<?xml version="1.0" encoding="euc-jp"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//FreeBSD//DTD XHTML 1.0 Transitional-Based Extension//EN"
"http://www.FreeBSD.org/XML/doc/share/xml/xhtml10-freebsd.dtd" [
<!ENTITY title "FreeBSD/ARM プロジェクト">
<!ENTITY email 'freebsd-arm'>
]>
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
<!-- Original revision: r42226 -->

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
  <head>
      <title>&title;</title>

      <cvs:keyword xmlns:cvs="http://www.FreeBSD.org/XML/CVS">$FreeBSD$</cvs:keyword>
    </head>

    <body class="navinclude.developers">

    <h3>はじめに</h3>

    <p>このページは、ARM アーキテクチャおよびハードウェアへの
      FreeBSD の移植に関する情報をまとめたものです。
      ARM への移植に関する議論は、
      <a href="http://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-arm">freebsd-arm</a>
      メーリングリストで行われています。</p>

    <h3>目次</h3>

    <ul>
      <li><a href="#status">現在の状況</a></li>
      <li><a href="#hw">ハードウェアリスト</a></li>
      <li><a href="#todo">課題</a></li>
      <li><a href="#links">FreeBSD/ARM に関連したリンク</a></li>
      <li><a href="#miniinst">短いインストールガイド</a></li>
      <li><a href="#list">FreeBSD/ARM メーリングリスト</a></li>
    </ul>

    <h3><a name="status">現在の状況</a></h3>

    <p>ARM の主なターゲットが組み込み機器であるため、
      <a href="&base;">FreeBSD</a> プロジェクトは公式的なリリースやコンパイル済みの
      package をこのプラットフォームに対して提供していません。
      そのため、ARM は、公式的には
      <a href="&enbase;/doc/en_US.ISO8859-1/articles/committers-guide/archs.html">
      Tier 2</a> プラットフォームです。
      しかしながら、FreeBSD/ARM は、積極的に開発、管理され、サポートされています。
      また、ARM ベースのシステムを構築する素晴らしいフレームワークが提供されています。</p>

    <h3><a name="hw">FreeBSD/ARM ハードウェアノート</a></h3>

    <p>FreeBSD は、IQ31244 および IQ80321 基板を含む
      i80321 ベースの Intel の開発用基板で動作するはずです。
      まだ最低限の対応しかできておらず、CPU, PCI-X バス、em(4) イーサネットアダプタ、
      UART およびタイマーデバイスしか対応していません。</p>

    <p>EP80219 基盤の i80219 XScale プロセッサに対応しています。</p>

    <p>Avila GW2348-4 基盤の AviIXP425 に対応しています。</p>

    <p>Atmel AT91RM9200 CPU/Microcontroller range に対応しています。
      Kwikbyte KB9202 devboard range, BWCT ボードおよび
      Hot-e HL200 thin クライアントデバイスに対応しています。</p>

    <p>StrongARM 1100 CPU に対する最低限の対応が行なわれていますが、
      その範囲は Simics がエミュレートしている CPU, UART,
      クロックに留まっています。理論的には Simics がエミュレートしている Assabet
      基板で起動できるはずですが、
      成功したか失敗したかに関わらず試したという報告はありません。</p>

    <p>さらに
      Atmel AT91SAM926x CPU, Marvell Orion ARM SoC、Samsung S3C2XX0 range
      および Cirrus Logic EP93XX CPUs へと対応するため、
      Technologic Systems TS-7200 基盤への移植作業が行われています。</p>

    <h3><a name="todo">課題</a></h3>

    <ul>
      <li>SATA 対応を追加する必要があります。</li>

      <li>ウォッチドッグ、i2c, バス等、他のデバイスを NetBSD
	から取り込むべきです。</li>

    </ul>

    <h3><a name="links">FreeBSD/ARM に関連したリンク</a></h3>

    <ul>
      <li><a
         href="http://esd.et.ntust.edu.tw/downloads/2008_Embedded_Programming/2008_ESW/Embedded_3_ARM.pdf">
        ARM の歴史についての概要</a></li>

      <li><a href="http://www.netbsd.org/Ports/arm32/">NetBSD Arm/32 プロジェクト</a></li>
    </ul>

    <h3><a name="miniinst">短いインストールガイド</a></h3>

      <p>&a.cognet.email; が、現時点の FreeBSD
	ソースコード用の短いインストールガイドを書きました。<a
	href="http://people.freebsd.org/~cognet/arm.html">ここ</a>
	から入手できます。</p>

    <h3><a name="list">FreeBSD/ARM メーリングリスト</a></h3>

    <p>このメーリングリストを購読するには、<tt class="
      EMAIL">&#60;<a href="mailto:freebsd-arm-subscribe@FreeBSD.org">freebsd-arm-subscribe@FreeBSD.org</a>&#62;</tt> にメールを送るか、
      <a href="http://lists.FreeBSD.org/mailman/listinfo/freebsd-arm">mailman インターフェース</a>
      を参照してください。</p>

    <h3>あるミュージシャンの意見では...</h3>

    <p>(組み込み) コンピュータ上で FreeBSD/ARM を実行することで、
      silence を享受できます。
      Depeche Mode による "Enjoy The Silence" という歌もあるくらいです。</p>

      <pre>All I ever wanted
All I ever needed
Is here in my ARMs
Words are very unnecessary
They can only do harm</pre>

  </body>
</html>