Fix some Japanese expressions.

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Hiroyuki Hanai 1998-06-01 04:46:11 +00:00
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commit aecdfc0fc0
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=2880
16 changed files with 246 additions and 248 deletions

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@ -172,7 +172,7 @@ awk
.PP
awk スクリプトはしばしばシェルスクリプトに埋め込まれ、
awk の入出力がパイプで接続されます。
こういったシェルスクリプトのラッパも perl スクリプトに取り込める場合が
こういったシェルスクリプトのラッパも perl スクリプトに取り込める場合が
かなりあります。
perl なら入出力パイプを開始でき、
awk が自分ではできなかった他の処理も行うことができるからです。

View file

@ -140,12 +140,9 @@ set-user ID
の関係に相当します。
.Pp
フラグ引数の処理のあと、もし引数が残っていて、かつ、
.Fl c
.Fl i
.Fl s
.Fl c ,
.Fl i ,
.Fl s ,
.Fl t
のいずれのフラグも指定されていなければ、残っている最初の引数は
コマンドファイル名であるとみなされます。シェルはこのファイルをオープンし、
@ -189,7 +186,7 @@ set-user ID
.Pp
ログイン・シェルが終了するとき、ユーザの
.Ar ホーム
ディレクトリのファイル
ディレクトリのファイル
.Pa .logout
.Pa /etc/csh.logout
@ -198,14 +195,14 @@ set-user ID
シェルは、読み込んだ行を空白とタブを区切りとして単語に分割します。ただし、
以下の例外があります。文字
`&' `\&|' `;' `<' `>' `(' `)'
は独立した単語となります。`&&'、`\&|\&|'、`<<'、`>>' のように
は独立した単語となります。`&&', `\&|\&|', `<<', `>>' のように
2つ繰り返されている場合はペアで1単語を形成します。
これらのメタキャラクタは、直前に `\e' を置くことによって、単語の一部としたり、
特別な意味を無視させることができます。改行の直前に `\e' を置くと、
単一の空白と等価になります。
.Pp
対応したクォート記号
`'\|'、`\*(ga'、`"'、に狭まれた文字列は、単語の一部分となります。
`'\|', `\*(ga', `"' に狭まれた文字列は、単語の一部分となります。
このような文字列中のメタキャラクタやブランク、
タブによって単語が分割されることはありません。
これらのクォートの意味はあとで説明します。
@ -214,7 +211,7 @@ set-user ID
.Pp
シェルの入力が端末からではない場合、
`#' 文字から改行まではコメントとして扱われます。
直前に `\e' を置くか `\`'、`\''、`"" でクォートすることにより、
直前に `\e' を置くか `\`', `\'', `"" でクォートすることにより、
この意味を抑制することができます。
.Ss コマンド
単純コマンドは単語の列であり、最初の単語が実行すべきコマンドを示します。
@ -224,17 +221,17 @@ set-user ID
行えます。パイプラインの列に続けて `&' を置くと、そのパイプラインの終了を
待つことなく、次のパイプラインが実行されます。
.Pp
上記のいずれかを `('`)' で囲むことにより、単純コマンドを形成することが
上記のいずれかを `('`)' で囲むことにより、単純コマンドを形成することが
できます (これはパイプライン等の構成要素として使えます)。
また、パイプラインを `\&|\&|' または `&&' で区切ることにより、C
言語のように、第2のパイプラインが第1のパイプラインが失敗あるいは
言語のように、第 2 のパイプラインが第 1 のパイプラインが失敗あるいは
成功したときにのみ実行させることができます(
.Em
の項参照)。
.Ss ジョブ
シェルはパイプラインの各々に対し
.Ar ジョブ
つづつ関連付けます。シェルは、現在実行中のジョブの一覧表を保持しており、
1 つづつ関連付けます。シェルは、現在実行中のジョブの一覧表を保持しており、
これは、
.Ar jobs
コマンドによって表示することができます。
@ -245,7 +242,7 @@ set-user ID
1234
.Ed
.Pp
これは、非同期に起動したジョブがジョブ番号 1 であり、プロセスID が 1234 である
これは、非同期に起動したジョブがジョブ番号 1 であり、プロセス ID が 1234 である
(トップレベルの) プロセスを 1 つ持っていることを示します。
.Pp
もし、あるジョブを実行中に他のことをしたくなった場合、
@ -284,16 +281,16 @@ set-user ID
シェルでジョブを参照するにはいくつかの方法があります。文字 `%' は
ジョブ名を表すのに用いられます。番号 1 のジョブを参照する場合は `%1' とします。
単にジョブ名を入力した場合、そのジョブはフォアグラウンドに移動されます。
すなわち`%1' は `fg %1' と等価で、番号 1 のジョブをフォアグラウンドで
すなわち `%1' は `fg %1' と等価で、番号 1 のジョブをフォアグラウンドで
実行させます。同様に `%1 &' は番号 1 のジョブをバックグラウンドで
走行させます。ジョブはそのジョブを起動したときにタイプされた文字列の
先頭部分によって参照することもできます。ただし、この先頭部分は
あいまいでない必要があります。すなわち、`%ex' は、`ex' という文字列で
始まる名前のサスペンドされたジョブがつしかない場合に限り、サスペンドされた
始まる名前のサスペンドされたジョブが 1 つしかない場合に限り、サスペンドされた
.Xr ex 1
のジョブを再開します。文字列
.Ar string
を含むジョブがつしかない場合、`%?string' と入力することで、
を含むジョブが 1 つしかない場合、`%?string' と入力することで、
それを指定することもできます。
.Pp
シェルは現在のジョブと直前のジョブを覚えています。jobs コマンドの
@ -339,8 +336,8 @@ stopped jobs.'
警告を受けた直後に
.Ar jobs
コマンドで確認した場合と、
警告を受けた直後にもう一度シェルを終了させようとした場合には、
シェルは2度目の警告を行わず、停止中のジョブは終了させてから
警告を受けた直後に度シェルを終了させようとした場合には、
シェルは 2 度目の警告を行わず、停止中のジョブは終了させてから
シェルを終了します。
.Ss ファイル名補完
シェル変数
@ -451,12 +448,12 @@ bench class dev mbox xmpl.out
.Nm できません
)。`\e' を `!' の前に置くことにより、`!' の特殊な意味を打ち消すことが
できます。また、利便のために、`!' の直後に空白、タブ、改行文字、
`='`(' が続いた場合、ヒストリ置換は行われず、入力された文字がそのまま
`=', `(' が続いた場合、ヒストリ置換は行われず、入力された文字がそのまま
用いられます(ヒストリ置換は、入力行が `\*(ua' で始まっている場合にも
起こります。これについては後述します)。入力行にヒストリ置換が含まれている
場合は、実行直前にヒストリ置換を行った結果が端末に出力されます。
.Pp
端末から入力された、1つあるいはそれ以上の単語からなるコマンドは
端末から入力された、1 つあるいはそれ以上の単語からなるコマンドは
ヒストリ・リストに記録されます。ヒストリ置換は、この記録された
単語の列を入力ストリームに挿入することにより行われます。
ヒストリ・リストの大きさは、変数
@ -497,7 +494,7 @@ bench class dev mbox xmpl.out
.Pp
あるイベント中のいくつかの単語だけを指定するために、イベント指定に続けて `:'
と単語指示子を書くことができます。イベントの単語は 0 から順に番号が
振られています。最初の単語(通常はコマンドです)が 0 で、2番目の単語
振られています。最初の単語(通常はコマンドです)が 0 で、2 番目の単語
(第1引数)が 1 ということになります。基本的な単語指示子は以下のとおりです:
.Pp
.Bl -tag -width Ds -compact -offset indent
@ -532,8 +529,8 @@ bench class dev mbox xmpl.out
から最後の単語を除いたもの。
.El
.Pp
イベント指定と単語指示子とを区切る `:' は、引数選択子が `\*(ua'、`$'、`*'、
`\-'`%' で始まっている場合には省略することができます。
イベント指定と単語指示子とを区切る `:' は、引数選択子が `\*(ua', `$', `*',
`\-', `%' で始まっている場合には省略することができます。
単語指示子の直後に、 `:' に続けて
修飾子を複数個置くことができます。以下の修飾子が定義されています:
.Pp
@ -555,10 +552,10 @@ Substitute
.It \&&
直前の修飾子の作用を繰り返します。
.It g
上記の修飾子の直前に置き、変更を、各単語に1回だけ及ぼすことを指定します。
上記の修飾子の直前に置き、変更を、各単語に 1 回だけ及ぼすことを指定します。
例) `g&'
.It a
上記の修飾子の直前に置き、つの単語に対して可能な限り繰り返して
上記の修飾子の直前に置き、1 つの単語に対して可能な限り繰り返して
変更を行います。変更が全単語に及ぶようにするには `g' と組み合わせて使います。
.It p
置換結果を表示しますが、実行はしません(print only)
@ -620,7 +617,7 @@ q
.Pp
どちらのクォートの結果も単一の単語 (の全体または一部) となります。
ただし、`"' クォートされたコマンド置換は複数の単語になる特殊な場合が
つだけあります(後述の
1 つだけあります(後述の
.Em コマンド置換
の項を参照)。
`\'' クォートの場合は、このようなことはありません。
@ -717,7 +714,7 @@ q
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
変数
.Ar name
の値の各単語をつの空白文字で区切ったものに展開されます。中括弧は
の値の各単語を 1 つの空白文字で区切ったものに展開されます。中括弧は
.Ar 変数名
と後続する文字を分離し、後続する文字が変数名の一部と解釈されないように
するために用いられます。シェル変数は 20 文字までの名前を持ちます。
@ -756,11 +753,12 @@ q
`$argv[number]' と等価です。
.It $*
`$argv[*]' と等価です。
修飾子 `:e'、`:h'、`:t'、`:r'、`:q'、`:x' や
`:gh'、`:gt'、`:gr' を適用することができます。中括弧`{' `}' で
.El
.Pp
修飾子 `:e', `:h', `:t', `:r', `:q', `:x' や
`:gh', `:gt', `:gr' を適用することができます。中括弧 `{' `}' で
囲まれている場合は、中括弧内に修飾子が存在しなければなりません。
現在の csh の実装では、各 `$' 展開につき1つの修飾子のみ指定することができます。
.El
.Pp
以下の置換を行なう場合は `:' 修飾子を指定することはできません。
.Bl -tag -width Ds -compact -offset indent
@ -799,10 +797,10 @@ q
.Pp
どちらの場合も、コマンドの出力の最後の改行は単語の区切りとはならず、単に
削除されます。
よってコマンド置換によって、コマンドの出力が完全な行であっても、
よってコマンド置換によって、コマンドの出力が完全な 1 行であっても、
単語の一部分のみを生成することが可能です。
.Ss ファイル名置換
単語が文字 `*'、 `?'、 `['、 `{' を含んでいるか、単語の先頭文字が `~' の
単語が文字 `*', `?', `[', `{' を含んでいるか、単語の先頭文字が `~' の
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
場合、その単語はファイル名展開(あるいはグロブ(glob)と呼ばれます)の
候補となります。
@ -812,7 +810,7 @@ q
ファイル名置換を含む単語の列がどれもファイル名にマッチしなかった場合には
エラーとなりますが、
すべての単語パターンがマッチする必要はありません。
メタキャラクタ`*'、 `?'、`['
メタキャラクタ`*', `?', `['
のみがパターンマッチ文字であり、`~' と `{' は省略形といったほうが近いで
しょう。
.Pp
@ -852,7 +850,7 @@ source
`../memo ../box ../mbox' 等に展開されます(`memo' と `*box' の
展開結果がいっしょに
ソートされたりしていないことに注意してください)。特殊な場合として、
単独の`{' と `}'`{}' は変更されずにそのまま残されます。
単独の`{' と `}', `{}' は変更されずにそのまま残されます。
.Ss 入出力
コマンドの標準入出力は、以下の方法によりリダイレクトすることができます:
.Pp
@ -872,12 +870,12 @@ source
と比較されます(置換を行う前に)。その後、
.Ar word
`\e'、`"'、`\''、`\*(ga' クォートが出現しないなら、読み込まれた行には
`\e', `"', `\'', `\*(ga' クォートが出現しないなら、読み込まれた行には
変数置換と
.\" #### ^^^^^^^ `\'' だと思う(1次チェック者のコメント?jpman kuma 961205)
.\" #### kuma agree with you, changed as specified 96.12.22
コマンド置換が適用されます。この置換を抑制するために、`\e' によって
`$'、`\e'、`\*(ga' をクォートすることができます。コマンド置換において、
`$', `\e', `\*(ga' をクォートすることができます。コマンド置換において、
すべての空白、タブ、改行は保存されますが、最後の改行は削除されます。
読み込んだ行はすべて中間的なファイルに保存され、コマンドの標準入力として
用いられます。
@ -942,9 +940,9 @@ source
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
いくつかの組み込みコマンド(後述します)は、引数として式を取ります。式は C
言語のものと類似しており、同じ優先順位を持ちます。式は
.Nm @
.Ar exit
.Ar if
.Nm @ ,
.Ar exit ,
.Ar if ,
.Ar while
コマンド中で用います。以下の演算子が使用可能です:
.Bd -ragged -offset indent
@ -953,12 +951,12 @@ source
.Ed
.Pp
上記の演算子は右にいくほど優先順位が高くなっています。
`==' `!=' `=~' `!~'、`<=' `>=' `<' `>'、`<<' `>>'、`+' `\-'、
`==' `!=' `=~' `!~', `<=' `>=' `<' `>', `<<' `>>', `+' `\-',
`*' `/' `%' の 5グループは各グループ内では同じ優先度です。
`=='、`!='、`=~'、`!~' は文字列の比較を行い、他の演算子は数値演算を
行います。`=~'、`!~' は `!='、`==' と同様ですが、右辺を
`==', `!=', `=~', `!~' は文字列の比較を行い、他の演算子は数値演算を
行います。`=~', `!~' は `!=', `==' と同様ですが、右辺を
.Ar パターン
(`*'、`?'、`[...]' を含んだ) とみなして、左辺とのパターンマッチが行われます。
(`*', `?', `[...]' を含んだ) とみなして、左辺とのパターンマッチが行われます。
これにより、シェル
スクリプトにおいてパターンマッチのみが必要な局面では
.Ar switch
@ -969,7 +967,7 @@ source
式の 2 つの要素が同一の単語中に出現してはいけません。つまり、
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
要素の前後が、構文解析において特殊な意味を持つ
`&'、`\&|'、`<'、`>'、`('、`)' でない場合は、
`&', `\&|', `<', `>', `(', `)' でない場合は、
その要素は空白で囲まれていることが必要です。
.Pp
数式中では、`{' と `}' で囲んだコマンドと、
@ -1008,9 +1006,9 @@ d
スキップさせたりすることができます。実装の制限上、
これらのコマンドを書くことのできる位置に制限があります。
.Pp
.Ic foreach
.Ic switch
.Ic while
.Ic foreach ,
.Ic switch ,
.Ic while ,
文、および、
.Ic if\-then\-else
@ -1095,7 +1093,7 @@ VAX
.Ar name
がない場合(かつ
.Ar name
が `/'、`./'、`../'
が `/', `./', `../'
で始まっていない場合)、変数
.Ic cdpath
の各要素のサブディレクトリとして
@ -1134,9 +1132,9 @@ VAX
.It Ic end
.It Ic endif
.It Ic endsw
.Ic foreach
.Ic if
.Ic switch
.Ic foreach ,
.Ic if ,
.Ic switch ,
.Ic while
ステートメントの項を参照してください。
.Pp
@ -1322,7 +1320,7 @@ CONT(continue)
.It Ic limit Fl h Ar resource maximum-use
現在のプロセスと、それが生成するプロセスのそれぞれについて、
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
指定された資源
指定されたリソース
.Ar resource
を、指定された
.Ar maximum-use
@ -1340,7 +1338,7 @@ CONT(continue)
一般ユーザは現在の制限値を可能な範囲で増減することができます。
.Pp
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
現在のところ、制御可能な資源は、
現在のところ、制御可能なリソースは、
.Ar cputime
(各プロセスが使うことのできる最大の CPU 秒数)、
.Ar filesize
@ -1373,7 +1371,7 @@ data+stack
`mm:ss' 形式で分秒を指定したりすることができます。
.Pp
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
資源
リソース
.Ar resource
とスケールファクタを指定する際には、
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
@ -1454,7 +1452,7 @@ goto label
最後に
.Ic onintr
文はシステムのスタートアップ・ファイル
(/etc/csh.cshrc/etc/csh.login) 中でも、
(/etc/csh.cshrc, /etc/csh.login) 中でも、
割り込みが禁止されているので無視されます。
.Pp
.It Ic popd
@ -1501,7 +1499,7 @@ goto label
に含まれるディレクトリに追加された場合、
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
rehash コマンドを実行する必要があります。
これは、あなたが個人的なディレクトリのつにコマンドを追加したか、
これは、あなたが個人的なディレクトリの 1 つにコマンドを追加したか、
システムの管理者がシステム・ディレクトリの内容を変更したような
場合にのみ必要です。
.Pp
@ -1513,7 +1511,7 @@ rehash
回繰り返し実行します。
.Ar command
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
に指定するものは、先の
に指定するものは、先の 1
.Ic if
文で指定する
.Ar command
@ -1653,7 +1651,7 @@ rehash
には、まず、コマンド置換とファイル名置換が行われます。
.Ic case
ラベルには変数置換が行われ、ファイル名メタキャラクタの
`*'、`?'、`[...]' を用いることができます。
`*', `?', `[...]' を用いることができます。
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
.Ic default
ラベルが出てくるまでにどの
@ -1713,9 +1711,9 @@ rehash
.It Ic unlimit Ar resource
.It Ic unlimit Fl h
.It Ic unlimit Fl h Ar resource
資源の制限を解除します。
リソースの制限を解除します。
.Ar resource
が指定されない場合、すべての資源に対する制限が解除されます。
が指定されない場合、すべてのリソースに対する制限が解除されます。
.Fl h
が指定された場合、対応するハードリミットが解除されます。
これはスーパーユーザのみが行うことができます。
@ -1784,7 +1782,7 @@ rehash
.Ar name
の変数に式
.Ar expr
の値を代入します。式のなかに `<'、`>'、`&'、`|'を含んでいる場合、
の値を代入します。式のなかに `<', `>', `&', `|'を含んでいる場合、
少なくともそのような部分は `(' と `)' で囲まれている必要があります。
3 行目の形式は、変数の
.Ar index
@ -1797,7 +1795,7 @@ rehash
番目の要素はすでに存在していなければいけません。
.El
.Pp
C 言語と同様に、演算子 `*='`+=' 等が利用可能です。
C 言語と同様に、演算子 `*=', `+=' 等が利用可能です。
変数名と演算子の間の空白はあってもなくてもかまいません。
しかしながら、式の各要素の間には空白が必須です。
さもなければ、単一の単語とみなされてしまいます。
@ -1806,12 +1804,12 @@ C
減少させたりすることができます。たとえば、`@ i++' のように使います。
.Ss 定義済み変数と環境変数
以下の変数は、シェルにとって特別な意味があります。これらのうち、
.Ar argv
.Ar cwd
.Ar home
.Ar path
.Ar prompt
.Ar shell
.Ar argv ,
.Ar cwd ,
.Ar home ,
.Ar path ,
.Ar prompt ,
.Ar shell ,
.Ar status
はシェルが設定します。そのうち、
.Ar cwd
@ -1934,8 +1932,8 @@ path
変数が設定されて
いない場合、フルパス指定によるコマンド実行のみが可能になります。
通常の検索パスは
`.'、`/bin'、`/usr/bin' です。しかし、これらの値はシステムによって異なります。
スーパーユーザのデフォルトの検索パスは `/etc'、`/bin'、`/usr/bin' です。
`.', `/bin', `/usr/bin' です。しかし、これらの値はシステムによって異なります。
スーパーユーザのデフォルトの検索パスは `/etc', `/bin', `/usr/bin' です。
.Fl c
オプションも
.Fl t

View file

@ -400,7 +400,7 @@ cd $HOME/ctm && ctm_rmail -f -p pieces -d deltas -l log -b /ctm
この可能性さえも暗号化された署名で取り除く事が可能です。
将来の強化の可能性は、
.Nm PGP
を使った安全なラッパの提供があります。
を使った安全なラッパの提供があります。
.\" This next request is for sections 1, 6, 7 & 8 only
.Sh 環境変数
デルタを適用するのならば

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@ -1865,7 +1865,7 @@ Cederqvist
.TP
\&.cvswrappers
リポジトリのファイル CVSROOT/cvswrappers で指定されている
ものに加えて使用されるラッパを指定します。
ものに加えて使用されるラッパを指定します。
.LP
.I
作業ディレクトリのファイル:
@ -1933,8 +1933,8 @@ CVSROOT/cvswrappers,v
ファイルをリポジトリにチェックインそしてリポジトリから
チェックアウトするときに使用される
.B cvs
ラッパコマンドを登録します。
ラッパはファイルまたはディレクトリが CVS で入出力される際に
ラッパコマンドを登録します。
ラッパはファイルまたはディレクトリが CVS で入出力される際に
処理を行うことを可能にします。使い道はいろいろありますが、
その一つとして、C のファイルをチェックインする前に再フォーマットして、
リポジトリ中のコードの見た目を揃えるというものがあります。
@ -2057,10 +2057,10 @@ MODULE/Attic
リポジトリの
.SM CVSROOT/cvswrappers
とユーザのホームディレクトリの ~/.cvswrappers に
含まれるデフォルトのラッパに加え、
含まれるデフォルトのラッパに加え、
変数
.SM CVSWRAPPERS
を参照して、ラッパファイルの名前を決定します。
を参照して、ラッパファイルの名前を決定します。
.SH "作者"
.TP
Dick Grune

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@ -332,7 +332,7 @@ print ʸ
をセットし、print 文がすべて最後に行末文字をつけるということです。
.I 8進数
が省略された場合は、$\e に $/ の現在の値をセットします。
例えば、行を 80 コラムに切り揃えるためには:
例えば、行を 80 に切り揃えるためには:
.nf
perl -lpe \'substr($_, 80) = ""\'
@ -5538,7 +5538,7 @@ perl
.I perl
は setuid スクリプトが安全でないことをうるさく訴えるでしょう。
カーネルの setuid スクリプト機能を無効にするか、そうでなければ
スクリプトに C のラッパをかぶせる必要があるでしょう。
スクリプトに C のラッパをかぶせる必要があるでしょう。
.PP
perl が setuid スクリプトを実行しているとき、明らかなトラップに
はまらないように特別な注意を払います。

View file

@ -83,8 +83,8 @@
.It Fl a
自分のプロセスに加え自分以外のプロセスの情報も同様に表示します。
.It Fl c
``コマンド'' コラム出力を全てのコマンドラインを表示するのではなく、
実行名だけを表示するように変更します。
``コマンド'' 桁の出力を、全てのコマンドラインを表示するのではなく、
実行形式名だけを表示するように変更します。
.It Fl C
cpu パーセンテージの計算を、``常駐'' 時間を無視する ``生''
cpu 時間を使う方法に変更します(通常これは影響ありません)。

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@ -165,7 +165,7 @@ check-names response ignore
これはおもにルートドメインサーバの位置のようなデータを指定するために
使われます。
このキャッシュは通常は使われませんが、現在のルートサーバをみつけるための
ヒント ``hint'' として使われます。
「ヒント」として使われます。
``root.cache'' ファイルは ``berkeley.edu.zone'' と同じフォーマットです。
複数の ``cache'' ファイルを指定することもできます。
``root.cache'' ファイルは \s-1FTP.RS.INTERNIC.NET\s+1 から
@ -177,15 +177,15 @@ check-names response ignore
``Berkeley.EDU'' ゾーンにおける信頼すべきデータを含んでいることを
宣言しています。
``berkeley.edu.zone'' ファイルは RFC 883 に記述されている
マスタファイルフォーマットのデータが含まれています。
全てのドメイン名は起点 (ここの例では ``Berkeley.EDU'' ) に対し
相対的に指定されます。(詳細は後述。)
マスタファイルフォーマットのデータが含まれています。
全てのドメイン名は起点 (ここの例では ``Berkeley.EDU'') に対し
相対的に指定されます (詳細は後述)。
2番目の ``primary'' 行ではファイル ``ucbhosts.rev'' が
ドメイン ``32.128.IN-ADDR.ARPA'' の信頼すべきデータを含んでいることを
宣言しています。
これはネットワーク 128.32 におけるアドレスをホスト名に変換するために
使われます。
それぞれのマスタファイルは
それぞれのマスタファイルは
そのゾーンの SOA レコードで始めなければなりません。(下記参照)
.LP
例における最初の ``secondary'' 行では
@ -195,29 +195,30 @@ check-names response ignore
この行で指定された他のアドレス (10 個まで) を順に試みます。
セカンダリコピーもここで指定されているドメインについての
信頼すべきデータとなります。
この行における最初の4つ組ドットアドレス表記でないものは
この行における最初の 4 つ組ドットアドレス表記でないものは
転送されたゾーンのバックアップをとるファイル名として扱われます。
ネームサーバはこのバックアップファイルがブート時に存在すれば、
ゾーン情報を読み込み、マスタサーバに接続できない場合でも
ゾーン情報を読み込み、マスタサーバに接続できない場合でも
完全なコピーとしてゾーン情報を供給します。
ドメインの新しいコピーがマスタサーバのいずれかから自動ゾーン転送されれば、
ドメインの新しいコピーがマスタサーバのいずれかから自動ゾーン転送されれば、
このファイルは更新されます。
ファイル名が指定されなければ、
一時ファイルが使用されゾーン転送が成功した後に削除されます。
これは不要なトラフィックを発生するため、おすすめできません。
2番目の ``secondary'' 行ではサブネット 128.32.136 におけるアドレスから
ホスト名へのマッピングはその前のゾーンと同じマスタサーバから得ることを
2番目の ``secondary'' 行ではサブネット 128.32.136 におけるアドレスから
ホスト名へのマッピングはその前のゾーンと同じマスタサーバから得ることを
宣言しています。
.LP
``forwarders'' 行では他のサーバからの再帰的な問い合わせを
``forwarders'' 行では他のサーバからの再帰的な問い合わせを
サイト単位で受け持つサーバのアドレスを指定しています。
ブートファイルに 1 つか複数のフォーワーダが指定してあると、
サーバはキャッシュに含まれていない全てのデータの問い合わせを
先ずフォーワーダに送ります。
各々のフォーワーダには応答が返ってくるか、
指定されている全てのフォーワーダに問い合わせが終るまで順に問い合わされます。
応答が返ってくるか、
指定されている全てのフォーワーダに問い合わせが終るまで、
各々のフォーワーダに順に問い合わせます。
フォーワーダから応答が返って来ない場合、
サーバは ``forward-only'' モードでなければ
サーバは、``forward-only'' モードでなければ、
forwarder 行が指定されていない場合と同様に処理を続けます。
この問い合わせの転送機能はマスタサーバにサイト単位の大きなキャッシュを
生成し、
@ -228,7 +229,7 @@ forwarder
``slave'' 行は古いソフトウェアとの互換性のために設けられています。
これは ``options forward-only'' と同一です。
.LP
``sortlist'' 行は他のネットワークより優先するネットワークを指定するのに
``sortlist'' 行は他のネットワークより優先するネットワークを指定するのに
使われます。
サーバと同じネットワーク上のホストからのアドレスの問い合わせには、
先ずローカルネットワークアドレスにリストされているもの、
@ -241,7 +242,7 @@ forwarder
これは古い中間的なサーバとの互換性を取るために ``tcplist'' として
指定することもできます。
.LP
``include'' の指定 (例では使われていない) は他のファイルの内容があたかも
``include'' の指定 (例では使われていない) は他のファイルの内容があたかも
``include'' の指定がある場所におかれているように扱うために使われます。
この指定はゾーンが多数あるか、ゾーンを論理的にグループ化し多数の人によって
メンテナンスしている場合に有用です。
@ -249,10 +250,11 @@ forwarder
指定します。
ファイル名の前後に引用符は必要ありません。
.LP
``bogusns'' の指定 (例では使われていない) は指定されているネームサーバアドレス
(これはドメイン名ではなく 4つ組ドット表記にて指定される)
``bogusns'' の指定 (例では使われていない) は、
指定されているネームサーバアドレス
(これはドメイン名ではなく 4 つ組ドット表記にて指定される)
には問い合わせをしないことを \s-1BIND\s+1 に指示します。
この指定はある特定のサーバのゾーンやキャッシュのデータが不正であることが
この指定はある特定のサーバのゾーンやキャッシュのデータが不正であることが
あらかじめ分かっていて、
問題が修正されるまでデータの汚染を防止したい場合に有用です。
.LP
@ -282,9 +284,9 @@ limit
照会先を返すよう指示します。
そのサーバが他のホストの \fIresolv.conf\fP ファイル中に記述されている場合は、
このオプションは指定しないでください。
\fBno-fetch-glue\fP これは応答中の付属データ ``additional data'' セクションを
\fBno-fetch-glue\fP これは応答中の「付属データ(additional data)」セクションを
生成する時に、
\s-1BIND\s+1 が missiong glue をフェッチしないようにします。
\s-1BIND\s+1 が存在しない糊 (missing glue) をフェッチしないようにします。
これは、\fBno-recursion\fP と共に用いられ、
\s-1BIND\s+1 のキャッシュサイズが大きくなったり、壊れたりするのを防ぐのに
使われます。
@ -294,7 +296,7 @@ limit
通常、この指定はサーバを運用したいが、
サーバが物理的もしくは管理上の理由によりインターネットに
アクセスできない場合に使われます。
\fBfake-iquery\fP 逆引き ``inverse queries'' に対してエラーではなく、
\fBfake-iquery\fP 「逆引き (inverse queries)」に対してエラーではなく、
にせの応答を返すことを \s-1BIND\s+1 に指示します。
これはクライアントにマイクロコンピュータやSunOSのホストが沢山ある場合に
役に立ちます。
@ -312,7 +314,7 @@ limit
応答がキャッシュや転送されない場合の \s-1BIND\s+1 の振舞を、
引数に ``fail'', ``warn'', ``ignore''を指定することによってそれぞれ、
失敗する、
システムのログにメッセージを残すような単に警告する
システムのログにメッセージを残す、
不正な名称を無視し従来の方法で処理する、というように指定することができます。
名称は、それがホスト名の場合は RFC 952 に準拠していれば正しいものと判断され、
ホスト名以外の場合は表示可能な \s-1ASCII\s+1 文字でのみ構成されていれば
@ -322,7 +324,7 @@ limit
古いソフトウェアとの互換性を取るためのもので、
``limit transfers-in'' と同一です。
.PP
マスタファイルは制御情報とゾーン中のオブジェクトの
マスタファイルは制御情報とゾーン中のオブジェクトの
資源レコードのリストからなり、次の形式を取ります。
.RS
.nf
@ -335,7 +337,7 @@ $ORIGIN <domain>
.RE
ここで、
.I domain
にはルートの場合は "." を、現在の起点の場合は "@"、
にはルートの場合は "." を、現在の起点の場合は "@"
それら以外では通常のドメイン名を指定します。
.I domain
が ``.'' で終っていない通常のドメイン名である場合は、
@ -370,18 +372,18 @@ A
.IP NS
信頼できるネームサーバ (ドメイン)
.IP MX
メールエクスチェンジャ (ドメイン)
メールエクスチェンジャ (ドメイン)
優先順位 (0..32767) に引続き指定します。
優先順位は小さい値が優先順位の高いことを示します。
.IP CNAME
別名に対応した正式名 (ドメイン)
.IP SOA
オーソリティゾーンデータの開始を示します。
(ホストの属するドメイン、メインテーナーのドメインアドレス、
(ホストの属するドメイン、メンテナのドメインアドレス、
シリアル番号、その後にリフレッシュ、リトライ、有効期限、最小 TTL (RFC 883を参照)
の各値を秒で指定したパラメータが続く)。
.IP NULL
ヌルリソースレコード (形式、データなし)
ヌルリソースレコード (形式やデータはありません)
.IP RP
いくつかのドメイン名の責任者 (メールアドレスか参照できるテキスト)
.IP PTR
@ -399,7 +401,7 @@ A
新しい RFC にていくつかのリソースタイプが標準化されていますが、
このバージョンの \s-1BIND\s+1 ではまだ実装されていません。
.PP
各マスタゾーンファイルはそのゾーンの SOA レコードで始まらなければなりません。
各マスタゾーンファイルはそのゾーンの SOA レコードで始まらなければなりません。
以下に SOA レコードの例を示します。
.LP
.nf
@ -413,31 +415,30 @@ A
.fi
.LP
SOA ではシリアル番号を指定します。
シリアル番号はマスタファイルを更新するたびに変更する必要があります。
シリアル番号はマスタファイルを更新するたびに変更する必要があります。
シリアル番号 (serial) は少数点つきの数字を指定することもできますが、
整数への変換は乗算や加算ではなく文字列としてつなげて行っているため、
あまり賢い方法とはいえません。
年月日と 099 のシリアル番号を使用することで、
このフィールドのサイズである符号なしの 32 ビット以内に収まります。
このやり方はグレゴリ暦の 4294年には考え直す必要があることは確かですが、
このやり方はグレゴリ暦の 4294 年には考え直す必要があることは確かですが、
それについては心配する必要はないでしょう。
セカンダリサーバは秒で指定されたリフレッシュ時間 (refresh) の間隔で
シリアル番号をチェックします。
シリアル番号に変更があれば、新しいデータを読み込むために
ゾーン情報が転送されます。
リフレッシュ時間が過ぎてもマスタサーバに接続できない場合は、
リフレッシュ時間が過ぎてもマスタサーバに接続できない場合は、
リトライ時間 (retry) の間隔でリフレッシュが試みられます。
期限切れ時間 (expire) が過ぎてマスタサーバに接続できない場合は、
期限切れ時間 (expire) が過ぎてマスタサーバに接続できない場合は、
セカンダリサーバはそのゾーンの全てのデータを破棄します。
最小値 (minimum) はファイル中の生存時間 (``\s-1TTL\s+1'') が
明示的に指定されていないレコードの生存時間となります。
.SH 注釈
ブートファイルでの ``domain'' と ``suffixes'' の指定は廃止され、
もっと便利なリゾルバベースの部分的修飾ドメイン名
(partially qualified domain names) の接尾辞の実装に取って代わりました。
以前のメカニズムではかなりの状況下で、
特にローカルネームサーバが完全な情報を持っていない場合に
うまく動作しないことがありました。
もっと便利なリゾルバベースの実装、すなわち部分的な形のドメイン名
(partially qualified domain names) の接尾辞に置き変えられました。
以前のメカニズムでは多くの状況下で失敗することがあり、
特にローカルネームサーバが完全な情報を持っていない場合に失敗しました。
.sp
以下に各シグナルを
.IR kill (1)
@ -478,12 +479,12 @@ SIGUSR1
.SH 関連ファイル
.nf
.ta \w'/var/tmp/named_dump.db 'u
/etc/named.boot ネームサーバ コンフィギュレーション ブートファイル
/etc/named.boot ネームサーバの設定ブートファイル
/etc/named.pid プロセス ID (旧システム)
/var/run/named.pid プロセス ID (新システム)
/var/tmp/named_dump.db ネームサーバデータベースのダンプ
/var/tmp/named.run デバッグ出力
/var/tmp/named.stats ネームサーバ 統計データ
/var/tmp/named.stats ネームサーバ統計データ
.fi
.SH 関連項目
kill(1), gethostbyname(3), signal(2),

View file

@ -60,8 +60,8 @@
named.restart \- ネームサーバを停止し、再起動する
.SH 解説
このコマンドは実行中のネームサーバに \s-1SIGKILL\s+1 を送り、
.IR /etc/sysconfig
にネームサーバが実行されるよう記述されていれば、新たに起動します。
新たに起動します。
.SH バグ
ネームサーバが実際に動作しているか確認をしないため、古い PID キャッシュ
ファイルが残っていると無関係なプロセスを停止させてしまうことがあり得ます。
.PP

View file

@ -172,7 +172,7 @@ awk
.PP
awk スクリプトはしばしばシェルスクリプトに埋め込まれ、
awk の入出力がパイプで接続されます。
こういったシェルスクリプトのラッパも perl スクリプトに取り込める場合が
こういったシェルスクリプトのラッパも perl スクリプトに取り込める場合が
かなりあります。
perl なら入出力パイプを開始でき、
awk が自分ではできなかった他の処理も行うことができるからです。

View file

@ -140,12 +140,9 @@ set-user ID
の関係に相当します。
.Pp
フラグ引数の処理のあと、もし引数が残っていて、かつ、
.Fl c
.Fl i
.Fl s
.Fl c ,
.Fl i ,
.Fl s ,
.Fl t
のいずれのフラグも指定されていなければ、残っている最初の引数は
コマンドファイル名であるとみなされます。シェルはこのファイルをオープンし、
@ -189,7 +186,7 @@ set-user ID
.Pp
ログイン・シェルが終了するとき、ユーザの
.Ar ホーム
ディレクトリのファイル
ディレクトリのファイル
.Pa .logout
.Pa /etc/csh.logout
@ -198,14 +195,14 @@ set-user ID
シェルは、読み込んだ行を空白とタブを区切りとして単語に分割します。ただし、
以下の例外があります。文字
`&' `\&|' `;' `<' `>' `(' `)'
は独立した単語となります。`&&'、`\&|\&|'、`<<'、`>>' のように
は独立した単語となります。`&&', `\&|\&|', `<<', `>>' のように
2つ繰り返されている場合はペアで1単語を形成します。
これらのメタキャラクタは、直前に `\e' を置くことによって、単語の一部としたり、
特別な意味を無視させることができます。改行の直前に `\e' を置くと、
単一の空白と等価になります。
.Pp
対応したクォート記号
`'\|'、`\*(ga'、`"'、に狭まれた文字列は、単語の一部分となります。
`'\|', `\*(ga', `"' に狭まれた文字列は、単語の一部分となります。
このような文字列中のメタキャラクタやブランク、
タブによって単語が分割されることはありません。
これらのクォートの意味はあとで説明します。
@ -214,7 +211,7 @@ set-user ID
.Pp
シェルの入力が端末からではない場合、
`#' 文字から改行まではコメントとして扱われます。
直前に `\e' を置くか `\`'、`\''、`"" でクォートすることにより、
直前に `\e' を置くか `\`', `\'', `"" でクォートすることにより、
この意味を抑制することができます。
.Ss コマンド
単純コマンドは単語の列であり、最初の単語が実行すべきコマンドを示します。
@ -224,17 +221,17 @@ set-user ID
行えます。パイプラインの列に続けて `&' を置くと、そのパイプラインの終了を
待つことなく、次のパイプラインが実行されます。
.Pp
上記のいずれかを `('`)' で囲むことにより、単純コマンドを形成することが
上記のいずれかを `('`)' で囲むことにより、単純コマンドを形成することが
できます (これはパイプライン等の構成要素として使えます)。
また、パイプラインを `\&|\&|' または `&&' で区切ることにより、C
言語のように、第2のパイプラインが第1のパイプラインが失敗あるいは
言語のように、第 2 のパイプラインが第 1 のパイプラインが失敗あるいは
成功したときにのみ実行させることができます(
.Em
の項参照)。
.Ss ジョブ
シェルはパイプラインの各々に対し
.Ar ジョブ
つづつ関連付けます。シェルは、現在実行中のジョブの一覧表を保持しており、
1 つづつ関連付けます。シェルは、現在実行中のジョブの一覧表を保持しており、
これは、
.Ar jobs
コマンドによって表示することができます。
@ -245,7 +242,7 @@ set-user ID
1234
.Ed
.Pp
これは、非同期に起動したジョブがジョブ番号 1 であり、プロセスID が 1234 である
これは、非同期に起動したジョブがジョブ番号 1 であり、プロセス ID が 1234 である
(トップレベルの) プロセスを 1 つ持っていることを示します。
.Pp
もし、あるジョブを実行中に他のことをしたくなった場合、
@ -284,16 +281,16 @@ set-user ID
シェルでジョブを参照するにはいくつかの方法があります。文字 `%' は
ジョブ名を表すのに用いられます。番号 1 のジョブを参照する場合は `%1' とします。
単にジョブ名を入力した場合、そのジョブはフォアグラウンドに移動されます。
すなわち`%1' は `fg %1' と等価で、番号 1 のジョブをフォアグラウンドで
すなわち `%1' は `fg %1' と等価で、番号 1 のジョブをフォアグラウンドで
実行させます。同様に `%1 &' は番号 1 のジョブをバックグラウンドで
走行させます。ジョブはそのジョブを起動したときにタイプされた文字列の
先頭部分によって参照することもできます。ただし、この先頭部分は
あいまいでない必要があります。すなわち、`%ex' は、`ex' という文字列で
始まる名前のサスペンドされたジョブがつしかない場合に限り、サスペンドされた
始まる名前のサスペンドされたジョブが 1 つしかない場合に限り、サスペンドされた
.Xr ex 1
のジョブを再開します。文字列
.Ar string
を含むジョブがつしかない場合、`%?string' と入力することで、
を含むジョブが 1 つしかない場合、`%?string' と入力することで、
それを指定することもできます。
.Pp
シェルは現在のジョブと直前のジョブを覚えています。jobs コマンドの
@ -339,8 +336,8 @@ stopped jobs.'
警告を受けた直後に
.Ar jobs
コマンドで確認した場合と、
警告を受けた直後にもう一度シェルを終了させようとした場合には、
シェルは2度目の警告を行わず、停止中のジョブは終了させてから
警告を受けた直後に度シェルを終了させようとした場合には、
シェルは 2 度目の警告を行わず、停止中のジョブは終了させてから
シェルを終了します。
.Ss ファイル名補完
シェル変数
@ -451,12 +448,12 @@ bench class dev mbox xmpl.out
.Nm できません
)。`\e' を `!' の前に置くことにより、`!' の特殊な意味を打ち消すことが
できます。また、利便のために、`!' の直後に空白、タブ、改行文字、
`='`(' が続いた場合、ヒストリ置換は行われず、入力された文字がそのまま
`=', `(' が続いた場合、ヒストリ置換は行われず、入力された文字がそのまま
用いられます(ヒストリ置換は、入力行が `\*(ua' で始まっている場合にも
起こります。これについては後述します)。入力行にヒストリ置換が含まれている
場合は、実行直前にヒストリ置換を行った結果が端末に出力されます。
.Pp
端末から入力された、1つあるいはそれ以上の単語からなるコマンドは
端末から入力された、1 つあるいはそれ以上の単語からなるコマンドは
ヒストリ・リストに記録されます。ヒストリ置換は、この記録された
単語の列を入力ストリームに挿入することにより行われます。
ヒストリ・リストの大きさは、変数
@ -497,7 +494,7 @@ bench class dev mbox xmpl.out
.Pp
あるイベント中のいくつかの単語だけを指定するために、イベント指定に続けて `:'
と単語指示子を書くことができます。イベントの単語は 0 から順に番号が
振られています。最初の単語(通常はコマンドです)が 0 で、2番目の単語
振られています。最初の単語(通常はコマンドです)が 0 で、2 番目の単語
(第1引数)が 1 ということになります。基本的な単語指示子は以下のとおりです:
.Pp
.Bl -tag -width Ds -compact -offset indent
@ -532,8 +529,8 @@ bench class dev mbox xmpl.out
から最後の単語を除いたもの。
.El
.Pp
イベント指定と単語指示子とを区切る `:' は、引数選択子が `\*(ua'、`$'、`*'、
`\-'`%' で始まっている場合には省略することができます。
イベント指定と単語指示子とを区切る `:' は、引数選択子が `\*(ua', `$', `*',
`\-', `%' で始まっている場合には省略することができます。
単語指示子の直後に、 `:' に続けて
修飾子を複数個置くことができます。以下の修飾子が定義されています:
.Pp
@ -555,10 +552,10 @@ Substitute
.It \&&
直前の修飾子の作用を繰り返します。
.It g
上記の修飾子の直前に置き、変更を、各単語に1回だけ及ぼすことを指定します。
上記の修飾子の直前に置き、変更を、各単語に 1 回だけ及ぼすことを指定します。
例) `g&'
.It a
上記の修飾子の直前に置き、つの単語に対して可能な限り繰り返して
上記の修飾子の直前に置き、1 つの単語に対して可能な限り繰り返して
変更を行います。変更が全単語に及ぶようにするには `g' と組み合わせて使います。
.It p
置換結果を表示しますが、実行はしません(print only)
@ -620,7 +617,7 @@ q
.Pp
どちらのクォートの結果も単一の単語 (の全体または一部) となります。
ただし、`"' クォートされたコマンド置換は複数の単語になる特殊な場合が
つだけあります(後述の
1 つだけあります(後述の
.Em コマンド置換
の項を参照)。
`\'' クォートの場合は、このようなことはありません。
@ -717,7 +714,7 @@ q
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
変数
.Ar name
の値の各単語をつの空白文字で区切ったものに展開されます。中括弧は
の値の各単語を 1 つの空白文字で区切ったものに展開されます。中括弧は
.Ar 変数名
と後続する文字を分離し、後続する文字が変数名の一部と解釈されないように
するために用いられます。シェル変数は 20 文字までの名前を持ちます。
@ -756,11 +753,12 @@ q
`$argv[number]' と等価です。
.It $*
`$argv[*]' と等価です。
修飾子 `:e'、`:h'、`:t'、`:r'、`:q'、`:x' や
`:gh'、`:gt'、`:gr' を適用することができます。中括弧`{' `}' で
.El
.Pp
修飾子 `:e', `:h', `:t', `:r', `:q', `:x' や
`:gh', `:gt', `:gr' を適用することができます。中括弧 `{' `}' で
囲まれている場合は、中括弧内に修飾子が存在しなければなりません。
現在の csh の実装では、各 `$' 展開につき1つの修飾子のみ指定することができます。
.El
.Pp
以下の置換を行なう場合は `:' 修飾子を指定することはできません。
.Bl -tag -width Ds -compact -offset indent
@ -799,10 +797,10 @@ q
.Pp
どちらの場合も、コマンドの出力の最後の改行は単語の区切りとはならず、単に
削除されます。
よってコマンド置換によって、コマンドの出力が完全な行であっても、
よってコマンド置換によって、コマンドの出力が完全な 1 行であっても、
単語の一部分のみを生成することが可能です。
.Ss ファイル名置換
単語が文字 `*'、 `?'、 `['、 `{' を含んでいるか、単語の先頭文字が `~' の
単語が文字 `*', `?', `[', `{' を含んでいるか、単語の先頭文字が `~' の
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
場合、その単語はファイル名展開(あるいはグロブ(glob)と呼ばれます)の
候補となります。
@ -812,7 +810,7 @@ q
ファイル名置換を含む単語の列がどれもファイル名にマッチしなかった場合には
エラーとなりますが、
すべての単語パターンがマッチする必要はありません。
メタキャラクタ`*'、 `?'、`['
メタキャラクタ`*', `?', `['
のみがパターンマッチ文字であり、`~' と `{' は省略形といったほうが近いで
しょう。
.Pp
@ -852,7 +850,7 @@ source
`../memo ../box ../mbox' 等に展開されます(`memo' と `*box' の
展開結果がいっしょに
ソートされたりしていないことに注意してください)。特殊な場合として、
単独の`{' と `}'`{}' は変更されずにそのまま残されます。
単独の`{' と `}', `{}' は変更されずにそのまま残されます。
.Ss 入出力
コマンドの標準入出力は、以下の方法によりリダイレクトすることができます:
.Pp
@ -872,12 +870,12 @@ source
と比較されます(置換を行う前に)。その後、
.Ar word
`\e'、`"'、`\''、`\*(ga' クォートが出現しないなら、読み込まれた行には
`\e', `"', `\'', `\*(ga' クォートが出現しないなら、読み込まれた行には
変数置換と
.\" #### ^^^^^^^ `\'' だと思う(1次チェック者のコメント?jpman kuma 961205)
.\" #### kuma agree with you, changed as specified 96.12.22
コマンド置換が適用されます。この置換を抑制するために、`\e' によって
`$'、`\e'、`\*(ga' をクォートすることができます。コマンド置換において、
`$', `\e', `\*(ga' をクォートすることができます。コマンド置換において、
すべての空白、タブ、改行は保存されますが、最後の改行は削除されます。
読み込んだ行はすべて中間的なファイルに保存され、コマンドの標準入力として
用いられます。
@ -942,9 +940,9 @@ source
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
いくつかの組み込みコマンド(後述します)は、引数として式を取ります。式は C
言語のものと類似しており、同じ優先順位を持ちます。式は
.Nm @
.Ar exit
.Ar if
.Nm @ ,
.Ar exit ,
.Ar if ,
.Ar while
コマンド中で用います。以下の演算子が使用可能です:
.Bd -ragged -offset indent
@ -953,12 +951,12 @@ source
.Ed
.Pp
上記の演算子は右にいくほど優先順位が高くなっています。
`==' `!=' `=~' `!~'、`<=' `>=' `<' `>'、`<<' `>>'、`+' `\-'、
`==' `!=' `=~' `!~', `<=' `>=' `<' `>', `<<' `>>', `+' `\-',
`*' `/' `%' の 5グループは各グループ内では同じ優先度です。
`=='、`!='、`=~'、`!~' は文字列の比較を行い、他の演算子は数値演算を
行います。`=~'、`!~' は `!='、`==' と同様ですが、右辺を
`==', `!=', `=~', `!~' は文字列の比較を行い、他の演算子は数値演算を
行います。`=~', `!~' は `!=', `==' と同様ですが、右辺を
.Ar パターン
(`*'、`?'、`[...]' を含んだ) とみなして、左辺とのパターンマッチが行われます。
(`*', `?', `[...]' を含んだ) とみなして、左辺とのパターンマッチが行われます。
これにより、シェル
スクリプトにおいてパターンマッチのみが必要な局面では
.Ar switch
@ -969,7 +967,7 @@ source
式の 2 つの要素が同一の単語中に出現してはいけません。つまり、
.\" #### modified by kuma 96.12.21 ####
要素の前後が、構文解析において特殊な意味を持つ
`&'、`\&|'、`<'、`>'、`('、`)' でない場合は、
`&', `\&|', `<', `>', `(', `)' でない場合は、
その要素は空白で囲まれていることが必要です。
.Pp
数式中では、`{' と `}' で囲んだコマンドと、
@ -1008,9 +1006,9 @@ d
スキップさせたりすることができます。実装の制限上、
これらのコマンドを書くことのできる位置に制限があります。
.Pp
.Ic foreach
.Ic switch
.Ic while
.Ic foreach ,
.Ic switch ,
.Ic while ,
文、および、
.Ic if\-then\-else
@ -1095,7 +1093,7 @@ VAX
.Ar name
がない場合(かつ
.Ar name
が `/'、`./'、`../'
が `/', `./', `../'
で始まっていない場合)、変数
.Ic cdpath
の各要素のサブディレクトリとして
@ -1134,9 +1132,9 @@ VAX
.It Ic end
.It Ic endif
.It Ic endsw
.Ic foreach
.Ic if
.Ic switch
.Ic foreach ,
.Ic if ,
.Ic switch ,
.Ic while
ステートメントの項を参照してください。
.Pp
@ -1322,7 +1320,7 @@ CONT(continue)
.It Ic limit Fl h Ar resource maximum-use
現在のプロセスと、それが生成するプロセスのそれぞれについて、
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
指定された資源
指定されたリソース
.Ar resource
を、指定された
.Ar maximum-use
@ -1340,7 +1338,7 @@ CONT(continue)
一般ユーザは現在の制限値を可能な範囲で増減することができます。
.Pp
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
現在のところ、制御可能な資源は、
現在のところ、制御可能なリソースは、
.Ar cputime
(各プロセスが使うことのできる最大の CPU 秒数)、
.Ar filesize
@ -1373,7 +1371,7 @@ data+stack
`mm:ss' 形式で分秒を指定したりすることができます。
.Pp
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
資源
リソース
.Ar resource
とスケールファクタを指定する際には、
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
@ -1454,7 +1452,7 @@ goto label
最後に
.Ic onintr
文はシステムのスタートアップ・ファイル
(/etc/csh.cshrc/etc/csh.login) 中でも、
(/etc/csh.cshrc, /etc/csh.login) 中でも、
割り込みが禁止されているので無視されます。
.Pp
.It Ic popd
@ -1501,7 +1499,7 @@ goto label
に含まれるディレクトリに追加された場合、
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
rehash コマンドを実行する必要があります。
これは、あなたが個人的なディレクトリのつにコマンドを追加したか、
これは、あなたが個人的なディレクトリの 1 つにコマンドを追加したか、
システムの管理者がシステム・ディレクトリの内容を変更したような
場合にのみ必要です。
.Pp
@ -1513,7 +1511,7 @@ rehash
回繰り返し実行します。
.Ar command
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
に指定するものは、先の
に指定するものは、先の 1
.Ic if
文で指定する
.Ar command
@ -1653,7 +1651,7 @@ rehash
には、まず、コマンド置換とファイル名置換が行われます。
.Ic case
ラベルには変数置換が行われ、ファイル名メタキャラクタの
`*'、`?'、`[...]' を用いることができます。
`*', `?', `[...]' を用いることができます。
.\" #### modified by kuma 96.12.23 ####
.Ic default
ラベルが出てくるまでにどの
@ -1713,9 +1711,9 @@ rehash
.It Ic unlimit Ar resource
.It Ic unlimit Fl h
.It Ic unlimit Fl h Ar resource
資源の制限を解除します。
リソースの制限を解除します。
.Ar resource
が指定されない場合、すべての資源に対する制限が解除されます。
が指定されない場合、すべてのリソースに対する制限が解除されます。
.Fl h
が指定された場合、対応するハードリミットが解除されます。
これはスーパーユーザのみが行うことができます。
@ -1784,7 +1782,7 @@ rehash
.Ar name
の変数に式
.Ar expr
の値を代入します。式のなかに `<'、`>'、`&'、`|'を含んでいる場合、
の値を代入します。式のなかに `<', `>', `&', `|'を含んでいる場合、
少なくともそのような部分は `(' と `)' で囲まれている必要があります。
3 行目の形式は、変数の
.Ar index
@ -1797,7 +1795,7 @@ rehash
番目の要素はすでに存在していなければいけません。
.El
.Pp
C 言語と同様に、演算子 `*='`+=' 等が利用可能です。
C 言語と同様に、演算子 `*=', `+=' 等が利用可能です。
変数名と演算子の間の空白はあってもなくてもかまいません。
しかしながら、式の各要素の間には空白が必須です。
さもなければ、単一の単語とみなされてしまいます。
@ -1806,12 +1804,12 @@ C
減少させたりすることができます。たとえば、`@ i++' のように使います。
.Ss 定義済み変数と環境変数
以下の変数は、シェルにとって特別な意味があります。これらのうち、
.Ar argv
.Ar cwd
.Ar home
.Ar path
.Ar prompt
.Ar shell
.Ar argv ,
.Ar cwd ,
.Ar home ,
.Ar path ,
.Ar prompt ,
.Ar shell ,
.Ar status
はシェルが設定します。そのうち、
.Ar cwd
@ -1934,8 +1932,8 @@ path
変数が設定されて
いない場合、フルパス指定によるコマンド実行のみが可能になります。
通常の検索パスは
`.'、`/bin'、`/usr/bin' です。しかし、これらの値はシステムによって異なります。
スーパーユーザのデフォルトの検索パスは `/etc'、`/bin'、`/usr/bin' です。
`.', `/bin', `/usr/bin' です。しかし、これらの値はシステムによって異なります。
スーパーユーザのデフォルトの検索パスは `/etc', `/bin', `/usr/bin' です。
.Fl c
オプションも
.Fl t

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@ -400,7 +400,7 @@ cd $HOME/ctm && ctm_rmail -f -p pieces -d deltas -l log -b /ctm
この可能性さえも暗号化された署名で取り除く事が可能です。
将来の強化の可能性は、
.Nm PGP
を使った安全なラッパの提供があります。
を使った安全なラッパの提供があります。
.\" This next request is for sections 1, 6, 7 & 8 only
.Sh 環境変数
デルタを適用するのならば

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@ -1865,7 +1865,7 @@ Cederqvist
.TP
\&.cvswrappers
リポジトリのファイル CVSROOT/cvswrappers で指定されている
ものに加えて使用されるラッパを指定します。
ものに加えて使用されるラッパを指定します。
.LP
.I
作業ディレクトリのファイル:
@ -1933,8 +1933,8 @@ CVSROOT/cvswrappers,v
ファイルをリポジトリにチェックインそしてリポジトリから
チェックアウトするときに使用される
.B cvs
ラッパコマンドを登録します。
ラッパはファイルまたはディレクトリが CVS で入出力される際に
ラッパコマンドを登録します。
ラッパはファイルまたはディレクトリが CVS で入出力される際に
処理を行うことを可能にします。使い道はいろいろありますが、
その一つとして、C のファイルをチェックインする前に再フォーマットして、
リポジトリ中のコードの見た目を揃えるというものがあります。
@ -2057,10 +2057,10 @@ MODULE/Attic
リポジトリの
.SM CVSROOT/cvswrappers
とユーザのホームディレクトリの ~/.cvswrappers に
含まれるデフォルトのラッパに加え、
含まれるデフォルトのラッパに加え、
変数
.SM CVSWRAPPERS
を参照して、ラッパファイルの名前を決定します。
を参照して、ラッパファイルの名前を決定します。
.SH "作者"
.TP
Dick Grune

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@ -332,7 +332,7 @@ print ʸ
をセットし、print 文がすべて最後に行末文字をつけるということです。
.I 8進数
が省略された場合は、$\e に $/ の現在の値をセットします。
例えば、行を 80 コラムに切り揃えるためには:
例えば、行を 80 に切り揃えるためには:
.nf
perl -lpe \'substr($_, 80) = ""\'
@ -5538,7 +5538,7 @@ perl
.I perl
は setuid スクリプトが安全でないことをうるさく訴えるでしょう。
カーネルの setuid スクリプト機能を無効にするか、そうでなければ
スクリプトに C のラッパをかぶせる必要があるでしょう。
スクリプトに C のラッパをかぶせる必要があるでしょう。
.PP
perl が setuid スクリプトを実行しているとき、明らかなトラップに
はまらないように特別な注意を払います。

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@ -83,8 +83,8 @@
.It Fl a
自分のプロセスに加え自分以外のプロセスの情報も同様に表示します。
.It Fl c
``コマンド'' コラム出力を全てのコマンドラインを表示するのではなく、
実行名だけを表示するように変更します。
``コマンド'' 桁の出力を、全てのコマンドラインを表示するのではなく、
実行形式名だけを表示するように変更します。
.It Fl C
cpu パーセンテージの計算を、``常駐'' 時間を無視する ``生''
cpu 時間を使う方法に変更します(通常これは影響ありません)。

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@ -165,7 +165,7 @@ check-names response ignore
これはおもにルートドメインサーバの位置のようなデータを指定するために
使われます。
このキャッシュは通常は使われませんが、現在のルートサーバをみつけるための
ヒント ``hint'' として使われます。
「ヒント」として使われます。
``root.cache'' ファイルは ``berkeley.edu.zone'' と同じフォーマットです。
複数の ``cache'' ファイルを指定することもできます。
``root.cache'' ファイルは \s-1FTP.RS.INTERNIC.NET\s+1 から
@ -177,15 +177,15 @@ check-names response ignore
``Berkeley.EDU'' ゾーンにおける信頼すべきデータを含んでいることを
宣言しています。
``berkeley.edu.zone'' ファイルは RFC 883 に記述されている
マスタファイルフォーマットのデータが含まれています。
全てのドメイン名は起点 (ここの例では ``Berkeley.EDU'' ) に対し
相対的に指定されます。(詳細は後述。)
マスタファイルフォーマットのデータが含まれています。
全てのドメイン名は起点 (ここの例では ``Berkeley.EDU'') に対し
相対的に指定されます (詳細は後述)。
2番目の ``primary'' 行ではファイル ``ucbhosts.rev'' が
ドメイン ``32.128.IN-ADDR.ARPA'' の信頼すべきデータを含んでいることを
宣言しています。
これはネットワーク 128.32 におけるアドレスをホスト名に変換するために
使われます。
それぞれのマスタファイルは
それぞれのマスタファイルは
そのゾーンの SOA レコードで始めなければなりません。(下記参照)
.LP
例における最初の ``secondary'' 行では
@ -195,29 +195,30 @@ check-names response ignore
この行で指定された他のアドレス (10 個まで) を順に試みます。
セカンダリコピーもここで指定されているドメインについての
信頼すべきデータとなります。
この行における最初の4つ組ドットアドレス表記でないものは
この行における最初の 4 つ組ドットアドレス表記でないものは
転送されたゾーンのバックアップをとるファイル名として扱われます。
ネームサーバはこのバックアップファイルがブート時に存在すれば、
ゾーン情報を読み込み、マスタサーバに接続できない場合でも
ゾーン情報を読み込み、マスタサーバに接続できない場合でも
完全なコピーとしてゾーン情報を供給します。
ドメインの新しいコピーがマスタサーバのいずれかから自動ゾーン転送されれば、
ドメインの新しいコピーがマスタサーバのいずれかから自動ゾーン転送されれば、
このファイルは更新されます。
ファイル名が指定されなければ、
一時ファイルが使用されゾーン転送が成功した後に削除されます。
これは不要なトラフィックを発生するため、おすすめできません。
2番目の ``secondary'' 行ではサブネット 128.32.136 におけるアドレスから
ホスト名へのマッピングはその前のゾーンと同じマスタサーバから得ることを
2番目の ``secondary'' 行ではサブネット 128.32.136 におけるアドレスから
ホスト名へのマッピングはその前のゾーンと同じマスタサーバから得ることを
宣言しています。
.LP
``forwarders'' 行では他のサーバからの再帰的な問い合わせを
``forwarders'' 行では他のサーバからの再帰的な問い合わせを
サイト単位で受け持つサーバのアドレスを指定しています。
ブートファイルに 1 つか複数のフォーワーダが指定してあると、
サーバはキャッシュに含まれていない全てのデータの問い合わせを
先ずフォーワーダに送ります。
各々のフォーワーダには応答が返ってくるか、
指定されている全てのフォーワーダに問い合わせが終るまで順に問い合わされます。
応答が返ってくるか、
指定されている全てのフォーワーダに問い合わせが終るまで、
各々のフォーワーダに順に問い合わせます。
フォーワーダから応答が返って来ない場合、
サーバは ``forward-only'' モードでなければ
サーバは、``forward-only'' モードでなければ、
forwarder 行が指定されていない場合と同様に処理を続けます。
この問い合わせの転送機能はマスタサーバにサイト単位の大きなキャッシュを
生成し、
@ -228,7 +229,7 @@ forwarder
``slave'' 行は古いソフトウェアとの互換性のために設けられています。
これは ``options forward-only'' と同一です。
.LP
``sortlist'' 行は他のネットワークより優先するネットワークを指定するのに
``sortlist'' 行は他のネットワークより優先するネットワークを指定するのに
使われます。
サーバと同じネットワーク上のホストからのアドレスの問い合わせには、
先ずローカルネットワークアドレスにリストされているもの、
@ -241,7 +242,7 @@ forwarder
これは古い中間的なサーバとの互換性を取るために ``tcplist'' として
指定することもできます。
.LP
``include'' の指定 (例では使われていない) は他のファイルの内容があたかも
``include'' の指定 (例では使われていない) は他のファイルの内容があたかも
``include'' の指定がある場所におかれているように扱うために使われます。
この指定はゾーンが多数あるか、ゾーンを論理的にグループ化し多数の人によって
メンテナンスしている場合に有用です。
@ -249,10 +250,11 @@ forwarder
指定します。
ファイル名の前後に引用符は必要ありません。
.LP
``bogusns'' の指定 (例では使われていない) は指定されているネームサーバアドレス
(これはドメイン名ではなく 4つ組ドット表記にて指定される)
``bogusns'' の指定 (例では使われていない) は、
指定されているネームサーバアドレス
(これはドメイン名ではなく 4 つ組ドット表記にて指定される)
には問い合わせをしないことを \s-1BIND\s+1 に指示します。
この指定はある特定のサーバのゾーンやキャッシュのデータが不正であることが
この指定はある特定のサーバのゾーンやキャッシュのデータが不正であることが
あらかじめ分かっていて、
問題が修正されるまでデータの汚染を防止したい場合に有用です。
.LP
@ -282,9 +284,9 @@ limit
照会先を返すよう指示します。
そのサーバが他のホストの \fIresolv.conf\fP ファイル中に記述されている場合は、
このオプションは指定しないでください。
\fBno-fetch-glue\fP これは応答中の付属データ ``additional data'' セクションを
\fBno-fetch-glue\fP これは応答中の「付属データ(additional data)」セクションを
生成する時に、
\s-1BIND\s+1 が missiong glue をフェッチしないようにします。
\s-1BIND\s+1 が存在しない糊 (missing glue) をフェッチしないようにします。
これは、\fBno-recursion\fP と共に用いられ、
\s-1BIND\s+1 のキャッシュサイズが大きくなったり、壊れたりするのを防ぐのに
使われます。
@ -294,7 +296,7 @@ limit
通常、この指定はサーバを運用したいが、
サーバが物理的もしくは管理上の理由によりインターネットに
アクセスできない場合に使われます。
\fBfake-iquery\fP 逆引き ``inverse queries'' に対してエラーではなく、
\fBfake-iquery\fP 「逆引き (inverse queries)」に対してエラーではなく、
にせの応答を返すことを \s-1BIND\s+1 に指示します。
これはクライアントにマイクロコンピュータやSunOSのホストが沢山ある場合に
役に立ちます。
@ -312,7 +314,7 @@ limit
応答がキャッシュや転送されない場合の \s-1BIND\s+1 の振舞を、
引数に ``fail'', ``warn'', ``ignore''を指定することによってそれぞれ、
失敗する、
システムのログにメッセージを残すような単に警告する
システムのログにメッセージを残す、
不正な名称を無視し従来の方法で処理する、というように指定することができます。
名称は、それがホスト名の場合は RFC 952 に準拠していれば正しいものと判断され、
ホスト名以外の場合は表示可能な \s-1ASCII\s+1 文字でのみ構成されていれば
@ -322,7 +324,7 @@ limit
古いソフトウェアとの互換性を取るためのもので、
``limit transfers-in'' と同一です。
.PP
マスタファイルは制御情報とゾーン中のオブジェクトの
マスタファイルは制御情報とゾーン中のオブジェクトの
資源レコードのリストからなり、次の形式を取ります。
.RS
.nf
@ -335,7 +337,7 @@ $ORIGIN <domain>
.RE
ここで、
.I domain
にはルートの場合は "." を、現在の起点の場合は "@"、
にはルートの場合は "." を、現在の起点の場合は "@"
それら以外では通常のドメイン名を指定します。
.I domain
が ``.'' で終っていない通常のドメイン名である場合は、
@ -370,18 +372,18 @@ A
.IP NS
信頼できるネームサーバ (ドメイン)
.IP MX
メールエクスチェンジャ (ドメイン)
メールエクスチェンジャ (ドメイン)
優先順位 (0..32767) に引続き指定します。
優先順位は小さい値が優先順位の高いことを示します。
.IP CNAME
別名に対応した正式名 (ドメイン)
.IP SOA
オーソリティゾーンデータの開始を示します。
(ホストの属するドメイン、メインテーナーのドメインアドレス、
(ホストの属するドメイン、メンテナのドメインアドレス、
シリアル番号、その後にリフレッシュ、リトライ、有効期限、最小 TTL (RFC 883を参照)
の各値を秒で指定したパラメータが続く)。
.IP NULL
ヌルリソースレコード (形式、データなし)
ヌルリソースレコード (形式やデータはありません)
.IP RP
いくつかのドメイン名の責任者 (メールアドレスか参照できるテキスト)
.IP PTR
@ -399,7 +401,7 @@ A
新しい RFC にていくつかのリソースタイプが標準化されていますが、
このバージョンの \s-1BIND\s+1 ではまだ実装されていません。
.PP
各マスタゾーンファイルはそのゾーンの SOA レコードで始まらなければなりません。
各マスタゾーンファイルはそのゾーンの SOA レコードで始まらなければなりません。
以下に SOA レコードの例を示します。
.LP
.nf
@ -413,31 +415,30 @@ A
.fi
.LP
SOA ではシリアル番号を指定します。
シリアル番号はマスタファイルを更新するたびに変更する必要があります。
シリアル番号はマスタファイルを更新するたびに変更する必要があります。
シリアル番号 (serial) は少数点つきの数字を指定することもできますが、
整数への変換は乗算や加算ではなく文字列としてつなげて行っているため、
あまり賢い方法とはいえません。
年月日と 099 のシリアル番号を使用することで、
このフィールドのサイズである符号なしの 32 ビット以内に収まります。
このやり方はグレゴリ暦の 4294年には考え直す必要があることは確かですが、
このやり方はグレゴリ暦の 4294 年には考え直す必要があることは確かですが、
それについては心配する必要はないでしょう。
セカンダリサーバは秒で指定されたリフレッシュ時間 (refresh) の間隔で
シリアル番号をチェックします。
シリアル番号に変更があれば、新しいデータを読み込むために
ゾーン情報が転送されます。
リフレッシュ時間が過ぎてもマスタサーバに接続できない場合は、
リフレッシュ時間が過ぎてもマスタサーバに接続できない場合は、
リトライ時間 (retry) の間隔でリフレッシュが試みられます。
期限切れ時間 (expire) が過ぎてマスタサーバに接続できない場合は、
期限切れ時間 (expire) が過ぎてマスタサーバに接続できない場合は、
セカンダリサーバはそのゾーンの全てのデータを破棄します。
最小値 (minimum) はファイル中の生存時間 (``\s-1TTL\s+1'') が
明示的に指定されていないレコードの生存時間となります。
.SH 注釈
ブートファイルでの ``domain'' と ``suffixes'' の指定は廃止され、
もっと便利なリゾルバベースの部分的修飾ドメイン名
(partially qualified domain names) の接尾辞の実装に取って代わりました。
以前のメカニズムではかなりの状況下で、
特にローカルネームサーバが完全な情報を持っていない場合に
うまく動作しないことがありました。
もっと便利なリゾルバベースの実装、すなわち部分的な形のドメイン名
(partially qualified domain names) の接尾辞に置き変えられました。
以前のメカニズムでは多くの状況下で失敗することがあり、
特にローカルネームサーバが完全な情報を持っていない場合に失敗しました。
.sp
以下に各シグナルを
.IR kill (1)
@ -478,12 +479,12 @@ SIGUSR1
.SH 関連ファイル
.nf
.ta \w'/var/tmp/named_dump.db 'u
/etc/named.boot ネームサーバ コンフィギュレーション ブートファイル
/etc/named.boot ネームサーバの設定ブートファイル
/etc/named.pid プロセス ID (旧システム)
/var/run/named.pid プロセス ID (新システム)
/var/tmp/named_dump.db ネームサーバデータベースのダンプ
/var/tmp/named.run デバッグ出力
/var/tmp/named.stats ネームサーバ 統計データ
/var/tmp/named.stats ネームサーバ統計データ
.fi
.SH 関連項目
kill(1), gethostbyname(3), signal(2),

View file

@ -60,8 +60,8 @@
named.restart \- ネームサーバを停止し、再起動する
.SH 解説
このコマンドは実行中のネームサーバに \s-1SIGKILL\s+1 を送り、
.IR /etc/sysconfig
にネームサーバが実行されるよう記述されていれば、新たに起動します。
新たに起動します。
.SH バグ
ネームサーバが実際に動作しているか確認をしないため、古い PID キャッシュ
ファイルが残っていると無関係なプロセスを停止させてしまうことがあり得ます。
.PP