diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml index 14cab6c3ca..fc29e91a96 100644 --- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml +++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml @@ -43,28 +43,28 @@ - &os; でのサウンドカードの設定方法 + &os; でのサウンドカードの設定方法 - サウンドの設定に関するトラブルシューティング + サウンドの設定に関するトラブルシューティング - MP3 およびその他の形式の音声を再生、エンコードする方法 + MP3 およびその他の形式の音声を再生、エンコードする方法 - &os; システムでのビデオ再生の準備 + &os; システムでのビデオ再生の準備 - DVD, .mpg および - .avi ファイルを再生する方法 + DVD, .mpg および + .avi ファイルを再生する方法 - CD および DVD + CD および DVD の情報をファイルに抽出する方法 @@ -93,10 +93,10 @@ @@ -304,7 +304,8 @@ pcm2: <Conexant CX20590 (Analog 2.0+HP/2.0)> (play/rec) default - sb_dspwr(XX) timed out + sb_dspwr(XX) timed + out 使用する I/O ポートが適切に設定されていません。 @@ -317,7 +318,8 @@ pcm2: <Conexant CX20590 (Analog 2.0+HP/2.0)> (play/rec) default - xxx: gus pcm not attached, out of memory + xxx: gus pcm not attached, out of + memory デバイスを使用するのに十分なメモリを確保できません。 @@ -376,126 +378,127 @@ pcm7: <HDA Realtek ALC889 PCM #3 Digital> at cad 2 nid 1 on hdac1 ここで、n は使用するサウンドデバイスの番号です。 この例では 4 です。 - /etc/sysctl.conf に以下の行を入れると、 + /etc/sysctl.conf に以下の行を入れると、 設定の変更が常に反映されるようになります。 hw.snd.default_unit=4 - + - - - - 複数音源の利用 - - 同時に再生することのできる音源を複数実装していることは、 - 多くの場合望ましいことです。 - &os; では、仮想サウンドチャネル - を使ってカーネル内でサウンドを合成することにより、 - サウンドカードの再生を多重化することができます。 - - 仮想チャネルの数を決めるのに三つの &man.sysctl.8; - 変数を設定できます。 - - &prompt.root; sysctl dev.pcm.0.play.vchans=4 -&prompt.root; sysctl dev.pcm.0.rec.vchans=4 -&prompt.root; sysctl hw.snd.maxautovchans=4 - - この例では四つの仮想チャネルを設定しています。 - これは通常利用する上で十分実用的な数です。 - dev.pcm.0.play.vchans=4 と - dev.pcm.0.rec.vchans=4 は、 - デバイスが取り付けられた後で設定できます。 - これらは pcm0 - が再生や録音のために持っている仮想チャネルの数です。 - hw.snd.maxautovchans は、 - &man.kldload.8; - を用いて認識された新しいデバイスの仮想チャネル数です。 - pcm - モジュールはハードウェアドライバとは独立して読み込むことができるので、 - hw.snd.maxautovchans - は、オーディオデバイスが取り付けられた時に、 - デバイスに与えられる仮想チャネルの数を表しています。 - より詳細な情報については &man.pcm.4; を参照してください。 - - - デバイスを使用しているときに仮想チャンネルの数を変更することはできません。 - まず、ミュージックプレーヤやサウンドデーモンといった - デバイスを使用しているすべてのプログラムを終了してください。 - - - - /dev/dsp0 - を必要とするプログラムが意識しなくても、 - 適切な pcm - デバイスが自動的に設定されます。 - - - - - - ミキサチャネルの初期値を設定する - - 各ミキサチャネルの初期値は - &man.pcm.4; ドライバのソースコードにハードコーディングされています。 - &man.mixer.8; および他のサードパーティ製のアプリケーションやデーモンによって、 - サウンドカードのミキサレベルを変更できますが、 - 永続的な解決方法ではありません。 - そのかわり以下の例のように、 - 適切な値を /boot/device.hints - ファイルに記述することによって、 - ドライバレベルでミキサの初期値を設定することができます。 - - hint.pcm.0.vol="50" - - この例では、&man.pcm.4; が読み込まれたと同時に、 - ボリュームチャネルの初期値を 50 - に設定します。 - - - - + - MP3 オーディオ + 複数音源の利用 - この節では、&os; で利用できる MP3 - プレイヤや、オーディオ CD トラックを吸い出す方法、 - および MP3 のエンコード、 - デコードの方法について説明します。 + 同時に再生することのできる音源を複数実装していることは、 + 多くの場合望ましいことです。 + &os; では、仮想サウンドチャネル + を使ってカーネル内でサウンドを合成することにより、 + サウンドカードの再生を多重化することができます。 - - MP3 プレイヤ + 仮想チャネルの数を決めるのに三つの &man.sysctl.8; + 変数を設定できます。 - XMMS は - 人気のあるグラフィカルな MP3 プレイヤです。 - XMMS のインタフェースは - Nullsoft の Winamp - とほとんど同一なので、Winamp - のスキンを使うことができます。 - XMMS - はネイティブプラグインにも対応しています。 + &prompt.root; sysctl dev.pcm.0.play.vchans=4 +&prompt.root; sysctl dev.pcm.0.rec.vchans=4 +&prompt.root; sysctl hw.snd.maxautovchans=4 - XMMS は - multimedia/xmms の - port または package からインストールできます。 + この例では四つの仮想チャネルを設定しています。 + これは通常利用する上で十分実用的な数です。 + dev.pcm.0.play.vchans=4 と + dev.pcm.0.rec.vchans=4 は、 + デバイスが取り付けられた後で設定できます。 + これらは pcm0 + が再生や録音のために持っている仮想チャネルの数です。 + hw.snd.maxautovchans は、 + &man.kldload.8; + を用いて認識された新しいデバイスの仮想チャネル数です。 + pcm + モジュールはハードウェアドライバとは独立して読み込むことができるので、 + hw.snd.maxautovchans + は、オーディオデバイスが取り付けられた時に、 + デバイスに与えられる仮想チャネルの数を表しています。 + より詳細な情報については &man.pcm.4; を参照してください。 + + + デバイスを使用しているときに仮想チャンネルの数を変更することはできません。 + まず、ミュージックプレーヤやサウンドデーモンといった + デバイスを使用しているすべてのプログラムを終了してください。 + + + + /dev/dsp0 + を必要とするプログラムが意識しなくても、 + 適切な pcm + デバイスが自動的に設定されます。 + + + + + + ミキサチャネルの初期値を設定する + + 各ミキサチャネルの初期値は + &man.pcm.4; ドライバのソースコードにハードコーディングされています。 + &man.mixer.8; + および他のサードパーティ製のアプリケーションやデーモンによって、 + サウンドカードのミキサレベルを変更できますが、 + 永続的な解決方法ではありません。 + そのかわり以下の例のように、 + 適切な値を /boot/device.hints + ファイルに記述することによって、 + ドライバレベルでミキサの初期値を設定することができます。 + + hint.pcm.0.vol="50" + + この例では、&man.pcm.4; が読み込まれたと同時に、 + ボリュームチャネルの初期値を 50 + に設定します。 + + + + + + + MP3 オーディオ + + この節では、&os; で利用できる MP3 + プレイヤや、オーディオ CD トラックを吸い出す方法、 + および MP3 のエンコード、 + デコードの方法について説明します。 + + + MP3 プレイヤ + + XMMS は + 人気のあるグラフィカルな MP3 プレイヤです。 + XMMS のインタフェースは + Nullsoft の Winamp + とほとんど同一なので、Winamp + のスキンを使うことができます。 + XMMS + はネイティブプラグインにも対応しています。 + + XMMS は + multimedia/xmms の + port または package からインストールできます。 XMMS のプレイリスト、 グラフィックイコライザそしてその他のインタフェースは直感的です。 @@ -525,8 +528,7 @@ THIS SOFTWARE COMES WITH ABSOLUTELY NO WARRANTY! USE AT YOUR OWN RISK! Playing MPEG stream from Foobar-GreatestHits.mp3 ... -MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo - +MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo @@ -539,8 +541,8 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo WAV ファイルにコピーすることで行われます。 sysutils/cdrtools - スイートからインストールされる cdda2wav ツールは - CD からオーディオデータを抽出したり、 + スイートからインストールされる cdda2wav ツールは + CD からオーディオデータを抽出したり、 情報を関係づけるのに使われます。 CD をドライブにいれて次のコマンドを @@ -553,7 +555,7 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo は SCSI デバイス 0,1,0 を表します。 これは cdrecord -scanbus - の出力に一致します。 + の出力に一致します。 cdda2wav は ATAPI (IDE) CDROM ドライブに対応しています。 @@ -570,15 +572,15 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo &prompt.root; cdda2wav -D 0,1,0 -t 7 上記の例はオーディオ CDROM の七番目のトラックを抽出します。 - 範囲を指定して、 + 範囲を指定して、 一番目から七番目のトラックまで抽出したい場合、 - 次のようにします。 + 次のようにします。 &prompt.root; cdda2wav -D 0,1,0 -t 1+7 &man.dd.1; も で説明されているように ATAPI - ドライブ上のオーディオトラックを展開するのに使われます。 + ドライブ上のオーディオトラックを展開するのに使われます。 @@ -610,13 +612,13 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo の標準のビットレートです。 160 kbits または 192 kbits のビットレートは、 さらに高音質を提供します。 - ビットレートが高くなるにつれて作成される + ビットレートが高くなるにつれて作成される MP3 ファイルは多くのディスク領域を消費します。 オプションを指定すると - 低速高品質 モードとなります。 - ではじまるオプションは ID3 タグを設定します。 - このタグにはたいてい曲の情報が含まれており、 - MP3 ファイルに格納されます。 + 低速高品質 モードとなります。 + ではじまるオプションは ID3 タグを設定します。 + このタグにはたいてい曲の情報が含まれており、 + MP3 ファイルに格納されます。 Lame のマニュアルを参照すれば、 他のエンコーディングのオプションが見つかるでしょう。 @@ -625,14 +627,14 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo MP3 のデコード MP3 からオーディオ CD を作成するには、 - まず非圧縮 WAV 形式に変換しなければなりません。 - XMMS と + まず非圧縮 WAV 形式に変換しなければなりません。 + XMMSmpg123 の両方が MP3 から非圧縮ファイル形式への出力に対応しています。 XMMS - でディスクへ書き出す方法は次の通りです。 + でディスクへ書き出す方法は次の通りです。 @@ -641,7 +643,7 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo 右クリックで - XMMS メニューを表示します。 + XMMS メニューを表示します。 @@ -651,7 +653,7 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo Output Plugin を Disk Writer Plugin - に変更します。 + に変更します。 @@ -666,15 +668,15 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo 普段通り XMMSMP3 ファイルを読み込みます。 - 音量は 100% でイコライザの設定はオフにします。 + 音量は 100% でイコライザの設定はオフにします。 Play を押します。 XMMS - は MP3 を再生しているかのように表示しますが、 - 音声はきこえません。 - 実際には MP3 をファイルに出力しています。 + は MP3 を再生しているかのように表示しますが、 + 音声はきこえません。 + 実際には MP3 をファイルに出力しています。 @@ -684,7 +686,7 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo mpg123 - で標準出力へ書き出す方法は次の通りです。 + で標準出力へ書き出す方法は次の通りです。 @@ -696,25 +698,25 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo XMMS - は WAV 形式でファイルに書き出しますが、 - mpg123 は + は WAV 形式でファイルに書き出しますが、 + mpg123MP3 を raw PCM オーディオデータに変換します。 - 両形式は cdrecord - を使ってオーディオ CD を作成するのに利用できます。 + 両形式は cdrecord + を使ってオーディオ CD を作成するのに利用できます。 &man.burncd.8; を使う場合は raw Pulse-Code Modulation (PCM) が必要です。 WAV ファイルを使用する場合、 - それぞれのトラックの先頭に小さなノイズが入るのに気づくでしょう。 + それぞれのトラックの先頭に小さなノイズが入るのに気づくでしょう。 これは WAV ファイルのヘッダ情報です。 audio/sox の port または package からインストールできる SoX - を使うと簡単にヘッダ情報を削除できます。 + を使うと簡単にヘッダ情報を削除できます。 &prompt.user; sox -t wav -r 44100 -s -w -c 2 track.wav track.raw &os; での CD 作成の詳しい情報は - を参照してください。 + を参照してください。 @@ -767,81 +769,80 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo kern.ipc.shmmax=67108864 kern.ipc.shmall=32768 - - ビデオ機能の決定 + + ビデオ機能の決定 - XVideo - SDL - DGA + XVideo + SDL + DGA - &xorg; - においてビデオ表示性能を改善する方法はいくつかあり、 - 正しく動作するかどうかはハードウェアに大きく依存しています。 - 下記に説明したどの方法でも、 - ハードウェアが変わると品質が変わるでしょう。 + &xorg; + においてビデオ表示性能を改善する方法はいくつかあり、 + 正しく動作するかどうかはハードウェアに大きく依存しています。 + 下記に説明したどの方法でも、 + ハードウェアが変わると品質が変わるでしょう。 - よく知られたビデオインタフェースは次の通りです。 + よく知られたビデオインタフェースは次の通りです。 - - - &xorg;: - 共有メモリを用いた通常の出力 - + + + &xorg;: + 共有メモリを用いた通常の出力 + - - XVideo: 特別なアクセラレータによって、 - drawable オブジェクトに直接ビデオを表示する - &xorg; インタフェースの拡張機能です。 - この拡張を使うことで廉価なコンピュータでも高品質の再生が可能になります。 - 次の節では、この拡張が動作していることの確認方法について説明します。 - + + XVideo: 特別なアクセラレータによって、 + drawable オブジェクトに直接ビデオを表示する + &xorg; インタフェースの拡張機能です。 + この拡張を使うことで廉価なコンピュータでも高品質の再生が可能になります。 + 次の節では、この拡張が動作していることの確認方法について説明します。 + - - SDL: Simple Directmedia Layer は、 - さまざまなオペレーティングシステムの間でサウンドとグラフィックスを効果的に利用したクロスプラットホームアプリケーションを開発することを目的としたレイヤです。 - SDL はハードウェアに対する低レベルの抽象的概念を提供し、 - 時には &xorg; - インタフェースを使用するよりも効果的なことがあります。 + + SDL: Simple Directmedia Layer は、 + さまざまなオペレーティングシステムの間でサウンドとグラフィックスを効果的に利用したクロスプラットホームアプリケーションを開発することを目的としたレイヤです。 + SDL はハードウェアに対する低レベルの抽象的概念を提供し、 + 時には &xorg; + インタフェースを使用するよりも効果的なことがあります。 + &os; では、SDL は、 + devel/sdl20 package または port + によりインストールできます。 + - &os; では、SDL は、 - devel/sdl20 package または port - によりインストールできます。 - + + DGA: Direct Graphics Access は、 + プログラムが &xorg; + サーバを介せず直接フレームバッファを変更することを可能にする + &xorg; の拡張機能です。 + 低レベルのメモリマッピングが実行できることを期待しているので、 + この機能を使うプログラムは + root + 権限で実行されなければなりません。 + DGA 機能拡張は &man.dga.1; + によってテストとベンチマークができます。 + dga + 実行中はキーボードを押せばいつでもディスプレイ色が変更されます。 + 中止するには q を押します。 + - - DGA: Direct Graphics Access は、 - プログラムが &xorg; - サーバを介せず直接フレームバッファを変更することを可能にする - &xorg; の拡張機能です。 - 低レベルのメモリマッピングが実行できることを期待しているので、 - この機能を使うプログラムは - root - 権限で実行されなければなりません。 - DGA 機能拡張は &man.dga.1; - によってテストとベンチマークができます。 - dga - 実行中はキーボードを押せばいつでもディスプレイ色が変更されます。 - 中止するには q を押します。 - + + SVGAlib: 低レベルコンソールグラフィックレイヤ + + - - SVGAlib: 低レベルコンソールグラフィックレイヤ - - + + XVideo - - XVideo + この拡張機能が動作しているかどうかを調べるには、 + xvinfo を使います。 - この拡張機能が動作しているかどうかを調べるには、 - xvinfo を使います。 + &prompt.user; xvinfo - &prompt.user; xvinfo + 以下のような結果が得られたならば、カードは + XVideo に対応しています。 - 以下のような結果が得られたならば、カードは - XVideo に対応しています。 - - X-Video Extension version 2.2 -screen #0 + X-Video Extension version 2.2 + screen #0 Adaptor #0: "Savage Streams Engine" number of ports: 1 port base: 43 @@ -909,86 +910,87 @@ screen #0 depth: 1 red, green, blue masks: 0x0, 0x0, 0x0 - リストにある形式、YUV2, YUV12 などが XVideo - のすべての実装で存在するとは限りません。 - 対応している形式が少ないために、 - あるプレイヤでは悪影響が出るかもしれないことにも注意してください。 + リストにある形式、YUV2, YUV12 などが XVideo + のすべての実装で存在するとは限りません。 + 対応している形式が少ないために、 + あるプレイヤでは悪影響が出るかもしれないことにも注意してください。 - 出力が以下のような場合、 - X-Video Extension version 2.2 + 出力が以下のような場合、 + + X-Video Extension version 2.2 screen #0 no adaptors present - カードはおそらく XVideo に対応していないのでしょう。 - このことはディスプレイでビデオを表示するのに、 - ビデオカードおよびプロセッサによっては、 - 計算上の要求を満たすことがより困難になることを意味します。 - - + カードはおそらく XVideo に対応していないのでしょう。 + このことはディスプレイでビデオを表示するのに、 + ビデオカードおよびプロセッサによっては、 + 計算上の要求を満たすことがより困難になることを意味します。 + + - - ビデオを扱う ports および packages + + ビデオを扱う ports および packages - ビデオ ports - ビデオ packages + ビデオ ports + ビデオ packages - この節では Ports Collection で利用可能な、 - ビデオの再生に使用できるソフトウェアについて紹介します。 + この節では Ports Collection で利用可能な、 + ビデオの再生に使用できるソフトウェアについて紹介します。 - - <application>MPlayer</application> および - <application>MEncoder</application> + + <application>MPlayer</application> および + <application>MEncoder</application> - MPlayer - はコマンドラインのビデオプレイヤで、 - 高速性と柔軟性をもたらすグラフィカルなインタフェースも持っています。 - MPlayer - の他のグラフィカルなフロントエンドも - Ports Collection からインストールできます。 + MPlayer + はコマンドラインのビデオプレイヤで、 + 高速性と柔軟性をもたらすグラフィカルなインタフェースも持っています。 + MPlayer + の他のグラフィカルなフロントエンドも + Ports Collection からインストールできます。 - MPlayer + MPlayer - MPlayer は - multimedia/mplayer - package または port からインストールできます。 - いくつかのコンパイル時のオプションを設定することができ、また、 - 構築の際にさまざまなハードウェアのチェックがおこなわれます。 - そのため、package からインストールを行わず、 - port から構築することを好むユーザもいます。 + MPlayer は + multimedia/mplayer + package または port からインストールできます。 + いくつかのコンパイル時のオプションを設定することができ、また、 + 構築の際にさまざまなハードウェアのチェックがおこなわれます。 + そのため、package からインストールを行わず、 + port から構築することを好むユーザもいます。 - port を構築する際に、メニューのオプションは、port - にコンパイル時にオプションとしてどの形式に対応するかを決定するため、 - 見ておく必要があります。 - オプションが選択されていなければ、 - MPlayer - はその形式のビデオ形式を表示することは出来ません。 - 矢印キーとスペースキーを使って必要な形式を選択してください。 - 選択が終わったら、Enter を押して、 - port の構築とインストールを続けてください。 + port を構築する際に、メニューのオプションは、port + にコンパイル時にオプションとしてどの形式に対応するかを決定するため、 + 見ておく必要があります。 + オプションが選択されていなければ、 + MPlayer + はその形式のビデオ形式を表示することは出来ません。 + 矢印キーとスペースキーを使って必要な形式を選択してください。 + 選択が終わったら、Enter を押して、 + port の構築とインストールを続けてください。 - デフォルトでは、この packege または port は、 - mplayer コマンドラインユーティリティと - gmplayer グラフィカルユーティリティを構築します。 - ビデオをエンコードする必要があれば、 - multimedia/mencoder - port をコンパイルしてください。 - ライセンスの制限のため、 - MEncoder の - package は利用できません。 + デフォルトでは、この packege または port は、 + mplayer コマンドラインユーティリティと + gmplayer グラフィカルユーティリティを構築します。 + ビデオをエンコードする必要があれば、 + multimedia/mencoder + port をコンパイルしてください。 + ライセンスの制限のため、 + MEncoder の + package は利用できません。 - MPlayer を初めて起動すると、 - 各自のホームディレクトリ内に ~/.mplayer - が作成されます。このサブディレクトリには、 - ユーザ固有の設定ファイルのデフォルトバージョンが含まれています。 + MPlayer を初めて起動すると、 + 各自のホームディレクトリ内に ~/.mplayer + が作成されます。このサブディレクトリには、 + ユーザ固有の設定ファイルのデフォルトバージョンが含まれています。 - この節では、一般的な使用法についてのみ説明します。 - 数多くのオプションの完全な説明については、 - mplayer(1) のマニュアルに記載されています。 + この節では、一般的な使用法についてのみ説明します。 + 数多くのオプションの完全な説明については、 + mplayer(1) のマニュアルに記載されています。 - testfile.avi - というファイルを再生するには、以下の例のように、 - とともに、 - ビデオインタフェースを指定してください。 + testfile.avi + というファイルを再生するには、以下の例のように、 + とともに、 + ビデオインタフェースを指定してください。 &prompt.user; mplayer -vo xv testfile.avi @@ -1000,71 +1002,71 @@ no adaptors present &prompt.root; mplayer -vo 'sdl:dga' testfile.avi - ビデオ再生の相対的性能は多くの要因に依存し、 - ハードウェアに応じて著しく変わると思われるので、 - これらのオプションをすべて試してみる価値はあるでしょう。 + ビデオ再生の相対的性能は多くの要因に依存し、 + ハードウェアに応じて著しく変わると思われるので、 + これらのオプションをすべて試してみる価値はあるでしょう。 - DVD を再生するには、 - testfile.avi を - - に置き換えてください。 - <N> には再生するタイトル番号を、 - DEVICE - は DVD のデバイスノードを指定します。 - たとえば、/dev/dvd - から 2 番目のタイトルを再生するには以下のようにします。 + DVD を再生するには、 + testfile.avi を + + に置き換えてください。 + <N> には再生するタイトル番号を、 + DEVICE + は DVD のデバイスノードを指定します。 + たとえば、/dev/dvd + から 2 番目のタイトルを再生するには以下のようにします。 - &prompt.root; mplayer -vo xv dvd://3 -dvd-device /dev/dvd + &prompt.root; mplayer -vo xv dvd://3 -dvd-device /dev/dvd - - デフォルトの DVD デバイスは、 - MPlayer port の構築時に - WITH_DVD_DEVICE=/path/to/desired/device - を追加することでで定義できます。 - デフォルトでは、デバイスは - /dev/cd0 です。 - 詳細はこの port の - Makefile.options をご覧ください。 - + + デフォルトの DVD デバイスは、 + MPlayer port の構築時に + WITH_DVD_DEVICE=/path/to/desired/device + を追加することでで定義できます。 + デフォルトでは、デバイスは + /dev/cd0 です。 + 詳細はこの port の + Makefile.options をご覧ください。 + - 停止、休止、再生などをするにはキーバインディングを使ってください。 - キーバインディングの一覧を見るには、mplayer -h - を実行するか、もしくは、mplayer(1) を読んでください。 + 停止、休止、再生などをするにはキーバインディングを使ってください。 + キーバインディングの一覧を見るには、mplayer -h + を実行するか、もしくは、mplayer(1) を読んでください。 - 再生に関する追加のオプションがあります。 - 全画面モードにする オプションと、 - 性能を向上させる オプションです。 + 再生に関する追加のオプションがあります。 + 全画面モードにする オプションと、 + 性能を向上させる オプションです。 - よく使用するオプションについては、各ユーザの - .mplayer/config - に以下のように追加してください。 + よく使用するオプションについては、各ユーザの + .mplayer/config + に以下のように追加してください。 - vo=xv + vo=xv fs=yes zoom=yes - mplayer を使って、 - DVD タイトルを - .vob に抽出できます。 - DVD から - 2 番目のタイトルをダンプするには次のようにします。 + mplayer を使って、 + DVD タイトルを + .vob に抽出できます。 + DVD から + 2 番目のタイトルをダンプするには次のようにします。 - &prompt.root; mplayer -dumpstream -dumpfile out.vob dvd://2 -dvd-device /dev/dvd + &prompt.root; mplayer -dumpstream -dumpfile out.vob dvd://2 -dvd-device /dev/dvd - 出力された out.vob ファイルは - MPEG 形式です。 + 出力された out.vob ファイルは + MPEG 形式です。 - &unix; ビデオについて、 - 高レベルのノウハウを得たいと考えている方は mplayerhq.hu/DOCS - をご覧ください。技術的な情報があります。 - このドキュメントは、 - バグを報告する前に、読むべきものです。 + &unix; ビデオについて、 + 高レベルのノウハウを得たいと考えている方は mplayerhq.hu/DOCS + をご覧ください。技術的な情報があります。 + このドキュメントは、 + バグを報告する前に、読むべきものです。 - - mencoder - + + mencoder + mencoder を使う前に、mplayerhq.hu/DOCS/HTML/en/mencoder.html @@ -1076,160 +1078,160 @@ zoom=yes mplayer でさえ再生できない出力ファイルを作成してしまいます。 - はじめは単純なファイルのコピーです。 + はじめは単純なファイルのコピーです。 &prompt.user; mencoder input.avi -oac copy -ovc copy -o output.avi - したがって、単にファイルを抽出したいときには、 - mplayer - をつけます。 + したがって、単にファイルを抽出したいときには、 + mplayer + をつけます。 - input.avi - を音声に MPEG3 エンコードを使用して - MPEG4 コーデックに変換するには、まず最初に - audio/lame - port をインストールしてください。 - ライセンスの制限により、package は利用できません。 - インストールしたら、以下のように入力してください。 + input.avi + を音声に MPEG3 エンコードを使用して + MPEG4 コーデックに変換するには、まず最初に + audio/lame + port をインストールしてください。 + ライセンスの制限により、package は利用できません。 + インストールしたら、以下のように入力してください。 &prompt.user; mencoder input.avi -oac mp3lame -lameopts br=192 \ -ovc lavc -lavcopts vcodec=mpeg4:vhq -o output.avi - これは mplayer や - xine - といったアプリケーションで再生可能な出力ファイルを作成します。 + これは mplayer や + xine + といったアプリケーションで再生可能な出力ファイルを作成します。 - DVD タイトルを直接再エンコードするためには、 - 上記のコマンドラインの - input.avi を - に置き換えて、 - root 権限で実行します。 - 期待する結果を得るには何度か繰り返すことになるので、 - かわりにタイトルをファイルにダンプして、 - ファイルに対して作業することをおすすめします。 - + DVD タイトルを直接再エンコードするためには、 + 上記のコマンドラインの + input.avi を + に置き換えて、 + root 権限で実行します。 + 期待する結果を得るには何度か繰り返すことになるので、 + かわりにタイトルをファイルにダンプして、 + ファイルに対して作業することをおすすめします。 + - - <application>xine</application> ビデオプレイヤ + + <application>xine</application> ビデオプレイヤ - xine は、 - 再利用可能な基本ライブラリと、 - プラグインで拡張できる実行可能なモジュールを提供するビデオプレイヤです。 - multimedia/xine package - または port からインストールできます。 + xine は、 + 再利用可能な基本ライブラリと、 + プラグインで拡張できる実行可能なモジュールを提供するビデオプレイヤです。 + multimedia/xine package + または port からインストールできます。 - 実用上、xine - を使用するには高速なビデオカードとともに高速な CPU があるか、 - またはビデオカードが XVideo 拡張に対応している必要があります。 - XVideo インタフェースとともに xine - ビデオプレイヤを使うのが最良です。 + 実用上、xine + を使用するには高速なビデオカードとともに高速な CPU があるか、 + またはビデオカードが XVideo 拡張に対応している必要があります。 + XVideo インタフェースとともに xine + ビデオプレイヤを使うのが最良です。 - デフォルトでは、xine プレイヤは - GUI 付きで起動するでしょう。 - メニューを使用して特定のファイルを開くことができます。 + デフォルトでは、xine プレイヤは + GUI 付きで起動するでしょう。 + メニューを使用して特定のファイルを開くことができます。 - xine は、 - 再生するファイル名を指定することで、 - コマンドラインから実行することもできます。 + xine は、 + 再生するファイル名を指定することで、 + コマンドラインから実行することもできます。 &prompt.user; xine -g -p mymovie.avi - xine-project.org/faq - には、より多くの情報やトラブルシューティングがあります。 - + xine-project.org/faq + には、より多くの情報やトラブルシューティングがあります。 + - - <application>Transcode</application> ユーティリティ + + <application>Transcode</application> ユーティリティ - Transcode は、 - ビデオおよびオーディオファイルを再エンコードするためのツール一式です。 - Transcode を使えば、stdin/stdout - ストリームインタフェースとともにコマンドラインツールを用いることで、 - ビデオファイルの統合や、壊れたファイルの修復ができます。 + Transcode は、 + ビデオおよびオーディオファイルを再エンコードするためのツール一式です。 + Transcode を使えば、stdin/stdout + ストリームインタフェースとともにコマンドラインツールを用いることで、 + ビデオファイルの統合や、壊れたファイルの修復ができます。 - &os; では、Transcode は、 - multimedia/transcode package - もしくは port からインストールできます。 - 多くのユーザは port からコンパイルすることを好みます。 - port では、コンパイルで有効にするサポートやコーデックを指定するコンパイルオプションのメニューを利用できるためです。 - オプションを選択しないと、Transcode - は、その形式をエンコード出来ないでしょう。 - 矢印キーとスペースバーを使って、 - 必要とするフォーマットを選択してください。 - 選択が終わったら、 - Enter を押して、port - のコンパイルとインストールを続けてください。 + &os; では、Transcode は、 + multimedia/transcode package + もしくは port からインストールできます。 + 多くのユーザは port からコンパイルすることを好みます。 + port では、コンパイルで有効にするサポートやコーデックを指定するコンパイルオプションのメニューを利用できるためです。 + オプションを選択しないと、Transcode + は、その形式をエンコード出来ないでしょう。 + 矢印キーとスペースバーを使って、 + 必要とするフォーマットを選択してください。 + 選択が終わったら、 + Enter を押して、port + のコンパイルとインストールを続けてください。 - この例では、DivX ファイルを - PAL MPEG-1 (PAL VCD) に変換する使用例を示します。 + この例では、DivX ファイルを + PAL MPEG-1 (PAL VCD) に変換する使用例を示します。 - &prompt.user; transcode -i + &prompt.user; transcode -i input.avi -V --export_prof vcd-pal -o output_vcd &prompt.user; mplex -f 1 -o output_vcd.mpg output_vcd.m1v output_vcd.mpa - 作成された MPEG ファイル、 - output_vcd.mpg は、 - MPlayer を使って再生できます。 - また、multimedia/vcdimager - および sysutils/cdrdao - といったユーティリティを使って、 - ファイルを CD - メディアに書き込むことでビデオ CD も作成できます。 + 作成された MPEG ファイル、 + output_vcd.mpg は、 + MPlayer を使って再生できます。 + また、multimedia/vcdimager + および sysutils/cdrdao + といったユーティリティを使って、 + ファイルを CD + メディアに書き込むことでビデオ CD も作成できます。 - transcode のマニュアルページに加え、 - transcoding.org/cgi-bin/transcode - から、更なる情報や使用例を得てください。 - - - + transcode のマニュアルページに加え、 + transcoding.org/cgi-bin/transcode + から、更なる情報や使用例を得てください。 + + + - + - TV カード + TV カード - - TV カード - + + TV カード + - TV カードを使用することで、 - TV 放送をコンピュータで見ることができます。 - これらの多くのカードは RCA - または S-video 入力端子を備えており、 - FM ラジオチューナを装備したカードもあります。 + TV カードを使用することで、 + TV 放送をコンピュータで見ることができます。 + これらの多くのカードは RCA + または S-video 入力端子を備えており、 + FM ラジオチューナを装備したカードもあります。 - &os; は、Brooktree Bt848/849/878/879 - をビデオキャプチャチップに採用した PCI TV カードに &man.bktr.4; - ドライバで対応しています。 - このドライバは、ほとんどの Pinnacle PCTV ビデオカードに対応しています。 - TV カードを購入する前に、対応しているチューナの一覧について、 - &man.bktr.4; を参照してください。 + &os; は、Brooktree Bt848/849/878/879 + をビデオキャプチャチップに採用した PCI TV カードに &man.bktr.4; + ドライバで対応しています。 + このドライバは、ほとんどの Pinnacle PCTV ビデオカードに対応しています。 + TV カードを購入する前に、対応しているチューナの一覧について、 + &man.bktr.4; を参照してください。 - - ドライバを読み込む + + ドライバを読み込む - カードを使用するには、&man.bktr.4; - ドライバを読み込む必要があります。 - 起動時に自動的に読み込むためには、 - /boot/loader.conf - に以下の行を追加してください。 + カードを使用するには、&man.bktr.4; + ドライバを読み込む必要があります。 + 起動時に自動的に読み込むためには、 + /boot/loader.conf + に以下の行を追加してください。 - bktr_load="YES" + bktr_load="YES" - あるいは、カスタムカーネルに TV - ビデオカードへのサポートを静的に組み込むこともできます。 - この場合には、 - 次の行をカーネルコンフィギュレーションファイルに追加してください。 + あるいは、カスタムカーネルに TV + ビデオカードへのサポートを静的に組み込むこともできます。 + この場合には、 + 次の行をカーネルコンフィギュレーションファイルに追加してください。 device bktr device iicbus @@ -1351,7 +1353,7 @@ bktr0: Pinnacle/Miro TV, Philips SECAM tuner. カードにおいて最もよく動作します。 なぜならば、このカードは、 V4L ユーザランドアプリケーションを提供する - multimedia/webcamd package または port + multimedia/webcamd package または port により良くサポートされているためです。 webcamd により対応している Digital Video Broadcasting (DVB) @@ -1361,7 +1363,7 @@ bktr0: Pinnacle/Miro TV, Philips SECAM tuner. にあります。 Hauppauge カードのドライバもまた、 multimedia/pvr250 - および multimedia/pvrxxx + および multimedia/pvrxxx port として利用可能ですが、 標準的ではないドライバのインタフェースを提供しており、 0.23 より後の MythTV では動作しません。 @@ -1406,7 +1408,7 @@ bktr0: Pinnacle/Miro TV, Philips SECAM tuner. --> - 画像スキャナ + 画像スキャナ 画像スキャナ @@ -1579,7 +1581,7 @@ device 'epson2:libusb:/dev/usb:/dev/ugen0.2' is a Epson GT-8200 flatbed scanner< このような場合は、/usr/local/etc/sane.d/ にあるバックエンドの設定ファイルを編集し、 使用するスキャナデバイスを定義する必要があります。 - + これまでの例では、USB スキャナは、正常に検出され動作しています。 スキャナが正しく認識されているかどうかを確認するには、 @@ -1592,92 +1594,92 @@ check that the scanner is plugged in, turned on and detected by the sane-find-scanner tool (if appropriate). Please read the documentation which came with this software (README, FAQ, manpages). - スキャナが認識されなかったので、 - /usr/local/etc/sane.d/epson2.conf - を編集してください。この例では、 - スキャナのモデルは &epson.perfection; 1650 なので、 - epson2 バックエンドを使用します。 - 編集作業を行う際には、 - バックエンドの設定ファイルに書かれているヘルプコメントを読んでください。 - 設定ファイルを変更するのは非常に簡単です。 - 使用しているスキャナには不適切なインタフェースをすべてコメントアウトします。 - 今回の場合は、スキャナは USB - インタフェースを使用するので scsi - という語で始まる行をすべてコメントアウトします。 - その後、ファイルの末尾に使用するインタフェースとデバイスノードを追加します。 - この例では、以下の行を追加します。 + スキャナが認識されなかったので、 + /usr/local/etc/sane.d/epson2.conf + を編集してください。この例では、 + スキャナのモデルは &epson.perfection; 1650 なので、 + epson2 バックエンドを使用します。 + 編集作業を行う際には、 + バックエンドの設定ファイルに書かれているヘルプコメントを読んでください。 + 設定ファイルを変更するのは非常に簡単です。 + 使用しているスキャナには不適切なインタフェースをすべてコメントアウトします。 + 今回の場合は、スキャナは USB + インタフェースを使用するので scsi + という語で始まる行をすべてコメントアウトします。 + その後、ファイルの末尾に使用するインタフェースとデバイスノードを追加します。 + この例では、以下の行を追加します。 - usb /dev/uscanner0 + usb /dev/uscanner0 - 編集を保存し、 - スキャナが認識されたかどうかを確認してください。 + 編集を保存し、 + スキャナが認識されたかどうかを確認してください。 - &prompt.root; scanimage -L + &prompt.root; scanimage -L device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson GT-8200 flatbed scanner - `epson:/dev/uscanner0' フィールドで、 - バックエンド名とデバイスノードが正しく認識されていることがわかります。 - + `epson:/dev/uscanner0' フィールドで、 + バックエンド名とデバイスノードが正しく認識されていることがわかります。 + - scanimage -L - を実行してスキャナが認識されたことがわかれば、設定は終了です。 - デバイスはスキャンする準備ができました。 + scanimage -L + を実行してスキャナが認識されたことがわかれば、設定は終了です。 + デバイスはスキャンする準備ができました。 - &man.scanimage.1; - を使用してコマンドラインから画像を取得することができますが、 - GUI を使用して画像を取得できるとより望ましいでしょう。 - graphics/sane-frontends - package および port は、シンプルですが、 - 効率的なグラフィカルインタフェース - xscanimage - をインストールします。 + &man.scanimage.1; + を使用してコマンドラインから画像を取得することができますが、 + GUI を使用して画像を取得できるとより望ましいでしょう。 + graphics/sane-frontends + package および port は、シンプルですが、 + 効率的なグラフィカルインタフェース + xscanimage + をインストールします。 - graphics/xsane - package または port からインストールされる - Xsane は、 - 広く使われているもう一つのグラフィカルなスキャニングフロントエンドです。 - Xsane - には、さまざまなスキャニングモード、 - 色補正、バッチスキャンなど先進的な機能があります。 - これらのアプリケーションの両方とも GIMP - のプラグインとして使用することができます。 - + graphics/xsane + package または port からインストールされる + Xsane は、 + 広く使われているもう一つのグラフィカルなスキャニングフロントエンドです。 + Xsane + には、さまざまなスキャニングモード、 + 色補正、バッチスキャンなど先進的な機能があります。 + これらのアプリケーションの両方とも GIMP + のプラグインとして使用することができます。 + - - 他のユーザがスキャナにアクセスすることを許可する + + 他のユーザがスキャナにアクセスすることを許可する - スキャナにアクセスするには、 - ユーザはスキャナが使用するデバイスノードへの読み込み権限と書き込み権限が必要です。 - 今回の例では、USB スキャナは /dev/ugen0.2 - デバイスノードを使用しています。 - このデバイスノードは、 - /dev/usb/0.2.0 へのシンボリックリンクです - シンボリックリンクとデバイスノードは、 - それぞれ wheel および - operator - グループが所有しています。 - ユーザをこれらのグループに加えると、 - スキャナを使用できるようになります。 - しかしながら、ユーザをグループ - (特にグループ wheel) - に追加する時には、 - セキュリティ上の理由から二度は検討を行うべきです。 - 良い方法は、スキャナデバイスにアクセスできるグループを作成することです。 + スキャナにアクセスするには、 + ユーザはスキャナが使用するデバイスノードへの読み込み権限と書き込み権限が必要です。 + 今回の例では、USB スキャナは /dev/ugen0.2 + デバイスノードを使用しています。 + このデバイスノードは、 + /dev/usb/0.2.0 へのシンボリックリンクです + シンボリックリンクとデバイスノードは、 + それぞれ wheel および + operator + グループが所有しています。 + ユーザをこれらのグループに加えると、 + スキャナを使用できるようになります。 + しかしながら、ユーザをグループ + (特にグループ wheel) + に追加する時には、 + セキュリティ上の理由から二度は検討を行うべきです。良い方法は、 + スキャナデバイスにアクセスできるグループを作成することです。 - この例では、 - usb - という名前のグループを &man.pw.8; を使って作成します。 + この例では、 + usb + という名前のグループを &man.pw.8; を使って作成します。 - &prompt.root; pw groupadd usb + &prompt.root; pw groupadd usb - その後、シンボリックリンク /dev/ugen0.2 - および、/dev/usb/0.2.0 デバイスノードに対して、 - usb - グループが利用できるように書き込みの許可属性 - (0660 または 0664) - を設定してください。 - /etc/devfs.rules - に次の行を追加すれば設定できます。 + その後、シンボリックリンク /dev/ugen0.2 + および、/dev/usb/0.2.0 デバイスノードに対して、 + usb + グループが利用できるように書き込みの許可属性 + (0660 または 0664) + を設定してください。 + /etc/devfs.rules + に次の行を追加すれば設定できます。 [system=5] add path ugen0.2 mode 0660 group usb