Regen from rev.1.28 (rev.1.59 in English version).

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Hiroki Sato 2004-01-14 01:09:43 +00:00
parent e522173a26
commit b3f4eba40c
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/www/; revision=19641

View file

@ -19,8 +19,8 @@ alink="#0000FF">
<p class="COPYRIGHT">Copyright &copy; 2000, 2001, 2002, 2003, 2004 FreeBSD
ドキュメンテーションプロジェクト</p>
<p class="PUBDATE">$FreeBSD: src/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml,v 1.27
2004/01/12 05:08:47 hrs Exp $<br />
<p class="PUBDATE">$FreeBSD: src/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml,v 1.28
2004/01/14 01:08:05 hrs Exp $<br />
</p>
<div class="LEGALNOTICE"><a id="TRADEMARKS" name="TRADEMARKS"></a>
@ -58,7 +58,7 @@ SPARC International, Inc.
の公開までの間、保守されます。</p>
<p>5-CURRENT ブランチは最新のブランチポイントであり、
ここからはまだリリース版が公開されていません。 そのため現時点の 5.2-RELEASE には、 errata
ここからはまだリリース版が公開されていません。 そのため現時点の 5.2-CURRENT には、 errata
がありません (最初のリリースは 5.3-RELEASE になる予定です)。
このファイルは新たに作成されたブランチ用のひな型として用意されているものです
(当然ながら、この注意書きは他のブランチにある errata 文書には存在しません)。</p>
@ -102,20 +102,132 @@ target="_top">ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/</a>
<hr />
<h2 class="SECT1"><a id="OPEN-ISSUES" name="OPEN-ISSUES">3. 未解決の問題</a></h2>
<p>未解決の問題はありません。</p>
<p>(2004 年 1 月 9 日) <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=cpp&sektion=1&manpath=FreeBSD+5.1-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span class="REFENTRYTITLE">cpp</span>(1)</span></a>
の動作が変更されたことが原因で、 カラーディスプレイが接続されていても、 <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=xdm&sektion=1&manpath=XFree86+4.3.0"><span
class="CITEREFENTRY"><span class="REFENTRYTITLE">xdm</span>(1)</span></a>
のログイン画面が白黒になってしまいます。 新しいバージョンの <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/url.cgi?ports/x11/XFree86-4-clients/pkg-descr"><tt
class="FILENAME">x11/XFree86-4-clients</tt></a> の port/package
をインストールすることで、この問題は回避可能です。</p>
<p>(2004 年 1 月 9 日) ACPI に関する問題が残っています。システムによっては起動時に
動作がおかしくなったり、ハングアップしてしまうものがあります。 この問題は、起動ローダの
``セーフモード'' オプションか、 カーネル環境変数 <var
class="VARNAME">hint.acpi.0.disabled</var> を使って ACPI
を無効にすることで回避することができます。
これらの問題は、現在調査中です。まだ報告されていない問題が ありましたら、<a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=dmesg&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.1-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span class="REFENTRYTITLE">dmesg</span>(8)</span></a><a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=acpidump&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.1-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span class="REFENTRYTITLE">acpidump</span>(8)</span></a>
の結果を <a href="http://lists.FreeBSD.org/mailman/listinfo/freebsd-current"
target="_top">FreeBSD-CURRENT メーリングリスト</a> に送ってください (<span
class="emphasis"><i
class="EMPHASIS">送る前</i></span>にメーリングリストのアーカイブを調べましょう)。
その報告が、問題の原因究明に役に立つかも知れません。</p>
<p>(2004 年 1 月 9 日) ATA デバイス、特に SATA
デバイスの場合、正常に動作しない場合があります。
報告されている症状は、コマンドがタイムアウトする、
あるいは割り込みがかからないというものです。
これらの問題はタイミングに依存しているらしく、特定が困難な状況です。
回避策としては、次のようなものがあります。</p>
<ul>
<li>
<p>起動ローダの``セーフモード''オプション、 もしくは sysctl 変数 <var
class="VARNAME">hw.ata.ata_dma</var> を使って ATA DMA を無効にする。</p>
</li>
<li>
<p>もし可能なら、ホストの BIOS 設定を変更して ATA コントローラを ``legacy mode''
に切り替える。</p>
</li>
<li>
<p>たとえば起動ローダの``セーフモード''オプションや カーネル環境変数 <var
class="VARNAME">hint.acpi.0.disabled</var> を使って、ACPI を無効にする。</p>
</li>
</ul>
<p>(2004 年 1 月 9 日) インストールフロッピーを使って NFS 経由でインストールする場合、 3
枚目のフロッピーディスクから <tt class="FILENAME">nfsclient.ko</tt>
モジュールを手動でロードする必要があります。 <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=sysinstall&sektion=8&manpath=FreeBSD+5.1-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span class="REFENTRYTITLE">sysinstall</span>(8)</span></a>
3 枚目のフロッピーディスクにある
ドライバを読み込む時に表示されるプロンプトの指示に従ってください。</p>
<p>(2004 年 1 月 9 日) <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=pcm&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.1-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span class="REFENTRYTITLE">pcm</span>(4)</span></a>
ドライバで複数の vchans (ソフトウェアで動的にミキシングを 行なう仮想オーディオチャネル)
を利用すると、 不安定になる場合があります。</p>
<p>(2004 年 1 月 10 日) APIC
割り込みルーティングは多くのシステムで正常に動作していますが、 (ラップトップの一部など)
システムによっては、たとえば X11 の起動・終了時に <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/man.cgi?query=ata&sektion=4&manpath=FreeBSD+5.1-current">
<span class="CITEREFENTRY"><span class="REFENTRYTITLE">ata</span>(4)</span></a>
のエラーやハングアップが発生すると いった、さまざまなエラーが発生するようです。
こういった症状が現れる場合は、 起動ローダの``セーフモード''オプションや ローダ変数 <var
class="VARNAME">hint.acpi.0.disabled</var> を使って、APIC
ルーティングを無効にすると改善するかも知れません。 ただし、APIC を無効にすると SMP
システムの利用はできなくなります。</p>
<p>(2004 年 1 月 10 日) NFSv4 クライアントが NFSv3 のみ、あるいは NFSv2 のみに対応した
サーバに NFSv4 操作をおこなおうとした場合、
パニックが発生する場合があります。この問題は、 FreeBSD 5.2-CURRENT に含まれている <tt
class="FILENAME">src/sys/rpc/rpcclnt.c</tt> のリビジョン 1.4 で修正されました。</p>
<p>(2004 年 1 月 11 日) <tt class="FILENAME">nss_ldap</tt> などのサードパーティ製 NSS
モジュールを使い、大量のメンバリストを含むグループが存在する場合、
問題が発生することがあります。この問題は FreeBSD 5.2-CURRENT に含まれる <tt
class="FILENAME">src/include/nss.h</tt> のリビジョン 1.2, <tt
class="FILENAME">src/lib/libc/net/nss_compat.c</tt> のリビジョン 1.2 で
修正されました。</p>
<p>(2004 年 1 月 13 日) FreeBSD 5.2-CURRENT のリリースノートには、含まれている <b
class="APPLICATION">GCC</b> が post-release GCC 3.3.3 snapshot
と記載されていました。これは、<span class="emphasis"><i
class="EMPHASIS">pre-release</i></span> GCC 3.3.3 snapshot の誤りです。</p>
<p>(2004 年 1 月 13 日) <a
href="http://www.FreeBSD.org/cgi/url.cgi?ports/sysutils/kdeadmin3/pkg-descr"><tt
class="FILENAME">sysutils/kdeadmin3</tt></a> port/package には、 <b
class="APPLICATION">KUser</b> を使うとシステムパスワードファイルに ある <tt
class="USERNAME">root</tt> ユーザが削除されてしまう可能性のある
バグが含まれています。この port/package を使っている場合は、 ぜひバージョン 3.1.4_1
へアップグレードするようお願いします。</p>
</div>
<div class="SECT1">
<hr />
<h2 class="SECT1"><a id="LATE-NEWS" name="LATE-NEWS">4. 最新情報</a></h2>
<p>情報はありません。</p>
<p>(2004 年 1 月 10 日) FreeBSD の TCP 実装に TCP
セグメントのサイズと速度を制限するという形で、 ある種の TCP MSS
資源枯渇攻撃に対する対策が追加されました。 ひとつ目は TCP
セグメントサイズの最大と最小を制限するもので、 sysctl 変数 <var
class="VARNAME">net.inet.tcp.minmss</var> (デフォルトは <var class="LITERAL">216</var>)
で制御することができます。 ふたつ目は、セグメントの平均サイズが <var
class="VARNAME">net.inet.tcp.minmss</var> より小さい接続の 最大通信速度を制限するもので、
<var class="VARNAME">net.inet.tcp.minmssoverload</var> 変数で制御することができます。
設定されたパケット速度を超える接続は、reset されて切断されます。 この機能は 5.2-RELEASE
リリースサイクルの終りごろに追加されたため、
デフォルトでは、この接続速度の制限は無効になっていますが、 <var
class="VARNAME">net.inet.tcp.minmssoverload</var> に 0 でない
値を設定することで、手動で有効にすることができます (5.2-CURRENT
のデフォルト値は、執筆時点で毎秒 <var class="LITERAL">1000</var> パケットです)。</p>
</div>
</div>
<hr />
<p align="center"><small>このファイルの他、リリース関連の文書は <a
href="ftp://ftp.FreeBSD.org/">ftp://ftp.FreeBSD.org/</a>
href="http://snapshots.jp.FreeBSD.org/">http://snapshots.jp.FreeBSD.org/</a>
からダウンロードできます。</small></p>
<p align="center"><small>FreeBSD に関するお問い合わせは、&#60;<a