From 4887e43d25e30064eceee2b11a33ed90702a820b Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Hiroyuki Hanai Date: Wed, 27 May 1998 01:13:53 +0000 Subject: [PATCH] Merge the changes in the English version(1.3->1.4). Submitted by: Nishika --- ja/FAQ/admin.sgml | 236 +++++-------------------------------- ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml | 236 +++++-------------------------------- 2 files changed, 62 insertions(+), 410 deletions(-) diff --git a/ja/FAQ/admin.sgml b/ja/FAQ/admin.sgml index c98d23de23..6df088ee31 100644 --- a/ja/FAQ/admin.sgml +++ b/ja/FAQ/admin.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ - + - + システム管理 @@ -87,202 +87,9 @@ FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには? -

最も簡単な方法はインストールプログラムからおこなうことです. root で - /stand/sysinstall を起動してインストールプログラム - を利用することができます. - -

また, インストールフロッピーディスクを持っている場合は, そこから - リブートしてシステムが完全に動作していないインストールプログラムの内で, - パーティション & ラベルエディタを利用してください. - -

警告: 注意深く読んで自分が何をおこなっているか理解する - 以外に方法はありません! ここで説明されていることはシステム - を「破壊する」かもしれません. 注意しておこなってください! - 事前に「バックアップ」をおこなうことを忘れずに! - -

2.1.5-RELEASE までの - を実行する前に - を手動で実行する必要があるでしょう. - つまり, パーティション分割の計算を自分でおこなうということです. - これは簡単だというウワサです :-) - ''disklabel -r <diskname>'' - を実行してラベルのひな型が得られるかどうかを確認してください. - (例えば ''disklabel -r /dev/rwd0s2'' は, - 新しいディスクが wd0 つまり 1 台めの IDE ディスク, そして - FreeBSD スライスは二つめ, つまり s2 であることを仮定しています) - . 以下のようなものが出力されるはずです:- - - - # /dev/rwd0s2: - type: ESDI - disk: wd0s2 - label: - flags: - bytes/sector: 512 - sectors/track: 63 - tracks/cylinder: 64 - sectors/cylinder: 4032 - cylinders: 610 - sectors/unit: 2459520 - rpm: 3600 - interleave: 1 - trackskew: 0 - cylinderskew: 0 - headswitch: 0 # milliseconds - track-to-track seek: 0 # milliseconds - drivedata: 0 - - 8 partitions: - # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] - c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609) - e: 2459520 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 609) - - -

サイズ (size) が正しいことを確認してください. この例では, - 2459520 sectors/unit x 512 bytes/sector / 2**20 (1 メガバイト) - = 1200 メガバイトとなっています. あとのものは (b/s, t/c, s/c, - interleave, など), から適切なデフォルト値が取得されますが, - 古いディスクについては - をご覧ください. 'fsize' はファイルシステム用の - であり,'bsize' は - です. 'c' は - スライス全体をカバーするパーティション (またはスライスされていない - ディスクではディスク全体) であり, そのまま残しておく必要があります. - これはファイルシステムとして使用してはいけません. - 'c' パーティションはディスクラベルが存在しない場合でもカーネルが - 存在するように見せかけている手品なのです. - -

スライス全体を一つのファイルシステムとしたいようなごく普通の - 場合は, 'e' のエントリを修正する必要があります. ファイルシステム - に妥当な値として fsize を 1024, bsize を 8192 - (8 フラグメント/ブロック) に設定して, 'e' のエントリを以下のように - 修正します:- - - - e: 2459520 0 4.2BSD 1024 8192 - - -

さて, 二つのファイルシステム用に二つのパーティションを - 作成したいいような (ちょっとだけ) 難しい場合です. にしたがって, パーティションを - - 8 partitions: - # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] - c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609) - e: 614400 0 4.2BSD 1024 8192 - f: 1843200 614400 4.2BSD 1024 8192 - - -

disklabel -e wd0s2'' で - ディスクラベルを直接編集することができます. を参照してください. - -

FreeBSD 2.1.5 以降を使用していて, 他のシステムに関心がなく, - ディスク全体を FreeBSD 専用にするつもりなら, 以下のような手順を - 踏むことによって, 作業を短縮することも可能です. - - - # dd if=/dev/zero of=/dev/rwd0 count=100 - # disklabel -Brw wd0 auto - # disklabel -e wd0 - - -

最初の コマンドは, カーネルのディスクコードを - 混乱させる可能性のある古いゴミが, ディスクの先頭に確実に - 残らないようにしています. 次はブート時にディスクから検出された - デフォルト値を使って, 自動的にスケルトンラベルを生成しています. - それに続けて, ラベルの編集を行っています. - -

やっと終りました! 以下のような感じでファイルシステムを - 初期化しましょう:- - - - newfs -d0 /dev/rwd0s2e - newfs -d0 /dev/rwd0s2f - - -

ディスク名とスライス番号によって, 事前にスクリプト - を実行して, お望みのデバイスノードを - 作成する必要があるかもしれません. - -

そして新しいファイルシステムを mount します ( を参照してください) :- - - - mount /dev/wd0s2e /mnt/foo - mount /dev/wd0s2f /mnt/bar - - -

ブート時に自動的にファイルシステムを mount するには - を編集してください. - -

- - - を参照してください. - - - ブロックは一つ以上のフラグメントを構成します. 上記の資料と - を参照してください. - - - たまたま「本物のディスク」を持っている場合, より詳細な情報を - に与える必要があります. 例えば, - 古い ESDIディスクのような画一的なジオメトリ, 本当のヘッド, - セクタ, シリンダです. これらすべてはディスクドライブのケース, - オーナーズマニュアル, 被害者仲間などから得ることができるはずです. :-) - - - 慣例により, パーティション 'a' はブート可能なパーティション, - パーティション 'b' はスワップスペースとして予約されています. - 正規のパーティションの名称は 'd' から始まることになっています. - (386BSD 0.1 から FreeBSD 2.0 までは 'd' は特別な意味を - 持っていたため, パーティション 'e' はファイルシステムを持つ - 最初のブート可能でないパーティションとして使われる場合 - もあります.) - - - BSD パーティションテーブルが必要とする領域は, - ファイルシステム内に用意しておく必要があります. - これはスワップパーティションではいけません. したがって, - シリンダ 0 でスワップパーティションが始まらないように, - 開始位置をずらすかパーティション 'a' にファイルシステム - を配置してください. - +

に書かれているディスクフォーマット + チュートリアルを参照して下さい. 新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの? @@ -336,8 +143,7 @@ disklabel -Brw sd2 auto -

複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel (詳しい情報は - にあります) か +

複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel か /stand/sysinstall を使います. 固定ディスク上にスワップ領域 を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが, ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切 @@ -558,8 +364,6 @@

スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが, 別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります. - (これを行う時には - も見ておいてください)

スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上 にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります. @@ -956,15 +760,14 @@ MAILER(smtp)dnl Cwlocalhost Cwbsd.home - CwmyISP.com MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl FEATURE(allmasquerade)dnl FEATURE(masquerade_envelope)dnl FEATURE(nocanonify)dnl FEATURE(nodns)dnl define(SMART_HOST, `relay.myISP.com') - DmmyISP.com - define(`confDOMAIN_NAME',`myISP.com')dnl + Dmbsd.home + define(`confDOMAIN_NAME',`bsd.home')dnl define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl @@ -972,5 +775,28 @@ 前のセクションを参照してください. sendmail.cf を更新した後に sendmail をリスタートするのもお忘れなく. + + しまった! root のパスワードを忘れてしまった! + +

あわてないで下さい! 単にシステムを再起動し, シングルユーザモード + に移るために Boot: と表示されるプロンプトで -s と入力してください. + どのシェルを使うのかという質問には, ENTER キーを押してください. + # プロンプトに移ることができるでしょう. mount -u / と入力 + して, root ファイルシステムを読み書きできるようにマウントし直した後, + + Control-Alt-Delete でシステムがリブートしないようにするにはどうすればいい? + +

コンソールで使っているキーマップを編集して, /usr/share/syscons/keymaps/us.iso.kbd にあります. その + 変更を反映させようとして, このキーマップのロードを明示的に行なう + ために, /etc/rc.conf を実行すべきかもしれません. もちろん + 他の国のキーマップを使っているのであれば, 代わりにそのキーマップ + ファイルを編集して下さい. + diff --git a/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml b/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml index c98d23de23..6df088ee31 100644 --- a/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ - + - + システム管理 @@ -87,202 +87,9 @@ FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには? -

最も簡単な方法はインストールプログラムからおこなうことです. root で - /stand/sysinstall を起動してインストールプログラム - を利用することができます. - -

また, インストールフロッピーディスクを持っている場合は, そこから - リブートしてシステムが完全に動作していないインストールプログラムの内で, - パーティション & ラベルエディタを利用してください. - -

警告: 注意深く読んで自分が何をおこなっているか理解する - 以外に方法はありません! ここで説明されていることはシステム - を「破壊する」かもしれません. 注意しておこなってください! - 事前に「バックアップ」をおこなうことを忘れずに! - -

2.1.5-RELEASE までの - を実行する前に - を手動で実行する必要があるでしょう. - つまり, パーティション分割の計算を自分でおこなうということです. - これは簡単だというウワサです :-) - ''disklabel -r <diskname>'' - を実行してラベルのひな型が得られるかどうかを確認してください. - (例えば ''disklabel -r /dev/rwd0s2'' は, - 新しいディスクが wd0 つまり 1 台めの IDE ディスク, そして - FreeBSD スライスは二つめ, つまり s2 であることを仮定しています) - . 以下のようなものが出力されるはずです:- - - - # /dev/rwd0s2: - type: ESDI - disk: wd0s2 - label: - flags: - bytes/sector: 512 - sectors/track: 63 - tracks/cylinder: 64 - sectors/cylinder: 4032 - cylinders: 610 - sectors/unit: 2459520 - rpm: 3600 - interleave: 1 - trackskew: 0 - cylinderskew: 0 - headswitch: 0 # milliseconds - track-to-track seek: 0 # milliseconds - drivedata: 0 - - 8 partitions: - # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] - c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609) - e: 2459520 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 609) - - -

サイズ (size) が正しいことを確認してください. この例では, - 2459520 sectors/unit x 512 bytes/sector / 2**20 (1 メガバイト) - = 1200 メガバイトとなっています. あとのものは (b/s, t/c, s/c, - interleave, など), から適切なデフォルト値が取得されますが, - 古いディスクについては - をご覧ください. 'fsize' はファイルシステム用の - であり,'bsize' は - です. 'c' は - スライス全体をカバーするパーティション (またはスライスされていない - ディスクではディスク全体) であり, そのまま残しておく必要があります. - これはファイルシステムとして使用してはいけません. - 'c' パーティションはディスクラベルが存在しない場合でもカーネルが - 存在するように見せかけている手品なのです. - -

スライス全体を一つのファイルシステムとしたいようなごく普通の - 場合は, 'e' のエントリを修正する必要があります. ファイルシステム - に妥当な値として fsize を 1024, bsize を 8192 - (8 フラグメント/ブロック) に設定して, 'e' のエントリを以下のように - 修正します:- - - - e: 2459520 0 4.2BSD 1024 8192 - - -

さて, 二つのファイルシステム用に二つのパーティションを - 作成したいいような (ちょっとだけ) 難しい場合です. にしたがって, パーティションを - - 8 partitions: - # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] - c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609) - e: 614400 0 4.2BSD 1024 8192 - f: 1843200 614400 4.2BSD 1024 8192 - - -

disklabel -e wd0s2'' で - ディスクラベルを直接編集することができます. を参照してください. - -

FreeBSD 2.1.5 以降を使用していて, 他のシステムに関心がなく, - ディスク全体を FreeBSD 専用にするつもりなら, 以下のような手順を - 踏むことによって, 作業を短縮することも可能です. - - - # dd if=/dev/zero of=/dev/rwd0 count=100 - # disklabel -Brw wd0 auto - # disklabel -e wd0 - - -

最初の コマンドは, カーネルのディスクコードを - 混乱させる可能性のある古いゴミが, ディスクの先頭に確実に - 残らないようにしています. 次はブート時にディスクから検出された - デフォルト値を使って, 自動的にスケルトンラベルを生成しています. - それに続けて, ラベルの編集を行っています. - -

やっと終りました! 以下のような感じでファイルシステムを - 初期化しましょう:- - - - newfs -d0 /dev/rwd0s2e - newfs -d0 /dev/rwd0s2f - - -

ディスク名とスライス番号によって, 事前にスクリプト - を実行して, お望みのデバイスノードを - 作成する必要があるかもしれません. - -

そして新しいファイルシステムを mount します ( を参照してください) :- - - - mount /dev/wd0s2e /mnt/foo - mount /dev/wd0s2f /mnt/bar - - -

ブート時に自動的にファイルシステムを mount するには - を編集してください. - -

- - - を参照してください. - - - ブロックは一つ以上のフラグメントを構成します. 上記の資料と - を参照してください. - - - たまたま「本物のディスク」を持っている場合, より詳細な情報を - に与える必要があります. 例えば, - 古い ESDIディスクのような画一的なジオメトリ, 本当のヘッド, - セクタ, シリンダです. これらすべてはディスクドライブのケース, - オーナーズマニュアル, 被害者仲間などから得ることができるはずです. :-) - - - 慣例により, パーティション 'a' はブート可能なパーティション, - パーティション 'b' はスワップスペースとして予約されています. - 正規のパーティションの名称は 'd' から始まることになっています. - (386BSD 0.1 から FreeBSD 2.0 までは 'd' は特別な意味を - 持っていたため, パーティション 'e' はファイルシステムを持つ - 最初のブート可能でないパーティションとして使われる場合 - もあります.) - - - BSD パーティションテーブルが必要とする領域は, - ファイルシステム内に用意しておく必要があります. - これはスワップパーティションではいけません. したがって, - シリンダ 0 でスワップパーティションが始まらないように, - 開始位置をずらすかパーティション 'a' にファイルシステム - を配置してください. - +

に書かれているディスクフォーマット + チュートリアルを参照して下さい. 新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの? @@ -336,8 +143,7 @@ disklabel -Brw sd2 auto -

複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel (詳しい情報は - にあります) か +

複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel か /stand/sysinstall を使います. 固定ディスク上にスワップ領域 を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが, ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切 @@ -558,8 +364,6 @@

スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが, 別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります. - (これを行う時には - も見ておいてください)

スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上 にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります. @@ -956,15 +760,14 @@ MAILER(smtp)dnl Cwlocalhost Cwbsd.home - CwmyISP.com MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl FEATURE(allmasquerade)dnl FEATURE(masquerade_envelope)dnl FEATURE(nocanonify)dnl FEATURE(nodns)dnl define(SMART_HOST, `relay.myISP.com') - DmmyISP.com - define(`confDOMAIN_NAME',`myISP.com')dnl + Dmbsd.home + define(`confDOMAIN_NAME',`bsd.home')dnl define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl @@ -972,5 +775,28 @@ 前のセクションを参照してください. sendmail.cf を更新した後に sendmail をリスタートするのもお忘れなく. + + しまった! root のパスワードを忘れてしまった! + +

あわてないで下さい! 単にシステムを再起動し, シングルユーザモード + に移るために Boot: と表示されるプロンプトで -s と入力してください. + どのシェルを使うのかという質問には, ENTER キーを押してください. + # プロンプトに移ることができるでしょう. mount -u / と入力 + して, root ファイルシステムを読み書きできるようにマウントし直した後, + + Control-Alt-Delete でシステムがリブートしないようにするにはどうすればいい? + +

コンソールで使っているキーマップを編集して, /usr/share/syscons/keymaps/us.iso.kbd にあります. その + 変更を反映させようとして, このキーマップのロードを明示的に行なう + ために, /etc/rc.conf を実行すべきかもしれません. もちろん + 他の国のキーマップを使っているのであれば, 代わりにそのキーマップ + ファイルを編集して下さい. +