.\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source. .\" $Id: pam_start.3,v 1.5 2002-11-03 06:38:28 horikawa Exp $ .\" %FreeBSD: src/contrib/libpam/doc/man/Attic/pam_start.3,v 1.2.6.2 2001/06/11 15:28:11 markm Exp % .\" Copyright (c) Andrew G. Morgan 1996-7 .\" $FreeBSD$ .TH PAM_START 3 "1997 Feb 15" "PAM 0.56" "Application Programmers' Manual" .SH 名称 pam_start, pam_end \- PAM の起動 .SH 書式 .B #include .sp .BI "int pam_start(const char " *service ", const char " *user ", const struct pam_conv " *conv ", pam_handle_t " **pamh_p ");" .sp .BI "int pam_end(pam_handle_t " *pamh ", int " pam_status ");" .sp 2 .SH 解説 .TP .B pam_start .I PAM ライブラリを初期化し、特定の .IR サービス 名でアプリケーション を識別します。インタフェースを初期化するときにユーザ名が分かっていない 場合は、 .IR ユーザ 名を .IR NULL にできます。 .IR conv 引数で、対話構造をライブラリに渡せます (これとその他の構造の詳細については、 .IR PAM アプリケーションの 開発者用ガイドを参照してください)。初期化が問題なく終了すると、 ライブラリに後でアクセスするための不透明なポインタハンドルが .IR pamh_p ポインタで戻されます。 .TP .B pam_end .B PAM ライブラリを終了します。 .IR pamh ハンドルが関連するサービスアプリケーションが終了します。 .IR pam_status 引数は、ライブラリからアプリケーションに戻された最新の値を渡します。 これは、ライブラリの終了方法を示します。この引数は戻り値を運ぶ他に、 .IR PAM_DATA_SILENT と論理和を取ることで、 モジュールがこの呼び出しをあまり重大に扱わないよう指示可能です。 一般的には、現在のライブラリの終了処理が .IR fork "(2)" を実行したプロセスで実行されること、 および現行プロセスの空間外に存在するもの (ファイルなど) を親がクリーンアップすることを示します。 .SH 戻り値 .TP .B pam_start .TP .PP .B pam_end 問題がない場合は .BR PAM_SUCCESS が戻されます。 .SH エラー .BR pam_strerror "(3)" でテキストに変換できます。 .SH 準拠 DCE-RFC 86.0, October 1995. .PP .sp .BR PAM_DATA_SILENT フラグは、1996 年 12 月 4 日現在、DCE での受け入れが保留されています。 .SH バグ .sp 2 見つかっていません。 .SH 関連項目 .BR fork "(2), " .BR pam_authenticate "(3), " .BR pam_acct_mgmt "(3), " .BR pam_open_session "(3), " .BR pam_chauthtok "(3)." .BR システム管理者 、 .BR モジュール開発者 、 .BR アプリケーション開発者 用の .BR Linux-PAM ガイドも参照してください。