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cd004386de
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svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=43476
1 changed files with 39 additions and 20 deletions
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@ -3,7 +3,7 @@
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The FreeBSD Documentation Project
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The FreeBSD Japanese Documentation Project
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Original revision: r18248
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Original revision: r18284
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$FreeBSD$
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<chapter xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" version="5.0" xml:id="basics">
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@ -86,7 +86,7 @@
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システムが管理する資源はすべて、
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誰がその資源を読み・書き・実行できるかを支配する、
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一組の許可属性を持っています。
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これらの許可属性は 3 つの部分からなる 2 桁の 8 進数の形で格納されています。
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これらの許可属性は 3 つの部分からなる 3 桁の 8 進数の形で格納されています。
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それはそのファイルの所有者 (owner) に対するもの、
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そのファイルが所属するグループ (group) に対するもの、
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その他 (others) に対するものの 3 つです。
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@ -165,8 +165,18 @@
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<para>&man.ls.1; に対してコマンドライン引数 <option>-l</option> を使うと、
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詳細なディレクトリリストを見ることができ、
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ファイルの所有者、グループ、その他への許可属性を示す欄があるのがわかります。
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次に示すのは、<command>ls -l</command>
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の最初の部分だけ抜き出したものです。</para>
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例えば、<command>ls -l</command> を実行して、
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適当なディレクトリを表示させると以下のようになります。</para>
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<screen>&prompt.user; ls -l
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total 530
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-rw-r--r-- 1 root wheel 512 Sep 5 12:31 myfile
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-rw-r--r-- 1 root wheel 512 Sep 5 12:31 otherfile
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-rw-r--r-- 1 root wheel 7680 Sep 5 12:31 email.txt
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...</screen>
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<para>以下に示すのは、
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<command>ls -l</command> の最初の行を抜き出したものです。</para>
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<screen>-rw-r--r--</screen>
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@ -205,7 +215,8 @@
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ディレクトリの実行ビットはファイルのそれとは少し違った意味を持ちます。
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ディレクトリが実行可能になっているとき、
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そのディレクトリに移動することができます。
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つまり、そのディレクトリに <quote>cd</quote> することが可能です。
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つまり、そのディレクトリに <quote>cd</quote> (change directory)
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することが可能です。
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また、実行可能属性がついているディレクトリでは、
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名前が分かっているファイルにアクセスすることもできます
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(もちろんそのファイル自体の許可属性によります)。
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@ -348,11 +359,12 @@
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を実行できるようにします。</para>
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<screen>&prompt.user; <userinput>chmod go-w,a+x <replaceable>FILE</replaceable></userinput></screen>
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<para>ほとんどのユーザは気づかないかもしれませんが、
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8 進数の値を用いた属性の変更方法は、
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ファイルに対して許可属性を設定したり割り当てるだけで、
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属性を足したり取り除いたりするというものではありません。</para>
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</sect2>
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</sect1>
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@ -1317,7 +1329,7 @@
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<term><option>-d</option></term>
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<listitem>
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<para>実際にシステムコールする以外の全てのことをします。
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<para>実際にマウントシステムコールする以外のすべてのことをします。
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このオプションは <option>-v</option>
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フラグと組み合わせて使い、
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&man.mount.8; が実際なにをしようとしているのか調べるのに便利です。</para>
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@ -1465,7 +1477,7 @@
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例えば、シェルにコマンドを打ち込んでいるときはシェルがプロセスで、
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動かすコマンドもまたどれもプロセスです。
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このようにして起動するプロセスはそれぞれシェルが親プロセスになります。
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これの例外は <command>init</command> という特別なプロセスです。
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これの例外は &man.init.8; という特別なプロセスです。
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<command>init</command> は常に最初のプロセスなので、
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PID は必ず 1 になります。
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<command>init</command> は FreeBSD
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@ -1473,15 +1485,17 @@
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<para>&man.ps.1; と &man.top.1; という2つのコマンドが
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システム上のプロセスを確認するために特に便利です。
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&man.ps.1; コマンドは現在動作中のプロセスのリストを見るために使い、
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<command>ps</command>
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コマンドは現在動作中のプロセスのリストを見るために使い、
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PID やプロセスが使っているメモリの量、
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どういうコマンドラインで起動されたのか、
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などを表示させることができます。
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&man.top.1; コマンドは動作中の全てのプロセスを表示し、
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<command>top</command> コマンドは動作中の全てのプロセスを表示し、
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数秒ごとに表示を更新するので、
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計算機がなにをしているのかインタラクティブに知ることができます。</para>
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<para>デフォルトでは、&man.ps.1; は動作中かつ所有者が自分のコマンドのみを表示します。
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<para>デフォルトでは、<command>ps</command>
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は動作中かつ所有者が自分のコマンドのみを表示します。
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例えば:</para>
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<screen>&prompt.user; <userinput>ps</userinput>
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@ -1508,13 +1522,13 @@
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<literal>PID</literal> は先ほど見たプロセス ID です。
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PID は 1 から順に 99999 まで割り当てられ、
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足りなくなると最初に戻って使い回されます。
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<literal>TT</literal> はプログラムが動いている tty を示します。
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<literal>TT</literal> の列はプログラムが動いている tty を示します。
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差し当たって無視してもかまわないでしょう。
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<literal>STAT</literal> はプログラムの状態を示しますが、
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これもまた無視してよいでしょう。
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<literal>TIME</literal> はプログラムがその CPU
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上で動いている時間の長さです—これはプログラムをスタートさせたとき
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からの経過時間であるとはかぎりません。
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上で動いている時間の長さです—
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通常はプログラムをスタートさせたときからの経過時間ではありません。
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CPU 上で時間を使う必要があるまでかなりの時間を費すようなプログラムもあるからです。
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最後に、<literal>COMMAND</literal>
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はそのプログラムを起動するのに使われたコマンドラインとなります。</para>
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@ -1679,9 +1693,9 @@ Swap: 256M Total, 38M Used, 217M Free, 15% Inuse
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<title>プロセスにシグナルを送る</title>
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<para>この例では、&man.inetd.8; にシグナルを送る方法を示します。
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&man.inetd.8; の設定ファイルは
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<command>inetd</command> の設定ファイルは
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<filename>/etc/inetd.conf</filename> で、
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&man.inetd.8; は <literal>SIGHUP</literal>
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<command>inetd</command> は <literal>SIGHUP</literal>
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が送信されるとこの設定ファイルを再読み込みします。</para>
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<step>
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@ -2198,6 +2212,11 @@ Password:</screen>
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<para>パスワードを正確に入力したら、FreeBSD にログインして
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利用可能なすべてのコマンドを試せるようになっているはずです。</para>
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<para><acronym>MOTD</acronym>、もしくはコマンドプロンプト
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(<literal>#</literal>, <literal>$</literal>
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または <literal>$</literal>)
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に表示されるメッセージを読むようにしましょう。
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これは FreeBSD へのログインに成功したときに表示されます。</para>
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</sect2>
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<sect2 xml:id="consoles-virtual">
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@ -2301,7 +2320,7 @@ console none unknown off secure</programlisting>
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FreeBSD がシングルユーザモードで起動した場合にも
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<systemitem class="username">root</systemitem> のパスワードを要求します。</para>
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<para><emphasis>ただし、これを<literal>insecure</literal> に
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<para><emphasis>これを <literal>insecure</literal> に
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変更する場合は十分注意してください。</emphasis>
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<systemitem class="username">root</systemitem> のパスワードを忘れてしまったら、
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シングルユーザモードで起動するのは少しややこしくなります。
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@ -2394,7 +2413,7 @@ console none unknown off secure</programlisting>
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force software to do some sleazy tricks, then he would be able
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to shave a few gates off the design and allow his CPU core to
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run faster. While it was made to work with this new kind of
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hardware (known these days as RISC), <filename>a.out</filename>
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hardware (known these days as <acronym>RISC</acronym>), <filename>a.out</filename>
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was ill-suited for this hardware, so many formats were developed
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to get to a better performance from this hardware than the
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limited, simple <filename>a.out</filename> format could
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@ -2430,7 +2449,7 @@ console none unknown off secure</programlisting>
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added shared libraries and fixed some bugs. The GNU folks that
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originally write these programs rewrote them and added simpler
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support for building cross compilers, plugging in different
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formats at will, etc. Since many people wanted to build cross
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formats at will, and so on. Since many people wanted to build cross
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compilers targeting FreeBSD, they were out of luck since the
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older sources that FreeBSD had for <application>as</application> and <application>ld</application> were not up to the
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task. The new GNU tools chain (<application>binutils</application>) does support cross
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@ -2448,7 +2467,7 @@ console none unknown off secure</programlisting>
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details that are different between the two in how they map
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pages, handle init code, etc. None of these are very important,
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but they are differences. In time support for
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<filename>a.out</filename> will be moved out of the GENERIC
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<filename>a.out</filename> will be moved out of the <filename>GENERIC</filename>
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kernel, and eventually removed from the kernel once the need to
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run legacy <filename>a.out</filename> programs is past.</para>
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</sect1>
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