訳: &a.motoyuki;. もっとも簡単な方法は (訳注: FreeBSD の) インストールの際に
X を動かすことを指定するだけです.
それから Xaccel サーバーについて調べてみるのもいいでしょう.
これはとても納得のいく価格で販売されています. 詳しくは
をご覧ください.
syscons (デフォルトのコンソールドライバ) を使っているのであれば,
それぞれの仮想スクリーンでマウスポインターをサポートするように
FreeBSD を設定できます. X でのマウスの衝突を避けるために, syscons は
``/dev/sysmouse'' という仮想デバイスをサポートしています.
本物のマウスデバイスから入力された全てのマウスのイベントは sysmouse
デバイスへ MouseSystems プロトコルで出力されます.
一つ以上の仮想コンソールと X の X で ``/dev/mouse'' を使うのを好む人もいます.
この場合は, ``/dev/mouse'' を
Num Lock キーをオフにしてください.
Num Lock キーがデフォルトでブート時にオンになる場合は,
# Let the server do the NumLock processing. This should only be
# required when using pre-R6 clients
ServerNumLock
訳注: この問題は XFree86 3.2 以降では解決しています.
仮想コンソールは, 簡単にいうと, ネットワークや X
を動かすなどの複雑なことをおこなわずに, いくつかのセッションを
同時におこなうことを可能にします.
システムのスタート時には, ブートメッセージが出た後に login
プロンプトが表示されます. そこで login ネームとパスワードを
入力すると 1 番目の仮想コンソール上で仕事 (あるいは遊び) を
始めることができます.
他のセッションを始めたい場合もあるでしょう. それは動かしている
プログラムのドキュメントを見たり, FTP の転送が終わるまで待つ間
メールを読もうとしたりすることかもしれません.
Alt-F2 を押す (Alt キーを押しながら F2 キーを押す) と 2 番目の
「仮想コンソール」で login プロンプトが待機していることが
わかります. 最初のセッションに戻りたいときは Alt-F1 を押します.
標準の FreeBSDインストールでは 3 枚の仮想コンソールが
有効になっていて, Alt-F1, Alt-F2, Alt-F3 で仮想コンソール間の
切替えをおこないます.
より多くの仮想コンソールを有効にするには, 多くするか少なくするかはあなたの自由です. より多くの仮想
ターミナルを使うとより多くのリソースを使うことになります.
8MB 以下のメモリしかない場合はこれは重要な問題です.
もし必要があれば `` これを次のように変更します:
キーボードにファンクションキーが 10 個しかないのであれば
次のように設定します.
(これらの行を消すだけでもいいです.)
さて, 仮想コンソールを有効にするのにもっとも簡単 (そして確実)
な方法はリブートすることです. しかし, リブートしたくない場合は,
X ウィンドウシステムを終了させて次の内容を実行します
(
kill -HUP 1
重要な点はこのコマンドを実行する前に X ウィンドウシステムを
完全に終了させておくことです. もしそうしないと kill コマンドを
実行した後にシステムはおそらくハングアップするでしょう.
コンソールが X の表示をしている場合は, Ctrl-Alt-F1 などを使って
仮想コンソールの切替えをおこなうことができます. ただし, X
から離れて仮想ターミナルへ移っている時は Alt-ファンクションキーを
使って他の仮想ターミナルへ切替えたり X へ戻ったりします.
コントロールキーは押さないでください. Ctrl-Alt-ファンクションキーの
組合せは X から仮想ターミナルに移る時だけ利用してください.
コントロールキーを押してしまうと ``control-lock'' モードになり
テキストコンソールが止まってしまいます. コントロールキーを押して
回復させてください.
訳注: X に戻るには 3枚の仮想コンソールが有効になっている場合は
Alt-F4 です. 有効な仮想コンソールの数 +1 のファンクションキーの
位置に X が割り当てられます.
以前のバージョンの FAQ では
/usr/X11R6/lib/X11/xdm/Xservers ファイルに X の使う
これはコンソールのパーミッションが標準ではそのように
設定されているからです. マルチユーザシステムでは, ユーザの誰もが
システムコンソールに書き込むことが可能である必要は必ずしもありません.
VTY を使い 直接マシンにログインするユーザのために,
このような問題を解決するために
要点を述べると, 次のような形式の行を
そうすると, /dev/ttyv0 からログインしたユーザが
コンソールを所有することになるでしょう.
あなたのマウスとマウスドライバがうまく同期していないからかも
しれません.
FreeBSD 2.2.5 までのバージョンでは, X から仮想ターミナルへ
切替えてまた X へ戻ると再同期するかもしれません.
この問題がよく起きるようであれば, カーネルコンフィグレーション
ファイルに次のオプションを書いてカーネルを再構成してみてください.