- Merge the following from the English version:

r41096 -> r41166	head/ja_JP.eucJP/books/handbook/install/chapter.xml
This commit is contained in:
Ryusuke SUZUKI 2013-03-11 21:55:15 +00:00
parent 1e197e8a01
commit 5cb4893dad
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=41168

View file

@ -3,7 +3,7 @@
The FreeBSD Documentation Project
The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: r41096
Original revision: r41166
$FreeBSD$
-->
@ -181,14 +181,14 @@
<sect2 id="install-inventory">
<title>あなたのコンピュータの部品一覧を作る (Inventory)</title>
<para>FreeBSDをインストールする前に、
<para>&os; をインストールする前に、
あなたのコンピュータで使用している部品の一覧を作っておいたほうがいいでしょう。
FreeBSD のインストールルーチンは、部品 (ハードディスク、
&os; のインストールルーチンは、部品 (ハードディスク、
ネットワークカード、CDROM ドライブなど)
のモデル番号とメーカーを表示し、
さらにこれらのデバイスについて、使用する IRQ, IO
ポートまで含めて正しい設定を認識しようと試みます。しかし、PC
ハードウェアによっては、この過程は完全には成功せず、FreeBSD
ハードウェアによっては、この過程は完全には成功せず、&os;
が認識した設定を修正しなければならないこともあります。</para>
<para>&windows; や Linux などの、
@ -199,7 +199,7 @@
よく使われる IRQ は 3, 5, 7 で、IO ポートアドレスは通常 0x330 のような
16 進数で書かれています。</para>
<para>FreeBSD をインストールする前に、
<para>&os; をインストールする前に、
この情報を印刷するか書き留めておくかすることを勧めます。
例えば次のような表です:</para>
@ -299,23 +299,23 @@
<sect2>
<title>データのバックアップ</title>
<para>FreeBSD
<para>&os;
をインストールするコンピュータに価値のあるデータが入っている場合、
確実にバックアップをとり、
さらに正しくバックアップがとれていることを確認して下さい。FreeBSD
さらに正しくバックアップがとれていることを確認して下さい。&os;
のインストールルーチンは、ハードディスクに実際に書き込む前に確認を求めますが、
一度実際に書き込む作業が始まってしまうと、
もう元に戻すことはできません。</para>
</sect2>
<sect2 id="install-where">
<title>FreeBSD をインストールする場所の決定</title>
<title>&os; をインストールする場所の決定</title>
<para>FreeBSD を、ハードディスクすべてを使ってインストールする場合は、
<para>&os; を、ハードディスクすべてを使ってインストールする場合は、
この時点で確認しなければならないことは何もありません &mdash;
この節を飛ばすことができます。</para>
<para>しかし FreeBSD
<para>しかし &os;
を他のオペレーティングシステムと共存させる必要がある場合は、
データがディスクにどのように配置されており、
それがどのように影響するかを大まかに理解する必要があります。</para>
@ -327,7 +327,7 @@
これらの塊は <firstterm>パーティション</firstterm> と呼ばれます。
&os; は内部にもパーティションを持つので、この名称は混乱をおこします。
そのため、&os; ではこの塊をディスクスライスまたは単にスライスと呼びます。
たとえば、PC ディスクパーティションを操作する FreeBSD のユーティリティの
たとえば、PC ディスクパーティションを操作する &os; のユーティリティの
<command>fdisk</command> は、パーティションではなくスライスと呼びます。
PC では、ディスク 1 台あたり 4 つまでパーティションを作成できます。
これらのパーティションは<firstterm>プライマリパーティション</firstterm>と呼ばれます。
@ -339,7 +339,7 @@
<para>それぞれのパーティションは、
そのパーティションに含まれるデータの形式を示す数字である、
<firstterm>パーティション ID</firstterm> を持ちます。FreeBSD
<firstterm>パーティション ID</firstterm> を持ちます。&os;
パーティションのパーティション ID は <literal>165</literal>です。</para>
<para>通常、各オペレーティングシステムは、
@ -349,13 +349,13 @@
<devicename>C:</devicename> から始まる
<firstterm>ドライブレター</firstterm>を割り当てます。</para>
<para>FreeBSD
<para>&os;
はプライマリパーティションにインストールしなければなりません。
FreeBSD はあなたが作成したファイルを含むすべてのデータを、
&os; はあなたが作成したファイルを含むすべてのデータを、
この一つのパーティションに保持できます。
しかし複数のディスクがある場合はそのうちのいくつか、もしくはすべてに、
FreeBSD パーティションを作成することもできます。
FreeBSD をインストールする時は
&os; パーティションを作成することもできます。
&os; をインストールする時は
1 つのパーティションを使用可能にしておかなければなりません。
このパーティションは、新たに用意した空白のパーティションでもいいですし、
または無くなっても構わないデータしか入っていない、
@ -364,13 +364,13 @@
<para>すべてのディスクで、既にすべてのパーティションを使用している場合は、
他のオペレーティングシステムで提供されているツール
(例えば &ms-dos; または &windows;<command>fdisk</command>) を使用して、
そのうちの 1 つを FreeBSD のために解放しなければなりません。</para>
そのうちの 1 つを &os; のために解放しなければなりません。</para>
<para>予備のパーティションがある場合にはそれを使うこともできます。
しかし、まず始めは
1 つまたは複数の既存のパーティションを縮小することを考えても良いでしょう。</para>
<para>FreeBSD の最小のインストールには、100&nbsp;MB
<para>&os; の最小のインストールには、100&nbsp;MB
程度のディスク容量が必要です。
しかしこれは<emphasis>非常に</emphasis>小さなインストールであり、
自分のファイルを作成するスペースはほとんど残らないでしょう。
@ -421,7 +421,7 @@
2 つのパーティションがあることを意味します。
この場合、<devicename>D:</devicename> にあるデータをすべて
<devicename>C:</devicename> にコピーすれば、
2 つ目のパーティションを解放し、FreeBSD
2 つ目のパーティションを解放し、&os;
のために使うことができるでしょう。</para>
</example>
@ -432,9 +432,9 @@
1 台接続された PC を使用していると仮定します。さらに &windows;
をインストールする際、1 つの大きなパーティションを作成し
<devicename>C:</devicename> ドライブとして 4&nbsp;GB を割り当てたとします。
そして現在 1.5&nbsp;GB 使用しており、FreeBSD で 2&nbsp;GB 使いたいとします。</para>
そして現在 1.5&nbsp;GB 使用しており、&os; で 2&nbsp;GB 使いたいとします。</para>
<para>FreeBSD をインストールするためには、
<para>&os; をインストールするためには、
以下のどちらかを行わなければなりません。</para>
<orderedlist>
@ -456,10 +456,10 @@
<sect2>
<title>ネットワーク設定の詳細をまとめる</title>
<para>FreeBSD をネットワークを利用してインストールする場合は
<para>&os; をネットワークを利用してインストールする場合は
(例えば FTP サイト、または NFS サーバからインストールする場合),
ネットワークの設定を知る必要があります。
FreeBSD のインストールを完了するためにネットワークに接続できるよう、
&os; のインストールを完了するためにネットワークに接続できるよう、
インストール中にこれらの情報を入力する必要があります。</para>
<sect3>
@ -503,7 +503,7 @@
<para>非常に長い時間がかかりますが、
通常のモデムを使用したダイアルアップで ISP に接続している場合でも、
インターネット経由で FreeBSD をインストールすることができます。</para>
インターネット経由で &os; をインストールすることができます。</para>
<para>この場合、以下の内容をあらかじめ確認しておく必要があります:</para>
@ -523,31 +523,31 @@
</sect3>
</sect2>
<sect2>
<title>FreeBSD Errata の確認</title>
<title>&os; Errata の確認</title>
<para>FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD
<para>&os; プロジェクトでは &os;
の各リリースができる限り安定するよう努力していますが、
時々バグが発生してしまうことがあります。極まれに、
発生したバグによりインストールプロセスに影響を与えることがあります。
これらの問題は発見され解決されるとともに、
FreeBSD のウェブサイトの
<ulink url="http://www.FreeBSD.org/releases/&rel.current;R/errata.html">FreeBSD Errata</ulink> に掲示されます。
&os; のウェブサイトの
<ulink url="http://www.FreeBSD.org/releases/&rel.current;R/errata.html">&os; Errata</ulink> に掲示されます。
注意すべき既知の問題が無いことを確かめるために、インストールする前に
Errata を確認するべきです。</para>
<para>Errata を含む、すべてのリリースに関する情報は、
<ulink
url="&url.base;/ja/index.html">FreeBSD のウェブサイト</ulink>
url="&url.base;/ja/index.html">&os; のウェブサイト</ulink>
<ulink
url="&url.base;/ja/releases/index.html">リリース情報</ulink>
の項で確認することができます。</para>
</sect2>
<sect2>
<title>FreeBSD インストールファイルの入手</title>
<title>&os; インストールファイルの入手</title>
<para>FreeBSD のインストールプロセスでは、
以下のいずれかの場所に置いてあるファイルから FreeBSD
<para>&os; のインストールプロセスでは、
以下のいずれかの場所に置いてあるファイルから &os;
をインストールします。</para>
<itemizedlist>
@ -591,13 +591,13 @@
</listitem>
</itemizedlist>
<para>FreeBSD を CD または DVD で購入しているのであれば、
<para>&os; を CD または DVD で購入しているのであれば、
必要なものはすべてそろっているので、次の節
(<xref linkend="install-boot-media"/>) を読み飛ばしてください。</para>
<para>FreeBSD のインストールファイルをまだ持っていないのであれば、
<para>&os; のインストールファイルをまだ持っていないのであれば、
<xref linkend="install-diff-media"/> まで読み飛ばしてください。
FreeBSD
&os;
を上で示した場所からインストールするための準備について説明しています。
このセクションを読み終わった後、ここに戻ってきて、
<xref linkend="install-boot-media"/> を読んでください。</para>
@ -606,20 +606,20 @@
<sect2 id="install-boot-media">
<title>ブートメディアの準備</title>
<para>FreeBSD のインストールプロセスは、FreeBSD
<para>&os; のインストールプロセスは、&os;
インストーラでコンピュータを起動することから始まります&mdash;インストーラは、
別のオペレーティングシステムで実行するプログラムではありません。
通常、コンピュータはハードディスクにインストールされたオペレーティングシステムから起動しますが、
CDROM や USB ディスクから起動するように設定することもできます。</para>
<tip>
<para>FreeBSD の CDROM または DVD を (購入したり、自分自身で準備をして)
<para>&os; の CDROM または DVD を (購入したり、自分自身で準備をして)
持っており、
あなたのコンピュータで CDROM 及び DVD からの起動が可能である場合
(通常 <quote>Boot Order</quote> または類似の BIOS
オプションを指定します)、この節を飛ばしてください。
FreeBSD の CDROM と DVD イメージは起動可能であり、
他の特別な準備をすることなく FreeBSD
&os; の CDROM と DVD イメージは起動可能であり、
他の特別な準備をすることなく &os;
のインストールで利用できます。</para>
</tip>
@ -668,7 +668,7 @@
<title>イメージファイルをメモリスティックに書き込む</title>
<procedure>
<title>FreeBSD を使ってイメージを書き込む</title>
<title>&os; を使ってイメージを書き込む</title>
<warning>
<para>以下の例では、起動するデバイスを
@ -788,7 +788,7 @@
新品のフロッピーを使うことをお薦めします。</para>
<important>
<para>FreeBSD をインストールしようとした時に、
<para>&os; をインストールしようとした時に、
インストールプログラムがクラッシュしたりフリーズしたり、
おかしな動作をした時、
まずはじめに疑うべきもののうちの 1 つはフロッピーです。
@ -827,20 +827,20 @@
ファイルに対してこのコマンドを繰り返します。
<filename>.flp</filename> ファイルを置いた場所に応じて、
コマンドラインを変更して下さい。
CDROM を持っていない場合、<command>fdimage</command>FreeBSD
CDROM を持っていない場合、<command>fdimage</command>&os;
FTP サイトの <ulink
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/tools/"><filename class="directory">tools</filename>
ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることができます。</para>
<para>(別の FreeBSD システムのような) &unix;
<para>(別の &os; システムのような) &unix;
システム上でフロッピーへの書き込みを行う場合は、
イメージファイルを直接ディスクに書き込むために &man.dd.1;
コマンドを使うことができます。FreeBSD 上では、
コマンドを使うことができます。&os; 上では、
次のように実行します:</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>dd if=boot.flp of=/dev/fd0</userinput></screen>
<para>FreeBSD においては、<filename>/dev/fd0</filename>
<para>&os; においては、<filename>/dev/fd0</filename>
1 台目のフロッピーディスクドライブ (<devicename>A:</devicename>
ドライブ) を表します。同様に <filename>/dev/fd1</filename>
<devicename>B:</devicename> ドライブを表します。
@ -850,7 +850,7 @@
</step>
</procedure>
<para>これで FreeBSD をインストールする用意ができました。</para>
<para>これで &os; をインストールする用意ができました。</para>
</sect2>
</sect1>
@ -961,7 +961,7 @@ We can take no responsibility for lost disk contents!</literallayout>
</step>
<step>
<para>FreeBSD は起動を開始します。CDROM から起動している場合、
<para>&os; は起動を開始します。CDROM から起動している場合、
次のような画面が表示されるでしょう (バージョン情報は省略しています)。</para>
<screen>Booting from CD-Rom...
@ -1170,7 +1170,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
</figure>
<para>丹念に検出結果をチェックして、あなたが予期したすべてのデバイスを
FreeBSD が検出できた事を確認してください。デバイスが見つからなかった場合、
&os; が検出できた事を確認してください。デバイスが見つからなかった場合、
検出結果へ表示されません。
<link linkend="kernelconfig">カスタムカーネル</link> を構築することで、
サウンドカードのように <filename>GENERIC</filename>
@ -1216,7 +1216,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<sect1 id="using-sysinstall">
<title>Sysinstall の紹介</title>
<para><application>sysinstall</application> ユーティリティは FreeBSD
<para><application>sysinstall</application> ユーティリティは &os;
プロジェクトが提供するインストール用アプリケーションです。
これは、コンソール上で動作し、
インストールの設定や制御に使えるいくつものメニューや画面に分かれています。</para>
@ -1370,7 +1370,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<sect2 id="start-install">
<title>標準インストールの開始</title>
<para>&unix;FreeBSD が初めての人には
<para>&unix;&os; が初めての人には
<guimenuitem>Standard</guimenuitem> インストールがお奨めです。
カーソルキーで <guimenuitem>Standard</guimenuitem> を選択して、
<keycap>Enter</keycap> を押してインストールを始めてください。</para>
@ -1389,16 +1389,16 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<sect1 id="install-steps">
<title>ディスク領域の割り当て</title>
<para>最初の課題は、FreeBSD 用にディスク領域を割り当て、
<para>最初の課題は、&os; 用にディスク領域を割り当て、
<application>sysinstall</application>
が使えるようにラベルを作成することです。
そうするためには、FreeBSD
そうするためには、&os;
がディスク上にどのような情報があることを前提としているかを知らなければなりません。</para>
<sect2 id="install-drive-bios-numbering">
<title>BIOS ドライブの番号付け</title>
<para>FreeBSD をインストールして設定する前に、
<para>&os; をインストールして設定する前に、
特に複数のハードディスクを持っているならば気をつけておかなければならない重要なことがあります。</para>
<indexterm><primary>MS-DOS</primary></indexterm>
@ -1427,14 +1427,14 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
台までのドライブの順番を組み換えることができるようになっています。</para>
<para>以上のような機能を便利に使っているユーザは、
FreeBSD では同じような結果にならないことに驚くかもしれません。FreeBSD
&os; では同じような結果にならないことに驚くかもしれません。&os;
BIOS を利用しないため、<quote>論理 BIOS ドライブマッピング</quote>
については知らないのです。
このため、特にいくつかのドライブが同じジオメトリを持っている時に、
そしてまたあるものをもう一つのクローンとして使っている時に、
非常にややこしい状況になり得ます。</para>
<para>FreeBSD を使う時は、
<para>&os; を使う時は、
インストール前にドライブの番号付けが自然なものになるように、
必ず BIOS の設定を忘れずに戻しておきましょう。
もしドライブの番号付けを変更する必要がある場合には、
@ -1443,9 +1443,9 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<sidebar>
<title>Bill と Fred のイケイケ冒険記より</title>
<para>Bill は Fred のためにもう一つ FreeBSD 箱を作ろうと古い
<para>Bill は Fred のためにもう一つ &os; 箱を作ろうと古い
Wintel 箱を潰しました。Bill は ユニット番号 0 の SCSI ドライ
ブを一つ追加し、そこに FreeBSD を入れました。</para>
ブを一つ追加し、そこに &os; を入れました。</para>
<para>Fred はこのシステムを使い始めましたが、数日後その古い
SCSI ドライブがたくさんのソフトエラーを吐いているのに気付き、
@ -1460,21 +1460,21 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
く動いているため、Bill はそれを使い始めてもいいだろうと思いました。
そこで彼は SCSI BIOS の機能を使ってシステムがユニット 4
から起動するようにディスクドライブの順序を入れ換えました。
FreeBSD が起動し、調子良く動き始めました。</para>
&os; が起動し、調子良く動き始めました。</para>
<para>Fred は数日作業を続けましたが、すぐに Bill と Fred
は新しい冒険に挑戦することにしました。新しいバージョンの FreeBSD
は新しい冒険に挑戦することにしました。新しいバージョンの &os;
にアップグレードするのです。Bill は SCSI ユニット 0
のディスクは当てにならないので取りはずし、<quote>アーカイブ</quote>
から持ってきた別の新しいドライブと交換しました。そして、新しいバージョンの
FreeBSD を、Fred の持っていた魔法のインターネット FTP
&os; を、Fred の持っていた魔法のインターネット FTP
フロッピーを用いて新しい SCSI ユニット 0 にインストールしたのです。
インストールはうまくいきました。</para>
<para>Fred は新しいバージョンの FreeBSD を数日使ってみて、
<para>Fred は新しいバージョンの &os; を数日使ってみて、
技術部門でも使えるくらい十分に良いものだと確認しました。
古いバージョンからすべての作業をコピーする時が来たのです。
そこで Fred は SCSI ユニット 4 (古い FreeBSD
そこで Fred は SCSI ユニット 4 (古い &os;
で行なっていた作業の最新のものを置いてあるドライブです)
をマウントしました。ところが、Fred は SCSI ユニット 4
には自分の貴重な作業がなにも残っていないことを発見して慌てふためきました。</para>
@ -1485,12 +1485,12 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
4 にコピーした時、ユニット 4 は <quote>新クローン</quote> になりました。
Bill がユニット 4 から起動するように SCSI BIOS で順序の入れ換えを行なった時、
実はおバカなことにそう変更したと思い込んでいただけなのです。
FreeBSD は依然として SCSI ユニット 0 上で動いていたのです。
&os; は依然として SCSI ユニット 0 上で動いていたのです。
BIOS にこのような変更を行なっても Boot と
Loader のコードの一部もしくは全部は選択された BIOS
ドライブから取得されるものの、処理が FreeBSD
ドライブから取得されるものの、処理が &os;
のカーネルドライバーに引き渡された時から BIOS ドライブの順序は無視され、
FreeBSD は、通常のドライブ番号順に移行するのです。
&os; は、通常のドライブ番号順に移行するのです。
さきほどの例では、システムはオリジナルの SCSI ユニット 0 で動き続けており、
Fred のデータはすべて SCSI ユニット 4 ではなくそのディスクに残っていたのです。
システムが SCSI ユニット 4
@ -1564,7 +1564,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
IDE コントローラのマスタとして、
二つ目はセカンダリ IDE コントローラのマスタとして二つ接続している場合、
なにが起こるか考えてください。
もし FreeBSD がこれらを <devicename>ad0</devicename>
もし &os; がこれらを <devicename>ad0</devicename>
<devicename>ad1</devicename> のように、
見付けた順番で番号をつけたとしてもすべては動作するでしょう。</para>
@ -1576,7 +1576,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
デバイス名 (<devicename>ad1s1a</devicename> のような)
はファイルシステムを見つけるのに使われるので、
ファイルシステムのいくつかは突然正しく現れなくなるかもしれず、
FreeBSD の設定を変更する必要があるでしょう。</para>
&os; の設定を変更する必要があるでしょう。</para>
<para>これを解決するために、ディスクが見つかった順番ではなく、
どこに接続されているかということに基づいて
@ -1586,14 +1586,14 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
デバイスがないとしても<emphasis>いつでも</emphasis>
<devicename>ad2</devicename> になるでしょう。</para>
<para>この設定は FreeBSD カーネルの標準設定です。
<para>この設定は &os; カーネルの標準設定です。
これがこの画面で <devicename>ad0</devicename> および
<devicename>ad2</devicename> を表示する理由です。
このスクリーンショットが得られたマシンには、
IDE コントローラの両方のマスタチャネルにディスクがあり、
スレーブチャネルにはありません。</para>
<para>FreeBSD をインストールしたいディスクを選択して、
<para>&os; をインストールしたいディスクを選択して、
&gui.ok; を押してください。
<xref linkend="sysinstall-fdisk1"/> のような表示とともに
<application>fdisk</application> が起動するでしょう。</para>
@ -1603,11 +1603,11 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<para>一つ目のセクションは、これは表示の先頭二行にわたっているのですが、
現在選択されているディスクの詳細を表示します。
ディスクの詳細には FreeBSD でのデバイス名、ディスクのジオメトリ、
ディスクの詳細には &os; でのデバイス名、ディスクのジオメトリ、
そしてディスクの全容量が含まれます。</para>
<para>二つ目のセクションは現在ディスク上にあるスライスを表示します。
スライスの開始セクタと終了セクタ、大きさ、FreeBSD 上での名前、
スライスの開始セクタと終了セクタ、大きさ、&os; 上での名前、
種類とサブタイプが表示されます。
この例では、PC 上のディスクレイアウト機能が生み出した、
未使用の小さなスライスを二つ表示しています。
@ -1631,7 +1631,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<para>今から行うことは、
あなたがどのようにディスクを分割したいかによります。</para>
<para>FreeBSD をディスク全体で使いたいなら、
<para>&os; をディスク全体で使いたいなら、
<guimenuitem>Use Entire Disk</guimenuitem> オプションを表す
<keycap>A</keycap> キーを押すことができます。
このことは <application>sysinstall</application>
@ -1640,9 +1640,9 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
存在しているスライスは取り除かれ、
<literal>unused</literal> の小さな領域
(PCディスクレイアウト機能の副産物) と、
FreeBSD のための大きなスライスへ置きかわるでしょう。
&os; のための大きなスライスへ置きかわるでしょう。
これを行ったら、次に方向キーを使って新しく作成された
FreeBSD スライスを選択し、スライスに起動可能の印をつけるために
&os; スライスを選択し、スライスに起動可能の印をつけるために
<keycap>S</keycap> キーを押してください。
そのとき、画面の見た目は <xref linkend="sysinstall-fdisk2"/>
とよく似たものとなるでしょう。
@ -1650,7 +1650,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
これはこのスライスが <emphasis>アクティブ</emphasis> で、
ここから起動することを示します。</para>
<para>FreeBSD のための空き領域を作成するために、
<para>&os; のための空き領域を作成するために、
存在しているスライスを削除しようとしているのなら、
方向キーをつかってスライスを選択して
<keycap>D</keycap> キーを押してください。
@ -1660,7 +1660,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
この欄に表示されているデフォルト値は、スライスに対して割り当てることのできる最大の値です。
この値は、割り当てられていない領域の連続したブロック、または、ハードディスクの全サイズです。</para>
<para>FreeBSD のための空き領域を既に作成しているなら
<para>&os; のための空き領域を既に作成しているなら
(おそらく <application>&partitionmagic;</application>
などのツールを利用したのでしょう) 、
そのときは <keycap>C</keycap>
@ -1686,24 +1686,24 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<title>ブートマネージャのインストール</title>
<para>ブートマネージャをインストールするかどうか考えましょう。一般的に、次の場合は
FreeBSD ブートマネージャをインストールするべきです。</para>
&os; ブートマネージャをインストールするべきです。</para>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>二つ以上のドライブがあり、
一番目のドライブ以外に FreeBSD をインストールした場合</para>
一番目のドライブ以外に &os; をインストールした場合</para>
</listitem>
<listitem>
<para>FreeBSD を同じディスク内に他の OS と共存させてインストールしており、
コンピュータを起動する際に FreeBSD か他の OS かを選択したい場合</para>
<para>&os; を同じディスク内に他の OS と共存させてインストールしており、
コンピュータを起動する際に &os; か他の OS かを選択したい場合</para>
</listitem>
</itemizedlist>
<para>もし、コンピュータに FreeBSD のみをインストールするのであれば、
<para>もし、コンピュータに &os; のみをインストールするのであれば、
最初のハードディスクにインストールし、
<guimenuitem>Standard</guimenuitem> ブートマネージャを選択してください。
もし、FreeBSD をブート可能なサードパーティ製のブートマネージャを使うのであれば、
もし、&os; をブート可能なサードパーティ製のブートマネージャを使うのであれば、
<guimenuitem>None</guimenuitem> を選択してください。</para>
<para>選択をして <keycap>Enter</keycap> キーを押してください。</para>
@ -1728,14 +1728,14 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<para>二つ以上ドライブがある場合、
ブートマネージャを選択した後、ドライブ選択画面に戻ります。
FreeBSD を二つ以上のディスクにインストールしたいのなら、
&os; を二つ以上のディスクにインストールしたいのなら、
そのときはここで他のディスクを選択し、
<application>fdisk</application>
を用いてスライス作成の作業を繰りかえすことができます。</para>
<important>
<para>一番目以外のドライブに FreeBSD をインストールするのであれば、
両方のドライブに FreeBSD
<para>一番目以外のドライブに &os; をインストールするのであれば、
両方のドライブに &os;
のブートマネージャをインストールする必要があります。</para>
</important>
@ -1771,12 +1771,12 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<para>特定のアプリケーションは、特別のパーティション構成
(特に二つ以上のディスクにわたってパーティションを構成している場合)
から利益を得ることができます。
しかしこのことについては、はじめて FreeBSD をインストールする場合、
しかしこのことについては、はじめて &os; をインストールする場合、
ディスクをどのようにパーティションに区切るか、
ということをあまり大げさに考えることはありません。
FreeBSD をインストールして使い方を学びはじめることの方がより重要です。
&os; をインストールして使い方を学びはじめることの方がより重要です。
OS により詳しくなったときに、パーティション構成を変更するために
FreeBSD をいつでも再インストールできます。</para>
&os; をいつでも再インストールできます。</para>
<para>以下は四つのパーティション &mdash; 一つはスワップ領域、
三つはファイルシステム、の構成です。</para>
@ -1813,11 +1813,11 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<entry>これはルートファイルシステムです。
他のファイルシステムはすべてこの下のどこかにマウントされるでしょう。
1&nbsp;GB はこのファイルシステムに手ごろなサイズです。
通常の FreeBSD インストールがここに約 128&nbsp;MB
通常の &os; インストールがここに約 128&nbsp;MB
のデータを配置するように、
ここにはあまり多くのデータを格納しないでしょう。
残りの領域は一時的なデータのためにあり、そして
FreeBSD の将来のバージョンが <filename>/</filename>
&os; の将来のバージョンが <filename>/</filename>
により多くの領域を必要とした場合の拡張領域として残します。
</entry>
</row>
@ -1840,7 +1840,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
32&nbsp;MB 未満のメモリを搭載している時は、
スワップ領域を 64&nbsp;MB にしてください。</para><para>二つ以上のディスクがあるときには、
それぞれのディスクにスワップを置くことができます。
FreeBSD はそれぞれのディスクをスワップに用い、
&os; はそれぞれのディスクをスワップに用い、
スワップ動作を効果的に高速化させるでしょう。
この場合、必要とするスワップサイズの合計を計算し
(たとえば 128&nbsp;MB)、
@ -1861,11 +1861,11 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
ディレクトリには、ログファイルやその他の管理ファイルといった、
絶えず変化するファイルが保存されています。
これらのファイルの多くは
FreeBSD の毎日の動作の間に広範囲にわたって読みこまれ、
&os; の毎日の動作の間に広範囲にわたって読みこまれ、
書きこまれます。 (訳注: <filename>/</filename>とは)
別のファイルシステムにこれらのファイルを置くことは、
異なったアクセス頻度のディレクトリ内にある他のファイルに影響を与えずに、
FreeBSD がこれらのファイルへのアクセスを最適化することを可能とします。</entry>
&os; がこれらのファイルへのアクセスを最適化することを可能とします。</entry>
</row>
<row>
@ -1890,7 +1890,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
で選択できる自動パーティションレイアウトが推奨されています。</para>
</warning>
<para>二つ以上のディスクに FreeBSD をインストールしようとしているのなら、
<para>二つ以上のディスクに &os; をインストールしようとしているのなら、
設定した他のスライスにもパーティションを作成しないといけません。
最も簡単な方法は、
それぞれのディスクに二つのパーティションを作成することです。
@ -1980,7 +1980,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
[ Press enter or space ]</screen>
<para><application>disklabel</application> と呼ばれる
FreeBSD パーティションエディタをはじめるために
&os; パーティションエディタをはじめるために
<keycap>Enter</keycap> キーを押してください。</para>
<para><xref linkend="sysinstall-label"/>
@ -2142,7 +2142,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
スライスに残っているサイズを使用するために、
表示されたサイズをそのままにしておくことができます。</para>
<para>最終的な FreeBSD ディスクラベルエディタ の画面は、
<para>最終的な &os; ディスクラベルエディタ の画面は、
選択された数値は異なっているかもしれませんが、
<xref linkend="sysinstall-label4"/> のようになるでしょう。
<keycap>Q</keycap> キーを押して終了します。</para>
@ -2168,7 +2168,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<para>インストールするディストリビューションセットを選択します。
これは使おうとするシステムや利用可能なディスクの容量に依存します。
最小構成のインストールから全てのインストールまでのオプションがあらかじめ用意されています。
&unix;FreeBSD に慣れてない人はほぼ間違いなくこれらの用意されたオプションのうちの 1 つを選ぶべきです。
&unix;&os; に慣れてない人はほぼ間違いなくこれらの用意されたオプションのうちの 1 つを選ぶべきです。
ディストリビューションセットのカスタマイズは、主としてより経験を積んだユーザーのためにあります。</para>
<para><keycap>F1</keycap> キーを押すとそのディストリビューションセットのオプションやそれらが何を含んでいるかというより詳しい情報が表示されます。
@ -2208,7 +2208,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<title>Ports Collection のインストール</title>
<para>お望みのディストリビューションを選ぶと、
FreeBSD Ports Collection をインストールするかどうかを尋ねてきます。
&os; Ports Collection をインストールするかどうかを尋ねてきます。
Ports Collection とは、簡単にソフトウェアをインストールする方法です。
これはソフトウェアをコンパイルするのに必要なソースコードを含みません。
その代わり、サードパーティ製のソフトウェアパッケージを自動的にダウンロード、コンパイル、インストールを行うためのファイルの集まりです。
@ -2216,9 +2216,9 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
<para>インストールプログラムはディスクに十分な空き容量があるかどうかをチェックしませんので、
十分な空き容量がある場合のみこのオプションを選択してください。
FreeBSD &rel.current; では、FreeBSD Ports Collection は、約 &ports.size;
&os; &rel.current; では、&os; Ports Collection は、約 &ports.size;
のディスク容量を必要とします。
より最新の FreeBSD のバージョンでは、安全のためもう少し大きなサイズを想定してください。</para>
より最新の &os; のバージョンでは、安全のためもう少し大きなサイズを想定してください。</para>
<screen> User Confirmation Requested
FreeBSD Ports Collection をインストールしますか?
@ -2453,7 +2453,7 @@ installation menus to retry whichever operations have failed.
<title>インストール後の作業</title>
<para>インストール完了後に数々のオプション設定を行います。
オプションは、インストールした FreeBSD を起動する前に configuration
オプションは、インストールした &os; を起動する前に configuration
の項目に入りなおすか、再起動後に <command>sysinstall</command> の中にある
<guimenuitem>Configure</guimenuitem> の項目で設定することができます。</para>
@ -2463,7 +2463,7 @@ installation menus to retry whichever operations have failed.
<para>もし、FTP インストールのために PPP を設定したのならば、
この画面は表示されず、前項で述べたように後から設定できます。</para>
<para>LAN の詳細情報と、FreeBSD のゲートウェイ・ルータの設定については
<para>LAN の詳細情報と、&os; のゲートウェイ・ルータの設定については
<link linkend="advanced-networking">高度なネットワーク</link>
の章を参照してください。</para>
@ -4042,7 +4042,7 @@ Password:</screen>
</sect2>
<sect2 id="shutdown">
<title>FreeBSD のシャットダウン</title>
<title>&os; のシャットダウン</title>
<para>オペレーティングシステムを適切にシャットダウンすることは重要です。
ただ電源を落すということはしないでください。
@ -4078,7 +4078,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<secondary>トラブルシューティング</secondary>
</indexterm>
<para>この節では、インストールの際の、これまで報告された共通の問題に対する解決のための情報が書いてあります。
また、FreeBSD&ms-dos; または、&windows;
また、&os;&ms-dos; または、&windows;
のデュアルブートを行う際のいくつかの質問と回答も書いてあります。</para>
<sect2>
@ -4389,10 +4389,10 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<title>高度なインストールガイド</title>
<para>この節では特殊な状況での FreeBSD のインストール方法が記述してあります。</para>
<para>この節では特殊な状況での &os; のインストール方法が記述してあります。</para>
<sect2 id="headless-install">
<title>FreeBSD をモニタやキーボードのないシステムにインストールする</title>
<title>&os; をモニタやキーボードのないシステムにインストールする</title>
<indexterm>
<primary>installation</primary>
@ -4400,7 +4400,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
</indexterm>
<indexterm><primary>serial console</primary></indexterm>
<para>この形式のインストールは <quote>表示のないインストール</quote> と呼ばれます。
なぜなら、FreeBSD をインストールしようとするマシンにモニタが接続されていないか、
なぜなら、&os; をインストールしようとするマシンにモニタが接続されていないか、
VGA 出力さえもっていないからです。
どのようにすればよいでしょうか?
シリアルコンソールを使ってください。
@ -4422,8 +4422,8 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<primary><command>mount</command></primary>
</indexterm>
<para>作成した USB スティックで起動すると、
FreeBSD は通常のインストールモードで起動します。
インストールにシリアルコンソールを使って FreeBSD を起動したいので、
&os; は通常のインストールモードで起動します。
インストールにシリアルコンソールを使って &os; を起動したいので、
そのためには、まず &os; のシステムに &man.mount.8;
コマンドを使って USB ディスクをマウントする必要があります。</para>
@ -4535,7 +4535,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
インストーラが <filename>kern1.flp</filename>
を挿入するように要求し、
その後どの種類の端末を使うか選ぶよう問われます。
FreeBSD カラーコンソールを選んでインストールを続行してください!</para>
&os; カラーコンソールを選んでインストールを続行してください!</para>
</sect2>
</sect1>
@ -4544,12 +4544,12 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<title>自分のインストールメディアの準備</title>
<note>
<para>省略のため、以下において <quote>FreeBSD ディスク</quote>というのは、
<para>省略のため、以下において <quote>&os; ディスク</quote>というのは、
あなたが購入、もしくは自分で作成した
FreeBSD の CDROM または DVD のことを意味することにします。</para>
&os; の CDROM または DVD のことを意味することにします。</para>
</note>
<para>自分用の FreeBSD インストールメディアやソースを用意しなければならない場合があるかもしれません。
<para>自分用の &os; インストールメディアやソースを用意しなければならない場合があるかもしれません。
これは磁気テープのような物理的なメディアであったり、
ローカル FTP サイトまたは &ms-dos;
パーティションといった <application>sysinstall</application>
@ -4560,18 +4560,18 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>ローカルネットワークに繋がったたくさんのマシンと、
1 つの FreeBSD ディスクがあるとします。
FreeBSD ディスクの内容を使ってローカル FTP サイトを作成し、
1 つの &os; ディスクがあるとします。
&os; ディスクの内容を使ってローカル FTP サイトを作成し、
インターネットに接続する必要の代わりにこのローカル FTP
サイトを使うようにします。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>FreeBSD ディスクを持っていて、FreeBSD はあなたの
<para>&os; ディスクを持っていて、&os; はあなたの
CD/DVD ドライブを認識できないが、
&ms-dos; / &windows; はそれができるとします。
コンピュータ上の &ms-dos; パーティションに FreeBSD
のインストールファイルをコピーして、FreeBSD
コンピュータ上の &ms-dos; パーティションに &os;
のインストールファイルをコピーして、&os;
のインストールにこれらのファイルを使います。</para>
</listitem>
@ -4583,21 +4583,21 @@ Please press any key to reboot.</screen>
</listitem>
<listitem>
<para>FreeBSD のインストールに使える磁気テープを作成します。</para>
<para>&os; のインストールに使える磁気テープを作成します。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
<sect2 id="install-cdrom">
<title>インストール CDROM の作成</title>
<para>FreeBSD プロジェクトは、それぞれのリリースに対して
<para>&os; プロジェクトは、それぞれのリリースに対して
少なくとも 2 つの CDROM イメージ (<quote>ISO イメージ</quote>)
をそれぞれのアーキテクチャごとに用意しています。
CD ライタを持っているのであれば、イメージを CD に書き込む
(<quote>焼く</quote>) ことができ、
それを使って FreeBSD をインストールできます。
それを使って &os; をインストールできます。
CD ライタを持っていて、バンド幅を安く利用できるのであれば、
これが FreeBSD をインストールする最も簡単な方法です。</para>
これが &os; をインストールする最も簡単な方法です。</para>
<procedure>
<step>
@ -4638,7 +4638,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<entry><filename>&os;-<replaceable>version</replaceable>-RELEASE-<replaceable>arch</replaceable>-dvd1.iso.gz</filename></entry>
<entry>この DVD イメージには、
FreeBSD オペレーティングシステムのベースシステム、
&os; オペレーティングシステムのベースシステム、
コンパイル済みの package 一式、
ドキュメントをインストールするために必要なものが入っています。
<quote>livefs</quote> ベースのレスキューモードで起動することも可能です。</entry>
@ -4658,7 +4658,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<entry><filename>&os;-<replaceable>version</replaceable>-RELEASE-<replaceable>arch</replaceable>-disc1.iso</filename></entry>
<entry>この CD イメージには、
FreeBSD オペレーティングシステムのベースシステムとドキュメントインストールするために必要なものが入っています。
&os; オペレーティングシステムのベースシステムとドキュメントインストールするために必要なものが入っています。
その他の package は含まれていません。</entry>
</row>
@ -4726,7 +4726,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<title>イメージを CD へ書き込む</title>
<para>次に、CD イメージをディスクに書き込んでください。
他の FreeBSD システム上で書き込みを行う場合には、
他の &os; システム上で書き込みを行う場合には、
<xref linkend="creating-cds"/>
(特に、<xref linkend="burncd"/> および
<xref linkend="cdrecord"/>) を読んで、
@ -4740,14 +4740,14 @@ Please press any key to reboot.</screen>
</step>
</procedure>
<note><para>カスタマイズした FreeBSD
<note><para>カスタマイズした &os;
のリリースの構築に興味があるのであれば、
<ulink url="&url.articles.releng.en;">Release Engineering
Article</ulink> をご覧ください。</para></note>
</sect2>
<sect2 id="install-ftp">
<title>FreeBSD ディスクを使ったローカル FTP サイトの作成</title>
<title>&os; ディスクを使ったローカル FTP サイトの作成</title>
<indexterm>
<primary>installation</primary>
@ -4755,14 +4755,14 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<tertiary>FTP</tertiary>
</indexterm>
<para>FreeBSD のディスクは FTP サイトと同じ配置がなされています。
これは FreeBSD をインストールする時において、
<para>&os; のディスクは FTP サイトと同じ配置がなされています。
これは &os; をインストールする時において、
ネットワーク上の他のマシンが使うことのできるローカルな FTP
サイトを簡単に構築できることをあらわしています。</para>
<procedure>
<step>
<para>FTP サイトのホストとなる FreeBD のコンピュータには、
<para>FTP サイトのホストとなる &os; のコンピュータには、
CDROM をドライブに入れ <filename>/cdrom</filename>
にマウントしてください。</para>
@ -4841,7 +4841,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
フォーマットし直してくださいと述べているのは、
こういった理由からです。</para>
<para>他の FreeBSD マシンでフロッピーディスクを作成している場合、
<para>他の &os; マシンでフロッピーディスクを作成している場合、
フォーマットすることは悪いことではありません。
いちいち &ms-dos; ファイルシステムのフロッピーディスクを作成する必要はありませんので、
<command>bsdlabel</command> コマンドと <command>newfs</command> コマンドを使って、
@ -4892,7 +4892,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
CDROM や FTP サイトにあるディレクトリ構造を反映してコピーしなければなりません。
そこで CD からコピーする場合には &ms-dos;<command>xcopy</command>
コマンドの使用をおすすめします。
例えば、最低限の FreeBSD のインストールを行うには、
例えば、最低限の &os; のインストールを行うには、
次のように準備します:</para>
<screen><prompt>C:\&gt;</prompt> <userinput>md c:\freebsd</userinput>
@ -4977,12 +4977,12 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<para>ネットワークインストールのうちもっとも高速なものとして、
イーサネットアダプタがいつもよい選択となります。
FreeBSD はきわめて多くの PC イーサネットカードをサポートしています。
&os; はきわめて多くの PC イーサネットカードをサポートしています。
サポートされているカードの一覧 (と、必要な設定) は
FreeBSD それぞれのリリースのハードウェアノートで提供されます。
&os; それぞれのリリースのハードウェアノートで提供されます。
サポートされている PCMCIA イーサネットカードを使う場合、
ラップトップの電源を入れる<emphasis>前に</emphasis>差し込んでおくことにも注意してください。
残念ながら、今の FreeBSD はインストール時の PCMCIA
残念ながら、今の &os; はインストール時の PCMCIA
カードの活線挿抜には対応していません。</para>
<para>ネットワークでの IP アドレス、
@ -5021,7 +5021,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
問題が起きた場合には <command>set log local ...</command>
コマンドを用いてログを画面に吐くこともできます。</para>
<para>FreeBSD の動いている別のマシンと直接接続が可能でしたら、
<para>&os; の動いている別のマシンと直接接続が可能でしたら、
<quote>laplink</quote> パラレルポートケーブルを介してインストールすることもまた考えてみましょう。
パラレルポート経由のデータ転送スピードは、
シリアルラインでの一般的なスピード (最高 50&nbsp;kbytes/sec)
@ -5036,7 +5036,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<tertiary>NFS</tertiary>
</indexterm>
<para>NFS インストールはまったく単純明快です。
FreeBSD の配布ファイルを NFS サーバの好きな場所にコピーしておいて、
&os; の配布ファイルを NFS サーバの好きな場所にコピーしておいて、
メディア選択で NFS を選択します。</para>
<para>もしサーバが<quote>特権ポート</quote>へのアクセスのみをサポートしている場合、
@ -5050,14 +5050,14 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<para>NFS 経由でインストールするためには、
サブディレクトリも含んだマウントにサーバが対応している必要があります。
例えば FreeBSD&nbsp;&rel.current; の配布ファイルが
例えば &os;&nbsp;&rel.current; の配布ファイルが
<filename>ziggy:/usr/archive/stuff/FreeBSD</filename>
にあるとすると、マシン <hostid>ziggy</hostid> では
<filename>/usr</filename><filename>/usr/archive/stuff</filename>
だけでなく <filename>/usr/archive/stuff/FreeBSD</filename>
の直接マウントが可能になっていなければなりません。</para>
<para>FreeBSD<filename>/etc/exports</filename>
<para>&os;<filename>/etc/exports</filename>
ファイルでは、このことは <option>-alldirs</option>
オプションによって制御されています。
他の NFS サーバの場合だとまた話が違ってくるかもしれません。