diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/grn.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/grn.1 index 850ed5a302..c9b67b31e0 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/grn.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/grn.1 @@ -16,7 +16,7 @@ versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. -.\" jpman %Id: grn.1,v 1.2 2001/03/12 15:49:22 yt-kage Chk % +.\" jpman %Id: grn.1,v 1.3 2001/03/24 02:07:40 horikawa Stab % .de TQ .br .ns @@ -53,8 +53,7 @@ grn \- gremlin .IR file\.\.\. ] .PP -コマンドラインオプションとパラメータの間にはホワイトスペースを入れる -ことができます。 +コマンドラインオプションとパラメータの間に空白を含めることが可能です。 .SH 解説 .I grn は、 @@ -79,11 +78,11 @@ grn \- gremlin .B .GS リクエストは、続けて C, L, R をとることができ、 .I gremlin -図全体を中央寄せ、左寄せ、あるいは右寄せにすることができます -(デフォルトは中央寄せです)。 +図全体を中央揃え、左揃え、あるいは右揃えにすることができます +(デフォルトは中央揃えです)。 .I file が指定されていない場合は、標準入力が読み込まれます。 -図の最後では、ページ位置は +図の最後では、ページ内での位置は .I gremlin 図の下になります。 .I grn @@ -91,12 +90,11 @@ grn \- gremlin .BR .GE ではなく .B .GF -で終わっている場合は、ページ位置は図の左上になります。 +で終わっている場合は、ページ内での位置は図の左上になります。 .PP 現在のところ、\-me マクロパッケージだけが .BR .GS , .BR .GE , -および .BR .GF をサポートしていることに注意してください。 .PP @@ -141,7 +139,7 @@ grn \- gremlin .B .GS および .B .GE -(それぞれに対して +(およびこれに相応する .BR .GF ) を認識します。 .\".TP @@ -163,17 +161,16 @@ grn \- gremlin にはさまれた入力行はそれぞれ 1 つずつ .I grn コマンドを持っています。 -コマンドは、ホワイトスペースで区切られた 1 つあるいは 2 つの文字列で +コマンドは、1 つの文字列か、空白で区切られた 2 つの文字列で できています。最初の文字列はコマンドであり、2 番目の文字列は オペランドです。 -コマンドは大文字小文字どちらでも良く、省略して 1 文字にすることも -できます。 +コマンドは大文字小文字どちらでも良く、1 文字までに縮めることもできます。 .PP -図の環境に影響を与えるコマンド (これらは +図の環境に影響を与えるコマンド (以降において .BR default -の前にリストされています。後述を参照してください) は、現在の図に対して +の前にリストされているもの) は、現在の図に対して のみ効果を持ちます。 -次の図が始まると、環境は再度デフォルトに初期化されます。 +次の図が始まると、環境はデフォルトで再初期化されます。 コマンドは次のとおりです: .TP .BI 1\ N @@ -184,10 +181,10 @@ grn \- gremlin .TQ .BI 4\ N .IR gremlin -のテキストサイズ番号 1 (2, 3, あるいは 4) を +のテキストサイズ番号 1 (2, 3 または 4) を .I N ポイントに設定します。 -デフォルトは 12 (16, 24, および 36) です。 +デフォルトは 12 (16, 24, 36) です。 .TP .BI roman\ f .TQ @@ -202,7 +199,7 @@ grn \- gremlin フォント .I f (フォント名あるいは番号) に設定します。 -デフォルトは R (I, B, および S) です。 +デフォルトは R (I, B, S) です。 .TP .BI l\ f .TQ @@ -221,10 +218,10 @@ grn \- gremlin との混乱を避けるためです)。 スティプルフォントにはデフォルトは .I ありません -(デフォルトコマンドで設定されていない限りは)。そして、 -スティプルフォントを指定しないままポリゴンを含んだ +(default コマンドで設定されていない限りは)。 +スティプルフォントを指定しないまま、ポリゴンを含んだ .I gremlin -図を取り込むのは不正になります。 +図を取り込むことは不正です。 .TP .BI x\ N .TQ @@ -249,8 +246,7 @@ grn \- gremlin (0.45 ポイントおよび 0.75 ポイント) に対応しています。 太さを表す値が 0 のときは、使用できる中で最も小さな値を 選択します。 -負の値をとると、線の太さが現在のポイントサイズに比例したものに -なります。 +負の値は、現在のポイントサイズに比例した、線の太さの指定になります。 .TP .BI pointscale\ テキストを図に合うようにスケーリングします。 @@ -268,37 +264,37 @@ gremlin テキストのスケーリングを有効にします。 .TP .B default -現在の図の環境をデフォルトに戻します。 +デフォルトの図の環境を、現在の図の環境で、再設定します。 このオプションは、 .I troff 入力ファイルの先頭でグローバルパラメータを設定するメカニズムとして -使われることを意図していますが、デフォルトの設定に戻したいときには +使われることを意図していますが、デフォルト設定を再設定したいときは いつでも使うことができます。 .TP .BI width\ N 図を強制的に幅 .I N インチにします。 -このオプションは、同じ図中に存在する他のスケールファクタを -上書きします。 +このオプションは、同じ図中に存在する他のスケールファクタに優先します。 .RB ` width .IR 0 ' -とすると、無視されます。 +は、無視されます。 .TP .BI height\ N -他のスケールファクタを上書きして、図を強制的に高さ +他のスケールファクタに優先して、図を強制的に高さ .I N インチにします。 -`width' と `height' 両方が指定されているときには、より値の小さい定数が -図のスケールを決定します。 +`width' と `height' 両方が指定されているときには、 +図をより小さくする制約が図のスケールを決定します。 .B height および .B width -コマンドは +コマンドは、 .B default -コマンドを使って保存はされません。 -しかしながら、このオプションが設定されている場合には -ポイントサイズのスケーリングに影響を与えます。 +コマンドでは保存はされません。 +しかしながら、 +ポイントサイズスケーリングが使用されている場合には、 +これに対する影響はあります。 .TP .BI file\ name カレントディレクトリ (あるいはライブラリディレクトリ。前述の @@ -309,10 +305,9 @@ gremlin .I name から図を取得します。 .B file -コマンドが 2 つ与えられた場合、2 つめのコマンドが最初のコマンドを -上書きします。 +コマンドが 2 つ与えられた場合、2 つめのコマンドが最初のコマンドに優先します。 .I name -が存在していない場合は、エラーメッセージが報告され、 +が存在しない場合は、エラーメッセージが報告され、 .B .GE 行から処理が再開されます。 .SH groff に関しての注意 @@ -350,18 +345,17 @@ gremlin .I grn を他のプリプロセッサと一緒に使う場合、 .IR tbl -が仕事をしすぎないように +が仕事をしすぎないようにするために、 .IR grn , .IR pic , -および .I ideal よりも前に .I tbl を呼び出すのが最も良いやり方です。 .I eqn -は必ず最後に起動させる必要があります。 +は必ず最後に起動させるべきです。 .PP -図はエンティティとみなされますが、 +図はひとつのエンティティとみなされますが、 ページの末尾を越えてしまった場合、 .I troff は図を分割しようとしてしまいます。 @@ -390,7 +384,7 @@ gremlin .I gremlin ファイル形式には 2 つの異なった形式があります。 .I AED -グラフィック端末用バージョンからのオリジナルの形式と +グラフィック端末用バージョン由来のオリジナルの形式と .I SUN および .I X11 @@ -410,7 +404,7 @@ gremlin で読み込むことができます。 他に .IR SUN / X11 -フォーマットが異なる点は、図のオブジェクトに対して番号を +の形式が異なる点は、図のオブジェクトに対して番号を 使うのではなく、名前 (例えば、POLYGON, CURVE) を使うことです。 同じ図を表すファイルを、それぞれの形式について 表 1 に示します。 .sp @@ -455,15 +449,16 @@ css. .RI ( SUN / X11 バージョン) のどちらかです。 .IP \(bu -ファイルの 2 行目には点の位置を決めるための方向、 +ファイルの 2 行目には点の位置を決めるための、方向、 .B x および .B y の値が含まれており、各値は空白で区切られています。 +方向は、 .B 0 あるいは .BR 1 -をとる方向は、 +をとり、 .IR SUN / X11 バージョンでは無視されます。 .B 0 @@ -482,11 +477,11 @@ css. および .B y は浮動小数値であり、このファイルが他のファイルに読み込まれる -際に利用される位置を与えます。 -この行の要素は、それほど重要なものではありません。 ``1 0.00 -0.00'' という値を推奨します。 +際に、位置決め点を与えるために使用されます。 +この行の要素は、それほど重要なものではありません。 +``1 0.00 0.00'' という値を推奨します。 .IP \(bu -このファイルの残りの部分は 0 個あるいは 1 個以上の要素を +このファイルの残りの部分は 0 個以上の要素を 記述したものになっています。 最後の要素を記述した後には、文字列 ``-1'' を持った行がきます。 .SH 要素の記述 @@ -545,7 +540,7 @@ css. 要素に対するブラシとサイズを与えます。 ブラシは、オブジェクトが描かれる際のスタイルを決定します。 ベクトル、円弧、および曲線については、ブラシの値として -正しいものが 6 個あります: +6 個の正当な値があります: .sp .DS .TS @@ -560,9 +555,9 @@ ncw(0.1i)l. .TE .DE .sp -ポリゴンに対しては、さらに 0 も正しい値となります。 +ポリゴンに対しては、さらに 0 も正当な値となります。 この値は、境界線の見えないポリゴンを指定するものです。 -テキストに対しては、ブラシは次のフォントを選択します: +テキストに対しては、ブラシは次のようにフォントを選択します: .sp .DS .TS @@ -585,14 +580,13 @@ ncw(0.1i)l. ``\\fI'' や ``\\d'' -のような、 (他の多くのものがそうであるように) フォントを -変更する可能性のあるフォーマット用シーケンスを含んでも -構いません。 +のような、フォントを変更し得る (他のこともする) +フォーマット用シーケンスを含んでも構いません。 テキストでは、サイズフィールドは 1 から 4 までの 10 進数です。 -これは、テキストが書かれるフォントサイズを選択します。 +これは、テキストが描画されるフォントサイズを選択します。 ポリゴンに対しては、このサイズフィールドはポリゴン内部を -埋めるために使われる点番号と解釈されます。 +埋めるために使われるスティプル番号と解釈されます。 この番号は、表示する際にスティプルフォントに置き換える インデックスとして使われます。 .IP \(bu @@ -602,7 +596,7 @@ ncw(0.1i)l. この情報はテキスト要素に対してのみ使われ、 テキスト文字列が情報の中に含まれています。 テキスト内部には空白文字が入っていても良いです。 -円弧、曲線、およびベクトルについては、この要素の行には +円弧、曲線、およびベクトルについては、それぞれの要素が対応する行には 文字列 ``0'' が入っています。 .SH 座標についての注意 .I gremlin @@ -611,11 +605,11 @@ ncw(0.1i)l. 用に設計され、その座標系は .I AED の座標空間を反映したものになっています。 -ベクトル図に対しては、x 値は 116 から 511 までをとり、 +垂直方向の図に対しては、x 値は 116 から 511 までをとり、 y 値は 0 から 483 までをとります。 水平方向の図に対しては、 x 値は 0 から 511 までをとり、 y 値は 0 から 367 までをとります。 -この範囲に必ずこだわることはありませんが、 +この範囲に必ずしもこだわることはありませんが、 少なくともこの近傍にとどめておけば最良の結果が 得られるでしょう。 さらに、点のリストは (-1, -1) で終わりますので、