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SUZUKI Koichi 76f6e814c6 Initial translation for nslookup.1.
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2005-07-11 13:14:17 +00:00

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Groff

.\" Copyright (C) 2004 Internet Systems Consortium, Inc. ("ISC")
.\"
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.\" PERFORMANCE OF THIS SOFTWARE.
.\"
.\" %Id: nslookup.1,v 1.1.6.2 2004/08/20 02:29:39 marka Exp %
.\" $FreeBSD$
.\"
.TH "NSLOOKUP" "1" "Jun 30, 2000" "BIND9" ""
.SH 名称
nslookup \- インターネットネームサーバに対話的に問い合わせる
.SH 書式
.sp
\fBnslookup\fR [ \fB-option\fR ] [ \fBname | -\fR ] [ \fBserver\fR ]
.SH "解説"
.PP
\fBnslookup\fR
はインターネットネームサーバに問い合わせを行います。
\fBnslookup\fR
には対話モードと非対話モードの 2 つのモードがあります。
対話モードでは、
様々なホストやドメインの情報をネームサーバに対して問い合わせたり、
あるドメイン内のホスト一覧を表示することができます。
非対話モードでは、あるホストもしくはドメインの名前および
要求した情報のみが表示されます。
.SH "引数"
.PP
次の場合は対話モードに入ります。
.IP 1.
引数が与えられなかったとき (デフォルトのネームサーバを利用します)。
.IP 2.
最初の引数がハイフン (-) であり、2 番目の引数がネームサーバの
ホスト名もしくは IP アドレスであるとき。
.PP
検索したいホストの名前もしくは IP アドレスが最初の引数として与えられた場合は、
非対話モードになります。
2 番目の引数はオプションで、ネームサーバのホスト名もしくは IP アドレスを
指定します。
.PP
オプションはコマンドラインで指定することも可能です。その場合、
前にハイフンをつけ、引数より先に書きます。たとえば、デフォルトの問い合わせを
ホスト情報に変更し、初期タイムアウトを 10 秒とするには、
.PP
.sp
.nf
nslookup -query=hinfo -timeout=10
.sp
.fi
とします。
.SH "対話コマンド"
.TP
\fBhost [server]\fR
host についての情報を現在のデフォルトサーバ、もしくは
server が指定されている場合はそのサーバに問い合わせます。
host が IP アドレスであり、問い合わせタイプが A もしくは PTR
であるときは、ホスト名が返されます。
host が 名前であり、最後にピリオドがないときには、
名前の修正のためにサーチリストが使われます。
現在のドメインにないホストについて調べるときには、
名前の末尾にピリオドを付加します。
.TP
\fBserver \fIdomain\fB\fR
.TP
\fBlserver \fIdomain\fB\fR
デフォルトサーバを \fIdomain\fR に変更します。
lserver は \fIdomain\fR についての情報を探すのに初期サーバを使い、
server は現在のデフォルトサーバを使います。
公式の答えが見つからないときには、答えを持つ可能性のある
サーバ名が返されます。
.TP
\fBroot\fR
実装されていません
.TP
\fBfinger\fR
実装されていません
.TP
\fBls\fR
実装されていません
.TP
\fBview\fR
実装されていません
.TP
\fBhelp\fR
実装されていません
.TP
\fB?\fR
実装されていません
.TP
\fBexit\fR
プログラムを終了します。
.TP
\fBset \fIkeyword[=value]\fB\fR
このコマンドは探索に影響するオプションを変更するのに使われます。
有効な keyword は以下の通りです。
.RS
.TP
\fBall\fR
よく使われる \fBset\fR のオプションの現在の値を表示します。
現在のデフォルトサーバとホストに関する情報も表示されます。
.TP
\fBclass=\fIvalue\fB\fR
問い合わせのクラスを次のいずれかに変更します。
.RS
.TP
\fBIN\fR
インターネットクラス
.TP
\fBCH\fR
chaos クラス
.TP
\fBHS\fR
hesiod クラス
.TP
\fBANY\fR
ワイルドカード
.RE
.PP
クラスは情報のプロトコルグループを特定します。
(デフォルト = IN; 略記 = cl)
.TP
\fB\fI[no]\fBdebug\fR
デバッグモードにします。
サーバに送られるパケットとそれに対する返答について、
より多くの情報が表示されます。
(デフォルト = nodebug; 略記 = [no]deb)
.TP
\fB\fI[no]\fBd2\fR
デバッグモードにします。
サーバに送られるパケットとそれに対する返答について、
より多くの情報が表示されます。
(デフォルト = nod2)
.TP
\fBdomain=\fIname\fB\fR
サーチリストを \fIname\fR に設定します。
.TP
\fB\fI[no]\fBsearch\fR
問い合わせ要求にピリオドが少なくとも 1 つ含まれているが
ピリオドで終ってはいない場合、
答えが受け取れるまで、ドメインサーチリスト内のドメイン名を付加します。
(デフォルト = search)
.TP
\fBport=\fIvalue\fB\fR
デフォルトのネームサーバの TCP/UDP ポートを \fIvalue\fR に変更します。
(デフォルト = 53; 略記 = po)
.TP
\fBquerytype=\fIvalue\fB\fR
.TP
\fBtype=\fIvalue\fB\fR
問い合わせる情報の種類を変更します。
(デフォルト = A; 略記 = q, ty)
.TP
\fB\fI[no]\fBrecurse\fR
サーバが情報を持っていないときに、
他のサーバに問い合わせるよう指示します。
(デフォルト = recurse; 略記 = [no]rec)
.TP
\fBretry=\fInumber\fB\fR
リトライ回数を number 回とします。
.TP
\fBtimeout=\fInumber\fB\fR
返答を待つ初期タイムアウト間隔を
number 秒に変更します。
.TP
\fB\fI[no]\fBvc\fR
サーバに要求を出すときに、常に仮想回路 (virtual circuit) を使います。
(デフォルト = novc)
.RE
.SH "関連ファイル"
.PP
\fI/etc/resolv.conf\fR
.SH "関連項目"
.PP
\fBdig\fR(1),
\fBhost\fR(1),
\fBnamed\fR(8).
.SH "作者"
.PP
Andrew Cherenson