New translation:
releases/3.0R/notes.sgml And related changes. Submitted by: Japanese doc team.
This commit is contained in:
parent
a58caa5ee2
commit
d3383d9dff
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/www/; revision=3834
3 changed files with 863 additions and 5 deletions
ja/releases
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@ -1,8 +1,8 @@
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# $Id: Makefile,v 1.1 1998-10-21 03:01:36 motoyuki Exp $
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# $Id: Makefile,v 1.2 1998-11-25 22:37:17 motoyuki Exp $
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# The FreeBSD Japanese Documentation Project
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# Original revision: 1.1
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# DOCS= announce.sgml notes.sgml errata.sgml
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DOCS= errata.sgml
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DOCS= notes.sgml errata.sgml
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.include "../../../web.mk"
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858
ja/releases/3.0R/notes.sgml
Normal file
858
ja/releases/3.0R/notes.sgml
Normal file
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@ -0,0 +1,858 @@
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<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2 Final//EN" [
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<!ENTITY base CDATA "../..">
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<!ENTITY date "$Date: 1998-11-25 22:37:17 $">
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<!ENTITY title "FreeBSD 3.0 Release Notes">
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||||
<!ENTITY % includes SYSTEM "../../includes.sgml"> %includes;
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||||
<!-- $Id: notes.sgml,v 1.1 1998-11-25 22:37:17 motoyuki Exp $ -->
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||||
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.3 -->
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]>
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<html>
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&header;
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<pre>
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リリースノート
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FreeBSD Release 3.0-RELEASE
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開発者と早期移行希望者向けの, 3.0-CURRENT からの初めてのリリースです.
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ドキュメントのいくつかの部分はまだ更新されていませんので, もし見つけま
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したら報告をお願いします. もちろん, インストールの失敗やクラッシュがあ
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りましたら freebsd-bugs@FreeBSD.org にメールするか send-pr コマンドを
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使って, できる限り早めに報告の方もお願いします (Web インターフェースの
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方がよい方は <A href="http://www.freebsd.org/send-pr.html">こちら</A> をご覧ください).
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FreeBSD と 3.0-RELEASE のディレクトリのレイアウトに関する情報は
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ABOUT.TXT をご覧ください (フロッピーからインストールしている場合は特に!).
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インストールに関する情報は INSTALL.TXT と HARDWARE.TXT ファイルをご覧
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ください.
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3.0-current (HEAD) ブランチでの最終公開であるということもなく,
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今まで通りにこのリリースに続いて daily snapshot も続いていきます.
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もし 3.0-RELEASE 以降の最新の技術をお望みであれば.
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<A href="ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD">ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD</A>
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からインストールしてください.
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目次:
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1. 2.2.X-RELEASE から何が新しくなったか
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1.1 カーネルでの変更
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1.2 セキュリティ上の修正
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1.3 ユーザランドでの変更
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2. サポートしている構成
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2.1 ディスクコントローラ
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2.2 イーサネットカード
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2.3 ATM
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2.4 その他のデバイス
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3. FreeBSD の入手
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3.1 FTP/Mail
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3.2 CDROM
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4. 以前の FreeBSD リリースからアップデートするには
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5. 問題のレポート, 提案をする場合, コードの提供
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6. 謝辞
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1. 2.2.X-RELEASE から何が新しくなったか
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ここで説明されている全ての変更点は特に [MERGED] として示されたもの以外
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は 3.0 ブランチ特有のものです.
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1.1. カーネルでの変更
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o 2.2.x での全ての SCSI サブシステムは, パフォーマンスやエラーリカバリ
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が改善され対応する SCSI コントローラも増えた CAM (Common Access
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Method) SCSI システムでほぼ完全に置き換えられました.
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o Network Computing Services, Inc. の HARP (the Host ATM Research
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Platform) ソフトウェアがシステムへ組み込まれました. 詳しくは
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/usr/src/share/examples/atm をご覧ください.
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o SMP (Symmetric MultiProcessing) ブランチが統合されました. まだカーネ
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ルは大部分リエントラントではありませんが, 作業は進行中です.
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o 4.4BSD-Lite2 のコードが (とうとう) 統合されました.
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o Secure RPC がサポートされました (NFS やその他と共に利用されます).
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o Sun の WEBNFS standard がサポートされました.
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o MSDOS ファイルシステムのコードは VFAT と FAT32 パーティションを扱え
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るようになりました.
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[MERGED: 2.2.7 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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o ATAPI/IDE CD burner のサポート (BETA).
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o ATAPI/IDE テープドライブのサポート (BETA).
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o VESA ビデオモードの利用のサポート. 最近のビデオカードの BIOS が提供
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するモードを選択・利用できるようになりました. これをサポートしている
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ハードウェアでは, 一般的な方法で, 132x60 固定サイズのコンソールおよ
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びハイレゾが使用可能になりました. これにより, 対応していないハードウェ
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アでもシンプルな 16 色, 800x600 の XFree86 サーバが動作します.
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o AdvanSys SCSI コントローラのサポート.
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o QLogic SCSI とファイバーチャンネルコントローラのサポート.
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o Adaptec 7890, 7891, 7895, 7896, 7897 ベースのコントローラのサポート
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(新しい 2940/2950/3940/3950 とその他).
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o ed0 (wd8xxxx, 3c503, NE2000, HP Lan+) イーサネットデバイスのデフォル
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ト IRQ を IRQ 5 から IRQ 10 へ変更しました.
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||||
ed1 イーサネットデバイスは削除されました. ユーザ設定ユーティリティ
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||||
(Userconfig) を使って, ネットワークカードの設定に合うように ed0 の値
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を変更してください.
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[MERGED: 両方とも 2.2.6 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあり
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ます]
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o time of day 時計をメンテしているコードが書き換えられました. 新しい機
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能は: カーネル内, ユーザランドの両方での真のナノ秒のサポート, NTPD
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において, 段階的ではない連続的な時刻調整, 外部からの時刻信号に対する
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高精度の同期のサポートです.
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o パラレルプリンタポートから TTL レベルの立ち上がりエッジで入力できる
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||||
PPS API (draft-mogul-pps-api-02.txt で説明されています) のサポートが
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プリンタドライバに加えられました.
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o マルチキャストアドレスには, 以前の in_ifaddr 構造体 と arpcom の使い
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まわしではなく, 新しい if_multiaddrs リストを使ってください. いまわ
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||||
しい multi_kludge を免れることができます.
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o Jason Thorpe が NetBSD 用に開発したイーサネットドライバの新しい
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if_media 選択方式が取り入れられました.
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[MERGED: 2.2.5 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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o マルチセッション ISO-9660 CD-ROM が完全にサポートされました. デフォ
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ルトでは, 最後のセッションがマウントされます (ルートマウントを含めて).
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ルートを含めないマウントの場合は, mount_cd9660(8) でコマンド引数を与
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えることで, デフォルトセッション以外のセッションをマウントすることが
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できます.
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o プロセスごとのアドレス空間から UPAGES がなくなりました. これにより,
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完全なアドレス空間と, 参照カウントによるページテーブル共有ができるよ
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うになりました.
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o 新しく fork された子プロセスは, fork() システムコールツリーを通らず,
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直接ユーザモードに移行します. これにより, fork時のカーネルスタックコ
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ピーがなくなり, 他の内部操作もシンプルになりました. これには UPAGES
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を取り除くことをサポートする必要があります (このアイデアは元々
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NetBSD からですが, 我々は違う理由でこれを行ないました).
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o 今回新しい共有セマンティックスの利点を活かした vfork() が完全に稼働
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し, 大幅な速度向上が得られました. なにか問題があれば,
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kern.fast_vfork sysctl 変数で使わないようにできます. 古いリリースや
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他の BSD 環境からの静的にリンクされたバイナリは, 4.4BSD (net2, Lite
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および Lite2) の popen() の実現にバグがあったため問題があります.
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rfork() もカーネルスレッドをサポートするためにこの機能を利用していま
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す.
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o Berkeley Software Design, Inc., Jonathan Lemmon, Mike Smith, Sean
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Eric Fagan, John Dyson のコントリビュートによりカーネルに VM86 のサ
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ポートが加えられました. また BSD/OS のコントリビュートによる dosemu
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も移植されました.
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o 死んだ子プロセスをゾンビ状態にせず, また SIGCHLD が発行されないこと
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を指示する SystemV 風のオプションである SA_NOCLDWAIT フラグが実装さ
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れました.
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o poll(2) が実現されました. 基本部分は NetBSD のものです. select() と
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poll() の両方のシステムコールは poll デバイス, file と vnode 操作ルー
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チンを使います.
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o OpenBSD と似た issetugid(2) が実装され同じ名前で呼ばれます. 我々は
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OpenBSD よりも多くの場合にフラグを設定しました. 我々の実装は少々細か
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すぎるところがあります.
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o カーネルスレッドのサポート追加とともに, 非同期入出力が実現されました
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(いまの段階では non-SMP 環境だけです).
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o 他のシステムとの互換性のためいくつかの他のシステムコール: getsid(2),
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setpgid(2), nanosleep(2).
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o 新しい signanosleep(2) システムコールは nanosleep(2) に似てはいます
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が特殊なシグナルマスクで, どのシグナルがスリープを目覚めさせるかを指
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定できます. 簡単に言うと「与えられた指定シグナルが発生するのを指定時
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間だけ待つ」ということです.
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o sleep(3) と usleep(3) は今回 signanosleep(2) から実装され, SIGALRM
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との連係のセマンティクスも修正されました. また, sleep(3) は正確に残
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り時間を返します.
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o カーネル内リンカ (in-kernel linker) が実装されました. lkm システムと
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これに起因するまやかしを置き換える予定です.
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o サポートされているすべてのネットワークプロトコルは, 「巨大 switch 文」
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であった pr_usrreq() を取り除くべく更新されました. そして, 以前の
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(本当に時々だけ正しい動作をした) curproc の検査と SS_PRIV ソケット状
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態のフラグのごたごたを, プロセスポインタをプロセス認証やsleepが必要
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となるかもしれない各ユーザリクエストに渡すように置き換えました.
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SS_PRIV フラグは, SO_PRIVSTATE ソケットオプションと共に今回削除され
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ました. プロトコルは今回の修正で, 今後のリリースにおいて, 一般的な
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send, recieve, poll ルーチンのエントリポイントを上書きして, より効率
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的なプロトコル依存の実現に置き換える機会を与えられました.
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最後に, ネットワークコードの多くの部分で, ソケットアドレスや他のメタ
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情報を mbuf に保持しないように書き換えられました. 最終的に mbuf を排
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除するための準備です.
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ソケットアドレスを返す機構は, 最も効率の良い方法を発見するためには,
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いまでももっとも変更を加えなければいけない部分です.
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o マルチキャスト ICMP ECHO REQUEST (``ping'') や ADDRESS MASK REQUEST
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パケットのレスポンスは sysctl 経由で無効にできるようになりました.
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netstat プログラムはこれが起きた回数の統計値を出力します.
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o ffs で稀に起こる些細なバグが修正されました.
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o VFS name キャッシュはより確実に効率よく動くよう作り直されました.
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o VOP_LOOKUP() の汎用の部分が, システムワイドの関数の中に置かれました.
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ファイルシステムはこの標準的な機能に頼ることができます.
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o Vnode のフリーリスト操作が全体的に大きく修正されました. 誰も管理して
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いない Vnode はフリーリストだけに存在します.
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o カーネルは可能ならばネームキャッシュに蓄えられた情報で getcwd() の補
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助をします.
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o 割り込み駆動の設定フック機構が実装されました. これはドライバに対して
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割り込みが完全になる後まで設定の一部を延期することを許します. これは
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boot を高速にします. サブデバイスのプローブ (例えば SCSI バスのプロー
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ブによるビジーウェイトを避けられるからです.
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o カーネルの timeout(9) システムがオーバーホールされました. callouts
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の挿入や削除が O(1) 時間で行われます. また, softclock でなされる仕事
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の総計が O(hash chain length) で済みます. 原著論文は
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||||
http://www.cs.berkeley.edu/~amc/research/timer/
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にあります.
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o 順序つきトランザクションを扱うための, ドライバのバッファキュー方式の
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変更. これは, 完全にサポートされたファイルシステムコードで, データと
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メタデータの順序付をするためです.
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o EISA の割り込み共有が実現されました. PCI の割り込み共有をサポートす
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るためのフレームワークで動作します.
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o Comtrol Rocketport カードのサポート.
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o IPFW のパケットとバイトカウンタが 32 ビットから 64 ビットへ拡張され,
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透過的 proxy をサポートするために 'FWD' 操作が追加され, また
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divert 操作が多少変更されました. 詳細は natd(8) および ipfw(8) の
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マニュアルページをご覧ください.
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o プラグ & プレイ (PnP) デバイスの (再) 設定ができる新しい PnP サポー
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ト. モデムも PnP 部で検出され, 自動的に割り当てられます.
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[MERGED: 2.2.6 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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o Luigi Rizzo 氏の新しいサウンドコードの取り入れ. このコードは今でもな
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お開発中ですが, いくつかの種類のカードをサポートしています.
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[MERGED: 2.2.6 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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o マウスのサポートをより良くするために psm, mse, sysmouse ドライバが改
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||||
良されました. 特に psm ドライバは多くのホイール付きマウスをサポート
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するようになりました.
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[MERGED: 2.2.6 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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o SMC EtherPower II 10/100 Fast Ethernet カード (SMC83c170 EPIC チップ
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ベースの SMC9432TX としても知られています) のサポートを追加.
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[MERGED: 2.2.7 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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||||
o ATAPI フロッピードライバ (LS-120) のサポートを追加.
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||||
[MERGED: 2.2.7 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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||||
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||||
o IBM Etherjet およびその他の Crystal Semiconductor CS89x0 ベースの
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NIC のサポートを追加.
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[MERGED: 2.2.7 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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o Texas Instruments TNET100 'ThunderLAN' PCI NIC のサポートを追加.
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[MERGED: 2.2.8 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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o 3c900 および 3c905 アダプタの完全バスマスタ DMA のサポートと 3c905B
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アダプタのサポートを追加.
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||||
[MERGED: 2.2.8 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
|
||||
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||||
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||||
1.2. セキュリティ上の修正
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-------------------------
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[MERGED: 2.2-STABLE ブランチの表示した日付以降の全ての変更点]
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97/7/29 OpenBSD から多くの lpr/lpd セキュリティの修正が取り込まれました.
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97/8/22 tip のバッファオーバーフローが修正されました (tip が set[ug]id
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||||
設定されていないので良性)
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97/8/26 glob でのバッファオーバーフローが修正されました. これを悪用す
|
||||
る方法は知られていません.
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||||
97/8/27 sendmail の vacation セキュリティ問題が修正されました (SNI).
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||||
97/8/29 子プロセスが終了する時に inetd はあまり sleep しないようになり
|
||||
ました. これにより DoS (denial of service: サービス妨害) 攻撃
|
||||
はより困難になりました.
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||||
97/8/29 fts に今回 race 対策と find -execdir が追加されました
|
||||
(-current のみ)
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||||
97/8/31 ゲームの setuid -> setgid の変更. これにより. どんなゲーム (に
|
||||
見つかるセキュリティホールを使った) への攻撃も無効となります
|
||||
(スコアファイルだけが攻撃を受ける可能性があります). 問題があれ
|
||||
ば eivind@FreeBSD.org へ報告をお願いします (スコアファイルの
|
||||
ownership 問題は既に知られています).
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||||
97/12/3 インテルの報告した F00F バグの修正が加えられました. もし
|
||||
Pentium をお持ちでなければ, NO_F00F_HACK カーネルオプションで
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||||
無効にできます.
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||||
98/1/20 LAND 攻撃に対するより強固な保護機構が取り込まれました.
|
||||
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||||
CERT 勧告 CA-97.17 で述べられている suidperl の弱点となりうる部分もま
|
||||
た, 修正できたと信じています.
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||||
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||||
KerberosIV が取り込まれました.
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||||
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||||
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||||
1.3. ユーザランドでの変更
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-------------------------
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||||
標準でのバイナリタイプ (とコンパイラのツールチェーン) が a.out から
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||||
ELF へ変更されました. このことは, 他にも有利な点はいろいろありますが,
|
||||
我々により新しいコンパイラ技術 (その多くが a.out をサポートしていませ
|
||||
んでした) に手をのばさせ, C++ のような言語のサポートをさらに良くするこ
|
||||
とを提供し, より小さく実行できることを可能にしました. 古い a.out ライ
|
||||
ブラリとバイナリは, もちろん, 引き続き動作しますし, 移行のために両方と
|
||||
も動作するように用意されました.
|
||||
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||||
Perl4 は, システムの標準機能の一つとしては Perl5 と置き換えられました.
|
||||
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||||
標準のユーザ名の長さが 16 文字へ増やされました.
|
||||
警告: 古い utmp/wtmp ファイルはデータレコードが古いサイズのままなので
|
||||
動作しません. これを援助する変換ユーティリティに関しては
|
||||
/usr/src/tools/3.0-upgrade をご覧ください.
|
||||
|
||||
/etc/sysconfig はよりコンパクトな /etc/rc.conf に置き換えられました.
|
||||
[MERGED: 2.2.1 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
|
||||
|
||||
fdisk(8) はディスクスライスの番号付けを 0 から 3 ではなく 1 から 4 と
|
||||
するようになりました. これで /dev でのデバイス名の番号と対応することに
|
||||
なりました.
|
||||
|
||||
Amd automounter が 1993 4.4BSD のバージョンから am-utils の最新
|
||||
current バージョンへ更新されました. map オプションは少々変わり, 新しい
|
||||
設定ファイル /etc/amd.conf がサポートされました. ``man 5 amd.conf'' を
|
||||
ご覧ください.
|
||||
|
||||
カスタム FreeBSD boot フロッピーと "mini systems" を作るための
|
||||
``picobsd'' パッケージが /usr/src/release/picobsd に入りました. 詳細は
|
||||
file:/usr/src/release/picobsd/README.html をご覧ください.
|
||||
|
||||
ネットワーク越しの操作をしているとき, finger(1) は, もはやリクエストを
|
||||
送った後すぐさまソケットをクローズせず, かわりにリモートが先にクローズ
|
||||
するのを待ちます (仕様は曖昧なので, 我々は多くのサーバの相互運用性のあ
|
||||
る動作に従います). これはある種のいかれた Linux マシンで MIT ディレク
|
||||
トリと finger を利用することが可能になったということです.
|
||||
|
||||
接続のクローズ直後の要求メッセージに対しておかしな反応をする変な HTTP
|
||||
の実装と接続するための, 新しい fetch(1) のフラグがあります.
|
||||
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||||
netstat(1) は今回より多くの統計 groups を得るために sysctl(3) を利用し,
|
||||
正しい unsigned 形式で出力します.
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||||
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||||
syscons tty にてシンプルな VGA グラフィックスを行うための新しい VGA ラ
|
||||
イブラリ(/usr/src/lib/libvgl) ができました (Linux の libSVGA に似たよ
|
||||
うなもの).
|
||||
[MERGED: 2.2.5 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
|
||||
|
||||
xntpd の syslogging はそれ自身のものになりました (LOG_NTP, ユーザラン
|
||||
ド名 "ntp").
|
||||
|
||||
新しい対の ioctl が追加されました. SIOC[SG]IFGENERIC. 目的はネットワー
|
||||
クインターフェースに対して勝手な ioctl サブ命令を渡したことをフックする
|
||||
ためです. これは, 例えば, ドライバとユーザランドユーティリティの間の
|
||||
変わりやすいオプションや, PPP ドライバにとっての CHAP name と secret
|
||||
のような通信の必要性, などです.
|
||||
|
||||
sppp(4) は FreeBSD 2.2.X から少しずつ改善されてきました.
|
||||
今回 dial-on-demand 接続の準備をしながら (それはしばしば ISDN 越しに操
|
||||
作することのように), もっと多くの LCP と IPCP ネゴシエーションを提供す
|
||||
る full-fledged PPP state マシンとして働きます. それは PAP か CHAP の
|
||||
認証を提供します. 対応するユーザランド部分である spppcontrol(8) は前述
|
||||
の SIOC[SG]IFGENERIC ioctl 命令を利用する最初のプログラムです.
|
||||
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||||
moused(8) が多くのホイール付きマウスをサポートするように更新されました.
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また, 標準の PnP COM デバイスをサポートしたマウスを自動検出しますので,
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||||
ユーザはコマンドラインからマウスのプロトコルタイプを与える必要はありま
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||||
せん.
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||||
[MERGED: 2.2.6 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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||||
ppp(8) は PPP マルチリンクプロトコル (rfc1990), PPP コールバック (CBCP
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||||
拡張と共に), クライアントサイト DNS ネゴシエーションを含んだ多くの追加
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||||
的な機能をサポートしました. 設定の変更点に関する詳細はソースディレクト
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||||
リ下のREADME.changes を参照のこと.
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Single UNIX 仕様, バージョン 2 で定義されたロックを行なう Pthread
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read/write が POSIX threads ライブラリである libc_r に追加されました.
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システムファイルがユーザ `root', グループ `wheel' の所有になりました.
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UID 0 は `bin' よりも保護レベルが高いのです. NFS 越しには特に (保護レ
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||||
ベルが高いのです).
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/bin/sh の signal と trap handling は作り直されました. 他にもあります
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||||
が, これで tty-mode の emacs は system(2) から呼び出しても動作します.
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||||
例えば, メールエージェントからです. いつくかの構文バグは修正されました.
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||||
[MERGED: 2.2.8 およびそれ以降の 2.2-STABLE ブランチにもあります]
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||||
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||||
systat(1), iostat(8), rpc.rstatd(8), vmstat(8) が新しく devstat(3) ラ
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||||
イブラリと devstat(9) 統計サブシステムを使うようにオーバーホールされま
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||||
した. 他に強化されたものはありますが, これらのユーティリティ (ええっと,
|
||||
pc.rstatd(8) の例外などと共に) は今回さらに使いやすい統計値を出力しま
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||||
すし, システムのはじめの8個だけではなく, 全てのデバイスの統計値を見る
|
||||
ことができます.
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2. サポートしている構成
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FreeBSD は現在, ISA, VLB, EISA, PCI バスの 386SX から Pentium クラスま
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||||
でのさまざまな種類の PC で動作します (ただし 386SX はお勧めできません).
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||||
IDE, ESDI ドライブや, さまざまな SCSI コントローラ, ネットワークカードや
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||||
シリアルカードにも対応しています.
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以下は FreeBSD で現在動作がすることが確認されているすべての周辺機器のリ
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ストです. これ以外の構成でも動作すると思われますが, ここでは動作報告が
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あったものだけを記載しています.
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2.1. ディスクコントローラ
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WD1003 (あらゆる MFM/RLL)
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WD1007 (あらゆる IDE/ESDI)
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IDE
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ATA
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Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ
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Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ
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Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ
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(スタンダード, エンハンスドモード)
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Adaptec 274X/284X/2920/2940/2950/3940/3950 (Narrow/Wide/Twin) シリーズ
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EISA/VLB/PCI SCSI コントローラ
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Adaptec AIC7850, AIC7880, AIC789x オンボード SCSI コントローラ
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||||
AdvanSys SCSI コントローラ (全モデル)
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||||
Buslogic 545S & 545c
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||||
Buslogic 445S/445c VLB SCSI コントローラ
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||||
Buslogic 742A, 747S, 747c EISA SCSI コントローラ
|
||||
Buslogic 946c PCI SCSI コントローラ
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||||
Buslogic 956c PCI SCSI コントローラ
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||||
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||||
Buslogic 545S & 545c
|
||||
Buslogic 445S/445c VLB SCSI コントローラ
|
||||
Buslogic 742A, 747S, 747c EISA SCSI コントローラ
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||||
Buslogic 946c PCI SCSI コントローラ
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||||
Buslogic 956c PCI SCSI コントローラ
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||||
DPT SCSI/RAID コントローラ (ほとんどの変種)
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SymBios (以前の NCR 製) 53C810, 53C825, 53c860 および 53c875 PCI SCSI
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コントローラ:
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||||
ASUS SC-200
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||||
Data Technology DTC3130 (すべての変種)
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||||
NCR cards (すべて)
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||||
Symbios cards (すべて)
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||||
Tekram DC390W, 390U and 390F
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||||
Tyan S1365
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QLogic SCSI および Fibre Channel コントローラ
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||||
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DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーションモードにて)
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||||
以上のサポートされているすべての SCSI コントローラにおいて, SCSI-I お
|
||||
よび SCSI-II の周辺機器についてすべてのサポートが提供されています. こ
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||||
れにはハードディスク, 光磁気ディスク, テープドライブ (DAT と 8mm
|
||||
Exabyte を含む), メディアチェンジャ, プロセッサとして動作するターゲッ
|
||||
トデバイス, CDROM ドライブが含まれます. CDROM コマンドをサポートする
|
||||
WORM デバイスはCDROM ドライバによる読み取り専用アクセスのみサポートさ
|
||||
れています. WORM/CD-R/CD-RW への書き込みは ports ツリーにある cdrecord
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||||
によりサポートされています.
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現在, 以下の種類の CDROM がサポートされています:
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(cd) SCSI インターフェース (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI
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||||
も含む)
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||||
(matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インターフェース
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||||
(562/563 モデル)
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||||
(scd) Sony 専用インターフェース (全モデル)
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||||
(wcd) ATAPI IDE インターフェース
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SCSI テープのサポート:
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CAM の SCSI テープドライバは, 古い型の (そして, しばしば実装に問題が
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||||
ある) テープドライブはまだうまく扱えません. もし Exabyte 8200 や 古
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||||
い型の QIC のテープドライブのような古い型の SCSI-1 のテープドライブ
|
||||
を手に入れたとしたら, CAM のテープドライバではうまく動作しないでしょ
|
||||
う. これはもちろん既知の問題点で, 現在作業中です.
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||||
ほとんどが SCSI-2 に適合している最近のテープドライブはうまく動作する
|
||||
はずです. 例えば DAT (DDS-1, 2 および 3), DLT, および最近の Exabyte
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||||
8mm ドライブはうまく動作するはずです.
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||||
特定のテープドライブがサポートされているかどうか知りたいのなら, 一番
|
||||
の方法は実際に試してみることです!
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以下のドライバは古い SCSI サブシステムではサポートされていましたが, 新
|
||||
しい CAM の SCSI サブシステムでは「まだ」サポートされていません.
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Tekram DC390 および DC390T コントローラ (おそらく AMD 53c974 ベース
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||||
の他のカードも含めて).
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NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ
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UltraStor 14F, 24F および 34F SCSI コントローラ
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||||
Seagate ST01/02 SCSI コントローラ
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||||
Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ
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||||
WD7000 SCSI コントローラ
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Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (非ブートデバイスとして)
|
||||
Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ
|
||||
Adaptec AIC-6260 および AIC-6360 ベースのボード. これには AHA-152X お
|
||||
よび SoundBlaster SCSI カードを含みます.
|
||||
|
||||
[ 注: AIC-6260/6360 および UltraStor ドライバを新しい CAM SCSI の枠
|
||||
組みに移植する作業が進行中ですが, いつ完成するか, 本当に完成するか
|
||||
どうかはまだわかりません. ]
|
||||
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||||
以下のドライバは保守されていません. これらは動くかも知れませんし, 動か
|
||||
ないかもしれません:
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||||
フロッピーテープインターフェース (Colorado/Mountain/Insight)
|
||||
|
||||
(mcd) Mitsumi 専用 CD-ROM インターフェース (全モデル)
|
||||
|
||||
2.2. イーサネットカード
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||||
-----------------------
|
||||
Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード
|
||||
|
||||
AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974)
|
||||
|
||||
SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインターフェース, そしてその他多くの
|
||||
WD8003E, WD8003EBT, WD8003W, WD8013W, WD8003S, WD8003SBT, WD8013EBT ベー
|
||||
スの互換品. SMC Elite Ultra. SMC Etherpower II.
|
||||
|
||||
Texas Instruments ThunderLAN PCI NIC. これには以下のものを含みます:
|
||||
Compaq Netelligent 10, 10/100, 10/100 Proliant, 10/100 Dual-Port
|
||||
Compaq Netelligent 10/100 TX Embedded UTP, 10 T PCI UTP/Coax, 10/100 TX UTP
|
||||
Compaq NetFlex 3P, 3P Integrated, 3P w/ BNC
|
||||
Olicom OC-2135/2138, OC-2325, OC-2326 10/100 TX UTP
|
||||
|
||||
DEC EtherWORKS III NICs (DE203, DE204, および DE205)
|
||||
DEC EtherWORKS II NICs (DE200, DE201, DE202, および DE422)
|
||||
DEC DC21040, DC21041, または DC21140 ベースの NIC (SMC Etherpower 8432T,
|
||||
DE245 等)
|
||||
DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC
|
||||
|
||||
Fujitsu MB86960A/MB86965A
|
||||
|
||||
HP PC Lan+ カード (モデルナンバー 27247B および 27252A).
|
||||
|
||||
Intel EtherExpress 16
|
||||
Intel EtherExpress Pro/10
|
||||
Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet
|
||||
|
||||
Isolan AT 4141-0 (16 bit)
|
||||
Isolink 4110 (8 bit)
|
||||
|
||||
Novell NE1000, NE2000, および NE2100 イーサネットインターフェース
|
||||
|
||||
3Com 3C501 カード
|
||||
|
||||
3Com 3C503 Etherlink II
|
||||
|
||||
3Com 3c505 Etherlink/+
|
||||
|
||||
3Com 3C507 Etherlink 16/TP
|
||||
|
||||
3Com 3C509, 3C579, 3C589 (PCMCIA), 3C590/592/595/900/905/905B PCI およ
|
||||
び EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL
|
||||
|
||||
Toshiba イーサネットカード
|
||||
|
||||
Crystal Semiconductor CS89x0 ベースの NIC (IBM Etherjet ISA を含みます)
|
||||
|
||||
IBM と National Semiconductor 製の PCMCIA イーサネットカードもサポート
|
||||
されています.
|
||||
|
||||
現在トークンリングのカードは「全く」サポートされていません. 私たちは誰
|
||||
かがドライバを寄付してくださるのを待っています. 誰かやりませんか?
|
||||
|
||||
2.3 ATM
|
||||
-------
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||||
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||||
o ATM ホストインターフェース
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||||
- FORE Systems, Inc. PCA-200E ATM PCI アダプタ
|
||||
- Efficient Networks, Inc. ENI-155p ATM PCI アダプタ
|
||||
|
||||
o ATM シグナリング方式
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||||
- The ATM Forum UNI 3.1
|
||||
- The ATM Forum UNI 3.0
|
||||
- The ATM Forum ILMI アドレス登録
|
||||
- FORE Systems 独自の SPANS
|
||||
- Permanent Virtual Channels (PVCs)
|
||||
|
||||
o IETF の "Classical IP and ARP over ATM" モデル
|
||||
- RFC 1483, "Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5"
|
||||
- RFC 1577, "Classical IP and ARP over ATM"
|
||||
- RFC 1626, "Default IP MTU for use over ATM AAL5"
|
||||
- RFC 1755, "ATM Signaling Support for IP over ATM"
|
||||
- RFC 2225, "Classical IP and ARP over ATM"
|
||||
- RFC 2334, "Server Cache Synchronization Protocol (SCSP)"
|
||||
- Internet Draft draft-ietf-ion-scsp-atmarp-00.txt,
|
||||
"A Distributed ATMARP Service Using SCSP"
|
||||
|
||||
o ATM ソケットインタフェース
|
||||
|
||||
2.4. その他のデバイス
|
||||
---------------------
|
||||
|
||||
AST 4 ポート シリアルカード (共有 IRQ 使用)
|
||||
|
||||
ARNET 8 ポート シリアルカード (共有 IRQ 使用)
|
||||
ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル
|
||||
|
||||
Boca BB1004 4 ポートシリアルカード (Modem はサポートして「いません」)
|
||||
Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています)
|
||||
Boca BB1008 8 ポートシリアルカード (Modem はサポートして「いません」)
|
||||
Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています)
|
||||
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||||
Comtrol Rocketport カード
|
||||
|
||||
Cyclades Cyclom-y シリアルボード
|
||||
|
||||
STB 4 ポートカード (共有 IRQ 使用)
|
||||
|
||||
SDL Communications Riscom/8 シリアルボード
|
||||
SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード
|
||||
|
||||
Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO, EasyConnection 8/32 & 8/64,
|
||||
Onboard 4/16, Brumby
|
||||
|
||||
Adlib, SoundBlaster, SoundBlaster Pro, ProAudioSpectrum, Gravis
|
||||
UltraSound そして Roland MPU-401 サウンドカード (snd ドライバ)
|
||||
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||||
Crystal Semiconductors, OPTi, Creative Labs, Avance, Yamaha および
|
||||
ENSONIQ 製のほとんどの ISA audio codec (pcm driver)
|
||||
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||||
Connectix QuickCam
|
||||
Matrox Meteor Video フレームグラバー
|
||||
Creative Labs Video Spigot フレームグラバー
|
||||
Cortex1 フレームグラバー
|
||||
Hauppauge Wincast/TV ボード (PCI)
|
||||
STB TV PCI
|
||||
Intel Smart Video Recorder III
|
||||
Brooktree Bt848 チップベースのフレームグラバー各種
|
||||
|
||||
HP4020, HP6020, Philips CDD2000/CDD2660 と Plasmon CD-R ドライブ
|
||||
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||||
PS/2 マウス
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||||
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||||
標準 PC ジョイスティック
|
||||
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||||
X-10 power コントローラ
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||||
GPIB および Transputer ドライバ
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||||
Genius および Mustek ハンドスキャナ
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||||
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||||
Virtual Computers (www.vcc.com) の HOT1 と互換性のある XILINX XC6200
|
||||
を搭載した再構成可能ハードウェアカード
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||||
Dave Mills の実験的な Loran-C 受信機のサポート
|
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現在 FreeBSD では IBM のマイクロチャネル (MCA) バスはサポートして「い
|
||||
ません」.
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||||
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||||
3. FreeBSD の入手
|
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-----------------
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||||
FreeBSD を入手する方法はいろいろあります:
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3.1. FTP/Mail
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-------------
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FreeBSD および付随するすべてのパッケージは、正式な FreeBSD のリリースサ
|
||||
イトである `ftp.freebsd.org' から ftp で入手できます。
|
||||
|
||||
他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に記載さ
|
||||
れています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に) 一番近いとこ
|
||||
ろから ftp してください。なおミラーサイトになりたいというところは歓迎し
|
||||
ます。正式なミラーサイトになりたい場合には、freebsd-admin@freebsd.org
|
||||
まで詳細を問い合わせてください.
|
||||
|
||||
インターネットに対する直接のアクセス手段を持たず、電子メールしか使えない
|
||||
という場合には、`ftpmail@ftpmail.vix.com' にメールを送ってファイルを入手
|
||||
することもできます。メッセージに help と書いたメールをこの電子メールアド
|
||||
レスに送ると詳しい使い方がわかります。ただし、この方法では全部で「数十メ
|
||||
ガバイト」のファイルをメールで転送することになります。他に手段がない場合
|
||||
の「最後の手段」と考えてください。
|
||||
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||||
|
||||
3.2. CDROM
|
||||
----------
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||||
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||||
FreeBSD 3.0-RELEASE と 2.2.x-RELEASE の CDROM を次のところに注文すること
|
||||
も可能です。
|
||||
|
||||
Walnut Creek CDROM
|
||||
4041 Pike Lane, Suite D
|
||||
Concord CA 94520
|
||||
1-800-786-9907, +1-925-674-0783, +1-925-674-0821 (FAX)
|
||||
|
||||
インターネットからは orders@cdrom.com または http://www.cdrom.com で注文
|
||||
できます。最新のカタログは次のところから ftp で入手できます。
|
||||
|
||||
ftp://ftp.cdrom.com/cdrom/catalog
|
||||
|
||||
-RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には 24.95 ド
|
||||
ルです。 FreeBSD SNAPshot CD は、手に入る時期には 39.95 ドル、
|
||||
FreeBSD-SNAP の定期購読は 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の予約は別々
|
||||
に扱っています)。定期購読制では、新しいバージョンがリリースされるごとに
|
||||
自動的に送られてきます。料金はディスクが配送されるたびにクレジットカード
|
||||
からは引き落されます。キャンセルについても特に制約はなく、いつでも解約で
|
||||
きます。
|
||||
|
||||
配送料は (注文毎でディスク毎ではありません) はアメリカ合衆国国内、カナ
|
||||
ダ、メキシコで 5 ドル、それ以外は 9 ドルです。 Visa, Mastercard,
|
||||
Discover, Amarican Express または合衆国国内の小切手が利用できます。
|
||||
合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しします。カリフォルニア在住の方は、
|
||||
8.25% の消費税が加わります。
|
||||
|
||||
もし気に入らなければ, CD は無条件に返すことができます.
|
||||
|
||||
|
||||
4. 以前の FreeBSD リリースからアップデートするには
|
||||
--------------------------------------------------
|
||||
|
||||
FreeBSD の 以前のリリース, たぶん多くは 2.2.x , あるいは (もっと少ない
|
||||
でしょうが) 2.1.x からアップグレードしようとしているのなら, 下記の事項
|
||||
が (もちろんアップグレードの方法によりますが) 関係してきます. FreeBSD
|
||||
全体をアップグレードするには以下の二つの手順がよく使われます.
|
||||
|
||||
o /usr/src 以下のソースを使う
|
||||
o sysinstall の (バイナリ) アップグレードオプションを使う
|
||||
|
||||
ソースを用いる場合に知っておくべきターゲット (訳注: make コマンドの引
|
||||
数) はたったの二つだけです. 標準的な ``world'' ターゲットは 2.x のシス
|
||||
テムを 3.0 にアップグレードします. ``aout-to-elf'' ターゲットは既存シ
|
||||
ステムをアップグレードし, かつ既存システムを ELF バイナリフォーマット
|
||||
化します.
|
||||
バイナリアップグレードオプションの場合には, システムは即座に 3.0/ELF
|
||||
に移行しますが, 古いバイナリとの互換性のため /<basepath>/lib/aout 以下
|
||||
のディレクトリに古いライブラリを移動します.
|
||||
|
||||
どちらの場合でも, ELF 化によって実行バイナリがいくらか小さくなり, また
|
||||
他の ELF 環境では既に採用されている様々なコンパイラ機能を利用できるよ
|
||||
うになります (これまでの, ある意味でごちゃごちゃしていた a.out 形式は,
|
||||
もはや他のほとんどのソフト開発プロジェクトでサポートを打ち切られていま
|
||||
す). 反面, ELF 環境への対応の遅れによって, 利用できる port や package
|
||||
の種類は大変少なくなってしまいます. 間もなくこの問題は解決する予定です
|
||||
が, 現時点で素晴らしい数の package とサードパーティー製のプログラムを
|
||||
利用することにこだわるならば, a.out 形式を使い続けるべきでしょう.
|
||||
|
||||
カーネルはまだ a.out 形式なので, 旧式の LKM やライブラリインタフェース
|
||||
群をまだ利用することができます. しかし, 3.0-RELEASE 以降のある時点で
|
||||
ELF への完全な移行が 行われる予定です. 従ってカーネルの動的コンポーネ
|
||||
ントを開発するのならば, 旧式の LKM 形式ではなく新しい KLD 方式を使って
|
||||
ください. LKM 形式は近い将来サポートされなくなります.
|
||||
|
||||
[ アップグレードに関する他の重要な注意はここに入れます ]
|
||||
|
||||
|
||||
5. 問題のレポート, 提案をする場合, コードの提供
|
||||
-----------------------------------------------
|
||||
提案, バグレポート, コードの提供はいつでも歓迎されます. なにか問題をみつ
|
||||
けたら, ためらわずにレポートしてください (可能なら, 修正方法もあると非常
|
||||
に助かります).
|
||||
|
||||
インターネットのメールが使える環境からバグレポートを送る場合には,
|
||||
send-pr コマンドか http://www.freebsd.org/send-pr.html にある CGI を使う
|
||||
とよいでしょう. バグレポートはバグ記録プログラムによって忠実に整理され,
|
||||
バグレポートについてできるかぎり早く対応することができます. このようにし
|
||||
て記録されたバグの内容については, 私たちの WEB サイトのサポートセクショ
|
||||
ンで見ることができますので, バグレポートとして, あるいは他のユーザが問題
|
||||
を認識する「指標」としても重要な意味を持ちます.
|
||||
|
||||
なんらかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない
|
||||
場合には, 次のアドレスへメールで送ってみてください.
|
||||
|
||||
freebsd-bugs@FreeBSD.org
|
||||
|
||||
send-pr そのものはシェルスクリプトなので, まったく異なるシステム上でも簡
|
||||
単に動作させることができます. 障害レポートの追跡がより簡単になるので, こ
|
||||
のインタフェースを使って頂くのが非常に好ましいのです. しかし提出する前に
|
||||
障害がすでに修正されていないかどうか確認してください.
|
||||
|
||||
|
||||
その他, 質問やテクニカルサポートについてなどは次のアドレスへメールしてく
|
||||
ださい.
|
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freebsd-questions@FreeBSD.org
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また, 私たちは, ボランティアの新しい助けの手をいつでも歓迎します - 私た
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ちだけではもうとてもこなしきれないほど, やりたいことが山積みになっている
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のです. 技術的な面で私たちにコンタクトする場合, あるいは援助の申し出は次
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のアドレスへメールしてください.
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freebsd-hackers@FreeBSD.org
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これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので,
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メールアクセスが遅いとか, アクセスが高くつく場合で, しかも FreeBSD に関
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する重要なイベントの情報だけあればよいという場合は, 次のメーリングリスト
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に申し込むのがよいでしょう.
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freebsd-announce@FreeBSD.org
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すべてのメーリングリストは希望があれば自由に参加できます.
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MajorDomo@FreeBSD.org にボディに help とだけ書いた行を含むメッセージを
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送ってください. これで, いろんなメーリングリストに参加する方法や, アーカ
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イブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます. ここでは触れていま
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せんが, 他にも面白いことを議論するいろいろなメーリングリストがありますの
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で, majordomo にメールを送って問い合わせて見てください.
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6. 謝辞
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FreeBSD は世界中の (数百はいかないかもしれませんが) たくさんの人々がお
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こなった作業の累積の結果であり, そのおかげで, このリリースがあなたの手
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元に届いています. FreeBSDプロジェクトのスタッフの完全なリストについて
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は, 以下をご覧ください:
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http://www.freebsd.org/handbook/staff.html
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doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下にもあります:
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file:/usr/share/doc/handbook/staff.html
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以下の方々に特に感謝します:
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寄贈者の方々 http://www.freebsd.org/handbook/donors.html にリ
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ストがあります.
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ほとんど独力で ports コレクションを ELF に変換した
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<a href="mailto:jseger@freebsd.org">Justin M. Seger</a>.
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FreeBSD/alpha をついに作り上げた
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<a href="mailto:dfr@freebsd.org">Doug Rabson</a> および
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<a href="mailto:jb@freebsd.org">John Birrell</a> それに間接的に重要な援助をしてくれた
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the NetBSD project.
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新しいカーネルモジュールシステムについて (Doug Radson からの重
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要な支援とともに)
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<a href="mailto:peter@freebsd.org">Peter Wemm</a>.
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そして全世界の数万の FreeBSD ユーザとテスタの皆さん. 彼らがいな
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ければこのリリースはまったく不可能だったでしょう.
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今回の FreeBSD のリリースを, あなたが楽しむことができる, と心から祈って.
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The FreeBSD Project
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</pre>
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<p></p><a href="../index.html">Release Home</a>
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&footer;
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</body>
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</html>
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@ -1,10 +1,10 @@
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<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2//EN" [
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<!ENTITY base CDATA "..">
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<!ENTITY date "$Date: 1998-11-10 19:18:59 $">
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<!ENTITY date "$Date: 1998-11-25 22:37:16 $">
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<!ENTITY title "Release Information">
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<!ENTITY % includes SYSTEM "../includes.sgml"> %includes;
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]>
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<!-- $Id: index.sgml,v 1.11 1998-11-10 19:18:59 motoyuki Exp $ -->
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<!-- $Id: index.sgml,v 1.12 1998-11-25 22:37:16 motoyuki Exp $ -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.24 -->
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@ -27,7 +27,7 @@
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<p><b>3.0 をリリース</b> (1998年10月)
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<A HREF="../../releases/3.0R/announce.html">アナウンス</A> :
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<A HREF="../../releases/3.0R/notes.html">リリースノート</A> :
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||||
<A HREF="./3.0R/notes.html">リリースノート</A> :
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<A HREF="./3.0R/errata.html">Errata (正誤表)</A>.
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</em></p>
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