From ab7239cfac77c231f9cf5dad19ceb4441f4a5e81 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Ryusuke SUZUKI Date: Thu, 28 May 2015 10:49:28 +0000 Subject: [PATCH] - Merge the following from the English version: r44886 -> r46452 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml --- .../books/handbook/bsdinstall/chapter.xml | 2686 +++++++---------- 1 file changed, 1164 insertions(+), 1522 deletions(-) diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml index fab9f295ba..554c632d9d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml +++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r44885 + Original revision: r46452 $FreeBSD$ --> Randy Pratt - sysinstall のウォークスルー、スクリーンショット、 およびその他原稿: - RandyPratt --> @@ -105,12 +103,12 @@ - &os; インストールメディアの作り方。 + 最小ハードウェア要件、および &os; + が対応しているアーキテクチャについて。 - 最小ハードウェア要件、および&os; - が対応しているアーキテクチャについて + &os; インストールメディアの作り方。 ) を含めるためのものです。 利用可能な GPT パーティションタイプについては、&man.gpart.8; をご覧ください。 - 複数のファイルシステムのパーティションを使うことができます。 + 複数のファイルシステムのパーティションを作成できます。 /, /var, /tmp そして /usr といった伝統的なパーティション分割のレイアウトを好む人もいます。 レイアウトの例が にあります。 - サイズを入力する際に、 - K (キロバイト)、M (メガバイト)、 + Size には、 + K (キロバイト)、 + M (メガバイト)、 G (ギガバイト) といった通常の省略形を使用出来ます。 @@ -1706,36 +1521,38 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... 512 バイトまたは 4K バイトのセクタでドライブが配置しやすくなります。 一般的に、 4K の偶数倍の場所からパーティションが開始するように設定する簡単な方法は、 1M または 1G の偶数倍のパーティションサイズを用いることです。 - ただし、例外があり、現在のところ + ただし、例外があります。 freebsd-boot パーティションは、 ブートコードの制限により 512K 以下である必要があります。 ファイルシステムを持つパーティションでは、 - マウントポイントが必要となります。 - 1 つの UFS パーティションだけを作成するのであれば、 + Mountpoint が必要となります。 + 1 つの UFS パーティションだけを作成したのであれば、 マウントポイントは / となります。 - 同様に label の作成も必要です。 - ラベルは作成したパーティションを認識するための名前です。 + Label + は作成したパーティションを認識するための名前です。 ドライブ名や番号は、 ドライブが別のコントローラやポートに接続されると変わることがありますが、 パーティションラベルは変わりません。 /etc/fstab のようなファイルの中で、 ドライブ名やパーティション番号ではなく、ラベルを参照することにより、 システムがハードウェアの変更に対して、より寛容になります。 - GPT のラベルは、ディスクが接続されると /dev/gpt/ + GPT ラベルは、 + ディスクが接続されると /dev/gpt/ に現れます。他のパーティションスキームでは別のラベルとなり、 /dev/ 以下の異なるディレクトリにラベルが現れます。 - 同じ名前による衝突を避けるため、 - すべてのファイルシステムに対し、一意的な名前使ってください。 + 名前の衝突を避けるため、 + 各パーティションには、一意的な名前使ってください。 コンピュータ名、使用、位置情報を表す単語をラベルに追加できます。 - たとえば、研究室のコンピュータの UFS のルートパーティションを + たとえば、lab という名前のコンピュータの + UFS の root パーティションには、 labroot または - rootfs-lab とします。 + rootfs-lab といった名前を使ってください。 @@ -1759,8 +1576,9 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... これとは別のユニークなラベルをつけてください。 &os; の gptboot は、 - デフォルトでは最初に見つかった UFS パーティションが、 - / パーティションであることを前頭としています。 + デフォルトでは最初に見つかった + UFS パーティションが、 + / パーティションであることを前提としています。 @@ -1789,7 +1607,7 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... freebsd-swap 4G - + exswap @@ -1838,7 +1656,7 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... 将来ストレージ空間を追加したり、壊れたディスクの置き換えにおいて、4k セクタのディスクを追加できるようにしておくことにはメリットがあります。 インストーラはオプションとして、 - GELI ディスクの暗号化にも対応しています。 + GELI ディスクの暗号化にも対応しています。 暗号化を有効にすると、/boot @@ -1848,7 +1666,7 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... ユーザがサイズを選択可能な swap パーティションも作成され、 残りのスペースが ZFS プールとして使われます。 - インストーラの ZFS メインメニューには、 + インストーラの ZFS 設定メニューには、 プールの作成をコントロールする数多くのオプションが用意されています。
@@ -1861,21 +1679,21 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
- 最も重要なオプションは、 - 仮想デバイスのタイプおよびプールを構成するディスクの選択です。 + T を選択して、Pool Type + およびプールに対応するディスクを選択してください。 現在のところ、自動の ZFS インストーラは、 ストライプモードを除き、 単一のトップレベルの仮想デバイスの作成のみに対応しています。 - より複雑なプールを作成するには、Shell Mode - で説明されている方法でプールを作成してください。 + より複雑なプールを作成するには、 + で説明されている方法で作成してください。 インストーラは、ストライプ (推奨されません。冗長性なし)、ミラー (ベストなパフォーマンス。使用できる容量は最小) および RAID-Z 1, 2 および 3 (それぞれ 1, 2 および 3 ディスクの同時障害へ対応)、 といったさまざまなタイプのプールの作成に対応しています。 - プールタイプを選択するとスクリーンの下に説明が表示され、 - 各タイプにおいて必要なディスク数や、RAID-Z の場合には、 - 各設定に対して最適なディスクの数のアドバイスが表示されます。 + 選択されているプールタイプに対しては、スクリーンの下に、 + 必要なディスク数、RAID-Z の場合には、 + 各設定に対して最適なディスクの数についてのアドバイスが表示されます。
<acronym>ZFS</acronym> プールタイプ @@ -1887,13 +1705,13 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
- プールのタイプを選択したら、 + Pool Type を選択したら、 利用可能なディスクの一覧が表示されます。 その後、プールを構成するディスクを、1 つまたは複数選択してください。 - 十分なディスクが選択されたかどうか設定が検証されます。 + 十分なディスクが選択されているかどうかについて検証が行われます。 もし、問題があるようでしたら、 <Change Selection> - を選択して、ディスクの一覧にもどってください。 + を選択して、ィスクの一覧に戻ってください。 もしくは、 <Cancel> を選択して、 プールのタイプを変更してください。 @@ -1940,18 +1758,19 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... - メニューでは、プールの名前の入力、4k セクタ制限の設定の無効化、 + メインの ZFS 設定メニューでは、 + pool 名の入力、4k セクタ制限の設定の無効化、 暗号化の有効 / 無効の設定、パーティションテーブルタイプの GPT (推奨) と MBR の切り替え、 - スワップ領域の容量を選択することもできます。 + そしてスワップ領域の容量を設定できます。 すべてのオプションが適切な値に設定されたら、 メニューのトップにある >>> Install オプションを選択してください。 - &man.geli.8; ディスク暗号化を有効にしていたら、 - ディスクを暗号化するのに用いるパスフレーズを 2 度求められます。 + GELI ディスク暗号化を有効にしていたら、 + ディスクを暗号化するために用いるパスフレーズを 2 度求められます。
ディスク暗号化パスワード @@ -1984,26 +1803,33 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... シェルモードによるパーティションの作成 - 高度なインストールを行うには、bsdinstall のインタフェースは、 - 柔軟性にかけます。 - パーティションメニューで - Shell オプションを選択すると、 - シェルを使えるようになります。 - ドライブを分割し、ファイルシステムを作成し、&man.fstab.5; - ファイルを /tmp/bsdinstall_etc/fstab に作成し、 + 高度なインストールを行うには、bsdinstall + が提供するパーティション分割のメニューは柔軟性にかけることがあります。 + 高度な技術を持つユーザは、パーティションメニューで + Shell オプションを選択することで、 + 手動でドライブを分割して、ファイルシステムを作成し、 + /tmp/bsdinstall_etc/fstab を作成し、 /mnt - 以下にファイルシステムをマウントしてください。 + 以下にファイルシステムをマウントできます。 以上を実行したら、 - exit を実行して、 - bsdinstall に戻り、インストールを続け、配布物のセットの展開を開始してください。 + exit を実行して + bsdinstall に戻り、 + インストールを続けてください。 インストール操作の確定 - インストールによるハードディスクへの変更を中止するなら、 - ここが最後のチャンスです。 + ディスクを一度設定すると、次のメニューは、 + 選択したハードドライブをフォーマットする前に、 + 設定を変更する最後のチャンスです。 + もし変更が必要であれば、 + [ Back ] + を選択してメインのパーティションエディタまで戻ってください。 + [ Revert & Exit ] + を選択すると、 + ハードドライブへの変更なしにインストールを終了します。
最後の確認 @@ -2015,27 +1841,19 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
- [ Commit ] を選択して、 - Enter キーを押すとインストールが開始します。 - もし変更が必要であれば、 - [ Back ] - を選択してパーティションエディタまで戻ってください。 - [ Revert & Exit ] - を選択すると、 - ハードドライブへの変更なしにインストールを終了できます。 - + 本当にインストールを開始するのであれば、 + [ Commit ] を選択して、 + Enter を押してください。 + インストールにかかる時間は、どのディストリビューションを選んだか、 どのインストールメディアを使ったか、 そしてコンピュータの速度にも依存します。 進行状況を表すメッセージが逐次表示されます。 - まず最初に、インストーラは、ディスクにパーティション情報を書き込み、 - newfs を実行してパーティションを初期化します。 - - ネットワーク経由でのインストールでは、 - bsdinstall は、 - インストールに必要な配布ファイルをダウンロードします。 - + まず最初に、インストーラは選択されているディスクをフォーマットし、 + パーティションを初期化します。 + bootonly メディアを用いたインストールでは、 + 選択されたコンポーネントがダウンロードされます。
配布ファイルのダウンロード @@ -2075,25 +1893,33 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... 必要な配布ファイルがすべて取り出されたら、 bsdinstall は、 - で説明されるインストール後の作業に進みます。 + インストール後の設定画面を表示します。 + 利用可能なインストール後のオプションについては次の章で説明します。 インストール後の作業 &os; のインストールが完了したら、 + 新しくインストールしたシステムで起動する前に、 + bsdinstall は、 さまざまなオプションの設定に移ります。 - 新しくインストールした &os; を起動する前に、 - 最後のメニューの configuration オプションの項目に入りなおすことでも、 - オプションの設定を変更できます。 + この章では、これらのオプションについて説明します。 + + + 一度システムを起動した後は、 + bsdconfig を使って、メニュー形式により、 + ここで説明するオプションや追加のオプションでシステムを設定できます。 + <systemitem class="username">root</systemitem> パスワードの設定 - root + 最初に root のパスワードを設定する必要があります。 - パスワードを入力している際に、入力している文字は画面に表示されません。 + パスワードを入力している際には、 + 入力している文字は画面に表示されません。 パスワードの入力後、もう一度入力する必要があります。 これは入力ミスを防ぐためです。 @@ -2108,22 +1934,21 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
- - パスワードの入力に成功したら、インストールは次に進みます。 ネットワークインタフェースの設定 - - bootonly によるインストール作業の一部として、 - すでにネットワークの設定を終えているのであれば、 - この作業を飛ばすことができます。 - - - 次に、コンピュータが認識したすべてのネットワークインタフェースが表示されます。 + 次に、 + コンピュータが認識したすべてのネットワークインタフェースが表示されます。 設定するネットワークインタフェースを選んでください。 + + bootonly によるインストールの一部として、 + すでにネットワークの設定を終えているのであれば、 + このネットワークの設定メニューは飛ばしてください。 + +
イーサネットインタフェースの選択 @@ -2135,300 +1960,263 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
- - ワイヤレスネットワークインタフェースの設定 + イーサネットインタフェースを選択したのであれば、 + で表示されるメニューまで飛びます。 + ワイヤレスネットワークを選択したのであれば、 + システムはワイヤレスアクセスポイントをスキャンします。 - ワイヤレスネットワークインタフェースを選択したのであれば、 - ネットワークに接続するようにワイヤレス認証およびセキュリティパラメータの入力が必要となります。 +
+ ワイヤレスアクセスポイントのスキャン - ワイヤレスネットワークは Service Set Identifier - (SSID) によって識別されます。 - SSID は、それぞれのネットワークに与えられる、 - 短く、一意的な名前です。 + + + + + +
- ほとんどのワイヤレスネットワークは、 - 送信データを暗号化して、情報を盗聴から保護します。 - WEP - のような古い暗号の安全性は低いので、 - WPA2 - 暗号を強く薦めます。 + ワイヤレスネットワークは Service Set Identifier + (SSID) によって識別されます。 + SSID は、それぞれのネットワークに与えられる、 + 短く、一意的な名前です。 + スキャンで見つかった SSID の一覧は、 + そのネットワークで利用できる暗号化のタイプの説明とともに表示されます。 + もし、期待した SSID + が一覧に表示されていなければ、 + [ Rescan ] + を選択してもう一度スキャンしてください。 + もし、期待したネットワークが表示されなければ、 + 接続のためのアンテナを確認したり、 + コンピュータをアクセスポイントの近くに移動させてみてください。 + その後もう一度スキャンしてください。 - ワイヤレスネットワークへ接続する最初のステップは、 - ワイヤレスアクセスポイントのスキャンです。 +
+ ワイヤレスネットワークの選択 + + + + + + +
-
- ワイヤレスアクセスポイントのスキャン - - - - - -
+ 次に、 + ワイヤレスネットワークに接続するための暗号情報を入力してください。 + WEP のような古い暗号の安全性は低いので、 + WPA2 暗号が強く推奨されます。 + WPA2 を使用してるネットワークでは、 + Pre-Shared Key (PSK) + と呼ばれるパスワードを入力してください。 + セキュリティ上の観点から、 + 入力ボックスに入力した文字はアスタリスクで表示されます。 - スキャンで見つかった - SSID の一覧が、 - そのネットワークで利用できる暗号化のタイプの説明とともに表示されます。 - もし、期待した SSID - が一覧に表示されないのであれば、 - [ Rescan ] - を選択してもう一度スキャンしてください。 - もし、期待したネットワークが表示されないのであれば、 - 接続のためのアンテナやコンピュータをアクセスポイントの近くに移動させてみてください。 - その後もう一度スキャンしてください。 +
+ WPA2 のセットアップ -
- ワイヤレスネットワークの選択 - - - - - -
+ + + + + +
- ネットワークの選択後、ワイヤレスネットワークに接続するための暗号情報を入力します。 - WPA2 では、パスワード (Pre-Shared Key または - PSK とも呼ばれます) のみが必要です。 - セキュリティ上の観点から、 - 入力ボックスに入力した文字はアスタリスクで表示されます。 + 次は、イーサネットもしくはワイヤレスインタフェースに対して、 + IPv4 を設定するかどうかを選択します。 -
- WPA2 のセットアップ - - - - - -
+
+ <acronym>IPv4</acronym> ネットワークの選択 - ワイヤレスネットワークを選択後、 - ネットワークの設定は接続情報の入力に進みます。 - + + + + + +
- - IPv4 ネットワークの設定 + IPv4 の設定方法は 2 通りあります。 + DHCP + はネットワークインタフェースを自動的に適切に設定する方法で、 + DHCP サーバのあるネットワークでは使用すべきです。 + もし、DHCP を利用できない環境では、 + 静的な設定として、 + ネットワークのアドレス情報を手動で入力する必要があります。 - IPv4 - ネットワークを使うかどうかを選択してください。 - これは、ネットワーク接続の最も一般的なタイプです。 + + 適当なネットワーク情報を入力しても動かないので、 + DHCP サーバが利用できなのであれば、 + ネットワーク管理者またはサービスプロバイダから + に示されている情報を入手してください。 + -
- IPv4 ネットワークの選択 + DHCP サーバを利用できるのであれば、 + 次のメニューで [ Yes ] を選択して、 + ネットワークインタフェースの設定を自動的に行ってください。 + インストーラは DHCP サーバを検索し、 + システムに対するアドレス情報を入手するために、 + 少しの間停止しているように表示されます。 + +
+ <acronym>IPv4</acronym> + <acronym>DHCP</acronym> 設定の選択 - - - - - -
+ + + + + +
- IPv4 の設定方法は 2 通りあります。 - DHCP - はネットワークインタフェースを自動的に適切に設定する方法で、 - 推奨されています。 - Static 設定では、 - ネットワーク情報を手動で入力する必要があります。 + DHCP サーバを利用できない環境では、 + [ No ] を選択し、 + このメニューにおいて以下のアドレス情報を入力してください。 - - 適当なネットワーク情報を入力しても動かないので、 - ネットワーク管理者またはサービスプロバイダから - に示されている情報を入手してください。 - +
+ <acronym>IPv4</acronym> の静的な設定 - - <acronym>IPv4</acronym> <acronym>DHCP</acronym> - ネットワークの設定 + + + + + +
- DHCP サーバを利用できるのであれば、 - [ Yes ] を選択して、 - ネットワークインタフェースの設定を自動的に行ってください。 + + + IP Address - + コンピュータに手動で与える IPv4 アドレスです。 + このアドレスは一意的なものである必要があり、 + すでにローカルネットワーク上の他のネットワーク機器で使われているものではいけません。 + -
- <acronym>IPv4</acronym> - <acronym>DHCP</acronym> 設定の選択 + + Subnet Mask - + ネットワークのサブネットマスクです。 + - - - - - -
- + + Default Router - + このネットワークのデフォルトゲートウェイの IP + アドレスです。 + +
- - 静的な <acronym>IPv4</acronym> ネットワークの設定 + 次の画面では、インタフェースを IPv6 + で設定すべきかを選択します。 + IPv6 が利用でき、希望するのであれば、 + [ Yes ] を選択してください。 - 静的なネットワークインタフェースの設定では、 - いくつかの IPv4 - 情報を入力する必要があります。 +
+ IPv6 ネットワークの選択 -
- <acronym>IPv4</acronym> Static 設定 + + + + + +
- - - - - -
+ IPv6 の設定に関しても 2 つの方法があります。 + StateLess Address AutoConfiguration + (SLAAC) + は、ローカルルータから適切なネットワーク設定情報を入手するように、 + 自動的にリクエストします。 + 詳細については http://tools.ietf.org/html/rfc4862 + を参照してください。静的な設定では、 + ネットワーク情報を手動で入力する必要があります。 - - - IP Address - - コンピュータに手動で与える IPv4 - アドレスです。 - このアドレスは一意的なものである必要があり、 - ローカルネットワーク上の他のネットワーク機器で使われていてはいけません。 - + IPv6 ルータを利用できるのであれば、 + 次のメニューで [ Yes ] を選択し、 + ネットワークインタフェースの設定を自動的に行ってください。 + インストーラはルータを見つけ出し、 + システムに対するアドレス情報を入手するために、 + 少しの間停止しているように表示されます。 - - Subnet Mask - - ローカルネットワークで用いられるサブネットマスクです。 - 一般的には 255.255.255.0 です。 - +
+ <acronym>IPv6</acronym> SLAAC 設定の選択 - - Default Router - - このネットワークのデフォルトルータの IP アドレスです。 - これは、通常ルータか、 - ローカルネットワークをインターネットへ接続するネットワーク機器のことです。 - デフォルトゲートウェイ - とも呼ばれます。 - - - - + + + + + +
- - IPv6 ネットワークの設定 + IPv6 ルータが利用できない環境では、 + [ No ] を選択して、 + 表示されるメニューで以下のアドレス情報を入力する必要があります。 - IPv6 はネットワークの設定の新しい方法です。 - IPv6 が利用でき、希望するのであれば、 - [ Yes ] を選択してください。 +
+ IPv6 の静的な設定 -
- IPv6 ネットワークの設定 + + + + + +
- - - - - -
+ + + IPv6 Address - + このコンピュータに割り当てられた + IPv6 アドレスです。 + このアドレスは一意的なものである必要があり、 + すでにローカルネットワーク上の他のネットワーク機器で使われているものではいけません。 + - IPv6 の設定に関しても 2 つの方法があります。 - SLAAC - (StateLess Address AutoConfiguration) - は、ネットワークインタフェースを自動的に適切に設定します。 - Static - 設定では、ネットワーク情報を手動で入力する必要があります。 + + Default Router - + このネットワークのデフォルトゲートウェイの IPv6 + アドレスです。 + + - - <acronym>IPv6</acronym> Stateless Address - Autoconfiguration + 最後のネットワークメニューでは、 + Domain Name System (DNS) + リゾルバを設定します。 + これは、ホスト名とネットワークアドレスを変換します。 + すでに DHCP または SLAAC + を使って自動的にネットワークインタフェースを設定したのであれば、 + Resolver Configuration + には値がすでに入っているでしょう。 + そうでなければ、Search + フィールドにローカルネットワークのドメイン名を入力してください。 + DNS #1 および DNS #2 は、 + ローカル DNS サーバの + IPv4 または IPv6 アドレスです。 + 少なくとも、1 つの DNS サーバは必要です。 - SLAAC では、IPv6 - ネットワークコンポーネントがローカルルータから自動設定に関する情報をリクエストできるようにします。 - 詳細については、http://tools.ietf.org/html/rfc4862 - をご覧ください。 +
+ DNS の設定 -
- <acronym>IPv6</acronym> SLAAC 設定の選択 - - - - - - -
- - - - 静的な <acronym>IPv6</acronym> ネットワークの設定 - - 静的なネットワークインタフェースの設定では、 - IPv6 の設定に関する情報を入力する必要があります。 - -
- IPv6 static 設定 - - - - - - -
- - - - IPv6 Address - - このコンピュータに割り当てられた - IP アドレスです。 - 手動で設定します。 - このアドレスは一意的なものである必要があり、 - ローカルネットワーク上の他のネットワーク機器で使われていてはいけません。 - - - - Default Router - - このネットワークのデフォルトルータの IPv6 アドレスです。 - これは、通常ルータか、 - ローカルネットワークをインターネットへ接続するネットワーク機器のことです。 - デフォルトゲートウェイ - とも呼ばれます。 - - -
- - - - <acronym>DNS</acronym> の設定 - - Domain Name System または (DNS) - リゾルバは、ホスト名とネットワークアドレスを変換します。 - すでに DHCP または SLAAC - を使って自動的にネットワークインタフェースを設定したのであれば、 - Resolver Configuration - には値がすでに入っているでしょう。 - そうでなければ、Search - フィールドにローカルネットワークのドメイン名を入力してください。 - DNS #1 および DNS #2 は、 - ローカル DNS サーバの IP アドレスです。 - 少なくとも、1 つの DNS サーバは必要です。 - -
- DNS の設定 - - - - - - -
-
+ + + + + +
タイムゾーンの設定 - 使用しているコンピュータのタイムゾーンを設定することで、 - 地域による時刻の違いが自動的に調整され、 - タイムゾーンに関連した機能が適切に取り扱われます。 - - ここでの例では、コンピュータが United States の - Eastern タイムゾーンにあるものとします。 - 実際の地理的位置に対応するタイムゾーンを設定してください。 + 次のメニューでは、システムのクロックが UTC + を使うか、ローカルタイムを使うかを設定します。 + 迷ったら、[ No ] を選択して、 + 良く使われているローカルタイムを選択してください。
ローカルまたは UTC クロックの選択 @@ -2440,13 +2228,14 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
- コンピュータのクロックの設定にしたがい、 - [ Yes ] または、 - [ No ] - を選択し、Enter を押しください。 - UTC とローカルタイムのどちらを選ぶべきかわからない場合には、 - [ No ] - を選択して、より一般的なローカルタイムに設定してください。 + 次のメニューでは、地域、国、タイムゾーンを指定します。 + 使用しているシステムのタイムゾーンを設定することで、 + 夏時間などの地域による時刻の違いが自動的に調整され、 + タイムゾーンに関連した機能が適切に取り扱われます。 + + ここでの例では、United States の + Eastern タイムゾーンにあるコンピュータに対するものです。 + 実際の地理的位置に対応するタイムゾーンを設定してください。
地域の選択 @@ -2502,10 +2291,12 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... - 有効にするサービスの選択 + サービスを有効にする - ブート時に起動するシステムサービスを追加で有効に出来ます。 - これらのサービスはすべてオプションです。 + 次のメニューでは、システムが起動した時に、 + 起動するシステムサービスを設定します。 + これらのサービスはすべてオプションです。 + システムの機能として必要なサービスだけを起動するようにしてください。
追加で有効にするサービスの選択 @@ -2517,22 +2308,29 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
+ このメニューで有効にできるサービスは以下の通りです。 + - 追加のサービス - sshd - - 安全なリモートアクセスのためのセキュアシェル - (SSH) デーモン + sshd - セキュアシェル + (SSH) デーモンは、 + 暗号化された接続上でリモートアクセスするために使われます。 + システムがリモートログインを必要とする場合のみ、 + このサービスを有効にしてください。 moused - システムのコンソールで、 - マウスを利用できるようにします。 + マウスを利用する時に、このサービスを有効にしてください。 - ntpd - 自動時刻同期のネットワークプロトコル - (NTP) デーモン + ntpd - 自動時刻同期のための + The Network Time Protocol + (NTP) デーモン。 + ネットワーク上に、 + &windows;, Kerberos または LDAP + サーバがあるときには、このサービスを有効にしてください。 @@ -2545,15 +2343,11 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... クラッシュダンプの設定 - 次に bsdinstall は、 - クラッシュダンプの設定に移ります。 + 次のメニューでは、 + クラッシュダンプを有効にするかどうかを設定します。 システムのデバッグを行う上で、 クラッシュダンプにより得られる情報は非常に有用です。 - 可能であればクラッシュダンプを有効にすると良いでしょう。 - [ Yes ] - を選択してクラッシュダンプを有効にするか、または - [ No ] - を選択してクラッシュダンプを無効化し、先に進んでください。 + 可能であればクラッシュダンプを有効にすると良いでしょう。
クラッシュダンプの設定 @@ -2569,11 +2363,11 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... ユーザの追加 - システムに root - でログインすることを避けるため、 - インストール時には、少なくとも一人のユーザを追加してください。 + 次のメニューでは、少なくとも一人のユーザを追加してください。 + システムには root + ではなく、ユーザアカウントでログインすることが推奨されています。 root - 権限では、実行に対して制限がなく、また、保護されません。 + 権限でログインすると、実行に対して制限がなく、また、保護されません。 通常のユーザでログインすることにより、 安全でセキュリティ的に危険が少なくなります。 @@ -2590,7 +2384,11 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
- 追加するユーザの情報を入力してください。 + プロンプトに従い、 + ユーザアカウントの作成で必要となる情報を入力してください。 + で示されている例では、asample ユーザアカウントを作成します。
ユーザ情報の入力 @@ -2602,17 +2400,22 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]...
+ 以下は、入力情報のまとめです。 + - ユーザの情報 - Username - - ログイン時のユーザ名を入力します。典型的なものでは、 - ファーストネームの最初の文字とラストネームを組み合わせます。 + ログイン時のユーザ名を入力します。一般的な慣習では、 + ファーストネームの最初の文字とラストネームを、 + ユーザ名がシステムで一意的になる長さで組み合わせます。 + ユーザ名は、大文字と小文字を区別し、 + 空白を含んではいけません。 - Full name - ユーザのフルネーム + Full name - ユーザのフルネーム。 + 空白を含むことは可能です。 + また、この情報はユーザアカウントの説明の記述に使われます。 @@ -2624,13 +2427,15 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... Login group - 新しいユーザのログイングループ。 - 空欄のままにすると、自動的に割り当てられます + 空欄のままにすると、デフォルトに割り当てられます Invite user into other groups? - - ユーザを別のグループのメンバーとして追加するかどうか。 + ユーザを別のグループのメンバーとして追加するかどうか。 + ユーザが管理者としてのアクセス必要であれば、 + ここで wheel を入力してください。 @@ -2639,8 +2444,10 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... - Shell - ユーザのログインシェル。 - この例では &man.csh.1; に設定されています。 + Shell - + 一覧の中から、ユーザのシェルを入力してください。 + シェルに関する詳細については + をご覧ください。 @@ -2657,17 +2464,20 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... Use password-based authentication? - - 通常は yes です。 + 通常は、ユーザがログイン時にパスワードの入力が要求されるように + yes と入力してください。 Use an empty password? - - 通常は no です。 + 通常は、パスワードがないと安全ではなくなるので、 + no です。 Use a random password? - - 通常は no です。 + 通常は、次のプロンプトでユーザ自身のパスワードを入力できるように、 + no です。 @@ -2682,8 +2492,10 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... - Lock out the account after creation? - - 通常は no です。 + Lock out the account after + creation? + - 通常は、ユーザがログインできるようにするため、 + no です。 @@ -2692,7 +2504,8 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... 入力した情報に間違いがあれば、 no を入力してもう一度作業を行なってください。 すべてが正しく入力されていれば、 - yes を入力して、新しいユーザを作成してください。 + yes を入力して、 + 新しいユーザを作成してください。
ユーザおよびグループの管理を終了する @@ -2720,8 +2533,6 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... 最後に設定を修正する機会が与えられます。
- 最後の設定 - 最後の設定が完了したら、Exit - を選んでインストールを終了してください。 + を選んでください。
Manual Configuration @@ -2808,170 +2619,48 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/iso9660/FREEBSD_INSTALL [ro]... 追加の設定や、特別なセットアップが必要であれば、 [ Live CD ] を選んでインストールメディアを - Live CD モードで起動してください。 + Live CD で起動してください。 インストールが終わったら、 [ Reboot ] を選んで、 - コンピュータを再起動し、新しい &os; システムを動かしてください。 - 再起動する前には、忘れずに &os; インストール CD, - CD または - USB メモリスティックを外してください。 + コンピュータを再起動し、新しい &os; システムで起動してください。 + 再起動する前には、忘れずに &os; インストールメディアを外してください。 さもないと、もう一度インストールメディアから起動してしまいます。 - - - &os; の起動とシャットダウン + &os; の起動時には、多くのメッセージが画面に表示されます。 + システムの起動後には、ログインプロンプトが表示されます。 + login: プロンプトで、 + インストール時に追加したユーザ名を入力してください。 + root + でのログインは避けてください。管理者の権限が必要となった時に、 + スーパユーザになる方法については、 + を参照してください。 - - &os;/&arch.i386; の起動 + 起動時に表示されていたメッセージは、 + Scroll-Lock を押し、 + scroll-back buffer で見ることができます。 + PgUp, PgDn + そして矢印キーでメッセージをスクロールバックできます。 + メッセージの確認が終わったら、Scroll-Lock + をもう一度押すと、ディスプレイのロックを外し、 + コンソールに戻ることができます。 + 何度かシステムを起動した後で、これらのメッセージを見るには、 + コマンドプロンプトから + less /var/run/dmesg.boot + と入力してください。 + 確認後に q を押すと、 + コマンドラインに戻ります。 - &os; の起動時には、多くのメッセージが画面に表示されます。 - ほとんどは、画面上からスクロールして見えなくなってしまいますが、 - これは正常です。システムの起動が終わった後で、 - ログインプロンプトが表示されます。 - 画面上からスクロールして消えてしまったメッセージは - Scroll-Lock を押し、 - scroll-back buffer で、見ることができます。 - PgUp, PgDn - そして矢印キーでメッセージをスクロールバックできます。 - Scroll-Lock - をもう一度押すと、画面のロックを外し、 - 通常の画面に戻ることができます。 + にて、 + sshd を有効に設定した場合には、 + 最初の起動時にシステムが RSA および + DSA キーを生成するため、 + 少々時間がかかるかもしれません。 + その後の起動はより速くなるでしょう。 + 鍵のフィンガープリントは、以下の例のように表示されます。 - login: プロンプトで、 - インストール時に追加したユーザ名を入力してください。 - この例では、asample です。 - 必要のない限り、root - でのログインを避けてください。 - - 上で示した scroll-back buffer では、バッファの容量制限により、 - すべてが表示されないかもしれません。 - ログインの後にプロンプトからコマンドラインで - dmesg | less - と入力することによって、すべてを見ることができます。 - 確認後に q を押すと、 - コマンドラインに戻ります。 - - 典型的なブートメッセージ (バージョン情報は省略しています) - - Copyright (c) 1992-2011 The FreeBSD Project. -Copyright (c) 1979, 1980, 1983, 1986, 1988, 1989, 1991, 1992, 1993, 1994 - The Regents of the University of California. All rights reserved. -FreeBSD is a registered trademark of The FreeBSD Foundation. - - root@farrell.cse.buffalo.edu:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC amd64 -CPU: Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU E8400 @ 3.00GHz (3007.77-MHz K8-class CPU) - Origin = "GenuineIntel" Id = 0x10676 Family = 6 Model = 17 Stepping = 6 - Features=0x783fbff<FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,PAE,MCE,CX8,APIC,SEP,MTRR,PGE,MCA,CMOV,PAT,PSE36,MMX,FXSR,SSE,SSE2> - Features2=0x209<SSE3,MON,SSSE3> - AMD Features=0x20100800<SYSCALL,NX,LM> - AMD Features2=0x1<LAHF> -real memory = 536805376 (511 MB) -avail memory = 491819008 (469 MB) -Event timer "LAPIC" quality 400 -ACPI APIC Table: <VBOX VBOXAPIC> -ioapic0: Changing APIC ID to 1 -ioapic0 <Version 1.1> irqs 0-23 on motherboard -kbd1 at kbdmux0 -acpi0: <VBOX VBOXXSDT> on motherboard -acpi0: Power Button (fixed) -acpi0: Sleep Button (fixed) -Timecounter "ACPI-fast" frequency 3579545 Hz quality 900 -acpi_timer0: <32-bit timer at 3.579545MHz> port 0x4008-0x400b on acpi0 -cpu0: <ACPI CPU> on acpi0 -pcib0: <ACPI Host-PCI bridge> port 0xcf8-0xcff on acpi0 -pci0: <ACPI PCI bus> on pcib0 -isab0: <PCI-ISA bridge> at device 1.0 on pci0 -isa0: <ISA bus> on isab0 -atapci0: <Intel PIIX4 UDMA33 controller> port 0x1f0-0x1f7,0x3f6,0x170-0x177,0x376,0xd000-0xd00f at device 1.1 on pci0 -ata0: <ATA channel 0> on atapci0 -ata1: <ATA channel 1> on atapci0 -vgapci0: <VGA-compatible display> mem 0xe0000000-0xe0ffffff irq 18 at device 2.0 on pci0 -em0: <Intel(R) PRO/1000 Legacy Network Connection 1.0.3> port 0xd010-0xd017 mem 0xf0000000-0xf001ffff irq 19 at device 3.0 on pci0 -em0: Ethernet address: 08:00:27:9f:e0:92 -pci0: <base peripheral> at device 4.0 (no driver attached) -pcm0: <Intel ICH (82801AA)> port 0xd100-0xd1ff,0xd200-0xd23f irq 21 at device 5.0 on pci0 -pcm0: <SigmaTel STAC9700/83/84 AC97 Codec> -ohci0: <OHCI (generic) USB controller> mem 0xf0804000-0xf0804fff irq 22 at device 6.0 on pci0 -usbus0: <OHCI (generic) USB controller> on ohci0 -pci0: <bridge> at device 7.0 (no driver attached) -acpi_acad0: <AC Adapter> on acpi0 -atkbdc0: <Keyboard controller (i8042)> port 0x60,0x64 irq 1 on acpi0 -atkbd0: <AT Keyboard> irq 1 on atkbdc0 -kbd0 at atkbd0 -atkbd0: [GIANT-LOCKED] -psm0: <PS/2 Mouse> irq 12 on atkbdc0 -psm0: [GIANT-LOCKED] -psm0: model IntelliMouse Explorer, device ID 4 -attimer0: <AT timer> port 0x40-0x43,0x50-0x53 on acpi0 -Timecounter "i8254" frequency 1193182 Hz quality 0 -Event timer "i8254" frequency 1193182 Hz quality 100 -sc0: <System console> at flags 0x100 on isa0 -sc0: VGA <16 virtual consoles, flags=0x300> -vga0: <Generic ISA VGA> at port 0x3c0-0x3df iomem 0xa0000-0xbffff on isa0 -atrtc0: <AT realtime clock> at port 0x70 irq 8 on isa0 -Event timer "RTC" frequency 32768 Hz quality 0 -ppc0: cannot reserve I/O port range -Timecounters tick every 10.000 msec -pcm0: measured ac97 link rate at 485193 Hz -em0: link state changed to UP -usbus0: 12Mbps Full Speed USB v1.0 -ugen0.1: <Apple> at usbus0 -uhub0: <Apple OHCI root HUB, class 9/0, rev 1.00/1.00, addr 1> on usbus0 -cd0 at ata1 bus 0 scbus1 target 0 lun 0 -cd0: <VBOX CD-ROM 1.0> Removable CD-ROM SCSI-0 device -cd0: 33.300MB/s transfers (UDMA2, ATAPI 12bytes, PIO 65534bytes) -cd0: Attempt to query device size failed: NOT READY, Medium not present -ada0 at ata0 bus 0 scbus0 target 0 lun 0 -ada0: <VBOX HARDDISK 1.0> ATA-6 device -ada0: 33.300MB/s transfers (UDMA2, PIO 65536bytes) -ada0: 12546MB (25694208 512 byte sectors: 16H 63S/T 16383C) -ada0: Previously was known as ad0 -Timecounter "TSC" frequency 3007772192 Hz quality 800 -Root mount waiting for: usbus0 -uhub0: 8 ports with 8 removable, self powered -Trying to mount root from ufs:/dev/ada0p2 [rw]... -Setting hostuuid: 1848d7bf-e6a4-4ed4-b782-bd3f1685d551. -Setting hostid: 0xa03479b2. -Entropy harvesting: interrupts ethernet point_to_point kickstart. -Starting file system checks: -/dev/ada0p2: FILE SYSTEM CLEAN; SKIPPING CHECKS -/dev/ada0p2: clean, 2620402 free (714 frags, 327461 blocks, 0.0% fragmentation) -Mounting local file systems:. -vboxguest0 port 0xd020-0xd03f mem 0xf0400000-0xf07fffff,0xf0800000-0xf0803fff irq 20 at device 4.0 on pci0 -vboxguest: loaded successfully -Setting hostname: machine3.example.com. -Starting Network: lo0 em0. -lo0: flags=8049<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST> metric 0 mtu 16384 - options=3<RXCSUM,TXCSUM> - inet6 ::1 prefixlen 128 - inet6 fe80::1%lo0 prefixlen 64 scopeid 0x3 - inet 127.0.0.1 netmask 0xff000000 - nd6 options=21<PERFORMNUD,AUTO_LINKLOCAL> -em0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500 - options=9b<RXCSUM,TXCSUM,VLAN_MTU,VLAN_HWTAGGING,VLAN_HWCSUM> - ether 08:00:27:9f:e0:92 - nd6 options=29<PERFORMNUD,IFDISABLED,AUTO_LINKLOCAL> - media: Ethernet autoselect (1000baseT <full-duplex>) - status: active -Starting devd. -Starting Network: usbus0. -DHCPREQUEST on em0 to 255.255.255.255 port 67 -DHCPACK from 10.0.2.2 -bound to 192.168.1.142 -- renewal in 43200 seconds. -add net ::ffff:0.0.0.0: gateway ::1 -add net ::0.0.0.0: gateway ::1 -add net fe80::: gateway ::1 -add net ff02::: gateway ::1 -ELF ldconfig path: /lib /usr/lib /usr/lib/compat /usr/local/lib -32-bit compatibility ldconfig path: /usr/lib32 -Creating and/or trimming log files. -Starting syslogd. -No core dumps found. -Clearing /tmp (X related). -Updating motd:. -Configuring syscons: blanktime. -Generating public/private rsa1 key pair. + Generating public/private rsa1 key pair. Your identification has been saved in /etc/ssh/ssh_host_key. Your public key has been saved in /etc/ssh/ssh_host_key.pub. The key fingerprint is: @@ -3005,55 +2694,29 @@ The key's randomart image is: | . . o . | | .o. . | +-----------------+ -Starting sshd. -Starting cron. -Starting background file system checks in 60 seconds. +Starting sshd. -Thu Oct 6 19:15:31 MDT 2011 + フィンガープリントおよび SSH + についての詳細については、 + をご覧ください。 -FreeBSD/amd64 (machine3.example.com) (ttyv0) - -login: - - 低速なマシンでは、 - RSA および DSA - キーを作成するのに少々時間がかかるかもしれません。 - これはインストール後の最初の起動時に、sshd - のセットアップが自動的に開始する時に実行されます。 - その後の起動はより速くなるでしょう。 - - &os; はデフォルトでは、グラフィカルな環境をインストールしませんが、 - 多くのものを利用できます。 + &os; はデフォルトでは、グラフィカルな環境をインストールしません。 + グラフィカルなウィンドウマネージャのインストール、 + および設定に関するより多くの情報については、 をご覧ください。 - - - - - &os; のシャットダウン - 適切に &os; をシャットダウンすることは、 ハードウェアをダメージから守ったり、データの保護につながります。 - システムを適切にシャットダウンする前に、 - 電源を落すということはしないでください。 + システムを適切にシャットダウンする前に、 + 電源を落すということはしないでください! wheel グループのメンバとなっているユーザは、 コマンドラインから su と入力し、 - root パスワードを入力して - root となってください。 - または root - としてログインし、shutdown -p now - を使用します。システムは正しくシャットダウンし、電源が落ちます。 - - - - Ctrl - Alt - Del - - というキーの組合せを使ってシステムをリブートすることもできますが、 - 通常の運用においてこれは推奨されません。 - + root + のパスワードを入力してスーパユーザとなってください。 + その後、shutdown -p now + と入力すると、システムは正しくシャットダウンし、 + ハードウェアが対応していれば、電源が落ちます。 @@ -3064,119 +2727,98 @@ login: インストール トラブルシューティング - この節では、インストールの際の、 + この章では、インストールの際の、 これまで報告された共通の問題に対する解決のための情報が書いてあります。 - - なにかおかしいときには何をすればよいでしょうか + インストールする &os; のバージョンのハードウェアノート (http://www.freebsd.org/ja/releases/index.html) + を調べて、 + 使用しているハードウェアに対応しているかどうかを確認してください。 + もしハードウェアがサポートされているにもかかわらず、 + 動作しなかったり他の問題点がある時は、 + で説明されている方法で + カスタムカーネルを構築して、GENERIC + カーネルに含まれていないデバイスへのサポートを追加してください。 + 起動ディスクのカーネルでは、ほとんどのハードウェアデバイスの + IRQ, I/O アドレス、 + DMA + チャネルが工場出荷時の状態であると設定されています。 + もしハードウェアの設定が変更されている場合には、 + カーネルコンフィグレーションファイルを編集することにより、 + &os; に設定することが可能です。 - PC アーキテクチャのさまざまな制限により、 - 100% 確実に原因を突き止めることは不可能ですが、 - 失敗した時にいくつかできることがあります。 + + いくつかのインストール上の問題は、さまざまなハードウェア装置、 + 特にマザーボードのファームウェアのアップデートで回避または緩和することができます。 + マザーボードのファームウェアは、通常 BIOS + と呼ばれます。 + 多くのマザーボードまたはコンピュータ製造メーカーは、 + アップデートやアップグレード情報を載せているウェブサイトを用意しています。 - インストールする &os; のバージョンのハードウェアノート (http://www.freebsd.org/ja/releases/index.html) - を調べて、 - 使っているハードウェアに対応しているかどうかを確認してください。 + 通常、製造メーカーは、 + 重要な更新のようなそれなりの理由がない限り、マザーボードの + BIOS のアップグレードは行わないよう推奨しています。 + アップデートの過程で失敗する可能性があり、 + その場合 BIOS が不完全な状態になり、 + コンピュータが動作しない原因となり得るからです。 + - もしハードウェアがサポートされているにもかかわらず、 - 動作しなかったり他の問題点がある時は、 - で説明されている方法で - カスタムカーネルを構築して、GENERIC - カーネルに含まれていないデバイスへのサポートを追加してください。 - 起動ディスクのカーネルでは、ほとんどのハードウェアデバイスの - IRQ, I/O アドレス、 - DMA - チャネルが工場出荷時の状態であると設定されています。 - もしハードウェアの設定が変更されていると、 - カーネルコンフィグレーションファイルを編集し、 - 再コンパイルを行なって、これらの値を - &os; に設定しなければなりません。 + システムの起動時に、ハードウェアの検出中にシステムが固まったり、 + インストール中におかしな振る舞いをする場合には、 + ACPI が原因の可能性があります。 + &arch.i386;, &arch.amd64; および ia64 プラットフォームにおいて、 + &os; はシステムの設定を手助けするシステム + ACPI サービスを、 + 起動時に検出された場合に広く使います。 + 残念ながら、まだいくつかの不具合が、 + ACPI ドライバとシステムのマザーボードおよび + BIOS ファームウェア両方に存在しています。 + 起動ステージ 3 において、ヒント情報 + hint.acpi.0.disabled + を以下のように設定すると ACPI + を無効にできます。 - 存在しないデバイスを認識してしまうことにより、 - その後実際に存在するデバイスの認識を失敗してしまうことがあります。 - このような場合は衝突しているドライバを無効にします。 + set hint.acpi.0.disabled="1" - - いくつかのインストール上の問題はさまざまなハードウェア装置の、 - 特にマザーボードのファームウェアのアップデートで回避または緩和することができます。 - マザーボードのファームウェアは BIOS - と呼ばれることもあり、 - 多くのマザーボードまたはコンピュータ製造メーカーは、 - アップデートやアップグレード情報を載せているウェブサイトを用意しています。 - - 通常、製造メーカーは、 - 重要な更新のようなそれなりの理由がない限り、マザーボードの - BIOS のアップグレードは行わないよう推奨しています。 - アップデートの過程で失敗する可能性があり、 - その場合 BIOS が不完全な状態になり、 - コンピュータが動作しない原因となり得るからです。 - - - - - トラブルシューティングに関する Q & A - - - - - 起動時のハードウェア検出で、システムがハングアップします。 - または、インストール中にシステムがおかしくなります。 - - - i386, amd64 および ia64 プラットフォームにおいて、 - &os; はシステムの設定を手助けするシステム ACPI サービスを、 - 起動時に検出された場合に広く使います。 - 残念ながら、まだいくつかの不具合が、 - ACPI ドライバとシステムのマザーボードおよび - BIOS ファームウェア両方に存在しています。 - 起動ステージ 3 において、ヒント情報 - hint.acpi.0.disabled - を以下のように設定すると ACPI を無効にできます。 - - set hint.acpi.0.disabled="1" - - この設定はシステムが起動するたびにリセットされるので、 - /boot/loader.conf ファイルに - hint.acpi.0.disabled="1" を追加してください。 - ブートローダのより詳しい情報については - で説明します。 - - - - + この設定はシステムが起動するたびにリセットされるので、 + /boot/loader.conf ファイルに + hint.acpi.0.disabled="1" を追加する必要があります。 + ブートローダのより詳しい情報については + で説明します。 Live <acronym>CD</acronym> を使う - &os; の live CD は、 - メインのインストールプログラムと同じ - CD に含まれています。 - オペレーティングシステムに &os; を使おうかどうか考えている方や、 - インストールする前に機能を試して見たいと思っている方に有用です。 + で示されている + bsdinstall のウェルカムメニューは、 + [ Live CD ] + オプションを提供します。 + これは、 + オペレーティングシステムに &os; を使うべきかどうか迷っていて、 + インストール前に機能を試して見たいと思っている方に有用です。 - - live CD を使う際は、以下のことに気をつけてください。 - - - システムにアクセスする際には、認証を求められます。 - ユーザ名は root、 - パスワードは空欄としてください。 - + [ Live CD ] + を使う際は、以下のことに気をつけてください。 - - システムは CD から直接起動するため、 - ハードディスクにインストールされたシステムに比べ、 - パフォーマンスはかなり遅い可能性があります。 - + + + システムにアクセスする際には、認証を求められます。 + ユーザ名は root、 + パスワードは空欄としてください。 + - - live CD - のユーザインタフェースはコマンドプロンプトです。 - グラフィカルなユーザインタフェースではありません。 - - - + + システムはインストールメディアから直接起動するので、 + ハードディスクにインストールされたシステムに比べ、 + パフォーマンスはかなり遅い可能性があります。 + + + + このオプションのユーザインタフェースは、 + コマンドプロンプトのみです。 + グラフィカルなユーザインタフェースではありません。 + +