2000 年 10 月
- 2000 年 10 月 14 日:
Maxim Sobolev 氏が
JDK 1.2.2 の移植版を作成しました.
これは現在, ports ディレクトリの
ports/java/jdk12-beta で構築することができます.
詳しくは JDK 1.2.x をご覧ください.
ただし, 下記の問題点はまだすべて残ったままです.
どなたか Java2 の移植版を持っていて提供できるという方,
今がチャンスです.
2000 年 9 月
2000 年 8 月
- 2000 年 8 月 10 日:
2000 年 8 月 7 日, FreeBSD JDK チームは
Sun の JCK (Java Compatability Kit)
へアクセスできるようになりました.
これにより動作試験ができるようになっただけでなく,
(望むらくは)
現在のパッチセットを使ったバイナリバージョンのリリースが可能になるでしょう.
ただし, 残念ながら (法的な理由により) JDK 1.1.* リリースでできたような
JCK に適合する JDK そのものの配布はできません.
(わたしたちは *まだ* やったことがないのですが) Sun によると,
残念ながら JCK を FreeBSD の移植版に適用するのは困難で,
時間のかかる作業になるということです.
願わくば, Sun が予測している 3 カ月という時間がかからないことを祈ります :(
最終的に, 完全な公開リリースを作成する前に解決する必要のある,
Motif 関連の問題がいくつか残っています.
Sun はこの問題に取り組んでいますが, わたしたちも OpenGroup
にコンタクトを試みて, FreeBSD 版 JDK の配布に利用できるような,
特別な Motif バイナリ配布を得ることができるかどうか確認する必要があります.
2000 年 5 月
2000 年 3 月
2000 年 1 月
- 2000 年 1 月 30 日: Blackdown 1.2.2RC4 JDK
Linux の Blackdown 移植チームが JDK 1.2 の RC4 をリリースしました.
それは FreeBSD 3.4-STABLE 移行でテストされすべてのデモアプレットと
jfc のデモを実行されました.
Apache JServ と一緒に実行したときの問題を指摘している人達もいます.
これが FreeBSD の ports ツリーに組み込まれるまで, これは
http://www.jmcm.org/tech/ports/linux_jdk.html
で見つけられます. (Jose Marques の報告)
1999 年 11 月
1999 年 10 月
- 1999 年 10 月 11 日:
Java2/JDK1.2 の移植が再始動しました.
じきに手にはいる FreeBSD 3.3-stable/ELF
版の'アルファ'リリースに期待しましょう.
1999 年 9 月
- 1999 年 9 月 22 日:
JDK のスピードアップを行い,
ユーザに指摘されたさらにいくつかのバグを再び修正して更新した JDK1.1.8 です.
詳しくは本リリースに含まれている README.FreeBSD をご覧ください.
- jdk1.1.8_AOUT.V99-9-22.tar.gz.
A.OUT バイナリ形式を使う FreeBSD 2.2.* バージョン用.
- jdk1.1.8_ELF.V99-9-22.tar.gz.
ELF バイナリ形式を使う FreeBSD 3.* と 4.* バージョン用.
1999 年 7 月
- 1999年 7月 19日:
ちょっと(しかし迷惑なバグでしたが)修正して更新した
JDK1.1.8 リリースです. まず, ネットパッチ(以下を参照)がビルドに
取り込まれました. 次に, 迷惑な浮動小数点バグが発見され修正されました.
後者のバグは, 浮動小数演算を行なうマルチスレッドコードで影響があり,
そのコードは完全に信頼できない結果を出力します.
- jdk1.1.8_AOUT.V99-7-19.tar.gz.
A.OUT バイナリ形式を使う FreeBSD 2.2.* バージョン用.
- jdk1.1.8_ELF.V99-7-19.tar.gz.
ELF バイナリ形式を使う FreeBSD 3.* と 4.* バージョン用.
- 1999 年 7 月 2 日:
JAVA の
JAVA's CommAPI
を FreeBSD コミュニティが無料で利用できるようにすることを目指す
FreeBSD CommAPI 移植チームの結成. プロジェクトは
DRICOT
Jean-Michel によって運営され
http://student.ulb.ac.be/~jdricot/commapi/
にて公式にメンテナンスされます.
プロジェクトに参加したい方は, 気軽に彼にコンタクトをとってださい.
1999 年 6 月
- 1999 年 6 月 8 日:
JDK 1.1.8 リリースにちょっとしたバグが
見つかりました. UDP ソケットを使う場合に影響があります.
ブロードキャストアドレスにパケットを送ろうとすると, FreeBSD の JDK が
permissions error となり, 思ったように動作しないというものです.
このバグは修正済みです. リリース全体を作り直す代わりに,
この問題にひっかかっている方向けに小さなパッチ集を作りました.
この問題にひっかかっている方は, さっそく gzip した tar
ファイルをダウンロードして, JDK をインストールした場所で展開してください.
そのままで, 古い版の上からインストールされます.
このバグに影響を受けていない方は, このパッチを適用する必要はありません.
もちろん, パッチをあてても構いません.
- 1999 年 6 月 3 日:
A.OUT と ELF の JDK 1.1.8 のリリース.
このリリースでは, 昔の 3.* の ELF のリリースをサポートします
(変更されたローダーは必要ありません).
また, FreeBSD のすべてのリリースで LOCALE
とタイムゾーンサポートのバグが修正されました.
- jdk1.1.8_AOUT.V99-6-3.tar.gz.
A.OUT バイナリ形式を使う FreeBSD 2.2.* バージョン用.
- jdk1.1.8_ELF.V99-6-3.tar.gz.
ELF バイナリ形式を使う FreeBSD 3.* と 4.* バージョン用.
- 1999 年 6 月 1 日:
JDK2 の状況
- JDK1.2/JDK2 の移植作業はとてもゆっくり進んでいます.
それは, 開発チームが JDK1 のきちんとしたリリースに力を集中させているからです.
大抵の JDK2 に関係する開発上の問題は, JDK1 のリリースと, Sun が提供する
JDK1 用の
Swing
を使うことでまかなえます. これは FreeBSD で非常に調子良く動作します.
1999 年 4 月
- 1999 年 4 月 16 日:
新しい JDK1.1.7 A.OUT のリリース.
これは 3月のリリースのビルド上の問題に対する修正です. 近い将来,
新しい ELF リリースを作成して, 古い3.0 系のリリースもサポートする予定です.
- jdk1.1.7_AOUT.V99-4-16.tar.gz.
A.OUT バイナリ形式を使う FreeBSD 2.2.* バージョン用.
1999 年 3 月
- 1999 年 3 月 26 日: JDK1.1.7 で ELF をサポート.
あわせて, ちょっとしたバグ修正を含む新しい A.OUT のリリース.
- 1999 年 3 月 16 日: 開発の現状のお知らせ:
- ELF 版 JDK1.1.7 :
JDK1.1.7 の ELF 用ビルド (FreeBSD 3.x またはそれ以降で使うための) が,
最初の内部テスト段階に入りかかっています.
数週間でベータリリースが利用可能になるはずです.
- JDK2 (JDK1.2 としても知られる):
数人の人々が JDK2 を
FreeBSD に移植するために作業していますが, 仕事の進みはゆっくりしています.
開発者にこのプロジェクトの作業を行う時間が不足していることが主な原因です
(Blackdown の JDK2 の移植がリリースされれて,
彼らがソースコード差分を公表するれば, 我々の開発の助けになります).
1998 年 12 月
- 1998 年 12 月 21 日:
jdk1.1.7.V98-12-21.tar.gz.
- JDK1.1.7 のバグ修正版.
特に JDK に存在した重大で不快な一対の剰余演算バグを突き止めた
Keith White に感謝します.
また, 本リリースでは, ファイル記述子の上限が 256 から 2048 に上げられています.
JRE もまたより使いやすくなっているはずですし, もう本当に Keith に感謝です.
1998 年 11 月
- 1998 年 11 月 14 日:
jdk1.1.7.V98-11-5.tar.gz.
1998 年 9 月
- 1998 年 9 月 23 日:
jdk1.1.6.V98-9-23.tar.gz.
- 8 月 14 日付の JDE と JRE は双方で jre
についてのリンクが誤って行われていましたので,
今回正しくリンクしてリビルドしたものをリリースしました.
他に古いリリースからの変更はありません.
1998 年 8 月
- 1998 年 8 月 22 日:
- JDK ftp ミラーと ftp
アクセスを提供してくださった多数のサイトをリストに加えて,
ページを更新しました. みなさんありがとう!
- 1998 年 8 月 14 日:
jdk1.1.6.V98-8-14.tar.gz.
- 今回 ServerSockets にて SO_REUSEADDR
オプションが正しく設定されました
(その他のソケットにも影響があるかもしれません).
1998 年 7 月
- 1998 年 7 月 21 日:
jdk1.1.6.V98-7-21.tar.gz.
- JDK1.1.6 への更新. 本リリースに行き着くまで,
ほとんどの作業を行ってくれた
Keith White
kwhite@site.uottawa.ca
に感謝します!
- java.version 等での, より標準的な名前のつけかた.
- UDP/Multicast ソケットが修正されました.
- おそらくシグナルアボートエラーは修正されました.
- "KOI8-R" と "CP866" のエンコーディングが提供されました.
- FreeBSD 上で正しくタイムゾーンが働くようになりました
(このためにある種のネイティブコードが必要でしたが,
JDK に埋め込んだのでユーザーへの影響はないはずです.
現在のところ FreeBSD はタイムゾーンを正しく扱える数少ない
(もしかすると唯一の) Java 仮想マシンを持っています) .
- sysRmdir() が正しくディレクトリを削除するようになりました.
- CJK (中国語, 日本語, 韓国語) ロケールをサポートするように
xpg4 ライブラリがリンクされました.
1998 年 5 月
- 1998 年 5 月 5 日:
- FreeBSD でサン JWS (Java ワークショップ)
を利用する方法の説明を加えて
ページを更新しました.
1998 年 2 月
- 1998 年 2 月 25 日:
jdk1.1.5.V98-2-25.tar.gz.
- 今回再び 2.2.2 にてビルドした JDK が動作するようになりました.
- 今回 AWT は正しくウィンドウ名を設定します.
- ダイアログボックスのボタンを何度も押したとき core を吐くという,
見つけにくかったバグを修正しました.
- イメージを使っていると共有メモリ(SHMEM) が解放されずに
メモリリークするというバグを修正しました.
- 1998 年 2 月 12 日:
- Johan Larsson が嬉しいことに JDK の ftp ミラーサイトを
設けてくださいましたので, HTTP を利用するのが嫌な方は,
彼のサイトから気軽に入手してください.
- 'Steaming Cup of Java' のロゴをサンの法律家が
より政治的にまた合法的に好ましいという 'Jump to Java'
ロゴに置き換えました.
1998 年 2 月 9 日:
jdk1.1.5.V98-2-8.tar.gz.
- Process.waitFor() バグを修正.
- Motif ライブラリのリンク方法が変更されました.
この変更により, パッチキットが公開されれば, Motif
ライブラリを持っている方は誰でも
(動的リンク, 静的リンクにかかわらず)JDK
をビルドすることができるようになります.
あなたが持っている Motif のライセンスによっては,
あなたが作成したバイナリを公開することも可能です.
- PIPE に対するノンブロッキング (non-blocking) リードは,
OS のバージョンに関係なく信頼した動作をしません.
- 今回マルチキャストが動作するようになりました.
1998 年 1 月
- 1998 年 1 月:
- FreeBSD 'JDK' 移植チームを結成しました.
これからは FreeBSD 用の新しいJDK リリースを共同で作成します.
- 新しい JDK1.1.5 は, Motif
ライブラリと静的にリンクされています.
(不幸にも, このリリースは ftp
サーバのディスククラッシュで失われてしまいました)
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