Catching up to 3.1-19990311-STABLE. (without dhcp-related)

Reviewed by:	Japanese Online Manual Project <man-jp@jp.FreeBSD.ORG>
Submitted by:	Kazuo Horikawa <k-horik@yk.rim.or.jp>
This commit is contained in:
Jun Kuriyama 1999-03-19 14:07:19 +00:00
parent 76158cc799
commit f95723cad8
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=4546
62 changed files with 1044 additions and 792 deletions

View file

@ -1,8 +1,8 @@
.\" %Id: at.man,v 1.8 1998/06/04 21:05:53 steve Exp %
.\" %Id: at.man,v 1.8.2.1 1999/02/15 08:46:19 fenner Exp %
.\" jpman %Id: at.1,v 1.3 1997/08/05 18:36:01 george Stab %
.Dd April 12, 1995
.Dt "AT" 1
.Os "FreeBSD 2.1"
.Os FreeBSD 2.1
.Sh 名称
.Nm at, batch, atq, atrm
.Nd あとでジョブを実行させるためのキューの設定、確認、ジョブの削除をおこなう

View file

@ -41,12 +41,12 @@ cpio \-
アーカイブファイルは、ディスク上のファイルでも、
磁気テープ上に格納してあるファイルでも、もしくはパイプであっても構いません。
.B cpio
は、3つの操作モードを持っています。
は、3 つの操作モードを持っています。
.PP
コピーアウトモードでは、
.B cpio
はファイルをアーカイブファイルにコピーします。cpio は、標準入力から
ファイル名のリストを1行ずつ読み込み、標準出力にそのファイルのアーカイブを
ファイル名のリストを 1 行ずつ読み込み、標準出力にそのファイルのアーカイブを
書き出します。ファイルリストの作成には、
.B find
コマンドが多く使われます。
@ -57,15 +57,15 @@ cpio \-
.PP
コピーインモードでは、
.B cpio
はファイルをアーカイブファイルからファイルを(取り出して)コピーしたり、
はファイルをアーカイブファイルからファイルを (取り出して) コピーしたり、
アーカイブの内容のリストを表示したりします。
cpioは、アーカイブを標準入力から読み込みます。オプションでない
cpio は、アーカイブを標準入力から読み込みます。オプションでない
コマンドラインの引数は、すべてシェルによって展開される文字列として
解釈されます。これにより、アーカイブ内のファイル名が、この文字列によって
指定されるパターンにマッチするファイルのみを展開することができます。
また、シェルでの解釈とは違い、ファイル名の先頭に`.'を含むファイル名は、
また、シェルでの解釈とは違い、ファイル名の先頭に `.' を含むファイル名は、
取り出すファイルとして指定したパターンの最初にワイルドカードを含む場合、
パターンが一致します。また、ファイル名に `/'を含むファイル名も
パターンが一致します。また、ファイル名に `/' を含むファイル名も
ワイルドカードによって一致します。パターンが指定されない場合には、
全てのファイルが展開対象となります。
.PP
@ -86,7 +86,7 @@ binary
(つまり、binary フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャ間で、
互換性のないアーカイブを生成するので、あまり使われないということです)。
old ASCII フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャの間での互換性は
保たれますが、65536 個を超える i-nodes を備えるシステムで使われることを
保たれますが、65536 個を超える i-node を備えるシステムで使われることを
想定してません。
new ASCII フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャの間でのアーカイブの
互換性は保たれます。old ASCII フォーマットのように、ファイルシステムの
@ -94,7 +94,7 @@ new ASCII
.BR cpio
でこの形式をサポートするわけではありません。現状でこのフォーマットを
サポートする cpio は、GNU cpio と、Unix System V R4 の cpio のみです。
crcフォーマットは、new ASCIIフォーマットと似てますが、アーカイブ作成時に
crc フォーマットは、new ASCII フォーマットと似てますが、アーカイブ作成時に
.B cpio
が各ファイルについてチェックサムを計算し、アーカイブ内に含めるところが
異なります。このチェックサムは、アーカイブからファイルを取り出す時の
@ -102,14 +102,14 @@ crc
HPUX フォーマットは、デバイスファイルを格納する形式が他の cpio と異なる
HPUX の cpio 形式との互換性を持たせるために存在します。
.PP
tarフォーマットは、
tar フォーマットは、
.B tar
との互換性を持たせるために存在します。tar フォーマットでは、アーカイブされる
ファイル名としては、100 文字を超えるものは使えません。また、
スペシャルファイル(ブロックデバイスややキャラクタデバイス)をアーカイブする
特殊ファイル (ブロックデバイスやキャラクタデバイス) をアーカイブする
こともできません。
POSIX.1 tar フォーマットは、アーカイブされるファイル名としては、255 文字を
超えるものは使えません。(ちょうどその場所に、"/"が含まれる場合は除きます)。
超えるものは使えません。(ちょうどその場所に、"/" が含まれる場合は除きます)。
.PP
デフォルトでは、
.B cpio
@ -128,12 +128,12 @@ POSIX.1 tar
.SS オプション
.TP
.I "\-0, \-\-null"
コピーアウトおよびコピーパスモードにおいて、改行のかわりにル文字で終了する
コピーアウトおよびコピーパスモードにおいて、改行のかわりにル文字で終了する
ファイル名のリストを読み込みます。これにより、改行を含むファイル名を持つ
ファイルをアーカイブできます。
GNU
.B find
を使うことで、ル文字で終了するファイル名のリストを生成することができます。
を使うことで、ル文字で終了するファイル名のリストを生成することができます。
.TP
.I "\-a, \-\-reset-access-time"
ファイルを読み込んだ後に、それらのファイルのアクセスタイムの再設定を
@ -147,28 +147,28 @@ GNU
.I \-O
または、
.I "\-F (\-\-file)"
オプションで指定した名前のディスク上の(アーカイブ)ファイルで
オプションで指定した名前のディスク上の (アーカイブ) ファイルで
なければなりません。
.TP
.I "\-b, \-\-swap"
コピーインモードにおいて、データ中の1ワード(32 ビット)データの上下 16 ビット
を入れ換え、1 ハーフワード(16 ビット)の上下 8 ビットを入れ換えます。本オプショ
ンは、
コピーインモードにおいて、データ中の1ワード (32 ビット) データの上下 16 ビット
を入れ換え、1 ハーフワード (16 ビット) の上下 8 ビットを入れ換えます。
本オプションは、
.IR "\-sS"
と同等です。
このオプションは、ビッグエンディアンマシンとリトルエンディアンのマシンの間で
32ビット整数を変換するために用います。
32 ビット整数を変換するために用います。
.TP
.I "\-B"
I/O ブロックサイズを 5120 バイトに設定します。ブロックサイズの初期値は 512
バイトです。
.TP
.I "\-\-block-size=BLOCK-SIZE"
I/Oブロックサイズを BLOCK-SIZE * 512 バイトに設定します。
I/O ブロックサイズを BLOCK-SIZE * 512 バイトに設定します。
.TP
.I "\-c"
アーカイブ形式として、old ASCII フォーマット
(つまり古い互換アーカイブフォーマット)を用います。
(つまり古い互換アーカイブフォーマット) を用います。
.TP
.I "\-C IO-SIZE, \-\-io-size=IO-SIZE"
I/O ブロックサイズを IO-SIZE で指定したバイト数に設定します。
@ -189,39 +189,39 @@ I/O
.I "\-F, \-\-file=archive"
標準入力もしくは標準出力のかわりに、指定されたアーカイブファイルを
用います。他のマシンのテープドライブをアーカイブファイルとして扱う
場合には、 `HOSTNAME:'で始まるファイル名を使用して下さい。
場合には、`HOSTNAME:' で始まるファイル名を使用して下さい。
ホスト名は、そのユーザとしてリモートテープドライブをアクセスするために
ユーザネームと '@'を先に書いても構いません(典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts'エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
ユーザ名と '@' を先に書いても構いません (典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts' エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
.TP
.I "\-\-force-local"
With
.IR \-F
.IR \-I
もしくは
.IR \-F ,
.IR \-I ,
.IR \-O
オプションを用いた場合に、コロン文字を含むファイル名をローカルファイル名と
のいずれかのオプションを用いた場合に、
コロン文字を含むファイル名をローカルファイル名と
みなして扱います。通常、コロン文字は、リモートホスト名とその上の
ローカルファイル名を区切る場合に使用されます。
.TP
.I "\-H FORMAT, \-\-format=FORMAT"
アーカイブフォーマットとして、FORMATのものを用います。
アーカイブフォーマットとして、FORMAT のものを用います。
FORMAT の部分に指定できる文字列を以下に示します。
これらの名前は、すべて大文字の場合でも認識されます。
コピーインモードでのデフォルトは、入力ファイルの内容から
自動的にアーカイブフォーマットを判定するもので、コピーアウトモードでは、
"bin"フォーマットがデフォルトです。
自動的にアーカイブフォーマットを判定するもので、コピーアウトモードでは、"bin"
フォーマットがデフォルトです。
.RS
.IP bin
binaryフォーマットです。ほとんど使われません。
binary フォーマットです。ほとんど使われません。
.IP odc
old ASCII (POSIX.1 互換)フォーマットです。
old ASCII (POSIX.1 互換) フォーマットです。
.IP newc
new ASCII(SVR4 互換)フォーマットです。
new ASCII フォーマットは、65536 個を超える i-nodes を備える
new ASCII (SVR4 互換) フォーマットです。
new ASCII フォーマットは、65536 個を超える i-node を備える
ファイルシステムをサポートします。
.IP crc
crc フォーマットです。crcフォーマットは、new ASCII フォーマットと似ていますが、
crc フォーマットです。
crc フォーマットは、new ASCII フォーマットと似ていますが、
チェックサムを含みます。
.IP tar
old tar フォーマットです。
@ -231,11 +231,11 @@ POSIX.1 tar
アーカイブも取り扱うことができます。POSIX.1 tar と GNU tar は、
よく似ていますが、同じではありません。
.IP hpbin
HPUXの cpio で使用されている、あまり使われない binary フォーマットです。
HPUX の cpio で使用されている、あまり使われない binary フォーマットです。
(他の cpio とは異なる形式で、デバイスファイルを保存します)。
.IP hpodc
HPUX の cpio で使用されている互換フォーマットです(他のcpioとは異
なる形式で、デバイスファイルを保存します)。
HPUX の cpio で使用されている互換フォーマットです (他の cpio とは異なる形式で、
デバイスファイルを保存します)。
.RE
.TP
.I "\-i, \-\-extract"
@ -243,11 +243,11 @@ HPUX
.TP
.I "\-I archive"
標準入力のかわりに、指定されたアーカイブファイル名を用います。他のマシンの
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'で始
まるファイル名を使用して下さい。
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'
で始まるファイル名を使用して下さい。
ホスト名は、そのユーザとしてリモートテープドライブをアクセスするために
ユーザネームと '@'を先に書いても構いません(典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts'エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
ユーザ名と '@' を先に書いても構いません (典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts' エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
.TP
.I \-k
無視されます。他のバージョンの
@ -263,18 +263,17 @@ HPUX
.I "\-L, \-\-dereference"
シンボリックリンクを参照を利用しません。
シンボリックリンクファイルをコピーするかわりに、
シンボリックリンクファイルの指す実体のファイルをコピー
します。
シンボリックリンクファイルの指す実体のファイルをコピーします。
.TP
.I "\-m, \-\-preserve-modification-time"
コピー先のファイル生成時に、コピー元のファイルの更新時刻を保持します。
.TP
.I "\-M MESSAGE, \-\-message=MESSAGE"
バックアップ媒体(テープやフロッピーディスクなど)のボリューム終端まで
到達した場合に、MESSAGEで指定された文字列を出力します。この指定をすることで、
バックアップ媒体 (テープやフロッピーディスクなど) のボリューム終端まで
到達した場合に、MESSAGE で指定された文字列を出力します。この指定をすることで、
ユーザに新しい媒体の挿入指示を出すことが可能になります。MESSAGE
で指定される文字列に"%d"が含まれる場合には、"%d"文字列は、現在の媒体通番
(1からはじまります)に置き換えられます。
で指定される文字列に "%d" が含まれる場合には、"%d" 文字列は、現在の媒体通番
(1 からはじまります) に置き換えられます。
.TP
.I "\-n, \-\-numeric-uid-gid"
冗長モードで内容のリストを出す場合に、UID および GID を、その ID の
@ -297,10 +296,10 @@ HPUX
.TP
.I "\-O archive"
標準出力のかわりに、指定したアーカイブファイルを用います。他のマシンの
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'で
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'
始まるファイル名を使用して下さい。ホスト名は、そのユーザとして
リモートテープドライブをアクセスするためにユーザネームと '@'を先に
書いても構いません(典型的には、そのユーザの`~/.rhosts'エントリに
リモートテープドライブをアクセスするためにユーザ名と '@' を先に
書いても構いません (典型的には、そのユーザの `~/.rhosts' エントリに
エントリが存在するマシンであることが多いようです)。
.TP
.I " \-\-only-verify-crc"
@ -321,17 +320,17 @@ HPUX
コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、全ての生成ファイルの
所有権を指定したユーザ、グループに設定します。ユーザもしくはグループの
どちらか、もしくは両方とも指定される必要があります。もしグループの指定は
省略されたが、":"もしくは"."セパレータが指定された場合には、ユーザの
省略されたが、":" もしくは "." セパレータが指定された場合には、ユーザの
ログイングループがグループとして設定されます。
スーパーユーザのみがファイルの所有権を変更することが可能です。
.TP
.I "\-\-sparse"
コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、ゼロから成る大きなブロックを
コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、0 から成る大きなブロックを
持つファイルを疎なファイルとして書きます。
.TP
.I "\-s, \-\-swap-bytes"
コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの16ビットの上位8ビットと下位
8ビットを入れ換えます。
コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの 16 ビットの上位 8 ビットと下位
8 ビットを入れ換えます。
.TP
.I "\-S, \-\-swap-halfwords"
コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの 32 ビットの上位 16 ビットと
@ -345,16 +344,16 @@ HPUX
問い合わせをすることなく、全てのファイルを上書きします。
.TP
.I "\-v, \-\-verbose"
処理されたファイル名を表示します(冗長モードということです)。
処理されたファイル名を表示します (冗長モードということです)。
.IR \-t
オプションが同時に指定された場合には、`ls \-l'形式の表示を得ることが
オプションが同時に指定された場合には、`ls \-l' 形式の表示を得ることが
できます。ustar フォーマットのアーカイブから得られる表示においては、
ローカルシステムに存在しないユーザ名およびグループ名のファイルについては、
アーカイブ内に格納された UID および GID の値に対応するローカルでのユーザ名、
グループ名に置き換えてその部分を表示します。
.TP
.I "\-V \-\-dot"
各ファイルを処理するごとに、"."を表示します。
各ファイルを処理するごとに、"." を表示します。
.TP
.I "\-\-version"
.B cpio

View file

@ -30,13 +30,12 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)hostname.1 8.1 (Berkeley) 5/31/93
.\" %Id: domainname.1,v 1.2.6.2 1998/06/30 06:42:59 charnier Exp %
.\" %Id: domainname.1,v 1.2.6.1 1997/08/24 21:48:26 jkh Exp %
.\" jpman %Id: domainname.1,v 1.3 1997/08/07 12:10:39 horikawa Stab %
.\" %Id: domainname.1,v 1.6.2.1 1999/02/15 08:46:21 fenner Exp %
.\"
.\" jpman %Id: domainname.1,v 1.3 1997/08/07 12:10:39 horikawa Stab %
.Dd September 18, 1994
.Dt DOMAINNAME 1
.Os "FreeBSD 2.0"
.Os FreeBSD 2.0
.Sh 名称
.Nm domainname
.Nd 現在の YP/NIS ドメイン名の設定、表示
@ -54,7 +53,7 @@
.Sh 注意事項
YP/NIS (昔は ``Yellow Pages'' でしたが、法律上の問題で改名しました)
のドメイン名は、
必ずしもドメインネームシステム(DNS)のドメイン名とは関係有りません。
必ずしもドメインネームシステム (DNS) のドメイン名とは関係有りません。
しかし、しばしば管理上の便利さから同じに設定される
場合があるようです。
.Sh 関連項目

View file

@ -1,6 +1,6 @@
.\" %Id: fetch.1,v 1.27 1999/01/15 16:56:22 wollman Exp %
.\" %Id: fetch.1,v 1.27.2.1 1999/02/25 18:36:32 wollman Exp %
.\" jpman %Id: fetch.1,v 1.4 1997/08/15 06:31:28 horikawa Stab %
.Dd January 15, 1999
.Dd February 22, 1999
.Dt FETCH 1
.Os FreeBSD 3.1
.Sh 名称
@ -8,7 +8,7 @@
.Nd URL(Uniform Resource Locator)形式でのファイルの取得
.Sh 書式
.Nm fetch
.Op Fl MPablmnpqrtv
.Op Fl AMPablmnpqrtv
.Op Fl S Ar size
.Op Fl T Ar timeout
.Op Fl o Ar file
@ -35,9 +35,9 @@
もしくは、
.Li ftp://site.domain/path/to/the/file
の形式をしています。
複製もしくはリンクされる(以下の
複製もしくはリンクされる (以下の
.Fl l
フラグを参照)ローカルでのファイル名を指定するために、
フラグを参照) ローカルでのファイル名を指定するために、
.Em file:/path/to/the/file
という URL 形式が使えます。後述の URL 文法を参照してください。
.Pp
@ -52,6 +52,11 @@
.Pp
以下のオプションが使用可能です。
.Bl -tag -width Fl
.It Fl A
``一時的な'' (302) リダイレクトを自動的には追跡しません。
要求したオブジェクトが存在しない場合に、
発見できないというエラーではなくリダイレクトを返すという、
壊れたウェブサイトが存在します。
.It Fl a
ソフト上での失敗の場合に自動的に転送を再試行します。
.It Fl b
@ -87,7 +92,7 @@
出力ファイル名を
.Ar file
にします。
デフォルトでは、``パス名''が指定された URI から取り出され、その
デフォルトでは、``パス名'' が指定された URI から取り出され、その
ベースネームが出力ファイルの名前として使われます。
.Ar file
引数として
@ -158,9 +163,16 @@ ftp
パスを %2F で開始する必要があり、
.Li ftp://root:mypass@localhost/%2Fetc/passwd
のように指定します。
.Nm
は、
.Tn ftp
URL の複数のスラッシュを圧縮して単一のスラッシュにします。
リテラルで複数のスラッシュが存在すると、
.Tn ftp
プロトコルエラーとなります。
.Sh プロキシサーバ
防火壁の中の多くのサイトは、信用できるプロトコルで防火壁を通して
通信を行なうためにアプリケーションゲートウェイ( ``プロキシサーバ'' )
通信を行なうためにアプリケーションゲートウェイ (``プロキシサーバ'')
を利用します。
.Nm
プログラムは、プロキシサーバを使った
@ -190,7 +202,7 @@ ftp
.Tn FTP
プロキシクライアントは、
.Do Va remoteuser Ns Li \&@ Ns Va remotehost
.Op Li \^@ Ns Va port
.Op Li \&@ Ns Va port
.Dc
という形式の ホスト名とポート番号を遠隔地のユーザ名として送ります。
.Tn HTTP
@ -217,14 +229,14 @@ HTTP
両環境変数は、次のような同じ形式をしています。
空白で区切られたパラメータの設定リストからなり、個々の設定はコロンで
分けられたパラメータのリストからなります。最初の二つのパラメータはいつも
( 大文字でも小文字でも構わない ) 認証方法名と認証が行われる範囲です。
(大文字でも小文字でも構わない) 認証方法名と認証が行われる範囲です。
認証範囲が
.Sq Li \&*
の形式で指定されている時、他に指定されていない全ての範囲とみなされます。
.Pp
.Li basic
認証方式は、二つのオプションのパラメータを利用します。
一つ目はユーザ名で、 2 番目はそれに付けられたパスワードです。
一つ目はユーザ名で、2 番目はそれに付けられたパスワードです。
環境でパスワードもしくは両方のパラメータが指定されていなく、
.Nm
の標準入力が端末である時には、
@ -326,6 +338,27 @@ HTTP
.%O RFC 2068
.%D January 1997
.Re
.Rs
.%A T. Berners-Lee
.%A L. Masinter
.%A M. McCahill
.%T "Uniform Resource Locators (URL)"
.%O RFC 1738
.%D December 1994
.Re
.Rs
.%A J. Postel
.%A J.K. Reynolds
.%T "File Transfer Protocol"
.%O RFC 959 / STD 9
.%D October 1985
.Re
.Rs
.%A M.R. Horton
.%T "Standard for interchange of USENET messages."
.%O RFC 850
.%D June 1983
.Re
.Sh 歴史
.Nm fetch
コマンドは

View file

@ -65,7 +65,7 @@
.It Fl H
.Ar file
で指定したファイルがシンボリックリンクファイルだった場合、シンボリックリンク
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ(
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ (
.Xr stat 2
参照) を使って
.Ar expression
@ -80,7 +80,7 @@
.It Fl L
.Ar file
で指定したファイルがシンボリックリンクファイルだった場合、シンボリックリンク
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ(
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ (
.Xr stat 2
参照) を使って
.Ar expression
@ -88,7 +88,7 @@
ければ、シンボリックリンク自体を処理の対象とします。
.It Fl P
シンボリックリンク自体に関して
ファイル情報とファイルタイプ(
ファイル情報とファイルタイプ (
.Xr stat 2
参照) を使って
.Ar expression
@ -139,13 +139,13 @@ find | sort
.It Ic -amin Ar n
最後にファイルがアクセスされた時刻と、
.Nm find
を起動した時刻との差(1 分単位で切り上げます)が
を起動した時刻との差 (1 分単位で切り上げます)
.Ar n
分であれば、真とします。
.It Ic -atime Ar n
最後にファイルがアクセスされた時刻と、
.Nm find
を起動した時刻との差(24 時間単位で切り上げます)が
を起動した時刻との差 (24 時間単位で切り上げます)
.Ar n
日であれば、真とします。
.It Ic -ctime Ar n
@ -171,8 +171,7 @@ find | sort
utility もしくは argument の指定
のなかで ``{}'' が使われていた場合は、その部分が、現在
.Nm find
が対象としてい
るファイルのパス名に置き換えられます。ただし、
が対象としているファイルのパス名に置き換えられます。ただし、
.Ar utility
が実行されるときのカレントディレクトリは、
.Nm find
@ -223,10 +222,10 @@ sysctl vfs
512 バイトブロックでのファイルの大きさ、
ファイルのパーミッション、ハードリンクの数、所有者、グループ、
バイトで表したファイルの大きさ、最後にファイルが修正された時刻、パス名です。
ファイルがブロック型もしくはキャラクタ型のスペシャルファイルならば、
ファイルがブロック型もしくはキャラクタ型の特殊ファイルならば、
バイトで表したファイルの大きさの代わりにメジャー番号とマイナー番号を
出力します。ファイルがシンボリックリンクならば、
`\`->''の後にリンク先のファイルのパス名を表示します。
``->'' の後にリンク先のファイルのパス名を表示します。
フォーマットは
``ls -dgils'' の出力結果と同じです。
.It Ic -mtime Ar n
@ -250,7 +249,7 @@ sysctl vfs
.Ar pattern
としては、シェルで使われるパターンマッチ
指定 (``['', ``]'', ``*'', ``?'') を使用することができます。これらの文字は
バックスラッシュ(``\e'')を前において、パターンマッチ指定ではなく文字として
バックスラッシュ (``\e'') を前において、パターンマッチ指定ではなく文字として
扱う事を明示することができます。
.It Ic -newer Ar file
対象ファイルの修正日付が、
@ -277,7 +276,7 @@ sysctl vfs
と比較します。
.Ar mode
は、シンボル
形式(
形式 (
.Xr chmod 1
参照) もしくは 8 進数形式で指定します。シンボル形式の場合は、
00000 から開始してパーミッションのセットとクリアを行います。
@ -325,7 +324,7 @@ sysctl vfs
したあと、改行ではなく、
.Tn ASCII
.Tn NUL
文字(文字コード 0)を出力します。
文字 (文字コード 0) を出力します。
.It Ic -prune
このプライマリは常に真になります。
対象となっているファイル配下のディレクトリに下りないようにします。
@ -348,10 +347,14 @@ sysctl vfs
タイプとして、次のような指定が可能です:
.Pp
.Bl -tag -width flag -offset indent -compact
.\" jpman project では special file を「特殊ファイル」と訳している。
.\" これにあわせて block special を「ブロックスペシャル」ではなく
.\" 「ブロック特殊」とするのは違和感があるので、「ファイル」を補った。
.\" Kazuo Horikawa 1999/03/10
.It Cm b
ブロックスペシャル
ブロック型特殊ファイ
.It Cm c
キャラクタスペシャル
キャラクタ型特殊ファイ
.It Cm d
ディレクトリ
.It Cm f
@ -388,17 +391,17 @@ FIFO
が真なら、真になります。
.Pp
.It Cm \&! Ns Ar expression
単項否定演算子(
単項否定演算子 (
.Tn NOT
)です。
) です。
.Ar expression
が偽なら、真となります。
.Pp
.It Ar expression1 Cm -and Ar expression2
.It Ar expression1 expression2
論理積(
論理積 (
.Tn AND
)演算子です。
) 演算子です。
.Ar expression1
.Ar expression2
@ -416,9 +419,9 @@ FIFO
と書いても同じです。
.Pp
.It Ar expression1 Cm -or Ar expression2
論理和(
論理和 (
.Tn OR
)演算子です。
) 演算子です。
.Ar expression1
.Ar expression2

View file

@ -45,12 +45,6 @@
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Op Fl p Ar pid
.\" FreeBSD 2.1.0R 英語版マニュアルでは以下の行は uid ではなく user
.\" となっているが、本質的な差異ではなかろう -- jpman Sakai
.\"(訳中)一応FreeBSD 2.2.1Rのマニュアルにあわせました。
.\" 2.2.1R 対象(1997/05/17) Takeshi MUTOH <mutoh@info.nara-k.ac.jp>
.\" uid ではなくユーザ名を指定するので、user が正しい。
.\" <horikawa@jp.freebsd.org>
.Op Fl u Ar user
.Op Ar filename ...
.Pp
@ -62,8 +56,7 @@
テキストや、カーネルのトレースファイルなどを指します。引数が何も与え
られなければ、
.Nm fstat
はシステム中でオープンされているすべてのファイル
についての情報を表示します。
はシステム中でオープンされているすべてのファイルについての情報を表示します。
.Pp
オプション:
.Bl -tag -width Ds
@ -96,29 +89,28 @@
を使います。
.It Fl n
数値フォーマットで表示を行います。マウントポイントの名前を表示する
かわりに、そのファイルシステムにおけるデバイス番号(メジャー、マイナー)
を表示します。スペシャルファイルに関しては、
かわりに、そのファイルシステムにおけるデバイス番号 (メジャー、マイナー)
を表示します。特殊ファイルに関しては、
.Pa /dev
の下のファイル名
は参照されず、スペシャルデバイスのデバイス番号が表示されます。また、
ファイルの属性も記号ではなく、8進数で表示されます。
は参照されず、特殊デバイスのデバイス番号が表示されます。また、
ファイルの属性も記号ではなく、8 進数で表示されます。
.It Fl p Ar pid
指定されたプロセスIDのプロセスによってオープンされているすべてのファイル
指定されたプロセス ID のプロセスによってオープンされているすべてのファイル
の情報を表示します。
.It Fl u Ar user
指定されたユーザによってオープンされているすべてのファイル
の情報を表示します。
.It Fl v
詳細報告モード。システムのデータ構造体を見つけるのに失敗した場合などに
エラーメッセージを表示します(デフォルトでは無視します)。これらの
エラーメッセージを表示します (デフォルトでは無視します)。これらの
構造体の多くは、動的に生成されたり消去されたりするもので、
.Nm fstat
を実行中に
消えてしまう可能性があります。これは、
.Nm fstat
実行中にも、システム
の残りの部分が動いているためで、ごく普通のことですし、避けることは
できません。
の残りの部分が動いているためで、ごく普通のことですし、避けることはできません。
.It Ar filename ...
表示する情報を、指定されたファイル
.Ar filename
@ -128,7 +120,7 @@
以下のような項目が表示されます。
.Bl -tag -width MOUNT
.It Li USER
プロセスの所有者のユーザ名(実効ユーザID のものが表示されます)
プロセスの所有者のユーザ名 (実効ユーザ ID のものが表示されます)
.It Li CMD
プロセスのコマンド名
.It Li PID
@ -144,7 +136,7 @@ root -
tr - カーネルトレースファイル
.Ed
.Pp
ファイル番号のあとにアスタリスク記号 ``*'' がある場合は、ファイルはinode
ファイル番号のあとにアスタリスク記号 ``*'' がある場合は、ファイルは inode
ではなく、ソケットや
.Tn FIFO
であったり、そのファイルにエラーがあるのかもしれません。この
@ -159,28 +151,13 @@ tr -
.Fl n
が指定されると、このヘッダが現れます。ファイルが存在しているデバイス
のメジャー番号とマイナー番号です。
.\".It Li INUM
.\"ファイルのinode番号です。
.\".It Li MODE
.\"ファイルの属性です。
.\".Fl n
.\"が指定されていなければ、記号でファイルの属性を
.\"表示します(
.\".Xr strmode 3
.\"を参照)。
.\".Fl n
.\"が指定されていれば、
.\"ファイルの属性は8進数で表示されます。
.\"(訳中)FreeBSD 2.2.1Rマニュアルには確認できませんでした。
.\" コメントアウトします。
.\" 2.2.1R 対象(1997/05/17) Takeshi MUTOH <mutoh@info.nara-k.ac.jp>
.Pp
.It Li SZ\&|DZ
ファイルがキャラクタデバイスファイルやブロックデバイスファイルでなけ
れば、そのファイルのバイト数を表示します。デバイスファイルあって
.Fl n
指定されていなければ、そのスペシャルファイルの
指定されていなければ、その特殊ファイルの
.Pa /dev
における名前を表示します。
.Pa /dev
@ -192,7 +169,7 @@ tr -
このフィールドには、ファイルのアクセス属性が表示されます。
``r'' の場合は、ファイルが読み込みのためにオープンされていることを意味します。
``w'' の場合は、ファイルが書き込みのためにオープンされていることを意味します。
このフィールドは、ファイルシステムをリードオンリー状態に移行する際に、
このフィールドは、ファイルシステムを読み込み専用状態に移行する際に、
それを妨げているプロセスを見つける場合に役に立ちます。
.It Li NAME
.Ar filename
@ -203,32 +180,31 @@ tr -
普通、この名前は決まったものではありません。というのも、オープンされた
ファイルから、ディレクトリ中のエントリへの逆のマッピングは存在しない
からです。また、異なるディレクトリエントリが同じファイルを参照してい
ることもある(
ることもある (
.Xr ln 2
を参照)ため、表示されている名前
を参照) ため、表示されている名前
は、プロセスがオープンした元のファイルの実際の名前と
異なっているかもしれません。
.El
.Sh ソケット
オープンしているファイルのフォーマットは、プロトコルのドメインに依存しま
す。最初のフィールドはドメイン名で、2番目のフィールドは
ソケットの型(streamや dgramなど) 、3番目はソケットフラグのフィールド
(16進数) です。残りのフィールドはプロトコルに依存します。tcp の場合は、
tcpcb のアドレスですし、 udp の場合は inpcb(ソケットpcb) のアドレスです。
UNIXドメインソケットの場合はソケット pcbの アドレスと(もし接続すれば)
接続先 pcbの アドレスです。それ以外の場合はプロトコル番号とソケット自身
オープンしているファイルのフォーマットは、プロトコルのドメインに依存します。
最初のフィールドはドメイン名で、2 番目のフィールドは
ソケットの型 (stream や dgramなど)、3 番目はソケットフラグのフィールド
(16 進数) です。残りのフィールドはプロトコルに依存します。tcp の場合は、
tcpcb のアドレスですし、udp の場合は inpcb (ソケット pcb) のアドレスです。
UNIX ドメインソケットの場合はソケット pcb のアドレスと (もし接続すれば)
接続先 pcb のアドレスです。それ以外の場合はプロトコル番号とソケット自身
のアドレスが表示されます。
.Xr netstat 1
と重複しない範囲で、詳しく
分析するのに十分な情報を表示しようとします。
と重複しない範囲で、詳しく分析するのに十分な情報を表示しようとします。
.Pp
たとえば、上で述べたアドレスは
.Dq Li netstat -A
コマンドで表示されるtcp, udp,
UNIXドメインのそれぞれのアドレスです。ただし、パイプはソケットを用いて
実装されているので、パイプは接続先のUNIXドメインストリームソケットとして
現れることに注意してください。単方向UNIXドメインソケットは、向き
を持った矢印 (``<-''か ``->'') として表示され、双方向(全二重)UNIXドメイン
コマンドで表示される tcp, udp,
UNIX ドメインのそれぞれのアドレスです。ただし、パイプはソケットを用いて
実装されているので、パイプは接続先の UNIX ドメインストリームソケットとして
現れることに注意してください。単方向 UNIX ドメインソケットは、向き
を持った矢印 (``<-'' か ``->'') として表示され、双方向 (全二重) UNIX ドメイン
は二重矢印 (``<->'') として表示されます。
.Pp
.Sh バグ
@ -236,16 +212,6 @@ UNIX
はシステムのスナップショットをとるので、表示される情報は
ほんのわずかな間しか正しくありません。
.Pp
.\" 以下のセクションは原文に対応する部分が無い -- jpman Sakai
.\" .Sh 関連ファイル
.\" .Bl -tag -width /dev/kmem -compact
.\" .It Pa /netbsd
.\" デフォルトのカーネル名前リスト
.\" .It Pa /dev/kmem
.\" デフォルトのメモリファイル
.\" .El
.\" .Pp
.\" .Pp
.Sh 関連項目
.Xr netstat 1 ,
.Xr nfsstat 1 ,

View file

@ -107,7 +107,7 @@ xxx
.It Fl R
サブディレクトリを再帰的に表示します。
.It Fl T
ファイルの日付と時間に関する詳細情報(月・日・時・分・秒・年)を表示します。
ファイルの日付と時間に関する詳細情報 (月・日・時・分・秒・年) を表示します。
.It Fl W
ディレクトリ走査時にホワイトアウトも表示します。
.It Fl a
@ -131,15 +131,15 @@ xxx
.Pq Fl l
を使ってグループの名前を表示したい時に使います。
.It Fl i
各ファイルについて、iード番号を表示します。
各ファイルについて、i ノード番号を表示します。
.It Fl k
.Fl s
オプションとともに使用し、ファイルサイズを
ブロック単位ではなく Kバイト単位で表示します。
ブロック単位ではなく K バイト単位で表示します。
このオプションは環境変数 BLOCKSIZE に優先します。
.It Fl l
(``エル(L)''の小文字)。ファイルの詳細情報をロングフォーマットで
表示します(下記参照)。
(``エル (L)'' の小文字)。ファイルの詳細情報をロングフォーマットで
表示します (下記参照)。
端末に出力している場合、ロングフォーマットの前の行に、全ファイル
のサイズの合計値を表示します。
.It Fl o
@ -152,30 +152,30 @@ xxx
辞書式順序で逆順または時刻の古い順にソートします。
.It Fl s
各ファイルがファイルシステム上で実際に占有している
ブロック数(512バイト単位)を表示します。
ブロック数 (512 バイト単位) を表示します。
ブロックの一部だけ占有しているものも整数値に切り上げられます。
端末に表示するときは、表示の先頭行に、全ファイルのサイズの合計値
を表示します。
環境変数 BLOCKSIZE は単位サイズ 512 バイトに優先します。
.It Fl t
ファイルをアルファベット順に表示する前に、ファイルの最終修正日時の順
(新しいものほど先にくる)にソートします。
(新しいものほど先にくる) にソートします。
.It Fl u
.Pq Fl t
オプションや
.Pq Fl l
オプションで、ファイルの最終修正日時の代わりに、ファイルの最終アクセ
ス日時を使用します。
オプションで、ファイルの最終修正日時の代わりに、ファイルの最終アクセス日時を
使用します。
.It Fl \&1
(数字の ``1'')。 1行につき 1エントリの形式で表示します。
(数字の ``1'')。 1 行につき 1 エントリの形式で表示します。
端末への出力でない場合には、これがデフォルトです。
.El
.Pp
.Fl 1 ,
.Fl C ,
.Fl l
オプションは、互いに他を上書きします。最後に指定されたオプションが有
効となります。
オプションは、互いに他を上書きします。最後に指定されたオプションが有効と
なります。
.Pp
.Fl c
@ -197,7 +197,7 @@ xxx
.Pp
デフォルトでは
.Nm
は標準出力に1行1エントリずつ表示します。
は標準出力に 1 行 1 エントリずつ表示します。
ただし、出力先が端末である場合および
.Fl C
オプションが指定された場合は別です。
@ -205,12 +205,12 @@ xxx
.Fl i ,
.Fl s ,
.Fl l
オプションが指定された場合、関連するファイルの情報は 1個以上の空白
オプションが指定された場合、関連するファイルの情報は 1 個以上の空白
をあけて表示されます。
.Ss ロングフォーマット
.Fl l
オプションがつけられた場合、それぞれのファイルに対して以下に示す情
報が表示されます:
オプションがつけられた場合、それぞれのファイルに対して以下に示す情報が
表示されます:
ファイルモード・
リンク数・所有者名・所有グループ名・
ファイルのバイト数・月の短縮形・最終更新が行なわれた際の日付・時・分・
@ -225,7 +225,7 @@ xxx
所有者または所有グループ名が不明の場合、
ID 番号で表示されます。
.Pp
ファイルがキャラクタ型もしくはブロック型スペシャルファイルである場合、
ファイルがキャラクタ型もしくはブロック型の特殊ファイルである場合、
ファイルサイズフィールドには
ファイルのメジャー番号とマイナー番号が表示されます。
ファイルがシンボリックリンクファイルである場合、
@ -241,9 +241,9 @@ ID
.Pp
.Bl -tag -width 4n -offset indent -compact
.It Sy b
ブロック型スペシャルファイル
ブロック型特殊ファイル
.It Sy c
キャラクタ型スペシャルファイル
キャラクタ型特殊ファイル
.It Sy d
ディレクトリ
.It Sy l
@ -256,11 +256,11 @@ ID
通常ファイル
.El
.Pp
次の 3つのフィールドは、それぞれ 3つの文字からなっています:
次の 3 つのフィールドは、それぞれ 3 つの文字からなっています:
所有者に対するアクセス許可・
グループに属するユーザに対するアクセス許可・
他のユーザに対するアクセス許可。
これらのフィールドはそれぞれ 3つの文字からなっています:
これらのフィールドはそれぞれ 3 つの文字からなっています:
.Bl -enum -offset indent
.It
もし
@ -295,18 +295,18 @@ ID
(以下参照)。
.El
.Pp
次の2つは他のユーザに対するアクセス許可の番目の文字に使用されます。
次の2つは他のユーザに対するアクセス許可の 3 番目の文字に使用されます。
.Bl -tag -width 4n -offset indent
.It Sy T
スティッキービットがセットされている(モード
スティッキービットがセットされている (モード
.Li 1000 ) が、
実行不能あるいは検索不能である場合(
実行不能あるいは検索不能である場合 (
.Xr chmod 1
または
.Xr sticky 8
参照)。
.It Sy t
スティッキービットがセットされており(モード
スティッキービットがセットされており (モード
.Li 1000 )
かつ、検索可能または実行可能である場合
(
@ -326,7 +326,7 @@ ID
の動作に影響を与えます:
.Bl -tag -width BLOCKSIZE
.It Ev BLOCKSIZE
ブロック数の表示を行う際、1ブロックのサイズとして環境変数
ブロック数の表示を行う際、1 ブロックのサイズとして環境変数
.Ev BLOCKSIZE
で指定された値が使用されます
(
@ -350,7 +350,7 @@ ID
(よって 0 を指定すると、フィールド幅が動的に決まります)。
すべてのフィールドの幅を変えられるわけではありません。
フィールドの順序は次の通りです:
iード、ブロック数、リンク数、ユーザ名、グループ名、フラグ、ファイルサイズ、
iード・ブロック数・リンク数・ユーザ名・グループ名・フラグ・ファイルサイズ・
ファイル名。
.El
.Sh 互換性

View file

@ -68,7 +68,7 @@
デフォルトの出力フォーマットは、各プロセス毎に、
プロセス
.Tn ID ,
制御端末・ cpu 時間(ユーザ時間とシステム時間の両方)・
制御端末・cpu 時間 (ユーザ時間とシステム時間の両方)・
プロセス状態・プロセスに関連するコマンドから成ります。
.Pp
プロセスファイルシステム (
@ -76,26 +76,26 @@
参照) は、
.Nm
が実行されている時にマウントされているべきです。そうでない場合、
ての情報が利用可能になるわけではありません。
すべての情報が利用可能になるわけではありません。
.Pp
オプションを以下に示します。
.Bl -tag -width indent
.It Fl a
自分のプロセスに加え自分以外のプロセスの情報も同様に表示します。
.It Fl c
``コマンド'' 桁の出力を、てのコマンドラインを表示するのではなく、
``コマンド'' 桁の出力を、すべてのコマンドラインを表示するのではなく、
実行形式名だけを表示するように変更します。
.It Fl C
cpu パーセンテージの計算を、``常駐'' 時間を無視する ``生''
cpu 時間を使う方法に変更します(通常これは影響ありません)。
cpu 時間を使う方法に変更します (通常これは影響ありません)。
.It Fl e
環境(変数)も同時に表示します。
環境 (変数) も同時に表示します。
.It Fl f
スワップアウトされたプロセスに関して、
コマンドラインと環境の情報を表示します。
ユーザの uid が 0 である場合のみ、このオプションが有効になります。
.It Fl h
ページ毎につヘッダが入るようにします。
ページ毎に 1 つヘッダが入るようにします。
.It Fl j
次のキーワードに関する情報を表示します:
user, pid, ppid, pgid, sess, jobc, state, tt, time, command。
@ -172,7 +172,7 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.Pa /dev/drum
の代わりに指定したファイルからスワップ情報を取り出します。
.It Fl w
デフォルトの現行ウィンドウ幅ではなく、132桁幅で表示します。
デフォルトの現行ウィンドウ幅ではなく、132 桁幅で表示します。
一度より多く
.Fl w
オプションを指定すると、
@ -204,11 +204,11 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.It Dv "P_NOCLDSTOP" Ta No "0x00008 子プロセスが停止しても SIGCHLD を送らない"
.It Dv "P_PPWAIT" Ta No "0x00010 親プロセスが、子プロセスが exec/exit するのを待っている"
.It Dv "P_PROFIL" Ta No "0x00020 プロファイル付きで実行された"
.It Dv "P_SELECT" Ta No "0x00040 選択されている;wakeup/waiting は危険である"
.It Dv "P_SINTR" Ta No "0x00080 スリープは停止可能"
.It Dv "P_SUGID" Ta No "0x00100 最後の実行以来 特権セット id されている"
.It Dv "P_SYSTEM" Ta No "0x00200 システム proc: sigs や stat や swap が無い"
.It Dv "P_TIMEOUT" Ta No "0x00400 スリープ中にタイムアウトした"
.It Dv "P_SELECT" Ta No "0x00040 select 中; wakeup/waiting は危険である"
.It Dv "P_SINTR" Ta No "0x00080 sleep は割り込み可能"
.It Dv "P_SUGID" Ta No "0x00100 最後の実行以来、id 特権が設定されている"
.It Dv "P_SYSTEM" Ta No "0x00200 システムプロセス: シグナルや stat やスワップが無い"
.It Dv "P_TIMEOUT" Ta No "0x00400 sleep 中にタイムアウトした"
.It Dv "P_TRACED" Ta No "0x00800 デバッグプロセスはトレースされている"
.It Dv "P_WAITED" Ta No "0x01000 デバッグプロセスは子プロセスを待っている"
.It Dv "P_WEXIT" Ta No "0x02000 終了動作中"
@ -238,10 +238,10 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
コマンドが開始されたのが 24 時間以内なら、
開始時刻は
.Xr strftime 3
で記述された``%l:ps.1p''フォーマットで表示されます。
コマンドが開始されたのが7日以内なら、
開始時刻は``%a6.15p''フォーマットで表示されます。
さもなくば、開始時刻は``%e%b%y''フォーマットで表示されます。
で記述された ``%l:ps.1p'' フォーマットで表示されます。
コマンドが開始されたのが 7 日以内なら、
開始時刻は ``%a6.15p'' フォーマットで表示されます。
さもなくば、開始時刻は ``%e%b%y'' フォーマットで表示されます。
.It state
プロセスの状態を文字の列で表示します。例えば、
.Dq Tn RWNA
@ -249,9 +249,9 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.Pp
.Bl -tag -width indent -compact
.It D
プロセスはディスク(あるいは他の割り込み不可能な短期間の)待ち状態です。
プロセスはディスク (あるいは他の割り込み不可能な短期間の) 待ち状態です。
.It I
プロセスは idle 状態(20秒以上 sleep している)です。
プロセスは idle 状態 (20 秒以上 sleep している) です。
.It R
プロセスは runnable 状態です。
.It S
@ -259,7 +259,7 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.It T
プロセスは stop している状態です。
.It Z
プロセスは死んでいる状態(``ゾンビ'')です。
プロセスは死んでいる状態 (``ゾンビ'') です。
.El
.Pp
さらにこの後に文字があれば、さらなる状態情報を示します。
@ -274,38 +274,38 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.It >
プロセスはメモリ要求に対するソフトリミットが指定されており、
現在そのリミットを越えています。
このようなプロセスは(必然的に)スワップされていません。
このようなプロセスは (必然的に) スワップされていません。
.It A
プロセスはランダムなページ置換(
プロセスはランダムなページ置換 (
.Xr vadvise 2
における
.Dv VA_ANOM
のことで、例えば、
.Xr lisp 1
でのガーベージコレクション)を要求しました。
でのガーベージコレクション) を要求しました。
.It E
プロセスは終了しようとしています。
.It L
プロセスは実メモリ中にロックされたページ
(例えば、raw
.Tn I/O
用)を持っています。
用) を持っています。
.It N
プロセスは
.Tn CPU
スケジューリング優先度(
スケジューリング優先度 (
.Xr setpriority 2
参照)が下げられています。
参照) が下げられています。
.It S
プロセスは
.Tn FIFO
ページ置換(
ページ置換 (
.Xr vadvise 2
における
.Dv VA_SEQL
のことで、
例えば、仮想記憶の多量のデータを順次アクセスする
大規模画像処理プログラム)を要求しました。
大規模画像処理プログラム) を要求しました。
.It s
プロセスはセッションリーダです。
.It V
@ -321,13 +321,13 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
もしあれば、制御端末のパス名の省略形です。
省略形は
.Pa /dev/tty
に続く3文字か、コンソール場合の ``con'' です。
もはやプロセスがその制御端末に到達できない(即ち、revoke された)場合、
に続く 3 文字か、コンソール場合の ``con'' です。
もはやプロセスがその制御端末に到達できない (即ち、revoke された) 場合、
後に ``-'' が付きます。
.It wchan
プロセスが待っているイベント(システム内のアドレス)。
プロセスが待っているイベント (システム内のアドレス)。
数字で表示される時には、アドレスの最初の部分は削られて
その結果が16進で表示されます。例えば 0x80324000 では 324000 と表示されます。
その結果が 16 進で表示されます。例えば 0x80324000 では 324000 と表示されます。
.El
.Pp
キーワード command には、
@ -340,26 +340,26 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
この方法は、本質的に少々信頼できるものではなく、
プロセスはとにかくこの情報を破壊することができます。
だから、表示されるコマンド名や引数をあまり信用しすぎてはなりません。
一方、キーワード ucomm (アカウンティング名)は信用できます。
一方、キーワード ucomm (アカウンティング名) は信用できます。
.Sh キーワード
以下は有効なキーワードとその意味の全リストです。
そのうちいくつかは別名があります。
.Pp
.Bl -tag -width sigignore -compact
.It %cpu
cpu 使用率(別名 pcpu)
cpu 使用率 (別名 pcpu)
.It %mem
メモリ使用率(別名 pmem)
メモリ使用率 (別名 pmem)
.It acflag
アカウンティングフラグ(別名 acflg)
アカウンティングフラグ (別名 acflg)
.It command
コマンド名と引数
.It cpu
短期間 cpu 使用係数(スケジューリング用)
短期間 cpu 使用係数 (スケジューリング用)
.It flags
16 進数のプロセスフラグ(別名 f)
16 進数のプロセスフラグ (別名 f)
.It inblk
総ブロック読み出し数(別名 inblock)
総ブロック読み出し数 (別名 inblock)
.It jobc
ジョブコントロール数
.It ktrace
@ -377,29 +377,29 @@ cpu
.It minflt
総ページ再生数
.It msgrcv
総メッセージ受信数(パイプ/ソケットからの読み込み)
総メッセージ受信数 (パイプ/ソケットからの読み込み)
.It msgsnd
総メッセージ送信数(パイプ/ソケットへの書き込み)
総メッセージ送信数 (パイプ/ソケットへの書き込み)
.It nice
nice 値(別名 ni)
nice 値 (別名 ni)
.It nivcsw
総強制的コンテキストスィッチ数
.It nsigs
総シグナル受け入れ数(別名 nsignals)
総シグナル受け入れ数 (別名 nsignals)
.It nswap
総スワップイン/スワップアウト数
.It nvcsw
総自発的コンテキストスィッチ数
.It nwchan
wait チャネル(アドレスで表示)
wait チャネル (アドレスで表示)
.It oublk
総ブロック書き込み数(別名oublock)
総ブロック書き込み数 (別名oublock)
.It p_ru
リソース利用量(ゾンビに対してのみ有効)
リソース利用量 (ゾンビに対してのみ有効)
.It paddr
スワップアドレス
.It pagein
ページイン数(majflt と同じ)
ページイン数 (majflt と同じ)
.It pgid
プロセスグループ番号
.It pid
@ -413,40 +413,40 @@ wait
.It pri
スケジューリング優先度
.It re
実メモリ常駐時間(秒単位; 127 = 無限)
実メモリ常駐時間 (秒単位; 127 = 無限)
.It rgid
実グループ
.Tn ID
.It rlink
run 行列における逆リンク(あるいは 0)
run 行列における逆リンク (あるいは 0)
.It rss
常駐セットサイズ
.It rsz
常駐セットサイズ+(テキストのサイズ/テキストの利用総数) (別名rssize)
常駐セットサイズ + (テキストのサイズ/テキストの利用総数) (別名 rssize)
.\" つまり、共通テキストを複数プロセスで分担しているわけだ
.It rtprio
実時間優先度(101 = 実時間プロセスではない)
実時間優先度 (101 = 実時間プロセスではない)
.It ruid
実ユーザ
.Tn ID
.It ruser
ユーザ名(ruid から得られたもの)
ユーザ名 (ruid から得られたもの)
.It sess
セッションポインタ
.It sig
遅延されたシグナル(別名 pending)
遅延されたシグナル (別名 pending)
.It sigcatch
捕獲されたシグナル(別名 caught)
捕獲されたシグナル (別名 caught)
.It sigignore
無視されたシグナル(別名 ignored)
無視されたシグナル (別名 ignored)
.It sigmask
ブロックされたシグナル(別名 blocked)
ブロックされたシグナル (別名 blocked)
.It sl
sleep 時間(秒単位; 127 = 無限)
sleep 時間 (秒単位; 127 = 無限)
.It start
開始時刻
.It state
記号でのプロセス状態(別名 stat)
記号でのプロセス状態 (別名 stat)
.It svgid
setgid プログラムでの saved gid
.It svuid
@ -454,7 +454,7 @@ setuid
.It tdev
制御端末のデバイス番号
.It time
ユーザ + システムの合計 cpu 時間(別名 cputime)
ユーザ + システムの合計 cpu 時間 (別名 cputime)
.It tpgid
制御端末プロセスグループ
.Tn ID
@ -464,9 +464,9 @@ setuid
.It tsess
制御端末セッションポインタ
.It tsiz
テキストサイズ(Kbyte 単位)
テキストサイズ (K バイト単位)
.It tt
制御端末名(2 文字の省略形)
制御端末名 (2 文字の省略形)
.It tty
制御端末の完全な名前
.It uprocp
@ -477,13 +477,13 @@ setuid
実効ユーザ
.Tn ID
.It upr
システムコールから帰る時のスケジューリング優先度(別名 usrpri)
システムコールから帰る時のスケジューリング優先度 (別名 usrpri)
.It user
ユーザ名(uid から得たもの)
ユーザ名 (uid から得たもの)
.It vsz
kByte 単位の仮想記憶サイズ(別名vsize)
k バイト単位の仮想記憶サイズ (別名 vsize)
.It wchan
wait チャネル(シンボル名で表示)
wait チャネル (シンボル名で表示)
.It xstat
終了ステータスまたは stop ステータス
(stop プロセスかゾンビプロセスの時のみに有効)
@ -491,7 +491,7 @@ wait
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /var/run/kvm_kernel.db -compact
.It Pa /dev
スペシャルファイルとデバイスの名前
特殊ファイルとデバイスの名前
.It Pa /dev/drum
デフォルトのスワップデバイス
.It Pa /dev/kmem
@ -500,7 +500,7 @@ wait
.Pa /dev
名前データベース
.It Pa /var/run/kvm_kernel.db
システム(カーネル)の名前リストデータベース
システム (カーネル) の名前リストデータベース
.It Pa /kernel
デフォルトのシステムの名前リスト
.El

View file

@ -30,8 +30,9 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)split.1 8.3 (Berkeley) 4/16/94
.\" jpman %Id: split.1,v 1.3 1997/07/27 11:58:02 horikawa Stab %
.\" %Id: split.1,v 1.1.1.1.10.1 1999/03/01 00:41:48 archie Exp %
.\"
.\" jpman %Id: split.1,v 1.3 1997/07/27 11:58:02 horikawa Stab %
.Dd April 16, 1994
.Dt SPLIT 1
.Os
@ -42,13 +43,14 @@
.Nm split
.Op Fl b Ar byte_count[k|m]
.Op Fl l Ar line_count
.Op Fl p Ar pattern
.Op Ar file Op Ar name
.Sh 解説
.Nm split
は、
.Ar file
が指定された場合はそのファイルを、指定されなかった場合は
標準入力から読み込んだデータを、1000行ごとに分割します。
標準入力から読み込んだデータを、1000 行ごとに分割します。
.Pp
オプションは以下のとおりです。
.Bl -tag -width Ds
@ -66,6 +68,16 @@
.It Fl l
.Ar n
行単位で分割します。
.It Fl p Ar pattern
拡張正規表現として解釈される
.Ar pattern
に入力行がマッチするたび、ファイルが分割されます。
マッチする行は、次の出力ファイルの最初の行になります。
本オプションは、
.Fl b
および
.Fl l
のオプションと共には指定できません。
.El
.Pp
オプションのあとに引数を指定した場合、最初の引数は
@ -89,6 +101,10 @@
は 最大 676 個のファイルにしか分割できません。
デフォルトのファイル名に分割した場合は、最大 2028 個の
ファイルに分割することができます。
.Pp
パターンにマッチする最大行長は 65536 です。
.Sh 関連項目
.Xr re_format 7
.Sh 歴史
.Nm split

View file

@ -29,7 +29,7 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: forward.5,v 1.2 1997/03/07 03:28:00 jmg Exp %
.\" %Id: forward.5,v 1.2.2.1 1999/02/18 02:34:45 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: forward.5,v 1.3 1998/04/29 11:32:30 kuma Stab %
.\"
.\" WORD: quote クォート(単一引用符または二重引用符文字のこと)
@ -71,6 +71,23 @@ nobody@FreeBSD.org
を伴なってプログラム
.Pa /usr/bin/vacation
に転送されます。
.Pp
ローカルユーザのアドレスの前にバックスラッシュ文字が付いている場合、
メールは直接そのユーザのメールスプールファイルに配送され、
更なる転送処理は回避されます。
.Pp
例えば、ユーザ chris の
.Nm .forward
ファイルに次の行を含む場合:
.Bd -literal -offset indent
chris@otherhost
\echris
.Ed
.Pp
メールの一方のコピーは
.Ar chris@otherhost
に転送され、
もう一方のコピーはローカルユーザ chris へのメールとして記録されます。
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width $HOME/.forward -compact
@ -79,5 +96,6 @@ nobody@FreeBSD.org
ユーザによる転送指示
.El
.Sh 関連項目
.Xr aliases 5 ,
.Xr mailaddr 7 ,
.Xr sendmail 8

View file

@ -52,7 +52,6 @@
各々の行のフィールドはタブまたはスペースによって区切られます。
.Xr fsck 8 ,
.Xr mount 8 ,
および
.Xr umount 8
.Nm fstab
@ -60,30 +59,30 @@
.Nm fstab
のレコードの順序は重要な意味を持ちます。
.Pp
1フィールド
1 フィールド
.Pq Fa fs_spec
はマウントされるブロックスペシャルデバイス、またはリモートのファイル
はマウントされるブロックスペシャルデバイス、またはリモートのファイル
システムを表します。
.Em ufs
形式のファイルシステムでは、スペシャルファイル名はブロックスペシャル
ファイル名であり、キャラクタスペシャルファイル名ではありません。
プログラムがキャラクタスペシャルファイル名を必要とする場合、そのプログラム
スペシャルファイル名の中の最後の ``/'' の後ろに ``r'' を追加することで
キャラクタスペシャルファイル名を作成しなければなりません
形式のファイルシステムでは、特殊ファイル名はブロック型特殊ファイル名であり、
キャラクタ型特殊ファイル名ではありません。
プログラムがキャラクタ型特殊ファイル名を必要とする場合、そのプログラム
特殊ファイル名の中の最後の ``/'' の後ろに ``r'' を追加することで
キャラクタ特殊ファイル名を作成する必要があります
.Pp
2フィールド
2 フィールド
.Pq Fa fs_file
はファイルシステムのマウントポイントを表します。
スワップパーティションでは、このフィールドには ``none'' と記述すべきです。
.Pp
3フィールド
3 フィールド
.Pq Fa fs_vfstype
はファイルシステムの形式を表します。
システムはさまざまなファイルシステム形式をサポートできます。
ルート、 /usr および /tmp のファイルシステムだけはカーネルに静的に組み
込まれている必要があります。
他のてのファイルシステムはマウント時に自動的にロードされます
(例外 : UFS 系 - FFS , MFS および LFS は現在のところデマンドロードは
他のすべてのファイルシステムはマウント時に自動的にロードされます
(例外 : UFS 系 - FFS, MFS, LFS は現在のところデマンドロードは
できません)。
いまだに他のファイルシステムも同様に静的に組み込むのを好む人もいるようです。
@ -111,13 +110,13 @@ DOS
カーネルパラメータへのアクセスのためのファイルシステム
.El
.Pp
4フィールド
4 フィールド
.Pq Fa fs_mntops
は、ファイルシステムに関連するマウントオプションを表します。
これはコンマで区切られたオプションのリストとして記述されます。
これは少なくともマウントの形式(以下の
これは少なくともマウントの形式 (以下の
.Fa fs_type
参照)を含み、加えてファイルシステム形式に特有のいくつかの追加の
参照) を含み、加えてファイルシステム形式に特有のいくつかの追加の
オプションを含みます。
.Pp
``userquota'' および ``groupquota'' オプションの双方、またはいずれかが
@ -150,16 +149,16 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
.Fa fs_mntops
フィールドから取り出され、
.Fa fs_type
フィールドに個別に保存されます(
フィールドに個別に保存されます (
.Fa fs_mntops
フィールドからは削除されません)。
.Fa fs_type
が ``rw'' または ``ro'' ならば、
.Fa fs_file
フィールドで指定されたファイルシステムは、読み書き可能、または読み出し
専用で指定のスペシャルファイルに正常にマウントされます。
専用で指定の特殊ファイルに正常にマウントされます。
.Fa fs_type
が ``sw'' ならば、スペシャルファイルはシステムのリブート処理の最後に
が ``sw'' ならば、特殊ファイルはシステムのリブート処理の最後に
.Xr swapon 8
コマンドによってスワップ領域の一部として使用されます。
.Fa fs_spec
@ -170,7 +169,7 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
が ``xx'' と指定されている場合、このエントリは無視されます。
これは、現在使用されていないディスクパーティションを表すのに便利です。
.Pp
5フィールド
5 フィールド
.Pq Fa fs_freq
は、どのファイルシステムがダンプされる必要があるか決定するために
.Xr dump 8
@ -179,14 +178,14 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
.Nm dump
コマンドはそのファイルシステムをダンプする必要がないと見なします。
.Pp
6フィールド
6 フィールド
.Pq Fa fs_passno
は、リブート時にファイルシステムのチェックが行われる順序を決定するために
.Xr fsck 8
プログラムによって使用されます。
ルートファイルシステムは
.Fa fs_passno
に 1 、他のファイルシステムは
に 1、他のファイルシステムは
.Fa fs_passno
に 2 が指定されているべきです。
1つのドライブ内のファイルシステムは逐次的にチェックされますが、
@ -203,7 +202,7 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
#define FSTAB_XX "xx" /* 完全に無視 */
struct fstab {
char *fs_spec; /* ブロックスペシャルデバイス名 */
char *fs_spec; /* ブロックスペシャルデバイス名 */
char *fs_file; /* ファイルシステムのパスのプレフィックス */
char *fs_vfstype; /* ufs,nfs などのファイルシステム形式 */
char *fs_mntops; /* -o に準拠したマウントオプション */
@ -218,7 +217,6 @@ struct fstab {
.Xr getfsent 3 ,
.Xr getfsspec 3 ,
.Xr getfstype 3 ,
および
.Xr getfsfile 3
ルーチンを使用します。
.Sh 関連ファイル

View file

@ -33,7 +33,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)fortune.6 8.3 (Berkeley) 4/19/94
.\" %Id: fortune.6,v 1.5 1997/02/22 14:46:50 peter Exp %
.\" %Id: fortune.6,v 1.5.2.1 1999/03/09 11:46:58 dcs Exp %
.\" jpman %Id: fortune.6,v 1.4 1999/01/16 17:08:30 kuma Stab %
.\"
.\" 以下は Linux JM のクレジット
@ -52,7 +52,7 @@
.Nm fortune
.Nd "おもしろくためになる格言を無作為に表示する"
.Sh 書式
.Op Fl aefilosw
.Op Fl aDefilosw
.Op Fl m Ar pattern
.Oo
.Op Ar \&N%
@ -70,6 +70,10 @@
リストから選びます(耳に痛いものについての詳細は
.Fl o
オプションを参照してください)。
.It Fl D
更なるデバッグ出力を有効にします。
本オプションを複数回指定すると、出力が更に冗長になります。
-DDEBUG 付きでコンパイルされている場合のみ、利用可能です。
.It Fl e
すべての fortune のファイルが同一サイズであることを仮定します
(複数ファイルの扱いについての下記の解説を参照してください)。

View file

@ -30,7 +30,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)hier.7 8.1 (Berkeley) 6/5/93
.\" %Id: hier.7,v 1.16 1998/12/21 05:57:57 jkoshy Exp %
.\" %Id: hier.7,v 1.16.2.1 1999/02/18 00:58:20 jkh Exp %
.\"
.\" jpman %Id: hier.7,v 1.3 1999/01/04 08:08:08 kuma Stab %
.Dd June 5, 1993
@ -101,9 +101,9 @@ uucp
.It Li /kernel
カーネルの pure な実行可能ファイル (ブート時にメモリに読み込まれる
オペレーティングシステム)。
.It Li /lkm/
.It Li /modules/
ロード可能なカーネルモジュール。
.Xr lkm 4
.Xr kldstat 8
参照。
.It Li /mnt/
通常、システム管理者が一時的なマウントポイントとして使用する
@ -456,8 +456,6 @@ Kerberos version IV
/usr/libexec 内のファイルのソース。
.It Li local/
/usr/local 内のファイルのソース。
.It Li lkm/
/lkm 内のファイルのソース。
.It Li release/
.Tn FreeBSD
のリリースを生成するために必要なファイル。

View file

@ -38,29 +38,29 @@
.Os
.Sh 名称
.Nm MAKEDEV
.Nd システムとデバイススペシャルファイルの作成
.Nd システムとデバイス特殊ファイルの作成
.Sh 書式
.Nm
name ...
.Sh 解説
このシェルスクリプト
.Nm
は、 ``/dev'' ディレクトリにあり、通常のスペシャルファイルを作成するのに
は、``/dev'' ディレクトリにあり、通常の特殊ファイルを作成するのに
使われます。
スペシャルファイルに関するより徹底した議論が必要ならば、
特殊ファイルに関するより徹底した議論が必要ならば、
.Xr intro 4
をご覧ください。
.Pp
.Nm
は、何個かのデバイス名を引数に取ります。
ここでのデバイス名は、デバイスに対する、よくある省略形です。
``std'' と ``local'' という、二つのスペシャルデバイスがあります。
``std'' と ``local'' という、二つの特殊デバイスがあります。
前者はそのアーキテクチャの標準デバイスを作成します。
後者はローカルサイトの固有のデバイスの為のもので、
シェルファイル ``MAKEDEV.local'' を実行します。
.Pp
i386 アーキテクチャでは次のデバイスをサポートします。
ここで、ハッシュ記号(``#'')を伴ったデバイス名は、
ここで、ハッシュ記号 (``#'') を伴ったデバイス名は、
ハッシュ記号をユニット番号で置き換えます。
.Bl -tag -width indent
.It std
@ -73,7 +73,7 @@ stderr, stdin, stdout, tty)
.It fd#
``フロッピ'' ディスクドライブ (3 1/2, 5 1/4) です。
.It pty#
16対の仮想端末マスタとスレーブです。
16 対の仮想端末マスタとスレーブです。
.It sd#
SCSI ディスクドライブです。
.It st#
@ -88,7 +88,7 @@ QIC-
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /dev/xxxx -compact
.It Pa /dev
スペシャルファイルのディレクトリ
特殊ファイルのディレクトリ
.Sh 関連項目
.Xr intro 4 ,
.Xr config 8 ,

View file

@ -1,8 +1,8 @@
.\" %Id: atrun.man,v 1.5 1998/07/01 05:47:58 jkoshy Exp %
.\" %Id: atrun.man,v 1.5.2.1 1999/02/15 08:46:21 fenner Exp %
.\" jpman %Id: atrun.8,v 1.2 1997/04/23 02:43:41 yugawa Stab %
.Dd April 12, 1995
.Dt ATRUN 8
.Os "FreeBSD 2.1"
.Os FreeBSD 2.1
.Sh 名称
.Nm atrun
.Nd ジョブキューのなかから予定時刻になったものを実行
@ -17,7 +17,7 @@
でキューに入れたジョブを実行するコマンドです。
.Pp
.Xr atrun 8
5分毎に起動されるようにするために、
5 分毎に起動されるようにするために、
root の
.Xr crontab 5
ファイル
@ -32,8 +32,9 @@ root
.Nm
は、小文字のキューの中のジョブのうち、
実行開始時間を過ぎたものすべてを開始します。
さらに、直前の1分間の負荷平均値(load avarage)が指定した限界値より小さい場合、
優先順位が最も高いバッチジョブ(大文字のキューで表されます)ひとつを
さらに、直前の 1 分間の負荷平均値 (load avarage)
が指定した限界値より小さい場合、
優先順位が最も高いバッチジョブ (大文字のキューで表されます) ひとつを
開始します。
.\" 上記の記述はオリジナルの英語版では、"A maximum of one batch jobs (denoted
.\" by uppercase queues) are started each time atrun is invoded." となっている。
@ -52,18 +53,19 @@ root
.Sh オプション
.Bl -tag -width indent
.It Fl l Ar load_avg
負荷の上限を指定する。負荷がこの上限を越えている場合、バッチジョブは実行さ
れない。デフォルトの値は 1.5。
負荷の上限を指定します。
負荷がこの上限を越えている場合、バッチジョブは実行されません。
組み込みのデフォルトの値は 1.5 です。
.It Fl d
デバッグ用。
.Xr syslog 3
を使う代わりに標準エラー出力にエラーメッセージを吐き出す。
を使う代わりに標準エラー出力にエラーメッセージを表示します。
.El
.Sh 警告
.Nm
を動かすためには
.Xr cron 8
デーモンを起動しておかねばなりません
デーモンを起動しておく必要があります
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /var/at/spool -compact
.It Pa /var/at/spool

View file

@ -51,8 +51,8 @@
のハッシュデータベースを
作成します。このデータベースには、
.Pa /dev
ディレクトリ内のすべてのキャラクタスペシャルファイルと
ブロックスペシャルファイルの名前が含まれており、
ディレクトリ内のすべてのキャラクタ型特殊ファイルと
ブロック型特殊ファイルの名前が含まれており、
キーとしてファイルタイプと
.Fa st_rdev
フィールドが使われています。

View file

@ -49,7 +49,7 @@
.Nm
プログラムは、
.Xr init 8
から呼ばれ、tty回線をオープンしたあと初期化
から呼ばれ、tty 回線をオープンしたあと初期化
し、ログイン名を読んで
.Xr login 1
を起動します。
@ -57,10 +57,10 @@
.Ar tty
は、端末にどの
.Pa /dev
スペシャルデバイスファイルを使うかを指定します(例:``ttyh0'')。
特殊デバイスファイルを使うかを指定します (例:``ttyh0'')。
引数がないか
.Ql Fl
ならば、tty回線はファイルディスクリプタ0としてオープンされます。
ならば、tty 回線はファイルディスクリプタ 0 としてオープンされます。
.Pp
.Ar type
は、
@ -104,7 +104,7 @@
関係するデバイスがブート時のシステム設定の際に組み込まれなかったか、
もしくは
.Pa /dev
スペシャルファイルがありませんでした。
特殊ファイルがありませんでした。
.El
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /etc/gettytab -compact

View file

@ -25,12 +25,12 @@
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: ibcs2.8,v 1.6 1998/08/31 16:41:06 wosch Exp %
.\" %Id: ibcs2.8,v 1.6.2.1 1999/02/15 08:46:22 fenner Exp %
.\" jpman %Id: ibcs2.8,v 1.3 1997/09/08 08:46:54 kuma Stab %
.\"
.Dd November 27, 1995
.Dt IBCS2 8
.Os FreeBSD-Experimental
.Os FreeBSD
.Sh 名称
.Nm ibcs2
.Nd SCO および ISC バイナリのための iBCS2 ランタイムサポートをロードする

View file

@ -38,7 +38,7 @@
.Os BSD 4
.Sh 名称
.Nm mknod
.Nd スペシャルファイルを作成する
.Nd 特殊ファイルを作成する
.Sh 書式
.Nm mknod
.Ar name
@ -46,12 +46,12 @@
.Ar major minor
.Sh 解説
.Nm
はデバイススペシャルファイルを作成します。通常、シェルスクリプト
はデバイス特殊ファイルを作成します。通常、シェルスクリプト
.Pa /dev/MAKEDEV
で、よく知られているスペシャルファイルを作成することができます。
で、よく知られている特殊ファイルを作成することができます。
このスクリプトは、
.Nm
に適当な引数を渡して実行し、必要なてのデバイスファイルの作成をします。
に適当な引数を渡して実行し、必要なすべてのデバイスファイルの作成をします。
.Pp
.Nm
の引数としては、以下の 4 つが必要です。
@ -68,8 +68,8 @@
.Cm b
を指定します。
テープやディスク等がこれに該当しますが、
ブロックスペシャルデバイス (cooked) とキャラクタスペシャルデバイス (raw) の
両方のスペシャルファイルが必要です。
ブロック型特殊デバイス (cooked) とキャラクタ型特殊デバイス (raw) の
両方の特殊ファイルが必要です。
キャラクタ型のデバイスは、
.Cm c
を指定します。
@ -85,7 +85,7 @@
マイナーデバイス番号を指定します。
マイナーデバイス番号は、
デバイスのどのサブユニットが
スペシャルファイルに対応するのかをカーネルに示します。
特殊ファイルに対応するのかをカーネルに示します。
例えば、サブユニットは
ファイルシステムのパーティションだったり端末ラインだったりします。
.El

View file

@ -82,10 +82,10 @@
すべてマウントします。
例外は、``noauto'' が指定されているもの、
.Fl t
フラグにて除外されているもの(後述)、
フラグにて除外されているもの (後述)、
既にマウントされているもの
(ルートファイルシステムは伝統的なシングルユーザモードの動作を保つ
ために除外されます)です。
ために除外されます) です。
通常、これはシステムの起動時に実行されます。
.It Fl d
システムコールの実行以外のすべてのことを行ないます。
@ -126,7 +126,7 @@
.It noatime
ファイル読み取り時に、ファイルアクセス時刻を更新しません。
このオプションが便利なのは、
多くのファイルを持ち、(ほとんどの場合重要ではない)ファイルアクセス時刻
多くのファイルを持ち、(ほとんどの場合重要ではない) ファイルアクセス時刻
を更新するよりも性能が重要であるファイルシステムです。
このオプションは現在ローカルファイルシステムでのみサポートされています。
.It noauto
@ -202,7 +202,7 @@ UFS
以外の、ファイルシステムタイプに固有のオプションは、
コンマで区切って指定します。このオプションは、オプションの前に
.Dq \&-
(ダッシュ記号)をつけて区別します。値を持つオプションは、
(ダッシュ記号) をつけて区別します。値を持つオプションは、
-option=valueの形で指定します。
たとえば、
.Bd -literal -offset indent
@ -221,7 +221,7 @@ mount -t mfs -o nosuid,-N,-s=4000 /dev/dk0b /tmp
オプションを指定します。
.It Fl r
ファイルシステムをリードオンリーで
マウントします(スーパユーザでも書き込みは行えません)。
マウントします (スーパユーザでも書き込みは行えません)。
これは、
.Fl o
オプションで
@ -332,9 +332,9 @@ type
.Pp
カーネルはそのファイルシステムタイプをサポートしていません。
ファイルシステムのサポートは、
静的(カーネルコンパイル時)もしくは動的(
静的 (カーネルコンパイル時) もしくは動的 (
.Xr modload 8
によってカーネルモジュールとしてロードされる)です。
によってカーネルモジュールとしてロードされる) です。
通常、
.Nm
もしくはそのサブプロセスは、

View file

@ -143,7 +143,7 @@
.It Cm md5digest
ファイルの MD5 メッセージダイジェスト。
.It Cm mode
数値 (8進数) あるいはシンボル値で指定した現ファイルのパーミッション。
数値 (8 進数) あるいはシンボル値で指定した現ファイルのパーミッション。
.It Cm nlink
ファイルが持っているはずのハードリンク数。
.It Cm nochange

View file

@ -93,13 +93,13 @@
.Xr disklabel 8
を使ってディスクラベルが書き込んでいなければなりません。
.Nm
は、指定したスペシャルファイルにファイルシステムを作成します。
は、指定した特殊ファイルにファイルシステムを作成します。
(しばしば
.Dq スペシャルファイル
.Dq 特殊ファイル
.Dq ディスク
として扱いますが、スペシャルファイルは物理ディスクである必要はありません。
事実、スペシャルである必要もありません。)
として扱いますが、特殊ファイルは物理ディスクである必要はありません。
事実、特殊ファイルである必要もありません。)
デフォルト値はたいてい妥当な値となりますが、
.Nm
にはこの値を変更するための数多くのオプションがあります。
@ -119,11 +119,11 @@
.Nm
のものと同じです。
.Fl T
フラグが指定されると(下記参照)、スペシャルファイルを使用しません。
そうでない場合、スペシャルファイルはディスクラベルを読むためにのみ使われ、
フラグが指定されると (下記参照)、特殊ファイルを使用しません。
そうでない場合、特殊ファイルはディスクラベルを読むためにのみ使われ、
それによってメモリベースファイルシステムへのコンフィギュレーション
パラメータが得られます。
このスペシャルファイルは通常、第一スワップ領域を指定します。という
この特殊ファイルは通常、第一スワップ領域を指定します。という
のは、フリーメモリが少なくなって、ファイルシステムをサポートす
るメモリ領域がページングされるとき、ファイルシステムがそこに
バックアップされるからです。
@ -168,7 +168,7 @@
.It Fl d Ar rotdelay
同じディスクに対する
ディスク転送完了割り込みサービスと新たな転送開始に費す時間の
期待値を指定します (ミリ秒単位)。デフォルトは0ミリ秒です。詳細は、
期待値を指定します (ミリ秒単位)。デフォルトは 0 ミリ秒です。詳細は、
.Xr tunefs 8
を参照してください。
.ne 1i
@ -183,7 +183,8 @@
ファイルシステムのフラグメントサイズをバイト単位で指定します。
.It Fl i Ar number of bytes per inode
ファイルシステム中の i ノードの密度を設定します。デフォルト
は、(4 * フラグメントサイズ) バイトのデータ領域ごとに1つの i ノードを作ります。
は、(4 * フラグメントサイズ) バイトのデータ領域ごとに 1 つの
i ノードを作ります。
i ノード数を少なくしたい場合は大きな値を指定し、
i ノード数を多くしたい場合は小さな値を指定します。
.It Fl m Ar free space \&%

View file

@ -1,8 +1,7 @@
.\" This file contains changes from the Open Software Foundation.
.\"
.\" from: @(#)newsyslog.8
.\" %Id: newsyslog.8,v 1.14 1998/06/09 18:24:04 ache Exp %
.\" jpman %Id: newsyslog.8,v 1.3 1997/08/16 13:33:00 horikawa Stab %
.\" %Id: newsyslog.8,v 1.14.2.1 1999/02/25 18:38:33 wollman Exp %
.\"
.\" Copyright 1988, 1989 by the Massachusetts Institute of Technology
.\"
@ -18,7 +17,8 @@
.\" the suitability of this software for any purpose. It is
.\" provided "as is" without express or implied warranty.
.\"
.Dd January 12, 1989
.\" jpman %Id: newsyslog.8,v 1.3 1997/08/16 13:33:00 horikawa Stab %
.Dd January 27, 1999
.Dt NEWSYSLOG 8
.Os
.Sh 名称
@ -35,44 +35,57 @@
から定期的に実行されるようにスケジュールされるべきプログラムです。
実行されると、
.Nm
は必要に応じてログファイルを保存(アーカイブ)します。
は必要に応じてログファイルを保存 (アーカイブ) します。
あるログファイルを保存する必要があると判断すると、
.Dq Va logfile
が空になり、
.Dq Va logfile Ns Li \&.0
に前回のログファイルが入り、
.Dq Va logfile Ns Li \&.1
に前々回のログが入り‥‥ といった具合に、
ユーザが指定した数の保存ログが残るよう、
.Nm
は、``logfile'' が空になり、``logfile.0'' に前回のログファイルが入り、
``logfile.1'' に前々回のログが入り‥‥ といった具合に、
ユーザが指定した数の保存ログが残るよう、ファイルを再編します。
はファイルを再編します。
オプションにより、保存ログを圧縮してスペースを節約することもできます。
.Pp
ログが保存される場合には 2 つの理由があります。
そのログファイルのサイズが予めセットしておいたキロバイト数より大きくなった、
もしくは、前回ログを保存してから指定した時間が経過した、という理由です。
ログが保存される場合には 3 つの理由があります:
.Bl -enum -offset indent
.It
ログが設定サイズ (キロバイト数) より大きくなった。
.It
前回ログを保存してから指定した時間が経過した。
.It
ログ入れ替えを行う指定時間である。
.El
.Nm
の粒度は、このコマンドが
.Xr cron 8
からどの程度の頻度で実行されるかに依存しています。
.Nm
の実行は十分速いので、毎時間実行するようにスケジュールしても
悪影響はありません。
悪影響はありませんし、
第 3 のモード (前述) はそうなっていることを仮定しています。
.Pp
起動されると、
.Nm
は設定ファイルを読み込んで、
どのログファイルをチェックすべきかを決定します。
デフォルトでは、このコンフィギュレーションファイルは
どのログファイルが潜在的に保存されうるかを決定します。
デフォルトでは、この設定ファイルは
.Pa /etc/newsyslog.conf
です。
コンフィギュレーションファイルの各行には、
設定ファイルの各行には、
.Nm
が処理すべき特定のログファイルに関する情報を記述します。
各行は 5 つの必須フィールドと、3 つのオプションフィールドから成り、
各行は 5 つの必須フィールドと、4 つのオプションフィールドからなり、
それらは空白で区切られています。
空行や ``#'' で始まる行は無視されます。
コンフィギュレーションファイルの各フィールドは以下の通りです:
設定ファイルの各フィールドは以下の通りです:
.Pp
.Bl -tag -width indent
.It Ar logfile_name
保存するシステムログファイル名。
.It Ar owner.group
このフィールドはオプションであり、
保存ファイルの所有者とグループ名を指定します。
.Ar owner
あるいは
@ -91,16 +104,93 @@
ログファイルのサイズが
.Ar size
に達すると、ログファイルは上記のように入れ換えられます。
このフィールドが
.Ar *
このフィールドがアスタリスク
.Pq Ql \&*
で置き換えられると、ログファイル入れ換えに際して
そのサイズは考慮されなくなります。
.It Ar interval
.Ar interval
時間(60 分×interval の意)が経過すると、ログファイルが入れ換えられます。
このフィールドが
.Ar *
で置き換えられると、前回の入れ換えからの経過時間は考慮されません。
.It Ar when
.Ar when
フィールドは、インターバル、特定の時刻、もしくは双方のいずれかです。
.Ar when
フィールドがアスタリスク
.Pq Ql \&*
の場合、ログ入れ替えは
.Ar size
フィールドにのみ依存します。
そうでない場合、
.Ar when
フィールドは、オプションのインターバル時間指定からなり、単一の
.So Li \&@ Sc
記号と制限された
.Tn ISO 8601
フォーマットで時刻を続けることができます。
時刻を指定すると、指定した時刻の 1 時間以内に
.Nm newsyslog
が実行された場合のみ、ログファイルを入れ替えます。
インターバル時間が指定された場合、
最後の入れ替えからその時間数が経過した場合に、ログファイルを入れ替えます。
時刻とインターバルの両方が指定された場合、入れ替えが実行されるには、
両方の条件が満たされることが必要です。
.Pp
時刻のフォーマットは
.Sm off
.Oo
.Oo
.Oo
.Oo
.Oo
.Va \&cc
.Oc
.Va \&yy
.Oc
.Va \&mm
.Oc
.Va \&dd
.Oc
.Oo
.Li \&T
.Oo
.Va \&hh
.Oo
.Va \&mm
.Oo
.Va \&ss
.Oc
.Oc
.Oc
.Oc
.Oc です。
.Sm on
日付フィールドはオプションであり、デフォルトは現在の日付の適切な部分です。
時刻フィールドはオプションであり、デフォルトは深夜です。
よって、今日が 1999 年 1 月 22 日の場合、次の日付指定はすべて同等です:
.Pp
.Bl -item -compact -offset indent
.It
.Sq Li 19990122T000000
.It
.Sq Li 990122T000000
.It
.Sq Li 0122T000000
.It
.Sq Li 22T000000
.It
.Sq Li T000000
.It
.Sq Li T0000
.It
.Sq Li T00
.It
.Sq Li 22T
.It
.Sq Li \&T
.It
.Sq Li \&
.El
.Pp
タイムゾーンは指定できません。
現在の実装では、明確に分や秒の部分を指定することは、ほとんどできません。
「1 時間以内」であることのみ、比較するからです。
.It Ar flags
このフィールドはオプションであり、
保存に際してログファイルに特別な処理を行うかどうかを指定します。
@ -137,7 +227,7 @@
newsyslog では以下のオプションが利用できます:
.Bl -tag -width indent
.It Fl f Ar config_file
コンフィギュレーションファイルとして
設定ファイルとして
.Pa /etc/newsyslog.conf
に代えて
.Ar config_file
@ -171,7 +261,7 @@ newsyslog
.Bl -tag -width /etc/newsyslog.confxxxx -compact
.It Pa /etc/newsyslog.conf
.Nm
コンフィギュレーションファイル
設定ファイル
.El
.Sh バグ
セキュリティ侵害を見つけるためにログを自動的に読むことは、

View file

@ -23,7 +23,7 @@
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: pccardd.8,v 1.10 1998/03/23 08:25:40 charnier Exp %
.\" %Id: pccardd.8,v 1.10.2.1 1999/03/01 22:05:30 kuriyama Exp %
.\" jpman %Id: pccardd.8,v 1.4 1997/07/26 22:04:06 horikawa Stab %
.\"
.Dd November 1, 1994
@ -120,7 +120,7 @@ PC-CARD
.Pa /etc/pccard.conf
とは異なった設定ファイルを指定します。
ファイルの形式は、
.Xr card.conf 5
.Xr pccard.conf 5
に詳細に記述されていますし、
.Nm
によって認識される PC-CARD カードがリストされています。

View file

@ -1,4 +1,4 @@
.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.1 1999/01/28 23:02:23 billf Exp %
.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.2 1999/03/07 11:55:12 brian Exp %
.\" jpman %Id: ppp.8,v 1.4 1997/06/08 18:41:58 saeki Stab %
.\" WORD: expect string 受信待ち文字列 (chat.8)
.\" WORD: negotiation 交渉
@ -3727,7 +3727,7 @@ Microsoft NetBIOS
.Ar LocalName
に絶対ファイル名を指定します。そうしないと、TCP ポートの名前もしくは番号
であると解釈されます。
ローカルドメインソケットに使用される 8 進 umask を指定可能です。
ローカルドメインソケットに使用される 8 進 umask を指定する必要があります。
.Sq 0
から始まる 4 桁 8 進数で指定します。
umask の詳細については
@ -4022,7 +4022,7 @@ tunN
元のプログラムは Toshiharu OHNO (tony-o@iij.ad.jp) が作成し、
FreeBSD-2.0.5 に Atsushi Murai (amurai@spec.co.jp) が提出しました。
.Pp
1997 年中に本質的に Brian Somers (brian@Awfulhak.org) が修正をし、
1997 年中に Brian Somers (brian@Awfulhak.org) が本格的な修正をし、
11 月に OpenBSD に移植されました (2.2-RELEASE の直後です)。
.Pp
1998 年初頭にマルチリンク ppp サポートが追加されたときに、

View file

@ -96,11 +96,11 @@
コマンドに与えるその他の引数は、リストアされるファイルを指定するための
ファイルやディレクトリ名です。
.Fl h
フラグを指定していない限り(下記参照)、ディレクトリ名を指定することで、
フラグを指定していない限り (下記参照)、ディレクトリ名を指定することで、
そのディレクトリ中のファイルや
(再帰的に) サブディレクトリを指定することになります。
.Pp
以下のいずれか 1 つ(複数指定不可)のフラグが必要です:
以下のいずれか 1 つ (複数指定不可) のフラグが必要です:
.Bl -tag -width Ds
.It Fl i
バックアップからの対話的なリストアを行います。バックアップからディレクトリ情報
@ -174,7 +174,7 @@
フラグを参照)。
これはリストア動作を中断したときに使われます。
.It Fl r
リストア(ファイルシステムの再構築)を行います。
リストア (ファイルシステムの再構築) を行います。
レベル 0 バックアップのリストアの前には、リストア先となるファイルシステムは
.Xr newfs 8
で初期化しておき、マウントして、そのディレクトリへ
@ -242,7 +242,7 @@ restore rf /dev/rst8
通常
.Nm
は、ダンプ対象のファイルシステムフォーマットが
新しいか古い(4.4 以前)かを動的に決定します。
新しいか古い (4.4 以前) かを動的に決定します。
.Fl c
フラグはこのチェックを無効にし、
古いフォーマットのダンプからのみ読み込むことを許します。
@ -253,12 +253,12 @@ restore rf /dev/rst8
.Ar file
は、
.Pa /dev/rmt12
(テープドライブ)や
(テープドライブ)
.Pa /dev/rda1c
(ディスクドライブ)といったスペシャルデバイスファイル、
(ディスクドライブ) といったスペシャルデバイスファイル、
通常のファイル、
.Ql Fl
(標準入力)のいずれかです。
(標準入力) のいずれかです。
ファイル名が
.Dq host:file
@ -302,7 +302,7 @@ restore rf /dev/rst8
.Nm restore
は何も表示せずにリストア動作を行います。
.Fl v
(verbose, 冗長)フラグを指定すると、
(verbose, 冗長) フラグを指定すると、
扱うファイルのタイプとファイル名が表示されます。
.It Fl y
エラーが発生したときに、リストア動作を中断するかどうかの問い合わせを
@ -367,10 +367,10 @@ restore rf /dev/rst8
.It Tape read error while restoring <filename>
.It Tape read error while skipping over inode <inumber>
.It Tape read error while trying to resynchronize
テープ(あるいはその他の媒体)のリードエラーが発生しました。
テープ (あるいはその他の媒体) のリードエラーが発生しました。
ファイル名が表示されていたならば、その内容はおそらく部分的に不正なものに
なっているでしょう。
もし inode がスキップされたり、テープの resynchronize(再同期)が試みら
もし inode がスキップされたり、テープの resynchronize (再同期) が試みら
れていたならば、展開されたファイルには問題はありません。しかし、テープ
上からいくつかのファイルを見付けることができないかもしれません。
.Pp

View file

@ -213,10 +213,9 @@
.Nm sendmail
はデーモンとしてバックグラウンドで
実行されます。
デーモンとして実行させる際には、同時にオプション
このオプションは、問題なく
.Fl bd
つけておくほうが安全です。
と共に指定可能です。
.It Fl qI Ns Ar substr
キュー ID の文字列に
.Ar substr

View file

@ -74,7 +74,7 @@
ビットを考慮します。
.Ar service
が指定された場合、パケット送出元が属すべき
UDP service の名前もしくは番号となります(
UDP service の名前もしくは番号となります (
.Xr services 5
参照)。
.Ar service
@ -118,7 +118,7 @@ UDP service
.It Fl m
.Dq mark
されたメッセージの間隔を分単位で指定します。
デフォルトは20分です。
デフォルトは 20 分です。
.It Fl p
代りに使用するログ用ソケットのパス名を指定します。
デフォルトは
@ -167,7 +167,7 @@ UDP service
.Pa /var/run/log、
.Pa /etc/services
で指定されるインターネットドメインソケット
およびスペシャルデバイス
および特殊デバイス
.Pa /dev/klog
(カーネルメッセージを読むため) からメッセージを読み込みます。
.Pp
@ -180,8 +180,8 @@ UDP service
を kill や、設定ファイルを読み込ませるために使えます。
.Pp
.Nm
に送られるメッセージは単一の行で構成されます。このメッセージは先頭に
先順位コードを含んでいます。このコードは
に送られるメッセージは単一の行で構成されます。このメッセージは先頭に
先順位コードを含んでいます。このコードは
.Sq Aq 5
のように括弧でくくられた 10 進数から構成されており、インクルードファイル
.Aq Pa sys/syslog.h
@ -193,7 +193,7 @@ UDP service
.It Pa /var/run/syslog.pid
動作中の
.Nm
のプロセスID
のプロセス ID
.It Pa /var/run/log
.Tn UNIX
ドメインデータグラムのログ用ソケットの名前
@ -219,8 +219,8 @@ UDP service
.Fx 2.2
における拡張です。
.Sh バグ
UDPパケットで受けとったメッセージを記録する能力は認証されていないディ
スクを溢れさせるリモートサービスと等価であり、恐らくデフォルトで無効に
UDP パケットで受けとったメッセージを記録する能力は認証されていない
ディスクを溢れさせるリモートサービスと等価であり、恐らくデフォルトで無効に
されるべきです。ある種の
.Nm
間の認証メカニズムが用意されるべきでしょう。

View file

@ -68,14 +68,14 @@
.Bl -tag -width indent
.It Fl a
.Xr fstab 5
に記述されているてのファイルシステムをアンマウントします。
に記述されているすべてのファイルシステムをアンマウントします。
.It Fl A
ルート以外で現在マウントされているファイルシステムをすべて
アンマウントします。
.It Fl f
ファイルシステムを強制的にアンマウントします。
利用されているスペシャルデバイスは使い続けようとしますが、
更にアクセスしようとすると、てのファイルはエラーを返します。
更にアクセスしようとすると、すべてのファイルはエラーを返します。
ルートファイルシステムは強制的にアンマウントすることはできません。
.It Fl h Ar host
指定されたホストからマウントしているファイルシステムだけをアンマウント
@ -107,7 +107,7 @@ umount -a -t nfs,mfs
.Tn NFS
.Tn MFS
であるてのファイルをアンマウントします。
であるすべてのファイルをアンマウントします。
.It Fl v
冗長モードです。アンマウントされる各ファイルシステムの追加情報が
出力されます。

View file

@ -59,7 +59,7 @@
.Sh 解説
.Nm
コマンドは、vnode 疑似ディスクデバイスを構築して使用可能にします。
コマンドの最初の書式では、スペシャルファイル
コマンドの最初の書式では、特殊ファイル
.Ar special_file
を通常ファイル
.Ar regular_file
@ -83,7 +83,7 @@
.It Fl d
指定した
.Ar feature
を(可能であれば)無効にします。
(可能であれば) 無効にします。
.It Fl e
デバイスを構築し、指定された
.Ar feature
@ -142,17 +142,17 @@ global
によって有効になる機能を指定します。
.Bl -tag -width indent
.It Dv swap
スペシャルファイル上でのスワップを有効にします。
特殊ファイル上でのスワップを有効にします。
.Xr swapon 2
を参照してください。
.It Dv Pf mountro= Pa mount_point
スペシャルファイルは、
特殊ファイルは、
.Ar mount_point
へ読み込み専用マウントされます。
.Xr mount 2
を参照してください。
.It Dv Pf mountrw= Pa mount_point
スペシャルファイルは、
特殊ファイルは、
.Ar mount_point
へ読み書き可能マウントされます。
.Xr mount 2

View file

@ -27,13 +27,13 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: xtend.8,v 1.9 1998/03/19 07:37:36 charnier Exp %
.\" %Id: xtend.8,v 1.9.2.1 1999/02/15 08:46:22 fenner Exp %
.\" jpman %Id: xtend.8,v 1.2 1997/06/16 08:01:33 yugawa Stab %
.\"
.Th XTEND 8 "30 Oct 1993"
.Dd Oct 30, 1993
.Dt XTEND 8
.Os BSD FreeBSD
.Os FreeBSD
.Sh 名称
.Nm xtend
.Nd X-10 デーモン
@ -91,7 +91,7 @@ SIGPIPE
に対して、
.Nm
は指定された X-10 の送信を行います。ここで、H はハウスコードを示す 1 文字で、
U は数字のユニットコードまたはリストに対する機能コード(
U は数字のユニットコードまたはリストに対する機能コード (
.Pa xtend/packet.c
ソースファイル参照)、N はギャップなしに送信されるパケットの数 (通常は 2)
です。送信が成功すると、
@ -150,7 +150,7 @@ X-10
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /var/spool/xten/Status -compact
.It Pa /dev/tw0
TW523 スペシャルファイル
TW523 特殊ファイル
.It Pa /var/run/tw523
クライアント接続用ソケット
.It Pa /var/run/xtend.pid
@ -158,7 +158,7 @@ pid
.It Pa /var/spool/xten/Log
ログファイル
.It Pa /var/spool/xten/Status
デバイス状態ファイル(バイナリ)
デバイス状態ファイル (バイナリ)
.It Pa /var/spool/xten/status.out
デバイス情報の
.Tn ASCII

View file

@ -1,8 +1,8 @@
.\" %Id: at.man,v 1.8 1998/06/04 21:05:53 steve Exp %
.\" %Id: at.man,v 1.8.2.1 1999/02/15 08:46:19 fenner Exp %
.\" jpman %Id: at.1,v 1.3 1997/08/05 18:36:01 george Stab %
.Dd April 12, 1995
.Dt "AT" 1
.Os "FreeBSD 2.1"
.Os FreeBSD 2.1
.Sh 名称
.Nm at, batch, atq, atrm
.Nd あとでジョブを実行させるためのキューの設定、確認、ジョブの削除をおこなう

View file

@ -41,12 +41,12 @@ cpio \-
アーカイブファイルは、ディスク上のファイルでも、
磁気テープ上に格納してあるファイルでも、もしくはパイプであっても構いません。
.B cpio
は、3つの操作モードを持っています。
は、3 つの操作モードを持っています。
.PP
コピーアウトモードでは、
.B cpio
はファイルをアーカイブファイルにコピーします。cpio は、標準入力から
ファイル名のリストを1行ずつ読み込み、標準出力にそのファイルのアーカイブを
ファイル名のリストを 1 行ずつ読み込み、標準出力にそのファイルのアーカイブを
書き出します。ファイルリストの作成には、
.B find
コマンドが多く使われます。
@ -57,15 +57,15 @@ cpio \-
.PP
コピーインモードでは、
.B cpio
はファイルをアーカイブファイルからファイルを(取り出して)コピーしたり、
はファイルをアーカイブファイルからファイルを (取り出して) コピーしたり、
アーカイブの内容のリストを表示したりします。
cpioは、アーカイブを標準入力から読み込みます。オプションでない
cpio は、アーカイブを標準入力から読み込みます。オプションでない
コマンドラインの引数は、すべてシェルによって展開される文字列として
解釈されます。これにより、アーカイブ内のファイル名が、この文字列によって
指定されるパターンにマッチするファイルのみを展開することができます。
また、シェルでの解釈とは違い、ファイル名の先頭に`.'を含むファイル名は、
また、シェルでの解釈とは違い、ファイル名の先頭に `.' を含むファイル名は、
取り出すファイルとして指定したパターンの最初にワイルドカードを含む場合、
パターンが一致します。また、ファイル名に `/'を含むファイル名も
パターンが一致します。また、ファイル名に `/' を含むファイル名も
ワイルドカードによって一致します。パターンが指定されない場合には、
全てのファイルが展開対象となります。
.PP
@ -86,7 +86,7 @@ binary
(つまり、binary フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャ間で、
互換性のないアーカイブを生成するので、あまり使われないということです)。
old ASCII フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャの間での互換性は
保たれますが、65536 個を超える i-nodes を備えるシステムで使われることを
保たれますが、65536 個を超える i-node を備えるシステムで使われることを
想定してません。
new ASCII フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャの間でのアーカイブの
互換性は保たれます。old ASCII フォーマットのように、ファイルシステムの
@ -94,7 +94,7 @@ new ASCII
.BR cpio
でこの形式をサポートするわけではありません。現状でこのフォーマットを
サポートする cpio は、GNU cpio と、Unix System V R4 の cpio のみです。
crcフォーマットは、new ASCIIフォーマットと似てますが、アーカイブ作成時に
crc フォーマットは、new ASCII フォーマットと似てますが、アーカイブ作成時に
.B cpio
が各ファイルについてチェックサムを計算し、アーカイブ内に含めるところが
異なります。このチェックサムは、アーカイブからファイルを取り出す時の
@ -102,14 +102,14 @@ crc
HPUX フォーマットは、デバイスファイルを格納する形式が他の cpio と異なる
HPUX の cpio 形式との互換性を持たせるために存在します。
.PP
tarフォーマットは、
tar フォーマットは、
.B tar
との互換性を持たせるために存在します。tar フォーマットでは、アーカイブされる
ファイル名としては、100 文字を超えるものは使えません。また、
スペシャルファイル(ブロックデバイスややキャラクタデバイス)をアーカイブする
特殊ファイル (ブロックデバイスやキャラクタデバイス) をアーカイブする
こともできません。
POSIX.1 tar フォーマットは、アーカイブされるファイル名としては、255 文字を
超えるものは使えません。(ちょうどその場所に、"/"が含まれる場合は除きます)。
超えるものは使えません。(ちょうどその場所に、"/" が含まれる場合は除きます)。
.PP
デフォルトでは、
.B cpio
@ -128,12 +128,12 @@ POSIX.1 tar
.SS オプション
.TP
.I "\-0, \-\-null"
コピーアウトおよびコピーパスモードにおいて、改行のかわりにル文字で終了する
コピーアウトおよびコピーパスモードにおいて、改行のかわりにル文字で終了する
ファイル名のリストを読み込みます。これにより、改行を含むファイル名を持つ
ファイルをアーカイブできます。
GNU
.B find
を使うことで、ル文字で終了するファイル名のリストを生成することができます。
を使うことで、ル文字で終了するファイル名のリストを生成することができます。
.TP
.I "\-a, \-\-reset-access-time"
ファイルを読み込んだ後に、それらのファイルのアクセスタイムの再設定を
@ -147,28 +147,28 @@ GNU
.I \-O
または、
.I "\-F (\-\-file)"
オプションで指定した名前のディスク上の(アーカイブ)ファイルで
オプションで指定した名前のディスク上の (アーカイブ) ファイルで
なければなりません。
.TP
.I "\-b, \-\-swap"
コピーインモードにおいて、データ中の1ワード(32 ビット)データの上下 16 ビット
を入れ換え、1 ハーフワード(16 ビット)の上下 8 ビットを入れ換えます。本オプショ
ンは、
コピーインモードにおいて、データ中の1ワード (32 ビット) データの上下 16 ビット
を入れ換え、1 ハーフワード (16 ビット) の上下 8 ビットを入れ換えます。
本オプションは、
.IR "\-sS"
と同等です。
このオプションは、ビッグエンディアンマシンとリトルエンディアンのマシンの間で
32ビット整数を変換するために用います。
32 ビット整数を変換するために用います。
.TP
.I "\-B"
I/O ブロックサイズを 5120 バイトに設定します。ブロックサイズの初期値は 512
バイトです。
.TP
.I "\-\-block-size=BLOCK-SIZE"
I/Oブロックサイズを BLOCK-SIZE * 512 バイトに設定します。
I/O ブロックサイズを BLOCK-SIZE * 512 バイトに設定します。
.TP
.I "\-c"
アーカイブ形式として、old ASCII フォーマット
(つまり古い互換アーカイブフォーマット)を用います。
(つまり古い互換アーカイブフォーマット) を用います。
.TP
.I "\-C IO-SIZE, \-\-io-size=IO-SIZE"
I/O ブロックサイズを IO-SIZE で指定したバイト数に設定します。
@ -189,39 +189,39 @@ I/O
.I "\-F, \-\-file=archive"
標準入力もしくは標準出力のかわりに、指定されたアーカイブファイルを
用います。他のマシンのテープドライブをアーカイブファイルとして扱う
場合には、 `HOSTNAME:'で始まるファイル名を使用して下さい。
場合には、`HOSTNAME:' で始まるファイル名を使用して下さい。
ホスト名は、そのユーザとしてリモートテープドライブをアクセスするために
ユーザネームと '@'を先に書いても構いません(典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts'エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
ユーザ名と '@' を先に書いても構いません (典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts' エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
.TP
.I "\-\-force-local"
With
.IR \-F
.IR \-I
もしくは
.IR \-F ,
.IR \-I ,
.IR \-O
オプションを用いた場合に、コロン文字を含むファイル名をローカルファイル名と
のいずれかのオプションを用いた場合に、
コロン文字を含むファイル名をローカルファイル名と
みなして扱います。通常、コロン文字は、リモートホスト名とその上の
ローカルファイル名を区切る場合に使用されます。
.TP
.I "\-H FORMAT, \-\-format=FORMAT"
アーカイブフォーマットとして、FORMATのものを用います。
アーカイブフォーマットとして、FORMAT のものを用います。
FORMAT の部分に指定できる文字列を以下に示します。
これらの名前は、すべて大文字の場合でも認識されます。
コピーインモードでのデフォルトは、入力ファイルの内容から
自動的にアーカイブフォーマットを判定するもので、コピーアウトモードでは、
"bin"フォーマットがデフォルトです。
自動的にアーカイブフォーマットを判定するもので、コピーアウトモードでは、"bin"
フォーマットがデフォルトです。
.RS
.IP bin
binaryフォーマットです。ほとんど使われません。
binary フォーマットです。ほとんど使われません。
.IP odc
old ASCII (POSIX.1 互換)フォーマットです。
old ASCII (POSIX.1 互換) フォーマットです。
.IP newc
new ASCII(SVR4 互換)フォーマットです。
new ASCII フォーマットは、65536 個を超える i-nodes を備える
new ASCII (SVR4 互換) フォーマットです。
new ASCII フォーマットは、65536 個を超える i-node を備える
ファイルシステムをサポートします。
.IP crc
crc フォーマットです。crcフォーマットは、new ASCII フォーマットと似ていますが、
crc フォーマットです。
crc フォーマットは、new ASCII フォーマットと似ていますが、
チェックサムを含みます。
.IP tar
old tar フォーマットです。
@ -231,11 +231,11 @@ POSIX.1 tar
アーカイブも取り扱うことができます。POSIX.1 tar と GNU tar は、
よく似ていますが、同じではありません。
.IP hpbin
HPUXの cpio で使用されている、あまり使われない binary フォーマットです。
HPUX の cpio で使用されている、あまり使われない binary フォーマットです。
(他の cpio とは異なる形式で、デバイスファイルを保存します)。
.IP hpodc
HPUX の cpio で使用されている互換フォーマットです(他のcpioとは異
なる形式で、デバイスファイルを保存します)。
HPUX の cpio で使用されている互換フォーマットです (他の cpio とは異なる形式で、
デバイスファイルを保存します)。
.RE
.TP
.I "\-i, \-\-extract"
@ -243,11 +243,11 @@ HPUX
.TP
.I "\-I archive"
標準入力のかわりに、指定されたアーカイブファイル名を用います。他のマシンの
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'で始
まるファイル名を使用して下さい。
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'
で始まるファイル名を使用して下さい。
ホスト名は、そのユーザとしてリモートテープドライブをアクセスするために
ユーザネームと '@'を先に書いても構いません(典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts'エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
ユーザ名と '@' を先に書いても構いません (典型的には、そのユーザの
`~/.rhosts' エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。
.TP
.I \-k
無視されます。他のバージョンの
@ -263,18 +263,17 @@ HPUX
.I "\-L, \-\-dereference"
シンボリックリンクを参照を利用しません。
シンボリックリンクファイルをコピーするかわりに、
シンボリックリンクファイルの指す実体のファイルをコピー
します。
シンボリックリンクファイルの指す実体のファイルをコピーします。
.TP
.I "\-m, \-\-preserve-modification-time"
コピー先のファイル生成時に、コピー元のファイルの更新時刻を保持します。
.TP
.I "\-M MESSAGE, \-\-message=MESSAGE"
バックアップ媒体(テープやフロッピーディスクなど)のボリューム終端まで
到達した場合に、MESSAGEで指定された文字列を出力します。この指定をすることで、
バックアップ媒体 (テープやフロッピーディスクなど) のボリューム終端まで
到達した場合に、MESSAGE で指定された文字列を出力します。この指定をすることで、
ユーザに新しい媒体の挿入指示を出すことが可能になります。MESSAGE
で指定される文字列に"%d"が含まれる場合には、"%d"文字列は、現在の媒体通番
(1からはじまります)に置き換えられます。
で指定される文字列に "%d" が含まれる場合には、"%d" 文字列は、現在の媒体通番
(1 からはじまります) に置き換えられます。
.TP
.I "\-n, \-\-numeric-uid-gid"
冗長モードで内容のリストを出す場合に、UID および GID を、その ID の
@ -297,10 +296,10 @@ HPUX
.TP
.I "\-O archive"
標準出力のかわりに、指定したアーカイブファイルを用います。他のマシンの
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'で
テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:'
始まるファイル名を使用して下さい。ホスト名は、そのユーザとして
リモートテープドライブをアクセスするためにユーザネームと '@'を先に
書いても構いません(典型的には、そのユーザの`~/.rhosts'エントリに
リモートテープドライブをアクセスするためにユーザ名と '@' を先に
書いても構いません (典型的には、そのユーザの `~/.rhosts' エントリに
エントリが存在するマシンであることが多いようです)。
.TP
.I " \-\-only-verify-crc"
@ -321,17 +320,17 @@ HPUX
コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、全ての生成ファイルの
所有権を指定したユーザ、グループに設定します。ユーザもしくはグループの
どちらか、もしくは両方とも指定される必要があります。もしグループの指定は
省略されたが、":"もしくは"."セパレータが指定された場合には、ユーザの
省略されたが、":" もしくは "." セパレータが指定された場合には、ユーザの
ログイングループがグループとして設定されます。
スーパーユーザのみがファイルの所有権を変更することが可能です。
.TP
.I "\-\-sparse"
コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、ゼロから成る大きなブロックを
コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、0 から成る大きなブロックを
持つファイルを疎なファイルとして書きます。
.TP
.I "\-s, \-\-swap-bytes"
コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの16ビットの上位8ビットと下位
8ビットを入れ換えます。
コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの 16 ビットの上位 8 ビットと下位
8 ビットを入れ換えます。
.TP
.I "\-S, \-\-swap-halfwords"
コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの 32 ビットの上位 16 ビットと
@ -345,16 +344,16 @@ HPUX
問い合わせをすることなく、全てのファイルを上書きします。
.TP
.I "\-v, \-\-verbose"
処理されたファイル名を表示します(冗長モードということです)。
処理されたファイル名を表示します (冗長モードということです)。
.IR \-t
オプションが同時に指定された場合には、`ls \-l'形式の表示を得ることが
オプションが同時に指定された場合には、`ls \-l' 形式の表示を得ることが
できます。ustar フォーマットのアーカイブから得られる表示においては、
ローカルシステムに存在しないユーザ名およびグループ名のファイルについては、
アーカイブ内に格納された UID および GID の値に対応するローカルでのユーザ名、
グループ名に置き換えてその部分を表示します。
.TP
.I "\-V \-\-dot"
各ファイルを処理するごとに、"."を表示します。
各ファイルを処理するごとに、"." を表示します。
.TP
.I "\-\-version"
.B cpio

View file

@ -30,13 +30,12 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)hostname.1 8.1 (Berkeley) 5/31/93
.\" %Id: domainname.1,v 1.2.6.2 1998/06/30 06:42:59 charnier Exp %
.\" %Id: domainname.1,v 1.2.6.1 1997/08/24 21:48:26 jkh Exp %
.\" jpman %Id: domainname.1,v 1.3 1997/08/07 12:10:39 horikawa Stab %
.\" %Id: domainname.1,v 1.6.2.1 1999/02/15 08:46:21 fenner Exp %
.\"
.\" jpman %Id: domainname.1,v 1.3 1997/08/07 12:10:39 horikawa Stab %
.Dd September 18, 1994
.Dt DOMAINNAME 1
.Os "FreeBSD 2.0"
.Os FreeBSD 2.0
.Sh 名称
.Nm domainname
.Nd 現在の YP/NIS ドメイン名の設定、表示
@ -54,7 +53,7 @@
.Sh 注意事項
YP/NIS (昔は ``Yellow Pages'' でしたが、法律上の問題で改名しました)
のドメイン名は、
必ずしもドメインネームシステム(DNS)のドメイン名とは関係有りません。
必ずしもドメインネームシステム (DNS) のドメイン名とは関係有りません。
しかし、しばしば管理上の便利さから同じに設定される
場合があるようです。
.Sh 関連項目

View file

@ -1,6 +1,6 @@
.\" %Id: fetch.1,v 1.27 1999/01/15 16:56:22 wollman Exp %
.\" %Id: fetch.1,v 1.27.2.1 1999/02/25 18:36:32 wollman Exp %
.\" jpman %Id: fetch.1,v 1.4 1997/08/15 06:31:28 horikawa Stab %
.Dd January 15, 1999
.Dd February 22, 1999
.Dt FETCH 1
.Os FreeBSD 3.1
.Sh 名称
@ -8,7 +8,7 @@
.Nd URL(Uniform Resource Locator)形式でのファイルの取得
.Sh 書式
.Nm fetch
.Op Fl MPablmnpqrtv
.Op Fl AMPablmnpqrtv
.Op Fl S Ar size
.Op Fl T Ar timeout
.Op Fl o Ar file
@ -35,9 +35,9 @@
もしくは、
.Li ftp://site.domain/path/to/the/file
の形式をしています。
複製もしくはリンクされる(以下の
複製もしくはリンクされる (以下の
.Fl l
フラグを参照)ローカルでのファイル名を指定するために、
フラグを参照) ローカルでのファイル名を指定するために、
.Em file:/path/to/the/file
という URL 形式が使えます。後述の URL 文法を参照してください。
.Pp
@ -52,6 +52,11 @@
.Pp
以下のオプションが使用可能です。
.Bl -tag -width Fl
.It Fl A
``一時的な'' (302) リダイレクトを自動的には追跡しません。
要求したオブジェクトが存在しない場合に、
発見できないというエラーではなくリダイレクトを返すという、
壊れたウェブサイトが存在します。
.It Fl a
ソフト上での失敗の場合に自動的に転送を再試行します。
.It Fl b
@ -87,7 +92,7 @@
出力ファイル名を
.Ar file
にします。
デフォルトでは、``パス名''が指定された URI から取り出され、その
デフォルトでは、``パス名'' が指定された URI から取り出され、その
ベースネームが出力ファイルの名前として使われます。
.Ar file
引数として
@ -158,9 +163,16 @@ ftp
パスを %2F で開始する必要があり、
.Li ftp://root:mypass@localhost/%2Fetc/passwd
のように指定します。
.Nm
は、
.Tn ftp
URL の複数のスラッシュを圧縮して単一のスラッシュにします。
リテラルで複数のスラッシュが存在すると、
.Tn ftp
プロトコルエラーとなります。
.Sh プロキシサーバ
防火壁の中の多くのサイトは、信用できるプロトコルで防火壁を通して
通信を行なうためにアプリケーションゲートウェイ( ``プロキシサーバ'' )
通信を行なうためにアプリケーションゲートウェイ (``プロキシサーバ'')
を利用します。
.Nm
プログラムは、プロキシサーバを使った
@ -190,7 +202,7 @@ ftp
.Tn FTP
プロキシクライアントは、
.Do Va remoteuser Ns Li \&@ Ns Va remotehost
.Op Li \^@ Ns Va port
.Op Li \&@ Ns Va port
.Dc
という形式の ホスト名とポート番号を遠隔地のユーザ名として送ります。
.Tn HTTP
@ -217,14 +229,14 @@ HTTP
両環境変数は、次のような同じ形式をしています。
空白で区切られたパラメータの設定リストからなり、個々の設定はコロンで
分けられたパラメータのリストからなります。最初の二つのパラメータはいつも
( 大文字でも小文字でも構わない ) 認証方法名と認証が行われる範囲です。
(大文字でも小文字でも構わない) 認証方法名と認証が行われる範囲です。
認証範囲が
.Sq Li \&*
の形式で指定されている時、他に指定されていない全ての範囲とみなされます。
.Pp
.Li basic
認証方式は、二つのオプションのパラメータを利用します。
一つ目はユーザ名で、 2 番目はそれに付けられたパスワードです。
一つ目はユーザ名で、2 番目はそれに付けられたパスワードです。
環境でパスワードもしくは両方のパラメータが指定されていなく、
.Nm
の標準入力が端末である時には、
@ -326,6 +338,27 @@ HTTP
.%O RFC 2068
.%D January 1997
.Re
.Rs
.%A T. Berners-Lee
.%A L. Masinter
.%A M. McCahill
.%T "Uniform Resource Locators (URL)"
.%O RFC 1738
.%D December 1994
.Re
.Rs
.%A J. Postel
.%A J.K. Reynolds
.%T "File Transfer Protocol"
.%O RFC 959 / STD 9
.%D October 1985
.Re
.Rs
.%A M.R. Horton
.%T "Standard for interchange of USENET messages."
.%O RFC 850
.%D June 1983
.Re
.Sh 歴史
.Nm fetch
コマンドは

View file

@ -65,7 +65,7 @@
.It Fl H
.Ar file
で指定したファイルがシンボリックリンクファイルだった場合、シンボリックリンク
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ(
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ (
.Xr stat 2
参照) を使って
.Ar expression
@ -80,7 +80,7 @@
.It Fl L
.Ar file
で指定したファイルがシンボリックリンクファイルだった場合、シンボリックリンク
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ(
自体ではなく、リンク先のファイルに関してファイル情報とファイルタイプ (
.Xr stat 2
参照) を使って
.Ar expression
@ -88,7 +88,7 @@
ければ、シンボリックリンク自体を処理の対象とします。
.It Fl P
シンボリックリンク自体に関して
ファイル情報とファイルタイプ(
ファイル情報とファイルタイプ (
.Xr stat 2
参照) を使って
.Ar expression
@ -139,13 +139,13 @@ find | sort
.It Ic -amin Ar n
最後にファイルがアクセスされた時刻と、
.Nm find
を起動した時刻との差(1 分単位で切り上げます)が
を起動した時刻との差 (1 分単位で切り上げます)
.Ar n
分であれば、真とします。
.It Ic -atime Ar n
最後にファイルがアクセスされた時刻と、
.Nm find
を起動した時刻との差(24 時間単位で切り上げます)が
を起動した時刻との差 (24 時間単位で切り上げます)
.Ar n
日であれば、真とします。
.It Ic -ctime Ar n
@ -171,8 +171,7 @@ find | sort
utility もしくは argument の指定
のなかで ``{}'' が使われていた場合は、その部分が、現在
.Nm find
が対象としてい
るファイルのパス名に置き換えられます。ただし、
が対象としているファイルのパス名に置き換えられます。ただし、
.Ar utility
が実行されるときのカレントディレクトリは、
.Nm find
@ -223,10 +222,10 @@ sysctl vfs
512 バイトブロックでのファイルの大きさ、
ファイルのパーミッション、ハードリンクの数、所有者、グループ、
バイトで表したファイルの大きさ、最後にファイルが修正された時刻、パス名です。
ファイルがブロック型もしくはキャラクタ型のスペシャルファイルならば、
ファイルがブロック型もしくはキャラクタ型の特殊ファイルならば、
バイトで表したファイルの大きさの代わりにメジャー番号とマイナー番号を
出力します。ファイルがシンボリックリンクならば、
`\`->''の後にリンク先のファイルのパス名を表示します。
``->'' の後にリンク先のファイルのパス名を表示します。
フォーマットは
``ls -dgils'' の出力結果と同じです。
.It Ic -mtime Ar n
@ -250,7 +249,7 @@ sysctl vfs
.Ar pattern
としては、シェルで使われるパターンマッチ
指定 (``['', ``]'', ``*'', ``?'') を使用することができます。これらの文字は
バックスラッシュ(``\e'')を前において、パターンマッチ指定ではなく文字として
バックスラッシュ (``\e'') を前において、パターンマッチ指定ではなく文字として
扱う事を明示することができます。
.It Ic -newer Ar file
対象ファイルの修正日付が、
@ -277,7 +276,7 @@ sysctl vfs
と比較します。
.Ar mode
は、シンボル
形式(
形式 (
.Xr chmod 1
参照) もしくは 8 進数形式で指定します。シンボル形式の場合は、
00000 から開始してパーミッションのセットとクリアを行います。
@ -325,7 +324,7 @@ sysctl vfs
したあと、改行ではなく、
.Tn ASCII
.Tn NUL
文字(文字コード 0)を出力します。
文字 (文字コード 0) を出力します。
.It Ic -prune
このプライマリは常に真になります。
対象となっているファイル配下のディレクトリに下りないようにします。
@ -348,10 +347,14 @@ sysctl vfs
タイプとして、次のような指定が可能です:
.Pp
.Bl -tag -width flag -offset indent -compact
.\" jpman project では special file を「特殊ファイル」と訳している。
.\" これにあわせて block special を「ブロックスペシャル」ではなく
.\" 「ブロック特殊」とするのは違和感があるので、「ファイル」を補った。
.\" Kazuo Horikawa 1999/03/10
.It Cm b
ブロックスペシャル
ブロック型特殊ファイ
.It Cm c
キャラクタスペシャル
キャラクタ型特殊ファイ
.It Cm d
ディレクトリ
.It Cm f
@ -388,17 +391,17 @@ FIFO
が真なら、真になります。
.Pp
.It Cm \&! Ns Ar expression
単項否定演算子(
単項否定演算子 (
.Tn NOT
)です。
) です。
.Ar expression
が偽なら、真となります。
.Pp
.It Ar expression1 Cm -and Ar expression2
.It Ar expression1 expression2
論理積(
論理積 (
.Tn AND
)演算子です。
) 演算子です。
.Ar expression1
.Ar expression2
@ -416,9 +419,9 @@ FIFO
と書いても同じです。
.Pp
.It Ar expression1 Cm -or Ar expression2
論理和(
論理和 (
.Tn OR
)演算子です。
) 演算子です。
.Ar expression1
.Ar expression2

View file

@ -45,12 +45,6 @@
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Op Fl p Ar pid
.\" FreeBSD 2.1.0R 英語版マニュアルでは以下の行は uid ではなく user
.\" となっているが、本質的な差異ではなかろう -- jpman Sakai
.\"(訳中)一応FreeBSD 2.2.1Rのマニュアルにあわせました。
.\" 2.2.1R 対象(1997/05/17) Takeshi MUTOH <mutoh@info.nara-k.ac.jp>
.\" uid ではなくユーザ名を指定するので、user が正しい。
.\" <horikawa@jp.freebsd.org>
.Op Fl u Ar user
.Op Ar filename ...
.Pp
@ -62,8 +56,7 @@
テキストや、カーネルのトレースファイルなどを指します。引数が何も与え
られなければ、
.Nm fstat
はシステム中でオープンされているすべてのファイル
についての情報を表示します。
はシステム中でオープンされているすべてのファイルについての情報を表示します。
.Pp
オプション:
.Bl -tag -width Ds
@ -96,29 +89,28 @@
を使います。
.It Fl n
数値フォーマットで表示を行います。マウントポイントの名前を表示する
かわりに、そのファイルシステムにおけるデバイス番号(メジャー、マイナー)
を表示します。スペシャルファイルに関しては、
かわりに、そのファイルシステムにおけるデバイス番号 (メジャー、マイナー)
を表示します。特殊ファイルに関しては、
.Pa /dev
の下のファイル名
は参照されず、スペシャルデバイスのデバイス番号が表示されます。また、
ファイルの属性も記号ではなく、8進数で表示されます。
は参照されず、特殊デバイスのデバイス番号が表示されます。また、
ファイルの属性も記号ではなく、8 進数で表示されます。
.It Fl p Ar pid
指定されたプロセスIDのプロセスによってオープンされているすべてのファイル
指定されたプロセス ID のプロセスによってオープンされているすべてのファイル
の情報を表示します。
.It Fl u Ar user
指定されたユーザによってオープンされているすべてのファイル
の情報を表示します。
.It Fl v
詳細報告モード。システムのデータ構造体を見つけるのに失敗した場合などに
エラーメッセージを表示します(デフォルトでは無視します)。これらの
エラーメッセージを表示します (デフォルトでは無視します)。これらの
構造体の多くは、動的に生成されたり消去されたりするもので、
.Nm fstat
を実行中に
消えてしまう可能性があります。これは、
.Nm fstat
実行中にも、システム
の残りの部分が動いているためで、ごく普通のことですし、避けることは
できません。
の残りの部分が動いているためで、ごく普通のことですし、避けることはできません。
.It Ar filename ...
表示する情報を、指定されたファイル
.Ar filename
@ -128,7 +120,7 @@
以下のような項目が表示されます。
.Bl -tag -width MOUNT
.It Li USER
プロセスの所有者のユーザ名(実効ユーザID のものが表示されます)
プロセスの所有者のユーザ名 (実効ユーザ ID のものが表示されます)
.It Li CMD
プロセスのコマンド名
.It Li PID
@ -144,7 +136,7 @@ root -
tr - カーネルトレースファイル
.Ed
.Pp
ファイル番号のあとにアスタリスク記号 ``*'' がある場合は、ファイルはinode
ファイル番号のあとにアスタリスク記号 ``*'' がある場合は、ファイルは inode
ではなく、ソケットや
.Tn FIFO
であったり、そのファイルにエラーがあるのかもしれません。この
@ -159,28 +151,13 @@ tr -
.Fl n
が指定されると、このヘッダが現れます。ファイルが存在しているデバイス
のメジャー番号とマイナー番号です。
.\".It Li INUM
.\"ファイルのinode番号です。
.\".It Li MODE
.\"ファイルの属性です。
.\".Fl n
.\"が指定されていなければ、記号でファイルの属性を
.\"表示します(
.\".Xr strmode 3
.\"を参照)。
.\".Fl n
.\"が指定されていれば、
.\"ファイルの属性は8進数で表示されます。
.\"(訳中)FreeBSD 2.2.1Rマニュアルには確認できませんでした。
.\" コメントアウトします。
.\" 2.2.1R 対象(1997/05/17) Takeshi MUTOH <mutoh@info.nara-k.ac.jp>
.Pp
.It Li SZ\&|DZ
ファイルがキャラクタデバイスファイルやブロックデバイスファイルでなけ
れば、そのファイルのバイト数を表示します。デバイスファイルあって
.Fl n
指定されていなければ、そのスペシャルファイルの
指定されていなければ、その特殊ファイルの
.Pa /dev
における名前を表示します。
.Pa /dev
@ -192,7 +169,7 @@ tr -
このフィールドには、ファイルのアクセス属性が表示されます。
``r'' の場合は、ファイルが読み込みのためにオープンされていることを意味します。
``w'' の場合は、ファイルが書き込みのためにオープンされていることを意味します。
このフィールドは、ファイルシステムをリードオンリー状態に移行する際に、
このフィールドは、ファイルシステムを読み込み専用状態に移行する際に、
それを妨げているプロセスを見つける場合に役に立ちます。
.It Li NAME
.Ar filename
@ -203,32 +180,31 @@ tr -
普通、この名前は決まったものではありません。というのも、オープンされた
ファイルから、ディレクトリ中のエントリへの逆のマッピングは存在しない
からです。また、異なるディレクトリエントリが同じファイルを参照してい
ることもある(
ることもある (
.Xr ln 2
を参照)ため、表示されている名前
を参照) ため、表示されている名前
は、プロセスがオープンした元のファイルの実際の名前と
異なっているかもしれません。
.El
.Sh ソケット
オープンしているファイルのフォーマットは、プロトコルのドメインに依存しま
す。最初のフィールドはドメイン名で、2番目のフィールドは
ソケットの型(streamや dgramなど) 、3番目はソケットフラグのフィールド
(16進数) です。残りのフィールドはプロトコルに依存します。tcp の場合は、
tcpcb のアドレスですし、 udp の場合は inpcb(ソケットpcb) のアドレスです。
UNIXドメインソケットの場合はソケット pcbの アドレスと(もし接続すれば)
接続先 pcbの アドレスです。それ以外の場合はプロトコル番号とソケット自身
オープンしているファイルのフォーマットは、プロトコルのドメインに依存します。
最初のフィールドはドメイン名で、2 番目のフィールドは
ソケットの型 (stream や dgramなど)、3 番目はソケットフラグのフィールド
(16 進数) です。残りのフィールドはプロトコルに依存します。tcp の場合は、
tcpcb のアドレスですし、udp の場合は inpcb (ソケット pcb) のアドレスです。
UNIX ドメインソケットの場合はソケット pcb のアドレスと (もし接続すれば)
接続先 pcb のアドレスです。それ以外の場合はプロトコル番号とソケット自身
のアドレスが表示されます。
.Xr netstat 1
と重複しない範囲で、詳しく
分析するのに十分な情報を表示しようとします。
と重複しない範囲で、詳しく分析するのに十分な情報を表示しようとします。
.Pp
たとえば、上で述べたアドレスは
.Dq Li netstat -A
コマンドで表示されるtcp, udp,
UNIXドメインのそれぞれのアドレスです。ただし、パイプはソケットを用いて
実装されているので、パイプは接続先のUNIXドメインストリームソケットとして
現れることに注意してください。単方向UNIXドメインソケットは、向き
を持った矢印 (``<-''か ``->'') として表示され、双方向(全二重)UNIXドメイン
コマンドで表示される tcp, udp,
UNIX ドメインのそれぞれのアドレスです。ただし、パイプはソケットを用いて
実装されているので、パイプは接続先の UNIX ドメインストリームソケットとして
現れることに注意してください。単方向 UNIX ドメインソケットは、向き
を持った矢印 (``<-'' か ``->'') として表示され、双方向 (全二重) UNIX ドメイン
は二重矢印 (``<->'') として表示されます。
.Pp
.Sh バグ
@ -236,16 +212,6 @@ UNIX
はシステムのスナップショットをとるので、表示される情報は
ほんのわずかな間しか正しくありません。
.Pp
.\" 以下のセクションは原文に対応する部分が無い -- jpman Sakai
.\" .Sh 関連ファイル
.\" .Bl -tag -width /dev/kmem -compact
.\" .It Pa /netbsd
.\" デフォルトのカーネル名前リスト
.\" .It Pa /dev/kmem
.\" デフォルトのメモリファイル
.\" .El
.\" .Pp
.\" .Pp
.Sh 関連項目
.Xr netstat 1 ,
.Xr nfsstat 1 ,

View file

@ -107,7 +107,7 @@ xxx
.It Fl R
サブディレクトリを再帰的に表示します。
.It Fl T
ファイルの日付と時間に関する詳細情報(月・日・時・分・秒・年)を表示します。
ファイルの日付と時間に関する詳細情報 (月・日・時・分・秒・年) を表示します。
.It Fl W
ディレクトリ走査時にホワイトアウトも表示します。
.It Fl a
@ -131,15 +131,15 @@ xxx
.Pq Fl l
を使ってグループの名前を表示したい時に使います。
.It Fl i
各ファイルについて、iード番号を表示します。
各ファイルについて、i ノード番号を表示します。
.It Fl k
.Fl s
オプションとともに使用し、ファイルサイズを
ブロック単位ではなく Kバイト単位で表示します。
ブロック単位ではなく K バイト単位で表示します。
このオプションは環境変数 BLOCKSIZE に優先します。
.It Fl l
(``エル(L)''の小文字)。ファイルの詳細情報をロングフォーマットで
表示します(下記参照)。
(``エル (L)'' の小文字)。ファイルの詳細情報をロングフォーマットで
表示します (下記参照)。
端末に出力している場合、ロングフォーマットの前の行に、全ファイル
のサイズの合計値を表示します。
.It Fl o
@ -152,30 +152,30 @@ xxx
辞書式順序で逆順または時刻の古い順にソートします。
.It Fl s
各ファイルがファイルシステム上で実際に占有している
ブロック数(512バイト単位)を表示します。
ブロック数 (512 バイト単位) を表示します。
ブロックの一部だけ占有しているものも整数値に切り上げられます。
端末に表示するときは、表示の先頭行に、全ファイルのサイズの合計値
を表示します。
環境変数 BLOCKSIZE は単位サイズ 512 バイトに優先します。
.It Fl t
ファイルをアルファベット順に表示する前に、ファイルの最終修正日時の順
(新しいものほど先にくる)にソートします。
(新しいものほど先にくる) にソートします。
.It Fl u
.Pq Fl t
オプションや
.Pq Fl l
オプションで、ファイルの最終修正日時の代わりに、ファイルの最終アクセ
ス日時を使用します。
オプションで、ファイルの最終修正日時の代わりに、ファイルの最終アクセス日時を
使用します。
.It Fl \&1
(数字の ``1'')。 1行につき 1エントリの形式で表示します。
(数字の ``1'')。 1 行につき 1 エントリの形式で表示します。
端末への出力でない場合には、これがデフォルトです。
.El
.Pp
.Fl 1 ,
.Fl C ,
.Fl l
オプションは、互いに他を上書きします。最後に指定されたオプションが有
効となります。
オプションは、互いに他を上書きします。最後に指定されたオプションが有効と
なります。
.Pp
.Fl c
@ -197,7 +197,7 @@ xxx
.Pp
デフォルトでは
.Nm
は標準出力に1行1エントリずつ表示します。
は標準出力に 1 行 1 エントリずつ表示します。
ただし、出力先が端末である場合および
.Fl C
オプションが指定された場合は別です。
@ -205,12 +205,12 @@ xxx
.Fl i ,
.Fl s ,
.Fl l
オプションが指定された場合、関連するファイルの情報は 1個以上の空白
オプションが指定された場合、関連するファイルの情報は 1 個以上の空白
をあけて表示されます。
.Ss ロングフォーマット
.Fl l
オプションがつけられた場合、それぞれのファイルに対して以下に示す情
報が表示されます:
オプションがつけられた場合、それぞれのファイルに対して以下に示す情報が
表示されます:
ファイルモード・
リンク数・所有者名・所有グループ名・
ファイルのバイト数・月の短縮形・最終更新が行なわれた際の日付・時・分・
@ -225,7 +225,7 @@ xxx
所有者または所有グループ名が不明の場合、
ID 番号で表示されます。
.Pp
ファイルがキャラクタ型もしくはブロック型スペシャルファイルである場合、
ファイルがキャラクタ型もしくはブロック型の特殊ファイルである場合、
ファイルサイズフィールドには
ファイルのメジャー番号とマイナー番号が表示されます。
ファイルがシンボリックリンクファイルである場合、
@ -241,9 +241,9 @@ ID
.Pp
.Bl -tag -width 4n -offset indent -compact
.It Sy b
ブロック型スペシャルファイル
ブロック型特殊ファイル
.It Sy c
キャラクタ型スペシャルファイル
キャラクタ型特殊ファイル
.It Sy d
ディレクトリ
.It Sy l
@ -256,11 +256,11 @@ ID
通常ファイル
.El
.Pp
次の 3つのフィールドは、それぞれ 3つの文字からなっています:
次の 3 つのフィールドは、それぞれ 3 つの文字からなっています:
所有者に対するアクセス許可・
グループに属するユーザに対するアクセス許可・
他のユーザに対するアクセス許可。
これらのフィールドはそれぞれ 3つの文字からなっています:
これらのフィールドはそれぞれ 3 つの文字からなっています:
.Bl -enum -offset indent
.It
もし
@ -295,18 +295,18 @@ ID
(以下参照)。
.El
.Pp
次の2つは他のユーザに対するアクセス許可の番目の文字に使用されます。
次の2つは他のユーザに対するアクセス許可の 3 番目の文字に使用されます。
.Bl -tag -width 4n -offset indent
.It Sy T
スティッキービットがセットされている(モード
スティッキービットがセットされている (モード
.Li 1000 ) が、
実行不能あるいは検索不能である場合(
実行不能あるいは検索不能である場合 (
.Xr chmod 1
または
.Xr sticky 8
参照)。
.It Sy t
スティッキービットがセットされており(モード
スティッキービットがセットされており (モード
.Li 1000 )
かつ、検索可能または実行可能である場合
(
@ -326,7 +326,7 @@ ID
の動作に影響を与えます:
.Bl -tag -width BLOCKSIZE
.It Ev BLOCKSIZE
ブロック数の表示を行う際、1ブロックのサイズとして環境変数
ブロック数の表示を行う際、1 ブロックのサイズとして環境変数
.Ev BLOCKSIZE
で指定された値が使用されます
(
@ -350,7 +350,7 @@ ID
(よって 0 を指定すると、フィールド幅が動的に決まります)。
すべてのフィールドの幅を変えられるわけではありません。
フィールドの順序は次の通りです:
iード、ブロック数、リンク数、ユーザ名、グループ名、フラグ、ファイルサイズ、
iード・ブロック数・リンク数・ユーザ名・グループ名・フラグ・ファイルサイズ・
ファイル名。
.El
.Sh 互換性

View file

@ -68,7 +68,7 @@
デフォルトの出力フォーマットは、各プロセス毎に、
プロセス
.Tn ID ,
制御端末・ cpu 時間(ユーザ時間とシステム時間の両方)・
制御端末・cpu 時間 (ユーザ時間とシステム時間の両方)・
プロセス状態・プロセスに関連するコマンドから成ります。
.Pp
プロセスファイルシステム (
@ -76,26 +76,26 @@
参照) は、
.Nm
が実行されている時にマウントされているべきです。そうでない場合、
ての情報が利用可能になるわけではありません。
すべての情報が利用可能になるわけではありません。
.Pp
オプションを以下に示します。
.Bl -tag -width indent
.It Fl a
自分のプロセスに加え自分以外のプロセスの情報も同様に表示します。
.It Fl c
``コマンド'' 桁の出力を、てのコマンドラインを表示するのではなく、
``コマンド'' 桁の出力を、すべてのコマンドラインを表示するのではなく、
実行形式名だけを表示するように変更します。
.It Fl C
cpu パーセンテージの計算を、``常駐'' 時間を無視する ``生''
cpu 時間を使う方法に変更します(通常これは影響ありません)。
cpu 時間を使う方法に変更します (通常これは影響ありません)。
.It Fl e
環境(変数)も同時に表示します。
環境 (変数) も同時に表示します。
.It Fl f
スワップアウトされたプロセスに関して、
コマンドラインと環境の情報を表示します。
ユーザの uid が 0 である場合のみ、このオプションが有効になります。
.It Fl h
ページ毎につヘッダが入るようにします。
ページ毎に 1 つヘッダが入るようにします。
.It Fl j
次のキーワードに関する情報を表示します:
user, pid, ppid, pgid, sess, jobc, state, tt, time, command。
@ -172,7 +172,7 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.Pa /dev/drum
の代わりに指定したファイルからスワップ情報を取り出します。
.It Fl w
デフォルトの現行ウィンドウ幅ではなく、132桁幅で表示します。
デフォルトの現行ウィンドウ幅ではなく、132 桁幅で表示します。
一度より多く
.Fl w
オプションを指定すると、
@ -204,11 +204,11 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.It Dv "P_NOCLDSTOP" Ta No "0x00008 子プロセスが停止しても SIGCHLD を送らない"
.It Dv "P_PPWAIT" Ta No "0x00010 親プロセスが、子プロセスが exec/exit するのを待っている"
.It Dv "P_PROFIL" Ta No "0x00020 プロファイル付きで実行された"
.It Dv "P_SELECT" Ta No "0x00040 選択されている;wakeup/waiting は危険である"
.It Dv "P_SINTR" Ta No "0x00080 スリープは停止可能"
.It Dv "P_SUGID" Ta No "0x00100 最後の実行以来 特権セット id されている"
.It Dv "P_SYSTEM" Ta No "0x00200 システム proc: sigs や stat や swap が無い"
.It Dv "P_TIMEOUT" Ta No "0x00400 スリープ中にタイムアウトした"
.It Dv "P_SELECT" Ta No "0x00040 select 中; wakeup/waiting は危険である"
.It Dv "P_SINTR" Ta No "0x00080 sleep は割り込み可能"
.It Dv "P_SUGID" Ta No "0x00100 最後の実行以来、id 特権が設定されている"
.It Dv "P_SYSTEM" Ta No "0x00200 システムプロセス: シグナルや stat やスワップが無い"
.It Dv "P_TIMEOUT" Ta No "0x00400 sleep 中にタイムアウトした"
.It Dv "P_TRACED" Ta No "0x00800 デバッグプロセスはトレースされている"
.It Dv "P_WAITED" Ta No "0x01000 デバッグプロセスは子プロセスを待っている"
.It Dv "P_WEXIT" Ta No "0x02000 終了動作中"
@ -238,10 +238,10 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
コマンドが開始されたのが 24 時間以内なら、
開始時刻は
.Xr strftime 3
で記述された``%l:ps.1p''フォーマットで表示されます。
コマンドが開始されたのが7日以内なら、
開始時刻は``%a6.15p''フォーマットで表示されます。
さもなくば、開始時刻は``%e%b%y''フォーマットで表示されます。
で記述された ``%l:ps.1p'' フォーマットで表示されます。
コマンドが開始されたのが 7 日以内なら、
開始時刻は ``%a6.15p'' フォーマットで表示されます。
さもなくば、開始時刻は ``%e%b%y'' フォーマットで表示されます。
.It state
プロセスの状態を文字の列で表示します。例えば、
.Dq Tn RWNA
@ -249,9 +249,9 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.Pp
.Bl -tag -width indent -compact
.It D
プロセスはディスク(あるいは他の割り込み不可能な短期間の)待ち状態です。
プロセスはディスク (あるいは他の割り込み不可能な短期間の) 待ち状態です。
.It I
プロセスは idle 状態(20秒以上 sleep している)です。
プロセスは idle 状態 (20 秒以上 sleep している) です。
.It R
プロセスは runnable 状態です。
.It S
@ -259,7 +259,7 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.It T
プロセスは stop している状態です。
.It Z
プロセスは死んでいる状態(``ゾンビ'')です。
プロセスは死んでいる状態 (``ゾンビ'') です。
.El
.Pp
さらにこの後に文字があれば、さらなる状態情報を示します。
@ -274,38 +274,38 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
.It >
プロセスはメモリ要求に対するソフトリミットが指定されており、
現在そのリミットを越えています。
このようなプロセスは(必然的に)スワップされていません。
このようなプロセスは (必然的に) スワップされていません。
.It A
プロセスはランダムなページ置換(
プロセスはランダムなページ置換 (
.Xr vadvise 2
における
.Dv VA_ANOM
のことで、例えば、
.Xr lisp 1
でのガーベージコレクション)を要求しました。
でのガーベージコレクション) を要求しました。
.It E
プロセスは終了しようとしています。
.It L
プロセスは実メモリ中にロックされたページ
(例えば、raw
.Tn I/O
用)を持っています。
用) を持っています。
.It N
プロセスは
.Tn CPU
スケジューリング優先度(
スケジューリング優先度 (
.Xr setpriority 2
参照)が下げられています。
参照) が下げられています。
.It S
プロセスは
.Tn FIFO
ページ置換(
ページ置換 (
.Xr vadvise 2
における
.Dv VA_SEQL
のことで、
例えば、仮想記憶の多量のデータを順次アクセスする
大規模画像処理プログラム)を要求しました。
大規模画像処理プログラム) を要求しました。
.It s
プロセスはセッションリーダです。
.It V
@ -321,13 +321,13 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
もしあれば、制御端末のパス名の省略形です。
省略形は
.Pa /dev/tty
に続く3文字か、コンソール場合の ``con'' です。
もはやプロセスがその制御端末に到達できない(即ち、revoke された)場合、
に続く 3 文字か、コンソール場合の ``con'' です。
もはやプロセスがその制御端末に到達できない (即ち、revoke された) 場合、
後に ``-'' が付きます。
.It wchan
プロセスが待っているイベント(システム内のアドレス)。
プロセスが待っているイベント (システム内のアドレス)。
数字で表示される時には、アドレスの最初の部分は削られて
その結果が16進で表示されます。例えば 0x80324000 では 324000 と表示されます。
その結果が 16 進で表示されます。例えば 0x80324000 では 324000 と表示されます。
.El
.Pp
キーワード command には、
@ -340,26 +340,26 @@ pid, state, time, sl, re, pagein, vsz, rss, lim, tsiz,
この方法は、本質的に少々信頼できるものではなく、
プロセスはとにかくこの情報を破壊することができます。
だから、表示されるコマンド名や引数をあまり信用しすぎてはなりません。
一方、キーワード ucomm (アカウンティング名)は信用できます。
一方、キーワード ucomm (アカウンティング名) は信用できます。
.Sh キーワード
以下は有効なキーワードとその意味の全リストです。
そのうちいくつかは別名があります。
.Pp
.Bl -tag -width sigignore -compact
.It %cpu
cpu 使用率(別名 pcpu)
cpu 使用率 (別名 pcpu)
.It %mem
メモリ使用率(別名 pmem)
メモリ使用率 (別名 pmem)
.It acflag
アカウンティングフラグ(別名 acflg)
アカウンティングフラグ (別名 acflg)
.It command
コマンド名と引数
.It cpu
短期間 cpu 使用係数(スケジューリング用)
短期間 cpu 使用係数 (スケジューリング用)
.It flags
16 進数のプロセスフラグ(別名 f)
16 進数のプロセスフラグ (別名 f)
.It inblk
総ブロック読み出し数(別名 inblock)
総ブロック読み出し数 (別名 inblock)
.It jobc
ジョブコントロール数
.It ktrace
@ -377,29 +377,29 @@ cpu
.It minflt
総ページ再生数
.It msgrcv
総メッセージ受信数(パイプ/ソケットからの読み込み)
総メッセージ受信数 (パイプ/ソケットからの読み込み)
.It msgsnd
総メッセージ送信数(パイプ/ソケットへの書き込み)
総メッセージ送信数 (パイプ/ソケットへの書き込み)
.It nice
nice 値(別名 ni)
nice 値 (別名 ni)
.It nivcsw
総強制的コンテキストスィッチ数
.It nsigs
総シグナル受け入れ数(別名 nsignals)
総シグナル受け入れ数 (別名 nsignals)
.It nswap
総スワップイン/スワップアウト数
.It nvcsw
総自発的コンテキストスィッチ数
.It nwchan
wait チャネル(アドレスで表示)
wait チャネル (アドレスで表示)
.It oublk
総ブロック書き込み数(別名oublock)
総ブロック書き込み数 (別名oublock)
.It p_ru
リソース利用量(ゾンビに対してのみ有効)
リソース利用量 (ゾンビに対してのみ有効)
.It paddr
スワップアドレス
.It pagein
ページイン数(majflt と同じ)
ページイン数 (majflt と同じ)
.It pgid
プロセスグループ番号
.It pid
@ -413,40 +413,40 @@ wait
.It pri
スケジューリング優先度
.It re
実メモリ常駐時間(秒単位; 127 = 無限)
実メモリ常駐時間 (秒単位; 127 = 無限)
.It rgid
実グループ
.Tn ID
.It rlink
run 行列における逆リンク(あるいは 0)
run 行列における逆リンク (あるいは 0)
.It rss
常駐セットサイズ
.It rsz
常駐セットサイズ+(テキストのサイズ/テキストの利用総数) (別名rssize)
常駐セットサイズ + (テキストのサイズ/テキストの利用総数) (別名 rssize)
.\" つまり、共通テキストを複数プロセスで分担しているわけだ
.It rtprio
実時間優先度(101 = 実時間プロセスではない)
実時間優先度 (101 = 実時間プロセスではない)
.It ruid
実ユーザ
.Tn ID
.It ruser
ユーザ名(ruid から得られたもの)
ユーザ名 (ruid から得られたもの)
.It sess
セッションポインタ
.It sig
遅延されたシグナル(別名 pending)
遅延されたシグナル (別名 pending)
.It sigcatch
捕獲されたシグナル(別名 caught)
捕獲されたシグナル (別名 caught)
.It sigignore
無視されたシグナル(別名 ignored)
無視されたシグナル (別名 ignored)
.It sigmask
ブロックされたシグナル(別名 blocked)
ブロックされたシグナル (別名 blocked)
.It sl
sleep 時間(秒単位; 127 = 無限)
sleep 時間 (秒単位; 127 = 無限)
.It start
開始時刻
.It state
記号でのプロセス状態(別名 stat)
記号でのプロセス状態 (別名 stat)
.It svgid
setgid プログラムでの saved gid
.It svuid
@ -454,7 +454,7 @@ setuid
.It tdev
制御端末のデバイス番号
.It time
ユーザ + システムの合計 cpu 時間(別名 cputime)
ユーザ + システムの合計 cpu 時間 (別名 cputime)
.It tpgid
制御端末プロセスグループ
.Tn ID
@ -464,9 +464,9 @@ setuid
.It tsess
制御端末セッションポインタ
.It tsiz
テキストサイズ(Kbyte 単位)
テキストサイズ (K バイト単位)
.It tt
制御端末名(2 文字の省略形)
制御端末名 (2 文字の省略形)
.It tty
制御端末の完全な名前
.It uprocp
@ -477,13 +477,13 @@ setuid
実効ユーザ
.Tn ID
.It upr
システムコールから帰る時のスケジューリング優先度(別名 usrpri)
システムコールから帰る時のスケジューリング優先度 (別名 usrpri)
.It user
ユーザ名(uid から得たもの)
ユーザ名 (uid から得たもの)
.It vsz
kByte 単位の仮想記憶サイズ(別名vsize)
k バイト単位の仮想記憶サイズ (別名 vsize)
.It wchan
wait チャネル(シンボル名で表示)
wait チャネル (シンボル名で表示)
.It xstat
終了ステータスまたは stop ステータス
(stop プロセスかゾンビプロセスの時のみに有効)
@ -491,7 +491,7 @@ wait
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /var/run/kvm_kernel.db -compact
.It Pa /dev
スペシャルファイルとデバイスの名前
特殊ファイルとデバイスの名前
.It Pa /dev/drum
デフォルトのスワップデバイス
.It Pa /dev/kmem
@ -500,7 +500,7 @@ wait
.Pa /dev
名前データベース
.It Pa /var/run/kvm_kernel.db
システム(カーネル)の名前リストデータベース
システム (カーネル) の名前リストデータベース
.It Pa /kernel
デフォルトのシステムの名前リスト
.El

View file

@ -30,8 +30,9 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)split.1 8.3 (Berkeley) 4/16/94
.\" jpman %Id: split.1,v 1.3 1997/07/27 11:58:02 horikawa Stab %
.\" %Id: split.1,v 1.1.1.1.10.1 1999/03/01 00:41:48 archie Exp %
.\"
.\" jpman %Id: split.1,v 1.3 1997/07/27 11:58:02 horikawa Stab %
.Dd April 16, 1994
.Dt SPLIT 1
.Os
@ -42,13 +43,14 @@
.Nm split
.Op Fl b Ar byte_count[k|m]
.Op Fl l Ar line_count
.Op Fl p Ar pattern
.Op Ar file Op Ar name
.Sh 解説
.Nm split
は、
.Ar file
が指定された場合はそのファイルを、指定されなかった場合は
標準入力から読み込んだデータを、1000行ごとに分割します。
標準入力から読み込んだデータを、1000 行ごとに分割します。
.Pp
オプションは以下のとおりです。
.Bl -tag -width Ds
@ -66,6 +68,16 @@
.It Fl l
.Ar n
行単位で分割します。
.It Fl p Ar pattern
拡張正規表現として解釈される
.Ar pattern
に入力行がマッチするたび、ファイルが分割されます。
マッチする行は、次の出力ファイルの最初の行になります。
本オプションは、
.Fl b
および
.Fl l
のオプションと共には指定できません。
.El
.Pp
オプションのあとに引数を指定した場合、最初の引数は
@ -89,6 +101,10 @@
は 最大 676 個のファイルにしか分割できません。
デフォルトのファイル名に分割した場合は、最大 2028 個の
ファイルに分割することができます。
.Pp
パターンにマッチする最大行長は 65536 です。
.Sh 関連項目
.Xr re_format 7
.Sh 歴史
.Nm split

View file

@ -29,7 +29,7 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: forward.5,v 1.2 1997/03/07 03:28:00 jmg Exp %
.\" %Id: forward.5,v 1.2.2.1 1999/02/18 02:34:45 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: forward.5,v 1.3 1998/04/29 11:32:30 kuma Stab %
.\"
.\" WORD: quote クォート(単一引用符または二重引用符文字のこと)
@ -71,6 +71,23 @@ nobody@FreeBSD.org
を伴なってプログラム
.Pa /usr/bin/vacation
に転送されます。
.Pp
ローカルユーザのアドレスの前にバックスラッシュ文字が付いている場合、
メールは直接そのユーザのメールスプールファイルに配送され、
更なる転送処理は回避されます。
.Pp
例えば、ユーザ chris の
.Nm .forward
ファイルに次の行を含む場合:
.Bd -literal -offset indent
chris@otherhost
\echris
.Ed
.Pp
メールの一方のコピーは
.Ar chris@otherhost
に転送され、
もう一方のコピーはローカルユーザ chris へのメールとして記録されます。
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width $HOME/.forward -compact
@ -79,5 +96,6 @@ nobody@FreeBSD.org
ユーザによる転送指示
.El
.Sh 関連項目
.Xr aliases 5 ,
.Xr mailaddr 7 ,
.Xr sendmail 8

View file

@ -52,7 +52,6 @@
各々の行のフィールドはタブまたはスペースによって区切られます。
.Xr fsck 8 ,
.Xr mount 8 ,
および
.Xr umount 8
.Nm fstab
@ -60,30 +59,30 @@
.Nm fstab
のレコードの順序は重要な意味を持ちます。
.Pp
1フィールド
1 フィールド
.Pq Fa fs_spec
はマウントされるブロックスペシャルデバイス、またはリモートのファイル
はマウントされるブロックスペシャルデバイス、またはリモートのファイル
システムを表します。
.Em ufs
形式のファイルシステムでは、スペシャルファイル名はブロックスペシャル
ファイル名であり、キャラクタスペシャルファイル名ではありません。
プログラムがキャラクタスペシャルファイル名を必要とする場合、そのプログラム
スペシャルファイル名の中の最後の ``/'' の後ろに ``r'' を追加することで
キャラクタスペシャルファイル名を作成しなければなりません
形式のファイルシステムでは、特殊ファイル名はブロック型特殊ファイル名であり、
キャラクタ型特殊ファイル名ではありません。
プログラムがキャラクタ型特殊ファイル名を必要とする場合、そのプログラム
特殊ファイル名の中の最後の ``/'' の後ろに ``r'' を追加することで
キャラクタ特殊ファイル名を作成する必要があります
.Pp
2フィールド
2 フィールド
.Pq Fa fs_file
はファイルシステムのマウントポイントを表します。
スワップパーティションでは、このフィールドには ``none'' と記述すべきです。
.Pp
3フィールド
3 フィールド
.Pq Fa fs_vfstype
はファイルシステムの形式を表します。
システムはさまざまなファイルシステム形式をサポートできます。
ルート、 /usr および /tmp のファイルシステムだけはカーネルに静的に組み
込まれている必要があります。
他のてのファイルシステムはマウント時に自動的にロードされます
(例外 : UFS 系 - FFS , MFS および LFS は現在のところデマンドロードは
他のすべてのファイルシステムはマウント時に自動的にロードされます
(例外 : UFS 系 - FFS, MFS, LFS は現在のところデマンドロードは
できません)。
いまだに他のファイルシステムも同様に静的に組み込むのを好む人もいるようです。
@ -111,13 +110,13 @@ DOS
カーネルパラメータへのアクセスのためのファイルシステム
.El
.Pp
4フィールド
4 フィールド
.Pq Fa fs_mntops
は、ファイルシステムに関連するマウントオプションを表します。
これはコンマで区切られたオプションのリストとして記述されます。
これは少なくともマウントの形式(以下の
これは少なくともマウントの形式 (以下の
.Fa fs_type
参照)を含み、加えてファイルシステム形式に特有のいくつかの追加の
参照) を含み、加えてファイルシステム形式に特有のいくつかの追加の
オプションを含みます。
.Pp
``userquota'' および ``groupquota'' オプションの双方、またはいずれかが
@ -150,16 +149,16 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
.Fa fs_mntops
フィールドから取り出され、
.Fa fs_type
フィールドに個別に保存されます(
フィールドに個別に保存されます (
.Fa fs_mntops
フィールドからは削除されません)。
.Fa fs_type
が ``rw'' または ``ro'' ならば、
.Fa fs_file
フィールドで指定されたファイルシステムは、読み書き可能、または読み出し
専用で指定のスペシャルファイルに正常にマウントされます。
専用で指定の特殊ファイルに正常にマウントされます。
.Fa fs_type
が ``sw'' ならば、スペシャルファイルはシステムのリブート処理の最後に
が ``sw'' ならば、特殊ファイルはシステムのリブート処理の最後に
.Xr swapon 8
コマンドによってスワップ領域の一部として使用されます。
.Fa fs_spec
@ -170,7 +169,7 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
が ``xx'' と指定されている場合、このエントリは無視されます。
これは、現在使用されていないディスクパーティションを表すのに便利です。
.Pp
5フィールド
5 フィールド
.Pq Fa fs_freq
は、どのファイルシステムがダンプされる必要があるか決定するために
.Xr dump 8
@ -179,14 +178,14 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
.Nm dump
コマンドはそのファイルシステムをダンプする必要がないと見なします。
.Pp
6フィールド
6 フィールド
.Pq Fa fs_passno
は、リブート時にファイルシステムのチェックが行われる順序を決定するために
.Xr fsck 8
プログラムによって使用されます。
ルートファイルシステムは
.Fa fs_passno
に 1 、他のファイルシステムは
に 1、他のファイルシステムは
.Fa fs_passno
に 2 が指定されているべきです。
1つのドライブ内のファイルシステムは逐次的にチェックされますが、
@ -203,7 +202,7 @@ userquota=/var/quotas/tmp.user
#define FSTAB_XX "xx" /* 完全に無視 */
struct fstab {
char *fs_spec; /* ブロックスペシャルデバイス名 */
char *fs_spec; /* ブロックスペシャルデバイス名 */
char *fs_file; /* ファイルシステムのパスのプレフィックス */
char *fs_vfstype; /* ufs,nfs などのファイルシステム形式 */
char *fs_mntops; /* -o に準拠したマウントオプション */
@ -218,7 +217,6 @@ struct fstab {
.Xr getfsent 3 ,
.Xr getfsspec 3 ,
.Xr getfstype 3 ,
および
.Xr getfsfile 3
ルーチンを使用します。
.Sh 関連ファイル

View file

@ -33,7 +33,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)fortune.6 8.3 (Berkeley) 4/19/94
.\" %Id: fortune.6,v 1.5 1997/02/22 14:46:50 peter Exp %
.\" %Id: fortune.6,v 1.5.2.1 1999/03/09 11:46:58 dcs Exp %
.\" jpman %Id: fortune.6,v 1.4 1999/01/16 17:08:30 kuma Stab %
.\"
.\" 以下は Linux JM のクレジット
@ -52,7 +52,7 @@
.Nm fortune
.Nd "おもしろくためになる格言を無作為に表示する"
.Sh 書式
.Op Fl aefilosw
.Op Fl aDefilosw
.Op Fl m Ar pattern
.Oo
.Op Ar \&N%
@ -70,6 +70,10 @@
リストから選びます(耳に痛いものについての詳細は
.Fl o
オプションを参照してください)。
.It Fl D
更なるデバッグ出力を有効にします。
本オプションを複数回指定すると、出力が更に冗長になります。
-DDEBUG 付きでコンパイルされている場合のみ、利用可能です。
.It Fl e
すべての fortune のファイルが同一サイズであることを仮定します
(複数ファイルの扱いについての下記の解説を参照してください)。

View file

@ -30,7 +30,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)hier.7 8.1 (Berkeley) 6/5/93
.\" %Id: hier.7,v 1.16 1998/12/21 05:57:57 jkoshy Exp %
.\" %Id: hier.7,v 1.16.2.1 1999/02/18 00:58:20 jkh Exp %
.\"
.\" jpman %Id: hier.7,v 1.3 1999/01/04 08:08:08 kuma Stab %
.Dd June 5, 1993
@ -101,9 +101,9 @@ uucp
.It Li /kernel
カーネルの pure な実行可能ファイル (ブート時にメモリに読み込まれる
オペレーティングシステム)。
.It Li /lkm/
.It Li /modules/
ロード可能なカーネルモジュール。
.Xr lkm 4
.Xr kldstat 8
参照。
.It Li /mnt/
通常、システム管理者が一時的なマウントポイントとして使用する
@ -456,8 +456,6 @@ Kerberos version IV
/usr/libexec 内のファイルのソース。
.It Li local/
/usr/local 内のファイルのソース。
.It Li lkm/
/lkm 内のファイルのソース。
.It Li release/
.Tn FreeBSD
のリリースを生成するために必要なファイル。

View file

@ -38,29 +38,29 @@
.Os
.Sh 名称
.Nm MAKEDEV
.Nd システムとデバイススペシャルファイルの作成
.Nd システムとデバイス特殊ファイルの作成
.Sh 書式
.Nm
name ...
.Sh 解説
このシェルスクリプト
.Nm
は、 ``/dev'' ディレクトリにあり、通常のスペシャルファイルを作成するのに
は、``/dev'' ディレクトリにあり、通常の特殊ファイルを作成するのに
使われます。
スペシャルファイルに関するより徹底した議論が必要ならば、
特殊ファイルに関するより徹底した議論が必要ならば、
.Xr intro 4
をご覧ください。
.Pp
.Nm
は、何個かのデバイス名を引数に取ります。
ここでのデバイス名は、デバイスに対する、よくある省略形です。
``std'' と ``local'' という、二つのスペシャルデバイスがあります。
``std'' と ``local'' という、二つの特殊デバイスがあります。
前者はそのアーキテクチャの標準デバイスを作成します。
後者はローカルサイトの固有のデバイスの為のもので、
シェルファイル ``MAKEDEV.local'' を実行します。
.Pp
i386 アーキテクチャでは次のデバイスをサポートします。
ここで、ハッシュ記号(``#'')を伴ったデバイス名は、
ここで、ハッシュ記号 (``#'') を伴ったデバイス名は、
ハッシュ記号をユニット番号で置き換えます。
.Bl -tag -width indent
.It std
@ -73,7 +73,7 @@ stderr, stdin, stdout, tty)
.It fd#
``フロッピ'' ディスクドライブ (3 1/2, 5 1/4) です。
.It pty#
16対の仮想端末マスタとスレーブです。
16 対の仮想端末マスタとスレーブです。
.It sd#
SCSI ディスクドライブです。
.It st#
@ -88,7 +88,7 @@ QIC-
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /dev/xxxx -compact
.It Pa /dev
スペシャルファイルのディレクトリ
特殊ファイルのディレクトリ
.Sh 関連項目
.Xr intro 4 ,
.Xr config 8 ,

View file

@ -1,8 +1,8 @@
.\" %Id: atrun.man,v 1.5 1998/07/01 05:47:58 jkoshy Exp %
.\" %Id: atrun.man,v 1.5.2.1 1999/02/15 08:46:21 fenner Exp %
.\" jpman %Id: atrun.8,v 1.2 1997/04/23 02:43:41 yugawa Stab %
.Dd April 12, 1995
.Dt ATRUN 8
.Os "FreeBSD 2.1"
.Os FreeBSD 2.1
.Sh 名称
.Nm atrun
.Nd ジョブキューのなかから予定時刻になったものを実行
@ -17,7 +17,7 @@
でキューに入れたジョブを実行するコマンドです。
.Pp
.Xr atrun 8
5分毎に起動されるようにするために、
5 分毎に起動されるようにするために、
root の
.Xr crontab 5
ファイル
@ -32,8 +32,9 @@ root
.Nm
は、小文字のキューの中のジョブのうち、
実行開始時間を過ぎたものすべてを開始します。
さらに、直前の1分間の負荷平均値(load avarage)が指定した限界値より小さい場合、
優先順位が最も高いバッチジョブ(大文字のキューで表されます)ひとつを
さらに、直前の 1 分間の負荷平均値 (load avarage)
が指定した限界値より小さい場合、
優先順位が最も高いバッチジョブ (大文字のキューで表されます) ひとつを
開始します。
.\" 上記の記述はオリジナルの英語版では、"A maximum of one batch jobs (denoted
.\" by uppercase queues) are started each time atrun is invoded." となっている。
@ -52,18 +53,19 @@ root
.Sh オプション
.Bl -tag -width indent
.It Fl l Ar load_avg
負荷の上限を指定する。負荷がこの上限を越えている場合、バッチジョブは実行さ
れない。デフォルトの値は 1.5。
負荷の上限を指定します。
負荷がこの上限を越えている場合、バッチジョブは実行されません。
組み込みのデフォルトの値は 1.5 です。
.It Fl d
デバッグ用。
.Xr syslog 3
を使う代わりに標準エラー出力にエラーメッセージを吐き出す。
を使う代わりに標準エラー出力にエラーメッセージを表示します。
.El
.Sh 警告
.Nm
を動かすためには
.Xr cron 8
デーモンを起動しておかねばなりません
デーモンを起動しておく必要があります
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /var/at/spool -compact
.It Pa /var/at/spool

View file

@ -51,8 +51,8 @@
のハッシュデータベースを
作成します。このデータベースには、
.Pa /dev
ディレクトリ内のすべてのキャラクタスペシャルファイルと
ブロックスペシャルファイルの名前が含まれており、
ディレクトリ内のすべてのキャラクタ型特殊ファイルと
ブロック型特殊ファイルの名前が含まれており、
キーとしてファイルタイプと
.Fa st_rdev
フィールドが使われています。

View file

@ -49,7 +49,7 @@
.Nm
プログラムは、
.Xr init 8
から呼ばれ、tty回線をオープンしたあと初期化
から呼ばれ、tty 回線をオープンしたあと初期化
し、ログイン名を読んで
.Xr login 1
を起動します。
@ -57,10 +57,10 @@
.Ar tty
は、端末にどの
.Pa /dev
スペシャルデバイスファイルを使うかを指定します(例:``ttyh0'')。
特殊デバイスファイルを使うかを指定します (例:``ttyh0'')。
引数がないか
.Ql Fl
ならば、tty回線はファイルディスクリプタ0としてオープンされます。
ならば、tty 回線はファイルディスクリプタ 0 としてオープンされます。
.Pp
.Ar type
は、
@ -104,7 +104,7 @@
関係するデバイスがブート時のシステム設定の際に組み込まれなかったか、
もしくは
.Pa /dev
スペシャルファイルがありませんでした。
特殊ファイルがありませんでした。
.El
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /etc/gettytab -compact

View file

@ -25,12 +25,12 @@
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: ibcs2.8,v 1.6 1998/08/31 16:41:06 wosch Exp %
.\" %Id: ibcs2.8,v 1.6.2.1 1999/02/15 08:46:22 fenner Exp %
.\" jpman %Id: ibcs2.8,v 1.3 1997/09/08 08:46:54 kuma Stab %
.\"
.Dd November 27, 1995
.Dt IBCS2 8
.Os FreeBSD-Experimental
.Os FreeBSD
.Sh 名称
.Nm ibcs2
.Nd SCO および ISC バイナリのための iBCS2 ランタイムサポートをロードする

View file

@ -38,7 +38,7 @@
.Os BSD 4
.Sh 名称
.Nm mknod
.Nd スペシャルファイルを作成する
.Nd 特殊ファイルを作成する
.Sh 書式
.Nm mknod
.Ar name
@ -46,12 +46,12 @@
.Ar major minor
.Sh 解説
.Nm
はデバイススペシャルファイルを作成します。通常、シェルスクリプト
はデバイス特殊ファイルを作成します。通常、シェルスクリプト
.Pa /dev/MAKEDEV
で、よく知られているスペシャルファイルを作成することができます。
で、よく知られている特殊ファイルを作成することができます。
このスクリプトは、
.Nm
に適当な引数を渡して実行し、必要なてのデバイスファイルの作成をします。
に適当な引数を渡して実行し、必要なすべてのデバイスファイルの作成をします。
.Pp
.Nm
の引数としては、以下の 4 つが必要です。
@ -68,8 +68,8 @@
.Cm b
を指定します。
テープやディスク等がこれに該当しますが、
ブロックスペシャルデバイス (cooked) とキャラクタスペシャルデバイス (raw) の
両方のスペシャルファイルが必要です。
ブロック型特殊デバイス (cooked) とキャラクタ型特殊デバイス (raw) の
両方の特殊ファイルが必要です。
キャラクタ型のデバイスは、
.Cm c
を指定します。
@ -85,7 +85,7 @@
マイナーデバイス番号を指定します。
マイナーデバイス番号は、
デバイスのどのサブユニットが
スペシャルファイルに対応するのかをカーネルに示します。
特殊ファイルに対応するのかをカーネルに示します。
例えば、サブユニットは
ファイルシステムのパーティションだったり端末ラインだったりします。
.El

View file

@ -82,10 +82,10 @@
すべてマウントします。
例外は、``noauto'' が指定されているもの、
.Fl t
フラグにて除外されているもの(後述)、
フラグにて除外されているもの (後述)、
既にマウントされているもの
(ルートファイルシステムは伝統的なシングルユーザモードの動作を保つ
ために除外されます)です。
ために除外されます) です。
通常、これはシステムの起動時に実行されます。
.It Fl d
システムコールの実行以外のすべてのことを行ないます。
@ -126,7 +126,7 @@
.It noatime
ファイル読み取り時に、ファイルアクセス時刻を更新しません。
このオプションが便利なのは、
多くのファイルを持ち、(ほとんどの場合重要ではない)ファイルアクセス時刻
多くのファイルを持ち、(ほとんどの場合重要ではない) ファイルアクセス時刻
を更新するよりも性能が重要であるファイルシステムです。
このオプションは現在ローカルファイルシステムでのみサポートされています。
.It noauto
@ -202,7 +202,7 @@ UFS
以外の、ファイルシステムタイプに固有のオプションは、
コンマで区切って指定します。このオプションは、オプションの前に
.Dq \&-
(ダッシュ記号)をつけて区別します。値を持つオプションは、
(ダッシュ記号) をつけて区別します。値を持つオプションは、
-option=valueの形で指定します。
たとえば、
.Bd -literal -offset indent
@ -221,7 +221,7 @@ mount -t mfs -o nosuid,-N,-s=4000 /dev/dk0b /tmp
オプションを指定します。
.It Fl r
ファイルシステムをリードオンリーで
マウントします(スーパユーザでも書き込みは行えません)。
マウントします (スーパユーザでも書き込みは行えません)。
これは、
.Fl o
オプションで
@ -332,9 +332,9 @@ type
.Pp
カーネルはそのファイルシステムタイプをサポートしていません。
ファイルシステムのサポートは、
静的(カーネルコンパイル時)もしくは動的(
静的 (カーネルコンパイル時) もしくは動的 (
.Xr modload 8
によってカーネルモジュールとしてロードされる)です。
によってカーネルモジュールとしてロードされる) です。
通常、
.Nm
もしくはそのサブプロセスは、

View file

@ -143,7 +143,7 @@
.It Cm md5digest
ファイルの MD5 メッセージダイジェスト。
.It Cm mode
数値 (8進数) あるいはシンボル値で指定した現ファイルのパーミッション。
数値 (8 進数) あるいはシンボル値で指定した現ファイルのパーミッション。
.It Cm nlink
ファイルが持っているはずのハードリンク数。
.It Cm nochange

View file

@ -93,13 +93,13 @@
.Xr disklabel 8
を使ってディスクラベルが書き込んでいなければなりません。
.Nm
は、指定したスペシャルファイルにファイルシステムを作成します。
は、指定した特殊ファイルにファイルシステムを作成します。
(しばしば
.Dq スペシャルファイル
.Dq 特殊ファイル
.Dq ディスク
として扱いますが、スペシャルファイルは物理ディスクである必要はありません。
事実、スペシャルである必要もありません。)
として扱いますが、特殊ファイルは物理ディスクである必要はありません。
事実、特殊ファイルである必要もありません。)
デフォルト値はたいてい妥当な値となりますが、
.Nm
にはこの値を変更するための数多くのオプションがあります。
@ -119,11 +119,11 @@
.Nm
のものと同じです。
.Fl T
フラグが指定されると(下記参照)、スペシャルファイルを使用しません。
そうでない場合、スペシャルファイルはディスクラベルを読むためにのみ使われ、
フラグが指定されると (下記参照)、特殊ファイルを使用しません。
そうでない場合、特殊ファイルはディスクラベルを読むためにのみ使われ、
それによってメモリベースファイルシステムへのコンフィギュレーション
パラメータが得られます。
このスペシャルファイルは通常、第一スワップ領域を指定します。という
この特殊ファイルは通常、第一スワップ領域を指定します。という
のは、フリーメモリが少なくなって、ファイルシステムをサポートす
るメモリ領域がページングされるとき、ファイルシステムがそこに
バックアップされるからです。
@ -168,7 +168,7 @@
.It Fl d Ar rotdelay
同じディスクに対する
ディスク転送完了割り込みサービスと新たな転送開始に費す時間の
期待値を指定します (ミリ秒単位)。デフォルトは0ミリ秒です。詳細は、
期待値を指定します (ミリ秒単位)。デフォルトは 0 ミリ秒です。詳細は、
.Xr tunefs 8
を参照してください。
.ne 1i
@ -183,7 +183,8 @@
ファイルシステムのフラグメントサイズをバイト単位で指定します。
.It Fl i Ar number of bytes per inode
ファイルシステム中の i ノードの密度を設定します。デフォルト
は、(4 * フラグメントサイズ) バイトのデータ領域ごとに1つの i ノードを作ります。
は、(4 * フラグメントサイズ) バイトのデータ領域ごとに 1 つの
i ノードを作ります。
i ノード数を少なくしたい場合は大きな値を指定し、
i ノード数を多くしたい場合は小さな値を指定します。
.It Fl m Ar free space \&%

View file

@ -1,8 +1,7 @@
.\" This file contains changes from the Open Software Foundation.
.\"
.\" from: @(#)newsyslog.8
.\" %Id: newsyslog.8,v 1.14 1998/06/09 18:24:04 ache Exp %
.\" jpman %Id: newsyslog.8,v 1.3 1997/08/16 13:33:00 horikawa Stab %
.\" %Id: newsyslog.8,v 1.14.2.1 1999/02/25 18:38:33 wollman Exp %
.\"
.\" Copyright 1988, 1989 by the Massachusetts Institute of Technology
.\"
@ -18,7 +17,8 @@
.\" the suitability of this software for any purpose. It is
.\" provided "as is" without express or implied warranty.
.\"
.Dd January 12, 1989
.\" jpman %Id: newsyslog.8,v 1.3 1997/08/16 13:33:00 horikawa Stab %
.Dd January 27, 1999
.Dt NEWSYSLOG 8
.Os
.Sh 名称
@ -35,44 +35,57 @@
から定期的に実行されるようにスケジュールされるべきプログラムです。
実行されると、
.Nm
は必要に応じてログファイルを保存(アーカイブ)します。
は必要に応じてログファイルを保存 (アーカイブ) します。
あるログファイルを保存する必要があると判断すると、
.Dq Va logfile
が空になり、
.Dq Va logfile Ns Li \&.0
に前回のログファイルが入り、
.Dq Va logfile Ns Li \&.1
に前々回のログが入り‥‥ といった具合に、
ユーザが指定した数の保存ログが残るよう、
.Nm
は、``logfile'' が空になり、``logfile.0'' に前回のログファイルが入り、
``logfile.1'' に前々回のログが入り‥‥ といった具合に、
ユーザが指定した数の保存ログが残るよう、ファイルを再編します。
はファイルを再編します。
オプションにより、保存ログを圧縮してスペースを節約することもできます。
.Pp
ログが保存される場合には 2 つの理由があります。
そのログファイルのサイズが予めセットしておいたキロバイト数より大きくなった、
もしくは、前回ログを保存してから指定した時間が経過した、という理由です。
ログが保存される場合には 3 つの理由があります:
.Bl -enum -offset indent
.It
ログが設定サイズ (キロバイト数) より大きくなった。
.It
前回ログを保存してから指定した時間が経過した。
.It
ログ入れ替えを行う指定時間である。
.El
.Nm
の粒度は、このコマンドが
.Xr cron 8
からどの程度の頻度で実行されるかに依存しています。
.Nm
の実行は十分速いので、毎時間実行するようにスケジュールしても
悪影響はありません。
悪影響はありませんし、
第 3 のモード (前述) はそうなっていることを仮定しています。
.Pp
起動されると、
.Nm
は設定ファイルを読み込んで、
どのログファイルをチェックすべきかを決定します。
デフォルトでは、このコンフィギュレーションファイルは
どのログファイルが潜在的に保存されうるかを決定します。
デフォルトでは、この設定ファイルは
.Pa /etc/newsyslog.conf
です。
コンフィギュレーションファイルの各行には、
設定ファイルの各行には、
.Nm
が処理すべき特定のログファイルに関する情報を記述します。
各行は 5 つの必須フィールドと、3 つのオプションフィールドから成り、
各行は 5 つの必須フィールドと、4 つのオプションフィールドからなり、
それらは空白で区切られています。
空行や ``#'' で始まる行は無視されます。
コンフィギュレーションファイルの各フィールドは以下の通りです:
設定ファイルの各フィールドは以下の通りです:
.Pp
.Bl -tag -width indent
.It Ar logfile_name
保存するシステムログファイル名。
.It Ar owner.group
このフィールドはオプションであり、
保存ファイルの所有者とグループ名を指定します。
.Ar owner
あるいは
@ -91,16 +104,93 @@
ログファイルのサイズが
.Ar size
に達すると、ログファイルは上記のように入れ換えられます。
このフィールドが
.Ar *
このフィールドがアスタリスク
.Pq Ql \&*
で置き換えられると、ログファイル入れ換えに際して
そのサイズは考慮されなくなります。
.It Ar interval
.Ar interval
時間(60 分×interval の意)が経過すると、ログファイルが入れ換えられます。
このフィールドが
.Ar *
で置き換えられると、前回の入れ換えからの経過時間は考慮されません。
.It Ar when
.Ar when
フィールドは、インターバル、特定の時刻、もしくは双方のいずれかです。
.Ar when
フィールドがアスタリスク
.Pq Ql \&*
の場合、ログ入れ替えは
.Ar size
フィールドにのみ依存します。
そうでない場合、
.Ar when
フィールドは、オプションのインターバル時間指定からなり、単一の
.So Li \&@ Sc
記号と制限された
.Tn ISO 8601
フォーマットで時刻を続けることができます。
時刻を指定すると、指定した時刻の 1 時間以内に
.Nm newsyslog
が実行された場合のみ、ログファイルを入れ替えます。
インターバル時間が指定された場合、
最後の入れ替えからその時間数が経過した場合に、ログファイルを入れ替えます。
時刻とインターバルの両方が指定された場合、入れ替えが実行されるには、
両方の条件が満たされることが必要です。
.Pp
時刻のフォーマットは
.Sm off
.Oo
.Oo
.Oo
.Oo
.Oo
.Va \&cc
.Oc
.Va \&yy
.Oc
.Va \&mm
.Oc
.Va \&dd
.Oc
.Oo
.Li \&T
.Oo
.Va \&hh
.Oo
.Va \&mm
.Oo
.Va \&ss
.Oc
.Oc
.Oc
.Oc
.Oc です。
.Sm on
日付フィールドはオプションであり、デフォルトは現在の日付の適切な部分です。
時刻フィールドはオプションであり、デフォルトは深夜です。
よって、今日が 1999 年 1 月 22 日の場合、次の日付指定はすべて同等です:
.Pp
.Bl -item -compact -offset indent
.It
.Sq Li 19990122T000000
.It
.Sq Li 990122T000000
.It
.Sq Li 0122T000000
.It
.Sq Li 22T000000
.It
.Sq Li T000000
.It
.Sq Li T0000
.It
.Sq Li T00
.It
.Sq Li 22T
.It
.Sq Li \&T
.It
.Sq Li \&
.El
.Pp
タイムゾーンは指定できません。
現在の実装では、明確に分や秒の部分を指定することは、ほとんどできません。
「1 時間以内」であることのみ、比較するからです。
.It Ar flags
このフィールドはオプションであり、
保存に際してログファイルに特別な処理を行うかどうかを指定します。
@ -137,7 +227,7 @@
newsyslog では以下のオプションが利用できます:
.Bl -tag -width indent
.It Fl f Ar config_file
コンフィギュレーションファイルとして
設定ファイルとして
.Pa /etc/newsyslog.conf
に代えて
.Ar config_file
@ -171,7 +261,7 @@ newsyslog
.Bl -tag -width /etc/newsyslog.confxxxx -compact
.It Pa /etc/newsyslog.conf
.Nm
コンフィギュレーションファイル
設定ファイル
.El
.Sh バグ
セキュリティ侵害を見つけるためにログを自動的に読むことは、

View file

@ -23,7 +23,7 @@
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: pccardd.8,v 1.10 1998/03/23 08:25:40 charnier Exp %
.\" %Id: pccardd.8,v 1.10.2.1 1999/03/01 22:05:30 kuriyama Exp %
.\" jpman %Id: pccardd.8,v 1.4 1997/07/26 22:04:06 horikawa Stab %
.\"
.Dd November 1, 1994
@ -120,7 +120,7 @@ PC-CARD
.Pa /etc/pccard.conf
とは異なった設定ファイルを指定します。
ファイルの形式は、
.Xr card.conf 5
.Xr pccard.conf 5
に詳細に記述されていますし、
.Nm
によって認識される PC-CARD カードがリストされています。

View file

@ -1,4 +1,4 @@
.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.1 1999/01/28 23:02:23 billf Exp %
.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.2 1999/03/07 11:55:12 brian Exp %
.\" jpman %Id: ppp.8,v 1.4 1997/06/08 18:41:58 saeki Stab %
.\" WORD: expect string 受信待ち文字列 (chat.8)
.\" WORD: negotiation 交渉
@ -3727,7 +3727,7 @@ Microsoft NetBIOS
.Ar LocalName
に絶対ファイル名を指定します。そうしないと、TCP ポートの名前もしくは番号
であると解釈されます。
ローカルドメインソケットに使用される 8 進 umask を指定可能です。
ローカルドメインソケットに使用される 8 進 umask を指定する必要があります。
.Sq 0
から始まる 4 桁 8 進数で指定します。
umask の詳細については
@ -4022,7 +4022,7 @@ tunN
元のプログラムは Toshiharu OHNO (tony-o@iij.ad.jp) が作成し、
FreeBSD-2.0.5 に Atsushi Murai (amurai@spec.co.jp) が提出しました。
.Pp
1997 年中に本質的に Brian Somers (brian@Awfulhak.org) が修正をし、
1997 年中に Brian Somers (brian@Awfulhak.org) が本格的な修正をし、
11 月に OpenBSD に移植されました (2.2-RELEASE の直後です)。
.Pp
1998 年初頭にマルチリンク ppp サポートが追加されたときに、

View file

@ -96,11 +96,11 @@
コマンドに与えるその他の引数は、リストアされるファイルを指定するための
ファイルやディレクトリ名です。
.Fl h
フラグを指定していない限り(下記参照)、ディレクトリ名を指定することで、
フラグを指定していない限り (下記参照)、ディレクトリ名を指定することで、
そのディレクトリ中のファイルや
(再帰的に) サブディレクトリを指定することになります。
.Pp
以下のいずれか 1 つ(複数指定不可)のフラグが必要です:
以下のいずれか 1 つ (複数指定不可) のフラグが必要です:
.Bl -tag -width Ds
.It Fl i
バックアップからの対話的なリストアを行います。バックアップからディレクトリ情報
@ -174,7 +174,7 @@
フラグを参照)。
これはリストア動作を中断したときに使われます。
.It Fl r
リストア(ファイルシステムの再構築)を行います。
リストア (ファイルシステムの再構築) を行います。
レベル 0 バックアップのリストアの前には、リストア先となるファイルシステムは
.Xr newfs 8
で初期化しておき、マウントして、そのディレクトリへ
@ -242,7 +242,7 @@ restore rf /dev/rst8
通常
.Nm
は、ダンプ対象のファイルシステムフォーマットが
新しいか古い(4.4 以前)かを動的に決定します。
新しいか古い (4.4 以前) かを動的に決定します。
.Fl c
フラグはこのチェックを無効にし、
古いフォーマットのダンプからのみ読み込むことを許します。
@ -253,12 +253,12 @@ restore rf /dev/rst8
.Ar file
は、
.Pa /dev/rmt12
(テープドライブ)や
(テープドライブ)
.Pa /dev/rda1c
(ディスクドライブ)といったスペシャルデバイスファイル、
(ディスクドライブ) といったスペシャルデバイスファイル、
通常のファイル、
.Ql Fl
(標準入力)のいずれかです。
(標準入力) のいずれかです。
ファイル名が
.Dq host:file
@ -302,7 +302,7 @@ restore rf /dev/rst8
.Nm restore
は何も表示せずにリストア動作を行います。
.Fl v
(verbose, 冗長)フラグを指定すると、
(verbose, 冗長) フラグを指定すると、
扱うファイルのタイプとファイル名が表示されます。
.It Fl y
エラーが発生したときに、リストア動作を中断するかどうかの問い合わせを
@ -367,10 +367,10 @@ restore rf /dev/rst8
.It Tape read error while restoring <filename>
.It Tape read error while skipping over inode <inumber>
.It Tape read error while trying to resynchronize
テープ(あるいはその他の媒体)のリードエラーが発生しました。
テープ (あるいはその他の媒体) のリードエラーが発生しました。
ファイル名が表示されていたならば、その内容はおそらく部分的に不正なものに
なっているでしょう。
もし inode がスキップされたり、テープの resynchronize(再同期)が試みら
もし inode がスキップされたり、テープの resynchronize (再同期) が試みら
れていたならば、展開されたファイルには問題はありません。しかし、テープ
上からいくつかのファイルを見付けることができないかもしれません。
.Pp

View file

@ -213,10 +213,9 @@
.Nm sendmail
はデーモンとしてバックグラウンドで
実行されます。
デーモンとして実行させる際には、同時にオプション
このオプションは、問題なく
.Fl bd
つけておくほうが安全です。
と共に指定可能です。
.It Fl qI Ns Ar substr
キュー ID の文字列に
.Ar substr

View file

@ -74,7 +74,7 @@
ビットを考慮します。
.Ar service
が指定された場合、パケット送出元が属すべき
UDP service の名前もしくは番号となります(
UDP service の名前もしくは番号となります (
.Xr services 5
参照)。
.Ar service
@ -118,7 +118,7 @@ UDP service
.It Fl m
.Dq mark
されたメッセージの間隔を分単位で指定します。
デフォルトは20分です。
デフォルトは 20 分です。
.It Fl p
代りに使用するログ用ソケットのパス名を指定します。
デフォルトは
@ -167,7 +167,7 @@ UDP service
.Pa /var/run/log、
.Pa /etc/services
で指定されるインターネットドメインソケット
およびスペシャルデバイス
および特殊デバイス
.Pa /dev/klog
(カーネルメッセージを読むため) からメッセージを読み込みます。
.Pp
@ -180,8 +180,8 @@ UDP service
を kill や、設定ファイルを読み込ませるために使えます。
.Pp
.Nm
に送られるメッセージは単一の行で構成されます。このメッセージは先頭に
先順位コードを含んでいます。このコードは
に送られるメッセージは単一の行で構成されます。このメッセージは先頭に
先順位コードを含んでいます。このコードは
.Sq Aq 5
のように括弧でくくられた 10 進数から構成されており、インクルードファイル
.Aq Pa sys/syslog.h
@ -193,7 +193,7 @@ UDP service
.It Pa /var/run/syslog.pid
動作中の
.Nm
のプロセスID
のプロセス ID
.It Pa /var/run/log
.Tn UNIX
ドメインデータグラムのログ用ソケットの名前
@ -219,8 +219,8 @@ UDP service
.Fx 2.2
における拡張です。
.Sh バグ
UDPパケットで受けとったメッセージを記録する能力は認証されていないディ
スクを溢れさせるリモートサービスと等価であり、恐らくデフォルトで無効に
UDP パケットで受けとったメッセージを記録する能力は認証されていない
ディスクを溢れさせるリモートサービスと等価であり、恐らくデフォルトで無効に
されるべきです。ある種の
.Nm
間の認証メカニズムが用意されるべきでしょう。

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@ -68,14 +68,14 @@
.Bl -tag -width indent
.It Fl a
.Xr fstab 5
に記述されているてのファイルシステムをアンマウントします。
に記述されているすべてのファイルシステムをアンマウントします。
.It Fl A
ルート以外で現在マウントされているファイルシステムをすべて
アンマウントします。
.It Fl f
ファイルシステムを強制的にアンマウントします。
利用されているスペシャルデバイスは使い続けようとしますが、
更にアクセスしようとすると、てのファイルはエラーを返します。
更にアクセスしようとすると、すべてのファイルはエラーを返します。
ルートファイルシステムは強制的にアンマウントすることはできません。
.It Fl h Ar host
指定されたホストからマウントしているファイルシステムだけをアンマウント
@ -107,7 +107,7 @@ umount -a -t nfs,mfs
.Tn NFS
.Tn MFS
であるてのファイルをアンマウントします。
であるすべてのファイルをアンマウントします。
.It Fl v
冗長モードです。アンマウントされる各ファイルシステムの追加情報が
出力されます。

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@ -59,7 +59,7 @@
.Sh 解説
.Nm
コマンドは、vnode 疑似ディスクデバイスを構築して使用可能にします。
コマンドの最初の書式では、スペシャルファイル
コマンドの最初の書式では、特殊ファイル
.Ar special_file
を通常ファイル
.Ar regular_file
@ -83,7 +83,7 @@
.It Fl d
指定した
.Ar feature
を(可能であれば)無効にします。
(可能であれば) 無効にします。
.It Fl e
デバイスを構築し、指定された
.Ar feature
@ -142,17 +142,17 @@ global
によって有効になる機能を指定します。
.Bl -tag -width indent
.It Dv swap
スペシャルファイル上でのスワップを有効にします。
特殊ファイル上でのスワップを有効にします。
.Xr swapon 2
を参照してください。
.It Dv Pf mountro= Pa mount_point
スペシャルファイルは、
特殊ファイルは、
.Ar mount_point
へ読み込み専用マウントされます。
.Xr mount 2
を参照してください。
.It Dv Pf mountrw= Pa mount_point
スペシャルファイルは、
特殊ファイルは、
.Ar mount_point
へ読み書き可能マウントされます。
.Xr mount 2

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@ -27,13 +27,13 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" %Id: xtend.8,v 1.9 1998/03/19 07:37:36 charnier Exp %
.\" %Id: xtend.8,v 1.9.2.1 1999/02/15 08:46:22 fenner Exp %
.\" jpman %Id: xtend.8,v 1.2 1997/06/16 08:01:33 yugawa Stab %
.\"
.Th XTEND 8 "30 Oct 1993"
.Dd Oct 30, 1993
.Dt XTEND 8
.Os BSD FreeBSD
.Os FreeBSD
.Sh 名称
.Nm xtend
.Nd X-10 デーモン
@ -91,7 +91,7 @@ SIGPIPE
に対して、
.Nm
は指定された X-10 の送信を行います。ここで、H はハウスコードを示す 1 文字で、
U は数字のユニットコードまたはリストに対する機能コード(
U は数字のユニットコードまたはリストに対する機能コード (
.Pa xtend/packet.c
ソースファイル参照)、N はギャップなしに送信されるパケットの数 (通常は 2)
です。送信が成功すると、
@ -150,7 +150,7 @@ X-10
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /var/spool/xten/Status -compact
.It Pa /dev/tw0
TW523 スペシャルファイル
TW523 特殊ファイル
.It Pa /var/run/tw523
クライアント接続用ソケット
.It Pa /var/run/xtend.pid
@ -158,7 +158,7 @@ pid
.It Pa /var/spool/xten/Log
ログファイル
.It Pa /var/spool/xten/Status
デバイス状態ファイル(バイナリ)
デバイス状態ファイル (バイナリ)
.It Pa /var/spool/xten/status.out
デバイス情報の
.Tn ASCII