From ed301be5f499cdf1668c811c0ce4e419fa6c97fa Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Jun Kuriyama Date: Sun, 30 Jan 2000 00:07:07 +0000 Subject: [PATCH] Merge the changes in the English version. 1.10 -> 1.31 book.sgml Submitted by: "Naoyuki (Condle) Mori." Reviewed by: Hiroki Sato --- ja_JP.eucJP/books/faq/book.sgml | 381 +++++++++++++++++--------------- 1 file changed, 201 insertions(+), 180 deletions(-) diff --git a/ja_JP.eucJP/books/faq/book.sgml b/ja_JP.eucJP/books/faq/book.sgml index 4b5df80719..7e207ac907 100644 --- a/ja_JP.eucJP/books/faq/book.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/books/faq/book.sgml @@ -1,9 +1,13 @@ - + +%man; +]> + - + -FreeBSD 2.X についての FAQ (よくある質問とその答え) +FreeBSD 2.X と 3.X についての FAQ (よくある質問とその答え) @@ -11,9 +15,9 @@ -$FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/books/faq/book.sgml,v 1.27 1999/11/08 14:29:58 kuriyama Exp $ +$FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/books/faq/book.sgml,v 1.28 1999/11/09 22:01:11 kuriyama Exp $ - これは FreeBSD システムバージョン 2.X についての FAQ です. 特に断わりがない限りはどの項目も FreeBSD 2.0.5 以降のものを想定しています. <XXX>のついている項目はまだ作業中のものです. この FreeBSD ドキュメンテーション プロジェクトに協力したいと思ったら, FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトメーリングリスト <freebsd-doc@FreeBSD.ORG> + これは FreeBSD システムバージョン 2.X と 3.X についての FAQ です. 特に断わりがない限りはどの項目も FreeBSD 2.0.5 以降のものを想定しています. <XXX>のついている項目はまだ作業中のものです. この FreeBSD ドキュメンテーション プロジェクトに協力したいと思ったら, FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトメーリングリスト <freebsd-doc@FreeBSD.ORG> まで (英語で) 電子メールを送ってください. このドキュメントの最新バージョンは, いつでも 日本国内版 FreeBSD World Wide Web サーバFreeBSD World Wide Web サーバで 見ることができます. @@ -51,7 +55,7 @@ <sugimura@jp.FreeBSD.org>. 5 November 1997. -FreeBSD 2.X FAQ へようこそ! +FreeBSD 2.X-3.X FAQ へようこそ! Usenet の FAQ がそうであるように, この文書も FreeBSD オペレーティングシステムに関して頻繁に尋ねられる質問を @@ -159,16 +163,16 @@ GPL FreeBSD の最新バージョンは? -3.2 が最新の stable バージョンで, -1999 年 5 月にリリースされました. また, これは最新の release +3.4 が最新の stable バージョンで, +1999 年 12 月にリリースされました. また, これは最新の release バージョンでもあります. -簡単に言ってしまうと, -stable は最新の -current +簡単に言ってしまうと, -STABLE は最新の -CURRENT のスナップショットのすばらしい新機能の数々よりも, 安定性と変更回数の 少なさを好む ISP や他の企業のユーザをターゲットにしています. リリースはこの二種類の "ブランチ" で行なわれますが, -(-stable と比較すると多少)不安定な動作があるということを -許容できるなら, 必要となるのは -current の方だけでしょう. +(-STABLE と比較すると多少)不安定な動作があるということを +許容できるなら, 必要となるのは -CURRENT の方だけでしょう. 各リリースは @@ -183,28 +187,28 @@ FreeBSD-stable -FreeBSD-currentって何? +FreeBSD-CURRENTって何? -FreeBSD-current は +FreeBSD-CURRENT は オペレーティングシステムのの開発バージョンで, やがて 4.0-RELEASE となります. よってこれは, そこに携わっている開発者や, どんな障害をも乗り越えていけるタフな愛好家たちにとってのみ 興味深いものです. --current の使用に際しての詳細は ハンドブック の +-CURRENT の使用に際しての詳細は ハンドブック関連するセクション を参照してください. オペレーティングシステムに馴染みがない場合や一時的な問題か -本物の問題かを見極める能力がない場合は, FreeBSD-current を +本物の問題かを見極める能力がない場合は, FreeBSD-CURRENT を 使うべきではありません. このブランチは時々急激に拡張されたり, ビルドできない状態になることもちょっちゅうあります. -FreeBSD-current を使う人は, 問題を分析して「小さな欠陥」では +FreeBSD-CURRENT を使う人は, 問題を分析して「小さな欠陥」では なく間違いであると思われるものだけを報告できるものと想定され ています. 「make world したら group 関係でエラーがでました」 -のような質問は -current メーリングリストでは軽蔑の眼差しで +のような質問は -CURRENT メーリングリストでは軽蔑の眼差しで あしらわれることもあります. -時たま, -current の開発コードから snapshot が作成され, snapshot の中からは 配布 CD-ROM +時たま, -CURRENT の開発コードから snapshot が作成され, snapshot の中からは 配布 CD-ROM が作成されることもあります. それぞれの snapshot には以下のような目的があります: @@ -219,7 +223,7 @@ FreeBSD-current 試してみたいけれど, 基礎的な所から毎日変わるような ものを追いかける時間もバンド幅も無い, という人にも --current を使えるようにする. また, そのような人たち +-CURRENT を使えるようにする. また, そのような人たち のシステム移行のための手っ取り早い方法を提供する. @@ -244,20 +248,20 @@ CVS 基づく要求は行わないでください. 安定性やテスト十分性にこだわる人は 完全なリリースから離れてはいけません. -4.0-current および 3.0-stable ブランチ両方の snapshot は, +4.0-CURRENT および 3.0-STABLE ブランチ両方の snapshot は, 平均的に一日に一度生成されており, ftp://current.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ から直接入手することが できます. -FreeBSD-stable のコンセプトって何? +FreeBSD-STABLE のコンセプトって何? FreeBSD 2.0.5 がリリースされた後, 私たちは FreeBSD の開発を -2 系統に分割することにしました. 一つは -stable というブランチで, バグの修正はしっかりテストされ, +2 系統に分割することにしました. 一つは -STABLE というブランチで, バグの修正はしっかりテストされ, 機能の強化は少しずつしか行われません (急な変更や実験的機能を望まない, インターネットサービスプロバイダや営利企業向け). もう一方のブランチは --current で, +-CURRENT で, 2.0 がリリースされて以来 4.0-RELEASE (そしてその後も) へ向けて脈々と 続いているものです. ASCII で描いた簡単な図がわかりやすいかは自信がありませんが, @@ -267,12 +271,12 @@ ASCII 2.0 | | - | [2.1-stable] - *BRANCH* 2.0.5 -> 2.1 -> 2.1.5 -> 2.1.6 -> 2.1.7.1 [2.1-stable 終了] + | [2.1-STABLE] + *BRANCH* 2.0.5 -> 2.1 -> 2.1.5 -> 2.1.6 -> 2.1.7.1 [2.1-STABLE 終了] | (1997年3月) | | - | [2.2-stable] + | [2.2-STABLE] *BRANCH* 2.2.1 -> 2.2.2-RELEASE -> 2.2.5 -> 2.2.6 -> 2.2.7 -> 2.2.8 [終了] | (1997年3月) (97年10月) (98年4月)(98年7月)(98年12月) | @@ -282,19 +286,19 @@ ASCII | 3.0.0-RELEASE (1998年10月) | - | [3.0-stable] + | [3.0-STABLE] *BRANCH* 3.1 (Feb 1999) -> 3.2 -> ... 今後の 3.x リリース群 ... | (1999年5月) | \|/ + - [4.0-current として継続中] + [4.0-CURRENT として継続中] --current ブランチは 4.0 とその先へ向けてゆっくりと進化を続けており, -以前の 2.2-stable ブランチが 2.2.8 のリリースをもって終了しました. -3.0-stable がそれに替り, 1999 年の第三四半期に 3.3 がリリースされます. -4.0-current が現在の "current branch" であり, 最初の 4.0 系列の +-CURRENT ブランチは 4.0 とその先へ向けてゆっくりと進化を続けており, +以前の 2.2-STABLE ブランチが 2.2.8 のリリースをもって終了しました. +3.4-STABLE がそれに替り, 1999 年の12月半ばに 3.4 がリリースされました. +4.0-CURRENT が現在の "current branch" であり, 最初の 4.0 系列の リリースは 2000年第一四半期の予定です. @@ -362,14 +366,14 @@ id="where-get"> -現在の 2.2-stable リリース, 2.2.8R は -FreeBSD 2.2.8-RELEASE にあります. +現在の 2.2-STABLE リリース, 2.2.8R は +FreeBSD 2.2.8-RELEASE にあります. -現在の 3.0-stable, 3.0-RELEASE は -3.0-RELEASE +現在の 3.X-STABLE, 3.X-RELEASE は +3.4-RELEASE にあります. @@ -386,14 +390,14 @@ RELENG_2_2 -3.2-RELEASE へ向けた 3.0 Snapshot リリースも一日に一回, -RELENG_3 ブランチ (3.0-release 以降) に基づいて作成されます. +3.4-RELEASE へ向けた 3.X Snapshot リリースも一日に一回, +RELENG_3 ブランチ (3.0-RELEASE 以降) に基づいて作成されます. 4.0 Snapshot -リリースは -current ブランチ用に一日に一回 +リリースは -CURRENT ブランチ用に一日に一回 作成されており, これらは純粋に最先端の開発者およびテスターのために 提供されています. @@ -491,37 +495,26 @@ FreeBSD Y2K まず第一に, これはチャットチャンネルであり, そこにある トピックスは恋人募集, スポーツ, 核兵器といったようなものであり, FreeBSD も同列に扱われています. 一応注意しましたからね! -irc.chat.org のサーバー上にあります. +irc.chat.org のサーバー上にあります. DALNET の Channel #FreeBSD はアメリカでは -irc.dal.net, ヨーロッパでは irc.eu.dal.net +irc.dal.net, ヨーロッパでは irc.eu.dal.net にあります. UNDERNET の Channel #FreeBSD はアメリカでは -us.undernet.org, ヨーロッパでは eu.undernet.org +us.undernet.org, ヨーロッパでは eu.undernet.org にあります. -ここも EFNet と同様のことがいえます. 助けてもらいたくて質問したり -かしこまって教えを乞うことはしてはいけません. ここは -チャットチャンネルでありヘルプチャンネルではありません. +ここはヘルプチャンネルです. ドキュメントが読める準備を +してから利用してください. - -最後に, BSDNET の #FreeBSD に入ることもできます. -BSD 専用の小さなチャットネットワークで irc.FreeBSD.org -にあります. -このネットワークは EFNET, UNDERNET, DALNET のような無法地帯ではなく, -より技術的なサポートをおこなおうとしていますが, 閑古鳥が鳴いている -状態です. なぜ BSDNET で FreeBSD 関係の質問に答えてくれる -ボランティアがいないのでしょう? - - @@ -777,7 +770,7 @@ prefix=/usr/local/www/data/www.FreeBSD.org delete old use-rel-suffix ftp mirror を使います. あなたの好きな ftp mirror ツールを使って FTP サーバに置いてある web サイトのコピーをダウンロードすることが -できます. 単に ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/www +できます. 単に ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-CURRENT/www から始めてみましょう. @@ -873,17 +866,19 @@ id="install"> FreeBSD を入手するにはどのファイルをダウンロードすればいいですか? -通常は floppies/boot.flp というファイルの -フロッピーディスクイメージが一つだけ必要になります. 1.44MB の -フロッピーディスクに書き込み, そこからブートしてその他のファイル群を -ダウンロードします (インストールプログラムが TCP/IP 接続, テープ, CD-ROM, -フロッピーディスク, DOS パーティションなど, インストールに必要なもの -すべてに関する処理を担当します). - -自分で配布ファイルをダウンロードする必要がある場合 (たとえば DOS -ファイルシステムからのインストールなど), おすすめの配布ファイル構成は -以下の通りです. - +FreeBSD 3.1-RELEASE 以前の版において, インストールの際に必要なのは +floppies/boot.flp と名前のついた +一つのフロッピーディスクイメージだけでした. +しかし FreeBSD 3.1-RELEASE 以降, 幅広い種類のハードウェアサポートが +基本システムに追加され, そのサポートが必要とする容量を補うため, +3.X と 4.X の系列では新たに, +floppies/kernel.flp および +floppies/mfsroot.flp という, +二つのフロッピーディスクイメージを使うようになりました. +これらのイメージをフロッピーディスクに書き込むには, +fdimage や &man.dd.1; といったツールが必要となります. + + @@ -1043,7 +1038,7 @@ FreeBSD 自分の PC に複数のオペレーティングシステムを入れるには? -multi-OS のページ をご覧ください. +multi-OS のページ をご覧ください. @@ -1659,10 +1654,18 @@ disk wd2 at wdc1 drive 1 # wd3 メモリの大きさの制限は? -メモリは, (論理的な) 限界は 4 ギガバイトです. 1 ギガバイトのものは -すでにテストがされています. 普通は i386 の PC ではそれ以上のメモリを -サポートしているものを買うことはできません. - +認識できるメモリの上限は, 4GB です. +この構成は試験済みで, 詳細は wcarchive's +configuration をご覧下さい. +このようにたくさんのメモリをマシンに導入しようという場合には, +注意が必要です. ECC 機能をサポートし, なおかつ +容量性負荷(訳注: 多くのメモリ素子は容量性負荷として働きます. +メモリバス上に容量性負荷が増えると信号の伝達が遅れ, 誤動作の原因となります)を +低減させるため, 18 チップ構成のメモリモジュールより +9 チップ構成のメモリモジュールを選択することが, おそらく望ましいでしょう. + + @@ -1680,7 +1683,7 @@ disk wd2 at wdc1 drive 1 # wd3 maxfilesize ---------------------------------- 2.2.7 3.0 -fs block size -stable -current works should-work +fs block size -STABLE -CURRENT works should-work ------------- ------- -------- ----- ----------- 4K 4T-1 4T-1 4T-1 4+T 8K 32+G 8T-1 32+G 16T-1 @@ -1700,10 +1703,10 @@ fs ブロックサイズが 8K 以上の場合, いづれの場合も fs ブロック番号の 上限 2G-1 で制限されるはずですが, 実際は fs ブロック番号の上限 -1G-1 で制限されます. 例外的に -stable では三重間接ブロックまでは +1G-1 で制限されます. 例外的に -STABLE では三重間接ブロックまでは 到達しないため, 制限は二重間接ブロックで表現できる最大の fs ブロック番号 (およそ (blocksize/4)^2 + (blocksize/4)) となります. --current ではこの制限を超えると問題を引き起こすかもしれません. +-CURRENT ではこの制限を超えると問題を引き起こすかもしれません. 正しい制限値である 2G-1 ブロックを使用すると明らかに問題が出ます. @@ -1730,14 +1733,14 @@ du z df . ttyv0:bde@alphplex:/tmp/q> sh foo Filesystem 1024-blocks Used Avail Capacity Mounted on -/dev/sd0a 64479 27702 31619 47% / +/dev/da0a 64479 27702 31619 47% / 1+0 records in 1+0 records out 1 bytes transferred in 0.000187 secs (5346 bytes/sec) -rw-r--r-- 1 bde bin 8796093022207 Sep 7 16:04 z 32 z Filesystem 1024-blocks Used Avail Capacity Mounted on -/dev/sd0a 64479 27734 31587 47% / +/dev/da0a 64479 27734 31587 47% / ttyv0:bde@alphplex:/tmp/q> exit @@ -1999,6 +2002,15 @@ id="moused"> +また, 起動時にすべての仮想端末で, 標準のコンソールに加え +マウスデーモンも使えるようにしたい, という場合には, +以下の行を /etc/rc.conf に加えて下さい. + + + allscreens_flags="-m on" + + + FreeBSD 2.2.6 以降では, マウスデーモンは比較的古いシリアルマウス でない限りマウスのプロトコルタイプを自動判別できます. プロトコルタイプ として ``auto'' を指定すると自動判別を行なおうとします. @@ -2656,22 +2668,11 @@ Adaptec 1542 にしたがって新しいカーネルを作ります. この対処をおこなった後でもまだ X ウィンドウシステムはうまく -動かないかもしれません. いくつかの新しい ATI Mach 64 ビデオカード -(特に ATI Mach Xpression) は現在のバージョンの -XFree86 では動きません. X を起動するとスクリーンが真っ暗 -になったり, 奇妙な動き方をしたりします. より新しい X サーバ -はもっとうまく動きます. -XFree86 のサイト -を見てベータリリースへのリンクを追ってください. -以下のファイルを持ってきましょう. - -AccelCards, BetaReport, Cards, Devices, FILES, README.ati, -README.FreeBSD, README.Mach64, RELNOTES, VGADriver.Doc, -X312BMa64.tgz - -古いファイルをこの新しいバージョンのファイルに置き換え, -xf86config をもう一度実行します. - +動かないかもしれません.その場合は,使用している XFree86 が +すくなくとも XFree86 3.3.3 以降であることを確かめてください. +それ以降のバージョンではMach64カードやそれらのカードのために +つくられた X サーバ の組込みをサポートします. + FreeBSD 用の Motif はどうやったら手に入りますか -FreeBSD 用の ELF 版 Motif 2.1 に関する情報は -Apps2go から +FreeBSD 用の廉価版 ELF Motif 2.1.20 (i386 版, Alpha 版) +に関する情報はApps2go から 手に入れることができます. -この製品は以下の物が含まれています: +この製品には, "開発者版(development edition)" と, +より安価な "ランタイム版(runtime edition)" の二つの版があります. +<これらの製品は以下の物が含まれています: + @@ -2927,9 +2931,11 @@ id="commercial"> 注文する際には FreeBSD 用の Motif であることをきちんと -確認してください. NetBSD や OpenBSD 用の Motif もまた, Apps2go -から販売されています. 現在, FTP によるダウンロードのみ利用可能です. - +確認してください(あなたの欲しいアーキテクチャを指定するのも +忘れないでください!). NetBSD や OpenBSD 用の Motif もまた, +Apps2goから販売されています. 現在, FTP による +ダウンロードのみ利用可能です. + より詳しい情報は @@ -3236,7 +3242,7 @@ FreeBSD -2.2.8-release/2.2.8-stable 用 +2.2.8-RELEASE/2.2.8-STABLE 用 ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-2.2.8/ @@ -3245,7 +3251,7 @@ FreeBSD -3.2-release/3.2-stable 用 +3.X-RELEASE/3.X-STABLE 用 ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-3-stable/ @@ -3254,7 +3260,7 @@ FreeBSD -4.0-current 用 +4.0-CURRENT 用 ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-4-current/ @@ -3333,7 +3339,7 @@ crw-rw-rw- 1 root wheel 41, 1 Oct 15 22:14 spx open や close の処理は, socksysから /dev/null へ シンボリックリンクを張ることで代用します. -残りの処理は, -current に入っているコードが担当しています. +残りの処理は, -CURRENT に入っているコードが担当しています. これは以前のものより ずっとスッキリした方法です. ローカルでの X のソケット接続に spx ドライバを使いたい @@ -3370,19 +3376,19 @@ crw-rw-rw- 1 root wheel 41, 1 Oct 15 22:14 spx -3.x-stable を載せているマシンで port +3.x-STABLE を載せているマシンで port がコンパイルできないことがあります. それはどうしてですか? -もし, その時点の -current か -stable に比べて +もし, その時点の -CURRENT か -STABLE に比べて ずっと古いバージョンの FreeBSD を利用しているなら, http://www.FreeBSD.org/ports/ にある ports アップグレードキットが必要です. 最新の FreeBSD を利用しているのに発生する場合はおそらく, - -current では正常なのに -stable ではうまく動かなくなるような + -CURRENT では正常なのに -STABLE ではうまく動かなくなるような 変更がその port に対して行なわれ, 受理されてしまっているのでしょう. - ports コレクションは -current と -stable, + ports コレクションは -CURRENT と -STABLE, 両方のブランチで動かなければならないものですので, もしそれを発見したら send-pr(1) コマンドを使ってバグレポートの提出をお願いします. @@ -3500,10 +3506,10 @@ disk fd1 at fdc0 drive 1 ft のマニュアルページを参照してください. - 以前のバージョンの ft には, + 以前のバージョンの ft には, 不良テープメディアの扱いに問題があります. ft がテープの同じ部分を行ったり来たりしているようであれば, -/usr/src/sbin/ft から最新の ft +/usr/src/sbin/ft から最新の ft を取得して試してみてください. @@ -3596,7 +3602,7 @@ Intel FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには? -www.FreeBSD.org に書かれているディスクフォーマット +www.FreeBSD.org に書かれているディスクフォーマット チュートリアルを参照して下さい. @@ -3714,9 +3720,8 @@ UFS マニュアルの mount_ext2fs を見てください. より多くの情報があります. NT: FreeBSD 用の読みだしのみ可能な NTFS ドライバがあります. -より詳しくは, Mark Ovens 氏によって書かれたチュートリアル -http://www.users.globalnet.co.uk/~markov/ntfs_install.html を -見てください. +詳しくは, Mark Ovens 氏によって書かれたチュートリアル +http://ukug.uk.freebsd.org/~mark/ntfs_install.html をご覧下さい. この問題について他の情報があれば, 他の人から感謝されるでしょう. @@ -3725,6 +3730,9 @@ UFS どのようにしたら FreeBSD を NT ローダーからブートさせることができますか? +この手順は 2.2.x と (起動が 3 つのステージに分かれている)3.x のシステムとで +多少異なります. + FreeBSD のネイティブルートパーティションの最初のセクタを ファイルにして DOS/NT パーティション上に置くという画期的な アイディアがあります. @@ -3744,8 +3752,10 @@ UFS -この手順では DOS, NT, FreeBSD その他が同じディスクのそれぞれの -fdisk パーティションにインストールされているとしています. +この手順は, 利用しているシステムが 2.2.x であり, DOS, NT, FreeBSD +あるいはその他のオペレーティングシステムがすべて, +同じディスクのそれぞれの fdisk +パーティションにインストールされていることを想定しています. 私の場合は, DOS と NT は最初のパーティション, FreeBSDは 2番目にあります. また, FreeBSD は MBR を使わずに, ネイティブパーティションから ブートするようにインストールしてあります. @@ -3781,7 +3791,16 @@ MBR FreeBSD が MBR からブートするようになっている場合, それぞれのネイティブパーティションからブートするように設定した後で, -DOS から ``fdisk'' コマンドを実行して元に戻してください. +DOS から ``fdisk'' コマンドを実行して元に戻してください. + +FreeBSD 3.X における手順は, これよりいくぶん簡単です. + +FreeBSD が NT ブートパーティションとして同じディスクにインストール +されている場合には, /boot/boot1 を +c:\bootsect.bsd へコピーします. +もし FreeBSD が異なったディスクにインストールされている場合には, +/boot/boot0c:\bootsect.bsd へ +コピーして, 先に述べたように c:\bootsect.ini を編集してください. @@ -3795,23 +3814,23 @@ DOS Linux をブートし, /etc/lilo.conf に以下の行を加えて ください: - other=/dev/hda2 + other=/dev/hda2 table=/dev/hda label=FreeBSD - + (上記の手順は FreeBSD のスライスが Linux から /dev/hda2 という名前で見えていると仮定しています; あなたの設定にあわせて -ください) その後, lilo を root で実行すれば完了です. +ください) その後, lilo を root で実行すれば完了です. FreeBSD が別のディスクにインストールされているのなら, LILO の エントリに ``loader=/boot/chain.b'' を追加してください. 例えば, このようになります: - other=/dev/dab4 + other=/dev/dab4 table=/dev/dab loader=/boot/chain.b label=FreeBSD - + 場合によっては, 二つ目のディスクを正しく起動するために FreeBSD @@ -4529,10 +4548,12 @@ sendmail しまった! root のパスワードを忘れてしまった! あわてないで下さい! 単にシステムを再起動し, シングルユーザモード -に移るために Boot: と表示されるプロンプトで -s と入力してください. +に移るために Boot: と表示されるプロンプトで boot -s と入力してください. +(FreeBSD の 3.2 より前のリリースでは -sとなります. ) どのシェルを使うのかという質問には, ENTER キーを押してください. -# プロンプトに移ることができるでしょう. mount -a と入力 -して, root ファイルシステムを読み書きできるようにマウントし直した後, +&prompt.root; に移ることができるでしょう. mount -u / と入力して +ルートファイルシステムの読み書きを再マウントし, mount -a と入力 +して, すべてのファイルシステムをマウントし直した後, passwd root と入力して root のパスワードを設定し直して下さい. その後, exit と入力すれば, ブートが続けられます. @@ -4541,8 +4562,22 @@ sendmail Control-Alt-Delete でシステムがリブートしないようにするにはどうすればいい? -コンソールで使っているキーマップを編集して, boot という -キーワードを nop に置き換えて下さい. デフォルトキーマップは, +FreeBSD 2.2.7-RELEASE 以降で syscons(デフォルトのコンソールドライバ) +を使用している場合には, 次の行をカーネルコンフィグレーションファイルに追加して +カーネルを再構築し, インストールして下さい. + +options SC_DISABLE_REBOOT + +FreeBSD 2.2.5-RELEASE 以降で PCVT コンソールドライバを使用している +場合には, 同様に次の行をカーネルコンフィグレーションファイルに追加して +カーネルを再構築し, インストールして下さい. + +options PCVT_CTRL_ALT_DEL + +上にあげたものよりも古い FreeBSD の場合, +現在コンソールが使用しているキーマップを編集し, +キーワード boot を +nop に書き換えてください. /usr/share/syscons/keymaps/us.iso.kbd にあります. その 変更を反映させようとして, このキーマップのロードを明示的に行なう ために, /etc/rc.conf を実行すべきかもしれません. もちろん @@ -4962,9 +4997,9 @@ Alt-F2 「仮想コンソール」で login プロンプトが待機していることが わかります. 最初のセッションに戻りたいときは Alt-F1 を押します. -標準の FreeBSDインストールでは 3 枚の仮想コンソールが -有効になっていて, Alt-F1, Alt-F2, Alt-F3 で仮想コンソール間の -切替えをおこないます. +標準の FreeBSDインストールでは 3 枚(3.3-RELEASE では 8 枚)の仮想コンソールが +有効になっていて, Alt-F1, Alt-F2, Alt-F3 で +仮想コンソール間の切替えをおこないます. より多くの仮想コンソールを有効にするには, /etc/ttys を編集して ``Virtual terminals'' のコメント行の後に ``ttyv4'' @@ -5668,8 +5703,8 @@ TCP extension SMC EtherPower 10/100 (Model 9332) SMC EtherPower (Model 8432) TopWare TE-3500P - Znyx (2.2.x) ZX312, ZX314, ZX342, ZX345, ZX346, ZX348 - (3.x) ZX345Q, ZX346Q, ZX348Q, ZX412Q, ZX414, ZX442, + Znyx (2.2.X) ZX312, ZX314, ZX342, ZX345, ZX346, ZX348 + (3.X) ZX345Q, ZX346Q, ZX348Q, ZX412Q, ZX414, ZX442, ZX444, ZX474, ZX478, ZX212, ZX214 (10mbps/hd) @@ -6412,10 +6447,10 @@ DNS までか, または (多分ppp.linkupというファイルの中で) ``sendmail -q''というコマンドが実行されるまで, 全てのメールを -キューに溜めるようになります. +キューに溜めるようになります. 訳注 ``sendmail -q'' はその時点のメールキューの内容を処理して -終了します. +終了します. @@ -7677,7 +7712,7 @@ a.out FreeBSD 上で DOS のバイナリを動かすことはできますか? -はい, 3.0 からは, 統合と改良が重ねられた BSDI の rundos +はい, 3.0 からは, 統合と改良が重ねられた BSDI の doscmd DOS エミュレーションサブシステムを使ってできるようになりました. 今なお続けられているこの努力に興味を持って参加していただけるなら The FreeBSD emulation discussion list @@ -7797,7 +7832,7 @@ Linux 1,172人です. -電球が消えていると -current で文句を言うのに 23人, +電球が消えていると -CURRENT で文句を言うのに 23人, 設定上の問題で -questions で話をすべきことについて騒ぐのに 4人, @@ -7819,7 +7854,7 @@ Linux 新しい電球のためのパッチを -hackers に投げるのに 1人, -自分は 3年も前にパッチを作ったが, それを -current に投げた +自分は 3年も前にパッチを作ったが, それを -CURRENT に投げた ときには無視されただけだった, 自分は send-pr のシステムには嫌な経験が あると (おまけに, 提案された新しい電球には柔軟性が無いとまで) 文句を言うのに 1人, @@ -7886,6 +7921,9 @@ FreeBSD それからわたしは悟りを開いたのです :-) +この項目の著作権は Copyright (c) 1999 Dag-Erling Coïdan Smørgravにあります. +無断に使用しないでください. + @@ -7909,15 +7947,15 @@ id="hackers"> -RELENG_2_2 通称 2.2-stable または "2.2 branch" +RELENG_2_2 通称 2.2-STABLE または "2.2 branch" -RELENG_3 通称 3.x-stable または "3.0 branch" +RELENG_3 通称 3.X-STABLE または "3.0 branch" -HEAD 通称 または 4.0-current +HEAD 通称 または 4.0-CURRENT @@ -7925,17 +7963,17 @@ id="hackers"> HEAD は他の二つと違って実際のブランチ tag ではなく, 「current, 分岐していない開発本流」のための単なるシンボリック -な定数です. 私たちはこれを と呼んでいます. +な定数です. 私たちはこれを と呼んでいます. -現在, は 4.0 の開発本流であり, -3.0-stable ブランチ, つまり RELENG_3 は -1999年1月に から分岐しています. +現在, は 4.0 の開発本流であり, +3.0-STABLE ブランチ, つまり RELENG_3 は +1999年1月に から分岐しています. -2.2-stable ブランチ, RELENG_2_2 は 1996年11月に --current から分岐しました. +2.2-STABLE ブランチ, RELENG_2_2 は 1996年11月に +-CURRENT から分岐しました. -2.1-stable ブランチ, RELENG_2_1_0 は 1994年9月に --current から分岐しました. このブランチは完全に保守されなくなっています. +2.1-STABLE ブランチ, RELENG_2_1_0 は 1994年9月に +-CURRENT から分岐しました. このブランチは完全に保守されなくなっています. @@ -8317,7 +8355,7 @@ Cc: current@FreeBSD.ORG とつき合わせて調べている人はまれです. パニックの原因を突き止める最良の方法は, クラッシュダンプをとり, -gdb(1) でスタックトレースを行うことです. もちろん -current +gdb(1) でスタックトレースを行うことです. もちろん -CURRENT で gdb(1) がちゃんと動いていればですが (私は動くことを保証 できません. ELF 化された gdb(1) はカーネルクラッシュダンプを 正しく扱えないと言っている人がいました. 3.0 がβテストを終える前, @@ -8344,7 +8382,7 @@ Cc: current@FreeBSD.ORG -cd /sys/compile/KERNELCONFIG; make +cd /sys/compile/KERNELCONFIG; make を実行します. @@ -8352,42 +8390,25 @@ Cc: current@FreeBSD.ORG -cp kernel kernel.debug + make install を実行します. -strip -d kernel - - - -mv kernel /kernel.orig/ - - - -cp kernel / - - - -reboot + 再起動します. - [注: 現在 FreeBSD 3.x kernel はデフォルトで ELF 形式となっており, -strip -d の代りに strip -g を使う必要があります. -何らかの理由でまだ a.out 形式の kernel を使っている場合は, -strip -aout -d を使ってください. ] - - 全てのデバッグシンボルを含んだカーネルを, 実際にブートする必要は -ありません. をつけてコンパイルされたカーネルは, -簡単に 10MB 近くの大きさになってしまいます. こんな大きなカーネル -を実際にブートする必要はありません. この大きなカーネルイメージは -後でgdb(1)を使うときにのみ必要です(gdb(1) がシンボル -テーブルを必要とするため). シンボルを含んだカーネルのコピーを保 -存 しておき, strip -d を使ってシンボルを除いたカーネルを作 -成して ブートします. - +&man.make.1; プロセスは2つのカーネル, +kernel と +kernel.debug をビルドします. +kernel/kernel +としてインストールされ, +kernel.debug は gdb(1) のデバッグ用 +シンボル情報を取り出すために利用されます. + + 確実にクラッシュダンプをとるには, /etc/rc.conf を編 集して dumpdev を使用しているスワップパーティションに指定す る必 要があります. こうすると rc(8) スクリプトから @@ -8464,8 +8485,8 @@ Cc: current@FreeBSD.ORG カーネルアドレス空間を大きくしたり、小さくするにはどうしたら良いのですか? -カーネルアドレス空間は, FreeBSD 3.x 上で -256MB, FreeBSD 4.x 上で 1GB がデフォルトになっています. +カーネルアドレス空間は, FreeBSD 3.X 上で +256MB, FreeBSD 4.X 上で 1GB がデフォルトになっています. 負荷の高いネットワークサーバ(例えば大きな FTP, HTTP サーバ)を運用する場合は, 256MB では足りないことに気付くかも知れません. @@ -8644,7 +8665,7 @@ FreeBSD FAQ <doc-jp@jp.FreeBSD.org> までご連絡ください. また, もし私たちの作業を手伝ってくれるなら, -FreeBSD 日本語ドキュメンテーションプロジェクトのページ +FreeBSD 日本語ドキュメンテーションプロジェクトのページ をご覧の上, 是非参加してください.