Whitespace and comment cleanups.
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79d2c126ac
commit
fa1280f03e
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=6420
1 changed files with 142 additions and 148 deletions
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@ -3,7 +3,7 @@
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The FreeBSD Japanese Documentation Project
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The FreeBSD Japanese Documentation Project
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Original revision: 1.30
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Original revision: 1.30
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$FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.sgml,v 1.6 1999/09/23 12:01:37 kuriyama Exp $
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$FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.sgml,v 1.7 1999/09/24 14:48:23 kuriyama Exp $
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-->
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<chapter id="cutting-edge">
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<chapter id="cutting-edge">
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@ -25,8 +25,7 @@
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<para><emphasis>原作: &a.jkh;.</emphasis></para>
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<para><emphasis>原作: &a.jkh;.</emphasis></para>
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<para><emphasis>訳: &a.hanai;<!-- <br> -->
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<para><emphasis>訳: &a.hanai; 6 November 1996.</emphasis></para>
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6 November 1996.</emphasis></para>
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<sect2>
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<sect2>
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<title>FreeBSD-current ってなに?</title>
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<title>FreeBSD-current ってなに?</title>
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@ -34,17 +33,17 @@
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<para>FreeBSD-current とは,文字通りに,日々変更されている
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<para>FreeBSD-current とは,文字通りに,日々変更されている
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FreeBSD のソース
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FreeBSD のソース
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のスナップショット以外の何ものでもありません.
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のスナップショット以外の何ものでもありません.
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中には現在開発途上の ソフトウェア, 実験的な変更,
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中には現在開発途上のソフトウェア, 実験的な変更,
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あるいは過渡的な機能などが含まれています. また,
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あるいは過渡的な機能などが含まれています. また,
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この中に入っている機能がすべて次の公式リリースに
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この中に入っている機能がすべて次の公式リリースに
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入るとはかぎりません. FreeBSD-current
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入るとはかぎりません. FreeBSD-current
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をソースからほとんど毎日コンパイルしている人はたくさん
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をソースからほとんど毎日コンパイルしている人はたくさん
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いますが, 時期によっては FreeBSD-current
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いますが, 時期によっては FreeBSD-current
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はコンパイルさえできない状態に なっていることもあります.
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はコンパイルさえできない状態になっていることもあります.
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これらの問題は一般的には可能な限り素早く解決 されますが,
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これらの問題は一般的には可能な限り素早く解決されますが,
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FreeBSD-current のソースが不幸をもたらすか, それとも非常に
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FreeBSD-current のソースが不幸をもたらすか, それとも非常に
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素晴らしい機能をもたらすかというのは文字通り,
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素晴らしい機能をもたらすかというのは文字通り,
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ある与えられた24時間の間
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ある与えられた 24 時間の間
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のどの部分であなたがソースを手に入れたか,
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のどの部分であなたがソースを手に入れたか,
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による場合もあります.</para>
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による場合もあります.</para>
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</sect2>
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</sect2>
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@ -76,7 +75,7 @@
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<listitem>
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<listitem>
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<para>単に, 様々な事に目を向け, 参考のために
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<para>単に, 様々な事に目を向け, 参考のために
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(例えば,動かすためではなく <emphasis>読むため
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(例えば,動かすためではなく <emphasis>読むため
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</emphasis>に) 最新のソースを使いたいと思って いる FreeBSD
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</emphasis>に) 最新のソースを使いたいと思っている FreeBSD
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(または他の) グループのまわりにいるメンバー.
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(または他の) グループのまわりにいるメンバー.
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これらの人々はまた,
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これらの人々はまた,
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時々コメントやコードを寄稿してくれます.</para>
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時々コメントやコードを寄稿してくれます.</para>
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@ -107,9 +106,9 @@
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技術的なサポートを行なうには 単に「時間が足りない」のです.
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技術的なサポートを行なうには 単に「時間が足りない」のです.
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これは我々が外の人を助けるの好まない,
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これは我々が外の人を助けるの好まない,
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ケチで意地悪い人間だと いうことではなく (もしそうなら
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ケチで意地悪い人間だと いうことではなく (もしそうなら
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FreeBSD なんかやっていません), 文字通り 我々は一日に 400
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FreeBSD なんかやっていません), 文字通り我々は一日に 400
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ものメッセージに答え <emphasis>かつ</emphasis> FreeBSD
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ものメッセージに答え <emphasis>かつ</emphasis> FreeBSD
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の作業をする ことなど出来ない! ということなのです. もし,
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の作業をすることなど出来ない! ということなのです. もし,
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たくさんの質問に答えるか, それとも FreeBSD
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たくさんの質問に答えるか, それとも FreeBSD
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を良くする作業を続けるかという選択が与えられた場合,
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を良くする作業を続けるかという選択が与えられた場合,
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あなた方のほとんどは後者を支持する,
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あなた方のほとんどは後者を支持する,
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@ -129,8 +128,8 @@
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<emphasis>FreeBSD-current</emphasis>
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<emphasis>FreeBSD-current</emphasis>
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メーリングリストに入っていなければ,
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メーリングリストに入っていなければ,
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様々な人がシステムの現在の状態について
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様々な人がシステムの現在の状態について
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述べているコメントを決して見ることは ありませんし,
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述べているコメントを決して見ることはありませんし,
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従って他の人が既に見つけて解決している多くの問題に 戸惑っ
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従って他の人が既に見つけて解決している多くの問題に戸惑っ
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てあきらめてしまうでしょう. さらに言うと,
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てあきらめてしまうでしょう. さらに言うと,
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システムを正常に保つための
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システムを正常に保つための
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重要な情報を見逃してしまう可能性もあります.</para>
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重要な情報を見逃してしまう可能性もあります.</para>
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@ -172,12 +171,12 @@ subscribe cvs-all</programlisting>
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<para><link linkend="cvsup">cvsup</link> を <ulink
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<para><link linkend="cvsup">cvsup</link> を <ulink
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url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/standard-supfile"> この supfile</ulink>
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url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/standard-supfile"> この supfile</ulink>
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を用いて使用する. これは 2 番目に推薦される方法です.
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を用いて使用する. これは 2 番目に推薦される方法です.
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なぜなら, cvsup によって一度全体 を入手し,
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なぜなら, cvsup によって一度全体を入手し,
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||||||
後は変更されたところだけを入手することが
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後は変更されたところだけを入手することが
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出来るからです.
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出来るからです.
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たくさんの人が自動的にソースを最新のもに保つために
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たくさんの人が自動的にソースを最新のもに保つために
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cvsup を cron から起動しています.
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cvsup を cron から起動しています.
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これを行なうための非常に簡単な 方法は, 単に</para>
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これを行なうための非常に簡単な方法は, 単に</para>
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<blockquote><screen>&prompt.root; <userinput>pkg_add -f \
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<blockquote><screen>&prompt.root; <userinput>pkg_add -f \
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ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></screen></blockquote>
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ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></screen></blockquote>
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@ -192,7 +191,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/</ulink>
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ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/</ulink>
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に “公開” されています.
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に “公開” されています.
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我々はまた全体を compress/tar して入手できる
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我々はまた全体を compress/tar して入手できる
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<command>wu-ftpd</command> を使ってい ます. 例えば,</para>
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<command>wu-ftpd</command> を使っています. 例えば,</para>
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<screen>usr.bin/lex</screen>
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<screen>usr.bin/lex</screen>
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@ -201,7 +200,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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<screen><prompt>ftp></prompt> <userinput>cd usr.bin</userinput>
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<screen><prompt>ftp></prompt> <userinput>cd usr.bin</userinput>
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<prompt>ftp></prompt> <userinput>get lex.tar.Z</userinput></screen>
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<prompt>ftp></prompt> <userinput>get lex.tar.Z</userinput></screen>
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<para>とすることにより, ディレクトリ全体(この場合,
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<para>とすることにより, ディレクトリ全体 (この場合,
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usr.bin/lex以下全体) を compress された tar
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usr.bin/lex以下全体) を compress された tar
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ファイルとして入手することができます.</para>
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ファイルとして入手することができます.</para>
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</listitem>
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</listitem>
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@ -218,11 +217,11 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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<listitem>
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<listitem>
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<para>もしソースを,
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<para>もしソースを,
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眺めるだけでなく走らせるために入手しているので あれば,
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眺めるだけでなく走らせるために入手しているのであれば,
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一部だけ選ぶのではなく, current
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一部だけ選ぶのではなく, current
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の<emphasis>全体</emphasis>を手に入れてください. なぜなら,
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の<emphasis>全体</emphasis>を手に入れてください. なぜなら,
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ソースの様々な部分が他の部分の更新に依存しており,
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ソースの様々な部分が他の部分の更新に依存しており,
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一部のみを コンパイルしようとすると,
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一部のみをコンパイルしようとすると,
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ほぼ間違いなくトラブルを起こすからです.</para>
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ほぼ間違いなくトラブルを起こすからです.</para>
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</listitem>
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</listitem>
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@ -239,8 +238,8 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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<listitem>
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<listitem>
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<para>アクティブになって下さい! もし FreeBSD-current
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<para>アクティブになって下さい! もし FreeBSD-current
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を走らせているなら 我々はそれに関するコメント,
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を走らせているなら我々はそれに関するコメント,
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特に拡張やバグ潰しに関する提案, を欲して います.
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特に拡張やバグ潰しに関する提案, を欲しています.
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コードを伴う提案はもっとも歓迎されるものです!</para>
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コードを伴う提案はもっとも歓迎されるものです!</para>
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</listitem>
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</listitem>
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</orderedlist>
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</orderedlist>
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@ -260,7 +259,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
<para>FreeBSD-stable は,
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<para>FreeBSD-stable は,
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||||||
次の本流のリリースを目指した新機能をあまり採り入
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次の本流のリリースを目指した新機能をあまり採り入
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||||||
れない保守的な変更のための開発の支流です.
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れない保守的な変更のための開発の支流です.
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||||||
実験的またはテスト未完の変更 はこの支流には取り入れられません
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実験的またはテスト未完の変更はこの支流には取り入れられません
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(<link linkend="current">最新の FreeBSD を追いかける</link>
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(<link linkend="current">最新の FreeBSD を追いかける</link>
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参照).</para>
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参照).</para>
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</sect2>
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</sect2>
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@ -269,14 +268,14 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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<title>誰が FreeBSD-stable を必要としているの?</title>
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<title>誰が FreeBSD-stable を必要としているの?</title>
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<para>もしあなたが仕事で使用しているとか, なによりも FreeBSD
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<para>もしあなたが仕事で使用しているとか, なによりも FreeBSD
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システムの安 定性を最重要視するなら,
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システムの安定性を最重要視するなら,
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<emphasis>stable</emphasis> を追いかけることを考えるべきで
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<emphasis>stable</emphasis> を追いかけることを考えるべきで
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しょう. <emphasis>stable</emphasis>
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しょう. <emphasis>stable</emphasis>
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の支流は前のリリースに関して効果的にバグフィッ
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の支流は前のリリースに関して効果的にバグフィックスされた
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クスされた流れであるため, 最新のリリース (<ulink
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流れであるため, 最新のリリース (<ulink
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url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/&rel.current;-RELEASE/">
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url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/&rel.current;-RELEASE/">
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&rel.current;-RELEASE</ulink> 執筆時点)
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&rel.current;-RELEASE</ulink> 執筆時点)
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をインストールしているのであれば, 特に そうです.</para>
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をインストールしているのであれば, 特にそうです.</para>
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<warning>
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<warning>
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<para><emphasis>stable</emphasis>
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<para><emphasis>stable</emphasis>
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@ -286,10 +285,10 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
されずに素早く送られた変更を含むソースがまだあるのです).
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されずに素早く送られた変更を含むソースがまだあるのです).
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また, <emphasis>current</emphasis> を
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また, <emphasis>current</emphasis> を
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||||||
<emphasis>stable</emphasis>
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<emphasis>stable</emphasis>
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へ移行する前に完璧なテストフィック スに最善を尽くしますが,
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へ移行する前に完璧なテストフィックスに最善を尽くしますが,
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||||||
私たちのテストはすべてのケースを十分に網羅して
|
私たちのテストはすべてのケースを十分に網羅して
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いるとは限りません. もし何か <emphasis>stable</emphasis>
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いるとは限りません. もし何か <emphasis>stable</emphasis>
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||||||
で不具合があるようでした ら,
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で不具合があるようでしたら,
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||||||
私たちに<emphasis>すぐに</emphasis>教えてください
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私たちに<emphasis>すぐに</emphasis>教えてください
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(次の節参照).</para>
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(次の節参照).</para>
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||||||
</warning>
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</warning>
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@ -303,7 +302,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
<para>&a.stable; へ加わってください. このメーリングリスト
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<para>&a.stable; へ加わってください. このメーリングリスト
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では, <emphasis>stable</emphasis> の構築に関連する事柄や,
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では, <emphasis>stable</emphasis> の構築に関連する事柄や,
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||||||
その他の注意すべき点 に関する情報が流れています.
|
その他の注意すべき点 に関する情報が流れています.
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||||||
また開発者は議論の余地がある修正や変更 を考えている場合に,
|
また開発者は議論の余地がある修正や変更を考えている場合に,
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||||||
このメーリングリストで公表し, 提案された変更に
|
このメーリングリストで公表し, 提案された変更に
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||||||
関して問題が生じるかどうかを返答する機会を
|
関して問題が生じるかどうかを返答する機会を
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||||||
ユーザに与えます. </para>
|
ユーザに与えます. </para>
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||||||
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@ -311,7 +310,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
<para>また, &a.cvsall; メーリングリストでは,
|
<para>また, &a.cvsall; メーリングリストでは,
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||||||
それぞれの変更がなされると
|
それぞれの変更がなされると
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||||||
起こりうる副作用に関するすべての適切な情報と一緒に commit
|
起こりうる副作用に関するすべての適切な情報と一緒に commit
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||||||
log を 読むことができます. subscribe
|
log を読むことができます. subscribe
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||||||
しておきたいもう一つのメーリングリストです. </para>
|
しておきたいもう一つのメーリングリストです. </para>
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||||||
|
|
||||||
<para>メーリングリストに参加するには, &a.majordomo
|
<para>メーリングリストに参加するには, &a.majordomo
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||||||
|
@ -323,8 +322,8 @@ subscribe freebsd-stable
|
||||||
subscribe cvs-all</programlisting>
|
subscribe cvs-all</programlisting>
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||||||
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|
||||||
<para>オプションとして本文に `help' と書けば, Majordomo
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<para>オプションとして本文に `help' と書けば, Majordomo
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||||||
は私たちがサポー トする様々なメーリングリストに参加 /
|
は私たちがサポートする様々なメーリングリストに参加 /
|
||||||
脱退する方法に関する詳しいヘ ルプを送付します.</para>
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脱退する方法に関する詳しいヘルプを送付します.</para>
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||||||
</listitem>
|
</listitem>
|
||||||
|
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
|
||||||
|
@ -339,26 +338,26 @@ subscribe cvs-all</programlisting>
|
||||||
<para>もし, 既に FreeBSD の以前のリリースが動いている場合で,
|
<para>もし, 既に FreeBSD の以前のリリースが動いている場合で,
|
||||||
これをソースからアップグレードしようとするならば, <hostid
|
これをソースからアップグレードしようとするならば, <hostid
|
||||||
role="fqdn">ftp.FreeBSD.org</hostid> より簡単に
|
role="fqdn">ftp.FreeBSD.org</hostid> より簡単に
|
||||||
これを行う事が出来ます. これには次の 3つの方法があります.
|
これを行う事が出来ます. これには次の 3 つの方法があります.
|
||||||
</para>
|
</para>
|
||||||
|
|
||||||
<orderedlist>
|
<orderedlist>
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
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||||||
<para><application><link
|
<para><application><link
|
||||||
linkend="ctm">CTM</link></application>
|
linkend="ctm">CTM</link></application>
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||||||
機能を使用する. 転送レートが 安定している TCP/IP
|
機能を使用する. 転送レートが安定している TCP/IP
|
||||||
接続でない場合は, この方法が適して います.</para>
|
接続でない場合は, この方法が適しています.</para>
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||||||
</listitem>
|
</listitem>
|
||||||
|
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
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||||||
<para><link linkend="cvsup">cvsup</link> を <ulink
|
<para><link linkend="cvsup">cvsup</link> を <ulink
|
||||||
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/stable-supfile">
|
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/stable-supfile">
|
||||||
この supfile</ulink> を用いて使用する.
|
この supfile</ulink> を用いて使用する.
|
||||||
一度コレクション全体を入手してしまえば,
|
一度コレクション全体を入手してしまえば,
|
||||||
前回からの変更部分だけですむので, 2
|
前回からの変更部分だけですむので, 2
|
||||||
番目に推奨される方法です.
|
番目に推奨される方法です.
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||||||
多くの人が cron から cvsup を実行し,
|
多くの人が cron から cvsup を実行し,
|
||||||
自動的にソースコー ドを最新の状態に保っています.
|
自動的にソースコードを最新の状態に保っています.
|
||||||
これを簡単に扱うには次のようにタイプしてください.</para>
|
これを簡単に扱うには次のようにタイプしてください.</para>
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<blockquote><screen>&prompt.root; <userinput>pkg_add -f \
|
<blockquote><screen>&prompt.root; <userinput>pkg_add -f \
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||||||
|
@ -368,7 +367,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
<listitem>
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<listitem>
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||||||
<para><command>ftp</command> を使用する. FreeBSD-stable
|
<para><command>ftp</command> を使用する. FreeBSD-stable
|
||||||
用のソースツリーは
|
用のソースツリーは
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||||||
常に次のところで“公開”されています :
|
常に次のところで“公開”されています:
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<ulink
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<ulink
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url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable/">ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable/</ulink></para>
|
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable/">ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable/</ulink></para>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -387,7 +386,6 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
された tar
|
された tar
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ファイルとして入手することができます.</para>
|
ファイルとして入手することができます.</para>
|
||||||
</listitem>
|
</listitem>
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<!-- kuriyama - duplicated above? -->
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||||||
</orderedlist>
|
</orderedlist>
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||||||
</listitem>
|
</listitem>
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||||||
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||||||
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@ -404,7 +402,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
<para>stable をコンパイルする前に,
|
<para>stable をコンパイルする前に,
|
||||||
<filename>/usr/src</filename> にある Makefile をよ
|
<filename>/usr/src</filename> にある Makefile をよ
|
||||||
く読んでください.
|
く読んでください.
|
||||||
少なくとも一回はアップグレードの処理の一部として 最初に
|
少なくとも一回はアップグレードの処理の一部として最初に
|
||||||
<link linkend="makeworld">make world</link>
|
<link linkend="makeworld">make world</link>
|
||||||
を実行するべきでしょう. &a.stable; を読めば,
|
を実行するべきでしょう. &a.stable; を読めば,
|
||||||
次のリリースに移行する
|
次のリリースに移行する
|
||||||
|
@ -421,11 +419,10 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
|
|
||||||
<para><emphasis>原作: &a.jkh;.</emphasis></para>
|
<para><emphasis>原作: &a.jkh;.</emphasis></para>
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||||||
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||||||
<para><emphasis>訳: &a.jp.iwasaki;.<!-- <br> -->
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<para><emphasis>訳: &a.jp.iwasaki;. 13 September 1997.</emphasis></para>
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13 September 1997.</emphasis></para>
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<para>インターネット接続 (または電子メール) を使用して,
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<para>インターネット接続 (または電子メール) を使用して,
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あなたの興味の対 象によって FreeBSD
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あなたの興味の対象によって FreeBSD
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プロジェクトのソースのある一部分または全体の最新を
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プロジェクトのソースのある一部分または全体の最新を
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||||||
追いかける方法は色々あります.
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追いかける方法は色々あります.
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||||||
私たちが提供している基本的なサービスは <link
|
私たちが提供している基本的なサービスは <link
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||||||
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@ -496,8 +493,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
<title>Anonymous CVS</title>
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<title>Anonymous CVS</title>
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<para><emphasis>原作: &a.jkh;</emphasis></para>
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<para><emphasis>原作: &a.jkh;</emphasis></para>
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<para><emphasis>訳: &a.jp.sugimura;</emphasis>.<!-- <br> -->
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<para><emphasis>訳: &a.jp.sugimura;</emphasis>. 19 July 1998.</para>
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19 July 1998.</para>
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<sect3>
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<sect3>
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<title><anchor id="anoncvs-intro">導入</title>
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<title><anchor id="anoncvs-intro">導入</title>
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||||||
|
@ -763,8 +759,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
最も新しいバージョンのファイルを受け取ることができます.
|
最も新しいバージョンのファイルを受け取ることができます.
|
||||||
もし以前のバージョンのものが欲しいときには, 日付を
|
もし以前のバージョンのものが欲しいときには, 日付を
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||||||
<option>-D date</option>
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<option>-D date</option>
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||||||
オプションを使って指定すればよいです.<!-- kuriyama - ?
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オプションを使って指定すればよいです.</para>
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cvs(1) --></para>
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</sect3>
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</sect3>
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<sect3>
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<sect3>
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@ -776,7 +771,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
の使い方の本質的なところを簡単に例を挙げて説明します.</para>
|
の使い方の本質的なところを簡単に例を挙げて説明します.</para>
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<example>
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<example>
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<title>-current (ls(1))
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<title>-current (&man.ls.1;)
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をちょっと確認してから消してみます.</title>
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をちょっと確認してから消してみます.</title>
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||||||
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||||||
<screen>
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<screen>
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||||||
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@ -788,9 +783,8 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
</example>
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</example>
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||||||
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||||||
<example>
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<example>
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||||||
<title>ls(1) のバージョンを 2.2-stable
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<title>&man.ls.1; のバージョンを 2.2-stable
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ブランチから調べてみます.</title>
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ブランチから調べてみます.</title>
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<!-- kuriyama - ls should man.ls.1 -->
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<screen>
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<screen>
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&prompt.user; <userinput>setenv CVSROOT
|
&prompt.user; <userinput>setenv CVSROOT
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@ -801,7 +795,8 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
</example>
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</example>
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||||||
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<example>
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<example>
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<title>ls(1) の変更点のリストを (unidiff で) 作ってみます.</title>
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<title>&man.ls.1; の変更点のリストを
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|
(unidiff で) 作ってみます.</title>
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||||||
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<screen>
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<screen>
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&prompt.user; <userinput>setenv CVSROOT
|
&prompt.user; <userinput>setenv CVSROOT
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@ -856,8 +851,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
|
|
||||||
<para><emphasis>原作: &a.phk;. 更新: 19-October-1997.</emphasis></para>
|
<para><emphasis>原作: &a.phk;. 更新: 19-October-1997.</emphasis></para>
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||||||
|
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||||||
<para><emphasis>訳: &a.hanai;<!-- <br> -->
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<para><emphasis>訳: &a.hanai; 13 September 1997.</emphasis></para>
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13 September 1997.</emphasis></para>
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||||||
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||||||
<para><application>CTM</application>
|
<para><application>CTM</application>
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||||||
はリモートのディレクトリツリーを中央のツリーに同期させるための
|
はリモートのディレクトリツリーを中央のツリーに同期させるための
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||||||
|
@ -874,7 +868,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
<title>なぜ<application>CTM</application>を使うの?</title>
|
<title>なぜ<application>CTM</application>を使うの?</title>
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||||||
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|
||||||
<para><application>CTM</application> を使うことにより FreeBSD
|
<para><application>CTM</application> を使うことにより FreeBSD
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||||||
ソースツリーのローカルコピー を手にいれることができます.
|
ソースツリーのローカルコピーを手にいれることができます.
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||||||
ソースツリーが使えることの魅力は数多くあります. 完全な cvs
|
ソースツリーが使えることの魅力は数多くあります. 完全な cvs
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||||||
ツリーを追いかけるにしても, ひとつのブランチを追いかける
|
ツリーを追いかけるにしても, ひとつのブランチを追いかける
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||||||
にしても <application>CTM</application>
|
にしても <application>CTM</application>
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||||||
|
@ -885,20 +879,20 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
ほしいというのであれば <application>CTM</application>
|
ほしいというのであれば <application>CTM</application>
|
||||||
はそんなあなたのために 作られたのです.
|
はそんなあなたのために 作られたのです.
|
||||||
アクティブなブランチでは 1
|
アクティブなブランチでは 1
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||||||
日に最大三つまでのデルタを受け取る必 要があります.
|
日に最大三つまでのデルタを受け取る必要があります.
|
||||||
これが自動的に e-mail で送られてくるという方法を
|
これが自動的に e-mail で送られてくるという方法を
|
||||||
ぜひ検討してみてください.
|
ぜひ検討してみてください.
|
||||||
デルタのサイズは常にできるだけ小さく保たれています.
|
デルタのサイズは常にできるだけ小さく保たれています.
|
||||||
大抵の場合5KBよりも小さく,
|
大抵の場合5KBよりも小さく,
|
||||||
たまに(10回に1回程度)10-50KBになり,
|
たまに(10回に1回程度)10-50KBになり,
|
||||||
ときおり100KBかもっと大きくなる でしょう.</para>
|
ときおり100KBかもっと大きくなるでしょう.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>開発ソースから直接に得られたものを使うことについては,
|
<para>開発ソースから直接に得られたものを使うことについては,
|
||||||
あらかじめ パッケージにされたリリースとは違い,
|
あらかじめパッケージにされたリリースとは違い,
|
||||||
いろいろと注意することが あります. これは特に
|
いろいろと注意することが あります. これは特に
|
||||||
“current” のソースを選んでいるときは 重要です.
|
“current” のソースを選んでいるときは重要です.
|
||||||
<link linkend="current">最新の FreeBSD
|
<link linkend="current">最新の FreeBSD
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||||||
を追いかける</link>を読むことを お勧めします.</para>
|
を追いかける</link>を読むことをお勧めします.</para>
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||||||
</sect3>
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</sect3>
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||||||
|
|
||||||
<sect3>
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<sect3>
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||||||
|
@ -930,7 +924,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
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||||||
linkend="mirrors-ctm">ミラーサイト</link> が
|
linkend="mirrors-ctm">ミラーサイト</link> が
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||||||
<application>CTM</application> へのアクセスをサポートします.
|
<application>CTM</application> へのアクセスをサポートします.
|
||||||
適切なディレクトリに FTP して <filename>README</filename>
|
適切なディレクトリに FTP して <filename>README</filename>
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||||||
ファイルを入手し, そこから スタートしてください.</para>
|
ファイルを入手し, そこからスタートしてください.</para>
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||||||
|
|
||||||
<para>e-mail によってデルタを得たいという場合は:</para>
|
<para>e-mail によってデルタを得たいという場合は:</para>
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||||||
|
|
||||||
|
@ -941,7 +935,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
をサポートします. “ctm-src-cur”
|
をサポートします. “ctm-src-cur”
|
||||||
は開発先端ブランチをサポートします “ctm-src-2_2”
|
は開発先端ブランチをサポートします “ctm-src-2_2”
|
||||||
は 2.2 リリースのブランチのサポートです.
|
は 2.2 リリースのブランチのサポートです.
|
||||||
(もしmajordomoを使って参加する方法を知らない のであれば,
|
(もしmajordomoを使って参加する方法を知らないのであれば,
|
||||||
最初に<literal>help</literal>
|
最初に<literal>help</literal>
|
||||||
という語を含むメッセージを送ってください. —
|
という語を含むメッセージを送ってください. —
|
||||||
使い方の説明が送られてくるでしょう.)</para>
|
使い方の説明が送られてくるでしょう.)</para>
|
||||||
|
@ -1008,7 +1002,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
で圧縮されたデータというのが普通です.</para>
|
で圧縮されたデータというのが普通です.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>一度スタートするためのベースデルタを得ると,
|
<para>一度スタートするためのベースデルタを得ると,
|
||||||
それに続く多数の 全てのデルタも必要になるでしょう.</para>
|
それに続く多数の全てのデルタも必要になるでしょう.</para>
|
||||||
</sect3>
|
</sect3>
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||||||
|
|
||||||
<sect3>
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<sect3>
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||||||
|
@ -1041,8 +1035,8 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
マニュアルページを参照するかソースを見てください.</para>
|
マニュアルページを参照するかソースを見てください.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>もし誰かが “ユーザ インターフェース”
|
<para>もし誰かが “ユーザ インターフェース”
|
||||||
の部分に関して助けてくれるなら 私はとても嬉しいです.
|
の部分に関して助けてくれるなら私はとても嬉しいです.
|
||||||
なぜならどういうオプションが何を, どのよう に,
|
なぜならどういうオプションが何を, どのように,
|
||||||
いつ行なうようにするべきか決めかねているからです.</para>
|
いつ行なうようにするべきか決めかねているからです.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>以上でやることは本当に全部です.
|
<para>以上でやることは本当に全部です.
|
||||||
|
@ -1116,10 +1110,10 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
|
|
||||||
<para><application>CTM</application>
|
<para><application>CTM</application>
|
||||||
の更新の範囲を制限したり一連のデルタのから
|
の更新の範囲を制限したり一連のデルタのから
|
||||||
ほんの数ファイルを 抽出したくなることがあります.</para>
|
ほんの数ファイルを抽出したくなることがあります.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para><option>-e</option> と <option>-x</option>
|
<para><option>-e</option> と <option>-x</option>
|
||||||
オプションを用い正規表現を 指定することで,
|
オプションを用い正規表現を指定することで,
|
||||||
<application>CTM</application>
|
<application>CTM</application>
|
||||||
が処理するファイルのリストを制御することが
|
が処理するファイルのリストを制御することが
|
||||||
できます.</para>
|
できます.</para>
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||||||
|
@ -1135,7 +1129,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
<para><application>CTM</application>
|
<para><application>CTM</application>
|
||||||
デルタで指定されたファイルごとに, <option>-e</option>
|
デルタで指定されたファイルごとに, <option>-e</option>
|
||||||
そして <option>-x</option>
|
そして <option>-x</option>
|
||||||
オプションがコマンドラインで指定された順序で 適用されます.
|
オプションがコマンドラインで指定された順序で適用されます.
|
||||||
すべての<option>-e</option> そして <option>-x</option>
|
すべての<option>-e</option> そして <option>-x</option>
|
||||||
オプションが適用された後に更新対象と選択された場合に限り,
|
オプションが適用された後に更新対象と選択された場合に限り,
|
||||||
<application>CTM</application>
|
<application>CTM</application>
|
||||||
|
@ -1151,26 +1145,26 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
<itemizedlist>
|
<itemizedlist>
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
|
||||||
<para>なんらかの CTM システムへの認証機構を用い, 不正な
|
<para>なんらかの CTM システムへの認証機構を用い, 不正な
|
||||||
CTM の更新の 検出を可能とする.</para>
|
CTM の更新の検出を可能とする.</para>
|
||||||
</listitem>
|
</listitem>
|
||||||
|
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
|
||||||
<para><application>CTM</application>
|
<para><application>CTM</application>
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||||||
へのオプションを整理する. さもないと混乱し,
|
へのオプションを整理する. さもないと混乱し,
|
||||||
直観に反したもの になります.</para>
|
直観に反したものになります.</para>
|
||||||
</listitem>
|
</listitem>
|
||||||
</itemizedlist>
|
</itemizedlist>
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||||||
|
|
||||||
<para>残念なことに私は非常に忙しいです.
|
<para>残念なことに私は非常に忙しいです.
|
||||||
従ってこれを行なうどんな手助け でも歓迎します. その際,
|
従ってこれを行なうどんな手助けでも歓迎します. その際,
|
||||||
自分が何をやりたいかを私に 言うのを忘れずに.</para>
|
自分が何をやりたいかを私に言うのを忘れずに.</para>
|
||||||
</sect3>
|
</sect3>
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||||||
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<sect3>
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<sect3>
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||||||
<title>その他</title>
|
<title>その他</title>
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||||||
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||||||
<para>“DESに染まった” (例えば,
|
<para>“DESに染まった” (例えば,
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||||||
国外への持ち出しが規制された)ソースは まったく含まれません.
|
国外への持ち出しが規制された)ソースはまったく含まれません.
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||||||
手に入るのは“国際”バージョンだけです.
|
手に入るのは“国際”バージョンだけです.
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||||||
もし興味のある人が多いようであれば,
|
もし興味のある人が多いようであれば,
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||||||
我々は<literal>sec-cur</literal>シーケンスも
|
我々は<literal>sec-cur</literal>シーケンスも
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||||||
|
@ -1179,7 +1173,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
まだあまり興味は持たれていないようです.
|
まだあまり興味は持たれていないようです.
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||||||
もしこれに対するメーリング
|
もしこれに対するメーリング
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||||||
リストが欲しい時も私に言ってください.
|
リストが欲しい時も私に言ってください.
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||||||
我々はセットアップすることを 考えます.</para>
|
我々はセットアップすることを考えます.</para>
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||||||
</sect3>
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</sect3>
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<sect3>
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<sect3>
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|
@ -1228,8 +1222,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
|
|
||||||
<para><emphasis>原作: &a.jdp;</emphasis>.</para>
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<para><emphasis>原作: &a.jdp;</emphasis>.</para>
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<para><emphasis>訳: &a.jp.iwasaki;.<!-- <br> -->
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<para><emphasis>訳: &a.jp.iwasaki;. 27 February 1997.</emphasis></para>
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||||||
27 February 1997.</emphasis></para>
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||||||
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||||||
<sect3 id="cvsup-intro">
|
<sect3 id="cvsup-intro">
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||||||
<title><application>CVSup</application> の紹介</title>
|
<title><application>CVSup</application> の紹介</title>
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||||||
|
@ -1237,7 +1230,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
<para><application>CVSup</application> は,
|
<para><application>CVSup</application> は,
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||||||
リモートのサーバホストにあるマスタ CVS リポジトリから
|
リモートのサーバホストにあるマスタ CVS リポジトリから
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||||||
ソースツリーを配布し更新するための
|
ソースツリーを配布し更新するための
|
||||||
ソフトウェアパッケージです. FreeBSD のソースは,
|
ソフトウェアパッケージです. FreeBSD のソースは,
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||||||
カリフォルニアにある中心的な開発マシンの CVS リポジトリの
|
カリフォルニアにある中心的な開発マシンの CVS リポジトリの
|
||||||
中でメンテナンスしています. <application>CVSup</application>
|
中でメンテナンスしています. <application>CVSup</application>
|
||||||
を使用することで, FreeBSD ユーザは
|
を使用することで, FreeBSD ユーザは
|
||||||
|
@ -1252,10 +1245,10 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
サーバに更新の問い合わせをおこないます.
|
サーバに更新の問い合わせをおこないます.
|
||||||
サーバはクライアントからの
|
サーバはクライアントからの
|
||||||
更新の要求を受け身の状態で待ちます. したがって,
|
更新の要求を受け身の状態で待ちます. したがって,
|
||||||
すべての更新は クライアント主導でおこなわれます.
|
すべての更新はクライアント主導でおこなわれます.
|
||||||
サーバは頼まれもしない更新情報を 送るようなことはしません.
|
サーバは頼まれもしない更新情報を送るようなことはしません.
|
||||||
ユーザは <application>CVSup</application>
|
ユーザは <application>CVSup</application>
|
||||||
クライアントを手動で実行して 更新をおこなうか,
|
クライアントを手動で実行して更新をおこなうか,
|
||||||
<command>cron</command>
|
<command>cron</command>
|
||||||
ジョブを設定して定期的に自動実行する必要があります.</para>
|
ジョブを設定して定期的に自動実行する必要があります.</para>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1271,9 +1264,9 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
<application>sup</application> についての言及を
|
<application>sup</application> についての言及を
|
||||||
見かけたかもしれません. <application>sup</application> は
|
見かけたかもしれません. <application>sup</application> は
|
||||||
<application>CVSup</application> の前に存在していたもので,
|
<application>CVSup</application> の前に存在していたもので,
|
||||||
同様の 目的で使われていました.
|
同様の目的で使われていました.
|
||||||
<application>CVSup</application> は sup
|
<application>CVSup</application> は sup
|
||||||
と同じように使用されており, 実際, <command>sup</command>
|
と同じように使用されており, 実際, <command>sup</command>
|
||||||
と互換性のあるコンフィグレーションファイルを使用します.
|
と互換性のあるコンフィグレーションファイルを使用します.
|
||||||
<application>CVSup</application>
|
<application>CVSup</application>
|
||||||
の方がより高速で柔軟性もあるので, もはや
|
の方がより高速で柔軟性もあるので, もはや
|
||||||
|
@ -1323,7 +1316,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
コンパイルそして/またはインストールされます.</para>
|
コンパイルそして/またはインストールされます.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>Modula-3 ライブラリはかなり大きく,
|
<para>Modula-3 ライブラリはかなり大きく,
|
||||||
これらの転送やコンパイルはすぐに 終わるものではありません.
|
これらの転送やコンパイルはすぐに終わるものではありません.
|
||||||
この理由から, 三つめの選択肢が提供されています.
|
この理由から, 三つめの選択肢が提供されています.
|
||||||
以下のアメリカ合衆国にある配布サイトから,
|
以下のアメリカ合衆国にある配布サイトから,
|
||||||
FreeBSD 用の <emphasis>スタティックリンクされた</emphasis>
|
FreeBSD 用の <emphasis>スタティックリンクされた</emphasis>
|
||||||
|
@ -1352,8 +1345,8 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
からも入手可能です.</para>
|
からも入手可能です.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>ほとんどのユーザはクライアントのみが必要になるでしょう.
|
<para>ほとんどのユーザはクライアントのみが必要になるでしょう.
|
||||||
これらの 実行形式は完全に自己完結しており, FreeBSD-2.1.0
|
これらの実行形式は完全に自己完結しており, FreeBSD-2.1.0
|
||||||
から FreeBSD-current までの,
|
から FreeBSD-current までの,
|
||||||
どのバージョンでも動作します.</para>
|
どのバージョンでも動作します.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>まとめると, CVSup
|
<para>まとめると, CVSup
|
||||||
|
@ -1377,15 +1370,16 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
<sect3 id="cvsup-config">
|
<sect3 id="cvsup-config">
|
||||||
<title>CVSup のコンフィグレーション</title>
|
<title>CVSup のコンフィグレーション</title>
|
||||||
|
|
||||||
<para><application>CVSup</application> の動作は, <filename>supfile</filename>
|
<para><application>CVSup</application> の動作は,
|
||||||
と呼ばれるコンフィグレーションファイルで 制御します.
|
<filename>supfile</filename>
|
||||||
|
と呼ばれるコンフィグレーションファイルで制御します.
|
||||||
FreeBSD-2.2 からは, <filename>supfile</filename>
|
FreeBSD-2.2 からは, <filename>supfile</filename>
|
||||||
のサンプルがディレクトリ <ulink
|
のサンプルがディレクトリ
|
||||||
url="file:/usr/share/examples/cvsup/">/usr/share/examples/cvsup/
|
<ulink url="file:/usr/share/examples/cvsup/">
|
||||||
|
/usr/share/examples/cvsup/
|
||||||
</ulink> の下にあります. 2.2 以前のシステムを
|
</ulink> の下にあります. 2.2 以前のシステムを
|
||||||
使用している場合は, これらの サンプルを
|
使用している場合は, これらのサンプルを
|
||||||
<ulink
|
<ulink url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/">
|
||||||
url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/">
|
|
||||||
ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/
|
ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/
|
||||||
</ulink> から入手することができます.</para>
|
</ulink> から入手することができます.</para>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1420,7 +1414,7 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
</itemizedlist>
|
</itemizedlist>
|
||||||
|
|
||||||
<para>次のセクションで, これらの質問に順番に答えながら典型的な
|
<para>次のセクションで, これらの質問に順番に答えながら典型的な
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||||||
<filename>supfile</filename> を組み立てていきます. 最初に
|
<filename>supfile</filename> を組み立てていきます. 最初に
|
||||||
<filename>supfile</filename> の全体構造を説明します.</para>
|
<filename>supfile</filename> の全体構造を説明します.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para><filename>supfile</filename> はテキストファイルです.
|
<para><filename>supfile</filename> はテキストファイルです.
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||||||
|
@ -1434,15 +1428,15 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
“コレクション”の名称です.
|
“コレクション”の名称です.
|
||||||
コレクションの名称を指定して, 欲しいファイル群を
|
コレクションの名称を指定して, 欲しいファイル群を
|
||||||
サーバに伝えます. コレクション名の後には,
|
サーバに伝えます. コレクション名の後には,
|
||||||
ホワイトスペースで区切られた 0個以上のフィールドが続きます.
|
ホワイトスペースで区切られた 0 個以上のフィールドが続きます.
|
||||||
これらのフィールドが上記の質問に対する 答えになります.
|
これらのフィールドが上記の質問に対する答えになります.
|
||||||
フィールドには 2種類あります: flag フィールドと value
|
フィールドには 2 種類あります: flag フィールドと value
|
||||||
フィールドです. flag フィールドは <literal>delete</literal>
|
フィールドです. flag フィールドは <literal>delete</literal>
|
||||||
や <literal>compress</literal> のような
|
や <literal>compress</literal> のような
|
||||||
単独のキーワードから成ります. また, value
|
単独のキーワードから成ります. また, value
|
||||||
フィールドもキーワードで 始まりますが,
|
フィールドもキーワードで始まりますが,
|
||||||
キーワードの後にはホワイトスペースは入らず,
|
キーワードの後にはホワイトスペースは入らず,
|
||||||
<literal>=</literal> と 二つめの単語が続きます. 例えば,
|
<literal>=</literal> と二つめの単語が続きます. 例えば,
|
||||||
<literal>release=cvs</literal> は value
|
<literal>release=cvs</literal> は value
|
||||||
フィールドです.</para>
|
フィールドです.</para>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1457,43 +1451,43 @@ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz</userinput></scr
|
||||||
行が非常に長くなってしまい不便になります.
|
行が非常に長くなってしまい不便になります.
|
||||||
これらの問題を避けるため, <application>CVSup</application>
|
これらの問題を避けるため, <application>CVSup</application>
|
||||||
ではデフォルトを指定することのできる
|
ではデフォルトを指定することのできる
|
||||||
メカニズムが提供されています. 特殊な擬似コレクション名
|
メカニズムが提供されています. 特殊な擬似コレクション名
|
||||||
<literal>*default</literal> で始まる行は,
|
<literal>*default</literal> で始まる行は,
|
||||||
<filename>supfile</filename> 中の後続の
|
<filename>supfile</filename> 中の後続の
|
||||||
コレクションに対して使用する flag フィールドと value
|
コレクションに対して使用する flag フィールドと value
|
||||||
フィールドの デフォルトを設定するために利用できます.
|
フィールドのデフォルトを設定するために利用できます.
|
||||||
個々のコレクションで固有の値を 指定すると,
|
個々のコレクションで固有の値を指定すると,
|
||||||
デフォルト値を無効にできます. また <option>*default</option>
|
デフォルト値を無効にできます. また <option>*default</option>
|
||||||
行を追加すると, <filename>supfile</filename>
|
行を追加すると, <filename>supfile</filename>
|
||||||
の途中からデフォルト値の変更や追加が可能になります.</para>
|
の途中からデフォルト値の変更や追加が可能になります.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>これまでの予備知識を基に, <link
|
<para>これまでの予備知識を基に,
|
||||||
linkend="current">FreeBSD-current</link>
|
<link linkend="current">FreeBSD-current</link>
|
||||||
のメインのソースツリーを受け取って更新するための
|
のメインのソースツリーを受け取って更新するための
|
||||||
<filename>supfile</filename> を 組み立ててみましょう.</para>
|
<filename>supfile</filename> を組み立ててみましょう.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<itemizedlist>
|
<itemizedlist>
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||||||
<listitem>
|
<listitem>
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||||||
<para>どのファイルを受け取りたいのか?<anchor
|
<para>どのファイルを受け取りたいのか?
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||||||
id="cvsup-config-files"></para>
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<anchor id="cvsup-config-files"></para>
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||||||
|
|
||||||
<para><application>CVSup</application>
|
<para><application>CVSup</application>
|
||||||
を通して入手できるファイルは “コレクション”
|
を通して入手できるファイルは “コレクション”
|
||||||
と呼ばれる名前の付けられたグループにまとめられています.
|
と呼ばれる名前の付けられたグループにまとめられています.
|
||||||
利用可能なコレクションについては <link
|
利用可能なコレクションについては
|
||||||
linkend="cvsup-collec">ここ</link> で説明しています.
|
<link linkend="cvsup-collec">ここ</link> で説明しています.
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||||||
ここでは, FreeBSD システムのメインのソースツリー全体
|
ここでは, FreeBSD システムのメインのソースツリー全体
|
||||||
を受け取るための設定例を紹介します.
|
を受け取るための設定例を紹介します.
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||||||
輸出規制されている暗号化サポートの
|
輸出規制されている暗号化サポートの
|
||||||
コード以外のすべてを含む <literal>src-all</literal>
|
コード以外のすべてを含む <literal>src-all</literal>
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||||||
という 単一の大きなコレクションがあります.
|
という単一の大きなコレクションがあります.
|
||||||
この例では私たちがアメリカ合衆国か
|
この例では私たちがアメリカ合衆国か
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||||||
カナダにいるものと仮定します. その場合,
|
カナダにいるものと仮定します. その場合,
|
||||||
<literal>cvs-crypto</literal> という一つの付化的な
|
<literal>cvs-crypto</literal> という一つの付化的な
|
||||||
コレクションで暗号化コードを入手することができます.
|
コレクションで暗号化コードを入手することができます.
|
||||||
<filename>supfile</filename>
|
<filename>supfile</filename>
|
||||||
を組み立てる最初のステップとして,
|
を組み立てる最初のステップとして,
|
||||||
これらのコレクションを一行に一つづつ 記述します:</para>
|
これらのコレクションを一行に一つづつ記述します:</para>
|
||||||
|
|
||||||
<programlisting>
|
<programlisting>
|
||||||
src-all
|
src-all
|
||||||
|
@ -1501,16 +1495,16 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
</listitem>
|
</listitem>
|
||||||
|
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
|
||||||
<para>どのバージョンのものが欲しいのか?<anchor
|
<para>どのバージョンのものが欲しいのか?
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||||||
id="cvsup-config-vers"></para>
|
<anchor id="cvsup-config-vers"></para>
|
||||||
|
|
||||||
<para><application>CVSup</application> を使用すると,
|
<para><application>CVSup</application> を使用すると,
|
||||||
かつて存在していたことのある, 事実上どのバージョンの
|
かつて存在していたことのある, 事実上どのバージョンの
|
||||||
ソースでも受け取ることができます. これは cvsupd
|
ソースでも受け取ることができます. これは cvsupd
|
||||||
サーバがすべてのバージョンを含む CVS
|
サーバがすべてのバージョンを含む CVS
|
||||||
リポジトリに基づいて動作することにより,
|
リポジトリに基づいて動作することにより,
|
||||||
実現されています. <!-- kuriyama - date should be
|
実現されています.
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||||||
literal --> <literal>tag=</literal> および
|
<literal>tag=</literal> および
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||||||
<option>date=</option> の value フィールドを使用して,
|
<option>date=</option> の value フィールドを使用して,
|
||||||
欲しいバージョンの 一つを指定します.</para>
|
欲しいバージョンの 一つを指定します.</para>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1530,7 +1524,7 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
<para><literal>tag=</literal>
|
<para><literal>tag=</literal>
|
||||||
フィールドはリポジトリ中のシンボリックタグを指定します.
|
フィールドはリポジトリ中のシンボリックタグを指定します.
|
||||||
tag には revision tag と branch tag の二種類があります.
|
tag には revision tag と branch tag の二種類があります.
|
||||||
revision tag は特定のリビジョンを指します. これは,
|
revision tag は特定のリビジョンを指します. これは,
|
||||||
毎日同じ状態に保つことになります. 一方 branch tag は,
|
毎日同じ状態に保つことになります. 一方 branch tag は,
|
||||||
ある時点での開発分流の最新のリビジョンを指します.
|
ある時点での開発分流の最新のリビジョンを指します.
|
||||||
branch tag
|
branch tag
|
||||||
|
@ -1750,17 +1744,17 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
</listitem>
|
</listitem>
|
||||||
|
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
|
||||||
<para>どこから入手したいのか?<anchor
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<para>どこから入手したいのか?
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id="cvsup-config-where"></para>
|
<anchor id="cvsup-config-where"></para>
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||||||
|
|
||||||
<para>更新情報をどこから入手するかを
|
<para>更新情報をどこから入手するかを
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||||||
<command>cvsup</command> に伝えるために
|
<command>cvsup</command> に伝えるために
|
||||||
<literal>host=</literal> フィールドを使用します.<link
|
<literal>host=</literal> フィールドを使用します.
|
||||||
linkend="mirrors-cvsup">CVSup ミラーサイト</link>
|
<link linkend="mirrors-cvsup">CVSup ミラーサイト</link>
|
||||||
のどこからでも入手できますが,
|
のどこからでも入手できますが,
|
||||||
ネット上での最寄りのサイトを選ぶべきでしょう.
|
ネット上での最寄りのサイトを選ぶべきでしょう.
|
||||||
この例では, 仮想上の FreeBSD 配布サイト <hostid
|
この例では, 仮想上の FreeBSD 配布サイト
|
||||||
role="fqdn">cvsup666.FreeBSD.org</hostid>
|
<hostid role="fqdn">cvsup666.FreeBSD.org</hostid>
|
||||||
を使用します:</para>
|
を使用します:</para>
|
||||||
|
|
||||||
<programlisting>
|
<programlisting>
|
||||||
|
@ -1775,8 +1769,8 @@ cvs-crypto</programlisting>
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||||||
</listitem>
|
</listitem>
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||||||
|
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
|
||||||
<para>自分のマシンのどこに置きたいのか?<anchor
|
<para>自分のマシンのどこに置きたいのか?
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||||||
id="cvsup-config-dest"></para>
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<anchor id="cvsup-config-dest"></para>
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||||||
|
|
||||||
<para><literal>prefix=</literal> フィールドは,
|
<para><literal>prefix=</literal> フィールドは,
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||||||
<command>cvsup</command>
|
<command>cvsup</command>
|
||||||
|
@ -1793,15 +1787,15 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
</listitem>
|
</listitem>
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||||||
|
|
||||||
<listitem>
|
<listitem>
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||||||
<para>どこに status ファイルを置きたいのか?<anchor
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<para>どこに status ファイルを置きたいのか?
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id="cvsup-config-status"></para>
|
<anchor id="cvsup-config-status"></para>
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||||||
|
|
||||||
<para>cvsup クライアントは “base”
|
<para>cvsup クライアントは “base”
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||||||
ディレクトリと呼ばれる場所に, ある status
|
ディレクトリと呼ばれる場所に, ある status
|
||||||
ファイルを維持しています.
|
ファイルを維持しています.
|
||||||
すでに受け取った更新情報を追従し続け ることで,
|
すでに受け取った更新情報を追従し続けることで,
|
||||||
これらのファイルは <application>CVSup</application>
|
これらのファイルは <application>CVSup</application>
|
||||||
がより効果的に動作することを支援し ます. 標準の base
|
がより効果的に動作することを支援します. 標準の base
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||||||
ディレクトリ <filename>/usr/local/etc/cvsup</filename>
|
ディレクトリ <filename>/usr/local/etc/cvsup</filename>
|
||||||
を使用します:</para>
|
を使用します:</para>
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||||||
|
|
||||||
|
@ -1848,14 +1842,14 @@ cvs-crypto</programlisting>
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||||||
まったく手をつけずに残しておきます.</para>
|
まったく手をつけずに残しておきます.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para><literal>use-rel-suffix</literal> は ...
|
<para><literal>use-rel-suffix</literal> は ...
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||||||
神秘的なものです. これについて本当に 知りたい人は,
|
神秘的なものです. これについて本当に知りたい人は,
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||||||
&man.cvsup.1; のマニュアルページをご覧ください.
|
&man.cvsup.1; のマニュアルページをご覧ください.
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||||||
でなければ, 何も考えずに指定してみてください.</para>
|
でなければ, 何も考えずに指定してみてください.</para>
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||||||
|
|
||||||
<para><literal>compress</literal> は通信チャネルで gzip
|
<para><literal>compress</literal> は通信チャネルで gzip
|
||||||
形式の圧縮の使用を有効にします.
|
形式の圧縮の使用を有効にします.
|
||||||
ご使用のネットワーク接続が T1 speed 以上である場合,
|
ご使用のネットワーク接続が T1 speed 以上である場合,
|
||||||
この圧縮を 使用しない方がよいかもしれません.
|
この圧縮を使用しない方がよいかもしれません.
|
||||||
そうでない場合は十分に役に立ちます.</para>
|
そうでない場合は十分に役に立ちます.</para>
|
||||||
</listitem>
|
</listitem>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1881,26 +1875,26 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
<title><application>CVSup</application> の実行</title>
|
<title><application>CVSup</application> の実行</title>
|
||||||
|
|
||||||
<para>さて, 更新の準備ができました.
|
<para>さて, 更新の準備ができました.
|
||||||
これを実行するコマンドラインは 実に簡単です:</para>
|
これを実行するコマンドラインは実に簡単です:</para>
|
||||||
|
|
||||||
<screen>&prompt.root; <userinput>cvsup <replaceable>supfile</replaceable></userinput></screen>
|
<screen>&prompt.root; <userinput>cvsup <replaceable>supfile</replaceable></userinput></screen>
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||||||
|
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||||||
<para>もちろん, ここでの
|
<para>もちろん, ここでの
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<filename><replaceable>supfile</replaceable></filename>
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<filename><replaceable>supfile</replaceable></filename>
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||||||
は作成したばかりの supfile のファイル名です. X11
|
は作成したばかりの supfile のファイル名です. X11
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||||||
環境で実行するものと仮定して, <command>cvsup</command> は
|
環境で実行するものと仮定して, <command>cvsup</command> は
|
||||||
通常の操作に必要なボタンを持つ GUI ウィンドウを表示します.
|
通常の操作に必要なボタンを持つ GUI ウィンドウを表示します.
|
||||||
“go” ボタンを押して,
|
“go” ボタンを押して,
|
||||||
実行を監視してください.</para>
|
実行を監視してください.</para>
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||||||
|
|
||||||
<para>この例では実際の <filename>/usr/src</filename>
|
<para>この例では実際の <filename>/usr/src</filename>
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||||||
ツリーを更新しているので, <command>cvsup </command>
|
ツリーを更新しているので, <command>cvsup</command>
|
||||||
にファイルを更新するのに必要なパーミッションを与えるために,
|
にファイルを更新するのに必要なパーミッションを与えるために,
|
||||||
ユーザ <username>root</username> で実行する必要があります.
|
ユーザ <username>root</username> で実行する必要があります.
|
||||||
コンフィグレーションファイルを作ったばかりで,
|
コンフィグレーションファイルを作ったばかりで,
|
||||||
しかも以前にこのプログラムを実行したことがないので,
|
しかも以前にこのプログラムを実行したことがないので,
|
||||||
神経質になるのは 無理もない話だと思います.
|
神経質になるのは無理もない話だと思います.
|
||||||
大切なファイルに触らずに試しに実行する簡単な 方法があります.
|
大切なファイルに触らずに試しに実行する簡単な方法があります.
|
||||||
どこか適当な場所に空のディレクトリを作成して,
|
どこか適当な場所に空のディレクトリを作成して,
|
||||||
コマンドラインの引数で指定するだけです:</para>
|
コマンドラインの引数で指定するだけです:</para>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -1910,16 +1904,16 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
<para>指定したディレクトリは, すべての更新されるファイルの
|
<para>指定したディレクトリは, すべての更新されるファイルの
|
||||||
更新先ディレクトリとして使用します.
|
更新先ディレクトリとして使用します.
|
||||||
<application>CVSup</application> は
|
<application>CVSup</application> は
|
||||||
<filename>/usr/src</filename> の下の ファイルを検査しますが,
|
<filename>/usr/src</filename> の下のファイルを検査しますが,
|
||||||
変更や削除はまったくおこないません. かわりに
|
変更や削除はまったくおこないません. かわりに
|
||||||
<filename>/var/tmp/dest/usr/src</filename>
|
<filename>/var/tmp/dest/usr/src</filename>
|
||||||
に更新されたすべてのファイルが 置かれるようになります.
|
に更新されたすべてのファイルが置かれるようになります.
|
||||||
この方法で実行した場合は, <application>CVSup</application>
|
この方法で実行した場合は, <application>CVSup</application>
|
||||||
は base ディレクトリの status
|
は base ディレクトリの status
|
||||||
ファイルを更新せずにそのままにします.
|
ファイルを更新せずにそのままにします.
|
||||||
これらのファイルの新しいバージョンは指定されたディレクトリ
|
これらのファイルの新しいバージョンは指定されたディレクトリ
|
||||||
に書き込まれます. <filename>/usr/src</filename>
|
に書き込まれます. <filename>/usr/src</filename>
|
||||||
の読み取り許可がある限り, このような 試し実行のためにユーザ
|
の読み取り許可がある限り, このような試し実行のためにユーザ
|
||||||
root になる必要はありません.</para>
|
root になる必要はありません.</para>
|
||||||
|
|
||||||
<para>X11 を利用していないとか単に GUI が気に入らない場合は,
|
<para>X11 を利用していないとか単に GUI が気に入らない場合は,
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||||||
|
@ -1941,14 +1935,14 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
しません.</para>
|
しません.</para>
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||||||
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||||||
<para>たくさんの他のオプション変数があります.
|
<para>たくさんの他のオプション変数があります.
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||||||
それらの簡単な一覧は <command>cvsup -H</command>
|
それらの簡単な一覧は <command>cvsup -H</command>
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||||||
で表示されます.
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で表示されます.
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||||||
より詳しい説明はマニュアルページをご覧ください.</para>
|
より詳しい説明はマニュアルページをご覧ください.</para>
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||||||
<para>動作している更新の方法に満足したら, &man.cron.8;
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<para>動作している更新の方法に満足したら, &man.cron.8;
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||||||
を使って cvsup を定期的に
|
を使って cvsup を定期的に
|
||||||
実行させる準備をすることができます. cron から起動する際には,
|
実行させる準備をすることができます. cron から起動する際には,
|
||||||
明示的に cvsup が GUI
|
明示的に cvsup が GUI
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||||||
を使わないようにする必要があります.</para>
|
を使わないようにする必要があります.</para>
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||||||
</sect3>
|
</sect3>
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||||||
|
|
||||||
|
@ -1968,7 +1962,7 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
<para>最も一般的に使用するコレクションは
|
<para>最も一般的に使用するコレクションは
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||||||
<literal>src-all</literal>, <literal>cvs-crypto</literal>,
|
<literal>src-all</literal>, <literal>cvs-crypto</literal>,
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||||||
そして <literal>ports-all</literal> です.
|
そして <literal>ports-all</literal> です.
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||||||
他のコレクションは特別な目的を持つ人達だけが 使用しており,
|
他のコレクションは特別な目的を持つ人達だけが使用しており,
|
||||||
ミラーサイトはそれらのすべてを
|
ミラーサイトはそれらのすべてを
|
||||||
持っていないかもしれません.</para>
|
持っていないかもしれません.</para>
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||||||
|
|
||||||
|
@ -2580,7 +2574,7 @@ cvs-crypto</programlisting>
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||||||
The CVSup Home Page</ulink> をご覧ください.</para>
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The CVSup Home Page</ulink> をご覧ください.</para>
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||||||
|
|
||||||
<para><application>CVSup</application> のほとんどの FreeBSD
|
<para><application>CVSup</application> のほとんどの FreeBSD
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||||||
関連の議論は &a.hackers; で おこなわれています.
|
関連の議論は &a.hackers; でおこなわれています.
|
||||||
ソフトウェアの新しいバージョンは &a.announce; で
|
ソフトウェアの新しいバージョンは &a.announce; で
|
||||||
アナウンスされます.</para>
|
アナウンスされます.</para>
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||||||
|
@ -2596,8 +2590,7 @@ cvs-crypto</programlisting>
|
||||||
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||||||
<para><emphasis>Contributed by &a.nik;.</emphasis></para>
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<para><emphasis>Contributed by &a.nik;.</emphasis></para>
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||||||
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||||||
<para><emphasis>訳: &a.jp.y-koga;.<!-- <br> -->
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<para><emphasis>訳: &a.jp.y-koga;. 16 March 1998.</emphasis></para>
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||||||
16 March 1998.</emphasis></para>
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||||||
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||||||
<para>FreeBSD のどれか特定のバージョン (<literal>stable</literal>,
|
<para>FreeBSD のどれか特定のバージョン (<literal>stable</literal>,
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||||||
<literal>current</literal> など)
|
<literal>current</literal> など)
|
||||||
|
@ -2608,7 +2601,8 @@ cvs-crypto</programlisting>
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||||||
<para>その方法については, <ulink
|
<para>その方法については, <ulink
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url="http://www.nothing-going-on.demon.co.uk/FreeBSD/make-world/make-world.html">http://www.nothing-going-on.demon.co.uk/FreeBSD/make-world/make-world.html</ulink> が今のところ一番よいチュートリアル資料です.</para>
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url="http://www.nothing-going-on.demon.co.uk/FreeBSD/make-world/make-world.html">http://www.nothing-going-on.demon.co.uk/FreeBSD/make-world/make-world.html</ulink> が今のところ一番よいチュートリアル資料です.</para>
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<para>このチュートリアルの次のバージョンは, ハンドブックに統合される予定です.</para>
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<para>このチュートリアルの次のバージョンは,
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ハンドブックに統合される予定です.</para>
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