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Ryusuke SUZUKI 2012-12-29 13:04:35 +00:00
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commit a56dd7b1ca
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=40494

View file

@ -7,7 +7,7 @@
<!--
The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: r26109
Original revision: r28638
$FreeBSD$
-->
@ -36,6 +36,11 @@
<surname>Sm&oslash;rgrav</surname>
<contrib>寄稿: </contrib>
</author>
<author>
<firstname>Mark</firstname>
<surname>Linimon</surname>
</author>
</authorgroup>
<pubdate>$FreeBSD$</pubdate>
@ -552,6 +557,8 @@
<section>
<title>パッチやファイルを添付する</title>
<para>以下は、障害報告を電子メールで提出する場合にあてはまります。</para>
<para>&man.send-pr.1; プログラムは、
障害報告にファイルを添付する機能を備えています。
それぞれのファイルの基本名称
@ -610,6 +617,8 @@
<section>
<title>テンプレートに記入する</title>
<para>次の節は電子メール方式にのみあてはまります。</para>
<para>&man.send-pr.1; を動かすとテンプレートが表示されます。
テンプレートは特定の項目から成り立っており、
その一部にはあらかじめ埋められていたり、
@ -628,7 +637,8 @@
電子メールアドレスを
<literal>Cc:</literal> ヘッダに追加してください。</para>
<para>次に、一連の一行フィールドが続きます。</para>
<para>電子メールの雛型には、次の
2 つの一行フィールドがあります。</para>
<note>
<title>訳注</title>
@ -656,13 +666,30 @@
によって、世界的に配布されています。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
<para>次の節では、電子メールインタフェースと web
インタフェースの両方に共通なフィールドについて説明します。</para>
<itemizedlist>
<listitem>
<para><emphasis>Originator (あなたの名前):</emphasis>
これは普通、現在ログインしているユーザの
<literal>gecos</literal> フィールドを使って既に埋められています。
あなたの実際の名前を指定してください。
あなたの本名を指定してください。
お好みで、名前の後ろに電子メールアドレスを
山括弧 (&lt;&gt; のこと) で閉じて付けることができます。</para>
山括弧 (&lt;&gt; のこと) で閉じて付けることができます。
電子メールインタフェースでは、これは普通、現在ログインしているユーザの
<literal>gecos</literal>
フィールドを使って既に埋められています。</para>
<note>
<para>指定した電子メールアドレスは公開情報となり、
スパマーに利用されるかもしれません。
スパム対策を使えるようにしておくか、
一時的なメールアカウントを利用してください。
しかし、あなたが有効な電子メールアドレスを書かないと、
わたしたちはあなたの障害報告に対して質問できなくなります。</para>
</note>
<note>
<title>訳注</title>
@ -688,7 +715,7 @@
<para>上述したように、障害報告にパッチが含まれているなら、
概要の先頭に <literal>[patch]</literal> と書いて下さい。
あなたがメンテナなら、
Ports に関する障害報告で、あなたがメンテナなら、
<literal>[maintainer update]</literal> を追加して、
障害報告の <quote>Class</quote>
<literal>maintainer-update</literal>
@ -702,18 +729,27 @@
<literal>critical (致命的) </literal> のどれかです。
重要度を過大に評価しないでください。
あなたの問題が本当に致命的 (たとえば、
<username>root</username> 権限を悪用できたり、
パニックを容易に再現できるなど) でない場合は、
データが壊れたり、-CURRENT
で以前に比べて機能が大きく退化したなど) でない場合は、
<literal>critical</literal>
に分類するのを、また多くの人に影響するのでなければ
(特定のデバイスドライバやシステムユーティリティ)、
<literal>serious</literal>
に分類するのを、また多くの人に影響する
(カーネルがパニックしたりフリーズする、
または特定のデバイスドライバやシステムユーティリティに問題がある)
のでなければ、<literal>serious</literal>
に分類するのを控えてください。
まったく同じことをやった人があまりに多いため、
問題の重要性を水増ししても、必ずしも
&os; 開発者がその問題に早くとりかかるわけではありません。
&mdash; 実際、
それが理由でこのフィールドや次のフィールドにほとんど注意を払わない開発者もいます。</para>
それが理由でこのフィールドにほとんど注意を払わない開発者もいます。</para>
<note>
<para>GNATS の情報はすべて公開されているので、
重要なセキュリティ上の問題は GNATS
に提出するべきでは<emphasis>ありません</emphasis>
そのような問題は、内密に &a.security-officer;
宛に電子メールを送ってください。</para>
</note>
</listitem>
<listitem>
@ -725,11 +761,38 @@
は実質的にすべての &os; ユーザに影響するもの、
<literal>medium (中間)</literal>
は多くのユーザに影響するものに限定すべきです。</para>
<note>
<para>このフィールドはあまりにも乱用されたため、
いまやほとんど意味がなくなってしまいました。</para>
</note>
</listitem>
<listitem>
<para><emphasis>Category (分類):</emphasis>
以下から一つを選んでください (
適切な分類を選んでください。</para>
<note>
<para>ある特定のハードウェアアーキテクチャに特有のバグをいれるための、
"platform" (プラットホーム) 分類がたくさんあります。
&os; の複数のバージョンにまたがる一般的な問題は、
<literal>kern</literal><literal>bin</literal>
に入れるべきでしょう。これらのカテゴリについては、
下記の議論をご覧ください。</para>
<para>例: あなたは一般的な
PC アーキテクチャのマシンを持っていて、
特定のチップセットや特定のマザーボードの問題にぶつかったようです。
この場合は、<literal>i386</literal>
がふさわしい分類になります。</para>
<para>例: 一般的なバス用の追加の周辺カードや、
特定の種類のハードディスクドライブで問題があります。
この場合は、複数のアーキテクチャに影響する可能性があり、
<literal>kern</literal> がふさわしい分類になります。</para>
</note>
<para>以下に現在の分類一覧を示します (
<ulink url="http://www.FreeBSD.org/cgi/cvsweb.cgi/src/gnu/usr.bin/send-pr/categories"></ulink>
からもってきています)。</para>
<itemizedlist>
@ -751,12 +814,22 @@
<listitem>
<para><literal>bin:</literal>
基本システムに含まれるユーザランドプログラムに関する問題。</para>
基本システムに含まれるユーザランドプログラムに関する問題。
&man.whereis.1; を実行すると <literal>/bin</literal>,
<literal>/usr/sbin</literal> などが表示される場合は、
おそらくこれがふさわしい分類です
(いくつかの寄贈プログラムは、ここではなく
<literal>gnu</literal>
に分類しなければならないかもしれません。
下記をご覧ください)。</para>
</listitem>
<listitem>
<para><literal>conf:</literal>
設定ファイルや、既定値などに関する問題。</para>
設定ファイルや、既定値などに関する問題。
<literal>/usr/share</literal>
<literal>/etc/rc*</literal>
にかかわる問題はここに分類されます。</para>
</listitem>
<listitem>
@ -766,7 +839,7 @@
<listitem>
<para><literal>gnu:</literal>
&man.gcc.1;&man.grep.1; などの
&man.gcc.1;&man.grep.1; などの、取り込まれた
GNU ソフトウェアに関する問題。</para>
</listitem>
@ -789,14 +862,19 @@
<listitem>
<para><literal>kern:</literal>
カーネルまたは (特定のプラットフォーム用ではない)
デバイスドライバに関する問題。</para>
カーネル、(特定のプラットフォーム用ではない)
デバイスドライバや、
ベースシステムのライブラリにに関する問題。</para>
</listitem>
<listitem>
<para><literal>misc:</literal>
これらの分類に適合しないその他の分類
(なお、ここに分類されると見失われやすいです)。</para>
これらの分類に適合しないその他の分類。(なお、
本当にここに分類されるべきものは、
リリースおよびビルドのための基盤をのぞけば、
ほとんどありません。<literal>HEAD</literal>
における一時的なビルドの失敗はここに分類すべきではありません。
また、ここに分類すると見失われやすいです)。</para>
</listitem>
<listitem>
@ -832,7 +910,11 @@
<listitem>
<para><literal>www:</literal>
&os; ウェブサイトへの変更と改善。</para>
&os; ウェブサイトへの変更と改善。
<literal>/usr/ports/www</literal>
にある問題は、ここには分類<emphasis>されません</emphasis>
それは <literal>ports</literal>
に分類されるべきものです。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</listitem>
@ -871,7 +953,7 @@
<listitem>
<para><emphasis>Release:</emphasis>
あなたが動作させている &os; のバージョン。
これは &man.send-pr.1; によって自動的に書き込まれますが、
これは &man.send-pr.1; を使うと自動的に書き込まれますが、
あなたが障害が起きているものと違うシステムから障害報告を送信する場合に限り、
変更する必要があります。</para>
</listitem>
@ -919,6 +1001,8 @@
<section>
<title>障害報告を送信する</title>
<para>&man.send-pr.1; を使っている場合。</para>
<para>テンプレートを埋め、保存してエディタを終了すると、
&man.send-pr.1;
<prompt>s)end, e)dit or a)bort?</prompt>
@ -939,6 +1023,30 @@
<para>上記の操作では、指定されたファイルを読み込み、
書式が正しいか検証し、ファイル中のコメント部分を取り除いて、
障害報告が送信されます。</para>
<para>Web フォームを使っている場合。</para>
<para><literal>submit</literal> を押す前に、
そのページに画像で表示されているテキストをフィールドに記入しなければなりません。
この不幸な手順は自動化されたシステムや、
誤りを教えられた人たちによる誤用があったために導入されました。
これは、誰もが嫌う必要悪なのです。
お願いですから、これを取り除くように要望しないでください。</para>
<para>なお、<literal>submit</literal> を押す前に、
どこかにあなたが書いた内容を保存しておくことを
<literal>強く奨めます</literal>
ユーザがよく出くわす問題に、web ブラウザが、
キャッシュから無効になった画像を表示してしまうというものがあります。
あなたがそういう目に会ってしまったら、
あなたの報告は拒否されてしまい、
書いたものを失ってしまうでしょう。</para>
<para>何らかの理由で画像が見られず、また &man.send-pr.1;
も使えない場合は、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、
障害報告を bugbuster チームに
<email>freebsd-bugbusters@FreeBSD.org</email>
宛で送ってください。</para>
</section>
</section>
@ -998,6 +1106,46 @@
(前述の方法で) フォローアップを送ってください。</para>
</section>
<section id="pr-problems">
<title>問題が起きたら</title>
<para>ほとんどの障害報告はシステムで処理され、
ただちに受け付けられます。しかし、GNATS の処理が遅れて、
10 分以上確認の電子メールが届かないこともあります。
しばらくお待ちください。</para>
<para>さらに、GNATS は入力をすべて電子メールで受け取るので、
&os; が渡されたメールをすべて spam フィルタに通しても影響が出ます。
1, 2 時間で返答を受け取っていなければ、
spam フィルタに引っかかった可能性があります。
その場合は、<email>bugmeister@FreeBSD.org</email>
にメールを送って GNATS 管理者の助力をもとめてください。</para>
<note>
<para>spam の判断基準に、(障害報告に HTML
をいれる必要はないにもかかわらず) spam によくみられる
HTML メールであることがあります。
障害報告を送る際には、HTML メールにしないことを強く推奨します。
フィルタにひっかかる可能性が高いだけでなく、
データベースをごちゃごちゃにしてしまうだけという可能性が高いからです。
昔ながらのテキストメールの方がずっとよいでしょう。</para>
</note>
<para>まれに、障害報告が受け付けられ、追跡番号が付いたのに、
web の検索ページのどの一覧にも表示されないことがあります。
その場合、おそらくデータベースの索引がデータベースそのものと
同期が外れてしまったのだと思われます。
本当にそうか確認する方法は、<ulink
url="http://www.FreeBSD.org/cgi/query-pr.cgi">
特定の障害報告を見る</ulink>ページにいって、
障害報告が出てくるか確認することです。
障害報告が存在するなら、<email>bugmeister@FreeBSD.org</email>
にメールを出して GNATS 管理者に知らせてください。
ただし、定期的にデータベースを再構築する <literal>cron</literal>
ジョブが走っていますので、急いでいるのでなければ、
特になにもする必要はありません。</para>
</section>
<section id="pr-further">
<title>さらなる読みもの</title>