diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/xargs.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/xargs.1 index c2845ca074..1ff893c135 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/xargs.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/xargs.1 @@ -34,7 +34,8 @@ .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)xargs.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/xargs/xargs.1,v 1.6.2.7 2001/07/19 06:22:53 dd Exp % +.\" $FreeBSD$ +.\" $xMach: xargs.1,v 1.2 2002/02/23 05:23:37 tim Exp $ .\" .\" $FreeBSD$ .\" @@ -46,14 +47,19 @@ .Nd "標準入力から引数を読み、コマンドを実行する" .Sh 書式 .Nm -.Op Fl 0 +.Op Fl 0pt +.Op Fl E Ar eofstr +.Oo +.Fl I Ar replstr +.Op Fl R Ar replacements +.Oc .Op Fl J Ar replstr +.Op Fl L Ar number .Oo .Fl n Ar number .Op Fl x .Oc .Op Fl s Ar size -.Op Fl t .Op Ar utility Op Ar argument ... .Sh 解説 .Nm @@ -89,6 +95,38 @@ の .Fl print0 とともに用います。 +.It Fl E Ar eofstr +.Ar eofstr +を論理的な EOF マーカとして使用します。 +.It Fl I Ar replstr +.Ar utility +への引数の中に +.Ar replstr +が 1 回以上最大 +.Ar replacements +回まで (あるいは、 +.Fl R +フラグが指定されていない場合は 5 回まで) +出現したとき、出現した部分を入力行の内容全体に置換しながら +.Ar utility +を各入力行に対して実行します。 +置換が終わったあとの結果の引数は、255バイトを超えることは許されません。 +この制限は、作成される +.Ar utility +への引数に +.Ar replstr +を含んだ引数を 255 バイトになるまでできる限り連結することで +実装されています。 +この 255 バイトの制限は、 +.Ar replstr +を含まない +.Ar utility +への引数には適用されず、さらに、 +.Ar utility +そのものは置換の対象にはなりません。 +このオプションは、 +.Fl x +オプションを暗黙のうちに実行します。 .It Fl J Ar replstr 本オプションが指定されると、 .Nm @@ -120,8 +158,19 @@ .Pa destdir へコピーします: .Pp -.Dl /bin/ls -1d [A-Z]* | xargs -J [] cp -rp [] destdir +.Dl /bin/ls -1d [A-Z]* | xargs -J % cp -rp % destdir .Pp +.It Fl L Ar number +.Ar number +行読み込むたびに +.Ar utility +を実行します。 +EOF に到達したとき +.Ar number +行よりも少ない行数しか読み込んでいない場合は、 +読み込み終わっている行を使って +.Ar utility +を呼びだします。 .It Fl n Ar number 各 .Ar utility @@ -141,19 +190,30 @@ より少数しか使いません。 .Ar number の現在のデフォルト値は 5000 です。 +.It Fl p +実行される予定のコマンドを表示し、実行すべきかどうかをユーザに +尋ねます。肯定の応答、つまり POSIX ロケールでは +.Ql y +を返すと、表示したコマンドが実行され、それ以外の応答を返すと +コマンドはスキップされます。 +プロセスが端末に接続されていない場合は、どのコマンドも実行される +ことはありません。 +.It Fl R Ar replacements +.Fl I +オプションで置換を行う引数の最大数を指定します。 .It Fl s Ar size .Ar utility に渡すコマンドラインの最大バイト数をセットします。 .Ar utility -名の長さと +名の長さ、 .Ar utility に渡される引数の長さの和 (終端の .Dv NULL -も含む) がこの値以下になります。 +も含む)、そして現在の環境がこの値以下になります。 .Ar size の現在のデフォルト値は .Dv ARG_MAX -- 2048 です。 +- 4096 です。 .It Fl t 実行されるコマンドをその実行の直前に標準エラー出力にエコーします。 .It Fl x @@ -178,24 +238,33 @@ はユーティリティが戻り値 255 で終了したときは、 .Nm は (それ以上の読み込みはせずに) ただちに終了します。 -.Sh 戻り値 +.Sh 診断 .Nm は、何もエラーが起こらなければ、戻り値 0 で終了します。 .Ar utility -が起動できなかった場合は、 -戻り値 127 で終了します。その他のエラーでは戻り値 1 で終了します。 +が見つからなかった場合は、 +戻り値 127 で終了します。 +.Ar utility +が実行できなかった場合は +戻り値 126 で終了します。その他のエラーでは戻り値 1 で終了します。 .Sh 関連項目 .Xr echo 1 , -.Xr find 1 +.Xr find 1 , +.Xr exechvp 3 .Sh 規格 .Nm ユーティリティは .St -p1003.2 互換です。 .Fl J +オプションおよび +.Fl R オプションは非標準の .Fx 拡張であり、他のオペレーティングシステムでは利用できないかもしれません。 +.Sh 歴史 +.Nm +コマンドは PWB UNIX で登場しました。 .Sh バグ 引数の数や環境の大きさが増加するような他のコマンドの起動を .Ar utility