o IPv6 related manuals: catch up recent MFC to RELENG_4.

o tcpdump.1: catch up rev 1.8.
This commit is contained in:
Kazuo Horikawa 2000-07-16 21:15:23 +00:00
parent 9eb9d8578a
commit c8cdad463f
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=7644
13 changed files with 665 additions and 247 deletions

View file

@ -1,4 +1,4 @@
.\" @(#) %Header: tcpdump.1,v 1.67 97/06/30 16:31:50 leres Exp % (LBL)
.\" @(#) %Header: /tcpdump/master/tcpdump/tcpdump.1,v 1.72.2.2 2000/01/29 16:42:03 itojun Exp % (LBL)
.\"
.\" Copyright (c) 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1994, 1995, 1996, 1997
.\" The Regents of the University of California. All rights reserved.
@ -20,7 +20,7 @@
.\" WARRANTIES, INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF
.\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
.\"
.\" %FreeBSD: src/contrib/tcpdump/tcpdump.1,v 1.7 2000/01/26 18:55:58 archie Exp %
.\" %FreeBSD: src/contrib/tcpdump/tcpdump.1,v 1.8 2000/01/30 01:00:55 fenner Exp %
.\"
.\" jpman %Id: tcpdump.1,v 1.3 1997/05/23 22:18:59 yugawa Stab %
.TH TCPDUMP 1 "30 June 1997"
@ -30,7 +30,7 @@ tcpdump \-
.na
.B tcpdump
[
.B \-adeflnNOpqStvxX
.B \-adeflnNOpqRStvxX
] [
.B \-c
.I count
@ -43,7 +43,12 @@ tcpdump \-
[
.B \-i
.I interface
] [
]
[
.B \-m
.I module
]
[
.B \-r
.I file
]
@ -53,6 +58,8 @@ tcpdump \-
]
.br
.ti +8
.br
.ti +8
[
.B \-T
.I type
@ -61,6 +68,8 @@ tcpdump \-
.B \-w
.I file
]
.br
.ti +8
[
.I expression
]
@ -152,6 +161,11 @@ IP
指定すると、``nic.ddn.mil'' とは表示されず、かわりに ``nic'' とだけ表示し
ます。
.TP
.B \-m
SMI MIB モジュールの定義を、ファイル \fImodule\fR からロードします。
複数の MIB モジュールを tcpdump にロードするために、
本オプションを複数回使用可能です。
.TP
.B \-O
パケットマッチングコードのオプティマイザを動かしません。本オプションは、
オプティマイザ中のバグを疑う場合にのみ有効なものです。
@ -193,10 +207,17 @@ IP
\fBrpc\fR (リモートプロシージャコール)
\fBrtp\fR (リアルタイムアプリケーションプロトコル)
\fBrtcp\fR (リアルタイムアプリケーション制御プロトコル)
\fBsnmp\fR (シンプルネットワークマネージメントプロトコル)
\fBvat\fR (ビジュアルオーディオツール)
\fBwb\fR (ディストリビューテッドホワイトボード)
です。
.TP
.B \-R
ESP/AH パケットが古い仕様 (RFC1825 から RFC1829) に基いているものと仮定します。
指定すると、\fItcpdump\fP はリレー防止フィールドを表示しません。
ESP/AH 仕様にはプロトコルバージョンフィールドがありませんので、
\fItcpdump\fP は ESP/AH プロトコルのバージョンを推定できません、
.TP
.B \-S
TCP シーケンス番号を相対番号ではなく、絶対番号で出力します。
.TP
@ -214,6 +235,12 @@ TTL
さらに多くの情報を出力します。例えば、NFS の返答パケットの追加
フィールドを出力します。
.TP
.B \-vvv
もっと多くの情報を出力します。例えば、telnet \fBSB\fP ... \fBSE\fP
オプションが完全に表示されます。
.B \-X
付きでは、telnet オプションが 16 進数で表示されます。
.TP
.B \-w
受信した生パケットを、解析したり画面に出力したりせずに \fIfile\fR で指定
したファイルに出力します。本オプションを用いて取得したパケットは \-r
@ -229,9 +256,13 @@ TTL
バイト分のデータをパケットごとに出力します。
.TP
.B \-X
16 進出力時に、ASCII もまた表示します。
.B \-x
に似ていますが、ASCII デコードと共に emacs-hexl のような書式で、
パケットダンプします。
もまた指定されると、パケットが 16 進数と ASCII の組み合わせで表示されます。
新規プロトコルを解析するのに非常に便利です。
.B \-x
が指定されないと、
一部のパケットの一部が16 進数と ASCII の組み合わせで表示されます。
.IP "\fI expression\fP"
.RS
ダンプするパケットを選択します。\fIexpression\ が指定されない場合には、
@ -285,6 +316,7 @@ TTL
.BR ether,
.BR fddi,
.BR ip,
.BR ip6 ,
.BR arp,
.BR rarp,
.BR decnet,
@ -295,6 +327,8 @@ TTL
.BR iso,
.BR esis,
.BR isis,
.BR icmp ,
.BR icmp6 ,
.B tcp,
.BR udp
です。
@ -337,14 +371,18 @@ TTL
.LP
許されるプリミティブは、以下の通りです。
.IP "\fBdst host \fIhost\fR"
IP パケットの宛先フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に真となります。
IPv4/v6 パケットの宛先フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に、
真となります。
\fIhost\fP は、ホスト名もしくは IP アドレスです。
.IP "\fBsrc host \fIhost\fR"
IP パケットの送信元フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に真となります。
IPv4/v6 パケットの送信元フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に、
真となります。
.IP "\fBhost \fIhost\fP
IP パケットの送信元フィールドもしくは宛先フィールドが \fIhost\fP で指定した
ものの場合に真となります。
上記の host プリミティブの表現には、\fBip\fP, \fBarp\fP, \fBrarp\fP
IPv4/v6 パケットの送信元フィールドもしくは宛先フィールドが
\fIhost\fP で指定したものの場合に、
真となります。
上記の host プリミティブの表現には、
\fBip\fP, \fBarp\fP, \fBrarp\fP, \fBip6\fP
以下のように付加することが可能です。
.in +.5i
.nf
@ -361,17 +399,17 @@ IP
\fIhost\fR が複数の IP アドレスを持つホスト名であった場合、それぞれのアドレス
について照合を検査します。
.IP "\fBether dst \fIehost\fP
イーサネットパケットの宛先アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。
イーサネットパケットの宛先アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。
\fIehost\fP
は、/etc/ethers に記述された名前もしくはイーサネットアドレスの値が用いられます
(イーサネットアドレスの形式については、
.IR ethers (3N)
を参照)。
.IP "\fBether src \fIehost\fP
イーサネットパケットの送信元アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。
イーサネットパケットの送信元アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。
.IP "\fBether host \fIehost\fP
イーサネットパケットの送信元アドレスもしくは宛先アドレスが \fIehost\fP だった
場合に真となります。
場合に真となります。
.IP "\fBgateway\fP \fIhost\fP
パケットが \fIhost\fP で指定したアドレスのマシンをゲートウェイとしている場合に
真となります。言い替えると、送信元もしくは宛先のイーサネットアドレスが
@ -386,28 +424,33 @@ IP
.in -.5i
です。この場合 \fIhost / ehost\fP のどちらにも名前もしくは値を用いることが
可能になります。)
この構文は、現在のところ、IPv6 が有効な構成では動作しません。
.IP "\fBdst net \fInet\fR"
パケットの宛先 IP アドレスが、\fInet\fP で指定されたネットワークに属するもので
ある場合に真となります。\fInet\fP は、アドレス値もしくは /etc/networks で
パケットの宛先 IPv4/v6 アドレスが、
\fInet\fP で指定されたネットワークに属するものである場合に、
真となります。
\fInet\fP は、アドレス値もしくは /etc/networks で
定義されたネットワーク名のいずれかを指定可能です (詳しくは、\fInetworks(4)\fP
を参照)。
.IP "\fBsrc net \fInet\fR"
パケットの送信元 IP アドレスが、\fInet\fP で指定されたネットワークに属するもので
ある場合に真となります。
パケットの送信元 IPv4/v6 アドレスが、
\fInet\fP で指定されたネットワークに属するものである場合に真となります。
.IP "\fBnet \fInet\fR"
送信元 IP アドレスもしくは宛先 IP アドレスが \fInet\fP で指定された
ネットワークに属するものである場合に真となります。
送信元 IPv4/v6 アドレスもしくは宛先 IPv4/v6 アドレスが \fInet\fP で指定された
ネットワークに属するものである場合に真となります。
.IP "\fBnet \fInet\fR \fBmask \fImask\fR"
IP アドレスが、指定された \fInet\fR および netmask の値で決まる
ネットワークに属するものである場合に真となります。
ネットワークに属するものである場合に真となります。
\fBsrc\fR\fBdst\fR を指定する事も可能です。
この構文は IPv6 \fInet\fR では正当でないことに注意してください。
.IP "\fBnet \fInet\fR/\fIlen\fR"
IP アドレスが、指定された \fInet\fR および \fIlen\fR のビット長のネットマスクで
決まるネットワークに属するものである場合に真となります。
IPv4/v6 アドレスが、
指定された \fInet\fR および \fIlen\fR のビット長のネットマスクで
決まるネットワークに属するものである場合に、真となります。
\fBsrc\fR\fBdst\fR を指定する事も可能です。
.IP "\fBdst port \fIport\fR"
パケットが ip/tcp (TCP パケット) もしくは ip/udp (UDP パケット) であり、宛先
ポート番号が \fIport\fP の場合に真となります。
パケットが ip/tcp, ip/udp, ip6/tcp, ip6/udp のいずれかであり、宛先
ポート番号が \fIport\fP の場合に真となります。
\fIport\fP で指定されるポート番号は、値もしくは /etc/services で定義
されているサービス名で指定可能です (
.IR tcp (4P)
@ -424,8 +467,9 @@ tcp/login
パケットが \fIport\fP で指定した送信元ポート番号を保持している場合に
真となります。
.IP "\fBport \fIport\fR"
パケットの送信元ポート番号もしくは宛先ポート番号が \fIport\fP の場合に真と
なります。上記のポート番号の指定については、すべてキーワード \fBtcp\fP もし
パケットの送信元ポート番号もしくは宛先ポート番号が \fIport\fP の場合に、
真となります。
上記のポート番号の指定については、すべてキーワード \fBtcp\fP もし
くは \fBudp\fP を用いて、ある程度候補を絞り込むことが可能です。例えば、
.in +.5i
.nf
@ -455,28 +499,56 @@ tcp/login
パケットが \fIprotocol\fP で指定したプロトコル型の IP パケット (
詳細は
.IR ip (4P)
を参照) の場合に真となります。
を参照) の場合に真となります。
\fIprotocol\fP は、数字もしくは
\fIicmp\fP, \fIigrp\fP, \fIudp\fP, \fInd\fP, \fItcp\fP
のいずれかの名前が指定可能です。\fItcp\fP, \fIudp\fP, \fIicmp\fP
各識別子はキーワードでもであり、バックスラッシュ (\\)(C-shell では \\\\) を用
いてエスケープしなければならないことに注意してください。
このプリミティブはプロトコルヘッダチェーンを追跡しないことに注意してください。
.IP "\fBip6 proto \fIprotocol\fR"
パケットがプロトコルタイプ \fIprotocol\fP の IPv6 パケットである場合に、
真となります。
このプリミティブはプロトコルヘッダチェーンを追跡しないことに注意してください。
.IP "\fBip6 protochain \fIprotocol\fR"
パケットが IPv6 パケットであり、
プロトコルヘッダチェーン中にタイプ \fIprotocol\fR のプロトコルヘッダが
含まれるばあい に、真となります。
例えば
.in +.5i
.nf
\fBip6 protochain 6\fR
.fi
.in -.5i
は、TCP プロトコルヘッダがプロトコルヘッダチェーン中に含まれる
任意のパケットにマッチします。
パケット中には、IPv6 ヘッダと TCP ヘッダの間に、
例えば、認証ヘッダ、ルーティングヘッダ、ホップ毎のオプションヘッダが
含まれ得ます。
このプリミティブが出力する BPF コードは、
複雑であり \fItcpdump\fP 中の BPF 最適化コードでは最適化できません。
よって、この動作はいくぶん遅いです。
.IP "\fBip protochain \fIprotocol\fR"
Equivalent to \fBip6 protochain \fIprotocol\fR, but this is for IPv4.
.IP "\fBether broadcast\fR"
パケットがイーサネットブロードキャストパケットの場合に真となります。\fIether\fP
キーワードは、省略可能です。
パケットがイーサネットブロードキャストパケットの場合に真となります。
\fIether\fP キーワードは、省略可能です。
.IP "\fBip broadcast\fR"
パケットが IP ブロードキャストパケットの場合に真となります。オール 1 と
パケットが IP ブロードキャストパケットの場合に真となります。オール 1 と
オール 0 の二つの形式のブロードキャストアドレスを検査し、そして
ローカルサブネットマスクを調べます。
.IP "\fBether multicast\fR"
パケットがイーサネットマルチキャストパケットの場合に真となります。\fIether\fP
キーワードは、省略可能です。
パケットがイーサネットマルチキャストパケットの場合に真となります。
\fIether\fP キーワードは、省略可能です。
なお、この指定は、`\fBether[0] & 1 != 0\fP' の短縮系です。
.IP "\fBip multicast\fR"
パケットが IP マルチキャストパケットの場合に真となります。
パケットが IP マルチキャストパケットの場合に、真となります。
.IP "\fBip6 multicast\fR"
パケットが IPv6 マルチキャストパケットの場合に、真となります。
.IP "\fBether proto \fIprotocol\fR"
パケットが \fIprotocol\fR で指定した ether 型の場合に真になります。
\fIprotocol\fP は、数字もしくは \fIip\fP, \fIarp\fP, \fIrarp\fP のような
パケットが \fIprotocol\fR で指定した ether 型の場合に、真になります。
\fIprotocol\fP は、数字もしくは
\fIip\fP, \fIip6\fP, \fIarp\fP, \fIrarp\fP のような
名前を指定可能です。
これらの識別子はキーワードでもあり、バックスラッシュ (\\) でエスケープし
なければならないことに注意してください。
@ -488,21 +560,21 @@ IEEE802.2
.IP "\fBdecnet src \fIhost\fR"
DECNET パケットの送信元アドレスが
.IR host
の場合に真となります。これは ``10.123'' という形式のアドレスでも DECNET の
の場合に真となります。これは ``10.123'' という形式のアドレスでも DECNET の
ホスト名でも構いません。[DECNET のホスト名は DECNET を動かすように設定され
た Ultrix システムのみでサポートされます。]
.IP "\fBdecnet dst \fIhost\fR"
DECNET パケットの宛先アドレスが
.IR host
の場合に真となります。
の場合に真となります。
.IP "\fBdecnet host \fIhost\fR"
DECNET パケットの送信元あるいは宛先アドレスが
.IR host
の場合に真となります。
.IP "\fBip\fR, \fBarp\fR, \fBrarp\fR, \fBdecnet\fR, \fBiso\fR"
の場合に真となります。
.IP "\fBip\fR, \fBip6\fR, \fBarp\fR, \fBrarp\fR, \fBdecnet\fR, \fBiso\fR"
.in +.5i
.nf
\fBether proto \fIp\fR
\fBip proto \fIp\fR\fB または ip6 proto \fIp\fR
.fi
.in -.5i
の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。
@ -535,16 +607,19 @@ DECNET
\fIrelop\fRは、>, <, >=, <=, =, != のいずれかであり、\fIexpr\fR の部分に
は、(標準 C 言語の構文で表現された) 整数定数や通常の二項演算子 [+, -, *, /,
&, |]、length 演算子、そして特殊なパケットデータへのアクセス演算子などか
らなる算術表現が入って、その関係が成立する場合に真となります。
らなる算術表現が入って、その関係が成立する場合に真となります。
パケット内部のデータにアクセスするためには、以下の構文を用います。
.in +.5i
.nf
\fIproto\fB [ \fIexpr\fB : \fIsize\fB ]\fR
.fi
.in -.5i
\fIproto\fRは、\fBether, fddi, ip, arp, rarp, tcp, udp, \fR, または
\fBicmp\fR のいずれかであり、インデックス操作を行うプロトコル層を指示
\fIproto\fRは、\fBether, fddi, ip, arp, rarp, tcp, udp, icmp, ip6\fR
のいずれかであり、インデックス操作を行うプロトコル層を指示
します。
\fItcp, udp\fR および他の上位層プロトコルタイプは、
IPv4 のみに適用され、IPv6 には適用されないことに注意してください
(これは将来修正されます)。
指示したプロトコル層からの相対バイトオフセットは、\fIexpr\fR で指定します。
\fIsize\fR は省略可能で、取得するフィールドのデータ長を表します。
データ長としては、1,2,4 のいずれかを指定することが可能であり、デフォルトでは
@ -992,6 +1067,29 @@ A
行なおうとするならば、\fB\-s\fP オプションを用いて、\fIsnaplen\fP を増やし
て下さい。自分の経験上、`\fB\-s 128\fP' で十分使い物になります。
.HD
SMB/CIFS のデコード
.LP
現在の tcpdump は、UDP/137, UDP/138, TCP/139 上のデータ用に、
非常に多くの SMB/CIFS/NBT デコードを含みます。
IPX および NetBEUI SMB データの原始的なデコードも、
いくらかは実装されています。
デフォルトでは、最小限のデコードが行われ、
より詳細なデコードは -v を指定すると行われます。
-v を使用すると、単一の SMB パケットが 1 ページ以上を占めてしまいますので、
血まみれの詳細すべてが本当に欲しい場合のみに -v を使用すべきことを
注意してください。
UNICODE 文字列を含む SMB セッションをデコードする場合、
環境変数 USE_UNICODE を 1 に設定するとよいかもしれません。
UNICODE 文字列を自動検出するパッチを歓迎します。
SMB パケット書式の情報とすべてのフィールドの意味については、
www.cifs.org または好きな samba.org ミラーサイトの
pub/samba/specs/ ディレクトリを見てください。
SMB パッチは Andrew Tridgell (tridge@samba.org) が書きました。
.HD
NFS 要求と応答
.LP
@ -1067,6 +1165,66 @@ NFS
り、\fItcpdump\fP は``最近の''要求を追跡して、トランザクション ID を用い
て応答と照合します。応答が対応する要求のすぐ後に続かないと、解
析することはできません。
.HD
AFS の要求と応答
.LP
Transarc AFS (Andrew File System) の要求と応答は次のように表示されます:
.HD
.RS
.nf
.sp .5
\fIsrc.sport > dst.dport: rx packet-type\fP
\fIsrc.sport > dst.dport: rx packet-type service call call-name args\fP
\fIsrc.sport > dst.dport: rx packet-type service reply call-name args\fP
.sp .5
\f(CW
elvis.7001 > pike.afsfs:
rx data fs call rename old fid 536876964/1/1 ".newsrc.new"
new fid 536876964/1/1 ".newsrc"
pike.afsfs > elvis.7001: rx data fs reply rename
\fP
.sp .5
.fi
.RE
最初の行では、ホスト elvis が RX パケットを pike に送っています。
これは、fs (ファイルサーバ) サービスへの RX データパケットであり、
RPC 呼び出しの開始です。
この RPC 呼び出しはリネーム (改名) であり、
古いディレクトリファイル ID 536876964/1/1 と古いファイル名 `.newsrc.new'、
新しいディレクトリファイル ID 536876964/1/1 と新しいファイル名 `.newsrc' で
呼び出しています。
ホスト pike は、RPC 応答をリネーム呼び出しに対して返します
(データパケットであり、アボートパケットではないため、これは成功しました)。
.LP
一般的には、AFS RPC の RPC 呼び出し名だけは最低限デコードされます。
ほとんどの AFS RPC は、少ななくともいくらかの引数がデコードされます
(一般的には「興味のある」引数のみであり、興味についてはある定義によります)。
.LP
書式は、自明となることを意図していますが、
AFS および RX の動作に親しみのない方々にとっては有用ではないかもしれません。
.LP
-v (冗長) フラグを 2 度指定すると、追加情報を表示します。
これは、RX 呼び出し ID、呼び出し番号、シーケンス番号、
シリアル番号、RX パケットフラグといったものです。
.LP
更にもう 1 回 -v フラグを指定すると、
セキュリティインデックスとサービス ID を表示します。
.LP
アボートパケットに対しては、エラーコードが表示されます。
ただし、Ubik ビーコンパケットは例外です
(Ubik プロトコルでは、アボートパケットは、肯定投票に使用されるからです)。
.LP
AFS 要求は非常に大きく、
\fIsnaplen\fP を増やさなければ多くの引数が表示されないことに注意してください。
AFS トラフィックを見るには `\fB-s 256\fP' を試してみてください。
.LP
AFS 応答パケットは、明示的には RPC 操作を識別しません。
代りに \fItcpdump\fP が「最近の」要求の追跡を行い、
応答に対応する要求のマッチングを、
呼び出し番号とサービス ID を使用して行います。
応答パケットが対応する要求パケットに近くないと、
パーズできないかもしれません。
.HD
KIP Appletalk (DDP in UDP)
.LP
@ -1259,6 +1417,10 @@ Lawrence Berkeley National Laboratory, University of California, Berkeley, CA.
.RS
.I ftp://ftp.ee.lbl.gov/tcpdump.tar.Z
.RE
.LP
IPv6/IPsec サポートは WIDE/KAME プロジェクトが追加しました。
本プログラムは、特定の構成においては、
Eric Young の SSLeay ライブラリを使用します。
.SH バグ
バグレポートは、tcpdump@ee.lbl.gov へ送って下さい。
.LP
@ -1289,3 +1451,14 @@ FDDI
これは、IP, ARP, DECNET フェーズ 4 については正しいですが、ISO の CLNS 等の
プロトコルについては正しくありません。したがって、フィルタ表現に正しく
マッチしないようなパケットを偶然に受け入れてしまうことがあります。
.LP
.BR "ip6 proto"
はヘッダチェーンを追跡すべきですが、現在のところはそうなっていません。
.BR tcp
.BR udp
もまた、ヘッダチェーンを追跡すべきです。
.LP
例えば \fBtcp[0]\fP といったトランスポート層ヘッダに対する演算は、
IPv6 パケットに対しては動作しません。
IPv4 パケットだけを見ます。

View file

@ -1,3 +1,5 @@
.\" %KAME%
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
@ -25,8 +27,7 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: rrenumd.conf.5,v 1.1.1.1 1999/08/08 23:31:39 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rrenumd/rrenumd.conf.5,v 1.4 2000/03/12 19:50:12 shin Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rrenumd/rrenumd.conf.5,v 1.4.2.1 2000/07/15 07:36:54 kris Exp %
.\"
.\" jpman %Id: rrenumd.conf.5,v 1.3 2000/04/26 12:31:00 takaha Stab %
.\" WORD: Full Qualified Domain Name 完全な形でのドメイン名 [rc.conf.5]

View file

@ -1,3 +1,5 @@
.\" %KAME: rtadvd.conf.5,v 1.5 2000/05/22 22:22:56 itojun Exp %
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
@ -25,13 +27,12 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: rtadvd.conf.5,v 1.1.1.1 1999/08/08 23:31:42 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtadvd/rtadvd.conf.5,v 1.1 2000/01/06 12:40:49 shin Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtadvd/rtadvd.conf.5,v 1.1.2.1 2000/07/15 07:36:57 kris Exp %
.\" jpman %Id: rtadvd.conf.5,v 1.3 2000/05/01 16:07:12 yt-kage Stab %
.\"
.Dd May 17, 1998
.Dt RTADVD.CONF 5
.Os KAME
.Os
.Sh 名称
.Nm rtadvd.conf
.Nd ルータ通知デーモンの設定ファイル
@ -44,13 +45,15 @@
ファイルのフォーマットに従います。
ファイル中の各行にはネットワークインタフェースを記述します。
フィールドはコロン
.Po
.Dq \&:
.Pc
.Pq \&:
により区切られ、
各フィールドは 1 つのケーパビリティの記述を含みます。
行は \e により次の行へ続けることができます。
コメントは `#' で始まります。
行は
.Sq \e
により次の行へ続けることができます。
コメントは
.Sq \#
で始まります。
.Pp
.Sh ケーパビリティ
ケーパビリティは ICMPv6 ルータ通知メッセージを埋めるため、また
@ -205,6 +208,26 @@ IETF
はルータ通知パケットに、始点データリンク層アドレスオプションを付与しません。
.El
.Pp
次の指定により、
ICMPV6 ホームエージェント情報オプションを制御します。
本オプションは、モバイル IPv6 サポートで定義されています。
本オプションは、他のオプションと同様、ルータ通知ヘッダに取り付けられます。
.Bl -tag -width indent
.It Cm \&hapref
(数値) ホームエージェントの好み (preference) を設定します
非 0 に設定する場合、
.Cm \&hatime
もまた存在することが必要です。
.It Cm \&hatime
(数値) ホームエージェントの有効期間を指定します。
.El
.Pp
.Xr rtadvd 8
においてモバイル IPv6 サポートが有効なときには、
.Cm \&maxinterval
を明示的に設定することにより、
通知間隔オプションがルータ通知パケットに取り付けられます。
.Pp
また
.Cm tc
ケーパビリティを用いることで、他の行を参照することができます。

View file

@ -1,6 +1,9 @@
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/gifconfig/gifconfig.8,v 1.1.2.3 2000/07/15 07:36:25 kris Exp %
.\" %KAME: gifconfig.8,v 1.5 2000/05/13 07:48:10 itojun Exp %
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
.\"
.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
.\" modification, are permitted provided that the following conditions
.\" are met:
@ -12,7 +15,7 @@
.\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors
.\" may be used to endorse or promote products derived from this software
.\" without specific prior written permission.
.\"
.\"
.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND
.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE
.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE
@ -25,10 +28,7 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: gifconfig.8,v 1.2 1999/10/07 04:25:54 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/gifconfig/gifconfig.8,v 1.1.2.2 2000/05/06 14:22:13 phantom Exp %
.\" jpman %Id: gifconfig.8,v 1.4 2000/05/10 13:44:39 takaha Stab %
.\"
.Dd May 17, 1998
.Dt GIFCONFIG 8
.Os
@ -42,6 +42,9 @@
.Op Ar af
.Op Ar physsrc physdest
.Nm gifconfig
.Ar interface
.Ic delete
.Nm gifconfig
.Fl a
.Sh 解説
.Nm
@ -67,6 +70,15 @@
.Li inet
であるとみなされます。
.Pp
特別な引数
.Ic delete
を指定すると、
.Nm
は、
.Ar interface
上の既存の始点アドレスと終点アドレスを単に削除します。
外部のアドレスを指定しない場合、この用途は効果がありません。
.Pp
.Nm
は以下の引数をオプションとして取ることができます:
.Bl -tag -width Ds

View file

@ -1,3 +1,6 @@
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/ndp/ndp.8,v 1.1.2.2 2000/07/15 07:36:27 kris Exp %
.\" %KAME: ndp.8,v 1.12 2000/06/20 21:50:17 itojun Exp %
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
@ -25,8 +28,6 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: ndp.8,v 1.2 1999/10/07 05:26:13 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/ndp/ndp.8,v 1.1.2.1 2000/04/20 15:24:40 phantom Exp %
.\" jpman %Id: ndp.8,v 1.4 2000/05/10 13:44:35 takaha Stab %
.\"
.\" WORD: neighbor discovery 近接探索
@ -59,8 +60,12 @@
.Nm ndp
.Fl H
.Nm ndp
.Fl I
.Op delete \(ba Ar interface
.Nm ndp
.Fl i
.Ar interface
.Op Ar flags...
.Nm ndp
.Fl p
.Nm ndp
@ -74,7 +79,8 @@
.Op Fl nt
.Ar nodename
.Ar ether_addr
.Op temp
.Op Li temp
.Op Li proxy
.\"
.Sh 解説
.Nm
@ -101,8 +107,34 @@
ルーティングテーブルとデフォルトルータリストを
一致させます; リストの先頭のエントリをカーネルの
ルーティングテーブルリストにインストールします。
.It Fl i
.It Fl I Op delete \(ba Ar interface
デフォルトルータが存在しないとき、
デフォルト経路として使用するデフォルトインタフェースを表示または指定します。
引数を指定しないと、現在のデフォルトインタフェースが表示されます。
.Ar interface
を指定すると、そのインタフェースがデフォルトとして使用されます。
特別なキーワード
.Ic delete
を指定すると、現在のデフォルトインタフェースがカーネルから削除されます。
.It Fl i Ar interface Op Ar flags...
指定されたインタフェースの ND 情報を表示します。
追加の引数として
.Ar flags
を指定すると、そのフラグをインタフェースに対して設定または削除します。
指定可能なフラグは次の通りです。
すべてのフラグは特殊文字
.Ql -
で開始可能であり、これはフラグを削除することを意味します。
.\"
.Bl -tag -width Ds -compact
.It Xo
.Ic nud
.Xc
インタフェースの NUD
(Neighbor Unreachability Detection; 隣に到達不能であることの検知) を、
オンまたはオフにします。
通常、NUD はデフォルトでオンです。
.El
.It Fl l
数値での IPv6 アドレスを切り詰めません。
.It Fl n
@ -117,6 +149,15 @@
デフォルトルータリスト中の全てのエントリをフラッシュします。
.It Fl s
ノードに対する NDP エントリを登録します。
コマンド上で語
.Li temp
を指定しない限り、エントリは永続的です。
.Li proxy
を指定すると、このシステムは代理 NDP サーバとして動作します。
すなわち、ホストアドレスが自己のものでなくても、
.Ar hostname
に対する要求に応答します。
.It Fl t
.Xr tcpdump
の出力と統合可能にするために、

View file

@ -1,3 +1,5 @@
.\" %KAME: ping6.8,v 1.22 2000/05/31 17:00:07 itojun Exp %
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
@ -25,8 +27,7 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: ping6.8,v 1.4 1999/10/07 05:29:03 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/sbin/ping6/ping6.8,v 1.3.2.2 2000/05/06 14:22:21 phantom Exp %
.\" %FreeBSD: src/sbin/ping6/ping6.8,v 1.3.2.3 2000/07/15 07:24:48 kris Exp %
.\" jpman %Id: ping6.8,v 1.3 2000/05/14 14:35:41 yt-kage Stab %
.\"
.\" WORD: ICMPv6 Node Information Node Addresses = ICMPv6 ノード情報(アドレス)問い合わせ
@ -41,22 +42,72 @@
パケットを送信する
.Sh 書式
.Nm
.Op Fl AdEfnqRrvw
.Nm ping6
.\" without ipsec, or new ipsec
.Op Fl dfHnNqRvw
.\" old ipsec
.\" .Op Fl AdEfnNqRvw
.Bk -words
.Op Fl a Ar addrtype
.Ek
.Bk -words
.Op Fl b Ar bufsiz
.Ek
.Bk -words
.Op Fl c Ar count
.Ek
.Bk -words
.Op Fl h Ar hoplimit
.Ek
.Bk -words
.Op Fl I Ar interface
.Ek
.Bk -words
.Op Fl i Ar wait
.Ek
.Bk -words
.Op Fl l Ar preload
.Ek
.Bk -words
.Op Fl p Ar pattern
.Ek
.Bk -words
.\" new ipsec
.Op Fl P Ar policy
.Ek
.Bk -words
.Op Fl S Ar sourceaddr
.Ek
.Bk -words
.Op Fl s Ar packetsize
.Ek
.Bk -words
.Op Ar hops...
.Ek
.Bk -words
.Ek
.Ar host
.Sh 解説
.Nm
は、
.Tn ICMPv6
プロトコルで必須の
.Tn ICMP6_ECHO_REQUEST
データグラムを使用し、ホストまたはゲートウェイから
.Tn ICMP6_ECHO_REPLY
データグラムを返させます。
.Tn ICMP6_ECHO_REQUEST
データグラム (``ping'') は、IPv6 ヘッダと
.Tn ICMPv6
を持ちます。
.Tn ICMPv6
の書式は RFC2463 に記述されています。
オプションは次の通りです:
.Bl -tag -width Ds
.It Fl A
トランスポートモード IPsec 認証ヘッダを有効にします
(実験なものです)。
.\" old ipsec
.\" .It Fl A
.\" トランスポートモード IPsec 認証ヘッダを有効にします
.\" (実験なものです)。
.It Fl a Ar addrtype
.Tn ECHO_REQUEST
ではなく ICMPv6 ノード情報 (アドレス) 問い合わせパケットを
@ -68,6 +119,8 @@
応答者の全てのユニキャストアドレスを要求します。
もし省略されると、応答者のアドレスを持つ
インタフェースに属するアドレスのみ要求します。
.It Ic c
応答者の IPv4 互換アドレスと IPv4 にマップされたアドレスを要求します。
.It Ic g
応答者のグローバルスコープアドレスを要求します。
.It Ic s
@ -95,9 +148,9 @@
使用されているソケットに
.Dv SO_DEBUG
オプションを設定します。
.It Fl E
トランスポートモード IPsec 暗号ペイロードを有効にします
(実験なものです)。
.\" .It Fl E
.\" トランスポートモード IPsec 暗号ペイロードを有効にします
.\" (実験なものです)。
.It Fl f
.Tn ECHO_REQUEST
ping を垂れ流します。
@ -115,11 +168,16 @@ ping
このオプションはネットワークに非常に負荷をかけるので、注意して使用する
必要があります。
.Ef
.It Fl H
IPv6 アドレスの逆検索を試行するよう、指定します。
本オプションを指定しない場合、
.Nm
コマンドは逆検索を試行しません。
.It Fl h Ar hoplimit
IPv6 の中継限界数を設定します。
.It Fl I Ar interface
与えられたインタフェースアドレスに対して、送ります。
このフラグは、 ping の宛先アドレスが
このフラグは、ping の宛先アドレスが
マルチキャストアドレスの場合か、
リンクローカル / サイトローカルなユニキャストアドレスの場合に適用できます。
.It Fl i Ar wait
@ -140,6 +198,22 @@ IPv6
.It Fl n
数値の出力のみになります。
ホストアドレスに対してシンボル名の解決を試みません。
.It Fl N
ノード情報マルチキャストグループ (node information multicast group)
をプローブします。
.Pq Li ff02::2:xxxx:xxxx .
.Ar host
はターゲットの文字列のホスト名であることが必要です
.Pq 数値の IPv6 アドレスであってはなりません
ノード情報マルチキャストグループは、指定した
.Ar host
に基づいて計算し、最終的な終点として使用されます。
ノード情報マルチキャストグループは
リンクローカルなマルチキャストグループなので、
終点リンクを
.Fl I
で指定する必要があります。
.It Fl p Ar pattern
送出するパケットを埋める
.Dq pad
@ -153,30 +227,27 @@ IPv6
.It Fl q
出力を抑制します。開始時と終了時の要約行しか表示しません。
.It Fl R
指定ホストまでの到達経路を記録します。
.Tn ECHO_REQUEST
パケット中に
.Tn RECORD_ROUTE
オプションをつけ、返送パケット上の経路バッファを表示します。IP ヘッダには
経路を 9 個収める大きさしかないことに注意してください。
特定の宛先に対してパケットを経路づけるには、通常
.Xr traceroute 8
コマンドを使う方が良いでしょう。
多くのホストは
.Tn RECORD_ROUTE
オプションを無視するか捨てます。
.It Fl r
通常のルーティングテーブルを無視し、
直接接続されているネットワーク上のホストに対して送信します。
直接接続されたネットワーク上にホストが存在しない場合には、エラーが返されます。
このオプションは、経路情報を持たないインタフェースを経由して
ローカルホストに ping をかけるのに用いられます。
対象
.Po
たとえばインタフェースが
.Xr routed 8
によってドロップされた後
.Ar hops
を指定した場合には最初の
.Ar hop
.Pc
が到達可能であると、カーネルに信じさせます。
これは、上位層の到達可能性確認ヒントを挿入することで実現します。
本オプションは、対象
.Ar host
.Pq または最初のホップ
が隣である場合意味があります。
.It Fl S Ar sourceaddr
要求パケットの始点アドレスを指定します。
始点アドレスは、
送信元ノードのユニキャストアドレスのうちのひとつであることが必要です。
出力インタフェースを
.Fl I
で指定する場合には、
.Ar sourceaddr
は当該インタフェースに割り当てたアドレスであることが必要です。
.It Fl s Ar packetsize
送出するデータのバイト数を指定します。
デフォルトでは 56 バイトです。
@ -203,12 +274,16 @@ IPv6
オプションは無効となります。
.It Fl W
.Fl w
オプションと同じです。
このオプションは以前のバージョンとの互換性のために残されていました。
オプションと同じですが、03 ドラフトベースの古いパケット書式を使用します
このオプションは後方互換性のために残されていました。
.Fl w
オプションを指定した場合
.Fl s
オプションは無効となります。
.It Ar hops
タイプ 0 ルーティングヘッダ中に置かれる、中間ノード用の IPv6 です。
.It Ar host
最終的な終点ノードの IPv6 アドレスです。
.El
.Pp
問題の切り分けのために
@ -306,13 +381,8 @@ IPv6
オプションを使ってテストできます。
.Sh 戻り値
.Nm
コマンドは、指定した
.Ar host
から少なくとも 1 回の応答を受信した場合、終了値 0 を返します;
送出は成功したものの応答を受信できない場合は 2 を返します;
エラーが発生した場合は、他の値
.Pq Aq Pa sysexits.h
が返されます。
は、成功時 (ホストが生きている場合) には 0 を、
引数が正しくない場合やホストが応答しない場合には非 0 を返します。
.Sh 関連項目
.Xr netstat 1 ,
.Xr ifconfig 8 ,
@ -320,6 +390,20 @@ IPv6
.Xr routed 8 ,
.Xr traceroute 8 ,
.Xr traceroute6 8
.Rs
.%A A. Conta
.%A S. Deering
.%T "Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification"
.%N RFC2463
.%D December 1998
.Re
.Rs
.%A Matt Crawford
.%T "IPv6 Node Information Queries"
.%N draft-ietf-ipngwg-icmp-name-lookups-05.txt
.%D October 22, 1999
.%O work in progress material
.Re
.Sh 歴史
.Nm ping
コマンドは

View file

@ -1,6 +1,6 @@
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
.\"
.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
.\" modification, are permitted provided that the following conditions
.\" are met:
@ -12,7 +12,7 @@
.\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors
.\" may be used to endorse or promote products derived from this software
.\" without specific prior written permission.
.\"
.\"
.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND
.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE
.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE
@ -25,8 +25,8 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: prefix.8,v 1.1.1.1 1999/08/08 23:31:13 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/prefix/prefix.8,v 1.2.2.1 2000/05/06 14:04:21 phantom Exp %
.\" %Id: prefix.8,v 1.4 2000/05/31 17:00:08 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/prefix/prefix.8,v 1.2.2.2 2000/07/15 07:36:48 kris Exp %
.\"
.\" jpman %Id: prefix.8,v 1.3 2000/04/28 05:42:18 takaha Stab %
.Dd October 10, 1998
@ -37,35 +37,60 @@
.Nd ネットワークインタフェースのプレフィックスを設定する
.Sh 書式
.Nm prefix
.Bk -words
.Ar interface prefix
.Ek
.Bk -words
.Op Ar parameters
.Ek
.Bk -words
.Op Cm set | delete
.Ek
.Nm prefix
.Bk -words
.Ek
.Ar interface
.Cm matchpr
.Ar match_prefix
.Cm mp_len
.Ar match_prefix_len
.Cm usepr
.Ar use_prefix
.Cm up_uselen
.Ar use_prefix_len
.Ek
.Bk -words
.Cm matchpr Ar match_prefix
.Ek
.Bk -words
.Cm mp_len Ar match_prefix_len
.Ek
.Bk -words
.Cm usepr Ar use_prefix
.Ek
.Bk -words
.Cm up_uselen Ar use_prefix_len
.Ek
.Bk -words
.Op Ar parameters
.Ek
.Bk -words
.Op Cm add | change | setglobal
.Ek
.Nm prefix
.Fl a
.Op Fl d
.Op Fl u
.Cm matchpr
.Ar match_prefix
.Cm mp_len
.Ar match_prefix_len
.Cm usepr
.Ar use_prefix
.Cm up_uselen
.Ar use_prefix_uselen
.Bk -words
.Cm matchpr Ar match_prefix
.Ek
.Bk -words
.Cm mp_len Ar match_prefix_len
.Ek
.Bk -words
.Cm usepr Ar use_prefix
.Ek
.Bk -words
.Cm up_uselen Ar use_prefix_uselen
.Ek
.Bk -words
.Op Ar parameters
.Ek
.Bk -words
.Op Cm add | change | setglobal
.Ek
.Sh 解説
.Nm
は、ネットワークインタフェースにプレフィックスを割り当てたり、

View file

@ -1,7 +1,7 @@
.\"
.\" Copyright (C) 1998 and 1999 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
.\"
.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
.\" modification, are permitted provided that the following conditions
.\" are met:
@ -13,7 +13,7 @@
.\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors
.\" may be used to endorse or promote products derived from this software
.\" without specific prior written permission.
.\"
.\"
.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND
.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE
.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE
@ -26,9 +26,8 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: rip6query.8,v 1.1 1999/10/07 05:36:36 itojun Exp %
.\" jpman %Id: rip6query.8,v 1.4 2000/05/10 13:44:57 takaha Stab %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rip6query/rip6query.8,v 1.1 1999/12/28 02:37:07 shin Exp %
.\" %Id: rip6query.8,v 1.2 2000/01/19 06:24:55 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rip6query/rip6query.8,v 1.1.2.1 2000/07/15 07:36:50 kris Exp %
.\"
.Dd Oct 7, 1999
.Dt RIP6QUERY 8
@ -56,7 +55,7 @@ RIPng
に対してリンクローカルアドレスが指定される時に役立ちます。
.\"
.Sh 関連項目
.Xr route6d 8 .
.Xr route6d 8
.\"
.Sh 歴史
.Nm

View file

@ -1,3 +1,5 @@
.\" %KAME%
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
@ -25,13 +27,12 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: rrenumd.8,v 1.1.1.1 1999/08/08 23:31:38 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rrenumd/rrenumd.8,v 1.2 2000/03/12 19:50:12 shin Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rrenumd/rrenumd.8,v 1.2.2.1 2000/07/15 07:36:54 kris Exp %
.\"
.\" jpman %Id: rrenumd.8,v 1.3 2000/04/26 12:31:04 takaha Stab %
.Dd Sep 7, 1998
.Dt RRENUMD 8
.Os KAME
.Os
.Sh 名称
.Nm rrenumd
.Nd ルータリナンバリングデーモン
@ -40,7 +41,6 @@
.Oo
.Fl c Ar conf_file | Fl s
.Oc
.Op Fl P Ar policy
.Op Fl df
.Sh 解説
.Nm
@ -74,14 +74,6 @@
.It Fl s
スクリプトモード。
設定情報は標準入力から取得されます。
.It Fl P Ar policy
.Ar policy
は、rrenumd セッション用の IPsec ポリシを指定します。
詳細は
.Xr ipsec 4
.Xr ipsec_set_policy 3
を参照してください。
.It Fl c Ar conf_file
設定情報が保持されている設定ファイルを指定します。
.Sh 戻り値

View file

@ -1,3 +1,5 @@
.\" %KAME: rtadvd.8,v 1.8 2000/05/22 22:12:11 itojun Exp %
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
@ -25,36 +27,33 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: rtadvd.8,v 1.1.1.1 1999/08/08 23:31:42 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtadvd/rtadvd.8,v 1.3 2000/03/01 14:08:26 sheldonh Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtadvd/rtadvd.8,v 1.3.2.1 2000/07/15 07:36:57 kris Exp %
.\" jpman %Id: rtadvd.8,v 1.3 2000/05/01 16:04:12 yt-kage Stab %
.\"
.Dd May 17, 1998
.Dt RTADVD 8
.Os KAME
.Os
.Sh 名称
.Nm rtadvd
.Nd ルータ通知デーモン
.Sh 書式
.Nm
.Op Fl c Ar configfile
.Op Fl P Ar policy
.Op Fl dDfmRs
.Op Fl dDfs
.Ar interface ...
.Sh 解説
.Nm rtadvd
.Nm
は指定された
.Ar interfaces
に対して
ルータ通知パケットを通知します。
.Pp
このプログラムは実行時に自身をデーモン化します。
そして、定期的にルータ通知パケットを自発的に送信します。
プログラムがホストからのルータ要請パケットを受け取ると、
ルータ通知パケットにより応答します。
そして、定期的にルータ通知パケットを送信します。
また、エンドホストが送信したルータ要請メッセージに対しても、これで応答します。
.Pp
通知インタフェースと呼ばれる各インタフェースに対する
ルータ通知の内容は、
ルータ通知は、インタフェース毎に設定可能であり、
.Xr rtadvd.conf 5
で記述されています。
.Pp
@ -67,26 +66,23 @@
は全てのインタフェースの経路を経路表より取得し、
リンク上のプレフィックスとして通知します。
.Pp
.Nm rtadvd
は経路表を監視します。
.Nm
また、経路表を監視します。
デフォルトでは、
もしインタフェースダイレクト経路が
通知しているインタフェースに追加もしくは削除された場合、
通知しているインタフェースに追加もしくは削除された場合で、
設定ファイルに静的なプレフィックスが指定されていない場合、
.Nm
は対応するプレフィックスを通知リストへ追加もしくは削除します。
この機能を有効としたくない場合、
.Ic Fl s
コマンドラインオプションを起動時に指定する必要があります。
コマンドラインオプションを起動時に指定可能です。
さらに、通知中のインタフェースの状態が変わった場合、
最新状態に基づいて、
.Nm
はルータ通知を開始または停止します。
.Pp
また、
.Nm rtadvd
はルータリナンバリング (ルータの番号付け直し) パケットを受け取り、
これらのパケットの内容にしたがって
動作しているシステムでルータリナンバリングを
実行することができます。
.\" ルータリナンバリングだけではわかりにくいので訳注を追加
.\" 4.0-RELEASE 対象
.\" By takaha@eurus.dti.ne.jp (Apr 16 2000)
コマンドラインオプションは次の通りです:
.Bl -tag -width indent
.\"
.It Fl c
@ -96,35 +92,55 @@
デフォルトでは
.Pa /etc/rtadvd.conf
が使用されます。
.It Fl P
.Nm
がルータリナンバリングメッセージを受け取ることを指定します。
また、rrenumd セッションに対して IPsec ポリシを指定します。
ルータリナンバリングはシステムの IPv6 プレフィックスを
変更することができるので、そのメッセージは IPsec によって
保護されなければなりません。
.Ar policy
の詳細に関しては、
.Xr ipsec 4
.Xr ipsec_set_policy 3
を参照してください。
.It Fl d
デバッグオプションです。
デバッグ情報を表示します。
.It Fl D
より詳細なデバッグモードです。
より詳細なデバッグ情報を表示します。
.It Fl f
フォアグランドモードです。デーモン化しません。
フォアグランドモードです (デバッグ時に有用です)。
.It Fl m
モバイル IPv6 サポートを有効にします。
ルータ通知オプションの内容と、
許可された設定ディレクティブの内容を、変更します。
.It Fl R
ルータリナンバリング (ルータの番号付け直し) 要求を受け付けます。
これを有効にする場合、セキュリティ上の理由から、IPsec の設定をお勧めします。
.It Fl s
静的プレフィックスモードです。
経路表を監視しません。
.El
.Pp
シグナル
.Dv SIGUSR1
を受信すると、
.Nm
は現在の内部状態を
.Pa /var/run/rtadvd.dump
へダンプします。
.Pp
.Nm
を綺麗に殺したい場合には
.Dv SIGTERM
を使用してください。
この場合、
ルータ有効期間 (lifetime) 0 のルータ通知を、
.Nm
は、すべてのインタフェースに送信します
.Pq RFC2461 6.2.5 による
.Sh 戻り値
プログラムは成功時に 0 を、エラー時に 0 以外を返します。
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /etc/rtadvd.conf -compact
.It Pa /etc/rtadvd.conf
デフォルトの設定ファイル。
.It Pa /var/run/rtadvd.pid
現在実行中の
.Nm rtadvd
の PID を含みます。
.It Pa /var/run/rtadvd.dump
.Nm
の内部状態をここにダンプします。
.El
.Sh 関連項目
.Xr daemon 3 ,
@ -135,10 +151,11 @@
コマンドは WIDE Hydrangea IPv6 プロトコルスタックキットで
はじめて登場しました。
.Sh 警告
上流方向に対してルータ通知を実行してはいけません。
下流方向に対してのみ通知することができます。
ルータ通知は、下流方向に対してのみ通知すべきです。
誤って上流方向に通知した場合、
そのサブネットにおいて icmp6 の向け直しの嵐を
見ることになるでしょう。
これは仕様であり、仕様ではルータ通知はサブネットの終端のホストに対して、
デフォルトの対外的なルータとなることが仮定されています。
そのサブネットにおいて
.Xr icmp6 4
リダイレクトパケットの嵐を引き起すでしょう。
これは、(仕様によると) 通知を行うルータが、
サブネット内のエンドホストにとってのデフォルトルータになるものと
されているからです。

View file

@ -1,6 +1,6 @@
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
.\"
.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
.\" modification, are permitted provided that the following conditions
.\" are met:
@ -12,7 +12,7 @@
.\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors
.\" may be used to endorse or promote products derived from this software
.\" without specific prior written permission.
.\"
.\"
.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND
.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE
.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE
@ -25,8 +25,8 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: rtsold.8,v 1.4 1999/09/30 00:57:15 jinmei Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtsold/rtsold.8,v 1.1 1999/12/28 02:37:13 shin Exp %
.\" %Id: rtsold.8,v 1.9 2000/07/04 14:44:38 jinmei Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtsold/rtsold.8,v 1.1.2.1 2000/07/15 07:37:01 kris Exp %
.\"
.\" jpman %Id: rtsold.8,v 1.3 2000/04/26 12:31:12 takaha Stab %
.\" WORD: mobility 可搬性 [WIDE IPv6 working group]
@ -57,10 +57,27 @@
これは、
新規ルータを発見して非リンクローカルアドレスを取得することを目的としています。
.Lp
.Pp
本プログラムを
.Nm rtsol
として起動した場合、デーモンにならずに、プローブを指定した
.Ar interface
から送出します。
言い換えるなら、
.Nm rtsol
.Do
.Nm
.Fl f1
.Ar interfaces
.Dc
のように動作します。
.Pp
特に
.Nm
は、次のいずれかのイベント後に、
最大 3 個のルータ要請を単一インタフェースから送信します:
.Pp
.Bl -bullet -compact
.It
.Nm
@ -69,9 +86,9 @@
一時的なインタフェース障害後のインタフェース立ち上げ。
.Nm
は、定期的にインタフェースの状態が活動中か否かを調べ、
このイベントを検出します。
この種の障害を検出します。
ネットワークカードとドライバによっては、
ユーザがリンク状態を引き出すことを許さないものがあることに注意してください。
リンク状態を引き出すことを許さないものがあることに注意してください。
このような場合、
.Nm
はインタフェース状態の変化を検出できません。
@ -79,7 +96,7 @@
.Fl m
オプションが指定され、
.Nm
デーモンがインタフェース状態を取得できない場合、1 分毎。
デーモンがインタフェース状態を取得できない場合、60 秒毎。
この機能は IPv6 近隣探索仕様に適合しませんが、
可搬ステーション用に提供されています。
ルータ通知のデフォルトインターバルは 10 分単位ですが、
@ -105,7 +122,7 @@
を受信すると、
.Nm
は現在の内部状態を
.Pa /var/tmp/rtsold.dump
.Pa /var/run/rtsold.dump.
にダンプします。
.\"
.Sh オプション
@ -138,16 +155,6 @@ ioctl
有効なルータ通知パケットが全インタフェース上で 1 度以上到着するまで、
ルータ要請パケットを送ってから、終了します。
.El
.Pp
プログラムを
.Nm rtsol
として起動すると、
.Do
.Nm
.Fl f1
.Ar interfaces
.Dc
のように動作します。
.Sh 戻り値
成功時には 0 で、失敗時には非 0 で、プログラムは終了します。
.\"
@ -157,7 +164,7 @@ ioctl
現在実行中の
.Nm rtsold
の PID。
.It Pa /var/tmp/rtsold.dump
.It Pa /var/run/rtsold.dump
ここに内部状態をダンプします。
.El
.\"
@ -174,5 +181,17 @@ ioctl
は現在
.Xr rtsold 8
に組み込まれています。
.\" .Sh BUGS
.\" (to be written)
.\"
.Sh バグ
オペレーティングシステムによっては、
PCMCIA ネットワークカードを取り除いて再挿入したときに、
対応するインデックスが変わってしまうものがあります。
しかしながら、
.Nm
はそのような変更を仮定しておらず、起動時に得たインデックスを常に使用します。
その結果、ネットワークカードを再挿入したときに
.Nm
が動作しないかもしれません。
そのような場合には、
.Nm
を殺して再起動してください。

View file

@ -1,6 +1,9 @@
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/setkey/setkey.8,v 1.4.2.4 2000/07/15 07:37:04 kris Exp %
.\" %KAME: setkey.8,v 1.28 2000/06/16 12:03:46 sakane Exp %
.\"
.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, 1998, and 1999 WIDE Project.
.\" All rights reserved.
.\"
.\"
.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
.\" modification, are permitted provided that the following conditions
.\" are met:
@ -12,7 +15,7 @@
.\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors
.\" may be used to endorse or promote products derived from this software
.\" without specific prior written permission.
.\"
.\"
.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND
.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE
.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE
@ -25,16 +28,15 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: setkey.8,v 1.14 1999/10/27 17:08:58 sakane Exp %
.\" jpman %Id: setkey.8,v 1.3 2000/06/05 09:10:56 okazaki Stab %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/setkey/setkey.8,v 1.4.2.3 2000/05/15 14:16:49 hoek Exp %
.\"
.Dd May 17, 1998
.Dt SETKEY 8
.Os
.Sh 名称
.Nm setkey
.Nd 手動で SA/SP データベースを操作する
.Nd 手動で IPsec SA/SP データベースを操作する
.\"
.Sh 書式
.Nm setkey
.Op Fl dv
@ -55,7 +57,8 @@
.Sh 解説
.Nm
は、カーネル内のセキュリティアソシエーションデータベース (SAD) エントリと
セキュリティポリシデータベース (SPD) エントリを、更新および内容列挙します。
セキュリティポリシデータベース (SPD) エントリを、
追加・更新・内容列挙・削除します。
.Pp
.Nm
は、一連の操作を標準入力から受け取るか
@ -76,9 +79,9 @@ SAD
.Fl P
付の場合、SPD エントリをダンプします。
.It Fl F
SAD をフラッシュします。
SAD エントリを捨てます。
.Fl P
付の場合、SPD をフラッシュします。
付の場合、SPD を捨てます。
.It Fl a
.Nm
は通常、
@ -86,10 +89,12 @@ SAD
に対し、死んだ SAD エントリを表示しません。
.Fl a
付の場合、死んだ SAD エントリも表示します。
死んだ SAD エントリはカーネル内に保存され
カーネル内の SPD エントリから参照されます。
死んだ SAD エントリとは、期限切れではあるものの
SPD エントリから参照されているために残っているものを指します。
.It Fl d
デバッグ用メッセージを有効にします。
コマンドパーザ用のデバッグメッセージ表示を有効にし、
カーネルとは対話をしません。
これは通常は使用しません。
.It Fl x
無限ループし、
.Dv PF_KEY
@ -97,7 +102,6 @@ SAD
.It Fl h
.Fl x
モードにおいて、16 進数ダンプを追加します。
オプションの順序が重要です。
.It Fl l
.Fl D
において、短い出力で無限ループします。
@ -111,10 +115,8 @@ SAD
.El
.Pp
操作の文法は次の通りです。
ハッシュマーク ('#') で始まる行は
コメント行として扱われることに注意してください。
メタ引数の説明が、その後に続きます。
.Bl -tag -width Ds
.It Xo
.Li add
@ -128,7 +130,6 @@ SAD
.It Xo
.Li get
.Ar src Ar dst Ar protocol Ar spi
.Op Ar mode
.Li ;
.Xc
単一の SAD エントリを表示します。
@ -136,7 +137,6 @@ SAD
.It Xo
.Li delete
.Ar src Ar dst Ar protocol Ar spi
.Op Ar mode
.Li ;
.Xc
単一の SAD エントリを削除します。
@ -164,7 +164,7 @@ SAD
.\"
.It Xo
.Li spddelete
.Ar src_range Ar dst_range Ar upperspec
.Ar src_range Ar dst_range Ar upperspec Fl P Ar direction
.Li ;
.Xc
単一の SPD エントリを削除します。
@ -215,7 +215,8 @@ IPCOMP
.\"
.Pp
.It Ar spi
SA および SPD 用の、セキュリティパラメータインデックス (SPI)。
SAD および SPD 用の、セキュリティパラメータインデックス (SPI)。
範囲 0 から 255 の SPI 値は使用できません。
10 進数または 16 進数
.Po
.Li 0x
@ -227,16 +228,18 @@ SA
.It Ar extensions
次に示す引数を受け付けます:
.Bl -tag -width Fl -compact
.\"
.It Fl m Ar mode
使用するセキュリティプロトコルモードを指定します。
デフォルトでは
.Li any
です。
.Ar mode
は次のいずれか 1 つです:
.Li transport , tunnel ,
.Li any
デフォルト値は
.Li any
です。
.\"
.It Fl r Ar size
繰り返し攻撃を防ぐためのウィンドウサイズをバイト数で指定します。
.Ar size
@ -249,8 +252,16 @@ SA
.Li zero-pad , random-pad ,
.Li seq-pad
.It Fl f Li cyclic-seq
周期的な順序番号を許可します。
.\"
.It Fl u Ar id
ポリシの識別子を指定します
.Xr ipsec_set_policy 3
を参照してください。
.\"
.\"
.It Fl f Li nocyclic-seq
周期的な順序番号を許可しません。
.\"
.It Fl lh Ar time
.It Fl ls Ar time
ハード有効期間/ソフト有効期間を指定します。
@ -271,7 +282,7 @@ SA
.Fl R
.Li ipcomp
行と共に指定されと、カーネルは良く知られた (well-known) IPComp CPI
行と共に指定されないと、カーネルは良く知られた (well-known) IPComp CPI
.Pq 圧縮パラメータインデックス
をパケット上の IPComp CPI フィールドで使用し、
.Ar spi
@ -281,7 +292,7 @@ SA
フィールドはカーネル内部でのみ使用されます。
.\"Therefore, compression protocol number will appear on IPComp CPI field.
.Fl R
が使用されないと、
が使用されと、
.Ar spi
フィールド上の値が、出力パケットの IPComp CPI フィールドに現れます。
この場合、
@ -552,8 +563,5 @@ spdadd 10.0.11.41/32[21] 10.0.11.33/32[any] any
コマンドは WIDE Hydrangea IPv6 プロトコルスタックキットで
はじめて登場しました。
本コマンドは 1998 年 6 月に、完全に再デザインされました。
.Pp
KAME Project (http://www.kame.net/) スタックを基とする
IPv6 および IPsec のサポートは、
.Fx 4.0
で始めて組み込まれました。
.\"
.\" .Sh BUGS

View file

@ -25,8 +25,7 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: traceroute6.8,v 1.1.1.1 1999/08/08 23:32:38 itojun Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/traceroute6/traceroute6.8,v 1.1.2.3 2000/05/09 14:12:53 sheldonh Exp %
.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/traceroute6/traceroute6.8,v 1.1.2.4 2000/07/15 07:37:05 kris Exp %
.\" jpman %Id: traceroute6.8,v 1.4 2000/05/10 13:44:47 takaha Stab %
.\"
.Dd May 17, 1998
@ -37,18 +36,49 @@
.Nd IPv6 パケットが終点までにたどる経路を表示する
.\"
.Sh 書式
.Nm
.Nm traceroute6
.Bk -words
.Op Fl dlnrv
.Ek
.Bk -words
.Op Fl f Ar firsthop
.Ek
.Bk -words
.Op Fl g Ar gateway
.Ek
.Bk -words
.Op Fl m Ar hoplimit
.Ek
.Bk -words
.Op Fl p Ar port
.Ek
.Bk -words
.Op Fl q Ar probes
.Ek
.Bk -words
.Op Fl s Ar src
.Ek
.Bk -words
.Op Fl w Ar waittime
.Ek
.Bk -words
.Ar target
.Op Ar datalen
.Ek
.\"
.Sh 解説
.Bl -tag -width Ds
.It Fl d
デバッグモードです。
.It Fl f Ar firsthop
トレースにおいて、何ホップをスキップするかを指定します。
.It Fl g Ar gateway
中間ゲートウェイ
.Po
.Nm
はルーティングヘッダを使用
.Pc
を指定します。
.It Fl m Ar hoplimit
ホップ制限の最大を設定します。
.It Fl l
@ -93,9 +123,3 @@ UDP
.Nm
コマンドは WIDE Hydrangea IPv6 プロトコルスタックキットで
はじめて登場しました。
.Pp
KAME Project (http://www.kame.net/) スタックを基とする
IPv6 および IPsec のサポートは、
.Fx 4.0
で始めて組み込まれました。