diff --git a/ja_JP.eucJP/books/fdp-primer/examples/appendix.sgml b/ja_JP.eucJP/books/fdp-primer/examples/appendix.sgml new file mode 100644 index 0000000000..53c50a81f0 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/books/fdp-primer/examples/appendix.sgml @@ -0,0 +1,358 @@ + + + + 見本 + + この付録には SGML ファイルの見本と + それらを一つの出力フォーマットから別のものへ変換するのに使える + コマンドラインがあります。 + ドキュメンテーションプロジェクトのツールをうまくインストールできたなら、 + これらの見本を直接使用することができます。 + + これらの見本は完全なものではありません—使用したいであろう + すべての要素、特に文書の前付け (目次など) に対応するもの、はありません。 + より多くの DocBook マークアップについては、 + CVSup doc コレクションの中か、 + + からオンラインで利用可能な、この文書や他の文書の SGML + ソースを調べてください。 + + 混乱を避けるために、これらの見本は FreeBSD 拡張ではなく + 標準の DocBook 4.1 DTD を使用しています。 + また FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトによって + カスタマイズされたスタイルシートではなく、 + Norm Walsh によって配布されている通常のスタイルシートを使用しています。 + これによって、一般的な DocBook の見本としても役立ちます。 + + + DocBook <sgmltag>book</sgmltag> + + + DocBook <sgmltag>book</sgmltag> + + + + + + An Example Book + + + Your first name + Your surname + +
foo@example.com
+
+
+ + + 2000 + Copyright string here + + + + If your book has an abstract then it should go here. + +
+ + + Preface + + Your book may have a preface, in which case it should be placed + here. + + + + My first chapter + + This is the first chapter in my book. + + + My first section + + This is the first section in my book. + + +
]]>
+
+
+ + + DocBook <sgmltag>article</sgmltag> + + + DocBook <sgmltag>article</sgmltag> + + + +
+ + An example article + + + Your first name + Your surname + +
foo@example.com
+
+
+ + + 2000 + Copyright string here + + + + If your article has an abstract then it should go here. + +
+ + + My first section + + This is the first section in my article. + + + My first sub-section + + This is the first sub-section in my article. + + +
]]>
+
+
+ + + フォーマット済出力を生成する + + この節では textproc/docproj + port に含まれたソフトウェアを、手作業であれ、port を使ってであれ、 + インストールしてあることを前提にしています。 + さらに、ソフトウェアを /usr/local/ + 以下のサブディレクトリへインストールし、 + バイナリがインストールされたディレクトリが PATH + に含まれていることを前提にしています。 + あなたのシステムに合わせて必要に応じパスを修正してください。 + + + Jade を使う + + + DocBook から HTML (大きな単一ファイル) への変換 + + &prompt.user; jade -V nochunks \ + -c /usr/local/share/sgml/docbook/dsssl/modular/catalog \ + -c /usr/local/share/sgml/docbook/catalog \ + -c /usr/local/share/sgml/jade/catalog \ + -d /usr/local/share/sgml/docbook/dsssl/modular/html/docbook.dsl \ + -t sgml file.sgml > file.html + + + + すべての出力が STDOUT へ書かれるように、 + nochunks パラメータをスタイルシートへ指定します + (Norm Walsh のスタイルシートを使用しています)。 + + + + Jade が処理しなければならないカタログを指定します。 + 三つのカタログが必要です。 + 最初は DSSSL スタイルシートに関する情報を含んだカタログ、 + 二つ目は DocBook DTD に関する情報を含んだカタログ、 + 三つ目は Jade に特有の情報を含んだカタログです。 + + + + この文書を処理するときに Jade が使用する + DSSSL スタイルシートへのフルパスを指定します。 + + + + ある DTD から別のものへ変換することを + Jade へ指示します。この例では、DocBook DTD から HTML DTD + へ入力が変換されます。 + + + + Jade が処理すべきファイルを指定し、 + 指定した .html ファイルへ + 出力をリダイレクトします。 + + + + + + DocBook から HTML (複数の小さなファイル) への変換 + + &prompt.user; jade \ + -c /usr/local/share/sgml/docbook/dsssl/modular/catalog \ + -c /usr/local/share/sgml/docbook/catalog \ + -c /usr/local/share/sgml/jade/catalog \ + -d /usr/local/share/sgml/docbook/dsssl/modular/html/docbook.dsl \ + -t sgml file.sgml + + + + Jade が処理しなければならないカタログを指定します。 + 三つのカタログが必要です。 + 最初は DSSSL スタイルシートに関する情報を含んでいるカタログ、 + 二つ目は DocBook DTD に関する情報を含んでいるカタログ、 + 三つ目は Jade 特有の情報を含んでいます。 + + + + この文書を処理するときに Jade が使用する + DSSSL スタイルシートへのフルパスを指定します。 + + + + ある DTD から別のものへ変換することを + Jade へ指示します。この例では、DocBook DTD から HTML DTD + へ入力が変換されます。 + + + + Jade が処理すべきファイルを指定します。 + スタイルシートは個々の HTML ファイルがどのように名付けられるか、 + そして ルート ファイル (つまり、 + 文書の始点を含んだファイル) の名前を決めます。 + + + + この見本では、処理しようとしている文書の構造と + スタイルシートの分割出力ルールに依存しているので、 + 今まで通りに一つの HTML ファイルしか生成しないかもしれません。 + + + + DocBook から Postscript への変換 + + ソース SGML ファイルを &tex; ファイルへ変換しなければなりません。 + + &prompt.user; jade -Vtex-backend \ + -c /usr/local/share/sgml/docbook/dsssl/modular/catalog \ + -c /usr/local/share/sgml/docbook/catalog \ + -c /usr/local/share/sgml/jade/catalog \ + -d /usr/local/share/sgml/docbook/dsssl/modular/print/docbook.dsl \ + -t tex file.sgml + + + + &tex; 出力生成に関する様々なオプションを使用するように + スタイルシートをカスタマイズします。 + + + + Jade が処理しなければならないカタログを指定します。 + 三つのカタログが必要です。 + 最初は DSSSL スタイルシートに関する情報を含んでいるカタログ、 + 二つ目は DocBook DTD に関する情報を含んでいるカタログ、 + 三つ目は Jade 特有の情報を含んでいます。 + + + + この文書を処理するときに Jade が使用する + DSSSL スタイルシートへのフルパスを指定します。 + + + + 出力を &tex; へ変換することを Jade に指示します。 + + + + 生成された.tex ファイルは、今度は + &jadetex マクロパッケージを指定して + texへ通さなければなりません。 + + &prompt.user; tex "&jadetex" file.tex + + 少なくとも三度、 + tex を実行しなければなりません。 + 最初の実行は文書を処理し、索引などで使用するために + 文書の他の部分から参照される範囲を決定します。 + + この時点では + LaTeX Warning: Reference `136' on page 5 undefined on input + line 728.のような警告メッセージが出ても大丈夫です。 + + 二度目の実行では文書を処理しますが、 + 今度は幾つかの情報 (文書のページ数など) は既知です。 + これによって索引の項目や他の相互参照が解決されます。 + + 三度目の実行で必要な最終クリーンナップを行います。 + + このステージの出力が + file.dviとなります。 + + 最後に、dvips を実行して + .dvi ファイルを Postscript へ変換します。 + + &prompt.user; dvips -o file.ps file.dvi + + + + DocBook から PDF への変換 + + このプロセスの最初の部分は DocBook から + Postscript への変換と同様で、同じ jade + コマンドラインを使います ()。 + + .tex ファイルが生成されたら + pdfTeX を実行します。ただし、代りに &pdfjadetex + マクロパッケージを使用してください。 + + &prompt.user; pdftex "&pdfjadetex" file.tex + + 再び、このコマンドを三度実行してください。 + + これによって + file.pdf + ファイルが生成されます (それ以上処理すべきことはありません)。 + + + +
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