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2.2-980710-SNAP.

Reviewed by:	The Japanese Manual Project <man-jp@jp.FreeBSD.ORG>
Submitted by:	Norihiro Kumagai <kuma@nk.rim.or.jp>
This commit is contained in:
Jun Kuriyama 1998-07-13 21:58:41 +00:00
parent 9f5d7623a3
commit fc5aa822dc
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=3054
16 changed files with 718 additions and 126 deletions

View file

@ -16,6 +16,7 @@
.\"
.\" @(#)pkg_add.1
.\" jpman %Id: pkg_add.1,v 1.3 1997/06/09 04:19:05 jsakai Stab %
.\" jpman: based on the version on releng22:2.2-980710-SNAP
.\"
.Dd November 25, 1994
.Dt pkg_add 1
@ -206,8 +207,8 @@ passive mode
あります。
.Sh 技術詳細
.Nm
はきわめて単純です。各パッケージの "packing list" を /tmp 内
($PKG_TMPDIR が設定されていればそこ)の特別な作業ディレクトリに展開し、
はきわめて単純です。各パッケージの "packing list" を
特別な作業ディレクトリに展開し、
中身を解析し、内容を完全に展開するために
以下の手順を実行します:
.Bl -enum -indent indent
@ -347,6 +348,49 @@ passive mode
各エントリはディレクトリ名からなります。
カレントディレクトリは空欄のディレクトリ名で暗黙のうちに指定されるか、
一つのピリオドで明示的に指定します。
.Pp
環境変数
.Ev PKG_DBDIR
は、インストールされたパッケージについてのデータベースの位置を指定します。
.Pp
.Nm
が作業領域の生成を試みる作業用ディレクトリの名前は、環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
とから(この順で)取られます。
これらの変数が存在しないか、指定されたディレクトリに十分な空き容量が
ない場合、
.Nm
は、
.Pa /var/tmp
.Pa /tmp
.Pa /usr/tmp
のうちで、十分な空き容量を持つ最初のディレクトリを使います。
.Sh ファイル
.Bl -tag -width /var/db/pkg -compact
.It Pa /var/tmp
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
のどちらも適切なディレクトリを指定しない場合に、作業領域を作成するため
に用いる作業用ディレクトリ。
.It Pa /tmp
.Pa /var/tmp
が存在しないか、十分な空き容量を持たない場合、その次に選ばれる
ディレクトリ。
.It Pa /usr/tmp
.Pa /var/tmp
.Pa /tmp
のどちらも作業領域を作成するには適切でない場合、最後に選ばれる
ディレクトリ。
.It Pa /var/db/pkg
インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの位置。
.El
.Sh 関連項目
.Xr pkg_create 1 ,
.Xr pkg_delete 1 ,

View file

@ -16,7 +16,7 @@
.\"
.\" @(#)pkg_create.1
.\" jpman %Id: pkg_create.1,v 1.3 1997/06/09 10:11:56 jsakai Stab %
.\" %Id: pkg_create.1,v 1.16.2.8 1998/05/24 03:13:00 steve Exp %
.\" %Id: pkg_create.1,v 1.16.2.9 1998/07/06 12:15:21 jkoshy Exp %
.\"
.\" hacked up by John Kohl for NetBSD--fixed a few bugs, extended keywords,
.\" added dependency tracking, etc.
@ -381,6 +381,35 @@ packing list
パッケージが複数のパッケージに依存する場合には、複数の
.Cm @pkgdep
ディレクティブが用いられます。
.Sh 環境変数
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
で、
.Nm
が作業用ファイルの生成を試みるディレクトリの名前を指定します。
.Ev PKG_TMPDIR
が設定されていない場合、
.Ev TMPDIR
で指定されたディレクトリが使用されます。
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
ともに設定されていない場合は、組み込みのデフォルトディレクトリが
使用されます。
.Sh ファイル
.Bl -tag -width /usr/tmp -compact
.It Pa /var/tmp
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
がともに設定されていない場合の作業用ディレクトリ。
.It Pa /tmp
.Pa /var/tmp
が存在しない場合の、その次の選択肢。
.It Pa /usr/tmp
.Pa /tmp
が適切でない場合の、最後の選択肢。
.El
.Sh 関連項目
.Xr pkg_add 1 ,

View file

@ -16,6 +16,7 @@
.\"
.\" @(#)pkg_info.1
.\" jpman %Id: pkg_info.1,v 1.3 1997/06/08 14:11:48 jsakai Stab %
.\" jpman: based on the version of releng22:2.2-980710-SNAP
.\"
.Dd November 25, 1994
.Dt pkg_info 1
@ -64,11 +65,17 @@
各パッケージの packing list instructions を表示します。
.It Fl i
もしあれば、各パッケージのインストールスクリプトを表示します。
.It Fl I
各パッケージのインデックス行を表示します。このオプションは他のパッケージ
書式整形オプションの全てに優先します。
.It Fl k
もしあれば、各パッケージのアンインストールスクリプト
を表示します。
.It Fl r
もしあれば、各パッケージの requirements スクリプトを表示します。
.It Fl R
(指定した)各パッケージを必要とするパッケージのうちで、インストールされて
いるもののリストを表示します。
.It Fl m
もしあれば、各パッケージの mtree ファイルを表示します。
.It Fl L
@ -118,6 +125,38 @@ Note: pkg_info
パッケージの情報は、コマンドラインから指定されたパッケージのファイル名か、
.Pa /var/db/pkg/<pkg-name>
にあるすでにインストールされたパッケージの情報から抽出されます。
.Sh 環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
で、
.Nm
が作業用ファイルを生成するディレクトリを指定します。
この変数が設定されていない場合、
.Ev TMPDIR
が用いられます。両方とも設定されていない場合、
組み込みのデフォルトディレクトリが用いられます。
.Pp
.Ev PKG_DBDIR
で、インストールされたパッケージについてのデータベースの位置を指定します。
.Sh ファイル
.Bl -tag -width /var/db/pkg -compact
.It Pa /var/tmp
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
がともに設定されていない場合、もしくはこれらのディレクトリの空き領域が
十分でない場合に用いられます。
.It Pa /tmp
.Pa /var/tmp
が存在しないか、十分な空き領域を持たない場合に、次の選択肢として
用いられます。
.It Pa /usr/tmp
.Pa /tmp
が適切でない場合の最後の選択肢です。
.It Pa /var/db/pkg
インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの
位置です。
.El
.Sh 関連項目
.Xr pkg_add 1 ,
.Xr pkg_create 1 ,

View file

@ -1,4 +1,4 @@
.\" %Id: atrun.man,v 1.1.6.1 1997/12/12 07:15:35 charnier Exp %
.\" %Id: atrun.man,v 1.1.6.2 1998/07/07 04:49:55 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: atrun.8,v 1.2 1997/04/23 02:43:41 yugawa Stab %
.Dd April 12, 1995
.Dt ATRUN 8
@ -15,7 +15,10 @@
コマンドは
.Xr at 1
でキューに入れたジョブを実行するコマンドです。
ルートの
.Pp
.Xr atrun 8
が5分毎に起動されるようにするために、
root の
.Xr crontab 5
ファイル
.Pa /etc/crontab
@ -23,13 +26,15 @@
.nf
*/5 * * * * root /usr/libexec/atrun
.fi
という設定が含まれていたならば、5分毎に起動される事になります。
という設定を含めておく必要があります。
.Pp
呼び出しが起きるたびに
.Nm
が起動する度に、小文字のキューの中の実行時間が来た各ジョブがスタートします。
.Nm
が起動する度に、(大文字のキューで表される)バッチジョブのうち
優先順位が最も高い物からひとつずつスタートします。
は、小文字のキューの中のジョブのうち、
実行開始時間を過ぎたものすべてを開始します。
さらに、直前の1分間の負荷平均値(load avarage)が指定した限界値より小さい場合、
優先順位が最も高いバッチジョブ(大文字のキューで表されます)ひとつを
開始します。
.\" 上記の記述はオリジナルの英語版では、"A maximum of one batch jobs (denoted
.\" by uppercase queues) are started each time atrun is invoded." となっている。
.\" この記述だけでは非常にわかりにくいが、at(1) を見ると、バッチジョブには
@ -40,6 +45,10 @@
.\" ので、上記の記述とした。
.\" 2.2.1-RELEASE 対象
.\" By yugawa@orleans.rim.or.jp (Apr 23 1997)
.\" RELENG22-980710-SNAP(2.2.7 直前)でこの部分の記述は変更されたが、
.\" "A maximum of one batch jobs" の句は依然として残っているので、
.\" この句の訳はそのままにしてある。
.\" By kuma@jp.freebsd.org (Jul 10 1998)
.Sh オプション
.Bl -tag -width indent
.It Fl l Ar load_avg

View file

@ -33,7 +33,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)init.8 8.3 (Berkeley) 4/18/94
.\" %Id: init.8,v 1.4.2.3 1997/08/18 03:30:04 davidn Exp %
.\" %Id: init.8,v 1.4.2.4 1998/07/06 12:01:34 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: init.8,v 1.2 1997/05/27 08:12:44 yugawa Stab %
.\"
.Dd April 18, 1994
@ -90,6 +90,7 @@
.Bl -tag -width flag
.It Ic -1
常に危険なモード \- システムは常にレベル 0 モードで走行します。
これは初期値のデフォルトです。
.It Ic 0
危険なモード \- 変更不可(immutable)フラグや追加のみ(append-only)フラグは
無効にされます。
@ -121,7 +122,9 @@
.Pa /etc/rc
の中で
.Xr sysctl 8
を使って設定します。
を使って、変数
.Dq kern.securelevel
に望みのセキュリティレベルの値を設定します。
.Pp
マルチユーザモードの場合、
.Nm init
@ -292,12 +295,22 @@ interrupt
.Xr halt 8 ,
.Xr rc 8 ,
.Xr reboot 8 ,
.Xr shutdown 8
.Xr shutdown 8,
.Xr sysctl 8
.Sh 歴史
.Nm
コマンドは
.At v6
から登場しました。
.Sh バグ
.Sh 注意
.Xr sysctl
を持たないシステムは、セキュリティレベル \-1 で動作します。
.Pp
ブートシーケンスにおいて、セキュリティレベルを 2 に設定するのがあまり
にも早すぎると、
.Xr fsck 8
が一貫性のないファイルシステムを補修することを妨げてしまう可能性が
あります。セキュリティレベル設定を行う場所として適切なところは、
全てのマルチユーザ立ち上げ処理が完了した後である、
.Pa /etc/rc
の末尾です。

View file

@ -31,7 +31,7 @@
.\"
.\" @(#)mount_nfs.8 8.2 (Berkeley) 3/27/94
.\"
.\" %Id: mount_nfs.8,v 1.5.2.1 1997/05/14 08:19:19 dfr Exp %
.\" %Id: mount_nfs.8,v 1.5.2.2 1998/07/07 04:52:54 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: mount_nfs.8,v 1.3 1997/05/19 17:04:14 horikawa Stab %
.\""
.Dd March 27, 1994
@ -191,7 +191,7 @@ Kerberos
と票じ。
.It conn
.Fl c
と票じ。
を指定しない場合と同じ。
.It dumbtimer
.Fl d
と票じ。

View file

@ -1,4 +1,5 @@
.\" manual page [] for natd 1.4
.\" jpman %Id%
.Dd 15 April 1997
.Os FreeBSD
.Dt NATD 8
@ -221,7 +222,7 @@ divert
.Pa /etc/services
データベースのエントリの例としては以下のようになります:
natd 6668/divert # Network Address Translation socket
natd 8668/divert # Network Address Translation socket
より詳しい説明は、
.Xr services 5
@ -344,7 +345,7 @@ alias
.Pa /etc/services
にエントリ:
natd 6668/divert # Network Address Translation socket
natd 8668/divert # Network Address Translation socket
を作成します。これは
.Fl p

View file

@ -1,46 +1,207 @@
.\" @(#) %Id: pppstats.8,v 1.3.2.2 1997/03/15 21:23:40 bde Exp %
.\" %Id: pppstats.8,v 1.3.2.3 1998/06/23 21:48:49 peter Exp %
.\" jpman %Id: pppstats.8,v 1.2 1997/05/23 09:03:43 mitchy Stab %
.Dd May 2, 1995
.Dt PPPSTATS 8
.Sh 名称
.Nm pppstats
.Nd PPP の利用統計を表示する
.Sh 書式
.Nm
.Op Fl v
.Op Fl r
.Op Fl c
.Op Fl i Ar secs
.Op Ar unit#
.Sh 解説
.Nm pppstats
は、PPP に関連した統計情報を表示します。
.Pp
.Fl v
オプションを指定すると
.Nm
は、通常の情報に加え、追加情報を表示します。
たとえば、エラーのために発信元に戻ったパケット数です
(VJ TCP ヘッダ圧縮で伸長に失敗した数です)。
.Pp
.Fl r
オプションを指定すると
.Nm
は、全体のパケットの圧縮率を表示します。圧縮率は、
0 から 1 の値で表され、 0 はデータが圧縮できないことを意味します。
.Pp
.Fl c
オプションは、パケット圧縮の統計の別の表示法を指定します:
圧縮、伸長されたパケットの数およびバイト数 (すなわち圧縮前と圧縮後の値)、
圧縮できなかった (圧縮で小さくならないため無圧縮で送られた)
パケットの数およびバイト数、最近の圧縮率が表示されます。
圧縮率は、圧縮が許可されてから以降の平均の値ではなく、最近の圧縮率を
反映したものです。
.Pp
.Fl i
オプションは、統計情報の表示の間隔を指定します。無指定時は 5 秒です。
.Pp
.Ar unit#
は、統計情報を表示するインターフェースを指定します。
.Sh 関連項目
.Xr pppd 8
.\"
.TH PPPSTATS 8 "26 June 1995"
.SH 名称
pppstats \- PPP の利用統計を表示する
.SH 書式
.B pppstats
[
.B -a
] [
.B -v
] [
.B -r
] [
.B -z
] [
.B -c
.I <count>
] [
.B -w
.I <secs>
] [
.I interface
]
.ti 12
.SH 解説
.B pppstats
は、指定した PPP インタフェースについて、
PPP に関連した統計情報を一定間隔で表示します。
インタフェースは無指定の場合は ppp0 になります。
表示は入力と出力のセクションに横方向に分割され、
それぞれのセクションで、
そのインタフェースで入出力されたパケットの属性と大きさの統計値を示します。
.PP
オプションには以下のものがあります:
.TP
.B -a
差分ではなく絶対値を表示するようにします。
このオプションを指定すると、
すべてのレポートは
リンクが成立してからの統計値を表示するようになります。
このオプションが未指定なら、
2 回目とそれ以降のレポートが、
前回のレポートからの統計を表示するようになります。
.TP
.B -c \fIcount
表示を
.I count
回繰り返します。
このオプションが指定されない場合、
.B -w
オプションが指定されていれば無限に繰り返し、
さもなくば 1 回だけ表示されます。
.TP
.B -r
使用中のパケット圧縮アルゴリズムによる圧縮率の統計値を要約して
追加表示します。
.TP
.B -v
Van Jacobson TCP ヘッダ圧縮アルゴリズムのパフォーマンスに関する
統計値を追加表示します。
.TP
.B -w \fIwait
繰り返して表示する際の間隔を
.B -w \fIwait
秒にします。
無指定時は 5 秒です。
.TP
.B -z
通常の表示に替えて、
使用中のパケット圧縮アルゴリズムの性能の統計値を表示します。
.PP
.B -z
オプションが指定されない場合、入力側には以下の項目が表示されます:
.TP
.B IN
このインタフェースで受信した総バイト数。
.TP
.B PACK
このインタフェースで受信したパケットの総数。
.TP
.B VJCOMP
このインタフェースで受信した、ヘッダ圧縮された TCP パケットの数。
.TP
.B VJUNC
このインタフェースで受信した、ヘッダの圧縮されていない TCP パケットの数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B VJERR
このインタフェースで受信した、
破損した、あるいは不正にヘッダが圧縮された TCP パケットの数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B VJTOSS
先行するエラーで受理されずに落された、
VJ ヘッダ圧縮された TCP パケットの数。
.B -v
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.TP
.B NON-VJ
このインタフェースで受信した非 TCP パケットの総数。
.B -v
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.TP
.B RATIO
使用中のパケット圧縮方法で達成された、
受信パケットの、圧縮時に対する非圧縮時の大きさの比率で表した圧縮率。
.B -r
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.TP
.B UBYTE
受信した圧縮パケットの展開後のバイト総数。
.B -r
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.PP
出力側には以下の項目が表示されます:
.TP
.B OUT
このインタフェースから送信された総バイト数。
.TP
.B PACK
このインタフェースから送信した総パケット数。
.TP
.B VJCOMP
このインタフェースから送信された、
TCP ヘッダを VJ 圧縮した TCP パケットの数。
.TP
.B VJUNC
このインタフェースから送信された、
TCP ヘッダを VJ 圧縮していない TCP パケットの数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B NON-VJ
このインタフェースから送信された非 TCP パケットの総数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B VJSRCH
VJ ヘッダ圧縮パケットのヘッダエントリをキャッシュで探索した回数。
.B -v
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.TP
.B VJMISS
VJ ヘッダ圧縮パケットのヘッダエントリをキャッシュで探索して失敗した回数。
.B -v
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.TP
.B RATIO
使用中のパケット圧縮方法で達成された、送信パケットの、
圧縮後に対する圧縮前の大きさの比率で表した圧縮率。
.B -r
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.TP
.B UBYTE
送信した圧縮パケットの圧縮前のバイト総数。
.B -r
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.PP
.B -z
オプションが指定されている場合は、
.B pppstats
は上記のものに替えて、
現在使用中のパケット圧縮アルゴリズムについて以下の項目を表示します。
パケット圧縮が使用されていない場合は、これらの項目はすべて 0 になります。
入力側で表示される項目は:
.TP
.B COMPRESSED BYTE
受信した圧縮パケットのバイト数。
.TP
.B COMPRESSED PACK
受信した圧縮パケットの数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE BYTE
受信した圧縮不可能な (非圧縮形式で送られた) パケットのバイト数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE PACK
受信した非圧縮パケットの数。
.TP
.B COMP RATIO
(圧縮可能なものと不可能なものの両方を含めた)
圧縮後に対する圧縮前の大きさの比率で表した、
受信パケットの目下の圧縮率。
.PP
出力側で表示される項目は:
.TP
.B COMPRESSED BYTE
送信された圧縮パケットのバイト数。
.TP
.B COMPRESSED PACK
送信された圧縮パケットの数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE BYTE
送信された
(非圧縮の形式で送信された)
圧縮不可能なパケットのバイト数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE PACK
送信された圧縮不可能なパケットの数。
.TP
.B COMP RATIO
外へ出て行くパケットの目下の圧縮率。
.SH 関連項目
pppd(8)

View file

@ -16,6 +16,7 @@
.\"
.\" @(#)pkg_add.1
.\" jpman %Id: pkg_add.1,v 1.3 1997/06/09 04:19:05 jsakai Stab %
.\" jpman: based on the version on releng22:2.2-980710-SNAP
.\"
.Dd November 25, 1994
.Dt pkg_add 1
@ -206,8 +207,8 @@ passive mode
あります。
.Sh 技術詳細
.Nm
はきわめて単純です。各パッケージの "packing list" を /tmp 内
($PKG_TMPDIR が設定されていればそこ)の特別な作業ディレクトリに展開し、
はきわめて単純です。各パッケージの "packing list" を
特別な作業ディレクトリに展開し、
中身を解析し、内容を完全に展開するために
以下の手順を実行します:
.Bl -enum -indent indent
@ -347,6 +348,49 @@ passive mode
各エントリはディレクトリ名からなります。
カレントディレクトリは空欄のディレクトリ名で暗黙のうちに指定されるか、
一つのピリオドで明示的に指定します。
.Pp
環境変数
.Ev PKG_DBDIR
は、インストールされたパッケージについてのデータベースの位置を指定します。
.Pp
.Nm
が作業領域の生成を試みる作業用ディレクトリの名前は、環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
とから(この順で)取られます。
これらの変数が存在しないか、指定されたディレクトリに十分な空き容量が
ない場合、
.Nm
は、
.Pa /var/tmp
.Pa /tmp
.Pa /usr/tmp
のうちで、十分な空き容量を持つ最初のディレクトリを使います。
.Sh ファイル
.Bl -tag -width /var/db/pkg -compact
.It Pa /var/tmp
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
のどちらも適切なディレクトリを指定しない場合に、作業領域を作成するため
に用いる作業用ディレクトリ。
.It Pa /tmp
.Pa /var/tmp
が存在しないか、十分な空き容量を持たない場合、その次に選ばれる
ディレクトリ。
.It Pa /usr/tmp
.Pa /var/tmp
.Pa /tmp
のどちらも作業領域を作成するには適切でない場合、最後に選ばれる
ディレクトリ。
.It Pa /var/db/pkg
インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの位置。
.El
.Sh 関連項目
.Xr pkg_create 1 ,
.Xr pkg_delete 1 ,

View file

@ -16,7 +16,7 @@
.\"
.\" @(#)pkg_create.1
.\" jpman %Id: pkg_create.1,v 1.3 1997/06/09 10:11:56 jsakai Stab %
.\" %Id: pkg_create.1,v 1.16.2.8 1998/05/24 03:13:00 steve Exp %
.\" %Id: pkg_create.1,v 1.16.2.9 1998/07/06 12:15:21 jkoshy Exp %
.\"
.\" hacked up by John Kohl for NetBSD--fixed a few bugs, extended keywords,
.\" added dependency tracking, etc.
@ -381,6 +381,35 @@ packing list
パッケージが複数のパッケージに依存する場合には、複数の
.Cm @pkgdep
ディレクティブが用いられます。
.Sh 環境変数
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
で、
.Nm
が作業用ファイルの生成を試みるディレクトリの名前を指定します。
.Ev PKG_TMPDIR
が設定されていない場合、
.Ev TMPDIR
で指定されたディレクトリが使用されます。
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
ともに設定されていない場合は、組み込みのデフォルトディレクトリが
使用されます。
.Sh ファイル
.Bl -tag -width /usr/tmp -compact
.It Pa /var/tmp
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
がともに設定されていない場合の作業用ディレクトリ。
.It Pa /tmp
.Pa /var/tmp
が存在しない場合の、その次の選択肢。
.It Pa /usr/tmp
.Pa /tmp
が適切でない場合の、最後の選択肢。
.El
.Sh 関連項目
.Xr pkg_add 1 ,

View file

@ -16,6 +16,7 @@
.\"
.\" @(#)pkg_info.1
.\" jpman %Id: pkg_info.1,v 1.3 1997/06/08 14:11:48 jsakai Stab %
.\" jpman: based on the version of releng22:2.2-980710-SNAP
.\"
.Dd November 25, 1994
.Dt pkg_info 1
@ -64,11 +65,17 @@
各パッケージの packing list instructions を表示します。
.It Fl i
もしあれば、各パッケージのインストールスクリプトを表示します。
.It Fl I
各パッケージのインデックス行を表示します。このオプションは他のパッケージ
書式整形オプションの全てに優先します。
.It Fl k
もしあれば、各パッケージのアンインストールスクリプト
を表示します。
.It Fl r
もしあれば、各パッケージの requirements スクリプトを表示します。
.It Fl R
(指定した)各パッケージを必要とするパッケージのうちで、インストールされて
いるもののリストを表示します。
.It Fl m
もしあれば、各パッケージの mtree ファイルを表示します。
.It Fl L
@ -118,6 +125,38 @@ Note: pkg_info
パッケージの情報は、コマンドラインから指定されたパッケージのファイル名か、
.Pa /var/db/pkg/<pkg-name>
にあるすでにインストールされたパッケージの情報から抽出されます。
.Sh 環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
で、
.Nm
が作業用ファイルを生成するディレクトリを指定します。
この変数が設定されていない場合、
.Ev TMPDIR
が用いられます。両方とも設定されていない場合、
組み込みのデフォルトディレクトリが用いられます。
.Pp
.Ev PKG_DBDIR
で、インストールされたパッケージについてのデータベースの位置を指定します。
.Sh ファイル
.Bl -tag -width /var/db/pkg -compact
.It Pa /var/tmp
環境変数
.Ev PKG_TMPDIR
.Ev TMPDIR
がともに設定されていない場合、もしくはこれらのディレクトリの空き領域が
十分でない場合に用いられます。
.It Pa /tmp
.Pa /var/tmp
が存在しないか、十分な空き領域を持たない場合に、次の選択肢として
用いられます。
.It Pa /usr/tmp
.Pa /tmp
が適切でない場合の最後の選択肢です。
.It Pa /var/db/pkg
インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの
位置です。
.El
.Sh 関連項目
.Xr pkg_add 1 ,
.Xr pkg_create 1 ,

View file

@ -1,4 +1,4 @@
.\" %Id: atrun.man,v 1.1.6.1 1997/12/12 07:15:35 charnier Exp %
.\" %Id: atrun.man,v 1.1.6.2 1998/07/07 04:49:55 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: atrun.8,v 1.2 1997/04/23 02:43:41 yugawa Stab %
.Dd April 12, 1995
.Dt ATRUN 8
@ -15,7 +15,10 @@
コマンドは
.Xr at 1
でキューに入れたジョブを実行するコマンドです。
ルートの
.Pp
.Xr atrun 8
が5分毎に起動されるようにするために、
root の
.Xr crontab 5
ファイル
.Pa /etc/crontab
@ -23,13 +26,15 @@
.nf
*/5 * * * * root /usr/libexec/atrun
.fi
という設定が含まれていたならば、5分毎に起動される事になります。
という設定を含めておく必要があります。
.Pp
呼び出しが起きるたびに
.Nm
が起動する度に、小文字のキューの中の実行時間が来た各ジョブがスタートします。
.Nm
が起動する度に、(大文字のキューで表される)バッチジョブのうち
優先順位が最も高い物からひとつずつスタートします。
は、小文字のキューの中のジョブのうち、
実行開始時間を過ぎたものすべてを開始します。
さらに、直前の1分間の負荷平均値(load avarage)が指定した限界値より小さい場合、
優先順位が最も高いバッチジョブ(大文字のキューで表されます)ひとつを
開始します。
.\" 上記の記述はオリジナルの英語版では、"A maximum of one batch jobs (denoted
.\" by uppercase queues) are started each time atrun is invoded." となっている。
.\" この記述だけでは非常にわかりにくいが、at(1) を見ると、バッチジョブには
@ -40,6 +45,10 @@
.\" ので、上記の記述とした。
.\" 2.2.1-RELEASE 対象
.\" By yugawa@orleans.rim.or.jp (Apr 23 1997)
.\" RELENG22-980710-SNAP(2.2.7 直前)でこの部分の記述は変更されたが、
.\" "A maximum of one batch jobs" の句は依然として残っているので、
.\" この句の訳はそのままにしてある。
.\" By kuma@jp.freebsd.org (Jul 10 1998)
.Sh オプション
.Bl -tag -width indent
.It Fl l Ar load_avg

View file

@ -33,7 +33,7 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)init.8 8.3 (Berkeley) 4/18/94
.\" %Id: init.8,v 1.4.2.3 1997/08/18 03:30:04 davidn Exp %
.\" %Id: init.8,v 1.4.2.4 1998/07/06 12:01:34 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: init.8,v 1.2 1997/05/27 08:12:44 yugawa Stab %
.\"
.Dd April 18, 1994
@ -90,6 +90,7 @@
.Bl -tag -width flag
.It Ic -1
常に危険なモード \- システムは常にレベル 0 モードで走行します。
これは初期値のデフォルトです。
.It Ic 0
危険なモード \- 変更不可(immutable)フラグや追加のみ(append-only)フラグは
無効にされます。
@ -121,7 +122,9 @@
.Pa /etc/rc
の中で
.Xr sysctl 8
を使って設定します。
を使って、変数
.Dq kern.securelevel
に望みのセキュリティレベルの値を設定します。
.Pp
マルチユーザモードの場合、
.Nm init
@ -292,12 +295,22 @@ interrupt
.Xr halt 8 ,
.Xr rc 8 ,
.Xr reboot 8 ,
.Xr shutdown 8
.Xr shutdown 8,
.Xr sysctl 8
.Sh 歴史
.Nm
コマンドは
.At v6
から登場しました。
.Sh バグ
.Sh 注意
.Xr sysctl
を持たないシステムは、セキュリティレベル \-1 で動作します。
.Pp
ブートシーケンスにおいて、セキュリティレベルを 2 に設定するのがあまり
にも早すぎると、
.Xr fsck 8
が一貫性のないファイルシステムを補修することを妨げてしまう可能性が
あります。セキュリティレベル設定を行う場所として適切なところは、
全てのマルチユーザ立ち上げ処理が完了した後である、
.Pa /etc/rc
の末尾です。

View file

@ -31,7 +31,7 @@
.\"
.\" @(#)mount_nfs.8 8.2 (Berkeley) 3/27/94
.\"
.\" %Id: mount_nfs.8,v 1.5.2.1 1997/05/14 08:19:19 dfr Exp %
.\" %Id: mount_nfs.8,v 1.5.2.2 1998/07/07 04:52:54 jkoshy Exp %
.\" jpman %Id: mount_nfs.8,v 1.3 1997/05/19 17:04:14 horikawa Stab %
.\""
.Dd March 27, 1994
@ -191,7 +191,7 @@ Kerberos
と票じ。
.It conn
.Fl c
と票じ。
を指定しない場合と同じ。
.It dumbtimer
.Fl d
と票じ。

View file

@ -1,4 +1,5 @@
.\" manual page [] for natd 1.4
.\" jpman %Id%
.Dd 15 April 1997
.Os FreeBSD
.Dt NATD 8
@ -221,7 +222,7 @@ divert
.Pa /etc/services
データベースのエントリの例としては以下のようになります:
natd 6668/divert # Network Address Translation socket
natd 8668/divert # Network Address Translation socket
より詳しい説明は、
.Xr services 5
@ -344,7 +345,7 @@ alias
.Pa /etc/services
にエントリ:
natd 6668/divert # Network Address Translation socket
natd 8668/divert # Network Address Translation socket
を作成します。これは
.Fl p

View file

@ -1,46 +1,207 @@
.\" @(#) %Id: pppstats.8,v 1.3.2.2 1997/03/15 21:23:40 bde Exp %
.\" %Id: pppstats.8,v 1.3.2.3 1998/06/23 21:48:49 peter Exp %
.\" jpman %Id: pppstats.8,v 1.2 1997/05/23 09:03:43 mitchy Stab %
.Dd May 2, 1995
.Dt PPPSTATS 8
.Sh 名称
.Nm pppstats
.Nd PPP の利用統計を表示する
.Sh 書式
.Nm
.Op Fl v
.Op Fl r
.Op Fl c
.Op Fl i Ar secs
.Op Ar unit#
.Sh 解説
.Nm pppstats
は、PPP に関連した統計情報を表示します。
.Pp
.Fl v
オプションを指定すると
.Nm
は、通常の情報に加え、追加情報を表示します。
たとえば、エラーのために発信元に戻ったパケット数です
(VJ TCP ヘッダ圧縮で伸長に失敗した数です)。
.Pp
.Fl r
オプションを指定すると
.Nm
は、全体のパケットの圧縮率を表示します。圧縮率は、
0 から 1 の値で表され、 0 はデータが圧縮できないことを意味します。
.Pp
.Fl c
オプションは、パケット圧縮の統計の別の表示法を指定します:
圧縮、伸長されたパケットの数およびバイト数 (すなわち圧縮前と圧縮後の値)、
圧縮できなかった (圧縮で小さくならないため無圧縮で送られた)
パケットの数およびバイト数、最近の圧縮率が表示されます。
圧縮率は、圧縮が許可されてから以降の平均の値ではなく、最近の圧縮率を
反映したものです。
.Pp
.Fl i
オプションは、統計情報の表示の間隔を指定します。無指定時は 5 秒です。
.Pp
.Ar unit#
は、統計情報を表示するインターフェースを指定します。
.Sh 関連項目
.Xr pppd 8
.\"
.TH PPPSTATS 8 "26 June 1995"
.SH 名称
pppstats \- PPP の利用統計を表示する
.SH 書式
.B pppstats
[
.B -a
] [
.B -v
] [
.B -r
] [
.B -z
] [
.B -c
.I <count>
] [
.B -w
.I <secs>
] [
.I interface
]
.ti 12
.SH 解説
.B pppstats
は、指定した PPP インタフェースについて、
PPP に関連した統計情報を一定間隔で表示します。
インタフェースは無指定の場合は ppp0 になります。
表示は入力と出力のセクションに横方向に分割され、
それぞれのセクションで、
そのインタフェースで入出力されたパケットの属性と大きさの統計値を示します。
.PP
オプションには以下のものがあります:
.TP
.B -a
差分ではなく絶対値を表示するようにします。
このオプションを指定すると、
すべてのレポートは
リンクが成立してからの統計値を表示するようになります。
このオプションが未指定なら、
2 回目とそれ以降のレポートが、
前回のレポートからの統計を表示するようになります。
.TP
.B -c \fIcount
表示を
.I count
回繰り返します。
このオプションが指定されない場合、
.B -w
オプションが指定されていれば無限に繰り返し、
さもなくば 1 回だけ表示されます。
.TP
.B -r
使用中のパケット圧縮アルゴリズムによる圧縮率の統計値を要約して
追加表示します。
.TP
.B -v
Van Jacobson TCP ヘッダ圧縮アルゴリズムのパフォーマンスに関する
統計値を追加表示します。
.TP
.B -w \fIwait
繰り返して表示する際の間隔を
.B -w \fIwait
秒にします。
無指定時は 5 秒です。
.TP
.B -z
通常の表示に替えて、
使用中のパケット圧縮アルゴリズムの性能の統計値を表示します。
.PP
.B -z
オプションが指定されない場合、入力側には以下の項目が表示されます:
.TP
.B IN
このインタフェースで受信した総バイト数。
.TP
.B PACK
このインタフェースで受信したパケットの総数。
.TP
.B VJCOMP
このインタフェースで受信した、ヘッダ圧縮された TCP パケットの数。
.TP
.B VJUNC
このインタフェースで受信した、ヘッダの圧縮されていない TCP パケットの数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B VJERR
このインタフェースで受信した、
破損した、あるいは不正にヘッダが圧縮された TCP パケットの数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B VJTOSS
先行するエラーで受理されずに落された、
VJ ヘッダ圧縮された TCP パケットの数。
.B -v
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.TP
.B NON-VJ
このインタフェースで受信した非 TCP パケットの総数。
.B -v
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.TP
.B RATIO
使用中のパケット圧縮方法で達成された、
受信パケットの、圧縮時に対する非圧縮時の大きさの比率で表した圧縮率。
.B -r
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.TP
.B UBYTE
受信した圧縮パケットの展開後のバイト総数。
.B -r
オプションが指定されたときだけ表示されます。
.PP
出力側には以下の項目が表示されます:
.TP
.B OUT
このインタフェースから送信された総バイト数。
.TP
.B PACK
このインタフェースから送信した総パケット数。
.TP
.B VJCOMP
このインタフェースから送信された、
TCP ヘッダを VJ 圧縮した TCP パケットの数。
.TP
.B VJUNC
このインタフェースから送信された、
TCP ヘッダを VJ 圧縮していない TCP パケットの数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B NON-VJ
このインタフェースから送信された非 TCP パケットの総数。
.B -r
オプションが指定されたときは表示されません。
.TP
.B VJSRCH
VJ ヘッダ圧縮パケットのヘッダエントリをキャッシュで探索した回数。
.B -v
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.TP
.B VJMISS
VJ ヘッダ圧縮パケットのヘッダエントリをキャッシュで探索して失敗した回数。
.B -v
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.TP
.B RATIO
使用中のパケット圧縮方法で達成された、送信パケットの、
圧縮後に対する圧縮前の大きさの比率で表した圧縮率。
.B -r
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.TP
.B UBYTE
送信した圧縮パケットの圧縮前のバイト総数。
.B -r
オプションが指定されているときだけ表示されます。
.PP
.B -z
オプションが指定されている場合は、
.B pppstats
は上記のものに替えて、
現在使用中のパケット圧縮アルゴリズムについて以下の項目を表示します。
パケット圧縮が使用されていない場合は、これらの項目はすべて 0 になります。
入力側で表示される項目は:
.TP
.B COMPRESSED BYTE
受信した圧縮パケットのバイト数。
.TP
.B COMPRESSED PACK
受信した圧縮パケットの数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE BYTE
受信した圧縮不可能な (非圧縮形式で送られた) パケットのバイト数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE PACK
受信した非圧縮パケットの数。
.TP
.B COMP RATIO
(圧縮可能なものと不可能なものの両方を含めた)
圧縮後に対する圧縮前の大きさの比率で表した、
受信パケットの目下の圧縮率。
.PP
出力側で表示される項目は:
.TP
.B COMPRESSED BYTE
送信された圧縮パケットのバイト数。
.TP
.B COMPRESSED PACK
送信された圧縮パケットの数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE BYTE
送信された
(非圧縮の形式で送信された)
圧縮不可能なパケットのバイト数。
.TP
.B INCOMPRESSIBLE PACK
送信された圧縮不可能なパケットの数。
.TP
.B COMP RATIO
外へ出て行くパケットの目下の圧縮率。
.SH 関連項目
pppd(8)