 ファイルのパーミッション、ハードリンクの数、所有者、グループ、 バイトで表したファイルの大きさ、最後にファイルが修正された時刻、パス名です。 ファイルがブロック型もしくはキャラクタ型の特殊ファイルならば、 バイトで表したファイルの大きさの代わりにメジャー番号とマイナー番号を -出力します。ファイルがシンボリックリンクならば、 +出力します。 +ファイルがシンボリックリンクならば、 .Dq Li -> の後にリンク先のファイルのパス名を表示します。 フォーマットは @@ -419,13 +426,25 @@ utility .Ek の出力結果と同じです。 .It Ic -maxdepth Ar n -現在のファイルのツリーにおける深さが +常に真になります。 +コマンド行引数の下、たかだか .Ar n -以下である場合、真になります。 +ディレクトリレベルまで下ります。 +.Ic -maxdepth +プライマリが指定されている場合、(たとえ、通常なら評価されない場合でも) +式全体に適用されます。 +.Ic -maxdepth Li 0 +は、探索全体をコマンド行引数の範囲に制限します。 .It Ic -mindepth Ar n -現在のファイルのツリーにおける深さが +常に真になります。 +レベルが .Ar n -以上である場合、真になります。 +未満の場合、一切のテストとアクションは適用されません。 +.Ic -mindepth +プライマリが指定されている場合、(たとえ、通常なら評価されない場合でも) +式全体に適用されます。 +.Ic -mindepth Li 1 +は、コマンド行引数以外のすべてを処理します。 .It Ic -mmin Ar n 最後にファイルが修正された時刻と、 .Nm @@ -441,6 +460,7 @@ utility を起動した時刻との差(24 時間単位で切り上げます)が .Ar n 日であれば、真とします。 +.Pp 単位を指定する場合、最後にファイルが修正された時刻と、 .Nm を起動した時刻との差が正確に @@ -460,7 +480,8 @@ utility .Dq Li \&] , .Dq Li * , .Dq Li \&? ) -を使用することができます。これらの文字は +を使用することができます。 +これらの文字は バックスラッシュ .Pq Dq Li \e を前において、パターンマッチ指定ではなく文字として @@ -503,7 +524,7 @@ utility .It Ic -ok Ar utility Oo Ar argument ... Oc Li \&; .Ic -ok プライマリは -.Ic exec +.Ic -exec とほぼ同じですが、 .Ar utility を実行するかどうかの確認をユーザに求め、端末にメッセージを出力します。 @@ -518,25 +539,28 @@ utility .Ic -execdir プライマリと同様ですが、 .Ic -ok -プライマリの解説に該当する部分が異なります。 +プライマリのところで説明されたものと同じ例外事項が適用されます。 .It Ic -path Ar pattern 対象ファイルのパス名が、 .Ar pattern -で指定したものとマッチす -るかどうかを調べます、マッチした場合は真になります。 +で指定したものとマッチするかどうかを調べ、 +マッチした場合は真になります。 .Ar pattern -としては、シェルで使われるパターンマッチ指定 ( -.Dq Li \&[ , +としては、シェルで使われるパターンマッチ指定 +.Dq ( Li \&[ , .Dq Li \&] , .Dq Li * , .Dq Li \&? ) -を使用することができます。これらの文字は +を使用することができます。 +これらの文字は バックスラッシュ .Pq Dq Li \e を前において、パターンマッチ指定ではなく文字として -扱う事を明示することができます。 +明示的にマッチさせることができます。 +スラッシュ .Pq Dq Li / -は、そのままパスのディレクトリの区切りにマッチします。 +は、通常文字として扱われますので、 +明示的にマッチさせる必要はありません。 .It Ic -perm Oo Cm - Ns | Ns Cm + Oc Ns Ar mode ファイルのモードを、 .Ar mode @@ -549,8 +573,9 @@ utility .Ar mode がシンボル形式の場合は、 .Ar mode -は 00000 から開始してパーミッションのセットとクリアを行います。 -(プロセスのファイル生成マスクとは無関係です。) +は 00000 から開始して、 +プロセスのファイル生成マスクとは無関係に、 +パーミッションのセットとクリアを行います。 .Ar mode が 8 進数形式の場合は、 ファイルのモードビットのうち、07777 @@ -574,10 +599,9 @@ utility .Ar mode が完全に一致した場合にのみ真となります。 なお、 -シンボル形式でモード指定をする場合は、少なくとも最初がダッシュ +シンボル形式でモード指定をする場合は、最初の文字をダッシュ .Pq Dq Li - -にならない -ようにする必要があります。 +にできません。 .It Ic -print このプライマリは常に真になります。 対象となっているファイルのパス名を標準出力に出力して改行します。 @@ -599,7 +623,7 @@ utility .Fl d オプションが指定されている場合は、 .Ic -prune -の指定は無効になります。 +プライマリの指定は無効になります。 .It Ic -regex Ar pattern ファイルのパス全体が、正規表現 .Ar pattern @@ -655,7 +679,8 @@ FIFO .It Ic -user Ar uname ファイルの所有者が、 .Ar uname -で指定されたユーザと一致すれば真になります。もし +で指定されたユーザと一致すれば真になります。 +もし .Ar uname が数字で、そのようなユーザ名がなければ、 ユーザ ID が指定されたものとして扱います。 @@ -687,52 +712,44 @@ FIFO .It Cm \&! Ar expression .It Cm -false Ar expression .It Cm -not Ar expression -単項否定演算子 ( -.Tn NOT -) です。 +単項否定演算子 +.Pq Tn NOT +です。 .Ar expression が偽なら、真となります。 .Pp -.It Ar expression1 Cm -and Ar expression2 -.It Ar expression1 expression2 -論理積 ( -.Tn AND -) 演算子です。 -.Ar expression1 -と -.Ar expression2 -の両方とも真のとき、真になります。 -もし -.Ar expression1 -が偽なら、 -.Ar expression2 -は実行されません。 -.Ic -and -を書かずに、単に 2 つの expression を並べて +.It Ar expression Cm -and Ar expression +.It Ar expression expression +.Cm -and +演算子は論理積 +.Pq Tn AND +です。 +式 2 個を並置することが意味するところとして、 +この演算子をわざわざ指定する必要はありません。 +両方の式がともに真のとき、この式の評価が真になります。 +最初の式が偽ならば、2 番目の式は評価されません。 .Pp -.Ar expression1 expression2 -.Pp -と書いても同じです。 -.Pp -.It Ar expression1 Cm -or Ar expression2 -論理和 ( -.Tn OR -) 演算子です。 -.Ar expression1 -か -.Ar expression2 -のどちらか一方でも真であれば、真になります。もし -.Ar expression1 -が真なら、 -.Ar expression2 -は実行されません。 +.It Ar expression Cm -or Ar expression +.Cm -or +演算子は論理和 +.Pq Tn OR +です。 +最初の式が真か、2 番目の式が真であるとき、この式の評価が真になります。 +最初の式が真ならば、2 番目の式は評価されません。 .El +.Pp +演算子とプライマリのすべては +.Nm +の個別の引数として与える必要があります。 +プライマリ自身が引数を取る場合、その引数も +.Nm +の個別の引数として与える必要があります。 .Sh 使用例 コマンドラインからのタイプ例です。 .Bl -tag -width indent .It Li "find / \e! -name \*q*.c\*q -print" ファイル名の終わりが -.Pa \&.c +.Pa .c でない全ファイルを表示します。 .It Li "find / -newer ttt -user wnj -print" .Pa ttt @@ -753,20 +770,33 @@ FIFO である、全ファイルを表示します。 .It Li "find / -newerct '1 minute ago' -print" inode 修正時刻が現在から 1 分以内の全ファイルを表示します。 -.It Li "find / -type f -exec echo {} \e\;" -ファイル全てのリストを出力するために、 +.It Li "find / -type f -exec echo {} \e;" +ファイルすべてのリストを出力するために、 .Xr echo 1 コマンドを使います。 +.It Li "find -L /usr/ports/packages -type l -delete" +.Pa /usr/ports/packages +にある壊れたシンボリックリンクのすべてを削除します。 +.It Li "find /usr/src -name CVS -prune -o -depth +6 -print" +作業ディレクトリ +.Pa /usr/src +の中で、少なくとも 7 レベル以上の深さのファイルとディレクトリを +探索します。 +.It Li "find /usr/src -name CVS -prune -o -mindepth 7 -print" +これは 1 つ前の例と同等ではありません。 +というのは、 +.Ic -prune +がレベル 7 以下では評価されないからです。 .El .Sh 互換性 .Ic -follow プライマリは廃止されました。 かわりに .Fl L -オプションが使われます。 +オプションを使用して下さい。 詳しくは下記の .Sx 規格 -セクションを参照してください。 +セクションを参照して下さい。 .Sh 関連項目 .Xr chflags 1 , .Xr chmod 1 , @@ -786,9 +816,12 @@ inode .Sh 規格 .Nm ユーティリティの文法は -.St -p1003.2 +.St -p1003.1-2001 の仕様で決められた文法のスーパセットです。 -全 1 文字オプションと +.Pp +.Ic -H , +.Ic -L +を除く全 1 文字オプションと .\" .Ic -iname , -inum , -iregex , -print0 , -delete , -ls , .\" ja-groff-0.100_3 で整形できないためマクロ使用方法を変えています .Ic -iname , @@ -798,8 +831,8 @@ inode .Ic -ls , .Ic -regex のプライマリは -.St -p1003.2 -の拡張です。 +.St -p1003.1-2001 +に対する拡張です。 .Pp 昔は .Fl d , L , x @@ -834,7 +867,7 @@ inode として実装されていました。 .Pp 昔の実装では -.Ic exec +.Ic -exec と .Ic -ok のプライマリでは、 @@ -852,10 +885,15 @@ utility 名 .Xr grep 1 および .Xr sed 1 -の同等のオプションから着想を得ました。 +の同等のオプションから着想を得て実装されました。 +.Sh 歴史 +.Nm +コマンドは +.At v1 +ではじめて出現しました。 .Sh バグ .Nm -によって使われる特殊文字は多くのシェルにとっても +によって使われる特殊文字は多くのシェルプログラムにとっても 特殊文字です。 特に .Dq Li * , @@ -874,14 +912,11 @@ utility 名 ファイル名と .Ar expression との間を区切るデリミタが存在しませんので、 -ファイル名にオプションと間違えるようなもの ( .Pa -xdev -のようなもの) や、 -.Ar expression -と間違えるようなもの ( +や .Pa \&! -のようなもの) を指定することは難しいです。 -このようなファイル名を指定する場合は +を指定することは難しいです。 +この問題に対処するには、 .Fl f オプションを使うか、 .Xr getopt 3 @@ -890,10 +925,12 @@ utility 名 を使用します。 .Pp .Ic -delete -プライマリは、ファイルシステムツリーの検索順序に影響する +プライマリは、ファイルシステムツリーの探索オプションを変更する 他のオプションとは十分には連係しません。 -.Sh 歴史 -.Nm -コマンドは -.At v1 -から登場しました。 +.Pp +(上で記したように) +.Ic -mindepth +と +.Ic -maxdepth +プライマリは実際にはグローバルオプションです。 +これらをオプションらしく見えるオプションと置き換えるべきでしょう。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ftp.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ftp.1 index 948feb8b00..a88e15ea1c 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ftp.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ftp.1 @@ -1,4 +1,4 @@ -.\" $NetBSD: ftp.1,v 1.100 2003/08/07 11:13:54 agc Exp $ +.\" %NetBSD: ftp.1,v 1.101 2003/12/19 03:46:02 lukem Exp % .\" .\" Copyright (c) 1996-2003 The NetBSD Foundation, Inc. .\" All rights reserved. @@ -14,7 +14,11 @@ .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. -.\" 3. Neither the name of the University nor the names of its contributors +.\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software +.\" must display the following acknowledgement: +.\" This product includes software developed by the NetBSD +.\" Foundation, Inc. and its contributors. +.\" 4. Neither the name of The NetBSD Foundation nor the names of its .\" contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" @@ -42,11 +46,7 @@ .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. -.\" 3. 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Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" @@ -65,7 +65,7 @@ .\" @(#)ftp.1 8.3 (Berkeley) 10/9/94 .\" $FreeBSD$ .\" -.Dd July 31, 2003 +.Dd December 19, 2003 .Dt FTP 1 .Os .Sh 名称 @@ -192,10 +192,12 @@ .Nm に IPv6 アドレスのみを使用するよう強制します。 .It Fl A -アクティブモード ftp の使用を強制します。デフォルトでは、 +アクティブモード ftp の使用を強制します。 +デフォルトでは、 .Nm はパッシブモード ftp を試みたあとで、サーバがパッシブモードを -サポートしない場合、アクティブモードになります。このオプションにより、 +サポートしない場合、アクティブモードになります。 +このオプションにより、 .Nm は常にアクティブコネクションを使用するようになります。 これが有用なのは、パッシブモードを適切に実装していない @@ -220,6 +222,7 @@ Emacs 複数ファイル転送を行っている間の対話的プロンプトモードを オフにします。 .It Fl n +自動取得でない転送において、 最初に接続する際に .Nm に @@ -237,6 +240,8 @@ Emacs ID) を要求します。 そして、もし必要があればログイン用のパスワードと アカウントの入力も促します。 +自動取得の転送において自動ログインを上書きするためには、 +ユーザ名 (と、場合によりパスワードと) を適切に指定してください。 .It Fl N Ar netrc .Pa ~/.netrc ではなく、 @@ -261,7 +266,8 @@ ID) から始まらない場合は、指定されたファイルのうち最初のものだけを 取り込み、 .Ar output -に格納します。他のファイル全てはリモート名のベースネームに +に格納します。 +他のファイル全てはリモート名のベースネームに 格納します。 .It Fl p ファイアウォールを越える接続のためのパッシブモード操作を有効にします。 @@ -308,7 +314,8 @@ ID) .It Fl u Ar URL file Op \&.\&.\&. コマンド行で指定したファイルを、 .Ar URL -にアップロードします。ここで、 +にアップロードします。 +ここで、 .Ar URL は、自動取得でサポートされる ftp URL タイプのいずれか 1 個です (但し、ファイル 1 個だけアップロードする場合、ターゲットファイル名を @@ -537,7 +544,8 @@ IPv4 .Ic open と同じです。 .It Ic gate Op Ar host Op Ar port -gate-ftp モードのオンオフを切替えます。このモードは、TIS FWTK +gate-ftp モードのオンオフを切替えます。 +このモードは、TIS FWTK や、Gauntlet ftp プロキシ経由の接続の際に使用します。 (ユーザが明示的に指定するか、 環境変数 @@ -547,7 +555,8 @@ gate-ftp .Ar host が与えられた場合、gate-ftp モードが有効になり、gate-ftp サーバとして .Ar host -が設定されます。これに加え、 +が設定されます。 +これに加え、 .Ar port も与えられた場合、gate-ftp サーバに接続するポートとして使用します。 .It Ic get Ar remote-file Op Ar local-file @@ -555,7 +564,7 @@ gate-ftp .Ar remote-file を取得してローカルマシン上に格納します。 ローカルファイル名 -.Ar local file +.Ar local-file が指定されない場合、 ローカルファイル名は取得したファイルの リモートマシン上の名前と同じになります。 @@ -725,6 +734,15 @@ gate-ftp 表示形式は、 .Sq "remopts mlst ..." により変更できます。 +.It Ic mlst Op Ar remote-path +.Ar remote-path +(指定のない場合はカレントディレクトリがデフォルトになります) +の詳細な情報を、 +.Dv MLST +を使い機械可読の形式で表示します。 +表示形式は、 +.Sq "remopts mlst ..." +により変更できます。 .It Ic mode Ar mode-name ファイル転送モード .Ic mode @@ -772,7 +790,7 @@ gate-ftp その他については .Ar get と同じです。 -.It Ic nlist Op Ar remote-directory Op Ar local-file +.It Ic nlist Op Ar remote-path Op Ar local-file .Ic ls と同じです。 .It Ic nmap Op Ar inpattern outpattern @@ -828,12 +846,12 @@ $2 さらに、文字列の .Ql Op Ar seq1 , Ar seq2 は -.Ar seq1 -が空文字列でない時には .Op Ar seq1 +が空文字列でない時には +.Ar seq1 に、 空文字列の時には -.Op Ar seq2 +.Ar seq2 に置き換えられます。 例えばコマンド .Pp @@ -939,7 +957,7 @@ nmap $1.$2.$3 [$1,$2].[$2,file] サーバが RFC 1123 の .Dv PASV コマンドをサポートしている必要がありますが、サポートしていない -ものもあります。) +ものもあります) .It Ic pdir Op Ar remote-path .Ic dir .Op Ar remote-path @@ -1109,6 +1127,7 @@ ftp .Ar increment バイト毎秒 (デフォルトは 1024) だけ増減されます。 シグナルは次の通りです。 +.B .Bl -tag -width "SIGUSR1" -offset indent .It Dv SIGUSR1 .Ar maximum @@ -1121,7 +1140,6 @@ ftp .Ar increment バイトだけ減少させます。 結果は必ず正の値になります。 -.\"X============================================================ .El .Pp .Ar maximum @@ -1156,12 +1174,13 @@ ascii .It Ic remopts Ar command Op Ar command-options リモート .Tn FTP -サーバのオプションを設定します。その際に、 +サーバのオプションを設定します。 +その際に、 .Ar command に .Ar command-options -を与えます ( -.Ar command-options +を与えます +.Ns ( Ar command-options の有無はコマンドにより扱われます)。 オプションをサポートすることが知られているリモート .Tn FTP @@ -1486,7 +1505,7 @@ account のディレクトリ要素に glob 文字が含まれていない場合、 .Ar path のベースネーム -.Xr ( basename 1 +.Ns ( Xr basename 1 を参照) を名前として、 ファイルをローカルのカレントディレクトリに格納します。 そうでない場合、リモートの名前全体を、ローカルのルートディレクトリから @@ -1520,9 +1539,11 @@ URL .Ar user が与えられている場合、 .Ar user -としてログインします。この場合、 +としてログインします。 +この場合、 .Ar password -が与えられていれば、それを使います。与えられていなければ、 +が与えられていれば、それを使います。 +与えられていなければ、 プロンプトをユーザに表示して入力を促します。 .Pp .Sq ;type=A @@ -1611,10 +1632,12 @@ auto-fetch URL .Pa / ディレクトリを要求する場合、パス先頭に .Dq %2F -を使用して下さい。ユーザのホームディレクトリを要求する場合 +を使用して下さい。 +ユーザのホームディレクトリを要求する場合 (そして、リモートサーバがその構文をサポートしている場合)、パス先頭に .Dq %7Euser/ -を使用して下さい。例えば、 +を使用して下さい。 +例えば、 パスワード .Sq mypass を持つユーザ名 @@ -1675,7 +1698,8 @@ auto-fetch URL .Sm on .Xc .Tn HTTP -URL 形式です。ファイル取得に +URL 形式です。 +ファイル取得に .Tn HTTP プロトコルを用います。 .Ic "set http_proxy" @@ -1782,9 +1806,9 @@ URL .Nm が ABOR 処理中のリモートサーバからの応答を待っている状態にある間に、 端末の割り込みキーシーケンスが使用された場合、コネクションは -閉じられます。これは古くからの動作 (この状態では端末の割り込みは -無視されます) とは異なりますが、こちらの方がより便利と考えての -ことです。 +閉じられます。 +これは古くからの動作 (この状態では端末の割り込みは無視されます) +とは異なりますが、こちらの方がより便利と考えてのことです。 .Sh ファイル名の規則 .Nm コマンドの引数として指定されたファイル名は、以下の規則で処理されます。 @@ -2028,7 +2052,7 @@ epsv4 off デフォルトでは、 .Nm は -.Dq "ftp\*[Gt]" +.Dq "ftp\*[Gt] " のコマンドラインプロンプトをユーザに表示します。 .Ic "set prompt" コマンドを使うことでこれを変更できます。 @@ -2050,7 +2074,8 @@ epsv4 off .Op Oo Li 0 Oc Ar n .Sm on .Xc -リモート側のカレントディレクトリの末尾の要素。数字 +リモート側のカレントディレクトリの末尾の要素。 +数字 .Em n が与えられた場合は、末尾 .Em n @@ -2059,8 +2084,8 @@ epsv4 off が .Sq 0 で始まる場合、 -末尾要素の前に、スキップされた要素数が、( -.Sq \&%c +末尾要素の前に、スキップされた要素数が、 +.Ns ( Sq \&%c の場合) 書式 .\" ``/trailing'' .Do @@ -2069,8 +2094,8 @@ epsv4 off .Va trailing .Sm on .Dc -で、( -.Sq \&%. +で、 +.Ns ( Sq \&%. の場合) 書式 .\" ``...trailing'' .Dq Li \&... Ns Va trailing @@ -2119,14 +2144,16 @@ gate-ftp コマンド行プロンプト。 デフォルトは、 .Dq "ftp\*[Gt] " -です。詳細は、 +です。 +詳細は、 .Sx コマンドラインプロンプト を参照して下さい。 .It Ev FTPRPROMPT コマンド行右側のプロンプト。 デフォルトは .Dq "" -です。詳細は、 +です。 +詳細は、 .Sx コマンドラインプロンプト を参照して下さい。 .It Ev FTPSERVER @@ -2191,8 +2218,8 @@ URL .It Ev no_proxy 空白またはコンマで区切られたホスト名 (またはドメイン名) のリスト。 プロキシを使用しないホストやドメインを表します。 -各エントリに対し、オプションで ":port" を指定できます。これは、 -そのポートに対する接続のみにマッチングを制限します。 +各エントリに対し、オプションで ":port" を指定できます。 +これは、そのポートに対する接続のみにマッチングを制限します。 .El .Sh 拡張パッシブモードとファイアウォール ファイアウォールの設定によっては、 @@ -2215,7 +2242,7 @@ URL .Xr editrc 5 , .Xr services 5 , .Xr ftpd 8 -.Sh 標準 +.Sh 規格 .Nm は、以下の標準に準拠しているつもりです。 .Cm RFC 959 , @@ -2247,8 +2274,9 @@ URL .Pp IPv6 サポートは WIDE/KAME プロジェクトが追加しました (が、NetBSD 以外での本プログラムのバージョン全てでこの機能が存在するとは -限りません。これは、オペレーティングシステムが IPv6 をサポートする -際に、KAME と類似のやりかたを取っているかどうかに依存します)。 +限りません。 +これは、オペレーティングシステムが IPv6 をサポートする際に、 +KAME と類似のやりかたを取っているかどうかに依存します)。 .Sh バグ 多くのコマンド動作が正しいかどうかは、 リモートサーバの動作が適切かどうかに依存します。 @@ -2277,6 +2305,7 @@ IPv6 .Dv AF_INET6 ソケットに直接渡さなければなりません。 例えば、あるサイトが IPv6-to-IPv4 変換として SIIT トランスレータを -使用しているとします。このとき、 +使用しているとします。 +このとき、 .Nm はこの設定をサポートすることができません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/getfacl.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/getfacl.1 index af9c6e1635..336d9786b5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/getfacl.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/getfacl.1 @@ -1,5 +1,5 @@ .\"- -.\" Copyright (c) 2000-2001 Robert N. M. Watson +.\" Copyright (c) 2000, 2001, 2002 Robert N. M. Watson .\" All rights reserved. .\" .\" This software was developed by Robert Watson for the TrustedBSD Project. @@ -25,13 +25,13 @@ .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/bin/getfacl/getfacl.1,v 1.7 2003/02/23 01:43:45 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/bin/getfacl/getfacl.1,v 1.8 2004/05/16 21:34:31 ru Exp % .\" .\" Developed by the TrustedBSD Project. .\" Support for POSIX.1e access control lists. .\" .\" $FreeBSD$ -.Dd Decemer 30, 2002 +.Dd December 30, 2002 .Dt GETFACL 1 .Os .Sh 名称 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/gprof.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/gprof.1 index bf2cd21b1d..e411676193 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/gprof.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/gprof.1 @@ -30,11 +30,11 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)gprof.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/gprof/gprof.1,v 1.23 2002/11/26 11:22:59 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/gprof/gprof.1,v 1.27 2004/07/03 00:24:41 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" -.Dd June 6, 1993 +.Dd June 20, 2004 .Dt GPROF 1 .Os .Sh 名称 @@ -42,7 +42,7 @@ .Nd 呼び出しグラフに基づくプロファイルデータを表示する .Sh 書式 .Nm -.Op Fl abcKlLsuz +.Op Fl abKlLsuz .Op Fl C Ar count .Op Fl e Ar name .Op Fl E Ar name @@ -58,7 +58,8 @@ ルーチンに加算されます。 プロファイルデータは、呼び出しグラフプロファイルファイル (call graph profile file) -から読み出されます。このファイルは、 +から読み出されます。 +このファイルは、 .Xr cc 1 , .Xr pc 1 , .Xr f77 1 @@ -71,7 +72,8 @@ プロファイル用ライブラリをリンクします。 約束事として、これらのライブラリの名前の後には .Pa _p -が付きます。つまり、プロファイルされるバージョンの +が付きます。 +つまり、プロファイルされるバージョンの .Pa libc.a は .Pa libc_p.a @@ -131,18 +133,13 @@ ファイル中の静的関数の直前に読み込まれるされる関数に含まれることになります。 .It Fl b プロファイル中の各フィールドの説明文を抑制します。 -.It Fl c -オブジェクトファイルのテキスト空間を調べる発見的な方法を使って、 -プログラムの静的呼び出しグラフを見つけます。 -静的な呼び出しのみの親と子供は、 -呼び出し数 0 として表示されます。 -アーキテクチャによっては、本オプションはサポートされていません。 .It Fl C Ar count .Ar count 数以上の関数を含む (呼び出し関係の) サイクルを取り除くために、 切断すべきアーク (呼び出し関係) の最小集合を見つけます。 注意:サイクルを中断するために用いられるアルゴリズムは指数関数的な -ものです。そのため、このオプションを指定すると、 +ものです。 +そのため、このオプションを指定すると、 .Nm を実行するのに非常に長い時間がかかります。 .It Fl e Ar name @@ -150,9 +147,11 @@ .Ar name とそのすべての子孫 (それらの関数が表示抑制されていない親をほかに 持っていなければ) のグラフプロファイルエントリの表示を抑制 -します。2 つ以上の +します。 +2 つ以上の .Fl e -を指定することができます。各 +を指定することができます。 +各 .Fl e には 1 つしか .Ar name @@ -162,7 +161,8 @@ と同様、指定されたルーチン .Ar name のグラフプロファイル -エントリ表示を抑制します。さらに、プログラムのトータルの時間と計算時間の +エントリ表示を抑制します。 +さらに、プログラムのトータルの時間と計算時間の パーセンテージから .Ar name で使われている時間を取り除きます。 @@ -172,7 +172,7 @@ .Fl E .Ar mcleanup がデフォルトです) -.It Fl f Ar name +.It Fl f Ar name 指定されたルーチン .Ar name とその子孫のグラフプロファイルエントリ @@ -184,7 +184,7 @@ には、1 つしか .Ar name を指定することができません。 -.It Fl F Ar name +.It Fl F Ar name .Fl f と同様に、指定されたルーチン .Ar name @@ -193,11 +193,13 @@ プログラムのトータルの時間と計算時間の割合 には、表示されたルーチンの時間のみが使われます。 .Fl F -は複数指定することができます。各オプション +は複数指定することができます。 +各オプション .Fl F には、1 つしか .Ar name -を指定することができません。オプション +を指定することができません。 +オプション .Fl F は、オプション .Fl E @@ -210,7 +212,8 @@ このオプションによって、不必要だと思うサイクルを切断することができます。 オプション .Fl k -は、複数指定することができます。各オプション +は、複数指定することができます。 +各オプション .Fl k には一対のルーチン名 .Pf ( Ar fromname @@ -241,8 +244,8 @@ このサマリプロファイルファイルはこのあとの .Nm の実行に -対して与えられ -.Pf ( その際にも通常 Fl s +対して与えられ (その際にも通常 +.Fl s が指定される)、一連の .Pa a.out 実行の結果のプロファイルデータの合計を @@ -265,7 +268,7 @@ a.out オプションとともに使うと、一度も呼ばれていないルーチンを発見する事ができます。 .El .Sh 関連ファイル -.Bl -tag -width a,out.sum -compact +.Bl -tag -width a.out.gmon -compact .It Pa a.out テキスト空間と名前リスト。 .It Pa a.out.gmon @@ -279,7 +282,6 @@ a.out .Xr clocks 7 .\" .Xr monitor 3 , .\" .Xr prof 1 -.Pp .Rs .%T "An Execution Profiler for Modular Programs" .%A S. Graham @@ -290,7 +292,6 @@ a.out .%P pp. 671-685 .%D 1983 .Re -.Pp .Rs .%T "gprof: A Call Graph Execution Profiler" .%A S. Graham @@ -317,7 +318,8 @@ a.out .Pp 自身がプロファイルされていない親は、プロファイルしている子供から 伝播される時間を持っており、呼び出しグラフのリストのなかで -自動的に起動されるものとして現れます。しかし、この関数が持つ時間は +自動的に起動されるものとして現れます。 +しかし、この関数が持つ時間は それ以上伝播されません。 同様に、シグナルを捕捉する関数は、それらがプロファイルされていても、 自動的に起動されるものとして現れます (もう少し複雑な理由がありますが)。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/id.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/id.1 index 9a1168ab4f..90bc6686ae 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/id.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/id.1 @@ -33,11 +33,11 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)id.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/id/id.1,v 1.11 2001/08/15 09:09:41 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/id/id.1,v 1.13 2004/05/18 20:36:54 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" -.Dd June 6, 1993 +.Dd May 3, 2004 .Dt ID 1 .Os .Sh 名称 @@ -50,6 +50,8 @@ .Fl G Op Fl n .Op Ar user .Nm +.Fl M +.Nm .Fl P .Op Ar user .Nm @@ -80,6 +82,8 @@ グループ ID (実効グループ、実グループ、その他) を、空白で区切って列挙します。 表示する順序に意味はありません。 +.It Fl M +現在のプロセスの MAC ラベルを表示します。 .It Fl P id としてパスワードファイルエントリを表示します。 .It Fl g @@ -98,9 +102,7 @@ ID .Dq login とキーワードがついて .Xr getlogin 2 -で得られる名前が表示されます -.Pf ( Xr su 1 -している場合など)。 +で得られる名前が表示されます。 名前で表示されるユーザ ID は、頭に .Dq uid というキーワードをつけて表示されます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/indent.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/indent.1 index 63ecca8d03..0433be3a76 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/indent.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/indent.1 @@ -32,17 +32,17 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)indent.1 8.1 (Berkeley) 7/1/93 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/indent/indent.1,v 1.17 2004/02/12 16:25:12 bde Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/indent/indent.1,v 1.22 2004/07/03 00:24:41 ru Exp % .\" $FreeBSD$ .\" -.Dd Februrary 13, 2004 +.Dd June 29, 2004 .Dt INDENT 1 .Os .Sh 名称 .Nm indent .Nd C 言語プログラムの字下げと整形 .Sh 書式 -.Nm indent +.Nm .Op Ar input-file Op Ar output-file .Op Fl bad | Fl nbad .Op Fl bap | Fl nbap @@ -63,6 +63,7 @@ .Op Fl d Ns Ar n .Op Fl \&di Ns Ar n .Bk -words +.Op Fl fbs | Fl nfbs .Op Fl fc1 | Fl nfc1 .Op Fl fcb | Fl nfcb .Ek @@ -81,6 +82,7 @@ .Ek .Op Fl \&st .Op Fl troff +.Op Fl ut | Fl nut .Op Fl v | Fl \&nv .Sh 解説 .Nm @@ -95,11 +97,13 @@ .Pp .Sy 注 : .Ar input-file -のみを指定した場合、整形は「同じ場所に」行われます。つまり、整形結果は +のみを指定した場合、整形は「同じ場所に」行われます。 +つまり、整形結果は .Ar input-file に書き戻され、カレントディレクトリに元の .Ar input-file -のバックアップがコピーされます。例えば +のバックアップがコピーされます。 +例えば .Ar input-file の名前が .Sq Pa /blah/blah/file @@ -119,24 +123,28 @@ .Bl -tag -width Op .It Fl bad , nbad .Fl bad -を指定すると、宣言ブロックの後ごとに空行を 1 行入れます。デフォルトは +を指定すると、宣言ブロックの後ごとに空行を 1 行入れます。 +デフォルトは .Fl nbad です。 .It Fl bap , nbap .Fl bap -を指定すると、関数本体の後ごとに空行を 1 行入れます。デフォルトは +を指定すると、関数本体の後ごとに空行を 1 行入れます。 +デフォルトは .Fl nbap です。 .It Fl bbb , nbbb .Fl bbb -を指定すると、コメントブロックの前に必ず空行を 1 行入れます。デフォルトは +を指定すると、コメントブロックの前に必ず空行を 1 行入れます。 +デフォルトは .Fl nbbb です。 .It Fl \&bc , nbc .Fl \&bc を指定すると、宣言の中のコンマの後ごとに改行を入れます。 .Fl nbc -はこれを抑止します。デフォルトは +はこれを抑止します。 +デフォルトは .Fl \&nbc です。 .It Fl \&br , \&bl @@ -159,19 +167,15 @@ if (...) { .Ed .Pp .It Fl c Ns Ar n -プログラムコードの右側に書かれたコメントを指定の桁位置に揃えます。デ -フォルトでは 33 桁目に揃えられます。 +プログラムコードの右側に書かれたコメントの開始位置を指定します。 +デフォルトでは 33 桁目です。 .It Fl cd Ns Ar n -宣言の右側に書かれたコメントを指定の桁位置に揃えます。デフォルトでは -プログラムコードの右側に書かれたコメントと同じ位置(つまり -.Fl c -で指定された位置)になります。 +宣言の右側に書かれたコメントの開始位置を指定します。 +デフォルトではプログラムコードの右側に書かれたコメントと同じ位置 +になります。 .It Fl cdb , ncdb -コメント区切りを独立の行とするかどうかを指定します。コメントブロック -だけに有効で、プログラムコードの右側に書かれたコメントには影響しませ -ん。デフォルトは -.Fl cdb -で、コメントは以下のようになります。 +コメント区切りを独立の行とするかどうかを指定します。 +このオプションを有効にすると、コメントは以下のようになります。 .Bd -literal -offset indent /* * this is a comment @@ -185,16 +189,22 @@ if (...) { /* this is a comment */ .Ed .Pp +このオプションはブロックコメントのみに影響し、コード右側のコメントには +影響しません。 +デフォルトは +.Fl cdb +です。 .It Fl ce , nce .Fl \&ce -は `else' を直前の `}' につけて ``} else'' のように出力します。デフォルトは +は `else' を直前の `}' につけて ``} else'' のように出力します。 +デフォルトは .Fl \&ce です。 .It Fl \&ci Ns Ar n 継続行の字下げを .Ar n -で指定します。継続行は、その文の最初の行の先頭から指定した字数だけ字 -下げされます。 +で指定します。 +継続行は、その文の最初の行の先頭から指定した字数だけ字下げされます。 .Fl \&lp が有効でなければ、または、 継続行の字下げがメインの字下げのちょうど半分でないならば、 @@ -211,16 +221,20 @@ case .Ar n 個目のタブストップにします。 .Fl cli0.5 -なら、タブストップの半分になります。デフォルトは +なら、タブストップの半分になります。 +デフォルトは .Fl cli0 です。 .It Fl d Ns Ar n プログラムコードの右側に書かれたものでない独立したコメントに関して、 -その場所を制御します。例えば +その場所を制御します。 +例えば .Fl \&d\&1 -で、コードの字下げより 1 段左側にします。デフォルトの +で、コードの字下げより 1 段左側にします。 +デフォルトの .Fl \&d\&0 -を指定すると、プログラムコードの字下げに合わせます。下記「コメントの +を指定すると、プログラムコードの字下げに合わせます。 +下記「コメントの 字下げ」の節を参照して下さい。 .It Fl \&di Ns Ar n 大域変数名と全ての構造体 / 共用体のメンバ名の、 @@ -232,27 +246,35 @@ case .Fl \&dj は宣言を左揃えにします。 .Fl ndj -は、プログラムコードと同じ字下げを行います。デフォルトは +は、プログラムコードと同じ字下げを行います。 +デフォルトは .Fl ndj です。 .It Fl \&ei , nei .Ic else-if -に対し特別な処理するよう指定します(しません)。 -.Fl \&ei -は特別な処理を行い、 +に対し特別な処理をするよう指定します(しません)。 +これを指定すると、 .Ic else に続く .Ic if -は、最初の if 文と同じだけ字下げされます。 +は、最初の +.Ic \&if +文と同じだけ字下げされます。 .Fl ei がデフォルトです。 +.It Fl fbs , nfbs +関数宣言と開き中括弧を 2 行に分けるよう指定します(しません)。 +デフォルトは、 +.Fl fbs +です。 .It Fl fc1 , nfc1 .Fl fc1 -で、コメントが 1 桁目から始まっている場合も整形します(しません)。こ -のような場合には、おうおうにしてプログラマが意図的にそうしているので -あって、 +で、コメントが 1 桁目から始まっている場合も整形します(しません)。 +プログラマが意図的にそうしている場合がありますから、 +そのような場合に、 .Fl nfc1 -を使うべきではありません。デフォルトは +を使うべきではありません。 +デフォルトは .Fl fc1 です。 .It Fl fcb , nfcb @@ -281,9 +303,10 @@ case 局所変数の、その型宣言の開始位置からの字下げを文字数で指定します。 局所変数名のデフォルトは、大域変数の値と同じだけの字下げです。 .It Fl \&lp , nlp -継続行において括弧内のプログラムコードの位置を揃えます。左括弧がその -行で閉じていない時、継続行を前の行の左括弧の 1 文字後ろから始まるよ -うにします。例えば、 +継続行において括弧内のプログラムコードの位置を揃えます。 +左括弧がその行で閉じていない時、継続行を前の行の +左括弧の 1 文字後ろから始まるようにします。 +例えば、 .Fl nlp が指定されると継続行は以下のようになります。 .Bd -literal -offset indent @@ -315,15 +338,15 @@ p1\ =\ first_procedure(second_procedure(p2, を使わないようになります。 .It Fl pcs , npcs .Fl pcs -が指定されると、全ての関数呼出しの関数名と括弧の間に空白を -1 つ入れます。デフォルトは、 +が指定されると、全ての関数呼出しの関数名と括弧の間に空白を 1 つ入れます。 +デフォルトは、 .Fl npcs です。 .It Fl psl , npsl .Fl psl -が指定されると、関数定義における関数の名前を 1 桁目から始め -ます。つまり、その関数の型名は前の行に置かれることになります。デフォ -ルトは、 +が指定されると、関数定義における関数の名前を 1 桁目から始めます。 +つまり、その関数の型名は前の行に置かれることになります。 +デフォルトは、 .Fl psl です。 .It Fl \&sc , nsc @@ -333,8 +356,9 @@ p1\ =\ first_procedure(second_procedure(p2, です。 .It Fl sob , nsob .Fl sob -が指定されると、不要な空白行を取除きます。宣言部の後ろの余分な空白行 -を取り除くのに便利です。デフォルトは、 +が指定されると、不要な空白行を取除きます。 +宣言部の後ろの余分な空白行を取り除くのに便利です。 +デフォルトは、 .Fl nsob です。 .It Fl \&st @@ -347,11 +371,13 @@ p1\ =\ first_procedure(second_procedure(p2, は幾つ使ってもかまわないので、複数の型名を指定できます。 プログラム中で .Ic typedef -によって定義された型名は必ず指定する必要があります。\- 多少の指定を -忘れたところで実害は全くありませんが、プログラムは意図した程きれいに -は整形されないでしょう。全部の型名を指定しなければならないのは大変な -ように思えますが、実際にはこれは C 言語のもつ問題が表面化したに過ぎ -ません。つまり、 +によって定義された型名は必ず指定する必要があります。 +\&\- 多少の指定を +忘れたところで実害は全くありませんが、プログラムは意図した程 +きれいには整形されないでしょう。 +全部の型名を指定しなければならないのは大変なように思えますが、 +実際にはこれは C 言語のもつ問題が表面化したに過ぎません。 +つまり、 .Ic typedef は、言語の構文解釈を変えてしまうので、 .Nm @@ -362,16 +388,23 @@ p1\ =\ first_procedure(second_procedure(p2, .Xr troff 1 で処理できるフォーマットで出力します。 .Xr vgrind 1 -と全く同じ考え方に基づいて、出力をきれいにしようとします。出力ファイ -ルが指定されていないと、出力先として入力ファイルではなく標準出力が使 -われます。 +と全く同じ考え方に基づいて、出力をきれいにしようとします。 +出力ファイルが指定されていないと、出力先として入力ファイルではなく +標準出力が使われます。 +.It Fl ut , nut +出力におけてタブ文字を使用するよう指定します(しません)。 +タブは 8 で割り切れるカラムで整列されると想定します。 +デフォルトは、 +.Fl ut +です。 .It Fl v , \&nv .Fl v で `verbose' モードになります。 .Fl \&nv -は `verbose' モードを抑止します。`verbose' モードでは、入力中の 1 行 -が複数行に分割された場合には、その旨を表示し、終了時には出力サイズに -付いての情報を付け加えるようになります。 +は `verbose' モードを抑止します。 +\&`verbose' モードでは、入力中の 1 行が複数行に分割された場合には、 +その旨を表示し、終了時には出力サイズについての情報を +付け加えるようになります。 デフォルトは .Fl \&nv です。 @@ -382,27 +415,29 @@ p1\ =\ first_procedure(second_procedure(p2, というプロファイルを作って、その中にオプションを書いておくことにより、 あなたの好みの設定を .Nm -のデフォルトとすることができます。プロファイルは、ログインディレクト -リ, カレントディレクトリの順で読み込まれるため、カレントディレクトリ -に `.indent.pro'があると、そちらの指定の方が優先されます。 +のデフォルトとすることができます。 +プロファイルは、ログインディレクトリ、カレントディレクトリの順で +読み込まれるため、カレントディレクトリに `.indent.pro'があると、 +そちらの指定の方が優先されます。 .Nm の起動時にプロファイルが存在していると、それを読み込んでデフォルトと -して使用します。ただし、コマンド行でオプションを指定すると、それは常 -にプロファイル中のオプションよりも優先されます。プロファイルを書く際 -には、各オプションを空白かタブもしくは改行で区切ってやらなくてはなり -ません。 +して使用します。 +ただし、コマンド行でオプションを指定すると、それは常に +プロファイル中のオプションよりも優先されます。 +プロファイルを書く際には、各オプションを空白かタブもしくは改行で +区切ってやらなくてはなりません。 .Pp .Ss コメント -.Sq Em 囲まれた +.Sq Em ボックス .Em コメント の処理について説明します。 .Nm ユーティリティは、 コメント開始の直後にマイナスやアスタリスクが続いている(つまり -`/*\-' もしくは`/**' となっている)場合、そのコメントをアスタリスクで -周囲を囲まれたものとみなします。このようなコメントに対しては、コメン -トの最初の行に施される字下げ位置に、続く各行を揃える他は、処理を行い -ません。 +\&`/*\-' もしくは`/**' となっている)場合、そのコメントをアスタリスクで +周囲を囲まれたものとみなします。 +このようなコメントに対しては、コメントの最初の行に施される +字下げ位置に、続く各行を揃える他は、処理を行いません。 .Pp つぎに、 .Em 連続したテキスト @@ -410,42 +445,47 @@ p1\ =\ first_procedure(second_procedure(p2, 上にあげた以外のコメントは、連続したテキストとして扱います。 .Nm ユーティリティは、 -1 行にできるだけ多くの単語(空白やタブもしくは改行で区切られた文字 -列)を詰め込もうとします。また、空白行により段落が分けられます。 +1 行にできるだけ多くの単語(空白やタブもしくは改行で区切られた文字列) +を詰め込もうとします。また、空白行により段落が分けられます。 .Pp .Ss コメントの字下げ プログラムコードの右側のコメントは、コマンド行のオプション .Fl c Ns Ns Ar n -で指定された「コメント開始位置」から始まるようになります。その他のコ -メントは、コマンド行のオプション +で指定された「コメント開始位置」から始まるようになります。 +その他のコメントは、コマンド行のオプション .Fl d Ns Ns Ar n が指定されると、プログラムコードがおかれている位置よりも .Ar n -段少なく字下げされます。1 行の内でプログラムコードが指定されたコメン -ト開始位置を超えて続いていた場合には、さらにその右へとコメントを続け -ますが、極端に行が長かった場合には、自動的に右マージンが広くとられる +段少なく字下げされます。 +1 行の内でプログラムコードが指定されたコメント開始位置を +超えて続いていた場合には、さらにその右へとコメントを続けますが、 +極端に行が長かった場合には、自動的に右マージンが広くとられる ことがあります。 .Pp .Ss マクロ行 一般に .Nm -はプリプロセッサのマクロ行をそのまま出力します。唯一の例外はその行の -右側にコメントが書かれている時で、そのコメントを整形します。ただし、 -マクロの展開の結果プログラムに埋込まれるコメントは処理しません。また、 +はプリプロセッサのマクロ行をそのまま出力します。 +唯一の例外はその行の右側にコメントが書かれている時で、 +そのコメントを整形します。 +ただし、 +マクロの展開の結果プログラムに埋込まれるコメントは処理しません。 +また、 .Nm は条件付きコンパイルのマクロ .Pq Ic #ifdef...#endif -を認識し、それによってもたらされる構文上の異常を正しく補おうとしま -す。 +を認識し、それによってもたらされる構文上の異常を正しく補おうとします。 .Pp .Ss C 言語の構文 .Nm ユーティリティは、 -C 言語の構文をかなり理解しますが、「寛容な」構文解析しか行いませ -ん。不完全だったり正しくない構文も、ごく普通のものならうまく処理しよ -うとします。とくにあげると、以下のようなマクロも適当に処理されます。 +C 言語の構文をかなり理解しますが、「手ぬるい」構文解析しか行いません。 +不完全だったり正しくない構文も、ごく普通のものなら +なんとか処理しようとします。 +とくにあげると、以下のようなマクロも適当に処理されます。 .Pp .Dl #define forever for(;;) +.Pp .Sh 環境変数 .Nm ユーティリティは環境変数として、 @@ -475,5 +515,5 @@ C .Pp .Dl indent *.c .Pp -と入力してしまうことです。おそらく、これはバグであって仕様と言うべき -ではないでしょう。 +と入力してしまうことです。 +おそらく、これはバグであって仕様と言うべきではないでしょう。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 index bd72740cb3..016ae4d873 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 @@ -30,7 +30,7 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)install.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/xinstall/install.1,v 1.27 2002/12/12 17:26:01 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/xinstall/install.1,v 1.29 2004/07/02 22:22:34 ru Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .Dd May 7, 2001 @@ -69,7 +69,8 @@ .Ar file は元のファイル名のままで .Ar directory -の中にコピーされます。もし指定ファイルがすでに存在している場合、 +の中にコピーされます。 +もし指定ファイルがすでに存在している場合、 .Fl b オプションが指定されていれば .Ar file Ns Pa .old @@ -118,8 +119,9 @@ .Xr mmap 2 の使用を全面的に禁止します。 .It Fl m -モードを指定します。デフォルトのモードは rwxr-xr-x -(0755) にセットされます。モード指定は 8 進数もしくは +モードを指定します。 +デフォルトのモードは rwxr-xr-x (0755) にセットされます。 +モード指定は 8 進数もしくは シンボリックな値のどちらでも可能です; 指定可能なモードの値については .Xr chmod 1 を参照して下さい。 @@ -149,6 +151,9 @@ .Nm strip コマンドを別に起動するため、多くのシステムやバイナリ形式に対して 移植性のある方法となっています。 +他のプログラムを使いバイナリをストリップする方法をどのようにして +.Nm +に教えるかは、以下を参照して下さい。 .It Fl v .Nm を冗長にし、インストールもしくはバックアップされるファイルを表示します。 @@ -156,7 +161,8 @@ .Pp デフォルトでは .Nm -は全てのファイルフラグを保存します。ただし +は全てのファイルフラグを保存します。 +ただし .Dq nodump フラグは例外です。 .Pp @@ -165,17 +171,25 @@ .Pp .Pa /dev/null をインストールすると、空のファイルを作ります。 -.Pp -正常終了時は 0 が返ります。他の場合は 1 が返ります。 .Sh 診断 .Ex -std +.Sh 環境変数 +.Nm +ユーティリティは、環境変数 +.Ev STRIPBIN +の存在をチェックし、存在する場合、代入された値を +.Fl s +オプションが指定された場合に実行させるプログラムとして使用します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width INS@XXXX -compact .It Pa INS@XXXX -.Fl S , +.Fl S +オプションが使われているか、もしくは、 +.Fl s +オプションとともに .Fl C , .Fl p -オプションのいずれが使われている時は、一時ファイル名を +オプションのいずれかが使われている時は、一時ファイル名を .Pa INS@XXXX とします。 ここで、 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcs.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcs.1 index 2abdecdf84..c55b596a7b 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcs.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcs.1 @@ -27,10 +27,10 @@ .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/ipcs/ipcs.1,v 1.17 2004/03/24 04:01:43 bmilekic Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/ipcs/ipcs.1,v 1.20 2004/07/02 22:22:25 ru Exp % .\" $FreeBSD$ .\" -.Dd June 18, 1994 +.Dd March 24, 2004 .Dt "IPCS" 1 .Os .Sh 名称 @@ -41,6 +41,7 @@ .Op Fl abcmopqstMQSTy .Op Fl C Ar core .Op Fl N Ar system +.Op Fl u Ar user .Sh 解説 .Nm ユーティリティは、システムの System V プロセス間通信 (IPC) 機構 @@ -88,7 +89,8 @@ 使用中のセマフォに関する情報を表示します。 .It Fl t 使用中のセマフォ、メッセージキュー、共有メモリセグメントの -アクセス時間を表示します。アクセス時間とは、 +アクセス時間を表示します。 +アクセス時間とは、 IPC オブジェクトに対する最後の制御操作を行った時間や、 メッセージを最後に送ったり受け取ったりした時間、 共有メモリセグメントを最後にアタッチしたりデタッチしたりした時間、 @@ -101,7 +103,6 @@ IPC から、名前リストに関連した値を取り出します。 .Fl y を暗黙的に指定します。 -.Pa /kernel .It Fl M 共有メモリに関するシステム情報を表示します。 .It Fl N Ar system @@ -133,9 +134,11 @@ IPC .Pa /dev/kmem に対する権限が必要となります。 .It Fl u Ar user +ユーザ .Pa user -が所有する IPC 機構の情報を表示します。 -ユーザの指定は、数字の UID でもログイン名でも構いません。 +が所有する IPC 機構に関する情報を表示します。 +ユーザの指定は +UID の数値またはログイン名の形式で指定することが可能です。 .El .Pp もし、 @@ -154,7 +157,8 @@ IPC .Nm の出力が矛盾のないものであることは保証されません。 .Sh バグ -このマニュアルページは、完全なものではありません。なぜなら、 +このマニュアルページは、完全なものではありません。 +なぜなら、 .Nm で表示される情報について説明していないからです。 .Sh 関連ファイル diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ipsend.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ipsend.1 index a459b8c16b..3674074fce 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ipsend.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ipsend.1 @@ -36,7 +36,8 @@ ipsend \- IP ] [TCP-flags] .SH 解説 .PP -\fBipsend\fP は 2 種類の方法でコンパイルされている可能性があります。最初 +\fBipsend\fP は 2 種類の方法でコンパイルされている可能性があります。 +最初 の方法は、コマンド行オプションを用いてさまざまな属性値をヘッダに入れた、 一度だけのパケットを終点のホストに向けて送信するために用いられます。 TCP フラグが A, S, F, U, P, R の組み合わせとして最後に指定される場合を除く @@ -53,11 +54,13 @@ TCP .TP .BR \-f \0 \fI-f\fP を指定することにより、IP ヘッダの IP オフセットフィールドに -任意の値を設定することができます。この値は 10 進数または 16 進数で +任意の値を設定することができます。 +この値は 10 進数または 16 進数で 指定することができます。 .TP .BR \-g \0 -パケットを通すゲートウェイのホスト名を指定します。送出しようとする +パケットを通すゲートウェイのホスト名を指定します。 +送出しようとする ホストと同一のネットワークに直接接続されていないホストを終点とする場合は、 つねにこのオプションが必要です。 .TP @@ -66,19 +69,22 @@ TCP .TP .TP .BR \-m \0 -パケットを送出する際に使用する MTU を指定します。このオプションを -使うことで、実際と異なる MTU を設定することができます。これにより、 +パケットを送出する際に使用する MTU を指定します。 +このオプションを使うことで、実際と異なる MTU を設定することができます。 +これにより、 実際にネットワークインタフェースの MTU を小さく設定しなくても、 小さな MTU を持つインタフェースをシミュレートすることができます。 .TP .BR \-o \0