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2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=47959
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@ -3,7 +3,7 @@
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The FreeBSD Documentation Project
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The FreeBSD Japanese Documentation Project
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Original revision: r44738
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Original revision: r44739
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$FreeBSD$
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<chapter xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" version="5.0" xml:id="x11">
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@ -1043,7 +1043,9 @@ DisplayManager.requestPort: 0</screen>
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<screen>&prompt.root; <userinput>pkg install gnome2</userinput></screen>
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<para>ports から <application>GNOME</application>
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を構築するには、以下のように実行してください。</para>
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を構築するには、以下のコマンドを実行してください。
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<application>GNOME</application> は大きなアプリケーションなので、
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コンパイルには高速のコンピュータでも時間がかかります。</para>
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<screen>&prompt.root; <userinput>cd /usr/ports/x11/gnome2</userinput>
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&prompt.root; <userinput>make install clean</userinput></screen>
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@ -1109,142 +1111,76 @@ DisplayManager.requestPort: 0</screen>
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<indexterm><primary>KDE</primary></indexterm>
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<para><application>KDE</application>
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は最近の簡単に使えるデスクトップ環境です。
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<application>KDE</application>
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によりユーザは以下のようなメリットを亨受します。</para>
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<itemizedlist>
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<listitem>
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<para>美しい現代風のデスクトップ</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>ネットワーク透過なデスクトップ</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para><application>KDE</application>
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デスクトップやそのアプリケーションを使う際に、
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ヘルプへのアクセスを便利で統一されたものにする統合されたヘルプシステム</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>すべての <application>KDE</application>
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アプリケーションで統一された見ためや使い勝手</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>標準化されたメニュー、ツールバー、
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キーバインディング、カラースキームなど</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>国際化: <application>KDE</application> は
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55 を越える言語で利用可能</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>一元的で、首尾一貫した、ダイアログベースのデスクトップ設定</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para>膨大な数の <application>KDE</application>
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アプリケーション</para>
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</listitem>
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</itemizedlist>
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<para><application>KDE</application> には
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<application>Konqueror</application>
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と呼ばれるウェブブラウザも付属しており、これは &unix;
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システム上の他のウェブブラウザの強力な競争相手です。
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はもう一つの使いやすいデスクトップ環境です。
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このデスクトップは、統一されたルックアンドフィール、
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標準化されたメニューおよびツールバー、
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キーバインディング、カラースキーム、国際化、
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一元化されたダイアログベースのデスクトップ設定とともに、
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アプリケーションのスイートを提供します。
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<application>KDE</application> の詳細については
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<link xlink:href="http://www.kde.org/">KDE のウェブサイト</link>
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<link xlink:href="http://www.kde.org/">http://www.kde.org/</link>
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をご覧ください。
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<application>KDE</application> に関する
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FreeBSD 特有の情報とリソースについては、
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<link xlink:href="http://freebsd.kde.org/">KDE/FreeBSD
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initiative</link> のウェブサイトをご覧ください。</para>
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&os; 特有の情報については、<link
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xlink:href="http://freebsd.kde.org/">http://freebsd.kde.org</link>
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をご覧ください。</para>
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<para><application>GNOME</application>
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や他のデスクトップ環境とまったく同じように、
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package や Ports Collection から簡単にインストールできます。</para>
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<para><application>KDE4</application> package
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からインストールするには次のようにしてください。</para>
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<para><application>KDE</application> package
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をインストールするには以下のように実行してください。</para>
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<screen>&prompt.root; <userinput>pkg install x11/kde4</userinput></screen>
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<para><application>KDE</application>
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をソースから構築するには、次のように ports ツリーを使いましょう。</para>
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<para><application>KDE</application> port
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を構築するには、以下のコマンドを使ってください。
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port のインストールでは、
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インストールするアプリケーションを選択するためのメニューが表示されます。
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<application>KDE</application> は大きなアプリケーションなので、
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高速のコンピュータでもコンパイルには時間がかかります。</para>
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<screen>&prompt.root; <userinput>cd /usr/ports/x11/kde4</userinput>
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&prompt.root; <userinput>make install clean</userinput></screen>
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<para>port を最初にインストールするときには、
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オプションを選択するメニューが表示されます。
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デフォルトが推奨されます。</para>
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<para><application>KDE 4</application> は大きなアプリケーションのため、
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高速のコンピュータでもコンパイルに長い時間がかかります。</para>
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<para><application>KDE</application> がインストールできたら
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X サーバに、デフォルトのウィンドウマネージャの代わりにこのアプリケーションを立ち上げるように教えます。
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<filename>.xinitrc</filename>
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ファイルを次のように編集しましょう。</para>
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<screen>&prompt.user; <userinput>echo "exec /usr/local/kde4/bin/startkde" > ~/.xinitrc</userinput></screen>
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<para>さぁ、これで <command>startx</command> でいつ
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X Window System を立ち上げても
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<application>KDE</application>
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がデスクトップになります。</para>
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<para><application>XDM</application>
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のようなディスプレイマネージャを使っている場合、
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設定は少し異なります。代わりに
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<filename>.xsession</filename> ファイルを編集しましょう。
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<application>KDM</application>
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用の説明はこの章の後のほうにあります。</para>
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<para>さぁ、<application>KDE</application>
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のインストールができました。
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ほとんどのことはヘルプページを見たりいろんなメニューをつつけばわかるでしょう。
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&windows; や &mac; のユーザにも簡単なはずです。</para>
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<para><application>KDE</application>
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の最も良いリファレンスはオンラインドキュメントです。
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<application>KDE</application> には独自のウェブブラウザ
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<application>Konqueror</application> が付属していますし、
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膨大な数の便利なアプリケーションや詳しいドキュメントも用意されています。
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このセクションの残りではなんとなく使っているだけでは理解し難い技術的なところを解説します。</para>
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<sect3 xml:id="x11-wm-kde-kdm">
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<title>KDE ディスプレイマネージャ</title>
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<indexterm>
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<primary>KDE</primary>
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<secondary>ディスプレイマネージャ</secondary>
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</indexterm>
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<para>マルチユーザシステムの管理者であれば、
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ユーザを迎えるにあたってグラフィカルなログイン画面が欲しいと思うかもしれません。
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前の章で述べたように
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<link linkend="x-xdm">XDM</link> はそのために使えますが、
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<application>KDE</application>
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にはその代わりになる <application>KDM</application>
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が付いています。
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見た目がより魅力的で、ログイン時のオプションもたくさんあります。
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特に (メニューを使って) ログイン後に使うデスクトップ環境
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(<application>KDE</application> や
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<application>GNOME</application> など)
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を簡単に選ぶことができます。</para>
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<para><application>KDE</application> では、
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<filename>/proc</filename>
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ファイルシステムをマウントする必要があります。
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以下の行を <filename>/etc/fstab</filename> に追加して、
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システム起動時にこのファイルシステムが自動的にマウントされるように設定してください。</para>
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<para><application>KDE 4</application> では、
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&man.procfs.5; をマウントする必要があります。
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<filename>/etc/rc.conf</filename> に以下の行を追加してください。</para>
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<programlisting>proc /proc procfs rw 0 0</programlisting>
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<para><application>KDE</application> をインストールすると、
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KDE のディスプレイマネージャ <application>KDM</application>
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もインストールされます。
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このディスプレイマネージャを有効にするには、
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以下の行を <filename>/etc/rc.conf</filename>
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に追加してください。</para>
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<programlisting>kdm4_enable="YES"</programlisting>
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</sect3>
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<para><application>KDE</application> を起動するもう一つの方法は、
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コマンドラインから <command>startx</command> を実行する方法です。
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このコマンドを実行するには、<filename>~/.xinitrc</filename>
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に以下の行を追加してください。</para>
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<programlisting>exec /usr/local/kde4/bin/startkde</programlisting>
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<para><application>KDE</application> を起動する 3 つめの方法は、
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<application>XDM</application> を利用する方法です。
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この方法を使うには、以下のようにして実行可能な
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<filename>~/.xsession</filename> を作成してください。</para>
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<screen>&prompt.user; <userinput>echo "#!/bin/sh" > ~/.xsession</userinput>
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&prompt.user; <userinput>echo "/usr/local/kde4/bin/startkde" >> ~/.xsession</userinput>
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&prompt.user; <userinput>chmod +x ~/.xsession</userinput></screen>
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<para><application>KDE</application> を起動した後は、
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ビルトインヘルプシステムから、
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さまざまなメニューおよびアプリケーションの使用方法などのより詳しい情報を参照できます。</para>
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</sect2>
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<sect2 xml:id="x11-wm-xfce">
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@ -1319,9 +1255,7 @@ DisplayManager.requestPort: 0</screen>
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<xref linkend="x11-wm-gnome"/> に書かれているように
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<filename>.xsession</filename> を作成し、
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<filename>/usr/local/bin/startxfce4</filename>
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を起動するように追加します。
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または <xref linkend="x11-wm-kde-kdm"/> にあるように、
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ログイン時にディスプレイマネージャからデスクトップ環境を選択できるように設定してください。</para>
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を起動するように追加します。</para>
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</sect2>
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</sect1>
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