From 6484b182496c76db8fa12c462d71475db8ff2e6f Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Kazuo Horikawa Date: Tue, 26 Sep 2000 13:50:48 +0000 Subject: [PATCH] Update to 4.1-20000923-STABLE based translation. Submitted by: Mori Kouji --- ja_JP.eucJP/man/man8/periodic.8 | 141 +++++++++++++++++++++++++++----- 1 file changed, 121 insertions(+), 20 deletions(-) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/periodic.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/periodic.8 index f50f8d42a1..49654393cf 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/periodic.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/periodic.8 @@ -22,7 +22,7 @@ .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/periodic/periodic.8,v 1.11.2.1 2000/08/08 18:05:42 brian Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/periodic/periodic.8,v 1.11.2.3 2000/09/20 20:17:21 brian Exp % .\" jpman %Id: periodic.8,v 1.3 1998/10/10 09:07:49 yohta Stab % .\" .\" WORD: registry レジストリ @@ -37,16 +37,13 @@ 定期的なシステム機能を実行する .Sh 書式 .Nm periodic -.Ao -.Cm daily | weekly | monthly | -.Ar path Op path ... -.Ac +.Ar directory Ns No ... .Sh 解説 .Nm プログラムは指定されたディレクトリにあるシェルスクリプトを実行するために、 cron(8) に呼び出されることを意図しています。 .Pp -以下の引数からひとつだけを必ず指定しなければいけません : +以下の引数から一つ以上を指定しなければいけません : .Bl -tag -width Fl .It Cm daily 標準的な 1 日周期の実行ファイルを実行します。 @@ -58,14 +55,93 @@ cron(8) 標準的な 1 ヶ月周期の実行ファイルを実行します。 これはよく月の 1 日目に行なわれます。 .It Ar path -実行すべき一連の実行ファイルがあるディレクトリの絶対パスを指定します。 +実行すべき一連の実行ファイルがある任意のディレクトリを指定します。 .El .Pp +引数が絶対パスのディレクトリ名の場合はそれがそのまま使われます。 +それ以外の場合は +.Pa /etc/periodic +の下と +.Xr periodic.conf 5 +(以下を参照) の中の +.Va local_periodic +で指定されたディレクトリが検索されます。 +.Pp .Nm プログラムは指定されたディレクトリ (複数指定可) にある 各実行可能ファイルを実行します。もし実行可能ビットが セットされていないファイルがあっても、無視するだけで それに関するメッセージも表示しません。 +.Pp +各スクリプトは以下のいずれかの値とともに終了することが要求されます。 +.Bl -tag -width XXXX +.It 0 +スクリプトの出力に注目すべき点はありません。 +変数 +.Va _show_success +で出力のマスクを制御します。 +.It 1 +スクリプトから注意すべき情報が出力されています。 +変数 +.Va _show_info +でこの出力をマスクするかどうかを制御します。 +.It 2 +スクリプトは無効な設定による警告を発しました。 +変数 +.Va _show_badconfig +でこの出力をマスクするかどうかを制御します。 +.It >2 +スクリプトからマスクされない出力が出されています。 +.El +.Pp +もし、 +.Pa periodic.conf +中の関連のある変数 ( +.Ar +はスクリプトが置かれた基準となるディレクトリ) +が +.Dq NO +に設定されているなら、 +スクリプトの出力はマスクされます。 +その変数が +.Dq YES +か +.Dq NO +のどちらにも設定されていなければ、 +.Xr periodic.conf 5 +に記述されたデフォルトの値が採用されます。 +.Pp +残った出力は +.Va _output +に設定された値に基づいて送られます。 +.Pp +もし、これにパス名 ( +.Dq / +で始まります) +が設定されているなら、出力は単純にそのファイルに記録されます。 +.Xr newsyslog 8 +は +.Pa /var/log/daily.log , +.Pa /var/log/weekly.log , +.Pa /var/log/monthly.log +というファイルを知っており、 +これらのファイルがが存在するなら、 +適当な回数でローテートされます。 +したがって、 +.Nm +の出力を記録しようとするなら、 +これらを設定するのが適切です。 +.Pp +.Va _output +の値が +.Dq / +で始まっておらず、空でもない場合には、 +メールのアドレスのリストが含まれているとみなされ、 +出力はメールで送られます。 +.Pp +.Va _output +が設定されていないか、空である場合には +出力は標準出力に送られます。 .Sh 環境変数 .Nm コマンドは環境変数 @@ -92,14 +168,17 @@ cron(8) システムの標準的な定期的実行ファイルが置かれます。 .It Pa /etc/defaults/periodic.conf .Pa periodic.conf -システムレジストリは変数 -.Va local_periodic -を含みます。これは -.Pa /usr/local/etc/periodic -や -.Pa /usr/X11R6/etc/periodic -などのような、定期的に実行する標準の上層ディレクトリを -追加指定するのに使用できます。 +システムレジストリは +.Nm +と標準の +.Pa daily , +.Pa weekly , +.Pa monthly +スクリプト +の振舞を制御する変数を保持します。 +.It Pa /etc/periodic.conf +このファイルはデフォルトの periodic の設定の +一部を置き換えるものです。 .El .Sh 使用例 システム crontab には下の例のような @@ -107,22 +186,43 @@ cron(8) のエントリが記述されているはずです : .Pp .Dl # do daily/weekly/monthly maintenance -.Dl 0 2 * * * root periodic daily 2>&1 -.Dl 0 3 * * 6 root periodic weekly 2>&1 -.Dl 0 5 1 * * root periodic monthly 2>&1 +.Dl 0 2 * * * root periodic daily +.Dl 0 3 * * 6 root periodic weekly +.Dl 0 5 1 * * root periodic monthly .Pp -さらに、典型的なシステムレジストリ +典型的なシステムレジストリ .Pa /etc/defaults/periodic.conf には変数 .Va local_periodic について次のように記述してあるでしょう : .Pp .Dl local_periodic="/usr/local/etc/periodic /usr/X11R6/etc/periodic" +.Pp +.Nm +の出力をメールで受け取る代わりにログにとるには +以下のような行を +.Pa /etc/periodic.conf +に追加します : +.Pp +.Dl daily_output=/var/log/daily.log +.Dl weekly_output=/var/log/weekly.log +.Dl monthly_output=/var/log/monthly.log +.Pp +毎日実行される periodic のジョブから +重要な情報のみを見るためには、 +以下の行を +.Pa /etc/periodic.conf +に追加します : +.Pp +.Dl daily_show_success=NO +.Dl daily_show_info=NO +.Dl daily_show_badconfig=NO .Sh 関連項目 .Xr sh 1 , .Xr crontab 5 , .Xr periodic.conf 5 , -.Xr cron 8 +.Xr cron 8 , +.Xr newsyslog 8 .Rs .Sh 診断 終了状態は成功時には 0 です。もし以下のいずれかの理由で @@ -143,3 +243,4 @@ cron(8) に初めて登場しました。 .Sh 作者 .An Paul Traina Aq pst@FreeBSD.org +.An Brian Somers Aq brian@Awfulhak.org