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SUZUKI Koichi 72c39dee78 Catch up with 5.4-Release.
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2005-07-11 13:09:56 +00:00

190 lines
5.6 KiB
Groff

.\" %NetBSD: rm.1,v 1.7 1995/03/21 09:08:22 cgd Exp %
.\"
.\" Copyright (c) 1990, 1993, 1994
.\" The Regents of the University of California. All rights reserved.
.\"
.\" This code is derived from software contributed to Berkeley by
.\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.
.\"
.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
.\" modification, are permitted provided that the following conditions
.\" are met:
.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright
.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer.
.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright
.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the
.\" documentation and/or other materials provided with the distribution.
.\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors
.\" may be used to endorse or promote products derived from this software
.\" without specific prior written permission.
.\"
.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND
.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE
.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE
.\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE
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.\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS
.\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION)
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.\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)rm.1 8.5 (Berkeley) 12/5/94
.\" %FreeBSD: src/bin/rm/rm.1,v 1.29.2.1 2004/11/28 14:19:20 delphij Exp %
.\"
.\" $FreeBSD$
.Dd January 28, 1999
.Dt RM 1
.Os
.Sh 名称
.Nm rm ,
.Nm unlink
.Nd ディレクトリエントリの削除
.Sh 書式
.Nm
.Op Fl dfiIPRrvW
.Ar
.Nm unlink
.Ar file
.Sh 解説
.Nm
は、
コマンドラインから指定された非ディレクトリタイプのファイルを削除します。
指定されたファイルに書き込みパーミッションがなく、
標準入力がターミナルだった場合、
削除を実行してよいかどうかの確認を (標準エラー出力を使って) 求めます。
.Pp
オプションとしては以下のものがあります:
.Bl -tag -width Fl
.It Fl d
ディレクトリも、他のタイプのファイルと同様に削除します。本オプション
なしに file としてディレクトリを指定した場合、エラーになります。
.It Fl f
ファイルのパーミッションに関わらす、確認せずにファイルの
削除を行います。
ファイルが存在しない場合にもエラーメッセージは表示せず、終了ステータス
もエラーを返しません。
.Fl f
オプション以前に書かれた
.Fl i
オプションを無視します。
.It Fl i
ファイルのパーミッションや標準入力がターミナルであるかどうかに関わらず、
指定された各ファイルを削除する前に、確認を求めるようになります。
.Fl i
オプション以前に書かれた
.Fl f
オプションを無視します。
.It Fl I
3 個より多いファイルの削除、またはディレクトリの再帰的な削除をしようとした場合には、
一度確認を求めるようになります。
このオプションは
.Fl i
ほど煩わしくはありませんが、誤りの防止に対してはほぼ同じ程度の効果があります。
.It Fl P
ファイルを削除する前に上書きします。まず 0xff のバイトパターンで、次に
0x00 で、そして最後にもう一度 0xff で上書きし、削除します。
.It Fl R
引数 file として指定したディレクトリを再帰的に削除します。
.Fl R
オプションは、暗黙のうちに
.Fl d
オプションが指定されたものとします。
.Fl i
オプションが指定されているときには、最初にディレクトリを
削除する/しないの確認が求められ、さらに奥のディレクトリについても
各ディレクトリの中身の削除に移る前に確認が求められます。
確認に対して削除すると答えなかった場合には、それ以下のディレクトリは
スキップされます。
.Pp
.It Fl r
.Fl R
と同じです。
.It Fl v
ファイルを削除するときに冗長になり、削除する時ファイルを表示します。
.It Fl W
削除したファイルを回復しようとします。
現在このオプションは、
ホワイトアウトされたファイルを回復するためにのみ使用可能です。
.El
.Pp
.Nm
は、シンボリックリンクを削除するときリンクは削除しますが、
リンクが参照しているファイルは削除しません。
.Pp
ファイル
.Dq .\&
.Dq ..
を削除しようとするとエラーになります。
.Pp
本ユーティリティが
.Nm unlink
として呼ばれた場合、非ディレクトリの単一引数のみが指定可能です。
この単純モード動作では、オプションは指定不可であり、渡された引数に対し
.Xr unlink 2
動作を実行します。
.Pp
指定したファイルをすべて削除した場合か、
.Fl f
オプションが指定され、存在するファイルがすべて削除された場合に 0 を返します。
エラーが起きた場合は 0 より大きな値を返します。
.Sh
.Nm
は引数をパースするために
.Xr getopt 3
を使用します。getopt は
.Sq Li --
引数を受け付けます。これはフラグオプションの読み込みを終了させます。
それゆえ、ダッシュ
.Pq Sq -
で始まるファイルを削除できます。
例えば:
.Dl rm -- -filename
絶対もしくは相対参照を用いることで同様の効果が得られます。
例えば:
.Dl rm /home/user/-filename
.Dl rm ./-filename
.Sh 関連項目
.Xr chflags 1 ,
.Xr rmdir 1 ,
.Xr undelete 2 ,
.Xr unlink 2 ,
.Xr fts 3 ,
.Xr getopt 3 ,
.Xr symlink 7
.Sh バグ
.Fl P
オプションではファイルシステムが固定ブロック長であると仮定されます。
UFS は固定長ファイルシステムですが、LFS はそうではありません。
さらに、通常ファイルは上書きされますが、それ以外の種類のファイルは
上書きされません。
.Sh 互換性
.Nm
は、
.Fl f
オプションが存在しないファイルに対するエラーのみをマスクする点が伝統的
実装と異なります。
.Fl v
は標準ではありませんし、スクリプト中での使用はお勧めしません。
.Pp
また、伝統的
.Bx
実装では標準エラー出力ではなく標準出力に確認が出力されていました。
.Sh 規格
.Nm
コマンドは、
.St -p1003.2
互換です。
.Pp
単純化された
.Nm unlink
.St -susv2
準拠です。
.Sh 歴史
.Nm
コマンドは
.At v1
から登場しました。