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Submitted by:	OHSAWA Chitoshi <ohsawa@ccn.aitai.ne.jp>
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Kazuo Horikawa 2003-01-09 06:03:12 +00:00
parent 2d27e65468
commit 5fefbdda00
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=15588

View file

@ -33,7 +33,7 @@
.\"***************************************************************************
.\"
.\" %Id: terminfo.head,v 1.9 2000/08/13 01:56:40 tom Exp %
.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/terminfo.5,v 1.6 2001/05/26 02:41:02 horikawa Exp $
.\" $FreeBSD$
.TH TERMINFO 5 "" "" "File Formats"
.ds n 5
.ds d /usr/share/misc/terminfo
@ -142,7 +142,7 @@ tparm
\fIi\fP 番目のパラメータを表します。
.PP
以下はブール値ケーパビリティです
以下はブール値ケーパビリティです :
.na
.TS H
@ -207,7 +207,7 @@ hue_lightness_saturation hls hl T{
端末は HLS 色表記のみ使用 (Tektronix)
T}
insert_null_glitch in in T{
挿入モードでル文字を区別する
挿入モードでル文字を区別する
T}
lpi_changes_res lpix YG T{
行ピッチを変えると解像度が変わる
@ -266,7 +266,7 @@ T}
.TE
.ad
以下は数値ケーパビリティです
以下は数値ケーパビリティです :
.na
.TS H
@ -316,7 +316,7 @@ num_labels nlab Nl T{
画面上のラベル数
T}
padding_baud_rate pb pb T{
パディングが必要な最低ボー速度
パディングが必要な最低ボーレート
T}
virtual_terminal vt vt T{
仮想画面番号 (CB/unix)
@ -328,8 +328,8 @@ T}
.ad
以下の数値ケーパビリティは、SVr4.0 の term 構造体に存在していますが、
マニュアルには未だに説明がありません。SVr4 でプリンタに対応するために
採り入れられました。
マニュアルには未だに説明がありません。
SVr4 でプリンタに対応するために採り入れられました。
.na
.TS H
@ -393,7 +393,7 @@ T}
.TE
.ad
以下は文字列ケーパビリティです
以下は文字列ケーパビリティです :
.na
.TS H
@ -494,10 +494,10 @@ cursor_up cuu1 up T{
1 行上へ
T}
cursor_visible cvvis vs T{
カーソルをよ見えるようにする
カーソルをよ見えるようにする
T}
define_char defc ZE T{
文字を定義
文字 #1 を幅 #2 ドット、ディセンダ #3 で定義する
T}
delete_character dch1 dc T{
文字を削除 (P*)
@ -512,7 +512,7 @@ dis_status_line dsl ds T{
ステータス行を無効にする
T}
display_clock dclk DK T{
(#1,#2) に時計を表示する
時計を表示する
T}
down_half_line hd hd T{
半行下へ
@ -539,7 +539,7 @@ enter_delete_mode smdc dm T{
削除モード開始
T}
enter_dim_mode dim mh T{
半輝度モードオン
半輝度モード開始
T}
enter_doublewide_mode swidm ZF T{
倍幅モード開始
@ -644,7 +644,7 @@ exit_underline_mode rmul ue T{
下線モード終了
T}
exit_upward_mode rum ZX T{
向き移動モード終了
向き移動モード終了
T}
exit_xon_mode rmxon RX T{
xon/xoff ハンドシェークオフ
@ -1355,7 +1355,8 @@ set_bottom_margin smgb Zk T{
下マージンを現在行に設定
T}
set_bottom_margin_parm smgbp Zl T{
下マージンを #1 行目か下から #2 行目にする
下マージンを #1 行目か (smgtp が与えられていなければ) 下から #2 行目にする
.\" Set bottom margin at line #1 or (if smgtp is not given) #2 lines from bottom
T}
set_clock sclk SC T{
時計を #1 時 #2 分 #3 秒に設定
@ -1367,10 +1368,10 @@ set_foreground setf Sf T{
前景色を #1 に設定
T}
set_left_margin smgl ML T{
左ソフトマージンを現在桁に設定
左ソフトマージンを現在桁に設定 smgl を参照 (ML は BSD の termcap とは違います)
T}
set_left_margin_parm smglp Zm T{
左 (右) マージンを桁 #1 (#2) に設定
左 (右) マージンを桁 #1 に設定
T}
set_right_margin smgr MR T{
右ソフトマージンを現在桁に設定
@ -1385,7 +1386,7 @@ set_top_margin smgt Zo T{
上マージンを現在行に設定
T}
set_top_margin_parm smgtp Zp T{
上 (下) マージンを行 #1 (#2) に設定
上 (下) マージンを行 #1 に設定
T}
set_window wind wi T{
現在のウィンドウを行 #1-#2、桁 #3-#4 とする
@ -1394,13 +1395,13 @@ start_bit_image sbim Zq T{
ビットイメージグラフィック印字の開始
T}
start_char_set_def scsd Zr T{
文字セット定義の開始
#2 個の文字からなる文字セット #1 の定義の開始
T}
stop_bit_image rbim Zs T{
ビットイメージグラフィック印字の終了
T}
stop_char_set_def rcsd Zt T{
文字セット定義の終了
文字セット #1 の定義の終了
T}
subscript_characters subcs Zu T{
下付き文字となりうる文字のリスト
@ -1495,8 +1496,9 @@ bit_image_repeat birep Xy T{
ビットイメージセル #1 を #2 回繰り返す
T}
char_set_names csnm Zy T{
文字セット名のリスト
文字セット名のリストから #1 番目の item を生成する
T}
.\" 2002/12/24 oh:item の意味不明 : Produce #1'th item from list of character set names
code_set_init csin ci T{
複数コードセットの初期化シーケンス
T}
@ -1570,7 +1572,7 @@ set_color_band setcolor Yz T{
リボンの色を #1 に変更
T}
set_lr_margin smglr ML T{
左右両マージンを #1、#2 に設定
左右両マージンを #1、#2 に設定、(ML は BSD の termcap のものと違います)
T}
set_page_length slines YZ T{
ページ長を #1 行に設定
@ -1624,7 +1626,7 @@ set_pglen_inch slength sL T{
T}
.TE
.ad
.\" %Id: terminfo.tail,v 1.32 2000/04/15 20:04:58 tom Exp %
.\" $Id: terminfo.5,v 1.8 2003-01-09 06:03:12 horikawa Exp $
.\" Beginning of terminfo.tail file
.ps +1
.PP
@ -1661,8 +1663,8 @@ T}
.fi
.ft R
.PP
2 行目以後の行先頭に空白類文字を置くことで、エントリを複数行に分けて継続
して書くことができます。
2 行目以後の行先頭に空白類文字を置くことで、
エントリを複数行に分けて継続して書くことができます。
行先頭に ``#'' を置くことでコメントを含めることができます。
.I terminfo
のケーパビリティには、3 つの型があります。
@ -1688,17 +1690,19 @@ T}
ように、2 文字のコードと、`=' と、その先の `,' までの間の文字列とで
表されます。
.PP
文字列ケーパビリティの中で、文字のエンコードを簡単にするために、いくつ
かのエスケープシーケンスが利用できます。\fB\eE\fR\fB\ee\fR はともに、
\s-1ESCAPE\s0 文字にマップされます。
文字列ケーパビリティの中で、文字のエンコードを簡単にするために、
いくつかのエスケープシーケンスが利用できます。
\fB\eE\fR\fB\ee\fR はともに、\s-1ESCAPE\s0 文字にマップされます。
\fB^x\fR は任意の適切な x に関して control-x にマップされます。
\fB\en \el \er \et \eb \ef \es\fR はそれぞれ、改行、ラインフィード、復帰、
タブ、バックスペース、フォームフィード、空白にマップされます。
その他に、\fB\e^\fR\fB^\fR に、\fB\e\e\fR\fB\e\fR に、
その他に、\fB\e^\fR\fB^\fR に、
\fB\e\e\fR\fB\e\fR に、
\fB\e\fR, はコンマに、
\fB\e:\fR\fB:\fR に、\fB\e0\fR はナル文字にマップされます。
\fB\e:\fR\fB:\fR に、
\fB\e0\fR はヌル文字にマップされます。
(\fB\e0\fR\e200 を生成します。これは文字列を終端しませんが、
ほとんどの端末では CS7 が指定されているので、ル文字と同様の挙動を
ほとんどの端末では CS7 が指定されているので、ル文字と同様の挙動を
示すからです。stty(1) を参照してください)
最後に、\fB\e\fR の後に 8 進 3 桁の数を指定して文字を表すこともできます。
.PP
@ -1712,7 +1716,7 @@ T}
影響を受ける 1 単位あたりの必要パディングにより決まることを表します。
(文字挿入の場合、乗数は影響を受ける
.IR
の数です) 通常、デバイスに \fBxon\fR ケーパビリティがあれば、パディングは
の数です) 通常、デバイスに \fBxon\fR ケーパビリティがあれば、パディングは
勧告的なものです。コスト計算には使われますが遅延を引き起こしません。
`/' 接尾辞はパディングが必須のものであることを示し、フロー制御を示す
\fBxon\fR があるデバイスに対しても指定されたミリ秒単位の遅延を強制します。
@ -1748,8 +1752,8 @@ TERMINFO
.PP
.SS 端末記述の準備
.PP
ここでは、どのようにして端末の記述を準備するかの概略を説明します。もっと
も効率的なやり方は、
ここでは、どのようにして端末の記述を準備するかの概略を説明します。
もっとも効率的なやり方は、
.I terminfo
の中にある類似の端末の記述をまねて作成することです。
.I vi
@ -1954,13 +1958,13 @@ TERMINFO
.fi
.PP
二項演算は、通常の順序で並べたオペランドに対して後置形式で指定します。
例えば、x-5 を得るには、"%gx%{5}%-" を指定します。エスケープされた文字列を
評価する間 %P 変数と %g 変数は存続します。
例えば、x-5 を得るには、"%gx%{5}%-" を指定します。
エスケープされた文字列を評価する間 %P 変数と %g 変数は存続します。
.PP
HP2645 の例を考えてみましょう。これで 3 行 12 桁に移動させるには、
\eE&a12c03Y に 6 ミリ秒のパディングを送出する必要があります。ここで行と
桁とが逆になっていること、行、桁とも 2 桁で出力されていることに注意して
ください。
\eE&a12c03Y に 6 ミリ秒のパディングを送出する必要があります。
ここで行と桁とが逆になっていること
行、桁とも 2 桁で出力されていることに注意してください。
この端末の \fBcup\fR ケーパビリティは、\*(lqcup=6\eE&%p2%2dc%p1%2dY\*(rq
となります。
.PP
@ -2099,8 +2103,8 @@ index
これらを使う方が速い場合が多いです。
.PP
スクロールする各ウィンドウが実質的に画面大のキャンバス上のビューポートで
あるなら、ブール値 \fBnon_dest_scroll_region\fR を設定すべきです。この
ケーパビリティをテストするためには、画面の中央にスクロール領域をつくり、
あるなら、ブール値 \fBnon_dest_scroll_region\fR を設定すべきです。
このケーパビリティをテストするためには、画面の中央にスクロール領域をつくり、
最下行に何かを書き、領域の一番上にカーソルを動かし、\fBri\fR を行った後
\fBdl1\fR\fBind\fR を行ってください。
\fBri\fR で領域の下へとスクロールして消えたデータが、
@ -2154,8 +2158,9 @@ terminfo
挿入モードから出るシーケンスは \fBrmir\fR で指定してください。
挿入したい文字の直前に、あるシーケンスを送出する必要がある場合は
\fBich1\fR で指定してください。まともな挿入モードを持つ端末のほとんどでは、
\fBich1\fR を指定することはないでしょう。一方、画面上で場所を空ける
シーケンスを送る端末の場合は、\fBich1\fR を指定すべきです。
\fBich1\fR を指定することはないでしょう。
一方、画面上で場所を空けるシーケンスを送る端末の場合は、
\fBich1\fR を指定すべきです。
.PP
両方持つ端末の場合、通常は \fBich1\fR よりも挿入モードの方が望ましいでしょう。
技術的には、実際に両方を組み合わせて使用する必要がある場合以外は、両方同時に
@ -2195,9 +2200,9 @@ terminfo
場合があります (例えば、挿入位置の後にタブがある場合)。挿入モードに
入ったままでカーソルを移動させることができる場合、このような場合の挿入を
高速に行うために、ケーパビリティ \fBmir\fR を指定することができます。
\fBmir\fR を省略しても、影響を受けるのは速度のみです。端末によっては
(有名な Datamedia のアレとか) 挿入モードの動作方法の違いにより \fBmir\fR
指定してはいけないものがあります。
\fBmir\fR を省略しても、影響を受けるのは速度のみです。
端末によっては (有名な Datamedia のアレとか) 挿入モードの
動作方法の違いにより \fBmir\fR指定してはいけないものがあります。
.PP
最後に、文字 1 文字の削除用として
.B dch1
@ -2377,10 +2382,11 @@ HP 2621
.PP
.SS キーパッドとファンクションキー
.PP
キーを押すとコードを送出するキーパッドを持つ場合、そのキーパッドに関する
情報を指定することができます。注意すべき点として、キーパッドが
局所モードでしか動作しない端末 (例えば、シフト状態でない HP 2621 の
キーがこれに該当します) を扱うことはできないことがあります。
キーを押すとコードを送出するキーパッドを持つ場合、
そのキーパッドに関する情報を指定することができます。
注意すべき点として、キーパッドが局所モードでしか動作しない端末
(例えば、シフト状態でない HP 2621 のキーがこれに該当します)
を扱うことはできないことがあります。
送信状態か非送信状態かを設定できるキーパッドの場合、それらのためのコードを
\fBsmkx\fR\fBrmkx\fR とで指定することができます。
これらの指定がない場合、キーパッドは常に送信状態として扱われます。
@ -2515,7 +2521,8 @@ pln
.BR is2
を出力 ;
.BR mgc ,
.BR smgl ,
.BR smgl
.BR smgr
でマージンを設定 ;
.B tbc
@ -2598,11 +2605,11 @@ pln
送信されません。
.PP
\fBpb\fR (パディングボーレート) を指定することで、ボーレートが
\fBpb\fR の値より低い場合、パディングが抑えられます。エントリに
パディングボーレートがなければ、パディングが送出されるかされないかは
\fBxon\fR により完全に制御されます。
\fBpb\fR の値より低い場合、パディングが抑えられます。
エントリにパディングボーレートがなければ、
パディングが送出されるかされないかは \fBxon\fR により完全に制御されます。
.PP
ル (0) 文字以外のパディング文字を必要とする端末の場合、それを
ル (0) 文字以外のパディング文字を必要とする端末の場合、それを
\fBpad\fR で指定できます。
.B pad
文字列の最初の文字のみが使用されます。
@ -2613,13 +2620,14 @@ pln
持つものもあります。
.PP
最も簡単な場合には、ステータス行はカーソル位置の指定は可能ですが、
画面上のスクロール領域の一部ではないものです。初期化のときに 23 行の
スクロール領域のある 24 行の VT100 と同じように、Heathkit H19 には、この種の
ステータス行があります。この状況は \fBhs\fR ケーパビリティで指定します。
画面上のスクロール領域の一部ではないものです。
初期化のときに 23 行のスクロール領域のある 24 行の VT100 と同じように、
Heathkit H19 には、この種のステータス行があります。
この状況は \fBhs\fR ケーパビリティで指定します。
.PP
ステータス行に入るには特別なシーケンスを必要とする端末もあります。
これはパラメータを 1 つとる文字列 \fBtsl\fR で表します。これは
カーソルをステータス行の与えられた 0 桁に移動します。
これはパラメータを 1 つとる文字列 \fBtsl\fR で表します。
これはカーソルをステータス行の与えられた 0 桁に移動します。
ケーパビリティ \fBfsl\fR で最後の \fBtsl\fR の前の主画面のカーソル位置に
戻る必要があります。そのために \fBtsl\fR\fBfsl\fR の中に
\fBsc\fR (save cursor) と \fBrc\fR (restore cursor) の文字列の値を含める
@ -2712,13 +2720,13 @@ HP
.PP
Tektronix 型の端末で現在の前景色と背景色を変えるためには、
\fBsetaf\fR (set ANSI foreground) と \fBsetab\fR (set ANSI background) を
使うか、\fBsetf\fR (set foreground) と \fBsetb\fR (set background) を使って
ください。
使うか、\fBsetf\fR (set foreground) と \fBsetb\fR (set background) を
使ってください。
これらは 1 つのパラメータ、色番号をとります。SVr4 の文書には
\fBsetaf\fR/\fBsetab\fR だけが書かれています。XPG4 の草案には、
「端末が背景と前景を設定する ANSI エスケープシーケンスをサポートするなら、
それぞれ \fBsetaf\fR\fBsetab\fR で指定すべきです。端末が
背景と前景を設定する別のエスケープシーケンスをサポートするなら、
それぞれ \fBsetaf\fR\fBsetab\fR で指定すべきです。
端末が背景と前景を設定する別のエスケープシーケンスをサポートするなら、
それぞれ \fBsetf\fR\fBsetb\fR で指定すべきです。\fIvidputs()\fR
関数と refresh 関数 は、定義されていれば \fBsetaf\fR\fBsetab\fR
使います。」と書かれています。
@ -2752,8 +2760,8 @@ Tektronix
\fBinitc\fR ケーパビリティは色数 (0 から \fBcolors\fR - 1) と
色を記述する 3 つのパラメータをとります。この 3 つのパラメータは、デフォルトでは
RGB (Red, Green, Blue) 値と解釈されます。ブール値ケーパビリティ \fBhls\fR
あれば、代わりに HLS (Hue, Lightness, Saturation) 指標になります。範囲は
端末に依存します。
あれば、代わりに HLS (Hue, Lightness, Saturation) 指標になります。
範囲は端末に依存します。
.PP
HP 風の端末では、\fBinitp\fR が色ペア値を変更するケーパビリティを与えます。
パラメータを 7 つとります。色ペア番号 (0 から \fBmax_pairs\fR - 1 まで) と
@ -2761,10 +2769,10 @@ HP
これらのパラメータは \fBhls\fR に依存して (Red, Green, Blue) か
(Hue, Lightness, Saturation) である必要があります。
.PP
カラー端末のいくつかでは、色はハイライトと衝突します。この衝突を
\fBncv\fR ケーパビリティで登録できます。これは、色が利用可能なときに使うことが
できない属性のビットマスクです。\fBcurses\fR が理解する属性との対応は
以下の通りです。
カラー端末のいくつかでは、色はハイライトと衝突します。
この衝突を \fBncv\fR ケーパビリティで登録できます。
これは、色が利用可能なときに使うことができない属性のビットマスクです。
\fBcurses\fR が理解する属性との対応は以下の通りです。
.PP
.TS
center;
@ -2786,11 +2794,11 @@ A_ALTCHARSET 8 256
カラーモードでは利用できません。これは、\fBncv\fR ケーパビリティに 2 を
指定すべきです。
.PP
SVr4 curses は \fBncv\fR では何もしませんが、ncurses はそれを認識してカラー用に
出力を最適化します。
SVr4 curses は \fBncv\fR では何もしませんが、
ncurses はそれを認識してカラー用に出力を最適化します。
.PP
.SS その他
ル (0) 文字以外のパディング文字を必要とする端末の場合、それを pad で
ル (0) 文字以外のパディング文字を必要とする端末の場合、それを pad で
指定することができます。
pad 文字列の最初の文字のみが使用されます。
パディング文字を持たない端末の場合、npc を指定してください。
@ -2905,7 +2913,8 @@ Teleray ü
しまうので、この端末では \fBxt\fR (破壊的なタブ) を指定すべきです。
注 : これに対応する変数は、現在は `dest_tabs_magic_smso' ですが、
以前のバージョンでは、teleray_glitch でした。
このふざけた機能は、「魔法のクッキー」の先頭にカーソルを置けないことと、
このふざけた機能は、``magic cookie''(魔法のクッキー) の
先頭にカーソルを置けないことと、
強調モードを消去するために、行削除と行挿入が必要であることも意味します。
ncurses の実装はこの glitch を無視します。
.PP
@ -2922,7 +2931,7 @@ terminfo
なにか特定の端末に固有の他の問題を解決したい場合、\fBx\fR\fIx\fR の形式で
新しいケーパビリティを追加して使っても構いません。
.PP
.SS 似た端末
.SS よく似た端末
.PP
2 つの非常によく似た端末がある場合、いくつかの例外を除いて
一方 (変型種) は他方 (基本種) と似ているという定義を行うことができます。
@ -2946,8 +2955,8 @@ terminfo
2621-nl, smkx@, rmkx@, use=2621,
.PP
\fBsmkx\fR\fBrmkx\fR も持たない 2621-nl を定義します。
それゆえこの端末はビジュアルモードではファンクションキーラベルをオンに
しません。
それゆえこの端末はビジュアルモードでは
ファンクションキーラベルをオンにしません。
この機能はある端末の種々の機能や、ユーザの種々の設定を表す際に有用です。
.PP
.SS 長いエントリの落とし穴
@ -2958,13 +2967,12 @@ terminfo
termcap への翻訳は問題を引き起こすかも知れません。
.PP
4.3BSD および、より古いバージョンの tgetent() のマニュアルには、
termcap エントリ用に
1K のバッファを割り当てるように書いてあります。エントリは termcap ライブラリに
よりナル文字で終了させられるので、termcap エントリとして
安全な最大の長さは 1k-1 (1023) バイトです。アプリケーションと使用する
termcap ライブラリが何をするか、また、tgetent() が探しているタイプの端末が
termcap ファイルのどこにあるかによって、悪いことがいくつか起こるかも
知れません。
termcap エントリ用に 1K のバッファを割り当てるように書いてあります。
エントリは termcap ライブラリによりヌル文字で終了させられるので、
termcap エントリとして安全な最大の長さは 1k-1 (1023) バイトです。
アプリケーションと使用する termcap ライブラリが何をするか、
また、tgetent() が探しているタイプの端末が termcap ファイルの
どこにあるかによって、悪いことがいくつか起こるかも知れません。
.PP
termcap ライブラリの中には、1023 バイトより長いエントリを見つけると
警告のメッセージを表示したり、終了したりするものもありますし、
@ -2972,17 +2980,18 @@ termcap
してしまいます。アプリケーションプログラムの中には termcap エントリに
推奨された 1K より多く割り当てるものもありますし、そうでないものもあります。
.PP
各 termcap エントリにはそれに関係する重要な大きさが 2 つあります。"tc" 展開前と
"tc" 展開後です。"tc" は、現在のエントリの最後に他の termcap エントリを
付け足し、そのケーパビリティを追加するケーパビリティです。termcap エントリが
"tc" ケーパビリティを使わないならば、もちろん 2 つの長さは同じです。
各 termcap エントリにはそれに関係する重要な大きさが 2 つあります。
"tc" 展開前と "tc" 展開後です。"tc" は、現在のエントリの最後に
他の termcap エントリを付け足し、そのケーパビリティを追加する
ケーパビリティです。termcap エントリが "tc" ケーパビリティを
使わないならば、もちろん 2 つの長さは同じです。
.PP
特殊な端末のユーザ以外にも影響するので、「tc 展開前」の長さは最も
重要なものです。これは /etc/termcap にあるエントリからバックスラッシュと
改行の組を引いたものの長さです。バックスラッシュと改行の組は tgetent() が
読み込む間に取り除きます。
termcap ライブラリの中には最後の改行を取り除くものもあります (GNU termcap は
行いません)。
termcap ライブラリの中には最後の改行を取り除くものもあります
(GNU termcap は行いません)。
次のように仮定します。
.TP 5
*
@ -2992,8 +3001,9 @@ termcap
アプリケーションは 1k のバッファを割り当てただけです。
.TP 5
*
(BSD/OS 1.1 や GNU のもののように) termcap ライブラリは、それが必要なエントリで
あれば、その長さに関わらず、読むためにエントリをすべてバッファに読み込みます。
(BSD/OS 1.1 や GNU のもののように) termcap ライブラリは、
それが必要なエントリであれば、その長さに関わらず、
読むためにエントリをすべてバッファに読み込みます。
.TP 5
*
tgetent() は長いエントリの端末タイプか、長いエントリの後に termcap ファイルに
@ -3011,20 +3021,20 @@ SunOS 4.1.3
.PP
「tc 展開後」の長さは上と同じように影響するでしょうが、
影響を受けるのは TERM をその端末タイプに実際に設定した人だけです。
tgetent() は探している時ではなく、探していた端末タイプを見つけた時に一度だけ
"tc" 展開を行うからです。
tgetent() は探している時ではなく、探していた端末タイプを見つけた時に
一度だけ "tc" 展開を行うからです。
.PP
結局、1023 バイトより長い termcap エントリ は、termcap ライブラリと
アプリケーションのさまざまな組合せで、コアダンプや警告や不正確な操作を
引き起こすかもしれません。"tc" 展開前でも長過ぎるなら、他の端末タイプの
ユーザや termcap エントリのない TERM 変数を指定しているユーザにも影響する
でしょう。
ユーザや termcap エントリのない TERM 変数を指定しているユーザにも
影響するでしょう。
.PP
-C (termcap へ翻訳) モードでは、\fBtic\fR(1) の \fBncurses\fR
実装は tc 前の termcap へ翻訳する長さが長過ぎる場合、警告メッセージを出します。
-c (check) オプションは、分析された (tc 展開後の) 長さもチェックします。
.SS バイナリ互換性
売り物の UNIX の間のバイナリの terminfo エントリの移植性に期待するのは
商用の UNIX の間のバイナリの terminfo エントリの移植性に期待するのは
賢明ではありません。問題は terminfo に (HP-UX と AIX で) 少なくとも 2 つの
バージョンがあるからです。どちらも SVr1 の後で System V の terminfo から
分岐したもので、文字列表に System V や XSI Curses 拡張と
@ -3041,7 +3051,7 @@ SVr4/XPG4
terminfo エントリの \fBmsgr\fR をオフにする必要があるかも知れません。
.PP
\fBncurses\fR ライブラリは、更新の効率を上げるために少し非標準的な方法で
文字挿入と文字挿入モードを扱います。上の \fB文字の挿入/削除\fR の副節を
文字挿入と文字挿入モードを扱います。上\fB文字の挿入/削除\fR の副節を
参照してください。
.PP
\fBset_clock\fR\fBdisplay_clock\fR のパラメータ置換は SVr4 でも
@ -3053,7 +3063,7 @@ XSI Curses
キーボード入力ストリーム中でマウストラック情報を返すことのできる端末や
エミュレータが使用します。
.PP
異なる売り物の terminfo と curses はそれぞれ異なる XSI Curses 標準の一部と
異なる商用の terminfo と curses はそれぞれ異なる XSI Curses 標準の一部と
(いくつかの場合) 異なった拡張をサポートします。以下は
1995 年 10 月時点での正確な要約です。
.PP
@ -3065,9 +3075,9 @@ SVr4
サポートします。
.PP
\fBSVr1, Ultrix\fR --
terminfo ケーパビリティの制限された一部をサポートします。ブール値は
\fBxon_xoff\fR で、数値は \fBwidth_status_line\fR で、文字列は
\fBprtr_non\fR で終わりです。
terminfo ケーパビリティの制限された一部をサポートします。
ブール値は \fBxon_xoff\fR で、数値は \fBwidth_status_line\fR で、
文字列は \fBprtr_non\fR で終わりです。
.PP
\fBHP/UX\fR --
SVr1 の一部と、SVr[234] の数値 \fBnum_labels\fR, \fBlabel_height\fR,