doc/ja_JP.eucJP/man/man3/pam_authenticate.3
Kazuo Horikawa 996d2f02f9 Recent update of man3 entries
Submitted by:	Yuko Sasaki <yuko@veltec.co.jp>
2002-11-03 06:38:28 +00:00

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2 KiB
Groff

.\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source.
.\" $Id: pam_authenticate.3,v 1.5 2002-11-03 06:38:28 horikawa Exp $
.\" %FreeBSD: src/contrib/libpam/doc/man/Attic/pam_authenticate.3,v 1.2.6.2 2001/06/11 15:28:11 markm Exp %
.\" Copyright (c) Andrew G. Morgan 1996-7 <morgan@parc.power.net>
.\" $FreeBSD$
.TH PAM_AUTHENTICATE 3 "1996 Dec 9" "PAM 0.55" "App. Programmers' Manual"
.SH 名称
pam_authenticate \- ユーザの認証
.SH 書式
.B #include <security/pam_appl.h>
.sp
.BI "int pam_authenticate(pam_handle_t " *pamh ", int " flags ");"
.sp 2
.SH 解説
.B pam_authenticate
.br
この関数を使用すると、申請ユーザを認証できます。この関数は、
.BR PAM
で認証モジュールに
.I ダイナミックに
リンクされており、
この認証モジュールが認証を行ないます。
アプリケーションが認証の本質に関わることはありません。
.br
認証が問題なく終了すると、認証されたユーザの
.BR 名前
.BR PAM
アイテム
.BR PAM_USER
に入ります。
このアイテムは、
.BR pam_get_item "(3)"
を呼び出して取得できます。
.br
アプリケーション開発者は、認証モジュールが対話メカニズム (
.BR pam_start "(3)"
参照)
でユーザにユーザ名を入力させることがあることに注意する必要があります。
この場合は、ユーザプロンプトストリングを
.BR PAM_USER_PROMPT
アイテム (
.BR pam_set_item "(3)"
参照)
で設定できます。
.SH 戻り値
問題がない場合は
.BR PAM_SUCCESS
が戻されます。その他の値が戻された場合は、
認証で問題が発生したとみなされ、以前に呼び出した
.BR pam_fail_delay "(3)"
で指定された値だけ
.I 遅延
が発生します。
とくに注意が必要なエラーは以下のとおりです。
.TP
.B PAM_ABORT
アプリケーションをすぐに終了する必要があります。もちろん最初に
.BR pam_end "(3)"
を呼び出してください。
.TP
.B PAM_MAXTRIES
アプリケーションがユーザの認証を何度も繰り返しています。
認証を止めてください。
.SH エラー
.BR pam_strerror "(3)"
でテキストに変換できます。
.SH 準拠
DCE-RFC 86.0, October 1995.
.SH バグ
.sp 2
見つかっていません。
.SH 関連項目
.BR pam_start "(3), "
.BR pam_get_item "(3), "
.BR pam_fail_delay "(3), "
.BR pam_strerror "(3)"
.BR システム管理者
.BR モジュール開発者
.BR アプリケーション開発者
用の
.BR PAM
ガイドも参照してください。