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FreeBSD 用 JDK 1.1

非サポート FreeBSD 移植バージョンの Java 開発キットです. 存在するいくつかのバグは検査されてきました. 現時点で特にバグは知られていませんし, また使用の保証をしているものでもありません. 

注意: 2.2 以前のバージョンの FreeBSD (例えば FreeBSD 2.1.5) はサポートしていません.

目次

1.  ニュース
2.  どこから入手するか?
3.  インストール
4.  実行
5.  必要なその他のパッケージ
6.  既知のバグ
7.  サポート?
8.  面白いソフトウェアへのポインタ

1.   ニュース

1998年 12月 21日: jdk1.1.7.V98-12-21.tar.gz. 1998年 11月 14日: jdk1.1.7.V98-11-5.tar.gz. 1998年 9月 23日: jdk1.1.6.V98-9-23.tar.gz. 1998年 8月 22日: 1998年 8月 14日: jdk1.1.6.V98-8-14.tar.gz. 1998年 7月 21日: jdk1.1.6.V98-7-21.tar.gz. 1998年 5月 5日: 1998年 2月 25日: jdk1.1.5.V98-2-25.tar.gz. 1998年 2月 12日: 1998年 2月 9日: jdk1.1.5.V98-2-8.tar.gz. 1998年 1月:

2.   どこから入手するか?

最新バージョンは jdk1.1.7.V98-12-21.tar.gz. です. 本リリースをビルドするために使ったパッチは ここ にあります. これは実際に Java ソースコードをお持ちの方にとってのみ有効です.

また, 国際化を施した jre1.1.7i.V98-12-21.tar.gz も提供されました.

gzip で圧縮されたファイルは 12920606バイト, MD5 チェックサムは edc189757c4a746215d6c482067b6b61, 展開したディレクトリはおよそ 32[MB] です.

ftp を好む方や, http が利用できない人は, 次のミラーサイトから入手できます.

本リリースは JDK と主に配布してよい Motif を取り込んでコンパイルされています.

古い JDK1.1.6 リリースもまた利用可能です.


3.   インストール

バイナリをダウンロードします. サイズと MD5 チェックサムが正しいか調べます. 約 35[MB] は空きのあるインストールする場所 (たぶん /usr/local) を選びます. バイナリは jdk1.1.7 といったディレクトリにインストールされます.
例: tar zxvpf jdk1.1.7.V98-12-21.tar.gz -C /usr/local

4.   実行

.../jdk1.1.7/bin を利用できるよう PATH に追加します.
        export PATH=/usr/local/jdk1.1.7/bin:$PATH
または
        set path=(/usr/local/jdk1.1.7/bin $path)

5.   必要なその他のパッケージ

XFree86 は Java の実行には必要ありませんが, 何か AWT コンポーネントを利用するのであればインストールする必要があります (たとえ画面に表示しないとしても(この場合必要)です)

6.   既知のバグ

JDK1.1.7 は多くの 'visual' バグを抱えていて, 本移植においても同様に, それが反映されています. とりわけ, いくつかのウィンドウマネージャーでは, 新しいウィンドウすべてが画面右上の隅で終了したり, 時々ウィンドウ内のデータがずれて表示されたり, 小さい標準サイズのウィンドウがそれらがリサイズされる前に表示されてしまっ たり, 他にも似たようなバグがあります. これらの種類のバグは, 報告する前にまず, リファレンスとなっている UNIX プラットフォーム (Solaris) でこれらのバグがないか確めてください.

下のバグは移植版 JDK のものではなく, FreeBSD 2.2.6 と FreeBSD 2.2.7 における バグです. (FreeBSD 2.2.8 と 3.0 と, これ以降のリリースでは修正されています). このカーネルバグは, マルチキャストモードでの JDK の動作能力に影響を及ぼします.

    From: Bill Fenner 
    To: java-port@FreeBSD.org
    Date: Tue, 28 Jul 1998 11:51:17 PDT
    ...

    セキュリティ実装のないマルチキャストにおける二重 bind 防止のためのユ
    ニキャストのセキュリティ対策がとり入れられたとき, バグが in_pcb.c に
    入り込みました.  (ゆっくりですが) 修正を行っています. もしユニキャス
    トのセキュリティ実装に関心がなければ  sys/netinet/in_pcb.c  の  rev 
    1.39 (or 1.23.2.3) 戻すことで (解決) できます. 


[注意: FreeBSD 2.2.7R ではすでに修正されています]

最後に, 提供されているデモを試しているときに発生するいくつかの既知バグがあります. それれはボムってしまうことはありませんが, エラーメッセージを出力します. 大抵に共通なのはアプレットビューアを起動したときに起こります:

java in free(): warning: chunk is already free.
*または*
java in free(): warning: chunk is already free.

7.   サポート?

一般的に Java のサポートは freebsd-java@FreeBSD.org メーリングリストより得られます.

移植やバグ情報についての質問は java-port@FreeBSD.org へ送ってください.
注意:"java-port" は FreeBSD JDK 移植チームのための閉じたメーリングリストです (Sun は JDK ソースコードへのアクセス許可を出すこと対して, 事前にファイルのライセンスに署名することを要求しています).

きちんと返答してもらうには,

8.   面白いソフトウェアへのポインタ

JDK にはあなたのシステムで試験用に, 多くのデモが含まれています.
        /usr/local/jdk1.1.7/demo
にあるでしょう. サードパーティーのさらに有用ないくつかのアプレット/デモは, 下記にて試してください.

開発者のみなさんへ, Amancio Hasty hasty@rah.star-gate.com が JDK 1.1.5V98-2-25 にて JWS, Sun's Java Workshop Shop (an IDE for Java) を動作させました. その時の方法です:

注意: デバッガと通信する仮想マシン(これは linux jws patch からもらいま
      した) のために, 配布された JWS はバイナリライブラリを使用しますの
      で, 当然 Java ネイティブインターフェースを利用する JWS ではデバッ
      ガは動作しません. 

必要なもの:
 1.     gnu gettext
        ftp サイトからダウンロードしてください. 例えば
        ftp://prep.ai.mit.edu/pub/gnu/gettext-0.10.tar.gz など

 2.     bash

 3.     jdk1.1.5

 4.     linux パッチ:
        ftp://ftp.suse.com/pub/SuSE-Linux/suse_update/JWS2.0/ など

 5.     JWS2.0 --- http://shop.sun.com/ から入手してください. これはダ
        ウンロードできて, 実際私も使ってみた, 30 日間体験版のものです. 
        Sun は 4 月の中頃に JFC 1.1 をサポートした JWS2.0 のリリースを
        行なうと発表しています.

いつくかのディレクトリを JWS/ ディレクトリ下に移動してください. 
linux パッチの復元は:
tar -xzf /download directory/jws_linux.tar.gz

linux パッチを復元したら, JWS/ ディレクトリ下に移動させて FreeBSD パッチ
キットを復元してください: tar -xzf /download directory/jws.patch.tar.gz

JWS/intel-S2/bin/startup_wrapper は環境変数 JAVA_HOME を jdk1.1.5 のイン
ストール先としますので, 定義されていなければ, 環境変数 JAVA_HOME を定義
するか startup_wrapper を編集してください. 

JWS の起動は, intel-S2/bin/jws です. 

        でわ, でわ, みなさんよろしく!
        Amancio

startup_wrapper と locate_dirs は jws.patch.tar.gz から入手できます.

Sun の提供する JWS 2.0a はよく稼働します: http://access1.sun.com/workshop/jws20a/. Amancio は JWS 2.0a が動作するように最新のパッチファイルを変更しました. これらは上記パッチキットに含まれています.

Tom Bartol barton@salk.edu もまた JWS を動作させるには JWS/intel-S2/bin/jws ファイルを #!/bin/sh -h tから #!/usr/local/bin/bash -h に変更する必要があったと報告しています. ただし彼以外からはこの報告を受けていないので, パッチキットには含まれていません.


本 WWW ページ原作は Patrick Gardella patrick@cre8tivegroup.com によります.

本ページ保守担当は現在 Nate Williams nate@FreeBSD.org が行っています.

最終更新日 $Date: 1999-03-01 17:03:44 $




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