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@ -3,7 +3,7 @@
The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: 1.5
$FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml,v 1.3 2000/07/20 12:22:35 hrs Exp $
$FreeBSD$
-->
<chapter id="users">
@ -12,25 +12,25 @@
<sect1 id="users-synopsis">
<title>この章では</title>
<para><emphasis>寄稿: &a.nbm;, 2000 年 2 月</emphasis>.</para>
<para><emphasis>寄稿: &a.nbm;、2000 年 2 月</emphasis></para>
<para>
システムへアクセスするには, かならずユーザアカウントが使われます.
また, プロセスもすべてユーザによって実行されますので,
システムへアクセスするには、かならずユーザアカウントが使われます。
また、プロセスもすべてユーザによって実行されますので、
ユーザとアカウントの管理は FreeBSD
システムにおいて欠かすことのできない重要なものです.
システムにおいて欠かすことのできない重要なものです
</para>
<para>
アカウントには大きく分けて三種類のものがあります. それは,
<link linkend="users-superuser">スーパーユーザ(Superuser)</link>,
<link linkend="users-system">システムユーザ(system users)</link>,
そして<link linkend="users-user">ユーザアカウント(user accounts)</link>です.
スーパーユーザのアカウントは通常 <username>root</username> と呼ばれ,
無制限の特権を持つためにシステムの管理に用いられます.
また, システムユーザはサービスの運用に用いられ,
最後のユーザアカウントは,
実際にログインしてメールを読むといった作業を行なう利用者のためのものです.
アカウントには大きく分けて三種類のものがあります。それは、
<link linkend="users-superuser">スーパーユーザ (Superuser)</link>、
<link linkend="users-system">システムユーザ (system users)</link>、
そして<link linkend="users-user">ユーザアカウント (user accounts)</link> です。
スーパーユーザのアカウントは通常 <username>root</username> と呼ばれ
無制限の特権を持つためにシステムの管理に用いられます
また、システムユーザはサービスの運用に用いられ、
最後のユーザアカウントは
実際にログインしてメールを読むといった作業を行なう利用者のためのものです
</para>
</sect1>
@ -38,40 +38,40 @@
<title>スーパーユーザアカウント</title>
<para>スーパーユーザアカウントは通常
<username>root</username> と呼ばれ, 初期時から設定済みです.
このアカウントはシステム管理を行なうためのもので,
メールのやりとり, システムの調査,
プログラミングといった日常的な作業を行なうために使われるべきものではありません.
<username>root</username> と呼ばれ、初期時から設定済みです。
このアカウントはシステム管理を行なうためのもので
メールのやりとり、システムの調査、
プログラミングといった日常的な作業を行なうために使われるべきものではありません
</para>
<para>
その理由は, スーパーユーザが通常のユーザアカウントと異なり,
操作にまったく制限を受けないことによります.
そのためスーパーユーザアカウントで操作を間違えると,
システムに重大な影響を与えてしまう恐れがあるのです.
ユーザアカウントでは, 仮に操作を間違えてもシステムを壊してしまうようなことは
できないようになっています. したがって特権を必要としていないのであれば,
できるだけいつもユーザアカウントを利用する方が望ましいと言えるでしょう.
その理由は、スーパーユーザが通常のユーザアカウントと異なり、
操作にまったく制限を受けないことによります
そのためスーパーユーザアカウントで操作を間違えると
システムに重大な影響を与えてしまう恐れがあるのです
ユーザアカウントでは仮に操作を間違えてもシステムを壊してしまうようなことは
できないようになっています。したがって特権を必要としていないのであれば、
できるだけいつもユーザアカウントを利用する方が望ましいと言えるでしょう
</para>
<para>
また, スーパーユーザで実行するコマンドはいつでも,
二回, 三回と何度もコマンドをチェックしてください.
なぜならスペースが多かったり, 文字が欠けていたりするだけで,
取り返しのつかないデータの破壊につながる可能性があるからです.
スーパーユーザになると得られる特権は,
言い換えてみれば通常のユーザアカウントの保護を受けることができない,
ということも意味しています.
また、スーパーユーザで実行するコマンドはいつでも、
二回、三回と何度もコマンドをチェックしてください。
なぜならスペースが多かったり、文字が欠けていたりするだけで、
取り返しのつかないデータの破壊につながる可能性があるからです
スーパーユーザになると得られる特権は
言い換えてみれば通常のユーザアカウントの保護を受けることができない
ということも意味しています
</para>
<para>
ですから, この章を読んでからあなたが最初にすべきなのは,
もし用意していないなら, 日常的に利用するための
あなた自身のユーザアカウントを作成することです.
これはマルチユーザモード, シングルユーザモードを問わず,
同様にあてはまります.
この章のうしろの方では, アカウントの追加と通常のユーザから
スーパーユーザへと移行する手順について扱います.
ですから、この章を読んでからあなたが最初にすべきなのは、
もし用意していないなら日常的に利用するための
あなた自身のユーザアカウントを作成することです
これはマルチユーザモード、シングルユーザモードを問わず、
同様にあてはまります
この章のうしろの方ではアカウントの追加と通常のユーザから
スーパーユーザへと移行する手順について扱います
</para>
</sect1>
@ -79,31 +79,31 @@
<title>システムアカウント</title>
<para>
システムユーザとは, DNS, メール,
ウェブサーバといった各種サービスを運用するために使われます.
この目的は, セキュリティを確保するためです.
もしサービスがスーパーユーザで実行されていると,
システムユーザとは、DNS、メール、
ウェブサーバといった各種サービスを運用するために使われます
この目的は、セキュリティを確保するためです。
もしサービスがスーパーユーザで実行されていると
それらのサービスは (本来意図しないような)
どんな動作でも可能となり, 適切な制限を適用することができません.
どんな動作でも可能となり、適切な制限を適用することができません。
</para>
<para>
システムユーザの具体例として,
<username>daemon</username>,
<username>operator</username>,
システムユーザの具体例として
<username>daemon</username>
<username>operator</username>
<username>bind</username> (DNS; Domain Name Service 用) および
<username>news</username> といったものがあります.
またシステム管理者はよく,
<username>news</username> といったものがあります
またシステム管理者はよく
インストールしたウェブサーバを運用するために
<username>httpd</username>
というユーザを作成しています.
というユーザを作成しています
</para>
<para>
<username>nobody</username>
ユーザは通常の特権を持たないシステムユーザですが,
ユーザは通常の特権を持たないシステムユーザですが
<username>nobody</username>
を利用するサービスが増えれば増えるほど, その特権も大きくなります.
を利用するサービスが増えれば増えるほど、その特権も大きくなります。
</para>
</sect1>
@ -111,67 +111,67 @@
<title>ユーザアカウント</title>
<para>
ユーザアカウントは,
主に現実のユーザがシステムにアクセスする手段として用いられるものです.
このアカウントは利用するユーザとシステム環境を分離します.
そのため, システムや他のユーザに危害をおよぼす危険性をなくし, また,
他に影響を与えることなくユーザ自身の環境をカスタマイズすることを可能にしています.
ユーザアカウントは
主に現実のユーザがシステムにアクセスする手段として用いられるものです
このアカウントは利用するユーザとシステム環境を分離します
そのため、システムや他のユーザに危害をおよぼす危険性をなくし、また、
他に影響を与えることなくユーザ自身の環境をカスタマイズすることを可能にしています
</para>
<para>システムにアクセスするすべてのユーザは,
それぞれに一人一つのユーザアカウントを持つべきです.
こうすることで誰が何を行なっているかがわかりますし,
他の人の設定を壊してしまったり,
他人にメールを読まれてしまうようなことを避けることができます.</para>
<para>システムにアクセスするすべてのユーザは
それぞれに一人一つのユーザアカウントを持つべきです
こうすることで誰が何を行なっているかがわかりますし
他の人の設定を壊してしまったり
他人にメールを読まれてしまうようなことを避けることができます</para>
<para>それぞれのユーザは快適にシステムを利用するため,
シェル, エディタ, キー設定, 言語など,
各自の環境をセットアップすることができます.</para>
<para>それぞれのユーザは快適にシステムを利用するため
シェル、エディタ、キー設定、言語など、
各自の環境をセットアップすることができます</para>
</sect1>
<sect1 id="users-modifying">
<title>アカウント情報の変更</title>
<para>強力で柔軟性に富むアカウント情報の変更手段として,
<application>pw</application> があります.
しかし, 新しいアカウントをつくる場合は
<application>adduser</application> を,
<para>強力で柔軟性に富むアカウント情報の変更手段として
<application>pw</application> があります
しかし新しいアカウントをつくる場合は
<application>adduser</application> を
アカウントを削除する場合は <application>rmuser</application>
を使うことが推奨されています.</para>
を使うことが推奨されています</para>
<para><application>chpass</application> を使うことで,
システム管理者, 通常のユーザはパスワード, シェル,
その他の個人情報を変更することができます.
また, 特にパスワードを変更する場合には,
通常 <application>passwd</application> の方が良く使われます.</para>
<para><application>chpass</application> を使うことで
システム管理者、通常のユーザはパスワード、シェル、
その他の個人情報を変更することができます
また、特にパスワードを変更する場合には、
通常 <application>passwd</application> の方が良く使われます</para>
<sect2 id="users-adduser">
<title>adduser</title>
<para><application>adduser</application> は,
新しいユーザを登録するためのシンプルなプログラムです.
<para><application>adduser</application> は
新しいユーザを登録するためのシンプルなプログラムです
このプログラムは <filename>passwd</filename> と
<filename>group</filename>
に新しいユーザのエントリを作成するのと同時に,
に新しいユーザのエントリを作成するのと同時に
ホームディレクトリを作成して <filename>/usr/share/skel</filename>
からデフォルトで使用されるドットファイル(訳注:
からデフォルトで使用されるドットファイル (訳注:
ホームディレクトリに存在する <quote>.</quote>
から始まるファイルのことで, 各種設定に用いられます)をコピーします.
また, 新しく作成されたユーザに対して,
ウェルカムメッセージをメールで送信することも可能です.
から始まるファイルのことで、各種設定に用いられます) をコピーします。
また、新しく作成されたユーザに対して、
ウェルカムメッセージをメールで送信することも可能です
</para>
<para>初期設定ファイルを作成するには,
<command>adduser -s -config_create</command>.
<para>初期設定ファイルを作成するには
<command>adduser -s -config_create</command>
とします<footnote>
<para>オプション <option>-s</option> をつけると,
デフォルトで詳細を表示しないように adduser を設定します.
この後に詳細を表示させるようにしたい場合は,
オプション <option>-v</option> を指定してください.</para>
</footnote>.
そして次に adduser のデフォルト設定を行ない,
最初のユーザアカウントを作成します.
システムを日常利用する際に root を用いるのは最悪です.</para>
<para>オプション <option>-s</option> をつけると
デフォルトで詳細を表示しないように adduser を設定します
この後に詳細を表示させるようにしたい場合は
オプション <option>-v</option> を指定してください</para>
</footnote>
そして次に adduser のデフォルト設定を行ない
最初のユーザアカウントを作成します
システムを日常利用する際に root を用いるのは最悪です</para>
<example>
<title>adduser の設定の変更</title>
@ -223,93 +223,93 @@ Goodbye!
&prompt.root;</screen>
</example>
<para>簡単に上の操作を説明します.
<para>簡単に上の操作を説明します
まずデフォルトシェルを <application>tcsh</application>
(packages にある追加のシェルです) に変更し,
新しいユーザにウェルカムメッセージのメールを送付しないようにしました.
そしてその設定を保存し, <username>wheel</username>
グループ(後に,
これが重要な意味を持っていることがわかるでしょう)に所属する
(packages にある追加のシェルです) に変更し
新しいユーザにウェルカムメッセージのメールを送付しないようにしました
そしてその設定を保存し<username>wheel</username>
グループ (後に、
これが重要な意味を持っていることがわかるでしょう) に所属する
<username>jru</username>
というアカウントを作成しています.
というアカウントを作成しています
</para>
<note>
<para>入力したパスワードは画面に表示されません.
アスタリスク記号も表示されませんので,
パスワードを二回とも間違えて入力してしまわないように注意してください. :-)
<para>入力したパスワードは画面に表示されません
アスタリスク記号も表示されませんので
パスワードを二回とも間違えて入力してしまわないように注意してください:-)
</para>
</note>
<note>
<para>これ以降はオプション引数をつけず単に <command>adduser</command>
を起動します.
デフォルト設定を変更する必要はありません.
もし, adduser がデフォルト設定を変更するかどうか尋ねてきたら,
adduser を終了し, <option>-s</option>
オプションを使うようにしてください.</para>
を起動します
デフォルト設定を変更する必要はありません
もし、adduser がデフォルト設定を変更するかどうか尋ねてきたら、
adduser を終了し<option>-s</option>
オプションを使うようにしてください</para>
</note>
</sect2>
<sect2 id="users-rmuser">
<title>rmuser</title>
<para><application>rmuser</application> は,
システムからユーザを削除します.
これにはユーザデータベースからの削除だけでなく,
その他, そのユーザに依存する情報すべてが含まれます.
<para><application>rmuser</application> は
システムからユーザを削除します
これにはユーザデータベースからの削除だけでなく
その他、そのユーザに依存する情報すべてが含まれます。
</para>
<para><application>rmuser</application>
は次の手順を実行します.</para>
は次の手順を実行します</para>
<procedure>
<step>
<para>指定されたユーザの &man.crontab.1; エントリを削除
(存在する場合).</para>
(存在する場合)</para>
</step>
<step>
<para>指定されたユーザの &man.at.1; ジョブをすべて削除.</para>
<para>指定されたユーザの &man.at.1; ジョブをすべて削除</para>
</step>
<step>
<para>指定されたユーザが所有するすべてのプロセスを強制終了.</para>
<para>指定されたユーザが所有するすべてのプロセスを強制終了</para>
</step>
<step>
<para>ローカルパスワードファイルから,
指定されたユーザのエントリを削除.</para>
<para>ローカルパスワードファイルから
指定されたユーザのエントリを削除</para>
</step>
<step>
<para>指定されたユーザのホームディレクトリを削除
(ディレクトリの所有者が指定されたユーザのものだった場合).</para>
(ディレクトリの所有者が指定されたユーザのものだった場合)</para>
</step>
<step>
<para><filename>/var/mail</filename>
から, 指定されたユーザの到着メールファイルを削除.</para>
から、指定されたユーザの到着メールファイルを削除。</para>
</step>
<step>
<para><filename>/tmp</filename>
のような一時ファイル保存領域から,
指定されたユーザの所有するファイルを削除.</para>
のような一時ファイル保存領域から
指定されたユーザの所有するファイルを削除</para>
</step>
<step>
<para>そして最後に,
<para>そして最後に
<filename>/etc/group</filename> にある
すべてのグループから, 指定されたユーザを削除します.
すべてのグループから、指定されたユーザを削除します。
<note>
<para>
指定されたユーザと同じ名前のグループで,
そのユーザが削除されると空のグループとなる場合は,
そのグループ自体が削除されます.
これは &man.adduser.8; によってユーザごとに作成される,
ユニークなグループに対応するものです.
指定されたユーザと同じ名前のグループで
そのユーザが削除されると空のグループとなる場合は
そのグループ自体が削除されます
これは &man.adduser.8; によってユーザごとに作成される
ユニークなグループに対応するものです
</para>
</note>
</para>
@ -317,13 +317,13 @@ Goodbye!
</procedure>
<para>スーパユーザアカウントの削除に
<application>rmuser</application> を利用することはできません.
スーパユーザアカウントの削除はほとんどすべての場合,
大規模なシステムの破壊を意味するからです.
<application>rmuser</application> を利用することはできません
スーパユーザアカウントの削除はほとんどすべての場合
大規模なシステムの破壊を意味するからです
</para>
<para>デフォルトでは,
どういう操作を行なっているか確認できる対話モードが使われます.
<para>デフォルトでは
どういう操作を行なっているか確認できる対話モードが使われます
</para>
<example>
@ -347,39 +347,39 @@ Removing files belonging to jru from /var/tmp/vi.recover: done.
<sect2 id="users-pw">
<title>pw</title>
<para><application>pw</application> は,
ユーザやグループの作成, 削除,
変更および表示を行なうことができ,
<para><application>pw</application> は
ユーザやグループの作成、削除、
変更および表示を行なうことができ
システムユーザファイルやシステムグループファイルの編集機能を持った
コマンドラインのユーティリティです.
コマンドラインのユーティリティです
</para>
<para>
これはシェルスクリプトからの利用や,
直接コマンドを実行する際に便利に使えるように設計されたものです.
これはシェルスクリプトからの利用や
直接コマンドを実行する際に便利に使えるように設計されたものです
</para>
<para>詳細はすべて &man.pw.8; に書かれています.</para>
<para>詳細はすべて &man.pw.8; に書かれています</para>
</sect2>
<sect2 id="users-chpass">
<title>chpass</title>
<para><application>chpass</application> は,
パスワード, シェル, その他の個人情報といった,
ユーザデータベース情報を変更します.
<para><application>chpass</application> は
パスワード、シェル、その他の個人情報といった、
ユーザデータベース情報を変更します
</para>
<para>システム管理者に限りスーパユーザ権限で chpass を用い,
他のユーザの情報やパスワードを変更することが可能です.
<para>システム管理者に限りスーパユーザ権限で chpass を用い
他のユーザの情報やパスワードを変更することが可能です
</para>
<para>ユーザ名の他にオプションを指定しないと,
<para>ユーザ名の他にオプションを指定しないと
<application>chpass</application>
はユーザ情報を編集するエディタを表示します.
そのエディタを終了すると,
はユーザ情報を編集するエディタを表示します
そのエディタを終了すると
<application>chpass</application>
はユーザデータベース情報の変更を試みます.
はユーザデータベース情報の変更を試みます
</para>
<example>
@ -402,8 +402,8 @@ Home Phone:
Other information:</screen>
</example>
<para>通常のユーザは, この情報の限られた部分のみ変更が可能です.
また, 変更できるのはそのユーザ自身の情報のみです.
<para>通常のユーザは、この情報の限られた部分のみ変更が可能です。
また、変更できるのはそのユーザ自身の情報のみです。
</para>
<example>
@ -419,15 +419,15 @@ Other information:</screen>
</example>
<note>
<para><command>chfn</command>,
<command>chsh</command> はいずれも,
単に chpass へのハードリンクになっています.
また, <command>ypchpass</command>,
<para><command>chfn</command>
<command>chsh</command> はいずれも
単に chpass へのハードリンクになっています
また、<command>ypchpass</command>、
<command>ypchfn</command> および
<command>ypchsh</command> も同様です.
NIS のサポートは自動的に行なわれますので,
<command>ypchsh</command> も同様です
NIS のサポートは自動的に行なわれますので
コマンドの先頭に <literal>yp</literal>
をつける必要はありません.
をつける必要はありません
</para>
</note>
</sect2>
@ -435,17 +435,17 @@ Other information:</screen>
<sect2 id="users-passwd">
<title>passwd</title>
<para><application>passwd</application> は,
ユーザが自分のパスワードを変更する通常の方法です.
スーパユーザ権限では,
他のユーザのパスワードを変更するのに使われます.
<para><application>passwd</application> は
ユーザが自分のパスワードを変更する通常の方法です
スーパユーザ権限では
他のユーザのパスワードを変更するのに使われます
</para>
<note>
<para>ユーザはパスワードを変更する前に,
もともと設定されていたパスワードを入力しなければなりません.
これはユーザがコンソールを離れた際に,
不審な人物によってパスワードが変更されることを防ぐためです.
<para>ユーザはパスワードを変更する前に
もともと設定されていたパスワードを入力しなければなりません
これはユーザがコンソールを離れた際に
不審な人物によってパスワードが変更されることを防ぐためです
</para>
</note>
@ -469,11 +469,11 @@ passwd: done</screen>
</example>
<note>
<para><command>yppasswd</command> は,
単に <command>passwd</command> へのハードリンクになっています.
NIS のサポートは自動的に行なわれますので,
<para><command>yppasswd</command> は
単に <command>passwd</command> へのハードリンクになっています
NIS のサポートは自動的に行なわれますので
コマンドの先頭に <literal>yp</literal>
をつける必要はありません.</para>
をつける必要はありません</para>
</note>
</sect2>
</sect1>
@ -481,18 +481,18 @@ passwd: done</screen>
<sect1 id="users-limiting-and-personalizing">
<title>ユーザへの制限と設定</title>
<para>quota がシステムで有効化されていると,
システム管理者はディスク使用の上限を設定し,
ユーザは自身のディスク使用量をチェックできるようになります.
quota については, <link linkend="quotas">quota
の章</link>に書かれています.</para>
<para>quota がシステムで有効化されていると
システム管理者はディスク使用の上限を設定し
ユーザは自身のディスク使用量をチェックできるようになります
quota については<link linkend="quotas">quota
の章</link>に書かれています</para>
<para>地域化(localization)とは,
それぞれ異なる言語, キャラクタセット,
日付や時間の標準などに適応させるための環境設定を,
システム管理者やユーザが行なうことを指します.
地域化については,
<link linkend="l10n">地域化の章</link>に書かれています.</para>
<para>地域化 (localization) とは、
それぞれ異なる言語、キャラクタセット、
日付や時間の標準などに適応させるための環境設定を
システム管理者やユーザが行なうことを指します
地域化については
<link linkend="l10n">地域化の章</link>に書かれています</para>
</sect1>
</chapter>