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- fix a mistake in translation (DISTNAME -> PORTNAME)
- translate "import".

      1.214 -> 1.216 doc/ja_JP.eucJP/books/porters-handbook/book.sgml

Submitted by: Hiroo Ono <hiroo _at_ jp dot FreeBSD dot org>
Reviewed by:  Yoshihiro Hosaka <hosaka dot yoshihiro _at_ gmail dot com>, ryusuke
References:   [doc-jp-work 1361, 2080, 2081, 2090, 2092, 2093]
This commit is contained in:
Ryusuke SUZUKI 2010-08-04 21:15:38 +00:00
parent 0f71b08a02
commit 4cd6cc13e3
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=36169

View file

@ -2,7 +2,7 @@
The FreeBSD Documentation Project
The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: 1.214
Original revision: 1.216
$FreeBSD$
-->
@ -583,7 +583,7 @@ lib/X11/oneko/mouse.xpm
<para>ネットワークへの接続の良好な FTP/HTTP サイトを
見つけることができなかったり、頭にくるような非標準的な形式しか
置いていないサイトしか見つけられないときには、
自分の管理下にあり信頼できる FTP サーバや http サーバ
自分の管理下にあり信頼できる FTP サーバや HTTP サーバ
(たとえば、あなた自身のホームページ) に置くこともできます。
あなたが選んだサーバが <makevar>MASTER_SITES</makevar> に
正しく反映されていることを確認してください。</para>
@ -756,21 +756,26 @@ lib/X11/oneko/mouse.xpm
</sect1>
<sect1>
<title>名前の付け方と分類</title>
<para>Port の <filename>Makefile</filename> のはじめの部分で port
に名前をつけ、バージョン番号を記述し、適切なカテゴリに載せます。</para>
<sect2>
<title><makevar>PORTNAME</makevar> および
<makevar>PORTVERSION</makevar></title>
<para><makevar>DISTNAME</makevar> には
<para><makevar>PORTNAME</makevar> には
port の名前の基幹部分を入れ、
<makevar>PORTVERSION</makevar>
には port のバージョン番号を入れます。</para>
</sect1>
<sect1>
</sect2>
<sect2>
<title><makevar>PORTREVISION</makevar> および
<makevar>PORTEPOCH</makevar></title>
<sect2>
<sect3>
<title><makevar>PORTREVISION</makevar></title>
<para><makevar>PORTREVISION</makevar> 変数は単調増加する値です。
@ -864,9 +869,9 @@ lib/X11/oneko/mouse.xpm
(例えば <command>pkg_version</command> 等の) 自動化ツールが
強調することができるように、<makevar>PORTREVISION</makevar> を
上げるべきでしょう。</para>
</sect2>
</sect3>
<sect2>
<sect3>
<title><makevar>PORTEPOCH</makevar></title>
<para>ソフトウェアのベンダや FreeBSD の port 作成者は、
@ -913,9 +918,9 @@ lib/X11/oneko/mouse.xpm
指定するのが良いでしょう。
そうしておけば、例えばバージョン番号 1.3 として後続のリリースが
行なわれた場合にも、大小関係が崩されずにすむわけです。</para>
</sect2>
</sect3>
<sect2>
<sect3>
<title><makevar>PORTREVISION</makevar> と
<makevar>PORTEPOCH</makevar> の使い方の例</title>
@ -980,10 +985,10 @@ PORTEPOCH= 1</programlisting>
gtkmumble-0.3 の package の方が新しいことに
気がつかないことになるでしょう。</para>
</note>
</sect3>
</sect2>
</sect1>
<sect1>
<sect2>
<title><makevar>PKGNAMEPREFIX</makevar> および
<makevar>PKGNAMESUFFIX</makevar></title>
@ -1004,9 +1009,45 @@ PORTEPOCH= 1</programlisting>
含まれる場合、それぞれ <makevar>PKGNAMEPREFIX</makevar> と
<makevar>PKGNAMESUFFIX</makevar> を使用してください。
これらを <makevar>PORTNAME</makevar> の一部としてはいけません。</para>
</sect2>
<sect2>
<title><makevar>CATEGORIES</makevar></title>
<para>パッケージが作成されると
<filename>/usr/ports/packages/All</filename> に置かれ、一つ以上の
<filename>/usr/ports/packages</filename>
のサブディレクトリからリンクが張られます。
これらのサブディレクトリの名称は、<makevar>CATEGORIES</makevar>
変数で指定されます。これは、ユーザが FTP サイトや CDROM
のパッケージの山から探し出すのを容易にするためのものです。
既存の<link
linkend="porting-categories">カテゴリ</link>を参照して、
あなたの port にふさわしいものを選んでください。</para>
<para>また、このリストは、その port が
ports ツリーのどこにインポートされるかも決定します。
ここに複数のカテゴリを指定すると、port
のファイルは最初のカテゴリ名のサブディレクトリに置かれることになります。
適切なカテゴリの選択方法については<link
linkend="porting-categories">カテゴリ</link>節をご覧ください。</para>
<para>あなたが作成した port
が、本当に既存のどのカテゴリにも当てはまらない場合には、
新たにカテゴリ名を作成することもできます。
その場合、新しいカテゴリを提案するメールを &a.ports;
宛に送ってください。</para>
</sect2>
</sect1>
<sect1>
<title>配布ファイル</title>
<para><filename>Makefile</filename> の第二の部分では、
その port をビルドするためにダウンロードしなければならないファイルと、
それをどこからダウンロードできるか説明しています。</para>
<sect2>
<title><makevar>DISTNAME</makevar></title>
<para><makevar>DISTNAME</makevar> は製作者が決めたソフトウェアの名前です。
@ -1035,37 +1076,9 @@ PORTEPOCH= 1</programlisting>
セットするよりは、<makevar>DISTFILES</makevar> を
定義する方が楽でしょう。</para>
</note>
</sect1>
</sect2>
<sect1>
<title><makevar>CATEGORIES</makevar></title>
<para>完成した package の実体は
<filename>/usr/ports/packages/All</filename> に置かれ、
一つかそれ以上の <filename>/usr/ports/packages</filename> の
サブディレクトリからのシンボリックリンクが作られます。
これらのサブディレクトリの名前は <makevar>CATEGORIES</makevar> という
変数によって指定されます。
これは、ユーザが FTP サイトや CDROM 上の package の山を
渡り歩くことを容易にするためのものです。
既存の<link linkend="porting-categories">カテゴリ</link>を見て、
その port に適したものを選んでください。</para>
<para>このリストは、この port が port ツリーの
どこに取り込まれるかも決定します。
二つ以上のカテゴリを指定した場合には、
最初のカテゴリで指定されるサブディレクトリに置かれることになります。
適切なカテゴリを選ぶ方法については、
<link linkend="porting-categories">カテゴリ</link>のセクションを
参照してください。</para>
<para>本当にその port が現存するカテゴリのいずれにも
当てはまらない場合には、新しいカテゴリ名を作ることもできます。
その場合、新しいカテゴリ名を提案するメールを &a.ports; あてに
送ってください。</para>
</sect1>
<sect1>
<sect2>
<title><makevar>MASTER_SITES</makevar></title>
<para>元になる配布ファイルを指し示す、FTP/HTTP の URL のファイル名を
@ -1109,9 +1122,45 @@ MASTER_SITE_SUBDIR= applications</programlisting>
<makevar>MASTER_SITE_*</makevar> 変数を上書きすることもできます。
そうすることで、これらの有名なアーカイブそのものではなく、
好みのミラーサイトを使用することができます。</para>
</sect1>
</sect2>
<sect1 id="porting-patchfiles">
<sect2>
<title><makevar>DISTFILES</makevar></title>
<para>時々、ダウンロードするファイルの名称が port
の名称とまったく似ていないことがあります。たとえば、
<filename>source.tar.gz</filename>
などと名づけられていることもあるでしょう。
ほかに、ソースコードがいくつかのアーカイブに分かれていて、
そのすべてをダウンロードしなければならないならないこともあります。</para>
<para>この場合、<makevar>DISTFILES</makevar>
に、ダウンロードしなければならないファイルすべてのリストを、
スペースで区切って設定してください。</para>
<programlisting>DISTFILES= source1.tar.gz source2.tar.gz</programlisting>
</sect2>
<sect2>
<title><makevar>EXTRACT_ONLY</makevar></title>
<para><makevar>DISTFILES</makevar> の一部だけを展開すべき
(例えば、一方がソースコードで、もう一方は圧縮されていない文書という)
場合、展開しなければならないファイル名を
<makevar>EXTRACT_ONLY</makevar> に設定してください。</para>
<programlisting>DISTFILES= source.tar.gz manual.html
EXTRACT_ONLY= source.tar.gz</programlisting>
<para><emphasis>どの</emphasis> <makevar>DISTFILES</makevar>
も展開すべきでは<emphasis>ない</emphasis>なら、
<makevar>EXTRACT_ONLY</makevar>
に空文字列を設定してください。</para>
<programlisting>EXTRACT_ONLY=</programlisting>
</sect2>
<sect2 id="porting-patchfiles">
<title><makevar>PATCHFILES</makevar></title>
<para>その port が配布ファイルの他に FTP や HTTP で手に入る
@ -1149,7 +1198,7 @@ MASTER_SITE_SUBDIR= applications</programlisting>
<note>
<para>それが普通の gzip か compress された tar ファイルであれば、
通常のソースファイルと一緒にパッチ適用時までに展開されていますので、
明示的に展開する必要はないことに注意してください
明示的に展開する必要はありません
もしパッチを <makevar>DISTFILES</makevar> に追加した場合には、
パッチを含むファイルが展開される際に、そのディレクトリにある
何かを上書きしないように注意してください。
@ -1157,6 +1206,49 @@ MASTER_SITE_SUBDIR= applications</programlisting>
<maketarget>pre-clean</maketarget> ターゲットに追加することを
忘れないでください。</para>
</note>
</sect2>
<sect2>
<title>異なるサイトからの複数の配布ファイル</title>
<para>アプリケーションによっては、
いくつもの異なるサイトからダウンロードする複数の配布ファイルからなっているものがあります。
たとえば、<application>Ghostscript</application>
は、中核部のプログラムと、
ユーザのプリンタに応じて使われる多数のドライバファイルからなっています。
このドライバファイルの一部は中核部と共に供給されますが、
多くはさまざまなサイトからダウンロードしなければなりません。</para>
<para>これに対応するため、<makevar>DISTFILES</makevar>
の各項目の後ろには、コロンと<quote>タグ名称</quote>
をつけられるようになっています。<makevar>MASTER_SITES</makevar>
に設定されているそれぞれのサイトの末尾にも、コロンと、
そのサイトからダウンロードすべきファイルを示すためのタグを加えます。</para>
<para>たとえば、ソースコードが
<filename>source1.tar.gz</filename> と
<filename>source2.tar.gz</filename> に分けられていて、
2 つの別のサイトからダウンロードしなければならないアプリケーションを考えてみましょう。
その port の <filename>Makefile</filename>
には、次のような行があるでしょう。</para>
<programlisting>MASTER_SITES= ftp://ftp.example1.com/:source1 \
ftp://ftp.example2.com/:source2
DISTFILES= source1.tar.gz:source1 \
source2.tar.gz:source2</programlisting>
<para>複数の配布ファイルに同じタグがついていてもかまいません。
先ほどの例に続いて、3 番目の配布ファイル
<filename>source3.tar.gz</filename> があって、
<hostid>ftp.example2.com</hostid> からダウンロードすべきだとしましょう。
<filename>Makefile</filename> は次のようになります。</para>
<programlisting>MASTER_SITES= ftp://ftp.example1.com/:source1 \
ftp://ftp.example2.com/:source2
DISTFILES= source1.tar.gz:source1 \
source2.tar.gz:source2 \
source3.tar.gz:source2</programlisting>
</sect2>
</sect1>
<sect1>
@ -3617,6 +3709,11 @@ PLIST_SUB= OCTAVE_VERSION=${OCTAVE_VERSION}</programlisting>
<entry>500036</entry>
</row>
<row>
<entry>dlfunc(3) 追加後の 5.0-CURRENT</entry>
<entry>500037</entry>
</row>
</tbody>
</tgroup>
</informaltable>
@ -5148,11 +5245,11 @@ pre-install:
<para>もし、あなたがカテゴリについて自信が持てない場合には、
そのことを <command>send-pr</command> する時に書き加えてください。
そうすれば import する前にそれについて議論できます
そうすればインポートする前にそれについて議論できます
(もしあなたがコミッターであれば、
そのことを &a.ports; に送って先に議論するようにしてください
&mdash; 新しい port が間違ったカテゴリに import
されて、すぐ移動されることが多いので)。</para>
&mdash; 新しい port が間違ったカテゴリにインポートされて、
すぐ移動されることが多いので)。</para>
</sect1>
</chapter>