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25f54c2b7b
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379b9c890e
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=34471
1 changed files with 111 additions and 107 deletions
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@ -2,7 +2,7 @@
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The FreeBSD Documentation Project
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The FreeBSD Japanese Documentation Project
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Original revision: 1.123
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Original revision: 1.124
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$FreeBSD$
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-->
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@ -22,53 +22,53 @@
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<sect1>
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<title>この章では</title>
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||||
<para>FreeBSD に興味を持っていただきありがとうございます!
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||||
この章では FreeBSD の歴史、目標、開発モデルなど、
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||||
FreeBSD プロジェクトに関するさまざまな事柄を扱います。</para>
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||||
<para>&os; に興味を持っていただきありがとうございます!
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||||
この章では &os; の歴史、目標、開発モデルなど、
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||||
&os; プロジェクトに関するさまざまな事柄を扱います。</para>
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<para>この章に書かれている話題は、次のようなものです。</para>
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<itemizedlist>
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<listitem>
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||||
<para>FreeBSD とその他のオペレーティングシステムとの違い</para>
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||||
<para>&os; とその他のオペレーティングシステムとの違い</para>
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</listitem>
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<listitem>
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||||
<para>FreeBSD プロジェクトの歴史</para>
|
||||
<para>&os; プロジェクトの歴史</para>
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</listitem>
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<listitem>
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||||
<para>FreeBSD プロジェクトの目標</para>
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||||
<para>&os; プロジェクトの目標</para>
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</listitem>
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<listitem>
|
||||
<para>FreeBSD オープンソース開発モデルの基本的な考え方</para>
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||||
<para>&os; オープンソース開発モデルの基本的な考え方</para>
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||||
</listitem>
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||||
<listitem>
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||||
<para>そして、<quote>FreeBSD</quote> という名前の由来について</para>
|
||||
<para>そして、<quote>&os;</quote> という名前の由来について</para>
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||||
</listitem>
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||||
</itemizedlist>
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||||
</sect1>
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<sect1 id="nutshell">
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||||
<title>FreeBSD へようこそ!</title>
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<title>&os; へようこそ!</title>
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<indexterm><primary>4.4BSD-Lite</primary></indexterm>
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<para>FreeBSD は、4.4BSD-Lite
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||||
<para>&os; は、4.4BSD-Lite
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から派生したオペレーティングシステムで、
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||||
Intel (x86 および &itanium;), AMD64, <trademark>Alpha</trademark>,
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||||
Sun &ultrasparc; コンピュータに対応しています。
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||||
他のアーキテクチャに対する移植も進行中です。
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||||
FreeBSD の概要については、
|
||||
&os; の概要については、
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||||
<link linkend="os-overview">次のセクション</link>をご覧ください。
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<link linkend="history">FreeBSD の歴史</link>や、
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||||
<link linkend="history">&os; の歴史</link>や、
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||||
<link linkend="relnotes">現在のリリースについて</link>も読むことができます。
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||||
プロジェクトへの何らかの貢献 (ソースコード、ハードウェア、
|
||||
資金の提供など) について興味があれば、
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||||
<ulink url="&url.articles.contributing;/index.html">FreeBSD
|
||||
<ulink url="&url.articles.contributing;/index.html">&os;
|
||||
への貢献</ulink>をご覧ください。</para>
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<sect2>
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||||
<title>FreeBSD で何ができるの?</title>
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<title>&os; で何ができるの?</title>
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||||
<para>FreeBSD には多くの注目すべき機能があります。
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||||
<para>&os; には多くの注目すべき機能があります。
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例を挙げれば以下のようになります:</para>
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<itemizedlist>
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@ -84,7 +84,7 @@
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<indexterm><primary>マルチユーザ機能</primary></indexterm>
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<listitem>
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<para>多くの人々が 1 つの FreeBSD
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<para>多くの人々が 1 つの &os;
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システムをさまざまな目的で同時に使うことを可能にする
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<emphasis>マルチユーザ機能</emphasis>。
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||||
これは例えば、プリンタやテープデバイスといったシステムの周辺機器が、
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@ -101,7 +101,7 @@
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|||
<para>SCTP や DHCP, NFS, NIS, PPP, SLIP, IPsec, IPv6
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||||
といった業界標準規格のサポートを含んだ堅固な
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<emphasis>TCP/IP ネットワーキング</emphasis>。
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これによって、FreeBSD
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これによって、&os;
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マシンが商用サーバと同じように相互に運用でき、
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||||
NFS (リモートファイルアクセス) や、
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||||
電子メールサービスのような極めて重要な機能を提供します。
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@ -118,7 +118,7 @@
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</listitem>
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<listitem>
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<para>FreeBSD は <emphasis>32ビット</emphasis>
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<para>&os; は <emphasis>32ビット</emphasis>
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||||
のオペレーティングシステム
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(Alpha 版、&itanium; 版、AMD64 版および &ultrasparc; 版は
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<emphasis>64 ビット</emphasis>) であり、
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@ -165,7 +165,7 @@
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<listitem>
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||||
<para>何千もの<emphasis>すぐに実行可能な</emphasis>
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アプリケーションが FreeBSD の <emphasis>ports</emphasis> や
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||||
アプリケーションが &os; の <emphasis>ports</emphasis> や
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||||
<emphasis>packages</emphasis> コレクションで利用可能です。
|
||||
ここに用意されているものはネットを探し回る必要がありません</para>
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||||
</listitem>
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||||
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@ -173,7 +173,7 @@
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<listitem>
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<para>インターネット上で入手可能な、
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<emphasis>移植が容易な</emphasis>
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何千ものアプリケーションを追加できます。FreeBSD
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||||
何千ものアプリケーションを追加できます。&os;
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は最も評判のよい商用の &unix;
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||||
システムとソースコードレベルで互換性があります。
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||||
このため、ほとんどのアプリケーションは、
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@ -242,38 +242,38 @@
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|||
<primary>Computer Systems Research Group (CSRG)</primary>
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||||
</indexterm>
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||||
<indexterm><primary>U.C. Berkeley</primary></indexterm>
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||||
<para>FreeBSD はカリフォルニア大学バークレイ校の Computer Systems
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||||
<para>&os; はカリフォルニア大学バークレイ校の Computer Systems
|
||||
Research Group (CSRG) による 4.4BSD-Lite リリースを基にしており、
|
||||
BSD システムの開発の優れた伝統を守り続けています。
|
||||
CSRG による素晴らしい活動に加えて、
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||||
FreeBSD プロジェクトは何千時間もの時間を注ぎ込んで、
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||||
&os; プロジェクトは何千時間もの時間を注ぎ込んで、
|
||||
実際の使用の場において最大の性能と信頼性を
|
||||
発揮するためにシステムのチューニングをおこなっています。
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||||
多くの大企業が PC オペレーティングシステムの分野で
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||||
実現しようと奮闘しているそのような機能や性能、信頼性を
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||||
FreeBSD は<emphasis>今すぐ</emphasis>提供できます!</para>
|
||||
&os; は<emphasis>今すぐ</emphasis>提供できます!</para>
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||||
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||||
<para>あなたの思いつく限りのアプリケーションは、何でも FreeBSD
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||||
<para>あなたの思いつく限りのアプリケーションは、何でも &os;
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||||
で実行できます。ソフトウェア開発からファクトリオートメーション、
|
||||
在庫制御から遠く離れた人工衛星のアンテナの方向調整まで;
|
||||
商用 &unix; 製品でできることは、FreeBSD でも十分にできるのです!
|
||||
また、FreeBSD は世界中の研究センターや大学によって開発される
|
||||
商用 &unix; 製品でできることは、&os; でも十分にできるのです!
|
||||
また、&os; は世界中の研究センターや大学によって開発される
|
||||
文字通り何千もの高品質で、たいていはほとんど無料で利用できる
|
||||
アプリケーションによる恩恵を得ることができます。
|
||||
商用のアプリケーションも提供されており、
|
||||
日々増え続けています。</para>
|
||||
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||||
<para>FreeBSD のソースコードは広く提供されているので、
|
||||
<para>&os; のソースコードは広く提供されているので、
|
||||
システムも特別なアプリケーションやプロジェクトに合わせて、
|
||||
いくらでもカスタマイズすることができます。
|
||||
これは有名な商業ベンダから出ているほとんどのオペレーティング
|
||||
システムでは不可能なことです。以下に現在 FreeBSD を
|
||||
システムでは不可能なことです。以下に現在 &os; を
|
||||
使っている人々のアプリケーションの例をいくつか上げます:</para>
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||||
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||||
<itemizedlist>
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<listitem>
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||||
<para><emphasis>インターネットサービス:</emphasis>
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||||
FreeBSDに組み込まれている 頑強な TCP/IP
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||||
&os; に組み込まれている 頑強な TCP/IP
|
||||
ネットワーキング機能は次のようなさまざまな
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||||
インターネットサービスの理想的なプラットフォームになります:</para>
|
||||
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||||
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@ -321,7 +321,7 @@
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</listitem>
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||||
</itemizedlist>
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||||
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||||
<para>FreeBSD を利用すれば、小規模で安価な 386 クラスの
|
||||
<para>&os; を利用すれば、小規模で安価な 386 クラスの
|
||||
PC でも気軽に導入することができますし、
|
||||
事業の成長に合わせてアップグレードした
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||||
4 つの Xeon プロセッサと
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||||
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@ -333,7 +333,7 @@
|
|||
<para><emphasis>教育:</emphasis>
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||||
あなたは計算機科学または工学の学生ですか?
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||||
オペレーティングシステムやコンピュータアーキテクチャ、
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||||
ネットワーキングを学習するなら、FreeBSD
|
||||
ネットワーキングを学習するなら、&os;
|
||||
を手に経験するのが一番よい方法です。自由に利用できる
|
||||
CAD や数学、グラフィックデザインのパッケージもいくつもあり、
|
||||
コンピュータに関心を持った人が<emphasis>他の人</emphasis>
|
||||
|
@ -343,9 +343,9 @@
|
|||
<listitem>
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||||
<para><emphasis>研究:</emphasis>
|
||||
システム全体のソースコードが利用できるため、
|
||||
FreeBSD はオペレーティングシステムの研究だけでなく、
|
||||
&os; はオペレーティングシステムの研究だけでなく、
|
||||
計算機科学の他の部門においても優れたプラットフォームです。
|
||||
自由に利用できる FreeBSD の特長は、オープンフォーラムで
|
||||
自由に利用できる &os; の特長は、オープンフォーラムで
|
||||
議論される特別なライセンスの同意や制限について心配することなく、
|
||||
離れたグループでもアイディアや開発の共有による共同研究を可能にします。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -356,7 +356,7 @@
|
|||
<para><emphasis>ネットワーキング:</emphasis>
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||||
新しいルータが必要? ネームサーバ (DNS) は?
|
||||
内部のネットワークを人々から守るファイアウォールは?
|
||||
FreeBSD はすみに眠っている使われていない 386 や 486 の PC を簡単に
|
||||
&os; はすみに眠っている使われていない 386 や 486 の PC を簡単に
|
||||
洗練されたパケットフィルタリング機能を持つ高級なルータに
|
||||
変えることができます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
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@ -372,11 +372,11 @@
|
|||
<listitem>
|
||||
<para><emphasis>X Window ワークステーション:</emphasis>
|
||||
自由に利用できる X11 サーバを使うことによって、
|
||||
安価な X 端末として FreeBSD を使うこともできます。
|
||||
X 端末とは違って FreeBSD
|
||||
安価な X 端末として &os; を使うこともできます。
|
||||
X 端末とは違って &os;
|
||||
は多くのアプリケーションをローカルに走らせることもでき、
|
||||
中心のサーバの負荷を軽減することも可能です。
|
||||
FreeBSD は<quote>ディスクレス</quote>でもブート可能であり、
|
||||
&os; は<quote>ディスクレス</quote>でもブート可能であり、
|
||||
個々のワークステーションを安価で、
|
||||
容易に管理することさえ可能にします。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -384,25 +384,25 @@
|
|||
<indexterm><primary>GNU Compiler Collection</primary></indexterm>
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||||
<listitem>
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||||
<para><emphasis>ソフトウェア開発:</emphasis>
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||||
基本的な FreeBSD システムには、有名な GNU の C/C++
|
||||
基本的な &os; システムには、有名な GNU の C/C++
|
||||
コンパイラやデバッガを含んだ完全な開発ツールがついてきます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD は、ソースとバイナリの両方とも、CDROM または
|
||||
<para>&os; は、ソースとバイナリの両方とも、CDROM または
|
||||
anonymous FTP で入手可能です。
|
||||
詳しくは <xref linkend="mirrors"> をご覧ください。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
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<sect2 id="os-overview">
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||||
<title>FreeBSD はどこに使われていますか?</title>
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||||
<title>&os; はどこに使われていますか?</title>
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||||
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||||
<indexterm>
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||||
<primary>ユーザ</primary>
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||||
<secondary>FreeBSD を利用している大規模サイト</secondary>
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||||
<secondary>&os; を利用している大規模サイト</secondary>
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||||
</indexterm>
|
||||
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||||
<para>FreeBSD は、以下のサイトに代表されるような、
|
||||
<para>&os; は、以下のサイトに代表されるような、
|
||||
インターネット上で最大クラスのサイトで利用されています。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
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@ -480,7 +480,7 @@
|
|||
</sect1>
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<sect1 id="history">
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||||
<title>FreeBSD プロジェクトについて</title>
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||||
<title>&os; プロジェクトについて</title>
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||||
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||||
<para>以下の節では簡単な歴史やプロジェクトの目標、
|
||||
開発モデルなど、普段は表にでない話題を提供しています。</para>
|
||||
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@ -496,7 +496,7 @@
|
|||
</authorgroup>
|
||||
</sect2info>
|
||||
|
||||
<title>FreeBSD 小史</title>
|
||||
<title>&os; 小史</title>
|
||||
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||||
<!-- <para><emphasis>訳: &a.jp.masaki;, &a.jp.hino;.
|
||||
19 December 1996.</emphasis></para> -->
|
||||
|
@ -509,7 +509,7 @@
|
|||
<primary>FreeBSD プロジェクト</primary>
|
||||
<secondary>history</secondary>
|
||||
</indexterm>
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトは 1993 年の始めに <quote>Unofficial
|
||||
<para>&os; プロジェクトは 1993 年の始めに <quote>Unofficial
|
||||
386BSD Patchkit</quote> の最後の 3 人のまとめ役によって、部分的に
|
||||
patchkit から派生する形で開始されました。ここでの
|
||||
3 人のまとめ役というのは、Nate Williams と、Rod Grimes と、私
|
||||
|
@ -548,7 +548,7 @@
|
|||
<para>たとえ Bill が支持してくれないとしても、
|
||||
われわれの目標には依然として
|
||||
やる価値があると決心するのにさしたる時間はかかりませんでした。
|
||||
そこで David Greenman が考案した名称 <quote>FreeBSD</quote>
|
||||
そこで David Greenman が考案した名称 <quote>&os;</quote>
|
||||
を私たちのプロジェクトの名前に採用し、
|
||||
新たなスタートを切りました。
|
||||
この時点でのプロジェクトの初期目標は、すでにこのシステム
|
||||
|
@ -556,16 +556,16 @@
|
|||
を使っていた利用者たちと相談して決められました。
|
||||
プロジェクトが実現に向けて軌道に乗ってきたことが明確になった時点で、
|
||||
私は Walnut Creek CDROM
|
||||
社に連絡してみました。CDROM を使って FreeBSD
|
||||
社に連絡してみました。CDROM を使って &os;
|
||||
を配布することによって、
|
||||
インターネットに容易に接続できない多くの人々が FreeBSD
|
||||
インターネットに容易に接続できない多くの人々が &os;
|
||||
を簡単に入手できるようになると考えたからです。Walnut Creek
|
||||
CDROM 社は FreeBSD を CD
|
||||
CDROM 社は &os; を CD
|
||||
で配布するというアイデアを採用してくれたばかりか、
|
||||
作業するためのマシンと高速なインターネット回線を私たちのプロジェクトに提供してくれました。
|
||||
当時は海のものとも山のものともわからなかった私たちのプロジェクトに対して、Walnut
|
||||
Creek CDROM 社が信じられないほどの信頼を寄せてくれたおかげで、
|
||||
FreeBSD は短期間のうちにここまで大きく成長したのです。</para>
|
||||
&os; は短期間のうちにここまで大きく成長したのです。</para>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>4.3BSD-Lite</primary></indexterm>
|
||||
<indexterm><primary>Net/2</primary></indexterm>
|
||||
|
@ -573,12 +573,12 @@
|
|||
<indexterm><primary>386BSD</primary></indexterm>
|
||||
<indexterm><primary>Free Software Foundation</primary></indexterm>
|
||||
<para>CDROM による最初の配布 (そしてネットでの、
|
||||
ベータ版ではない最初の一般向け配布) は FreeBSD 1.0 で、1993 年
|
||||
ベータ版ではない最初の一般向け配布) は &os; 1.0 で、1993 年
|
||||
12 月に公開されました。これはカリフォルニア大学バークレイ校の
|
||||
4.3BSD-Lite (<quote>Net/2</quote>) を基とし、386BSD や Free
|
||||
Software Foundation からも多くの部分を取り入れたものです。
|
||||
これは初めて公開したものとしては十分に成功しました。続けて 1994 年
|
||||
5 月に FreeBSD 1.1 を公開し、
|
||||
5 月に &os; 1.1 を公開し、
|
||||
非常に大きな成功を収めました。</para>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>Novell</primary></indexterm>
|
||||
|
@ -602,14 +602,14 @@
|
|||
の利用へと移行することが強く奨励されること、という Novell
|
||||
社からの <quote>ありがたき天からの恵み</quote> でした (訳注:
|
||||
4.4BSD-Lite はその後 Novell
|
||||
社のチェックを受けてから公開された)。FreeBSD も Net/2
|
||||
社のチェックを受けてから公開された)。&os; も Net/2
|
||||
を利用していましたから、1994 年の 7 月の終わりまでに Net/2 ベースの
|
||||
FreeBSD の出荷を停止するように言われました。ただし、
|
||||
&os; の出荷を停止するように言われました。ただし、
|
||||
このときの合意によって、
|
||||
私たちは締め切りまでに一回だけ最後の公開をすることを許されました。
|
||||
そしてそれは FreeBSD 1.1.5.1 となりました。</para>
|
||||
そしてそれは &os; 1.1.5.1 となりました。</para>
|
||||
|
||||
<para>それから FreeBSD プロジェクトは、まっさらでかなり不完全な
|
||||
<para>それから &os; プロジェクトは、まっさらでかなり不完全な
|
||||
4.4BSD-Lite を基に、文字どおり一から再度作り直すという、
|
||||
難しくて大変な作業の準備を始めました。<quote>Lite</quote>
|
||||
バージョンは、部分的には本当に軽くて、中身がなかったのです。
|
||||
|
@ -620,35 +620,35 @@
|
|||
削除されてしまっていたということと、4.4BSD の Intel
|
||||
アーキテクチャ対応が元々かなり不完全であったということがその理由です。
|
||||
この移行作業は結局 1994 年の 11 月までかかりました。
|
||||
そしてその時点で FreeBSD 2.0 をネットと
|
||||
そしてその時点で &os; 2.0 をネットと
|
||||
CDROM (12 月末ごろ) を通じて公開しました。これは、
|
||||
かなり粗削りなところが残っていたにもかかわらず、
|
||||
かなりの成功を収めました。そしてその後に、より信頼性が高く、
|
||||
そしてインストールが簡単になった FreeBSD 2.0.5 が 1995 年の
|
||||
そしてインストールが簡単になった &os; 2.0.5 が 1995 年の
|
||||
6 月に公開されました。</para>
|
||||
|
||||
<para>私たちは 1996 年の 8 月に FreeBSD 2.1.5 を公開しました。
|
||||
<para>私たちは 1996 年の 8 月に &os; 2.1.5 を公開しました。
|
||||
この出来が非常に良く、特に業務で運用しているサイトや ISP
|
||||
での人気が高かったので、私たちは 2.1-STABLE
|
||||
開発分流から更に公開をおこなうことにメリットがあると考えました。
|
||||
それが FreeBSD 2.1.7.1 で、2.1-STABLE
|
||||
それが &os; 2.1.7.1 で、2.1-STABLE
|
||||
開発分流の最後を締めくくるものとして、
|
||||
1997 年の 2月に公開されました。2.1-STABLE
|
||||
開発分流 (RELENG_2_1_0) は現在、
|
||||
保守のみをおこなう状態になっており、今後は、
|
||||
セキュリティの改善や他の何か重要なバグフィックスのみがおこなわれるでしょう。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD 2.2 の開発は、RELENG_2_2 開発ブランチとして、
|
||||
<para>&os; 2.2 の開発は、RELENG_2_2 開発ブランチとして、
|
||||
開発の本流 (<quote>-CURRENT</quote>) から
|
||||
1996 年 11 月に分岐し、そして 1997 年 4 月に最初のリリース
|
||||
(2.2.1) が行なわれました。2.2 開発ブランチからは、さらに
|
||||
97 年の夏と秋にリリースが行なわれ、
|
||||
98 年 11 月に 2.2 開発ブランチの最終リリース (2.2.8)
|
||||
が行なわれています。1998 年 10 月に FreeBSD 3.0
|
||||
が行なわれています。1998 年 10 月に &os; 3.0
|
||||
最初の公式リリースが行なわれ、
|
||||
2.2 開発ブランチは開発の終了を迎えることになりました。</para>
|
||||
|
||||
<para>1999 年 1 月 20 日には、FreeBSD の開発ツリーが
|
||||
<para>1999 年 1 月 20 日には、&os; の開発ツリーが
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||||
4.0-CURRENT と 3.X-STABLE の各ブランチに再び分岐しました。
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||||
3.X-STABLE からは 3.1 が 1999 年 2 月 15 日に、
|
||||
3.2 が 1999 年 5 月 15 日に、
|
||||
|
@ -667,7 +667,7 @@
|
|||
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||||
<para>長い間延期されていた 5.0-RELEASE は、2003 年 1 月 19
|
||||
日にアナウンスされました。これは 3 年近くにわたる作業の集大成であり、
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||||
このリリースより、FreeBSD
|
||||
このリリースより、&os;
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||||
は先進的なマルチプロセッサとアプリケーションスレッドに対応し、
|
||||
また、&ultrasparc; と <literal>ia64</literal>
|
||||
プラットフォームへの対応も始まりました。
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||||
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@ -677,18 +677,23 @@
|
|||
|
||||
<para>2004 年 8 月に RELENG_5 ブランチが作成され、続いて
|
||||
5.3-RELEASE が 5-STABLE ブランチからのリリースの始まりを飾りました。
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||||
最新の &rel2.current;-RELEASE は &rel2.current.date; に公開されました。
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||||
最新の 5.5-RELEASE は 2006 年 5 月に公開されました。
|
||||
今後 RELENG_5 ブランチからのリリースは行われません。</para>
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||||
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||||
<para>2005 年 7 月に RELENG_6 ブランチが作成され、
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||||
6.X ブランチの最初のリリースである 6.0-RELEASE は
|
||||
2005 年 11 月に公開されました。最新の
|
||||
&rel.current;-RELEASE は &rel.current.date; に公開されました。
|
||||
&rel2.current;-RELEASE は &rel2.current.date; に公開されました。
|
||||
RELENG_6 ブランチからのリリースは、引き続き行われる予定です。</para>
|
||||
|
||||
<para>長期的な開発プロジェクトは 7.X-CURRENT 開発ブランチ
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||||
<para>2007 年 10 月に RELENG_7 ブランチが作成されました。
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||||
このブランチからの最新の &rel.current;-RELEASE は
|
||||
&rel.current.date; に公開されました。
|
||||
RELENG_7 ブランチからのリリースは、引き続き行われる予定です。</para>
|
||||
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||||
<para>長期的な開発プロジェクトは 8.X-CURRENT 開発ブランチ
|
||||
(トランク) で続けられ、
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||||
7.X のスナップショットリリースが収録された CDROM
|
||||
8.X のスナップショットリリースが収録された CDROM
|
||||
(もちろん、ネットワーク上でも) は、開発の進行状況に応じて
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||||
<ulink url="ftp://current.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/snapshots">スナップショットサーバ</ulink>
|
||||
より継続して入手できます。</para>
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||||
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@ -705,7 +710,7 @@
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|||
</authorgroup>
|
||||
</sect2info>
|
||||
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||||
<title>FreeBSD プロジェクトの目標</title>
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||||
<title>&os; プロジェクトの目標</title>
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||||
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||||
<!-- <para><emphasis>訳: &a.jp.kiroh;
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||||
1996 年 9 月 24 日.</emphasis></para> -->
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||||
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@ -714,14 +719,13 @@
|
|||
<primary>FreeBSD プロジェクト</primary>
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||||
<secondary>目標</secondary>
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||||
</indexterm>
|
||||
<para>FreeBSD
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||||
プロジェクトの目的は、いかなる用途にも使用でき、
|
||||
<para>&os; プロジェクトの目的は、いかなる用途にも使用でき、
|
||||
何ら制限のないソフトウェアを供給することです。
|
||||
私たちの多くは、
|
||||
コード (そしてプロジェクト) に対してかなりの投資をしてきており、
|
||||
これからも多少の無駄はあっても投資を続けて行くつもりです。ただ、
|
||||
他の人達にも同じような負担をするように主張しているわけではありません。
|
||||
FreeBSD に興味を持っている一人の残らず全ての人々に、
|
||||
&os; に興味を持っている一人の残らず全ての人々に、
|
||||
目的を限定しないでコードを提供すること。これが、
|
||||
私たちの最初のそして最大の <quote>任務</quote>
|
||||
であると信じています。そうすれば、コードは可能な限り広く使われ、
|
||||
|
@ -764,7 +768,7 @@
|
|||
</authorgroup>
|
||||
</sect2info>
|
||||
|
||||
<title>FreeBSD の開発モデル</title>
|
||||
<title>&os; の開発モデル</title>
|
||||
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||||
<!-- <para><emphasis>訳: &a.asami;.
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||||
1996 年 10 月 31 日.</emphasis></para> -->
|
||||
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@ -773,18 +777,18 @@
|
|||
<primary>FreeBSD プロジェクト</primary>
|
||||
<secondary>開発モデル</secondary>
|
||||
</indexterm>
|
||||
<para>FreeBSD の開発は非常に開かれた、柔軟性のあるプロセスです。
|
||||
<para>&os; の開発は非常に開かれた、柔軟性のあるプロセスです。
|
||||
<ulink url="&url.articles.contributors;/article.html">貢献者リスト
|
||||
</ulink>を見ていただければわかるとおり、
|
||||
FreeBSD は文字通り世界中の何百という人々の努力によって開発されています。
|
||||
FreeBSD の開発環境は、
|
||||
&os; は文字通り世界中の何百という人々の努力によって開発されています。
|
||||
&os; の開発環境は、
|
||||
この何百という開発者がインターネット経由で共同作業できるようになっているのです。
|
||||
新しい開発者はいつでも大歓迎ですので、&a.hackers;
|
||||
にメールを送ってください。
|
||||
&a.announce; もありますので、他の FreeBSD
|
||||
&a.announce; もありますので、他の &os;
|
||||
ユーザに自分のやっていることを宣伝したい時にはどうぞ使ってください。</para>
|
||||
|
||||
<para>あと、FreeBSD プロジェクトとその開発プロセスについて、
|
||||
<para>あと、&os; プロジェクトとその開発プロセスについて、
|
||||
どなたにも知っていていただきたいのは以下のようなことです。</para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
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@ -800,11 +804,11 @@
|
|||
<see>CVS</see>
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||||
</indexterm>
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||||
<listitem>
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||||
<para>FreeBSD のソースツリーは
|
||||
<para>&os; のソースツリーは
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||||
<ulink url="http://ximbiot.com/cvs/wiki/">CVS</ulink>
|
||||
(Concurrent Versions System) によってメンテナンスされています。
|
||||
CVS はソースコード管理用のフリーソフトウェアで、
|
||||
FreeBSD のリリースにも含まれています。FreeBSD
|
||||
&os; のリリースにも含まれています。&os;
|
||||
の<ulink url="http://www.FreeBSD.org/cgi/cvsweb.cgi">メイン
|
||||
CVS リポジトリ</ulink>は米国カリフォルニア州のサンタクララ市に存在し、
|
||||
そこから世界中のたくさんのミラーサイトにコピーされています。
|
||||
|
@ -823,7 +827,7 @@
|
|||
<listitem>
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||||
<para><firstterm>コミッター (committers)</firstterm>は
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||||
CVS ツリーへの<emphasis>書き込み権限</emphasis>を持っている人、
|
||||
FreeBSD のソースに変更を加えることができる人です
|
||||
&os; のソースに変更を加えることができる人です
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||||
(CVS でリポジトリに変更を加えるには &man.cvs.1;
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||||
<command>commit</command> というコマンドを使うので、
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||||
これらの人々は英語では <quote>committers</quote>
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||||
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@ -841,30 +845,30 @@
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|||
|
||||
<indexterm><primary>コアチーム</primary></indexterm>
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||||
<listitem>
|
||||
<para><firstterm>FreeBSD コアチーム</firstterm>は
|
||||
FreeBSD プロジェクトが会社だとすると取締役会にあたるものです。
|
||||
コアチームとして一番重要な役割は FreeBSD
|
||||
プロジェクトが全体としてよい方向に向かっていることを確認することです。
|
||||
<para><firstterm>&os; コアチーム</firstterm>は
|
||||
&os; プロジェクトが会社だとすると取締役会にあたるものです。
|
||||
コアチームとして一番重要な役割は
|
||||
&os; プロジェクトが全体としてよい方向に向かっていることを確認することです。
|
||||
責任感あふれる開発者を上記のソースツリー管理者として招くこと、
|
||||
また仕事上の都合などでコアチームをやめた人たちの後任を見つけることもコアチームの役割です。
|
||||
現在のコアチームは FreeBSD 開発者 (committer) の中から
|
||||
現在のコアチームは &os; 開発者 (committer) の中から
|
||||
2006 年 7 月に選挙によって選出されました。
|
||||
コアチームを選出するための選挙は、2 年ごとに行なわれています。</para>
|
||||
|
||||
<para>コアチームのうち何人かは特定の担当分野を持っており、
|
||||
システムのうち一部に特に重点をおいて面倒を見ています。
|
||||
FreeBSD 開発者と担当分野の完全なリストは<ulink url="&url.articles.contributors;/article.html"
|
||||
&os; 開発者と担当分野の完全なリストは<ulink url="&url.articles.contributors;/article.html"
|
||||
>コントリビュータのリスト</ulink>をご覧ください。</para>
|
||||
|
||||
<note>
|
||||
<para>忘れてほしくないのは、
|
||||
コアチームのほとんどは FreeBSD に対してボランティアの立場であり、
|
||||
FreeBSD プロジェクトからは何ら金銭的な支援を受けていない、
|
||||
コアチームのほとんどは &os; に対してボランティアの立場であり、
|
||||
&os; プロジェクトからは何ら金銭的な支援を受けていない、
|
||||
ということです。ですから、
|
||||
ここでの<quote>責任</quote>は
|
||||
<quote>保証されたサポート</quote>ではありません。
|
||||
そういう意味で、上記の<quote>取締役会</quote>
|
||||
という例えはあまりよくないかもしれません。むしろ、FreeBSD
|
||||
という例えはあまりよくないかもしれません。むしろ、&os;
|
||||
のために人生を棒に振ってしまった人の集まりといった方が正しいかも…。</para>
|
||||
</note>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -876,30 +880,30 @@
|
|||
<listitem>
|
||||
<para>最後になりますが、
|
||||
もっとも重要で多数をしめる開発者はフィードバックやバグフィクスをどんどん送ってくれるユーザ自身です。
|
||||
FreeBSD の開発に関わっていきたいという人は、
|
||||
&os; の開発に関わっていきたいという人は、
|
||||
議論の場である &a.hackers; に参加するとよいでしょう。
|
||||
FreeBSD 関連メーリングリストに関する詳細は、
|
||||
&os; 関連メーリングリストに関する詳細は、
|
||||
<xref linkend="eresources"> をご覧ください。</para>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
<citetitle><ulink url="&url.articles.contributors;/article.html">
|
||||
FreeBSD への貢献者リスト</ulink></citetitle>
|
||||
&os; への貢献者リスト</ulink></citetitle>
|
||||
は日に日に長くなっています。
|
||||
あなたも今日、何か送ることからはじめてみませんか?</para>
|
||||
|
||||
<para>もちろん FreeBSD に貢献するには、
|
||||
<para>もちろん &os; に貢献するには、
|
||||
コードを書くほかにもいろいろな方法があります。
|
||||
助けが求められている分野については、
|
||||
<ulink url="&url.base;/index.html">FreeBSD
|
||||
プロジェクトのウェブサイト</ulink>をご覧ください。</para>
|
||||
<ulink url="&url.base;/index.html">
|
||||
&os; プロジェクトのウェブサイト</ulink>をご覧ください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
</variablelist>
|
||||
|
||||
<para>ひとことで言うと、FreeBSD
|
||||
<para>ひとことで言うと、&os;
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||||
の開発組織はゆるやかな同心円状になっています。
|
||||
ともすると中央集権的に見えがちなこの組織は、
|
||||
FreeBSD の<emphasis>ユーザ</emphasis>がきちんと管理されたコードベースを
|
||||
&os; の<emphasis>ユーザ</emphasis>がきちんと管理されたコードベースを
|
||||
容易に追いかけられるようにデザインされているもので、
|
||||
貢献したいという人を締め出す意図は全くありません!
|
||||
私たちの目標は安定したオペレーティングシステムと
|
||||
|
@ -907,9 +911,9 @@
|
|||
<link linkend="ports">アプリケーション</link>を提供することです。
|
||||
この方法は、それを達成するために非常にうまくはたらきます。</para>
|
||||
|
||||
<para>これからFreeBSDの開発にたずさわろうという人に、
|
||||
<para>これから &os; の開発にたずさわろうという人に、
|
||||
私たちが望むことはただ一つです。
|
||||
FreeBSDの成功を継続的なものにするために、
|
||||
&os; の成功を継続的なものにするために、
|
||||
現在の開発者と同じような情熱を持って接してください!</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
||||
|
@ -924,7 +928,7 @@
|
|||
<indexterm>
|
||||
<primary>Computer Systems Research Group (CSRG)</primary>
|
||||
</indexterm>
|
||||
<para>FreeBSD は自由に利用でき、
|
||||
<para>&os; は自由に利用でき、
|
||||
Intel &i386;, &i486;, &pentium;,
|
||||
&pentium; Pro,
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||||
&celeron;,
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||||
|
@ -940,12 +944,12 @@
|
|||
386BSD, そして Free Software Foundation の
|
||||
ソフトウェアなどにより拡張されています。</para>
|
||||
|
||||
<para>1994 年末の FreeBSD 2.0 のリリースからみると、FreeBSD は性能、
|
||||
<para>1994 年末の &os; 2.0 のリリースからみると、&os; は性能、
|
||||
機能、安定性の面で劇的に改善されました。
|
||||
<!-- XXX is the rest of this paragraph still true ? -->
|
||||
もっとも大きな変化は仮想メモリシステムに おける改良で、
|
||||
統合化された VM/file
|
||||
バッファキャッシュを用いることで性能を向上させながらも FreeBSD
|
||||
バッファキャッシュを用いることで性能を向上させながらも &os;
|
||||
のメモリの使用量を減らすことができたことです。そのおかげで、最低
|
||||
5 MB メモリという制約上でも動作するようになりました。
|
||||
その他の拡張としては、NIS のクライアントとサーバの完全なサポート、
|
||||
|
@ -956,7 +960,7 @@
|
|||
コントローラ対応の改良や、
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||||
数百件におよぶバグの修正などがあります。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD では基本配布セットに加え、
|
||||
<para>&os; では基本配布セットに加え、
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||||
移植されたソフトウェア集として数千の人気の高いプログラムを提供しています。
|
||||
この文書を印刷している時点で &os.numports;
|
||||
以上の ports (移植ソフトウェア) が存在します。
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||||
|
@ -983,9 +987,9 @@
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|||
package と ports に関する詳細は、<xref
|
||||
linkend="ports"> をご覧ください。</para>
|
||||
|
||||
<para>最近の FreeBSD マシンであれば、
|
||||
<para>最近の &os; マシンであれば、
|
||||
<filename>/usr/share/doc</filename>
|
||||
というディレクトリに、インストールの手順や FreeBSD
|
||||
というディレクトリに、インストールの手順や &os;
|
||||
を利用する上で有用なドキュメントがたくさんあります。
|
||||
これらのローカルにインストールされたドキュメントは、HTML
|
||||
ブラウザを使って、以下の URL から 参照することができます。</para>
|
||||
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