From 8f47e65ff3af4fc210089cc00045085cd8e39248 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Kazuo Horikawa Date: Mon, 20 Nov 2000 18:47:29 +0000 Subject: [PATCH] Whitespace related style update. Submitted by:mistral@imasy.or.jp (Yoshihiko SARUMARU) --- ja_JP.eucJP/man/man1/tcsh.1 | 720 ++++++++++++++++++------------------ 1 file changed, 360 insertions(+), 360 deletions(-) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/tcsh.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/tcsh.1 index 63a07ed4a6..2c4ff8958a 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/tcsh.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/tcsh.1 @@ -31,14 +31,14 @@ .\" .\" tcsh マニュアルページ: スタイルに関する注意 .\" -.\" - リストのタグはボールド体とします。但し、「関連ファイル(FILES)」 +.\" - リストのタグはボールド体とします。但し、「関連ファイル (FILES)」 .\" セクション中でイタリック体になっている部分は除きます。 .\" .\" - セクション名、環境変数、シェル変数に体する参照はボールド体としま .\" す。コマンド (外部コマンド、組み込みコマンド、エイリアス、エディ .\" タコマンド) とコマンド引数に対する参照はイタリック体とします。 .\" -.\" - .B, .I マクロ に注意してください。扱うことができる単語数には限界が +.\" - .B, .I マクロに注意してください。扱うことができる単語数には限界が .\" あります。この制限を回避するには、\fB, \fI を用います。ただ、 .\" この利用は絶対に必要な場合に限るようにしてください。 .\" これは、tcsh.man2html が名前アンカーを見つける際に @@ -69,14 +69,14 @@ .\" - 現在時制を使ってください。`The shell will use' ではなく、`The .\" shell uses' です (この項は日本語訳部分には適用しません)。 .\" -.\" - 重要: できるだけ相互参照するようにしてください。「参照(REFERENCE)」 +.\" - 重要: できるだけ相互参照するようにしてください。「参照 (REFERENCE)」 .\" セクション中にあるコマンド、変数などは、適切な解説セクションの中 .\" で触れるようにしてください。少なくとも、(解説セクションかどこか .\" で触れられている)他のコマンドの「参照」セクションでの記述で触れ .\" るようにしてください。OS 固有事項に関する注意は、「OS 固有機能の .\" サポート(OS variant support)」のセクションに記述するようにして下 -.\" さい。新規機能は「新規機能(NEW FEATURES)」セクションに、外部コマ -.\" ンドを参照した場合は、「関連項目(SEE ALSO)」セクションにそれぞれ +.\" さい。新規機能は「新規機能 (NEW FEATURES)」セクションに、外部コマ +.\" ンドを参照した場合は、「関連項目 (SEE ALSO)」セクションにそれぞれ .\" 記述するようにしてください。 .\" .\" - tcsh.man2html は、それが作成された時点でマニュアルページで使用さ @@ -91,7 +91,7 @@ .\" WORD: word 単語 .\" .TH TCSH 1 "14 January 2000" "Astron 6.09.01" -.\" jpman %Id: tcsh.1,v 1.3 2000/11/15 03:06:12 horikawa Stab % +.\" jpman %Id: tcsh.1,v 1.5 2000/11/20 17:20:26 mistral Stab % .\" INTERIM1(jpman) .SH 名称 tcsh - ファイル名補完とコマンド行編集を追加した C シェル @@ -104,21 +104,21 @@ tcsh - 互換性があり、さらに機能強化したシェルです。 対話的なログインシェル、またシェルスクリプトのコマンドプロセッサの 両方の用途で使われるコマンドインタプリタです。 -\fItcsh\fR には、コマンド行編集 (参照: \fBコマンド行編集\fR の項)、 -プログラム可能な単語の補完 (参照: \fB補完と一覧\fR の項)、 +\fItcsh\fR には、コマンド行編集 (参照: \fBコマンド行編集\fRの項)、 +プログラム可能な単語の補完 (参照: \fB補完と一覧\fRの項)、 スペル訂正 (参照: \fBスペル訂正\fRの項)、 履歴 (参照: \fBヒストリ置換\fRの項)、 -ジョブ制御 (参照: \fBジョブ\fR の項)、 +ジョブ制御 (参照: \fBジョブ\fRの項)、 C 言語風の文法があります。 -\fB新機能\fR の章では、\fIcsh\fR(1) には存在しない、\fItcsh\fR の +\fB新機能\fRの章では、\fIcsh\fR(1) には存在しない、\fItcsh\fR の 主な追加機能について説明しています。 このマニュアルを通じ、\fItcsh\fR の機能のうち、 -\fIcsh\fR(1) のほとんどの実装 (特に4.4BSDの \fIcsh\fR) にない -機能について、ラベル(+)をつけてあります。 +\fIcsh\fR(1) のほとんどの実装 (特に 4.4BSD の \fIcsh\fR) にない +機能について、ラベル (+) をつけてあります。 そして、\fIcsh\fR(1) にあったけれども文書化されていなかった 機能にラベル (u) をつけてあります。 .SS "引数リスト処理" -シェルへの1番目の引数(引数0番)が `\-' の場合、シェルは +シェルへの 1 番目の引数 (引数 0 番) が `\-' の場合、シェルは ログインシェルになります。 シェルを \fB\-l\fR フラグを指定して起動することでも ログインシェルにできます。 @@ -134,17 +134,17 @@ set-user ID .TP 4 .B \-c コマンドを、本フラグの次にくる引数 (この引数は省略できません。 -また、1つだけである必要があります) から読み込み、実行します。 +また、1 つだけである必要があります) から読み込み、実行します。 この引数は、あとで参照できるように、シェル変数 \fBcommand\fR に 格納されます。残りの引数は、シェル変数 \fBargv\fR に代入されます。 .TP 4 .B \-d ログインシェルであるかどうかにかかわらず、 -\fBスタートアップとシャットダウン\fR の項で解説されているように +\fBスタートアップとシャットダウン\fRの項で解説されているように \fI~/.cshdirs\fR から、ディレクトリスタックを読み込みます。(+) .TP 4 .B \-D\fIname\fR[=\fIvalue\fR] -環境変数 \fIname\fR に値 \fIvalue\fR を設定します。(Domain/OSのみ)(+) +環境変数 \fIname\fR に値 \fIvalue\fR を設定します。(Domain/OS のみ) (+) .TP 4 .B \-e 起動したコマンドが異常終了したり、0 でない終了ステータスを返したときに、 @@ -156,7 +156,7 @@ set-user ID .TP 4 .B \-F プロセスを生成する際に \fIvfork\fR(2) の代わりに -\fIfork\fR(2)を使います。(Convex/OS のみ) (+) +\fIfork\fR(2) を使います。(Convex/OS のみ) (+) .TP 4 .B \-i たとえ端末上で実行されていなくても、対話的に動作し最上位レベルの @@ -168,7 +168,7 @@ set-user ID 場合にのみ有効です)。 .TP 4 .B \-m -実効ユーザに属していなくても \fI~/.tcshrc \fRをロードします。 +実効ユーザに属していなくても \fI~/.tcshrc\fR をロードします。 新しいバージョンの \fIsu\fR(1) は \fB-m\fR をシェルに渡すことが できます。(+) .TP 4 @@ -177,7 +177,7 @@ set-user ID シェルスクリプトのデバッグに役立ちます。 .TP 4 .B \-q -SIGQUIT (\fBシグナル処理\fR の項を参照) を受け付けるようにし、 +SIGQUIT (\fBシグナル処理\fRの項を参照) を受け付けるようにし、 デバッガのもとで使われても作動するようになります。 ジョブ制御は無効になります。(u) .TP 4 @@ -197,10 +197,10 @@ SIGQUIT (\fB 実行するコマンドを表示するようになります。 .TP 4 .B \-V -\fI~/.tcshrc\fR を実行する前に、シェル変数\fBverbose\fR を設定します。 +\fI~/.tcshrc\fR を実行する前に、シェル変数 \fBverbose\fR を設定します。 .TP 4 .B \-X -\fI~/.tcshrc\fR を実行する前に、シェル変数\fBecho \fRを設定します。 +\fI~/.tcshrc\fR を実行する前に、シェル変数 \fBecho\fR を設定します。 .TP 4 .B \-X に対する \fB-x\fR の関係は、\fB-V\fR に対する \fB-v\fR の関係に @@ -210,7 +210,7 @@ SIGQUIT (\fB \fB-c\fR, \fB-i\fR, \fB-s\fR, \fB-t\fR のいずれのフラグも 指定されていなければ、残っている引数のうち最初のものは コマンドファイル、つまり「スクリプト」の名前とみなされます。 -シェルはこのファイルをオープンし、 `$0' による置換に備えて +シェルはこのファイルをオープンし、`$0' による置換に備えて ファイル名を保存します。 多くのシステムは、スクリプトが本シェルと互換性のない version 6 または version 7 の標準のシェルを使っているため、 @@ -226,10 +226,10 @@ version 6 まずはじめに \fI~/.tcshrc\fR (+) を読み込んで実行します。 もし、\fI~/.tcshrc\fR が見つからない場合は、\fI~/.cshrc\fR を 読み込んで実行します。 -次に、\fI~/.history\fR (もしくは、シェル変数 \fBhistfile\fRの値) を、 +次に、\fI~/.history\fR (もしくは、シェル変数 \fBhistfile\fR の値) を、 その次に \fI~/.login\fR を、最後に、\fI~/.cshdirs\fR (もしくは、 -シェル変数 \fBdirsfile\fRの値)(+) を読み込んで実行します。 -コンパイルの仕方によっては、シェルは、\fI/etc/csh.cshrc\fRの後から +シェル変数 \fBdirsfile\fR の値) (+) を読み込んで実行します。 +コンパイルの仕方によっては、シェルは、\fI/etc/csh.cshrc\fR の後から 読み込まずに、先に \fI/etc/csh.login\fR を読み込み、 \fI~/.tcshrc\fR (または \fI~/.cshrc\fR) と \fI~/.history\fR の後から 読み込む代わりに、先に \fI~/.login\fR を読み込む場合があるので、 @@ -250,9 +250,9 @@ version 6 \fI~/.cshrc\fR を読み込むようにします。 以下、このマニュアルの残りの部分で `\fI~/.tcshrc\fR' と表現したときは、 「\fI~/.tcshrc\fR、または \fI~/.tcshrc\fR が見つからない -場合は\fI~/.cshrc\fR」という意味で使います。 +場合は \fI~/.cshrc\fR」という意味で使います。 .PP -通常、シェルはプロンプト`> 'を表示し、端末からコマンドの読み込みを +通常、シェルはプロンプト `> ' を表示し、端末からコマンドの読み込みを 開始します (引数処理と、コマンドスクリプトを含むファイルの処理のための シェルの使用については、後で説明します)。 シェルは、入力されたコマンド行の読み込み、読み込んだコマンド行を単語に @@ -260,11 +260,11 @@ version 6 コマンド行の中のコマンドそれぞれの実行を繰り返します。 .PP ログアウトするには、空の行で `^D' とタイプするか、`logout' するか、 -`login' するか、シェルの自動ログアウト機構(参照: シェル変数 -\fBautologout\fR)を使います。 +`login' するか、シェルの自動ログアウト機構 (参照: シェル変数 +\fBautologout\fR) を使います。 ログインシェルが実行終了する際には、ログアウトの状況に応じて シェル変数 \fBlogout\fR を `normal' か `automatic' に設定し、 -\fI/etc/csh.logout\fR ファイルと \fI~/.logout\fRファイルにある +\fI/etc/csh.logout\fR ファイルと \fI~/.logout\fR ファイルにある コマンドを実行します。 コンパイルの仕方によっては、シェルは、ログアウト時に DTR を落とす ことがあります。これについてはシェル変数 \fBversion\fR を参照して @@ -273,10 +273,10 @@ version 6 システムのログインファイル名、ログアウトファイル名は、 異なる \fIcsh\fR(1) 間での互換性を保つために、 システムごとにファイルが違います。これについては、 -\fB関連ファイル\fR を参照してください。 +\fB関連ファイル\fRを参照してください。 .SS 編集 -はじめに、\fBコマンド行エディタ\fR について説明します。 -\fB補完と一覧\fR と、\fBスペル訂正\fR の2つの機能は、 +はじめに、\fBコマンド行エディタ\fRについて説明します。 +\fB補完と一覧\fRと、\fBスペル訂正\fRの 2 つの機能は、 編集コマンドとして実装されていますが、 特に分けて説明する必要があるため、項を改めて説明します。 最後に、\fB編集コマンド\fRの項で、シェルに特有の編集コマンドについて、 @@ -295,7 +295,7 @@ version 6 一括して変更できます。 .PP シェルは、つねに矢印キー (環境変数 -\fBTERMCAP\fRで定義されたものです) を、次のように割り付けています。 +\fBTERMCAP\fR で定義されたものです) を、次のように割り付けています。 .PP .PD 0 .RS +4 @@ -314,10 +314,10 @@ version 6 .PD .RE .PP -他の1文字バインドによって、変わっていなければこのようになります。 +他の 1 文字バインドによって、変わっていなければこのようになります。 このようなバインドにしたくない場合、\fIsettc\fR を使って、矢印キーの エスケープシーケンスを空の文字列にセットすることができます。 -ANSI/VT100の矢印キーシーケンスは、つねにバインドされています。 +ANSI/VT100 の矢印キーシーケンスは、つねにバインドされています。 .PP その他のキーバインドは、そのほとんどは、Emacs、\fIvi\fR(1) ユーザが 予想できるものです。また、簡単に \fIbindkey\fR コマンドで表示させる @@ -331,13 +331,13 @@ ANSI/VT100 エディタは、シェル変数 \fBwordchars\fR の中にはない非英数文字 (英文字、数字のどちらでもない文字) によって単語の区切りを決めます。 一方、シェルは、ホワイトスペース (空白、タブ、改行) と、 -\fB字句構造\fR の項で列挙する特殊な意味を持つ文字のいくつかを +\fB字句構造\fRの項で列挙する特殊な意味を持つ文字のいくつかを 識別します。 .SS "補完と一覧 (+)" シェルは、一意に決まる短縮形を与えられると、しばしば単語の補完を 行うことができます。 単語の一部 (例えば `ls /usr/lost') をタイプして、タブキーを押すと、 -編集コマンド \fIcomplete-word\fRが実行します。シェルは、 +編集コマンド \fIcomplete-word\fR が実行します。シェルは、 ファイル名 `/usr/lost' を補完して `/usr/lost+found/' にします。 このとき、入力バッファの中で、不完全な単語を完全な単語で置き換えます。 (注意: 末端の `/' について: 補完では、ディレクトリ名を補完すると @@ -372,7 +372,7 @@ ANSI/VT100 コマンドとしてか、変数としてか、どのように補完すべきかを決めます。 バッファの中の最初の単語と、`;', `|', `|&', `&&', `||' のすぐ次にくる 単語は、コマンドとみなします。 -`$'で始まる単語は、変数とみなします。 +`$' で始まる単語は、変数とみなします。 その他のものは、ファイル名とみなします。 空の行は、ファイル名として `補完されて' います。 .PP @@ -401,12 +401,12 @@ libtermcap.a@ libtermlib.a@ .br > nm /usr/lib/libterm .PP -シェル変数 \fBautolist\fR を `ambiguous(あいまいな)' にセットした +シェル変数 \fBautolist\fR を `ambiguous (あいまいな)' にセットした 場合は、補完に失敗して補完される単語へ新しい文字をそれ以上 追加できなくなったときに限り、選択肢を表示します。 .PP 補完するファイル名には、変数、自分もしくは他人のホームディレクトリ -(`~' で短縮したもの。\fBファイル名置換\fR の項を参照のこと)、 +(`~' で短縮したもの。\fBファイル名置換\fRの項を参照のこと)、 ディレクトリスタックエントリ (`=' で短縮したもの。 \fBディレクトリスタック置換\fRの項を参照のこと) を含めることができます。 たとえば、次のようになります。 @@ -447,10 +447,10 @@ bin/ etc/ lib/ man/ src/ は、そうしたい場合、組み込みコマンド \fIbindkey\fR で `^D' にバインドすることもできます。 .PP -編集コマンド \fIcomplete-word-fwd\fR と \fIcomplete-word-back\fR +編集コマンド \fIcomplete-word-fwd\fR と \fIcomplete-word-back\fR (デフォルトでは、どのキーにも割り付けられていません) を使うことで、 補完候補のリストを上または下に順に巡り、リスト上の現在の単語を、 -次の単語または一つ前の単語に置き換えることができます。 +次の単語または 1 つ前の単語に置き換えることができます。 .PP シェル変数 \fBfignore\fR に、補完の際に無視するファイルの拡張子の リストをセットできます。 @@ -474,9 +474,9 @@ main.c main.c~ main.o .br > emacs main.c .PP -`main.c~' と `main.o'は、\fBfignore\fR に拡張子が登録されている +`main.c~' と `main.o' は、\fBfignore\fR に拡張子が登録されている ために、補完では無視されます (しかしリスト上には表示されます)。 -\fBファイル名置換\fR の項で解説しているように、\fBhome\fR に +\fBファイル名置換\fRの項で解説しているように、\fBhome\fR に 拡張されないようにするために、`~' の前に `\\' が必要なことに注意して ください。補完の候補が1 つしかない場合は、\fBfignore\fR の設定は 無視されます。 @@ -552,7 +552,7 @@ fodder foo food foonly .PP 最後に、組み込みコマンド \fIcomplete\fR を使って、ファイル名、 コマンド、変数以外の単語を補完する方法をシェルに教えることができます。 -補完と一覧は、グロブパターン(\fBファイル名置換\fRの項を参照のこと) +補完と一覧は、グロブパターン (\fBファイル名置換\fRの項を参照のこと) 上では機能しませんが、編集コマンド \fIlist-glob\fR と \fIexpand-glob\fR はグロブパターンに対し同等の機能として実行されます。 .SS "スペル訂正 (+)" @@ -609,13 +609,13 @@ CORRECT>ls /usr/bin (y|n|e|a)? .\" .SS "編集コマンド (+)" `bindkey' はキーバインド一覧を表示し、 -`bindkey \-l'は編集コマンドの一覧と短い解説を表示します。 +`bindkey \-l' は編集コマンドの一覧と短い解説を表示します。 ここでは、新しい編集コマンド、または、特に興味深い編集コマンドに ついてのみ解説します。 エディタのキーバインド割り付けの記述については、 \fIemacs\fR(1) と \fIvi\fR(1) を参照してください。 .PP -デフォルトでそれぞれのコマンドにバインドられた文字(あるいは複数文字) +デフォルトでそれぞれのコマンドにバインドられた文字 (あるいは複数文字) は、括弧の中に示しました。 `^\fIcharacter\fR' は制御文字を意味します。 `M-\fIcharacter\fR'はメタ文字です。 @@ -625,7 +625,7 @@ CORRECT>ls /usr/bin (y|n|e|a)? 大文字、小文字の両方にキーバインドされています。 .TP 8 .B complete-word \fR(tab) -\fB補完と一覧\fR の項で解説しているとおり、単語を補完します。 +\fB補完と一覧\fRの項で解説しているとおり、単語を補完します。 .TP 8 .B complete-word-back \fR(not bound) \fIcomplete-word-fwd\fR と同様ですが、単語リストの終わりから、 @@ -668,15 +668,15 @@ CORRECT>ls /usr/bin (y|n|e|a)? .TP 8 .B delete-char-or-list-or-eof \fR(^D) カーソル下に文字があれば \fIdelete-char\fR を実行し、 -行の末尾では \fIlist-choices\fRを実行し、 +行の末尾では \fIlist-choices\fR を実行し、 空行では \fIend-of-file\fR を実行します。 これらの 3 つのコマンドも参照してください。 -これらのコマンドは、それぞれ1つの動作を実行するだけです。 +これらのコマンドは、それぞれ 1 つの動作を実行するだけです。 \fIdelete-char-or-eof\fR, \fIdelete-char-or-list\fR, \fIlist-or-eof\fR は、 それぞれ 3 つのうちの異なる 2 つを実行します。 .TP 8 .B down-history \fR(下矢印, ^N) -\fIup-history\fR と同様ですが、1つずつ下に移動し、もとの入力行で止まります。 +\fIup-history\fR と同様ですが、1 つずつ下に移動し、もとの入力行で止まります。 .TP 8 .B end-of-file \fR(割り付けなし) ファイルの終端であることをシェルに通知します。 @@ -686,13 +686,13 @@ CORRECT>ls /usr/bin (y|n|e|a)? .TP 8 .B expand-history \fR(M-space) 現在の単語のヒストリ置換を展開します。 -\fBヒストリ置換\fR を参照してください。 +\fBヒストリ置換\fRを参照してください。 \fImagic-space\fR, \fItoggle-literal-history\fR と、シェル変数 \fBautoexpand\fR も参照してください。 .TP 8 .B expand-glob \fR(^X-*) カーソルの左にグロブパターンを展開します。 -\fBファイル名置換\fR を参照してください。 +\fBファイル名置換\fRを参照してください。 .TP 8 .B expand-line \fR(割り付けなし) \fIexpand-history\fR と同様ですが、入力バッファのそれぞれの単語の @@ -700,18 +700,18 @@ CORRECT>ls /usr/bin (y|n|e|a)? .TP 8 .B expand-variables \fR(^X-$) カーソルの左に変数を展開します。 -\fB変数置換\fR を参照してください。 +\fB変数置換\fRを参照してください。 .TP 8 .B history-search-backward \fR(M-p, M-P) ヒストリリストを後方へ向かって、入力バッファの現在の中身 (カーソル位置まで) で始まるコマンドを検索し、 それを入力バッファへコピーします。 検索文字列は、`*', `?', `[]', `{}' を含んだグロブパターン -(\fBファイル名置換\fR を参照してください) +(\fBファイル名置換\fRを参照してください) であってもかまいません。 \fIup-history\fR と \fIdown-history\fR は、ヒストリリストの該当する 地点から始める事ができます。 -Emacsモードのみです。 +Emacs モードのみです。 \fIhistory-search-forward\fR と \fIi-search-back\fR も参照してください。 .TP 8 .B history-search-forward \fR(M-n, M-N) @@ -726,7 +726,7 @@ Emacs \fIi-search-back\fR をタイプして、同じパターンで検索を延長する こともできます。必要があれば、ヒストリリストを一周回って 元に戻って検索を続けます。 -(これを行うためには、\fIi-search-back\fR は、1文字に +(これを行うためには、\fIi-search-back\fR は、1 文字に バインドされていなければなりません。) あるいは、以下の特殊文字をタイプすることもできます。 .PP @@ -754,36 +754,36 @@ escape 以外のものをタイプすると、検索が終了します。入力バッファの現在の行は そのままになり、タイプした文字は通常の入力として解釈されます。 特に、キャリッジリターンの場合は、現在の行を実行に移します。 -Emacsモードのみです。 +Emacs モードのみです。 \fIi-search-fwd\fR と \fIhistory-search-backward\fR も参照してください。 .RE .TP 8 .B i-search-fwd \fR(割り付けなし) -\fIi-search-back\fR と同様ですが,前方へ検索します。 +\fIi-search-back\fR と同様ですが、前方へ検索します。 .TP 8 .B insert-last-word \fR(M-_) -1つ前の入力行 (`!$') の最後の単語を入力バッファに挿入します。 -\fIcopy-prev-word\fRも参照してください。 +1 つ前の入力行 (`!$') の最後の単語を入力バッファに挿入します。 +\fIcopy-prev-word\fR も参照してください。 .TP 8 .B list-choices \fR(M-^D) \fB補完と一覧\fRで解説しているように、補完の可能性を一覧表示します。 -\fIdelete-char-or-list-or-eof\fR と \fIlist-choices-raw\fRも +\fIdelete-char-or-list-or-eof\fR と \fIlist-choices-raw\fR も 参照してください。 .TP 8 .B list-choices-raw \fR(^X-^D) \fIlist-choices\fR と同様ですが、ユーザ定義された補完を無視します。 .TP 8 .B list-glob \fR(^X-g, ^X-G) -カーソルの左側のグロブパターン (\fBファイル名置換\fR 参照) に -合致したものを (組み込みコマンド \fIls\-F\fRを用いて) 一覧表示します。 +カーソルの左側のグロブパターン (\fBファイル名置換\fR参照) に +合致したものを (組み込みコマンド \fIls\-F\fR を用いて) 一覧表示します。 .TP 8 .B list-or-eof \fR(割り付けなし) -\fIlist-choices\fRを実行するか、または、空行の場合 \fIend-of-file\fR を +\fIlist-choices\fR を実行するか、または、空行の場合 \fIend-of-file\fR を 実行します。\fIdelete-char-or-list-or-eof\fR も参照してください。 .TP 8 .B magic-space \fR(割り付けなし) まず \fIexpand-history\fR と同様に、現在の行のヒストリ置換を展開して、 -その後で空白を一つ付け加えます。 +その後で空白を 1 つ付け加えます。 \fImagic-space\fR はスペースキーにバインドするように 設計されていますが、デフォルトではバインドされていません。 .TP 8 @@ -791,7 +791,7 @@ Emacs パスの中の現在の単語を検索します。そして、見つかった場合、 実行可能ファイルを指すフルパスで置き換えます。 特殊文字はクォートされます。エイリアスは展開されて、クォートされますが、 -エイリアス中のコマンドは展開/クォートされません。 +エイリアス中のコマンドは展開 / クォートされません。 このコマンドは、例えば、`dbx' や `sh \-x' などのように、 コマンドが引数を取得する場合に役立ちます。 .TP 8 @@ -823,14 +823,14 @@ Emacs コマンド名を唯一の引数としてその値が実行されます。 ほかに、ドキュメントのファイル名は、\fIコマンド名\fR.help, \fIコマンド名\fR.1, \fIコマンド名\fR.6, -\fIコマンド名\fR.8, \fIコマンド名\fR のいずれかでなければなりません。 +\fIコマンド名\fR.8, \fIコマンド名\fRのいずれかでなければなりません。 また、そのファイルは、環境変数 \fBHPATH\fR の中で、 -一覧にあがっているディレクトリのうちの1つに入っていなければなりません。 -もし、1つ以上のヘルプファイルがある場合は、最初の1つのみが、プリントされま -す。 +一覧にあがっているディレクトリのうちの 1 つに入っていなければなりません。 +もし、1 つ以上のヘルプファイルがある場合は、最初の 1 つのみが +プリントされます。 .TP 8 .B self-insert-command \fR(テキスト文字) -挿入モード(デフォルト) では、タイプした文字を、 +挿入モード (デフォルト) では、タイプした文字を、 カーソル下の文字の後に挿入します。 上書きモードでは、タイプした文字で、カーソル下の文字を置き換えます。 入力モードは、通常、各行の間で維持されていますが、 @@ -840,9 +840,9 @@ Emacs \fIoverwrite-mode\fR も参照してください。 .TP 8 .B sequence-lead-in \fR(矢印接頭辞、メタ接頭辞、^X) -次に続く文字がマルチキーシーケンス(複数文字の連続)であることを +次に続く文字がマルチキーシーケンス (複数文字の連続) であることを 表します。マルチキーシーケンスをコマンドにバインドする場合、 -実際には、次の 2つのバインドを作ります。 +実際には、次の 2 つのバインドを作ります。 まず、最初の文字を \fIsequence-lead-in\fR とします。そして、 シーケンス全体をそのコマンドにバインドします。 \fIsequence-lead-in\fR にバインドされた文字で始まる @@ -856,10 +856,10 @@ Emacs `\-', `!', `^', `%' のうちのどれかの場合と、 単語中に `\\', `*', `?' のいずれかを含んでいる場合は、 スイッチや、置換などの問題を避けるために、これらの単語を無視します。 -\fBスペル訂正\fR を参照してください。 +\fBスペル訂正\fRを参照してください。 .TP 8 .B spell-word \fR(M-s, M-S) -\fBスペル訂正\fR の項で説明されているのと同じやり方で、現在の単語の +\fBスペル訂正\fRの項で説明されているのと同じやり方で、現在の単語の スペルの訂正を試みます。 パス名として現れる単語の部分をそれぞれにチェックします。 .TP 8 @@ -895,7 +895,7 @@ escape の解説を参照してください) を実行します。 .SS "字句構造" シェルは入力された行をタブや空白で単語に分割します。 -特殊文字 `&', `|', `;', `<', `>', `(', `)', 2文字繰り返しの +特殊文字 `&', `|', `;', `<', `>', `(', `)', 2 文字繰り返しの `&&', `||', `<<' , `>>' は、空白で囲まれているか どうかにかかわらず、常に単語の区切りになります。 .PP @@ -903,7 +903,7 @@ escape して扱われます。`#' とその後ろの入力行の残りはコメントと解釈され、 文法解析されずに捨てられます。 .PP -特殊文字 (空白,タブ含む) は、その文字の直前にバックスラッシュ `\\' +特殊文字 (空白、タブ含む) は、その文字の直前にバックスラッシュ `\\' を置くことで、または、単一引用符 `''、二重引用符 `"'、 逆引用符 ``' で囲むことで、特殊な意味合いを持たないようにしたり、 場合によっては、他の単語の一部分にすることもできます。 @@ -911,26 +911,26 @@ escape 空白扱いになります。しかし、引用中では、この文字の並びは改行文字に なります。 .PP -さらに、\fBヒストリ置換\fR を除く、すべての \fB置換\fR (次項参照) は、 -置換を含む文字列(あるいは文字列の一部)を単一引用符で囲むことで防ぐ +さらに、\fBヒストリ置換\fRを除く、すべての\fB置換\fR (次項参照) は、 +置換を含む文字列 (あるいは文字列の一部) を単一引用符で囲むことで防ぐ ことができます。あるいは、重大な文字 (たとえば、\fB変数置換\fR -ならば `$' や、\fBコマンド置換\fR ならば ``') を `\\' で +ならば `$' や、\fBコマンド置換\fRならば ``') を `\\' で クォートすることで -防ぐことができます。(\fBエイリアス置換\fR も例外ではありません。 +防ぐことができます。(\fBエイリアス置換\fRも例外ではありません。 一度定義された \fIalias\fR に対して、何らかの方法でその単語の どれかの文字をクォートすることで、そのエイリアスの置換を防ぐことが できます。エイリアスをクォートする普通の方法は、そのエイリアスの前に バックスラッシュを置くことです。) -\fBヒストリ置換\fR は、バックスラッシュを用いることで防ぐことが +\fBヒストリ置換\fRは、バックスラッシュを用いることで防ぐことが できますが、単一引用符では防ぐことができません。。 二重引用符、逆引用符でクォートされた文字列は、 -\fB変数置換\fR と \fBコマンド置換\fR は受けますが、 +\fB変数置換\fRと\fBコマンド置換\fRは受けますが、 その他の置換は受けません。 .PP -単一引用符、二重引用符で囲まれたテキストは 1 つの単語(または -その一部)となります。 +単一引用符、二重引用符で囲まれたテキストは 1 つの単語 (または +その一部) となります。 それらの文字列中のメタ文字 (空白、タブを含む) は、単語を分割しません。 -ひとつだけ特殊な場合 (次の \fBコマンド置換\fR 参照) として、 +ひとつだけ特殊な場合 (次の\fBコマンド置換\fR参照) として、 二重引用符で囲まれた文字列を 1 つ以上の単語に分けることができます。 これは、単一引用符で囲まれた文字列では決してできません。 逆引用符は特殊で、\fBコマンド置換\fR (そちらも参照してください) に、 @@ -954,7 +954,7 @@ escape ここで、シェルが入力に対して行うさまざまな変換を、 処理が行われる順に記述します。同時に、処理に関わるデータ構造と、 データ構造に影響を与えるコマンドと変数とにも触れておきます。 -\fB字句構造\fR のところで説明する引用により、置換を抑制できることを +\fB字句構造\fRのところで説明する引用により、置換を抑制できることを 覚えておいてください。 .SS ヒストリ置換 端末から入力したコマンドひとつひとつ (イベント) は、ヒストリリストに @@ -1027,7 +1027,7 @@ escape 許されています。(+) .TP 8 ! -一つ前のイベントを指定します (`\-1' と等価)。 +1 つ前のイベントを指定します (`\-1' と等価)。 .TP 8 .I s 先頭の単語が \fIs\fR で始まるイベントのうち、最も新しいものを @@ -1106,7 +1106,7 @@ x\-y \fI`0\-y'\fR と等価 .TP 8 * -`^\-$' と等価。但し、イベントが1単語しか含まない場合は何も返さない。 +`^\-$' と等価。但し、イベントが 1 単語しか含まない場合は何も返さない。 .TP 8 .I x* \fI`x\-$'\fR と等価 @@ -1216,18 +1216,18 @@ q 引数から `.old' を削除しています。`echo hello out there' と 言っておいてから、`echo !*:u' を使い `hello' を大文字にできます。 `echo !*:au' を使い大声で言うようにできます。`echo !*:agu' を使い -絶叫させることもできます。`mail \-s "I forgot my password" rot' +絶叫させることもできます。`mail \-s "I forgot my password" rot' の後で `!:s/rot/root' を続けることで、`root' のスペル間違いを直すこと -ができます (スペル間違いの訂正については、\fBスペル訂正\fR の項に +ができます (スペル間違いの訂正については、\fBスペル訂正\fRの項に 別のやり方があります)。 .PP 置換には特別な省略記法があります。`^' が入力行の先頭にある場合、 `!:s^' と等価です。よって、先の例でスペルを訂正するには、 -^rot^root と言うこともできたわけです。これは 明示的に `!' で +^rot^root と言うこともできたわけです。これは明示的に `!' で 始まらないヒストリ置換としては唯一のものです。 .PP (+) \fIcsh\fR では、ヒストリ展開または変数展開に適用される修飾子は -1 つだけです。\fItcsh\fR では、1つ以上の修飾子が使用される可能性が +1 つだけです。\fItcsh\fR では、1 つ以上の修飾子が使用される可能性が あります。例えば、次のような場合を考えます。 .IP "" 4 % mv wumpus.man /usr/man/man1/wumpus.1 @@ -1269,7 +1269,7 @@ setenv PATH /usr/games:/bin:/usr/bin:. .SS エイリアス置換 シェルは、エイリアスのリストを保持しています。このリストは、 \fIalias\fR, \fIunalias\fR コマンドを使って設定、削除、表示する -ことができます。コマンド行を解釈し単純コマンド (\fBコマンド\fR 参照) +ことができます。コマンド行を解釈し単純コマンド (\fBコマンド\fR参照) に分割したあと、複数のコマンドを左から右へ、それぞれの最初の単語が エイリアスを持っているかをチェックします。エイリアスを持っている 場合、最初の単語をエイリアスで置き換えます。置き換えたエイリアスが @@ -1316,20 +1316,20 @@ setenv PATH /usr/games:/bin:/usr/bin:. いるかどうかにだけ影響を受けます。例えば、変数 \fBverbose\fR は、 コマンド入力をエコーするかどうかを制御するトグルスイッチです。 コマンド行オプション \fB\-v\fR がこの変数に値を設定します。 -シェルが参照する変数すべてのリストは、\fB特別なシェル変数\fR にあります。 +シェルが参照する変数すべてのリストは、\fB特別なシェル変数\fRにあります。 .PP 変数を数値として扱う操作もあります。コマンド `@' により、 数値計算を実行し、結果を変数に代入することが可能となります。 しかしながら、変数の値は常に (0 個以上の) 文字列として表現されて います。数値として扱うために、空文字列は 0 と見なされます。 -複数の単語からなる値の、2番目以後の単語は無視されます。 +複数の単語からなる値の、2 番目以後の単語は無視されます。 .PP 入力行のエイリアス処理を終え、字句解析を終えた後で、そして、 各コマンドを実行する前に、`$' 文字をキーとして変数置換が行われます。 この展開は `$' の前に `\e' を置くことで抑止できます。ただし、`"' の -中は別で、ここでは \fI常に\fR 変数置換が行われます。また、`'' の中も -別で、ここでは \fI決して\fR 変数置換が行われません。``' で -クォートした文字列は後で解釈されます (後の \fBコマンド置換\fR を参照) +中は別で、ここでは\fI常に\fR変数置換が行われます。また、`'' の中も +別で、ここでは\fI決して\fR変数置換が行われません。``' で +クォートした文字列は後で解釈されます (後の\fBコマンド置換\fRを参照) から、そこでの `$' 置換は後になるまで行われません。`$' の後ろが空白、 タブ、改行文字の場合は、`$' 置換は発生しません。 .PP @@ -1358,8 +1358,8 @@ ${\fIname\fR} 変数 \fIname\fR の値である単語に置換します。この単語は、 それぞれが空白で区切られたものです。 中括弧は \fIname\fR とそれ以後の文字列とを分離し、以後の文字列も含めて -一つの変数名として解釈されないようにします。シェル変数の名前は上限が -20 文字であり、先頭は英文字で、2文字目以後は英文字か数字で +1 つの変数名として解釈されないようにします。シェル変数の名前は上限が +20 文字であり、先頭は英文字で、2 文字目以後は英文字か数字で 構成されます。アンダースコアは英文字と見なします。\fIname\fR が シェル変数ではないが、環境に設定されている場合、環境の値を返します (ただし、修飾子 `:' と次で示す他の形式は利用可能です)。 @@ -1390,7 +1390,7 @@ $* `$argv' と等価です。これは `$argv[*]' と等価です。 .PD .PP -\fBヒストリ置換\fR のところで説明した `:' 修飾子 (`:p' を除く) が、 +\fBヒストリ置換\fRのところで説明した `:' 修飾子 (`:p' を除く) が、 上記の置換に対して適用できます。2 つ以上の修飾子も適用できます。 (+) \fBヒストリ置換\fR (そちらも参照してください) と同様に、 変数置換とリテラルのコロンとを分離するために、中括弧が必要なことが @@ -1432,11 +1432,11 @@ $? `$status' と等価です。(+) .TP 8 $$ -(親) シェルの (10進の) プロセス番号で置き換えられます。 +(親) シェルの (10 進数の) プロセス番号で置き換えられます。 .TP 8 $! 本シェルが開始したバックグラウンドプロセスのうち最新のものの -(10進の) プロセス番号で置き換えられます。(+) +(10 進数の) プロセス番号で置き換えられます。(+) .TP 8 $_ 最後に実行したコマンドのコマンド行で置き換えます。(+) @@ -1467,7 +1467,7 @@ $< 置きます。 .PP .\"kageyama: even if... の部分をもう少し訳してみました。 -2重引用符 (`"') の内側のコマンド置換は、空白、タブを保存します。 +2 重引用符 (`"') の内側のコマンド置換は、空白、タブを保存します。 改行文字だけは新しく単語分けを行います。 ただし、どのような場合でも最後の改行文字だけは新しい単語になりません。 ですから、1 行まるまる出力するようなコマンドでも、コマンド置換を @@ -1488,7 +1488,7 @@ $< 文字のいずれかにマッチします。 .PP (+) グロブパターンの中には反転を指定できるものがあります。 -列 `[^...]' は、括弧内の文字 / 範囲で指定して \fIいない\fR 文字 +列 `[^...]' は、括弧内の文字 / 範囲で指定して\fIいない\fR文字 ちょうど 1 つにマッチします。 .PP `^' により、グロブパターン全体を反転させることもできます。 @@ -1592,7 +1592,7 @@ bang ouch ファイル名を含む変換が他にいくつかあります。厳密には先に説明した ものと関係があるわけではありませんが、完全を期するために ここで説明しておきます。変数 \fBsymlinks\fR (そちらも参照してください) -が `expand' に設定されている場合、\fIどのような\fR ファイル名も +が `expand' に設定されている場合、\fIどのような\fRファイル名も フルパスに展開される可能性があります。クォートすることで この展開を止めることができ、編集コマンド \fInormalize-path\fR を 使用すると要求に応じて展開を止めることができます。また、編集コマンド @@ -1604,7 +1604,7 @@ bang ouch クォートすることでこの解釈を止めることができます。 .\"XX JP31 .SS コマンド -次の3つのセクションでは、シェルがどのようにコマンドを実行し、 +次の 3 つのセクションでは、シェルがどのようにコマンドを実行し、 それらの入出力をどのように扱うかを説明します。 .SS 単純コマンド、パイプライン、コマンド列 単純コマンドは、単語の列であり、 @@ -1622,7 +1622,7 @@ bang ouch あるいは成功した時にだけ (`&&'の場合)、次のコマンドが実行されます。 .PP 単純コマンド、パイプライン、またはコマンド列は、 -括弧`()' を使って単純コマンドを形成することができ、 +括弧 `()' を使って単純コマンドを形成することができ、 パイプラインやコマンド列の一部として使用できます。 コマンド、パイプライン、またはコマンド列の後に `&' を 置いて実行すると、そのコマンドの終了を待たずに @@ -1650,7 +1650,7 @@ cd; pwd シェルはそのコマンドを \fIexecve\fR(2) を通じて実行しようとします。 環境変数 \fBpath\fR 内の各語は、シェルがコマンドを検索する ディレクトリを指定します。 -\fB\-c\fR、\fB\-t\fR オプションのいずれも指定されていない場合、 +\fB\-c\fR, \fB\-t\fR オプションのいずれも指定されていない場合、 これらのディレクトリ内の名前を内部テーブルでハッシュし、 そのコマンドが存在する可能性のあるディレクトリだけで \fIexecve\fR(2) の実行を試みます。 @@ -1759,7 +1759,7 @@ cd; pwd シェルの標準入力をそのまま受け継いでいます。 もし標準入力が端末で、コマンドが端末から読み込もうとした場合、 そのプロセスはブロックされ、シェルはユーザにそのことを通知します -(参照: \fBジョブ\fR の項)。 +(参照: \fBジョブ\fRの項)。 .PP 診断メッセージ出力もパイプにリダイレクトすることが できます。単に `|' のかわりに `|&' を使います。 @@ -1802,7 +1802,7 @@ cd; pwd .SS 式 組み込みコマンドの \fIif\fR, \fIwhile\fR, \fIexit\fR は 共通した文法を持った式を使います。 -式には、次の3つのセクションの中で説明される +式には、次の 3 つのセクションの中で説明される 任意の演算子を含めることができます。 \fI@\fR 組み込みコマンド (そちらも参照してください) 自体は、 文法を区切るので注意してください。 @@ -1824,7 +1824,7 @@ cd; pwd 他の演算子はすべて数字で比較します。 演算子 `=~' `!~' は `!=' `==' と似ていますが、 左側のオペランドにマッチするグロブパターン -(\fBファイル名置換\fR を参照) +(\fBファイル名置換\fRを参照) を右側に置くことが異なります。 必要なものに対してだけパターンマッチを行うので、 シェルスクリプト中における @@ -1958,7 +1958,7 @@ s シンボリックリンクそのものに適用されます。 例えば `\-lLo' は 呼び出しユーザが所有しているリンクに対しては真です。 -\fBLr\fR、\fBLw\fR、\fBLx\fR は +\fBLr\fR, \fBLw\fR, \fBLx\fR は リンクに対しては常に真で、 リンクでないものに対しては偽です。 \fBL\fR は @@ -2027,7 +2027,7 @@ inode s `\-P \fIfile\fR & \fImode\fR' と等価。 例えば、`\-P22 \fIfile\fR' は -\fIfile\fR の グループと他者が書き込み可であれば `22' を、 +\fIfile\fR のグループと他者が書き込み可であれば `22' を、 グループのみであれば `20' を、何もなければ `0' を返す。 .TP 8 .B P\fImode\fB: @@ -2076,7 +2076,7 @@ POSIX と等価になり得ます。(+) .\"XX JP33 .SS ジョブ -シェルはパイプラインの各々に対し \fIジョブ\fR を 1 つづつ関連付けます。 +シェルはパイプラインの各々に対し\fIジョブ\fRを 1 つずつ関連付けます。 シェルは、現在実行中のジョブの一覧表を保持しており、 これは、\fIjobs\fR コマンドによって表示することができます。 ジョブには整数の番号が割り当てられます。 @@ -2089,7 +2089,7 @@ POSIX プロセス ID が 1234 である (トップレベルの) プロセスを 1 つ持っていることを示します。 .PP -もし、あるジョブを実行中に他のことをしたくなった場合、 サスペンドキー +もし、あるジョブを実行中に他のことをしたくなった場合、サスペンドキー (通常 ^Z) を押すことにより実行中のジョブに STOP シグナルを送信することができます。 通常、シェルはそのジョブが一時停止した (Suspended) ことを出力し、 @@ -2114,7 +2114,7 @@ STOP によって読み込もうとした時点で STOP シグナルが送信されます。 これは、実行中のジョブに対していくつかの入力を先に入力しておき、 先行入力を読み終えた時点でジョブを停止させたいときに便利です。 -\fIcsh\fR(1) では この機能は `^Y' キーに割り当てられていました。 +\fIcsh\fR(1) ではこの機能は `^Y' キーに割り当てられていました。 \fItcsh\fR では `^Y' は編集コマンドです。(+) .PP バックグラウンドで実行しているジョブが端末からの入力を試みた場合、 @@ -2141,7 +2141,7 @@ STOP シェルは現在のジョブと直前のジョブを覚えています。 ジョブに関係する出力で、`+' 記号が付加されているのが現在のジョブ、 `\-' 記号が付加されているのが直前のジョブです。 -`%+', `%' と (\fIヒストリ\fR 機構の文法との類似から) `%%' は +`%+', `%' と (\fIヒストリ\fR機構の文法との類似から) `%%' は すべて現在のジョブ、`%\-' は直前のジョブを参照するための省略形です。 .PP ある種のシステムではジョブ制御機構を利用するために \fIstty\fR(1) の @@ -2160,7 +2160,7 @@ STOP 変化したことをただちに通知させることができます。また、 シェルコマンド \fInotify\fR により、特定のジョブの状態の変化をただちに 通知させるようにマークすることもできます。引数なしの \fInotify\fR は -現在のプロセスに対してマークをつけます。バックグラウンド・ジョブの +現在のプロセスに対してマークをつけます。バックグラウンドジョブの 開始直後に単に `notify' と打つとそのジョブをマークします。 .PP 停止したジョブが存在する状態でシェルを終了しようとすると @@ -2174,13 +2174,13 @@ STOP シェルの ``ライフサイクル'' において、いろいろな時間に自動的に コマンドの実行と他のアクションを行うさまざまな方法が用意されています。 それらをここに要約し、詳しくは -\fB組み込みコマンド\fR、\fB特別なシェル変数\fR、\fB特別なエイリアス\fR の +\fB組み込みコマンド\fR、\fB特別なシェル変数\fR、\fB特別なエイリアス\fRの 適切な場所で説明します。 .PP 組み込みコマンドの \fIsched\fR はコマンドをイベントの予定表に置き、 指定された時刻にシェルによって実行されるようにします。 .PP -\fB特別なエイリアス\fR として \fIbeepcmd\fR, \fIcwdcmd\fR, +\fB特別なエイリアス\fRとして \fIbeepcmd\fR, \fIcwdcmd\fR, \fIperiodic\fR, \fIprecmd\fR, \fIpostcmd\fR があり、それぞれ シェルがベルを鳴らす時、作業ディレクトリが変わる時、 \fBtperiod\fR 分毎、各プロンプトの前、各コマンドの実行前に @@ -2213,7 +2213,7 @@ STOP NLS サポートはシェルがシステムの NLS を使うようにコンパイルされているか どうかによって異なります (再び、\fBversion\fR を参照のこと)。 どちらの場合でも 7 ビット ASCII がデフォルトの文字分類 -(例えばそれらの文字は印字可能) であり、そして順序づけです。 +(例えばそれらの文字は表示可能) であり、そして順序づけです。 環境変数の \fBLANG\fR または \fBLC_CTYPE\fR を変更すると、 これらの点について変化の有無がチェックされます。 .PP @@ -2228,7 +2228,7 @@ NLS シミュレートされた NLS では順序づけに影響しません。 .PP 加えて、本物とシミュレートされた NLS の両方で、\e200\-\e377 の範囲、 -つまり M-\fIchar\fR でバインドされているすべての印字可能文字は、 +つまり M-\fIchar\fR でバインドされているすべての表示可能文字は、 自動的に \fIself-insert-command\fR に再バインドされます。 対応する escape-\fIchar\fR へのバインドは、もしあればそのまま残ります。 これらの文字は環境変数の \fBNOREBIND\fR が設定されていれば @@ -2238,7 +2238,7 @@ NLS 事実上解除されます。この場合でも、もちろん \fIbindkey\fR で明示的に 関連するキーに再バインドする事は可能です。 .PP -未知の文字 (つまり印字可能でも制御文字でもないような文字) は +未知の文字 (つまり表示可能でも制御文字でもないような文字) は \ennn のような形式で表示されます。tty が 8 ビットモードになっていない 場合は、ASCII に変換して強調表示モードを使うことで別の 8 ビット文字が 表示されます。シェルは tty の 7/8 ビットモードを変更することはなく、 @@ -2249,7 +2249,7 @@ NLS .SS "OS 固有機能のサポート (+)" 個々のオペレーティングシステムで提供されている機能をサポートするために、 多くの新しい組み込みコマンドが提供されています。すべて -\fB組み込みコマンド\fR セクションで詳細に説明されています。 +\fB組み込みコマンド\fRセクションで詳細に説明されています。 .PP TCF をサポートするシステム (aix-ibm370, aix-ps2) では、 \fIgetspath\fR と \fIsetspath\fR でシステム実行パスを取得、設定し、 @@ -2286,7 +2286,7 @@ set path = (~/bin.$MACHTYPE /usr/ucb /bin /usr/bin .) .PP 組み込みの \fInewgrp\fR、シェル変数の \fBafsuser\fR と \fBecho_style\fR、そしてシステムに依存するシェルの入力ファイル -(\fBファイル\fR 参照) の位置にも注意してください。 +(\fBファイル\fR参照) の位置にも注意してください。 .SS "シグナル処理" ログインシェルは \fI~/.logout\fR ファイルを読んでいる間は 割り込みを無視します。 @@ -2331,10 +2331,10 @@ SIGWINCH .SS "組み込みコマンド" .TP 8 .B %\fIjob -組み込みコマンド\fIfg\fRと同義です。 +組み込みコマンド \fIfg\fR と同義です。 .TP 8 .B %\fIjob \fB& -組み込みコマンド\fIbg\fRと同義です。 +組み込みコマンド \fIbg\fR と同義です。 .TP 8 .B : 何もしません。常に成功します。 @@ -2353,79 +2353,79 @@ SIGWINCH .PD .RS +8 .PP -2番目の書式は、\fIname\fR に値 \fIexpr\fR を設定します。 -3番目の書式は、値\fIexpr\fRを\fIname\fRの\fIindex\fR番目の要素に +2 番目の書式は、\fIname\fR に値 \fIexpr\fR を設定します。 +3 番目の書式は、値 \fIexpr\fR を \fIname\fR の \fIindex\fR 番目の要素に 定義します。 -\fIname\fRとその\fIindex\fR番目の要素の両方が既に存在していなければ +\fIname\fR とその \fIindex\fR 番目の要素の両方が既に存在していなければ なりません。 .PP -\fIexpr\fRはCと同様に、`*', `+'のような演算子を含むことがあります。 -もし\fIexpr\fRが`<', `>', `&', `'を含むのであれば、少なくとも -\fIexpr\fRのその部分は`()'の中に書かれる必要があります。 -\fIexpr\fRの書式は、以下の\fBExpressions\fRで説明されるものとは +\fIexpr\fR は C と同様に、`*', `+'のような演算子を含むことがあります。 +もし \fIexpr\fR が `<', `>', `&', `' を含むのであれば、少なくとも +\fIexpr\fR のその部分は `()' の中に書かれる必要があります。 +\fIexpr\fR の書式は、以下の \fBExpressions\fR で説明されるものとは 一切関係がないことに注意してください。 .PP -4番目、5番目の書式は\fIname\fRまたはその\fIindex\fR番目の要素を -インクリメント(`++')またはデクリメント(`\-\-') します。 +4 番目、5 番目の書式は \fIname\fR またはその \fIindex\fR 番目の要素を +インクリメント (`++') またはデクリメント (`\-\-') します。 .PP -`@'と\fIname\fRの間の空白は必須です。\fIname\fRと`='の間、また`='と -\fIexpr\fRの間の空白はオプションです。\fIexpr\fRの要素は空白によって +`@' と \fIname\fR の間の空白は必須です。\fIname\fR と `=' の間、また `=' と +\fIexpr\fR の間の空白はオプションです。\fIexpr\fR の要素は空白によって 区切られていなければなりません。 .RE .PD .TP 8 .B alias \fR[\fIname \fR[\fIwordlist\fR]] 引数がなければ、すべてのエイリアスを表示します。 -\fIname\fRを与えると、そのエイリアスの内容を表示します。 -\fIname\fRと\fIwordlist\fRを与えると、 -\fIwordlist\fRを\fIname\fRのエイリアスとして定義します。 -\fIwordlist\fRは、エイリアスされるコマンドとファイル名です。 -\fIname\fRは`alias'または`unalias'であってはなりません。 -組み込みコマンド\fIunalias\fRについても参照してください。 +\fIname\fR を与えると、そのエイリアスの内容を表示します。 +\fIname\fR と \fIwordlist\fR を与えると、 +\fIwordlist\fR を \fIname\fR のエイリアスとして定義します。 +\fIwordlist\fR は、エイリアスされるコマンドとファイル名です。 +\fIname\fR は `alias' または `unalias' であってはなりません。 +組み込みコマンド \fIunalias\fR についても参照してください。 .ig \" Obsolete tcsh command .TP 8 .B aliases \fR[\fIfile\fR] (+) 引数がなければ、すべてのエイリアスを表示します。 -\fIfile\fRを与えると、エイリアスのリストを\fIfile\fRから1行に +\fIfile\fR を与えると、エイリアスのリストを \fIfile\fR から 1 行に ひとつずつ読み込みます。 後方互換性のためだけに残されています。 .. .TP 8 .B alloc 動的に取得しているメモリのうちの使用量と空き容量を表示します。 -何らかの引数を与えるとブロックサイズごとの使用中/空きブロックの数を +何らかの引数を与えるとブロックサイズごとの使用中 / 空きブロックの数を 表示します。このコマンドの出力はシステムによって大きく異なります。 -VAX以外のシステムでは、異なるメモリ管理を行っているかもしれない +VAX 以外のシステムでは、異なるメモリ管理を行っているかもしれない からです。 .TP 8 .B bg \fR[\fB%\fIjob\fR ...] -指定したジョブ(引数がなければ現在のジョブ)をバックグラウンドに -移動します。もしそれらが停止していれば再開されます。\fIjob\fRは -以下の\fBJobs\fRで説明するように番号、 -文字列、`', `%', `+', `\-'で構成されます。 +指定したジョブ (引数がなければ現在のジョブ) をバックグラウンドに +移動します。もしそれらが停止していれば再開されます。\fIjob\fR は +以下の \fBJobs\fR で説明するように番号、 +文字列、`', `%', `+', `\-' で構成されます。 .ig \" Obsolete tcsh command .TP 8 .B bind \fR[\fBdefaults\fR|\fBemacs\fR|\fBvi\fR|\fIkey\fR|\fIkey command\fR] (+) -\fIbindkey\fRの古いバージョンで、後方互換性のためだけに +\fIbindkey\fR の古いバージョンで、後方互換性のためだけに 残されています。引数がなければ、バインドされているキーと、 -そのエディタコマンドの一覧を表示します。 +その編集コマンドの一覧を表示します。 `bind defaults', `bind emacs', `bind vi' は -`bindkey \-d', `bindkey \-e', `bindkey \-v'と同じ意味を持ちます。 -引数に\fIkey\fRを与えると、\fIkey\fRにバインドされている -エディタコマンドの一覧を表示します。 -引数に\fIkey\fRと\fIcommand\fRを与えると、エディタコマンド -\fIcommand\fRを \fIkey\fRにバインドします。 +`bindkey \-d', `bindkey \-e', `bindkey \-v' と同じ意味を持ちます。 +引数に \fIkey\fR を与えると、\fIkey\fR にバインドされている +編集コマンドの一覧を表示します。 +引数に \fIkey\fR と \fIcommand\fR を与えると、編集コマンド +\fIcommand\fR を \fIkey\fR にバインドします。 .IP "" 8 -\fIkey\fRは通常の文字、 +\fIkey\fR は通常の文字、 ^\fIcharacter\fR (たとえば `^A')のように表記される コントロールキャラクタ、M-\fIcharacter\fR (たとえば `M-A') の ように表記されるメタキャラクタ、F-\fIstring\fR (たとえば `F-foo') のように表記されるファンクションキャラクタのいずれかです。 ファンクションキーを動作するようにするには、 ファンクションキープリフィックスが -\fIsequence-lead-in\fRにバインドされていて、 -\fIstring\fRがそのプリフィックスを含んでいないことが必要です。 +\fIsequence-lead-in\fR にバインドされていて、 +\fIstring\fR がそのプリフィックスを含んでいないことが必要です。 .. .PP .B bindkey \fR[\fB\-l\fR|\fB\-d\fR|\fB\-e\fR|\fB\-v\fR|\fB\-u\fR] (+) @@ -2438,10 +2438,10 @@ VAX [\fB\-\-\fR] \fIkey command \fR(+) .\" .B マクロは多くの単語を扱えないので、ここまでの部分で \fB を .\" 使っています。 -オプション無しでは、第一の形式ではバインドされているすべてのキーと -エディタコマンドを表示し、第二の形式では\fIkey\fRにバインドされている -エディタコマンドを表示し、第三の形式では -エディタコマンド\fIcommand\fRを\fIkey\fRにバインドします。 +オプション無しでは、第 1 の形式ではバインドされているすべてのキーと +編集コマンドを表示し、第 2 の形式では \fIkey\fR にバインドされている +編集コマンドを表示し、第 3 の形式では +編集コマンド \fIcommand\fR を \fIkey\fR にバインドします。 オプションは以下のものを含みます。 .PD .PP @@ -2449,7 +2449,7 @@ VAX .RS +8 .TP 4 .B \-l -すべてのエディタコマンドの一覧と、それぞれの簡単な解説を表示します。 +すべての編集コマンドの一覧と、それぞれの簡単な解説を表示します。 .TP 4 .B \-d デフォルトのエディタの標準キーバインドををすべてのキーに適用します。 @@ -2458,52 +2458,52 @@ VAX GNU Emacs に似たキーバインドをすべてのキーに適用します。 .TP 4 .B \-v -標準の\fIvi\fR(1) に似たキーバインドをすべてのキーに適用します。 +標準の \fIvi\fR(1) に似たキーバインドをすべてのキーに適用します。 .TP 4 .B \-a 代替キーマップを表示またはそのキーバインドを変更します。 -代替キーマップは\fIvi\fRコマンドモードのものです。 +代替キーマップは \fIvi\fR コマンドモードのものです。 .TP 4 .B \-b -\fIkey\fRを次のように解釈します。 +\fIkey\fR を次のように解釈します。 ^\fIcharacter\fR (たとえば `^A')、C-\fIcharacter\fR (たとえば `C-A') のようなものはコントロールキャラクタ、 M-\fIcharacter\fR (たとえば `M-A')のようなものはメタキャラクタ、 F-\fIstring\fR (たとえば `F-string')のようなものは -ファンクションキー、X-\fIcharacter\fR (たとえば `X-A')のような +ファンクションキー、X-\fIcharacter\fR (たとえば `X-A') のような ものは拡張プリフィックスキーです。 .TP 4 .B \-k -\fIkey\fRは矢印キーの名前、`down', `up', `left', `right' の +\fIkey\fR は矢印キーの名前、`down', `up', `left', `right' の いずれかとして解釈されます。 .TP 4 .B \-r -\fIkey\fRのバインドを解除します。 -`bindkey \-r'は\fIkey\fRを\fIself-insert-command\fRにバインドする +\fIkey\fR のバインドを解除します。 +`bindkey \-r' は \fIkey\fR を \fIself-insert-command\fR にバインドする のでは\fIなく\fR、そのキーのバインドを完全に解除してしまうことに 注意してください。 .TP 4 .B \-c -\fIcommand\fRはエディタコマンドでなく、組み込みコマンドか +\fIcommand\fR は編集コマンドでなく、組み込みコマンドか 外部コマンドの名前として解釈されます。 .TP 4 .B \-s -\fIcommand\fRは通常の文字列として解釈され、\fIkey\fRがタイプされた -時に端末から入力されたように扱われます。\fIcommand\fRで -バインドされたキー自体も再び解釈が行われ、10レベルまで繰り返し +\fIcommand\fR は通常の文字列として解釈され、\fIkey\fR がタイプされた +時に端末から入力されたように扱われます。\fIcommand\fR で +バインドされたキー自体も再び解釈が行われ、10 レベルまで繰り返し 解釈が行われます。 .TP 4 .B \-\- -オプション処理の中断を行います。したがって、次の単語が'\-'で -始まっていたとしても、\fIkey\fRとして解釈されます。 +オプション処理の中断を行います。したがって、次の単語が '\-' で +始まっていたとしても、\fIkey\fR として解釈されます。 .TP 4 .B \-u \fR (または何らかの無効なオプション) 使い方を表示します。 .PD .PP -\fIkey\fRは 一文字であっても、文字列であっても構いません。 +\fIkey\fR は 1 文字であっても、文字列であっても構いません。 もしコマンドが文字列にバインドされているならば、文字列の最初の -文字は \fIsequence-lead-in\fRにバインドされ、文字列全体が +文字は \fIsequence-lead-in\fR にバインドされ、文字列全体が コマンドにバインドされます。 .PP \fIkey\fR に含まれるコントロール文字はコントロール文字そのもの @@ -2513,7 +2513,7 @@ F-\fIstring\fR ( `^?' (キャレット-疑問符) のように表します。\fIkey\fR と \fIcommand\fR は下に示す、バックスラッシュで始まる エスケープシーケンスを含むことができます -(System Vの\fIecho\fR(1) で用いられる形式です)。 +(System V の \fIecho\fR(1) で用いられる形式です)。 .RS +4 .TP 8 .PD 0 @@ -2527,7 +2527,7 @@ F-\fIstring\fR ( エスケープ .TP 8 .B \ef -改ページ(フォームフィード) +改ページ (フォームフィード) .TP 8 .B \en 改行 @@ -2576,12 +2576,12 @@ F-\fIstring\fR ( 作業ディレクトリを \fIname\fR に変更します。与えられなければ \fBhome\fR に変更します。もし \fIname\fR が `\-' であれば、 ひとつ前の作業ディレクトリとして解釈されます -(\fBOther substitutions\fRを 参照してください)。\fIname\fR が +(\fBOther substitutions\fR を参照してください)。\fIname\fR が 現在のディレクトリのサブディレクトリでなく、 `/', `./' , `../' のいずれかで始まるものでもない場合、 変数 \fBcdpath\fR の要素がひとつひとつチェックされ、 サブディレクトリ \fIname\fR が探されます。最後に、そのどれもが -失敗した場合に \fIname\fR が `/'ではじまる値をもつシェル変数で +失敗した場合に \fIname\fR が `/' ではじまる値をもつシェル変数で あれば、その変数が指すディレクトリが探されます。 .RS +8 .PP @@ -2598,17 +2598,17 @@ F-\fIstring\fR ( .TP 8 .B complete \fR[\fIcommand\fR [\fIword\fB/\fIpattern\fB/\fIlist\fR[\fB:\fIselect\fR]\fB/\fR[[\fIsuffix\fR] -\fB/\fR] ...]] (+)引数なしの場合は、すべての補完の候補を表示します。 +\fB/\fR] ...]] (+) 引数なしの場合は、すべての補完の候補を表示します。 \fIcommand\fR をつけると、\fIcommand\fR の補完候補を表示します。 \fIcommand\fR と \fIword\fR などをつけると、補完を定義します。 .RS +8 .PP \fIcommand\fR はコマンドのフルネームでも、何らかのパターンでも -構いません (\fBファイル名置換\fR を参照してください)。 +構いません (\fBファイル名置換\fRを参照してください)。 補完候補がひとつでないことを示すために、`-' ではじめることができます。 .PP -\fIword\fRは現在の語の補完にどの単語が関係するのかを指定する -もので、以下のうちどれか一つです。 +\fIword\fR は現在の語の補完にどの単語が関係するのかを指定する +もので、以下のうちどれか 1 つです。 .PP .PD 0 .RS +4 @@ -2654,7 +2654,7 @@ F-\fIstring\fR ( エイリアス .TP 8 .B b -バインディング (エディタコマンド) +バインディング (編集コマンド) .TP 8 .B c コマンド (組み込みコマンドも外部コマンドも含みます) @@ -2727,7 +2727,7 @@ $\fIvar\fR .\"XX JP4 .PP \fIselect\fR は glob パターンです (省略可能)。 -これを指定すると、\fIlist\fRにある単語のうち +これを指定すると、\fIlist\fR にある単語のうち \fIselect\fR にマッチするものだけが対象となり、 シェル変数 \fBfignore\fR は無視されます。 最後の 3 つの補完形式には @@ -2777,7 +2777,7 @@ complete compress .IP "" 4 > complete cc 'c/\-I/d/' .PP -\fBc\fR-形式の補完の例です。 `cc' の後にあり、 +\fBc\fR-形式の補完の例です。`cc' の後にあり、 かつ `\-I' ではじまる単語をディレクトリで補完します。 ここでは小文字の \fBc\fR を用いているので、 `\-I' はディレクトリの一部とはみなされません。 @@ -2836,10 +2836,10 @@ rtfm.mit.edu tesla.ee.cornell.edu uunet.uu.net 23113 23377 23380 23406 23429 23529 23530 PID .PP \fIcomplete\fR コマンド自身は、その引数をクォートしません。 -したがって `{print $1}' にある括弧・スペース・`$' は +したがって `{print $1}' にある括弧、スペース、`$' は 明示的にクォートしなければなりません。 .PP -一つのコマンドに複数の補完を指定することもできます。 +1 つのコマンドに複数の補完を指定することもできます。 .IP "" 4 > complete dbx 'p/2/(core)/' 'p/*/c/' .PP @@ -2863,7 +2863,7 @@ rtfm.mit.edu tesla.ee.cornell.edu uunet.uu.net .PP これは `cc' の引数を、`.c', `.a', `.o' で終わるファイルだけから補完します。 以下の\fBファイル名置換\fRで述べるようなやり方で -glob パターンの否定を指定すれば、 +グロブパターンの否定を指定すれば、 \fIselect\fR で特定のファイルを排除することもできます。 .IP "" 4 > complete rm 'p/*/f:^*.{c,h,cc,C,tex,1,man,l,y}/' @@ -2874,7 +2874,7 @@ glob などの編集コマンドを用いて補完の仕組みを変更することもできます (それぞれ該当の部分を参照してください)。 .PP -`C', `D', `F', `T' 各\fIリスト\fR は、 +`C', `D', `F', `T' 各\fIリスト\fRは、 それぞれ `c', `d', `f', `t' と似ていますが、 \fIselect\fR の引数の解釈の仕方が異なり、 補完対象のファイルを前置パス名が特定のものに限ります。 @@ -2925,7 +2925,7 @@ size xdev)/' \e これは `\-name', `\-newer', `\-cpio', `ncpio' に続く単語を ファイルで補完し (最後の両者にマッチするパターンに注意)、 `\-exec', `\-ok' に続く単語をコマンドで補完し、 -`user' の後をユーザ名で、 `group' の後をグループ名で補完し、 +`user' の後をユーザ名で、`group' の後をグループ名で補完し、 `\-fstype' と `\-type' の後をそれぞれに与えたリストのメンバーで補完します。 また find に与えるスイッチ達も与えたリストから補完し (\fBc\fR-型の補完を用いていることに注意)、 @@ -2962,13 +2962,13 @@ size xdev)/' \e 明示的に展開されます。 (+) \fB\-n\fR を指定すると、エントリはスクリーンの終端に達する前に 桁折りされます。 (+) -\fB\-v\fR を指定すると、各エントリが一行にひとつずつ表示され、 +\fB\-v\fR を指定すると、各エントリが 1 行に 1 つずつ表示され、 スタック内部での位置がエントリの前に表示されます。 (+) \fB\-n\fR や \fB\-v\fR がひとつ以上指定されると \fB\-v\fR が優先されます。 .PD .RS +8 .PP -\fB\-S\fR を指定した二番目の形式では、 +\fB\-S\fR を指定した 2 番目の形式では、 ディレクトリスタックを \fIcd\fR と \fIpushd\fR からなるコマンド列として \fIfilename\fR に保存します。 @@ -3059,19 +3059,19 @@ termcap 文 指定したコマンドを現在のシェルの代わりに実行します。 .TP 8 .B exit \fR[\fIexpr\fR] -指定した \fIexpr\fR (\fB式\fR で解説した式) の値で +指定した \fIexpr\fR (\fB式\fRで解説した式) の値で (\fIexpr\fR が指定されていなければ \fBstatus\fR 変数の値で) シェルを終了します。 .TP 8 .B fg \fR[\fB%\fIjob\fR ...] 指定したジョブ (あるいは引数がなければ現在のジョブ) をフォアグラウンドに移動します。停止状態にあるものは再開します。 -\fIjob\fR には\fBジョブ\fR で解説されているように、 -数値, 文字列, `', `%', `+', `\-' のどれかを指定できます。 +\fIjob\fR には\fBジョブ\fRで解説されているように、 +数値、文字列、`', `%', `+', `\-' のどれかを指定できます。 \fIrun-fg-editor\fI 編集コマンドも見てください。 .TP 8 .B filetest \-\fIop file\fR ... (+) -(\fBファイル問合わせ演算子\fR で解説されている) +(\fBファイル問合わせ演算子\fRで解説されている) ファイル問合わせ演算子 \fIop\fR を各 \fIfile\fR に適用し、 結果をスペース区切りのリストで返します。 .PP @@ -3123,7 +3123,7 @@ termcap 文 (そして \fIexec\fR 類を使わずに済んだか) を示す統計行を表示します。 \fBpath\fR の各成分のうち、 ハッシュ関数がヒットの可能性があるとしたものや、 -`/' で始まらないものに対して \fIexec\fR が 試みられます。 +`/' で始まらないものに対して \fIexec\fR が試みられます。 .IP \fIvfork\fR(2) のないマシンでは、 単にハッシュバケツのサイズを表示します。 @@ -3146,10 +3146,10 @@ termcap 文 .PD .RS +8 .PP -二番目の形式で \fB\-S\fR を指定すると、履歴リストを \fIfilename\fR +2 番目の形式で \fB\-S\fR を指定すると、履歴リストを \fIfilename\fR に保存します。シェル変数 \fBsavehist\fR の最初の単語が 数値に設定されていると、最大でその数値までの行数が保存されます。 -\fBsavehist\fR の二番目の単語が `merge' だった場合には、 +\fBsavehist\fR の 2 番目の単語が `merge' だった場合には、 履歴リストが現存の履歴ファイルにマージされ、タイムスタンプ順にソートされます (デフォルトでは現存のファイルを置き換えます)。 (+) マージは X Window System のように、 @@ -3178,7 +3178,7 @@ termcap 文 .\"nakano 意味取れていません。 .PP \fBhistlit\fR が設定されていると、 -最初の形式と二番目の形式は履歴リストを +最初の形式と 2 番目の形式は履歴リストを 文字通りの (展開されない) かたちで表示・保存します。 .PP 最後の形式は履歴リストをクリアします。 @@ -3197,12 +3197,12 @@ hangup \fBシグナル処理\fRと組み込みコマンド \fInohup\fR の部分も見てください。 .TP 8 .B if (\fIexpr\fB) \fIcommand -\fIexpr\fR (\fB式\fR で解説した式) の評価結果が真なら、 +\fIexpr\fR (\fB式\fRで解説した式) の評価結果が真なら、 \fIcommand\fR が実行されます。 \fIcommand\fR に対する変数置換は、実行に先だって \fIif\fR コマンドの残りの部分と同時に行われます。 \fIcommand\fR は単純なコマンドでなければならず、 -エイリアス・パイプライン・(括弧で括られた/られない) コマンドリスト +エイリアス、パイプライン、(括弧で括られた / ていない) コマンドリスト は指定できません。ただし引数は指定できます。 \fIexpr\fR が偽で、 \fIcommand\fR が\fI実行されない\fR場合でも @@ -3226,7 +3226,7 @@ hangup 指定した \fIexpr\fR が真の場合、 最初の \fIelse\fI までのコマンド群が実行されます。 \fIexpr\fR が偽で \fIexpr2\fR が真の場合は、 -二番目の \fIelse\fR までのコマンド群が実行されます。以下同じです。 +2 番目の \fIelse\fR までのコマンド群が実行されます。以下同じです。 \fIelse-if\fR のペアはいくつでも指定できますが、 \fIendif\fR はひとつしかいりません。 また \fIelse\fR 部は省略可能です。 @@ -3237,7 +3237,7 @@ hangup .TP 8 .B inlib \fIshared-library\fR ... (+) 各 \fIshared-library\fR を現在の環境に追加します。 -共有ライブラリを削除する方法はありません。 (Domain/OS のみ) +共有ライブラリを削除する方法はありません。 (Domain/OS のみ) .TP 8 .B jobs \fR[\fB\-l\fR] アクティブなジョブをリストします。 @@ -3251,15 +3251,15 @@ TCF 最初の形式は \fIsignal\fR を (何も指定されなければ TERM (terminate) シグナルを) 指定したジョブやプロセスに送ります。 -\fIjob\fR には\fBジョブ\fR で解説されているように、 -数値, 文字列, `', `%', `+', `\-' のどれかを指定できます。 +\fIjob\fR には\fBジョブ\fRで解説されているように、 +数値、文字列、`', `%', `+', `\-' のどれかを指定できます。 シグナルは数値または名前 (\fI/usr/include/signal.h\fR にあるものから前の `SIG' を取り除いたもの) のいずれかで与えます。 デフォルトの \fIjob\fR はありません。 単に `kill' としても、現在のジョブへはシグナルを送りません。 TERM (terminate) または HUP (hangup) シグナルを送った場合は、 そのジョブやプロセスには CONT (continue) シグナルも送信されます。 -二番目の形式はシグナルの名前をリストします。 +2 番目の形式はシグナルの名前をリストします。 .PD .ig \" Obsolete tcsh command .TP 8 @@ -3285,12 +3285,12 @@ current limit .RS +8 .PP 現在制御できる資源は、 -\fIcputime\fR (プロセスひとつにつき利用できる cpu 秒)・ -\fIfilesize\fR (作成できる単一ファイルの最大サイズ)・ +\fIcputime\fR (プロセスひとつにつき利用できる cpu 秒)、 +\fIfilesize\fR (作成できる単一ファイルの最大サイズ)、 \fIdatasize\fR (プログラムテキストの終端を越えて sbrk(2) で増やせる -データ領域+スタック領域の最大サイズ)・ -\fIstacksize\fR (自動的に拡張されるスタック領域の最大サイズ)・ -\fIcoredumpsize\fR (生成されるコアダンプの最大サイズ)・ +データ領域+スタック領域の最大サイズ)、 +\fIstacksize\fR (自動的に拡張されるスタック領域の最大サイズ)、 +\fIcoredumpsize\fR (生成されるコアダンプの最大サイズ)、 \fImemoryuse\fR (プロセスひとつにいちどきに割り当てることのできる物理メモリの最大サイズ)、 です。 @@ -3301,7 +3301,7 @@ current limit `kilobytes' (1024 バイト) をデフォルトの単位としています。 単位として `m' または `megabytes' を用いることもできます。 \fIcputime\fR のデフォルトの単位は `seconds' です。 -分を表す `m'、時間を表す `h'、分+秒を表す +分を表す `m', 時間を表す `h', 分 + 秒を表す `mm:ss' の形式などを用いることもできます。 .PP \fIresource\fR も単位も、他と区別がつく範囲で後半部を省略可能です。 @@ -3351,10 +3351,10 @@ current limit シンボリックリンク (シンボリックリンクのあるシステムでのみ) .TP 4 + -隠しディレクトリ (AIXのみ) またはコンテキスト依存 (HP/UXのみ) +隠しディレクトリ (AIX のみ) またはコンテキスト依存 (HP/UX のみ) .TP 4 : -ネットワーク特殊型 (HP/UXのみ) +ネットワーク特殊型 (HP/UX のみ) .PD .PP シェル変数 \fBlistlinks\fR がセットされている場合は、 @@ -3397,7 +3397,7 @@ current limit .TP 8 .B migrate \-\fIsite\fR (+) 最初の形式では指定したプロセスまたはジョブを、指定した場所もしくは -システムパスによって決定される既定の場所に移動します。 +システムパスによって決定されるデフォルトの場所に移動します。 2 番目の形式は `migrate \-\fIsite\fR $$' と同じ意味を持ちます。 これは現在のプロセスを指定した場所に移動します。シェルは @@ -3429,12 +3429,12 @@ CPU あることに注意してください。引数のない場合 (シェルスクリプト中で のみ許されます)、スクリプトのそれ以降の部分でシェルは ハングアップシグナルを無視するようになります。 -\fBシグナル処理\fR と、組み込みコマンド \fIhup\fR についても +\fBシグナル処理\fRと、組み込みコマンド \fIhup\fR についても 参照してください。 .TP 8 .B notify \fR[\fB%\fIjob\fR ...] ユーザに非同期的に指定したジョブ (%\fIjob\fR が省略された場合は -カレントジョブ)の状態に何らかの変化があった場合に非同期的に、 +カレントジョブ) の状態に何らかの変化があった場合に非同期的に、 通知するようにします。この場合は通常と異なり、次のプロンプトが 出力されるまで待ちません。 \fIjob\fR は \fBJobs\fR に記述されているように番号、文字列、`', `%', @@ -3443,7 +3443,7 @@ CPU .TP 8 .B onintr \fR[\fB\-\fR|\fIlabel\fR] 割り込み時のシェルの動作を制御します。 -引数がなければ、シェルの既定の割り込み時の動作に設定されます。 +引数がなければ、シェルのデフォルトの割り込み時の動作に設定されます。 この場合は、シェルスクリプトは割り込みで中断され、 コマンド実行時はコマンドの実行を中断してコマンド入力待ちに戻ります。 `-' が指定された場合はすべての割り込みが無視されます。 @@ -3463,7 +3463,7 @@ CPU シェル変数 \fBpushdsilent\fR はこれを抑制し、 \fB-p\fR フラグによって \fBpushdsilent\fR の動作を オーバーライドすることができます。 -\fB\-l\fR, \fB\-n\fR, \fB\-v\fR フラグは \fIpopd\fRでも、\fIdirs\fR +\fB\-l\fR, \fB\-n\fR, \fB\-v\fR フラグは \fIpopd\fR でも、\fIdirs\fR と同じ意味をもちます。 .TP 8 .B printenv \fR[\fIname\fR] (+) @@ -3478,7 +3478,7 @@ CPU \fIname\fR をつけると、現在の作業ディレクトリを ディレクトリスタックに積んで \fIname\fR に移動します。 もし \fIname\fR が `\-' であれば、ひとつ前の作業ディレクトリとして -解釈されます (\fBファイル名置換\fR を参照してください)。 (+) +解釈されます (\fBファイル名置換\fRを参照してください)。 (+) \fBdunique\fR がセットされていれば、\fIpushd\fR は、スタックに \fIname\fR を積む前にすべてのそれと同じものを指すエントリを スタックから除去します。(+) @@ -3524,7 +3524,7 @@ CPU 最初の形式は、予定されているイベントのリストを表示します。 シェル変数 \fBsched\fR は予定されているイベントのリストを 表示する形式を設定するためにセットされます。 -二番目の形式は \fIcommand\fR を予定されているイベントのリストに +3 番目の形式は \fIcommand\fR を予定されているイベントのリストに 追加します。たとえば、 .PD .RS +8 @@ -3541,7 +3541,7 @@ CPU > sched +2:15 /usr/lib/uucp/uucico \-r1 \-sother .PP 相対的な指定では AM/PM を使うべきではありません。 -三番目の書式では \fIn\fR 番のイベントをリストから削除します。 +3 番目の書式では \fIn\fR 番のイベントをリストから削除します。 .IP "" 4 > sched .br @@ -3589,40 +3589,39 @@ CPU .PD 0 .TP 8 .B set \-r \fIname\fR\fB=\fIword\fR ... (+) -最初の書式ではすべてのシェル変数の値を表示します。1 単語以上の内容を -持つ変数は括弧で括られた単語のリストとして表示されます。 -2 番目の書式では \fIname\fR を空文字列にセットします。 -3 番目の書式では \fIname\fR に単語 \fIword\fR をセットします。 -4 番目の書式では \fIname\fR には \fIwordlist\fR で示した単語の -リストがセットされます。すべての場合において値はコマンドまたは -ファイル名として展開されます。\-r が指定された場合には、 -値は読み取り専用にセットされます。\-f または \-l が +1 番目の形式ではすべてのシェル変数の値を表示します。 +複数の単語からなる値を持つ変数は括弧で囲まれた値のリストとして表示します。 +2 番目の形式では \fIname\fR に空文字列をセットします。 +3 番目の形式では \fIname\fR に単一の単語 \fIword\fR をセットします。 +4 番目の形式では \fIname\fR に \fIwordlist\fR で示した単語の +リストをセットします。すべての場合においてコマンド置換や +ファイル名置換が値に対して行われます。\-r が指定された場合には、 +値は読み取り専用でセットされます。\-f または \-l が 指定された場合には、単語リストの中での順番を保ちながら -重複した単語を取り除きます。 -\-f は最初に出てきたものをリストに残し、\-l は最後に出てきたものが -リストに残ります。 -5 番目の書式では変数 name の \fIindex\fR 番目の要素を \fIword\fR に -セットします。この場合この要素が既に存在しなければなりません。 +重複した単語が取り除かれます。 +\-f は最初に出てきたものをリストに残し、\-l は最後に出てきたものを +リストに残します。 +5 番目の書式では変数 name の \fIindex\fR 番目の要素に \fIword\fR を +セットします。この場合この要素は既に存在していなければなりません。 6 番目の書式は読み取り専用にセットされているシェル変数の 名前の一覧を表示します。 -7 番目の書式は \fIname\fR を、内容の有無に関わらず読み取り専用に +7 番目の書式は \fIname\fR を、値の有無に関わらず読み取り専用に セットします。 8 番目の書式は 3 番目の書式と同じですが、同時に \fIname\fR を 読み取り専用にセットします。 .PD .IP "" 8 複数の変数をセットしたり、読み取り専用にセットするために -ひとつの set コマンドに複数の引数を繰り返すことができます。 +ひとつの set コマンドへの引数を繰り返すことができます。 しかし、変数への代入処理を開始する前に変数展開処理が一度に 行われることに注意してください。また、`=' は \fIname\fR と -\fIword\fR に接しているか、それぞれから空白で区切られているかの -どちらかであり、単独で存在したり `=' どうしが並んだりしては -いけないことに注意してください。組み込みコマンド \fIunset\fR に -ついても参照してください。 +\fIword\fRの両方と接しているか、空白で区切られているかの +どちらかであり、片方だけと接してはいけないことに注意してください。 +組み込みコマンド \fIunset\fR についても参照してください。 .TP 8 .B setenv \fR[\fIname \fR[\fIvalue\fR]] 引数がなければ、すべての環境変数の名前と値を表示します。 -\fIname\fR を与えると、環境変数 \fIname\fR の値を \fIvalue\fR に +\fIname\fR を与えられた場合は、環境変数 \fIname\fR の値を \fIvalue\fR に セットするか、\fIvalue\fR がなければ空文字列にセットします。 .TP 8 .B setpath \fIpath \fR(+) @@ -3632,15 +3631,14 @@ CPU システム実行パスを設定します。(TCF のみ) .TP 8 .B settc \fIcap value \fR(+) -シェルにターミナルケーパビリティ \fIcap\fR (\fItermcap\fR(5) で -定義) は値 \fIvalue\fR を持つことを教えます。 -この場合何のチェックも行われません。 -Concept 社の端末のユーザは、一番右の桁で適切な折り返しを行うために +シェルに端末ケーパビリティ \fIcap\fR (\fItermcap\fR(5) で定義されたもの) は +値 \fIvalue\fR を持つことを教えます。 +妥当性のチェックは行われません。 +Concept 端末のユーザは、一番右の桁で適切な折り返しを行うために `settc xn no' を行う必要があるかもしれません。 .TP 8 .B setty \fR[\fB\-d\fR|\fB\-q\fR|\fB\-x\fR] [\fB\-a\fR] [[\fB+\fR|\fB\-\fR]\fImode\fR] (+) -シェルがどの tty モードを使用してはならないかを設定します -(\fBTerminal management\fR を参照してください)。 +シェルが変更してはならない tty モード (\fB端末管理\fRを参照) を制御します。 \fB\-d\fR, \fB\-q\fR, \fB\-x\fR は \fIsetty\fR に、 それぞれ `edit', `quote', `execute' 時の tty モードをセットします。 \fB\-d\fR, \fB\-q\fR, \fB\-x\fR が指定されない場合、 @@ -3648,34 +3646,34 @@ Concept .IP "" 8 他の引数がなければ、\fIsetty\fR はオン (`+mode') または オフ (`-mode') に固定されているモードを一覧表示します。 -使用可能なモードは、システムによって大きく異なります。 -\fB\-a\fR をつけると、それらが固定されているかどうかに関わらず、 +使用可能なモードはシステムごとに異なるため、表示も異なります。 +\fB\-a\fR をつけると、固定されているかどうかにかかわらず すべての tty モードを一覧表示します。 \fB+\fImode\fR, \fB\-\fImode\fR, \fImode\fR は、それぞれモード -\fImode\fR をオン、オフ、非固定にします。 +\fImode\fR をオンに固定、オフに固定、非固定にします。 たとえば、`setty +echok echoe' は `echok' をオンに固定し、 -`echoe' モードをシェルの実行するコマンドによって -変更可能にすることを意味します。 +シェルがコマンドを実行する際に `echoe' モードをオンにしたりオフにしたり +できるようにします。 .TP 8 .B setxvers\fR [\fIstring\fR] (+) \fIstring\fR に試験的なバージョンプリフィックスをセットし、 \fIstring\fR が省略された場合にはそれを削除します。(TCF のみ) .TP 8 .B shift \fR[\fIvariable\fR] -引数がなければ、\fBargv\fR[1] を破棄してその内容を左にずらします。 -\fBargv\fR がセットされていなかったり、値が 1 単語または -それ以下の大きさの場合にはエラーになります。 -変数名 \fIvariable\fR を指定すると、変数\fIvariable\fR に +引数がなければ、\fBargv\fR[1] を破棄してメンバを左にずらします。 +\fBargv\fR がセットされていなかったり、値が 1 つもなかった場合には +エラーになります。 +変数名 \fIvariable\fR を指定すると、変数 \fIvariable\fR に 対して同じ動作を行います。 .TP 8 .B source \fR[\fB\-h\fR] \fIname\fR [\fIargs\fR ...] -シェルは \fIname\fR からコマンドを読み取って実行します。 +\fIname\fR からコマンドを読み取って実行します。 コマンドはヒストリリストには残されません。 もし引数 \fIargs\fR が与えられればそれは \fBargv\fR に 入れられます。(+) \fIsource\fR コマンドは入れ子にすることができます。 -もし入れ子のレベルがあまりに深くなると、シェルはファイル記述子の -不足を起こします。 +もし入れ子のレベルがあまりに深くなり過ぎると、シェルはファイル記述子の +不足を起こすでしょう。 \fIsource\fR でのエラーはすべての入れ子になっている \fIsource\fR の 実行を停止します。 \fB\-h\fR を付けると、コマンドを実行するかわりに `history \-L' の @@ -3683,15 +3681,16 @@ Concept .TP 8 .B stop \fB%\fIjob\fR|\fIpid\fR ... 指定したバックグラウンドで実行されているジョブまたはプロセスを -停止します。\fIjob\fR は番号か、文字列か、あるいは \fBJobs\fR に -示されているように`',`%', `+', `\-' のいずれかを指定します。 -この場合には既定の \fIjobs\fR は存在しませんので、 +停止します。\fIjob\fR は番号か、文字列か、あるいは\fBジョブ\fRに +示されている `', `%', `+', `\-' のいずれかを指定します。 +デフォルトの \fIjob\fR は存在しないので、 ただ `stop' を実行するだけではカレントジョブを 停止することにはなりません。 .TP 8 .B suspend -\fB^Z\fR で送られるような stop シグナルを、シェル自身に送ります。 -これは通常 \fIsu\fR(1) で起動したシェルを停止するのに用いられます。 +\fB^Z\fR で送られるような stop シグナルが送られたかのように、 +その場でシェルを停止させます。 +これは多くの場合 \fIsu\fR(1) で起動したシェルを停止するのに用いられます。 .PP .B switch (\fIstring\fB) .br @@ -3711,13 +3710,13 @@ Concept .B breaksw .TP 8 .B endsw -各 case ラベルを順に、指定された文字列 \fIstring\fR でマッチングを -行います。\fIstring\fR にはそれに先だってコマンド置換と +指定された文字列 \fIstring\fR に対して、各 case ラベルを連続的に +マッチさせます。\fIstring\fR にはそれに先だってコマンド置換と ファイル名置換が行われます。case ラベルには変数置換が行われ、 -ファイル名メタキャラクタの `*',`?', `[...]' を用いることができます。 +ファイル名メタキャラクタの `*', `?', `[...]' を用いることができます。 `default' ラベルが出てくるまでにどの case ラベルとも マッチしなかった場合、default ラベルの後から実行が開始されます。 -各 case ラベルと default ラベルは行頭になければなりません。 +各 case ラベルと default ラベルは行の最初になければなりません。 \fIbreaksw\fR コマンドは実行を中断して \fIendsw\fR の後から 再開させます。 \fIbreaksw\fR を使用しない場合は C 言語と同様に case ラベルや @@ -3727,44 +3726,44 @@ default .PD .TP 8 .B telltc \fR(+) -ターミナルケーパビリティのすべての値を一覧表示します +端末ケーパビリティのすべての値を一覧表示します (\fItermcap\fR(5)を参照してください)。 .TP 8 .B time \fR[\fIcommand\fR] コマンド \fIcommand\fR (エイリアスやパイプライン、コマンドリストや -それを括弧でくくったものなどでない単純なものでなければなりません) +括弧でくくったコマンドリストでない単純なものでなければなりません) を実行し、変数 \fBtime\fR の項で説明する形式で、実行所用時間に -関する要約が表示されます。必要ならば、コマンド終了時に時間を +関する要約を表示します。必要ならば、コマンド終了時に時間を 表示するための追加のシェルが生成されます。\fIcommand\fR を 指定しなかった場合は、現在のシェルとその子プロセスが使用した時間に 関する要約が表示されます。 .TP 8 .B umask \fR[\fIvalue\fR] -8 進数で指定するファイル作成マスクを \fIvalue\fR に設定します。 +8 進数で指定されたファイル作成マスクを \fIvalue\fR に設定します。 一般的なマスクの値としては、グループにすべての権限を与え、 -その他には読み取りと実行のみを許可する 002 や、所有者以外には -読み取りと実行しか許可しない 022 があります。 +その他には読み取りと実行のみを許可する 002 や、グループとその他に +読み取りと実行を許可する 022 があります。 \fIvalue\fR を省略すると、現在のファイル作成マスクを表示します。 .TP 8 .B unalias \fIpattern .br パターン \fIpattern\fR にマッチするすべてのエイリアスを削除します。 したがって `unalias *' とすることですべてのエイリアスを -削除することができます。 -削除するものがなかった場合もエラーにはなりません。 +削除できます。 +\fIunalias\fR するものがなかった場合もエラーにはなりません。 .TP 8 .B uncomplete \fIpattern\fR (+) -パターン \fIpattern\fR にマッチするすべての補完候補を削除します。 -したがって `uncomplete *' とすることですべての補完候補を -削除することができます。 -削除するものが無かった場合もエラーにはなりません。 +パターン \fIpattern\fR にマッチするすべての補完対象を削除します。 +したがって `uncomplete *' とすることですべての補完対象を +ます。 +\fIuncomplete\fR するものがなかった場合もエラーにはなりません。 .TP 8 .B unhash 実行プログラムの検索を高速化する内部ハッシュテーブルの使用を 禁止します。 .TP 8 .B universe \fIuniverse\fR (+) -universe を \fIuniverse\fRに設定します。(Masscomp/RTU のみ) +universe を \fIuniverse\fR に設定します。(Masscomp/RTU のみ) .TP 8 .B unlimit \fR[\fB\-h\fR] [\fIresource\fR] リソース \fIresource\fR の制限を解除します。\fIresource\fR が @@ -3777,17 +3776,17 @@ universe 場合も含めて削除します。したがって `unset *' とすることによって 読み取り専用のものも含めてすべての変数が削除されますが、 これは良いことではありません。 -削除する変数がなかった場合もエラーにはなりません。 +\fIunet\fR するものがなかった場合もエラーにはなりません。 .TP 8 .B unsetenv \fIpattern パターン \fIpattern\fR にマッチするすべての環境変数を削除します。 したがって `unsetenv *' とすることによってすべての環境変数を 削除することができますが、これは良いことではありません。 -削除する環境変数がなかった場合もエラーにはなりません。 +\fIunsetenv\fR する環境変数がなかった場合もエラーにはなりません。 .TP 8 .B ver \fR[\fIsystype\fR [\fIcommand\fR]] (+) 引数が与えられなかった場合は \fBSYSTYPE\fR を表示します。 -システムタイプ \fIsystype\fR を指定した場合は、\fBSYSTYPE\fR を +\fIsystype\fR を指定した場合は、\fBSYSTYPE\fR を \fIsystype\fR に設定します。\fIsystype\fR とコマンド \fIcommand\fR を指定した場合は、\fIsystype\fR で \fIcommand\fR を 実行します。\fIsystype\fR は `bsd4.3' か `sys5.3' のいずれかです。 @@ -3795,15 +3794,15 @@ universe .TP 8 .B wait すべてのバックグラウンドジョブの終了を待ちます。対話的にシェルが -実行されている場合、インタラプトにより wait を停止することが -できます。この時シェルはまだ終了していないすべてのジョブの名前と +実行されている場合、割り込みにより wait を停止することが +できます。この際シェルはまだ終了していないすべてのジョブの名前と その番号を表示します。 .TP 8 .B warp \fIuniverse\fR (+) universe を \fIuniverse\fR に設定します。(Convex/OS のみ) .TP 8 .B watchlog \fR(+) -組み込みコマンド \fIlog\fR の別名です(そちらも参照してください)。 +組み込みコマンド \fIlog\fR の別名です (そちらも参照してください)。 コンパイル時に使用できるように設定されている場合にのみ使用可能です。 シェル変数 \fBversion\fR を参照してください。 .TP 8 @@ -3814,10 +3813,11 @@ universe .TP 8 .B which\fR \fIcommand\fR (+) コマンド \fIcommand\fR が、\fBpath\fR の検索などの処理のあとで、 -実際にどう実行されるのかを表示します。組み込みのものは -\fIwhich\fR(1) とほとんど同じですが、\fItcsh\fR のエイリアスに -ついても正しく報告し、また 10 から 100 倍高速です。 -\fIwhich-command\fR エディタコマンドについても参照してください。 +実際に実行されるコマンドを表示します。組み込みのものは +\fIwhich\fR(1) とほとんど同じですが、 +\fItcsh\fR のエイリアスや組み込みコマンドついても正しく報告し、 +また 10 から 100 倍高速です。 +編集コマンド \fIwhich-command\fR についても参照してください。 .PP .B while (\fIexpr\fB)\fR .br @@ -3825,7 +3825,7 @@ universe .PD 0 .TP 8 .B end -指定された式 \fIexpr\fR (\fB式\fRに述べられている式) の評価結果が 0 +指定された式 \fIexpr\fR (\fB式\fRで述べられている式) の評価結果が 0 でない限り、\fIwhile\fR とそれに対応する \fIend\fR の間のコマンド を繰り返し実行します。 \fIwhile\fR と \fIend\fR はその行に単独で書かれなければなりません。 @@ -3872,7 +3872,7 @@ universe .RE .TP 8 .B helpcommand -\fBrun-help\fR エディタコマンドが実行します。ヘルプが探すコマンド名は、 +\fBrun-help\fR 編集コマンドが実行します。ヘルプが探すコマンド名は、 単一の引数として渡されます。 例えば、 .RS +8 @@ -3975,11 +3975,11 @@ universe .B autocorrect \fR(+) これが設定されている場合は、補完を試みる前に 自動的に \fIspell-word\fR -エディタコマンドが実行されます。 +編集コマンドが実行されます。 .TP 8 .B autoexpand \fR(+) -これが設定されている場合は、 補完を試みる前に自動的に -\fIexpand-history\fR エディタコマンドが実行されます。 +これが設定されている場合は、補完を試みる前に自動的に +\fIexpand-history\fR 編集コマンドが実行されます。 .TP 8 .B autolist \fR(+) これが設定されている場合は、あいまいな補完を行った後、 @@ -4103,12 +4103,12 @@ echo `pwd` $argv > ~/._pause; % .IP "" 4 > set dspmbyte = 0000....(256 bytes)....0000 .PP -テーブルには \fBちょうど\fR 256 バイト必要です。 +テーブルには\fBちょうど\fR 256 バイト必要です。 256 文字それぞれは、ASCII コード 0x00, 0x01, ... 0xff に (左から右に向かって) 対応しています。 各キャラクタは、 .\" (position in this table?) -数値 0,1,2 および 3 に設定されます。各数字には次のような意味があります: +数値 0, 1, 2, 3 に設定されます。各数字には次のような意味があります: .br 0 ... マルチバイト文字に対しては使われません。 .br @@ -4116,7 +4116,7 @@ echo `pwd` $argv > ~/._pause; % .br 2 ... マルチバイト文字の 2 バイト目に対して使われます。 .br - 3 ... マルチバイト文字の 1,2 バイト両方に対して使われます。 + 3 ... マルチバイト文字の 1, 2 バイト両方に対して使われます。 .\" kageyama: 一応訳します。愚痴っぽいコメントですが…。 .\" kageyama: 後半のコメントの書き方が不正で、要らない改行が空いて .\" kageyama: いました。現在は直してあります。 @@ -4140,7 +4140,7 @@ echo `pwd` $argv > ~/._pause; % 最初の 1 バイトにこの文字が使用されることを表しています。 4 番目の文字 (0x03) は `3' に設定されます。この文字は、 マルチバイト文字の 1 バイト目にも 2 バイト目にも使用されます。 -5 番目および 6 番目の文字 (0x04,0x05) は `2' に設定されます。 +5 番目および 6 番目の文字 (0x04, 0x05) は `2' に設定されます。 これは、これらの文字がマルチバイト文字の 2 バイト目に使用されることを 表しています。 .PP @@ -4239,10 +4239,10 @@ BSD ではなく、\fI~/.tcshrc\fR で設定してください。 .TP 8 .B histlit \fR(+) -これが設定されている場合、組み込みコマンド、エディタコマンド +これが設定されている場合、組み込みコマンド、編集コマンド および \fBsavehist\fR 機構はヒストリリスト中のコマンド行を 文字通りの (展開しない) 形式で使用します。\fItoggle-literal-history\fR -エディタコマンドも参照してください。 +編集コマンドも参照してください。 .TP 8 .B history 最初の単語は、記録しておくべきヒストリイベント数を表します。 @@ -4286,7 +4286,7 @@ BSD 各行の先頭でエディタが入力モードに入るようになります。 .TP 8 .B listflags \fR(+) -`x',`a',`A' あるいはこれらの組合せ (例えば、`xA') に設定されている場合、 +`x', `a', `A' あるいはこれらの組合せ (例えば、`xA') に設定されている場合、 これらの値は、\fIls\-F\fR へのフラグとして使われ、`ls \-xF', `ls \-Fa', `ls \-FA' あるいはこれらの組合せ (例えば、`ls \-FxA') のように振る舞うようになります。 @@ -4306,11 +4306,11 @@ BSD 各シンボリックリンクが指しているファイルの種類を表示します。 .TP 8 .B listmax \fR(+) -\fIlist-choices\fR エディタコマンドがユーザに最初に尋ねてこないで +\fIlist-choices\fR 編集コマンドがユーザに最初に尋ねてこないで リストする最大要素数です。 .TP 8 .B listmaxrows \fR(+) -\fIlist-choices\fR エディタコマンドがユーザに最初に尋ねてこないで +\fIlist-choices\fR 編集コマンドがユーザに最初に尋ねてこないで リストする要素の最大行数です。 .TP 8 .B loginsh \fR(+) @@ -4322,7 +4322,7 @@ BSD 通常のログアウトの前には、シェルによって `normal' が、 自動ログアウトの前には `automatic' が、そして、 シェルがハングアップシグナルによって終了させられた場合 -(\fBシグナルの扱い\fR を参照) には `hangup' が設定されます。 +(\fBシグナルの扱い\fRを参照) には `hangup' が設定されます。 \fBautologout\fR シェル変数も参照してください。 .TP 8 .B mail @@ -4376,7 +4376,7 @@ BSD .TP 8 .B noclobber これが設定されている場合、出力リダイレクションに制限がおかれるようになり、 -\fB入出力\fR セクションで述べているように、 +\fB入出力\fRセクションで述べているように、 ファイルをうっかり壊さないように、また、`>>' リダイレクションが存在する ファイルを指すように保証できます。 .TP 8 @@ -4385,7 +4385,7 @@ BSD 表示するのを無効にします。 .TP 8 .B noglob -これが設定されている場合、\fBファイル名置換\fR および +これが設定されている場合、\fBファイル名置換\fRおよび、 \fBディレクトリスタック置換\fR (そちらも参照してください) が 禁止されます。この機能は、ファイル名を扱わないシェルスクリプトや、 ファイル名のリストを取得した後、さらに展開をされたくない @@ -4397,7 +4397,7 @@ BSD メタキーが使えるようにします。 .TP 8 .B nonomatch -これが設定されている場合、\fBファイル名置換\fR および +これが設定されている場合、\fBファイル名置換\fRおよび \fBディレクトリスタック置換\fR (そちらも参照してください) の際に、 存在するファイルにマッチしなかったときに、エラーを出さずに そのまま放置するようになります。置換が機能しないときには @@ -4407,7 +4407,7 @@ BSD .B nostat \fR(+) 補完処理が行われている間に \fIstat\fR(2) をかけるべきではない ディレクトリのリスト (あるいは、ディレクトリにマッチするグロブパターン -です。\fBファイル名置換\fR を参照してください) です。この機能は、 +です。\fBファイル名置換\fRを参照してください) です。この機能は、 \fIstat\fR(2) を実行するととてつもない時間がかかってしまうような ディレクトリ、例えば \fI/afs\fR などを除外するのに通常使われます。 .TP 8 @@ -4435,7 +4435,7 @@ null 文 設定します。 シェルは、`.' を \fBpath\fR の先頭あるいは末尾に置くことができ、 また、コンパイルの仕方に依存しますが、 `.' を完全に省いてしまうことも -できます。\fB\-c\fR ,\fB\-t\fR オプションのどちらも与えられていない +できます。\fB\-c\fR, \fB\-t\fR オプションのどちらも与えられていない シェルは、\fI~/.tcshrc\fR を読み込んだ後および \fBpath\fR が リセットされるたびにディレクトリの中身をハッシュに格納します。 シェルがアクティブである間に、ユーザが \fBpath\fR 中の @@ -4462,7 +4462,7 @@ null 文 カレント作業ディレクトリですが、`~' で表現される ユーザのホームディレクトリおよび `~user' で表現される 他のユーザのホームディレクトリを -\fBファイル名置換\fR します。 +\fBファイル名置換\fRします。 `~user' の置換は、現在のセッションにおいて、 シェルがパス名に `~\fIuser\fR' を使っている場合にのみ起こります。 .TP 4 @@ -4505,7 +4505,7 @@ ellipsis アンダーラインモードを開始 (終了) します。 .TP 4 %t, %@ -AM/PM の12 時間表記での時刻です。 +AM/PM の 12 時間表記での時刻です。 .TP 4 %T `%t' に似ていますが、こちらは 24 時間表記です @@ -4582,7 +4582,7 @@ AM/PM 8bit クリーンなシェルでのみ利用できます。 \fBversion\fR シェル変数を参照してください。 .PP -ボールド・スタンドアウト・下線といったシーケンスは、 +ボールド、スタンドアウト、下線といったシーケンスは、 スーパーユーザのシェルを区別するために使われることが多いです。 例えば、 .IP "" 4 @@ -4672,7 +4672,7 @@ prompt シェルのファイル。これはシェルをフォークして、 実行ビットが設定されているがシステムによる実行が不可能なファイルを 実行するために用いられます -(\fB組み込みコマンド、非組み込みコマンドの実行\fR を参照してください)。 +(\fB組み込みコマンド、非組み込みコマンドの実行\fRを参照してください)。 初期値は、(システム依存の) シェルの置き場所です。 .TP 8 .B shlvl \fR(+) @@ -4927,9 +4927,9 @@ tty .TP 8 .B version \fR(+) バージョン ID スタンプ。 -シェルのバージョン番号 (\fBtcsh\fR を参照)・ +シェルのバージョン番号 (\fBtcsh\fR を参照) ・ 配布元・リリース日・ベンダー・オペレーティングシステム・ -マシン(\fBVENDOR\fR, \fBOSTYPE\fR, \fBMACHTYPE\fR を参照)・ +マシン (\fBVENDOR\fR, \fBOSTYPE\fR, \fBMACHTYPE\fR を参照)・ コンパイル時に設定されたオプションのカンマで区切りリスト、 からなります。 ディストリビューションのデフォルトとしてセットされた @@ -5005,7 +5005,7 @@ kerberos \fBnobeep\fR も参照してください。 .TP 8 .B watch \fR(+) -ログイン/ログアウトの監視対象とする、「ユーザ/端末」ペアのリスト。 +ログイン / ログアウトの監視対象とする、「ユーザ / 端末」ペアのリスト。 ユーザに対する端末が `any' なら、指定したユーザをすべての端末で監視します。 逆にユーザが `any' なら、指定した端末ですべてのユーザを監視します。 \fBwatch\fR を `(any any)' に設定すると、 @@ -5025,7 +5025,7 @@ set watch = (george ttyd1 any console $user any) .IP "" 4 set watch = (1 any any) .PP -は一分おきにあらゆるログイン/ログアウトを報告します。 +は 1 分おきにあらゆるログイン / ログアウトを報告します。 我慢の効かない人は、\fIlog\fR 組み込みコマンドを用いれば、 いつでも \fBwatch\fR のレポートを見ることができます。 \fBwatch\fR が最初に設定された時には、 @@ -5043,18 +5043,18 @@ set watch = (1 any any) .PD 0 .TP 4 %n -ログイン/ログアウトしたユーザの名前。 +ログイン / ログアウトしたユーザの名前。 .TP 4 %a 観察された行動: `logged on', `logged off', `replaced \fIolduser\fR on' のいずれか。 .TP 4 %l -ユーザがログイン/ログアウトした端末 (tty)。 +ユーザがログイン / ログアウトした端末 (tty)。 .TP 4 %M リモートホストの完全なホスト名。 -ローカルホストでのログイン/ログアウトの場合は `local'。 +ローカルホストでのログイン / ログアウトの場合は `local'。 .TP 4 %m リモートホストの、最初の `.' までのホスト名。 @@ -5080,7 +5080,7 @@ IP \fBafsuser\fR シェル変数と同じです。 .TP 8 .B COLUMNS -端末の桁数です (\fBTerminal management\fR を参照)。 +端末の桁数です (\fB端末管理\fR を参照)。 .TP 8 .B DISPLAY X Window System によって使われます (\fIX\fR(1) を参照)。 @@ -5113,15 +5113,15 @@ X Window System .TP 8 .B LANG 優先的に使用される文字環境を与えます。 -\fB固有言語システムのサポート\fR を参照してください。 +\fB固有言語システムのサポート\fRを参照してください。 .TP 8 .B LC_CTYPE -設定されていると、 ctype キャラクタの扱いだけが変更されます。 -\fB固有言語システムのサポート\fR を参照してください。 +設定されていると、ctype キャラクタの扱いだけが変更されます。 +\fB固有言語システムのサポート\fRを参照してください。 .TP 8 .B LINES 端末の行数です。 -\fB端末管理\fR を参照してください。 +\fB端末管理\fRを参照してください。 .TP 8 .B LS_COLORS この変数のフォーマットは \fBtermcap\fR(5) ファイルのフォーマットと @@ -5205,7 +5205,7 @@ left, right, end 通常は、ISO 6429 カラーシーケンスと異なるシステムを使っていない 限り、これらを変更する必要はほとんどありません。 .PP -端末が ISO 6429 color コードを使っていれば、(\fBlc\fR, \fBrc\fR , +端末が ISO 6429 color コードを使っていれば、(\fBlc\fR, \fBrc\fR, \fBec\fR コードを全く使わずに) セミコロンで区切られた数字のコマンドで タイプコードを構成することができます。 良く用いられるコマンドは以下の通りです。 @@ -5291,7 +5291,7 @@ left, right, end .B NOREBIND \fR(+) 設定されていると、印刷可能文字は \fIself-insert-command\fR を 繰り返し実行されません。 -\fB固有言語システムのサポート\fR を参照してください。 +\fB固有言語システムのサポート\fRを参照してください。 .TP 8 .B OSTYPE \fR(+) コンパイル時に決定されたオペレーションシステムです。 @@ -5322,7 +5322,7 @@ Equivalent to the \fBterm\fR shell variable. .TP 8 .B TERMCAP 端末のケーパビリティ文字列です。 -\fB端末管理\fR を参照してください。 +\fB端末管理\fRを参照してください。 .TP 8 .B USER \fBuser\fR シェル変数と同じです。 @@ -5407,7 +5407,7 @@ Solaris 2.x .PP スタートアップファイルの読み込みの順番は、 シェルのコンパイル時に変更されているかもしれません。 -\fBスタートアップとシャットダウン\fR と \fBversion\fR を参照してください。 +\fBスタートアップとシャットダウン\fRと \fBversion\fR を参照してください。 .SH "新規機能 (+)" このマニュアルでは、\fItcsh\fR をひとつの対象として記述してきました。 しかし \fIcsh\fR(1) の経験者は、 @@ -5415,13 +5415,13 @@ Solaris 2.x .PP コマンド行編集: GNU Emacs スタイルや \fIvi\fR(1)-スタイルの キーバインディングをサポートしています。 -\fBコマンド行エディタ\fR と \fB編集コマンド\fR を参照してください。 +\fBコマンド行エディタ\fRと\fB編集コマンド\fRを参照してください。 .PP プログラマブルで対話的な単語補完と一覧表示。 -\fB補完と一覧\fR と、組み込みコマンド \fIcomplete\fR, \fIuncomplete\fR +\fB補完と一覧\fRと、組み込みコマンド \fIcomplete\fR, \fIuncomplete\fR の記述を見てください。 .PP -ファイル名、コマンド、変数名の \fBスペル訂正\fR +ファイル名、コマンド、変数名の\fBスペル訂正\fR (そちらも参照してください)。 .PP \fBエディタ編集コマンド\fR (そちらも参照してください) で、 @@ -5447,7 +5447,7 @@ Solaris 2.x \fInormalize-path\fR 編集コマンドなどを参照してください。 .PP グロブパターンの否定。 -\fBファイル名置換\fR を見てください。 +\fBファイル名置換\fRを見てください。 .PP 新しいファイル問い合わせ演算子 (そちらも参照してください) とそれらを用いる組み込みコマンド \fIfiletest\fR。 @@ -5458,16 +5458,16 @@ Solaris 2.x (それぞれの項目を参照してください)。 .PP 固有言語システムのサポート -(\fB固有言語システムのサポート\fR を見てください)、 +(\fB固有言語システムのサポート\fRを見てください)、 OS 固有の各種機能のサポート -(\fBOS 固有機能のサポート\fR と \fBecho_style\fR +(\fBOS 固有機能のサポート\fRと \fBecho_style\fR シェル変数を参照)、 -システム依存のファイル配置 (\fB関連ファイル\fR を参照) +システム依存のファイル配置 (\fB関連ファイル\fRを参照) .PP -拡張された端末管理能力 (\fB端末管理\fR を参照)。 +拡張された端末管理能力 (\fB端末管理\fRを参照)。 .PP -\fIbuiltins\fR, \fIhup\fR, \fIls\-F\fR,\fInewgrp\fR, -\fIprintenv\fR, \fIwhich\fR,\fIwhere\fR などの新しい +\fIbuiltins\fR, \fIhup\fR, \fIls\-F\fR, \fInewgrp\fR, +\fIprintenv\fR, \fIwhich\fR, \fIwhere\fR などの新しい 組み込みコマンド (それぞれの項目を参照してください)。 .PP 新しい変数。シェルから便利な情報を簡単に入手できます。 @@ -5482,11 +5482,11 @@ OS ループとスペル訂正用の特別なプロンプト (\fBprompt2\fR と \fBprompt3\fR を参照)。 .PP -リードオンリーの変数 (\fB変数置換\fR を参照)。 +リードオンリーの変数 (\fB変数置換\fRを参照)。 .SH バグ サスペンドされたコマンドが再開されたときに、 カレントディレクトリが起動されたときと違っている場合には、 -起動時のディレクトリを印字します。 +起動時のディレクトリを表示します。 ジョブが内部でディレクトリを変更することもあり得るので、 これは間違った情報を与えてしまうかもしれません。 .PP @@ -5687,10 +5687,10 @@ Ron Flax, Apple, 1990 A/UX 2.0 への (再) 移植 .TP 2 Dan Oscarsson, LTH Sweden, 1990 -NLS サポートと 非 NLS サイト用の NLS シミュレート機能、修理 +NLS サポートと非 NLS サイト用の NLS シミュレート機能、修理 .TP 2 Johan Widen, SICS Sweden, 1990 -\fBshlvl\fR, Mach サポート、\fIcorrect-line\fR, 8 ビット印字 +\fBshlvl\fR, Mach サポート、\fIcorrect-line\fR, 8 ビット表示 .TP 2 Matt Day, Sanyo Icon, 1990 POSIX termio サポート、SysV limit 修理 @@ -5756,7 +5756,7 @@ Larry Schwimmer, Stanford University, 1993 AFS と HESIOD パッチ .TP 2 Luke Mewburn, RMIT University, 1994-6 -プロンプトの中でのディレクトリ印字の拡張、 +プロンプトの中でのディレクトリ表示の拡張、 \fBellipsis\fR と \fBrprompt\fR .TP 2 Edward Hutchins, Silicon Graphics Inc., 1996 @@ -5782,7 +5782,7 @@ Bryan Dunlap, Clayton Elwell, Karl Kleinpaste, Bob Manson, Steve Romig, Diana Smetters, Bob Sutterfield, Mark Verber, Elizabeth Zwicky そして提案と応援をしてくれたオハイオ州のすべてのみなさん .PP -あらゆるバージョンに耐え、バグリポートをくれ、提案と新規追加をしてくれた +あらゆるバージョンに耐え、バグリポートを送ってくれ、提案と新規追加をしてくれた ネット上のすべてのみなさん。 .PP "tcsh の T の由来" の章を執筆してくれた Richard M. Alderson III