The Japanese Manual team(man-jp@jp.FreeBSD.ORG) has translated and keeps maintaining them. Submitted by: Kazuo Horikawa <horikawa@isrd.hitachi.co.jp>
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.TH MAP-MBONE 8
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.\" jpman %Id: map-mbone.8,v 1.2 1997/06/06 10:31:25 bobson Stab %
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.UC 5
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.SH 名称
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map-mbone \- マルチキャストコネクションマップを表示する
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.SH 書式
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.B /usr/sbin/map-mbone
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[
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.B \-d
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.I debug_level
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] [
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.B \-f
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] [
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.B \-g
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] [
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.B \-n
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] [
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.B \-r
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.I retry_count
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] [
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.B \-t
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.I timeout_count
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] [
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.B starting_router
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]
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.SH 解説
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.I map-mbone
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は、
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.I starting_router
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で指定したマルチキャストルータから到達可能なすべてのマルチキャストルータに
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ついて表示します。
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コマンドラインに何の指定もない場合、デフォルトのマルチキャストルータ
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.I starting_router
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は、ローカルホスト(localhost)になります。
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.PP
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.I map-mbone
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は、ASK_NEIGHBORS IGMP メッセージを送信することで、
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隣接するマルチキャストルータのデータ取得を行ないます。
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指定したマルチキャストルータからの応答があった場合には、
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その応答の中にあるバージョン番号と隣接するマルチキャストルータのアドレス一覧が
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出力されます。応答したルータが、
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最新のマルチキャストバージョン番号を持つ場合には、
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.I map-mbone
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は、そのルータに対してメトリック、スレッショルド、フラグのような追加情報を
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要求します。
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隣接するマルチキャストルータに新たな事象が発生し、フルーディングオプションが
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使用可能な場合、
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.I map-mbone
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は、隣接するそれらのマルチキャストルータそれぞれに対して新たな情報を求めます。
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また、マルチキャストルータの検索は、マルチキャストルータが
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それ以上みつからないという状態になるまで継続します。
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.br
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.ne 5
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.SH オプション
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.PP
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"\-d" オプションは、デバッグレベルを設定します。デバッグレベルが
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デフォルトレベルである 0 よりも大きい場合、追加デバッグメッセージが画面に
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出力されます。デバッグレベルにかかわらず、エラーについてはエラーメッセージが
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出力され、
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.I map-mbone
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は終了します。
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デバッグレベルが 0 でない場合、以下の効果があります。
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.IP "level 1"
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パケットの警告が標準エラー出力に対して出力されます。
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.IP "level 2"
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すべてのレベル 1 のメッセージに加えて、ネットワークダウンの情報が
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標準エラー出力に対して出力されます。
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.IP "level 3"
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すべてのレベル 2 のメッセージに加えて、すべてのパケットタイムアウトの情報が
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標準エラー出力に対して出力されます。
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.PP
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"\-f" オプションは、フルーディングオプションを設定します。フルーディング
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オプションを有効にすることで、再帰的に隣接するマルチキャストルータを検索
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することを許可します。そして、starting_router が指定されない場合には、
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このオプションはデフォルトでは有効になっています。
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.PP
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"\-g" オプションは、GraphEdフォーマットにしたがったグラフ出力を有効にします。
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.PP
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"\-n" オプションは、マルチキャストルータの名前の検索に DNS を使わないように
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設定します。
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.PP
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"\-r retry_count" オプションは、隣接ルータに対するリトライ制限を設定します。
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デフォルトではリトライ回数は 1 です。
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.PP
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"\-t timeout_count" オプションは、リトライ間隔を秒単位で設定します。
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デフォルトのリトライ間隔は 2 秒です。
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.PP
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.SH 注意
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.I map-mbone
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は root のみ実行可能です。
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.PP
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.SH 関連項目
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.BR mrouted (8) ,
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.BR mrinfo (8) ,
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.BR mtrace (8)
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.PP
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.SH 作者
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Pavel Curtis
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