.\" .\" %Id: snp.4,v 1.14 1998/03/12 07:30:18 charnier Exp % .\" $FreeBSD$ .\" .Dd February 24, 1995 .Dt SNP 4 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm snp .Nd tty 端末を覗き見るインタフェース .Sh 書式 .Fd #include .Ft int .Fn ioctl fd SNPSTTY &dev .Ft int .Fn ioctl fd SNPGTTY &dev .Ft int .Fn ioctl fd FIONREAD &result .Sh 解説 /dev/snp? はユーザが任意の tty 端末に接続してその端末での活動を監視することを 可能にする検査用のデバイスです。 所定の .Nm snp デバイスと監視すべき tty とを結合するには、 .Nm snp デバイスをオープンしてから SNPSTTY ioctl システムコールを発行してください。 IOCTL システムコールに渡される引数は dev_t 型の変数のアドレスです。 引数の値に -1 へのポインタを指定することにより、 snp デバイスを tty から切り離すことが出来ます。 .Pp SNPGTTY ioctl システムコールはオープンされている .Nm snp デバイスにその時点で結合されている tty に関する情報を返します。 .Pp FIONREAD ioctl システムコールは読込みバッファに格納されている文字数 に等しい正の数を返します。 定義されている特別の値は以下の通りです: .Bl -tag -width SNP_TTYCLOSE .It Dv SNP_OFLOW デバイスオーバフローが発生して、デバイスは切り離されました。 .It Dv SNP_TTYCLOSE tty は結合されていません。 .It Dv SNP_DETACH ユーザが .Nm snp デバイスを切り離したか又は tty デバイスがクローズされて切り離されました。 .Sh 関連項目 .Xr pty 4 , .Xr sio 4 , .Xr watch 8 .Sh 制限項目 スーパユーザだけが .Nm snp デバイスにアクセスできます。 .Sh バグ 行処理モードである間は、ユーザの入力は見えません。 監視している tty へは、シグナルを送れません。 .Sh 作者 .An Ugen J.S. Antsilevich Aq ugen@NetVision.net.il .Sh 歴史 .Nm snp デバイスは .Fx 2.1 で初めて現れました。 .\" Translated by Tetsuro Furuya (古谷 哲郎) , Dec. 1999. .\" ML Checked by Tetsuya Isaki (井崎哲也) .\" ML Checked by MORI Kouji (森 浩二) .\" Final Checked by Kazuo Horikawa (堀川和雄)