- Use Japanese punctuation characters.
contributing/article.sgml contributors/article.sgml dialup-firewall/article.sgml diskless-x/article.sgml fonts/article.sgml ipsec-must/article.sgml multi-os/article.sgml zip-drive/article.sgml - Merge the following from the English version: 1.5 -> 1.10 zip-drive/article.sgml Submitted by: Hideyuki KURASHINA <rushani@bl.mmtr.or.jp> References: [doc-jp-work 320,330,332]
This commit is contained in:
parent
2c79ce90da
commit
6e11943177
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=12891
8 changed files with 1515 additions and 1508 deletions
|
@ -26,8 +26,8 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
<pubdate>$FreeBSD$</pubdate>
|
||||
|
||||
<abstract>
|
||||
<para>この文書は, 個人や団体が FreeBSD
|
||||
プロジェクトに貢献するためのいくつかの方法について説明しています.</para>
|
||||
<para>この文書は、個人や団体が FreeBSD
|
||||
プロジェクトに貢献するためのいくつかの方法について説明しています。</para>
|
||||
</abstract>
|
||||
|
||||
<authorgroup>
|
||||
|
@ -44,58 +44,58 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
|
||||
<indexterm><primary>貢献</primary></indexterm>
|
||||
<para>あなたも何か FreeBSD のために貢献したくなりましたか?
|
||||
素晴らしい! 私たちは常に支援を受ける用意がありますし, FreeBSD
|
||||
は生き残るためにユーザベースの貢献に<emphasis>頼る</emphasis>ようなシステムの一つです.
|
||||
あなたの貢献は感謝されるだけではなく, FreeBSD
|
||||
が成長し続けるために極めて重要なものな のです!</para>
|
||||
素晴らしい! 私たちは常に支援を受ける用意がありますし、FreeBSD
|
||||
は生き残るためにユーザベースの貢献に<emphasis>頼る</emphasis>ようなシステムの一つです。
|
||||
あなたの貢献は感謝されるだけではなく、FreeBSD
|
||||
が成長し続けるために極めて重要なものなのです!</para>
|
||||
|
||||
<para>一部の人達が言っているのとは逆に,
|
||||
貢献を受け付けてもらうために腕利 きのプログラマーになるとか
|
||||
FreeBSD コアチームの人と親友になる必要はありません. FreeBSD
|
||||
プロジェクトの開発は,
|
||||
多くのそして益々増加する世界中の貢献者達によってなされており, 彼らの年齢,
|
||||
専門技術分野は多岐に渡ります.
|
||||
そして手の空いている人よりも成されるべき仕事の方が常に多いのです.</para>
|
||||
<para>一部の人達が言っているのとは逆に、
|
||||
貢献を受け付けてもらうために腕利きのプログラマーになるとか
|
||||
FreeBSD コアチームの人と親友になる必要はありません。FreeBSD
|
||||
プロジェクトの開発は、
|
||||
多くのそして益々増加する世界中の貢献者達によってなされており、彼らの年齢、
|
||||
専門技術分野は多岐に渡ります。
|
||||
そして手の空いている人よりも成されるべき仕事の方が常に多いのです。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD
|
||||
プロジェクトがカーネルや散在しているユーティリティよりも,
|
||||
オペレーティングシステム環境 (と, そのインストール)
|
||||
に対して責任を持つ ようになったため,
|
||||
私たちの <filename>TODO</filename> リストはドキュメンテーション,
|
||||
ベータテスト,
|
||||
高度に専門化されたタイプのカーネル開発の好例を紹介するなど非常に広い範囲のタスクに渡ります.
|
||||
あなたの技能レベルに関わらず,
|
||||
プロジェクトがカーネルや散在しているユーティリティよりも、
|
||||
オペレーティングシステム環境 (と、そのインストール)
|
||||
に対して責任を持つ ようになったため、
|
||||
私たちの <filename>TODO</filename> リストはドキュメンテーション、
|
||||
ベータテスト、
|
||||
高度に専門化されたタイプのカーネル開発の好例を紹介するなど非常に広い範囲のタスクに渡ります。
|
||||
あなたの技能レベルに関わらず、
|
||||
プロジェクトを支援できることが必ず何かあります!</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD
|
||||
関連の事業に従事している商業団体が私たちにコンタクトすることも歓迎します.
|
||||
あなたの製品を (FreeBSD 上で) 動作させるには,
|
||||
関連の事業に従事している商業団体が私たちにコンタクトすることも歓迎します。
|
||||
あなたの製品を (FreeBSD 上で) 動作させるには、
|
||||
特別な拡張が必要ではありませんか?
|
||||
あまりにも風変わりな要求でなければ,
|
||||
それを受け入れる用意が私たちにあるとわかるはずです.
|
||||
付加価値のある製品ですか? 私たちに知らせてください! 多分私たちは,
|
||||
ある面において共同して作業をすることができるでしょう.
|
||||
フリーソフトウェア界は,
|
||||
ソフトウェアがそのライフサイクルを通してどのように開発され,
|
||||
売られ, 保守されていくかについて, 既存の仮説に挑戦しています.
|
||||
少なくとももう一度考慮してみることを私たちは強くお奨めします.</para>
|
||||
あまりにも風変わりな要求でなければ、
|
||||
それを受け入れる用意が私たちにあるとわかるはずです。
|
||||
付加価値のある製品ですか? 私たちに知らせてください! 多分私たちは、
|
||||
ある面において共同して作業をすることができるでしょう。
|
||||
フリーソフトウェア界は、
|
||||
ソフトウェアがそのライフサイクルを通してどのように開発され、
|
||||
売られ、保守されていくかについて、既存の仮説に挑戦しています。
|
||||
少なくとももう一度考慮してみることを私たちは強くお奨めします。</para>
|
||||
|
||||
<sect1 id="contrib-what">
|
||||
<title>何が必要?</title>
|
||||
|
||||
<para>次のタスクとサブプロジェクトのリストは, コアチームの色々な
|
||||
<para>次のタスクとサブプロジェクトのリストは、コアチームの色々な
|
||||
<filename>TODO</filename>
|
||||
リストと最近2ヶ月で集めたユーザリクエストを合わせたものです.
|
||||
可能なところでは, 緊急度によってタスクがランクづけされています.
|
||||
もしここにあるタスクの実行に興味があるのでしたら,
|
||||
コーディネータの名前をクリックしてメールを送ってください.
|
||||
もしコーディネータが決まっていなければ,
|
||||
リストと最近 2 ヶ月で集めたユーザリクエストを合わせたものです。
|
||||
可能なところでは、緊急度によってタスクがランクづけされています。
|
||||
もしここにあるタスクの実行に興味があるのでしたら、
|
||||
コーディネータの名前をクリックしてメールを送ってください。
|
||||
もしコーディネータが決まっていなければ、
|
||||
あなたがボランティアしてみませんか?</para>
|
||||
|
||||
<sect2>
|
||||
<title>進行中のタスク</title>
|
||||
|
||||
<para>次のタスクはやっておくべきではありますが,
|
||||
<para>次のタスクはやっておくべきではありますが、
|
||||
特にさし迫っているわけではありません:</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
|
@ -106,8 +106,8 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>穏やかな方法でハードウェアを検知するコンフィグレーションマネージャの作成
|
||||
(第3ステージ・ブートの中に?). ハードウェアが必要とする
|
||||
KLD だけを残す等.</para>
|
||||
(第 3 ステージ・ブートの中に?)。ハードウェアが必要とする
|
||||
KLD だけを残す等</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -121,27 +121,27 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>pcic ドライバの信頼性のある操作 (テスト要).</para>
|
||||
<para>pcic ドライバの信頼性のある操作 (テスト要)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>sio.c</filename>
|
||||
のリコグナイザとハンドラ (ほぼ完了).</para>
|
||||
のリコグナイザとハンドラ (ほぼ完了)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>ed.c</filename> のリコグナイザとハンドラ
|
||||
(ほぼ完了).</para>
|
||||
(ほぼ完了)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>ep.c</filename> のリコグナイザとハンドラ
|
||||
(ほぼ完了).</para>
|
||||
(ほぼ完了)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>User-mode のリコグナイザとハンドラ
|
||||
(部分的に完了).</para>
|
||||
(部分的に完了)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -152,20 +152,20 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>APM サブドライバ (ほぼ完了).</para>
|
||||
<para>APM サブドライバ (ほぼ完了)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>IDE/ATA ディスクサブドライバ (部分的に完了).</para>
|
||||
<para>IDE/ATA ディスクサブドライバ (部分的に完了)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>syscons/pcvt サブドライバ.</para>
|
||||
<para>syscons/pcvt サブドライバ</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>PCMCIA/PCCARD ドライバ群との統合 (サスペンド /
|
||||
レジューム).</para>
|
||||
レジューム)</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -175,45 +175,45 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
<sect2>
|
||||
<title>優先度の低いタスク</title>
|
||||
|
||||
<para>次のタスクは全くのあら隠し,
|
||||
<para>次のタスクは全くのあら隠し、
|
||||
または誰もすぐにおこないそうもない投資のような仕事を表します:</para>
|
||||
|
||||
<para>最初の N 項目は Terry Lambert
|
||||
<email>terry@lambert.org</email> からのものです.</para>
|
||||
<email>terry@lambert.org</email> からのものです。</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ネットワークカードと一緒に提供される ODI
|
||||
カードドライバを使用できるようにする, NetWare サーバ
|
||||
(プロテクトモードの ODI ドライバ) ローダとサブサービス.
|
||||
NDIS ドライバと NetWare の SCSI ドライバについても同様.</para>
|
||||
カードドライバを使用できるようにする、NetWare サーバ
|
||||
(プロテクトモードの ODI ドライバ) ローダとサブサービス。
|
||||
NDIS ドライバと NetWare の SCSI ドライバについても同様。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>前のリビジョンの FreeBSD マシンではなく, Linux
|
||||
マシンで動作する 「アップグレードシステム」オプション.</para>
|
||||
<para>前のリビジョンの FreeBSD マシンではなく、Linux
|
||||
マシンで動作する 「アップグレードシステム」オプション。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>カーネルのマルチスレッド化
|
||||
(カーネルのプリエンプションが必要).</para>
|
||||
(カーネルのプリエンプションが必要)。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>カーネルのプリエンプション付き対称マルチプロセッシング
|
||||
(カーネルのプリエンプションが必要).</para>
|
||||
(カーネルのプリエンプションが必要)。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ポータブルコンピュータのサポートにおける協調の試み.
|
||||
<para>ポータブルコンピュータのサポートにおける協調の試み。
|
||||
これは PCMCIA
|
||||
ブリッジング規則と電源管理イベント処理の変更により,
|
||||
いくらかは処理できます. しかし,
|
||||
内蔵ディスプレイと外部ディスプレイの検出, この 2
|
||||
種類のディスプレイがあるという事実に基づく異なる解像度の選択,
|
||||
マシンがドックにある場合にはディスクのモータ停止を防止すること,
|
||||
ブリッジング規則と電源管理イベント処理の変更により、
|
||||
いくらかは処理できます。しかし、
|
||||
内蔵ディスプレイと外部ディスプレイの検出、この 2
|
||||
種類のディスプレイがあるという事実に基づく異なる解像度の選択、
|
||||
マシンがドックにある場合にはディスクのモータ停止を防止すること、
|
||||
マシンのブート能力に影響を与えずにドックベースのカードの消滅を可能にすること
|
||||
(PCMCIA と同じ問題) などの問題があります.</para>
|
||||
(PCMCIA と同じ問題) などの問題があります。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
@ -223,88 +223,89 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
|
||||
<para>上のセクションで挙げたタスクは膨大な時間の投資または
|
||||
FreeBSD のカーネルに関する深い知識を必要とします
|
||||
(もしくはそのどちらも). しかしながら,
|
||||
<quote>週末ハッカー</quote>やプログラミングのスキルを持たない人々に適した立派なタスクも数多くあります.</para>
|
||||
(もしくはそのどちらも)。しかしながら、
|
||||
<quote>週末ハッカー</quote> やプログラミングのスキルを持たない人々に適した立派なタスクも数多くあります。</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>FreeBSD-current を運用しており,
|
||||
状態の良いインターネット接続があるならば, <hostid
|
||||
<para>FreeBSD-current を運用しており、
|
||||
状態の良いインターネット接続があるならば、<hostid
|
||||
role="fqdn">current.FreeBSD.org</hostid>
|
||||
という一日に一回フルリリースを行っているマシンがあります
|
||||
— 時おり最新のリリースをそこからインストールし,
|
||||
その過程で何か問題があるなら報告して下さい.</para>
|
||||
— 時おり最新のリリースをそこからインストールし、
|
||||
その過程で何か問題があるなら報告して下さい。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>freebsd-bugs
|
||||
メーリングリストを読んでください.
|
||||
そこではあなたが建設的なコメントを付けたりテストできるパッチが提供されているような問題がある かもしれません.
|
||||
もしくはそれらの問題の一つをあなた自身で修正することさえできるかもしれません.</para>
|
||||
メーリングリストを読んでください。
|
||||
そこではあなたが建設的なコメントを付けたりテストできるパッチが提供されているような問題があるかもしれません。
|
||||
もしくはそれらの問題の一つをあなた自身で修正することさえできるかもしれません。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>定期的に FAQ とハンドブックを通して読んでみてください.
|
||||
もしまずい説明や古い事柄や完全に間違っていることなどがあれば我々に知らせて下さい.
|
||||
<para>定期的に FAQ とハンドブックを通して読んでみてください。
|
||||
もしまずい説明や古い事柄や完全に間違っていることなどがあれば我々に知らせて下さい。
|
||||
さらに良いのは我々に修正案を送ることです (SGML
|
||||
は学ぶのにそれほど難しくありませんが,
|
||||
プレインテキストでも問題はありません).</para>
|
||||
は学ぶのにそれほど難しくありませんが、
|
||||
プレインテキストでも問題はありません)。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>(もしまだないならば) FreeBSD
|
||||
のドキュメントを自分の母国語に翻訳するのを手伝ってください —
|
||||
作業している人がいるかどうか &a.doc; にメールを送って聞くだけです.
|
||||
とはいっても,
|
||||
作業している人がいるかどうか &a.doc; にメールを送って聞くだけです。
|
||||
とはいっても、
|
||||
そうすることによってあなたが全ての FreeBSD
|
||||
ドキュメントの翻訳に携わるようになるというわけではないですからね
|
||||
— 実際,
|
||||
もっとも翻訳が必要とされているドキュメントはインストール方法です.</para>
|
||||
— 実際、
|
||||
もっとも翻訳が必要とされているドキュメントはインストール方法です。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>たまに(もしくは定期的に) freebsd-questions
|
||||
<para>たまに (もしくは定期的に) freebsd-questions
|
||||
メーリングリストや
|
||||
<literal>comp.unix.bsd.freebsd.misc</literal>
|
||||
を読んでください. これは,
|
||||
あなたの持っている専門知識を共有したり誰かが抱えている問題を解決するのに非常に有効なものになり得ることです.
|
||||
時にはあなた自身で新しいことを学ぶことさえできるかもしれません.
|
||||
これらのフォーラムはやるべきことのアイディアの源にもなり得るのです.</para>
|
||||
を読んでください。これは、
|
||||
あなたの持っている専門知識を共有したり、
|
||||
誰かが抱えている問題を解決するのに非常に有効なものになり得ることです。
|
||||
時にはあなた自身で新しいことを学ぶことさえできるかもしれません。
|
||||
これらのフォーラムはやるべきことのアイディアの源にもなり得るのです。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>-current に正しく当てられるがしばらく経っても(通常は
|
||||
2, 3 週間) -stable
|
||||
に取り込まれてないようなバグフィックスがあるならばコミッターに丁寧に思い出させてください.</para>
|
||||
<para>-current に正しく当てられるがしばらく経っても (通常は
|
||||
2、3 週間) -stable
|
||||
に取り込まれてないようなバグフィックスがあるならばコミッターに丁寧に思い出させてください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>寄贈ソフトウェアをソースツリーの
|
||||
<filename>src/contrib</filename>
|
||||
に移動させてください.</para>
|
||||
に移動させてください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>src/contrib</filename>
|
||||
以下のコードが最新のものであるか確認してください.</para>
|
||||
以下のコードが最新のものであるか確認してください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>警告を詳細に報告するようにして
|
||||
ソースツリー全体(もしくはその一部)を構築してみてください.
|
||||
そして警告が出ないようにしてください.</para>
|
||||
<para>警告を詳細に報告するようにしてソースツリー全体
|
||||
(もしくはその一部) を構築してみてください。
|
||||
そして警告が出ないようにしてください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ports で, <function>gets()</function> を使っているとか
|
||||
<para>ports で、<function>gets()</function> を使っているとか
|
||||
<filename>malloc.h</filename>
|
||||
をインクルードしているなどといった警告が出ないようにしてください.</para>
|
||||
をインクルードしているなどといった警告が出ないようにしてください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>もしなんらかの ports に関わっているなら,
|
||||
<para>もしなんらかの ports に関わっているなら、
|
||||
あなたのパッチを作者にフィードバックしてください
|
||||
(次のバージョンが出た時にあなたが楽になります).</para>
|
||||
(次のバージョンが出た時にあなたが楽になります)。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
|
@ -319,19 +320,19 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
<indexterm><primary>障害報告 (PR) データベース</primary></indexterm>
|
||||
|
||||
<para><ulink url="http://www.FreeBSD.org/cgi/query-pr-summary.cgi">
|
||||
FreeBSD 障害報告リスト</ulink>では, 現在問題となっている報告と,
|
||||
FreeBSD の利用者によって提出された改良の要望に関する全てのリストを公開しています.
|
||||
open 状態の障害情報を見て, 興味を引く内容かどうか確かめて下さい.
|
||||
本当に複雑なものも含まれているでしょうし,
|
||||
例えば, 障害報告に対する修正がちゃんとしたものであるかどうか単にチェックするだけのとても簡単な作業もあるでしょう.</para>
|
||||
FreeBSD 障害報告リスト</ulink>では、現在問題となっている報告と、
|
||||
FreeBSD の利用者によって提出された改良の要望に関する全てのリストを公開しています。
|
||||
open 状態の障害情報を見て、興味を引く内容かどうか確かめて下さい。
|
||||
本当に複雑なものも含まれているでしょうし、
|
||||
例えば、障害報告に対する修正がちゃんとしたものであるかどうか単にチェックするだけのとても簡単な作業もあるでしょう。</para>
|
||||
|
||||
<para>まず, まだ誰にも割り当てられていない障害報告から作業を始めて下さい.
|
||||
もし, 誰か他の人に割り当てが決まっているけれども自分が作業可能だ,
|
||||
というものがあれば, 作業ができるかどうか —
|
||||
既にテスト用パッチが用意されているのかどうか, あるいは
|
||||
その問題についてあなたが考えている,
|
||||
より進んだ考えに関して議論ができるかどうか,
|
||||
割り当てられている人に電子メールで問い合わせて下さい.
|
||||
<para>まず、まだ誰にも割り当てられていない障害報告から作業を始めて下さい。
|
||||
もし、誰か他の人に割り当てが決まっているけれども自分が作業可能だ、
|
||||
というものがあれば、作業ができるかどうか —
|
||||
既にテスト用パッチが用意されているのかどうか、あるいは
|
||||
その問題についてあなたが考えている、
|
||||
より進んだ考えに関して議論ができるかどうか、
|
||||
割り当てられている人に電子メールで問い合わせて下さい。
|
||||
</para>
|
||||
|
||||
</sect2>
|
||||
|
@ -340,61 +341,60 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
<sect1 id="contrib-how">
|
||||
<title>貢献の仕方</title>
|
||||
|
||||
<para>一般的に, システムへの貢献は次の 6
|
||||
つのカテゴリの1つ以上に分類されます:</para>
|
||||
<para>一般的に、システムへの貢献は次の 6
|
||||
つのカテゴリの 1 つ以上に分類されます:</para>
|
||||
|
||||
<sect2 id="contrib-general">
|
||||
<title>バグ報告と一般的な論評</title>
|
||||
|
||||
<para>報告するべきバグがあったり, 提案したいことがあれば:</para>
|
||||
<para>報告するべきバグがあったり、提案したいことがあれば:</para>
|
||||
|
||||
<para><emphasis>一般的な</emphasis>
|
||||
技術的関心事に関するアイデアや提案は &a.hackers;
|
||||
へメールしてください. 同様に, このような事柄に興味のある
|
||||
(そして<emphasis>膨大な</emphasis>メール! に耐えられる) 人は,
|
||||
<para><emphasis>一般的な</emphasis>技術的関心事に関するアイデアや提案は
|
||||
&a.hackers; へメールしてください。同様に、このような事柄に興味のある
|
||||
(そして<emphasis>膨大な</emphasis>メール! に耐えられる) 人は、
|
||||
&a.majordomo; へメールを送って hackers
|
||||
メーリングリストに参加すると良いでしょう. 情報については
|
||||
メーリングリストに参加すると良いでしょう。情報については
|
||||
<ulink url="../../books/handbook/eresources.html#ERESOURCES-MAIL">
|
||||
メーリングリスト</ulink>
|
||||
を参照してください.</para>
|
||||
を参照してください。</para>
|
||||
|
||||
<para>バグを発見したり変更を送付しようとしている場合は
|
||||
&man.send-pr.1; プログラムか <ulink
|
||||
url="../../../../ja/send-pr.html">ウェブベースの
|
||||
send-pr</ulink> を使用して報告してください.
|
||||
バグレポートの各項目を埋めるようにしてください. 65KB
|
||||
を超えるのでなければ,
|
||||
レポート中に直接パッチを入れてくださって結構です.
|
||||
パッチがソースツリーにすぐ適用できるものならば,
|
||||
報告の概要に <literal>[PATCH]</literal> と書いておいてください.
|
||||
その場合, カット&ペーストは<emphasis>しないで</emphasis>ください.
|
||||
カット&ペーストではタブがスペースに展開されてパッチが使い物にならなくなってしまいます.
|
||||
20KB を超える場合は,
|
||||
send-pr</ulink> を使用して報告してください。
|
||||
バグレポートの各項目を埋めるようにしてください。65KB
|
||||
を超えるのでなければ、
|
||||
レポート中に直接パッチを入れてくださって結構です。
|
||||
パッチがソースツリーにすぐ適用できるものならば、
|
||||
報告の概要に <literal>[PATCH]</literal> と書いておいてください。
|
||||
その場合、カット&ペーストは<emphasis>しないで</emphasis>ください。
|
||||
カット&ペーストではタブがスペースに展開されてパッチが使い物にならなくなってしまいます。
|
||||
20KB を超える場合は、
|
||||
それらを compress して &man.uuencode.1;
|
||||
することも検討してください. とても大きくなる場合は <ulink
|
||||
することも検討してください。とても大きくなる場合は <ulink
|
||||
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/incoming/">ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/incoming/</ulink>
|
||||
を利用してください.
|
||||
を利用してください。
|
||||
</para>
|
||||
|
||||
<para>レポートがファイリングされれば,
|
||||
バグ報告の確認とトラッキング番号をメールで受け取るはずです.
|
||||
このトラッキング番号を覚えておき, 問題に関する詳細情報を
|
||||
<para>レポートがファイリングされれば、
|
||||
バグ報告の確認とトラッキング番号をメールで受け取るはずです。
|
||||
このトラッキング番号を覚えておき、問題に関する詳細情報を
|
||||
<email>bug-followup@FreeBSD.org</email> に
|
||||
メールで送って更新できるようにしてください. たとえば
|
||||
<literal>"Re: kern/3377"</literal> のように,
|
||||
この番号をサブジェクト行に使用してください.
|
||||
すべてのバグレポートの追加情報は,
|
||||
この方法で送付されなければいけません.</para>
|
||||
メールで送って更新できるようにしてください。たとえば
|
||||
<literal>"Re: kern/3377"</literal> のように、
|
||||
この番号をサブジェクト行に使用してください。
|
||||
すべてのバグレポートの追加情報は、
|
||||
この方法で送付されなければいけません。</para>
|
||||
|
||||
<para>もしタイムリに (あなたの電子メール接続形態にもよりますが,
|
||||
3日から 1週間) 確認を受けとれないとか, 何らかの理由で
|
||||
&man.send-pr.1; コマンドが使用できない場合には, &a.bugs;
|
||||
へメールを送り,
|
||||
誰か代りにバグ報告を送付してもらうようたずねてください.</para>
|
||||
<para>もしタイムリーに (あなたの電子メール接続形態にもよりますが、
|
||||
3 日から 1 週間) 確認を受けとれないとか、何らかの理由で
|
||||
&man.send-pr.1; コマンドが使用できない場合には、&a.bugs;
|
||||
へメールを送り、
|
||||
誰か代りにバグ報告を送付してもらうようたずねてください。</para>
|
||||
|
||||
<para>良い障害報告を書く方法については<ulink
|
||||
URL="../../../en_US.ISO8859-1/articles/problem-reports/article.html">この文書</ulink
|
||||
>をご覧ください.</para>
|
||||
>をご覧ください。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
||||
<sect2>
|
||||
|
@ -402,11 +402,11 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
|
||||
<indexterm><primary>文書に関する提案</primary></indexterm>
|
||||
|
||||
<para>文書の変更は &a.doc; が監督しています. <link
|
||||
<para>文書の変更は &a.doc; が監督しています。<link
|
||||
linkend="contrib-general">バグ報告と一般的な論評</link>
|
||||
に記述されているように <command>send-pr</command>
|
||||
コマンドを使用して, 提案や変更
|
||||
(どんな些細なものでも歓迎します!) を送ってください.</para>
|
||||
コマンドを使用して、提案や変更
|
||||
(どんな些細なものでも歓迎します!) を送ってください。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
||||
<sect2>
|
||||
|
@ -414,29 +414,29 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
|
||||
<indexterm><primary>FreeBSD-current</primary></indexterm>
|
||||
|
||||
<para>現存のソースコードへの追加または変更は,
|
||||
いくらかトリッキーな仕事で あり, core の FreeBSD
|
||||
開発の現状にあなたがどれだけ通じているかに大きく依存します.
|
||||
<quote>FreeBSD-current</quote>として知られる FreeBSD
|
||||
の特別な継続的リリースがあります. FreeBSD-current
|
||||
は開発者の積極的な活動の便宜のために,
|
||||
色々な方法で利用可能になっています. FreeBSD-current
|
||||
<para>現存のソースコードへの追加または変更は、
|
||||
いくらかトリッキーな仕事であり、core の FreeBSD
|
||||
開発の現状にあなたがどれだけ通じているかに大きく依存します。
|
||||
<quote>FreeBSD-current</quote> として知られる FreeBSD
|
||||
の特別な継続的リリースがあります。FreeBSD-current
|
||||
は開発者の積極的な活動の便宜のために、
|
||||
色々な方法で利用可能になっています。FreeBSD-current
|
||||
の入手と使用方法についての詳しい情報については<ulink
|
||||
url="../../books/handbook/current-stable.html">FreeBSD ハンドブック</ulink>
|
||||
を参照してください.</para>
|
||||
を参照してください。</para>
|
||||
|
||||
<para>不幸にして古いソースをもとに仕事をすることは,
|
||||
時々あなたの変更が時 代遅れ, または FreeBSD
|
||||
への簡単な再統合に合わなくなっていることを意味します.
|
||||
<para>不幸にして古いソースをもとに仕事をすることは、
|
||||
時々あなたの変更が時代遅れ、または FreeBSD
|
||||
への簡単な再統合に合わなくなっていることを意味します。
|
||||
システムの現状に関する議論がおこなわれている &a.announce; と
|
||||
&a.current; へ参加することで,
|
||||
この可能性を最小限にすることができます.</para>
|
||||
&a.current; へ参加することで、
|
||||
この可能性を最小限にすることができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>完全な最新のソースを変更のベースにできることが確実になったと仮定して,
|
||||
<para>完全な最新のソースを変更のベースにできることが確実になったと仮定して、
|
||||
次のステップは FreeBSD
|
||||
の保守担当者へ送る差分ファイルの生成です. これは &man.diff.1;
|
||||
コマンドを使用しておこないますが, <quote>context
|
||||
diff</quote>形式が好まれるようです. 例えば:</para>
|
||||
の保守担当者へ送る差分ファイルの生成です。これは &man.diff.1;
|
||||
コマンドを使用しておこないますが、<quote>context
|
||||
diff</quote> 形式が好まれるようです。例えば:</para>
|
||||
|
||||
<indexterm>
|
||||
<primary><command>diff</command></primary>
|
||||
|
@ -447,102 +447,104 @@ FreeBSD Entities//EN"> %freebsd;
|
|||
|
||||
<screen>&prompt.user; <userinput>diff -c -r olddir newdir</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para>これで指定されたソースファイルまたはディレクトリ階層に対するコンテキスト形式の差分が生成されます.
|
||||
<para>これで指定されたソースファイルまたはディレクトリ階層に対するコンテキスト形式の差分が生成されます。
|
||||
詳しい説明は
|
||||
&man.diff.1; のマ ニュアルページを参照してください.</para>
|
||||
&man.diff.1; のマニュアルページを参照してください.</para>
|
||||
|
||||
<para>差分ファイル (&man.patch.1; コマンドでテストできます)
|
||||
を作ったら, それらを FreeBSD
|
||||
に含めてもらうようメールで送ってください. <link
|
||||
を作ったら、それらを FreeBSD
|
||||
に含めてもらうようメールで送ってください。<link
|
||||
linkend="contrib-general">バグ報告と一般的な論評</link>
|
||||
に記述されているように &man.send-pr.1;
|
||||
コマンドを使用してください. 差分ファイルだけを &a.hackers;
|
||||
へ送ってはいけません. 途方にくれてしまいます!
|
||||
私たちは多忙なので, あなたの提案に大変感謝します
|
||||
(これはボランティアのプロジェクトです!).
|
||||
すぐに取りかかることはできませんが, 処理されるまではちゃんと
|
||||
PR データベースに残っています.
|
||||
コマンドを使用してください。差分ファイルだけを &a.hackers;
|
||||
へ送ってはいけません。途方にくれてしまいます!
|
||||
私たちは多忙なので、あなたの提案に大変感謝します
|
||||
(これはボランティアのプロジェクトです!)。
|
||||
すぐに取りかかることはできませんが、処理されるまではちゃんと
|
||||
PR データベースに残っています。
|
||||
報告の概要に <literal>[PATCH]</literal>
|
||||
と書いてあなたの提案を表明してください.</para>
|
||||
と書いてあなたの提案を表明してください。</para>
|
||||
|
||||
<indexterm>
|
||||
<primary><command>uuencode</command></primary>
|
||||
</indexterm>
|
||||
<para>あなたがそうした方がいいと思う場合 (例えば,
|
||||
ファイルの追加, 削除または名称変更など), 変更を
|
||||
<command>tar</command> ファイルにまとめ, &man.uuencode.1;
|
||||
プログラムにかけてください. shar
|
||||
アーカイブも歓迎します.</para>
|
||||
<para>あなたがそうした方がいいと思う場合 (例えば、
|
||||
ファイルの追加、削除または名称変更など)、変更を
|
||||
<command>tar</command> ファイルにまとめ、&man.uuencode.1;
|
||||
プログラムにかけてください。shar
|
||||
アーカイブも歓迎します。</para>
|
||||
|
||||
<para>例えばあなたがそれ自身のさらなる配布を管理する著作権の問題を良く分かっていないとか,
|
||||
単に厳しいレビューをおこなっておらずリリースする準備ができていないなど,
|
||||
あなたの変更が潜在的に不安定な性質を持つものである場合,
|
||||
<para>例えばあなたがそれ自身のさらなる配布を管理する著作権の問題を良く分かっていないとか、
|
||||
単に厳しいレビューをおこなっておらずリリースする準備ができていないなど、
|
||||
あなたの変更が潜在的に不安定な性質を持つものである場合、
|
||||
&man.send-pr.1; で送付するよりむしろ &a.core;
|
||||
へ直接送ってください. コアチームメーリングリスト宛のメールは,
|
||||
日々の仕事のほとんどを FreeBSD でおこなっている人たちの,
|
||||
より小さなグルー プに届きます.
|
||||
このグループもまた<emphasis>とても忙しい</emphasis>ことに注意して,
|
||||
本当に必要な場合にコアチームの彼らにメールを送るだけにしてください.</para>
|
||||
へ直接送ってください。コアチームメーリングリスト宛のメールは、
|
||||
日々の仕事のほとんどを FreeBSD でおこなっている人たちの、
|
||||
より小さなグループに届きます。
|
||||
このグループもまた<emphasis>とても忙しい</emphasis>ことに注意して、
|
||||
本当に必要な場合にコアチームの彼らにメールを送るだけにしてください。</para>
|
||||
|
||||
<para>コーディングスタイルに関する情報は
|
||||
&man.intro.9; および &man.style.9;
|
||||
を参照してください. コードを提出する前には,
|
||||
少なくともこの情報を意識しておいてくださるようお願いします.</para>
|
||||
を参照してください。コードを提出する前には、
|
||||
少なくともこの情報を意識しておいてくださるようお願いします。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
||||
<sect2>
|
||||
<title>新たなコードやメジャーな付加価値の高いパッケージ</title>
|
||||
|
||||
<para>重要な大きい仕事の寄贈や, 重要な新しい機能を
|
||||
FreeBSD に追加する場合には通常, 変更点を tar/uuencode
|
||||
したファイルにして送るか, それらをウェブサイトや FTP
|
||||
サイトへアップロードしてアクセスできるようにすることのどちらかが必要になります.
|
||||
<para>重要な大きい仕事の寄贈や、重要な新しい機能を
|
||||
FreeBSD に追加する場合には通常、変更点を tar/uuencode
|
||||
したファイルにして送るか、それらをウェブサイトや FTP
|
||||
サイトへアップロードしてアクセスできるようにすることのどちらかが必要になります。
|
||||
web や FTP サイトへのアクセスができないときは適切な FreeBSD
|
||||
のメーリングリストで誰かに変更を受け取って貰ってください.</para>
|
||||
のメーリングリストで誰かに変更を受け取って貰ってください。</para>
|
||||
|
||||
<para>大量のコードをともなった仕事の場合は,
|
||||
常に著作権に関する微妙な問題が出てきます. FreeBSD
|
||||
に含めるコードのコピーライトとして受け入れることができるのは,
|
||||
以下の二つです.</para>
|
||||
<para>大量のコードをともなった仕事の場合は、
|
||||
常に著作権に関する微妙な問題が出てきます。FreeBSD
|
||||
に含めるコードのコピーライトとして受け入れることができるのは、
|
||||
以下の二つです。</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<indexterm><primary>BSD copyright</primary></indexterm>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>BSD コピーライト.
|
||||
このコピーライトは<quote>権利に縛られない</quote>性格と商用企業にとって一般的な魅力をもつために最も好まれます.
|
||||
FreeBSD プロジェクトは商用利用を阻んだりせず, 何かを
|
||||
<para>BSD コピーライト。
|
||||
このコピーライトは
|
||||
<quote>権利に縛られない</quote>
|
||||
性格と商用企業にとって一般的な魅力をもつために最も好まれます。
|
||||
FreeBSD プロジェクトは商用利用を阻んだりせず、何かを
|
||||
FreeBSD
|
||||
へ投資する気になった商業関係者による参加を積極的に奨励します.</para>
|
||||
へ投資する気になった商業関係者による参加を積極的に奨励します。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>GPL</primary><see>GNU General Public License</see></indexterm>
|
||||
<indexterm><primary>GNU General Public License</primary></indexterm>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>GNU一般公有使用許諾, または<quote>GPL</quote>.
|
||||
このライセンスはコードを商用目的に使用する場合に余分な努力が求められるため,
|
||||
私たちにあまり評判が良いというわけではありません. しかし,
|
||||
私たちは既に GPL 下の高品質なコード (コンパイラ,
|
||||
アセンブラ, テキストフォーマッタ等) の提供を受けており,
|
||||
私たちは現在それを必要としています. そのため,
|
||||
このライセンスによる新たな貢献を拒絶するというのは愚かなことでしょう. GPL
|
||||
下のコードはソースツリー の別の部分, 現在のところ
|
||||
<para>GNU一般公有使用許諾、または <quote>GPL</quote>。
|
||||
このライセンスはコードを商用目的に使用する場合に余分な努力が求められるため、
|
||||
私たちにあまり評判が良いというわけではありません。しかし、
|
||||
私たちは既に GPL 下の高品質なコード
|
||||
(コンパイラ、アセンブラ、テキストフォーマッタ等)
|
||||
の提供を受けており、私たちは現在それを必要としています。そのため、
|
||||
このライセンスによる新たな貢献を拒絶するというのは愚かなことでしょう。GPL
|
||||
下のコードはソースツリーの別の部分、現在のところ
|
||||
<filename>/sys/gnu</filename> か
|
||||
<filename>/usr/src/gnu</filename> に入っています.
|
||||
そのため, GPL が問題となるような人は,
|
||||
誰でも簡単にそれとわかるようになっています.</para>
|
||||
<filename>/usr/src/gnu</filename> に入っています。
|
||||
そのため、GPL が問題となるような人は、
|
||||
誰でも簡単にそれとわかるようになっています。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
|
||||
<para>これ以外のタイプのコピーライトによる寄贈は, FreeBSD
|
||||
へ含めることを考慮する前に注意深いレビューを受けなければなりません.
|
||||
作者が独自のチャネルを通して配布しており,
|
||||
そのような変更をおこなうことを常に奨励している場合でも,
|
||||
特に限定的な商用のコピーライトが適用される寄贈は一般に拒否されます.</para>
|
||||
<para>これ以外のタイプのコピーライトによる寄贈は、FreeBSD
|
||||
へ含めることを考慮する前に注意深いレビューを受けなければなりません。
|
||||
作者が独自のチャネルを通して配布しており、
|
||||
そのような変更をおこなうことを常に奨励している場合でも、
|
||||
特に限定的な商用のコピーライトが適用される寄贈は一般に拒否されます。</para>
|
||||
|
||||
<para>あなたの作品に <quote>BSD スタイル</quote>のコピーライトを付けるには,
|
||||
保護したいソースコードファイルすべての一番最初に以下のテキストを入れて,
|
||||
<para>あなたの作品に <quote>BSD スタイル</quote> のコピーライトを付けるには、
|
||||
保護したいソースコードファイルすべての一番最初に以下のテキストを入れて、
|
||||
<literal>%%</literal>
|
||||
の間を適切な情報に置き換えください.</para>
|
||||
の間を適切な情報に置き換えください。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>Copyright (c) %%適切な年%%
|
||||
%%あなたの名前%%, %%あなたの州%% %%郵便番号%%.
|
||||
|
@ -571,90 +573,90 @@ THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
|
|||
|
||||
$Id$</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>便宜をはかるため,
|
||||
このテキストのコピーは次の場所に置いてあります.
|
||||
<filename>/usr/share/examples/etc/bsd-style-copyright</filename>.</para>
|
||||
<para>便宜をはかるため、
|
||||
このテキストのコピーは次の場所に置いてあります。
|
||||
<filename>/usr/share/examples/etc/bsd-style-copyright</filename></para>
|
||||
|
||||
<note>
|
||||
<title>訳注</title>
|
||||
|
||||
<para>以下は神田敏広氏より寄贈された bsd-style-copyright
|
||||
の日本語訳です.
|
||||
ソースファイルに含めるものは原文の方であることに注意してご利用ください.
|
||||
また, 原文との間に趣旨の差異が生じた場合,
|
||||
原文の内容が FreeBSD プロジェクトの意思であるものとします.</para>
|
||||
の日本語訳です。
|
||||
ソースファイルに含めるものは原文の方であることに注意してご利用ください。
|
||||
また、原文との間に趣旨の差異が生じた場合、
|
||||
原文の内容が FreeBSD プロジェクトの意思であるものとします。</para>
|
||||
</note>
|
||||
|
||||
<programlisting>
|
||||
Copyright (C) [年]
|
||||
[あなたの名前] All rights reserved.
|
||||
|
||||
ソースとバイナリ形式の再配布および使用は, 変更の有無にかかわらず以下の
|
||||
ソースとバイナリ形式の再配布および使用は、変更の有無にかかわらず以下の
|
||||
条件を満たす場合に限り許可される:
|
||||
1. ソースコードの再配布は, 上記の著作権表示・この条件のリスト・下記の
|
||||
否認声明文を保持しなければならない.
|
||||
1. ソースコードの再配布は、上記の著作権表示・この条件のリスト・下記の
|
||||
否認声明文を保持しなければならない。
|
||||
|
||||
2. バイナリ形式の再配布は, 上記の著作権表示・この条件のリスト・下記の
|
||||
否認声明文を, 配布物と共に提供される文書および/または他の資料の中に
|
||||
含めなければならない.
|
||||
2. バイナリ形式の再配布は上記の著作権表示・この条件のリスト・下記の
|
||||
否認声明文を、配布物と共に提供される文書および/または他の資料の中に
|
||||
含めなければならない。
|
||||
|
||||
(訳注:ここから「否認声明文」です)
|
||||
|
||||
このソフトウェアは[あなたの名前]および貢献者によって ``あるがままの状態''
|
||||
で提供され, 商品性と特定の目的に対する適合性についての暗黙の保証に留ま
|
||||
らず, いかなる明示および暗黙の保証を認めない. [あなたの名前]および貢献
|
||||
者は, あらゆる直接的・間接的・偶発的・特殊的・典型的・必然的な損害 (代
|
||||
で提供され、商品性と特定の目的に対する適合性についての暗黙の保証に留ま
|
||||
らず、いかなる明示および暗黙の保証を認めない。[あなたの名前]および貢献
|
||||
者は、あらゆる直接的・間接的・偶発的・特殊的・典型的・必然的な損害 (代
|
||||
替製品または代替サービスの獲得費; 効用・データ・利益の喪失; または業務
|
||||
中断を含み, またそれだけに留まらない損害) に対して, たとえどのようにし
|
||||
て生じたとしても, そしてこのソフトウェアの使用によってどのようにであれ
|
||||
生じる, 契約上であろうと, 厳密な責任内であろうと, あるいは不正行為 (過
|
||||
失やそうでない場合を含む) における場合であろうとも, いかなる責任論上も,
|
||||
たとえそのような損害の可能性が予見されていたとしても, 一切の責任を持た
|
||||
ない.
|
||||
中断を含み、またそれだけに留まらない損害) に対して、たとえどのようにし
|
||||
て生じたとしても、そしてこのソフトウェアの使用によってどのようにであれ
|
||||
生じる、契約上であろうと、厳密な責任内であろうと、あるいは不正行為 (過
|
||||
失やそうでない場合を含む) における場合であろうとも、いかなる責任論上も、
|
||||
たとえそのような損害の可能性が予見されていたとしても、一切の責任を持た
|
||||
ない。
|
||||
|
||||
翻訳: 神田敏広
|
||||
御協力 (五十音順・敬称略):
|
||||
池田研二, 内川 喜章, 藤村 英治, むらたしゅういちろう
|
||||
杢野 雅一, 横田@宇都宮
|
||||
池田研二、内川 喜章、藤村 英治、むらたしゅういちろう
|
||||
杢野 雅一、横田@宇都宮
|
||||
</programlisting>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
||||
<sect2>
|
||||
<title>金銭, ハードウェアまたはインターネットアクセス</title>
|
||||
<title>金銭、ハードウェアまたはインターネットアクセス</title>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトの目的を進めるための寄付や,
|
||||
私たちと同じような ボランティアの細く長い!努力を,
|
||||
私たちは常に喜んで受け入れています.
|
||||
また一般的に私たちは自分達で周辺機器を買う資金が不足しているため,
|
||||
周辺機器のサポートを充実させるのにハードウェアの寄付はとても重要です.</para>
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトの目的を進めるための寄付や、
|
||||
私たちと同じようなボランティアの細く長い!努力を、
|
||||
私たちは常に喜んで受け入れています。
|
||||
また一般的に私たちは自分達で周辺機器を買う資金が不足しているため、
|
||||
周辺機器のサポートを充実させるのにハードウェアの寄付はとても重要です。</para>
|
||||
|
||||
<sect3 id="donations">
|
||||
<title>資金の寄付</title>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD財団は, FreeBSD
|
||||
プロジェクトの目標を推進するために確立された非営利的で税金を免除された財団です.
|
||||
501(c)3 の実体として, 財団はコロラド州所得税ならびに,
|
||||
アメリカ連邦主義者所得税を一般に免除されています.
|
||||
免税実体への寄付は,
|
||||
しばしば有税の連邦政府の所得から差し引くことができます.</para>
|
||||
<para>FreeBSD 財団は、FreeBSD
|
||||
プロジェクトの目標を推進するために確立された非営利的で税金を免除された財団です。
|
||||
501(c)3 の実体として、財団はコロラド州所得税ならびに、
|
||||
アメリカ連邦主義者所得税を一般に免除されています。
|
||||
免税実体への寄付は、
|
||||
しばしば有税の連邦政府の所得から差し引くことができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>寄付は以下に送ってください.
|
||||
<para>寄付は以下に送ってください。
|
||||
<address>
|
||||
The FreeBSD Foundation
|
||||
<street>7321 Brockway Dr.</street>
|
||||
<city>Boulder</city>, <state>CO</state> <postcode>80303</postcode>
|
||||
<country>USA</country>
|
||||
</address>
|
||||
財団はまだクレジットカード,
|
||||
およびPayPalといった他の形式の支払いを受け入れることができません.</para>
|
||||
財団はまだクレジットカード、
|
||||
および PayPal といった他の形式の支払いを受け入れることができません。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD 財団に関するこれ以上の情報は
|
||||
<ulink
|
||||
url="http://people.FreeBSD.org/~jdp/foundation/announcement.html">The
|
||||
FreeBSD Foundation -- an Introduction</ulink> を見てください.
|
||||
FreeBSD Foundation -- an Introduction</ulink> を見てください。
|
||||
財団への email での連絡は
|
||||
<email>bod@FreeBSDFoundation.org</email>
|
||||
へどうぞ.</para>
|
||||
へどうぞ。</para>
|
||||
</sect3>
|
||||
|
||||
<sect3>
|
||||
|
@ -662,36 +664,36 @@ Copyright (C) [ǯ]
|
|||
|
||||
<indexterm><primary>寄贈</primary></indexterm>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトは,
|
||||
次の3つのカテゴリのどんなハードウェアの寄贈も,
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトは、
|
||||
次の 3 つのカテゴリのどんなハードウェアの寄贈も、
|
||||
喜んで受け付けます:</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ディスクドライブ,
|
||||
メモリまたは完全なシステムといった一般用途のハードウェアは,
|
||||
<para>ディスクドライブ、
|
||||
メモリまたは完全なシステムといった一般用途のハードウェアは、
|
||||
<emphasis>資金の寄付</emphasis>の節にある
|
||||
FreeBSD, Inc. の住所まで送っ てください.</para>
|
||||
FreeBSD, Inc. の住所まで送ってください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>進行中の受け入れテストのためのハードウェアが必要とされています.
|
||||
新たなリリース毎に適切な逆行テストができるように,
|
||||
私たちは現在, FreeBSD
|
||||
がサポートするすべてのコンポーネントのテストラボを設置しよう としています.
|
||||
私たちにはまだ,
|
||||
たくさんの重要な部品 (ネットワークカード,
|
||||
マザーボードなど) が不足していますので,
|
||||
このような寄贈をしたいと思っているならば, &a.dg;
|
||||
へコンタクトしてどの部品がまだ必要とされているかの情報を得てください.</para>
|
||||
<para>進行中の受け入れテストのためのハードウェアが必要とされています。
|
||||
新たなリリース毎に適切な逆行テストができるように、
|
||||
私たちは現在、FreeBSD
|
||||
がサポートするすべてのコンポーネントのテストラボを設置しようとしています。
|
||||
私たちにはまだ、
|
||||
たくさんの重要な部品 (ネットワークカード、
|
||||
マザーボードなど) が不足していますので、
|
||||
このような寄贈をしたいと思っているならば、&a.dg;
|
||||
へコンタクトしてどの部品がまだ必要とされているかの情報を得てください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>現在 FreeBSD にサポートされていないハードウェアで,
|
||||
サポートに追加して欲しいもの.
|
||||
私たちが新しいハードウェアを受けとる前にそのタスクを引き受けてくれる開発者を探す必要があるため,
|
||||
<para>現在 FreeBSD にサポートされていないハードウェアで、
|
||||
サポートに追加して欲しいもの。
|
||||
私たちが新しいハードウェアを受けとる前にそのタスクを引き受けてくれる開発者を探す必要があるため、
|
||||
その部品を送る前に &a.core;
|
||||
にコンタクトを取ってください.</para>
|
||||
にコンタクトを取ってください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</sect3>
|
||||
|
@ -699,11 +701,11 @@ Copyright (C) [ǯ]
|
|||
<sect3>
|
||||
<title>インターネットアクセスの寄付</title>
|
||||
|
||||
<para>私たちは常に FTP, WWW や <command>cvsup</command>
|
||||
の新しいミラーサイトを募集しています.
|
||||
<para>私たちは常に FTP、WWW や <command>cvsup</command>
|
||||
の新しいミラーサイトを募集しています。
|
||||
ミラーサイトになりたい場合には the FreeBSD project
|
||||
administrators <email>hubs@FreeBSD.org</email>
|
||||
にコンタクトを取って, 詳しい情報を手に入れてください.</para>
|
||||
にコンタクトを取って、詳しい情報を手に入れてください。</para>
|
||||
</sect3>
|
||||
</sect2>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
|
|
@ -22,67 +22,67 @@
|
|||
<pubdate>$FreeBSD$</pubdate>
|
||||
|
||||
<abstract>
|
||||
<para>この文書は FreeBSD に貢献した個人や組織を列記したものです.</para>
|
||||
<para>この文書は FreeBSD に貢献した個人や組織を列記したものです。</para>
|
||||
</abstract>
|
||||
</articleinfo>
|
||||
|
||||
<sect1 id="donors">
|
||||
<title>寄贈者ギャラリー</title>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトは次の寄贈者に恩義を受けており,
|
||||
ここに公表して感謝の意を表したいと思います.</para>
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトは次の寄贈者に恩義を受けており、
|
||||
ここに公表して感謝の意を表したいと思います。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><emphasis>
|
||||
セントラルサーバプロジェクトへの寄贈者:</emphasis></para>
|
||||
|
||||
<para>次にあげる個人および企業からは,
|
||||
セントラルサーバマシンのための部品の寄贈を頂いており,
|
||||
<para>次にあげる個人および企業からは、
|
||||
セントラルサーバマシンのための部品の寄贈を頂いており、
|
||||
それによって
|
||||
<hostid role="fqdn">freefall.FreeBSD.org</hostid>
|
||||
をリプレースして新たに FreeBSD
|
||||
プロジェクトのセントラルサーバマシンを
|
||||
構築することができました.</para>
|
||||
構築することができました。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>&a.mbarkah
|
||||
と彼の所属する
|
||||
<ulink url="http://www.hemi.com/">Hemisphere Online</ulink>
|
||||
は, <emphasis>Pentium Pro (P6) 200MHz CPU</emphasis>
|
||||
を寄贈してくださいました.</para>
|
||||
は、<emphasis>Pentium Pro (P6) 200MHz CPU</emphasis>
|
||||
を寄贈してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.asacomputers.com/">ASA
|
||||
Computers</ulink> は, <emphasis>Tyan 1662
|
||||
Computers</ulink> は、<emphasis>Tyan 1662
|
||||
マザーボード</emphasis>
|
||||
を寄贈してくださいました.</para>
|
||||
を寄贈してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.via.net/">ViaNet
|
||||
Communications</ulink> の Joe McGuckin
|
||||
<email>joe@via.net</email> は, <emphasis>Kingston
|
||||
<email>joe@via.net</email> は、<emphasis>Kingston
|
||||
イーサネットコントローラ</emphasis>
|
||||
を寄贈してくださいました.</para>
|
||||
を寄贈してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Jack O'Neill
|
||||
<email>jack@diamond.xtalwind.net</email> は,
|
||||
<email>jack@diamond.xtalwind.net</email> は、
|
||||
<emphasis>NCR 53C875 SCSI コントローラカード</emphasis>
|
||||
を寄贈してくださいました.</para>
|
||||
を寄贈してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.Alameda.net/">Alameda
|
||||
Networks</ulink> の Ulf Zimmermann
|
||||
<email>ulf@Alameda.net</email> は, <emphasis>128MB
|
||||
のメモリ</emphasis>, そして <emphasis>4 GB
|
||||
<email>ulf@Alameda.net</email> は、<emphasis>128 MB
|
||||
のメモリ</emphasis>、そして <emphasis>4 GB
|
||||
のディスクドライブと匡体</emphasis>
|
||||
を寄贈してくださいました.</para>
|
||||
を寄贈してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -92,7 +92,7 @@
|
|||
|
||||
<para>次にあげる個人および企業からは FreeBSD
|
||||
プロジェクトに対する直接的な
|
||||
資金提供を頂いています.</para>
|
||||
資金提供を頂いています。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
|
@ -158,28 +158,28 @@
|
|||
<listitem>
|
||||
<para>日本の
|
||||
<ulink url="http://www.cdrom.co.jp/">Laser5</ulink>
|
||||
は, さまざまな種類の FreeBSD CD の販売利益の一部を
|
||||
寄付してくれました.</para>
|
||||
は、さまざまな種類の FreeBSD CD の販売利益の一部を
|
||||
寄付してくれました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.mmjp.or.jp/fuki/">
|
||||
蕗出版</ulink> は, <emphasis>はじめての FreeBSD
|
||||
蕗出版</ulink> は、<emphasis>はじめての FreeBSD
|
||||
</emphasis> の売り上げの一部を FreeBSD プロジェクト及び
|
||||
XFree86 プロジェクトへ寄付してくれました.</para>
|
||||
XFree86 プロジェクトへ寄付してくれました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.ascii.co.jp/">アスキー</ulink>
|
||||
は FreeBSD 関連の書籍の売り上げの一部を FreeBSD
|
||||
プロジェクトおよび FreeBSD 友の会へ寄付してくれました.
|
||||
プロジェクトおよび FreeBSD 友の会へ寄付してくれました。
|
||||
</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.yokogawa.co.jp/">
|
||||
横河電機株式会社</ulink> からは FreeBSD
|
||||
プロジェクトへ多大な寄付をいただきました.</para>
|
||||
プロジェクトへ多大な寄付をいただきました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
|
@ -207,84 +207,84 @@
|
|||
<listitem>
|
||||
<para><emphasis>ハードウェアの寄贈者</emphasis></para>
|
||||
|
||||
<para>次にあげる個人および企業からは,
|
||||
<para>次にあげる個人および企業からは、
|
||||
テストやデバイスドライバの開発 / サポート
|
||||
のためのハードウェアの寄贈を頂いています.</para>
|
||||
のためのハードウェアの寄贈を頂いています。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>BSDi は,
|
||||
<para>BSDi は、
|
||||
ネットワークへのアクセスおよび
|
||||
他のハードウェアリソースの寄贈はいうまでもなく,
|
||||
他のハードウェアリソースの寄贈はいうまでもなく、
|
||||
開発に使うための Pentium P5-90 と 486/DX2-66 EISA/VL
|
||||
のシステム数台を提供してくださいました.</para>
|
||||
のシステム数台を提供してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>TRW Financial Sysytems 社は, PC 130台, 68 GB
|
||||
のファイルサーバ 3台, 12のイーサネット,
|
||||
<para>TRW Financial Sysytems 社は、PC 130 台、68 GB
|
||||
のファイルサーバ 3 台、12 のイーサネット、
|
||||
ディスクレスコードのデバッグをおこなうための ルータ
|
||||
2台及び ATM スイッチを提供してくださいました. また,
|
||||
彼らは 2, 3人の FreeBSD ハッカーを雇って, FreeBSD
|
||||
に専念させてくださっております.
|
||||
2台及び ATM スイッチを提供してくださいました。また、
|
||||
彼らは 2、3 人の FreeBSD ハッカーを雇って、FreeBSD
|
||||
に専念させてくださっております。
|
||||
ありがとうございます!</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Dermot McDonnell は, 東芝 XM3401B CD-ROM ドライブを
|
||||
寄贈してくださいました. その CD-ROM ドライブは現在
|
||||
freefall で使用されています.</para>
|
||||
<para>Dermot McDonnell は、東芝 XM3401B CD-ROM ドライブを
|
||||
寄贈してくださいました。その CD-ROM ドライブは現在
|
||||
freefall で使用されています。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Chuck Robey <email>chuckr@glue.umd.edu</email>
|
||||
は, 実験用のフロッピーテープストリーマを
|
||||
寄付してくださいました.</para>
|
||||
は、実験用のフロッピーテープストリーマを
|
||||
寄付してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Larry Altneu <email>larry@ALR.COM</email> と
|
||||
&a.wilko;は, <devicename>wt</devicename>
|
||||
&a.wilko;は、<devicename>wt</devicename>
|
||||
ドライバを改良するために Wangtek と Archive の QIC-02
|
||||
テープドライブを提供してくださいました.</para>
|
||||
テープドライブを提供してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Ernst Winter <email>ewinter@lobo.muc.de</email> は,
|
||||
<para>Ernst Winter <email>ewinter@lobo.muc.de</email> は、
|
||||
このプロジェクトへ 2.88 MB
|
||||
のフロッピードライブを提供してくださいました.
|
||||
うまくいけば,
|
||||
のフロッピードライブを提供してくださいました。
|
||||
うまくいけば、
|
||||
これでフロッピーディスクドライバを書き直すための
|
||||
プレッシャーが増えるでしょう.</para>
|
||||
プレッシャーが増えるでしょう。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.tekram.com/">Tekram
|
||||
Technologies</ulink> は NCR ドライバや AMD
|
||||
ドライバと自社のカードの逆行テストのため FAST/ULTRA
|
||||
SCSI ホストアダプタ DC-390, DC-390U, DC-390F を
|
||||
各1枚提供してくださいました. また, フリーな OS
|
||||
SCSI ホストアダプタ DC-390、DC-390U、DC-390F を
|
||||
各1枚提供してくださいました。また、フリーな OS
|
||||
のためのドライバの ソースを自社の FTP サーバ
|
||||
<ulink url="ftp://ftp.tekram.com/scsi/FreeBSD/">
|
||||
ftp://ftp.tekram.com/scsi/FreeBSD/</ulink>
|
||||
で公開されていることも称賛に値するでしょう.</para>
|
||||
で公開されていることも称賛に値するでしょう。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Larry M. Augustin
|
||||
は Symbios Sym8751S SCSI
|
||||
カードを寄贈してくださっただけでなく, Ultra-2 や LVD
|
||||
カードを寄贈してくださっただけでなく、Ultra-2 や LVD
|
||||
をサポートする次期チップ Sym53c895 のものを含む
|
||||
データブックのセットと, 最新の Symbios SCSI
|
||||
データブックのセットと、最新の Symbios SCSI
|
||||
チップが持つ先進的機能を安全に使う方法について書かれた
|
||||
最新のプログラミングマニュアルも寄贈してくださいました.
|
||||
最新のプログラミングマニュアルも寄贈してくださいました。
|
||||
本当にありがとうございます!</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Christoph Kukulies <email>kuku@FreeBSD.org</email>
|
||||
は, IDE CD-ROM ドライバ開発用の FX120 12 倍速 Mitsumi
|
||||
CD-ROM ドライブを提供してくださいました.</para>
|
||||
は、IDE CD-ROM ドライバ開発用の FX120 12 倍速 Mitsumi
|
||||
CD-ROM ドライブを提供してくださいました。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -295,37 +295,37 @@
|
|||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.bsdi.com/">BSDi
|
||||
</ulink> (かつての Walnut Creek CDROM)は,
|
||||
</ulink> (かつての Walnut Creek CDROM) は、
|
||||
言い表せないほど多くの寄付をしてくださいました (詳細は
|
||||
<ulink url="../../ja/books/handbook">FreeBSD ハンドブック</ulink>の
|
||||
FreeBSD 小史の章を見てください).
|
||||
特に, 私たちのもともとのプライマリ開発マシンである
|
||||
<hostid role="fqdn">freefall.FreeBSD.org</hostid>,
|
||||
FreeBSD 小史の章を見てください)。
|
||||
特に、私たちのもともとのプライマリ開発マシンである
|
||||
<hostid role="fqdn">freefall.FreeBSD.org</hostid>、
|
||||
テストおよびビルドマシンである
|
||||
<hostid role="fqdn">thud.FreeBSD.org</hostid>
|
||||
で使用しているハードウェアに対し感謝したいと思います.
|
||||
また彼らには, 数年にわたる色々な貢献者への資金提供や,
|
||||
で使用しているハードウェアに対し感謝したいと思います。
|
||||
また彼らには、数年にわたる色々な貢献者への資金提供や、
|
||||
インターネットへの T1 コネクションの無制限使用を提供して
|
||||
頂いた恩義があります.</para>
|
||||
頂いた恩義があります。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.interface-business.de/">interface
|
||||
business GmbH, Dresden</ulink> は, &a.joerg;
|
||||
を根気よくサポートしてくださいました. 彼は本職より
|
||||
FreeBSD の仕事を好みがちであり, 彼個人の接続があまりに
|
||||
business GmbH, Dresden</ulink> は、&a.joerg;
|
||||
を根気よくサポートしてくださいました。彼は本職より
|
||||
FreeBSD の仕事を好みがちであり、彼個人の接続があまりに
|
||||
遅くなったり途切れたりして仕事にならない時は必ず
|
||||
interface business の (非常に高価な) EUnet
|
||||
インターネット接続に頼ったものです...</para>
|
||||
インターネット接続に頼ったものです…。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><ulink url="http://www.bsdi.com/">Berkeley Software
|
||||
Design, Inc.</ulink> は, 同社の DOS
|
||||
Design, Inc.</ulink> は、同社の DOS
|
||||
エミュレータのコードを
|
||||
BSD コミュニティ全体に対して提供してくれました. このコードは,
|
||||
BSD コミュニティ全体に対して提供してくれました。このコードは、
|
||||
<emphasis>doscmd</emphasis>
|
||||
コマンドに利用されています.</para>
|
||||
コマンドに利用されています。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
@ -342,12 +342,12 @@
|
|||
<sect1 id="staff-core">
|
||||
<title>FreeBSD コアチーム</title>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD コアチームは,
|
||||
プロジェクトの <quote>運用委員会</quote> を形成し, FreeBSD
|
||||
プロジェクトの全般的な目的や方針の決定を行います. さらに,
|
||||
<para>FreeBSD コアチームは、
|
||||
プロジェクトの <quote>運用委員会</quote> を形成し、FreeBSD
|
||||
プロジェクトの全般的な目的や方針の決定を行います。さらに、
|
||||
FreeBSDプロジェクトの
|
||||
<link linkend="staff-who">特定の分野</link>の
|
||||
運用も行っています.</para>
|
||||
運用も行っています。</para>
|
||||
|
||||
<para>(姓でアルファベット順):</para>
|
||||
|
||||
|
@ -401,9 +401,9 @@
|
|||
<sect1 id="staff-committers">
|
||||
<title>FreeBSD の開発者たち</title>
|
||||
|
||||
<para>(CVSの)commitする権利を持っていて, FreeBSD
|
||||
のソースツリーについて 作業をおこなっている人々がいます.
|
||||
すべてのコアチームのメンバはま た 開発者でもあります.</para>
|
||||
<para>(CVS の) commitする権利を持っていて、FreeBSD
|
||||
のソースツリーについて 作業をおこなっている人々がいます。
|
||||
すべてのコアチームのメンバはまた開発者でもあります。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
|
@ -1530,8 +1530,8 @@
|
|||
|
||||
<para><ulink url="../../../../ja/docproj/index.html">FreeBSD
|
||||
ドキュメンテーションプロジェクト</ulink>は複数のサービスを提供
|
||||
しています. それぞれのサービスは, 以下の担当者とその
|
||||
<emphasis>副担当者</emphasis>によって運用されています.</para>
|
||||
しています。それぞれのサービスは、以下の担当者とその
|
||||
<emphasis>副担当者</emphasis>によって運用されています。</para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
<varlistentry>
|
||||
|
@ -1771,11 +1771,11 @@
|
|||
<sect1 id="contrib-corealumni">
|
||||
<title>コアチームの卒業生</title>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>コアチーム(core team)</primary></indexterm>
|
||||
<indexterm><primary>コアチーム (core team)</primary></indexterm>
|
||||
|
||||
<para>次にあげる人々は()で記した期間, FreeBSD
|
||||
コアチームのメンバーでした. FreeBSD
|
||||
プロジェクトにおける彼らの努力に感謝の意を表します.
|
||||
<para>次にあげる人々は () で記した期間、FreeBSD
|
||||
コアチームのメンバーでした。FreeBSD
|
||||
プロジェクトにおける彼らの努力に感謝の意を表します。
|
||||
</para>
|
||||
|
||||
<para><emphasis>だいたいの年代順:</emphasis></para>
|
||||
|
@ -1874,11 +1874,11 @@
|
|||
<sect1 id="contrib-develalumni">
|
||||
<title>開発チームの卒業生</title>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>開発チーム(development team)</primary></indexterm>
|
||||
<indexterm><primary>開発チーム (development team)</primary></indexterm>
|
||||
|
||||
<para>次にあげるのは, かつて FreeBSD
|
||||
開発チームの一員だった人々です.
|
||||
FreeBSD プロジェクトに貢献してくださった彼らに感謝します.</para>
|
||||
<para>次にあげるのは、かつて FreeBSD
|
||||
開発チームの一員だった人々です。
|
||||
FreeBSD プロジェクトに貢献してくださった彼らに感謝します。</para>
|
||||
|
||||
<para><emphasis>ほぼ年代順に:</emphasis></para>
|
||||
|
||||
|
@ -1923,15 +1923,15 @@
|
|||
<title>BSD 派生ソフトウェアへの貢献者</title>
|
||||
|
||||
<para>このソフトウェアは最初は William F. Jolitz の 386BSD release
|
||||
0.1 から派生しましたが, オリジナルの 386BSD
|
||||
に固有のコードはほとんど残っていません.
|
||||
0.1 から派生しましたが、オリジナルの 386BSD
|
||||
に固有のコードはほとんど残っていません。
|
||||
このソフトウェアは基本的にはカリフォルニア大学 バークレイ校の
|
||||
Computer Science Research Group (CSRG) とその共同研究者
|
||||
たちによる 4.4BSD-Lite リリースから再実装されました.</para>
|
||||
たちによる 4.4BSD-Lite リリースから再実装されました。</para>
|
||||
|
||||
<para>また, NetBSD や OpenBSD の一部も FreeBSD
|
||||
に取り込まれています. したがって私たちは NetBSD と OpenBSD
|
||||
へ貢献した人々すべてに感謝します.</para>
|
||||
<para>また、NetBSD や OpenBSD の一部も FreeBSD
|
||||
に取り込まれています。したがって私たちは NetBSD と OpenBSD
|
||||
へ貢献した人々すべてに感謝します。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="contrib-additional">
|
||||
|
|
|
@ -36,10 +36,10 @@
|
|||
<abstract>
|
||||
<para>
|
||||
この記事は FreeBSD の PPP ダイアルアップと IPFW
|
||||
を用いながらどのように防火壁をセットアップするか,
|
||||
を用いながらどのように防火壁をセットアップするか、
|
||||
特に動的に割り当てられた IP
|
||||
アドレスによるダイアルアップ上の防火壁について事実を元に詳細に説明します.
|
||||
なお, 前段階である PPP 接続についての設定は触れていません.</para>
|
||||
アドレスによるダイアルアップ上の防火壁について事実を元に詳細に説明します。
|
||||
なお、前段階である PPP 接続についての設定は触れていません。</para>
|
||||
</abstract>
|
||||
</articleinfo>
|
||||
|
||||
|
@ -50,23 +50,23 @@
|
|||
|
||||
<para>
|
||||
この文書はあなたの ISP によって
|
||||
IP アドレスを動的に割り当てられた時, FreeBSD
|
||||
で防火壁をセットアップために要求される手順を扱うことをめざしたものです.
|
||||
この文書を可能な限り有益で正確なものにするために努力しているので,
|
||||
IP アドレスを動的に割り当てられた時、FreeBSD
|
||||
で防火壁をセットアップために要求される手順を扱うことをめざしたものです。
|
||||
この文書を可能な限り有益で正確なものにするために努力しているので、
|
||||
どうぞ意見や提案を
|
||||
<email>marcs@draenor.org</email>.
|
||||
に送って下さい.</para>
|
||||
<email>marcs@draenor.org</email>
|
||||
に送って下さい。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="kernel">
|
||||
<title>カーネルオプション</title>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
最初になすべきことは FreeBSD のカーネルを再コンパイルすることです.
|
||||
カーネルを再コンパイルする方法についてさらに情報が必要なら,
|
||||
最初になすべきことは FreeBSD のカーネルを再コンパイルすることです。
|
||||
カーネルを再コンパイルする方法についてさらに情報が必要なら、
|
||||
<ulink URL="http://www.freebsd.org/handbook/kernelconfig.html">
|
||||
ハンドブックのカーネルのコンフィグレーションの節</ulink>
|
||||
から読み始めるのが最適でしょう.
|
||||
から読み始めるのが最適でしょう。
|
||||
カーネルの中に以下のオプションをつけてコンパイルする必要があります: </para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
|
@ -74,7 +74,7 @@
|
|||
<term><literal>options IPFIREWALL</literal></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>カーネルの防火壁のコードを有効にします.</para>
|
||||
<para>カーネルの防火壁のコードを有効にします。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -82,7 +82,7 @@
|
|||
<term><literal>options IPFIREWALL_VERBOSE</literal></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>システムの logger へ記録されたパケットを送ります.</para>
|
||||
<para>システムの logger へ記録されたパケットを送ります。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -92,10 +92,10 @@
|
|||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>
|
||||
記録されるマッチするエントリの数を制限します.
|
||||
これはログファイルがたくさんの繰返しのエントリで一杯になるのを抑制します.
|
||||
<replaceable>100</replaceable> は使用上無理のない数ですが,
|
||||
自分の要求に基づいて調整することができます.</para>
|
||||
記録されるマッチするエントリの数を制限します。
|
||||
これはログファイルがたくさんの繰返しのエントリで一杯になるのを抑制します。
|
||||
<replaceable>100</replaceable> は使用上無理のない数ですが、
|
||||
自分の要求に基づいて調整することができます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -104,15 +104,15 @@
|
|||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><emphasis>divert</emphasis>ソケット
|
||||
(後述) を有効にします.</para>
|
||||
(後述) を有効にします。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
</variablelist>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
更なるセキュリティーのためにカーネルの中に組み込むことのできるオプションが他にいくつかあります.
|
||||
これらは防火壁を動かすためには必要ではありませんが,
|
||||
セキュリティーに猛烈にこだわるユーザは有効にしてかまいません.</para>
|
||||
更なるセキュリティーのためにカーネルの中に組み込むことのできるオプションが他にいくつかあります。
|
||||
これらは防火壁を動かすためには必要ではありませんが、
|
||||
セキュリティーに猛烈にこだわるユーザは有効にしてかまいません。</para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
<varlistentry>
|
||||
|
@ -121,19 +121,19 @@
|
|||
<listitem>
|
||||
<para>
|
||||
このオプションは SYN と FIN のフラグをもった
|
||||
TCP パケットを無視します.
|
||||
TCP パケットを無視します。
|
||||
これは マシンの TCP/IP スタックを識別するので
|
||||
nmap などのようなツールを妨げることができます.
|
||||
しかし RFC1644 拡張のサポートに違反しています.
|
||||
これは現在稼働している web サーバには推奨 *しません*.</para>
|
||||
nmap などのようなツールを妨げることができます。
|
||||
しかし RFC1644 拡張のサポートに違反しています。
|
||||
これは現在稼働している web サーバには推奨 *しません*。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
</variablelist>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
いったんカーネルを再コンパイルしたら再起動しないで下さい.
|
||||
希望的にも,
|
||||
防火壁の設置を完了するために一回だけ再起動する必要があります.</para>
|
||||
いったんカーネルを再コンパイルしたら再起動しないで下さい。
|
||||
希望的にも、
|
||||
防火壁の設置を完了するために一回だけ再起動する必要があります。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="rcconf">
|
||||
|
@ -143,7 +143,7 @@
|
|||
<para>
|
||||
防火壁について
|
||||
<filename>/etc/rc.conf</filename>
|
||||
をのことを述べるために, そこにいくつかの変更を行います.
|
||||
をのことを述べるために、そこにいくつかの変更を行います。
|
||||
単純に以下の行を加えます:</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>firewall_enable="YES"
|
||||
|
@ -154,8 +154,8 @@ natd_flags="-dynamic"</programlisting>
|
|||
|
||||
<para>
|
||||
上でしたものに関する更なる情報は
|
||||
<filename>/etc/defaults/rc.conf</filename> を見て,
|
||||
&man.rc.conf.5; を読んで下さい.</para>
|
||||
<filename>/etc/defaults/rc.conf</filename> を見て、
|
||||
&man.rc.conf.5; を読んで下さい。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
|
@ -163,12 +163,12 @@ natd_flags="-dynamic"</programlisting>
|
|||
|
||||
<para>
|
||||
もしかすると既に PPP の組込みネットワークアドレス変換
|
||||
(NAT) を利用しているかも知れません.
|
||||
それを無効化しなければならない場合であるなら,
|
||||
&man.natd.8; の例を使い, 同じようにして下さい.</para>
|
||||
(NAT) を利用しているかも知れません。
|
||||
それを無効化しなければならない場合であるなら、
|
||||
&man.natd.8; の例を使い、同じようにして下さい。</para>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
既に PPP の自動スタートのエントリのまとまりがあるなら,
|
||||
既に PPP の自動スタートのエントリのまとまりがあるなら、
|
||||
多分こんなふうになっているでしょう:</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>ppp_enable="YES"
|
||||
|
@ -177,45 +177,45 @@ ppp_nat="YES"
|
|||
ppp_profile="<replaceable>profile</replaceable>"</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
もしそうなら,
|
||||
<literal>ppp_nat="YES"</literal> の行を削除して下さい.
|
||||
もしそうなら、
|
||||
<literal>ppp_nat="YES"</literal> の行を削除して下さい。
|
||||
また <filename>/etc/ppp/ppp.conf</filename> の中の
|
||||
<literal>nat enable yes</literal> または
|
||||
<literal>alias enable yes</literal> を削除する必要があるでしょう.</para>
|
||||
<literal>alias enable yes</literal> を削除する必要があるでしょう。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="rules">
|
||||
<title>防火壁へのルールセット</title>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
さて, ほとんどのことをやりおわりました.
|
||||
残る最後の仕事は防火壁のルールを定義することです.
|
||||
それから再起動すると, 防火壁が立ち上がり稼働するはずです.
|
||||
私はルールベースを定義する段階に達すると,
|
||||
すべての人が若干異なる何かを求めているのだとと実感しています.
|
||||
私が努力してきたのは,
|
||||
ほとんどのダイアルアップユーザに適合したルールセットを書くことです.
|
||||
さて、ほとんどのことをやりおわりました。
|
||||
残る最後の仕事は防火壁のルールを定義することです。
|
||||
それから再起動すると、防火壁が立ち上がり稼働するはずです。
|
||||
私はルールベースを定義する段階に達すると、
|
||||
すべての人が若干異なる何かを求めているのだとと実感しています。
|
||||
私が努力してきたのは、
|
||||
ほとんどのダイアルアップユーザに適合したルールセットを書くことです。
|
||||
あなたは自分の必要のために
|
||||
単純に以下のルールを土台として用いることによって
|
||||
自分用のルールベースに変更することができます.
|
||||
まず, 閉じた防火壁の基礎から始めましょう.
|
||||
望むのは初期状態ですべてを拒否することです.
|
||||
それからあなたが本当に必要とすることだけのために防火壁をあけましょう.
|
||||
ルールはまず許可し, それから拒否するという順番であるべきです.
|
||||
その前提はあなたの許可のための規則を付加するとういことで,
|
||||
それから他の全ては拒否されます. :)</para>
|
||||
自分用のルールベースに変更することができます。
|
||||
まず、閉じた防火壁の基礎から始めましょう。
|
||||
望むのは初期状態ですべてを拒否することです。
|
||||
それからあなたが本当に必要とすることだけのために防火壁をあけましょう。
|
||||
ルールはまず許可し、それから拒否するという順番であるべきです。
|
||||
その前提はあなたの許可のための規則を付加するとういことで、
|
||||
それから他の全ては拒否されます。:)</para>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
では /etc/firewall ディレクトリを作りましょう.
|
||||
ディレクトリをそこへ変更し,
|
||||
では /etc/firewall ディレクトリを作りましょう。
|
||||
ディレクトリをそこへ変更し、
|
||||
<filename>rc.conf</filename> で規定した
|
||||
<filename>fwrules</filename> ファイルを編集します.
|
||||
このファイル名を自分が望む任意のものに変更できるということに気をつけてください.
|
||||
この手引きはファイル名の一例を与えるだけです. </para>
|
||||
<filename>fwrules</filename> ファイルを編集します。
|
||||
このファイル名を自分が望む任意のものに変更できるということに気をつけてください。
|
||||
この手引きはファイル名の一例を与えるだけです。</para>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
それでは, 防火壁ファイルの見本を見てみましょう.
|
||||
そのすべてを詳細に説明します.</para>
|
||||
それでは、防火壁ファイルの見本を見てみましょう。
|
||||
そのすべてを詳細に説明します。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting># Firewall rules
|
||||
# Written by Marc Silver (marcs@draenor.org)
|
||||
|
@ -223,58 +223,58 @@ ppp_profile="<replaceable>profile</replaceable>"</programlisting>
|
|||
# Freely distributable
|
||||
|
||||
|
||||
# (/etc/rc.firewall にあるように) 参照を簡単にするために防火壁のコマンドを定義します.
|
||||
# 読みやすくするのに役立ちます.
|
||||
# (/etc/rc.firewall にあるように) 参照を簡単にするために防火壁のコマンドを定義します。
|
||||
# 読みやすくするのに役立ちます。
|
||||
fwcmd="/sbin/ipfw"
|
||||
|
||||
# 再読込みする前に現在のルールの消去を強制します.
|
||||
# 再読込みする前に現在のルールの消去を強制します。
|
||||
$fwcmd -f flush
|
||||
|
||||
# トンネルインターフェースを通じてすべてのパケットを divert します.
|
||||
# トンネルインターフェースを通じてすべてのパケットを divert します。
|
||||
$fwcmd add divert natd all from any to any via tun0
|
||||
|
||||
# 自分のネットワークとローカルホストからのデータをすべて許可します.
|
||||
# 再起動する前に自分のネットワークカード (私のは fxp0 です) に変更するのを確認しましょう. :)
|
||||
# 自分のネットワークとローカルホストからのデータをすべて許可します。
|
||||
# 再起動する前に自分のネットワークカード (私のは fxp0 です) に変更するのを確認しましょう。:)
|
||||
$fwcmd add allow ip from any to any via lo0
|
||||
$fwcmd add allow ip from any to any via fxp0
|
||||
|
||||
# 自分が着手したすべての接続を許可します.
|
||||
# 自分が着手したすべての接続を許可します。
|
||||
$fwcmd add allow tcp from any to any out xmit tun0 setup
|
||||
|
||||
# 接続がいったん作成されると, それを許可して開けておきます.
|
||||
# 接続がいったん作成されると、それを許可して開けておきます。
|
||||
$fwcmd add allow tcp from any to any via tun0 established
|
||||
|
||||
# 以下のサービスへ接続することをインターネット上のすべての人に許可します.
|
||||
# この例では人々は ssh と apache に接続してよいということを示しています.
|
||||
# 以下のサービスへ接続することをインターネット上のすべての人に許可します。
|
||||
# この例では人々は ssh と apache に接続してよいということを示しています。
|
||||
$fwcmd add allow tcp from any to any 80 setup
|
||||
$fwcmd add allow tcp from any to any 22 setup
|
||||
|
||||
# すべての ident パケットに RESET を送ります.
|
||||
# すべての ident パケットに RESET を送ります。
|
||||
$fwcmd add reset log tcp from any to any 113 in recv tun0
|
||||
|
||||
# 規定されたサーバに対して *のみ* 外部 DNS の問い合わせを許可します.
|
||||
# 規定されたサーバに対して *のみ* 外部 DNS の問い合わせを許可します。
|
||||
$fwcmd add allow udp from any to <replaceable>x.x.x.x</replaceable> 53 out xmit tun0
|
||||
|
||||
# 応答とともに戻ってくることを許可します. :)
|
||||
# 応答とともに戻ってくることを許可します。:)
|
||||
$fwcmd add allow udp from <replaceable>x.x.x.x</replaceable> 53 to any in recv tun0
|
||||
|
||||
# (ping と traceroute を動作させるために) ICMP を許可します.
|
||||
# これを非許可にしたいと思うかもしれませんが,
|
||||
# 需要を保ちつづけるには適していると感じています.
|
||||
# (ping と traceroute を動作させるために) ICMP を許可します。
|
||||
# これを非許可にしたいと思うかもしれませんが、
|
||||
# 需要を保ちつづけるには適していると感じています。
|
||||
$fwcmd add 65435 allow icmp from any to any
|
||||
|
||||
# 残りの全てを拒否します.
|
||||
# 残りの全てを拒否します。
|
||||
$fwcmd add 65435 deny log ip from any to any</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
あなたは 22 番と 80 番のポートへの接続を許可し,
|
||||
それ以外に試みられるすべての接続を記録する十分に機能的な防火壁を手にしました.
|
||||
では, あなたは安全に再起動することができて,
|
||||
あなたの防火壁はうまく立ち上がるはずです.
|
||||
もしこれに正しくないことを見つけたら,
|
||||
もしくは任意の問題を経験したら,
|
||||
さもなくばこのページを向上させるための任意の提案があるなら,
|
||||
そのいずれにしても, どうか私に電子メールを下さい.</para>
|
||||
あなたは 22 番と 80 番のポートへの接続を許可し、
|
||||
それ以外に試みられるすべての接続を記録する十分に機能的な防火壁を手にしました。
|
||||
では、あなたは安全に再起動することができて、
|
||||
あなたの防火壁はうまく立ち上がるはずです。
|
||||
もしこれに正しくないことを見つけたら、
|
||||
もしくは任意の問題を経験したら、
|
||||
さもなくばこのページを向上させるための任意の提案があるなら、
|
||||
そのいずれにしても、どうか私に電子メールを下さい。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
|
@ -284,21 +284,21 @@ $fwcmd add 65435 deny log ip from any to any</programlisting>
|
|||
<qandaentry>
|
||||
<question>
|
||||
<para>
|
||||
組込みの ppp フィルタを使ってもよいのに,
|
||||
組込みの ppp フィルタを使ってもよいのに、
|
||||
なぜ natd と ipfw を使っているのですか?</para>
|
||||
</question>
|
||||
|
||||
<answer>
|
||||
<para>
|
||||
正直に言うと,
|
||||
正直に言うと、
|
||||
組込みの ppp フィルタの代わりに
|
||||
ipfw と natd を使う決定的な理由はないと言わなければなりません.
|
||||
いろいろな人と繰り返してきた議論より,
|
||||
ipfw は確かに ppp フィルタよりもパワフルで設定に融通がきく一方,
|
||||
ipfw と natd を使う決定的な理由はないと言わなければなりません。
|
||||
いろいろな人と繰り返してきた議論より、
|
||||
ipfw は確かに ppp フィルタよりもパワフルで設定に融通がきく一方、
|
||||
それが機能的であるために作り上げたものはカスタマイズの容易さを
|
||||
失っているということで意見の一致をみたようです.
|
||||
私がそれを使う理由のひとつはユーザランドのプログラムでするよりも,
|
||||
カーネルレベルで行う防火壁の方を好むからです.</para>
|
||||
失っているということで意見の一致をみたようです。
|
||||
私がそれを使う理由のひとつはユーザランドのプログラムでするよりも、
|
||||
カーネルレベルで行う防火壁の方を好むからです。</para>
|
||||
</answer>
|
||||
</qandaentry>
|
||||
|
||||
|
@ -306,18 +306,18 @@ $fwcmd add 65435 deny log ip from any to any</programlisting>
|
|||
<question>
|
||||
<para>
|
||||
<errorname>limit 100 reached on entry 2800</errorname>
|
||||
のようなメッセージを受け取った後,
|
||||
ログの中にそれ以上の拒否を全く見なくなりました.
|
||||
のようなメッセージを受け取った後、
|
||||
ログの中にそれ以上の拒否を全く見なくなりました。
|
||||
防火壁はまだ動作しているのでしょうか?</para>
|
||||
</question>
|
||||
|
||||
<answer>
|
||||
<para>
|
||||
単にルールのログカウントが最大値に達したということを意味しています.
|
||||
ルール自身はまだ機能していますが,
|
||||
ログカウンタをリセットするまでそれ以上ログを記録しません.
|
||||
単にルールのログカウントが最大値に達したということを意味しています。
|
||||
ルール自身はまだ機能していますが、
|
||||
ログカウンタをリセットするまでそれ以上ログを記録しません。
|
||||
これは ipfw コマンドに <literal>resetlog</literal>
|
||||
オプションを頭につけて実行するだけでできます.</para>
|
||||
オプションを頭につけて実行するだけでできます。</para>
|
||||
</answer>
|
||||
</qandaentry>
|
||||
|
||||
|
@ -325,7 +325,7 @@ $fwcmd add 65435 deny log ip from any to any</programlisting>
|
|||
<question>
|
||||
<para>
|
||||
もし内部で 192.168.0.0
|
||||
の範囲のようなプライベートアドレスを使用しているなら,
|
||||
の範囲のようなプライベートアドレスを使用しているなら、
|
||||
<literal>$fwcmd add deny all from any to 192.168.0.0:255.255.0.0 via tun0</literal>
|
||||
のようなコマンドを
|
||||
内部のマシンへ試みられる外部からの接続を防止するために
|
||||
|
@ -334,52 +334,52 @@ $fwcmd add 65435 deny log ip from any to any</programlisting>
|
|||
|
||||
<answer>
|
||||
<para>
|
||||
端的な答えは no です.
|
||||
端的な答えは no です。
|
||||
この問題に対するその理由は
|
||||
natd は tun0 デバイスを通して divert されている
|
||||
<emphasis>あらゆるもの</emphasis>
|
||||
に対してアドレス変換を行っているということです.
|
||||
それが関係している限り,
|
||||
に対してアドレス変換を行っているということです。
|
||||
それが関係している限り、
|
||||
入ってくるパケットは動的に割り当てられた
|
||||
IP アドレスに対してのみ話し,
|
||||
内部ネットワークに対しては *話さない* のです.
|
||||
IP アドレスに対してのみ話し、
|
||||
内部ネットワークに対しては *話さない* のです。
|
||||
防火壁経由で外へ出て行くホストからあなたの内部ネットワーク上のホストを制限する
|
||||
<literal>$fwcmd add deny all from 192.168.0.4:255.255.0.0 to any via tun0</literal>
|
||||
のようなルールを追加することができるということにも気をつけてください.</para>
|
||||
のようなルールを追加することができるということにも気をつけてください。</para>
|
||||
</answer>
|
||||
</qandaentry>
|
||||
|
||||
<qandaentry>
|
||||
<question>
|
||||
<para>
|
||||
何か間違っているに違いありません.
|
||||
私はあなたの説明に文字通り従いましたが,
|
||||
締め出されてしまいました.</para>
|
||||
何か間違っているに違いありません。
|
||||
私はあなたの説明に文字通り従いましたが、
|
||||
締め出されてしまいました。</para>
|
||||
</question>
|
||||
|
||||
<answer>
|
||||
<para>
|
||||
このチュートリアルはあなたが
|
||||
<emphasis>userland-ppp</emphasis>
|
||||
を稼働していて, その結果
|
||||
を稼働していて、その結果
|
||||
<devicename>tun0</devicename>
|
||||
[&man.ppp.8; (またの名を <emphasis>user-ppp</emphasis>)
|
||||
で作られる最初の接続に相当します]
|
||||
インターフェース上で供給されたルールセットが動作していることを想定しています.
|
||||
さらなるの接続は
|
||||
<devicename>tun1</devicename>, <devicename>tun2</devicename>
|
||||
などを用います.</para>
|
||||
インターフェース上で供給されたルールセットが動作していることを想定しています。
|
||||
さらなる接続は
|
||||
<devicename>tun1</devicename>、<devicename>tun2</devicename>
|
||||
などを用います。</para>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
&man.pppd.8; が
|
||||
<devicename>ppp0</devicename>
|
||||
インターフェースを代わりに用いるということにも注意するすべきです.
|
||||
インターフェースを代わりに用いるということにも注意するすべきです。
|
||||
よって &man.pppd.8; による接続を始めるなら
|
||||
<devicename>ppp0</devicename> の代わりに
|
||||
<devicename>tun0</devicename> を用いて下さい.
|
||||
この変更を反映する防火壁のルールを編集する早道は以下に示されています.
|
||||
<devicename>tun0</devicename> を用いて下さい。
|
||||
この変更を反映する防火壁のルールを編集する早道は以下に示されています。
|
||||
元のルールセットは <filename>fwrules_tun0</filename>
|
||||
としてバックアップされています.</para>
|
||||
としてバックアップされています。</para>
|
||||
|
||||
<screen> &prompt.user; <userinput>cd /etc/firewall</userinput>
|
||||
/etc/firewall&prompt.user; <userinput>su</userinput>
|
||||
|
@ -389,12 +389,12 @@ $fwcmd add 65435 deny log ip from any to any</programlisting>
|
|||
</screen>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
いったん接続が確立したら,
|
||||
いったん接続が確立したら、
|
||||
現在 &man.ppp.8; か &man.pppd.8; のどちらを利用しているかを知るために
|
||||
&man.ifconfig.8; の出力で検査することができます.
|
||||
例として, &man.pppd.8; で作成された接続では,
|
||||
&man.ifconfig.8; の出力で検査することができます。
|
||||
例として、&man.pppd.8; で作成された接続では、
|
||||
このようなものが目にするでしょう
|
||||
(関係のあるものだけ示しています).</para>
|
||||
(関係のあるものだけ示しています)。</para>
|
||||
|
||||
<screen> &prompt.user; <userinput>ifconfig</userinput>
|
||||
<emphasis>(skipped...)</emphasis>
|
||||
|
@ -404,9 +404,9 @@ $fwcmd add 65435 deny log ip from any to any</programlisting>
|
|||
</screen>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
他方で, &man.ppp.8; (<emphasis>user-ppp</emphasis>)
|
||||
で作成された接続では,
|
||||
あなたはこれに似たものを目にするはずです.</para>
|
||||
他方で、&man.ppp.8; (<emphasis>user-ppp</emphasis>)
|
||||
で作成された接続では、
|
||||
あなたはこれに似たものを目にするはずです。</para>
|
||||
|
||||
<screen> &prompt.user; <userinput>ifconfig</userinput>
|
||||
<emphasis>(skipped...)</emphasis>
|
||||
|
|
|
@ -42,37 +42,38 @@
|
|||
</copyright>
|
||||
|
||||
<abstract>
|
||||
<para>FreeBSD-hackers メーリングリストの友人たちの助けによって,
|
||||
わたしはディスクの無い X 端末を作ることができました.
|
||||
X 端末の作成には, NFS によってマウントされた最小のユーティリティを持つ
|
||||
ディスク無しのシステムを作らなくてはなりませんでした.
|
||||
同じ方法を使って 2 つの別々なディスク無しのシステムを作りました.
|
||||
一つ目は <hostid role="fqdn">altair.example.com</hostid> です.
|
||||
それは 340M のハードディスクが付いていますが, 交換したくありませんでした.
|
||||
そのため, そのマシンは <hostid role="fqdn">antares.example.com</hostid>
|
||||
からイーサネットを通じてブートするようになっています.
|
||||
2 つ目のシステムは 486DX2-66 です.
|
||||
<para>FreeBSD-hackers メーリングリストの友人たちの助けによって、
|
||||
わたしはディスクの無い X 端末を作ることができました。
|
||||
X 端末の作成には、NFS によってマウントされた最小のユーティリティを持つ
|
||||
ディスク無しのシステムを作らなくてはなりませんでした。
|
||||
同じ方法を使って 2 つの別々なディスク無しのシステムを作りました。
|
||||
一つ目は <hostid role="fqdn">altair.example.com</hostid> です。
|
||||
それは 340M のハードディスクが付いていますが、交換したくありませんでした。
|
||||
そのため、そのマシンは <hostid role="fqdn">antares.example.com</hostid>
|
||||
からイーサネットを通じてブートするようになっています。
|
||||
2 つ目のシステムは 486DX2-66 です。
|
||||
わたしは全くローカルディスクのないディスク無しの FreeBSD を (完璧に)
|
||||
セットアップしました.
|
||||
その場合のサーバは SunOS 4.1.3 が動いている Sun 670MP です.
|
||||
セットアップの設定は両方に同じものが必要でした.</para>
|
||||
セットアップしました。
|
||||
その場合のサーバは SunOS 4.1.3 が動いている Sun 670MP です。
|
||||
セットアップの設定は両方に同じものが必要でした。</para>
|
||||
|
||||
<para>わたしはこの文書に加えなくてはならない内容がまだあると思っています.
|
||||
どんなことでもご意見がありましたら送ってください.</para>
|
||||
<para>わたしはこの文書に加えなくてはならない内容がまだあると思っています。
|
||||
どんなことでもご意見がありましたら送ってください。</para>
|
||||
</abstract>
|
||||
</articleinfo>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>ブートフロッピーを作る (ディスク無しのシステム上で)</title>
|
||||
|
||||
<para>ネットワークローダは TSR などの MS-DOS が使うものがあると
|
||||
うまく働かないことがあるので, 最も良い方法は専用のブートフロッピーを作るか,
|
||||
もしできれば, MS-DOS のメニューを作ってシステムが起動するときに
|
||||
どの設定を有効にするかを聞いてくるようにすることです.
|
||||
<para>ネットワークローダは TSR などの
|
||||
MS-DOS が使うものがあるとうまく働かないことがあるので、
|
||||
最も良い方法は専用のブートフロッピーを作るか、
|
||||
もしできれば、MS-DOS
|
||||
のメニューを作ってシステムが起動するときにどの設定を有効にするかを聞いてくるようにすることです。
|
||||
(<filename>config.sys</filename>/<filename>autoexec.bat</filename>
|
||||
ファイルによって)
|
||||
次に挙げるのはわたしが使っているもので, ちゃんと動作しているものです.
|
||||
わたしの MS-DOS (6.x) メニューを下に載せます.</para>
|
||||
次に挙げるのはわたしが使っているもので、ちゃんと動作しているものです。
|
||||
わたしの MS-DOS (6.x) メニューを下に載せます。</para>
|
||||
|
||||
<example>
|
||||
<title><filename>config.sys</filename></title>
|
||||
|
@ -111,42 +112,44 @@ nb8390.com
|
|||
<title>ネットワークブートのプログラムを手に入れる (サーバ上で)</title>
|
||||
|
||||
<para><filename>/usr/src/sys/i386/boot/netboot</filename> にある
|
||||
'net-boot' プログラムをコンパイルしてください.
|
||||
そのときには <filename>Makefile</filename> の先頭にあるコメントを
|
||||
読んでおきましょう. 要求されるように調整してください.
|
||||
オリジナルのファイルはどこかにバックアップを取っておいてください.
|
||||
ビルドが終わったら, 2 つの MS-DOS の実行ファイル
|
||||
'net-boot' プログラムをコンパイルしてください。
|
||||
そのときには
|
||||
<filename>Makefile</filename>
|
||||
の先頭にあるコメントを読んでおきましょう。
|
||||
要求されるように調整してください。
|
||||
オリジナルのファイルはどこかにバックアップを取っておいてください。
|
||||
ビルドが終わったら、2 つの MS-DOS の実行ファイル
|
||||
<filename>nb8390.com</filename> と <filename>nb3c509.com</filename>
|
||||
ができているはずです.
|
||||
これらの 2 つのプログラムの 1 つはディスク無しのサーバ上で動かすのに
|
||||
必要になるものです. それはブートサーバからカーネルをロードするものです.
|
||||
ここでは両方のプログラムを先程作った MS-DOS のブートフロッピーに
|
||||
入れておきます.</para>
|
||||
ができているはずです。
|
||||
これらの 2 つのプログラムの 1 つはディスク無しのサーバ上で動かすのに必要になるものです。
|
||||
それはブートサーバからカーネルをロードするものです。
|
||||
ここでは両方のプログラムを先程作った
|
||||
MS-DOS のブートフロッピーに入れておきます。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>どのプログラムを実行するかを調べる (ディスク無しのシステム上で)</title>
|
||||
|
||||
<para>もしあなたのイーサネットアダプタが使っているチップセットを知っているなら,
|
||||
これは簡単なことです. もしそれが NS8390 チップセットか,
|
||||
NS8390 をベースとするチップセットであれば, <filename>nb8390.com</filename>
|
||||
を使ってください. もし 3Com 509 をベースとするチップセットなら,
|
||||
<filename>nb3C509.com</filename> ブートプログラムを使ってください.
|
||||
もしあなたの持っているものがよくわからなければ, 一つ試してみて,
|
||||
そこで <errorname>No adapter found</errorname> と言われたら
|
||||
また他のを試してみてください. それでもだめだったら,
|
||||
あなたのものはとても珍しいということです.</para>
|
||||
<para>もしあなたのイーサネットアダプタが使っているチップセットを知っているなら、
|
||||
これは簡単なことです。もしそれが NS8390 チップセットか、
|
||||
NS8390 をベースとするチップセットであれば、<filename>nb8390.com</filename>
|
||||
を使ってください。もし 3Com 509 をベースとするチップセットなら、
|
||||
<filename>nb3C509.com</filename> ブートプログラムを使ってください。
|
||||
もしあなたの持っているものがよくわからなければ、一つ試してみて、そこで
|
||||
<errorname>No adapter found</errorname>
|
||||
と言われたらまた他のを試してみてください。それでもだめだったら、
|
||||
あなたのものはとても珍しいということです。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>ネットワークと通じてブートする</title>
|
||||
|
||||
<para>config.sys/autoexec.bat ファイルも使わずにディスク無しのシステムを
|
||||
立ち上げてみてください. あなたのイーサネットアダプタのための
|
||||
ブートプログラムを実行してみましょう.</para>
|
||||
<para>config.sys/autoexec.bat
|
||||
ファイルも使わずにディスク無しのシステムを立ち上げてみてください。
|
||||
あなたのイーサネットアダプタのためのブートプログラムを実行してみましょう。</para>
|
||||
|
||||
<para>わたしのイーサネットアダプタは WD8013 16bit モードで動いているので
|
||||
<filename>nb8390.com</filename> を実行します.</para>
|
||||
<filename>nb8390.com</filename> を実行します。</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>C:></prompt> <userinput>cd \netboot</userinput>
|
||||
<prompt>C:></prompt> <userinput>nb8390</userinput>
|
||||
|
@ -160,50 +163,50 @@ WD8013EBT base 0x0300, memory 0x000D8000, addr 00:40:01:43:26:66
|
|||
|
||||
Searching for server...</screen>
|
||||
|
||||
<para>ここでは, わたしのディスク無しのシステムは
|
||||
ブートサーバとして振る舞うようなマシンを探しにいこうとします.
|
||||
上の <literal>addr</literal> 行を記録しておいてください.
|
||||
あとからその数が必要になります. ディスク無しのシステムを再起動して,
|
||||
<para>ここでは、
|
||||
わたしのディスク無しのシステムはブートサーバとして振る舞うようなマシンを探しにいこうとします。
|
||||
上の <literal>addr</literal> 行を記録しておいてください。
|
||||
あとからその数が必要になります。ディスク無しのシステムを再起動して、
|
||||
あなたの <filename>config.sys</filename> や
|
||||
<filename>autoexec.bat</filename> ファイルを修正して
|
||||
これらの操作が自動で行われるようにしてください.
|
||||
おそらくメニューの部分になるでしょう.
|
||||
これらの操作が自動で行われるようにしてください。
|
||||
おそらくメニューの部分になるでしょう。
|
||||
もし <command>nb3c509.com</command> を
|
||||
<command>nb8390.com</command> の代わりに
|
||||
使わなくてはいけなかったとしても, 出力は上と同じです.
|
||||
<command>nb8390.com</command>
|
||||
の代わりに使わなくてはいけなかったとしても、出力は上と同じです。
|
||||
もし <literal>Searching for adapter..</literal>
|
||||
というメッセージが出るときに
|
||||
<errorname>No adapter found</errorname> ということを言われたら,
|
||||
<filename>Makefile</filename> で定義されている
|
||||
コンパイル時間が正しくセットされているかどうかを確認してみてください.</para>
|
||||
<errorname>No adapter found</errorname> ということを言われたら、
|
||||
<filename>Makefile</filename>
|
||||
で定義されているコンパイル時間が正しくセットされているかどうかを確認してみてください。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>システムがネットワーク越しにブートすることを許可する (サーバ上で)</title>
|
||||
|
||||
<para><filename>/etc/inetd.conf</filename> ファイルが tftp や
|
||||
bootps についてのエントリを持っているかどうかを確認してください.
|
||||
わたしのは次のようになっています.</para>
|
||||
bootps についてのエントリを持っているかどうかを確認してください。
|
||||
わたしのは次のようになっています。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>tftp dgram udp wait nobody /usr/libexec/tftpd tftpd /tftpboot
|
||||
#
|
||||
# Additions by who ever you are
|
||||
bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpd bootpd /etc/bootptab</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>もし <filename>/etc/inetd.conf</filename> ファイルを変更したときには,
|
||||
inetd に <literal>HUP</literal> シグナルを送ってください.
|
||||
これをするには, inetd のプロセス ID を
|
||||
<para>もし <filename>/etc/inetd.conf</filename> ファイルを変更したときには、
|
||||
inetd に <literal>HUP</literal> シグナルを送ってください。
|
||||
これをするには、inetd のプロセス ID を
|
||||
<command>ps -ax | grep inetd | grep -v grep</command> して
|
||||
取得してください. プロセス ID がわかったら,
|
||||
それに向けて HUP シグナルを送ってください.
|
||||
これは <command>kill -HUP <pid></command> として行います.
|
||||
これによって inetd はその設定ファイルを読み直します.</para>
|
||||
取得してください。プロセス ID がわかったら、
|
||||
それに向けて HUP シグナルを送ってください。
|
||||
これは <command>kill -HUP <pid></command> として行います。
|
||||
これによって inetd はその設定ファイルを読み直します。</para>
|
||||
|
||||
<para>ディスク無しシステム上でブートローダが出力した <literal>addr</literal>
|
||||
の出力を覚えているでしょうか? ここでそれが必要となるのです.</para>
|
||||
の出力を覚えているでしょうか? ここでそれが必要となるのです。</para>
|
||||
|
||||
<para><literal>/etc/bootptab</literal> (おそらくファイルを作成して) に
|
||||
エントリを加えてください. それはこれと同様の書式で書きましょう.</para>
|
||||
エントリを加えてください。それはこれと同様の書式で書きましょう。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>altair:\
|
||||
:ht=ether:\
|
||||
|
@ -215,97 +218,96 @@ bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpd bootpd /etc/bootptab</progra
|
|||
:gw=199.246.76.1:\
|
||||
:vm=rfc1048:</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>これらの行は次のような意味です.</para>
|
||||
<para>これらの行は次のような意味です。</para>
|
||||
|
||||
<informaltable frame="none">
|
||||
<tgroup cols="2">
|
||||
<tbody>
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>altair</literal></entry>
|
||||
<entry>ドメイン名を除いたディスク無しのシステムの名前.</entry>
|
||||
<entry>ドメイン名を除いたディスク無しのシステムの名前</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>ht=ether</literal></entry>
|
||||
<entry>'イーサネット' ハードウェアタイプ.</entry>
|
||||
<entry>'イーサネット' ハードウェアタイプ</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>ha=004001432666</literal></entry>
|
||||
<entry>(先に記録した) ハードウェアのアドレス.</entry>
|
||||
<entry>(先に記録した) ハードウェアのアドレス</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>sm=255.255.255.0</literal></entry>
|
||||
<entry>サブネットマスク.</entry>
|
||||
<entry>サブネットマスク</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>hn</literal></entry>
|
||||
<entry>クライアントにクライアントのホスト名を送るよう,
|
||||
サーバに伝えます.</entry>
|
||||
<entry>クライアントにクライアントのホスト名を送るよう、
|
||||
サーバに伝えます</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>ds=199.246.76.1</literal></entry>
|
||||
<entry>ドメインサーバがどれなのかをクライアントに伝えます.</entry>
|
||||
<entry>ドメインサーバがどれなのかをクライアントに伝えます</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>ip=199.246.76.2</literal></entry>
|
||||
<entry>クライアントの IP アドレスが何なのかを
|
||||
クライアントに伝えます.</entry>
|
||||
クライアントに伝えます</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>gw=199.246.76.1</literal></entry>
|
||||
<entry>デフォルトゲートウェイがどれなのかを
|
||||
クライアントに伝えます.</entry>
|
||||
クライアントに伝えます</entry>
|
||||
</row>
|
||||
|
||||
<row>
|
||||
<entry><literal>vm=...</literal></entry>
|
||||
<entry>これはそのままにしておいてください.</entry>
|
||||
<entry>これはそのままにしておいてください</entry>
|
||||
</row>
|
||||
</tbody>
|
||||
</tgroup>
|
||||
</informaltable>
|
||||
|
||||
<note>
|
||||
<para>IP アドレスは正しく設定してください. 上のアドレスは
|
||||
わたしだけのものです.</para>
|
||||
<para>IP アドレスは正しく設定してください。
|
||||
上のアドレスはわたしだけのものです。</para>
|
||||
</note>
|
||||
|
||||
<para><filename>/tftpboot</filename> ディレクトリをサーバに作成して, サーバがサービスを行う
|
||||
ディスク無しのシステムのための設定ファイルをこのディレクトリに入れておきます.
|
||||
<para><filename>/tftpboot</filename> ディレクトリをサーバに作成して、
|
||||
サーバがサービスを行うディスク無しのシステムのための設定ファイルをこのディレクトリに入れておきます。
|
||||
これらのファイルは <filename>cfg.<replaceable>ip</replaceable></filename>
|
||||
という名前になっていて, <replaceable>ip</replaceable>
|
||||
はディスク無しシステムの IP アドレスを表しています.
|
||||
という名前になっていて、<replaceable>ip</replaceable>
|
||||
はディスク無しシステムの IP アドレスを表しています。
|
||||
<hostid>altair</hostid> の設定ファイルは <filename>/tftpboot/cfg.199.246.76.2</filename>
|
||||
となります. この中身は次のようになっています:</para>
|
||||
となります。この中身は次のようになっています:</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>rootfs 199.246.76.1:/DiskLess/rootfs/altair
|
||||
hostname altair.example.com</programlisting>
|
||||
|
||||
<para><literal>hostname altair.example.com</literal> の行は単に
|
||||
ディスク無しのシステムがどのような完全なドメイン名を持っているのかを
|
||||
表しています.</para>
|
||||
<para><literal>hostname altair.example.com</literal>
|
||||
の行は単にディスク無しのシステムがどのような完全なドメイン名を持っているのかを表しています。</para>
|
||||
|
||||
<para><literal>rootfs 199.246.76.1:/DiskLess/rootfs/altair</literal> の行は
|
||||
ディスク無しのシステムが NFS でマウントできるルートファイルシステムの場所を
|
||||
表しています.</para>
|
||||
<para><literal>rootfs 199.246.76.1:/DiskLess/rootfs/altair</literal>
|
||||
の行はディスク無しのシステムが
|
||||
NFS でマウントできるルートファイルシステムの場所を表しています。</para>
|
||||
|
||||
<note>
|
||||
<para>NFS でマウントされたルートファイルシステムは
|
||||
<emphasis>読み出し許可だけで</emphasis> マウントされます.</para>
|
||||
<emphasis>読み出し許可だけで</emphasis> マウントされます。</para>
|
||||
</note>
|
||||
|
||||
<para>ディスク無しのシステムの階層は要求されれば読み書き可能にして
|
||||
マウントし直すことができます.</para>
|
||||
<para>ディスク無しのシステムの階層は要求されれば読み書き可能にして、
|
||||
マウントし直すことができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>わたしは予備の 386DX-40 を専用の X 端末として使用しています.</para>
|
||||
<para>わたしは予備の 386DX-40 を専用の X 端末として使用しています。</para>
|
||||
|
||||
<para><hostid>altair</hostid> の階層は次の通りです.</para>
|
||||
<para><hostid>altair</hostid> の階層は次の通りです。</para>
|
||||
|
||||
<literallayout>/
|
||||
/bin
|
||||
|
@ -318,7 +320,7 @@ hostname altair.example.com</programlisting>
|
|||
/var
|
||||
/var/run</literallayout>
|
||||
|
||||
<para>実際のファイルのリストは次の通りです.</para>
|
||||
<para>実際のファイルのリストは次の通りです。</para>
|
||||
|
||||
<screen>-r-xr-xr-x 1 root wheel 779984 Dec 11 23:44 ./kernel
|
||||
-r-xr-xr-x 1 root bin 299008 Dec 12 00:22 ./bin/sh
|
||||
|
@ -335,10 +337,10 @@ hostname altair.example.com</programlisting>
|
|||
-r-xr-xr-x 1 root wheel 24419 Jun 10 1995 ./dev/MAKEDEV</screen>
|
||||
|
||||
<para><filename>dev</filename> ディレクトリで <command>MAKEDEV all</command>
|
||||
するのを忘れずに.</para>
|
||||
するのを忘れずに。</para>
|
||||
|
||||
<para><hostid>altair</hostid> の <filename>/etc/rc</filename> は
|
||||
次の通りです.</para>
|
||||
次の通りです。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>#!/bin/sh
|
||||
#
|
||||
|
@ -365,7 +367,7 @@ export PATH
|
|||
# うまく行かないときには....
|
||||
exit 1</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>コメントや質問はどんなものでも歓迎します.</para>
|
||||
<para>コメントや質問はどんなものでも歓迎します。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
</article>
|
||||
|
||||
|
|
|
@ -55,41 +55,40 @@
|
|||
<pubdate>1996 年 8 月 7 日 (水)</pubdate>
|
||||
|
||||
<abstract>
|
||||
<para>ここでは FreeBSD の syscons ドライバや X11,
|
||||
Ghostscript, Groff
|
||||
で利用することができるさまざまなフォントファイルについて説明しています.
|
||||
また, syscons ディスプレイを 80x60 行モードに切り替える方法や,
|
||||
上述のアプリケーションでタイプ 1 フォントを利用する方法を例示します.</para>
|
||||
<para>ここでは FreeBSD の syscons ドライバや X11、Ghostscript、Groff
|
||||
で利用することができるさまざまなフォントファイルについて説明しています。
|
||||
また、syscons ディスプレイを 80x60 行モードに切り替える方法や、
|
||||
上述のアプリケーションでタイプ 1 フォントを利用する方法を例示します。</para>
|
||||
</abstract>
|
||||
</articleinfo>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>はじめに</title>
|
||||
|
||||
<para>数多くのフォントのソースを入手することができますが, これらを
|
||||
FreeBSD でどのようにして使うかはあまりよく知られていないかもしれません.
|
||||
その答えは, 使いたいと思う構成要素の説明書を注意深く探すことによって見つけることができます.
|
||||
しかし, これはとても時間がかかる作業です. 本チュートリアルは,
|
||||
フォントに関して興味がある向きに,
|
||||
その近道を教えようと試みるものであります.</para>
|
||||
<para>数多くのフォントのソースを入手することができますが、これらを
|
||||
FreeBSD でどのようにして使うかはあまりよく知られていないかもしれません。
|
||||
その答えは、使いたいと思う構成要素の説明書を注意深く探すことによって見つけることができます。
|
||||
しかし、これはとても時間がかかる作業です。本チュートリアルは、
|
||||
フォントに関して興味がある向きに、
|
||||
その近道を教えようと試みるものであります。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>基本用語</title>
|
||||
|
||||
<para>フォント形式の種類やそれに関連したフォントファイルの拡張子は多数存在します.
|
||||
その内でここで解説するものは以下の通りです.</para>
|
||||
<para>フォント形式の種類やそれに関連したフォントファイルの拡張子は多数存在します。
|
||||
その内でここで解説するものは以下の通りです。</para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
<varlistentry>
|
||||
<term><filename>.pfa</filename>, <filename>.pfb</filename></term>
|
||||
<term><filename>.pfa</filename>、<filename>.pfb</filename></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Postscript タイプ1フォント. 拡張子
|
||||
<para>Postscript タイプ 1 フォント。拡張子
|
||||
<filename>.pfa</filename> は
|
||||
<emphasis>A</emphasis>scii 形式のそして拡張子
|
||||
<filename>.pfb</filename> は <emphasis>B</emphasis>inary
|
||||
形式を意味する.</para>
|
||||
形式を意味する。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -97,7 +96,7 @@
|
|||
<term><filename>.afm</filename></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>タイプ1フォントに関連するフォントメトリック情報.</para>
|
||||
<para>タイプ 1 フォントに関連するフォントメトリック情報。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -105,7 +104,7 @@
|
|||
<term><filename>.pfm</filename></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>タイプ1フォントに関連するプリンタ用フォントメトリック情報.</para>
|
||||
<para>タイプ 1 フォントに関連するプリンタ用フォントメトリック情報。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -113,7 +112,7 @@
|
|||
<term><filename>.ttf</filename></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>TrueType フォント</para>
|
||||
<para>TrueType フォント。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -122,36 +121,36 @@
|
|||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>TrueType フォントへの間接的な参照ファイル
|
||||
(実際にはフォントファイルではない)</para>
|
||||
(実際にはフォントファイルではない)。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
<varlistentry>
|
||||
<term><filename>.fon</filename>, <filename>.fnt</filename></term>
|
||||
<term><filename>.fon</filename>、<filename>.fnt</filename></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>スクリーン表示用ビットマップフォント</para>
|
||||
<para>スクリーン表示用ビットマップフォント。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
</variablelist>
|
||||
|
||||
<para><filename>.fot</filename> ファイルは, Windows で用いられ,
|
||||
<para><filename>.fot</filename> ファイルは、Windows で用いられ、
|
||||
実際の TrueType フォント (<filename>.ttf</filename>)
|
||||
ファイルへのシンボリックリンクに類する役割を果たします.
|
||||
<filename>.fon</filename> フォントも Windows で用いられていますが,
|
||||
FreeBSD でこの形式のフォントを利用する方法を筆者は知りません.</para>
|
||||
ファイルへのシンボリックリンクに類する役割を果たします。
|
||||
<filename>.fon</filename> フォントも Windows で用いられていますが、
|
||||
FreeBSD でこの形式のフォントを利用する方法を筆者は知りません。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>どのフォント形式を利用できますか?</title>
|
||||
|
||||
<para>どのフォントファイル形式が有用であるかは,
|
||||
利用するアプリケーションに依ります.
|
||||
FreeBSD 自身はフォントファイルは利用しません.
|
||||
アプリケーションプログラムやドライバ (あるいはその両方) によっては,
|
||||
あるフォントファイルを利用するようにできるかもしれません.
|
||||
以下は, アプリケーション, 及び,
|
||||
ドライバとそれが利用できるフォントタイプの拡張子の対応表を簡単に示します.</para>
|
||||
<para>どのフォントファイル形式が有用であるかは、
|
||||
利用するアプリケーションに依ります。
|
||||
FreeBSD 自身はフォントファイルは利用しません。
|
||||
アプリケーションプログラムやドライバ (あるいはその両方) によっては、
|
||||
あるフォントファイルを利用するようにできるかもしれません。
|
||||
以下は、アプリケーション、及び、
|
||||
ドライバとそれが利用できるフォントタイプの拡張子の対応表を簡単に示します。</para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
<varlistentry>
|
||||
|
@ -179,8 +178,8 @@
|
|||
<term>Ghostscript</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>.pfa</filename>,
|
||||
<filename>.pfb</filename>,
|
||||
<para><filename>.pfa</filename>、
|
||||
<filename>.pfb</filename>、
|
||||
<filename>.ttf</filename></para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
@ -189,7 +188,7 @@
|
|||
<term>X11</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>.pfa</filename>,
|
||||
<para><filename>.pfa</filename>、
|
||||
<filename>.pfb</filename></para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
@ -198,7 +197,7 @@
|
|||
<term>Groff</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>.pfa</filename>,
|
||||
<para><filename>.pfa</filename>、
|
||||
<filename>.afm</filename></para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
@ -215,46 +214,46 @@
|
|||
</varlistentry>
|
||||
</variablelist>
|
||||
|
||||
<para>拡張子 <filename>.fnt</filename> は極めて頻繁に使われています.
|
||||
<para>拡張子 <filename>.fnt</filename> は極めて頻繁に使われています。
|
||||
(訳注: この拡張子がフォント (font) という名前から連想しやすいので)
|
||||
あるアプリケーションに特化したフォントを作成しようとした際にはいつでも,
|
||||
この拡張子が選択される方がそうでないときよりもかなり多いのではないかと著者は疑っています.
|
||||
このため, この拡張子を持つファイル全てが同じ形式にはなっていないようです.
|
||||
特に, <filename>.fnt</filename> ファイルは
|
||||
FreeBSD 上では syscons によって利用されていますが, これと MSDOS や
|
||||
あるアプリケーションに特化したフォントを作成しようとした際にはいつでも、
|
||||
この拡張子が選択される方がそうでないときよりもかなり多いのではないかと著者は疑っています。
|
||||
このため、この拡張子を持つファイル全てが同じ形式にはなっていないようです。
|
||||
特に、<filename>.fnt</filename> ファイルは
|
||||
FreeBSD 上では syscons によって利用されていますが、これと MSDOS や
|
||||
Windows 環境で出会った <filename>.fnt</filename>
|
||||
とは同じ形式ではないかもしれません.
|
||||
とは同じ形式ではないかもしれません。
|
||||
筆者は FreeBSD で提供されている以外の <filename>.fnt</filename>
|
||||
ファイルを利用する試みは一切行っていません.</para>
|
||||
ファイルを利用する試みは一切行っていません。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>仮想コンソールを 80x60 行モードに設定する</title>
|
||||
|
||||
<para>まず, 8x8 サイズのフォントがロードされていなくてはなりません.
|
||||
そのためには, <filename>/etc/rc.conf</filename>
|
||||
<para>まず、8x8 サイズのフォントがロードされていなくてはなりません。
|
||||
そのためには、<filename>/etc/rc.conf</filename>
|
||||
に以下の行が含まれているべきです
|
||||
(フォントの名称をあなたの locale に対応するものに書き換えてください).</para>
|
||||
(フォントの名称をあなたの locale に対応するものに書き換えてください)。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<programlisting>font8x8="iso-8x8" # font 8x8 from /usr/share/syscons/fonts/* (or NO).</programlisting>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>実際にモードを切り替えるコマンドは
|
||||
&man.vidcontrol.1; です.</para>
|
||||
&man.vidcontrol.1; です。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen>&prompt.user; <userinput>vidcontrol VGA_80x60</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>&man.vi.1; のような, さまざまなスクリーン指向のプログラムに対して,
|
||||
現在の画面サイズが分かるようにしておかなくてはなりません. これは
|
||||
<para>&man.vi.1; のような、さまざまなスクリーン指向のプログラムに対して、
|
||||
現在の画面サイズが分かるようにしておかなくてはなりません。これは
|
||||
<command>ioctl</command> を通じて (&man.syscons.4; などの)
|
||||
コンソールドライバに呼び掛けることで行われ,</para>
|
||||
コンソールドライバに呼び掛けることで行われ、</para>
|
||||
|
||||
<para>これらを一度に済ませるために,
|
||||
これらのコマンドを起動用のスクリプトに書いておき,
|
||||
これをシステム起動時に実行するかもしれません.
|
||||
<para>これらを一度に済ませるために、
|
||||
これらのコマンドを起動用のスクリプトに書いておき、
|
||||
これをシステム起動時に実行するかもしれません。
|
||||
この方法では <filename>/etc/rc.conf</filename> に以下の行を追加します
|
||||
</para>
|
||||
|
||||
|
@ -263,51 +262,51 @@
|
|||
</programlisting>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>参考文献: &man.rc.conf.5;, &man.vidcontrol.1;.</para>
|
||||
<para>参考文献: &man.rc.conf.5;、&man.vidcontrol.1;</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>タイプ1フォントを X11 で利用する</title>
|
||||
<title>タイプ 1 フォントを X11 で利用する</title>
|
||||
|
||||
<para>X11 では, <filename>.pfa</filename> 形式, もしくは,
|
||||
<filename>.pfb</filename> 形式のフォントのいずれも利用することができます.
|
||||
X11 では, フォントは
|
||||
<para>X11 では、<filename>.pfa</filename> 形式、もしくは、
|
||||
<filename>.pfb</filename> 形式のフォントのいずれも利用することができます。
|
||||
X11 では、フォントは
|
||||
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts</filename>
|
||||
以下のさまざまなサブディレクトリに置かれています.
|
||||
以下のさまざまなサブディレクトリに置かれています。
|
||||
それぞれのディレクトリにある
|
||||
<filename>fonts.dir</filename> ファイルの内容によって,
|
||||
<filename>fonts.dir</filename> ファイルの内容によって、
|
||||
それぞれのフォントのファイルと X11
|
||||
上でのフォント名が関連付けられています.</para>
|
||||
上でのフォント名が関連付けられています。</para>
|
||||
|
||||
<para><filename>Type1</filename>
|
||||
という名前のディレクトリが既に存在しています.
|
||||
新しいフォントを追加する最も簡単な方法は,
|
||||
このディレクトリのそのフォントファイルを置くことです.
|
||||
新しいフォントは別なディレクトリに置いておき, <filename>Type1</filename>
|
||||
ディレクトリに追加フォントへのシンボリックリンクを張る方がより優れています.
|
||||
なぜなら, この方法をとることでオリジナルで供給されているフォントと混乱することなく,
|
||||
これらのフォントを追加した跡を残すことがより簡単にできるからです.
|
||||
この方法は, 例えば, 次のように行います.</para>
|
||||
という名前のディレクトリが既に存在しています。
|
||||
新しいフォントを追加する最も簡単な方法は、
|
||||
このディレクトリのそのフォントファイルを置くことです。
|
||||
新しいフォントは別なディレクトリに置いておき、<filename>Type1</filename>
|
||||
ディレクトリに追加フォントへのシンボリックリンクを張る方がより優れています。
|
||||
なぜなら、この方法をとることでオリジナルで供給されているフォントと混乱することなく、
|
||||
これらのフォントを追加した跡を残すことがより簡単にできるからです。
|
||||
この方法は、例えば、次のように行います。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen><lineannotation>フォントファイルを入れるディレクトリを作成します.</lineannotation>
|
||||
<screen><lineannotation>フォントファイルを入れるディレクトリを作成します。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>mkdir -p /usr/local/share/fonts/type1</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cd /usr/local/share/fonts/type1</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>ここに .pfa または .pfb ファイルと .afm ファイルを置きます.</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>ここに .pfa または .pfb ファイルと .afm ファイルを置きます。</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>フォントの readme ファイルやその他のドキュメントをこのディ</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>レクトリに置いても構いません.</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>レクトリに置いても構いません。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cp /cdrom/fonts/atm/showboat/showboat.pfb .</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cp /cdrom/fonts/atm/showboat/showboat.afm .</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>フォントのクロスリファレンスのためにインデックスを変更します.</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>フォントのクロスリファレンスのためにインデックスを変更します。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>echo showboat - InfoMagic CICA, Dec 1994, /fonts/atm/showboat >>INDEX</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>さて, 新しいフォントを X11 で利用するためには,
|
||||
そのフォントファイルを利用できるようにし, そして,
|
||||
フォント名のファイルを更新する必要があります.
|
||||
X11 でのフォント名は次のようになっています.</para>
|
||||
<para>さて、新しいフォントを X11 で利用するためには、
|
||||
そのフォントファイルを利用できるようにし、そして、
|
||||
フォント名のファイルを更新する必要があります。
|
||||
X11 でのフォント名は次のようになっています。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen>-bitstream-charter-medium-r-normal-xxx-0-0-0-0-p-0-iso8859-1
|
||||
|
@ -323,11 +322,11 @@
|
|||
foundry family weight slant width additional style</screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>新しいフォントそれぞれに対して, 新しい名前を付ける必要があります.
|
||||
フォント付属のドキュメントにフォントに関する情報があれば,
|
||||
名前を作る際の基になるかもしれません. そのような情報がない場合は,
|
||||
<para>新しいフォントそれぞれに対して、新しい名前を付ける必要があります。
|
||||
フォント付属のドキュメントにフォントに関する情報があれば、
|
||||
名前を作る際の基になるかもしれません。そのような情報がない場合は、
|
||||
フォントに対して &man.strings.1;
|
||||
を使うと何らかのアイデアが得ることができます. 例えば,</para>
|
||||
を使うと何らかのアイデアが得ることができます。例えば、</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen>&prompt.user; <userinput>strings showboat.pfb | more</userinput>
|
||||
|
@ -357,13 +356,13 @@ end readonly def
|
|||
--stdin--</screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>この情報から, 次のような名前が考えられます.:</para>
|
||||
<para>この情報から、次のような名前が考えられます:</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen>-type1-Showboat-medium-r-normal-decorative-0-0-0-0-p-0-iso8859-1</screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>この名前の構成は次の通りです.</para>
|
||||
<para>この名前の構成は次の通りです。</para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
<varlistentry>
|
||||
|
@ -371,7 +370,7 @@ end readonly def
|
|||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>新フォントは <literal>type1</literal>
|
||||
と名付けることにしましょう.</para>
|
||||
と名付けることにしましょう。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -379,7 +378,7 @@ end readonly def
|
|||
<term>族 (family)</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>フォントの名前です.</para>
|
||||
<para>フォントの名前です。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -387,11 +386,11 @@ end readonly def
|
|||
<term>重み (weight)</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>normal(普通), bold(太い), medium(中間),
|
||||
semibold(やや太め)などがあります. 上記の
|
||||
&man.strings.1; の出力より,
|
||||
<para>normal (普通)、bold (太い)、medium (中間)、
|
||||
semibold (やや太め) などがあります。上記の
|
||||
&man.strings.1; の出力より、
|
||||
フォントの重みは <emphasis>medium</emphasis>
|
||||
であると考えられます.</para>
|
||||
であると考えられます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -399,11 +398,11 @@ end readonly def
|
|||
<term>傾斜 (slant)</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><emphasis remap=bf>r</emphasis>oman(ローマン体), <emphasis
|
||||
remap=bf>i</emphasis>talic(イタリック体), <emphasis
|
||||
remap=bf>o</emphasis>blique(斜字体) などがあります.
|
||||
<emphasis>ItalicAngle</emphasis> が0になっていることにより,
|
||||
<emphasis>roman</emphasis> を使っています.</para>
|
||||
<para><emphasis remap=bf>r</emphasis>oman (ローマン体)、<emphasis
|
||||
remap=bf>i</emphasis>talic (イタリック体)、<emphasis
|
||||
remap=bf>o</emphasis>blique (斜字体) などがあります。
|
||||
<emphasis>ItalicAngle</emphasis> が0になっていることにより、
|
||||
<emphasis>roman</emphasis> を使っています。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -411,9 +410,9 @@ end readonly def
|
|||
<term>幅</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ormal(普通), wide(幅広), condensed(圧縮), extended(拡張)
|
||||
などがあります. 上記で調べた結果から,
|
||||
<emphasis>normal</emphasis> を仮定します.</para>
|
||||
<para>ormal (普通)、wide (幅広)、condensed (圧縮)、extended(拡張)
|
||||
などがあります。上記で調べた結果から、
|
||||
<emphasis>normal</emphasis> を仮定します。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -421,8 +420,8 @@ end readonly def
|
|||
<term>追加スタイル</term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>通常は省略されますが, フォントに装飾用 (decorative)
|
||||
英大文字が含まれていることをここで示します.</para>
|
||||
<para>通常は省略されますが、フォントに装飾用 (decorative)
|
||||
英大文字が含まれていることをここで示します。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -432,39 +431,39 @@ end readonly def
|
|||
<listitem>
|
||||
<para>proportional (プロポーショナル (訳注:
|
||||
字形に応じて幅が変化するフォント)) または monospaced
|
||||
(単一幅フォント) があります. ここでは
|
||||
<emphasis>Proportional</emphasis> としてありますが, これは
|
||||
(単一幅フォント) があります。ここでは
|
||||
<emphasis>Proportional</emphasis> としてありますが、これは
|
||||
<emphasis>isFixedPitch</emphasis> が false (偽)
|
||||
になっているためです. </para>
|
||||
になっているためです。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
</variablelist>
|
||||
|
||||
<para>これらの名前は全て任意なのですが,
|
||||
既存の慣習と互換性を保つよう努力すべきでしょう. X11 プログラムでは,
|
||||
フォントはワイルドカードを含んだ名前で参照されます. ですから,
|
||||
フォント名は何らかの意味づけを持って選択されるべきでしょう.
|
||||
(訳注 : 適当なフォントを探すとき, )
|
||||
ある人は単純に以下の名前を使うことから始めるかもしれません.
|
||||
<para>これらの名前は全て任意なのですが、
|
||||
既存の慣習と互換性を保つよう努力すべきでしょう。X11 プログラムでは、
|
||||
フォントはワイルドカードを含んだ名前で参照されます。ですから、
|
||||
フォント名は何らかの意味づけを持って選択されるべきでしょう。
|
||||
(訳注 : 適当なフォントを探すとき、)
|
||||
ある人は単純に以下の名前を使うことから始めるかもしれません。
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen>…-normal-r-normal-…-p-…
|
||||
</screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
そして,
|
||||
そして、
|
||||
&man.xfontsel.1;
|
||||
で該当するフォントを調べてみて, そのフォントの形を見ながら,
|
||||
名前を調節するかもしれません.</para>
|
||||
で該当するフォントを調べてみて、そのフォントの形を見ながら、
|
||||
名前を調節するかもしれません。</para>
|
||||
|
||||
<para>それでは, ここまでの例を完結させることにしましょう.</para>
|
||||
<para>それでは、ここまでの例を完結させることにしましょう。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen><lineannotation>X11 に対してフォントをアクセスできるようにします.</lineannotation>
|
||||
<screen><lineannotation>X11 に対してフォントをアクセスできるようにします。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>ln -s /usr/local/share/fonts/type1/showboat.pfb .</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>fonts.dir と fonts.scale を編集して, フォントを記述する行を追加し, 最初の行にある総フォント数を増やします.</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>fonts.dir と fonts.scale を編集して、フォントを記述する行を追加し、最初の行にある総フォント数を増やします。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>ex fonts.dir
|
||||
:1p
|
||||
25
|
||||
|
@ -479,37 +478,37 @@ showboat.pfb -type1-showboat-medium-r-normal-decorative-0-0-0-0-p-0-iso8859-1
|
|||
<lineannotation><filename>fonts.scale</filename> は <filename>fonts.dir</filename>と同一内容のようですので…</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cp fonts.dir fonts.scale</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>X11 に内容が変更されたことを伝えます.</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>X11 に内容が変更されたことを伝えます。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>xset fp rehash</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>新しいフォントを試してみます.</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>新しいフォントを試してみます。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>xfontsel -pattern -type1-*</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>参考文献: &man.xfontsel.1;, &man.xset.1;, <citetitle>The X
|
||||
Windows System in a Nutshell</citetitle>, <ulink
|
||||
<para>参考文献: &man.xfontsel.1;、&man.xset.1;、<citetitle>The X
|
||||
Windows System in a Nutshell</citetitle>、<ulink
|
||||
URL="http://www.ora.com/">O'Reilly &
|
||||
Associates</ulink>.</para>
|
||||
Associates</ulink></para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>タイプ1フォントを Ghostscript で利用する</title>
|
||||
<title>タイプ 1 フォントを Ghostscript で利用する</title>
|
||||
|
||||
<para>Ghostscript では, <filename>Fontmap</filename>
|
||||
に従ってフォントを参照しています. このファイルを X11 の
|
||||
<para>Ghostscript では、<filename>Fontmap</filename>
|
||||
に従ってフォントを参照しています。このファイルを X11 の
|
||||
<filename>fonts.dir</filename>
|
||||
ファイルと同様な方法で変更しなくてはなりません. Ghostscript では,
|
||||
ファイルと同様な方法で変更しなくてはなりません。Ghostscript では、
|
||||
<filename>.pfa</filename> 形式または <filename>.pfb</filename>
|
||||
形式のフォントのいずれか一方を使用することができます.
|
||||
前章の例で登場したフォントを使って, ここではこのフォントを Ghostscript
|
||||
で使用する方法について述べます.</para>
|
||||
形式のフォントのいずれか一方を使用することができます。
|
||||
前章の例で登場したフォントを使って、ここではこのフォントを Ghostscript
|
||||
で使用する方法について述べます。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen><lineannotation>フォントを Ghostscript のフォントディレクトリに置きます</lineannotation>
|
||||
<screen><lineannotation>フォントを Ghostscript のフォントディレクトリに置きます。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cd /usr/local/share/ghostscript/fonts</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>ln -s /usr/local/share/fonts/type1/showboat.pfb .</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>Ghostscript にフォントを認識させるために Fontmap を編集します</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>Ghostscript にフォントを認識させるために Fontmap を編集します。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cd /usr/local/share/ghostscript/4.01</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>ex Fontmap
|
||||
:$a
|
||||
|
@ -517,7 +516,7 @@ showboat.pfb -type1-showboat-medium-r-normal-decorative-0-0-0-0-p-0-iso8859-1
|
|||
.
|
||||
:wq</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>Ghostscript を用いてフォントを試してみます</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>Ghostscript を用いてフォントを試してみます。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>gs prfont.ps</userinput>
|
||||
Aladdin Ghostscript 4.01 (1996-7-10)
|
||||
Copyright (C) 1996 Aladdin Enterprises, Menlo Park, CA. All rights
|
||||
|
@ -539,25 +538,25 @@ GS><userinput>quit</userinput></screen>
|
|||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>タイプ1フォントを Groff で利用する</title>
|
||||
<title>タイプ 1 フォントを Groff で利用する</title>
|
||||
|
||||
<para>ここまでで新しいフォントを X11 と Ghostscript
|
||||
の両方で用いることができるようになりましたが,
|
||||
の両方で用いることができるようになりましたが、
|
||||
この新しいフォントをどのようにすれば groff で使うことができるでしょうか?
|
||||
まず第一に, PostScript のタイプ1フォントを扱っていますから,
|
||||
これを適用できる groff デバイスは <emphasis>ps</emphasis> デバイスです.
|
||||
次に, 各々のフォントを groff で使用できるように作らなくてはなりません.
|
||||
まず第一に、PostScript のタイプ 1 フォントを扱っていますから、
|
||||
これを適用できる groff デバイスは <emphasis>ps</emphasis> デバイスです。
|
||||
次に、各々のフォントを groff で使用できるように作らなくてはなりません。
|
||||
groff でのフォント名は <filename>/usr/share/groff_font/devps</filename>
|
||||
の中のファイル名になります. 上述の例では, フォントファイルは
|
||||
の中のファイル名になります。上述の例では、フォントファイルは
|
||||
<filename>/usr/share/groff_font/devps/SHOWBOAT</filename>
|
||||
とすることができるでしょう. このファイルは groff
|
||||
によって提供されているツールを用いて生成しなくてはなりません.</para>
|
||||
とすることができるでしょう。このファイルは groff
|
||||
によって提供されているツールを用いて生成しなくてはなりません。</para>
|
||||
|
||||
<para>最初に <command>afmtodit</command> というツールを使います.
|
||||
このコマンドは通常ではインストールされませんので,
|
||||
ソースプログラム群から該当プログラムを取り出さなくてはなりません.
|
||||
このファイルの最初の一行を変更しなくてはならないことが分かっています.
|
||||
著者は次のようにしました.</para>
|
||||
<para>最初に <command>afmtodit</command> というツールを使います。
|
||||
このコマンドは通常ではインストールされませんので、
|
||||
ソースプログラム群から該当プログラムを取り出さなくてはなりません。
|
||||
このファイルの最初の一行を変更しなくてはならないことが分かっています。
|
||||
著者は次のようにしました。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen>&prompt.user; <userinput>cp /usr/src/gnu/usr.bin/groff/afmtodit/afmtodit.pl /tmp</userinput>
|
||||
|
@ -568,53 +567,53 @@ GS><userinput>quit</userinput></screen>
|
|||
:wq</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>このツールはメトリックファイル(<filename>.afm</filename> 拡張子)
|
||||
から groff フォントファイルを生成してくれます.
|
||||
フォント使用方法例を続けることにしましょう.</para>
|
||||
<para>このツールはメトリックファイル (<filename>.afm</filename> 拡張子)
|
||||
から groff フォントファイルを生成してくれます。
|
||||
フォント使用方法例を続けることにしましょう。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen><lineannotation><filename>.afm</filename> ファイルの多くは Mac 形式&hellip すなわち行が ^M で区切られています.
|
||||
これを行を ^J で区切る unix スタイルに変換する必要があります</lineannotation>
|
||||
<screen><lineannotation><filename>.afm</filename> ファイルの多くは Mac 形式&hellip すなわち行が ^M で区切られています。
|
||||
これを行を ^J で区切る unix スタイルに変換する必要があります。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cd /tmp</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cat /usr/local/share/fonts/type1/showboat.afm |
|
||||
tr '\015' '\012' >showboat.afm</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>そして, groff フォントファイルを生成します</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>そして、groff フォントファイルを生成します。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>cd /usr/share/groff_font/devps</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>/tmp/afmtodit.pl -d DESC -e text.enc /tmp/showboat.afm generate/textmap SHOWBOAT</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>これでフォントを SHOWBOAT という名前で参照することができました.</para>
|
||||
<para>これでフォントを SHOWBOAT という名前で参照することができました。</para>
|
||||
|
||||
<para>システムでプリンタを扱うために GhostScript を使用しているならば,
|
||||
これで作業は完了しました. しかしながら, 本当に PostScript
|
||||
プリンタを使っている場合は, フォントを使用可能にする為に,
|
||||
<para>システムでプリンタを扱うために GhostScript を使用しているならば、
|
||||
これで作業は完了しました。しかしながら、本当に PostScript
|
||||
プリンタを使っている場合は、フォントを使用可能にする為に、
|
||||
当該フォントをプリンタにダウンロードする必要があります
|
||||
(showboat フォントがプリンタに偶然にも最初から組み込まれている場合,
|
||||
もしくはプリンタからアクセスされるフォントディスクの中に入っている場合はこの限りではありません).
|
||||
フォント利用の最終段階として,
|
||||
ダウンロード可能な形式のフォントを生成します.
|
||||
(showboat フォントがプリンタに偶然にも最初から組み込まれている場合、
|
||||
もしくはプリンタからアクセスされるフォントディスクの中に入っている場合はこの限りではありません)。
|
||||
フォント利用の最終段階として、
|
||||
ダウンロード可能な形式のフォントを生成します。
|
||||
ツール <command>pfbtops</command> は (訳注 : <filename>.pfb</filename> 形式から)
|
||||
<filename>.pfa</filename> 形式のフォントを生成するために, そして,
|
||||
<filename>download</filename> というファイルを編集し,
|
||||
フォントの内部名を参照するように変更しなくてはなりません.
|
||||
<filename>.pfa</filename> 形式のフォントを生成するために、そして、
|
||||
<filename>download</filename> というファイルを編集し、
|
||||
フォントの内部名を参照するように変更しなくてはなりません。
|
||||
この内部名は以下で示すように groff
|
||||
フォントファイルから容易に調べることができます.</para>
|
||||
フォントファイルから容易に調べることができます。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen><lineannotation><filename>.pfa</filename> フォントファイルを生成する</lineannotation>
|
||||
<screen><lineannotation><filename>.pfa</filename> フォントファイルを生成する。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>pfbtops /usr/local/share/fonts/type1/showboat.pfb >showboat.pfa</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>もちろん, <filename>.pfa</filename> が既に利用可能であれば,
|
||||
参照できるようにシンボリックリンクを張って下さい.</para>
|
||||
<para>もちろん、<filename>.pfa</filename> が既に利用可能であれば、
|
||||
参照できるようにシンボリックリンクを張って下さい。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen><lineannotation>内部フォント名を得る</lineannotation>
|
||||
<screen><lineannotation>内部フォント名を得る。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>fgrep internalname SHOWBOAT</userinput>
|
||||
internalname Showboat
|
||||
|
||||
<lineannotation>該当フォントをダウンロードしなくてはならないことを groff に通知する</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>該当フォントをダウンロードしなくてはならないことを groff に通知する。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>ex download
|
||||
:$a
|
||||
Showboat showboat.pfa
|
||||
|
@ -622,7 +621,7 @@ Showboat showboat.pfa
|
|||
:wq</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>フォントを試用する.</para>
|
||||
<para>フォントを試用する。</para>
|
||||
|
||||
<informalexample>
|
||||
<screen>&prompt.user; <userinput>cd /tmp</userinput>
|
||||
|
@ -654,24 +653,24 @@ letter.
|
|||
EOF</userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>groff -Tps example.t >example.ps</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>ghostscript/ghostviewを使って表示する</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>ghostscript/ghostviewを使って表示する。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>ghostview example.ps</userinput>
|
||||
|
||||
<lineannotation>印刷する(訳注 : プリンタ名は適宜変更して下さい)</lineannotation>
|
||||
<lineannotation>印刷する (訳注 : プリンタ名は適宜変更して下さい)。</lineannotation>
|
||||
&prompt.user; <userinput>lpr -Ppostscript example.ps</userinput></screen>
|
||||
</informalexample>
|
||||
|
||||
<para>参考文献:
|
||||
<filename>/usr/src/gnu/usr.bin/groff/afmtodit/afmtodit.man</filename>,
|
||||
&man.groff.font.5;, &man.groff.char.7;, &man.pfbtops.1;.</para>
|
||||
<filename>/usr/src/gnu/usr.bin/groff/afmtodit/afmtodit.man</filename>、
|
||||
&man.groff.font.5;、&man.groff.char.7;、&man.pfbtops.1;</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>TrueType フォントを groff 用に groff/ghostscript
|
||||
フォーマットに変換する</title>
|
||||
|
||||
<para>これにはいくつかユーティリティが必要ですが,
|
||||
ベースシステムの一部としてインストールされてはいないので若干の作業が必要となります.
|
||||
<para>これにはいくつかユーティリティが必要ですが、
|
||||
ベースシステムの一部としてインストールされてはいないので若干の作業が必要となります。
|
||||
インストールするものは:</para>
|
||||
|
||||
<variablelist>
|
||||
|
@ -679,18 +678,18 @@ EOF</userinput>
|
|||
<term><command>ttf2pf</command></term>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>TrueType から postscript への変換ユーティリティです.
|
||||
<para>TrueType から postscript への変換ユーティリティです。
|
||||
これは TrueType フォントからアスキーフォントメトリック
|
||||
(<filename>.afm</filename>) ファイルへの変換を行います.</para>
|
||||
(<filename>.afm</filename>) ファイルへの変換を行います。</para>
|
||||
|
||||
<para>現時点では <ulink
|
||||
url="http://sunsite.icm.edu.pl/pub/GUST/contrib/BachoTeX98/ttf2pf/">http://sunsite.icm.edu.pl/pub/GUST/contrib/BachoTeX98/ttf2pf/</ulink>.
|
||||
から入手できます.
|
||||
注意: これらのファイルはポストスクリプトによるプログラムなので,
|
||||
から入手できます。
|
||||
注意: これらのファイルはポストスクリプトによるプログラムなので、
|
||||
<keycap>Shift</keycap> キーを押しながらリンクをクリックして
|
||||
ディスクにダウンロードしてください.
|
||||
ディスクにダウンロードしてください。
|
||||
さもないとあなたのブラウザは <application>ghostview</application>
|
||||
を立ちあげます.</para>
|
||||
を立ちあげます。</para>
|
||||
|
||||
<para>重要なファイルは:</para>
|
||||
|
||||
|
@ -708,18 +707,18 @@ EOF</userinput>
|
|||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
|
||||
<para>大文字と小文字の混在は,
|
||||
これらが DOS シェルのことも考慮しているためです.
|
||||
<para>大文字と小文字の混在は、
|
||||
これらが DOS シェルのことも考慮しているためです。
|
||||
<filename>ttf2pf.ps</filename> はそれ以外のファイルを
|
||||
大文字として扱いますので,
|
||||
ファイル名の変更はそれに対応させてください.
|
||||
大文字として扱いますので、
|
||||
ファイル名の変更はそれに対応させてください
|
||||
(実際には <filename>GS_TTF.PS</filename> と
|
||||
<filename>PFS2AFM.PS</filename> は
|
||||
ghostscript の配布物の一部だと思われますが,
|
||||
個別のユーティリティとして扱った方が便利なのでそうします.
|
||||
FreeBSD がこれらを含むとは思われません.)
|
||||
ghostscript の配布物の一部だと思われますが、
|
||||
個別のユーティリティとして扱った方が便利なのでそうします。
|
||||
FreeBSD がこれらを含むとは思われません)。
|
||||
<filename>/usr/local/share/groff_font/devps</filename>
|
||||
にインストールされているのがいいかもしれません.</para>
|
||||
にインストールされているのがいいかもしれません</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
|
||||
|
@ -728,58 +727,58 @@ EOF</userinput>
|
|||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>はアスキーフォントメトリックファイルから
|
||||
groff とともに使うフォントファイルを作ります.
|
||||
これは通常,
|
||||
groff とともに使うフォントファイルを作ります。
|
||||
これは通常、
|
||||
<filename>/usr/src/contrib/groff/afmtodit</filename>
|
||||
ディレクトリに存在していて,
|
||||
使えるようにするには作業が必要です.</para>
|
||||
ディレクトリに存在していて、
|
||||
使えるようにするには作業が必要です。</para>
|
||||
|
||||
<note>
|
||||
<para>もしも <filename>/usr/src</filename>
|
||||
ツリーで作業をすることを躊躇うなら,
|
||||
このディレクトリの内容を作業用の場所にコピーすればいいです.</para>
|
||||
ツリーで作業をすることを躊躇うなら、
|
||||
このディレクトリの内容を作業用の場所にコピーすればいいです。</para>
|
||||
</note>
|
||||
|
||||
<para>作業エリアで以下のようにしてこのユーティリティします.</para>
|
||||
<para>作業エリアで以下のようにしてこのユーティリティします。</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>#</prompt> <userinput>make -f Makefile.sub afmtodit</userinput>
|
||||
</screen>
|
||||
|
||||
<para>もし, まだ存在していなければ
|
||||
<para>もし、まだ存在していなければ
|
||||
<filename>/usr/contrib/groff/devps/generate/textmap</filename>
|
||||
を
|
||||
<filename>/usr/share/groff_font/devps/generate</filename>
|
||||
にコピーします.</para>
|
||||
にコピーします。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</varlistentry>
|
||||
</variablelist>
|
||||
|
||||
<para>これらのユーティリティが所定の場所に収まったら
|
||||
いつでも開始できます.</para>
|
||||
いつでも開始できます。</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><filename>.afm</filename> ファイルを以下のようにして作ります.</para>
|
||||
<para><filename>.afm</filename> ファイルを以下のようにして作ります。</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>%</prompt> <userinput>gs <optional>-dNODISPLAY</optional> <optional>-q</optional> -- ttf2pf.ps <replaceable>TTF_name</replaceable> <optional><replaceable>PS_font_name</replaceable> <optional><replaceable>AFM_name</replaceable></optional></optional></userinput>
|
||||
</screen>
|
||||
|
||||
<para>ここで, <replaceable>TTF_name</replaceable> はあなたの
|
||||
TrueType フォントの名前で, <replaceable>PS_font_name</replaceable>
|
||||
は <filename>.pfa</filename> ファイルのためのファイル名で,
|
||||
<para>ここで、<replaceable>TTF_name</replaceable> はあなたの
|
||||
TrueType フォントの名前で、<replaceable>PS_font_name</replaceable>
|
||||
は <filename>.pfa</filename> ファイルのためのファイル名で、
|
||||
<replaceable>AFM_name</replaceable> は <filename>.afm</filename>
|
||||
ファイルに望む名前です.
|
||||
<filename>.pfa</filename> や <filename>.afm</filename>
|
||||
用の出力ファイル名を明示しなければ,
|
||||
用の出力ファイル名を明示しなければ、
|
||||
デフォルト名は TueType フォントファイル名から作成されます.</para>
|
||||
|
||||
<para>この時, アスキーフォントメトリックファイルである
|
||||
<para>この時、アスキーフォントメトリックファイルである
|
||||
<filename>.pfa</filename> ファイルも同時に作られます
|
||||
(<filename>.pfb</filename> はバイナリ形式です).
|
||||
これは不要となるでしょうが, (私が考えるに)
|
||||
フォントサーバには役立つでしょう.</para>
|
||||
(<filename>.pfb</filename> はバイナリ形式です)。
|
||||
これは不要となるでしょうが、(私が考えるに)
|
||||
フォントサーバには役立つでしょう。</para>
|
||||
|
||||
<para>例として, 30f9 バーコードフォントをデフォルトのファイル名で変換するには以下のようにします.</para>
|
||||
<para>例として、30f9 バーコードフォントをデフォルトのファイル名で変換するには以下のようにします。</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>%</prompt> <userinput>gs -dNODISPLAY -- ttf2pf.ps 3of9.ttf</userinput>
|
||||
Aladdin Ghostscript 5.10 (1997-11-23)
|
||||
|
@ -790,7 +789,7 @@ Converting 3of9.ttf to 3of9.pfa and 3of9.afm.
|
|||
|
||||
<para>変換後のフォントを
|
||||
<filename>A.pfa</filename> と <filename>B.afm</filename>
|
||||
にするなら以下のようにします.</para>
|
||||
にするなら以下のようにします。</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>%</prompt> <userinput>gs -dNODISPLAY -- ttf2pf.ps 3of9.ttf A B</userinput>
|
||||
Aladdin Ghostscript 5.10 (1997-11-23)
|
||||
|
@ -801,31 +800,31 @@ Converting 3of9.ttf to A.pfa and B.afm.
|
|||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>groff postscript ファイルを作ります.</para>
|
||||
<para>groff postscript ファイルを作ります。</para>
|
||||
|
||||
<para>以下のコマンドの実行が用意なように
|
||||
<filename>/usr/share/groff_font/devps</filename> に
|
||||
ディレクトリを変更します.
|
||||
恐らく root 特権が必要になるでしょう.
|
||||
(そこでの作業が気にいらないなら, このディレクトリの
|
||||
<filename>DESC</filename>,
|
||||
<filename>text.enc</filename>,
|
||||
ディレクトリを変更します。
|
||||
恐らく root 特権が必要になるでしょう
|
||||
(そこでの作業が気にいらないなら、このディレクトリの
|
||||
<filename>DESC</filename>、
|
||||
<filename>text.enc</filename>、
|
||||
<filename>generate/textmap</filename>
|
||||
ファイルが参照されるということに注意してください.)</para>
|
||||
ファイルが参照されるということに注意してください)。</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>%</prompt> <userinput>afmtodit -d DESC -e text.enc file.afm \
|
||||
generate/textmap <replaceable>PS_font_name</replaceable></userinput>
|
||||
</screen>
|
||||
|
||||
<para>ここで, <filename>file.afm</filename>
|
||||
<para>ここで、<filename>file.afm</filename>
|
||||
は <replaceable>AFM_name</replaceable>
|
||||
で, 上で <command>ttf2pf.ps</command> で作ったものです.
|
||||
で、上で <command>ttf2pf.ps</command> で作ったものです。
|
||||
<replaceable>PS_font_name</replaceable>
|
||||
はコマンドから使われるフォント名で,
|
||||
&man.groff.1; がこのフォントを参照するために使うものです.
|
||||
たとえば, 最初の <command>tiff2pf.ps</command>
|
||||
コマンドを上述のように行っていたとすると,
|
||||
3of9 バーコードフォントは以下のコマンドで作成できます.</para>
|
||||
はコマンドから使われるフォント名で、
|
||||
&man.groff.1; がこのフォントを参照するために使うものです。
|
||||
たとえば、最初の <command>tiff2pf.ps</command>
|
||||
コマンドを上述のように行っていたとすると、
|
||||
3of9 バーコードフォントは以下のコマンドで作成できます。</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>%</prompt> <userinput>afmtodit -d DESC -e text.enc 3of9.afm \
|
||||
generate/textmap 3of9</userinput>
|
||||
|
@ -834,15 +833,15 @@ Converting 3of9.ttf to A.pfa and B.afm.
|
|||
<para>得られる <replaceable>PS_font_name</replaceable>
|
||||
ファイル (この例では <filename>3of9</filename>)
|
||||
はディレクトリ <filename>/usr/share/groff_font/devps</filename>
|
||||
に, コピーするなり移動するなりして置かれることに気をつけてください.</para>
|
||||
に、コピーするなり移動するなりして置かれることに気をつけてください。</para>
|
||||
|
||||
<para><filename>ttf2pf.ps</filename> がわりつけるフォント名は
|
||||
TrueType フォントファイル中に見つかったものになります.
|
||||
それとは異なる名前を使いたかったら,
|
||||
TrueType フォントファイル中に見つかったものになります。
|
||||
それとは異なる名前を使いたかったら、
|
||||
<filename>.afm</filename> ファイルを編集してから
|
||||
<command>afmtodit</command> を実行する必要があります.
|
||||
&man.groff.1; から &man.gs.1; へパイプするつもりならば,
|
||||
その名前は同時にフォントマップファイルで使われているものである必要があります.</para>
|
||||
<command>afmtodit</command> を実行する必要があります。
|
||||
&man.groff.1; から &man.gs.1; へパイプするつもりならば、
|
||||
その名前は同時にフォントマップファイルで使われているものである必要があります。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
@ -850,74 +849,74 @@ Converting 3of9.ttf to A.pfa and B.afm.
|
|||
<sect1>
|
||||
<title>TrurType フォントを他のプログラムで使うことができますか?</title>
|
||||
|
||||
<para>TrueType フォント形式は Windows, Windows 95, Mac
|
||||
で用いられます. この形式は極めて有名であり,
|
||||
非常にたくさんのフォントが利用できます.</para>
|
||||
<para>TrueType フォント形式は Windows、Windows 95、Mac
|
||||
で用いられます。この形式は極めて有名であり、
|
||||
非常にたくさんのフォントが利用できます。</para>
|
||||
|
||||
<para>不幸なことに, (訳注 : FreeBSD で)
|
||||
この形式を利用できるアプリケーションは, 著者が知る限り,
|
||||
Ghostscript と povray の2つしかありません.
|
||||
Ghostscript では, ドキュメントによれば, そのサポートは不十分であり,
|
||||
フォントを利用してもタイプ1フォントより粗悪な結果が得られるようです.
|
||||
povray バージョン3 もまた TrueType フォントを利用可能ですが, しかし,
|
||||
たくさんの人々がレイトレーシングされたページが続いているかのように,
|
||||
ドキュメントを作成しているのではないかと, 著者はむしろ疑っています:-)
|
||||
(訳注 : povray はレイトレーシング関連のプログラムです.
|
||||
レイトレーシングは計算に時間がかかることから,
|
||||
ドキュメントを作るのが遅いんじゃないの,
|
||||
と著者が遠回しに言っているようです)</para>
|
||||
<para>不幸なことに、(訳注: FreeBSD で)
|
||||
この形式を利用できるアプリケーションは、著者が知る限り、
|
||||
Ghostscript と povray の 2 つしかありません。
|
||||
Ghostscript では、ドキュメントによれば、そのサポートは不十分であり、
|
||||
フォントを利用してもタイプ 1 フォントより粗悪な結果が得られるようです。
|
||||
povray バージョン 3 もまた TrueType フォントを利用可能ですが、しかし、
|
||||
たくさんの人々がレイトレーシングされたページが続いているかのように、
|
||||
ドキュメントを作成しているのではないかと、著者はむしろ疑っています :-)
|
||||
(訳注: povray はレイトレーシング関連のプログラムです。
|
||||
レイトレーシングは計算に時間がかかることから、
|
||||
ドキュメントを作るのが遅いんじゃないの、
|
||||
と著者が遠回しに言っているようです)。</para>
|
||||
|
||||
<para>このなんとも悲惨な状況は変わりつつあります.
|
||||
<para>このなんとも悲惨な状況は変わりつつあります。
|
||||
<ulink url="http://www.freetype.org/">FreeType プロジェクト</ulink>
|
||||
では FreeType の便利なツールを開発しています.</para>
|
||||
では FreeType の便利なツールを開発しています。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>XFree86 4.x に含まれている freetype モジュール.
|
||||
<para>XFree86 4.x に含まれている freetype モジュール。
|
||||
詳細は <ulink
|
||||
url="../../books/handbook/x-fonts.html">FreeBSD
|
||||
ハンドブック</ulink>か <ulink
|
||||
url="http://www.xfree86.org/4.0.2/fonts.html">XFree86 4.0.2
|
||||
Fonts</ulink> ページを見てください.</para>
|
||||
Fonts</ulink> ページを見てください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>X11 用の <command>xfsft</command> フォントサーバは
|
||||
一般のフォントに加えて TrueType フォントを提供します.
|
||||
現在ベータ版であるにもかかわらずたいへん評判がいいものです.
|
||||
一般のフォントに加えて TrueType フォントを提供します。
|
||||
現在ベータ版であるにもかかわらずたいへん評判がいいものです。
|
||||
詳しくは
|
||||
<ulink url="http://www.dcs.ed.ac.uk/home/jec/programs/xfsft/">
|
||||
Juliusz Chroboczek's page</ulink> をごらんください.
|
||||
Juliusz Chroboczek's page</ulink> をごらんください。
|
||||
FreeBSD への移植についての情報は
|
||||
<ulink url="http://math.missouri.edu/~stephen/software/">
|
||||
Stephen Montgomery's software page</ulink> にあります.</para>
|
||||
Stephen Montgomery's software page</ulink> にあります。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><command>xfstt</command> は X11 用のもうひとつの
|
||||
フォントサーバで,
|
||||
フォントサーバで、
|
||||
<ulink url=" ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/X11/fonts/">
|
||||
ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/X11/fonts/</ulink>
|
||||
から入手できます.</para>
|
||||
から入手できます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para><command>ttf2bdf</command> というプログラムは,
|
||||
<para><command>ttf2bdf</command> というプログラムは、
|
||||
X の環境下で TrueType フォントのセットから BDF
|
||||
形式のファイルを作るものです.
|
||||
形式のファイルを作るものです。
|
||||
Linux 用のバイナリが
|
||||
<ulink url="ftp://crl.nmsu.edu/CLR/multiling/General/">
|
||||
ftp://crl.nmsu.edu/CLR/multiling /General/</ulink> から
|
||||
入手できます.</para>
|
||||
入手できます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>アジア圏で TrueType フォントを利用したいみなさんには,
|
||||
<command>XTT</command> フォントサーバは一見の価値があるでしょう.
|
||||
<para>アジア圏で TrueType フォントを利用したいみなさんには、
|
||||
<command>XTT</command> フォントサーバは一見の価値があるでしょう。
|
||||
<command>XTT</command> に関する情報は <ulink
|
||||
url="http://hawk.ise.chuo-u.ac.jp/student/person/tshiozak/study/freebsd-at-random/x-tt/index-en.html">
|
||||
http://hawk.ise.chuo-u.ac.jp/student/person/tshiozak/study/freebsd-at-random/x-tt/index-en.html</ulink>
|
||||
で得られます.</para>
|
||||
で得られます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
|
@ -926,19 +925,19 @@ Converting 3of9.ttf to A.pfa and B.afm.
|
|||
</itemizedlist>
|
||||
|
||||
<para>
|
||||
<ulink url="http://www.freetype.org/projects.htm">FreeType プロジェクトページ</ulink>は,
|
||||
<ulink url="http://www.freetype.org/projects.htm">FreeType プロジェクトページ</ulink>は、
|
||||
以上に挙げたものおよびその他のフリーな TrueType
|
||||
プロジェクトに関する情報入手のよい出発点となるでしょう.</para>
|
||||
プロジェクトに関する情報入手のよい出発点となるでしょう。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>どこでフォントを入手できますか?</title>
|
||||
|
||||
<para>インターネット上でたくさんのフォントを利用することができます.
|
||||
これらは完全に無料であるか, シェアウェアです. 加えて,
|
||||
<para>インターネット上でたくさんのフォントを利用することができます。
|
||||
これらは完全に無料であるか、シェアウェアです。加えて、
|
||||
たくさんのフォントが収録されたあまり高価ではない CDROM
|
||||
がたくさんあります. インターネットでのアクセスポイント
|
||||
(1996年8月現在)を以下に示します.</para>
|
||||
がたくさんあります。インターネットでのアクセスポイント
|
||||
(1996年8月現在)を以下に示します。</para>
|
||||
|
||||
<itemizedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
|
@ -999,7 +998,7 @@ Converting 3of9.ttf to A.pfa and B.afm.
|
|||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>povray と Ghostscript で TrueType
|
||||
フォントを利用する例があるといいだろう.</para>
|
||||
フォントを利用する例があるといいだろう。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</itemizedlist>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
|
|
@ -26,46 +26,46 @@
|
|||
<pubdate>1999 年 5 月 3 日</pubdate>
|
||||
|
||||
<abstract>
|
||||
<para>IPsec をインストールした時,
|
||||
<para>IPsec をインストールした時、
|
||||
それがきちんと動作しているかどうか調べるにはどうしたら良いでしょう?
|
||||
ここでは, IPsec の動作を検証する実験的な方法を紹介します.</para>
|
||||
ここでは、IPsec の動作を検証する実験的な方法を紹介します。</para>
|
||||
</abstract>
|
||||
</articleinfo>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>問題</title>
|
||||
|
||||
<para>まず, <link linkend="ipsec-install"><emphasis>IPsec</emphasis>
|
||||
がインストールされていること</link>を前提に話を進めます.
|
||||
<para>まず、<link linkend="ipsec-install"><emphasis>IPsec</emphasis>
|
||||
がインストールされていること</link>を前提に話を進めます。
|
||||
IPsec が<link linkend="caveat">きちんと動作している</link>かどうか知るにはどうしたら良いでしょう?
|
||||
もちろん設定が間違っていればネットワーク接続が行なえないでしょうし,
|
||||
接続できたということは設定が合っているからだ, という認識は間違っていません.
|
||||
接続状態は &man.netstat.1; コマンドで確かめることができます.
|
||||
しかし, それを独立して検証することは可能なのでしょうか?</para>
|
||||
もちろん設定が間違っていればネットワーク接続が行なえないでしょうし、
|
||||
接続できたということは設定が合っているからだ、という認識は間違っていません。
|
||||
接続状態は &man.netstat.1; コマンドで確かめることができます。
|
||||
しかし、それを独立して検証することは可能なのでしょうか?</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>解決方法</title>
|
||||
|
||||
<para>最初に, 暗号に使われている情報理論について考えます.</para>
|
||||
<para>最初に、暗号に使われている情報理論について考えます。</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>暗号化されたデータは, 一様に分布している. つまり,
|
||||
各情報源シンボルは最大のエントロピーを持っている.</para>
|
||||
<para>暗号化されたデータは、一様に分布している。つまり、
|
||||
各情報源シンボルは最大のエントロピーを持っている。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>通常, 未処理のデータや圧縮されていないデータは冗長である.
|
||||
つまり, 各情報源シンボルのエントロピーは最大ではない.</para>
|
||||
<para>通常、未処理のデータや圧縮されていないデータは冗長である。
|
||||
つまり、各情報源シンボルのエントロピーは最大ではない。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
|
||||
<para>ネットワークインターフェイスを入出力するデータのエントロピーを測定できると仮定すると,
|
||||
「暗号化されていないデータ」と「暗号化されたデータ」の両者に,
|
||||
違いを見ることができるはずです.
|
||||
このことは, パケットのルーティングが行なわれる場合の一番外側の IP ヘッダなど,
|
||||
データの一部が<quote>暗号化モード</quote>で暗号化されなかったとしても成立します.</para>
|
||||
<para>ネットワークインターフェイスを入出力するデータのエントロピーを測定できると仮定すると、
|
||||
「暗号化されていないデータ」と「暗号化されたデータ」の両者に、
|
||||
違いを見ることができるはずです。
|
||||
このことは、パケットのルーティングが行なわれる場合の一番外側の IP ヘッダなど、
|
||||
データの一部が <quote>暗号化モード</quote> で暗号化されなかったとしても成立します。</para>
|
||||
|
||||
<sect2 id="MUST">
|
||||
<title>MUST</title>
|
||||
|
@ -73,63 +73,63 @@
|
|||
<para>Ueli Maurer 氏の <quote>Universal Statistical Test for Random
|
||||
Bit Generators</quote>
|
||||
(<ulink url="http://www.geocities.com/SiliconValley/Code/4704/universal.pdf"><acronym>MUST</acronym></ulink>)
|
||||
は, サンプルデータのエントロピーを高速に測定します.
|
||||
これには圧縮と良く似たアルゴリズムが使われています.
|
||||
<link linkend="code">文末に示すのは</link>,
|
||||
は、サンプルデータのエントロピーを高速に測定します。
|
||||
これには圧縮と良く似たアルゴリズムが使われています。
|
||||
<link linkend="code">文末に示すのは</link>、
|
||||
一つのファイル中で連続するデータ (最大 0.25 メガバイト)
|
||||
を測定するコードです.</para>
|
||||
を測定するコードです。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
||||
<sect2 id="tcpdump">
|
||||
<title>Tcpdump</title>
|
||||
|
||||
<para>さて次に, 上記に加えてネットワーク上の生データを捕捉するための手段も必要になります.
|
||||
それを実現するプログラムに, &man.tcpdump.1; と呼ばれるものがあります.
|
||||
ただし, tcpdump を使うには,
|
||||
<para>さて次に、上記に加えてネットワーク上の生データを捕捉するための手段も必要になります。
|
||||
それを実現するプログラムに、&man.tcpdump.1; と呼ばれるものがあります。
|
||||
ただし、tcpdump を使うには、
|
||||
<link linkend="kernel">カーネルコンフィグレーションファイル</link>において
|
||||
<emphasis>Berkeley Packet Filter</emphasis>
|
||||
インターフェイスが有効化されていなければなりません.</para>
|
||||
インターフェイスが有効化されていなければなりません。</para>
|
||||
|
||||
<para>次のコマンド</para>
|
||||
<para>次のコマンド:</para>
|
||||
|
||||
<screen><userinput><command>tcpdump</command> -c 4000 -s 10000 -w <replaceable>dumpfile.bin</replaceable></userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para>は, 4000 個の生パケットを捕捉し, <replaceable>dumpfile.bin</replaceable> に記録します.
|
||||
この例のでは 10,000 バイト以下のパケットのみ記録されます.</para>
|
||||
<para>は、4000 個の生パケットを捕捉し、<replaceable>dumpfile.bin</replaceable> に記録します。
|
||||
この例のでは 10,000 バイト以下のパケットのみ記録されます。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>実験</title>
|
||||
|
||||
<para>では, 実験してみましょう.</para>
|
||||
<para>では、実験してみましょう。</para>
|
||||
|
||||
<procedure>
|
||||
<step>
|
||||
<para>IPsec ホストと IPsec
|
||||
を使っていないホストの両方にネットワーク接続してください.</para>
|
||||
を使っていないホストの両方にネットワーク接続してください。</para>
|
||||
</step>
|
||||
|
||||
<step>
|
||||
<para>そして <link linkend="tcpdump">パケットの捕捉
|
||||
</link>を開始します.</para>
|
||||
</link>を開始します。</para>
|
||||
</step>
|
||||
|
||||
<step>
|
||||
<para>次に, <quote>IPsec を使っている</quote>接続で &man.yes.1; という unix コマンドを実行します.
|
||||
これは, <literal>y</literal> という文字の連続データを出力するものです.
|
||||
しばらくしたらコマンドを停止させ, IPsec
|
||||
を使っていない接続に対して同じコマンドを実行します.
|
||||
こちらも, しばらくしたらコマンドを停止させてください.</para>
|
||||
<para>次に、<quote>IPsec を使っている</quote> 接続で &man.yes.1; という unix コマンドを実行します。
|
||||
これは、<literal>y</literal> という文字の連続データを出力するものです。
|
||||
しばらくしたらコマンドを停止させ、IPsec
|
||||
を使っていない接続に対して同じコマンドを実行します。
|
||||
こちらも、しばらくしたらコマンドを停止させてください。</para>
|
||||
</step>
|
||||
|
||||
<step>
|
||||
<para>ここで, <link linkend="code">MUST</link>
|
||||
を捕捉したパケットに実行すると, 次のような出力が得られるはずです.
|
||||
この中で重要なのは, 期待値 (7.18) に対して,
|
||||
IPsec を使った接続が 93% (6.7),
|
||||
<para>ここで、<link linkend="code">MUST</link>
|
||||
を捕捉したパケットに実行すると、次のような出力が得られるはずです。
|
||||
この中で重要なのは、期待値 (7.18) に対して、
|
||||
IPsec を使った接続が 93% (6.7)、
|
||||
<quote>通常の</quote>接続が 29% (2.1)
|
||||
という結果になっていることです.</para>
|
||||
という結果になっていることです。</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.user; <userinput>tcpdump -c 4000 -s 10000 -w <replaceable>ipsecdemo.bin</replaceable></userinput>
|
||||
&prompt.user; <userinput>uliscan <replaceable>ipsecdemo.bin</replaceable></userinput>
|
||||
|
@ -152,16 +152,16 @@ Expected value for L=8 is 7.1836656
|
|||
<sect1 id="caveat">
|
||||
<title>注意</title>
|
||||
|
||||
<para>この実験は暗号化の理論が示すとおり, IPsec
|
||||
を使った通信では<emphasis>確かに</emphasis>ペイロード中のデータに含まれるシンボルの生起確率が<emphasis>一様に</emphasis>分布する,
|
||||
ということを示しています.
|
||||
しかし, ここで示した実験ではシステム上の欠陥 (あるのかどうか知りませんが)
|
||||
を検出することは<emphasis>できません</emphasis>.
|
||||
ここで言う「欠陥」とは, たとえば暗号鍵生成や交換の不備や,
|
||||
データや暗号鍵が他人に見られていないかどうかといった問題,
|
||||
あるいはアルゴリズムの強度はどうか,
|
||||
カーネルのバージョンは合っているかといったことです.
|
||||
これらはソースを調べれば確かめることができます.</para>
|
||||
<para>この実験は暗号化の理論が示すとおり、IPsec
|
||||
を使った通信では<emphasis>確かに</emphasis>ペイロード中のデータに含まれるシンボルの生起確率が<emphasis>一様に</emphasis>分布する、
|
||||
ということを示しています。
|
||||
しかし、ここで示した実験ではシステム上の欠陥 (あるのかどうか知りませんが)
|
||||
を検出することは<emphasis>できません</emphasis>。
|
||||
ここで言う「欠陥」とは、たとえば暗号鍵生成や交換の不備や、
|
||||
データや暗号鍵が他人に見られていないかどうかといった問題、
|
||||
あるいはアルゴリズムの強度はどうか、
|
||||
カーネルのバージョンは合っているかといったことです。
|
||||
これらはソースを調べれば確かめることができます。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="IPsec">
|
||||
|
@ -169,35 +169,35 @@ Expected value for L=8 is 7.1836656
|
|||
|
||||
<para>インターネットプロトコル セキュリティ拡張
|
||||
(Internet Protocol security extensions) は
|
||||
IP v4 と IP v6 に適用され, IP v6 への実装は必須となっています.
|
||||
このプロトコルは IP (ホスト間) レベルで暗号化と認証を実現するためのものです.
|
||||
たとえば SSL は一つのアプリケーションソケット, <application>SSH</application> はログイン,
|
||||
<application>PGP</application> は特定のファイルやメッセージのみに対してそれぞれ安全性を提供しますが,
|
||||
IPsec は 2 ホスト間のすべての通信を暗号化します.</para>
|
||||
IP v4 と IP v6 に適用され、IP v6 への実装は必須となっています。
|
||||
このプロトコルは IP (ホスト間) レベルで暗号化と認証を実現するためのものです。
|
||||
たとえば SSL は一つのアプリケーションソケット、<application>SSH</application> はログイン、
|
||||
<application>PGP</application> は特定のファイルやメッセージのみに対してそれぞれ安全性を提供しますが、
|
||||
IPsec は 2 ホスト間のすべての通信を暗号化します。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="ipsec-install">
|
||||
<title>IPsec のインストール</title>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD の最近のバージョンでは
|
||||
IPsec のサポートが基本のソースコードに含まれています.
|
||||
それ故, あなたはおそらく
|
||||
<option>IPSEC</option> オプションをカーネルコンフィグファイルに追加し,
|
||||
IPsec のサポートが基本のソースコードに含まれています。
|
||||
それ故、あなたはおそらく
|
||||
<option>IPSEC</option> オプションをカーネルコンフィグファイルに追加し、
|
||||
カーネルを再構築/再インストールして &man.setkey.8; コマンドで
|
||||
IPsec 接続を設定すればよいはずです.</para>
|
||||
IPsec 接続を設定すればよいはずです。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD で IPsec を実行する包括的なガイドは
|
||||
<ulink url="../../books/handbook/ipsec.html">FreeBSD
|
||||
ハンドブック</ulink>で提供されています.</para>
|
||||
ハンドブック</ulink>で提供されています。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="kernel">
|
||||
<title>src/sys/i386/conf/KERNELNAME</title>
|
||||
|
||||
<para>ネットワークデータを &man.tcpdump.1;
|
||||
で補足するためにはカーネルコンフィグファイルには以下の行が必要です.
|
||||
で補足するためにはカーネルコンフィグファイルには以下の行が必要です。
|
||||
追加後 &man.config.8; を実行しカーネルの再構築/再インストールを
|
||||
行なってください.</para>
|
||||
行なってください。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>device bpf</programlisting>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
@ -207,7 +207,7 @@ Expected value for L=8 is 7.1836656
|
|||
|
||||
<para>同一のコードを
|
||||
<ulink url="http://www.geocities.com/SiliconValley/Code/4704/uliscanc.txt">
|
||||
このリンク</ulink>から入手することができます.</para>
|
||||
このリンク</ulink>から入手することができます。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>/*
|
||||
ULISCAN.c ---blocksize of 8
|
||||
|
|
File diff suppressed because it is too large
Load diff
|
@ -2,7 +2,7 @@
|
|||
The FreeBSD Documentation Project
|
||||
The FreeBSD Japanese Documentation Project
|
||||
|
||||
Original revision: 1.5
|
||||
Original revision: 1.10
|
||||
$FreeBSD$
|
||||
-->
|
||||
<!DOCTYPE article PUBLIC "-//FreeBSD//DTD DocBook V4.1-Based Extension//EN" [
|
||||
|
@ -21,7 +21,7 @@
|
|||
<author>
|
||||
<firstname>Jason</firstname>
|
||||
<surname>Bacon</surname>
|
||||
|
||||
|
||||
<affiliation>
|
||||
<address><email>acadix@execpc.com</email></address>
|
||||
</affiliation>
|
||||
|
@ -32,133 +32,133 @@
|
|||
<sect1>
|
||||
<title>ZIP ドライブの基礎</title>
|
||||
|
||||
<para>ZIP ディスクは, アイオメガ社から発売されている
|
||||
ZIP ディスクドライブで読み書き可能な大容量のリムーバブル磁気ディスクです.
|
||||
ZIP ディスクはフロッピーディスクと似ていますが,
|
||||
ZIP ディスクの方が非常に高速で比較にならないほど大容量です.
|
||||
<para>ZIP ディスクは、アイオメガ社から発売されている
|
||||
ZIP ディスクドライブで読み書き可能な大容量のリムーバブル磁気ディスクです。
|
||||
ZIP ディスクはフロッピーディスクと似ていますが、
|
||||
ZIP ディスクの方が非常に高速で比較にならないほど大容量です。
|
||||
というのはフロッピーディスクの容量が大抵
|
||||
1.44M バイトであるのに対し, ZIP
|
||||
ディスクの容量は, 100M バイトか
|
||||
250M バイトの二種類あります.
|
||||
120M バイトの容量を持ち,
|
||||
1.44M バイトであるのに対し、ZIP
|
||||
ディスクの容量は、100M バイトか
|
||||
250M バイトの二種類あります。
|
||||
120M バイトの容量を持ち、
|
||||
従来の 1.44M バイトのディスクも使用できる
|
||||
SuperDisk というフロッピーがありますが, ZIP
|
||||
ディスクとは混同しないでください.</para>
|
||||
SuperDisk というフロッピーがありますが、ZIP
|
||||
ディスクとは混同しないでください。</para>
|
||||
|
||||
<para>アイオメガ社は, JAZZ
|
||||
ドライブというさらに大容量で優れた性能を持ったディスクドライブも発売しています.
|
||||
JAZZ ドライブの容量は 1G バイトか 2G バイトの二種類です.</para>
|
||||
<para>アイオメガ社は、JAZZ
|
||||
ドライブというさらに大容量で優れた性能を持ったディスクドライブも発売しています。
|
||||
JAZZ ドライブの容量は 1G バイトか 2G バイトの二種類です。</para>
|
||||
|
||||
<para>ZIP ドライブには, 以下の 3 種類のインターフェースが用意されており,
|
||||
内蔵も外付けも可能です.</para>
|
||||
<para>ZIP ドライブには、以下の 3 種類のインターフェースが用意されており、
|
||||
内蔵も外付けも可能です。</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>SCSI (Small Computer Standard Interface)
|
||||
は最も高速・精巧で拡張性も高く,
|
||||
そして最も高価なインターフェースです.
|
||||
SCSI インターフェースは,
|
||||
ディスクドライブ, テープドライブ,
|
||||
スキャナーなどといったすべてのタイプの周辺機器と接続するために,
|
||||
PC から RISC ワークステーション,
|
||||
ミニコンに至るまで, ほとんどのコンピュータで使用されてきました.
|
||||
SCSI 対応 ZIP ドライブは,
|
||||
は最も高速・精巧で拡張性も高く、
|
||||
そして最も高価なインターフェースです。
|
||||
SCSI インターフェースは、
|
||||
ディスクドライブ、テープドライブ、
|
||||
スキャナーなどといったすべてのタイプの周辺機器と接続するために、
|
||||
PC から RISC ワークステーション、
|
||||
ミニコンに至るまで、ほとんどのコンピュータで使用されてきました。
|
||||
SCSI 対応 ZIP ドライブは、
|
||||
内蔵も (もし SCSI ホストアダプタに外付けコネクタがあれば)
|
||||
外付けも可能です.</para>
|
||||
|
||||
外付けも可能です。</para>
|
||||
|
||||
<note>
|
||||
<para>SCSI で接続された外付けの装置を使用する際,
|
||||
動作中に SCSI バスからケーブルを抜き差ししないでください.
|
||||
さもないと, 挿入されていたディスクのファイルシステムを損傷
|
||||
する恐れがあります.</para>
|
||||
<para>SCSI で接続された外付けの装置を使用する際、
|
||||
動作中に SCSI バスからケーブルを抜き差ししないでください。
|
||||
さもないと、挿入されていたディスクのファイルシステムを損傷
|
||||
する恐れがあります。</para>
|
||||
</note>
|
||||
|
||||
<para>最高のパフォーマンスとセットアップの手軽さを望むなら,
|
||||
SCSI はベストチョイスです.
|
||||
一部のハイエンドサーバを除き, 多くの PC はビルトインの
|
||||
SCSI をサポートしていないため,
|
||||
SCSI ホストアダプタを追加で購入する必要があります.
|
||||
種類にもよりますが, SCSI ホストアダプタは 7 台か 15 台の
|
||||
SCSI デバイスを接続することができます.</para>
|
||||
|
||||
<para>それぞれの SCSI デバイスはそれ自身のコントローラを持っており,
|
||||
そしてそれらは非常に賢く, よく標準化されているので
|
||||
(SCSI の 2 番目の "S" は "標準" を表します),
|
||||
OS は SCSI のディスクドライブをすべて同じように扱うことができ,
|
||||
またそれは SCSI のテープドライブなども同様です.
|
||||
SCSI デバイスを使用するためには, ホストアダプタ用のドライバと
|
||||
SCSI ディスクドライブ用ドライバ,
|
||||
SCSI テープドライブ用ドライバといった装置に対応する標準のドライバを用意するだけで良いのです.
|
||||
さらに機種に特化したドライバ(たとえば DAT
|
||||
ドライブなど)も存在しますが,
|
||||
大抵標準のドライバを使用しても動作します.
|
||||
そういった特別なドライバは,
|
||||
機種特有の機能を利用するために書かれたものです.</para>
|
||||
|
||||
<para>ZIP ドライブを使用するためには,
|
||||
|
||||
<para>最高のパフォーマンスとセットアップの手軽さを望むなら、
|
||||
SCSI はベストチョイスです。
|
||||
一部のハイエンドサーバを除き、多くの PC はビルトインの
|
||||
SCSI をサポートしていないため、
|
||||
SCSI ホストアダプタを追加で購入する必要があります。
|
||||
種類にもよりますが、SCSI ホストアダプタは 7 台か 15 台の
|
||||
SCSI デバイスを接続することができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>それぞれの SCSI デバイスはそれ自身のコントローラを持っており、
|
||||
そしてそれらは非常に賢く、よく標準化されているので
|
||||
(SCSI の 2 番目の "S" は "標準" を表します)、
|
||||
OS は SCSI のディスクドライブをすべて同じように扱うことができ、
|
||||
またそれは SCSI のテープドライブなども同様です。
|
||||
SCSI デバイスを使用するためには、ホストアダプタ用のドライバと
|
||||
SCSI ディスクドライブ用ドライバ、
|
||||
SCSI テープドライブ用ドライバといった装置に対応する標準のドライバを用意するだけで良いのです。
|
||||
さらに機種に特化したドライバ (たとえば DAT
|
||||
ドライブなど) も存在しますが、
|
||||
大抵標準のドライバを使用しても動作します。
|
||||
そういった特別なドライバは、
|
||||
機種特有の機能を利用するために書かれたものです。</para>
|
||||
|
||||
<para>ZIP ドライブを使用するためには、
|
||||
単に <filename>/dev</filename>
|
||||
の中から ZIP ドライブのデバイスファイルを見つけるだけで良いのです.
|
||||
ZIP ドライブのデバイスファイルは起動時に表示されるブートメッセージか,
|
||||
の中から ZIP ドライブのデバイスファイルを見つけるだけで良いのです。
|
||||
ZIP ドライブのデバイスファイルは起動時に表示されるブートメッセージか、
|
||||
<filename>/var/log/messages</filename> の中から</para>
|
||||
|
||||
|
||||
<programlisting>da1: <IOMEGA ZIP 100 D.13> Removable Direct Access
|
||||
SCSI-2 Device</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>というメッセージを見つけることで特定できます.
|
||||
上の例の場合,
|
||||
<para>というメッセージを見つけることで特定できます。
|
||||
上の例の場合、
|
||||
ZIP ドライブのデバイスファイルは
|
||||
<filename>/dev/da1</filename>
|
||||
であるということを表しています.</para>
|
||||
であるということを表しています。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>IDE (Integrated Drive Electronics) インターフェースは,
|
||||
多くのデスクトップ PC で使用されている低価格なインターフェースです.
|
||||
ほとんどの IDE デバイスは必ず内蔵になっています.</para>
|
||||
<para>IDE (Integrated Drive Electronics) インターフェースは、
|
||||
多くのデスクトップ PC で使用されている低価格なインターフェースです。
|
||||
ほとんどの IDE デバイスは必ず内蔵になっています。</para>
|
||||
|
||||
<para>IDE 接続の ZIP ドライブの性能は
|
||||
SCSI 接続の ZIP ドライブに匹敵します.
|
||||
(IDE インターフェースは SCSI より高速ではないのですが,
|
||||
ZIP ドライブの性能は, 接続されているバスインターフェースよりも
|
||||
むしろ ZIP ドライブそのものの性能に大きく依存するためです).</para>
|
||||
|
||||
<para>IDE インターフェースの欠点は,
|
||||
その規格が定めた制限事項そのものです.
|
||||
ほとんどの IDE アダプタは 2 つのデバイスしかサポートしておらず,
|
||||
大抵長い期間を経て設計されたものではありません.
|
||||
たとえば元来の IDE インターフェースは,
|
||||
多くの人々にアップグレードを強いた
|
||||
1024 シリンダ以上のハードディスクをサポートしていません.
|
||||
もし ZIP ドライブの他のディスクドライブやテープドライブ,
|
||||
スキャナーなどといった装置を PC に追加することを計画しているなら,
|
||||
将来起こるであろう問題を回避するためにも,
|
||||
SCSI ホストアダプタと
|
||||
SCSI 接続用 ZIP ドライブに投資した方がよいかも知れません.</para>
|
||||
SCSI 接続の ZIP ドライブに匹敵します。
|
||||
(IDE インターフェースは SCSI より高速ではないのですが、
|
||||
ZIP ドライブの性能は、接続されているバスインターフェースよりも
|
||||
むしろ ZIP ドライブそのものの性能に大きく依存するためです)。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSDにおいて, IDEデバイスの先頭文字は <literal>w</literal> です.
|
||||
たとえば, IDEのハードディスクドライブは
|
||||
<filename>/dev/wd0</filename> で, IDE (ATAPI) のCD-ROMドライブは
|
||||
<filename>/dev/wcd1</filename>といった具合です.</para>
|
||||
<para>IDE インターフェースの欠点は、
|
||||
その規格が定めた制限事項そのものです。
|
||||
ほとんどの IDE アダプタは 2 つのデバイスしかサポートしておらず、
|
||||
大抵長い期間を経て設計されたものではありません。
|
||||
たとえば元来の IDE インターフェースは、
|
||||
多くの人々にアップグレードを強いた
|
||||
1024 シリンダ以上のハードディスクをサポートしていません。
|
||||
もし ZIP ドライブの他のディスクドライブやテープドライブ、
|
||||
スキャナーなどといった装置を PC に追加することを計画しているなら、
|
||||
将来起こるであろう問題を回避するためにも、
|
||||
SCSI ホストアダプタと
|
||||
SCSI 接続用 ZIP ドライブに投資した方がよいかも知れません。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSDにおいて、IDEデバイスの先頭文字は <literal>a</literal> です。
|
||||
たとえば、IDEのハードディスクドライブは
|
||||
<filename>/dev/ad0</filename> で、IDE (ATAPI) のCD-ROMドライブは
|
||||
<filename>/dev/acd1</filename> といった具合です。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>パラレルポートインターフェースは,
|
||||
<para>パラレルポートインターフェースは、
|
||||
実際に多くのコンピューターが標準パラレルポートを備えているため
|
||||
(普段はプリンタ接続に使われます)
|
||||
ZIP ドライブやスキャナといった,
|
||||
ポータブルな外付けデバイスの接続においてポピュラーなインターフェイスです.
|
||||
そのため ZIP ドライブを持ち運んで,
|
||||
簡単にコンピュータ間のファイルのやりとりすることができます.</para>
|
||||
ZIP ドライブやスキャナといった、
|
||||
ポータブルな外付けデバイスの接続においてポピュラーなインターフェイスです。
|
||||
そのため ZIP ドライブを持ち運んで、
|
||||
簡単にコンピュータ間のファイルのやりとりすることができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>一般に, パラレルポート接続の ZIP
|
||||
ドライブはパラレルポートの速度によって転送速度が制限されるため,
|
||||
SCSI や IDE で接続された場合より低速です.
|
||||
パラレルポートの速度はコンピュータによって非常にまちまちで,
|
||||
また BIOS から設定することもできます.
|
||||
<para>一般に、パラレルポート接続の ZIP
|
||||
ドライブはパラレルポートの速度によって転送速度が制限されるため、
|
||||
SCSI や IDE で接続された場合より低速です。
|
||||
パラレルポートの速度はコンピュータによって非常にまちまちで、
|
||||
また BIOS から設定することもできます。
|
||||
また双方向通信を使用可能にするために
|
||||
BIOS の設定が必要となるマシンもあります
|
||||
(パラレルポートは元来,
|
||||
プリンタへの出力のみを目的に設計されたものです).</para>
|
||||
(パラレルポートは元来、
|
||||
プリンタへの出力のみを目的に設計されたものです)。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
@ -166,70 +166,75 @@ SCSI-2 Device</programlisting>
|
|||
<sect1>
|
||||
<title>パラレルポートに接続する: <devicename>vpo</devicename> ドライバ</title>
|
||||
|
||||
<para>ZIP ドライブをパラレルポートに接続して使用するには,
|
||||
<para>ZIP ドライブをパラレルポートに接続して使用するには、
|
||||
カーネルに
|
||||
<devicename>vpo</devicename> ドライバが設定されている必要があります.
|
||||
<devicename>vpo</devicename> ドライバが設定されている必要があります。
|
||||
パラレルポート接続の ZIP ドライブはビルトインの
|
||||
SCSI コントローラを持っており,
|
||||
SCSI コントローラを持っており、
|
||||
vpoドライバを使用するとパラレルポートを通じて
|
||||
ZIP ドライブの SCSI コントローラを読み込むことができます.</para>
|
||||
ZIP ドライブの SCSI コントローラを読み込むことができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>vpo は標準のカーネルオプションではないため
|
||||
(FreeBSD 3.2 現在)
|
||||
デバイスを使用可能にするためにカーネルを再構築する必要があります.
|
||||
カーネル再構築の詳細な手順については他のセクションで説明します.
|
||||
以下は, vpo ドライバを使用可能にするための大まかな手順です.</para>
|
||||
デバイスを使用可能にするためにカーネルを再構築する必要があります。
|
||||
カーネル再構築の詳細な手順については他のセクションで説明します。
|
||||
以下は、vpo ドライバを使用可能にするための大まかな手順です。</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>まず, <command>/stand/sysinstall</command>
|
||||
を実行し, システムにカーネルのソースコードをインストールしてください.</para>
|
||||
<para>まず、<command>/stand/sysinstall</command>
|
||||
を実行し、システムにカーネルのソースコードをインストールしてください。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>次に、
|
||||
vpo ドライバを含むカーネルコンフィグファイルを作ります:</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>cd /sys/i386/conf</userinput>
|
||||
&prompt.root; <userinput>cp GENERIC MYKERNEL</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para>次に, いま作った <filename>MYKERNEL</filename>
|
||||
を編集し,
|
||||
<para>この <filename>MYKERNEL</filename>
|
||||
を編集し、
|
||||
<literal>ident</literal> の行を <literal>MYKERNEL</literal>
|
||||
に変更します.
|
||||
そして vpo ドライバについて書かれた行のコメントを解除してください.</para>
|
||||
|
||||
<para>もしパラレルポートが二つある場合, それに用いる
|
||||
に変更します。
|
||||
そして vpo ドライバについて書かれた行のコメントを解除してください。</para>
|
||||
|
||||
<para>もしパラレルポートが二つある場合、それに用いる
|
||||
<literal>ppc1</literal> デバイスファイルを作るために
|
||||
<literal>ppc0</literal> をコピーする必要がある場合があります.
|
||||
<literal>ppc0</literal> をコピーする必要がある場合があります。
|
||||
二つ目のパラレルポートは普通 IRQ5 と
|
||||
I/O ポートアドレス 378 番を使用します.
|
||||
カーネルコンフィグファイルに記述する必要があるのは IRQ だけです.</para>
|
||||
I/O ポートアドレス 378 番を使用します。
|
||||
カーネルコンフィグファイルに記述する必要があるのは IRQ だけです。</para>
|
||||
|
||||
<para>もしルートのハードディスクドライブが
|
||||
SCSI 接続であった場合, 起動ディスクの読み込み順序に誤りが生じ,
|
||||
システムが ZIP ドライブから起動しようとしてしまう場合があります.
|
||||
こうなったら, あなたが ZIP ディスクに
|
||||
FreeBSD のルートファイルシステムでも書き込まない限り,
|
||||
SCSI 接続であった場合、起動ディスクの読み込み順序に誤りが生じ、
|
||||
システムが ZIP ドライブから起動しようとしてしまう場合があります。
|
||||
こうなったら、あなたが ZIP ディスクに
|
||||
FreeBSD のルートファイルシステムでも書き込まない限り、
|
||||
起動には失敗するでしょう!
|
||||
そうした場合は, ルートのディスクを<quote>「つなぎかえ(wire down)」</quote>,
|
||||
すなわち, カーネルに特定のデバイスを
|
||||
そうした場合は、ルートのディスクを<quote>「つなぎかえ (wire down)」</quote>、
|
||||
すなわち、カーネルに特定のデバイスを
|
||||
SCSI ハードディスク <filename>/dev/da0</filename>
|
||||
に強制的にバインドさせる必要があります.
|
||||
そうすれば, ZIP ディスクドライブは二番目の
|
||||
SCSI デバイス, つまり
|
||||
<literal>/dev/da1</literal> としてきちんと認識されます.
|
||||
に強制的にバインドさせる必要があります。
|
||||
そうすれば、ZIP ディスクドライブは二番目の
|
||||
SCSI デバイス、つまり
|
||||
<literal>/dev/da1</literal> としてきちんと認識されます。
|
||||
SCSI ハードディスクを
|
||||
<literal>da0</literal> に「つなぎかえ」するには,
|
||||
<literal>da0</literal> に「つなぎかえ」するには、
|
||||
|
||||
<programlisting>device da0</programlisting>
|
||||
<programlisting>device da0</programlisting>
|
||||
|
||||
の行を
|
||||
|
||||
<programlisting>disk da0 at scbus0 target 0 unit 0</programlisting>
|
||||
|
||||
に変更してください.</para>
|
||||
に変更してください。</para>
|
||||
|
||||
<para>その際, ハードディスクの SCSI ID に合うように
|
||||
上記の行を変更する必要があるかも知れません.
|
||||
<para>その際、ハードディスクの SCSI ID に合うように
|
||||
上記の行を変更する必要があるかも知れません。
|
||||
たとえば、Adaptec 15xx コントローラの載った SCSI
|
||||
ホストアダプタをお持ちなら, 下のように
|
||||
scbus0 を SCSI コントローラにつなぎかえてください.
|
||||
ホストアダプタをお持ちなら、下のように
|
||||
scbus0 を SCSI コントローラにつなぎかえてください。
|
||||
|
||||
<programlisting>controller scbus0</programlisting>
|
||||
|
||||
|
@ -237,26 +242,26 @@ SCSI-2 Device</programlisting>
|
|||
|
||||
<programlisting>controller scbus0 at aha0</programlisting>
|
||||
|
||||
に変更します.</para>
|
||||
に変更します。</para>
|
||||
|
||||
<para>最後に, カーネルコンフィグファイルを編集し終えたら,
|
||||
不要なドライバをすべて削除することができます.
|
||||
その際には細心の注意を払う必要がありますが,
|
||||
あとはカーネル更新の成功を信用するしかありません.
|
||||
不要なドライバを削除することでカーネルのサイズを小さくすることができ,
|
||||
アプリケーションに割り当てられるメモリの領域を拡大することができます.
|
||||
不要なドライバを特定するために,
|
||||
<para>最後に、カーネルコンフィグファイルを作成したら、
|
||||
不要なドライバをすべて削除することができます。
|
||||
その際には細心の注意を払う必要がありますが、
|
||||
あとはコンフィグファイルの更新が成功することを信用するしかありません。
|
||||
不要なドライバを削除することでカーネルのサイズを小さくすることができ、
|
||||
アプリケーションに割り当てられるメモリの領域を拡大することができます。
|
||||
不要なドライバを特定するために、
|
||||
<filename>/var/log/messages</filename>
|
||||
の最後の方の行で「not found」と書かれている部分を見つけ,
|
||||
それらのデバイスをコメントアウトします.
|
||||
カーネルのサイズを縮小し,
|
||||
読み込みを早くするために他のオプションを削ることも考えられます.
|
||||
カーネル再構築の際に表示されるメッセージから,
|
||||
不要なオプションに関してのさらに詳しい情報が得られます.</para>
|
||||
の最後の方の行で「not found」と書かれている部分を見つけ、
|
||||
それらのデバイスをコメントアウトします。
|
||||
カーネルのサイズを縮小し、
|
||||
読み込みを早くするために他のオプションを削ることも考えられます。
|
||||
カーネル再構築の際に表示されるメッセージから、
|
||||
不要なオプションに関してのさらに詳しい情報が得られます。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ではカーネルを完成させましょう.</para>
|
||||
<para>ではカーネルを完成させましょう。</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>/usr/sbin/config MYKERNEL</userinput>
|
||||
&prompt.root; <userinput>cd ../../compile/MYKERNEL</userinput>
|
||||
|
@ -265,58 +270,58 @@ install</userinput></screen>
|
|||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
|
||||
<para>カーネルが再構築されたら, 再起動します.
|
||||
起動が開始する前に, ZIP
|
||||
ドライブがパラレルポートに接続されているかどうか確認してください.
|
||||
<para>カーネルが再構築されたら、再起動します。
|
||||
起動が開始する前に、ZIP
|
||||
ドライブがパラレルポートに接続されているかどうか確認してください。
|
||||
ブートメッセージの中で ZIP ドライブが
|
||||
vpo0 や vpo1
|
||||
(これらは接続されているパラレルポートに依存する)
|
||||
として認識されているか確認してください.
|
||||
これが ZIP ドライブのデバイスファイルです.
|
||||
ここで表示される ZIP のデバイスファイルは,
|
||||
として認識されているか確認してください。
|
||||
これが ZIP ドライブのデバイスファイルです。
|
||||
ここで表示される ZIP のデバイスファイルは、
|
||||
もしシステムに他の SCSI ディスクがない場合は
|
||||
<filename>/dev/da0</filename> となり,
|
||||
<filename>/dev/da0</filename> となり、
|
||||
SCSI ハードディスクドライブがルートデバイスとしてつなぎかえられているならば
|
||||
<filename>/dev/da1</filename> となります.</para>
|
||||
<filename>/dev/da1</filename> となります。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1>
|
||||
<title>ZIP ディスクをマウントする</title>
|
||||
|
||||
<para>ZIP ディスクにアクセスするには,
|
||||
他の種類のディスクと同じようにマウントするだけです.
|
||||
デバイス上のファイルシステムがスライス 4 となっていて,
|
||||
SCSI もしくはパラレル接続の ZIP ディスクなら,</para>
|
||||
<para>ZIP ディスクにアクセスするには、
|
||||
他の種類のディスクと同じようにマウントするだけです。
|
||||
デバイス上のファイルシステムがスライス 4 となっていて、
|
||||
SCSI もしくはパラレル接続の ZIP ディスクなら、</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>mount_msdos /dev/da1s4 /mnt</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para>IDE 接続の ZIP ドライブなら,</para>
|
||||
<para>IDE 接続の ZIP ドライブなら、</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>mount_msdos /dev/wd1s4 /mnt</userinput></screen>
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>mount_msdos /dev/ad1s4 /mnt</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para><filename>/etc/fstab</filename> を更新すれば,
|
||||
マウントはさらに簡単になります.
|
||||
自分のシステムに合うように編集して, 以下のような行を加えましょう.</para>
|
||||
<para><filename>/etc/fstab</filename> を更新すれば、
|
||||
マウントはさらに簡単になります。
|
||||
自分のシステムに合うように編集して、以下のような行を加えましょう。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>/dev/da1s4 /zip msdos rw,noauto 0 0</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>そしてディレクトリ <filename>/zip</filename> を作成します.</para>
|
||||
<para>そしてディレクトリ <filename>/zip</filename> を作成します。</para>
|
||||
|
||||
<para>マウントするには、</para>
|
||||
|
||||
<para>マウントするには,</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>mount /zip</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para>マウントを解除するには,</para>
|
||||
<para>マウントを解除するには、</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>umount /zip</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para><filename>/etc/fstab</filename>
|
||||
のフォーマットに関する詳細は, &man.fstab.5; を参照してください.</para>
|
||||
のフォーマットに関する詳細は、&man.fstab.5; を参照してください。</para>
|
||||
|
||||
<para>また, ZIP ディスク上に FreeBSD
|
||||
のファイルシステムを作成するには &man.newfs.8; を参照してください.
|
||||
ただし, このディスクは FreeBSD か, FreeBSD
|
||||
<para>また、ZIP ディスク上に FreeBSD
|
||||
のファイルシステムを作成するには &man.newfs.8; を参照してください。
|
||||
ただし、このディスクは FreeBSD か、FreeBSD
|
||||
を認識するごく少数の UNIX クローンのみにおいて使用することができます
|
||||
(DOS や Windows 上では使用できません).</para>
|
||||
(DOS や Windows 上では使用できません)。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
</article>
|
||||
|
|
Loading…
Reference in a new issue