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Submitted by: Motoyuki Konno <motoyuki@st.rim.or.jp>
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be70ac8c6d
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6d369d5391
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=2058
2 changed files with 482 additions and 188 deletions
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@ -1,6 +1,6 @@
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<!-- $Id: printing.sgml,v 1.11 1997-09-13 20:22:42 max Exp $ -->
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<!-- $Id: printing.sgml,v 1.12 1997-10-13 15:26:05 max Exp $ -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.19 -->
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<!-- Original revision: 1.21 -->
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<!-- This is an SGML document in the linuxdoc DTD describing
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<!-- This is an SGML document in the linuxdoc DTD describing
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Printing with FreeBSD. By Sean Kelly, 1995.
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Printing with FreeBSD. By Sean Kelly, 1995.
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@ -390,7 +390,8 @@ lpt0 at 0x378-0x37f on isa
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<bf> <tt>/dev</tt> エントリにポートを加えるために</bf>
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<bf> <tt>/dev</tt> エントリにポートを加えるために</bf>
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<enum>
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<enum>
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<item> <tt/su/ コマンドで root になります. suコマンド
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?su"
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name="su"> コマンドで root になります. suコマンド
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でパスワードを聞かれたら, ルート用のパスワードを入力し
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でパスワードを聞かれたら, ルート用のパスワードを入力し
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ます.
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ます.
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@ -439,7 +440,9 @@ cd /dev
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ラインを一つ消費します. うまく機能するものをお使いください.
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ラインを一つ消費します. うまく機能するものをお使いください.
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通信モードを設定するためには2つの方法があります. 1つはカー
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通信モードを設定するためには2つの方法があります. 1つはカー
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ネルを変更することで, もう一つは <tt/lptcontrol/ プログ
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ネルを変更することで, もう一つは
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptcontrol"
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name="lptcontrol"> プログ
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ラムを使用する方法です.
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ラムを使用する方法です.
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@ -477,7 +480,8 @@ cd /dev
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してください.
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してください.
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</enum>
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</enum>
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<bf> <tt/lptcontrol/で通信モードを設定する場合 </bf>
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<bf> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptcontrol"
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name="lptcontrol"> で通信モードを設定する場合 </bf>
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<itemize>
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<itemize>
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<item>
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<item>
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<tt/lpt<it/N// をイベント駆動方式に設定する場合は,
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<tt/lpt<it/N// をイベント駆動方式に設定する場合は,
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@ -495,8 +499,9 @@ cd /dev
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</itemize>
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</itemize>
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これらのコマンドを <tt>/etc/rc.local</tt> ファイルに追加
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これらのコマンドを <tt>/etc/rc.local</tt> ファイルに追加
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しておくと, システムをブートする度に通信モードを設定する
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しておくと, システムをブートする度に通信モードを設定する
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ことができます. 詳細については, lptcontrol(8) をご覧くだ
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ことができます. 詳細については,
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さい.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptcontrol(8)"
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name="lptcontrol(8)"> をご覧ください.
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<sect3><heading> プリンタとの通信状況を調べる <label
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<sect3><heading> プリンタとの通信状況を調べる <label
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id="printing:testing"></heading>
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id="printing:testing"></heading>
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@ -509,7 +514,8 @@ cd /dev
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プリンタをテストするためには, プリンタに何かのテキストを送
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プリンタをテストするためには, プリンタに何かのテキストを送
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信してみます. 送信した文字をすぐに印字してくれるプリンタに
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信してみます. 送信した文字をすぐに印字してくれるプリンタに
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は, <tt/lptest/コマンドを使うと有用です. このコマンドは印
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は, <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
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name="lptest"> コマンドを使うと有用です. このコマンドは印
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字可能な96文字のASCII文字すべてを96行生成します.
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字可能な96文字のASCII文字すべてを96行生成します.
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PostScript (または他の言語に対応した) プリンタの場合
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PostScript (または他の言語に対応した) プリンタの場合
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@ -542,11 +548,13 @@ showpage
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<bf> パラレルポートのプリンタをテストするために </bf>
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<bf> パラレルポートのプリンタをテストするために </bf>
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<enum>
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<enum>
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<item> <tt/su/ コマンドで root になります.
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?su"
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name="su"> コマンドで root になります.
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<item> プリンタにデータを送ります.
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<item> プリンタにデータを送ります.
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<itemize>
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<itemize>
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||||||
<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場
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<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場合,
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合, <tt/lptest/ コマンドを使います. 次のように入
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
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name="lptest">. コマンドを使います. 次のように入
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力してください.
|
力してください.
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<tscreen>
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<tscreen>
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<tt>lptest > /dev/lpt<it/N/</tt>
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<tt>lptest > /dev/lpt<it/N/</tt>
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||||||
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@ -589,7 +597,8 @@ showpage
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<bf> シリアルポートのプリンタをテストするために </bf>
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<bf> シリアルポートのプリンタをテストするために </bf>
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<enum>
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<enum>
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<item> <tt/su/ コマンドで root になります.
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?su"
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name="su"> コマンドで root になります.
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<item> <tt>/etc/remote</tt> ファイルを編集します. 次の
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<item> <tt>/etc/remote</tt> ファイルを編集します. 次の
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||||||
エントリを加えてください.
|
エントリを加えてください.
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<tscreen>
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<tscreen>
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||||||
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@ -610,7 +619,8 @@ showpage
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||||||
printer:dv=/dev/ttyd2:br#19200:pa=none
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printer:dv=/dev/ttyd2:br#19200:pa=none
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</code>
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</code>
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<item> <tt/tip/コマンドでプリンタと接続します. 次のよ
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?tip"
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||||||
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name="tip"> コマンドでプリンタと接続します. 次のよ
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||||||
うに入力してください.
|
うに入力してください.
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<tscreen><verb>
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<tscreen><verb>
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@ -623,8 +633,9 @@ tip printer
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<item> プリンタにデータを送ります.
|
<item> プリンタにデータを送ります.
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<itemize>
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<itemize>
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<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場
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<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場合,
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合, <tt/lptest/ コマンドを使います. 次のように入
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
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||||||
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name="lptest">. コマンドを使います. 次のように入
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||||||
力してください.
|
力してください.
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<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
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||||||
~$lptest
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~$lptest
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@ -647,7 +658,9 @@ tip printer
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||||||
<tt>˜><it/file/</tt>
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<tt>˜><it/file/</tt>
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||||||
</tscreen>
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</tscreen>
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||||||
ここで, <it/file/ はプログラムが格納されている
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ここで, <it/file/ はプログラムが格納されている
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ファイル名です. <tt/tip/コマンドでファイルを送
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ファイル名です.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
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||||||
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name="lptest"> コマンドでファイルを送
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信した後は, ファイル終了を表わすキーを入力する必要
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信した後は, ファイル終了を表わすキーを入力する必要
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があります.
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があります.
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</itemize>
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</itemize>
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@ -671,12 +684,15 @@ tip printer
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を参照します. そのため, ファイルを更新するとすぐにその変更が
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を参照します. そのため, ファイルを更新するとすぐにその変更が
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反映されます.
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反映されます.
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<tt/printcap/ ファイルの書式は簡単です.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?printcap"
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name="printcap"> ファイルの書式は簡単です.
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<tt>/etc/printcap</tt> の編集はお好みのテキストエディタをお
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<tt>/etc/printcap</tt> の編集はお好みのテキストエディタをお
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使いください. このファイルの書式は,
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使いください. このファイルの書式は,
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<tt>/usr/share/misc/termcap</tt> や <tt>/etc/remote</tt>
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<tt>/usr/share/misc/termcap</tt> や <tt>/etc/remote</tt>
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といった他のケイパビリティファイルと一致しています. この書式
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といった他のケイパビリティファイルと一致しています. この書式
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||||||
のついての詳細な情報については cgetent(3) をご覧ください.
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のついての詳細な情報については
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?cgetent(3)"
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name="cgetent(3)"> をご覧ください.
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スプーラの単純な設定法は, 次のステップでおこないます.
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スプーラの単純な設定法は, 次のステップでおこないます.
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@ -710,7 +726,8 @@ tip printer
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おこないます. 「<ref id="printing:textfilter"
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おこないます. 「<ref id="printing:textfilter"
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name="テキストフィルタのインストール">」 を参照してください.
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name="テキストフィルタのインストール">」 を参照してください.
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<item> <tt/lpr/ コマンドで何かを印字することで設定のテス
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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name="lpr"> コマンドで何かを印字することで設定のテス
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トをおこないます. <ref id="printing:trying" name="印字して
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トをおこないます. <ref id="printing:trying" name="印字して
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みよう"> と <ref id="printing:troubleshooting"
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みよう"> と <ref id="printing:troubleshooting"
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name="トラブルシューティング"> を参照してください.
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name="トラブルシューティング"> を参照してください.
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@ -837,7 +854,9 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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様々な事情によりスプーリングディレクトリは, 通常, 慣例
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様々な事情によりスプーリングディレクトリは, 通常, 慣例
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として <tt>/var/spool</tt> の下に置きます.
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として <tt>/var/spool</tt> の下に置きます.
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また, スプーリングディレクトリの内容はバックアップをす
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また, スプーリングディレクトリの内容はバックアップをす
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る必要はありません. <tt/mkdir/ によってディレクトリを
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る必要はありません.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?mkdir"
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name="mkdir"> によってディレクトリを
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作るだけでスプーリングディレクトリの復旧は完了します.
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作るだけでスプーリングディレクトリの復旧は完了します.
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@ -1097,13 +1116,16 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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さらに, 設定をテストし, すべての問題点を解決しなくては
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さらに, 設定をテストし, すべての問題点を解決しなくては
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ならないからです. 設定をテストするために, 何かを印字し
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ならないからです. 設定をテストするために, 何かを印字し
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てみましょう. LPD システムで印字をするためには,
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てみましょう. LPD システムで印字をするためには,
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<tt/lpr/ コマンドを使います. このコマンドは, 印字する
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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name="lpr"> コマンドを使います. このコマンドは, 印字する
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ためのジョブを投入する働きをします.
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ためのジョブを投入する働きをします.
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<tt/lpr/ コマンドを 「<ref id="printing:testing"
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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name="lpr"> コマンドを 「<ref id="printing:testing"
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name="プリンタとの通信状況を調べる">」で紹介した,
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name="プリンタとの通信状況を調べる">」で紹介した,
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あるテスト用のテキストを生成してくれる <tt/lptest/
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あるテスト用のテキストを生成してくれる
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プログラムと一緒に使うこともできます.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
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name="lptest"> プログラムと一緒に使うこともできます.
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<bf> 簡単な LPD 設定をテストするために:</bf>
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<bf> 簡単な LPD 設定をテストするために:</bf>
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@ -1114,15 +1136,19 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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ここで, <it/printer-name/ は <tt>/etc/printcap</tt>
|
ここで, <it/printer-name/ は <tt>/etc/printcap</tt>
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||||||
で指定したプリンタ名 (もしくはその別名) です. デフォルト
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で指定したプリンタ名 (もしくはその別名) です. デフォルト
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||||||
のプリンタを使用する場合は, <tt/-P/ 引数を付けないで
|
のプリンタを使用する場合は, <tt/-P/ 引数を付けないで
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||||||
<tt/lpr/ を打ち込んでください. もう一度述べますが, ポス
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
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name="lpr"> を打ち込んでください. もう一度述べますが, ポス
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||||||
トスクリプトを期待しているプリンタをテストするならば,
|
トスクリプトを期待しているプリンタをテストするならば,
|
||||||
<tt/lptest/ を使う代わりに PostScript で書かれたプ
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
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name="lptest"> を使う代わりに PostScript で書かれたプ
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||||||
ログラムをプリンタに送ってください. プログラムを送るた
|
ログラムをプリンタに送ってください. プログラムを送るた
|
||||||
めには, プログラムをファイルに格納して, <tt/lpr
|
めには, プログラムをファイルに格納して, <tt/lpr
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||||||
<it/file// と打ち込みます.
|
<it/file// と打ち込みます.
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||||||
|
|
||||||
PostScript プリンタの場合, 送信したプログラムによ
|
PostScript プリンタの場合, 送信したプログラムによ
|
||||||
る結果が得られるでしょう. <tt/lptest/ を使った場合は,
|
る結果が得られるでしょう.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
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name="lptest"> を使った場合は,
|
||||||
以下のような結果が見られるでしょう.
|
以下のような結果が見られるでしょう.
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||||||
|
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -1135,7 +1161,9 @@ $%&'()*+,-./01234567
|
||||||
|
|
||||||
更にプリンタをテストしたい場合は, (言語ベースのプリン
|
更にプリンタをテストしたい場合は, (言語ベースのプリン
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||||||
タのための) もっと大きなプログラムを送信するか, 引数を
|
タのための) もっと大きなプログラムを送信するか, 引数を
|
||||||
変えて <tt/lptest/ を実行します. 例えば, <tt/lptest
|
変えて
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
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name="lptest"> を実行します. 例えば, <tt/lptest
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||||||
80 60/ で それぞれ80文字の行を60行生成します.
|
80 60/ で それぞれ80文字の行を60行生成します.
|
||||||
|
|
||||||
プリンタがうまく動かなかった場合は, 次の節, 「<ref
|
プリンタがうまく動かなかった場合は, 次の節, 「<ref
|
||||||
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@ -1145,7 +1173,8 @@ $%&'()*+,-./01234567
|
||||||
<sect3><heading>トラブルシューティング<label
|
<sect3><heading>トラブルシューティング<label
|
||||||
id="printing:troubleshooting"></heading>
|
id="printing:troubleshooting"></heading>
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||||||
|
|
||||||
<p> <tt/lptest/ を使った簡単なテストをおこなった結果, 正しい出
|
<p> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
|
name="lptest"> を使った簡単なテストをおこなった結果, 正しい出
|
||||||
力を得られずに, 以下に示すような出力が得られるかもしれ
|
力を得られずに, 以下に示すような出力が得られるかもしれ
|
||||||
ません.
|
ません.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
|
@ -1407,23 +1436,33 @@ rattan|line|diablo|lp|Diablo 630 Line Printer:\
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||||||
<p> この節では, FreeBSD で設定したプリンタを使う方法について説明
|
<p> この節では, FreeBSD で設定したプリンタを使う方法について説明
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||||||
します. ここでは, ユーザレベルでのコマンドを概説します.
|
します. ここでは, ユーザレベルでのコマンドを概説します.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
<tag/<tt/lpr//
|
<tag><htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"></tag>
|
||||||
印字をおこないます.
|
印字をおこないます.
|
||||||
|
|
||||||
<tag/<tt/lpq//
|
<tag><htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"></tag>
|
||||||
プリンタキューを調べます.
|
プリンタキューを調べます.
|
||||||
|
|
||||||
<tag/<tt/lprm//
|
<tag><htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
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name="lprm"></tag>
|
||||||
プリンタキューにあるジョブを削除します.
|
プリンタキューにあるジョブを削除します.
|
||||||
|
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
管理者用コマンド <tt/lpc/ もありますが, これは 「<ref
|
管理者用コマンド
|
||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> もありますが, これは 「<ref
|
||||||
id="printing:lpc" name="プリンタを管理する">」に記
|
id="printing:lpc" name="プリンタを管理する">」に記
|
||||||
します. このコマンドは, プリンタやそのキューの制御のために用い
|
します. このコマンドは, プリンタやそのキューの制御のために用い
|
||||||
られます.
|
られます.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/lpr/, <tt/lprm/, そして <tt/lpq/ の3コマンドは, 「<tt/-P/
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr">,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm">, そして
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> の3コマンドは, 「<tt/-P/
|
||||||
<it/printer-name/」オプションをとり, これによって,
|
<it/printer-name/」オプションをとり, これによって,
|
||||||
<tt>/etc/printcap</tt> のように操作の対象となるプリンタやキュー
|
<tt>/etc/printcap</tt> のように操作の対象となるプリンタやキュー
|
||||||
を指定します. これによって, 様々なプリンタに対してジョブを送る,
|
を指定します. これによって, 様々なプリンタに対してジョブを送る,
|
||||||
|
@ -1445,7 +1484,9 @@ rattan|line|diablo|lp|Diablo 630 Line Printer:\
|
||||||
<tt>lpr <it/filename.../</tt>
|
<tt>lpr <it/filename.../</tt>
|
||||||
</tscreen>
|
</tscreen>
|
||||||
これにより, 入力されたファイルのそれぞれをデフォルトのプリンタ
|
これにより, 入力されたファイルのそれぞれをデフォルトのプリンタ
|
||||||
から印字します. ファイル名が与えられなかった場合, <tt/lpr/
|
から印字します. ファイル名が与えられなかった場合,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr">
|
||||||
は標準入力から印字するデータを読み込みます. 例えば, 次のコマン
|
は標準入力から印字するデータを読み込みます. 例えば, 次のコマン
|
||||||
ドにより, ある重要なシステムファイルが印字されます.
|
ドにより, ある重要なシステムファイルが印字されます.
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -1460,11 +1501,13 @@ lpr /etc/host.conf /etc/hosts.equiv
|
||||||
<verb>
|
<verb>
|
||||||
ls -l | lpr -P rattan
|
ls -l | lpr -P rattan
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
上記の <tt/lpr/ コマンドではファイル名の指定がないので,
|
上記の <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマンドではファイル名の指定がないので,
|
||||||
<tt/lpr/ は標準入力から印字するデータ, この場合, <tt/ls -l/
|
<tt/lpr/ は標準入力から印字するデータ, この場合, <tt/ls -l/
|
||||||
コマンドの出力, を読み込みます.
|
コマンドの出力, を読み込みます.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/lpr/ コマンドでは, 出力の整形を制御したり, ファイル変換を
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマンドでは, 出力の整形を制御したり, ファイル変換を
|
||||||
適用したり, 複数部数のコピーを作成したり, などといた様々な幅広
|
適用したり, 複数部数のコピーを作成したり, などといた様々な幅広
|
||||||
いオプションを受け付けることもできます. 詳細については, 「<ref
|
いオプションを受け付けることもできます. 詳細については, 「<ref
|
||||||
id="printing:lpr:options" name="その他の印字オプション">」をご
|
id="printing:lpr:options" name="その他の印字オプション">」をご
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||||||
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@ -1473,14 +1516,17 @@ ls -l | lpr -P rattan
|
||||||
<sect1><heading>ジョブの処理状況を調べる<label id="printing:lpq">
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<sect1><heading>ジョブの処理状況を調べる<label id="printing:lpq">
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||||||
</heading>
|
</heading>
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||||||
|
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||||||
<p> <tt/lpr/ コマンドを使って印字をする場合, プリントしようと
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<p> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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||||||
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name="lpr"> コマンドを使って印字をする場合, プリントしようと
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||||||
するデータは<em/プリントジョブ/と呼ばれる箱に一緒に置かれ, こ
|
するデータは<em/プリントジョブ/と呼ばれる箱に一緒に置かれ, こ
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||||||
れが LPD スプーリングシステムに送られます. プリンタにはそれぞ
|
れが LPD スプーリングシステムに送られます. プリンタにはそれぞ
|
||||||
れ, ジョブ用のキューがあり, 送られてきたジョブはあなたや他のユー
|
れ, ジョブ用のキューがあり, 送られてきたジョブはあなたや他のユー
|
||||||
ザからの別のジョブと一緒にそのキューで並んで, 処理される順番を
|
ザからの別のジョブと一緒にそのキューで並んで, 処理される順番を
|
||||||
待ちます. プリンタは到着順にこれらのジョブの印字をおこないます.
|
待ちます. プリンタは到着順にこれらのジョブの印字をおこないます.
|
||||||
|
|
||||||
デフォルトプリンタのキューの状態を表示するには, <tt/lpq/ と入
|
デフォルトプリンタのキューの状態を表示するには,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> と入
|
||||||
力します. プリンタを指定するときは, <tt/-P/ オプションを使い
|
力します. プリンタを指定するときは, <tt/-P/ オプションを使い
|
||||||
ます. 例えば, 次のコマンド
|
ます. 例えば, 次のコマンド
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||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
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||||||
|
@ -1504,22 +1550,29 @@ active kelly 9 /etc/host.conf, /etc/hosts.equiv 88 bytes
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||||||
id="printing:lprm" name="ジョブの削除"> 」をご覧ください.
|
id="printing:lprm" name="ジョブの削除"> 」をご覧ください.
|
||||||
|
|
||||||
ジョブ番号9のジョブは2つのファイルを処理します. すなわち,
|
ジョブ番号9のジョブは2つのファイルを処理します. すなわち,
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||||||
<tt/lpr/ のコマンドラインに複数のファイル名が与えられたときは,
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> のコマンドラインに複数のファイル名が与えられたときは,
|
||||||
1つのジョブとして扱われるのです. このジョブは, 現在, アクティ
|
1つのジョブとして扱われるのです. このジョブは, 現在, アクティ
|
||||||
ブジョブ (「Rank」の欄の <tt/active/ という後に注目) になってい
|
ブジョブ (「Rank」の欄の <tt/active/ という後に注目) になってい
|
||||||
ます. これは, プリンタからそのジョブが現在印字されているはずで
|
ます. これは, プリンタからそのジョブが現在印字されているはずで
|
||||||
あることを意味しています. 2番目のジョブでは, <tt/lpr/ コマン
|
あることを意味しています. 2番目のジョブでは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマン
|
||||||
ドに標準入力からデータが与えられています. 3番目のジョブはユー
|
ドに標準入力からデータが与えられています. 3番目のジョブはユー
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||||||
ザ mary から与えられました. このジョブのサイズはとても大きくなっ
|
ザ mary から与えられました. このジョブのサイズはとても大きくなっ
|
||||||
ています. 彼女がプリントしようとしたファイルのパス名はここで表
|
ています. 彼女がプリントしようとしたファイルのパス名はここで表
|
||||||
示させるには長すぎるため, <tt/lpq/ コマンドはドットを3つだけ
|
示させるには長すぎるため,
|
||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> コマンドはドットを3つだけ
|
||||||
表示しています.
|
表示しています.
|
||||||
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||||||
<tt/lpq/ からの出力で一番最初の行もまた有益な情報を与えていま
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
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name="lpq"> からの出力で一番最初の行もまた有益な情報を与えていま
|
||||||
す. この行から, プリンタが現在何をしているか (あるいは, 少なく
|
す. この行から, プリンタが現在何をしているか (あるいは, 少なく
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||||||
とも LPD がプリンタがしていると思っていること) が分かります.
|
とも LPD がプリンタがしていると思っていること) が分かります.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/lpq/ コマンドは <tt/-l/ オプションもサポートしています. こ
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
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||||||
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name="lpq"> コマンドは <tt/-l/ オプションもサポートしています. こ
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||||||
れにより, 詳しい情報が表示されます. <tt/lpq -l/ の実行例を次
|
れにより, 詳しい情報が表示されます. <tt/lpq -l/ の実行例を次
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||||||
に示します.
|
に示します.
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||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -1540,13 +1593,17 @@ mary: 3rd [job 011rose]
|
||||||
id="printing:lprm"></heading>
|
id="printing:lprm"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 印字するようジョブを送った後で印字を中断したくなったときは,
|
<p> 印字するようジョブを送った後で印字を中断したくなったときは,
|
||||||
<tt/lprm/ コマンドで, キューの中からそのジョブを削除することが
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
できます. 大抵の場合, アクティブジョブでさえも <tt/lprm/ を使っ
|
name="lprm"> コマンドで, キューの中からそのジョブを削除することが
|
||||||
|
できます. 大抵の場合, アクティブジョブでさえも
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> を使っ
|
||||||
て削除することができますが, そのジョブの一部またはすべてが印字さ
|
て削除することができますが, そのジョブの一部またはすべてが印字さ
|
||||||
れてしまうかもしれません.
|
れてしまうかもしれません.
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||||||
|
|
||||||
デフォルトプリンタへのジョブを削除するためには, 最初に,
|
デフォルトプリンタへのジョブを削除するためには, 最初に,
|
||||||
<tt/lpq/ を使ってそのジョブ番号を調べます. すなわち, それから,
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> を使ってそのジョブ番号を調べます. すなわち, それから,
|
||||||
次のように入力して, ジョブを削除します.
|
次のように入力して, ジョブを削除します.
|
||||||
<tscreen>
|
<tscreen>
|
||||||
<tt/lprm <it/job-number//
|
<tt/lprm <it/job-number//
|
||||||
|
@ -1557,7 +1614,8 @@ mary: 3rd [job 011rose]
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
lprm -P bamboo 10
|
lprm -P bamboo 10
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
<tt/lprm/ コマンドには略記法がいくつかあります.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> コマンドには略記法がいくつかあります.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
<tag/lprm -/
|
<tag/lprm -/
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||||||
|
|
||||||
|
@ -1574,7 +1632,9 @@ lprm -P bamboo 10
|
||||||
<tag/lprm/
|
<tag/lprm/
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||||||
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|
||||||
ジョブ番号もユーザ名もシンボル「<tt/-/」も指定されない
|
ジョブ番号もユーザ名もシンボル「<tt/-/」も指定されない
|
||||||
ときは, <tt/lprm/ は現在のアクティブジョブを, そのジョ
|
ときは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> は現在のアクティブジョブを, そのジョ
|
||||||
ブを送ったのがあなた自身であるときに限り, デフォルトプ
|
ブを送ったのがあなた自身であるときに限り, デフォルトプ
|
||||||
リンタから削除します. ただし, スーパユーザは任意のア
|
リンタから削除します. ただし, スーパユーザは任意のア
|
||||||
クティブジョブを削除することができます.
|
クティブジョブを削除することができます.
|
||||||
|
@ -1590,7 +1650,9 @@ lprm -P rattan -
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
|
|
||||||
<em/注意:/ ネットワーク環境で作業をしている場合, あるホストか
|
<em/注意:/ ネットワーク環境で作業をしている場合, あるホストか
|
||||||
ら送られたプリンタジョブは, これを送ったホストで <tt/lprm/ を
|
ら送られたプリンタジョブは, これを送ったホストで
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> を
|
||||||
使った場合に限って, これを削除することができます. 他のホストで
|
使った場合に限って, これを削除することができます. 他のホストで
|
||||||
同じプリンタを使えたとしても, このジョブを削除することはできま
|
同じプリンタを使えたとしても, このジョブを削除することはできま
|
||||||
せん. 次の例では, 他ホストからジョブを削除することを試みていま
|
せん. 次の例では, 他ホストからジョブを削除することを試みていま
|
||||||
|
@ -1614,7 +1676,8 @@ rose%
|
||||||
<sect1><heading>その他の印字オプション
|
<sect1><heading>その他の印字オプション
|
||||||
<label id="printing:lpr:options"></heading>
|
<label id="printing:lpr:options"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> <tt/lpr/ コマンドには, テキストの整形や, 図や他のファイル形
|
<p> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマンドには, テキストの整形や, 図や他のファイル形
|
||||||
式の変換, 複数部コピーの生成, ジョブの扱いなどをを制御すること
|
式の変換, 複数部コピーの生成, ジョブの扱いなどをを制御すること
|
||||||
ができます. この節では, これに関するオプションについて記してい
|
ができます. この節では, これに関するオプションについて記してい
|
||||||
ます.
|
ます.
|
||||||
|
@ -1622,9 +1685,12 @@ rose%
|
||||||
<sect2><heading> 整形と変換に関するオプション <label
|
<sect2><heading> 整形と変換に関するオプション <label
|
||||||
id="printing:lpr:options:format"></heading>
|
id="printing:lpr:options:format"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 以下の <tt/lpr/ 用のオプションはジョブにおけるファイルの
|
<p> 以下の <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> 用のオプションはジョブにおけるファイルの
|
||||||
整形の制御に関するものです. このオプションは, ジョブにプレイン
|
整形の制御に関するものです. このオプションは, ジョブにプレイン
|
||||||
テキストが含まれない場合や <tt/pr/ ユーティリティを使ってプレイ
|
テキストが含まれない場合や
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pr"
|
||||||
|
name="pr"> ユーティリティを使ってプレイ
|
||||||
ンテキストを整形する場合に用いてください.
|
ンテキストを整形する場合に用いてください.
|
||||||
|
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1674,8 +1740,12 @@ lpr -P bamboo -d fish-report.dvi
|
||||||
|
|
||||||
<tag/-p/
|
<tag/-p/
|
||||||
|
|
||||||
印字する前に <tt/pr/ によってプレインテキストを整形し
|
印字する前に
|
||||||
ます. 詳細については pr(1) をご覧ください.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pr"
|
||||||
|
name="pr"> によってプレインテキストを整形し
|
||||||
|
ます. 詳細については
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pr(1)"
|
||||||
|
name="pr(1)"> をご覧ください.
|
||||||
|
|
||||||
<tag/<tt/-T <it/title///
|
<tag/<tt/-T <it/title///
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1689,23 +1759,36 @@ lpr -P bamboo -d fish-report.dvi
|
||||||
|
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
次の例では, <tt/ls/ のマニュアルを美しく整形したものをデフォ
|
次の例では,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?ls"
|
||||||
|
name="ls"> のマニュアルを美しく整形したものをデフォ
|
||||||
ルトプリンタで印字しています.
|
ルトプリンタで印字しています.
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
zcat /usr/share/man/man1/ls.1.gz | troff -t -man | lpr -t
|
zcat /usr/share/man/man1/ls.1.gz | troff -t -man | lpr -t
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
<tt/zcat/ コマンドで <tt/ls/ のマニュアルのソースファイルの圧
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?zcat"
|
||||||
縮を復元し, これを <tt/troff/ コマンドに渡しています. これによ
|
name="zcat"> コマンドで
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?ls"
|
||||||
|
name="ls"> のマニュアルのソースファイルの圧
|
||||||
|
縮を復元し, これを
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?troff"
|
||||||
|
name="troff"> コマンドに渡しています. これによ
|
||||||
り, ソースファイルが整形され, GNU troff の形式となります. そ
|
り, ソースファイルが整形され, GNU troff の形式となります. そ
|
||||||
の結果は <tt/lpr/ に渡され, LPD スプーラへジョブの要求が発せ
|
の結果は
|
||||||
られます. <tt/lpr/ には <tt/-t/ オプションが使われているため,
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> に渡され, LPD スプーラへジョブの要求が発せ
|
||||||
|
られます.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> には <tt/-t/ オプションが使われているため,
|
||||||
スプーラにて, GNU troff の形式からジョブを印字したときにデフォ
|
スプーラにて, GNU troff の形式からジョブを印字したときにデフォ
|
||||||
ルトプリントが解釈できる形式へと変換されます.
|
ルトプリントが解釈できる形式へと変換されます.
|
||||||
|
|
||||||
<sect2><heading> ジョブに関するオプション <label
|
<sect2><heading> ジョブに関するオプション <label
|
||||||
id="printing:lpr:options:job-handling"></heading>
|
id="printing:lpr:options:job-handling"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 以下のオプションは, <tt/lpr/ によって, そのジョブを特殊
|
<p> 以下のオプションは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> によって, そのジョブを特殊
|
||||||
な扱いにするよう LPD に指示するためのものである.
|
な扱いにするよう LPD に指示するためのものである.
|
||||||
|
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
|
@ -1768,7 +1851,9 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
id="printing:lpr:options:misc"></heading>
|
id="printing:lpr:options:misc"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 以下のオプションにより, ジョブのヘッダページに通常印字さ
|
<p> 以下のオプションにより, ジョブのヘッダページに通常印字さ
|
||||||
れるテキストを <tt/lpr/ に調整させることができます. 対象のプリ
|
れるテキストを
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> に調整させることができます. 対象のプリ
|
||||||
ンタからヘッダページが出力されない場合は, これらのオプションは
|
ンタからヘッダページが出力されない場合は, これらのオプションは
|
||||||
何の効力も持ちません. ヘッダページの設定に関する情報については,
|
何の効力も持ちません. ヘッダページの設定に関する情報については,
|
||||||
「<ref name="ヘッダページ"
|
「<ref name="ヘッダページ"
|
||||||
|
@ -1801,9 +1886,12 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
id="printing:lpc"></heading>
|
id="printing:lpc"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> プリンタの管理者として, プリンタの設置, 設定, そして, それ
|
<p> プリンタの管理者として, プリンタの設置, 設定, そして, それ
|
||||||
らのテストをおこなう必要がありました. <tt/lpc/ コマンドにより,
|
らのテストをおこなう必要がありました.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドにより,
|
||||||
これまでとは別な管理方法がプリンタと対話的におこなわれます.
|
これまでとは別な管理方法がプリンタと対話的におこなわれます.
|
||||||
<tt/lpc/ により, 次のことが可能となります.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> により, 次のことが可能となります.
|
||||||
|
|
||||||
<itemize>
|
<itemize>
|
||||||
<item> プリンタの起動, 停止をおこなう.
|
<item> プリンタの起動, 停止をおこなう.
|
||||||
|
@ -1827,12 +1915,18 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
る/状態にすることは可能です. この場合は, キューが空になるまで,
|
る/状態にすることは可能です. この場合は, キューが空になるまで,
|
||||||
キュー内のジョブの印字が続けられます.
|
キュー内のジョブの印字が続けられます.
|
||||||
|
|
||||||
一般的に, <tt/lpc/ コマンドを使用するには root の権限を持って
|
一般的に,
|
||||||
いる必要があります. 一般のユーザも <tt/lpc/ コマンドを使うこと
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドを使用するには root の権限を持って
|
||||||
|
いる必要があります. 一般のユーザも
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドを使うこと
|
||||||
はできますが, プリンタの状態を取得することとハングしたプリンタ
|
はできますが, プリンタの状態を取得することとハングしたプリンタ
|
||||||
を再スタートすることだけに使用が制限されています.
|
を再スタートすることだけに使用が制限されています.
|
||||||
|
|
||||||
以下に, <tt/lpc/ コマンドに関する説明の要約を述べます. ほとん
|
以下に,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドに関する説明の要約を述べます. ほとん
|
||||||
どのコマンドでは, 操作対象となるプリンタを指定するため
|
どのコマンドでは, 操作対象となるプリンタを指定するため
|
||||||
<it/printer-name/ 引数を与えます. <it/printer-name/ の代わり
|
<it/printer-name/ 引数を与えます. <it/printer-name/ の代わり
|
||||||
に <tt/all/ が与えられると, 操作は <tt>/etc/printcap</tt> 内に
|
に <tt/all/ が与えられると, 操作は <tt>/etc/printcap</tt> 内に
|
||||||
|
@ -1873,7 +1967,9 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
|
|
||||||
プリンタをダウンさせます. これは, <tt/disable/ をおこなっ
|
プリンタをダウンさせます. これは, <tt/disable/ をおこなっ
|
||||||
た後で, <tt/stop/ をおこなった場合と等価になります.
|
た後で, <tt/stop/ をおこなった場合と等価になります.
|
||||||
<it/message/ は, ユーザが <tt/lpq/ コマンドでプリンタ
|
<it/message/ は, ユーザが
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> コマンドでプリンタ
|
||||||
のキューの状態を調べたり, <tt/lpc status/ でプリンタの
|
のキューの状態を調べたり, <tt/lpc status/ でプリンタの
|
||||||
状態を調べたときに, プリンタの状況として表示されるメッ
|
状態を調べたときに, プリンタの状況として表示されるメッ
|
||||||
セージです.
|
セージです.
|
||||||
|
@ -1927,8 +2023,12 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
たことと等しくなります.
|
たことと等しくなります.
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
コマンドラインから上記のコマンドを入力すると, <tt/lpc/ はこれ
|
コマンドラインから上記のコマンドを入力すると,
|
||||||
を受け付けます. コマンドが入力されなかった場合は, <tt/lpc/ は
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
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||||||
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name="lpc"> はこれ
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||||||
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を受け付けます. コマンドが入力されなかった場合は,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
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||||||
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name="lpc"> は
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||||||
対話モードに入り, <tt/exit/, <tt/quit/, または, ファイル終端
|
対話モードに入り, <tt/exit/, <tt/quit/, または, ファイル終端
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||||||
文字が入力されるまでコマンドの入力ができます.
|
文字が入力されるまでコマンドの入力ができます.
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||||||
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||||||
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@ -2056,7 +2156,9 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
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||||||
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||||||
LPD が起動するフィルタと, その引数が何であるかは,
|
LPD が起動するフィルタと, その引数が何であるかは,
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||||||
<tt>/etc/printcap</tt> ファイルの内容と, ジョブの起動時に
|
<tt>/etc/printcap</tt> ファイルの内容と, ジョブの起動時に
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||||||
ユーザが指定した <tt/lpr/ コマンドの引数に依存しています. 例え
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ユーザが指定した
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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||||||
|
name="lpr"> コマンドの引数に依存しています. 例え
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||||||
ば, ユーザが <tt/lpr -t/ と入力した場合は, LPD は出力先のプリ
|
ば, ユーザが <tt/lpr -t/ と入力した場合は, LPD は出力先のプリ
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||||||
ンタ用の <tt/tf/ 項目で指定されている troff 用のフィルタを起動
|
ンタ用の <tt/tf/ 項目で指定されている troff 用のフィルタを起動
|
||||||
させるでしょう. ユーザがプレインテキストの印字を指示したときは,
|
させるでしょう. ユーザがプレインテキストの印字を指示したときは,
|
||||||
|
@ -2277,7 +2379,8 @@ fi
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||||||
です. テキストから PostScript へ変換するのには, お好みのどんなプロ
|
です. テキストから PostScript へ変換するのには, お好みのどんなプロ
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||||||
グラムでも使うことができます. FreeBSD の ポート集 (「<ref
|
グラムでも使うことができます. FreeBSD の ポート集 (「<ref
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||||||
id="ports" name="ポートコレクション">」を参照してください) には,
|
id="ports" name="ポートコレクション">」を参照してください) には,
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||||||
<tt/a2ps/ と呼ばれるテキストから PostScript に変換するプログラムが
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=a2ps"
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||||||
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name="a2ps"> と呼ばれるテキストから PostScript に変換するプログラムが
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||||||
入っています.
|
入っています.
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||||||
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||||||
<em/訳注:/ 上記スクリプトでは, 先頭の行を読み込むために read
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<em/訳注:/ 上記スクリプトでは, 先頭の行を読み込むために read
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||||||
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@ -2323,7 +2426,9 @@ fi
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||||||
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||||||
次の例のスクリプトは, Hewlett Packard DeskJet 500 プリンタ用
|
次の例のスクリプトは, Hewlett Packard DeskJet 500 プリンタ用
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||||||
のテキストフィルタです. 他のプリンタで用いるときは,
|
のテキストフィルタです. 他のプリンタで用いるときは,
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||||||
<tt/-sDEVICE/ 引数を <tt/gs/ (Ghostscript) コマンドに変えてくだ
|
<tt/-sDEVICE/ 引数を
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=gs"
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||||||
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name="gs"> (Ghostscript) コマンドに変えてくだ
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||||||
さい. (<tt/gs -h/ と入力すると, 現在インストールされている
|
さい. (<tt/gs -h/ と入力すると, 現在インストールされている
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||||||
Ghostscript でサポートされているデバイスのリストが得られます).
|
Ghostscript でサポートされているデバイスのリストが得られます).
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||||||
<code>
|
<code>
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||||||
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@ -2506,7 +2611,9 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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||||||
#
|
#
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||||||
exec /usr/local/bin/dvips -f | /usr/local/libexec/lprps "$@"
|
exec /usr/local/bin/dvips -f | /usr/local/libexec/lprps "$@"
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||||||
</code>
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</code>
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||||||
このスクリプトでは, <tt/dvips/ をフィルタモード (引数
|
このスクリプトでは,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvips"
|
||||||
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name="dvips"> をフィルタモード (引数
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||||||
<tt/-f/) で, 標準入力上で起動しています. 標準入力は印字
|
<tt/-f/) で, 標準入力上で起動しています. 標準入力は印字
|
||||||
するジョブです. それから, PostScript プリンタ用フィ
|
するジョブです. それから, PostScript プリンタ用フィ
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||||||
ルタ <tt/lprps/ (これについては「<ref
|
ルタ <tt/lprps/ (これについては「<ref
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||||||
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@ -2619,21 +2726,29 @@ exit 2
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||||||
めに, DVI から LaserJet/PCL への変換プログラムが必要
|
めに, DVI から LaserJet/PCL への変換プログラムが必要
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||||||
です. FreeBSD のポート集 (「<ref id="ports" name="ポー
|
です. FreeBSD のポート集 (「<ref id="ports" name="ポー
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||||||
トコレクション">」を参照してください) には, それがあ
|
トコレクション">」を参照してください) には, それがあ
|
||||||
ります. <tt/dvi2xx/ というのがそのパッケージの名前で
|
ります.
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvi2xx"
|
||||||
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name="dvi2xx"> というのがそのパッケージの名前で
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||||||
す. これをインストールすると, 必要なプログラム
|
す. これをインストールすると, 必要なプログラム
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||||||
<tt/dvilj2p/ が使えます. このプログラムは DVI を
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
|
||||||
|
name="dvilj2p"> が使えます. このプログラムは DVI を
|
||||||
LaserJet IIp, LaserJet III, そして LaserJet 2000 の互
|
LaserJet IIp, LaserJet III, そして LaserJet 2000 の互
|
||||||
換コードへ変換してくれます.
|
換コードへ変換してくれます.
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||||||
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|
||||||
<tt/dvilj2p/ はフィルタ <tt/hpdf/ を極めて複雑にしてい
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
|
||||||
ます. なぜなら, <tt/dvilj2p/ は標準入力からデータを読
|
name="dvilj2p"> はフィルタ <tt/hpdf/ を極めて複雑にしてい
|
||||||
|
ます. なぜなら,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
|
||||||
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name="dvilj2p"> は標準入力からデータを読
|
||||||
み込むことができないからです. このプログラムを働かせる
|
み込むことができないからです. このプログラムを働かせる
|
||||||
ためには, ファイル名が必要です. もっと悪いことに, ファ
|
ためには, ファイル名が必要です. もっと悪いことに, ファ
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||||||
イル名は <tt/.dvi/ で終わっている必要があり, 標準入力
|
イル名は <tt/.dvi/ で終わっている必要があり, 標準入力
|
||||||
の代わりに, <tt>/dev/fd/0</tt> を使うのは問題がありま
|
の代わりに, <tt>/dev/fd/0</tt> を使うのは問題がありま
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||||||
す. この問題は, (<tt/.dvi/ で終わる) 一時的なファイル名
|
す. この問題は, (<tt/.dvi/ で終わる) 一時的なファイル名
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||||||
から<tt>/dev/fd/0</tt> に (シンボリックな) リンクを張る
|
から<tt>/dev/fd/0</tt> に (シンボリックな) リンクを張る
|
||||||
ことで回避することができます. これで, <tt/dvilj2p/ に
|
ことで回避することができます. これで,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
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||||||
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name="dvilj2p"> に
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||||||
強制的に標準入力からデータを読み込ませることができます.
|
強制的に標準入力からデータを読み込ませることができます.
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||||||
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||||||
もう1つの問題は, 一時的なリンクを張るために /tmp ディ
|
もう1つの問題は, 一時的なリンクを張るために /tmp ディ
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||||||
|
@ -2724,7 +2839,9 @@ exit 0
|
||||||
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|
||||||
<p> ここまでに述べてきたフィルタによって, 印字環境の能率が
|
<p> ここまでに述べてきたフィルタによって, 印字環境の能率が
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||||||
上がったことと思います. しかし, これはどのフィルタを使
|
上がったことと思います. しかし, これはどのフィルタを使
|
||||||
うかを (<tt/lpr/ のコマンドライン上で) ユーザが指定しな
|
うかを (
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||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> のコマンドライン上で) ユーザが指定しな
|
||||||
くてはならないという代価を支払って実現されています. コ
|
くてはならないという代価を支払って実現されています. コ
|
||||||
ンピュータの事情にあまり詳しくないユーザにとって, フィ
|
ンピュータの事情にあまり詳しくないユーザにとって, フィ
|
||||||
ルタのオプションを指定させられるということはいらいらさ
|
ルタのオプションを指定させられるということはいらいらさ
|
||||||
|
@ -2744,7 +2861,9 @@ exit 0
|
||||||
ては, 変換フィルタを提供するだけで済ますこともできるの
|
ては, 変換フィルタを提供するだけで済ますこともできるの
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||||||
です.
|
です.
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||||||
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|
||||||
FreeBSD のポート集には, <tt/apsfilter/ と呼ばれる自
|
FreeBSD のポート集には,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=apsfilter"
|
||||||
|
name="apsfilter"> と呼ばれる自
|
||||||
動変換をおこなうテキストフィルタがあります. このフィルタは
|
動変換をおこなうテキストフィルタがあります. このフィルタは
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||||||
プレインテキスト, PostScript, DVI ファイルを検
|
プレインテキスト, PostScript, DVI ファイルを検
|
||||||
出し, 適当な変換をおこなった後, データを印字することができ
|
出し, 適当な変換をおこなった後, データを印字することができ
|
||||||
|
@ -2967,7 +3086,9 @@ teak|hp|laserjet|Hewlett Packard LaserJet 3Si:\
|
||||||
のジョブ毎にヘッダページが印字されます. もし, ユーザが印字物を
|
のジョブ毎にヘッダページが印字されます. もし, ユーザが印字物を
|
||||||
探すのに時間を費やしたいと思うなら, <tt/lpr -h/ によってジョ
|
探すのに時間を費やしたいと思うなら, <tt/lpr -h/ によってジョ
|
||||||
ブを入力することで, ヘッダページの印字を止めることができます.
|
ブを入力することで, ヘッダページの印字を止めることができます.
|
||||||
これ以外の <tt/lpr/ のオプションについては, 「<ref
|
これ以外の
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||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> のオプションについては, 「<ref
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||||||
id="printing:lpr:options:misc" name="ヘッダページ用オプション">」
|
id="printing:lpr:options:misc" name="ヘッダページ用オプション">」
|
||||||
をご覧ください.
|
をご覧ください.
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||||||
|
|
||||||
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@ -3545,7 +3666,9 @@ exec /usr/libexec/lpr/lpf "$@" | /usr/local/libexec/netprint scrivener 5100
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||||||
|
|
||||||
複数部のコピーの印字によってプリンタが必要以上に消耗してしまう
|
複数部のコピーの印字によってプリンタが必要以上に消耗してしまう
|
||||||
と感じるならば, <tt>/etc/printcap</tt> ファイルに <tt/sc/ 項
|
と感じるならば, <tt>/etc/printcap</tt> ファイルに <tt/sc/ 項
|
||||||
目を加えてください. これにより, <tt/-#/ オプションの使用
|
目を加えてください. これにより,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> の <tt/-#/ オプションの使用
|
||||||
が禁止されます. このオプションが指定されているにも関らず,
|
が禁止されます. このオプションが指定されているにも関らず,
|
||||||
<tt/-#/ オプションを使うと, 次のようなメッセージが表示され,
|
<tt/-#/ オプションを使うと, 次のようなメッセージが表示され,
|
||||||
このオプションの利用できない旨を伝えます.
|
このオプションの利用できない旨を伝えます.
|
||||||
|
@ -3604,7 +3727,9 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
|
||||||
:lp=:rm=rose:rp=bamboo:sd=/var/spool/lpd/bamboo:sc:
|
:lp=:rm=rose:rp=bamboo:sd=/var/spool/lpd/bamboo:sc:
|
||||||
</code>
|
</code>
|
||||||
<tt/sc/ 項目を指定することにより, <tt/lpr -#/ の使用を防
|
<tt/sc/ 項目を指定することにより, <tt/lpr -#/ の使用を防
|
||||||
ぐことができます. しかし, この状態では <tt/lpr/ を複数回起動し
|
ぐことができます. しかし, この状態では
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> を複数回起動し
|
||||||
たり, 1回のジョブで次のように同じファイルを複数個指定すること
|
たり, 1回のジョブで次のように同じファイルを複数個指定すること
|
||||||
を防ぐまでには至っていません.
|
を防ぐまでには至っていません.
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -3755,8 +3880,14 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
|
||||||
|
|
||||||
これらのファイルの形式は単純です. 各行にホストの名前を
|
これらのファイルの形式は単純です. 各行にホストの名前を
|
||||||
1つずつ書いていきます. ファイル
|
1つずつ書いていきます. ファイル
|
||||||
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の方は ruserok(3) プロトコル
|
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の方は
|
||||||
でも利用され, <tt/rsh/ や <tt/rcp/ といったプログラム
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?ruserok(3)"
|
||||||
|
name="ruserok(3)"> プロトコル
|
||||||
|
でも利用され,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?rsh"
|
||||||
|
name="rsh"> や
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?rcp"
|
||||||
|
name="rcp"> といったプログラム
|
||||||
の動作に影響するので注意が必要です.
|
の動作に影響するので注意が必要です.
|
||||||
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の記述は慎重におこないましょう.
|
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の記述は慎重におこないましょう.
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -3908,7 +4039,9 @@ echo 6144 > /var/spool/lpd/bamboo/minfree
|
||||||
設定できるように, 2個のプログラムを添付しています. そ
|
設定できるように, 2個のプログラムを添付しています. そ
|
||||||
の内の1つはテキストフィルタ <tt/lpf/ で, これについて
|
の内の1つはテキストフィルタ <tt/lpf/ で, これについて
|
||||||
は, 「<ref id="printing:advanced:lpf" name="テキストフィ
|
は, 「<ref id="printing:advanced:lpf" name="テキストフィ
|
||||||
ルタ lpf">」をご覧ください. もう1つは, <tt/pac/ で,
|
ルタ lpf">」をご覧ください. もう1つは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> で,
|
||||||
これはプリンタの課金データファイルからのエントリを集め,
|
これはプリンタの課金データファイルからのエントリを集め,
|
||||||
これを合計するプログラムです.
|
これを合計するプログラムです.
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -3946,7 +4079,9 @@ echo 6144 > /var/spool/lpd/bamboo/minfree
|
||||||
す.
|
す.
|
||||||
|
|
||||||
プリンタの利用に対してユーザに課金する準備ができたら,
|
プリンタの利用に対してユーザに課金する準備ができたら,
|
||||||
スプーリングディレクトリに移動した後, <tt/pac/ と入力
|
スプーリングディレクトリに移動した後,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> と入力
|
||||||
してください. 次のような, ドル中心主義の課金リストが表
|
してください. 次のような, ドル中心主義の課金リストが表
|
||||||
示されます(訳注:ドル中心主義という表現は, 表示がドルで
|
示されます(訳注:ドル中心主義という表現は, 表示がドルで
|
||||||
出ることへの著者の皮肉でしょう. セントがあるので小数点
|
出ることへの著者の皮肉でしょう. セントがあるので小数点
|
||||||
|
@ -3963,7 +4098,8 @@ rose:root 26.00 12 $ 0.52
|
||||||
|
|
||||||
total 337.00 154 $ 6.74
|
total 337.00 154 $ 6.74
|
||||||
</code>
|
</code>
|
||||||
<tt/pac/ が受け付ける引数には次のようなものがあります.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> が受け付ける引数には次のようなものがあります.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
<tag/<tt/-P<it/printer///
|
<tag/<tt/-P<it/printer///
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -4006,7 +4142,8 @@ total 337.00 154 $ 6.74
|
||||||
ユーザ <it/names/ に対する課金情報のみを表示します.
|
ユーザ <it/names/ に対する課金情報のみを表示します.
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
<tt/pac/ が生成するデフォルトのリストには, 各ホストのユーザ別
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> が生成するデフォルトのリストには, 各ホストのユーザ別
|
||||||
に印字ページ数が表示されます. (ユーザがサイト内のすべてのホスト
|
に印字ページ数が表示されます. (ユーザがサイト内のすべてのホスト
|
||||||
を使用できるため) ホスト名の情報が意味を持たない場合,
|
を使用できるため) ホスト名の情報が意味を持たない場合,
|
||||||
<tt/pac -m/ を実行してください. 次のようなリストが得られます.
|
<tt/pac -m/ を実行してください. 次のようなリストが得られます.
|
||||||
|
@ -4021,11 +4158,15 @@ zhang 9.00 1 $ 0.18
|
||||||
|
|
||||||
total 337.00 154 $ 6.74
|
total 337.00 154 $ 6.74
|
||||||
</code>
|
</code>
|
||||||
課金額を決めるために, <tt/pac/ は <tt>/etc/printcap</tt> ファ
|
課金額を決めるために,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> は <tt>/etc/printcap</tt> ファ
|
||||||
イルの <tt/pc/ 項目で指定された値 (デフォルト値は200, すなわち1
|
イルの <tt/pc/ 項目で指定された値 (デフォルト値は200, すなわち1
|
||||||
ページ当たり2セント) を使います. この項目で, 印字物に課金したい
|
ページ当たり2セント) を使います. この項目で, 印字物に課金したい
|
||||||
と思う1ページ当たり, または, 1フィート当たりの価格を100分の1セ
|
と思う1ページ当たり, または, 1フィート当たりの価格を100分の1セ
|
||||||
ント単位で指定します. <tt/pac/ を <tt/-p/ オプション付きで起動
|
ント単位で指定します.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> を <tt/-p/ オプション付きで起動
|
||||||
すると, この値を置き換えることができます. この <tt/-p/ オプショ
|
すると, この値を置き換えることができます. この <tt/-p/ オプショ
|
||||||
ンで指定する額の単位は, 100分の1セント単位ではなく, ドル単位で
|
ンで指定する額の単位は, 100分の1セント単位ではなく, ドル単位で
|
||||||
す. 例えば, 次の指定では, 1ページ当たりの単価が1ドル50セントに
|
す. 例えば, 次の指定では, 1ページ当たりの単価が1ドル50セントに
|
||||||
|
@ -4038,7 +4179,9 @@ pac -p1.50
|
||||||
最後に, <tt/pac -s/ を起動すると, 課金情報は課金データ累計ファ
|
最後に, <tt/pac -s/ を起動すると, 課金情報は課金データ累計ファ
|
||||||
イルに保存されます. このファイルの名前は, プリンタの課金データ
|
イルに保存されます. このファイルの名前は, プリンタの課金データ
|
||||||
ファイルの後ろに <tt/_sum/ を付けたものとなります. そして, 課
|
ファイルの後ろに <tt/_sum/ を付けたものとなります. そして, 課
|
||||||
金データファイルは削除されます. 次に <tt/pac/ が起動されると,
|
金データファイルは削除されます. 次に
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> が起動されると,
|
||||||
その時点までの累計金額を得るために, 課金データ累計ファイルが読
|
その時点までの累計金額を得るために, 課金データ累計ファイルが読
|
||||||
み込まれ, 通常の課金データファイルからの情報に加算されます.
|
み込まれ, 通常の課金データファイルからの情報に加算されます.
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -4068,7 +4211,11 @@ pac -p1.50
|
||||||
よいのでしょうか.
|
よいのでしょうか.
|
||||||
|
|
||||||
まず, DVI から LaserJet, または, DVI から PostScript
|
まず, DVI から LaserJet, または, DVI から PostScript
|
||||||
への変換の場合, フィルタが <tt/dvilj/ や <tt/dvips/ の
|
への変換の場合, フィルタが
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj"
|
||||||
|
name="dvilj"> や
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvips"
|
||||||
|
name="dvips"> の
|
||||||
出力メッセージを解析することで, 何ページ分の変換がおこなわ
|
出力メッセージを解析することで, 何ページ分の変換がおこなわ
|
||||||
れたかを知ることができます. 他のファイル形式とその変換
|
れたかを知ることができます. 他のファイル形式とその変換
|
||||||
プログラムに関しても, 同様のことができるかもしれません.
|
プログラムに関しても, 同様のことができるかもしれません.
|
||||||
|
|
|
@ -1,6 +1,6 @@
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<!-- $Id: printing.sgml,v 1.11 1997-09-13 20:22:42 max Exp $ -->
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<!-- $Id: printing.sgml,v 1.12 1997-10-13 15:26:05 max Exp $ -->
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||||||
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.19 -->
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<!-- Original revision: 1.21 -->
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<!-- This is an SGML document in the linuxdoc DTD describing
|
<!-- This is an SGML document in the linuxdoc DTD describing
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||||||
Printing with FreeBSD. By Sean Kelly, 1995.
|
Printing with FreeBSD. By Sean Kelly, 1995.
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@ -390,7 +390,8 @@ lpt0 at 0x378-0x37f on isa
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<bf> <tt>/dev</tt> エントリにポートを加えるために</bf>
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<bf> <tt>/dev</tt> エントリにポートを加えるために</bf>
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<enum>
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<enum>
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||||||
<item> <tt/su/ コマンドで root になります. suコマンド
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?su"
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||||||
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name="su"> コマンドで root になります. suコマンド
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||||||
でパスワードを聞かれたら, ルート用のパスワードを入力し
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でパスワードを聞かれたら, ルート用のパスワードを入力し
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ます.
|
ます.
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||||||
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||||||
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@ -439,7 +440,9 @@ cd /dev
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ラインを一つ消費します. うまく機能するものをお使いください.
|
ラインを一つ消費します. うまく機能するものをお使いください.
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||||||
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||||||
通信モードを設定するためには2つの方法があります. 1つはカー
|
通信モードを設定するためには2つの方法があります. 1つはカー
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||||||
ネルを変更することで, もう一つは <tt/lptcontrol/ プログ
|
ネルを変更することで, もう一つは
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptcontrol"
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||||||
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name="lptcontrol"> プログ
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||||||
ラムを使用する方法です.
|
ラムを使用する方法です.
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||||||
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@ -477,7 +480,8 @@ cd /dev
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||||||
してください.
|
してください.
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</enum>
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</enum>
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||||||
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||||||
<bf> <tt/lptcontrol/で通信モードを設定する場合 </bf>
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<bf> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptcontrol"
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||||||
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name="lptcontrol"> で通信モードを設定する場合 </bf>
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||||||
<itemize>
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<itemize>
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||||||
<item>
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<item>
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||||||
<tt/lpt<it/N// をイベント駆動方式に設定する場合は,
|
<tt/lpt<it/N// をイベント駆動方式に設定する場合は,
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||||||
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@ -495,8 +499,9 @@ cd /dev
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||||||
</itemize>
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</itemize>
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||||||
これらのコマンドを <tt>/etc/rc.local</tt> ファイルに追加
|
これらのコマンドを <tt>/etc/rc.local</tt> ファイルに追加
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||||||
しておくと, システムをブートする度に通信モードを設定する
|
しておくと, システムをブートする度に通信モードを設定する
|
||||||
ことができます. 詳細については, lptcontrol(8) をご覧くだ
|
ことができます. 詳細については,
|
||||||
さい.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptcontrol(8)"
|
||||||
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name="lptcontrol(8)"> をご覧ください.
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||||||
<sect3><heading> プリンタとの通信状況を調べる <label
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<sect3><heading> プリンタとの通信状況を調べる <label
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id="printing:testing"></heading>
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id="printing:testing"></heading>
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||||||
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@ -509,7 +514,8 @@ cd /dev
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||||||
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プリンタをテストするためには, プリンタに何かのテキストを送
|
プリンタをテストするためには, プリンタに何かのテキストを送
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||||||
信してみます. 送信した文字をすぐに印字してくれるプリンタに
|
信してみます. 送信した文字をすぐに印字してくれるプリンタに
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||||||
は, <tt/lptest/コマンドを使うと有用です. このコマンドは印
|
は, <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
|
name="lptest"> コマンドを使うと有用です. このコマンドは印
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字可能な96文字のASCII文字すべてを96行生成します.
|
字可能な96文字のASCII文字すべてを96行生成します.
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||||||
|
|
||||||
PostScript (または他の言語に対応した) プリンタの場合
|
PostScript (または他の言語に対応した) プリンタの場合
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||||||
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@ -542,11 +548,13 @@ showpage
|
||||||
|
|
||||||
<bf> パラレルポートのプリンタをテストするために </bf>
|
<bf> パラレルポートのプリンタをテストするために </bf>
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||||||
<enum>
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<enum>
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||||||
<item> <tt/su/ コマンドで root になります.
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?su"
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||||||
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name="su"> コマンドで root になります.
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||||||
<item> プリンタにデータを送ります.
|
<item> プリンタにデータを送ります.
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||||||
<itemize>
|
<itemize>
|
||||||
<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場
|
<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場合,
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||||||
合, <tt/lptest/ コマンドを使います. 次のように入
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
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name="lptest">. コマンドを使います. 次のように入
|
||||||
力してください.
|
力してください.
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||||||
<tscreen>
|
<tscreen>
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||||||
<tt>lptest > /dev/lpt<it/N/</tt>
|
<tt>lptest > /dev/lpt<it/N/</tt>
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||||||
|
@ -589,7 +597,8 @@ showpage
|
||||||
|
|
||||||
<bf> シリアルポートのプリンタをテストするために </bf>
|
<bf> シリアルポートのプリンタをテストするために </bf>
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||||||
<enum>
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<enum>
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||||||
<item> <tt/su/ コマンドで root になります.
|
<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?su"
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||||||
|
name="su"> コマンドで root になります.
|
||||||
<item> <tt>/etc/remote</tt> ファイルを編集します. 次の
|
<item> <tt>/etc/remote</tt> ファイルを編集します. 次の
|
||||||
エントリを加えてください.
|
エントリを加えてください.
|
||||||
<tscreen>
|
<tscreen>
|
||||||
|
@ -610,7 +619,8 @@ showpage
|
||||||
printer:dv=/dev/ttyd2:br#19200:pa=none
|
printer:dv=/dev/ttyd2:br#19200:pa=none
|
||||||
</code>
|
</code>
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||||||
|
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||||||
<item> <tt/tip/コマンドでプリンタと接続します. 次のよ
|
<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?tip"
|
||||||
|
name="tip"> コマンドでプリンタと接続します. 次のよ
|
||||||
うに入力してください.
|
うに入力してください.
|
||||||
|
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
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||||||
|
@ -623,8 +633,9 @@ tip printer
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||||||
|
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||||||
<item> プリンタにデータを送ります.
|
<item> プリンタにデータを送ります.
|
||||||
<itemize>
|
<itemize>
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||||||
<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場
|
<item> プリンタがプレインテキストを印字できる場合,
|
||||||
合, <tt/lptest/ コマンドを使います. 次のように入
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
|
name="lptest">. コマンドを使います. 次のように入
|
||||||
力してください.
|
力してください.
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
~$lptest
|
~$lptest
|
||||||
|
@ -647,7 +658,9 @@ tip printer
|
||||||
<tt>˜><it/file/</tt>
|
<tt>˜><it/file/</tt>
|
||||||
</tscreen>
|
</tscreen>
|
||||||
ここで, <it/file/ はプログラムが格納されている
|
ここで, <it/file/ はプログラムが格納されている
|
||||||
ファイル名です. <tt/tip/コマンドでファイルを送
|
ファイル名です.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
|
name="lptest"> コマンドでファイルを送
|
||||||
信した後は, ファイル終了を表わすキーを入力する必要
|
信した後は, ファイル終了を表わすキーを入力する必要
|
||||||
があります.
|
があります.
|
||||||
</itemize>
|
</itemize>
|
||||||
|
@ -671,12 +684,15 @@ tip printer
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||||||
を参照します. そのため, ファイルを更新するとすぐにその変更が
|
を参照します. そのため, ファイルを更新するとすぐにその変更が
|
||||||
反映されます.
|
反映されます.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/printcap/ ファイルの書式は簡単です.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?printcap"
|
||||||
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name="printcap"> ファイルの書式は簡単です.
|
||||||
<tt>/etc/printcap</tt> の編集はお好みのテキストエディタをお
|
<tt>/etc/printcap</tt> の編集はお好みのテキストエディタをお
|
||||||
使いください. このファイルの書式は,
|
使いください. このファイルの書式は,
|
||||||
<tt>/usr/share/misc/termcap</tt> や <tt>/etc/remote</tt>
|
<tt>/usr/share/misc/termcap</tt> や <tt>/etc/remote</tt>
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||||||
といった他のケイパビリティファイルと一致しています. この書式
|
といった他のケイパビリティファイルと一致しています. この書式
|
||||||
のついての詳細な情報については cgetent(3) をご覧ください.
|
のついての詳細な情報については
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?cgetent(3)"
|
||||||
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name="cgetent(3)"> をご覧ください.
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||||||
スプーラの単純な設定法は, 次のステップでおこないます.
|
スプーラの単純な設定法は, 次のステップでおこないます.
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|
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||||||
|
@ -710,7 +726,8 @@ tip printer
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||||||
おこないます. 「<ref id="printing:textfilter"
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おこないます. 「<ref id="printing:textfilter"
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name="テキストフィルタのインストール">」 を参照してください.
|
name="テキストフィルタのインストール">」 を参照してください.
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||||||
<item> <tt/lpr/ コマンドで何かを印字することで設定のテス
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<item> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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||||||
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name="lpr"> コマンドで何かを印字することで設定のテス
|
||||||
トをおこないます. <ref id="printing:trying" name="印字して
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トをおこないます. <ref id="printing:trying" name="印字して
|
||||||
みよう"> と <ref id="printing:troubleshooting"
|
みよう"> と <ref id="printing:troubleshooting"
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||||||
name="トラブルシューティング"> を参照してください.
|
name="トラブルシューティング"> を参照してください.
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@ -837,7 +854,9 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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||||||
様々な事情によりスプーリングディレクトリは, 通常, 慣例
|
様々な事情によりスプーリングディレクトリは, 通常, 慣例
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||||||
として <tt>/var/spool</tt> の下に置きます.
|
として <tt>/var/spool</tt> の下に置きます.
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||||||
また, スプーリングディレクトリの内容はバックアップをす
|
また, スプーリングディレクトリの内容はバックアップをす
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||||||
る必要はありません. <tt/mkdir/ によってディレクトリを
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る必要はありません.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?mkdir"
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||||||
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name="mkdir"> によってディレクトリを
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作るだけでスプーリングディレクトリの復旧は完了します.
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作るだけでスプーリングディレクトリの復旧は完了します.
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||||||
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@ -1097,13 +1116,16 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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||||||
さらに, 設定をテストし, すべての問題点を解決しなくては
|
さらに, 設定をテストし, すべての問題点を解決しなくては
|
||||||
ならないからです. 設定をテストするために, 何かを印字し
|
ならないからです. 設定をテストするために, 何かを印字し
|
||||||
てみましょう. LPD システムで印字をするためには,
|
てみましょう. LPD システムで印字をするためには,
|
||||||
<tt/lpr/ コマンドを使います. このコマンドは, 印字する
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
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name="lpr"> コマンドを使います. このコマンドは, 印字する
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||||||
ためのジョブを投入する働きをします.
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ためのジョブを投入する働きをします.
|
||||||
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||||||
<tt/lpr/ コマンドを 「<ref id="printing:testing"
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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||||||
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name="lpr"> コマンドを 「<ref id="printing:testing"
|
||||||
name="プリンタとの通信状況を調べる">」で紹介した,
|
name="プリンタとの通信状況を調べる">」で紹介した,
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||||||
あるテスト用のテキストを生成してくれる <tt/lptest/
|
あるテスト用のテキストを生成してくれる
|
||||||
プログラムと一緒に使うこともできます.
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
|
name="lptest"> プログラムと一緒に使うこともできます.
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||||||
|
|
||||||
<bf> 簡単な LPD 設定をテストするために:</bf>
|
<bf> 簡単な LPD 設定をテストするために:</bf>
|
||||||
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|
||||||
|
@ -1114,15 +1136,19 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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||||||
ここで, <it/printer-name/ は <tt>/etc/printcap</tt>
|
ここで, <it/printer-name/ は <tt>/etc/printcap</tt>
|
||||||
で指定したプリンタ名 (もしくはその別名) です. デフォルト
|
で指定したプリンタ名 (もしくはその別名) です. デフォルト
|
||||||
のプリンタを使用する場合は, <tt/-P/ 引数を付けないで
|
のプリンタを使用する場合は, <tt/-P/ 引数を付けないで
|
||||||
<tt/lpr/ を打ち込んでください. もう一度述べますが, ポス
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> を打ち込んでください. もう一度述べますが, ポス
|
||||||
トスクリプトを期待しているプリンタをテストするならば,
|
トスクリプトを期待しているプリンタをテストするならば,
|
||||||
<tt/lptest/ を使う代わりに PostScript で書かれたプ
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
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name="lptest"> を使う代わりに PostScript で書かれたプ
|
||||||
ログラムをプリンタに送ってください. プログラムを送るた
|
ログラムをプリンタに送ってください. プログラムを送るた
|
||||||
めには, プログラムをファイルに格納して, <tt/lpr
|
めには, プログラムをファイルに格納して, <tt/lpr
|
||||||
<it/file// と打ち込みます.
|
<it/file// と打ち込みます.
|
||||||
|
|
||||||
PostScript プリンタの場合, 送信したプログラムによ
|
PostScript プリンタの場合, 送信したプログラムによ
|
||||||
る結果が得られるでしょう. <tt/lptest/ を使った場合は,
|
る結果が得られるでしょう.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
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name="lptest"> を使った場合は,
|
||||||
以下のような結果が見られるでしょう.
|
以下のような結果が見られるでしょう.
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||||||
|
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -1135,7 +1161,9 @@ $%&'()*+,-./01234567
|
||||||
|
|
||||||
更にプリンタをテストしたい場合は, (言語ベースのプリン
|
更にプリンタをテストしたい場合は, (言語ベースのプリン
|
||||||
タのための) もっと大きなプログラムを送信するか, 引数を
|
タのための) もっと大きなプログラムを送信するか, 引数を
|
||||||
変えて <tt/lptest/ を実行します. 例えば, <tt/lptest
|
変えて
|
||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
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name="lptest"> を実行します. 例えば, <tt/lptest
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||||||
80 60/ で それぞれ80文字の行を60行生成します.
|
80 60/ で それぞれ80文字の行を60行生成します.
|
||||||
|
|
||||||
プリンタがうまく動かなかった場合は, 次の節, 「<ref
|
プリンタがうまく動かなかった場合は, 次の節, 「<ref
|
||||||
|
@ -1145,7 +1173,8 @@ $%&'()*+,-./01234567
|
||||||
<sect3><heading>トラブルシューティング<label
|
<sect3><heading>トラブルシューティング<label
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||||||
id="printing:troubleshooting"></heading>
|
id="printing:troubleshooting"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> <tt/lptest/ を使った簡単なテストをおこなった結果, 正しい出
|
<p> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lptest"
|
||||||
|
name="lptest"> を使った簡単なテストをおこなった結果, 正しい出
|
||||||
力を得られずに, 以下に示すような出力が得られるかもしれ
|
力を得られずに, 以下に示すような出力が得られるかもしれ
|
||||||
ません.
|
ません.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
|
@ -1407,23 +1436,33 @@ rattan|line|diablo|lp|Diablo 630 Line Printer:\
|
||||||
<p> この節では, FreeBSD で設定したプリンタを使う方法について説明
|
<p> この節では, FreeBSD で設定したプリンタを使う方法について説明
|
||||||
します. ここでは, ユーザレベルでのコマンドを概説します.
|
します. ここでは, ユーザレベルでのコマンドを概説します.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
<tag/<tt/lpr//
|
<tag><htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"></tag>
|
||||||
印字をおこないます.
|
印字をおこないます.
|
||||||
|
|
||||||
<tag/<tt/lpq//
|
<tag><htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"></tag>
|
||||||
プリンタキューを調べます.
|
プリンタキューを調べます.
|
||||||
|
|
||||||
<tag/<tt/lprm//
|
<tag><htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
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name="lprm"></tag>
|
||||||
プリンタキューにあるジョブを削除します.
|
プリンタキューにあるジョブを削除します.
|
||||||
|
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
管理者用コマンド <tt/lpc/ もありますが, これは 「<ref
|
管理者用コマンド
|
||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> もありますが, これは 「<ref
|
||||||
id="printing:lpc" name="プリンタを管理する">」に記
|
id="printing:lpc" name="プリンタを管理する">」に記
|
||||||
します. このコマンドは, プリンタやそのキューの制御のために用い
|
します. このコマンドは, プリンタやそのキューの制御のために用い
|
||||||
られます.
|
られます.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/lpr/, <tt/lprm/, そして <tt/lpq/ の3コマンドは, 「<tt/-P/
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr">,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm">, そして
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> の3コマンドは, 「<tt/-P/
|
||||||
<it/printer-name/」オプションをとり, これによって,
|
<it/printer-name/」オプションをとり, これによって,
|
||||||
<tt>/etc/printcap</tt> のように操作の対象となるプリンタやキュー
|
<tt>/etc/printcap</tt> のように操作の対象となるプリンタやキュー
|
||||||
を指定します. これによって, 様々なプリンタに対してジョブを送る,
|
を指定します. これによって, 様々なプリンタに対してジョブを送る,
|
||||||
|
@ -1445,7 +1484,9 @@ rattan|line|diablo|lp|Diablo 630 Line Printer:\
|
||||||
<tt>lpr <it/filename.../</tt>
|
<tt>lpr <it/filename.../</tt>
|
||||||
</tscreen>
|
</tscreen>
|
||||||
これにより, 入力されたファイルのそれぞれをデフォルトのプリンタ
|
これにより, 入力されたファイルのそれぞれをデフォルトのプリンタ
|
||||||
から印字します. ファイル名が与えられなかった場合, <tt/lpr/
|
から印字します. ファイル名が与えられなかった場合,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr">
|
||||||
は標準入力から印字するデータを読み込みます. 例えば, 次のコマン
|
は標準入力から印字するデータを読み込みます. 例えば, 次のコマン
|
||||||
ドにより, ある重要なシステムファイルが印字されます.
|
ドにより, ある重要なシステムファイルが印字されます.
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -1460,11 +1501,13 @@ lpr /etc/host.conf /etc/hosts.equiv
|
||||||
<verb>
|
<verb>
|
||||||
ls -l | lpr -P rattan
|
ls -l | lpr -P rattan
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
上記の <tt/lpr/ コマンドではファイル名の指定がないので,
|
上記の <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマンドではファイル名の指定がないので,
|
||||||
<tt/lpr/ は標準入力から印字するデータ, この場合, <tt/ls -l/
|
<tt/lpr/ は標準入力から印字するデータ, この場合, <tt/ls -l/
|
||||||
コマンドの出力, を読み込みます.
|
コマンドの出力, を読み込みます.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/lpr/ コマンドでは, 出力の整形を制御したり, ファイル変換を
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマンドでは, 出力の整形を制御したり, ファイル変換を
|
||||||
適用したり, 複数部数のコピーを作成したり, などといた様々な幅広
|
適用したり, 複数部数のコピーを作成したり, などといた様々な幅広
|
||||||
いオプションを受け付けることもできます. 詳細については, 「<ref
|
いオプションを受け付けることもできます. 詳細については, 「<ref
|
||||||
id="printing:lpr:options" name="その他の印字オプション">」をご
|
id="printing:lpr:options" name="その他の印字オプション">」をご
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||||||
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@ -1473,14 +1516,17 @@ ls -l | lpr -P rattan
|
||||||
<sect1><heading>ジョブの処理状況を調べる<label id="printing:lpq">
|
<sect1><heading>ジョブの処理状況を調べる<label id="printing:lpq">
|
||||||
</heading>
|
</heading>
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||||||
|
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||||||
<p> <tt/lpr/ コマンドを使って印字をする場合, プリントしようと
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<p> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
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name="lpr"> コマンドを使って印字をする場合, プリントしようと
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||||||
するデータは<em/プリントジョブ/と呼ばれる箱に一緒に置かれ, こ
|
するデータは<em/プリントジョブ/と呼ばれる箱に一緒に置かれ, こ
|
||||||
れが LPD スプーリングシステムに送られます. プリンタにはそれぞ
|
れが LPD スプーリングシステムに送られます. プリンタにはそれぞ
|
||||||
れ, ジョブ用のキューがあり, 送られてきたジョブはあなたや他のユー
|
れ, ジョブ用のキューがあり, 送られてきたジョブはあなたや他のユー
|
||||||
ザからの別のジョブと一緒にそのキューで並んで, 処理される順番を
|
ザからの別のジョブと一緒にそのキューで並んで, 処理される順番を
|
||||||
待ちます. プリンタは到着順にこれらのジョブの印字をおこないます.
|
待ちます. プリンタは到着順にこれらのジョブの印字をおこないます.
|
||||||
|
|
||||||
デフォルトプリンタのキューの状態を表示するには, <tt/lpq/ と入
|
デフォルトプリンタのキューの状態を表示するには,
|
||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> と入
|
||||||
力します. プリンタを指定するときは, <tt/-P/ オプションを使い
|
力します. プリンタを指定するときは, <tt/-P/ オプションを使い
|
||||||
ます. 例えば, 次のコマンド
|
ます. 例えば, 次のコマンド
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||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
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||||||
|
@ -1504,22 +1550,29 @@ active kelly 9 /etc/host.conf, /etc/hosts.equiv 88 bytes
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||||||
id="printing:lprm" name="ジョブの削除"> 」をご覧ください.
|
id="printing:lprm" name="ジョブの削除"> 」をご覧ください.
|
||||||
|
|
||||||
ジョブ番号9のジョブは2つのファイルを処理します. すなわち,
|
ジョブ番号9のジョブは2つのファイルを処理します. すなわち,
|
||||||
<tt/lpr/ のコマンドラインに複数のファイル名が与えられたときは,
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> のコマンドラインに複数のファイル名が与えられたときは,
|
||||||
1つのジョブとして扱われるのです. このジョブは, 現在, アクティ
|
1つのジョブとして扱われるのです. このジョブは, 現在, アクティ
|
||||||
ブジョブ (「Rank」の欄の <tt/active/ という後に注目) になってい
|
ブジョブ (「Rank」の欄の <tt/active/ という後に注目) になってい
|
||||||
ます. これは, プリンタからそのジョブが現在印字されているはずで
|
ます. これは, プリンタからそのジョブが現在印字されているはずで
|
||||||
あることを意味しています. 2番目のジョブでは, <tt/lpr/ コマン
|
あることを意味しています. 2番目のジョブでは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマン
|
||||||
ドに標準入力からデータが与えられています. 3番目のジョブはユー
|
ドに標準入力からデータが与えられています. 3番目のジョブはユー
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||||||
ザ mary から与えられました. このジョブのサイズはとても大きくなっ
|
ザ mary から与えられました. このジョブのサイズはとても大きくなっ
|
||||||
ています. 彼女がプリントしようとしたファイルのパス名はここで表
|
ています. 彼女がプリントしようとしたファイルのパス名はここで表
|
||||||
示させるには長すぎるため, <tt/lpq/ コマンドはドットを3つだけ
|
示させるには長すぎるため,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> コマンドはドットを3つだけ
|
||||||
表示しています.
|
表示しています.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/lpq/ からの出力で一番最初の行もまた有益な情報を与えていま
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> からの出力で一番最初の行もまた有益な情報を与えていま
|
||||||
す. この行から, プリンタが現在何をしているか (あるいは, 少なく
|
す. この行から, プリンタが現在何をしているか (あるいは, 少なく
|
||||||
とも LPD がプリンタがしていると思っていること) が分かります.
|
とも LPD がプリンタがしていると思っていること) が分かります.
|
||||||
|
|
||||||
<tt/lpq/ コマンドは <tt/-l/ オプションもサポートしています. こ
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
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||||||
|
name="lpq"> コマンドは <tt/-l/ オプションもサポートしています. こ
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||||||
れにより, 詳しい情報が表示されます. <tt/lpq -l/ の実行例を次
|
れにより, 詳しい情報が表示されます. <tt/lpq -l/ の実行例を次
|
||||||
に示します.
|
に示します.
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||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -1540,13 +1593,17 @@ mary: 3rd [job 011rose]
|
||||||
id="printing:lprm"></heading>
|
id="printing:lprm"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 印字するようジョブを送った後で印字を中断したくなったときは,
|
<p> 印字するようジョブを送った後で印字を中断したくなったときは,
|
||||||
<tt/lprm/ コマンドで, キューの中からそのジョブを削除することが
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
できます. 大抵の場合, アクティブジョブでさえも <tt/lprm/ を使っ
|
name="lprm"> コマンドで, キューの中からそのジョブを削除することが
|
||||||
|
できます. 大抵の場合, アクティブジョブでさえも
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> を使っ
|
||||||
て削除することができますが, そのジョブの一部またはすべてが印字さ
|
て削除することができますが, そのジョブの一部またはすべてが印字さ
|
||||||
れてしまうかもしれません.
|
れてしまうかもしれません.
|
||||||
|
|
||||||
デフォルトプリンタへのジョブを削除するためには, 最初に,
|
デフォルトプリンタへのジョブを削除するためには, 最初に,
|
||||||
<tt/lpq/ を使ってそのジョブ番号を調べます. すなわち, それから,
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> を使ってそのジョブ番号を調べます. すなわち, それから,
|
||||||
次のように入力して, ジョブを削除します.
|
次のように入力して, ジョブを削除します.
|
||||||
<tscreen>
|
<tscreen>
|
||||||
<tt/lprm <it/job-number//
|
<tt/lprm <it/job-number//
|
||||||
|
@ -1557,7 +1614,8 @@ mary: 3rd [job 011rose]
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
lprm -P bamboo 10
|
lprm -P bamboo 10
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
<tt/lprm/ コマンドには略記法がいくつかあります.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> コマンドには略記法がいくつかあります.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
<tag/lprm -/
|
<tag/lprm -/
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1574,7 +1632,9 @@ lprm -P bamboo 10
|
||||||
<tag/lprm/
|
<tag/lprm/
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||||||
|
|
||||||
ジョブ番号もユーザ名もシンボル「<tt/-/」も指定されない
|
ジョブ番号もユーザ名もシンボル「<tt/-/」も指定されない
|
||||||
ときは, <tt/lprm/ は現在のアクティブジョブを, そのジョ
|
ときは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> は現在のアクティブジョブを, そのジョ
|
||||||
ブを送ったのがあなた自身であるときに限り, デフォルトプ
|
ブを送ったのがあなた自身であるときに限り, デフォルトプ
|
||||||
リンタから削除します. ただし, スーパユーザは任意のア
|
リンタから削除します. ただし, スーパユーザは任意のア
|
||||||
クティブジョブを削除することができます.
|
クティブジョブを削除することができます.
|
||||||
|
@ -1590,7 +1650,9 @@ lprm -P rattan -
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
|
|
||||||
<em/注意:/ ネットワーク環境で作業をしている場合, あるホストか
|
<em/注意:/ ネットワーク環境で作業をしている場合, あるホストか
|
||||||
ら送られたプリンタジョブは, これを送ったホストで <tt/lprm/ を
|
ら送られたプリンタジョブは, これを送ったホストで
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lprm"
|
||||||
|
name="lprm"> を
|
||||||
使った場合に限って, これを削除することができます. 他のホストで
|
使った場合に限って, これを削除することができます. 他のホストで
|
||||||
同じプリンタを使えたとしても, このジョブを削除することはできま
|
同じプリンタを使えたとしても, このジョブを削除することはできま
|
||||||
せん. 次の例では, 他ホストからジョブを削除することを試みていま
|
せん. 次の例では, 他ホストからジョブを削除することを試みていま
|
||||||
|
@ -1614,7 +1676,8 @@ rose%
|
||||||
<sect1><heading>その他の印字オプション
|
<sect1><heading>その他の印字オプション
|
||||||
<label id="printing:lpr:options"></heading>
|
<label id="printing:lpr:options"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> <tt/lpr/ コマンドには, テキストの整形や, 図や他のファイル形
|
<p> <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> コマンドには, テキストの整形や, 図や他のファイル形
|
||||||
式の変換, 複数部コピーの生成, ジョブの扱いなどをを制御すること
|
式の変換, 複数部コピーの生成, ジョブの扱いなどをを制御すること
|
||||||
ができます. この節では, これに関するオプションについて記してい
|
ができます. この節では, これに関するオプションについて記してい
|
||||||
ます.
|
ます.
|
||||||
|
@ -1622,9 +1685,12 @@ rose%
|
||||||
<sect2><heading> 整形と変換に関するオプション <label
|
<sect2><heading> 整形と変換に関するオプション <label
|
||||||
id="printing:lpr:options:format"></heading>
|
id="printing:lpr:options:format"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 以下の <tt/lpr/ 用のオプションはジョブにおけるファイルの
|
<p> 以下の <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> 用のオプションはジョブにおけるファイルの
|
||||||
整形の制御に関するものです. このオプションは, ジョブにプレイン
|
整形の制御に関するものです. このオプションは, ジョブにプレイン
|
||||||
テキストが含まれない場合や <tt/pr/ ユーティリティを使ってプレイ
|
テキストが含まれない場合や
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pr"
|
||||||
|
name="pr"> ユーティリティを使ってプレイ
|
||||||
ンテキストを整形する場合に用いてください.
|
ンテキストを整形する場合に用いてください.
|
||||||
|
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1674,8 +1740,12 @@ lpr -P bamboo -d fish-report.dvi
|
||||||
|
|
||||||
<tag/-p/
|
<tag/-p/
|
||||||
|
|
||||||
印字する前に <tt/pr/ によってプレインテキストを整形し
|
印字する前に
|
||||||
ます. 詳細については pr(1) をご覧ください.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pr"
|
||||||
|
name="pr"> によってプレインテキストを整形し
|
||||||
|
ます. 詳細については
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pr(1)"
|
||||||
|
name="pr(1)"> をご覧ください.
|
||||||
|
|
||||||
<tag/<tt/-T <it/title///
|
<tag/<tt/-T <it/title///
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1689,23 +1759,36 @@ lpr -P bamboo -d fish-report.dvi
|
||||||
|
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
次の例では, <tt/ls/ のマニュアルを美しく整形したものをデフォ
|
次の例では,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?ls"
|
||||||
|
name="ls"> のマニュアルを美しく整形したものをデフォ
|
||||||
ルトプリンタで印字しています.
|
ルトプリンタで印字しています.
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
zcat /usr/share/man/man1/ls.1.gz | troff -t -man | lpr -t
|
zcat /usr/share/man/man1/ls.1.gz | troff -t -man | lpr -t
|
||||||
</verb></tscreen>
|
</verb></tscreen>
|
||||||
<tt/zcat/ コマンドで <tt/ls/ のマニュアルのソースファイルの圧
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?zcat"
|
||||||
縮を復元し, これを <tt/troff/ コマンドに渡しています. これによ
|
name="zcat"> コマンドで
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?ls"
|
||||||
|
name="ls"> のマニュアルのソースファイルの圧
|
||||||
|
縮を復元し, これを
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?troff"
|
||||||
|
name="troff"> コマンドに渡しています. これによ
|
||||||
り, ソースファイルが整形され, GNU troff の形式となります. そ
|
り, ソースファイルが整形され, GNU troff の形式となります. そ
|
||||||
の結果は <tt/lpr/ に渡され, LPD スプーラへジョブの要求が発せ
|
の結果は
|
||||||
られます. <tt/lpr/ には <tt/-t/ オプションが使われているため,
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> に渡され, LPD スプーラへジョブの要求が発せ
|
||||||
|
られます.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> には <tt/-t/ オプションが使われているため,
|
||||||
スプーラにて, GNU troff の形式からジョブを印字したときにデフォ
|
スプーラにて, GNU troff の形式からジョブを印字したときにデフォ
|
||||||
ルトプリントが解釈できる形式へと変換されます.
|
ルトプリントが解釈できる形式へと変換されます.
|
||||||
|
|
||||||
<sect2><heading> ジョブに関するオプション <label
|
<sect2><heading> ジョブに関するオプション <label
|
||||||
id="printing:lpr:options:job-handling"></heading>
|
id="printing:lpr:options:job-handling"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 以下のオプションは, <tt/lpr/ によって, そのジョブを特殊
|
<p> 以下のオプションは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> によって, そのジョブを特殊
|
||||||
な扱いにするよう LPD に指示するためのものである.
|
な扱いにするよう LPD に指示するためのものである.
|
||||||
|
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
|
@ -1768,7 +1851,9 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
id="printing:lpr:options:misc"></heading>
|
id="printing:lpr:options:misc"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> 以下のオプションにより, ジョブのヘッダページに通常印字さ
|
<p> 以下のオプションにより, ジョブのヘッダページに通常印字さ
|
||||||
れるテキストを <tt/lpr/ に調整させることができます. 対象のプリ
|
れるテキストを
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> に調整させることができます. 対象のプリ
|
||||||
ンタからヘッダページが出力されない場合は, これらのオプションは
|
ンタからヘッダページが出力されない場合は, これらのオプションは
|
||||||
何の効力も持ちません. ヘッダページの設定に関する情報については,
|
何の効力も持ちません. ヘッダページの設定に関する情報については,
|
||||||
「<ref name="ヘッダページ"
|
「<ref name="ヘッダページ"
|
||||||
|
@ -1801,9 +1886,12 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
id="printing:lpc"></heading>
|
id="printing:lpc"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p> プリンタの管理者として, プリンタの設置, 設定, そして, それ
|
<p> プリンタの管理者として, プリンタの設置, 設定, そして, それ
|
||||||
らのテストをおこなう必要がありました. <tt/lpc/ コマンドにより,
|
らのテストをおこなう必要がありました.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドにより,
|
||||||
これまでとは別な管理方法がプリンタと対話的におこなわれます.
|
これまでとは別な管理方法がプリンタと対話的におこなわれます.
|
||||||
<tt/lpc/ により, 次のことが可能となります.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> により, 次のことが可能となります.
|
||||||
|
|
||||||
<itemize>
|
<itemize>
|
||||||
<item> プリンタの起動, 停止をおこなう.
|
<item> プリンタの起動, 停止をおこなう.
|
||||||
|
@ -1827,12 +1915,18 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
る/状態にすることは可能です. この場合は, キューが空になるまで,
|
る/状態にすることは可能です. この場合は, キューが空になるまで,
|
||||||
キュー内のジョブの印字が続けられます.
|
キュー内のジョブの印字が続けられます.
|
||||||
|
|
||||||
一般的に, <tt/lpc/ コマンドを使用するには root の権限を持って
|
一般的に,
|
||||||
いる必要があります. 一般のユーザも <tt/lpc/ コマンドを使うこと
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドを使用するには root の権限を持って
|
||||||
|
いる必要があります. 一般のユーザも
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドを使うこと
|
||||||
はできますが, プリンタの状態を取得することとハングしたプリンタ
|
はできますが, プリンタの状態を取得することとハングしたプリンタ
|
||||||
を再スタートすることだけに使用が制限されています.
|
を再スタートすることだけに使用が制限されています.
|
||||||
|
|
||||||
以下に, <tt/lpc/ コマンドに関する説明の要約を述べます. ほとん
|
以下に,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> コマンドに関する説明の要約を述べます. ほとん
|
||||||
どのコマンドでは, 操作対象となるプリンタを指定するため
|
どのコマンドでは, 操作対象となるプリンタを指定するため
|
||||||
<it/printer-name/ 引数を与えます. <it/printer-name/ の代わり
|
<it/printer-name/ 引数を与えます. <it/printer-name/ の代わり
|
||||||
に <tt/all/ が与えられると, 操作は <tt>/etc/printcap</tt> 内に
|
に <tt/all/ が与えられると, 操作は <tt>/etc/printcap</tt> 内に
|
||||||
|
@ -1873,7 +1967,9 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
|
|
||||||
プリンタをダウンさせます. これは, <tt/disable/ をおこなっ
|
プリンタをダウンさせます. これは, <tt/disable/ をおこなっ
|
||||||
た後で, <tt/stop/ をおこなった場合と等価になります.
|
た後で, <tt/stop/ をおこなった場合と等価になります.
|
||||||
<it/message/ は, ユーザが <tt/lpq/ コマンドでプリンタ
|
<it/message/ は, ユーザが
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpq"
|
||||||
|
name="lpq"> コマンドでプリンタ
|
||||||
のキューの状態を調べたり, <tt/lpc status/ でプリンタの
|
のキューの状態を調べたり, <tt/lpc status/ でプリンタの
|
||||||
状態を調べたときに, プリンタの状況として表示されるメッ
|
状態を調べたときに, プリンタの状況として表示されるメッ
|
||||||
セージです.
|
セージです.
|
||||||
|
@ -1927,8 +2023,12 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
|
||||||
たことと等しくなります.
|
たことと等しくなります.
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
コマンドラインから上記のコマンドを入力すると, <tt/lpc/ はこれ
|
コマンドラインから上記のコマンドを入力すると,
|
||||||
を受け付けます. コマンドが入力されなかった場合は, <tt/lpc/ は
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
|
||||||
|
name="lpc"> はこれ
|
||||||
|
を受け付けます. コマンドが入力されなかった場合は,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpc"
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||||||
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name="lpc"> は
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||||||
対話モードに入り, <tt/exit/, <tt/quit/, または, ファイル終端
|
対話モードに入り, <tt/exit/, <tt/quit/, または, ファイル終端
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||||||
文字が入力されるまでコマンドの入力ができます.
|
文字が入力されるまでコマンドの入力ができます.
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||||||
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||||||
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@ -2056,7 +2156,9 @@ lpr -#3 parser.c parser.h
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||||||
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||||||
LPD が起動するフィルタと, その引数が何であるかは,
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LPD が起動するフィルタと, その引数が何であるかは,
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||||||
<tt>/etc/printcap</tt> ファイルの内容と, ジョブの起動時に
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<tt>/etc/printcap</tt> ファイルの内容と, ジョブの起動時に
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||||||
ユーザが指定した <tt/lpr/ コマンドの引数に依存しています. 例え
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ユーザが指定した
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
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||||||
|
name="lpr"> コマンドの引数に依存しています. 例え
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||||||
ば, ユーザが <tt/lpr -t/ と入力した場合は, LPD は出力先のプリ
|
ば, ユーザが <tt/lpr -t/ と入力した場合は, LPD は出力先のプリ
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||||||
ンタ用の <tt/tf/ 項目で指定されている troff 用のフィルタを起動
|
ンタ用の <tt/tf/ 項目で指定されている troff 用のフィルタを起動
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||||||
させるでしょう. ユーザがプレインテキストの印字を指示したときは,
|
させるでしょう. ユーザがプレインテキストの印字を指示したときは,
|
||||||
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@ -2277,7 +2379,8 @@ fi
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||||||
です. テキストから PostScript へ変換するのには, お好みのどんなプロ
|
です. テキストから PostScript へ変換するのには, お好みのどんなプロ
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||||||
グラムでも使うことができます. FreeBSD の ポート集 (「<ref
|
グラムでも使うことができます. FreeBSD の ポート集 (「<ref
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||||||
id="ports" name="ポートコレクション">」を参照してください) には,
|
id="ports" name="ポートコレクション">」を参照してください) には,
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||||||
<tt/a2ps/ と呼ばれるテキストから PostScript に変換するプログラムが
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=a2ps"
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||||||
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name="a2ps"> と呼ばれるテキストから PostScript に変換するプログラムが
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||||||
入っています.
|
入っています.
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||||||
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||||||
<em/訳注:/ 上記スクリプトでは, 先頭の行を読み込むために read
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<em/訳注:/ 上記スクリプトでは, 先頭の行を読み込むために read
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||||||
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@ -2323,7 +2426,9 @@ fi
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||||||
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||||||
次の例のスクリプトは, Hewlett Packard DeskJet 500 プリンタ用
|
次の例のスクリプトは, Hewlett Packard DeskJet 500 プリンタ用
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||||||
のテキストフィルタです. 他のプリンタで用いるときは,
|
のテキストフィルタです. 他のプリンタで用いるときは,
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||||||
<tt/-sDEVICE/ 引数を <tt/gs/ (Ghostscript) コマンドに変えてくだ
|
<tt/-sDEVICE/ 引数を
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=gs"
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||||||
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name="gs"> (Ghostscript) コマンドに変えてくだ
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||||||
さい. (<tt/gs -h/ と入力すると, 現在インストールされている
|
さい. (<tt/gs -h/ と入力すると, 現在インストールされている
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||||||
Ghostscript でサポートされているデバイスのリストが得られます).
|
Ghostscript でサポートされているデバイスのリストが得られます).
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||||||
<code>
|
<code>
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||||||
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@ -2506,7 +2611,9 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
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||||||
#
|
#
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||||||
exec /usr/local/bin/dvips -f | /usr/local/libexec/lprps "$@"
|
exec /usr/local/bin/dvips -f | /usr/local/libexec/lprps "$@"
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||||||
</code>
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</code>
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||||||
このスクリプトでは, <tt/dvips/ をフィルタモード (引数
|
このスクリプトでは,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvips"
|
||||||
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name="dvips"> をフィルタモード (引数
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||||||
<tt/-f/) で, 標準入力上で起動しています. 標準入力は印字
|
<tt/-f/) で, 標準入力上で起動しています. 標準入力は印字
|
||||||
するジョブです. それから, PostScript プリンタ用フィ
|
するジョブです. それから, PostScript プリンタ用フィ
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||||||
ルタ <tt/lprps/ (これについては「<ref
|
ルタ <tt/lprps/ (これについては「<ref
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||||||
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@ -2619,21 +2726,29 @@ exit 2
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||||||
めに, DVI から LaserJet/PCL への変換プログラムが必要
|
めに, DVI から LaserJet/PCL への変換プログラムが必要
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||||||
です. FreeBSD のポート集 (「<ref id="ports" name="ポー
|
です. FreeBSD のポート集 (「<ref id="ports" name="ポー
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||||||
トコレクション">」を参照してください) には, それがあ
|
トコレクション">」を参照してください) には, それがあ
|
||||||
ります. <tt/dvi2xx/ というのがそのパッケージの名前で
|
ります.
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvi2xx"
|
||||||
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name="dvi2xx"> というのがそのパッケージの名前で
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||||||
す. これをインストールすると, 必要なプログラム
|
す. これをインストールすると, 必要なプログラム
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||||||
<tt/dvilj2p/ が使えます. このプログラムは DVI を
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
|
||||||
|
name="dvilj2p"> が使えます. このプログラムは DVI を
|
||||||
LaserJet IIp, LaserJet III, そして LaserJet 2000 の互
|
LaserJet IIp, LaserJet III, そして LaserJet 2000 の互
|
||||||
換コードへ変換してくれます.
|
換コードへ変換してくれます.
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||||||
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|
||||||
<tt/dvilj2p/ はフィルタ <tt/hpdf/ を極めて複雑にしてい
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
|
||||||
ます. なぜなら, <tt/dvilj2p/ は標準入力からデータを読
|
name="dvilj2p"> はフィルタ <tt/hpdf/ を極めて複雑にしてい
|
||||||
|
ます. なぜなら,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
|
||||||
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name="dvilj2p"> は標準入力からデータを読
|
||||||
み込むことができないからです. このプログラムを働かせる
|
み込むことができないからです. このプログラムを働かせる
|
||||||
ためには, ファイル名が必要です. もっと悪いことに, ファ
|
ためには, ファイル名が必要です. もっと悪いことに, ファ
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||||||
イル名は <tt/.dvi/ で終わっている必要があり, 標準入力
|
イル名は <tt/.dvi/ で終わっている必要があり, 標準入力
|
||||||
の代わりに, <tt>/dev/fd/0</tt> を使うのは問題がありま
|
の代わりに, <tt>/dev/fd/0</tt> を使うのは問題がありま
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||||||
す. この問題は, (<tt/.dvi/ で終わる) 一時的なファイル名
|
す. この問題は, (<tt/.dvi/ で終わる) 一時的なファイル名
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||||||
から<tt>/dev/fd/0</tt> に (シンボリックな) リンクを張る
|
から<tt>/dev/fd/0</tt> に (シンボリックな) リンクを張る
|
||||||
ことで回避することができます. これで, <tt/dvilj2p/ に
|
ことで回避することができます. これで,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj2p"
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||||||
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name="dvilj2p"> に
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||||||
強制的に標準入力からデータを読み込ませることができます.
|
強制的に標準入力からデータを読み込ませることができます.
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||||||
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||||||
もう1つの問題は, 一時的なリンクを張るために /tmp ディ
|
もう1つの問題は, 一時的なリンクを張るために /tmp ディ
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||||||
|
@ -2724,7 +2839,9 @@ exit 0
|
||||||
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||||||
<p> ここまでに述べてきたフィルタによって, 印字環境の能率が
|
<p> ここまでに述べてきたフィルタによって, 印字環境の能率が
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||||||
上がったことと思います. しかし, これはどのフィルタを使
|
上がったことと思います. しかし, これはどのフィルタを使
|
||||||
うかを (<tt/lpr/ のコマンドライン上で) ユーザが指定しな
|
うかを (
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
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name="lpr"> のコマンドライン上で) ユーザが指定しな
|
||||||
くてはならないという代価を支払って実現されています. コ
|
くてはならないという代価を支払って実現されています. コ
|
||||||
ンピュータの事情にあまり詳しくないユーザにとって, フィ
|
ンピュータの事情にあまり詳しくないユーザにとって, フィ
|
||||||
ルタのオプションを指定させられるということはいらいらさ
|
ルタのオプションを指定させられるということはいらいらさ
|
||||||
|
@ -2744,7 +2861,9 @@ exit 0
|
||||||
ては, 変換フィルタを提供するだけで済ますこともできるの
|
ては, 変換フィルタを提供するだけで済ますこともできるの
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||||||
です.
|
です.
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||||||
|
|
||||||
FreeBSD のポート集には, <tt/apsfilter/ と呼ばれる自
|
FreeBSD のポート集には,
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||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=apsfilter"
|
||||||
|
name="apsfilter"> と呼ばれる自
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||||||
動変換をおこなうテキストフィルタがあります. このフィルタは
|
動変換をおこなうテキストフィルタがあります. このフィルタは
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||||||
プレインテキスト, PostScript, DVI ファイルを検
|
プレインテキスト, PostScript, DVI ファイルを検
|
||||||
出し, 適当な変換をおこなった後, データを印字することができ
|
出し, 適当な変換をおこなった後, データを印字することができ
|
||||||
|
@ -2967,7 +3086,9 @@ teak|hp|laserjet|Hewlett Packard LaserJet 3Si:\
|
||||||
のジョブ毎にヘッダページが印字されます. もし, ユーザが印字物を
|
のジョブ毎にヘッダページが印字されます. もし, ユーザが印字物を
|
||||||
探すのに時間を費やしたいと思うなら, <tt/lpr -h/ によってジョ
|
探すのに時間を費やしたいと思うなら, <tt/lpr -h/ によってジョ
|
||||||
ブを入力することで, ヘッダページの印字を止めることができます.
|
ブを入力することで, ヘッダページの印字を止めることができます.
|
||||||
これ以外の <tt/lpr/ のオプションについては, 「<ref
|
これ以外の
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||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> のオプションについては, 「<ref
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||||||
id="printing:lpr:options:misc" name="ヘッダページ用オプション">」
|
id="printing:lpr:options:misc" name="ヘッダページ用オプション">」
|
||||||
をご覧ください.
|
をご覧ください.
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||||||
|
|
||||||
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@ -3545,7 +3666,9 @@ exec /usr/libexec/lpr/lpf "$@" | /usr/local/libexec/netprint scrivener 5100
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||||||
|
|
||||||
複数部のコピーの印字によってプリンタが必要以上に消耗してしまう
|
複数部のコピーの印字によってプリンタが必要以上に消耗してしまう
|
||||||
と感じるならば, <tt>/etc/printcap</tt> ファイルに <tt/sc/ 項
|
と感じるならば, <tt>/etc/printcap</tt> ファイルに <tt/sc/ 項
|
||||||
目を加えてください. これにより, <tt/-#/ オプションの使用
|
目を加えてください. これにより,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> の <tt/-#/ オプションの使用
|
||||||
が禁止されます. このオプションが指定されているにも関らず,
|
が禁止されます. このオプションが指定されているにも関らず,
|
||||||
<tt/-#/ オプションを使うと, 次のようなメッセージが表示され,
|
<tt/-#/ オプションを使うと, 次のようなメッセージが表示され,
|
||||||
このオプションの利用できない旨を伝えます.
|
このオプションの利用できない旨を伝えます.
|
||||||
|
@ -3604,7 +3727,9 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
|
||||||
:lp=:rm=rose:rp=bamboo:sd=/var/spool/lpd/bamboo:sc:
|
:lp=:rm=rose:rp=bamboo:sd=/var/spool/lpd/bamboo:sc:
|
||||||
</code>
|
</code>
|
||||||
<tt/sc/ 項目を指定することにより, <tt/lpr -#/ の使用を防
|
<tt/sc/ 項目を指定することにより, <tt/lpr -#/ の使用を防
|
||||||
ぐことができます. しかし, この状態では <tt/lpr/ を複数回起動し
|
ぐことができます. しかし, この状態では
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?lpr"
|
||||||
|
name="lpr"> を複数回起動し
|
||||||
たり, 1回のジョブで次のように同じファイルを複数個指定すること
|
たり, 1回のジョブで次のように同じファイルを複数個指定すること
|
||||||
を防ぐまでには至っていません.
|
を防ぐまでには至っていません.
|
||||||
<tscreen><verb>
|
<tscreen><verb>
|
||||||
|
@ -3755,8 +3880,14 @@ bamboo|ps|PS|S|panasonic|Panasonic KX-P4455 PostScript v51.4:\
|
||||||
|
|
||||||
これらのファイルの形式は単純です. 各行にホストの名前を
|
これらのファイルの形式は単純です. 各行にホストの名前を
|
||||||
1つずつ書いていきます. ファイル
|
1つずつ書いていきます. ファイル
|
||||||
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の方は ruserok(3) プロトコル
|
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の方は
|
||||||
でも利用され, <tt/rsh/ や <tt/rcp/ といったプログラム
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?ruserok(3)"
|
||||||
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name="ruserok(3)"> プロトコル
|
||||||
|
でも利用され,
|
||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?rsh"
|
||||||
|
name="rsh"> や
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?rcp"
|
||||||
|
name="rcp"> といったプログラム
|
||||||
の動作に影響するので注意が必要です.
|
の動作に影響するので注意が必要です.
|
||||||
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の記述は慎重におこないましょう.
|
<tt>/etc/hosts.equiv</tt> の記述は慎重におこないましょう.
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -3908,7 +4039,9 @@ echo 6144 > /var/spool/lpd/bamboo/minfree
|
||||||
設定できるように, 2個のプログラムを添付しています. そ
|
設定できるように, 2個のプログラムを添付しています. そ
|
||||||
の内の1つはテキストフィルタ <tt/lpf/ で, これについて
|
の内の1つはテキストフィルタ <tt/lpf/ で, これについて
|
||||||
は, 「<ref id="printing:advanced:lpf" name="テキストフィ
|
は, 「<ref id="printing:advanced:lpf" name="テキストフィ
|
||||||
ルタ lpf">」をご覧ください. もう1つは, <tt/pac/ で,
|
ルタ lpf">」をご覧ください. もう1つは,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> で,
|
||||||
これはプリンタの課金データファイルからのエントリを集め,
|
これはプリンタの課金データファイルからのエントリを集め,
|
||||||
これを合計するプログラムです.
|
これを合計するプログラムです.
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -3946,7 +4079,9 @@ echo 6144 > /var/spool/lpd/bamboo/minfree
|
||||||
す.
|
す.
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||||||
|
|
||||||
プリンタの利用に対してユーザに課金する準備ができたら,
|
プリンタの利用に対してユーザに課金する準備ができたら,
|
||||||
スプーリングディレクトリに移動した後, <tt/pac/ と入力
|
スプーリングディレクトリに移動した後,
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||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> と入力
|
||||||
してください. 次のような, ドル中心主義の課金リストが表
|
してください. 次のような, ドル中心主義の課金リストが表
|
||||||
示されます(訳注:ドル中心主義という表現は, 表示がドルで
|
示されます(訳注:ドル中心主義という表現は, 表示がドルで
|
||||||
出ることへの著者の皮肉でしょう. セントがあるので小数点
|
出ることへの著者の皮肉でしょう. セントがあるので小数点
|
||||||
|
@ -3963,7 +4098,8 @@ rose:root 26.00 12 $ 0.52
|
||||||
|
|
||||||
total 337.00 154 $ 6.74
|
total 337.00 154 $ 6.74
|
||||||
</code>
|
</code>
|
||||||
<tt/pac/ が受け付ける引数には次のようなものがあります.
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> が受け付ける引数には次のようなものがあります.
|
||||||
<descrip>
|
<descrip>
|
||||||
<tag/<tt/-P<it/printer///
|
<tag/<tt/-P<it/printer///
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -4006,7 +4142,8 @@ total 337.00 154 $ 6.74
|
||||||
ユーザ <it/names/ に対する課金情報のみを表示します.
|
ユーザ <it/names/ に対する課金情報のみを表示します.
|
||||||
</descrip>
|
</descrip>
|
||||||
|
|
||||||
<tt/pac/ が生成するデフォルトのリストには, 各ホストのユーザ別
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> が生成するデフォルトのリストには, 各ホストのユーザ別
|
||||||
に印字ページ数が表示されます. (ユーザがサイト内のすべてのホスト
|
に印字ページ数が表示されます. (ユーザがサイト内のすべてのホスト
|
||||||
を使用できるため) ホスト名の情報が意味を持たない場合,
|
を使用できるため) ホスト名の情報が意味を持たない場合,
|
||||||
<tt/pac -m/ を実行してください. 次のようなリストが得られます.
|
<tt/pac -m/ を実行してください. 次のようなリストが得られます.
|
||||||
|
@ -4021,11 +4158,15 @@ zhang 9.00 1 $ 0.18
|
||||||
|
|
||||||
total 337.00 154 $ 6.74
|
total 337.00 154 $ 6.74
|
||||||
</code>
|
</code>
|
||||||
課金額を決めるために, <tt/pac/ は <tt>/etc/printcap</tt> ファ
|
課金額を決めるために,
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> は <tt>/etc/printcap</tt> ファ
|
||||||
イルの <tt/pc/ 項目で指定された値 (デフォルト値は200, すなわち1
|
イルの <tt/pc/ 項目で指定された値 (デフォルト値は200, すなわち1
|
||||||
ページ当たり2セント) を使います. この項目で, 印字物に課金したい
|
ページ当たり2セント) を使います. この項目で, 印字物に課金したい
|
||||||
と思う1ページ当たり, または, 1フィート当たりの価格を100分の1セ
|
と思う1ページ当たり, または, 1フィート当たりの価格を100分の1セ
|
||||||
ント単位で指定します. <tt/pac/ を <tt/-p/ オプション付きで起動
|
ント単位で指定します.
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> を <tt/-p/ オプション付きで起動
|
||||||
すると, この値を置き換えることができます. この <tt/-p/ オプショ
|
すると, この値を置き換えることができます. この <tt/-p/ オプショ
|
||||||
ンで指定する額の単位は, 100分の1セント単位ではなく, ドル単位で
|
ンで指定する額の単位は, 100分の1セント単位ではなく, ドル単位で
|
||||||
す. 例えば, 次の指定では, 1ページ当たりの単価が1ドル50セントに
|
す. 例えば, 次の指定では, 1ページ当たりの単価が1ドル50セントに
|
||||||
|
@ -4038,7 +4179,9 @@ pac -p1.50
|
||||||
最後に, <tt/pac -s/ を起動すると, 課金情報は課金データ累計ファ
|
最後に, <tt/pac -s/ を起動すると, 課金情報は課金データ累計ファ
|
||||||
イルに保存されます. このファイルの名前は, プリンタの課金データ
|
イルに保存されます. このファイルの名前は, プリンタの課金データ
|
||||||
ファイルの後ろに <tt/_sum/ を付けたものとなります. そして, 課
|
ファイルの後ろに <tt/_sum/ を付けたものとなります. そして, 課
|
||||||
金データファイルは削除されます. 次に <tt/pac/ が起動されると,
|
金データファイルは削除されます. 次に
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?pac"
|
||||||
|
name="pac"> が起動されると,
|
||||||
その時点までの累計金額を得るために, 課金データ累計ファイルが読
|
その時点までの累計金額を得るために, 課金データ累計ファイルが読
|
||||||
み込まれ, 通常の課金データファイルからの情報に加算されます.
|
み込まれ, 通常の課金データファイルからの情報に加算されます.
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -4068,7 +4211,11 @@ pac -p1.50
|
||||||
よいのでしょうか.
|
よいのでしょうか.
|
||||||
|
|
||||||
まず, DVI から LaserJet, または, DVI から PostScript
|
まず, DVI から LaserJet, または, DVI から PostScript
|
||||||
への変換の場合, フィルタが <tt/dvilj/ や <tt/dvips/ の
|
への変換の場合, フィルタが
|
||||||
|
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvilj"
|
||||||
|
name="dvilj"> や
|
||||||
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?manpath=FreeBSD+Ports&query=dvips"
|
||||||
|
name="dvips"> の
|
||||||
出力メッセージを解析することで, 何ページ分の変換がおこなわ
|
出力メッセージを解析することで, 何ページ分の変換がおこなわ
|
||||||
れたかを知ることができます. 他のファイル形式とその変換
|
れたかを知ることができます. 他のファイル形式とその変換
|
||||||
プログラムに関しても, 同様のことができるかもしれません.
|
プログラムに関しても, 同様のことができるかもしれません.
|
||||||
|
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