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2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=2529
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@ -1,6 +1,6 @@
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<!-- $Id: misc.sgml,v 1.1.1.1 1997-11-17 15:48:59 max Exp $ -->
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<!-- $Id: misc.sgml,v 1.2 1998-03-14 13:32:51 hanai Exp $ -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.1 -->
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<!-- Original revision: 1.2 -->
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<sect>
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<heading>その他の質問<label id="misc"></heading>
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@ -67,11 +67,11 @@
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<p>FreeBSD は伝統的な立場をとり, 数多くの世代の BSD のリリース
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で試され, 実証されてきた
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?a.out(5)"
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name="a.out">フォーマットを使用しています.
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name="a.out">フォーマットを伝統的に使用しています.
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いつかは FreeBSDシステムでネイティブ <tt/ELF/ バイナリを作り,
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実行することができるようになるかもしれませんが, オフィシャルには
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ELF をデフォルトのフォーマットに変更するような動きは,
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現在までありません. なぜでしょうか? ところで Linux においては,
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実行することができるようになるかもしれませんが, 初期の頃 FreeBSD
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では <tt/ELF/ をデフォルトのフォーマットに変更するという動きは
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ありませんでした. なぜでしょうか? ところで Linux においては,
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<tt/ELF/ への苦痛をともなった変更は, その時に <tt/a.out/
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実行フォーマットから逃れたというよりは, ジャンプテーブルベース
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の共有ライブラリのメカニズムの柔軟性の低さからの脱却でした.
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@ -84,14 +84,17 @@
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<p>FreeBSDの場合は, 共有ライブラリのメカニズムは Sun の
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<tt>SunOS</tt>スタイルの共有ライブラリのメカニズムに極めて近い
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ものになっていて非常に使いやすいためにこれほど話は単純では
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ありません. 実際に <tt/a.out/ に不足しているのは, <tt/ELF/
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では C++ のコンストラクタとデストラクタのためのよりすっきりとした
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サポートがあるという点だけです. 同じ程度に複雑なことがらは
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他にもいろいろありますし, これが大きな問題となったことは絶対に
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ありません (FreeBSDのソースツリーにある C++ のコードは本当に
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わずかな量しかありません). 移行をおこなうのであれば,
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いろいろな面からよりじっくりと考慮すべきです.
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ものになっていて非常に使いやすいものになっています.
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しかしながら, FreeBSD では 3.0 から <tt/ELF/ バイナリをデフォルトの
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フォーマットとしてサポートされるようになることでしょう. <tt/a.out/
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実行フォーマットはよいものを私達に提供してくれているものの, 私達の
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使っているコンパイラの作者である GNU の人々は <tt/a.out/ フォーマット
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のサポートをやめてしまったのでした. このことは, 私達に別バージョンの
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コンパイラとリンカを保守することを余儀なくされることとなり, 最新の
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GNU 開発の努力による恩恵から遠ざかることになります. その上, ISO-C++
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の, とくにコンストラクタやデストラクタがらみの要求もあって, 今後の
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FreeBSD のリリースでネイティブの <tt/ELF/ のサポートされる方向へと
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話が進んでいます.
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<sect1>
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<heading>なぜシンボリックリンクのパーミッションは chmod で変えられないのですか?</heading>
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@ -140,15 +143,14 @@
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<sect1>
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<heading>FreeBSD 上で DOS のバイナリを動かすことはできますか? </heading>
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<p>今のところはできませんが, BSDI は彼らの <tt/rundos/ DOS
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エミュレーションサブシステムを寄贈してくれました. これは現在,
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統合と改良がおこなわれています. この努力に興味を持って参加して
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いただけるなら
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<p>はい, 3.0 からは, 統合と改良が重ねられた BSDI の <tt/rundos/
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DOS エミュレーションサブシステムを使ってできるようになりました.
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今なお続けられているこの努力に興味を持って参加していただけるなら
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<url url="mailto:emulation@freebsd.org"
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name="The FreeBSD emulation discussion list">
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へメールを送ってください.
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<p>現在,
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<p>3.0 以前のシステムでは,
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/ports.cgi?^pcemu"
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name="pcemu"> という巧妙なユーティリティが ports
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コレクションにあり, 8088 のエミュレーションと DOS の
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<!-- $Id: misc.sgml,v 1.1.1.1 1997-11-17 15:48:59 max Exp $ -->
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<!-- $Id: misc.sgml,v 1.2 1998-03-14 13:32:51 hanai Exp $ -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.1 -->
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<heading>その他の質問<label id="misc"></heading>
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<p>FreeBSD は伝統的な立場をとり, 数多くの世代の BSD のリリース
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で試され, 実証されてきた
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?a.out(5)"
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name="a.out">フォーマットを使用しています.
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name="a.out">フォーマットを伝統的に使用しています.
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いつかは FreeBSDシステムでネイティブ <tt/ELF/ バイナリを作り,
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実行することができるようになるかもしれませんが, オフィシャルには
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ELF をデフォルトのフォーマットに変更するような動きは,
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現在までありません. なぜでしょうか? ところで Linux においては,
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実行することができるようになるかもしれませんが, 初期の頃 FreeBSD
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では <tt/ELF/ をデフォルトのフォーマットに変更するという動きは
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ありませんでした. なぜでしょうか? ところで Linux においては,
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<tt/ELF/ への苦痛をともなった変更は, その時に <tt/a.out/
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実行フォーマットから逃れたというよりは, ジャンプテーブルベース
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の共有ライブラリのメカニズムの柔軟性の低さからの脱却でした.
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<p>FreeBSDの場合は, 共有ライブラリのメカニズムは Sun の
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<tt>SunOS</tt>スタイルの共有ライブラリのメカニズムに極めて近い
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ものになっていて非常に使いやすいためにこれほど話は単純では
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ありません. 実際に <tt/a.out/ に不足しているのは, <tt/ELF/
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では C++ のコンストラクタとデストラクタのためのよりすっきりとした
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サポートがあるという点だけです. 同じ程度に複雑なことがらは
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他にもいろいろありますし, これが大きな問題となったことは絶対に
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ありません (FreeBSDのソースツリーにある C++ のコードは本当に
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わずかな量しかありません). 移行をおこなうのであれば,
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いろいろな面からよりじっくりと考慮すべきです.
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ものになっていて非常に使いやすいものになっています.
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しかしながら, FreeBSD では 3.0 から <tt/ELF/ バイナリをデフォルトの
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フォーマットとしてサポートされるようになることでしょう. <tt/a.out/
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実行フォーマットはよいものを私達に提供してくれているものの, 私達の
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使っているコンパイラの作者である GNU の人々は <tt/a.out/ フォーマット
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のサポートをやめてしまったのでした. このことは, 私達に別バージョンの
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コンパイラとリンカを保守することを余儀なくされることとなり, 最新の
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GNU 開発の努力による恩恵から遠ざかることになります. その上, ISO-C++
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の, とくにコンストラクタやデストラクタがらみの要求もあって, 今後の
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FreeBSD のリリースでネイティブの <tt/ELF/ のサポートされる方向へと
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話が進んでいます.
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<heading>なぜシンボリックリンクのパーミッションは chmod で変えられないのですか?</heading>
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<heading>FreeBSD 上で DOS のバイナリを動かすことはできますか? </heading>
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<p>今のところはできませんが, BSDI は彼らの <tt/rundos/ DOS
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エミュレーションサブシステムを寄贈してくれました. これは現在,
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統合と改良がおこなわれています. この努力に興味を持って参加して
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いただけるなら
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<p>はい, 3.0 からは, 統合と改良が重ねられた BSDI の <tt/rundos/
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DOS エミュレーションサブシステムを使ってできるようになりました.
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今なお続けられているこの努力に興味を持って参加していただけるなら
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<url url="mailto:emulation@freebsd.org"
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へメールを送ってください.
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<p>現在,
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<p>3.0 以前のシステムでは,
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/ports.cgi?^pcemu"
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name="pcemu"> という巧妙なユーティリティが ports
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コレクションにあり, 8088 のエミュレーションと DOS の
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