I'm very pleased to announce the release of our new website and documentation using the new toolchain with Hugo and AsciiDoctor. To get more information about the new toolchain please read the FreeBSD Documentation Project Primer[1], Hugo docs[2] and AsciiDoctor docs[3]. Acknowledgment: Benedict Reuschling <bcr@> Glen Barber <gjb@> Hiroki Sato <hrs@> Li-Wen Hsu <lwhsu@> Sean Chittenden <seanc@> The FreeBSD Foundation [1] https://docs.FreeBSD.org/en/books/fdp-primer/ [2] https://gohugo.io/documentation/ [3] https://docs.asciidoctor.org/home/ Approved by: doceng, core
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.\" $Id: curs_addch.3,v 1.4 2002-05-18 07:12:54 horikawa Exp $
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.\"
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.\" $FreeBSD$
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.\"
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.TH curs_addch 3 ""
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.SH 名称
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\fBaddch\fR, \fBwaddch\fR, \fBmvaddch\fR, \fBmvwaddch\fR,
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\fBechochar\fR,
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\fBwechochar\fR - 文字を (属性とともに) \fBncurses\fR ウィンドウに追加してから、カーソルを進める
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.SH 書式
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\fB#include <ncurses.h>\fR
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\fBaddch(chtype ch);\fR
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.br
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\fBwaddch(WINDOW *win, chtype ch);\fR
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.br
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\fBmvaddch(int y, int x, chtype ch);\fR
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.br
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\fBmvwaddch(WINDOW *win, int y, int x, chtype ch);\fR
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.br
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\fBechochar(chtype ch);\fR
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.br
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\fBwechochar(WINDOW *win, chtype ch);\fR
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.br
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.SH 解説
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\fBaddch\fR, \fBwaddch\fR, \fBmvaddch\fR
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および \fBmvwaddch\fR の各ルーチンは、
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指定のウィンドウの現在のウィンドウ位置に文字 \fIch\fR を設定し、
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その位置を進行します。
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これらは \fBstdio\fR(3) の \fBputchar\fR に類似しています。
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進行が右端余白の場合、カーソルは自動的に次の行の先頭にラップします。
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\fBscrollok\fR が有効な場合、スクロール領域の下端では、
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スクロール領域が 1 行だけ上にスクロールします。
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\fIch\fR がタブ、改行、またはバックスペースの場合、
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カーソルはウィンドウ内部で適切に移動させられます。
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改行は \fBclrtoeol\fR を行ってから移動します。
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タブは、8 カラムごとにあると見なされます。
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\fIch\fR がタブ、改行、バックスペース以外の制御文字の場合、
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それは \fB^\fR\fIX\fR 表記で描かれます。
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制御文字を追加した後に \fBwinch\fR を呼び出しても、
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制御文字は戻らず、代わりに制御文字の表現が返されます
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(制御文字を文字どおり送るには、\fBechochar\fRを使用します)。
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ビデオ属性は 1 つの文字と論理和 (OR) を取ることによって、
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結合されてパラメータに入れることができます。
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この結果、これらの属性も設定されることになります
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(ここで意図することは、属性を含めてテキストが、
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\fBinch\fR と \fBaddch\fR を使用して、
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ある場所から別の場所にコピーできるということです)。
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[ curs_attr(3) ページの、定義済みビデオ属性定数である
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\fBstandout\fR を参照してください]。
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\fBechochar\fR ルーチンと \fBwechochar\fR ルーチンは、
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\fBaddch\fR の呼び出しの後に
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\fBrefresh\fR の呼び出しが続いたもの、
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または \fBwaddch\fR の呼び出しの後に
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\fBwrefresh\fR の呼び出しが続いたものと機能的に同等です。
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1 つの文字だけが出力されていることを考慮に入れ、
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制御文字でない文字の場合は、これらのルーチンを、
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同等のものの代わりに使用すると、性能が大幅に向上することがあります。
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.SS ライングラフィックス
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以降の変数を使用して、\fBaddch\fR ファミリのルーチンで、
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ライン描画文字を画面に追加できます。
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以下にリストしたデフォルト文字が使用されるのは、
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\fBacsc\fR 機能がターミナル固有の代わりのものを定義しない場合です。
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名前は VT100 命名法から取ってあります。
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.TS
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l l l
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_ _ _
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l l l.
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\fl名称\fR \fIデフォルト\fR \fI記述\fR
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ACS_ULCORNER + 左上コーナー
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ACS_LLCORNER + 左下コーナー
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ACS_URCORNER + 右上コーナー
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ACS_LRCORNER + 右下コーナー
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ACS_RTEE + 右ツリー
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ACS_LTEE + 左ツリー
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ACS_BTEE + 下端ツリー
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ACS_TTEE + 上端ツリー
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ACS_HLINE - 水平線
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ACS_VLINE | 垂直線
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ACS_PLUS + プラス
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ACS_S1 - 走査線 1
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ACS_S9 \&_ 走査線 9
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ACS_DIAMOND + ダイアモンド
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ACS_CKBOARD : チェッカーボード (点描)
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ACS_DEGREE ' 度のシンボル
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ACS_PLMINUS # プラス / マイナス
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ACS_BULLET o ブレット
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ACS_LARROW < 左向き矢印
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ACS_RARROW > 右向き矢印
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ACS_DARROW v 下向き矢印
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ACS_UARROW ^ 上向き矢印
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ACS_BOARD # 正方形のボード
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ACS_LANTERN # ランタンのシンボル
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ACS_BLOCK # 埋められた正方形のブロック
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.TE
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.SH 戻り値
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ルーチンはすべて、処理が失敗すると整数 \fBERR\fR で返ります。
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処理が成功して完了すると、\fBERR\fR 以外の整数値が返されます。
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ただし、これまでのルーチンの説明で異なるように注記した場合は別です。
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.SH バグ
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.SH 注釈
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\fBaddch\fR, \fBmvaddch\fR, \fBmvwaddch\fR
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および \fBechochar\fR はマクロである可能性があります。
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386 と 486 のコンソールでは、
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\fBwechochar\fR に上位ビットを設定した引数を指定すると、
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対応する高さが半分の ASCIIZ グラフィックが生成されます
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(SVr4 curses にもこの特徴がありますが、
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ドキュメントに記載はされていません)。
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しかし、制御文字引数は通常、対応するグラフィックを作成しないものです。
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CR, NL, FF および TAB のような文字は、
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通常、コンソールドライバ自体によって解釈され、
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ESC は制御シーケンスの先頭と解釈されます。
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.SH 関連項目
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\fBncurses\fR(3),
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\fBcurs_attr\fR(3),
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\fBcurs_clear\fR(3),
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\fBcurs_inch\fR(3),
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\fBcurs_outopts\fR(3),
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\fBcurs_refresh\fR(3),
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\fBputc\fR(3).
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