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2004-10-27 20:25:04 +00:00

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<!-- Copyright (c) 1998, 1999 Nik Clayton, All rights reserved.
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POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: 1.28
$FreeBSD$
-->
<chapter id="tools">
<title>ツール</title>
<para>FDP では FreeBSD の文書を管理したり、
他の出力形式に整形したりするため、さまざまなソフトウェアツールを利用します。
FreeBSD の文書で作業するには、あなた自身がそれらのツールを使う必要があります。
</para>
<para>これらのツールはすべて FreeBSD の port や package として入手可能で、
インストール作業は非常に簡単です。
</para>
<para>以下の章に書かれた例を試すには、あらかじめ
これらのツールがインストールされていなければなりません。
各ツールの実際の利用方法は、その例が書かれた章で説明されています。
</para>
<tip>
<title>できるだけ <filename role="package">textproc/docproj</filename> を利用してください</title>
<para><filename role="package">textproc/docproj</filename> の port
を使うとインストールする手間を大きく省くことができます。これは
<emphasis>メタ (meta) port</emphasis> と呼ばれる port で、
その中にソフトウェアを含むかわりに、他のさまざまな port
が正しくインストールされるように依存関係がつくられているものです。
この port をインストールすると、
この章であげられているソフトウェアが
自動的に<emphasis>すべてダウンロードされ、インストールされます</emphasis>。
</para>
<para>必要となるパッケージの一つに、JadeTeX マクロセットというものがあります。
このマクロセットは、インストール時に &tex
がインストールされていることを必要とします。&tex
は非常に大きなパッケージですが、Postscript や PDF
形式の出力を行なわないならばインストールの必要はありません。
</para>
<para>時間とディスクスペースの節約のため、
この port をインストールする際に、JadeTeX (すなわち TeX を含む)
を必要とするかどうかを指定する必要があります。
次のいずれかを、場合に応じて実行して下さい。
</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>make JADETEX=yes install</userinput></screen>
<para>または</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>make JADETEX=no install</userinput></screen>
<para>もしくは <filename role="package">textproc/docproj-jadetex</filename>
や <filename role="package">textproc/docproj-nojadetex</filename>
をインストールしてもよいでしょう。
これらのスレーブ ports は変数 <makevar>JADETEX</makevar> を定義し、
同じアプリケーション一式をマシンにインストールします。
<application>JadeTeX</application> をインストールしなければ、
HTML か ASCII テキストしか生成できないことに注意してください。
PostScript や PDF を出力するには <application>TeX</application> が必要です。
</para>
</tip>
<sect1 id="tools-mandatory">
<title>必須のツール</title>
<sect2>
<title>ソフトウェア</title>
<para>以下のプログラムは、FreeBSD
の文書で快適に作業するために必要なものであり、文書を
HTML、プレインテキストや RTF 形式に変換することができます。
これらはすべて、
<filename role="package">textproc/docproj</filename>
に含まれています。</para>
<variablelist>
<varlistentry>
<term><application>SP</application>
(<filename role="package">textproc/sp</filename>)</term>
<listitem>
<para>正当性検査のための SGML パーサや
SGML 正規化ツールを含むアプリケーションのセットです。
</para>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term><application>Jade</application>
(<filename role="package">textproc/jade</filename>)</term>
<listitem>
<para>DSSSL の実装です。これはマークアップされた文書を HTML
や TeX といった他の形式に変換するために使われます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term><application>Tidy</application>
(<filename role="package">www/tidy</filename>)</term>
<listitem>
<para>HTML 整形ツールです。
これは自動生成された HTML 文書を整形し、
より利用しやすいものにするために使われます。
</para>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term><application>Links</application>
(<filename role="package">www/links</filename>)</term>
<listitem>
<para>HTML ファイルをプレインテキストに変換することのできる
テキストモードの WWW ブラウザです。</para>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term><application>peps</application>
(<filename role="package">graphics/peps</filename>)</term>
<listitem>
<para>いくつかの文書には画像が含まれており、その中には
EPS 形式で格納されているファイルがあります。
ウェブブラウザが表示できるように
PNG 形式に変換するために使われます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
</variablelist>
</sect2>
<sect2>
<title>文書型定義 (DTD) と実体宣言 (entity)</title>
<para>以下にあげるのは、FDP で使われている DTD と実体宣言集合 (entity set)です。
これらはいずれも、文書を取り扱う前に必要となります。
</para>
<variablelist>
<varlistentry>
<term>HTML DTD (<filename role="package">textproc/html</filename>)</term>
<listitem>
<para>HTML は、World Wide Web で採用されているマークアップ言語です。
これは FreeBSD ウェブサイト全体でも利用されます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term>DocBook DTD (<filename role="package">textproc/docbook</filename>)</term>
<listitem>
<para>DocBook は、技術文書のマークアップのために設計された DTD です。
FreeBSD の文書はすべて DocBook で記述されています。
</para>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term>ISO 8879 公開実体宣言
(<filename role="package">textproc/iso8879</filename>)</term>
<listitem>
<para>ISO 8879:1986 に規定された 19 種類の 文字実体集合です。
これはたくさんの DTD で利用されるもので、数学記号や latin
文字集合の追加文字 (アクセント記号、発音記号など)、
ギリシャ文字などが含まれます。
</para>
</listitem>
</varlistentry>
</variablelist>
</sect2>
<sect2>
<title>スタイルシート</title>
<para>スタイルシートは、文書を画面表示や印刷などに利用される形式に変換、
整形するために使われます。
</para>
<variablelist>
<varlistentry>
<term>Modular DocBook Stylesheets
(<filename role="package">textproc/dsssl-docbook-modular</filename>)</term>
<listitem>
<para>Modular DocBook Stylesheets は、
DocBook DTD でマークアップされた文書を HTML や RTF
形式に変換するのに使われます。</para>
</listitem>
</varlistentry>
</variablelist>
</sect2>
</sect1>
<sect1 id="tools-optional">
<title>必須でない (optional) ツール</title>
<para>もし必要性を感じないなら、以下にあげるソフトウェアはインストールしなくともかまいません。
しかしインストールしていれば、文書の取り扱いに便利だと感じるでしょうし、
これらを使うことで、より多様な出力形式で文書を出力することが可能となります。
</para>
<sect2>
<title>ソフトウェア</title>
<variablelist>
<varlistentry>
<term><application>JadeTeX</application> および
<application>teTeX</application>
(<filename role="package">print/jadetex</filename> および
<filename role="package">print/teTeX</filename>)</term>
<listitem>
<para><application>Jade</application> と
<application>teTeX</application> は、
DocBook 文書を DVI, Postscript, PDF の各形式に変換するのに使われます。
また、このとき <application>JadeTeX</application> マクロも必要となります。
</para>
<para>文書をそのような形式に変換しなくて良い
(たとえば HTML, プレインテキスト、RTF で十分であるような) 場合には、
<application>JadeTeX</application> および
<application>teTeX</application> をインストールする必要はありません。
これらのインストールには大きなディスクスペースと時間を必要とします。
<application>teTeX</application> は、30MB を超える大きなものです。
</para>
<important>
<para><application>JadeTeX</application> と
<application>teTeX</application>
をインストールする場合には、
<application>JadeTeX</application> がインストールされた後、
<application>teTeX</application> の設定を行なわなければなりません。
必要な手順の詳細は、
<filename>print/jadetex/pkg-message</filename>
に説明されています。</para>
</important>
</listitem>
</varlistentry>
<varlistentry>
<term><application>Emacs</application> もしくは
<application>XEmacs</application>
(<filename role="package">editors/emacs</filename> もしくは
<filename role="package">editors/xemacs</filename>)</term>
<listitem>
<para>このエディタは両方とも、SGML DTD
でマークアップされた文書を編集するための特別なモードを備えています。
このモードには、
必要なタイプ量や誤りを低減するためのコマンドがあります。
</para>
<para>どのようなテキストエディタでもマークアップされた文書を編集することは可能ですので、
これらを使う必要があるというわけではありません。
しかしおそらく、これらは便利なものだと感じると思います。
</para>
</listitem>
</varlistentry>
</variablelist>
<para>もし、この他に SGML 文書を扱うために有用なソフトウェアをご存知でしたら、
&a.doceng; までお知らせ下さい。
このリストに加えさせていただきます。
</para>
</sect2>
</sect1>
</chapter>
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