''' %Id: uulog.1,v 1.1.2.1 1998/03/16 15:11:49 hoek Exp % .TH uulog 1 "Taylor UUCP 1.06" .SH 名称 uulog \- UUCP のログの記述を表示する .SH 書式 .B uulog [-#] [-n lines] [-sf system] [-u user] [-DSF] [--lines lines] [--system system] [--user user] [--debuglog] [--statslog] [--follow] [--follow=system] [standard UUCP options] .SH 解説 .B uulog プログラムは UUCP ログファイル中の記述を表示するために使われます。特定の システム、もしくは特定のユーザに関する記述を選択することができます。この プログラムを使うことで、過去に処理行列に投入したジョブに何が起ったのかを 調べることができます。 .SH オプション .B uulog には次のオプションを与えることができます。 .TP 5 .B \-#, \-n lines, \-\-lines lines ここで `#' は数字で、たとえば `-10' などと指定します。ログファイルの最後 から、指定された行数が表示されます。デフォルトではファイル全てを表示しま す。`-f'、`-F' もしくは `--follow' オプションを指定した場合は例外で、こ の場合にはデフォルトで 10 行表示します。 .TP 5 .B \-s system, \-\-system system 指定されたシステムに関係する記述のみを表示します。 .TP 5 .B \-u user, \-\-user user 指定されたユーザに関係する記述のみを表示します。 .TP 5 .B \-D, \-\-debuglog デバッグログファイルを表示します。 .TP 5 .B \-S, \-\-statslog 統計ログファイルを表示します。 .B \-F, \-\-follow オプションを指定するとログファイルを永遠に表示し続けます。ログファイルに 新しい行が追加されると、それを表示します。 .TP 5 .B \-f system, \-\-follow=system ログファイルを永遠に表示し続けます。ただし、指定されたシステムに関する記 述のみを表示します。 .TP 5 .B \-X type .TP 5 .B \-\-debug type .TP 5 .B \-I file .TP 5 .B \-\-config file .TP 5 .B \-v, \-\-version .TP 5 .B \-\-help 標準的な UUCP オプションです。 ただし .B uulog はデバッグ種別を指定するのに一般の `-x' ではなく `-X' を使うことに注意し てください。 .PP ある程度 .B uulog の操作は UUCP プログラムによって生成されるログファイルの形式に依存します。 これはコンパイル時にオプションで指定されます。 UUCP プログラムが HDB 形式のログファイルを用いるようにコンパイルされてい た場合 .BB uulog は以下のように変更します。 .PP 新しいオプション `-x' と `--uuxqtlog' は .B uuxqt ログファイルを表示するのに使われます。 .PP 全てのオプションを省略することはできません。 `--system'、 `-f'、 `--follow=system'、 `-D'、 `--debuglog'、 `-S'、 `--statslog'、 `-x' もしくは `--uuxqtlog' のうち一つは用いられなければな りません。 .PP システムに関係なく全てのログファイルを表示するために `--system ANY' オプ ションを用いることができます。 .SH 関連項目 uucp(1) .SH 作者 Ian Lance Taylor (ian@airs.com) このマニュアルは Taylor UUCP 1.06 texinfo ドキュメントに基づいています。