mirrors.sgml : 1.92 -> 1.96
stable.sgml : 1.17 -> 1.18
Submitted by: Ichimiya Ryo <ryo@azusa.shinshu-u.ac.jp>
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<!-- $Id: stable.sgml,v 1.13 1998-11-25 22:23:59 motoyuki Exp $ -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.18 -->
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<sect><heading>FreeBSD の安定状態の持続<label id="stable"></heading>
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<p><em>原作: &a.jkh;.</em>
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<p><em>訳: &a.iwasaki;.</em>
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THE FREEBSD STABLE POLICY
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Last updated: $Date: 1998-11-25 22:23:59 $
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This document attempts to explain the rationale behind
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FreeBSD-stable, what you should expect should you decide to run it,
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and states some prerequisites for making sure the process goes as
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smoothly as possible.
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<itemize>
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<item><em>FreeBSD-stable ってなに?</em>
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<p>FreeBSD-stable は, 次の本流のリリースを目指した新機能をあまり採り入
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れない保守的な変更のための開発の支流です. 実験的またはテスト未完の変更
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はこの支流には取り入れられません (<ref id="current" name="最新の
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FreeBSD を追いかける"> 参照).
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<item><em>誰が FreeBSD-stable を必要としているの?</em>
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<p>もしあなたが仕事で使用しているとか, なによりも FreeBSD システムの安
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定性を最重要視するなら, <em>stable</em> を追いかけることを考えるべきで
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しょう. <em>stable</em>の支流は前のリリースに関して効果的にバグフィッ
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クスされた流れであるため, 最新のリリース (<htmlurl
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url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/&rel.current;-RELEASE"
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name="&rel.current;-RELEASE"> 執筆時点) をインストールしているのであれば, 特に
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そうです.
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<p><em>stable</em> ツリーが常に完全に互換性があり安定するように努力し
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ていますが, たまに間違いがあることに注意してください (結局, 内容が吟味
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されずに素早く送られた変更を含むソースがまだあるのです). また,
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<em>current</em> を <em>stable</em> へ移行する前に完璧なテストフィック
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スに最善を尽くしますが, 私たちのテストはすべてのケースを十分に網羅して
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いるとは限りません. もし何か <em>stable</em> で不具合があるようでした
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ら, 私たちに<em>すぐに</em>教えてください (次の節参照).
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<item><em>FreeBSD-stable を入手する</em>
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<p><enum><item> &a.stable へ加わってください. このメーリングリスト
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では, <em>stable</em> の構築に関連する事柄や, その他の注意すべき点
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に関する情報が流れています. また開発者は議論の余地がある修正や変更
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を考えている場合に, このメーリングリストで公表し, 提案された変更に
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関して問題が生じるかどうかを返答する機会をユーザに与えます.
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<p>メーリングリストに参加するには, &a.majordomo へメッセージの本文に
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次のように書いたメールを送ってください:
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<verb>
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subscribe freebsd-stable
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</verb>
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<p>オプションとして本文に `help' と書けば, Majordomo は私たちがサポー
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トする様々なメーリングリストに参加 / 脱退する方法に関する詳しいヘ
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ルプを送付します.
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<item><p>もし, あなたが新しいシステムを可能な限り -stable に近いものに
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インストールしようとする場合には, 最新のブランチの snapshot を
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<url url="ftp://releng22.freebsd.org/pub/FreeBSD"
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name="ftp://releng22.freebsd.org/pub/FreeBSD"> から取得し, これを一般の
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リリースのものと同様にインストールしてください.
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<item><p>もし, 既に 2.2 系列の前のリリースが動いている場合で, これを
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ソースからアップグレードしようとするならば, ftp.FreeBSD.ORG より簡単に
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これを行う事が出来ます. これには次の 3つの方法があります.
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<enum>
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<item><p><ref id="ctm" name="CTM"> 機能を使用する. 転送レートが
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安定している TCP/IP 接続でない場合は, この方法が適して
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います.
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<item><p><ref id="cvsup" name="cvsup"> を
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<url url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/stable-supfile" name="この supfile">
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を用いて使用する. 一度コレクション全体を入手してしまえば,
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前回からの変更部分だけですむので, 2番目に推奨される方法で
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す. 多くの人が cron から cvsup を実行し, 自動的にソースコー
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ドを最新の状態に保っています. これを簡単に扱うには次のように
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タイプしてください.
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<verb>
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pkg_add -f ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/CVSup/cvsupit.tgz
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</verb>
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<item><p>ftp を使用する. FreeBSD-stable 用のソースツリーは
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常に次のところで「公開」されています :
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<htmlurl url="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable"
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name="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable">
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<p>私たちはまた, tar/compress でツリー全体を入手できる
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`wu-ftpd' を使用しています. 例えば :
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<verb>
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usr.bin/lex
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</verb>
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に対して:
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<verb>
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ftp> cd usr.bin
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ftp> get lex.tar.Z
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</verb>
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とすることにより, ディレクトリ全体を compress された tar
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ファイルとして入手することができます.
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</enum>
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<item><p>基本的には, ソースに迅速でオンデマンドなアクセスが必要で,
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接続のバンド幅が問題でなければ, cvsup か ftp を使いましょう. そうで
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ない場合は CTM を使いましょう.
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<item><p>stable をコンパイルする前に, /usr/src にある Makefile をよ
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く読んでください. 少なくとも一回はアップグレードの処理の一部として
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最初に `<ref id="makeworld" name="make world">'
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を実行するべきでしょう. &a.stable を読めば, 次のリリースに移行する
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に当たって時々必要となる既存システムからの新システムの構築手順に
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ついての最新情報が得られるでしょう.
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</enum>
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</itemize>
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