Replace blocks of 8 spaces at the start of a line with a tab.
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5d11cd7fee
commit
8d38dced36
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=22398
1 changed files with 147 additions and 146 deletions
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@ -10,17 +10,17 @@
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<chapterinfo>
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<authorgroup>
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<author>
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||||
<firstname>Bill</firstname>
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||||
<surname>Lloyd</surname>
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||||
<contrib>原作: </contrib>
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<firstname>Bill</firstname>
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||||
<surname>Lloyd</surname>
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||||
<contrib>原作: </contrib>
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</author>
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||||
</authorgroup>
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<authorgroup>
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||||
<author>
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<firstname>Jim</firstname>
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||||
<surname>Mock</surname>
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||||
<contrib>改訂: </contrib>
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||||
<!-- 2 Dec 1999 -->
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||||
<firstname>Jim</firstname>
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||||
<surname>Mock</surname>
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||||
<contrib>改訂: </contrib>
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||||
<!-- 2 Dec 1999 -->
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||||
</author>
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||||
</authorgroup>
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||||
</chapterinfo>
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||||
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@ -55,7 +55,7 @@
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|||
<title>電子メールを使う</title>
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<indexterm><primary>POP</primary></indexterm>
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<indexterm><primary>IMAP</primary></indexterm>
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<para>email の交換には 5 つの主要な部分があります。
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それらは <link linkend="mail-mua">ユーザープログラム</link>、
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<link linkend="mail-mta">サーバーデーモン</link>、
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@ -67,11 +67,11 @@
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<title>ユーザープログラム</title>
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<para>いくつか名前を挙げれば、
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<application>mutt</application>、<application>pine</application>、
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<application>elm</application>、そして
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<application>mail</application>、
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<application>mutt</application>, <application>pine</application>,
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||||
<application>elm</application> そして
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<application>mail</application>
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といったコマンドラインプログラムや
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<application>balsa</application>、
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<application>balsa</application>,
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<application>xfmail</application> のような
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GUI プログラム、WWW ブラウザーのようにさらに<quote>洗練された</quote>ものまであります。
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これらのプログラムは、email の処理を
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@ -83,53 +83,53 @@
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<sect2 id="mail-mta">
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<title>メールホストサーバデーモン</title>
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<indexterm>
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<primary>メールサーバデーモン</primary>
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<secondary><application>sendmail</application></secondary>
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<primary>メールサーバデーモン</primary>
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||||
<secondary><application>sendmail</application></secondary>
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</indexterm>
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<indexterm>
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<primary>メールサーバデーモン</primary>
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<secondary><application>postfix</application></secondary>
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||||
<primary>メールサーバデーモン</primary>
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||||
<secondary><application>postfix</application></secondary>
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</indexterm>
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<indexterm>
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<primary>メールサーバデーモン</primary>
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<secondary><application>qmail</application></secondary>
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||||
<primary>メールサーバデーモン</primary>
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||||
<secondary><application>qmail</application></secondary>
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</indexterm>
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||||
<indexterm>
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||||
<primary>メールサーバデーモン</primary>
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||||
<secondary><application>exim</application></secondary>
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||||
<primary>メールサーバデーモン</primary>
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||||
<secondary><application>exim</application></secondary>
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</indexterm>
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<para>通常、これは <application>sendmail</application>
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(FreeBSD のデフォルト) や <application>qmail</application>、
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<application>postfix</application>、もしくは
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(FreeBSD のデフォルト) や <application>qmail</application>,
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||||
<application>postfix</application> もしくは
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||||
<application>exim</application>
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といった他のメールサーバーデーモンの一つです。
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||||
他にもあるのですが、以上のものが広く使われています。</para>
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||||
<para>サーバーデーモンは通常 2 つの機能 —
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||||
やってくるメールを受け取るのと出ていくメールを配送する、
|
||||
やってくるメールを受け取るのと出ていくメールを配送する、
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||||
を持っています。メールを読むために POP や IMAP で接続する、
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||||
ということはできません。
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||||
そのためにはもう一つ<link linkend="mail-receive">デーモン</link>が必要なのです。</para>
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||||
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||||
<para>いくつかの古いバージョンの <application>sendmail</application>
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||||
には深刻なセキュリティ問題がありますが、
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||||
には深刻なセキュリティ問題がありますが、
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||||
現在のバージョンを使っているおれば特に問題ないことに注意してください。
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||||
例のごとく、
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||||
どんなソフトウェアを利用する時にも最新の状態にしておくのが大事なのです。</para>
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</sect2>
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<sect2 id="mail-dns">
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<title>Email and DNS</title>
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<title>Email と DNS</title>
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<para>Domain Name System (DNS) とそのデーモンである
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||||
<command>named</command> は email の配送において大変重要な役割を担ってます。
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||||
<command>named</command> は email の配送において大変重要な役割を担ってます。
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||||
あなたのサイトからもう一つのサイトへメールを配送するためには、
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||||
サーバーデーモンは DNS からそのサイトを探し、
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||||
メールの受け取り先のホストを決定します。</para>
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||||
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||||
<para>メールがあなたに送られた場合にも同じような仕組みになっています。
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||||
DNS にはホスト名と IP アドレス、ホスト名とメールホストをマッピングするデータベースがあります。
|
||||
DNS にはホスト名と IP アドレス、ホスト名とメールホストをマッピングするデータベースがあります。
|
||||
IP アドレスは A レコードで指定されます。
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||||
MX (Mail eXchanger) レコードはあなた宛のメールを受け取るホストを指定します。
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||||
あなたのホスト名に対する MX レコードがない場合には、
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@ -139,12 +139,12 @@
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<sect2 id="mail-receive">
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||||
<title>メールの受け取り</title>
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<indexterm>
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<primary>email</primary>
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||||
<secondary>受け取り</secondary>
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<primary>email</primary>
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<secondary>受け取り</secondary>
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</indexterm>
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||||
<para>メールはメールホストが受け取ります。
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||||
このホストは送られてきたメールを集め、
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||||
このホストは送られてきたメールを集め、
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||||
(ユーザーが) 読んだりピックアップしたりするために保存します。
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||||
保存されているメールをピックアップするにはメールホストに接続する必要があります。
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||||
これは POP や IMAP を用いて行なわれます。
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@ -155,9 +155,9 @@
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|||
<para>POP や IMAP のサーバーを走らせるためには 2 つのことをやらなければいけません。</para>
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<procedure>
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<step>
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<!-- XXX: kuriyama: English version points as /ports/mail.html. -->
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<!-- XXX: kuriyama: This should be related path. -->
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||||
<step>
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||||
<!-- XXX: kuriyama: English version points as /ports/mail.html. -->
|
||||
<!-- XXX: kuriyama: This should be related path. -->
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||||
<para>POP や IMAP のデーモンを<ulink url="../ports/mail.html">ports コレクション</ulink>からインストールします。</para>
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||||
</step>
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||||
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@ -172,7 +172,7 @@
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<indexterm><primary>メールホスト</primary></indexterm>
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||||
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||||
<para>メールホストとは責任をもってメールを配送したり、
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||||
あなたのホストや、もしかするネットワークも、に宛てたメールを受け取ったりするホストに与えられる名前です。</para>
|
||||
あなたのホストや、もしかするネットワークも、に宛てたメールを受け取ったりするホストに与えられる名前です。</para>
|
||||
</sect2>
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</sect1>
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||||
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||||
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@ -188,143 +188,144 @@
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|||
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||||
<qandaset>
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||||
<qandaentry>
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||||
<question>
|
||||
<para>どうして自分のサイトのホストなのに FQDN を使わなければいけないのですか?</para>
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||||
<question>
|
||||
<para>どうして自分のサイトのホストなのに FQDN を使わなければいけないのですか?</para>
|
||||
</question>
|
||||
|
||||
<answer>
|
||||
<para>恐らく、そのホストは実際には別のドメインにあるのでしょう。
|
||||
例えば <hostid role="fqdn">foo.bar.edu</hostid> ドメインにいて、
|
||||
<hostid role="domainname">bar.edu</hostid> というドメイン内の
|
||||
<hostid>mumble</hostid> というホストにアクセスしたいとします。
|
||||
この時は単に <hostid>mumble</hostid> ではなく
|
||||
<hostid role="fqdn">mumble.bar.edu</hostid> と FQDN で参照しなければなりません。</para>
|
||||
<para>恐らく、そのホストは実際には別のドメインにあるのでしょう。
|
||||
例えば <hostid role="fqdn">foo.bar.edu</hostid> ドメインにいて、
|
||||
<hostid role="domainname">bar.edu</hostid> というドメイン内の
|
||||
<hostid>mumble</hostid> というホストにアクセスしたいとします。
|
||||
この時は単に <hostid>mumble</hostid> ではなく
|
||||
<hostid role="fqdn">mumble.bar.edu</hostid> と FQDN で参照しなければなりません。</para>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>BIND</primary></indexterm>
|
||||
<para>そもそも、BSD BIND のリゾルバー (resolver) ではこのようなことが可能でしたが、
|
||||
FreeBSD に入っている最新版の <application>BIND</application>
|
||||
では自分のドメイン以外に対する FQDN でない省略形は許されません。
|
||||
従ってホストを <hostid>mumble</hostid> と曖昧に指定した場合は
|
||||
<hostid role="fqdn">mumble.foo.bar.edu</hostid> という名前があればそれになり、
|
||||
そうでなければ root ドメインから検索されます。</para>
|
||||
|
||||
<para>これは、
|
||||
<hostid>mumble.bar.edu</hostid> と
|
||||
<hostid>mumble.edu</hostid>
|
||||
ということなったドメイン名に対してホスト名のサーチがおこなわれていた以前の振る舞いとは異なったものです。
|
||||
このような事が悪い例もしくはセキュリティホールとみなされる理由については
|
||||
RFC 1535 を見てください。</para>
|
||||
|
||||
<para><filename>/etc/resolv.conf</filename> で
|
||||
<indexterm><primary>BIND</primary></indexterm>
|
||||
<para>そもそも、BSD BIND のリゾルバー (resolver) ではこのようなことが可能でしたが、
|
||||
FreeBSD に入っている最新版の <application>BIND</application>
|
||||
では自分のドメイン以外に対する FQDN でない省略形は許されません。
|
||||
従ってホストを <hostid>mumble</hostid> と曖昧に指定した場合は
|
||||
<hostid role="fqdn">mumble.foo.bar.edu</hostid> という名前があればそれになり、
|
||||
そうでなければ root ドメインから検索されます。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>domain foo.bar.edu</programlisting>
|
||||
<para>これは、
|
||||
<hostid>mumble.bar.edu</hostid> と
|
||||
<hostid>mumble.edu</hostid>
|
||||
ということなったドメイン名に対してホスト名のサーチがおこなわれていた以前の振る舞いとは異なったものです。
|
||||
このような事が悪い例もしくはセキュリティホールとみなされる理由については
|
||||
RFC 1535 を見てください。</para>
|
||||
|
||||
と書いてある行を
|
||||
<para><filename>/etc/resolv.conf</filename> で
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||||
|
||||
<programlisting>search foo.bar.edu bar.edu</programlisting>
|
||||
|
||||
と書き換えることで上のようなことができます。
|
||||
しかし、RFC 1535 にあるように検索順序が<quote>内部 (local)
|
||||
と外部 (public) の管理の境界</quote>をまたがないようにしてください。</para>
|
||||
<programlisting>domain foo.bar.edu</programlisting>
|
||||
|
||||
と書いてある行を
|
||||
|
||||
<programlisting>search foo.bar.edu bar.edu</programlisting>
|
||||
|
||||
と書き換えることで上のようなことができます。
|
||||
しかし、RFC 1535 にあるように検索順序が
|
||||
<quote>内部 (local) と外部 (public) の管理の境界</quote>
|
||||
をまたがないようにしてください。</para>
|
||||
</answer>
|
||||
</qandaentry>
|
||||
|
||||
<qandaentry>
|
||||
<question>
|
||||
<para>sendmail が <errorname>mail loops back to
|
||||
myself</errorname> というメッセージを出すのですが。</para>
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||||
<para>sendmail が <errorname>mail loops back to
|
||||
myself</errorname> というメッセージを出すのですが。</para>
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||||
</question>
|
||||
|
||||
<answer>
|
||||
<para>sendmail FAQ に次のように書いてあります。</para>
|
||||
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||||
<programlisting>* <quote>Local configuration error</quote> というメッセージが出ます。例えば、
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||||
<para>sendmail FAQ に次のように書いてあります。</para>
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||||
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||||
<programlisting>* <quote>Local configuration error</quote> というメッセージが出ます。例えば、
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||||
553 relay.domain.net config error: mail loops back to myself
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||||
554 <user@domain.net>... Local configuration error
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||||
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||||
のような感じですが、どうしたら解決できますか?
|
||||
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||||
これは、例えば domain.net のようなドメイン宛てのメールを
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||||
これは、例えば domain.net のようなドメイン宛てのメールを
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||||
<literal>MX</literal> レコードで特定のホスト(ここでは
|
||||
relay.domain.net) に送ろうとしたのに、
|
||||
そのホストでは domain.net
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||||
宛てのメールを受け取れるような設定になっていない場合です。
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||||
設定の際に
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||||
設定の際に
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||||
FEATURE(use_cw_file) を指定してある場合には
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||||
/etc/sendmail.cw の中に domain.net を追加してください。
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||||
もしくは、/etc/sendmail.cf の中に <quote>Cw domain.net</quote>
|
||||
を追加してください。</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>sendmail FAQ は
|
||||
<filename>/usr/src/usr.sbin/sendmail</filename> にありますので、
|
||||
メールの設定に<quote>おかしなこと</quote>があれば常に読んでください。</para>
|
||||
|
||||
<para>sendmail FAQ は
|
||||
<filename>/usr/src/usr.sbin/sendmail</filename> にありますので、
|
||||
メールの設定に<quote>おかしなこと</quote>があれば常に読んでください。</para>
|
||||
</answer>
|
||||
</qandaentry>
|
||||
|
||||
<qandaentry>
|
||||
<indexterm><primary>PPP</primary></indexterm>
|
||||
<question>
|
||||
<para>ダイアルアップ PPP ホストで電子メールを使うにはどうしたらいいの?</para>
|
||||
<indexterm><primary>PPP</primary></indexterm>
|
||||
<question>
|
||||
<para>ダイアルアップ PPP ホストで電子メールを使うにはどうしたらいいの?</para>
|
||||
</question>
|
||||
|
||||
<answer>
|
||||
<para>LAN 上にある FreeBSD マシンを、
|
||||
インターネットに接続したいとします。FreeBSD マシンは、その
|
||||
LAN でのメールゲートウェイになります。FreeBSD
|
||||
マシンは専用線接続ではありません
|
||||
(訳注: ダイアルアップ接続など)。</para>
|
||||
<para>LAN 上にある FreeBSD マシンを、
|
||||
インターネットに接続したいとします。FreeBSD マシンは、その
|
||||
LAN でのメールゲートウェイになります。FreeBSD
|
||||
マシンは専用線接続ではありません
|
||||
(訳注: ダイアルアップ接続など)。</para>
|
||||
|
||||
<para>これには、少なくとも二つの方法があります。</para>
|
||||
<para>これには、少なくとも二つの方法があります。</para>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>UUCP</primary></indexterm>
|
||||
<para>一つは UUCP を使うことです。</para>
|
||||
<indexterm><primary>UUCP</primary></indexterm>
|
||||
<para>一つは UUCP を使うことです。</para>
|
||||
|
||||
<para>このとき鍵になるのは、あなたのドメインに対するセカンダリ
|
||||
MX サービスを提供してくれるインターネットサイトをみつけることです。
|
||||
例えば以下のように。</para>
|
||||
<para>このとき鍵になるのは、あなたのドメインに対するセカンダリ
|
||||
MX サービスを提供してくれるインターネットサイトをみつけることです。
|
||||
例えば以下のように。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>bigco.com. MX 10 bigco.com.
|
||||
MX 20 smalliap.com.</programlisting>
|
||||
<programlisting>bigco.com. MX 10 bigco.com.
|
||||
MX 20 smalliap.com.</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>最終的なメール受信先としては、
|
||||
一つのホストだけが定義されるべきです (bigco.com 上の
|
||||
<filename>/etc/sendmail.cf</filename> ファイルに、<literal>Cw
|
||||
bigco.com</literal> を追加します)。</para>
|
||||
<para>最終的なメール受信先としては、
|
||||
一つのホストだけが定義されるべきです (bigco.com 上の
|
||||
<filename>/etc/sendmail.cf</filename> ファイルに、<literal>Cw
|
||||
bigco.com</literal> を追加します)。</para>
|
||||
|
||||
<para>送信側の <command>sendmail</command> が、
|
||||
メールを配送しようとしている時、モデムの接続を
|
||||
介してあなたのところに接続しようとします。大抵の場合、
|
||||
あなたのマシンがオンラインでないために、接続はタイムアウト
|
||||
してしまうでしょう。<command>sendmail</command> は自動的に、
|
||||
メールをセカンダリの MX サイト に
|
||||
(あなたのインターネットプロバイダ) に配送します。セカンダリ MX
|
||||
サイトは、(<filename>/etc/rc.conf</filename> ファイル に
|
||||
<literal>sendmail_flag = "-bd
|
||||
-q15m"</literal>と書かれている場合) 15 分ごとに、
|
||||
プライマリ MX サイトにメールを配送しようと、
|
||||
あなたのホストに接続しに いきます。</para>
|
||||
<para>送信側の <command>sendmail</command> が、
|
||||
メールを配送しようとしている時、モデムの接続を
|
||||
介してあなたのところに接続しようとします。大抵の場合、
|
||||
あなたのマシンがオンラインでないために、接続はタイムアウト
|
||||
してしまうでしょう。<command>sendmail</command> は自動的に、
|
||||
メールをセカンダリの MX サイト に
|
||||
(あなたのインターネットプロバイダ) に配送します。セカンダリ MX
|
||||
サイトは、(<filename>/etc/rc.conf</filename> ファイル に
|
||||
<literal>sendmail_flag = "-bd
|
||||
-q15m"</literal>と書かれている場合) 15 分ごとに、
|
||||
プライマリ MX サイトにメールを配送しようと、
|
||||
あなたのホストに接続しに いきます。</para>
|
||||
|
||||
<para>ログインスクリプトとして、
|
||||
このようなものを使うとよいでしょう。</para>
|
||||
<para>ログインスクリプトとして、
|
||||
このようなものを使うとよいでしょう:</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>#!/bin/sh
|
||||
<programlisting>#!/bin/sh
|
||||
# Put me in /usr/local/bin/pppbigco
|
||||
( sleep 60 ; /usr/sbin/sendmail -q ) &
|
||||
/usr/sbin/ppp -direct pppbigco</programlisting>
|
||||
|
||||
<para>ユーザごとにログインスクリプトを作りたい場合には、上記
|
||||
のスクリプトの代わりに、<command>sendmail
|
||||
-qRbigco.com</command> を使用する こともできます。
|
||||
このようにすると、キューの中の bigco.com に対する
|
||||
すべてのメールは、すぐに強制的に処理されます。</para>
|
||||
<para>ユーザごとにログインスクリプトを作りたい場合には、上記
|
||||
のスクリプトの代わりに、<command>sendmail
|
||||
-qRbigco.com</command> を使用することもできます。
|
||||
このようにすると、キューの中の bigco.com に対する
|
||||
すべてのメールは、すぐに強制的に処理されます。</para>
|
||||
|
||||
<para>さらに、次のような改良もできます。</para>
|
||||
<para>さらに、次のような改良もできます:</para>
|
||||
|
||||
<para>以下は、&a.isp;
|
||||
メイリングリストから抜粋してきたメッセージです。</para>
|
||||
<para>以下は、&a.isp;
|
||||
メーリングリストから抜粋してきたメッセージです。</para>
|
||||
|
||||
<programlisting>> 私たちはお客様に対して、セカンダリ MX を提供しています。
|
||||
<programlisting>> 私たちはお客様に対して、セカンダリ MX を提供しています。
|
||||
> お客様は一日に何回か私たちのサービスに接続し、メールを彼らのプライマリ MX
|
||||
> に受け取ります (彼らのドメインに対するメールが到着した時には、
|
||||
> 私たちは彼らのサイトを呼び出しません)。
|
||||
|
@ -353,7 +354,7 @@ OwTrue
|
|||
これはホスト名にのみ有効なので、顧客のメールマシンに、
|
||||
<quote>host.customer.com</quote> とは別に、<quote>customer.com</quote>も定義する必要があります。
|
||||
DNS 上で、<quote>customer.com</quote>に対する A レコードを定義してください。</programlisting>
|
||||
</answer>
|
||||
</answer>
|
||||
</qandaentry>
|
||||
</qandaset>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
@ -367,8 +368,8 @@ DNS
|
|||
<sect2 id="mail-config">
|
||||
<title>基本事項</title>
|
||||
<indexterm>
|
||||
<primary>email</primary>
|
||||
<secondary>設定</secondary>
|
||||
<primary>email</primary>
|
||||
<secondary>設定</secondary>
|
||||
</indexterm>
|
||||
|
||||
<para>あなたのマシンに FreeBSD を普通にインストールして、
|
||||
|
@ -380,7 +381,7 @@ DNS
|
|||
|
||||
<itemizedlist>
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<listitem>
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<para>自身でネームサーバーを実行し、
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<para>自身でネームサーバーを実行し、
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自分のドメインを持つ。例えば
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<hostid role="domainname">FreeBSD.org</hostid>。</para>
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</listitem>
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@ -395,25 +396,25 @@ DNS
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<indexterm><primary>SMTP</primary></indexterm>
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<para>上のどちらを選ぶ場合でも、自分のホストに直接メールが配送されるようにするには恒久的
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(静的) な IP アドレス (動的な PPP ダイアルアップではない) を持っていなければなりません。
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(静的) な IP アドレス (動的な PPP ダイアルアップではない) を持っていなければなりません。
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もしファイアウォールの中にいるならば、SMTP トラフィックが通過してくれないといけません。
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もし自分のホストでメールを受け取りたいならば、
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次の二つのうちの一つができていることを確認してください。</para>
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<itemizedlist>
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<indexterm><primary>MX レコード</primary></indexterm>
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<listitem>
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<para>自分のドメインでの MX レコードが自分のホストの
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<indexterm><primary>MX レコード</primary></indexterm>
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<listitem>
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<para>自分のドメインでの MX レコードが自分のホストの
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IP アドレスを差していることを確認する。</para>
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</listitem>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>自分のドメインの中に自分のホスト用の MX がないことを確認する。</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>自分のドメインの中に自分のホスト用の MX がないことを確認する。</para>
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</listitem>
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</itemizedlist>
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<para>上のどちらかが設定されていれば、
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自分のホストでメールを受け取ることができるでしょう。</para>
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自分のホストでメールを受け取ることができるでしょう。</para>
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<para>次のコマンドを実行してみてください。</para>
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@ -439,7 +440,7 @@ example.FreeBSD.org mail is handled (pri=10) by hub.FreeBSD.org</screen>
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上の同じユーザー名に配送されます。</para>
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<para>上の情報は DNS サーバーが扱います。
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メールルーティング情報をもつ DNS レコードは、
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メールルーティング情報をもつ DNS レコードは、
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<emphasis>M</emphasis>ail e<emphasis>X</emphasis>change エントリーです。
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MX エントリが存在しない場合には、IP アドレスにしたがって、
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直接宛先ホストに配送されます。</para>
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@ -468,7 +469,7 @@ freefall MX 20 who.cdrom.com</programlisting>
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<title>あなたのドメインに対するメール設定</title>
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<para><quote>メールホスト</quote> (メールサーバーとしても知られています)
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をセットアップするためには、
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をセットアップするためには、
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いろいろなワークステーションに宛てた全てのメールを受ける必要があります。
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基本的には、あなたのドメイン (この場合だと
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<hostid role="fqdn">*.FreeBSD.org</hostid>)
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@ -478,7 +479,7 @@ freefall MX 20 who.cdrom.com</programlisting>
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<indexterm><primary>DNS</primary></indexterm>
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<para>話を簡単にするために、あるユーザーのアカウントはどのマシンでも同じ<emphasis>ユーザー名</emphasis>にすべきです。
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そのためには <command>adduser</command> を使ってください。</para>
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そのためには <command>adduser</command> を使ってください。</para>
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<para>使用する予定のメールホストは、
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各ワークステーションごとにメール交換が
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@ -486,13 +487,13 @@ freefall MX 20 who.cdrom.com</programlisting>
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(すなわち BIND や named) の設定で次のように行なうことができます。</para>
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<programlisting>example.FreeBSD.org A 204.216.27.XX ; ワークステーション
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MX 10 hub.FreeBSD.org ; メールホスト</programlisting>
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MX 10 hub.FreeBSD.org ; メールホスト</programlisting>
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<para>これは、ワークステーションの A レコードがどこを指していようとも
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そのワークステーション宛てのメールをメールホストに転送する、というものです。</para>
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そのワークステーション宛てのメールをメールホストに転送する、というものです。</para>
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<para>自前で DNS サーバを運用しているのでなければ、
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この作業は自分では行なえおこなえません。自分で DNS
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この作業は自分では行なえおこなえません。自分で DNS
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サーバを運用しないとかできないという場合は、
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インターネットプロバイダ等に依頼して作業をおこなってもらってください。</para>
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@ -502,31 +503,31 @@ freefall MX 20 who.cdrom.com</programlisting>
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メールは MX ホストに送られます。</para>
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<para>もしバーチャル電子メールホストを運用するなら次の情報が役に立つでしょう。
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例として、あなたには自分のドメイン、ここでは
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例として、あなたには自分のドメイン、ここでは
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<hostid role="domainname">customer1.org</hostid>、
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を持っている顧客がいるとしましょう。
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あなたは <hostid role="domainname">customer1.org</hostid> 宛ての全てのメールを
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<hostid role="fqdn">mail.myhost.com</hostid> という名前のメールホストに集めたいとします。
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DNS エントリーは次のようになるでしょう。</para>
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<programlisting>customer1.org MX 10 mail.myhost.com</programlisting>
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<programlisting>customer1.org MX 10 mail.myhost.com</programlisting>
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<para>そのドメインに対して電子メールを送りたいだけなら、A
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レコードは必要ありません。</para>
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<note>
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<para>これは、<hostid role="domainname">customer1.org</hostid>
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に対して ping を実行しても、
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A レコードが存在しない限りうまくいかないことに留意しておいてください。</para>
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<para>これは、<hostid role="domainname">customer1.org</hostid>
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に対して ping を実行しても、
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A レコードが存在しない限りうまくいかないことに留意しておいてください。</para>
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</note>
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<para>やらなければいけない最後のことは、
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メールホスト上の <application>sendmail</application>
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メールホスト上の <application>sendmail</application>
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に対してどんあドメインやホスト宛のメールを受け取るのか、
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を教えることです。いくつかの方法がありますが次のどちらかでいいでしょう。</para>
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<itemizedlist>
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<listitem>
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<listitem>
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<para><literal>FEATURE(use_cw_file)</literal> を使っているなら、
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<filename>/etc/sendmail.cw</filename> ファイルにホストを加えます。
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もし sendmail 8.10 かそれ以降のものであれば該当ファイルは
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