From 39ed365dc1fec51b219adbac547c1a84d751f715 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Hiroyuki Hanai Date: Mon, 11 May 1998 01:36:57 +0000 Subject: [PATCH] The Japanese Manual becomes 2.2-980508-SNAP base. Reviewed by: The Japanese Manual Project Submitted by: horikawa@jp.freebsd.org --- ja/man/man1/grep.1 | 257 +++++++++++++-------------------- ja/man/man1/grops.1 | 2 +- ja/man/man1/netstat.1 | 3 - ja/man/man1/send-pr.1 | 86 ++++++----- ja/man/man8/telnetd.8 | 87 ++++++----- ja_JP.eucJP/man/man1/grep.1 | 257 +++++++++++++-------------------- ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 | 2 +- ja_JP.eucJP/man/man1/netstat.1 | 3 - ja_JP.eucJP/man/man1/send-pr.1 | 86 ++++++----- ja_JP.eucJP/man/man8/telnetd.8 | 87 ++++++----- 10 files changed, 406 insertions(+), 464 deletions(-) diff --git a/ja/man/man1/grep.1 b/ja/man/man1/grep.1 index c991c0dff6..acf488132f 100644 --- a/ja/man/man1/grep.1 +++ b/ja/man/man1/grep.1 @@ -14,15 +14,13 @@ files... .B grep は、 .I files -が指定されていればそのファイルから、ファイルが指定されて -ないか +で名前を指定されたファイル (ファイルが指定されてないか .I files の部分に .B \- -が指定された場合は標準入力を読み込み、行毎に -指定したパターン +が指定された場合は標準入力) を読み込み、 .I pattern -にマッチする部分を含んでいるかどうか調べます。 +で指定したパターンにマッチする部分を含んでいるかどうかを、行毎に調べます。 デフォルト動作では、マッチした行を表示します。 .PP .B grep @@ -30,23 +28,19 @@ files... .PD 0 .TP .B \-G -パターンとして、基本的な正規表現を扱うモード(下記参照)。デフォルトです。 +.I pattern +として、基本的な正規表現を扱うモードです (下記参照)。デフォルトです。 .TP .B \-E -拡張された正規表現を扱うモードです(下記参照)。 -.\"ただし、本 grep は、基本の正規表現と、拡張の正規表現には、 -.\"表記上の違いはありますが、機能的には差は -.\"ありません。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +.I pattern +として、拡張された正規表現を扱うモードです (下記参照)。 .TP .B \-F -パターン .I pattern -として改行で区切られた固定の文字列パターンのリストを扱 -うモードです。その文字列のどれかにマッチするかどうか調べます。 +として、改行で区切られた固定の文字列パターンのリストを扱うモードです。 +その文字列のどれかにマッチするかどうか調べます。 .LP -さらに、二つの同種のプログラム +さらに、2 つの同種のプログラム .B egrep と .B fgrep @@ -54,7 +48,7 @@ files... .B egrep は、 .B "grep\ \-E" -と似ています ( が等価ではありません ) し、歴史的な UNIX の +と似ています (が等価ではありません) し、歴史的な UNIX の .B egrep と互換性があります。 .B fgrep @@ -65,13 +59,13 @@ files... .LP 全ての .B grep -の変種は、以下のようなオプションを理解します。 +の変種は、以下のようなオプションを理解します: .PD 0 .TP .BI \- num .I num で指定した行数だけ、パターンにマッチした行の前後の行も表示します。 -ただし、同じ行を2度以上表示する事はありません。 +ただし、同じ行を 2 度以上表示する事はありません。 .TP .BI \-A " num" .I num @@ -88,28 +82,24 @@ files... .B \-V .B grep のバージョン番号を標準エラー出力に表示します。バグレポート -には、この番号を付記してください ( 下記参照 ) 。 +には、この番号を付記してください (下記参照)。 .TP .B \-a -バイナリーファイルの検索を行いません。 +バイナリファイルの検索を行いません。 .TP .B \-b -各行の前に、ファイルの先頭からバイト単位のオフセットを表示します。 +各行の前に、ファイルの先頭からのバイト単位のオフセットを表示します。 .TP .B \-c 各行の表示はせず、マッチした行数だけを表示します。 .B \-v -オプションと共に指定した場合は、マッチしなかった行数の表示となります(下記参照)。 +オプションと共に指定した場合は、 +マッチしなかった行数の表示となります (下記参照)。 .TP .BI \-e " pattern" パターンを指定します。 .B \- で始まっているパターンを保護するために有効です。 -.\"通常は、 -.\".B \-e -.\"を省略してパターンを記述する事ができます。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH .TP .BI \-f " file" パターンを @@ -117,137 +107,106 @@ files... から読み込みます。 .TP .B \-h -複数のファイルを指定した場合、デフォルトでは、マッチした行の前に、 -ファイル名を付けて表示が行なわれますが、 -.B \-h -を指定した場合は、ファイル名を付けないようにします。 +複数ファイルを検索した時に、出力の前にファイル名を付けることを抑制します。 .TP .B \-i パターンマッチにおいて、英大文字と小文字の区別をしないようにします。 .TP .B \-L -通常の表示を抑止し、代わりにパターンにマッチしなかったファイル名を -表示します。 -.\".B \-lv -.\"と同じです。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +通常の表示を抑止します; +このオプションを指定しなかったときに +全く出力されない入力ファイルの名前を表示します。 .TP .B \-l -通常の表示を抑止し、代わりに、パターンにマッチしたファイルのファ -イル名を 1 行づつ表示します。 -.\".B \-v -.\"と共に使用した場合は、マッチしなかったファイル名の表示になります。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +通常の表示を抑止します; +このオプションを指定しなかったときに +出力される入力ファイルの名前を表示します。 .TP .B \-n -各行の前に、行番号を表示します。 +各行の出力の前に、入力ファイルにおける行番号を表示します。 .TP .B \-q -通常の表示を抑止します。 +静粛; 通常の表示を抑止します。 .TP .B \-s -指定されたファイルが存在しない場合や、読み込みできなかった時、 -.\"デフォルトではエラーメッセージを表示しますが、 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +指定されたファイルが存在しないことや読み込みできないことを示す エラーメッセージを抑止します。 .TP .B \-v -指定されたパターンにマッチしない行を対象にします。 +マッチの意味を逆転します。すなわち、マッチしない行を対象にします。 .TP .B \-w -パターンマッチを、単語全体で行なうようにします。 -このテストは、部分文字列が行の始めから始まっているか、 -語でない文字列が前にあるかです。 -同様に、行末か語でない文字列が後に付いてなければなりません。 -単語とは、アルファベット、数字およびアンダスコアからなる文字列です。 +完全な語にマッチする行のみを選択します。 +部分文字列が行頭から始まっているか、 +語でない文字列が前にあることがテストされます。 +同様に、行末か語でない文字列が後に付いいる必要があります。 +単語とは、レター・数字・アンダスコアからなる文字列です。 .TP .B \-x -パターンマッチを、行全体で行なうようにします。 +行全体がマッチする行のみを選択します。 .PP FTS ライブラリとともにコンパイルした場合、以下のオプションが -利用可能です。 +利用可能です: .PD 0 .TP .BI \-H .I \-R -オプションが指定されていれば、コマンドラインのシンボリックリンクも -調べられます (木を探索している時に遭遇したシンボリックリンクは -調べられません) 。 +オプション指定時に、 +コマンドラインのシンボリックリンクを辿ります +(木を探索している時に遭遇したシンボリックリンクは辿りません) 。 .TP .BI \-L .I \-R -オプションが指定されていれば、全てのシンボリックリンクが調べられます。 +オプション指定時に、全てのシンボリックリンクを辿ります。 .TP .BI \-P .I \-R -オプションが指定されていれば、シンボリックリンクはたどられません。 +オプション指定時に、シンボリックリンクを辿りません。 .TP .BI \-R -ファイルを探索する代わりに、ファイルを根とするファイル階層を探索します。 +ファイルのみを検索する代わりに、ファイルを根とするファイル階層を検索します。 .TP .PD .SH "正規表現" .PP -正規表現は、一連の文字列を表現するパターンの事です。正規表現は、より小さな +正規表現は、文字列の集合を表現するパターンの事です。正規表現は、より小さな 表現を組み合わせるさまざまな演算子を用いる事により、数式表現と同じような 表現を作成する事ができます。 .PP .B grep -は、基本的な正規表現と -.\"古い UNIX の egrep に相当する -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH -拡張正規表現の 2 種類の正規表現を扱う事ができます。 +は、「基本」正規表現と +「拡張」正規表現の 2 種類の正規表現を扱う事ができます。 .RB "GNU\ " grep では、どちらの表現も機能的に違いありません。 他の実装では、基本正規表現は拡張正規表現より能力が低くなっています。 ここでは、拡張正規表現について説明します。 基本正規表現との違いは、その後に説明します。 .PP -正規表現の基本単位は、単一の文字にマッチします。 -アルファベットや数字などの多くの文字は、それ自身にマッチします。 -また、特殊な意味のあるメタ文字も、その文字の前にバックスラッシュ (`\e') +正規表現の基本単位は、1 文字にマッチします。 +レターや数字などの多くの文字は、それ自身にマッチします。 +また、特殊な意味があるメタ文字も、その文字の前にバックスラッシュ を付ける事で、その本来の文字にマッチするようになります。 -.\"例えば -.\".B 0 -.\"は 0 にマッチし、 -.\".B \e[ -.\"は [ にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH .PP .B [ と .B ] -で囲まれた文字のリストは、そのリストの中に含まれる文字のどれか -にマッチします。ただし、リストの先頭にカレット +で囲まれた文字のリストは、そのリストの中に含まれるどれか 1 文字にマッチします。 +ただし、リストの先頭がキャレット .B ^ -を書いた場合は、そのリストに含まれ +の場合は、そのリストに含まれ .I ない 文字にマッチします。 -例えば、 +例えば、正規表現 .B [0123456789] は数字 1 文字にマッチします。 -.\".B [^0123456789] -.\"は数字以外の 1 文字にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH ASCII 文字の範囲は最初と最後の文字をハイフン (`-') でつなぐことで -指定できます。 -.\"例えば、 -.\".B [0-9] -.\"は数字 1 文字にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH -[:クラス名:]で、特定の文字クラスを指定することができます。クラスには、 +指定できます。最後に、特定の名前を持つ文字クラスが既定義されています。 +名前が内容を示しており、それらは、 .BR [:alnum:] , .BR [:alpha:] , .BR [:cntrl:] , @@ -259,29 +218,22 @@ ASCII 文 .BR [:space:] , .BR [:upper:] , .B [:xdigit:] -があります。 +です。 例えば、 .B [[:alnum:]] は .B [0-9A-Za-z] -と同じですが、 -.B [:alnum:] -で指定した方が ASCII コード順に依存せず、後者の方が可搬的です。 -(注:クラス名の鈎括弧はシンボル名の一部であり、 +と同じですが、後者は ASCII コード順に依存しますので、前者の方が可搬的です。 +(注: クラス名の鈎括弧はシンボル名の一部であり、 リストを区切る鈎括弧とは別に指定する必要があります。) リストの中では、ほとんどの特殊文字は、通常の文字として扱われます。 -また、次の文字も、リストの中の位置によっては、通常の文字として扱われます。 -文字 +リテラル .B ] -を含むためにはリストの先頭においてください。同様に、文字 +を含むためにはリストの先頭に置いてください。同様に、リテラル .B ^ -を含むためには先頭以外においてください。文字 +を含むためには先頭以外に置いてください。リテラル .B \- -を含むためには、最後においてください。 -.PP -.\"例えば、[][] は ] か [ にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +を含むためには、最後に置いてください。 .PP ピリオド .B . @@ -297,83 +249,81 @@ ASCII 文 .B [^[:alnum:]] と同じです。 .PP -カレット +キャレット .B ^ と、 ドル記号 .B $ -は、それぞれ行の先頭と行の最後にマッチするメタ文字です。 +は、それぞれ行頭と行末の空文字列にマッチするメタ文字です。 シンボル .B \e< とシンボル .B \e> -は、それぞれ単語の先頭と単語の末尾にマッチするメタ文字です。 +は、それぞれ単語の先頭と単語の末尾の空文字列にマッチするメタ文字です。 +シンボル .B \eb -は単語の端にマッチします。 +は単語の端の空文字列にマッチします。 +シンボル .B \eB は単語の端 .I 以外 -にマッチします。 +の空文字列にマッチします。 .PP -次の表現は、他の正規表現を修飾します。拡張正規表現です。 +1 文字にマッチする正規表現の後には、繰り返し演算子が付くことがあります: .PD 0 .TP .B ? -他の正規表現の後に指定し、0 回か 1 回マッチさせます。 -.\"マッチしない場合も一致とします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +直前の項目はオプションであり、最大 1 回マッチします。 .TP .B * -他の正規表現の後に指定し、0 回以上マッチさせます。 -.\"マッチしない場合も一致とします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +直前の項目は 0 回以上マッチします。 .TP .B + -他の正規表現の後に指定し、その正規表現を 1 回以上マッチさせます。 -.\"なお、少なくとも 1 回はマッチしなくてはいけません。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +直前の項目は 1 回以上マッチします。 .TP .BI { n } -他の正規表現の後に指定し、厳密に +直前の項目は厳密に .I n -回マッチさせます。 +回マッチします。 .TP .BI { n ,} -他の正規表現の後に指定し、 +直前の項目は .I n -回以上マッチさせます。 +回以上マッチします。 .TP .BI {, m } -他の正規表現の後に指定し、 +直前の項目はオプションであり、最大 .I m -回以下でマッチさせます。 +回マッチします。 .TP .BI { n , m } -他の正規表現の後に指定し、 +直前の項目は、最低 .I n -回以上 +回、最大 .I m -回以下でマッチさせます。 +回マッチします。 .PD .PP -二つの正規表現は、つなげられます。 -結果としてできあがる正規表現は、それぞれの表現にマッチするつなげられた -二つの部分文字列によって作られるどんな文字列にもマッチします。 +2 つの正規表現は結合可能です; +結果としてできあがる正規表現は、 +結合された 2 つの部分表現にそれぞれマッチする +2 つの部分文字列を結合した任意の文字列にマッチします。 +2 つの正規表現は .B | -は、二つの正規表現の間に指定し、どちらか一方がマッチすれば一致とします。 -結果として得られる正規表現はどんな部分表現にマッチする文字列にも -マッチします。 +インフィクス演算子で繋ぐことができます; +結果としてできあがる正規表現は、 +どちらかの部分表現にマッチする任意の文字列にマッチします。 +.PP +繰り返しは結合に優先します。また結合は選言に優先します。 +部分表現全体は括弧で括って、この順序に優先させることができます。 .PP .I n -が一つの数字であるような、 +が 1 つの数字であるような、 後方参照 .BI \e n\c -\& は、正規表現のカッコで囲まれた部分表現の +\& は、正規表現中で括弧で囲まれた .I n -番目にマッチします。 +番目の部分表現にマッチします。 .PP 基本正規表現では、メタ文字 .BR ? , @@ -382,28 +332,28 @@ ASCII 文 .BR | , .BR ( , .B ) -は、その意味を失います。その代わりに、バックスラッシュが付けられた +は、特殊な意味を失います; 代わりに、バックスラッシュを付けた .BR \e? , .BR \e+ , .BR \e{ , .BR \e| , .BR \e( , .B \e) -として扱われます。 +を使用してください。 .PP .B egrep -として起動した場合、 +では、 .B { -は、正規表現としての特殊な意味は持ちません。代わりに、 +は、特殊な意味を失います; 代わりに、 .B \e{ を使う必要があります。 .SH 診断 -パターンにマッチした行が見つかった場合は、0 を、見つからなかった場合は、1 を -返します。ただし、 +通常、パターンにマッチした行が見つかった場合は 0 を、 +見つからなかった場合は 1 を返します。(ただし、 .B \-v -オプションが指定された場合は、逆になります。 +オプションを指定した場合は、逆になります。) パターンの指定の仕方が間違っていたり、ファイルがアクセスできないなどの -エラーがおきた場合は、 2 を返します。 +エラーが発生した場合は、2 を返します。 .SH バグ バグレポートは、 .B bug-gnu-utils@prep.ai.mit.edu @@ -417,4 +367,3 @@ ASCII 文 指数的に増大し、メモリ不足を起こす可能性があります。 .PP 後方参照は非常に動作が遅く、必要となる時間は指数的に増大します。 - diff --git a/ja/man/man1/grops.1 b/ja/man/man1/grops.1 index 7a2b2cfbad..4d9305bdca 100644 --- a/ja/man/man1/grops.1 +++ b/ja/man/man1/grops.1 @@ -620,7 +620,7 @@ PostScript .LP を含む必要が有ります。これは生成される出力が、ページ長 .I n -マシンユニットに適していることを意味します。 +マシン単位に適していることを意味します。 各フォント記述ファイルはコマンド .IP .BI internalname\ psname diff --git a/ja/man/man1/netstat.1 b/ja/man/man1/netstat.1 index 468ffe9074..57bf51afeb 100644 --- a/ja/man/man1/netstat.1 +++ b/ja/man/man1/netstat.1 @@ -116,8 +116,6 @@ .\"が .\".Dv AF_ISO .\"(ISOプロトコルファミリ)として、そして -.\"(訳中)原文でコメントアウトされているのに従いました。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/06) Takeshi MUTOH .Ar unix が .Dv AF_UNIX @@ -290,7 +288,6 @@ use .Xr services 5 , .Xr iostat 8 , .Xr trpt 8 , -.Xr trsp 8 , .Xr vmstat 8 .Sh 歴史 .Nm netstat diff --git a/ja/man/man1/send-pr.1 b/ja/man/man1/send-pr.1 index 4b27e8c353..fd50a8b6b7 100644 --- a/ja/man/man1/send-pr.1 +++ b/ja/man/man1/send-pr.1 @@ -60,7 +60,7 @@ send-pr \- .\" SITE ADMINISTRATORS - change this if you use a local default (PR) を送るために使うツールです。大抵の場合は正しい .I site -がデフォルトとなっているはずです。この引き数は、問題を引き起こしたもの +がデフォルトとなっているはずです。この引き数は、問題 のカテゴリに対して責任をもつサポートサイトを指し示します。いくつかの サイトはデフォルトとしてローカルアドレスを使っていることでしょう。 .I site @@ -69,31 +69,33 @@ send-pr \- を使って定義されます。 .LP .B send-pr -を実行すると、エディタが起動されて用意されているテンプレートを (いくつ +を実行すると、エディタが起動され、用意されているテンプレートが (いくつ かのフィールドにもっともらしいデフォルトの値をあてはめてから) 読み込ま -れます。エディタを終了するとき +れます。エディタを終了すると、 .B send-pr は、サポートサイトの .I Problem Report Management System -(\fBGNATS\fR) に完了した形式のものをメールで送ります。サポートサイトで -は、PR は問題のカテゴリと \fIsubmitter-id\fR とにしたがって、唯一の番号が -割り当てられて、\fBGNATS\fR データベースに保存されています。 -\fBGNATS\fR はメールを受け取ったことを知らせるために、 +(\fBGNATS\fR) に書き込み終えた書式をメールで送ります。 +サポートサイトで +は、PR に唯一の番号を割り当てて、その問題のカテゴリ +と \fIsubmitter-id\fR とともに、\fBGNATS\fR データベースに +保存しています。 +\fBGNATS\fR は PR を受理したこと知らせるために、 問題のカテゴリの引用と PR 番号とを自動的に返送します。 .LP -PR がすぐに処理されるようにするためには、問題の -カテゴリを記入する必要があります。(カテゴリは +PR がすぐに処理されるようにするためには、問題の属す領域を識別するため、 +指定可能カテゴリから一つを選んで記入する必要があります。(カテゴリの一覧は .B `send-pr -L' で見ることができます。) .LP -より正確な問題の記述や、より完全な情報があればあるほど、サポートチーム -は問題をより早く解決することができます。 +問題の記述がより正確であり、提供される情報がより完全であればあるほど、 +サポートチームは問題をそれだけ早く解決することができます。 .SH オプション .TP .BI \-f " problem-report" すでに記入した PR ファイルを \fIproblem-report\fR に指定できます。 .B send-pr -はエディタを起動せずにファイルを送ります。 +はエディタを起動せずに指定したファイルを送ります。 .I problem-report が .BR `\|\-\|' @@ -107,25 +109,25 @@ PR デフォルトサイトのものが使われます。特殊な状況を除き、この オプションではなく、 .I site -を使って下さい。 +引数を使って下さい。 .TP .B \-P 環境変数 .B PR_FORM で指定されたテンプレートを標準出力に出力します。 .B PR_FORM -が定義されていないときは、標準のブランク PR テンプレートが使われます。 +が定義されていないときは、標準のブランク PR テンプレートが出力されます。 メールは送られません。 .TP .B -L -使用できるカテゴリが表示されます。メールは送られません。 +指定可能なカテゴリの一覧が表示されます。メールは送られません。 .TP .B \-\-request\-id デフォルトサイトか、 .I site が指定されればそのサイトに .IR submitter-id -を要求します。もしユーザがそのサイトと関係なければ、 +を要求するメールを送信します。もしユーザがそのサイトに所属していなければ、 .I submitter-id は .BR net @@ -133,30 +135,32 @@ PR .TP .B \-v .B send-pr -のバージョンを表示します。 +のバージョン番号を表示します。 .LP 注釈: PR を提出するためには、PR を直接メールするのではなく、 .B send-pr を使いましょう。テンプレートと .B send-pr -の両方を使うことによって、すべての必要な情報がサポートサイトに確実に届きます。 +の両方を使うことによって、必要な情報のすべてがサポートサイトに確実に +届きやすくなります。 .SH 環境変数 +環境変数 .B EDITOR -使用するエディタ +は、テンプレートを編集する際に使用するエディタを指定します。 .br デフォルト: .B vi .sp -もし +環境変数 .B PR_FORM -が設定されていれば、編集する PR のテンプレートのファイル名として使われ -ます。部分的に完成したテンプレートから始めるためにこれを使うことができ -ます (たとえば、すでに完成した identification フィールドを使ったテン -プレートなどです) 。 +が設定されていれば、その値は編集する PR のテンプレートのファイル名として +使われます。部分的に埋められた記入書式 ( たとえば、identification +フィールドがすでに完成した書式など) を使って始めようとする場合に、 +この環境変数を使うことができます。 .SH " PR の記入方法" -PR が形式に従っていれば、 -プログラムは簡単に PR を扱うことができます。 +プログラムが容易に PR を扱うことができるようにするため、 +PR はある形式に従っている必要があります。 以下のガイドラインを覚えておきましょう: .IP \(bu 3m それぞれの PR には @@ -165,14 +169,15 @@ PR .IP \(bu 3m フォローアップメールには、 自動返送されて来るメールと同じサブジェクトを使いましょう。サブジェクトは、 -カテゴリ、PR 番号、元の概要の行から構成されています。 -これによってサポートサイト -は、特定の PR を複数のメールメッセージと結びつけ、またそれらを自動的に -記録することができます。 +カテゴリ、PR 番号、もともとの概要 ( synopsis ) 行から構成されています。 +これによってサポートサイトは、 +複数のメールメッセージをある PR に関連付けることができ、 +またそれらを自動的に記録することができます。 .IP \(bu 3m -サブジェクトや、概要の行はできるだけ正確するようにしましょう。 +サブジェクトや、概要の行はできるだけ正確に記入するようにしましょう。 .IP \(bu 3m -公開されるバグリストはサブジェクトと概要の行から編集するので、 +サブジェクトの行と概要の行は機密扱いになりません。 +公開扱いのバグリストがサブジェクトと概要の行から編集生成されるからです。 機密情報はここに書かないでください。 .LP 詳しくは、GNU @@ -185,14 +190,14 @@ PR .SH "テストケース、コード、その他の記入方法" 小さなサンプルコードを送りましょう。 大きなテストケースや問題のソースコードを送りたい場合にには、 -サポートサイトに連絡を取り、指示してもらってください。 +サポートサイトに連絡を取り、指示に従ってください。 .SH 関連ファイル .ta \w'/tmp/pbad$$ 'u /tmp/p$$ 編集しているときに使う PR のコピー .br /tmp/pf$$ テスト目的で使う、空の PR テンプレートコピー .br -/tmp/pbad$$ 捨てられた PR のファイル +/tmp/pbad$$ 却下された PR のファイル .SH EMACS ユーザインタフェース .B send-pr のフィールドを記入するための Emacs ユーザインタフェースが @@ -202,19 +207,20 @@ PR で起動します)。 コンフィギュレーションとインストールのための情報は、 .B send-pr.info -もしくは配布物の最上位ディレクトリにある +もしくは配布物の最上位ディレクトリにある ASCII ファイル .B INSTALL -ファイルを参照してください。 -Emacs LISP のテンプレートファイル +を参照してください。 +Emacs LISP のテンプレートファイルは .B send-pr-el.in -は +であり、これを .BR send-pr.el -としてインストールされています。 +としてインストールします。 .SH インストールとコンフィギュレーション +インストール手順を知るためには .B send-pr.info か .B INSTALL -インストールガイドを参照してください。 +を参照してください。 .SH 関連項目 .I Reporting Problems Using send-pr (GNU Info ファイル diff --git a/ja/man/man8/telnetd.8 b/ja/man/man8/telnetd.8 index 6eb5e70149..5cf6c69595 100644 --- a/ja/man/man8/telnetd.8 +++ b/ja/man/man8/telnetd.8 @@ -30,7 +30,7 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)telnetd.8 8.3 (Berkeley) 3/1/94 -.\" %Id: telnetd.8,v 1.5.2.3 1998/03/06 01:47:53 jkh Exp % +.\" %Id: telnetd.8,v 1.5.2.4 1998/05/04 02:41:38 steve Exp % .\" jpman %Id: telnetd.8,v 1.2 1997/05/12 08:14:57 yugawa Stab % .\" .Dd March 1, 1994 @@ -60,12 +60,11 @@ .Tn DARPA 標準 .Tn TELNET -仮想端末プロトコル -をサポートするサーバです。 +仮想端末プロトコルをサポートするサーバです。 .Nm は、通常は .Pa /etc/services -ファイル( +ファイル ( .Xr services 5 参照) に記述されている .Tn TELNET @@ -78,8 +77,7 @@ の代わりに .Nm を手動で起動するために用いられます。 -このように手動で起動された場合には、 -代わりの +このように手動で起動された場合には、代わりの .Tn TCP ポート番号で .Nm @@ -135,11 +133,12 @@ プログラムによって行われます。 .El .It Fl B -bftp サーバモードを指定します。このモードでは -.Nm -は、login にユーザの通常のシェルではなく +bftp サーバモードを指定します。このモードでは、 +ユーザの通常のシェルではなく .Xr bftp 1 -セッションを開始するように指示します。 +セッションを開始するように、 +.Nm +は login に指示します。 bftp デーモンモードにおいて通常のログインはサポートされていません。 また通常の .Tn TELNET @@ -153,7 +152,7 @@ bftp が何をしているのかを見ることが許されます。 以下に示すようないくつかの .Ar debugmode -が可能です: +があります: .Bl -tag -width exercise .It Cm options .Tn TELNET @@ -173,8 +172,7 @@ pty .El .It Fl debug .Nm -によって作られたソケットについてのデバッグを可能にします -( +によって作られたソケットについてのデバッグを可能にします ( .Xr socket 2 の .Dv SO_DEBUG @@ -183,7 +181,7 @@ pty .Nm がデータの暗号化をサポートする設定で構築されている場合に、 .Fl edebug -オプションは、暗号化デバッグコードを可能にするために使われます。 +オプションは、暗号化デバッグコードを有効にするために使われます。 .It Fl p Ar loginprog ログインを完了する際に実行されるコマンドとして .Xr login 1 @@ -228,7 +226,7 @@ init .Dv DO TIMING-MARK に対して .Dv WILL TIMING-MARK -を応答する事で)自己発見的に kludge linemode をサポートすると認められる +を応答する事で) 自己発見的に kludge linemode をサポートすると認められる 様な場合にとても便利です。 .It Fl l line mode を指定します。クライアントを強制的に line-at-a-time mode に @@ -258,7 +256,7 @@ keep-alive を使用するように設定されている場合、デフォルトでの pty の検索範囲は 0から .Dv _SC_CRAY_NPTY -までになります。そうでなければ、デフォルトでの検索範囲は0から128に +までになります。そうでなければ、デフォルトでの検索範囲は 0 から 128 に なります。検索範囲のどちらか一方だけを変更したい場合は、 .Ar lowpty あるいは @@ -294,15 +292,14 @@ keep-alive 場合に有意義でしょう。 .It Fl S Ar tos .It Fl u Ar len -このオプションは、 -リモートホスト名を保持している +このオプションは、リモートホスト名を保持している .Dv utmp 構造体のフィールドの大きさを指定するために使われます。 もし解決されたホスト名が .Ar len よりも長ければ、ホスト名の代わりにドットで区切られたアドレスが使われます。 これによりフィールドを超えるようなとても長いホスト名を -一意にに特定できるようにします。 +一意に特定できるようにします。 .Fl u0 を指定することによって、ドットで区切られたアドレスだけが .Pa utmp @@ -312,7 +309,7 @@ keep-alive .Nm が、 .Xr gethostbyaddr 3 -ルーチンを通して symbolic name にマップされないようなアドレスからの +ルーチンを通してシンボルでの名前にマップされないようなアドレスからの コネクションを拒絶するようにします。 .It Fl X Ar authtype このオプションは @@ -326,13 +323,12 @@ keep-alive .El .Pp .Nm -は仮想端末デバイス( +は仮想端末デバイス ( .Xr pty 4 -参照)をクライアントに割り当てます。 +参照) をクライアントに割り当てます。 そして、 .Dv stdin , -.Dv stdout -と +.Dv stdout , .Dv stderr として仮想端末のスレーブ側を使用する login プロセスを生成します。 .Nm @@ -405,8 +401,8 @@ DO TIMING-MARK が送信されるので、必要な時はターミナルエコーをクライアント側が 行わなければなりません。 .It "WILL BINARY" -クライアントが、通常のネットワーク仮想端末が用いる7ビットのデータ -ではなく、8ビットのデータを送信するように指定します。 +クライアントが、通常のネットワーク仮想端末が用いる 7 ビットのデータ +ではなく、8 ビットのデータを送信するように指定します。 .It "WILL SGA" .Dv IAC GA すなわち go ahead コマンドを送信しないように指定します。 @@ -429,7 +425,7 @@ DO TIMING-MARK .It "WILL ENCRYPT" .Nm がデータの暗号化をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、 -データ列に対して暗号の復号するように指定します。 +データ列に対して暗号を復号するように指定します。 .El .Pp .Nm @@ -443,11 +439,11 @@ DO TIMING-MARK .It "DO LFLOW" クライアントがフロー制御文字をリモート側で処理するように指定します。 .It "DO ECHO" -このコマンドは実際にはサポートされないが、クライアントが 4.2BSD +このコマンドは実際にはサポートされませんが、クライアントが 4.2BSD .Xr telnet 1 -クライアント( +クライアント ( .Dv WILL ECHO -に正しく応答しない)であるかを判断するために送信されます。 +に正しく応答しない) であるかを判断するために送信されます。 もし、 .Dv WILL ECHO が受信された場合は、それに対して @@ -460,8 +456,8 @@ DO TIMING-MARK .Dv IAC GA すなわち go ahead コマンドを受信する必要がないように指定します。 .It "DO NAWS" -ウィンドウ(ディスプレイ)のサイズが変わった場合に、クライアントが -それをサーバーに知らせる事を要求します。 +ウィンドウ (ディスプレイ) のサイズが変わった場合に、クライアントが +それをサーバに知らせる事を要求します。 .It "DO TERMINAL-SPEED" クライアントに割り当てられたシリアルラインの速度に関する情報を 要求できるように指定します。 @@ -497,11 +493,33 @@ RFC 1408 .It "DO ENCRYPT" .Nm がデータの暗号化をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、 -データ列に対して暗号の復号するように指定します。 +データ列に対して暗号を復号するように指定します。 +.Sh 注釈 +デフォルトでは、 +.Nm +は +.Pa /etc/gettytab +から +.Em \&he , +.Em \&hn , +.Em \&im +のケーパビリティを読み、(存在するならば) この情報を使用して +login: プロンプトの前に何を表示すべきかを決定します。 +.Em \&im +ケーパビリティに優先する +.Em \&if +ケーパビリティを使用して、System V スタイルの +.Pa /etc/issue +ファイルを使うこともできます。 +.Em \&im +または +.Em \&if +に指定される情報は、コンソールとリモートログインの両方で表示されます。 .Sh 環境変数 .Sh ファイル .Bl -tag -width /usr/ucb/bftp -compact .It Pa /etc/services +.It Pa /etc/gettytab .It Pa /etc/inittab (UNICOS システムのみ) .It Pa /etc/iptos @@ -511,6 +529,7 @@ RFC 1408 .El .Sh "関連項目" .Xr bftp 1 , +.Xr gettytab 5 , .Xr login 1 , .Xr telnet 1 (サポートされている場合) @@ -574,7 +593,7 @@ Telnet Environment Option であるかどうかを判断しようとします。 .Pp バイナリモードは -よく似たオペレーティングシステム(この場合 Unix)間以外では +よく似たオペレーティングシステム (この場合 Unix) 間以外では 互換性がありません。 .Pp リモートクライアントから受け取った端末タイプの名前は小文字に変換されます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/grep.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/grep.1 index c991c0dff6..acf488132f 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/grep.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/grep.1 @@ -14,15 +14,13 @@ files... .B grep は、 .I files -が指定されていればそのファイルから、ファイルが指定されて -ないか +で名前を指定されたファイル (ファイルが指定されてないか .I files の部分に .B \- -が指定された場合は標準入力を読み込み、行毎に -指定したパターン +が指定された場合は標準入力) を読み込み、 .I pattern -にマッチする部分を含んでいるかどうか調べます。 +で指定したパターンにマッチする部分を含んでいるかどうかを、行毎に調べます。 デフォルト動作では、マッチした行を表示します。 .PP .B grep @@ -30,23 +28,19 @@ files... .PD 0 .TP .B \-G -パターンとして、基本的な正規表現を扱うモード(下記参照)。デフォルトです。 +.I pattern +として、基本的な正規表現を扱うモードです (下記参照)。デフォルトです。 .TP .B \-E -拡張された正規表現を扱うモードです(下記参照)。 -.\"ただし、本 grep は、基本の正規表現と、拡張の正規表現には、 -.\"表記上の違いはありますが、機能的には差は -.\"ありません。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +.I pattern +として、拡張された正規表現を扱うモードです (下記参照)。 .TP .B \-F -パターン .I pattern -として改行で区切られた固定の文字列パターンのリストを扱 -うモードです。その文字列のどれかにマッチするかどうか調べます。 +として、改行で区切られた固定の文字列パターンのリストを扱うモードです。 +その文字列のどれかにマッチするかどうか調べます。 .LP -さらに、二つの同種のプログラム +さらに、2 つの同種のプログラム .B egrep と .B fgrep @@ -54,7 +48,7 @@ files... .B egrep は、 .B "grep\ \-E" -と似ています ( が等価ではありません ) し、歴史的な UNIX の +と似ています (が等価ではありません) し、歴史的な UNIX の .B egrep と互換性があります。 .B fgrep @@ -65,13 +59,13 @@ files... .LP 全ての .B grep -の変種は、以下のようなオプションを理解します。 +の変種は、以下のようなオプションを理解します: .PD 0 .TP .BI \- num .I num で指定した行数だけ、パターンにマッチした行の前後の行も表示します。 -ただし、同じ行を2度以上表示する事はありません。 +ただし、同じ行を 2 度以上表示する事はありません。 .TP .BI \-A " num" .I num @@ -88,28 +82,24 @@ files... .B \-V .B grep のバージョン番号を標準エラー出力に表示します。バグレポート -には、この番号を付記してください ( 下記参照 ) 。 +には、この番号を付記してください (下記参照)。 .TP .B \-a -バイナリーファイルの検索を行いません。 +バイナリファイルの検索を行いません。 .TP .B \-b -各行の前に、ファイルの先頭からバイト単位のオフセットを表示します。 +各行の前に、ファイルの先頭からのバイト単位のオフセットを表示します。 .TP .B \-c 各行の表示はせず、マッチした行数だけを表示します。 .B \-v -オプションと共に指定した場合は、マッチしなかった行数の表示となります(下記参照)。 +オプションと共に指定した場合は、 +マッチしなかった行数の表示となります (下記参照)。 .TP .BI \-e " pattern" パターンを指定します。 .B \- で始まっているパターンを保護するために有効です。 -.\"通常は、 -.\".B \-e -.\"を省略してパターンを記述する事ができます。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH .TP .BI \-f " file" パターンを @@ -117,137 +107,106 @@ files... から読み込みます。 .TP .B \-h -複数のファイルを指定した場合、デフォルトでは、マッチした行の前に、 -ファイル名を付けて表示が行なわれますが、 -.B \-h -を指定した場合は、ファイル名を付けないようにします。 +複数ファイルを検索した時に、出力の前にファイル名を付けることを抑制します。 .TP .B \-i パターンマッチにおいて、英大文字と小文字の区別をしないようにします。 .TP .B \-L -通常の表示を抑止し、代わりにパターンにマッチしなかったファイル名を -表示します。 -.\".B \-lv -.\"と同じです。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +通常の表示を抑止します; +このオプションを指定しなかったときに +全く出力されない入力ファイルの名前を表示します。 .TP .B \-l -通常の表示を抑止し、代わりに、パターンにマッチしたファイルのファ -イル名を 1 行づつ表示します。 -.\".B \-v -.\"と共に使用した場合は、マッチしなかったファイル名の表示になります。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +通常の表示を抑止します; +このオプションを指定しなかったときに +出力される入力ファイルの名前を表示します。 .TP .B \-n -各行の前に、行番号を表示します。 +各行の出力の前に、入力ファイルにおける行番号を表示します。 .TP .B \-q -通常の表示を抑止します。 +静粛; 通常の表示を抑止します。 .TP .B \-s -指定されたファイルが存在しない場合や、読み込みできなかった時、 -.\"デフォルトではエラーメッセージを表示しますが、 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +指定されたファイルが存在しないことや読み込みできないことを示す エラーメッセージを抑止します。 .TP .B \-v -指定されたパターンにマッチしない行を対象にします。 +マッチの意味を逆転します。すなわち、マッチしない行を対象にします。 .TP .B \-w -パターンマッチを、単語全体で行なうようにします。 -このテストは、部分文字列が行の始めから始まっているか、 -語でない文字列が前にあるかです。 -同様に、行末か語でない文字列が後に付いてなければなりません。 -単語とは、アルファベット、数字およびアンダスコアからなる文字列です。 +完全な語にマッチする行のみを選択します。 +部分文字列が行頭から始まっているか、 +語でない文字列が前にあることがテストされます。 +同様に、行末か語でない文字列が後に付いいる必要があります。 +単語とは、レター・数字・アンダスコアからなる文字列です。 .TP .B \-x -パターンマッチを、行全体で行なうようにします。 +行全体がマッチする行のみを選択します。 .PP FTS ライブラリとともにコンパイルした場合、以下のオプションが -利用可能です。 +利用可能です: .PD 0 .TP .BI \-H .I \-R -オプションが指定されていれば、コマンドラインのシンボリックリンクも -調べられます (木を探索している時に遭遇したシンボリックリンクは -調べられません) 。 +オプション指定時に、 +コマンドラインのシンボリックリンクを辿ります +(木を探索している時に遭遇したシンボリックリンクは辿りません) 。 .TP .BI \-L .I \-R -オプションが指定されていれば、全てのシンボリックリンクが調べられます。 +オプション指定時に、全てのシンボリックリンクを辿ります。 .TP .BI \-P .I \-R -オプションが指定されていれば、シンボリックリンクはたどられません。 +オプション指定時に、シンボリックリンクを辿りません。 .TP .BI \-R -ファイルを探索する代わりに、ファイルを根とするファイル階層を探索します。 +ファイルのみを検索する代わりに、ファイルを根とするファイル階層を検索します。 .TP .PD .SH "正規表現" .PP -正規表現は、一連の文字列を表現するパターンの事です。正規表現は、より小さな +正規表現は、文字列の集合を表現するパターンの事です。正規表現は、より小さな 表現を組み合わせるさまざまな演算子を用いる事により、数式表現と同じような 表現を作成する事ができます。 .PP .B grep -は、基本的な正規表現と -.\"古い UNIX の egrep に相当する -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH -拡張正規表現の 2 種類の正規表現を扱う事ができます。 +は、「基本」正規表現と +「拡張」正規表現の 2 種類の正規表現を扱う事ができます。 .RB "GNU\ " grep では、どちらの表現も機能的に違いありません。 他の実装では、基本正規表現は拡張正規表現より能力が低くなっています。 ここでは、拡張正規表現について説明します。 基本正規表現との違いは、その後に説明します。 .PP -正規表現の基本単位は、単一の文字にマッチします。 -アルファベットや数字などの多くの文字は、それ自身にマッチします。 -また、特殊な意味のあるメタ文字も、その文字の前にバックスラッシュ (`\e') +正規表現の基本単位は、1 文字にマッチします。 +レターや数字などの多くの文字は、それ自身にマッチします。 +また、特殊な意味があるメタ文字も、その文字の前にバックスラッシュ を付ける事で、その本来の文字にマッチするようになります。 -.\"例えば -.\".B 0 -.\"は 0 にマッチし、 -.\".B \e[ -.\"は [ にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH .PP .B [ と .B ] -で囲まれた文字のリストは、そのリストの中に含まれる文字のどれか -にマッチします。ただし、リストの先頭にカレット +で囲まれた文字のリストは、そのリストの中に含まれるどれか 1 文字にマッチします。 +ただし、リストの先頭がキャレット .B ^ -を書いた場合は、そのリストに含まれ +の場合は、そのリストに含まれ .I ない 文字にマッチします。 -例えば、 +例えば、正規表現 .B [0123456789] は数字 1 文字にマッチします。 -.\".B [^0123456789] -.\"は数字以外の 1 文字にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH ASCII 文字の範囲は最初と最後の文字をハイフン (`-') でつなぐことで -指定できます。 -.\"例えば、 -.\".B [0-9] -.\"は数字 1 文字にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH -[:クラス名:]で、特定の文字クラスを指定することができます。クラスには、 +指定できます。最後に、特定の名前を持つ文字クラスが既定義されています。 +名前が内容を示しており、それらは、 .BR [:alnum:] , .BR [:alpha:] , .BR [:cntrl:] , @@ -259,29 +218,22 @@ ASCII 文 .BR [:space:] , .BR [:upper:] , .B [:xdigit:] -があります。 +です。 例えば、 .B [[:alnum:]] は .B [0-9A-Za-z] -と同じですが、 -.B [:alnum:] -で指定した方が ASCII コード順に依存せず、後者の方が可搬的です。 -(注:クラス名の鈎括弧はシンボル名の一部であり、 +と同じですが、後者は ASCII コード順に依存しますので、前者の方が可搬的です。 +(注: クラス名の鈎括弧はシンボル名の一部であり、 リストを区切る鈎括弧とは別に指定する必要があります。) リストの中では、ほとんどの特殊文字は、通常の文字として扱われます。 -また、次の文字も、リストの中の位置によっては、通常の文字として扱われます。 -文字 +リテラル .B ] -を含むためにはリストの先頭においてください。同様に、文字 +を含むためにはリストの先頭に置いてください。同様に、リテラル .B ^ -を含むためには先頭以外においてください。文字 +を含むためには先頭以外に置いてください。リテラル .B \- -を含むためには、最後においてください。 -.PP -.\"例えば、[][] は ] か [ にマッチします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +を含むためには、最後に置いてください。 .PP ピリオド .B . @@ -297,83 +249,81 @@ ASCII 文 .B [^[:alnum:]] と同じです。 .PP -カレット +キャレット .B ^ と、 ドル記号 .B $ -は、それぞれ行の先頭と行の最後にマッチするメタ文字です。 +は、それぞれ行頭と行末の空文字列にマッチするメタ文字です。 シンボル .B \e< とシンボル .B \e> -は、それぞれ単語の先頭と単語の末尾にマッチするメタ文字です。 +は、それぞれ単語の先頭と単語の末尾の空文字列にマッチするメタ文字です。 +シンボル .B \eb -は単語の端にマッチします。 +は単語の端の空文字列にマッチします。 +シンボル .B \eB は単語の端 .I 以外 -にマッチします。 +の空文字列にマッチします。 .PP -次の表現は、他の正規表現を修飾します。拡張正規表現です。 +1 文字にマッチする正規表現の後には、繰り返し演算子が付くことがあります: .PD 0 .TP .B ? -他の正規表現の後に指定し、0 回か 1 回マッチさせます。 -.\"マッチしない場合も一致とします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +直前の項目はオプションであり、最大 1 回マッチします。 .TP .B * -他の正規表現の後に指定し、0 回以上マッチさせます。 -.\"マッチしない場合も一致とします。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +直前の項目は 0 回以上マッチします。 .TP .B + -他の正規表現の後に指定し、その正規表現を 1 回以上マッチさせます。 -.\"なお、少なくとも 1 回はマッチしなくてはいけません。 -.\"(訳注)原文表記中に上記の表現は見当たらないので削除した。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/04) Takeshi MUTOH +直前の項目は 1 回以上マッチします。 .TP .BI { n } -他の正規表現の後に指定し、厳密に +直前の項目は厳密に .I n -回マッチさせます。 +回マッチします。 .TP .BI { n ,} -他の正規表現の後に指定し、 +直前の項目は .I n -回以上マッチさせます。 +回以上マッチします。 .TP .BI {, m } -他の正規表現の後に指定し、 +直前の項目はオプションであり、最大 .I m -回以下でマッチさせます。 +回マッチします。 .TP .BI { n , m } -他の正規表現の後に指定し、 +直前の項目は、最低 .I n -回以上 +回、最大 .I m -回以下でマッチさせます。 +回マッチします。 .PD .PP -二つの正規表現は、つなげられます。 -結果としてできあがる正規表現は、それぞれの表現にマッチするつなげられた -二つの部分文字列によって作られるどんな文字列にもマッチします。 +2 つの正規表現は結合可能です; +結果としてできあがる正規表現は、 +結合された 2 つの部分表現にそれぞれマッチする +2 つの部分文字列を結合した任意の文字列にマッチします。 +2 つの正規表現は .B | -は、二つの正規表現の間に指定し、どちらか一方がマッチすれば一致とします。 -結果として得られる正規表現はどんな部分表現にマッチする文字列にも -マッチします。 +インフィクス演算子で繋ぐことができます; +結果としてできあがる正規表現は、 +どちらかの部分表現にマッチする任意の文字列にマッチします。 +.PP +繰り返しは結合に優先します。また結合は選言に優先します。 +部分表現全体は括弧で括って、この順序に優先させることができます。 .PP .I n -が一つの数字であるような、 +が 1 つの数字であるような、 後方参照 .BI \e n\c -\& は、正規表現のカッコで囲まれた部分表現の +\& は、正規表現中で括弧で囲まれた .I n -番目にマッチします。 +番目の部分表現にマッチします。 .PP 基本正規表現では、メタ文字 .BR ? , @@ -382,28 +332,28 @@ ASCII 文 .BR | , .BR ( , .B ) -は、その意味を失います。その代わりに、バックスラッシュが付けられた +は、特殊な意味を失います; 代わりに、バックスラッシュを付けた .BR \e? , .BR \e+ , .BR \e{ , .BR \e| , .BR \e( , .B \e) -として扱われます。 +を使用してください。 .PP .B egrep -として起動した場合、 +では、 .B { -は、正規表現としての特殊な意味は持ちません。代わりに、 +は、特殊な意味を失います; 代わりに、 .B \e{ を使う必要があります。 .SH 診断 -パターンにマッチした行が見つかった場合は、0 を、見つからなかった場合は、1 を -返します。ただし、 +通常、パターンにマッチした行が見つかった場合は 0 を、 +見つからなかった場合は 1 を返します。(ただし、 .B \-v -オプションが指定された場合は、逆になります。 +オプションを指定した場合は、逆になります。) パターンの指定の仕方が間違っていたり、ファイルがアクセスできないなどの -エラーがおきた場合は、 2 を返します。 +エラーが発生した場合は、2 を返します。 .SH バグ バグレポートは、 .B bug-gnu-utils@prep.ai.mit.edu @@ -417,4 +367,3 @@ ASCII 文 指数的に増大し、メモリ不足を起こす可能性があります。 .PP 後方参照は非常に動作が遅く、必要となる時間は指数的に増大します。 - diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 index 7a2b2cfbad..4d9305bdca 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 @@ -620,7 +620,7 @@ PostScript .LP を含む必要が有ります。これは生成される出力が、ページ長 .I n -マシンユニットに適していることを意味します。 +マシン単位に適していることを意味します。 各フォント記述ファイルはコマンド .IP .BI internalname\ psname diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/netstat.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/netstat.1 index 468ffe9074..57bf51afeb 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/netstat.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/netstat.1 @@ -116,8 +116,6 @@ .\"が .\".Dv AF_ISO .\"(ISOプロトコルファミリ)として、そして -.\"(訳中)原文でコメントアウトされているのに従いました。 -.\" 2.2.1R 対象(1997/05/06) Takeshi MUTOH .Ar unix が .Dv AF_UNIX @@ -290,7 +288,6 @@ use .Xr services 5 , .Xr iostat 8 , .Xr trpt 8 , -.Xr trsp 8 , .Xr vmstat 8 .Sh 歴史 .Nm netstat diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/send-pr.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/send-pr.1 index 4b27e8c353..fd50a8b6b7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/send-pr.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/send-pr.1 @@ -60,7 +60,7 @@ send-pr \- .\" SITE ADMINISTRATORS - change this if you use a local default (PR) を送るために使うツールです。大抵の場合は正しい .I site -がデフォルトとなっているはずです。この引き数は、問題を引き起こしたもの +がデフォルトとなっているはずです。この引き数は、問題 のカテゴリに対して責任をもつサポートサイトを指し示します。いくつかの サイトはデフォルトとしてローカルアドレスを使っていることでしょう。 .I site @@ -69,31 +69,33 @@ send-pr \- を使って定義されます。 .LP .B send-pr -を実行すると、エディタが起動されて用意されているテンプレートを (いくつ +を実行すると、エディタが起動され、用意されているテンプレートが (いくつ かのフィールドにもっともらしいデフォルトの値をあてはめてから) 読み込ま -れます。エディタを終了するとき +れます。エディタを終了すると、 .B send-pr は、サポートサイトの .I Problem Report Management System -(\fBGNATS\fR) に完了した形式のものをメールで送ります。サポートサイトで -は、PR は問題のカテゴリと \fIsubmitter-id\fR とにしたがって、唯一の番号が -割り当てられて、\fBGNATS\fR データベースに保存されています。 -\fBGNATS\fR はメールを受け取ったことを知らせるために、 +(\fBGNATS\fR) に書き込み終えた書式をメールで送ります。 +サポートサイトで +は、PR に唯一の番号を割り当てて、その問題のカテゴリ +と \fIsubmitter-id\fR とともに、\fBGNATS\fR データベースに +保存しています。 +\fBGNATS\fR は PR を受理したこと知らせるために、 問題のカテゴリの引用と PR 番号とを自動的に返送します。 .LP -PR がすぐに処理されるようにするためには、問題の -カテゴリを記入する必要があります。(カテゴリは +PR がすぐに処理されるようにするためには、問題の属す領域を識別するため、 +指定可能カテゴリから一つを選んで記入する必要があります。(カテゴリの一覧は .B `send-pr -L' で見ることができます。) .LP -より正確な問題の記述や、より完全な情報があればあるほど、サポートチーム -は問題をより早く解決することができます。 +問題の記述がより正確であり、提供される情報がより完全であればあるほど、 +サポートチームは問題をそれだけ早く解決することができます。 .SH オプション .TP .BI \-f " problem-report" すでに記入した PR ファイルを \fIproblem-report\fR に指定できます。 .B send-pr -はエディタを起動せずにファイルを送ります。 +はエディタを起動せずに指定したファイルを送ります。 .I problem-report が .BR `\|\-\|' @@ -107,25 +109,25 @@ PR デフォルトサイトのものが使われます。特殊な状況を除き、この オプションではなく、 .I site -を使って下さい。 +引数を使って下さい。 .TP .B \-P 環境変数 .B PR_FORM で指定されたテンプレートを標準出力に出力します。 .B PR_FORM -が定義されていないときは、標準のブランク PR テンプレートが使われます。 +が定義されていないときは、標準のブランク PR テンプレートが出力されます。 メールは送られません。 .TP .B -L -使用できるカテゴリが表示されます。メールは送られません。 +指定可能なカテゴリの一覧が表示されます。メールは送られません。 .TP .B \-\-request\-id デフォルトサイトか、 .I site が指定されればそのサイトに .IR submitter-id -を要求します。もしユーザがそのサイトと関係なければ、 +を要求するメールを送信します。もしユーザがそのサイトに所属していなければ、 .I submitter-id は .BR net @@ -133,30 +135,32 @@ PR .TP .B \-v .B send-pr -のバージョンを表示します。 +のバージョン番号を表示します。 .LP 注釈: PR を提出するためには、PR を直接メールするのではなく、 .B send-pr を使いましょう。テンプレートと .B send-pr -の両方を使うことによって、すべての必要な情報がサポートサイトに確実に届きます。 +の両方を使うことによって、必要な情報のすべてがサポートサイトに確実に +届きやすくなります。 .SH 環境変数 +環境変数 .B EDITOR -使用するエディタ +は、テンプレートを編集する際に使用するエディタを指定します。 .br デフォルト: .B vi .sp -もし +環境変数 .B PR_FORM -が設定されていれば、編集する PR のテンプレートのファイル名として使われ -ます。部分的に完成したテンプレートから始めるためにこれを使うことができ -ます (たとえば、すでに完成した identification フィールドを使ったテン -プレートなどです) 。 +が設定されていれば、その値は編集する PR のテンプレートのファイル名として +使われます。部分的に埋められた記入書式 ( たとえば、identification +フィールドがすでに完成した書式など) を使って始めようとする場合に、 +この環境変数を使うことができます。 .SH " PR の記入方法" -PR が形式に従っていれば、 -プログラムは簡単に PR を扱うことができます。 +プログラムが容易に PR を扱うことができるようにするため、 +PR はある形式に従っている必要があります。 以下のガイドラインを覚えておきましょう: .IP \(bu 3m それぞれの PR には @@ -165,14 +169,15 @@ PR .IP \(bu 3m フォローアップメールには、 自動返送されて来るメールと同じサブジェクトを使いましょう。サブジェクトは、 -カテゴリ、PR 番号、元の概要の行から構成されています。 -これによってサポートサイト -は、特定の PR を複数のメールメッセージと結びつけ、またそれらを自動的に -記録することができます。 +カテゴリ、PR 番号、もともとの概要 ( synopsis ) 行から構成されています。 +これによってサポートサイトは、 +複数のメールメッセージをある PR に関連付けることができ、 +またそれらを自動的に記録することができます。 .IP \(bu 3m -サブジェクトや、概要の行はできるだけ正確するようにしましょう。 +サブジェクトや、概要の行はできるだけ正確に記入するようにしましょう。 .IP \(bu 3m -公開されるバグリストはサブジェクトと概要の行から編集するので、 +サブジェクトの行と概要の行は機密扱いになりません。 +公開扱いのバグリストがサブジェクトと概要の行から編集生成されるからです。 機密情報はここに書かないでください。 .LP 詳しくは、GNU @@ -185,14 +190,14 @@ PR .SH "テストケース、コード、その他の記入方法" 小さなサンプルコードを送りましょう。 大きなテストケースや問題のソースコードを送りたい場合にには、 -サポートサイトに連絡を取り、指示してもらってください。 +サポートサイトに連絡を取り、指示に従ってください。 .SH 関連ファイル .ta \w'/tmp/pbad$$ 'u /tmp/p$$ 編集しているときに使う PR のコピー .br /tmp/pf$$ テスト目的で使う、空の PR テンプレートコピー .br -/tmp/pbad$$ 捨てられた PR のファイル +/tmp/pbad$$ 却下された PR のファイル .SH EMACS ユーザインタフェース .B send-pr のフィールドを記入するための Emacs ユーザインタフェースが @@ -202,19 +207,20 @@ PR で起動します)。 コンフィギュレーションとインストールのための情報は、 .B send-pr.info -もしくは配布物の最上位ディレクトリにある +もしくは配布物の最上位ディレクトリにある ASCII ファイル .B INSTALL -ファイルを参照してください。 -Emacs LISP のテンプレートファイル +を参照してください。 +Emacs LISP のテンプレートファイルは .B send-pr-el.in -は +であり、これを .BR send-pr.el -としてインストールされています。 +としてインストールします。 .SH インストールとコンフィギュレーション +インストール手順を知るためには .B send-pr.info か .B INSTALL -インストールガイドを参照してください。 +を参照してください。 .SH 関連項目 .I Reporting Problems Using send-pr (GNU Info ファイル diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/telnetd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/telnetd.8 index 6eb5e70149..5cf6c69595 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/telnetd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/telnetd.8 @@ -30,7 +30,7 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)telnetd.8 8.3 (Berkeley) 3/1/94 -.\" %Id: telnetd.8,v 1.5.2.3 1998/03/06 01:47:53 jkh Exp % +.\" %Id: telnetd.8,v 1.5.2.4 1998/05/04 02:41:38 steve Exp % .\" jpman %Id: telnetd.8,v 1.2 1997/05/12 08:14:57 yugawa Stab % .\" .Dd March 1, 1994 @@ -60,12 +60,11 @@ .Tn DARPA 標準 .Tn TELNET -仮想端末プロトコル -をサポートするサーバです。 +仮想端末プロトコルをサポートするサーバです。 .Nm は、通常は .Pa /etc/services -ファイル( +ファイル ( .Xr services 5 参照) に記述されている .Tn TELNET @@ -78,8 +77,7 @@ の代わりに .Nm を手動で起動するために用いられます。 -このように手動で起動された場合には、 -代わりの +このように手動で起動された場合には、代わりの .Tn TCP ポート番号で .Nm @@ -135,11 +133,12 @@ プログラムによって行われます。 .El .It Fl B -bftp サーバモードを指定します。このモードでは -.Nm -は、login にユーザの通常のシェルではなく +bftp サーバモードを指定します。このモードでは、 +ユーザの通常のシェルではなく .Xr bftp 1 -セッションを開始するように指示します。 +セッションを開始するように、 +.Nm +は login に指示します。 bftp デーモンモードにおいて通常のログインはサポートされていません。 また通常の .Tn TELNET @@ -153,7 +152,7 @@ bftp が何をしているのかを見ることが許されます。 以下に示すようないくつかの .Ar debugmode -が可能です: +があります: .Bl -tag -width exercise .It Cm options .Tn TELNET @@ -173,8 +172,7 @@ pty .El .It Fl debug .Nm -によって作られたソケットについてのデバッグを可能にします -( +によって作られたソケットについてのデバッグを可能にします ( .Xr socket 2 の .Dv SO_DEBUG @@ -183,7 +181,7 @@ pty .Nm がデータの暗号化をサポートする設定で構築されている場合に、 .Fl edebug -オプションは、暗号化デバッグコードを可能にするために使われます。 +オプションは、暗号化デバッグコードを有効にするために使われます。 .It Fl p Ar loginprog ログインを完了する際に実行されるコマンドとして .Xr login 1 @@ -228,7 +226,7 @@ init .Dv DO TIMING-MARK に対して .Dv WILL TIMING-MARK -を応答する事で)自己発見的に kludge linemode をサポートすると認められる +を応答する事で) 自己発見的に kludge linemode をサポートすると認められる 様な場合にとても便利です。 .It Fl l line mode を指定します。クライアントを強制的に line-at-a-time mode に @@ -258,7 +256,7 @@ keep-alive を使用するように設定されている場合、デフォルトでの pty の検索範囲は 0から .Dv _SC_CRAY_NPTY -までになります。そうでなければ、デフォルトでの検索範囲は0から128に +までになります。そうでなければ、デフォルトでの検索範囲は 0 から 128 に なります。検索範囲のどちらか一方だけを変更したい場合は、 .Ar lowpty あるいは @@ -294,15 +292,14 @@ keep-alive 場合に有意義でしょう。 .It Fl S Ar tos .It Fl u Ar len -このオプションは、 -リモートホスト名を保持している +このオプションは、リモートホスト名を保持している .Dv utmp 構造体のフィールドの大きさを指定するために使われます。 もし解決されたホスト名が .Ar len よりも長ければ、ホスト名の代わりにドットで区切られたアドレスが使われます。 これによりフィールドを超えるようなとても長いホスト名を -一意にに特定できるようにします。 +一意に特定できるようにします。 .Fl u0 を指定することによって、ドットで区切られたアドレスだけが .Pa utmp @@ -312,7 +309,7 @@ keep-alive .Nm が、 .Xr gethostbyaddr 3 -ルーチンを通して symbolic name にマップされないようなアドレスからの +ルーチンを通してシンボルでの名前にマップされないようなアドレスからの コネクションを拒絶するようにします。 .It Fl X Ar authtype このオプションは @@ -326,13 +323,12 @@ keep-alive .El .Pp .Nm -は仮想端末デバイス( +は仮想端末デバイス ( .Xr pty 4 -参照)をクライアントに割り当てます。 +参照) をクライアントに割り当てます。 そして、 .Dv stdin , -.Dv stdout -と +.Dv stdout , .Dv stderr として仮想端末のスレーブ側を使用する login プロセスを生成します。 .Nm @@ -405,8 +401,8 @@ DO TIMING-MARK が送信されるので、必要な時はターミナルエコーをクライアント側が 行わなければなりません。 .It "WILL BINARY" -クライアントが、通常のネットワーク仮想端末が用いる7ビットのデータ -ではなく、8ビットのデータを送信するように指定します。 +クライアントが、通常のネットワーク仮想端末が用いる 7 ビットのデータ +ではなく、8 ビットのデータを送信するように指定します。 .It "WILL SGA" .Dv IAC GA すなわち go ahead コマンドを送信しないように指定します。 @@ -429,7 +425,7 @@ DO TIMING-MARK .It "WILL ENCRYPT" .Nm がデータの暗号化をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、 -データ列に対して暗号の復号するように指定します。 +データ列に対して暗号を復号するように指定します。 .El .Pp .Nm @@ -443,11 +439,11 @@ DO TIMING-MARK .It "DO LFLOW" クライアントがフロー制御文字をリモート側で処理するように指定します。 .It "DO ECHO" -このコマンドは実際にはサポートされないが、クライアントが 4.2BSD +このコマンドは実際にはサポートされませんが、クライアントが 4.2BSD .Xr telnet 1 -クライアント( +クライアント ( .Dv WILL ECHO -に正しく応答しない)であるかを判断するために送信されます。 +に正しく応答しない) であるかを判断するために送信されます。 もし、 .Dv WILL ECHO が受信された場合は、それに対して @@ -460,8 +456,8 @@ DO TIMING-MARK .Dv IAC GA すなわち go ahead コマンドを受信する必要がないように指定します。 .It "DO NAWS" -ウィンドウ(ディスプレイ)のサイズが変わった場合に、クライアントが -それをサーバーに知らせる事を要求します。 +ウィンドウ (ディスプレイ) のサイズが変わった場合に、クライアントが +それをサーバに知らせる事を要求します。 .It "DO TERMINAL-SPEED" クライアントに割り当てられたシリアルラインの速度に関する情報を 要求できるように指定します。 @@ -497,11 +493,33 @@ RFC 1408 .It "DO ENCRYPT" .Nm がデータの暗号化をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、 -データ列に対して暗号の復号するように指定します。 +データ列に対して暗号を復号するように指定します。 +.Sh 注釈 +デフォルトでは、 +.Nm +は +.Pa /etc/gettytab +から +.Em \&he , +.Em \&hn , +.Em \&im +のケーパビリティを読み、(存在するならば) この情報を使用して +login: プロンプトの前に何を表示すべきかを決定します。 +.Em \&im +ケーパビリティに優先する +.Em \&if +ケーパビリティを使用して、System V スタイルの +.Pa /etc/issue +ファイルを使うこともできます。 +.Em \&im +または +.Em \&if +に指定される情報は、コンソールとリモートログインの両方で表示されます。 .Sh 環境変数 .Sh ファイル .Bl -tag -width /usr/ucb/bftp -compact .It Pa /etc/services +.It Pa /etc/gettytab .It Pa /etc/inittab (UNICOS システムのみ) .It Pa /etc/iptos @@ -511,6 +529,7 @@ RFC 1408 .El .Sh "関連項目" .Xr bftp 1 , +.Xr gettytab 5 , .Xr login 1 , .Xr telnet 1 (サポートされている場合) @@ -574,7 +593,7 @@ Telnet Environment Option であるかどうかを判断しようとします。 .Pp バイナリモードは -よく似たオペレーティングシステム(この場合 Unix)間以外では +よく似たオペレーティングシステム (この場合 Unix) 間以外では 互換性がありません。 .Pp リモートクライアントから受け取った端末タイプの名前は小文字に変換されます。