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Ryusuke SUZUKI 2015-12-26 00:18:54 +00:00
parent f0fee8adf8
commit c6e9b3b390
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=47908

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@ -3,7 +3,7 @@
The FreeBSD Documentation Project
The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: r44300
Original revision: r44609
$FreeBSD$
-->
@ -170,39 +170,39 @@
<indexterm><primary>ブートマネージャ</primary></indexterm>
<indexterm><primary>マスターブートレコード
(<acronym>MBR</acronym>)</primary></indexterm>
<indexterm><primary>マスターブートレコード
(<acronym>MBR</acronym>)</primary></indexterm>
<para><acronym>MBR</acronym>
やブートマネージャのコードは起動プロセスの<emphasis>
0 ステージ</emphasis>と呼ばれることがあります。
この節では 2 つのブートマネージャ、
<application>boot0</application><application>LILO</application>
について説明します。</para>
<para><acronym>MBR</acronym>
やブートマネージャのコードは起動プロセスの<emphasis>
0 ステージ</emphasis>と呼ばれることがあります。
この節では 2 つのブートマネージャ、
<application>boot0</application><application>LILO</application>
について説明します。</para>
<formalpara><title><application>boot0</application>
ブートマネージャ</title>
<formalpara>
<title><application>boot0</application> ブートマネージャ</title>
<para>&os; のインストーラや &man.boot0cfg.8;
がインストールする <acronym>MBR</acronym> は、
<filename>/boot/boot0</filename> を基にしています。
<application>boot0</application> のサイズと機能は、
スライステーブルおよび <acronym>MBR</acronym>
末尾の識別子 <literal>0x55AA</literal>
のため、446 バイトの大きさに制限されます。もし、
<application>boot0</application>
と複数のオペレーティングシステムをインストールした場合、
起動時に以下のようなメッセージが表示されます。</para>
</formalpara>
<para>&os; のインストーラや &man.boot0cfg.8;
がインストールする <acronym>MBR</acronym> は、
<filename>/boot/boot0</filename> を基にしています。
<application>boot0</application> のサイズと機能は、
スライステーブルおよび <acronym>MBR</acronym>
末尾の識別子 <literal>0x55AA</literal> のため、
446 バイトの大きさに制限されます。もし、
<application>boot0</application>
と複数のオペレーティングシステムをインストールした場合、
起動時に以下のようなメッセージが表示されます。</para>
</formalpara>
<example xml:id="boot-boot0-example">
<title><filename>boot0</filename> のスクリーンショット</title>
<example xml:id="boot-boot0-example">
<title><filename>boot0</filename> のスクリーンショット</title>
<screen>F1 Win
<screen>F1 Win
F2 FreeBSD
Default: F2</screen>
</example>
</example>
<para>他のオペレーティングシステム、特に &windows; は、
&os; の後にインストールを行うと、既存の <acronym>MBR</acronym>
@ -334,30 +334,28 @@ boot:</screen>
よりさまざまなコマンド群をサポートした強力なインタプリタによって提供される組み込みコマンド群を利用することで、
インタラクティブな設定手段となるように設計されています。</para>
<para>ローダは初期化の際にコンソールとディスクの検出を行ない、
どのディスクから起動しているかを調べます。
そして必要な変数を設定してからインタプリタを起動し、
スクリプトからコマンドを送ったり手でコマンドを入力したりできます。</para>
<para>ローダは初期化の際にコンソールとディスクの検出を行ない、
どのディスクから起動しているかを調べます。
そして必要な変数を設定してからインタプリタを起動し、
スクリプトからコマンドを送ったり手でコマンドを入力したりできます。</para>
<indexterm><primary>ローダ</primary></indexterm>
<indexterm><primary>ローダの設定</primary></indexterm>
<indexterm><primary>ローダ</primary></indexterm>
<indexterm><primary>ローダの設定</primary></indexterm>
<para>ローダは次に <filename>/boot/loader.rc</filename>
を読み込み、通常、変数の標準値を定義した
<filename>/boot/defaults/loader.conf</filename>
と、そのマシンにローカルな変数を定義した
<filename>/boot/loader.conf</filename>
を読み込みます。
<filename>loader.rc</filename> はそれらの変数にもとづき、
選択されたモジュールとカーネルをロードします。</para>
<para>ローダは次に <filename>/boot/loader.rc</filename>
を読み込み、通常、変数の標準値を定義した
<filename>/boot/defaults/loader.conf</filename>
と、そのマシンにローカルな変数を定義した
<filename>/boot/loader.conf</filename> を読み込みます。
<filename>loader.rc</filename> はそれらの変数にもとづき、
選択されたモジュールとカーネルをロードします。</para>
<para>ローダは最後に、標準設定で 10 秒のキー入力待ち時間を用意し、
入力がなければカーネルを起動します。
入力があった場合、コマンド群が使えるプロンプトが表示され、
ユーザは変数を調整したり、
すべてのモジュールをアンロードしたり、
モジュールをロードしたりすることができます。
その後、最終的な起動や再起動へ移行します。</para>
<para>ローダは最後に、標準設定で 10 秒のキー入力待ち時間を用意し、
入力がなければカーネルを起動します。
入力があった場合、コマンド群が使えるプロンプトが表示され、
ユーザは変数を調整したり、すべてのモジュールをアンロードしたり、
モジュールをロードしたりすることができます。
その後、最終的な起動や再起動へ移行します。</para>
<sect3 xml:id="boot-loader-commands">
<title>ローダの組み込みコマンド</title>
@ -567,17 +565,17 @@ boot:</screen>
</sect3>
</sect2>
<sect2 xml:id="boot-kernel">
<title>カーネル起動時の応答</title>
<sect2 xml:id="boot-kernel">
<title>カーネル起動時の応答</title>
<indexterm>
<primary>カーネル (kernel)</primary>
<secondary>起動時の応答</secondary>
</indexterm>
<indexterm>
<primary>カーネル (kernel)</primary>
<secondary>起動時の応答</secondary>
</indexterm>
<para>カーネルがデフォルトのローダもしくはローダを迂回して
boot2 によって読み込まれると、起動フラグが調べられ、
それに応じて動作が調整されます。</para>
<para>カーネルがデフォルトのローダもしくはローダを迂回して
boot2 によって読み込まれると、起動フラグが調べられ、
それに応じて動作が調整されます。</para>
<indexterm>
<primary>カーネル (kernel)</primary>
@ -637,15 +635,16 @@ boot:</screen>
</note>
</sect2>
<!-- <sect2 id="boot-kernel-userconfig">
<!--
<sect2 id="boot-kernel-userconfig">
<title>UserConfig: The Boot-time Kernel Configurator</title>
<para> </para>
</sect2> -->
<sect2 xml:id="boot-splash">
<info>
<title>起動時のスプラッシュスクリーンの設定</title>
<sect2 xml:id="boot-splash">
<info>
<title>起動時のスプラッシュスクリーンの設定</title>
<authorgroup>
<author>
@ -656,154 +655,148 @@ boot:</screen>
<contrib>寄稿: </contrib>
</author>
</authorgroup>
</info>
</info>
<para>スプラッシュスクリーンは、
これまでとは別の起動画面を表示します。
スプラッシュスクリーンは、
コマンドラインまたはグラフィカルなログインプロンプトが表示されるまで、
起動時の検出メッセージやサービスのスタートアップメッセージを隠します。</para>
<para>スプラッシュスクリーンは、
これまでとは別の起動画面を表示します。
スプラッシュスクリーンは、
コマンドラインまたはグラフィカルなログインプロンプトが表示されるまで、
起動時の検出メッセージやサービスのスタートアップメッセージを隠します。</para>
<para>&os; には、2 つの基本環境があります。
ひとつは、レガシーなバーチャルコンソールコマンドライン環境です。
システムの起動が終わったら、
コンソールにログインプロンプトが表示されます。
2 つ目の環境は、<xref linkend="x11"/>
で説明されているグラフィカル環境です。
<xref linkend="x11"/> では、
グラフィカルディスプレイマネージャやグラフィカルログインマネージャのインストールおよび設定方法について説明しています。</para>
<para>&os; には、2 つの基本環境があります。
ひとつは、レガシーなバーチャルコンソールコマンドライン環境です。
システムの起動が終わったら、
コンソールにログインプロンプトが表示されます。
2 つ目の環境は、<xref linkend="x11"/>
で説明されているグラフィカル環境です。
<xref linkend="x11"/> では、
グラフィカルディスプレイマネージャやグラフィカルログインマネージャのインストールおよび設定方法について説明しています。</para>
<para>スプラッシュスクリーン機能は、
256 色のビットマップ (<filename>.bmp</filename>),
ZSoft <acronym>PCX</acronym> (<filename>.pcx</filename>) または
TheDraw (<filename>.bin</filename>) 形式に対応しています。
標準の VGA アダプタで動かすには、
スプラッシュイメージファイルは 320x200
ピクセル以下の解像度である必要があります。</para>
<para>スプラッシュスクリーン機能は、
256 色のビットマップ (<filename>.bmp</filename>),
ZSoft <acronym>PCX</acronym> (<filename>.pcx</filename>) または
TheDraw (<filename>.bin</filename>) 形式に対応しています。
標準の VGA アダプタで動かすには、
スプラッシュイメージファイルは 320x200
ピクセル以下の解像度である必要があります。</para>
<para>(最大解像度 1024x768 ピクセルまでの)
もう少し大きなイメージを使いたい場合には、
システムの起動時に
<acronym>VESA</acronym> モジュールをロードしてください。
<xref linkend="kernelconfig"/>
で説明されるカスタムカーネルに対しては、<acronym>VESA</acronym>
カーネルコンフィグレーションオプションを追加してください。
<acronym>VESA</acronym> のサポートをロードすることで、
フルスクリーンでスプラッシュスクリーンを表示できるようになります。</para>
<para>(最大解像度 1024x768 ピクセルまでの)
もう少し大きなイメージを使いたい場合には、
システムの起動時に
<acronym>VESA</acronym> モジュールをロードしてください。
<xref linkend="kernelconfig"/>
で説明されるカスタムカーネルに対しては、<acronym>VESA</acronym>
カーネルコンフィグレーションオプションを追加してください。
<acronym>VESA</acronym> のサポートをロードすることで、
フルスクリーンでスプラッシュスクリーンを表示できるようになります。</para>
<para>スプラッシュスクリーンは、起動プロセスの間、
画面に表示されますが、
キーボードから何かのキーを押すことで、
いつでもやめることができます。</para>
<para>スプラッシュスクリーンは、起動プロセスの間、
画面に表示されますが、キーボードから何かのキーを押すことで、
いつでもやめることができます。</para>
<para>スプラッシュスクリーンは、
スクリーンセーバのデフォルトでもあります。
一定期間使われないと、
スプラッシュスクリーンが表示され、
イメージの輝度が、明るくから暗くなるように変化し、
そのサイクルが繰り返されます。
スプラッシュスクリーンセーバの設定は、
<filename>/etc/rc.conf</filename>
<literal>saver=</literal> 行を追加することで変更できます。
いくつかのビルトインのスクリーンセーバが用意されており、
&man.splash.4; で説明されています。
<literal>saver=</literal> オプションは、
仮想コンソールにのみ適用され、
グラフィカルディスプレイマネージャには影響しません。</para>
<para>スプラッシュスクリーンは、
スクリーンセーバのデフォルトでもあります。
一定期間使われないと、スプラッシュスクリーンが表示され、
イメージの輝度が、明るくから暗くなるように変化し、
そのサイクルが繰り返されます。
スプラッシュスクリーンセーバの設定は、
<filename>/etc/rc.conf</filename><literal>saver=</literal>
行を追加することで変更できます。
いくつかのビルトインのスクリーンセーバが用意されており、
&man.splash.4; で説明されています。
<literal>saver=</literal> オプションは、
仮想コンソールにのみ適用され、
グラフィカルディスプレイマネージャには影響しません。</para>
<para>スプラッシュスクリーンを有効に設定していても、起動時には、
ブートオプションメニューや、
タイムウェイトカウントダウンプロンプトなどのブートローダメッセージは表示されます。</para>
<para>スプラッシュスクリーンを有効に設定していても、起動時には、
ブートオプションメニューや、
タイムウェイトカウントダウンプロンプトなどのブートローダメッセージは表示されます。</para>
<para><link
xlink:href="http://artwork.freebsdgr.org/node/3/">http://artwork.freebsdgr.org</link>.
のギャラリから、
サンプルのスプラッシュスクリーンファイルをダウンロードできます。
<package>sysutils/bsd-splash-changer</package> port
をインストールすると、
起動時にスプラッシュイメージのコレクションからランダムに一枚が選択されます。</para>
<para><link
xlink:href="http://artwork.freebsdgr.org/node/3/">http://artwork.freebsdgr.org</link>.
のギャラリから、
サンプルのスプラッシュスクリーンファイルをダウンロードできます。
<package>sysutils/bsd-splash-changer</package> port
をインストールすると、
起動時にスプラッシュイメージのコレクションからランダムに一枚が選択されます。</para>
<para>スプラッシュスクリーン <filename>.bmp</filename>,
<filename>.pcx</filename> または <filename>.bin</filename>
イメージは、ルートパーティション、たとえば
<filename>/boot</filename>
に置く必要があります。</para>
<para>スプラッシュスクリーン <filename>.bmp</filename>,
<filename>.pcx</filename> または <filename>.bin</filename>
イメージは、ルートパーティション、たとえば
<filename>/boot</filename> に置く必要があります。</para>
<para>デフォルトのブートディスプレイの解像度
256 色、320x200 ピクセル以下の場合には、
以下を含むように
<filename>/boot/loader.conf</filename> を編集してください。</para>
<para>デフォルトのブートディスプレイの解像度
256 色、320x200 ピクセル以下の場合には、以下を含むように
<filename>/boot/loader.conf</filename> を編集してください。</para>
<programlisting>splash_bmp_load="YES"
<programlisting>splash_bmp_load="YES"
bitmap_load="YES"
bitmap_name="<replaceable>/boot/splash.bmp</replaceable>"</programlisting>
<para>1024x768 ピクセルまでの、より大きなビデオ解像度の場合には、
以下を含むように <filename>/boot/loader.conf</filename>
を編集してください。</para>
<para>1024x768 ピクセルまでの、より大きなビデオ解像度の場合には、
以下を含むように <filename>/boot/loader.conf</filename>
を編集してください。</para>
<programlisting>vesa_load="YES"
<programlisting>vesa_load="YES"
splash_bmp_load="YES"
bitmap_load="YES"
bitmap_name="<replaceable>/boot/splash.bmp</replaceable>"</programlisting>
<para>上の例では、スプラッシュスクリーンに
<filename><replaceable>/boot/splash.bmp</replaceable></filename>
を使うことを想定しています。
<acronym>PCX</acronym> ファイルを使う場合は、
以下を使ってください。
また、解像度によっては
<literal>vesa_load="YES"</literal> 行を追加してください。</para>
<para>上の例では、スプラッシュスクリーンに
<filename><replaceable>/boot/splash.bmp</replaceable></filename>
を使うことを想定しています。
<acronym>PCX</acronym> ファイルを使う場合は、以下を使ってください。
また、解像度によっては
<literal>vesa_load="YES"</literal> 行を追加してください。</para>
<programlisting>splash_pcx_load="YES"
<programlisting>splash_pcx_load="YES"
bitmap_load="YES"
bitmap_name="<replaceable>/boot/splash.pcx</replaceable>"</programlisting>
<para>&os;&nbsp;8.3 からは、<link
xlink:href="https://en.wikipedia.org/wiki/TheDraw">TheDraw</link>
形式によるアスキーアートを使うことができるようになりました。</para>
<para>&os;&nbsp;8.3 からは、<link
xlink:href="https://en.wikipedia.org/wiki/TheDraw">TheDraw</link>
形式によるアスキーアートを使うことができるようになりました。</para>
<programlisting>splash_txt="YES"
<programlisting>splash_txt="YES"
bitmap_load="YES"
bitmap_name="<replaceable>/boot/splash.bin</replaceable>"</programlisting>
<para>ファイル名は上記のような
<quote>splash</quote> に限られているわけではありません。
対応している形式であれば、
<filename><replaceable>splash_640x400</replaceable>.bmp</filename>
<filename><replaceable>bluewave</replaceable>.pcx</filename>
といった、どのような名前でも構いません。</para>
<para>ファイル名は上記のような
<quote>splash</quote> に限られているわけではありません。
対応している形式であれば、
<filename><replaceable>splash_640x400</replaceable>.bmp</filename>
<filename><replaceable>bluewave</replaceable>.pcx</filename>
といった、どのような名前でも構いません。</para>
<para>他に興味を持ちそうな <filename>loader.conf</filename>
のオプションを以下で紹介します。</para>
<para>他に興味を持ちそうな <filename>loader.conf</filename>
のオプションを以下で紹介します。</para>
<variablelist>
<varlistentry>
<term><literal>beastie_disable="YES"</literal></term>
<variablelist>
<varlistentry><term><literal>beastie_disable="YES"</literal></term>
<listitem>
<para>カウントダウンのプロンプトを除き、
ブートオプションメニューを表示しません。
ブートオプションメニューの画面は利用できませんが、
タイムウェイトカウントダウンプロンプトが表示されている時に、
オプションを選択することで対応するブートオプションを設定できます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
<listitem>
<para>カウントダウンのプロンプトを除き、
ブートオプションメニューを表示しません。
ブートオプションメニューの画面は利用できませんが、
タイムウェイトカウントダウンプロンプトが表示されている時に、
オプションを選択することで対応するブートオプションを設定できます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term><literal>loader_logo="beastie"</literal></term>
<varlistentry>
<term><literal>loader_logo="beastie"</literal></term>
<listitem>
<para>このオプションは、カラーの beastie
ロゴと共にブートオプションメニューの右側に表示されている単語
(デフォルトでは <quote>&os;</quote>) を置き換えます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
</variablelist>
<listitem>
<para>このオプションは、カラーの beastie
ロゴと共にブートオプションメニューの右側に表示されている単語
(デフォルトでは <quote>&os;</quote>) を置き換えます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
</variablelist>
<para>より詳細な情報については、&man.splash.4;,
&man.loader.conf.5; および &man.vga.4; をご覧ください。</para>
<para>より詳細な情報については、&man.splash.4;,
&man.loader.conf.5; および &man.vga.4; をご覧ください。</para>
</sect2>
</sect1>
@ -920,12 +913,12 @@ bitmap_name="<replaceable>/boot/splash.bin</replaceable>"</programlisting>
もしくは <command>loader</command>
<envar>init_path</envar> 変数で指定される場所にあります。</para>
<para>起動シーケンスでは、
システム上で利用できるファイルシステムの一慣性を確認します。
もしそれに問題があって &man.fsck.8;
が UFS ファイルシステムの不一致を修復できなければ、
管理者が問題を直接解決できるように、&man.init.8;
はシステムをシングルユーザモードへと移行させます。</para>
<para>起動シーケンスでは、
システム上で利用できるファイルシステムの一慣性を確認します。
もしそれに問題があって &man.fsck.8;
が UFS ファイルシステムの不一致を修復できなければ、
管理者が問題を直接解決できるように、&man.init.8;
はシステムをシングルユーザモードへと移行させます。</para>
<sect2 xml:id="boot-singleuser">
<title>シングルユーザモード</title>
@ -986,22 +979,22 @@ console none unknown off insecure</programlisting>
システムはマルチユーザモードへ移行し、
リソースの設定を始めます。</para>
<indexterm><primary>rc ファイル群</primary></indexterm>
<indexterm><primary>rc ファイル群</primary></indexterm>
<para>リソース設定システムはデフォルト設定を
<filename>/etc/defaults/rc.conf</filename> から、
そのシステム独自の細かな設定を
<filename>/etc/rc.conf</filename> から読み込みます。
そして <filename>/etc/fstab</filename>
に記述されるシステムファイルシステムをマウントします。
その後、ネットワークサービス、
さまざまなシステムデーモン、
そして最後に、ローカルにインストールされた package
の起動スクリプトを実行します。</para>
<para>リソース設定システムはデフォルト設定を
<filename>/etc/defaults/rc.conf</filename> から、
そのシステム独自の細かな設定を
<filename>/etc/rc.conf</filename> から読み込みます。
そして <filename>/etc/fstab</filename>
に記述されるシステムファイルシステムをマウントします。
その後、ネットワークサービス、
さまざまなシステムデーモン、
そして最後に、ローカルにインストールされた package
の起動スクリプトを実行します。</para>
<para>リソース設定システムについてもっと知りたい場合には、
&man.rc.8; を参照してください。また、
スクリプトそのものを実行してみてください。</para>
<para>リソース設定システムについてもっと知りたい場合には、
&man.rc.8; を参照してください。また、
スクリプトそのものを実行してみてください。</para>
</sect2>
</sect1>